人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


ヴェスパタイン本屋 ベネットに投票した。
ミッシェル本屋 ベネットに投票した。
ヤニク本屋 ベネットに投票した。
ペラジー本屋 ベネットに投票した。
ベネット記者 イアンに投票した。
フィリップ本屋 ベネットに投票した。
バーナバス本屋 ベネットに投票した。
ムパムピス本屋 ベネットに投票した。
ソフィア本屋 ベネットに投票した。
オスカー本屋 ベネットに投票した。
イアン本屋 ベネットに投票した。
ローズマリー本屋 ベネットに投票した。

ベネットは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
フィリップが無残な姿で発見された。
ムパムピスが無残な姿で発見された。


現在の生存者は、ヴェスパタイン、ミッシェル、ヤニク、ペラジー、バーナバス、ソフィア、オスカー、イアン、ローズマリーの9名


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


天のお告げ (村建て人)

[魂は廻る。廻る――]

(#0) 2011/07/02(Sat) 00時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

― XXX年後 赤国・某所 ―

買い物籠を提げた女:
『ねえ聞いた?
いよいよ隣国との戦が始まるって』

赤ん坊を抱いた女:
『聞いた、聞いたわよ。いやあね、怖い。
ウチの国が勝てますように。そう、お祈りしておきましょう』

買い物籠を提げた女:
『そうねぇ。
負けたら何をされるか分かったものじゃぁないもの。
…と、隣国の話をしたせいか、何だか信じられないような話を思い出したわ。
ほら、ずっと昔、ウチと隣の緑国は一体だったとか…』

赤ん坊を抱いた女:
『ああ、赤も緑も一つの国から生まれたってねぇ。
たしか、そのもとの国の名前は、の…のる、ど……あら、何だったかしら??』

(#1) 2011/07/02(Sat) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

― XXX年後 緑国・某所 ―

半ズボンの子供:
『せんそーだぁ!
赤の国のやつらなんて、みんな退治されちゃえ!!』

ソバカスの子供:
『へー、どうしてそう思うの?』

半ズボンの子供:
『え? えーっと、
そうだ、悪い奴らだからに決まってるだろ!
良い子にしてないと、オレを喰いに、悪い赤のヤツラがやってくるって、
とーちゃんがいっつも言う!!』

ソバカスの子供:
『…ぷっ、なにそれ、あはは――**』

(#2) 2011/07/02(Sat) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

/*

ベネットさん、ムパムピスさん、フィリップさん、お疲れさまです。


墓下(XXX年後の世界)スタート時点では

・現代的すぎない文明
・赤の国と緑の国がバトる気配

設定あるのは漠然としたこんなんだけなので、
ここから、舞台も話展開も思いのままに作っていって下さいね。

(#3) 2011/07/02(Sat) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

/*

ところで。
新しい君たちのコト、…教えてほしいな[上目遣い]

↓墓下メモ用↓


■名前
■自己紹介
□現在地


後から墓入りする方ほどログ把握が厳しくなると思われますので
要点をメモにまとめてあると、親切かと

(#4) 2011/07/02(Sat) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

/*
さあ、さいころころーん!

ペラジー[[who]]
ヴェスパタイン[[who]] 予備バーナバス[[who]]オスカー[[who]]バーナバス[[who]]

(#5) 2011/07/02(Sat) 01時頃


メモを貼った。


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[そして男は―――女騎士の身体が、容易く弾かれるのを捉え。

敵兵を力づくで振り払い、白馬を向ける。
呼応するようにこちらに向け突き進んでくる黒馬。>>2:179]


 ――――っ、うおあああああっっ!!!


[夕闇の色した視線と翡翠の視線が絡み合う。
戦場の中、ぽっかりと空いた空間にて、2つの刃が空中で交差し、

鳴り響いたのは、鉄が穿たれる鈍い、音]

(0) 2011/07/02(Sat) 01時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


【人】 水商売 ローズマリー

――回想・礼拝堂――

[ムパスピスの真心>>2:99には、まだ実感が沸かぬまま
自分中心にしか物事を考えられない、幼いままの心
それでも、神父の言葉は、じんわりと身体に沁み渡る]

ありがとう、ございます……

[貰った礼拝堂の鍵を、きゅ、と胸に抱いた

祈りしか出来ない自分
戦が始まってしまえば、前線に出る事も出来ない

狼の咆哮が、身体の奥底に響いた気がした
弓の矢尻が、身体の中心を貫いた気がした

父親が作った騎士団
共に戦い高め合う為の騎士団
それは、ローズマリーにとっても、誇りなのだから]

(1) 2011/07/02(Sat) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[一瞬、しん、と。静まった世界に。



―――ガイル・カノッサの身体が、揺れる]

(2) 2011/07/02(Sat) 01時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


【人】 水商売 ローズマリー

絶望は、致しませんわ
それこそ、騎士達に対する侮辱ですもの


ありがとうございます、神父様
少し、心がすっきり致しましたわ…

[それから、神父を見送ると、もう少し祈っていただろう

歪みを抱える心は、まだ上手く抑えられない
愛も、憎しみも、ただ見据えるしか無い
昨晩の食堂での出来事は、心にくすぶり続けている
今更引けなくなった、というのも、正しいのかもしれない

神父が、致命傷を負った事も
彼を慕っていた少年が巻き添えとなった事も
ベネットが、イアンを庇って倒れた事も


そうやって、血が流れてゆく]

(3) 2011/07/02(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[それでも討ち倒すには叶わず、]

『ぐ、ああっ……、
 総員、一時、退却だ……!』

[打たれた肩を抑え、黒の将は呻く。
その声に従い、退却していく敵軍の姿が皆の眼に入っただろうか]

 ……待て、深追いするな!
 緑騎士団、一時退却!!

[乱戦で相当の数の兵が倒され、味方へのダメージも大きい。
声を張り上げ、緑の狩人たちに退却の命令を下した]

(4) 2011/07/02(Sat) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[見間違いじゃないかと、思った。

ようやく決まった赤騎士副団長が、穏やかに笑っていた青年が、倒れたのが。だから、確認する為に、前線へと駆ける]

……イアンさんっ、オスカー!!!!!

(5) 2011/07/02(Sat) 01時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[ヴェスパタインの一撃により、相手の躯は大きく揺れた。
しかし下された命令は撤退命令。>>4]

 え…?

[女は戸惑いながらも上官の命令に逆らうことは出来ず、愛馬を呼び出し跨った。女は未だ、人違いとは気が付かずに今はヴェスパタインの後を追う。]

(6) 2011/07/02(Sat) 01時頃

【人】 御者 バーナバス

 神父殿、フィリップ君…。
 せめて、安らかに。

[神父とフィリップの目を閉じ、自分に出来る祈りをささげた。]

 せめて、安らかに。
 う、く、んく、はぁ…。

[とうに涙は流れている。
それとは別に、井戸の奥底から水が湧き上がるように、心に噴出していく何かがあった。]

(7) 2011/07/02(Sat) 01時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[離れた場所で、副団長と幼馴染が戦っていたことは気付いていなかったが、撤退命令>>4が聞こえれば小隊と、その近くにいる兵士たちに聞こえるように叫ぶ。]

 深追い無用!体力を温存し、次の戦いに備えろ!

 追いかけてくる馬鹿どもに牽制するだけで良い!
 矢の無駄打ちはするな!

[味方が退却するに合わせて、後退する。

敵も先に退却を始めていた為追いかけてくる敵は殆ど居なかったが、戦場で気を抜くことはしない。]

(8) 2011/07/02(Sat) 01時半頃

メモを貼った。


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時半頃


【人】 店番 ソフィア

[その知らせが入ったとき、両参謀に緊張が走った]

何ッ…ファーレンハイト殿が……?!
(これからだと言うのに…なんと、運命は非情な… 団長、副団長…どうか無事で――)

――レッドフィールド殿は無事なのか?
…決して深追いさせるでないぞ! 将を討ちたいは、もっともじゃがな――!

(9) 2011/07/02(Sat) 01時半頃

【人】 記者 イアン

[オスカーの声>>2:175は、耳に入っていたか
定かではないが、雪崩れるように馬から降りて。

横たわるベネットに駆け寄った。
一瞬、此処が戦場だと言うことも忘れて。

あの、強い意志が宿った瞳を見たかった。]

(10) 2011/07/02(Sat) 01時半頃

―赤国 前線の町―

[隣の緑国との関係が険悪になって、はや数年。
 今では戦争状態に陥りかねないくらいに、
 両国の関係は冷え切っている。

 赤国も、今は開戦の準備を水面下で進めている。
 ――私の所属する部隊も例外ではなく、
 進攻の際に拠点とする土地の候補をいくつか調査する、
 重大な任務を帯びることとなった。

 緑国も同様に、着々と戦力を蓄えているのだろう。
 開戦を前に不安はよぎるものの、
 国と民を守るため、自らを奮い立たせねばならなかった]


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時半頃


ソフィアは、戦場を見つめている――**

2011/07/02(Sat) 01時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

―砦:地下牢近く―

[やがて、女性が呼んだ看護士たちが駆けつけたが。>>7
その時にはもう……]

『……………。』

[看護士が脈を取るが、既に二人とも手遅れであるのは明白で。涙を零しながら、彼らは召された魂への祈りを捧げた]

『……何故。一体誰が……』

[ぽつりと漏らされた、独り言。
まだ犯人がいるかもしれない。]

(11) 2011/07/02(Sat) 01時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時半頃


―廃墟の砦―
[緑の制服に身を包んだ女性兵士は、廃墟の合間で身動きが取れずにいた。
今や隣国、赤国とはいつ戦争になってもおかしくない状況。
両国の間にある廃墟の調査を命じられてきたものの、脆くなっていた足場が崩れ、落下したのだった]

 ついてないな。

[石壁の合間から見える空を見上げてぼやく。
恐らく、足は折れてはいないが酷く腫れていて足場の悪い廃墟を脱するのが難しい状態だった。
ヒビ位は入っているのかもしれないが、幸か不幸か人目につかない場所だったため、痛みが引くのを待つことにしたのだった]


メモを貼った。


【人】 記者 イアン

[名を呼ばれ、誰かが駆けつける音がする>>5
それは、随分と遠くの出来事のような気がして。

倒れた彼の身体を守るように、剣を振るっていた**]

(12) 2011/07/02(Sat) 01時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 01時半頃


[軍人になったのは――
 家族や友人、身近な人達を守りたかったから。

 少人数の部隊、仲間達と一緒に、歴史で学んだ土地、
 この国の祖になった公国が築いた砦のある一帯へと、
 ひっそりと向かう]

 ……でも、この任務が終わっても、
 またすぐに忙しくなりそうですよね。
 次は実際に拠点を築く工程に移るわけですから。

[今は、砦の一帯は両国に挟まれて領有権が定まらず、
 宙に浮いた状態になっている。

 戦場になる可能性が高いこの地帯で、
 なるべく有利な地形を確保しようというのが、
 戦略上の意図であるらしかった]

 帰ったら少しは休暇もらえるんでしょうかねぇ。


[調査といっても、此方の方の任務の内容は、調査の前の前の段階で、赤国がすでに入り込んでいないかを確認するものだった。
だから、砦の近くの村の出身であり、土地勘のある彼女一人だけで訪れていたのだった。
その可能性は低いと踏んでの人数でもあったわけで、実際彼女が廃墟を一通り見ていた時は、兵士どころか人の姿も見かけなかった。]

 昔はこっそり遊びに来たものだけど。
 僕も年かな

[痛む足を擦り、盛大に溜息をついた。
先ほど確認して危険はなかったのだ、焦る必要もないだろう。
と、思っていたら、人の足音が聞こえた。
控えめなその足音を訝しげに思い、息を顰めて伺う]


―廃墟の砦―

[物資の中継点となる河川などの調査を経つつ、
 ようやく砦の付近に辿り着いた。
 平原を避けて、近くの森にキャンプを張る]

 では、私とシャノンさんで砦の調査にあたります。

[調査する土地は数ヶ所あり、組分けをして任務にあたる。
 少し年上の隊員とともに、廃墟と化した砦に踏み込んだ。

 砦の建造物自体は、老朽化して利用できそうにない。
 瓦礫を避けながら砦内を歩いていると、
 からから……と、小石が隙間に転げ落ちた]


足音を忍ばせながら、周囲を窺う。


【人】 流浪者 ペラジー

あ……

[背に矢が刺さった青年。
その矢は、真っ直ぐに心臓の位置を貫いていて。
近づかなくても、命が失われているのがわかったけれども。]

………イアンさん。

[守るように動いたって、守るべき“彼”は既にいないのに。>>12
それはあまりに…たまに見た、彼が振るう剣とは違って頼りなげに見えて]

…………、

(13) 2011/07/02(Sat) 02時頃

[隙間から伺った姿―――それは、赤の制服だった。
間の悪いと思うと同時に、携行していたハンドガンを握る。]

 ………

[未だ両国間で戦争が起こっている訳ではない。
それでも関係がよろしくないのは事実であって、
負傷して動けない状態で見つかるのは恐ろしかった。
ころんっと落ちてきた小石があたり、身じろぐ。

ジャリ…

持っていたハンドガンと石畳が音をたてた。
しまった、という顔をする]


【人】 流浪者 ペラジー

赤騎士団団長!しっかりなさって下さい!!!!

