人狼議事


158 雪の夜に

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【人】 負傷兵 ヒュー

[婦人の顔に、痛みを堪えるような笑みが浮かんでいた。
片手を差し伸べられていた。]

 当てなんて……そうですよ。
 ありません。

 ……俺は、あなたの所へいっても、
 なにも、出来ないはずですよ。

[自分の両手を見下ろした。
差し出せる手も、無かったのだ。]

(108) gekonra 2014/01/02(Thu) 21時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[わざわざ確認するような真似をしなくても、此方が何も出来ない事くらい、一目見れば分かるのだ。
分かっている上で、言っている。
そう考えて、包帯に包まれた手を選んで、持ち上げた。]

 ……。

[差し出された細い手に、触れさせる。
痛むのか、一瞬顔を顰める。
小さく息を吐き出して、顔を寝台を見下ろすように、俯けた。]

 俺は、あなたの名前も知りません。

(109) gekonra 2014/01/02(Thu) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 自警団牢 ―

[耳がぴくりと、微かな声音を捉えた。>>80
 微かに首を傾げて考える。だとしても?
 責任を感じる事には変わらない、と言う事だろうか。
 考えようによっては。
 汝、人狼也やと問うて来たのは船の女だけだったから。
 ――そう、娘が気付いていれば変わっていたのだと思う。

 届かぬように見えるものに手を伸ばしていれば。]

[口端だけの微笑みに気付いたかどうかは定かでない。]

(110) snow03 2014/01/02(Thu) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それから、この子供に説明をしておくべきだろう。
 一旦、一緒に連れ出す事、そして、やがて時機が来たら、
 とある街まで、船で送り出すという事。]

 向こうに着いたら、まずはベネットっつー本屋と、
 スティーブンっつー医者を頼りな。
 そいつらは同族だし、ハナを悪いようにはしない筈だ。

[手紙には、必要な事は大体記したつもりだ。

 この子供が"囁けない"人狼である事、
 正体が知られたために故郷から逃げて来た事、
 一人前になるまで、これを助けて欲しいという事、
 恐らく、自ら喰らったために身寄りを失い、それによって
 狩りを行う事を酷く恐れているだろう、という事。

 ――だから、己ではなく彼らに託す、と。]

(111) snow03 2014/01/02(Thu) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[封筒の口は閉じられていない。
 かなり下手だが、平易な言葉で書いてある。
 (その辺りは書き手の限界という奴だった)]

 良い奴だよ。……多分、お前の気持ちも、
 俺よりは良く解るんじゃねえかな。

[そんな事を小さな声で呟いて、また笑った。*]

(112) snow03 2014/01/02(Thu) 22時半頃

【人】 寡婦 パピヨン


私はあなたの為に、
こんなことを言っているのではないの。
私自身の為に、あなたに手を差し伸べている。

……許されたいと、
思っているわけではないわ。
償いですら、ない。

私はとても身勝手な、裏切り者なのよ。

[自分自身は同じことを、
また繰り返すとわかっている。
人にも獣にも寄せきれぬ心が、またきっと]

(113) sen-jyu 2014/01/02(Thu) 22時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

だから、

いつかあなたが、
私を止めてくれないかしら。

私自身はそれを望んでいるかすら、もうわからないのだけれど。

[何も出来ない、
その言葉にゆるく首を振る。
触れた指には布の巻かれて温度は伝わらない。]

……パピヨン・ローズ。
あの船でこの町に人狼を連れてきたのは、私よ。

[いまだ語らぬままである女自身のこと、
その片鱗を口にした*]

(114) sen-jyu 2014/01/02(Thu) 22時半頃

【人】 お使い ハナ

……ヤニクは?

