人狼議事


22 共犯者

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視点:


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
店番 ソフィア が無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、記者 イアン、双生児 オスカー、ランタン職人 ヴェスパタイン、漂白工 ピッパ、靴磨き トニー、寡婦 パピヨン、長老の孫 マーゴ、墓荒らし へクター、若者 テッド、双生児 ホリー、道案内 ノックス、飾り職 ミッシェル、肉屋 ニールの13名。


【人】 若者 テッド

まー、こんな村だし、噂が娯楽のひとつだってのもあるんだろうけど。
どれが真相か、考えるのも暇つぶしのひとつってやつ?

[イアン>>349にあっけらかんと答える。
 漲ってる村長とか、死ぬ前を思い出してもあまりぴんとこなくて、へーほーへー、と頷き]

村長はなんかこう、俺みたいなのとはあんまり会話しなかったから、実際どんなんだったかなんてわかんなくて、あんま役に立てないなあ。

[理由がわからなくてしょうがないといわれて苦笑する。
 憤るニール>>353に]

だから噂だっていったじゃんかー。
おっさんだって暇をもてあました奴らがつくる噂の恐ろしさは知ってるだろー。

信じてる奴なんてほとんどいないって。
今言ったのは大まかな奴だけで細かい違い上げてったらきりがないんだぞ。

中には村長が浮気相手に殺されたとかっていう、その浮気相手はどこから見つけてくるんだよって噂もあるんだからな。

[ありがとうといわれても、ろくでもない噂を垂れ流しただけだから、ちょっとばつが悪そうな顔になって、いや、べつに、とかもごもごと答えるのだった]

(0) 2010/07/31(Sat) 00時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時頃


飾り職 ミッシェルは、双生児 オスカーに気づいて軽く手を振った

2010/07/31(Sat) 00時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時頃


【人】 若者 テッド

[あっけらかんと噂を話していたのに、生贄については口をつぐんでしまったのが記者>>1:357の気を引いてしまったらしく。
 重ねられる質問にだらだらと汗をかきながらどう答えようかとうろたえた]

な、なにって……生贄は生贄……

[ごまかそうとしたところで、あっさりと祭と関連付けられてあーだのうーだの、意味をなさない声を上げて、ニールに助けを求めるような視線を送ってみた]

(1) 2010/07/31(Sat) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

――ヴァンルナール家 応接間――

[会話は次第に、異様な内容に踏み込んで行った。]

しかし……しかし、十二人もの生贄、どうやって準備します?
今では「咎の牒」(とがのふだ)を戸口に掛ける習慣もございません。

ずっと、無視できない犯罪者は、国の裁判に任せているではありませんか。
もう……時代が違います。

『生贄は志願することもできる。
それも古い伝えだよ。
今の生贄だって、そうやって募っているではないか』

……殺されると解っていて、志願する者がいるとおっしゃいますの?

『それで足りなければ……仕方ない。
よそ者を集めるなり、考えよう』

(2) 2010/07/31(Sat) 00時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>1:343
探すなら一緒に行きたい気もしたけど…。

[でも見つけてしまったら直視できるかは怪しい。
首のない遺体より首だけの方がショックは大きいと思うから。]

うん、ウチは代々・・・ってゆっても男はもういないから、次はいないけど。
使ってない猟銃がほっぽってあるんですよね。

(3) 2010/07/31(Sat) 00時頃

【人】 肉屋 ニール

[ テッドが口を滑らせたことに目がピクリと反応した
 敢えて触れないつもりがイアンが聞き漏らさなかったので
 ため息をついて横から口を出す ]

祭にはちゃんと専用の供物も用意される。
今日こんな騒ぎがなければ、俺がしっかり焼いて出すところだったんだがな。

大昔はその供物を、生贄と呼んだんだろう。
この科学の進歩もめでたいご時世に、イケニエなんて言葉、あまりに聞こえが悪いって、呼ばなくなっただけだよ。

(4) 2010/07/31(Sat) 00時頃

【人】 記者 イアン

>>1
生贄は生贄……ええ、確かにその通りです。

[うろたえるテッドを、じっと見つめる。]

「言葉」というものは、嘘をつきません。
その土地に住む人の生活や習慣、文化に沿うように発達する、いわば人々の「思考の枠組」そのものです。

何故この状況で「生贄」という言葉を口にするのか。
そして、何故「生贄」という言葉を口にして、貴方が狼狽えるのか。

村長夫人に聞いた限りでは、「生贄」は祭におけるただの「象徴的に演じられる役割」というような印象だったのですが……どうなのでしょうか。

何故でしょうね。
どうにも違う印象を受けるのですよ、少なくとも、私は。

(5) 2010/07/31(Sat) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 井戸 ―

[集まり話していた人たちは既に其処にはいない。
カラカラ、と桶で水を汲み上げ其れを両の手で掬う。
コク、と咽喉を鳴らして冷たい水を嚥下した。

ヴァンルナール家で長老方が不穏な話をしている事など
娘には知る由もなくただ知らせを待つばかり。

娘は今自分に出来る事を考える。
気になる存在が居た場所にぺたりと膝を折った。
残滓だけで辿るは酷く骨の折れる事だけれど
探す宛もないのだから仕方がない。

未だ濡れた掌を上に向けて重ね腿の上で器のような形を作り
娘はきつく目を閉じた]

(6) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――……。

[くちびるだけで紡ぐは祖母より教えられしまじない。
残滓を手繰り寄せようと意識を集中させる。
不意に両の手が何かを包むように握られた。
伏せられた睫毛がぴくりと震える]

嗚呼……。

[声を漏らした娘の表情には安堵の色が過る。
ゆっくりと眸を開ければ眩しさに再び目を細める事になり
微笑にも似た表情が浮かぶ]

……私と同じなのね。

[異質の混じらぬ村の者。
何を危惧して力を使ったのか娘自身にもよくは分からない。
ゆると首を傾げながら消耗した娘はその場で暫しの休息を取る]

(7) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

肉屋 ニールは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 双生児 オスカー

[ミシェルの手が振られるのを見れば、二人にちいさく会釈して小走りにそちらへと近づいた。
交わされる会話には口を挟むことなく、まずは黙して聞いている]

(8) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

【人】 記者 イアン

[ニールの言葉に振り向き>>4、ふと笑う。]

そうですか。分かりました。
大昔に捧げられた「象徴的な供物」が「生贄」…と。

[バッグからメモを取り出し、それについて記述する。ひとつ溜息をついて、]

どうやら私の思い過ごしだったようです。
……ありがとうございます。

[ノートを閉じながらそう告げるイアンの目は、別の場所へと向いていた。]

(9) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

よそ者をですって?
もし、もしも本当に、これが御徴だとすれば、それこそ!
村の者以外を、巻き込むべきではないでしょうに!

生贄が真実、「契約」に基づいたものならば、参加する責任があるのは「契約」した血を引く者、せめて「契約」に守られる者であるべきです。

『そうだねえ。
私も、何も知らないよそ者をというのは、承服できないよ。
どうだろう?
志願者で不足した分は、村で生まれた者の中からくじを引くのでは?』

(10) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 墓荒らし へクター

―広場・森の入口付近―
>>1:350
そのカミサマが…。
記者に祭を見せたって事か?

わざわざ外国から記者を呼んで…。
いや、祭をする為に呼んだ可能性もあるのか?

それとも逆に、生贄を必要とするほど、村が危機的な状況にあるかもしれねえって事か?

[独り言のようにぶつぶつと考えをこぼし始める。近づくオスカー>>354にも聞こえたかもしれない。]

>>3
ああ、無理すんな。
ちょっと猟銃借りるぜ。

[――かわいそうなソフィア。あんな姿になっちまって。]

(11) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[じっと見てくるイアン>>5にさらにうろたえるもののニール>>4のフォローに、そーそー、と思いっきり頷いた]

しこうのわくぐみ? 習慣や文化にそう?

[難しい言葉にわけがわからないというように鸚鵡返しに呟く。
 よくわからないものの、ニールのフォローにイアンが納得したのならほっとしたような吐息をこぼし]

村のじーさまもばーさまも、古めかしい話で人にせっきょーするのが好きだから。
あんまり深く考えないほうがいいぜ!

[少しは頭を使ったほうがいい若者は、けれど考え過ぎそうなイアンにそう忠告する。
 それが彼にとってどう聞こえるかは考えないままに]

(12) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

肉屋 ニールは、イアンの様子を見て目を眇めた。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 記者 イアン

>>12
……ええ。分かりました。
あまり深入りしては、村の長老の皆様のお怒りを買ってしまうやもしれません。くれぐれも慎重に、ですよね。

教えてくださり、ありがとうございました。
それでは。

[そう言って、イアンはニールとテッドの元から走り去った。]

(13) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

>>11
また、生贄の話……

[無意識のうちに呟いていた。嫌悪感混じりに。
それから、ヘクターの家が所謂保守的な家系であることに気がつき、慌てて口をつぐむ]

やっぱり、――長老様方は、何かお話し合いになってらっしゃるんでしょうか?

[意を決してヘクターに問いかける。
村の老人達が、このまま黙っている筈はない。それは、確信できたから]

(14) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>11
[軽く首を左右に振り。]

ただの空想です。あまり真剣に捉えないでください。。。

でも… ウチに伝わってた話が本当なら…。
森の神様は正常じゃないもの。

[何故、生贄に逃げる道をわざわざ作るのか。
神様の考えなんて人間にはわからないのかもしれないけれど、命を賭けて遊んでいるようにしか思えない。
彼らにとっては命がその程度の価値しかないのだろう。
そんな連中が正常であるはずがない。]

遊んでる。そう思えて仕方がないの。
ソフィアの姿を見て本当にそう思った。

だからね、実は深い意味なんてなくて気まぐれなんじゃないかって… 村長さんのことやイアンさんはタダの切っ掛けでしかないのかなって… 思うんですよね。

(15) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

【人】 記者 イアン

[イアンは、走りながら考える。]

(やはりこの村は何かがおかしい……
 何か、外に漏らしてはいけない「秘密」がある……

 彼らの言う「生贄」とは何だ。
 あれはきっと、ただの象徴的な「供物」ではない。もっと深い何かがある。

 では「生贄」が象徴ではないとしたら……?)

[思考しながら走る記者の足は、不思議とある一点へと向かってゆく。彼を捕らえる者の元へと。]

(16) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 肉屋 ニール

[ イアンが走り去ったのを見届けテッドがその場に残れば
 彼を軽く小突く ]

……勘づかれたかもしれないな。
それで逃げ帰るアマちゃんなら、まだこっちも良心が咎めずに済んでラクかもしれないが。

口には気をつけておけ。
もしソフィアが本当に "生贄" になったのだとして、お伽話が事実だとして、あの記者にそれらを書かれて公表されて、どうなるかはお前でも想像くらいつくだろう。

[ 普段からは想像もつかない冷たい瞳と声で若者に言い放ち
 足をいずこかへと向け一歩踏み出した ]

(17) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

森に入るなら注意してくださいね。
本当にただの頭のおかしな奴がいるんだって可能性もあるんですし。

猟銃はウチの裏の物置の中に転がってますから好きな時に持って行ってください。
弾も同じ場所にあるはずです…。

[記憶の限りではそう。
補充はしてないので豊富に残ってはいないだろうが全くないということもないはず。]

(18) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 若者 テッド

[ニール>>17に小突かれて、しょんぼり落ち込んだ]

うう……次からは気をつけるよ。

わかってる、俺が悪かった。
―――次からは、あんまあの人に近づかないように、する。

[冷たい声音と視線に、神妙な面持ちで頷いた。
 親方やじーさまばーさまたちの話が事実だろうが事実じゃなかろうが、村の外にその話が広まってしまえば恐いことになる、ということだけはわかって。

 歩き出したニールを見送ってその姿が見えなくなってから、とぼとぼと歩き出した]

(19) 2010/07/31(Sat) 00時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 00時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[握り締めていた手を緩めてゆく。
その中には白き光が娘の眸にだけ映りこんだ。
暫く眺めていればそれは大気に溶けて消える]

婿選びの術と聞いていたけれど……
女性に使う事になるなんて、ね……。

[自嘲混じりの呟き。
ふるふると首を振るい深く考えぬようにする。
気だるさを感じながらも娘は立ち上がろうとした。
ふらりとよろめき頽れそうになるのを何とか堪えて
頼りない足取りで娘は家に一度戻る事にした。
祖母が戻っているかもしれない、と
そう考えての事だった]

(20) 2010/07/31(Sat) 01時頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時頃


【人】 墓荒らし へクター

>>14
ん?
[オスカーに問いかけに答える。]

ああ、まあそうなるかもしれんな。
ただでさえ、来訪者の事でピリピリしてるトコにこの事件だからな。

[今頃は、屋敷で会談が行われているだろう。]

生贄…か。
俺たちも「覚悟」はしないと、いけねえのかねえ。

[眉間に皺を寄せ、その言葉を絞り出す。]

(21) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─教会近く─
[ 教会から、道の向こうに広がる畑を、そしてその先の森を。
 顔を上げて、遠く見晴るかす。
 風が吹き、ざわざわと草が波打ち、梢が揺れる。
 ──道の先、駆けて来る人影があった。]

(22) 2010/07/31(Sat) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時頃


【人】 記者 イアン

>>22
[記者にしては随分と速く走り(おそらく足の速さではテッドには一生敵わないであろうが)、より真実を知っていそうで、喋ってくれそうな者を捜す。

 村人は、すぐに見つかった。
 事情を最もよく知ってそうな者が。]

あな……たは……

[宵闇色の髪が、イアンの視界の中で揺る。]

(23) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>21

じじばば達はご機嫌がよろしくないみたいですね、その言い方だと。

[村長、外国の記者、「祭」の最中の死者とくれば事なかれで終わるはずもない。]

そんな「覚悟」はしたくないけど… 

[参加しないってのは駄目なんだろーなー と祖母の顔を思い浮かべて苦笑する。]

(24) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

―事件現場―

ん…ふあ…。

[むくり、身体を起こしてあくびをする。
よく寝ていたせいか、目がしょぼしょぼする。
目をぐしぐしとこすりながら、辺りを見回した]

あれ…ここ…?