倒れた方は、私たちが助けますから!!!!!

[もう助けられないことなんて、わかってる。
しかし。戦場では、倒れた友を置いて、先に進まなければならない時がある。騎士達が前へ進めるよう、倒れた者を救うために、衛生兵は存在する。だからそれは、意地のようなものだった]

ベネットさんを…砦まで、運びます…!

[例え命が失われていても。このまま血と土のにおいの戦場に置いていくのは、いたたまれなかった**]

(14) 2011/07/02(Sat) 02時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 02時頃


【人】 御者 バーナバス

 あの、後は、お願いします。

[>>11駆けつけた看護士に二人を任せるつもりで。
立ち上がると最後に彼らの冥福を祈り、よろめきつつ中庭に向かいふらふらと歩いていく。]

 誰が彼らを殺めたのか…か。

(15) 2011/07/02(Sat) 02時頃

 ?

[小さな物音に、訝しげに周囲を見回す。
 臙脂色の制服が物陰に見え隠れしていただろう]

 ……誰かいるんですか。

[自分達が立ち入って、瓦礫が崩れただけかも知れない。
 そう思いつつ、そろそろと出した声は廃墟に響かず落ちた。

 小脇に銃を構えながら音の出所に向かい、
 拳銃を手にした女性を見つける]

 あっ……動かないで下さい。


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 02時頃


[あっさりと臙脂の制服の男に見つかり、間髪を置かずハンドガンを構えた]

 僕に近づくな!

[青年に向けていた拳銃を、ゆっくりと自分のこめかみに宛てた]

 捕虜にはならないよ。

[戦争が始まるという噂通り、始まってこそいないまでも情報戦やこうした拠点調査は進んでいた。
情報をとるために捕縛される可能性は低くない。
緑の瞳が青年をきつく睨む]


[相手は緑国の軍服に身を包んでいた。
 自分に、それから相手のこめかみに向く拳銃に、
 どう対処するか、予想外の事態に少し慌てた]

 ま、待って下さい。銃を下げて下さい。
 どうしてここに緑軍が……

 貴方も何かの任務で来ているんですか?
 見た所、怪我を負っているようですが、お一人ですか?

[警戒関係にあるとは言え、開戦前の兵だ。
 おいそれと捕虜に取るわけにもいかない。
 先方に攻め入る口実を与えるだけになってしまう]


[拳銃を構える腕が、重い]

 …さあね。
 平気だ、すぐに誰かが探しにく…

[そう言いさしたところで、ぐらりと身体が揺らいだ。
傷口の感染による高熱。
無理に動いたことで、その体調の悪さが露見する。]

 ……っ

[一度は踏みとどまるも、無理に立ち上がろうとして。

その場に崩れ落ちて、意識を失った**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 砦 ―

[草原は、次々運び込まれる怪我人と亡骸の血の匂いに満ちていた。
自らが率いていた騎兵隊は草原に残し、砦中に入る。
参謀を探し歩いている最中、赤騎士団から入った報に驚き、顔を硬直させた]

 ベネット……、
 ファーレンハイト副団長が……?

[一瞬事実を受け入れられなかったことを自覚する。
その死は、あまりにも早く。]

(16) 2011/07/02(Sat) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[砦まで引き、小隊の人数を確認する。]

 負傷した者は治療を。
 ……神の加護の下、次の生へと旅立った者たちへは祈りを捧げてやってくれ。

[それだけ告げ足早に砦の奥へと向かえば、中もまた負傷した者たちの血の匂いが漂っていた。]

 此処も、戦場だな。

[ギリッと唇を噛み締める。]

(17) 2011/07/02(Sat) 02時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 03時頃


ヴェスパタインは、赤騎士団の状態を*聞くだろう*

2011/07/02(Sat) 03時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 砦 ―

 何故撤退命令を出したのですか?!
 もう少しで奴を…殺めることが出来たのに…。

[撤退命令に不服がいかなかった。苦悩の表情を浮かべてヴェスパタインに詰め寄る。

イアン団長から緑騎士団に援護の許可は貰ったものの、一人で突進したその女の姿はあまりにも勝手過ぎた。]

(18) 2011/07/02(Sat) 03時頃

【人】 御者 バーナバス

― 中庭 ―

 なんだ、これ…。
 
[目の前にある光景もまた、初めての景色だった。傷つき倒れている騎士、励ます看護士、鉄臭い臭い、真っ赤な赤。]

 そ ん な 。

[湧き出たものの正体が何であるかはっきりした。見送って歓迎するだけの視線からは、見えないもの。文字でなら知っている、その行為の結果。]

 神父殿、これが戦、ですか。
 外からは―憧れてるだけでは見えない現実ですか。
 
[血のように急速に巡っていく死の感覚。それに気圧されたか、足が竦んでその場にへたり込み、見届けた死に教えを乞うた。]

(19) 2011/07/02(Sat) 03時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[一人の兵がヴェスパタインへ報告を。
それは自分が所属する赤騎士団の副団長の報告。]

 副団長が…逝った…?
 馬鹿なことを言うな!あの人が…逝くわけないだろう…

[突然のことに戸惑いを受け、荒げていた声も次第にか細くなっていく。
女は訃報に為す術がなく、その場に立ちつくした。]

(20) 2011/07/02(Sat) 03時頃

[緑軍の兵が倒れた。
 銃を携えたまま近付くと、熱が出ているようだ]

 これは、手当を急いだ方が良さそうですね……
 仲間がいるような口振りでしたが。

[やがて、合流した仲間に経緯を告げる]

 では、付近に他の緑軍は見当たらないんですね?
 ……一旦保護して手当をするのが、
 人道的には妥当と考えます。
 今はまだ開戦前ですし……どうでしょうか?

[仲間には、緑兵に手当をした後、
 半強制的に同行させることも検討したようだった。
 ひとまずこの女性兵をキャンプに運び、
 怪我の処置をしてテントに寝かせる**]


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[辺りを見ながら砦の中を歩く。
中庭まで来れば、その場にへたり込んだ様子の男の姿が見えた。>>19]

 おい、お前。
 どうかしたのか?

[近寄り、声を掛ける。
様子を見るが、怪我をしているというわけではないようだ。]

(21) 2011/07/02(Sat) 03時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 03時頃


ミッシェルは、小さく拳を作った**

2011/07/02(Sat) 03時半頃


【人】 御者 バーナバス

 …はっ!
  あ、ああ、はい、いえ。だ、大丈夫です。

[>>21声をかけられるまで放心状態だったようで、目の先にはヤニクの姿が認識できた。

反射的に立ち上がってみたものの、足の震えが微妙に残っていた。]

 あの、ヤニク殿、でしたか。
 実は神父君とフィリップ殿が、何者かにで、死んで…。

[言いたい事はあるのにきちんと言葉が紡げない。
泳ぐ視線に若干の錯乱が残っていた。]

(22) 2011/07/02(Sat) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ……何?
 どうした。なにがあった。

[男の口から告げられた文章として成り立っていない単語に耳を疑った。
どこか泳いだような視線>>22に彼が動揺しているのかとも思ったが、信じたくないと言うようにその顔をまっすぐ見つめる。
何故か、動悸が激しくなっていた。]

 頼む。落ち着いてもう一度言ってくれ。
 

(23) 2011/07/02(Sat) 03時半頃

【人】 御者 バーナバス

 そだ、こいうときは話し方…。

[>>23ヤニクの真っ直ぐな視線が、遠くに見えた幻を消し去ってくれた。思考が若干回復したようだと自覚を持った。涙を服の裾で拭う。]

 先ほど、本当に先ほどですが。 
 従軍―神父殿と、馬の世話をしていたフィリップ君が。

[そこで言葉を切り、一呼吸置いて。]

 亡くなり…ました。
 見つかけた時にあ、二人とも血が流れてて、目の前で事切れて。

 しかも、何者かに、殺された、と。

[裾でもう一度、涙を拭った。
看護士の言葉から、殺された事は想像がついた。]

(24) 2011/07/02(Sat) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ………………そうか。

[戦場で感じた嫌な予感はこれのことだったのか。
落ち着いた彼から告げられた言葉>>24に、短く返す。

こんな時に嘘を吐く理由も、冗談を言う状況でもないことも彼は分かっているだろう。
そしてなにより、先程の彼の様子は、それを事実だと言っていた。]

 それは、砦の中でのことだな?
 二人は同じ場所で、殺されて、いたのか?

[戦場でなら――言いたくはないが、仕方がないことだろう。
確かにフィリップの姿は戦場で見かけた。
しかし、ムパムピスは砦にいたはず。
内心の動揺を隠し、確認するように更にそう聞いた。]

(25) 2011/07/02(Sat) 04時頃

【人】 御者 バーナバス

 >>25そ、です。
 あっち―牢屋があったとこの近くです。
 そこで二人とも倒れてました。

 倒れたとこに、たくさんの血があったので、恐らくは同じ場所です。

[言葉の中には少し繰り返しがあっただろう。
力無く握られた拳は、感情の入り混じりを表現していた。]

(26) 2011/07/02(Sat) 04時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 そう、か。
 牢屋……分かった。

[己も動揺しているからか、男の感情は分からないままそう繰り返す。

捕虜が居たことも、その捕虜が逃げたことも知らないが、場所を聞けば察することは出来る。
参謀に報告と確認をしなければならないだろう。]

 どうして、神は……先にあいつらを呼んだんだろうな。
 俺とは違って、きちんと聖堂に行って祈っていたのに。
 一番、祈っていたのに。

[悔しげに、小さく漏らし。]

 俺は参謀殿に報告しに行くが、お前はどうする。
 お前から直接話してもらう方が良いかもしれないが……無理なら食堂で水でも貰ってくると良い。

[彼の返事を待った。**]

(27) 2011/07/02(Sat) 04時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 04時半頃


【人】 御者 バーナバス

 >>27無論、行かせて…もらいますよ。
 砦の中でこういうことが何度も起こったら大変な事になってしまうんで。

 ましてや他人事じゃないですし、それに…。

[最後の言葉は徐々に言葉は小さくなり、ついに途切れた。

問われれば、いや何でもないんです、と首を振りながら返しただろう。]**

(28) 2011/07/02(Sat) 04時半頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 04時半頃


 [ 魂は廻り――  狼は廻る ]


 遠い昔 僕はとても大切な約束を交わした――



 そんな記憶ない、白昼夢の様な微睡の夢。

 漠然としすぎて居るのに、何よりも大切に思える約束の夢。

 でも僕の心の奥深くは何故かそんな夢を信じていて。

 だから僕は、その運命の人と出会う事をずっと待っている。
 


― 赤国 王城 ―


     『なんと!緑国はまたしても再三の要求を!』
      『誠意ある使節団を下僕の様に扱いやがって!』
 『元を同じとする我等が公国に対してのこの冷徹さ!勘弁成らん!』
        『三度目の正直ですぞい! もうこれ以上は耐え切れませぬ!』