[かれがつぶやいたそのほほ笑みは、それとなく別れを含ませたものにも見えました。
ハナが感じたのは、もっと漠然としたものだったのかもしれません。
けれど、それでも問わざるを得なかったのです。]

(115) asta_jan 2014/01/02(Thu) 22時半頃

【人】 店番 ソフィア

― 雑貨屋にて ―

[ソフィアが祖父からの手紙に目を通したのは、ホレーショーが生きている事を確認した後の事だっただろう。
雑貨屋である自宅へ戻れば、手紙の通りにオルゴールの裏板を剥がしてみる。
確かに、そのには住所が書いてあった。
彼女が知らない住所だ。]

…おじいちゃん

[指で文字をそっとなぞる。
ゼンマイを巻き、オルゴールを鳴らした。
優しくもどこか物悲しく、壊れそうな音色に祖父の姿が浮かぶ。
夜眠れない時に、よくこのオルゴールを鳴らしてくれたものだった。]

(116) みう 2014/01/02(Thu) 23時頃

【人】 店番 ソフィア

何処にもいかないよ。
本当の孫じゃなかったとしても、それでも私のおじいちゃんはやっぱりおじいちゃんだから…

ありがとう、おじいちゃん。

[いきなり手の中に残された幼子をこの歳になるまで、大切に大切に育ててくれた事に感謝しながら。
窓の向こうへと向けられる視線は、まだ見ぬ故郷へと。]

(117) みう 2014/01/02(Thu) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 俺は人間喰うのが好きな人狼だから、一緒には行かない。

[さらりと告げる離別。
 己の旅の道行きは、その一点を除いては狩りの痕跡と同義だ。
 同道するなら同じ人喰いの人狼にならざるを得ない。]

 大丈夫。不安になるのは今だけだ。

[だが、この子供はまた誰かを傷付けるくらいなら、
 檻の中にいた方が良い、と言うから。]

(118) snow03 2014/01/02(Thu) 23時頃

ヤニクは、はちみつの瓶が開かない……っ

snow03 2014/01/02(Thu) 23時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

 ……なんだ……

 ……まだ
 俺にも、使い道が、あったんですか?

[腑抜けた顔を前へ向けた。
夢を見ているように無気力げな、表情に乏しい顔で、喪服の婦人をただ見ている。
紅い唇が言葉を紡いでいる間、捕らわれたように、それから視線を離せず、喪服の婦人が名乗るまで、口を開けずにいた。]

 パピヨン・ローズさん。

[名を覚えようと、飼われた鸚鵡のように、繰り返す。]

(119) gekonra 2014/01/02(Thu) 23時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 ……。

[人狼を、エレクトラ号でこの町に連れてきたのが、パピヨンだとする。
その人狼が何もしていなければ、この町に船で人狼を連れてきたなどと、わざわざ口にはするまい。]

 ――そうですね。
 それじゃあ、止めないとならない。

[疲れたように、そう口にしてから、声をたてずに、笑った。]

(120) gekonra 2014/01/02(Thu) 23時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[多分、名を知らないのは目の前の喪服の婦人も同じはずだ。
相手に自分の名は、不要だと感じていた。
だから名乗りもしなかったし、覚えて貰おうとも思わなかった。
多分、縁が交わるのも、一瞬の事だろうと思っていた。
いや。今も、思っている。]

 ヒューといいます。
 ……きっと――長くご迷惑には、ならないでしょう。

[パピヨン・ローズと名乗った女が、どれほどの間、酔狂でヒューを傍へ置くのかは、分からない。
仮にそれがヒューの余生の全てだとしても、それは女の人生におけるほんの一瞬の事にすぎないのではないかと、何故か、そういう風に、感じていた。**]

(121) gekonra 2014/01/02(Thu) 23時半頃

【人】 お使い ハナ

そっかあ……

[遠い目をして、ハナは男から目をそらしました。
分かっていたことでも、彼女のちいさな胸に去来するものは、大きいものだったようです。
やがてハナは笑顔で、言いました。]

じゃあ、さよならだね!