[一瞬首を傾げるものの、直ぐにここがどこだか理解する。
ふと視線を落とせば、そこには乾いた赤黒い染みが広がっていた]

あぁ、ここか…。
あー、「ソフィアさん」が最後に見てた景色はこんな感じだったのかなぁ。

[納得したように笑みを浮かべると、なんの躊躇いもなく再びそこに横になって空を仰いだ]

…んー、夜だと、ちょっと寂しいかな。
星もあまり見えなさそうだし。

(25) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

[そう呟くと勢いよく起き上がり、スカートを何度かはたいた]

さて、もどろっと。
…それにしても、いつの間にここに来たんだっけ…?

[ま、言いや。首をひねりながらもそう呟き、その場をあとにした]

(26) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[──宵闇の髪が、風に舞って流れた。>>23 ]

 ……こんにちは。
 あなたは新聞記者の方ですね?

[ 人当たりの良さそうな、やわらかな笑みを浮かべた。]

(27) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>15
遊んでる、ねえ。
確かに、あの遺体の並べ方だと、なにかしらの意味はあるように見えたな。

どちらにしろ、犯人も動機もわからねえんだから、地道に探すしかねえよな。
…ソフィア、きっと悲しんでると思うしよ。

[猟銃を貸すと言うミッシェルの申し出には>>18]

おう、ありがとよ。
もしかして遂に俺に惚れたか?

家に帰るより、借りた方が近いな。
ありがたく使わせて貰うぜ。

オスカーはどうする?
お前、猟銃使えたっけ?

[そうオスカーに問いかけ、ソフィアの頭部の捜索に誘ってみる。]

(28) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

>>21

――でも、もう昔じゃないんですよ。

[ばかばかしいと思って、老人達の話を聞かなかった最大の理由。
ミツカイサマだとか、森の神様だとか。わけの分からない存在のために――死人を、『出す』なんて。そんなのまさに昔々のお伽噺じゃないかと、そんな風に思って。だから、それから一切、そういう類の話を聞かないようにした。理不尽さにどうにかなってしまいそうで]

覚悟、ね。
…………そっか。覚悟、か。

[引きずり出された嫌悪感に顔を歪める。
――しかし、ふと、静かな表情になって。何かを考え込むように]

(29) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

―広場―

こーんにーちはっ!

[突然、森の方向からヘクターやミッシェル、オスカーに声をかけた。
顔には悪戯っぽい笑みを浮かべている。
さっきまで草の上に寝転んでいたので、背中に赤黒い葉っぱや、染みが付着しているかも知れないが、自分では見えない]

お祭の話?
本当にお話どおりのお祭なんて初めてだよねー。

[まるで御伽噺が現実になったと言わんばかりに、少しはしゃいだ様子でそんな事を言った]

(30) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

>>28

ああ、はい。ちょっと前に練習しましたから。
上手くは使えないですけど。

[村の自警団に混じって、猟銃の手解きを受けた。
あんまり真面目にやってなかったので、ちゃんと撃てるかは分からないが]

じゃあ、僕もご一緒させていただきます。

[こくりと頷いて、ミッシェルには「貸していただきますね」と頭を下げる]

(31) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 記者 イアン

>>27
……ええ、そうです。

[穏やかそうな笑みに、目を奪われる。
 だが同時に、かれがあの言葉にしがたい『存在』であるようには感じられなかった。]

あの。
……なんだか村が大変そうですね。

[緊張感が解けてしまったような、気の抜けた声が出た。]

なんだか生贄がどうとかいう話があって……
何かご存知です?

(32) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 若者 テッド

―村の中のどこかの道―

[はあ、とため息をついてとぼとぼと歩いている。
 長老達の会議が生贄を出すことで決定したことも知らぬまま。
 太陽は真上を過ぎてそのうちゆっくりと影を伸ばしていくだろう]

あーあ、失敗したなあ。
ニールのおっさん怒ると恐いのに……

ていうか、親方に伝えられたらどうしよう。
俺、命あるのかな明日……

[ニールは軽く小突くだけだったが、親方はゲンコツでなぐった上に夕飯も抜いてくれそうで、いまから恐ろしいと体を振るわせる。
 もっともこの話が長老達に伝わったのなら、生贄の一人はテッド、と名を連ねられるのは間違いのないことだったが。
 「よそ者へ伝えていいことと悪いことの区別もつかない若者を、儀式に参加させずに放置することはできない――」、というのがその見解になるだろう]

(33) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>28
ソフィアは――… 悲しんでると思います…。
できるだけ早く見つけてあげてください。

[幸せの絶頂にいたはずなのに。
ほんの少し前まで羨望の対象だった。]

惚れ…!?

[いきなりな言葉に一瞬、言葉を詰まらせるがすぐに何時もの調子を取り戻し。]

…見つけられたら検討してもいいですよ。

オスカーも必要ならどうぞ?
2丁はあったはずですから。

(34) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

――ヴァンルナール家 応接間――

[その場の勢いは、もう止めようがないものになっていた。]

『夜になる前に、村の者全員を広場に来させないとな]

『どう説明して集める?』

『今夜からの祭りは特別なものになると、そう触れて回ればいいだろうよ。
何をするのか詳しく教えるのは、生贄に決まった者だけでいい』

『……それがいいのかねえ』

『満月までは外へ出ないように、村中に徹底させるのも忘れてはいけないな』

『リンドクヴィストも、もうこれ以上異存ないな?』

(35) 2010/07/31(Sat) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

(こうなったら……仕方ない。
この人たちを説得するよりも、若い人たちのほうが、きっと……)

わかりました。
では、私も志願いたします。

[ある、最後の希望を胸に、彼女は頷いた。]

(36) 2010/07/31(Sat) 01時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

こんにちは。ホリー。
妙に元気ですね…?

[あんな事があったばかりで明るい声を聞くのは久しぶりな気がしてしまう。]

「祭」の話と言えばそうかもしれませんけど…。
まだ本当にそうと決まったわけでもありませんし、何でそんなに嬉しそうなんです…。

[アレが起こる前までなら兎も角も今「祭」を楽しげに語る意味がわからないのです。
眉を顰め訝しげな視線を向けるでしょう。]

(37) 2010/07/31(Sat) 01時頃

肉屋 ニールは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>32
[ 「何か知っているか」と問われれば、端正な顔を曇らせる。]

 ……いえ。
 私はこの村の生まれではないので……
 あまり色んなことは知らされていないのです。

[ と、ハッとして眉を開き、改まった様子で自己紹介した。]

 申し遅れました。
 私は、ヴェスパタイン・エーレ。
 この村でランタンを作っています。

(38) 2010/07/31(Sat) 01時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[はしゃぐような声>>30が聞こえ視線をめぐらせれば
双子とヘクター、それにミッシェルの姿が映る]

お話、終わったのかしら。

[ヴァンルナール家で会談が行われるなら
彼も参加するだろうと考えていたからこその呟き。
立ち止まっていたのは少しの間だけ。
娘は来た道を戻りゆく。
家へと辿りつけば扉を開けて中に入るのだけど]

……おばあさま?

[奥の間へと声を掛けてみるが返事は無かった。
へなりと眉尻が下がる。
念のため全ての部屋を見てまわるけれど
徒労に終わってしまった]

(39) 2010/07/31(Sat) 01時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時頃


【人】 若者 テッド

―道→大工の親方の家―

[とりあえず、一度戻ろうと決めて。
 ひとつ息をついてから親方の家へと戻る。

 長老会議に参加している親方はまだ戻ってきていないようで、静かな家の中、水を汲んで飲みながら祭がどうなるのか考えて、*いる*]

(40) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 記者 イアン

>>38
あ、どうも……
私はイアン。イアン・マコーミックと申します。

[何故か初めてではない筈の自己紹介をしてしまう。
 どうにも目の前にいる「彼」が、あの夜に見た「かれ」と同一人物には見えなかったせいかもしれない。]

そう、ですか。貴方もご存じないのですね。
「生贄」がどうとか、そういう言葉を聞きまして…
どうもそれが、ただの祭の象徴のようには聞こえなくて…

ですが……まあ、当然ですけれど……
村の方はどなたも私にそれを教えてくれそうにありません。

……奇妙な気分ですね。
私はこの場所で、どうにも孤独だ。
当たり前ですけれども。

(41) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

……ホリー。

[姉の言葉には頷いて同意するだけ。
無邪気な笑みには苦笑を返す]

決めなくちゃいけないなら、……僕は――

[これは独り言。
呟いた後に、じゃあ、とヘクターを振り返る]

(42) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時半頃


【人】 漂白工 ピッパ

[太陽が高くなり、木々の影の位置が変わったから
少し、暑い気がする
肌が焼けたらやだし、ちょっと動こうかな

立ち上がり大きく伸びをして、辺りを見回す
とぼとぼ歩く人の姿があった気がしたけど
勘違いだったらやだし、知らないふりしとこう
うん、そいつが一番良い

そのまま日影に移動し、また横になった]

 んー…――――

[気持ちいいなぁ、なんとなく]

(43) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>41
 孤独、ですか。

 ……私も、
 そう、感じます。

[ 思わず、といった調子でぽつりとこぼした。
 薄い色の瞳が寂しげに伏せられた。]

(44) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>30
よ、よお。ホリー。

[またもや突然現れたホリーの場違いな挨拶に一瞬驚いて気の抜けた返事になってしまった。]

今からちょっとオスカー借りるぜ。
ソフィアを探しに行こうと思ってる。

[ホリーの様子が何かおかしい。
彼女の楽しげなその様子は、他の村人と大きくかけ離れている。

この黒衣の少女は…「祭」がある事を喜んでいるのか?
怪訝な顔をしてホリーを眺める。]

ん、何か背中に付いてねえか?

[オスカーやミッシェルは気が付いただろうか。]

(45) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[>>45を聞いてオウム返しに呟いた。
此処からでは正面から明るい笑みを浮かべるホリーが見えるだけ。]

背中…?
何かついているの…?

(46) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

あ、草がついてるね。
取ろうか、ホリー。

[拒まれなければ、背中に手を伸ばして草を取るだろう。
赤黒さに顔を顰めるが、それ以上は言わないで]

どっかで居眠りでもしてた?
ベッドの方が寝やすくない?背中とか痛くない?大丈夫?

[向けるのは他愛のない問い]

(47) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 記者 イアン

[ヴェスパタインという男の言葉を聞き>>44、自嘲気味に笑う。]

私は仕方が無いのですよ。
秘祭を取材に来た記者だなんて、胡散臭すぎてそうそう信じて貰えますまい。

でも……そうですか。
「貴方も」、ですか。

ここに居ると、まるで自分と同じ種族の者が誰もいないような孤独が、胸に突き刺さりますね。

まるで全ての災厄が私のせいになってしまいそうな恐ろしさを感じますし、目の前で恐ろしいことが起きているのに、私には何の情報ももたらされないどころか、尋ねれば口を閉ざされる――…

――…こんな「屈辱」は、他にない。
私は人間なのに、彼らには虫けら扱いをされ、疎まれる……酷い話です。

(48) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

オスカー…?

[ホリーの態度はあからさまにおかしい。
ヘクターもそれには気づいてる様子だった。
普段から一緒に居るオスカーが気付かないはずもない。

何事もなかったように普段通りの態度をとるオスカーにも訝しげな目を向けて。]

どうしちゃったんですか…?

(49) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>37 >>42
[オスカーに軽く手を振りつつ、ミッシェルに問いかけられれば]

嬉しそうかな?
別にいつもどおりだよ?

[そう、いつもどおり、祭だから楽しい。それだけのことだ。
…否、正確には、彼女はそう「思いこんでいる」だけなのだ。
しかし、そんなことを村人が知るはずもない。
…いや、自分の今の感情が上辺だけのものだなどとは、本人すら気づいていないのだろう。
本心ではすっかりおびえきっているはずなのだが…そんな様子を微塵も感じさせず「通常通り」振舞う]

お祭だから楽しい。別に普通のことじゃないの?
確かにお話どおりのお祭なんて初めてだけど、還る人がいるかいないかの違いでしょ?