[その部屋は、大小二つの上座を奥に、この広大な公国の諸侯達が"がん首を"揃えて居る場所。
 最近の話は、本当に詰まらない物ばかり。
 隣国、緑国との衝突が繰り返される度に、皆がこうして……]





   『『『『   開戦だ! 戦争だ!!   』』』』



[ ……聞き飽きた。 ]



 『最早一刻の猶予もありませんぞ! 大公陛下!』
 『『 今度こそ開戦の御決断を!! 』』


[血気盛んな人しか居ないこの国で開戦の決断を遅らせて居る人。
 ――他ならない、公国の元首、リヒテンベルク大公その人だ]


[諸侯達の不満や怒りが何時どんな形で爆発するかの脅威に耐えながらも、その微妙な舵取りを、公国の元首が行っている。

 余りに下手を打てば、それこそ、及び腰の大公を引き摺り下ろせとばかりに、隣国との戦争の前にクーデターが起こっても可笑しく無い程の緊迫感を、この王城は常に保って居る。

 ――だからこそ、両国は数年前に焼野原に成らずに済んでいると言って、過言ではないと僕は思うけど。


 僕の隣でこっそりと溜息を吐く『父上』にそっと憐みの視線を向ける事を覚え出したのは、ここ、一、二年]


[――そう、僕はこの赤国の公子。年は生憎十代後半。


 血気盛んな人間が多いこの赤国を、即ち何れ引き継がないと行けない立場。
 身体が弱い訳でもない、戦いも人並み以上に出来る。何不自由はなく育ったと思う。

 今この国は、隣国、緑国と今にも始まらん戦争による、極度の緊張が張り詰めている。
 僕が執務を手伝い出すように成る頃には既に両国の関係は険悪だった。
 それを父上…赤国大公は良く持たせた方だと思うけど。
 もう両国の緊張状態は限界だ]


[絢爛な燭台の立ち並ぶ廊下で、窓からの街並みを見て溜息]

 ……はぁ……

[今日も何とか開戦を引き伸ばしには出来た。
 ただ、『専守防衛』と銘打って居る、幾つかの戦場と成り得る土地の調査及び確保を更に進める事は決められた。
 心便りにする人間も居ない諸侯達との会議は、何よりも疲弊する。

 鬱屈しすぎた僕の身体は、ひたすらに外の空気を求めていた]


[――生まれて十数年もこの城に住んでいる。
 公子だからと言っても、脱走するのは余りにも簡単]


 ――よしっ…
 逃げちゃえアチャポっ!


[背後後方では、僕の脱走に気付いた軍人達が追い掛けて来る。
 予め窓を飛び下りた庭先に繋いだ、綺麗な栗毛の愛馬に、軽く飛び乗って走らせる。
 まるで狼に成った様に、気持ちの良い風を突っ切って進む。
 僕の大好きな感覚を味わいながら、僕は城から今日も逃げ出す]


[僕は何も遊びだけの為に逃げ出す訳じゃない。
 時間を掛けて愛馬を走らせ、行きつく先は緑国との国境付近の街]


 ……この辺りに、一個小隊のキャンプが五つ。


[城から勝手に持ち出した図を広げる。
 そこに記されているのは、この街から先の、両国の国境付近。
 特に、戦争が始まった際に激戦が予想される様な場所達が記されて居る。

 …ちなみに、諸侯が言うには僕は公子として『動きすぎ』らしい]


[でも僕は、僕のやり方で、国の為になる事をするつもりだ。


 戦争なんて僕も反対したいのは確かだ。
 だけど、何の力も持たずに理想だけを求める事は出来ない。
 僕は何よりもまず、この国を、民を、護る義務こそ第一に考えないと行けない。
 だから戦の準備に反対はしない、こうして最前線となる土地の調査を僕自身の眼で行う事も、大切な事。

 それは途轍も無く重い重責だけど、絶対に投げ出したくはない。
 誰かに甘えて、その重責から逃げる事だけは、したくないから]


― 廃墟の砦付近 ―

[記されている、近くの森に踏み入って暫く。
 臙脂色の軍服を着込んだ軍人の姿が見えてくる]

 やぁ、お勤め御苦労さま。
 今日はこの土地の調査経過の視察に来たんだけど。
 ……案内してもらえるかな?

[じゃらじゃら宝石が付けられた様な、重い服は絶対に着けない。
 僕が外にでる時は決まって、飾りも目立ちも無い、だけど非常に上等な生地とは解る真紅の服。
 唯一その服に着けられている、赤色の狼を象った、赤国の紋章。
 後、軍人なら知っているだろう僕の顔を見て、訪れたキャンプに居た軍人達は、俄かに騒然となったかも知れない**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 店番 ソフィア

[赤緑の両参謀のまわりが、騒がしくなっていく]

副団長が退却命令を? そうか、正しいな。深追いはせぬよう徹底を! また、赤の団長の無事を急ぎ確認するのじゃ…!

[そして、戦況情報に混じり――]

……何? 砦で? バカな、一番あってはならん事態じゃ!
赤の参謀殿。わっちは新たな捕虜の話は聞いておらなんだ。ご存じか?

[どんな答えがあったか。いくつかのやりとりの後]
団長か副団長に連絡。編成は任せるゆえ、すぐに一隊を砦へと!

[戦況が覆りかねない事態に顔を顰めていた**]

(29) 2011/07/02(Sat) 08時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[詰め寄ってきた女の姿>>18を見遣る。]

 奴が、お前の「敵」か。
 ………下らん。

[彼女の持つ翡翠の眼は、皮肉にも敵の翡翠によく似ていた。
苦悩に歪められたそれを直視することはままならず、瞳を伏せる]

 お前一人の敵意の為に、私の騎士達に死ねと言うのか。
 この戦線が突破されれば何が起こるかお前には見えないのか。

 ……お前一人の為に、我らが祖国に亡びろと言うのか!!

[それは、誰が見ても分かる――激昂。]

(30) 2011/07/02(Sat) 08時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 08時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[砦に充満する血の匂いは、脳裏にこびりつくイメージと結びつく。]
 

(31) 2011/07/02(Sat) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[幼い頃から、幾度となく奇妙な夢を見た。

ありとあらゆる時代・場所の、会ったことも無い人々の夢だ。
ノルドハイムの美しき公女。脚を怪我した女性兵。
黒き馬に跨る敵国の将。見知らぬ公国の若き公子―――。

その中でも何度も繰り返し、繰り返し再生される悪夢。
転がる骸。蹂躙される祖国の大地。
廃墟となった砦と――― あかい……、そしてくらい。

それを「予知夢」と呼ぶのだと、恐ろしい夢に疲れ果て、泣き叫ぶ少年に教えたのは町の教会の老神父だった。]

(32) 2011/07/02(Sat) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[「神が与え賜えたのだろう」と、老神父は語った。]

「それは試練ではない。使命なんだよ、セドリック。

 恐怖に目を凝らして、その本質を見抜きなさい。
 未来を知るお前なら、未来を変えられるかもしれない」

[そして―――少年は「力」を求めた。
未来を斬り拓き、護りたいものを護るための力。
力を求めに求め、辿り着いた最後の形が「騎士団」だった]

(33) 2011/07/02(Sat) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[そして、今。
過去に向かった意識を振り払い、再び目の前の女騎士を見る]

 祖国の為に戦えぬ騎士など要らん。
 我が騎士団を潰すつもりなら……もういい。

 ―――――今すぐ、帰れ!!

[きっと睨み付け、言い捨てて。
参謀を探し、男は再び*歩き出した*]

(34) 2011/07/02(Sat) 09時頃

【人】 双生児 オスカー

 …引くぞ。


[ベネットを回収しようとこちらに駆け寄ってきたペラジーを目に入れて、衛生兵が出張ってくる事ができるまでに戦況が落ち着いている事を把握して。

ペラジーに大声で名を呼ばれているイアンを目の当たりにして、一呼吸置いて。]

(35) 2011/07/02(Sat) 12時半頃

【人】 双生児 オスカー

 一時撤退だ!
 余裕のある者は負傷した兵を連れて防衛線まで後退しろ!
 
[戦場で今なお牙を向いている同胞に向けて、鋭い咆哮をあげた。]

(36) 2011/07/02(Sat) 12時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 12時半頃


【人】 記者 イアン

[強く耳に響いた叱咤にちらりと目をやれば
そこには白いフードがあって>>14]



[少しだけ気丈に、笑みを浮かべて見せた。]

んなの、分かってんよ。

[ただ、忘れられなかった。
最期にベネットが残した言葉が。
今も、延々と頭の中を回っていた。]

ベネットを、…頼む。

[そして、オスカーの咆哮に手繰り寄せられるように
敵軍から手を引いて、撤退の体勢を取ったのだった。]

(37) 2011/07/02(Sat) 12時半頃

【人】 双生児 オスカー

 あまり時間がない。
 急げ。

[ベネットを運ぶと言うペラジーに声をかけて。
ペラジー達を先に向かわせた後にオスカーもまた、撤退しようと愛馬を呼んだ。]

 お前も先に行け。

[イアンを先に行くように声をかけ、自身は数名の騎兵達と共に、しんがりを勤めようと。]

(38) 2011/07/02(Sat) 13時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

「兵がいる中での激昂。
一目も憚らず怒鳴り散らされた。」

 違います!
 私はそんなつもりは…!?

[ここまで言いかけて女は気がつく。必死で弁解するのも無駄。
女の行動は誰が見ても同じことを言われる行動だった。

己の行動は自らの首を締めあげた。]

(39) 2011/07/02(Sat) 13時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

『―――――今すぐ、帰れ!!』

[言葉は胸に突き刺さる。
剣や弓で傷をつけるより痛い傷。
兵士にとっては屈辱的な言葉は鋭い刃に変わり、女は見えない血を流した。]

 申し訳ありませんでした。

[目を伏せて静かに答えた謝罪。これ以上の言葉は発することは出来なかった。

女は男とは逆の方向に向かって歩いて行く。向かう先は礼拝堂**]

(40) 2011/07/02(Sat) 13時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 13時頃


【人】 記者 イアン


…分かってる。


[オスカーに言われるまま、愛馬に跨り、砦へ引き返そうと。
負傷した兵士がいるならば、声をかけて行くだろう。

普段から何事にも動じずに来た青年だったけれど、
手を組んだ次の瞬間、その相手が居なくなった、という事実は
心身に、大きなダメージを与えていた。]

(41) 2011/07/02(Sat) 13時頃

【人】 双生児 オスカー

― 砦 ―

[生きている騎士たちを撤退させ、ようやく砦へと戻ってきたオスカーが耳にしたのは、フィリップと神父が自分の捕まえた捕虜に殺されたと言う話で。]

 何だと…逃げた捕虜は何処に居るんだ!?

[オスカーらしくもなく、その情報を伝えに来た兵に大声で詰め寄ったのだった。]

(42) 2011/07/02(Sat) 13時頃

ー赤国軍 廃墟周辺キャンプー
[手当てが早かったお陰で、一日は高熱で意識なく寝込んだものの、敗血症も起こさず翌日には熱は引いた。
意識を取り戻し、薄らと目を開いたのは、見知らぬ場所だった。]

 …どこ

[徐々に記憶が鮮明になるにつれ、慌てて周囲を見回した。
拳銃を探すが、武器らしい武器は全てとりあげられていた。
外には人の気配]

 手当てされている…

[足に巻かれた包帯を見て、ぽつりと呟いた。
自分が聞かされていた残虐非道の赤国軍にそぐわぬ人道的な行動に、戸惑った表情を浮かべた。]((


―砦付近 赤国軍キャンプ―

[「……こ、これはベネディクト公子殿下!?」

 唐突の来訪にキャンプが騒然としたのは言うまでもない。
 臙脂色の兵隊達が慌てて彼のための席を設け、
 経過報告やキャンプの案内にあたる。

 自身はと言うと、自分で拾って来た敵兵に責任持て、
 と言う事で、件の女性兵士の処置にあたっていて、
 公子殿下の視察に気付くのが遅れた]

 あ、おはようございます。熱は下がったようですね。

[もちろん、公子殿下にも、緑軍の兵を"保護"した旨は
 報告されている事だろう]


イアンは、その眼が見据える先には、何があるか**

2011/07/02(Sat) 13時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 13時半頃


[天幕へと入ってきた青年の姿に、顔を上げた。
青年の穏やかな表情とは対照的に、あからさまに警戒の色を浮かべて。
もしも害意があるならば、とうに拘束等されていたのだろうと思えば、今すぐどうこうされはしないだろう、と予測はついた。
しかし、彼女が教え込まれた赤国軍の知識が、違和感こそ感じておれど、警戒を解くことを許さなかった。]

 ……手当をしてくれたことには、感謝する。
 ありがとう。

[緊張を帯びた声。]

 僕をどうするつもりだ?