[ついていく、とは、言いませんでした。
ハナは、男と同じ道を、選びませんでした。]

(122) asta_jan 2014/01/02(Thu) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ……そうだな、さよならだ。

[全く平気という事はないだろう。
 だから、見せる笑顔に一瞬虚を突かれて瞬きする。>>122

 ――ただ、ついて行く、と駄々を捏ねる程には、
 きっとこの子供は己の事を知らない。
 だから、この別れもそう大きすぎる物じゃないと、
 そう納得する事にする。]

[食人の衝動を制御し、穏やかな気性の同族と過ごせば、
 やがて精神的にも安定して、また新しい友達も出来るだろう。
 己が纏う心配も、そう大した物じゃない筈だろう、と。]

(123) snow03 2014/01/02(Thu) 23時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[女が病室から出られるようになったのは、
それから更に2つの月をまたいだ後だった。
医師の助けを借り、慣れない松葉杖をついて
辿りついた港にエクストラ号の姿はなかった。
巡航船は、今年も予定通りに船出をした。
友人も何時の間にか町から姿を消していた。
本来なら自分も乗る予定だった船、仲間達。
それがあった何もない空間を見上げて。

女は、何も言わなかった。
言えなかった。
喉を裂かれ、言葉を紡げなくなったのだ。
ぅー…と弱弱しい獣のような唸り声が港に消える。
それが今女が発することのできる音だった。]

(124) chiz 2014/01/03(Fri) 00時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[女に付き添う医師は語る。
読み書きも苦手な船乗りの女と話すのは苦労したと。
唸る声と手振りだけでは意志疎通は難しい。
これから字を覚えていくにも苦労をするだろう。

ずっと町医者が無償で面倒をみるわけにもいかない。
待っているのは過酷な現実ばかりだ。
あの時、死んでいた方が楽だっただろうに。
虚空を見つめる女の姿に溜息をついて。]

(125) chiz 2014/01/03(Fri) 00時頃

【人】 洗濯婦 セレスト


[でも。]
 

(126) chiz 2014/01/03(Fri) 00時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[彼女、義足を希望したんですよ。
それで。
また、いつか船に戻りたいって。

理想論だ。
現実をまるで見ていない。

けれども。

彼女は生きることを諦めていない。
なので好きにしたらいいと許可を出した。
無謀な前向きさに呆れたと医師は溜息をつく。

その溜息に気付いた前向きだけがとりえの女は
虚空から目を逸らし、歯を見せ医師へと声無く笑った。]

(127) chiz 2014/01/03(Fri) 00時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[船乗りの女が港町から姿を消したのはその後のこと。
町に残っていた知人達に手を振る挨拶だけを残して、
小さな定期船に乗って旅立って行った。

港町の人狼事件が人々の記憶から埋もれ薄れていくように。
女のことも時間と共に人々の記憶から薄れていくのだろう。
そういうもの。よくある。それだけのこと。]

(128) chiz 2014/01/03(Fri) 00時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[―――…鐘の音が港町に響き渡る。

季節と、人々の生活が一巡して再び巡航船がやってくる。
再会の喜びを運ぶ船、
今年は―――誰を乗せてきたのだろうか。**]

(129) chiz 2014/01/03(Fri) 00時頃

【人】 お使い ハナ

[こうして、ハナはひとりになりました。
いいえ、ひょっとするならあのとき>>4:11すでに、彼女はひとりだったのです。

男が頼るベネットやスティーブンは、どんな人物なのでしょう。

いまだ未来は見えず、ハナのちいさな胸は、寂しさや不安で張り裂けてしまいそうでした。
けものの本能を抑え、やがてハナがひとりではなくなること未来もあるのでしょうか。

みずからの爪と牙が、人狼ですら手にかけうることすら、彼女にはまだ、知りえぬことなのです。**]

(130) asta_jan 2014/01/03(Fri) 00時頃

ティモシーは、なんとなく、ティモティモ、ナイフ研ぎつつ

nostal-GB 2014/01/03(Fri) 00時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

["囁ける"性質を持った稀有な人間とも、
 "囁けない"状態にある幼い人狼ともここで別れて、
 一人で流れる人狼は、やはり一人のまま姿を消した。]

[また、いつのどことも知れぬ遠い地で、
 赤い外套が翻りあの人好きのする笑みで、
 ただし、腹の底に人には飼われない獣の本能を宿して]

 なあ、この辺りで安く泊まれる所ってないかな?