[なにか変かな?と不思議そうに首をかしげた]

(50) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 01時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ 意を決したように面を上げ、真っ直ぐにイアンを見詰めた。]

 あの、良かったらこの先に私の家があるのですが。
 少し、寄って行きませんか。
 久し振りにそういう……心を打ち明けられる話が出来そうで。
 お忙しいところ、お邪魔かも知れませんが……。

[ 躊躇いを含んだ声音とは裏腹に、瞳には縋るような光が揺れていた。]

(51) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>45 >>46 >>47
ソフィアさんを探しに…?

[そういえば、既にあの場所にはいなかったな、などと思っていると、ヘクターに問いを向けられ、首をかしげた]

背中?

[何処かで居眠りをしたのか?片割れが問いかける]

…。
あ。
あー、そうそう、今までソフィアさんのいたところでちょっとお昼寝してたからさ。…もっとも、なんであそこで寝てたのか覚えて無いんだけど。
それで草がついちゃったのかも。

[オスカーに草を取ってもらえば、ニコリと笑みを浮かべて礼を言った]

あー、そういえばソフィアさん、もういなかったなぁ。
誰か何処かに連れて行ったのかも?
教会とか。

(52) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

……ホリーは僕の姉です。そして僕はホリーの弟です。身内です。

[ミッシェルの訝しげな視線には、早口で答える。
挑むような気配すら纏わせた、真剣な視線を投げて]

じゃあ、ヘクターさん。ソフィアさんの頭、探しに行きましょう。
ミッシェルさん。それじゃあ、お借りしますね。猟銃。

ホリー、御免。ちょっと用があるから、またね。

[今度こそヘクターを伴って、森の奥へと歩いて行く]

(53) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

【人】 双生児 ホリー

[ホリーの異変はもうずっとのことだったはずだが、異常なことが起こらない普段の村の中では、その異変に気づくのは難しいだろう。]

(54) 2010/07/31(Sat) 01時半頃

双生児 ホリーは、昼寝の件は、オスカーの早口に阻まれたかも知れない

2010/07/31(Sat) 01時半頃


【人】 記者 イアン

>>51
……え?

[一瞬、自分の声が揺らいだのを感じた。
 しかし自分がそれを断る術を持たぬことを、彼自身が深く知っていた。]

あ……はい。
私でよろしければ、よろこんでお相手いたします。

[村に来て初めて、安堵の笑みを浮かべた。]

(55) 2010/07/31(Sat) 02時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 02時頃


【人】 双生児 オスカー

……寝てたのなら、顔とか洗わなくて大丈夫?
すっきりしてる?

[首を傾げて、姉には他愛ない問いを続ける。
変わってしまった姉。ちりちりと感じていた後悔が、少しずつ大きくなっていく]

――。

[一度、深い息を吐く。
猟銃を借りられれば、ソフィアを探しに行くだろう**]

(56) 2010/07/31(Sat) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

楽しいって… 本当に何を言ってるの…?

[何時もこんな感じの子だったのは事実だが、今の状況で何も変わらないようなおかしな子だっただろうか…?
絶対にそうではないと言いきれるほど人間性に関して知っているとは言えないのですが。
何とも言えない顔でオスカーとヘクターを交互に見て反応を伺ってみてから、適当な理由をつけてその場を離れるでしょう。*]

(57) 2010/07/31(Sat) 02時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 02時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 02時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 02時頃


【人】 双生児 ホリー

>>56
うん、大丈夫。
心配してくれてありがと。

[言いながら笑みを向けて、オスカーが森へ行くのならば>>53]

ん、きをつけてねー。

[そのままゆらゆらと手を振っただろう。
そして驚いた様子のミッシェル>>57には、なお不思議そうに目を向けて]

…?

[なにがですか?と首をかしげたのだった**]

(58) 2010/07/31(Sat) 02時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 02時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 02時頃


【人】 記者 イアン

[ヴェスパタインの目を見て、静かに微笑む。
 それは彼がこの村に来て初めて見せた表情。

 その瞬間とは彼にとって、この村に来て初めて頬に触れる風が心地良いと感じた瞬間でもあった**]

(59) 2010/07/31(Sat) 02時頃

【人】 肉屋 ニール

―広場の傍ら―

なあ、ソフィアのこと何か知らないか。
――…そうか。頭が…

うん、村長夫人に事の詳細を伝えようと思ってなァ…
え?

―…はは。俺はちょっと過保護過ぎたようだな。
しっかり村長名代を果たせてるなら心配無用ってことらしい。

それじゃ教会に行くとするか。
…ソフィアに挨拶もせず祭に参加するワケにはいかないだろ。

[ やるせない風に笑ってみせた男は、広場での様子について
 話を聞かせてくれた村人に手を振りながら歩み去る ]

(60) 2010/07/31(Sat) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― ラトル家 ―

[細々と続くこの家に祭に関しての記録は無い。
継承者にのみ伝えるのが良いと考え口伝があるのみ]

生贄……、儀式……。

[一人呟き思案げに柳眉を顰める。
思考は厭な方向にばかりいってしまう。
ふるふると頭を振れば長い髪が揺れた]

考えても仕方のないこと。
……おばあさまを迎えにいこう。

[娘はふらりと再び外へ出た**]

(61) 2010/07/31(Sat) 02時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 02時頃


【人】 肉屋 ニール

―教会―
[ 少し急ぐ足で教会に着く頃には、付近にいたはずの
 余所者二名は既に去った後であったか気づくこともなく
 中に入れば自警団はじめ若者の姿がチラホラと見える ]

……?ノックス?
珍しいな、お前が教会にいるとか。
それともお前もソフィアに挨拶しにきたのか。

[ 遺体移動等で働いたと聞けば目を丸くする ]

驚いた。こりゃ明日は豪雨だなァ。
…と、まあそんな冗談はともかく、ソフィアは奥か。

[ トニーも近くにいれば昨日よりは優しく頭を撫でた
 扉をくぐって頭部を欠いた遺体を痛ましい目で見る ]

(62) 2010/07/31(Sat) 02時半頃

【人】 肉屋 ニール

[ 暫し黙祷するように遺体を見つめた後安置室を離れ
 ブルーノを見かけてひとしきり "儀式" について語る ]

ああ、司祭様。お加減はいかがです。

――…若い者より、俺みたいな失うもののない人間を食ってほしかった、ってのが本音ですよ。
"儀式" はもう始まってるんでしょう?
なら、この村を守るために俺達がすることは、一つしかない。

―…司祭様、お気持ちはよくわかります。
アルフもこの村を多分守りたくて、ああしたんだろうさ。
だがね…きっとそれはこの "村" ではありえない話なんだ。

(63) 2010/07/31(Sat) 02時半頃

【人】 肉屋 ニール

俺は、アイツに借りがある。
アイツが憂いに憂いて残していった、この村の明日を守ることで借りを返すことにさせてもらいたいんですよ。

…アイツの気持ちや思いを踏みにじるだけかもしれませんけどねェ。

[ ブルーノの言葉を断ち切るように話題を変える ]

―…そういえばゆうべの晩餐の肉、どうでした。旨かったでしょう。
トニーが司祭様にも食べてもらうんだってワフワフしてました。ははは。

(64) 2010/07/31(Sat) 02時半頃

肉屋 ニールは、その場でしばらく話をしたら辞去しようとするだろう*

2010/07/31(Sat) 02時半頃


肉屋 ニールは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 02時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

――リンドクヴィスト家――

[帰り着くとすぐに、奥の間に向かう。
普段はほとんど近づくこともない飾り棚の最上段から、古い木箱を下ろした。
蓋を開け、幾つかの包みの間から、長方形をした物を取り、包みを開ける。
現れたのは、彼女の手よりも一回り大きい木の札だった。一面に樹木の枝と葉が複雑に絡み合った意匠が細密に掘り込まれ、端に小さな穴があいている。

その札を持って表へ戻り、戸口の上を見上げた。
古びた釘が打ち込まれたままあるのを確認して、札を持った手を伸ばす。
しかし、彼女の背丈では届かなかった。]

『奥様、何なさってるんですか?』

ちょっと、踏み台を持ってきて。

(65) 2010/07/31(Sat) 07時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[運ばれてきた脚立に上る間、札を預かった少女が、彫刻を見て感嘆の声を上げる。]

『これ、何ですか?』

「咎の牒」と言って。
昔は、次の祭りで巡礼を出すことになった家に、その祭りまで掛けておく慣わしだったの。

『トガノフダ?
難しい言葉ですね』

罪を犯した印、という意味ね。
さあ、それを渡して。

(66) 2010/07/31(Sat) 07時頃

【人】 寡婦 パピヨン


『昨日の夜話してらした、昔の巡礼ですか?』

そうよ。
どう?
これで真っ直ぐに見えるかしら?

『はい。だいじょぶです。
うちではこんなもの、見たことありません』

もう廃れてしまった習慣だから、ここ何十年かの間に家を構えたところでは、作っていないのでしょうね。
古い家系では、家ごとにそれぞれ決まった意匠だったのだそうだけど。

(67) 2010/07/31(Sat) 07時頃

【人】 寡婦 パピヨン


『でも、悪い名前なのに、何でこんなに綺麗なんですか?』

……さあ。
どうしてでしょうね?
私にもわからないわ。

『奥様にもわからないことなんて、あるんですね』

それはもちろん、あるわよ。
いいえ。わからないことだらけ。

『旦那様なら、おわかりになったんでしょうか?』

どうでしょう。
……わからなかったのじゃないかしら。

(68) 2010/07/31(Sat) 07時頃

【人】 寡婦 パピヨン

『……奥様、生贄に行かれるんですか?』

巡礼に参加することになったの。

『……特別な生贄だって』

ああ……。もう告知が回っているのね。

『昨日のお話の、森へ行く巡礼なんですか?』

そうよ。

『じゃあ、帰っていらっしゃるんですね?』

……ええ。
もちろん、帰ってくるわ。
皆、帰ってくるわよ。

(69) 2010/07/31(Sat) 07時頃

【人】 寡婦 パピヨン

―アルフレッド・リンドクヴィストの手稿から―

『この数え歌は、周辺の村では知られていない。また、数が減っていく数え歌というのも珍しい。
子供の遊び歌ではあるが、これはやはり、祭りの古式を反映したものだろうか。とはいえ、歌われた場所はあいまいで、実際の地形に比定することは困難だ。』

(70) 2010/07/31(Sat) 07時頃

【人】 寡婦 パピヨン

森を歩くのは十二人
祠へ行くのは十一人
帰ってくるのは十人
次の夜には十人
柱を廻って九人
帰ってくる八人
又の夜に八人
泉を汲む七人
帰るのは六人
寂しい夜は六人で出かけ
門をくぐる五人の中から
帰っていく四人を選んだ
最後の夜は四人
満月近づく三人
終しまいは二人
二人はお別れを言い
一人は長い永い旅に
夜明けは誰もいない

(71) 2010/07/31(Sat) 07時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 07時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 08時頃


天のお告げ (村建て人)

長老達とリンドクヴィスト夫人の会議の結果を受けて、
村では「生贄」を差し出す準備が始まった。

ざわめく村の中で、その真の意味を知るのは年寄りだけ。
それを知らぬ彼らの子や孫、ひ孫達は、年寄りの皺だらけの手を顔を見つめながら、陶酔しきった「年寄りの長話」に耳を傾けることになるだろう。

「今日は『祭』の日だ。
 村は『生贄』――『贖罪の巡礼者』を探しているんだ。

 祭で『生贄』となった者は、『エデンの園』をぐるりと巡り、森の神の力を与えられ、『浄化』されて還ってくるんだ。

 そう――『生贄』に選ばれることは、我らこの村に生まれ育った者にとっては、この上ない栄誉なのだよ。久しき間……何十年もその『刻』は来なかったが、今年の『祭』はそれにふさわしいという御徴があったのだ。

 さあお行き。
 我らの家の『栄誉』の為に。
 誇り高き『生贄』となり、『巡礼』の輪をくぐり抜け、『浄化』されて還っておいで。」

(#0) 2010/07/31(Sat) 08時頃


天のお告げ (村建て人)

時が刻まれる度に、人が生まれて死ぬ度に、村の伝承は人々によって解釈され、そしてそのたび書き換えられる。

この村の真の成り立ちと刻んできた歴史を誰が知っているだろうか?
口伝のみによって支えられてきた伝承は、
その源流を辿ることなど誰にもできないのだ。

だから、伝承の由来と理由など、考えても仕方が無い。
己の父母も祖父母も、その前の世代も、
その伝承を見えない細い糸で繋げ、村の歴史を紡いできたのだ。

村の歴史を否定することは、
己の祖先を否定するにも似た脅迫感があるのかもしれない。
たとえどんな理不尽を要求されようとも。
だからこそ「これは伝統なのだ」と、
無意識のうちに「諦める」ことを年寄り達は知っている。

(#1) 2010/07/31(Sat) 08時頃


天のお告げ (村建て人)

「そうか、行ってくれるかい。
 それでは『咎の牒』を用意しておこうね。

 これは次の祭で巡礼を出すことになった家に、
 その祭りまで掛けておく慣わしだったものだよ。
 『罪を犯した印』と言われているのだが、
 この村ではこれを大切にしない者などいやしない。
 ああ、もう二度とこれを見ることはないと思っていた。