[まだ、足の自由は利かない。
さしあたって身に危害がないならば、今逃げ出すのはあきらめざるを得ないが、さて。]


【人】 流浪者 ペラジー

[イアンが浮かべた笑みに、少し安心したような、まだ少し心配しているような表情になるが>>37

……はい、任せて下さい!

[今すべきことは、ベネットを運ぶことだと言い聞かせて。
生存者優先の為、他の兵の力を借りられはしなかったが、鞄が軽くなっていたのと、ベネットが軽装備だったのが幸いし、何とか背中に背負う。]

うん、!

[オスカーに声をかけられて、強く頷くと足を速める。>>38
駆ける、というわけにはいかなかったが、砦が近づけば、手を貸してくれる者もいただろう]

(43) 2011/07/02(Sat) 14時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―砦―

[砦に着くと、ベネットの遺体を安置所まで送り届けに行く。そして、その場にいた他の看護士から、ムパムピスとフィリップの訃報を聞き、目を見開いた]

なんで……?ムパさんとフィリップは、砦の中にいたんでしょ?

『敵軍の捕虜がいたらしいの。捕らわれていたんだけど…牢が、空になってたって。その近くで、二人は倒れていたという話よ。まだ捕まっていないから、私たちも警戒の必要がある』

[もしかしたらそのまま外に逃げたかも、という同僚の言葉は既に耳に入っていなかった。時折戦場にでるフィリップとは違い、ムパムピスが自分より先に死ぬことはないだろうと思っていたのに。突然の死が、まだ信じられずにいて。

戦の無情さを改めて感じ、唇を噛んだ]

(44) 2011/07/02(Sat) 14時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 14時半頃


 あぁ、あんまり気は使わないで。
 ……って言っても、無理か。

[どれだけ気を使うなと言っても、一国の公子相手には無理な相談かも知れない。
 兎に角案内を受けて、ここまでの経過報告は聞く]

 へぇ…"やっぱり"、諸侯達の予想は大外れか。
 最後にこの砦が使われたのは、下手すれば建国年よりもずっと昔なんだもん。

[――元々あった建造物の大半は使い物にすらならない。
 建造物を影に戦いを繰り広げる事は可能だろうが、瓦礫も多すぎる。
 このままじゃ拠点としては、ボツだ]


[……更地に返して、新しく砦でも造り直そうか?
 一瞬物騒な事を僕が考えて居たら、遠慮がちな様子の軍人から、それとは別件の報告]


 ―"保護"? "捕縛"の間違いじゃ無くて?

[一瞬強めた語気に怯ませてしまった。
 戦争寸前の緑国の兵…この小隊の人達が優しく無かったら、最悪もう死んでる。
 だけど、言葉通りに保護されてるなら越した事はない。
 流石に危険だと引き止められるだろうが、にっこりと笑いながらも、件の天幕に足を運ぶ]


 お邪魔します。

[面倒に人を入れず、件の天幕を腕で開く。
 中には、件の緑国の兵士……えっと…性別は解らない。
 それと、処置にあたったらしい内の軍人が一人]

 足を怪我したって聞いてるけど。
 もう具合は平気かな?

[どうやら本当に保護して居たみたい。
 敢えて名乗らないで、僕は二人の元に近付くだろう] 


[警戒心も明らかにこちらを見る緑国の兵士に、
 簡素な食事を差し出した

 あのまま放っておくわけにもいきませんでしたから……
 貴方の事をどうするかは、まだ決まっていません。
 足の怪我で余り動けないと思いますが、
 大人しくしていて下さい。

 ……仲間の方は来ないんですね?

[確認のように尋ねる。
 近い将来、敵になるだろう国の、相手の顔を見た。
 心配げにも、警戒にも見える態度だろう]


メモを貼った。


【人】 流浪者 ペラジー

[休憩をとる旨を同僚に伝え、砦の中を歩いていく。
戦の始まる前に、ムパムピスと話した事を思い出しながら。>>0:153>>0:157

――生まれ変わりが本当にあるのなら。
いつか死んでいった人たちとも、再び会える?
でもムパさん。私は、戦のある世界には、生まれたくないよ。

あの時、言えなかったことを胸中で呟いた。
もし生まれ変わりがあるというなら…戦のない平和な世界。せめて、彼らがそんな国に生まれているのを願う。]

(45) 2011/07/02(Sat) 15時頃

[差し出された食事を素直に受け取り、青年の返答を聞く]

 ……律義だね、僕の分の食糧なぞ持ってきてないだろうに。

[開戦を控えていれば備蓄は重要であり、そう余剰をもってきているとは思えなかった。
つまり、誰かが自分の分を減らしたか、食いっぱぐれたか。
しかし、仲間のことを聞かれたらしばし思案する。
自分を、探しに来るだろうか。
よしんば来たとして、危険を侵してこの状況から救助しようとするか考えれば、沈黙するよりなかった。
返事をせぬまま食事に口をつければ、簡素ながら身なりのいい男が入ってきた。
運んだ青年には流石にわかったかもしれないが、彼女はお世辞にも胸は大きい方ではない。中世的な面差しも相まって性別は判然としないのかもしれない]

 ……お陰さまで。

[矢張り、警戒心を露わにした表情で、そうこたえた。]


 えっ

[出し抜けに天幕に入って来た人物に目を瞠る。
 一般兵の軍服とは違う上質のつくりの衣服を、
 赤狼の紋章が一点装飾している。
 慌てて立ち上がり、彼に向き直ると敬礼した]

 先程、目を覚まされたようです。
 具合の方は、もう大事ないかと。


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[バーナードの返事>>28を聞き、頷く。
小さくなる声に首を傾げたが、彼は彼で失った二人と親しかったのだろうと一人納得した。]

 ありがとな。その方が俺も助かる。
 じゃあ、一緒に来てくれ。

[敵が砦に潜んでいるのだとしたら、一刻も早く見つけ出さなければならない。
バーナードを連れ、参謀の許へと向かった。]

(46) 2011/07/02(Sat) 15時半頃

[こうして赤国の人間と接するのは、実のところ初めてだった。

自分の処遇は決まっていない。
それを念頭にいれつつも、彼女は戸惑っていた。

もっと、狼のように残忍な獣のような人間性の者たちだと聞かされてきた。
血も、涙も。、情もないのだと。
小さい頃など、悪いことをすると赤の兵士に連れていかれてしまうと脅されたものだ。

流石にそれは誇張だろう、そう理性は思考すれど、関係の悪化した両国間で刷り込みのように聞かされてきた話は否が応でも意識に植え付けられる。

しかし、少なくとも自分が対面している二人の青年は。
―――自分の仲間たちと、緑国の者とそう変わったところなど、なかった

未だ、彼らのことを良く知るわけではなかったから油断はできなかったが、もしもこれが真実ならば。
―――戦争の意義とは?]


【人】 流浪者 ペラジー

―礼拝堂前―

……んっ、

[つきん、と一瞬、頭に痛みが走る。奇妙な光景が頭に浮かんだ。
見た事のない景色。覚えのない、顔の見えない誰か。
騎士とは違う服。臙脂色に緑色…それと赤い…狼?

ふるりと頭を振り、押さえた。
戦の中だと、たまにそんな白昼夢?を見ることがあった。健康に異常はなかったから、殆ど気にしたことはなかったけれど。

…従軍神父のことを考えていたからだろうか。
気づけば、礼拝堂の前にいた**]

(47) 2011/07/02(Sat) 15時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 15時半頃


[随分警戒されてる。仕方がないか]

 よかった…。
 食べながらで良いけど、君の名前を聞いてもいい?

[食事に手を付けている緑国の兵士。
 …近くに来たのと声で漸くわかった。女性みたい。
 天幕に座り込みながら、彼女の名前を聞く]

 あ、後君の名前も教えてくれない?
 出来れば遠慮はしないで……
 敬礼も。

[後、僕に向き直って敬礼をする彼の名前も聞く。
 余り必要以上の遠慮はして欲しくないけど、通じるかな]


[恐らく身分の高い者なのだろう、そう思いながら、黙々と食事を口に運ぶ。
相当空腹だった]

 ……。
 フィリス・フィリップス。
 あんたたちは?

[そうとだけ答えた。
自国の軍事情報を聞かれれば頑として口を噤んだだろうが、手当とさしあたり一食の恩があるのは確か。
素直に名を名乗った。]


 ムパムピス・ヴァルキッソン二等隊士であります。

[名乗り、恐縮です、と答えて敬礼を解いた。
 それから公子殿下と、フィリスと名乗った女性兵、
 二人のやりとりの様子を見ている]


メモを貼った。


メモを貼った。


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 15時半頃


[どうやら相当お腹空いていた見たい。
 食事を口に運びながら、名乗る二人の名前を聞いて]

 フィリップスに、ヴァルキッソンか…

[名乗られたら、僕の名前を名乗り返さないとダメだろう。
 少しだけ、偽名を使おうかなとも考えたけど]


 僕はベネディクト・リヒテンブルク。
 一応、この国の公子、だよ。

[ベネット、って呼んでくれても良いよ、と付け加えて。
 僕は不用心過ぎる位にあっさり、自分の名前と身分を明らかにする。
 多分名前くらいは緑国にも知られているんじゃないかなと思う。
 隣に居るムパムピスと名乗った軍人はそれをどう思うだろう]


【人】 さすらい人 ヤニク

[参謀の許へと向かう間、就任したばかりの赤副団長の訃報を聞いた。]

 な……。

[言葉を失う。
これが戦。誰が死んでもおかしくない。
しかし、あまりに早すぎるのではないか。上に立つものを失えば、士気にも関わる。

赤騎士団のことが気になる。
そこに所属する幼馴染のことも気にはなったが、それよりも先に参謀に話をしに行かなければと足早に向かった。**]

(48) 2011/07/02(Sat) 16時頃

[普通に本名を名乗った公子殿下に、
 えええー!? という視線をつい向けてしまう。
 仮にも敵兵に、要人が簡単に身分を明かすのは
 不用意と言っても過言でないだろう。

 彼とフィリスの間ではらはらと視線を彷徨わせる。]

[――思えば、緑国の人と相対するのは
 これが初めての事だったわけだけれど。

 噂に聞いていたような、傲岸不遜で卑劣な、
 他国の事をけだもののように見下す人間達なのだ、
 という雰囲気とは、彼女は多少違っていた。

 もちろん、敵の只中に一人で怪我を負っているのに、
 柔和で礼儀正しく……といかないのは当然だが]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 16時頃


[食べながら、訝しげな顔をした]

 は?
 赤国の公子さんが何でこんなところにいるんだよ。
 面白い冗談だ。名乗りたくないなら、まぁ別にいいけど

[まさか本物がこんなところをうろついているとは、他国の彼女にはわからず、全く信じてない様子で笑った。]

 高そうな服だし、一般兵じゃあないんだろうけど。
 公子サマがこんな辺鄙なとこにいるなんて、誰も信じないよ、…自称ベネット。

[もとより快活な質らしく、少しばかり緊張のほぐれた顔で食事継続]


ムパムピスとベネットの様子を気にしながら食事をしている**


メモを貼った。


[あ、信じられなかった……
 内心しょぼんと落ち込みつつも、少し緊張のほぐれた顔になるフィリスの様子を見て、小さく笑う]

 所で、フィリスは何処の出身なの?
 近所の人?

