56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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[其の狼は、咆哮する―――…]
(*0) 2011/06/29(Wed) 15時半頃
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[ ――その身は一匹の『狼』 ]
[その両足は疾風になる四肢。 草原を駆け抜け、鹿を追い詰める風の様に。
その両腕は鋭利に光る犬歯。 鹿を屠り、害敵の肉を噛み切る牙の様に]
[それが『狼』の戦い方。 騎士達全てが一匹の『狼』として獲物を引き裂く、赤騎士団の猛威]
(*1) 2011/06/29(Wed) 15時半頃
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[……僕は『騎士』には成れない。 何故なら、僕は『狼』だから。
だから微かに心の底で感じる。 『狼』の不思議な縁、或いは運命かも知れない。 でも、まだ今は僕の心は覚悟を決めていない。 決めれていない。
『狼』が咆える時は、それでも直ぐ其処まで来ているのに**]
(*2) 2011/06/29(Wed) 15時半頃
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[風がどんな想いを運ぼうとも、 狼の名を背負い、剣を交えれば、 どくりと高鳴る心臓は抑えられない。
血が身体全体に行き渡り、 瞳の奥が熱くなるのを感じた。]
…―――ッ!
[振り翳す剣は、狼の牙。]
(*3) 2011/06/29(Wed) 16時半頃
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[鳴り響く咆哮に呼応する様に、其の雌の狼があげた咆哮は 何処か悲しみに満ちたような咆哮で。]
(*4) 2011/06/29(Wed) 19時頃
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[其の狼は、何処にその悲しみに満ちた牙を向けて良いのかわからずに。 ただ、悲しみの声をあげる。**]
(*5) 2011/06/29(Wed) 19時頃
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[ 其の狼の、全てを受け止めるため。]
(*6) 2011/06/29(Wed) 20時半頃
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俺たちに許されたのは、鳴くことだけだろ。
(*7) 2011/06/29(Wed) 20時半頃
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あぁ、その通りだ―――…。
[目の前の同胞の囁きに、上手く働いていない頭のままに、本能で頷いた。]
(*8) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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―――… 俺に、ついて来てくれるか?
(*9) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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[咳払いをひとつ、 その後]
…聞こえるか、ベネット。
お前が団長をやらないってんなら、俺がやる。 けど、俺一人じゃ駄目なんだ。
お前の力が、必要なんだ。
[お互いの、足りない部分を補い合えば―――]
副団長に、なって欲しい。
(*10) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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[目の前に佇む同胞の声には、しばらくの沈黙を。 墓地で言葉を交わしたもう一人の同胞が、何と返事をするのだろうかと。
息を殺す様に、耳をたてた。]
(*11) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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何をやらないとダメなのか。 そんな事位解ってるよ……。
[僕は、騎士団の人間だ。赤の狼だ。 でも、僕はそれ以上に父さんの子で。 それは、僕の様な適任はそう居ないと言う事]
(*12) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[イアンに…。僕よりもずっと団長として適任に思えてしまう彼の存在に。 甘えてしまっている]
……最低だ……僕……
[もし彼が今この騎士団に居なければ。 僕以外に適任も居ない騎士団で、僕は言えなかったと思う。
『泣き言』を]
(*13) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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僕たちに許されたのは、鳴く事だけなのに。
(*14) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[『「弱さ」とは「恐れ」のヴェールに包まれる』。 赤騎士団の僕ですら何度も聞いた、セドリック副団長の言葉をこんな時に思い出す]
……言わなかったのは…。 …父さんが何も言わなかったのは…。
僕の、僕達の事。 信頼してくれていたからだと思うのに。
[それは、『弱さ』が無ければ、『恐れ』も無いと言う事。 ―『恐れ』があると言う事そのものが、『弱さ』の証明だと言う事]
(*15) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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――くそっ……!
[見張り台の欄干はギリリ、と軋む。 まるで弱い狼の鳴き声みたいに、軋む音が虚空に融ける]
最低だ…。
[もう解っている。だから僕はそれを認める。 何て事ない。 僕はただ、その重責を恐れて居るだけだ]
(*16) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[ 守りたい――! ]
[彼方の平原に揺れる、大きく蠢く獣の姿を前に。 この砦を、この騎士団を、この場所を守りたいと心も体も叫んでるのに。
ただ最後に、『弱さ』だけが振り切れない]
(*17) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[朝を重ねる程に重く響いてくる、父親の偉大さ。 比例する様に高まる、期待と言う団長の重責]
僕が弱いから…!
[そんな時に、父さんを超える程の剣の腕を持っていた『彼』が居て。 いっそ彼に全て任せてしまいたい。重責を受け止めきる自信がない。 だから今も僕は…]
(*18) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[父さんから、団長から、重責から、恐れから、弱さから――]
逃げてる。
[一粒に零れた涙だけは、同胞に響いてしまったか]
(*19) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[やがて狼の咆哮が。同胞の覚悟が響く]
僕が副団長に……? 僕の力が、必要なの……?
[その返答を待っているのは、彼一人だけでは無い。 狼としての同胞皆が、その意志を確かめる様に耳を立てている]
(*20) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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僕は―― 副団長になるよ。
(*21) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[同胞の言葉に、彼が団長に成ると言う言葉に。 受け入れる僕自信を、不甲斐無いと自嘲してしまう。]
…これが今の 僕に出来る精一杯なんだ。
[お互いの足りない部分を補えば。 ただ一人だけの物では無い重責なら。 ―やっぱり、僕はイアンに甘えている…]
(*22) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[それでも、翠の瞳に宿った青年の意志は。
漸く覚悟を決めた、狼としての咆哮となった**]
(*23) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[びり、と肌を緊張させる様な不穏な空気を震わせる同胞の咆哮。 その咆哮を聞いた狼は、す、と緋色の眼を開いた。]
(*24) 2011/06/30(Thu) 11時半頃
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お前を、主と認めよう。
(*25) 2011/06/30(Thu) 11時半頃
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[一瞬、涙が混じった同胞の叫びが聞こえた。 しかし、その後に響いた咆哮は確かに ]
お前の覚悟、受け取った。
[これで、 誰にも文句は言わせない。]
(*26) 2011/06/30(Thu) 18時半頃
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[緋色が再び開けば、誓いの言葉が耳に届く。]
(*27) 2011/06/30(Thu) 18時半頃
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お互い、腹は括れてるかな?
(*28) 2011/06/30(Thu) 19時半頃
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はは、 今更だな?
(*29) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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