 大丈夫。やり方は、お前達にはもう伝えてある。
 長い長い時をかけて。
 今まで『御徴』が無かった頃にしていた時と同じように、
 広場に集まって森をくぐり抜ければいいのだよ。

 さあ行っておいで。我らの家の為に。我らの村の為に。」

(#2) 2010/07/31(Sat) 08時頃


天のお告げ (村建て人)

「御徴」があった時の「祭」で一体何が起こるかを、
この村の年寄り達は知っている。

誇りと諦めをもって。

だからこそ、己の子や孫、ひ孫がそれに志願するというのなら、
この上ない喜びと、この上ない哀しみと共に、
「生贄」となり「浄化」の旅へと向かう
「贖罪の巡礼者」達の列を見送ることになるだろう。**

(#3) 2010/07/31(Sat) 08時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 08時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 08時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>55>>59
[ イアンの静かな笑みにつられたか。
 打ち萎れていた花が慈雨を得て綻ぶが如くに、莞爾と微笑んだ。


 それから先は然程のことはなく、ふたりは田舎道を通って村外れの工房兼住まいに辿り着いた。]

(72) 2010/07/31(Sat) 08時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―工房―
[ 木作りの玄関扉を開けると、そこはこじんまりとした古い工房だった。
 大きな作業台の周りに様々な工具が置かれ、壁際には資材が積まれている。]

 どうぞお入り下さい。
 奥が家になっているのですが。

[ 扉を押さえ、イアンを中に招き入れた。

(73) 2010/07/31(Sat) 09時頃

【人】 道案内 ノックス

―教会―

[>>62ニールとの会話でソフィアを想起する。ソフィアさんなら、ほら、ボクの後ろにいるでしょう? 何を怒っているのか凄い力で頭の中を引っ掻き回すんですよ…… これは彼女の頭じゃないのに。]

えぇ。……。いや、遺体の…… その…… お手伝いを、ちょっと……

[ニールの軽口で調子が少し戻ったのか、苦笑しながら]

きっと雪ですよ、雪。

[と、冗談を返す。トニーも近くに居れば、>>1:233>>1:247 で大声で怒鳴った事を詫びようとするだろう。]

……。

[ニールが扉をくぐったのを横目で見ながら、教会を離れる。少し喋っただけなのに喉がカラカラだ……]

(74) 2010/07/31(Sat) 10時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 10時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 10時半頃


【人】 道案内 ノックス

―井戸―

[水を汲むときに井戸の奥を覗き込まないように。なんとなくソフィアさんのショートカットがそこに見えてしまう気ががするから……]

ざばぁー

[頭から水を被る。少し大量に被りすぎたろうか? ベストもズボンもびしょびしょに濡れてしまった。]

今日も暑いですね。

[説明する義務もないけれど。照れ隠しに、道を行く人に声をかけてしまう。]

そういえば、ソフィアさんの事、聞きました?

[話題の選択に少し後悔。でも乗りかかった船なら]

えーと……、頭って見つかったんですかね?

[何か情報を持っているなら話してくれるかもしれないし、何も情報を持っていなければ"儀式"の方へと話題が移るのかもしれない。実は"儀式"の事なんてよく知らないし、ソフィアさんの葬儀の方が優先度が高いと思っているからきっと驚いてしまうだろう。]

(75) 2010/07/31(Sat) 11時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 11時頃


【人】 双生児 ホリー

―リンドクヴィスト家―

こんにちはー。

[戸口をノックし、中に声をかける。
中から案内の者が出てくれば、その人物とは顔見知りだっただろうか。
微笑を浮かべたまま軽く会釈をした]

こんにちは。
ここに来るように言われて来たんですけど…何かご用ですか?

[オスカー達と別れた後家に戻ると、リンドクヴィスト家の使いの者が訪ねてきて、後で来るように言伝をしていったというのだ。
何でも、祭の件で話があるらしい。
恐らく、村長の家系と血縁であるアレクサンデル家に『生贄』の要請でもあるのかも知れない]

(76) 2010/07/31(Sat) 11時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 11時半頃


【人】 双生児 オスカー

―森の奥の泉―

[猟銃を抱きながら、森の奥へと進む。
あまり森の奥には行った事がないから、時々足をもたつかせただろうか。

上手くは扱えないとしても、手の中の猟銃の感触はとても心強かった。
現実的な武器。有無を言わせない絶対的な武器。何度もその存在を確かめるように、撫でた

やがて泉を見つければ、その脇を歩いていこうとするが――]

ヘクターさん、……何か沈んでます!

[まるい何かが目に入るのに、そう時間はかからなかった]

(77) 2010/07/31(Sat) 11時半頃

【人】 双生児 オスカー

[引き上げられたそれ。
既に変わり果てた姿になっているだろうか。それでも、その髪の色は彼女である事を間違いなく証明していて]

――っ

[思わず口に手を添える。せっかく飲んだ水ごと逆流してきてしまいそうになる。
数歩よろめいて、呆然とソフィアの首を見ていた]

……報告、しないと。
見つかったって……

[とにかく、自身はソフィアの首が見つかった事を報告するために、一度人の居る場所へと戻るだろう]

― →広場―

(78) 2010/07/31(Sat) 11時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 11時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[家に戻ると暗い顔をした祖母と母に出迎えらた。
顔を見るだけで何があったのかは容易に想像がついてしまう。]

長老たちの話しあい、終わったみたいですね。
生贄… そう… ソフィアはやっぱり。

うん。わかってる。言われたとおり準備はしました。
今これができるのはわたしだけなんだし…。

でも、どれほど役に立つかは運用するわたし次第ってことなんですよね。
もっと一度に入れればいいのに。あんまり期待はしないでください。
相手は神様なんでしょう?

[神だなんて思ってもいないけれど。
軽く肩を竦めつつ言います。]

(79) 2010/07/31(Sat) 12時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

それじゃあ、行ってきます。

[楽しい気分にはなれそうにないが逃げる場所があるわけでもない。
全部が本当なら村を守ってももらってるわけで、何の御利益もない神様というわけでもないわけだ。

ふと思い出して裏の物置を覗いてみる。
銃は2丁ともなくなっていた。2人は森に入ったらしい。]

見つけられたのかな、あのふたり。
今はわたしもソフィアと同じにはなったわけだけだけど…。

顔とか彼氏とか別のところを同じにしてほしかったですね。

[違うのはまだ生きてるって点だけだ。大きな差ではあるけれど。
ところで何処へ行けばいいんだっけ? とりあえず広場にでも行ってみよう。誰かいるはずだ。]

(80) 2010/07/31(Sat) 12時頃

【人】 双生児 オスカー


―広場―

[誰か人はいただろうか。
居たのならば、その人をとっ捕まえる。長老会議の結果など頭の中には無くて]

ソフィアさんの頭、見つかりました!
あの、――森の泉の傍、で!

[猟銃は抱えたままだ。置いてくる事など思いつきもしなかった。
憔悴した表情で、助けを求めて広場を彷徨う**]

(81) 2010/07/31(Sat) 12時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 12時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 12時頃


【人】 記者 イアン

−ランタン職人の工房−

……あ。すみません。

[そこはまるでお伽話の世界のようにも見えた。
 彼にとってはよくわからない道具がたくさん置かれており、人が生きている予感をさせるのに十分すぎるほどの暖かさをもっていた。]

あの……
ここには、何年ほど住んでいらっしゃるんですか?

[どこか女性的な優しさを持ち合わせた雰囲気を持つ相手に、そう尋ねた。]

(82) 2010/07/31(Sat) 12時頃

双生児 オスカーは、寡婦 パピヨンに話の続きを促した。

2010/07/31(Sat) 12時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 12時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 12時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

――リンドクヴィスト家――

>>76

[案内されてきたホリーに、少し意外そうな表情。]

あら。アレクサンデルのお嬢さん。
こんにちわ。
お母様はご一緒じゃなくて?

[だが、ホリーは一人で来た様子。
少し考える様子だったが、一つ頷いて。]

貴女も知っての通り、アルフレッドと私には跡を継ぐ子どもがいません。
この東屋敷と村役は、アレクサンデルに引き継いでもらわなければいけないわ。

こんな話はいずれその内、と思っていましたが、私は今年巡礼に参加することになりました。だから、もし私が戻ってこなかったら、後のことはどうかお願いね。
屋敷はまあ、どうとでもなるでしょうけれど、今はお客様がいらっしゃるから。

[そう話しはじめた。]

(83) 2010/07/31(Sat) 12時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 12時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─自宅の工房─
>>82
 私ですか?
 もうかれこれ5年近くになりますね。

[ 元は街に住んでいたと言い、隣県の地方都市の名前を挙げた。]

 いつもずっとここにいるもので……

[ と、工房の隅に置かれた小さなテーブルと椅子に案内し、小さく頭を下げた。]

  独り暮らしなもので、奥は散らかっているんです。すみません。

(84) 2010/07/31(Sat) 12時半頃

【人】 記者 イアン

>>82
いえ……構いません。

[ぺこりと一礼し、椅子に座った。
 そして、ヴェスパタインの顔をじっと見つめる。彼は確かに、あの夜に見た「森の神様」にとてもよく似ている気がした。

 だが同時に、足を引きずる仕種は、あの時の力強さとは明らかに異なっている気がした。]

ここの「祭」は不思議ですね……
まるで村全体が何かに取り憑かれたかのようになっているような気がします。

こういう場所にいる方々はたいがい閉鎖的であることは知っていますが……村長さんから記者が来ると何も伝わっていなかったなんて。

ねえ、ヴェスパタインさん……「生贄」って、何でしょうね?
とても不思議なんです。

(85) 2010/07/31(Sat) 13時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[私がいつもここにいると言う事は、村中の人が知ってる
だから、私に用がある時はおばさん連中が呼びに来る

今日も、隣のおばさんが呼びに来た
曰く、祭の生贄役を募集するらしい
12人集まらなきゃ、くじ引きだってさ
いつもと違う祭になるから、しっかり考えなさいって]

 私、パス
 生贄役やったって、私には何も良い事ないじゃないか
 ジジババ共、そんなに祭がやりたいんなら自分がやりゃ良い

[軽くあしらう事にしたけど、くじを引くから来なさいって
仕方なく、広場に向かったの
私の至福の時間を奪うほど、重要な事なのかな?]

(86) 2010/07/31(Sat) 13時頃

漂白工 ピッパは、記者 イアンが裸で村を走り回る幻を見た

2010/07/31(Sat) 13時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ 奥に一度引っ込み、こんなものしかありませんけど、と珈琲の入った小さなカップを二つ持って戻ってきた。
 一つをイアンの前に置き、]

 私には分かりません。
 ただ……

[ 逡巡するように一瞬間をおいてから、声を潜めて話を続けた。]

 ソフィアが死んだのを『生贄』だと言ったんです。
 神様が怒っていると。

 彼らは何か隠しています。

(87) 2010/07/31(Sat) 13時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>85
 あの……私の顔に何か付いていますか?

[ 怪訝そうに見詰め返す。
 長い指を頬に添える仕草は、優美でたおやかだったけれど、その手は間違いなく鍛えられた男の手だった。]

(88) 2010/07/31(Sat) 13時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 13時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 13時半頃


【人】 漂白工 ピッパ

[広場では、子供から大人まで皆がくじを引いていた
皆、立候補しない人間なんだろうな

くじには、1〜12の番号が書いた札と、何もない札があり
立候補者、他推者、あわせて12人にならなかった場合
1番の札を引いた人から、生贄役に加わるらしい
用は、補欠くじ引きなわけだよ

私の後ろには、隣の家族が並んだ
おじさんとおばさん、あと小さな子供 名前はゾーイちゃん
彼女が産まれた時、私はまだ10ほどの子供だったから
子守役を、しばらくやった記憶がある

彼女はいまだに、私のお姉ちゃんと呼ぶんだ
可愛い・・・と想うのは、母性というものなのかな]

 よ、ゾーイ

[軽く頭をなでたら、私の腰に摑まるような子
可愛くて、そのまま抱き上げてさ そのままくじ引きに行ったの]

(89) 2010/07/31(Sat) 13時半頃

【人】 記者 イアン

ソフィアが死んだのが「生贄」?
神様が怒っている…?

……ええ、そうですね。
村人は、知られてはいけない秘密を抱えている。
記者に暴露されてはいけないというだけではない。
村に住む期間が短い人間にも知られてはいけない何かを。

……これは取材が難航しそうだ。

[ゆっくりと首を振り、溜息をつく。
 その時、ヴェスパタインの疑問>>88が、難しい顔をしているイアンの耳を小突いた。]

……え?
いえ、いいえ。
その……

[自分が彼の一挙手一投足をつぶさに観察していることに気づかされ、不意に視線を逸らした。]

……すみません。

(90) 2010/07/31(Sat) 13時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[くじ引き用の箱を持った、ジジババ
あんたらが生贄やりなさいよ、とか想いながら
私とゾーイは、くじを引いた

二人共引いた札を、だれにも見えないように胸につけて
広場の端の方に行ったんだ
彼女との、いつものお遊びだったの]

 みせっこしような

[うんうん、と無邪気に頷く彼女を見るのは、やはり可愛い]

 良いか、番号の書いた札がはずれだからな?
 引いた方が負けだぞ

[そう言った後、せーのと言う声と共に、札を開いた
私の札には、何も書いてなくて
ゾーイの札には、1と書いてあった]

(91) 2010/07/31(Sat) 13時半頃

【人】 若者 テッド

―親方の家―

[あんまり食欲はないけど、まあパンを一個ぐらいつまんだりして腹を満たす。
 そんなことをしているうちに会議を終えて親方が帰ってきて]

んあ、おかえりー。

――へ? 生贄? 広場でくじ引きか立候補?