[問い掛けながら、彼女の人柄を眺める僕が居る。
 傲岸不遜で卑劣、他者を獣か何かの様に見下す人間ばかりが揃う緑国。
 …色々な人がばら巻いたデマだ。きっと緑国では逆に赤国の事を好き勝手言ってると思う。

 だけど、赤国の人が血気盛んである事は確かな様に、緑国の人は比較的堅物が多いとは思うだけに、どちらかと言えば快活な気質であるフィリスは、興味深かった]


フィリップにお代わりも居る?と言い掛けたが、食糧事情に余裕は無いだろうと、思い直しただろうか


[本人の名乗りを一笑に付すフィリスの態度に、
 成程その通りだ、と兵士は思った。
 味方でさえ、彼がここに来るとは思いもしなかったから。

 信じていないなら、殊更主張する意味合いもない。
 空腹だったのが食事にありついて、
 下手すれば捕虜寸前の彼女も、少し落ちついたようだ]

 あの、こちらにはどういったご用向きで……

[公子殿下に控え目に訪ねてみるが、この様子だと、
 どうも純粋な興味で来たように思えてならなかった]


因みにフィリスの食事は主に自分の分から出されたわけだがそれも黙った。


【人】 御者 バーナバス

[>>46ヤニクの言葉に頷き、半歩後ろから付いていく。
途中、彼に届いた言葉は自分も聞こえて。]

 >>48あの…赤の副団長殿が、ですか。

[見張り台の情景が甦ってくる。腫らした視線にある柔らかさ、副団長になると意を決した言葉、騎士の佇まい。]

 ヤニク殿…。

[止めた緑の騎士殿の足は、早くなっていた。彼に言葉を自身からかけようとは思えず、そのまま慌ててついていった。]

(49) 2011/07/02(Sat) 16時半頃

 自分の眼で見ないと気が済まない性格なんだ。

[流石にここに居るフィリスに配慮して、言葉は曖昧に濁した。
 戦略上、拠点と成り得る場所、開戦に備えて。
 下手にそんな言葉で刺激しようとも思わなかったから]

 …後はー……あはは……
 城の中って窮屈だから逃げ出しついでに。

[場の空気を緩ませる為に、敢えて白状する。
 ついでに、しかも純粋な興味で、こんな所まで来るなんてどうだ、と思われるかも知れないけど]


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 17時頃


バーナバスは、周囲を見回しながらヤニクについていく。**

2011/07/02(Sat) 17時頃


 ……皆様が心配されますよ……

[城を抜け出して来たのだと言う公子殿下に、
 呆れて頭を抱えはしたが。
 目上の人間に対する緊張を解くことについては、
 功を奏したと言えるだろう**]


【人】 水商売 ローズマリー

[礼拝堂から外に出る。鍵を持ち出すのは憚られ、扉は閉めず

――ひゅん
あまりにも小さな音、首元に刺激
それと共に、身体がすうと浮き上がり

『ローズマリー様!』

身体が壁に押し付けられる痛みと
ローズマリーを庇うように覆い被さるノーリーンの暖かさ

『居たぞ!こっちだ!』

騎士の声と共に、ばたばたと走る音
ノーリーンの肩越しに見えた、逃げる人影は]

(テオドール……)

[それは、かつてセシルの側にいつも控えていた、青年の顔に他ならなかった
ローズマリーを庇ったノーリーンの血で、公女の身体は、赤く染まる]

(50) 2011/07/02(Sat) 18時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

――遺体安置所――

[据えられた、その身体
被せられている白い布を避ければ、それは確かにベネットのもので]

ベネット様、どうして、で、す……?
お父様の道を、お継ぎになった直後ではありませんの……

早世の道を真似ても、どうしようもありませんのよ!

[涙声で叫べば、そのままうずくまる
首筋がずきりと激痛を放ち、うう、と声を漏らした

首に巻かれた包帯は、先程のテッドの攻撃により、受けたもの
ノーリーンに突き飛ばされたお陰で、首だけで済んでいる
そうでなければ、首を綺麗に落とされていただろう

ローズマリーを庇ったノーリーンは、未だ意識が戻らない
テッドの行方も、知れない]

(51) 2011/07/02(Sat) 19時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 19時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 19時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[事前に連絡していた参謀の居場所に向かう。そこが草原なら、白馬に乗って出かけただろう。
進みながら、ミッシェル・クロウの姿が脳裏に浮かぶ。
間違った事を言った覚えは無い。只、酷く感情的だった。
それは半分が八つ当たりで、もう半分は―――]

 ……いや。
 そんなことを考えている場合か。

[浮かんだ感情を独り言で振り払う。
どのみち、今は危急の時。個人的な感情を挟ませる余地など無い]

(52) 2011/07/02(Sat) 19時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[その道すがら、同方面に向かう2つの影>>49を発見し]

 バーナード、ヴァロキエ。
 お前たちも参謀を探しているのか?

 ……一体何があった。

[参謀の耳に入れるようなことがあったのだろうか。
何よりバーナードの様子がおかしいように見え、問いかけた]

(53) 2011/07/02(Sat) 19時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

どうして、こんな事に、どうして……

[セシルの側に仕えていたテッドがここに居る
オスカーが捕虜とした事は知らなかったが
どちらにせよ、セシルは明確にこちらに向けて敵意を放っているという事に他ならない
もう、元には戻らない

涙を流し続けるも、暫くすれば落ち着いて]

ねぇ、ベネット様
魂は回ると聞きましたの

貴方の魂も、回っていらっしゃるのかしら……?
そこに、貴方のお父様はいらっしゃるのかしら……?

わたくしも、魂が回れば――未来で、出会えるのかしら……?

[ベネットに向けて、静かに十字を切った**]

(54) 2011/07/02(Sat) 19時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 19時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 19時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[赤と緑、両参謀は戦場を見渡せる位置に居る。>>2:168
そこへバーナードと共に向かっていると、ヴェスパタインが声を掛けてきた。>>53]

 参謀殿に報告がある。

[そう言ってバーナードへと視線を向ける。
彼が話すようなら任せ、そうでないなら短く砦で起こったことを告げただろう。]

 可能性として考えられるのは三つ。
 一つは捕らえていた捕虜が戦が始まった混乱に乗じて逃げ出し、その逃走時にたまたま彼らが見つかってしまった。
 二つ目は、敵斥候がわざと捕虜として捕まった。何らかの目的――例えば、後方から我等を混乱させる目的とかな。
 最後は……いや、これは言わないでおこう。

[傍にバーナードが居るため、不安になることを言うのを避ける。]

(55) 2011/07/02(Sat) 21時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 21時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 21時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 21時半頃


[出身を問われ、僅かの思案の後、応える]

 この近くの、アメルンって村。

[このような処にキャンプをしている位だ、周辺の地理は事前に調べてきていれば、聞き覚え位はあるかもしれないと思った。
つまり国境付近といってもいいが、廃墟の領有権が中に浮いたまま赤国との間に横たわっていたため、
その実感は薄かった。
開戦後、もしも廃墟が拠点となるようなことがあれば―――恐らく無事では済むまい。
それは恐らく此処に居る誰もが察せられること。
それとなく家族に勧めた疎開は、住み慣れた土地への愛着と、見知らぬ土地へ行く不安から拒否された。]

 どうしてそんな事を、聞く?


[目の前の青年が大凡軍事と関係なさそうな質問をする事に不思議そうに問いかけた。
自分を油断させるためだろうか、とも考えたが、彼らの陣地にあって一人きりの自分はあまりにも無力だ。
情報を聞き出すのにそんな手間をかける必要はないし、洗脳してスパイに使おうという腹にも見えない
の遣り取りを聞けば、目を瞬いた]

 逃げ出すったってこんな辺鄙な処じゃなくてもいいのに、
 ……物好き。

[呆れたように呟いた時、一瞬だけ自分が敵国となるかもしれない場所にいることを忘れていた]


メモを貼った。


[ムパムピスと名乗った青年の方を見て、肩を竦めた]

 えーと、ムパ…なんだっけ?
 あんたたちも、大変だね。

[同情するように肩を竦めた]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[神父と厩舎の少年の死を聞かされると>>55、歩みを進めながら瞼を薄く伏せた。
沈黙は長く。
悼みと共に、一つの可能性を思う。
それは兼ねてから常に警戒していた、が]

 ……そうか。
 捕虜を捕らえた人物についての情報は、2人共持っていないんだな?

[2人に向け低く問うた。
自分の想像が、ヴァロキエが語らなかった3つ目の可能性と同一かは知る由は無いが。]

(56) 2011/07/02(Sat) 22時頃

【人】 記者 イアン

― 砦 ―

[戦場で、ベネットの死を間近で見て、
砦に帰れば、フィリップとムパムピスの死も人伝に聞くだろう。
無邪気な少年の笑顔と、神父の祈りの言葉が思いだされる。


何で、あんな乱戦の中を往った自分が生きていて
砦の中の連中が死ななければいけない。

――――何を、何を守るために剣を取った?]

…ッ、

[負傷した左腕が、ずきりと痛んだ。
未だ整理のつかない頭で、医務室へと急ぐ。]

(57) 2011/07/02(Sat) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[敢えて言わずに居た三つ目の可能性について、副団長も察していたのだろうか。
同じことを考えたかどうかは分からないが、それについて特に言うこともせず。]

 知らない。
 そもそも、捕虜が居た事も知らなかった。

[だからこそ、その確認も兼ねて参謀のところへ向かおうとしていたのだ。
知っていれば牢へ見張りを立てるか何か対策をした方が良いと進言していただろう。]

(58) 2011/07/02(Sat) 22時頃

【人】 御者 バーナバス

 副長殿…。

[>>53参謀殿に報告に向かう途中、緑の副長殿と出くわした。甲冑に付着した血を見れば、何かを理解できたような感じになる。]

 と、砦内の地下牢近くにて、人死に、が出ました。

 やられたのは神父殿と、馬の世話をしていたフィリップ君です。駆けつけたときには行きはありあしたが、直ぐに事切れて―。

[副長に使っていた何時もの軽口が、上手くでない。]

 …看護士の話ですと何者かに殺されたのだろうと、言う事です。

(59) 2011/07/02(Sat) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

― 遺体安置場 ―

 ――…

[安置場に横たえる彼遺体は数知れず。
オスカーは入口に立つと、散っていった仲間達に十字を切った。
そして並べられたフィリップと神父の遺体を探し、その前に立つともう一度十字をきり、額に手をあてた。]

(60) 2011/07/02(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 少なくとも私は報告を受けていない。
 赤か……それとも。

[参謀と団長がそれ程までに重要な事項を伝達しないとは考え辛い。
しばし可能性を考えて――そして打ち切った]

 ……ここで考えていても仕方ないな。
 参謀を交えて話し合おう。
 ヴァロキエ、弓兵隊の方の状態はどうなっている。

[バーナードの様子を伺いながら、厳しい声色で問いかける。]

(61) 2011/07/02(Sat) 22時頃

【人】 御者 バーナバス

[後はヤニクが>>55報告をしてくれている。可能性の話をしているようだが、言葉を濁された三つ目とはなんだろうか…。]

 >>56捕虜とかの話ぁ、聞いてないと思います。
 覚えがないです。

[小さく横に首を振る。
その副隊長の様は普段より威圧感があり、少し声が擦れた。]

(62) 2011/07/02(Sat) 22時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

[自分が捕らえた捕虜が、どんな人間だったのかはわからないが、少なくともまだ捕まっていないという事は、ある程度の技量の持ち主だろう事は予測されて。]

 …っ、しょうがないか。

[顔を合わせる事を避けていた赤騎士団の参謀の姿を探す。]