[旅は続く。**]

(131) snow03 2014/01/03(Fri) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[船出までの間、町の人間の、ごく僅かな人にのみ、挨拶をした。
ワンダに今まで世話になった礼を言った。
ダーラの所へも出かけ、同じように礼を言う。

そしてそれらの二人、どちらにも、もしもセレストとホレーショーが困った時は、助けてやって欲しいと、頭を下げた。

――自分がそうして貰ったように。
見捨てないで欲しいと。

きっとそれは、言うまでもなかった事だけれど。]

(132) gekonra 2014/01/03(Fri) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[診療所への帰り際、海に面した坂道の雑貨屋がやっているかどうかを確かめた。
雑貨屋の元の主人は死んでしまったらしい。
あまり用事は無かったから、よくは知らないが、優しげな瞳をした老人だったはずだ。
だから、開いていなかったかもしれない。
兎に角、どこかでヒューは手紙を書くための品を手にいれた。

診療所に戻り、手は使えなかったから、買ってきた素描用の道具を口に銜え、ミミズの這ったような文字を書いた。

『またな。』

たったのその一文。それだけ、セレストに残して、ヒューはパピヨンについて、旅立った。]

(133) gekonra 2014/01/03(Fri) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[セレストがそうしていたように、ヒューもまた、手紙で、経過を医師に尋ねた。
義足を欲しがった事を手紙で読んだ時は、ひどく驚いた様子だったこと。また、読んだ後に、下がった目尻が、ひどく嬉しげだった事を知るのは、パピヨンくらいのものだ。]

 ……すごいな。

[諦めなければなんとかなると言っていたあの言葉を、本当にするつもりらしい。]

 ――……

[目を閉じて、海の上で生活していた頃のセレストを思う。
エレクトラ号の船員として、セレストや、ホレーショーと働いていた頃を。
大丈夫。彼女なら、じきに何とかするのだろう。
では、前よりは幾分上達した文字で、何と書こう。
この手紙が届く頃には、すでに彼女がその町にいなくても。**]

(134) gekonra 2014/01/03(Fri) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[無気力にこちらを見やる青年の、
額に手を伸ばす、名を鸚鵡返しに繰り返されれば、
まるでよくできた、とでもいうかのようにそっと撫で。

生に疲れたような、
そんな青年の姿に眉を潜めたのは、
罪悪感か憐憫か、いずれ自身が抱くには、
不相応な感情に相違ない。

長く時を同じくはしない。
何か予期するような青年の言葉]

あなたの思うままで、構わないわ。
……それまで、聞かせられなかった話を聞いて頂戴ね。

[青年の髪を梳くように撫でやっていた指は離れた]

(135) sen-jyu 2014/01/03(Fri) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[そしていつか、
その身を休めた後に再び望むことを見出してくれればいいと、
願うこともまた欺瞞なのだろう。そんな想いは音には乗せない。

ただ生の終わりを待つだけの己と、
同じ者に成り果ててはほしくない。

それもまた矛盾に満ちた女の真実のひとつだった。
そしてそれを語り尽くした時が、青年との別れの時だろう]

(136) sen-jyu 2014/01/03(Fri) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[――船での日、届かぬ岸辺の夢を見る。
波間のむこう、ちらつく雪が白く染まる町を霞ませる。
町を離れ行く女はあの日と同じ光景を見つめていた。

あの日のように泣いてはいない。
ただ風が頬をうつに任せたまま、そっと雪に手を伸ばした。
何をつかめるはずもなかったのに]

……、

[それはあわく幻のようにとけ消えて、
手の中に水の滴を残しただけだった*]

(137) sen-jyu 2014/01/03(Fri) 01時頃

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