[まじかよ、と茶色の目をまあるくしてまじまじと親方を見る。
 マジだ、と返してきた親方にため息をつき]

(92) 2010/07/31(Sat) 13時半頃

【人】 若者 テッド

えー……俺もくじ引くの?
巡礼で森に入るの面倒だし、大体親方、いっつも森の奥にいくなって言うじゃんか。

[祭の時期は別だ、とあっさり切り捨てられて僅かにため息をつく。

 まだ親方にはニールとイアンとのやり取りを知られてないようだなどとほっとしたところで、目撃していた村人から知らされていた親方から爆弾が投下される]

は? えーーー?
俺だけ問答無用で生贄? 決定なの?

[理不尽だと騒ぐものの決まったことだと繰り返されて不満そうにする。
 広場に行け、と行けと家からけりだされて、しぶしぶ広場へと向かった]

(93) 2010/07/31(Sat) 13時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 あーあ、ゾーイの負けだ

[彼女は、凄く不満そうな顔をしていた
札をてしてし、叩いてる
可愛いんだ本当に、母親になった気分が味わえる]

 ゾーイ、くじ交換しよっか?

[何も知らない彼女は、私とくじを交換し
かくして私は、補欠の1番になった
この祭の生贄が、言葉通りの意味だと私は知らない
ただ、この小さな女の子には
そんな役やらせたくないと、心の底から想ったから]

(94) 2010/07/31(Sat) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>90
[ イアンに視線を逸らされると、すまなさそうに眉を眉尻を下げた。]

 あの、気にしないで下さい。
 見られるのは慣れてますから……

[ 何となく、これまであまり好ましくない類の見られ方を度々されてきたような言い方だ。
 自分でも不味いと思ったのか、両手を振りつつ慌てて言葉を継いだ。]

 あ、すみません。
 イアンさんのことがどうと言うんじゃないんです。
 ほら、この村にいると見られ慣れすると言うか…

[ あまりフォローになっていない。] 

(95) 2010/07/31(Sat) 14時頃

【人】 双生児 ホリー

>>83
こんにちは、お久しぶりです。

[スカートの裾を軽く持ち上げつつ、頭を下げる]

えぇ、母は、祖母の付き添いに。
それで、代理で私が。

[祖母は例の長老の会合に出席しているだろうか。
彼女の母はその付き添いで行ったようだ]

まぁ…そうですか…。
では、当主にそのように伝えておきますね。

[にこりと笑みを浮かべて他人事のように言う。
いや、事実、世継ぎの問題は、彼女にとっては他人事なのだろう。少なくとも、今の時点では…。
何故なら]

それにしても…そうですか。
パピヨンさんも巡礼に行かれるんですね。

(96) 2010/07/31(Sat) 14時頃

【人】 双生児 ホリー

私も家の者に、「参加するように届け出をだしておいたから」と、さっき言われました。

[言って、変わらず笑顔を浮かべている。
両親からしても、10年前からのホリーの様子は不気味に映っているのかも知れない。
村長の血縁の家系としての面目を保つため、また、厄介者を排斥するため、「アレクサンデル家への生贄」として、ホリーはさしだされたのかも知れない。
もっとも、真実がそうであったかは定かではないが…。
もしかしたら、世継ぎの男児を残し、断腸の思いで女児であるホリーを選択したのかも知れないが、そのいずれだとしても、そんなことにはホリーは興味がなかった]

(97) 2010/07/31(Sat) 14時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 14時頃


【人】 記者 イアン

>>95
……す、すみません……
余計なご心配をおかけしてしまって……

[ヴェスパタインの言葉に、尚のこと萎縮する。]

その……何というのでしょうか。
どうして貴方はこの村にやってきたのですか?

いえ、排除したいとかいうのじゃなくて。
単純な……シンパシーですよ。
同じ孤独を抱く者同士の。

[にこりと笑い、ヴェスパタインの顔を覗き見た**]

(98) 2010/07/31(Sat) 14時頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>97

届けを出しおいたって……。
貴女、それでいいの?

[今まで気づかなかった不思議なものを見るように、ホリーを見つめる。
ホリーはまだ若いが、育ちを考えれば「特別な祭り」の意味は薄々察せられるはずだ。]

(99) 2010/07/31(Sat) 14時頃

寡婦 パピヨンは、双生児 ホリーに話の続きを促した。

2010/07/31(Sat) 14時頃


長老の孫 マーゴは、飾り職 ミッシェルに話の続きを促した。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


長老の孫 マーゴは、双生児 オスカーに話の続きを促した。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


長老の孫 マーゴは、若者 テッドに話の続きを促した。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 広場 ―
[来てみると、じじばば達が何やらみんなに引かせている。
生贄を選ぶためのくじだという話はすぐに聞けた。
立候補者が足りない場合はくじで当たった?人になるらしい。
栄誉なことだとのたまう老人に白い目を向けて。]

人間、年齢順にいなくなるべきだと思いますよ。

[遠慮せずに言ってしまう。別に今更気にすることもない。
立候補することを告げれば何も言えはしないだろう。]

じじばばの肉じゃ神様も嫌がるのかもしれませんけれど。

[引く必要もなくなったくじの列から離れ、広場を見渡してみる。かなりの数が集められているようだけど一体誰に決まるんだろう…?]

(100) 2010/07/31(Sat) 14時半頃

【人】 道案内 ノックス

―井戸の近く―

あたま、見つかったんですか? ソフィアさんの……

[自警団員の一人に呼び止められると、つい聞いてしまう。しかし要件は違うらしい]

はぁ? ボクがですか?

[クジで決まった、と言われるが素直に信用できない。それには心当たりがあって……]

……。バレてたのか……

[思い浮かべた森の一画には、20個ほどの大穴がある。大きな切り株が 2、3 残っているが、その一帯に成長した木は 1本もない。その残った切り株には何箇所も穴があけられており、鼻の利く人物ならその切り株を朽ちさせるための薬品の匂いをかぎとる事ができるだろう。 その一画の端には装置を吊った櫓があり、装置には径の違う複数の滑車がぶらさがり、そこからは丈夫そうなロープが伸びている……]

あぁ、広場に行けばいいんですね?

["儀式の生贄"といわれたものの、これは処刑だろうな、と思う。足が地面についていないような感じがする。あぁ、首のないソフィアさんがおいでおいでをしている……]

(101) 2010/07/31(Sat) 14時半頃

【人】 道案内 ノックス

―広場―

[広場についてみると>>89大勢がクジを引いているのが見える……]

なんだ、これ?

[てっきり同行者は自警団員のような屈強な男ばかりだと思っていた。僕を殺す人間をクジで選ぶのか? そんな馬鹿な。見れば小さな子供まで来ている。犠牲者は自分だけだと……]

まさか全員殺すつもりなのか? 目的は……口減らし?

[思い当たるフシはある。去年>>0:179イノシシが出て収穫間際のジャガイモが酷くやられた。それでなくとも、何年か前からジャガイモに例の伝染病が発生し始めて収穫量が減ってきている。近くの村では輪作などの対策を採っているようだが、この村でそれをするには農地が少なすぎる。今は蓄えがあるからなんとかなっているが、いくら小さな村とはいえ最近増えてきた人口を小麦だけではまかないきれないかもしれない……]

……。掟か…… 便利だよな……

[そんな時、>>81 オスカーの声が聞こえてくる……]

(102) 2010/07/31(Sat) 14時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[祖母を迎えにヴァンルナール家に行こうとすれば
戻ってきた祖母と道中出会う事になる。
祖母の姿にほっと安堵の息が漏れるのだけれど
祖母の相貌には複雑そうな色が見てとれて
娘は何もいえなくなってしまった。
外を歩きながら語られる事は無かった。

家に戻ると祖母は徐に口を開く。
会談で決まった事を訥々と語った。
娘は其れを聞くと神妙な面持ちとなり緩く頷く]

――…生贄役が必要なら私が。
ラトル家の血筋はもう私とおばあさまだけ。
おばあさまに行かせる訳にはいかないもの。
うちから誰も出さぬでは話にならないのでしょう?

[娘はそれを負うべき役目と心得ていた。
苦い表情となる祖母に微笑みを向けて安堵させようとしてか
大丈夫、と言ってみせる]

(103) 2010/07/31(Sat) 14時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>81
[どれほどの時間、森を彷徨っていたのだろう?
憔悴した様子で未だ銃を手にしたままの2人を見つければ声をかけます。]

御苦労さま…。
ソフィアも喜んでると思うよ、ちゃんと帰ってこられて。

じじばば達の会議の結論は出たみたいだけど一度休んでから戻ってくるといいと思う…。

[2人にはそれだけを勧めてまた広場の中をふらついている。]

(104) 2010/07/31(Sat) 14時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 14時半頃


【人】 双生児 ホリー

>>99
良いもなにも。
ミツカイサマによって神様の元へ還されるだけですよね?
何を構える必要があるんです?

[心底不思議そうに問いかけた。
詳細は知らないまでも、生け贄が何を意味するか位は知っているらしい。
しかし、それでもなお、ホリーは揺れない。
恐怖を押し隠してしまっている心は揺れない]

(105) 2010/07/31(Sat) 14時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 よし、ゾーイ
 パパとママに言っといで
 何も書いてないくじ引いたってさ

[彼女を降ろし、背中をぽんと叩いたら
ちょこちょこ、小さな歩幅で走って行く
まったく、私の馬鹿]

 めんどーだな、本当に

[祭の生贄なんか、面白くもなんともない
何が楽しくて、こんな事しなきゃならないんだ
まぁ、立候補者が12人出たら良いんだもん
大丈夫・・・よね?

何人か、立候補するとジジババに言いに行ったみたいだし
12人くらい、すぐ集まるはずだよ]

(106) 2010/07/31(Sat) 14時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[娘に不安がないわけではない。
怖くないわけでもない。
其れでも行く事を決めたのは自らの意思]

私でも何かの役に立てる事があるかもしれない。
そうでしょう、おばあさま。

[深く皺の刻まれた祖母の手を両の手で包み
小首を傾げれば祖母は小さく頷いてくれた]

……難しいお話で疲れたでしょう?
具合が悪くなっては大変だから……
おばあさまは休んでいて。
――…私は、大丈夫だから、ね……?

[一度だけぎゅっと祖母の手を握る。
祖母との約束を守れぬかもしれない事に
胸が痛くなったけれど其れを押し隠して家を出た]

(107) 2010/07/31(Sat) 15時頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>105

そ……そう。

[死を意味する言葉を、ホリーは平然と口にした。
沸き上がる恐怖を押し隠して、相槌を打つ。]

(こんな、何も解っていない子どもまで、私たち……いいえ私は巻き込んでしまったんだ。
いいえ……。この娘はこの間十八を過ぎたはずだけど。
どうしてかしら。とても幼く見える。
こんなこと……こんなことが、許されていいはずがないわ。)

(108) 2010/07/31(Sat) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>98
[ 笑顔で覗き込まれると、彼は二三度目を瞬いた。
 束の間考え込む様子を見せてから、ゆっくりと語り出した。]
 

 私はここに来る前は、街でもっと大きな……そう、「工房」というよりは「工場」ですね、そういう大きなところに勤めていたんです。
 学校を出てからずっとそこで働いてました。板金打ち出しの技術はそこで学んだんです。
 でも人間関係で色々とあって……仕事にもすっかり嫌気が差してしまって。

 そんな時、偶然ここの先代の親方、ダン親方と仰るんですが、その人の作ったここの伝統工芸の真鍮のランタンを見たんです。
 どうせ作るならこういうものを作りたい、作ってみたい、と……。
 それで伝を頼って親方に弟子入りをしたんです。

 田舎はどこも閉鎖的ですから風当たりは強いだろうなと覚悟はしていました。私の故郷も似たような小さな村でしたから。
 でもまさか、これほどとは思いもよりませんでしたけど。

[ 薄紅い唇の端を吊り上げ、自嘲めいた苦笑いを浮かべた。]

(109) 2010/07/31(Sat) 15時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 15時半頃


【人】 道案内 ノックス

―広場―

[>>91オスカーの元に駆け寄っていきなり]

おい、オスカー、見つかったのか? どこで? もう運んだのか? 教会に?