(63) 2011/07/02(Sat) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[同じように、バーナードの報告>>59 >>62を聞く。
同じ砦内で起こった死はショックな出来事だったのだろう、彼は酷く憔悴しているように見える。
無理もない、と思うが、死を慣れている自分では、慰める方法も分からない。何ができるか分からないが。]

 有難う、バーナード。

[せめてもと、彼にかすかな微笑みを向ける。]

(64) 2011/07/02(Sat) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[溢れる人々の中に、さらりと揺れる金髪を見つけて、オスカーはその男の元へと歩みを進めた。
参謀のディーンとは、昔から仲が悪かった。
オスカーが参謀方からの命令を全く無視し、団長だけの命令を聞いてきたせいである。]

 …すまん、頼みがある。

[思ってもみない人物からの頼みに、男は眉間の皺を更に深くした。]

(65) 2011/07/02(Sat) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[副団長である彼が聞いていないとなれば、自騎士団の誰かが捕らえたのではないだろう。]

 ああ、可能性を考えても二人は戻ってこない。
 そういうことを考えるのは参謀殿の仕事だしな。

[必要ならば、砦内にも兵を配置しなければならないだろうが、此処で話したところで意味はないだろう。]

 弓隊は参謀殿の作戦通り、中長距離からの射撃だったからな。
 負傷者は数十名。いずれも直ぐに治療に向かわせている。
 死者は……何人かいたが、体制を整えれば問題ない。

[簡潔に報告をする。]

(66) 2011/07/02(Sat) 22時半頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 22時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 22時半頃


【人】 記者 イアン

― 医務室 ―


…っ…

[何で、あんな約束をしたんだろう。
手当を受ける際の、腕の痛みを堪えながら思う。

―――俺は、何も信じていないはずなのに。
神様だとか、夢の続きだとか、馬鹿じゃねえのって。
今を生きるために、んなモン必要ねーって、思ってた。]

… …、


[でも、それでも信じたのは―――…]

(67) 2011/07/02(Sat) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

 俺が昨日捕まえた捕虜が、地下牢を抜け出して砦内で人を襲っているらしい。
 もう、二人殺られた。

[そこまで言うと、ぎゅ、と唇を噛んだ後に言葉を続けた。]

 砦中に知らせて、注意喚起参謀してくれないか。
あと、参謀やローズマリー様に、護衛を付けてくれ。
 一人にさせるのは危険だ。
 お前もだ、相手に狙いがあるのかはわからんが、狙われるかもしれん。

(68) 2011/07/02(Sat) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 そうか……ご苦労。
 編成の組み直しに関しては団長と相談してくれ。

[弓隊の離脱者は想定よりも少なく、それは救いだったか]

 それにしても、あの乱戦状況でよく抑えた。
 やはりお前は指揮のセンスがあるな。
 あの話をもっと真剣に考えて欲しいものだが。

[蒸し返した話は半分本気で半分冗談だ。真面目くさった顔で言い放った言葉は、やはり冗談には聞こえないだろうが。]

(69) 2011/07/02(Sat) 22時半頃

ヴェスパタインは、そうこう話している内に、参謀の所に辿り着くだろう。

2011/07/02(Sat) 22時半頃


【人】 御者 バーナバス

 >>64―!
 お役に立てて…光栄です…。

[副団長の笑みを見たことがあっただろうか。あったのかもしれないが、どちらかと言うとお叱りの印象が強かった。ゆえに、嬉しさはあった。

向かう最中の>>61>>66>>69二人の戦の話には、問われなければ口を挟まないようにしているだろう。]

(70) 2011/07/02(Sat) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

 相手を甘く見てた、俺の責任だ。




 俺が、そいつを探して、殺る。

[最後の言葉は、ディーンの碧を見つめたままに、はっきりとした口調で。
それだけ言うと、返事も聞かずにディーンの前から立ち去った。]

(71) 2011/07/02(Sat) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 あんたたちが前線で戦ってくれているから、こっちの被害は少なかったんだ。
 頼りにしてるしな。

[弓は近接には弱い。
ごり押しで迫られたらとてもじゃないが、被害はもっとあっただろう。]

 つーか、副団長。
 冗談言う時くらい笑えよ……冗談が冗談に聞こえないって。

 な、お前もそう思うよな。
 うちの副団長様は、固すぎるって。

[重くなった空気を払う為の冗談だと思い、肩を落とし。
バーナードへ同意を求めるようにそう言った。]

(72) 2011/07/02(Sat) 23時頃

 アメルン? ここからかなり近いですね……
 書類上ではほとんど無人口の地域とされていましたが。
 そうか……人が住んでいるんですか。

[フィリスの返答に思案げに呟く。
 一帯が戦争状態になれば無事ではすまない地域だ。
 公子殿下がなぜ彼女の出身を問うのかは分からず、
 それもごく純粋な興味だろうかと、視線を流した]

 ええ、まあ……
 こんな事になったのは、私は初めてなのですが。

[何とも言えぬ同情に、恐縮げに頷く


【人】 流浪者 ペラジー

―礼拝堂前―

[ぼんやりと、その大きな扉を見ていた。
人並みに礼拝はしていたけれど、ここ数日は忙しくて、行く暇もなかった。]

ん……ここにも、血……?こんな所にまで……

[それが、自分が来る少し前に、ここで襲撃を受けたノーリーンの物だということは、知る由もなく。>>50

(73) 2011/07/02(Sat) 23時頃

【人】 御者 バーナバス

 >>72えーっと、まあ。
 そりゃーお堅いと言えばお堅いと思いますよ。
 茶目っ気なのかわかんないときあるんですよねー。

[ヤニクにつられ普段の口調でぽろっともらす。]

 あ…。

(74) 2011/07/02(Sat) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ヤニクの返答に犠牲になった騎兵隊のことを思う。
一瞬紅い夢に囚われかけ―――振り払うように首を振った]

 馬鹿者、「上官には敬語を使え」と何度言えば分かる。
 そもそも私が堅いのはお前のような者がいるからだ。

[眉根を谷よりも深く寄せて、ヤニクを睨みつける。
それはきっと何度も繰り返された、いつも通りの光景で。
―――されど。]

 ……ったく、冗談も冗談。
 私の後任がお前だなんて全く持って寝覚めが悪い。
 緑騎士団の恥晒しだ。

[一瞬だけ向けた柔らかな笑みは、彼の眼に入っただろうか。]

(75) 2011/07/02(Sat) 23時頃

ヴェスパタインは、笑みはすぐに消し、バーナード>>74をきっと睨み付ける。

2011/07/02(Sat) 23時頃


【人】 店番 ソフィア

――ああ、その話なら聞いてありんす。
ただ、わっちも捕虜の件は把握しておらなんだ。
今、赤の参謀殿も確認をしてもらっておる。

……護るべき砦に敵が居るなど痛恨のきわみじゃな。
しかも戦争のタイミングで暴れられるなど…それなりに手ごわい予感もしんす。

[ちょうどそれは、赤の参謀がオスカーから話を聞いている頃だろうか]

(76) 2011/07/02(Sat) 23時頃

イアンは、ヴェスパタインは今頃どうしてるだろうかと気になった。

2011/07/02(Sat) 23時頃


【人】 流浪者 ペラジー

血……怪我。

[小さく呟いて。目をごしごしと擦った。]

……うん。行かなきゃ。

[負傷した者…まだ生きている者がいる限り、進まなくてはならない。

動かねばと自覚すると、喉が渇いているのに気づき…水を飲んでから、治療の手伝いに行こうと考えた。]

(77) 2011/07/02(Sat) 23時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 23時頃


バーナバスは、しまった、うわぁ〜とヴェスパダインから視線を背けた。

2011/07/02(Sat) 23時頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 23時頃


 ……あの、彼女の今後の扱いについては、
 決定したかどうか、ご存知ないでしょうか?

[フィリスを運びこんだ後の処遇については
 上官に指示を仰いで保留中となっていた。

 フィリス本人も聞いておいて良い話だろう、
 そう思って、公子殿下が何か知っていないかと、
 問いを向けてみる]


【人】 さすらい人 ヤニク

[にやりとバーナード>>74へ返し。]

 はいはい。
 敬語ね、敬語。分かってますよー。

 てか、俺があんたみたいになったら、少しは柔らかくなってくれんのか?

[いつものように睨まれても>>75、気にしていない素振りで頭を掻く。
返事をしたものの、敬語で話すことすらしない。]

 そう思うんだったら、そうならないようにしてくれ。

[そう軽口を叩いて副団長の顔を見れば、予想しなかった笑みに固まった。]

(78) 2011/07/02(Sat) 23時頃

ヴェスパタインは、ヤニクを鋭く睨み付ける。

2011/07/02(Sat) 23時頃


[無人口、という言葉に目を瞬いた。]

 片田舎の村には違いないけどね。

[それだけ言って、それ以上は言及を避けた。
相手の知らなかった自国の領地に関する情報を漏らしてしまったことに気づいたからだ。
どう扱われるかは、未だ新兵といってもいい彼女には考え及ばなかったが、自分が失態をおかしたことだけは気づいた]

 ―――、
 僕を連れてきたの、あんただったね。
 ということは、これ、あんたの分だったのかな。
 悪いね、なんで敵兵なんか助けちゃったわけ?

 ご馳走様、美味しかった。

[食事を終えると、携帯食のブリキの食器を置いて、話題を逸らすように笑って茶化したあとに礼を言った。
そして、携帯食の品ぞろえは自軍と変わらないんだな、と思った。]


 あぁ、アメルン。
 あの砂糖菓子最近食べてないな…。

[赤国とその国境付近の他国の地理は、村単位で憶えて居る
 まぁ、随分昔に叩き込まれた。
 何故、とこんなことを聞く理由を問われ、あぁ、と小さく笑う]

 緑国の国境付近の町村に居る皆は、今どんな生活をしてるのか。
 それとも皆疎開してしまったのか、とか。
 土地の人の詳しい話が聞きたくって。

[軍事的な情報なんて別に要らないけど、そう言った情報は是非とも欲しい。
 敵国の土地での情報。
 特に民の動きには、皆殆ど気を払う事も無いから]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 戦場が見える位置 ―

 カテーリングラード参謀。

[そうこう話しているうちに、緑の参謀の居場所に辿り着き。
バーナードとヤニクが報告を終えた後、自分からは、騎兵隊の状況を手短に話す。弓兵隊に関してはヤニクから説明があっただろうか。]

 敵将、ガイル・カロッサには深手を負わせた。

 が、私が確認した限りでは――副将のクリストファーがいない。
 目算だが、弓兵隊の人数も少ないように見えた。
 ……嫌な予感がする。

[カロッサ兄弟の弟、クリストファー・カロッサ。
勇猛果敢な黒の将・ガイルに比べ、弓を扱う副将は蛇のような目をした、作戦能力に優れた狡猾な男と聞いている。]

(79) 2011/07/02(Sat) 23時半頃

[今後の扱いがどうであれ、負傷した傷口から感染した状態で放置されず、助けられたことは事実だ。
放置されれば、最悪敗血症を起こして死亡していた可能性は低くなかった。

そこからくる印象を差し引いても。

二人と話すのは、初対面のはずなのにどこか懐かしいような錯覚を覚えた。
特に、ムパムピスに対しては親しい人間に抱くような感情に近いものを覚える。
彼の穏やかな物腰がそうさせるのかもしれないが…

首を振る。
負傷して赤国の兵のキャンプに連れられ、疲れているせいに違いない。]


【人】 記者 イアン

[そこにはどれほどの負傷した兵士がいただろう。
それは数えきれない程だが、きっと死傷者はもっと居る。
これほどにも呆気なく、人の死はやってくる。

ふと響いた囁きに、フィリップとムパムピスを思い出す。]


… ―――

[静かに内に溜められる赤が、怒りが、
外に飛びだすのはいつだろうか。]

(80) 2011/07/02(Sat) 23時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 23時半頃


[大変、の意味がどういう事なのか、あんまり解りたくなかった
 恐縮気に肯いているムパムピスにも、どういう意味なのかと、思わず苦笑が漏れるけど]


 彼女の扱い?
 ……………確かさっき聞いた時には、捕虜として街まで連れて行くと言ってたけど

[ふむ。間違いなく牢屋にぶち込まれる。
 彼女から軍事的な情報は期待して居ないけど、出来れば知ってる分の、近隣の民の動向は知りたい所。
 ……牢屋行は勿体ないなと思う]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ヤニクの動きが固まる>>78のを見て、笑みはさっと打ち消した]

 当たり前だ、馬鹿者。
 お前達のような馬鹿者を残してさっさと死ぬわけにはいかん。

[その表情はいつも通りの厳格さを湛える。
ぽろっと漏らしたバーナード>>64にも鋭い睨みを利かせて]

 元気になったようだな、バーナード。
 無駄口叩いている暇があったらしっかり働け。サボるな。

[参謀のもとに辿り着いたのはそんな話をしている時であったか。]

(81) 2011/07/02(Sat) 23時半頃

[重ねて聞かれ、首を振る]

 答えられない。
 僕、これでも一応軍人だから。

[緑の軍服を摘まんで言った。
開戦間近と言われる相手国のキャンプで負傷して手当されて飯まで貰っている情けない体たらくなわけだが。
ヒトとモノの動きが重要なことくらいは、知っていた。
ベネットにその気がなくとも、彼からふとした拍子に話が漏れれば、どう扱われるかはわからない。]

 この制服着て、友人に話をするみたいにはいかないよ。
 でも、どうしてそんなことに興味があるの?

[公子というのは冗談にしても、良いところの子息だろうに、と思うと不思議だった]


【人】 水商売 ローズマリー

――医務室――

[怪我人の数は増えている
先程切られた首の傷も再度痛み出し
それでも、苦しむ人を元気づけるために、ローズマリーは声を掛け続ける

そこに居る、人影――>>80]

イアン・レッドフィールド赤騎士団長様

[触れれば弾けそうなその覇気に、しかし引く事も無く]

この度は……お悔やみを、申し上げますわ

[後ろからそっと、声を掛ける]

(82) 2011/07/02(Sat) 23時半頃

【人】 店番 ソフィア

[ヴェスパタインの報告を聞いて>>79]

その件はわっちも少し気にはしておった。
報告される情報の中に、奴の名前が無いことはな…。ただ、報告が無いだけで実際には副将として動いていると思っていたのじゃが…。
おらなんだか…ぬしが言うなら間違いあるまい――。

(83) 2011/07/02(Sat) 23時半頃

【人】 店番 ソフィア

[と、そのくらいで、赤の参謀から、捕虜の件について情報が連携される]

…戦時の直前で、多少混乱しておった時の事か――痛いが…過ぎた事は仕方ないの…。じゃが…。
クリストファーが居ないことを合わせて考えると――どうも何かの流れの様にも思える。
ヴェスパタイン副団長。やはり緑騎士団からも一隊を砦の方に遣った方がいいと思うのじゃが、いかがか。
人選は任せたいが…。

(84) 2011/07/02(Sat) 23時半頃

 あ、いえ、お気になさらず。
 ……量が少なくてすみませんが。

[彼女の食事について言及されれば首を振る。
 計算して持ち込まれた糧食の中から、
 さらに一人分を供出するのには少し知恵を捻ったが、
 主に自分の分と、仲間の分を少量分けてもらえた。

 それも、彼女の軍事的な利用価値を考慮して、
 という面が多分に含まれていたことは否定できない。

 ただ、熱を出して倒れた彼女を見た時、
 敵国の民だとか、そういうことは別にして、
 単純に助けてやりたいと、自分は思ってしまったわけで。
 血気盛んな赤国軍の中では変わった奴だと、
 そう評されることも時々あった]


 ―― よし。 客人として連れてっちゃおう。


[今教えてくれそうに無いなら、時間を掛けて口説き落としちゃおう。
 付近の廃墟は粗方調べ終わった様だし、万一緑軍と鉢合わせて血が流れるのも好ましくない]

 流石に御咎め無しで逃がしてあげる事は僕でも出来ないんだ。
 だけど緑国とはまだ完全に戦争してる訳でもないからね。
 常に誰かとの行動さえしてくれたら――

 ――そうだ。 えっと、ムパムピスだっけ?
 折角だし、君に頼めない?

[それが良いね。そもそも彼女を連れてきたのは彼だし。
 そう思い至って、彼に話を振る]


【人】 流浪者 ペラジー

―医務室―

あ、イアンさ……

[医務室へ向かい、先程の件で声をかけようかとした所に、先に声をかけたローズマリーの姿を見つけ、少々ためらう。>>82

さすがに喧嘩をする元気もなかったが、彼女の首に包帯が巻かれているのを見つければ、眉を寄せた。]

(85) 2011/07/02(Sat) 23時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/02(Sat) 23時半頃


[何故興味があるの、と言う言葉には肩を竦める]

 情報は何処で必要になるか解らないからね。

 民がまだ暮らしているのか、暮らして居ないのか。
 戦争の気配についてどう考えているのか。
 既に軍隊が駐留しているのか……は教えてくれそうにないけど。

[平和であるには越したことはない。
 だけど、最悪戦争に成った場合でも、出来る限りの最小限の被害で抑える為には小さな情報でも大きな役割を果たす事も良くある。
 その内教えてくれるように成ってくれたらいいんだけど]


ローズマリーは、ペラジーの声に気付くと、す、と振り返る

2011/07/03(Sun) 00時頃


[ベネットの話に、やっぱりかと内心溜息をつく。

 そうですか……了解いたしました。

[開戦前に捕虜を、それも国境未確定域から取ることは、
 緑国をいたずらに刺激してしまう危惧がある。
 何らかの措置を取った上で返還できないだろうかと、
 上官にはそう進言もしたのだが。
 生憎聞き入れられなかったらしい。

 ――のだが]

 はい?

[目を点にした。

 というかなにいってるのかわからなかった。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[笑顔が似合わない人間が居るのかと、ぎくしゃくと笑みを返す。]

 そうしてくれ。

[いつもどおりの表情に戻ったヴェスパタイン>>81に息を吐き、後は黙って後を着いて行く。]

(86) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 記者 イアン

[後ろからかかる声>>82に、体を捻らせそちらを向けば]

…ああ、姫様か…
勝手に出歩いたら危険だっつー… !

[余計な心配をかけさせないために、
わざと軽い口調で返したはずが、
その首に巻かれた包帯を見て、はっと息を飲んだ。]

誰にやられた、それ。

[首を指さして、言う。
ペラジーの呼びかけには、まだ気付いていなかっただろうか。]

(87) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[参謀の提案>>84に深く頷いた]

 そうだな……、幸い全隊砦に戻っている。
 白兵戦に向いている者を見繕って、隊を編成しよう。
 ヴァロキエ、弓隊の選抜は任せたぞ。

[呟きながら、騎士たちを脳裏に巡らせ。
一瞬舞うように剣を扱う女騎士の姿を思い出し―――振り払うように首を振った]

(88) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[誤魔化すように景色に目を向ける]

 それにしても、ここは本当に眺めが……草原がよく見えるな。

[騎士たちの血で赤黒く染まった大地は、お世辞にも眺めがいいとは言えない。
その景色をじっと見つめ、脳裏に刻み付けて。
砦から少し離れた位置にある森林に目を向ける]

(89) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[参謀の許へと着けば、バーナバスを促すようにして砦のことを報告した。
それは既に届いていたようだった>>76が、彼女も捕虜の存在を知らなかったらしい。

その後、副隊長に倣い弓兵隊の報告をする。>>79]

 あいつが、居なかったのか?

[続いた報告――敵のクリストファーが居なかったと知り、すっと目を細める。]

(90) 2011/07/03(Sun) 00時頃

[捕虜として街に、と聞いて、そうなるだろうな、と思案する。

脱走するとしたら、丁重に扱われている怪我人だと思わせておけるうちに隙を見て、か、移送中しかないだろう。
捕虜になる気はない。
そう言ったのは、自国の負担になりたくないというよりは、新米兵一人のために国が多くの犠牲を払うわけがなく、切り捨てられることが容易に想像できたからだ。
これは、酷いのではなく、指揮官として当然の判断だと思うから、彼女は自力で生き伸びるか、拷問尋問の末の死を避けるための最終手段としての自害しかない。
できれば、前者を取りたいわけで。

とか考えていたら予想もつかなかった言葉を聞いてばっと顔をあげて目を見開いた]

 …はあぁ!?
 ベネット、本気で言ってるのか?
 連れていくって、何処に…

[あまりにも驚きすぎて、矢継ぎ早に畳みかける。
一瞬後に冷静に考えれば、赤国に、ということで、そうなれば色々見てしまった自分が祖国に帰れる可能性は更に低くなる訳で。
だが、命には変えられない。色々な思考がぐるぐると一気に脳裏を駆け巡った。]


【人】 御者 バーナバス

 >>81はは…はは。なーに大丈夫ですよ。
 まずはちゃんと報告する仕事しますから。

[いつもの副団長に気が楽になった。]

(91) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[瞬間。


       白昼夢]

(92) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 御者 バーナバス

[>>89ヤニクに促されると一歩前に出て。
既に何度もした報告をもう一度行った。
言葉は噛みそうだったが…。]

 ―以上です。

[最後、ですのあとにぅが付きそうになり危険を感じながら。どうやら参謀殿は一部始終を聞いているようだったが。]

 えーっと、どしたらいいんだろ。

[>>79>>83>>90その後は数歩下がったが、3人はなにやら話を始めたようで。自分には単語を聞き取れても内容は把握しきれていないので、下がったまま立っている。]

(93) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[森の中に立つ赤のキャンプ。
食事を摂りながらぎこちなく談笑する若者たちの幻影を視る]

[その映像に、重ね合わせるように]

[森の中に伏せる黒い影。
狡猾に、ぎろりと光る瞳がこちらを射抜き、

            ――――放たれる矢が一閃]

(94) 2011/07/03(Sun) 00時頃

[驚きが収まらないながらも、返事を聞けば、目を細めて首を傾げた]

 …村人を盾にとって有利に戦争するために?

[ぽつりと呟いた声は、少し重かった。
ベネットが被害を抑えたいと願っている事は、聞かなければ彼女には解らない。
だから、やはり擦りこまれた先入観が、そんな風に言わせる]


 つ、常に同行と仰いましても……
 自分は軍人であります、殿下。

 任務中にまでフィリップスさんを同行させることは
 非常に困難、かつ危険を伴いますし、
 国内に残って頂くとしても一定の措置は必要です。

 それでしたら、正式な捕虜として取り扱う方がまだ……

[そしておろおろし始める。

 フィリスの驚きようも無理なからぬ事だろう、
 敵国の兵を客人として招くなどという話は前代未聞だ]


【人】 さすらい人 ヤニク

[砦に一隊を配すと言う。>>84
後ろが気になって戦えなくなるよりは、それが良いのだろう。]

 弓は狭いところではかえって危険だ。
 下手したら味方が怪我をするだろうな。

[逃げた捕虜が一人であるなら、隠れながら動いているのだろう。
障害物の陰になってしまえば、狙ったところでまず中らない。

しかし、弓兵は遠くの敵を狙う為目は良い者が多かった。]

 おい、お前さ。
 例えば砦の中の絵を描くとき、どこを選ぶ?

[砦の内部を見張ることは殆どない。
たまに絵を描いているバーナードなら、中を見渡すのに丁度良い場所を知っているかと思い聞いてみた。]

(95) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[ペラジーの姿に、眉根を寄せる
昨晩の衝突は未だに意識の底に燻っている]

貴女……衛生兵なのですわね

[にべもなく、呟きつつ
イアンの軽い問い>>87に、首筋を抑えつついつもの公女の笑みを向ける]

重症ではありませんわ、ノーリーンが護ってくれましたもの
犯人は、敵国の……領主護衛の一員でしてよ
名前は、確か、テオドール

[ぐ、と歪められた瞳に、暗い光]

貴方の仕事は、ただ一つ
敵を討ち果たすのみです

和解の道は、もう、無いのですわ……

(96) 2011/07/03(Sun) 00時頃

イアンは、ペラジーに気付けば、手をあげて挨拶をしただろう。

2011/07/03(Sun) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[視えたのは、数秒先の未来]


 ――――……っ、伏せろ!!