[興奮しているので、一気にまくし立てる。おまけに年上だとか村長一族に連なるとかスッカリ忘れてついつい胸倉をつかんだりするかもしれない。]

あぁ、ごめん。なんか疲れてるんだ。

[と、謝って情報を聞き出す。それがどんな情報であるにせよ、頭部は最終的に教会に運ばれるだろうと勝手に推論し]

本当にありがとう。僕はとりあえず教会に行ってみる。

[オスカーの表情に憔悴やら助けを求めている事を感じ取る余裕も無く、仮にオスカーが一緒に行くと言い出しても、その言葉を待たずに一人でサッサと教会へと行こうとするだろう]

(110) 2010/07/31(Sat) 15時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 15時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>109
[ ──確かに調べれば、彼の申告した通りの都市で、「ヴェスパタイン・エーレ」と言う名の板金工が居たことが分かるだろう。
 働いていた町工場で、同僚から彼の外見と性向に関しての酷い中傷を受けて退職したことも、村の工房に弟子入りするために工場長から推薦状を書いてもらったことも。
 淡い色の髪と瞳、優しく女性的な性格と容姿。少し足を引き摺る癖。
 もし彼をよく知る者達に、今のヴェスパタインについて説明したら、まず間違いなく同一人物だと太鼓判を押すだろう。
 小さく出来の悪い肖像写真を見せられたら、似ていると言うだろうし、同じだと言う者も出てくるかも知れない。


 だが、もし、二人を並べて見ることが出来たなら。
 街にいた板金工ヴェスパタインと、今この村に住んでいるランタン職人のヴェスパタインを並べて見ることが出来たなら、二人が良く似てはいるものの、同一人物ではないことがはっきり分かる。*]

(111) 2010/07/31(Sat) 15時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[生贄を選ぶ籤を引くため村の人々が集まっている。
小さな子の姿が見えて娘は微かに柳眉を寄せた。
小さく頭を振り不快感を消し去って
娘は籤を引かせる老人達の許へと行く]

ラトル家からは私が出る事となりました。

[簡素にそれだけを伝えてゆるく頭を下げる。
其れが当然と思われようと娘は何の感情も抱かない]

他に名乗り出た方は居るのですか?

[声を潜め問えばいくつかの名があげられようか。
良く知る名が聞こえ娘は一度俯いた]

(112) 2010/07/31(Sat) 15時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 15時半頃


飾り職 ミッシェルは、長老の孫 マーゴを見つけて不思議そうに見詰めている

2010/07/31(Sat) 15時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[オスカーの齎した知らせは波紋のように広がり
娘のもとへも伝わりくる。

最初誰のモノか分からなかった無残な亡骸。
分からなかった理由は頭部がなかったから。
そんな事にも気付けぬほどあの時の娘に余裕はなかったのだ。

オスカーと話していたノックスが向かった方向をチラと
見遣れば何処に行こうとしているのかは察せられた]

(113) 2010/07/31(Sat) 15時半頃

長老の孫 マーゴは、飾り職 ミッシェルの眼差しに気付き、彼女に会釈を向けた。

2010/07/31(Sat) 16時頃


【人】 双生児 オスカー

―広場―

……あ、ノックス。

[胸倉を掴まれたかもしれない。
憔悴しているのは皆同じだろう。何とか気を持たせて、まくし立てられた質問に答える]

森の奥の泉で見つかった。
僕は報告に来ただけだから――運んでるかどうかは知らない。でも多分教会に行くんじゃない?

[その言葉をノックスが聞いたかどうか。
とにかく彼は教会へと向かってしまった]

ミッシェルさん。
どうもありがとうございます。そうであることを祈りたいです。
後、お任せしちゃっても宜しいですか?あ、あとこれ。ありがとうございました。

[猟銃をミッシェルに返却する。
彼女の勧めには、頭を下げて一度家に戻った]

(114) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 双生児 ホリー

>>108
そうですよ。

[パピヨンの相槌に、おかしそうに口元を軽く押さえ、くすくすと笑う。
…ホリーも、死が怖くないわけではない。
ただ、10年前のあの日から、ホリーは死を死だと思っていない。
全ての死を「還るだけ」と信じ込み、自身では「死」という言葉を使ってすらいない。
本人はソコまで考えているわけではないが、自分で「死」を封じ、「還る」と繰り返すことで、自己暗示をかけているのだ。
ソレが、まだ幼かったホリーの本能がとった、自分を守る方法。
その代償に、オスカーが気にしている年齢にそぐわない外見と対照的に、ホリーは一部内面の成長が止まってしまっており、年齢にそぐわない内面になってしまった。
その上この死を死と思わぬ物言い。
不気味に見えても仕方のないことだろう]

(115) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 若者 テッド

―広場―

[親方の家からけりだされて。しぶしぶとやってきた広場にはもうすでにたくさんの人が集まっていて。

 テッドの姿を見つけたじーさまばーさまたちは、こちゃこい、とばかりに手招いた]

げ。みつかった……

[はあ、とため息をつく。
 そして告げられるのはやはり生贄、のこと]

わーったよわーった。いきゃあいいんだろうが。

[不満そうに了承をして広場の中を見る。

 オスカーからなにかを聞いたノックスが広場から出て行くのが視界に入り。
 ミッシェルやピッパの姿も見える]

(116) 2010/07/31(Sat) 16時頃

若者 テッドは、ランタン職人 ヴェスパタインの姿は見えないな、とふと思った。

2010/07/31(Sat) 16時頃


【人】 漂白工 ピッパ

[広場に集まる村人達を、私はただ目で追いながら
隅の方で、じっとしてたの
自分から、何処かに行く気はないけれど
立候補者の人数には、興味があるもの

ジジババの話じゃ、サボり屋のノックスと大工のテッド
ミッシェルと、双子のホリー、あとは村長夫人が生贄役
ああ、人形みたいな顔した女の子もやるんだったかな?

まだ半分しかいない…――――

私のくじは一番
12人、集まらないかなぁ]

 …―――――

[怖い、な なんとなく]

(117) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 双生児 オスカー

―自宅―

[くじ引きの騒ぎとは入れ違いになったか、それともアレクサンドルからの生贄はもう出ていると長老たちに知られていたからか。
くじ引きのざわめきに捕まる事はないまま、家へと戻った。戻ったのだ――が]

……あれ、ホリー居ないの?
あ、母さん。ホリーどこ行ったか知らない?散歩にでも行くって?

[何気なく、しかし真剣に母に尋ねる。出迎えた母は僅かに逡巡したようだが、やがて表情を変えると、話があるから聞くようにと促した]

(118) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

マーゴもくじ引くの?

[こちらに気づいたらしかったので声をかけてみることにしました。
長老の家の人間だし、跡継ぎと考えるなら参加するのは変に思えたのだ。]

(119) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>114

うん、他の人には伝えておく。
お礼なんていいよ。誰も使わずにほっぽってあったものなんだし。

ゆっくり休んでね。

[家で詳細を聞けばそれどころではなくなるのでは、とは思うのですが今はそう言っておきました。]

(120) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[テッドの姿が、広場に見え
私は、軽く手を振ったの
無視するのも、悪い気がするし]

 はぁ…――――

[気が重い ソフィアは生贄になったと、村中が言う
なら、生贄役になったら死ぬと言う事じゃない

私は、やりたい事もいっぱいある
子供も産みたいし、外の世界も見たい
生贄になるの、嫌だな…――――]

(121) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 双生児 オスカー

……冗談じゃないんだけど。

[一通りの説明を聞いて、喉から絞り出した言葉はそれだった。
憔悴。困惑。混乱。憎悪。何と表現していいか分からない感情が綯交ぜになっている]

ばあさん、どこに居る?全部ばあさんが決めたんだろ?長老会議のジジババ共が!
生贄ってどうやって決めてるの。もう全員決まってるの?話し合いをしている所は何処!

[有無を言わせない勢いで問い詰める。そのせいだろうか、ぽろりと――言葉が聞こえた。広場で通達が、と]

そう。広場。分かった。今行ってきたばかりなんだ。戻ればいいや。じゃあね。

(122) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 双生児 オスカー

[引き戻そうとする腕も、所詮母のものだ。すぐに振りほどいて家を出ようとして――告げられる。最早取り下げは出来ないのだと。お前が行っても、二人目に追加されるだけなのだと]

母さん。
僕達は帰ってきますから。二人で、戻ってきますから。

[言い捨てて、再び広場へと走った]

― →広場―

(123) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 若者 テッド

―広場―

[手を振りかえしてきたピッパ>>121がため息をついたのが見える。

 なんとなくそれが気になってその傍へと近寄った]

よー、ピッパ。
生贄になったってじーさまたちから聞いたけど。

[まじで?と首をかしげる。
 祭に、というか何事にもあまり興味を持ってなさそうに見える年上の知人が生贄役というのはイメージとそぐわなくて]

俺なんかさー、くじ引く前に生贄になること決定してるって言われたんだぜ、どう思うこれ。
じーさまばーさまもひどいよなあ。

[決定事項として伝えられたことを大袈裟に嘆いた]

(124) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[広場の隅にピッパの姿>>117を見つければ緩く目を細めた。
微かな笑みにも似た表情を向けるのは
彼女が怖い相手でない事を知ったから。

――今は未だ秘匿する事柄を口外しようとは思わない。
何か切欠があれば言う可能性は無くもないが
娘は未だ、その必要性を感じてはいなかった。

ミッシェルから声が掛かれば>>119ゆるゆると首を振るう]

くじは引かないの。
私も、行く事に決めたから。
ミッシェルも行く事になったのよね。
――…よろしく、と言うのも変かもしれないけど。

[同じく儀式に臨む者として娘は彼女に腰を折る]

(125) 2010/07/31(Sat) 16時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

立候補したってことですか…?
何でそんな…。

[自分のことは棚にあげて疑問を口にする。
それとも彼女にもわたしと同じような参加せざるを得ない理由があるのだろうか。]

(126) 2010/07/31(Sat) 16時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 何を言うか
 生贄にはまだなっとらん
 12人立候補が出たら、私は生贄にならなくて済む

[ふらふらと、こちらに来た大工の青年にそう言った
ただ、続く言葉には・・・]

 くじ引く前に・・・?
 あんた、ジジババになんかしたのか?
 立候補しない奴は、皆くじを引くはずだが
 悪いことしたとか、そんな感じか?

(127) 2010/07/31(Sat) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

―広場―

……すいません。ちょっと、休むどころじゃなくなりました。

[行って、すぐに戻った。ミッシェルの姿が目に入れば、そう声をかけただろう。
それからは、わき目もふらずに長老たちの前に進み出る]

オスカーです。アレクサンドルの。
ええ、知ってます。今聞きました。
――ですが、僕も志願させていただきたい。出来ればホリーの届けを取り下げていただきたいのですが、それは不可能でしょう。だからこそ志願したいのです。

[母に迫った時と同じように、有無を言わさない調子で捲し立てる。
案外、あっさりと志願は受け入れられたかもしれない。妹とは裏腹に、村の掟に対して冷えた目を向ける彼もまた、老人達の間には厄介と思う者も居ただろう。
新たに一人の志願者が出た事が、その場で宣言されるだろうか]

(128) 2010/07/31(Sat) 16時半頃

【人】 若者 テッド

―広場―

立候補で12人でるとは思わないけど……

[ピッパ>>127の言葉にでるといいなあ、とはちょっとは思った。
 悪いことしたかと聞かれて、うぐ、と詰まる。
 そろり、茶色の目を逸らして]

べつに、んなに悪いことしたわけじゃねぇよ。
だたちょっと、よそ者の前で口滑らせちまっただけで……

[はあ、とため息をついて答えた]

(129) 2010/07/31(Sat) 16時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[家で事情を聞いてすぐに引き返したのだろう。
戻ってくるなり>>128 を告げられて。]

そうなるんじゃないかなとは思ってました。

[そのまま長老たちのところへ迫っていく青年を見送って。
すぐにも出された宣言に溜息をつく。]

・・・だからってオスカーまで立候補しなくたって。

(130) 2010/07/31(Sat) 16時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[何で、とミッシェルが言えばことりと首を傾げる。
思案するような間が僅かにあり]

それが私の役目だと思ったから。

[事情を語る事はせず理由がある事だけを示し
微かな笑みを向ける。
オスカーが広場へと戻ってくればきょとりと瞬いて]

――…あのこも、志願…?

[老人達からの宣言に柳眉を顰めた。
生贄に名を連ねる者に若い者が多い事に
複雑な思いがあるのか苦い表情が浮かんだ**]

(131) 2010/07/31(Sat) 16時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 私だって、思わない

[わかってるよ、そんな事
たださ、あんな小さな子供にやらせるよりはマシじゃないか
言葉を詰まらせる彼に、首をかしげたけど
続く言葉に、また深い息を吐いたの]

 ジジババの保守的な思考は嫌いだが
 あんたの口の軽さも、問題だな

[なぐさめようかと、思ったけど
どうしたら良いかわからないから、とりあえずさ
背中をぽんと叩こうと、手を出したの]

(132) 2010/07/31(Sat) 16時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 16時半頃


肉屋 ニールは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 16時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[思案する様子をじっと見詰めていたが、役目との言葉に答えを得たような気はした。]

お互い、家の事情は大変みたいですね。

[見当はずれかもしれないし、持ってる事情はかなり違うのだろうとは思う。
仄めかすようにそれだけを言っておくことにした。]

(133) 2010/07/31(Sat) 16時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 16時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─自宅の工房─
[ と、急にドンドンと工房の扉を叩く音が聞こえる。
 訝しげに彼が扉を開けると、表には数少ない友人のボリスが立っていた。
 いつも泰然としたボリスが、今日は何か思わしげな顔付きだ。]

 どうしたの。
 また何かあったの?

[ 不安げに尋ねると、ボリスは「お前のところに『くじ引き』の話は来てるか?」と逆に訊き返された。]

 いや? くじ引き?
 生憎と僕のところにそういうのは来てないけど……

[ 「……ならいいんだ」とボリスはそこで話を打ち切った。
 それを見て、ヴェスパタインはますます不安げな面持ちで眉を顰める。]

(134) 2010/07/31(Sat) 17時頃

【人】 若者 テッド

[ピッパ>>132にだよな、と短く頷き。
 ため息をつかれてすねた様に地面をけった]

こ、これでも気をつけてるんだけどなあ。
じーさまばーさま達はもう年だししょうがないんじゃね?

……ピッパにまで問題だとかいわれた……
いいよ、俺、今度森から戻ってきたら、寡黙な男になるから。

[ぽんと背中を叩かれつつ、無駄な目標を立ててみた。
 それからオスカーが広場にやってきて立候補したり、ミッシェルやマーゴの姿を見たり。
 ピッパと会話がまだ続くならその場にいるまま、しばらく話している**]

(135) 2010/07/31(Sat) 17時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 17時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─自宅の工房─
>>134
[ ボリスは最後にヴェスパタインの肩越しに工房の奥を覗き込み、そこにイアンの姿を認めると、細い目をじっと凝らした。
 そして、「またな」と短い挨拶をして、ボリスは去って行った。
 閉まった扉の前で暫し立ち尽くしていたヴェスパタインだったが、]


 ……すみません。
 お話はまた後で……。

[ イアンに向かって申し訳なさそうにぺこりと頭を下げて、再び出掛ける仕度を始めた。]

(136) 2010/07/31(Sat) 17時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ──一体何が起きてるんだろう……

[ 白い貌に明らかな慄きを浮かべて、彼は呟いた。**]

(137) 2010/07/31(Sat) 17時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 17時頃


【人】 漂白工 ピッパ


 なんだ、問題じゃないと思ったのか?
 男も女も、秘密は守る方が良いに決まってるだろう
 守る必要のない物は、秘密とは言わないからな

[まったく、子供みたいにすねちゃって
可愛いんだか、可愛くないんだか
この子と話をすると、お姉ちゃんって感じになるのよね
まぁ、この感じも嫌いじゃないけどさ]

 ああ、寡黙な男になると良い
 だが、そうなったら私は無視するからな
 寡黙なあんたは、可愛くない

[身も蓋もない事を言いつつ、そのまま広場を見る
ああ、気が重い]

(138) 2010/07/31(Sat) 17時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェル>>133はお互い、と言う。
家の事情という言葉が続けば
彼女にもまた志願する理由があるのだろうと考えられた]

――…大変ね。
何事も無く無事戻れれば良いのだけど。

[ポツと呟いてミッシェルを見詰める。
彼女の言葉と態度から
娘は彼女を識る為に力を使おうとは思わない。
未だ余力を残した娘は誰を識るべきか、と
思案げな面持ちで広場に集まる人々へと視線を向けた**]

(139) 2010/07/31(Sat) 18時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 18時半頃


【人】 記者 イアン

>>109
そうだったんですか……

[一度だけ目を閉じ、噛みしめるように微笑んで、再び目を開いた。]

ああ、真鍮製の美術品のようなランタンは、この国に初めて来た時に見ました。芸術品のような美しいランタンは、森の奥深くにある小さな村で造られたものだと。だからこの村に取材に行くという事になった時、少しだけ嬉しかったんです。

伝統を守るという役割があるのなら、この村が閉鎖空間であることも納得がいく。そう思えば、この村のことが、今よりも少しだけ好きになれそうです。

[勿論、相手が話すその全てが別人のものである(>>111)ことなど、イアンには想像もつかないことだった。

 それから2つ3つ別の話をしていると、ドアを強く叩く音が聞こえた。彼らは何かを話している。そして、何か情報をもたらしている方の彼が自分を凝視しているのを見て、反射的に礼をした。]

(140) 2010/07/31(Sat) 19時頃

【人】 記者 イアン

[会話を終える旨を告げたヴェスパタイン>>136の言葉を聞き、]

……いえ、いいんです。
どうもお邪魔いたしました。

それよりも、もしよろしければ……なのですが、私も同行させていただいてよろしいでしょうか?

[なんだかんだ言って、数年は暮らしている彼と、一晩しか居ない自分は、この村での信頼度が違う。自分ひとりが行っても、何も告げられることなく蹴り出されて終わりだろう。つまりこの機会を逃しては、この村の「秘密」はきっと分からないままなのだ。]

ええ、お邪魔はいたしません。
広場に行けばいいのですね。

―→広場へ―

(141) 2010/07/31(Sat) 19時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 19時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[マーゴに釣られるように広場の面々へと視線を移すとランタン職人と記者が連れだって現れるのが見えた。]

・・・変な組み合わせ。

[探している人は随分いたが彼の姿を実際に見るのはあの時以来。
でも今の事に関係があるとは思えない人が何をしに?

マーゴに声をかけてその場を離れると記者の方へと向かってみます。]

(142) 2010/07/31(Sat) 19時半頃

【人】 記者 イアン

―広場―

[さて、広場にたどり着いたものの、彼に何かをできるわけではない。何が起こっているかは分からなかったが、とりあえず人々の様子を観察することから始めることにした。]

……あ。ミッシェルさん。

[まだ祭が始まる前の頃に会った女性に一礼し、尋ねる。]

何があるんですか……この状況。
随分と村の方が集められているようなのですが。

(143) 2010/07/31(Sat) 19時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[遠目に、ミッシェルが記者さんに歩み寄るのが見え
口が軽いのは、この青年だけじゃないようだなと
やっぱり、深い息を吐いたの]

 テッド、いいか
 村の伝承や、地方の宗教っつーのは
 都会の人達からしたら、野蛮だの古臭いだのと
 色々文句つけて、自分達のルールを押し付ける的なんだよ

 外の人間を、嫌いなさいっつーんじゃないが
 信用出来る人間か、そうじゃないか
 ちゃんと見きわめるまでは、誤魔化しときな

 人は、すぐ掌をかえすんだから
 後から痛い目みるのは、自分だぞ

 …――――

 もう痛い目みた後かもだがな、生贄だし

(144) 2010/07/31(Sat) 19時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[この人は「祭」の取材に来たはずではなかったっけ?
村長宅では説明などはなかったのだろうか。]

えーと… 何処までご存知なのかわかりませんけど現状を端的に言うとですね。
生贄は12人必要なんだそうで残り11人を決めているところ、です。

[列を指さして]

立候補する人があまり多くないので残りはくじ引きってことになるみたいです。

(145) 2010/07/31(Sat) 20時頃

【人】 記者 イアン

……そうですか。
「生贄」、ですか。
くじで決めるって……一体、何故?

村の伝承を知らない人間に説明するのは、村の掟に障るかもしれませんが……

[意を決したように、ミッシェルの目を真っ直ぐに見つめた。]

……知りたいんです。
いいえ、知らなければならない。
村長さんが「取材をして欲しい」とおっしゃったのは事実なのです。私がこの村から逃げ帰ってしまったら、かの方の意志はどこにいくのですか?

(146) 2010/07/31(Sat) 20時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[真剣な顔で問いかけられ暫し逡巡したが諦めたように口を開く。]

村長さんや村のじじばば達が何を考えてるのかとか、何を知ってるのかとか… わたしは詳しくないですけど。

知ってる限りは教えてあげてもいいですよ。
その代わり、わたしが明日の朝、ソフィアと同じ姿で樹の根元に転がっていてもショック受けないでくださいね?

[さらりと物騒な事を告げ、人ごみからやや離れたあたり。
広場の隅の方へと移動するように促すだろう。]

(147) 2010/07/31(Sat) 20時頃

【人】 記者 イアン

>>147
同じ姿で、木の下に転がってる……?

[一瞬驚いたような表情をしたが、すぐに表情を引き締め、頷いた。]

分かりました。
ミッシェルさんが伝えてくださることができる範囲で構いません。

[促しに応じて、彼女の後をついてゆく。]

(148) 2010/07/31(Sat) 20時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 広場から少し外れた林の中 ―
[人の声も聞こえない程度に距離をとってから足を止め。
イアンの方へと振り向いて。]

ごめんなさい。こんなところまで連れてきて。
あそこだと聞いてる人も多いし… 流石に長老たちに見えるところでベラベラ喋ってると怒られそうですから。

えーとですね。まず何からお話すればいいのかな。
「祭」に関して知ってることを全部お教えすれば良いですかね?
パピヨンさんあたりに聞いたことがあるなら、向こうの方が正確かもしれないんですけども。

(149) 2010/07/31(Sat) 20時半頃

【人】 記者 イアン

>>149
……はい。
「生贄」と「祭」には何か関係がある……ということなのですか?

そして、それは村人にとって、受け入れることが恐ろしいものであるのでしょうか。

(150) 2010/07/31(Sat) 20時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[改めて考えると本当にバカバカしいと思えてきて軽く苦笑する。]

関係があるというか… 「生贄」が「祭」のメインなんですよ。
4年に1度行われるのは「森の神様」とか「ミツカイサマ」とか呼ばれてる存在に生贄を捧げる儀式です。
それを「祭」と呼んでいるわけで。
御馳走が振舞われるのも所謂「最後の晩餐」だったりするんです。

形骸化して御馳走なんかの部分だけ残った状態でこの何十年かは済んできたみたいではあるのですが… 今更、元に戻りましたって言われても受け入れるのは難しいと思いませんか?

(151) 2010/07/31(Sat) 20時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 20時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 20時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


【人】 記者 イアン

>>151
「森の神様」……「ミツカイサマ」……
「生贄」を捧げる儀式……
それゆえに、振る舞われる食事は「最後の晩餐」……

そう、ですか。
受け入れるのが大変なのは、容易に想像できます……。習慣として知っていても、「生贄」になれと言われたら、普通は……怖い。

ええと……
それでも「生贄」に立候補される方もいらっしゃるのですか?
それが何故かを聞いても、差し支えありませんか?

(152) 2010/07/31(Sat) 21時頃

【人】 若者 テッド

―広場―

[ぐさぐさとピッパ>>138の正論が突き刺さる。
 はあ、と深い吐息をこぼしながら茶色の目に情けない色を浮かべてピッパを見た]

うう……なにも言い返せないとは……

って、寡黙になったら無視されるの?!
つーか可愛くないのは当たり前だろっていうか寡黙じゃなかったら可愛いのかよ!!

[寡黙なかっこいい男を目指そうかと思ったところであっさりきっぱり切り捨てられた上に、なんだか可愛い認定されてたらしいことに衝撃を受ける。
 儀式がはじまるというのに相変わらず騒がしい様子にじーさまばーさまたちも村の人も苦笑したりするかもしれなかった]

(153) 2010/07/31(Sat) 21時頃

【人】 若者 テッド


[ヴェスパタインとイアン、それにイアンにミッシェルが近寄ったのが遠めに見える。
 それを見ていたピッパ>>144がため息をついて、忠告してくるのをちょっとばかり黙りながら聞いていた]

そ、そうなんだ……
そんなに外の人たちと違うとは思わなくてさ……

手のひらかえされるのか?
――むぅ、恐いんだな、外の奴らって。

[ふむふむと頷いていたところで、最後の言葉にがくり、うなだれた]

ま、まあ……あれだ、俺が女の子の代わりになってると思えばきっとたぶん乗り越えられる。

[自己暗示のように呟いた]

(154) 2010/07/31(Sat) 21時頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[ミッシェル>>142の声にこくと頷き記者の方へと行くのを見守る。
長老の家系の一員として記者の動向を気にする事はあれど
彼自身に負の感情を持っているわけでもなく――。
娘はただ、齎される変化を警戒しているだけ。
二人が広場から離れれば困ったように柳眉を寄せる]

闇に触れて闇に呑まれなければ良いけれど。

[村に伝わる儀式は外から見れば闇に相当する部分。
村の外から来た者が触れて如何思うか知れない。
秘匿されるモノにはそれ相応の理由がある。
小さな呟きは人々のざわめきにとけるのみ――]

(155) 2010/07/31(Sat) 21時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>152
「森の神様」は生贄と引き換えに村を守ってくれてるって事になってますから。
少なくともこの村は戦災や伝染病などとは無縁だったのは事実のようですし、年寄りが信じていてもおかしくはないんじゃないでしょうか?