[咄嗟に大声で叫び、

 ――――――次の瞬間、鈍く光る矢が緑の甲冑を討つ。]

(97) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

…お怪我、されたんですか。
砦の中も安全とは限らないようなので…お気をつけ下さい。

……赤騎士団長に用事がありまして。
それが終わったら、自分の仕事に戻ります。

[こちらに気づいたローズマリーに告げる。疲れた表情と、負傷者の血にところどころ染まった服で、衛生兵だとわかったらしい。>>96

あの…さっきは。余計なことを言ってしまってすみませんでした。

[戦場で思わず叫んでしまったことについて、イアンに軽く頭を下げた。慰めの一つでもかけたかったけれど、片割れを失ったばかりの団長にかけられる言葉はなく]

(98) 2011/07/03(Sun) 00時頃

ヤニクは、ヴェスパタインの声>>97に、咄嗟に顔を向けた。

2011/07/03(Sun) 00時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 礼拝堂前 ―

[愛馬の前で決意を固めたのにも関わらず、自身の行った行為を悔い悩む。
神に縋る思いも含め、従軍神父に話を聞いて貰いたかった。]

 血…?何でこんなとこにあるの?

[入り口に落ちる血の痕跡。頭を過ぎる血の持ち主の姿。
嫌な予感で礼拝堂の中へ足を踏み入れた。]

(99) 2011/07/03(Sun) 00時頃

オスカーは、捕虜の姿を探して砦内を歩いている。

2011/07/03(Sun) 00時頃


 近くの街はララント……
 確かこの小隊もララントからの派遣だったでしょう?

 ――だめ?
 特例措置で、名目上は警護と監視にしたら通ると思うんだけど

[何で二人ともそこまで驚いているんだろう?
 まぁ、余り御多例のある事じゃないけど、別に不可能じゃないと思うけど。
 おろおろしてるムパムピスがダメだと言うなら、別に他の方法を考えるのも一つだけど……]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時頃


【人】 記者 イアン

重症かどうかじゃねえ。
危険な目にあったかどうかって話だ。

[今此処に、ノーリーンの姿が無いことが
彼女の身に起きた出来事の大きさを想像させる。]

…領主護衛が、何でこっちの砦まで来てんだ…

[まさか、と思い出したのは、先程のオスカーの囁きで。
暗くなる瞳を見れば、それを振り払うように言う]

…分かってるさ。
アンタを守るのが俺の役目、だろ?

[彼女の想いなど、知るはずもなく。]

(100) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 店番 ソフィア

―――?!
副団長殿!!

[その声を聞いて、伏せようとする動きは、油断からか一瞬遅れ。鎧に矢が突き立つのを、見た** >>97]

(101) 2011/07/03(Sun) 00時頃

【人】 御者 バーナバス

 ひぇ、は、はい。

[>>95不意に作戦の話からいきなり自分に振られ吃驚した。]

 砦の中の建物ですか。えーとあのですね。
 一部とかなら普通に中庭など見やすい場所で。

[と、今まで自分が描いたポイントを思い浮かべていく。]

 全体を見るなら砦の城壁に登って…例えばこの辺で。
 見張り台も外も中も見晴らしは悪く無かったですけど…。

[見張り台はちょい高すぎかも、と下を覗いて足が震えたことを思い出した。]

(102) 2011/07/03(Sun) 00時頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時頃


【人】 御者 バーナバス

 >>97!?

[色々思い出していたからだろうか、それとも元より反応が遅いだけか。

声に言葉に対するが遅れた。]

(103) 2011/07/03(Sun) 00時頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時頃


【人】 記者 イアン

ばーか、気にするなら最初っから言うなよ。

[困ったように眉を下げ、頭を下げるペラジーを見やる。
あの場では、彼女の動きに助けられたようなもので
感謝はすれど、怒りを飛ばすことなど、ありもせず。]

…いや、お陰で助かった。
さんきゅな。

[今度は本当の笑みを、向けてみせた。]

(104) 2011/07/03(Sun) 00時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時頃


 ……いいや? そんな馬鹿はしたくないね。
 
[少し重く呟かれる声には、否と返しただけで。
 今態々、全て伝える必要性も無いかなと言う思いから。

 立ち上がり、天幕を出て、この調査の為の陣を引き払わせて近くの街まで撤収させようとするけど。
 何かムパムピスからあったなら、もう少し考え直すつもり]


【人】 さすらい人 ヤニク

[バーナードの言う場所>>102を確認しつつ、その場所に視力の良い者を配そうと提案しようとした時。
ヴェスパタインの鋭い声>>97が聞こえ、顔を向けた。


副隊長の、緑の甲冑に突き刺さった矢。
矢の飛んできた方へ視線を向けながら、素早く副団長の傍へ寄る。]

 俺が良いというまで伏せていろ!
 絶対に動くな!

[非戦闘員である二人に向かって声をあげた。
敵が何名隠れているか分からない状況で、他の二人を守ることは難しいと判断し、牽制の為に愛用の弓で矢が飛んできたであろう方向へ矢を放つ。]

(105) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 礼拝堂 ―

[緊張感に包まれている他とは違い、礼拝堂の中は静かに時が進んでいる。]

 ムパさん!大丈夫ですか?!

[安否を心配する女は扉の開閉と共に血の主であろう男の名前を叫んだ。美しいステンドグラスが礼拝堂の中を照らす。

やがて従軍神父に従う者に真実を聞かされれば顔を青ざめ、礼を言わずに無言で駆けて行く。]

(106) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時半頃


 だ、駄目かどうかは……

[無理な気もするが、自分では判断がつかない。
 その辺りを裁量する権限が、兵士にはないのだ。

 つまりはムパムピスの任務を、
 フィリスの護送と監視に切り替えるということだろう。
 明日のご飯は何にするレベルの聞き方をする公子殿下に、
 やっぱり困ったような顔を見せたのだった]


【人】 水商売 ローズマリー

もう、良いのですわ……

[囁いたような小さな呟きは、聞こえただろうか
セシルはもう、ローズマリー達を完全に敵として捉えているのだと、わかってしまった]

領主護衛だからこそ、ですわ
向こうも、仕掛けてきているという事でしょう?

[イアンの言葉>>100に、微笑みを零した]

護るのは、わたくしではありません
この国、ですわ?

[かつて、私を護ってと言った公女の姿は
少しずつ、少しずつ、擦り切れてゆく

ペラジーと親しく声を交わす姿>>104を、じいと見る
近い間柄、親しい間柄
それは、羨ましいと、同時に憎いと思った
それを失った自身は――?]

(107) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時半頃


【人】 御者 バーナバス

 >>105う、うわあぁ…!
 ひぃっ!

[何がなんだか理解できぬまに、伏せろと言うヤニクの言葉に、倒れるようにして伏せた。その視界に副団長が入って。]

 あ、ふく、だんちょ う どの?

(108) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[強い力で引かれた弓矢は心臓を正確に討ち抜き、鉄の甲冑を突き抜けた。
側に寄るヤニクの手を震えながら握る]


 ヴァロキエ……、
 …………敵が、すぐそばに、


 ―――――――は…やく、…りでへ……、

[その声は弱く。
されどその瞳を真っ直ぐに睨み]

(109) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 馬鹿者、行けっ……――――!!

(110) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

[ 否定して、天幕を出て行こうとする男の背を見ていた]

 そっか。……そっか。

[軍に入り、そんな戦術があると知った時、馬鹿なと思ったものだ。
同じように評した青年に、内心驚き。

同時に、彼女はこれから戦争が起こって自分が戦う相手が、わからなくなった。
同じように平和を望んでいるとしたら、何故戦争が起きるのか。
それはきっと政治的なものだとか、色々な思惑による巧みな誘導なのだろう、そうは理解しておれど。

困ったようにボブショートに切りそろえられた髪を掻き、ムパムピスを見た]

 ……どうすんの?

[だめ?と可愛らしく言った、恐らく上官の言葉に彼がどうするのか、最早見守るしかなかった]


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/07/03(Sun) 00時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[真実を聞かされれば向かう先は遺体安置所。
一心不乱に駆けていく。]

 なんでムパさんが…?あの人は戦ってなんてないじゃない!!

[非戦闘員の彼の死など想像すらしていなった。
女にあるのは動揺のみ。誰に聞かせる声でもなく、思った言葉が口に出る。]

 「――――……っ、伏せろ!!」

[聞き覚えのある声に足が止まり、周囲を見回す。
その声の持ち主は連日に渡って怒鳴られた主の声。
流れ矢が目の前を掠めれば、剣を抜きそちらへ方向へ足を進めた。]

(111) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

[いずれにせよ、この小隊の調査任務は本日までの予定、
 全ての日程はつつがなく終了していた。
 公子殿下が撤収を命じるのなら、反対する理由はない]

 上層部は開戦派ばかりだと思っていたけど……

[天幕を出て行く後ろ姿に呟く。
 彼は積極的に緑国と刃を交えようとしているようには
 あまり見えなかった]

 ……どうしましょうね。

[眉を下げてフィリスを見る。

 でも多分、貴方を国に連れて帰ることになります。
 この天幕も片付けますので、少し動けますか?


【人】 さすらい人 ヤニク

[敵が逃げる気配がする。
副団長の体を抱えようとすれば、その手を握られた。>>109]

 おい、副隊長!
 しっかりしろ!傷は浅いぞ!

[しかし、それが気休めであることは分かっている。
正確に左胸を貫かれた彼の体は、今命が零れようとしていた。]

(112) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 出来るかよ!!馬鹿野郎!!!


[真っ直ぐに見つめてくるその瞳を睨み返して叫んだ。]

(113) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー


助かった?…そっか。それなら、良かった。

大変だと思うけれど…イアンさんは一人じゃないから。

[そう笑いかけて。頭を下げると、負傷者の治療に戻った]

(114) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[やがて震える手は力を失い。

ぱたり、墜ちる。


最期に見つめた若者の眼に未来を託し、

紅い夢に、墜ちていく――――――。**]

(115) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―砦の外へ―

うそ、毒?解毒剤…だめ、これは……!

[治療の最中、毒矢に倒れた死者の話を聞き。
遺体を見てみれば、砦内には解毒剤がないのが知れて。]

私、摘んでくる!

[次に犠牲者が現れることを考えれば、いつでも用意しておく必要がある。
近くの森に生えていたはずだ。副団長が襲われた知らせは、まだ来ていなかった。だから。敵が潜んでいるとも知らず、森を目指して、砦の外に走っていったのだ]

(116) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[一本の矢が、衛生兵の首の側面を穿った。]

(117) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[声をあげる間もなかった。
頚動脈をやられたのだろう、大量に血を撒き散らし、地面に崩れ落ちる。]

(118) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

…………!!!

[激しい痛み。血液が喉を塞ぐ。苦しい。
…痛い。涙がこぼれた。

薬。料理のレシピ。趣味のポプリ作り。包帯。公女への反感。友との約束。砦の仲間。衛生兵だった亡き父への憧れ。

娘を象っていたもの全てが、瞬く間に消えていく。
そして、何一つ残すこともできず、黒い瞳から光が消えた。

一衛生兵の死。

*戦場では、よくあること*]

(119) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

【人】 御者 バーナバス

 あああ、副団長殿…副団長殿…

[刺さった矢が意味するところを理解したとたん、漏れる嗚咽。伏せたままの体でも、視線は>>112ヤニクが抱えようとする副団長から離れなかった。]

(120) 2011/07/03(Sun) 00時半頃

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18回 (3d) 注目
ムパムピス
15回 (3d) 注目
ヴェスパタイン
32回 (4d) 注目
ソフィア
15回 (5d) 注目
ヤニク
24回 (6d) 注目

処刑者 (4人)

ベネット
35回 (3d) 注目
ペラジー
31回 (4d) 注目
バーナバス
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ローズマリー
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