[言外に自分は信じていないとゆっている。]

他にも儀式での何らかの役目がある人も居るみたい。
何でそんなこと知ってるかって言えばウチがそうなの。

だから立候補してきました。生贄に。
明日にはソフィアと同じになるかもしれないってのはそういうこと。

(156) 2010/07/31(Sat) 21時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


【人】 漂白工 ピッパ


 むすーっとした、寡黙なテッドは
 悪い物拾い食いしたんじゃないかと、心配になりそうだ

 寡黙な男になりたかったら
 まずはその、すぐムキになる所をなんとかしなきゃな

[私は、静かにそう言うの
私がこんな口調なのも、いつもの事
正しくは、両親が死んでからはいつもの事]

 ムキになるとこ、子供みたいで可愛いが
 大人の男になるには、足りないな

(157) 2010/07/31(Sat) 21時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時頃


【人】 双生児 オスカー

―広場―

確か、生贄には抵抗する権利もあったはずだ……

[断片的にしか耳にしていない祖母の話。
だが、その断片に今は縋るしかない。
向こうからやってくるのか、それとも人知れずいなくなってしまうのかは分からないが。
『ミツカイサマ』。森の神様。凝り固まった信仰。老人達。

ホリーが変わってしまったのは、誰のせいだ?]

……賭けるしかない。
賭けるしかない、けど。

[母に聞かされた事。このままいけば、次期の村役はアレクサンドルに回ってくる可能性がある。そのためにアレクサンドルは体面を保たねばならず、そして世継ぎを失う訳にはいかない、と。
ならば、と思った。それもまた、己が立候補するに十分な理由だったのだ。
冷静さは失っているが、自暴自棄にはなっていない――そう信じたい。

考えながら、群衆から離れた所で木に背を預け、広場の様子を見ている]

(158) 2010/07/31(Sat) 21時頃

【人】 若者 テッド


ピッパひでぇ!
拾い食い前提なところが俺をどう見てるのか良くわかるぜ……っ

[静かな口調>>157に大袈裟に悔しがる。
 むきになるところを何とかしろ、といわれても、うぐ、と詰まり、ピッパから視線を逸らした]

性格というものはだな、早々かえることができなくて……
っていうか子供じゃねぇし!

いや、もうすぐで一人前になるんだから大人の男だよ俺!

[とりあえず格好つけてみようとしたけれど、あっさりぼろが出るのだった。
 そんな風に騒いでいるうちに、空にある太陽は徐々に落ちてきて夕闇が村をおおいはじめる頃だろう]

(159) 2010/07/31(Sat) 21時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 21時半頃


靴磨き トニーは、広場に駆け込んできた。

2010/07/31(Sat) 21時半頃


【人】 記者 イアン

>>156
「生贄」を捧げれば、代わりに村を守ってくれる。
そういう伝承は、確か欧州の或る国にもあるということを読んだことがあります。
とりわけ医療も発達しておらず、戦禍があちこちで起こっていた時代では、これはとても大きな意味があるでしょうね。

[彼はメモを取らずにに話だけを聞いている。今ノートを開こうものなら、村の者がミッシェルを咎めるのはほぼ確実だ。]

儀式での、役目。それを持つ家がある……
「家」単位での技能の伝承……
なるほど、それで皆さんは「家」というものが重要視しているのですね。

ところで……それぞれの家の能力は、口外できないものなのですか?

(160) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[両親の死後、私と他人の距離は広がったまま
心の籠った言葉は吐かないようになった
この話し方は、距離の現れなんだ]

 外だろうと内だろうと、人は怖いさ
 見ろよ、ジジババ達をさ

 自分達が生贄になるのが嫌だから、くじなんかやりやがる
 自分が一番大事っつーのが、殆どの人間の基本だ
 皆がそうとは、言わないがな

[うなだれる彼を見て、なんだろうな、可哀想には想った
でもまぁ、思慮の浅い彼が悪いんだから、仕方ない]

 女の子の代わり?
 私も一応女の子だが、代わりにはなっとらんな
 私はいいのか、薄情者

(161) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

─ 広場 ─

[既にそこには多くの人々が集まっていた。

人のあふれんばかりの広場。その事だけならば、昨晩と変わりはない。
なのに、流れる空気はまるで違う。]


ねーねー、イケニエって、なりたいっていったらなれるのかい?

[誰にともなく大きな声で尋ねてみた。]

(162) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─広場─
[ イアンと共に広場に現われたヴェスパタインは、まずはいくらか親しい村人に話を訊いてみると言って、イアンに礼を言って別れた。

 その彼が、イアンとミッシェルのいる林に現われたのは、ちょうど彼女が「儀式での何らかの役目がある人も居るみたい(>>156)」という話を始めた時だった。]

→― 広場から少し外れた林の中 ―

(163) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>160
そうですね、その辺はよくあるお伽噺。

[残念ながらこの村ではお伽噺ではなくなってしまったようだったが。]

家ごとに口伝で伝わってるみたいですし口外する人はいないんじゃないかと思います。
他の家の話を聞いたことはないし、わたしに何ができるのかを知ってるのは村にはいないはず。
儀式に関しても多分、知ってることは違うんじゃないかと思うんですよね。

「森の神様」は一晩に「生贄」に選ばれた人の中から1人を選んで襲います。そこは決まっているみたい。
そしてウチの家にはその襲撃を回避する方法が伝わってる。
だから参加するの。少しでも死ぬ人は少ない方がいいでしょう。

(164) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[トニーの言葉に娘は目を瞬かせた]

まだ十二人は集まっていないようだから
長老達か村長夫人に言えばなれると思うわ。

[自分より幼いこの少年がなる事を
娘自身は好ましいとは思わなかったけれど]

――…なりたいの?

[僅かに途惑うような声で問い掛けた]

(165) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 拾い食いだろう、悪い物喰うなら
 あんたの親方が、悪い物食わすはずないからな

[まったく、子供なんだから
だからいつまでも、一人立ちさせてくんないんじゃないの]

 子供だよ、今の所はな
 一人前になりたきゃ、もうちょっと良い男になりな
 良い男になったら、一人前だと認めてやるよ

(166) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 若者 テッド

[いつでも冷静な口調のピッパ>>161にはう、とため息を漏らす。
 その口調になったのはいつだったか。ピッパの両親が亡くなった頃がいつだったのかすら忘れたテッドには、それより前のピッパのことを思い出すこともできず。
 だから、ピッパは口調そのままに冷静なのだろうという勘違いをして]

まあそりゃあ、自分大事は否定しないけどさあ。
それに生贄役ったって……ほんとにソフィア見たくなるときまったわけじゃないし、な。

[なんだか哀れまれてる視線を感じる。
 だがそれは気のせいだというように首を振って。
 ピッパの言葉には、えええっと慌てて否定するように手を振った]

ピッパもちゃんと女だってことは知ってるよ!
ていうか一人で12人の生贄役を兼任することはできないんだからしょうがないじゃないか。
一緒に森に行くときはピッパのことも守るようがんばるからさ!

[だから薄情ものって言うな、と大声で否定した]

(167) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

若者 テッドは、漂白工 ピッパ>>166の言葉にうぐぐ、と唸ることしかできない

2010/07/31(Sat) 21時半頃


双生児 オスカーは、若者 テッドの方にちらりと視線を向けた。

2010/07/31(Sat) 21時半頃


【人】 靴磨き トニー

あ、まだ間に合うのか。マーゴあんがと。

[波打つ黒髪の娘に教えてもらって、一安心した模様。

続く問い掛けには、ちょっとだけ真剣身を増した顔になり]

んー、……なりたいっていうか。
おいらだったら、できるかもしれない事があるからさあ。だからかな?

(168) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 マコーミックさん。
 ……ミッシェルさん。

[ ミッシェルの姿を見ると少したじろぐのは、もはや癖になったのだろうか。
 その気遣わしげな表情を見ても、彼が今までの話を聞いていたのかいなかったのかは、定かではない。
 余程気になるのか、時折横目で彼女を見ながら、イアンに話し掛ける。]

 私はこれから、亡くなった村長さんの奥さんのリンドクヴィスト夫人と話してみようと思うんです。
 もしかしたらあの方だったら、少しは私の話を聞いて下さるかも知れませんし。

(169) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[突然姿を見せたヴェスパタインに驚いた表情を見せた後、不機嫌そうな表情になるだろうか。
そのあたりは何時もと変わらないようだ。]

聞いてたんですか? 別に構いませんけど。

[基本的に他所者である彼は儀式とは無関係。
そう考えているミッシェルは特に聞かれたこと自体を気にしてはいません。]

(170) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[トニーの礼の言葉にゆると首を振る。
少なくとも娘にとっては感謝されるような事を
したとは思えなかったからだけれど。
真剣みの増した少年の言葉にことと首を傾げた。
自分も同じような事を思わなかっただろうか。
少年に同じくらい神妙な面持ちとなり]

出来るかもしれない事……
そう、……同じね。
私も、生贄になることにしたの。
儀式の間、よろしくね。

[そんな言葉を彼に向ける。
少年なりの本気が伝わったから止める事は出来なかった]

(171) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

双生児 ホリーは、記者 イアンの取材の進行具合がふと気になった

2010/07/31(Sat) 21時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

パピヨンさんに…?

[あの人も他所者は信用しない人であるはず、と頭の中に思い浮かぶ。]

教えてくれるかなぁ…。

(172) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

【人】 記者 イアン

>>164
「生贄」を襲撃……
貴方の家に口伝で継がれることがあるのなら……私の勝手な推測ですが、「人を護りに行く」という洗濯をするかもしれませんね。

[表情を曇らせて視線を落とし、足元の石をこつりと蹴る。胸の澱みを感じたせいか、イアンは顔を上げ、ミッシェルの顔を見つめて問うた。]

あなたは……怖くはないのですか?

[それは問うてはいけない言葉だとは知りながらも。]

(173) 2010/07/31(Sat) 21時半頃

若者 テッドは、長老の孫 マーゴがトニーと話しているのが視界の隅に入った。

2010/07/31(Sat) 21時半頃


双生児 ホリーは、長老の孫 マーゴは儀式に参加するのかな、と気になった

2010/07/31(Sat) 21時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 22時頃


【人】 漂白工 ピッパ

[まったく、人の記憶と言うのは曖昧な物だ
私にとっては、人生を変えるような事柄も
他人にとっては、記憶にすら留まらないような事だったりする
だからこそ、私は…――――]

 何甘い事言ってんのさ
 ソフィアの事を知ったジジババが、生贄になったと言い
 そのジジババが、生贄を募集してるんだぞ
 同じ言葉で違う意味、と言うような甘いもんじゃないよ

[だからこそ私は、人を信じない

無理に否定する彼に、冷めた目線を送り]

 ばーか
 あんたが私を守るなんざ、10年早い

(174) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

あれ、ヴェスパタインさん。

[イアンと共に広場にやって来た青年の姿に目を瞬かせる。
井戸で会った時の様子が気になって、ふと声をかけてしまった]

リンドクヴィスト家に?
……。

[何を話す事があるのか、少し気になって。
問いかける事はないが、不思議そうな視線を向ける]

(175) 2010/07/31(Sat) 22時頃

道案内 ノックスは、飾り職 ミッシェルに話の続きを促した。

2010/07/31(Sat) 22時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 22時頃


【人】 肉屋 ニール

―教会から広場へ向かう道―

[ ブルーノやソフィアの親族を教会に残して広場へとの道すがら
 もう目の前に広場というところでノックスとすれ違った ]

おう、どうした、そんなに慌てて。
―…見つかったのか。

[ すこし逡巡する間指で己の髭をいじっていたが ]

俺もソフィアをきちんと悼みたいとこだが、ちょっと急ぎの用があるモンでなァ、先にその用件を済ませてからにする。

…しかしお前さん、そういう男だったのか。俺もまだまだだなァ。
いやなに、こっちの話だ。

[ 肩を押し出すように叩いて、自分は広場へと ]

(176) 2010/07/31(Sat) 22時頃

双生児 ホリーは、飾り職 ミッシェル昼間の戸惑ったような表情とパピヨンの表情が少しだぶった

2010/07/31(Sat) 22時頃


【人】 記者 イアン

>>169
……ヴェスパタインさん。

分かりました。
もしかしたら私もご一緒するかもしれません。
私も、村長夫人にきちんとお話を聞かなければならない。
今後の取材活動の可能性や、私がどこまで見聞きして良いのかを含めて、お話を伺う必要があるでしょうから。

(177) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>172
駄目……ですか?
アルフレッド村長さんは、分け隔てなく接して下さる親切な方だったんですけど……

[ ミッシェルに否定されて、ちょっとうろたえている。]

(178) 2010/07/31(Sat) 22時頃

肉屋 ニールは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 22時頃


【人】 靴磨き トニー

え。

[マーゴもまた儀式に生贄として参加するのか。]

そっかあ。おいらこそよろしく……。

[よろしくというのも何か変だなという気もしたが、ペコリと頭を下げた。]

……、他は誰なんだい、知っている?

[再びマーゴに語りかける声は、彼らしからざる潜めたものだった。]

(179) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>173
そんなに確実性のあることでもない物でしかないから、
「護る」なんて大口叩けるものでもないんですけどね。

[軽い口調で答えを返し、イアンの様子を見詰めていたが次に口にされた問いに一瞬表情を変えて。
俯いて何かを飲み込むように手をぐっと握り締めた後で顔をあげる。]

――… 怖いよ。怖くないはずないじゃない。
この年で死にたくなんかないし、ましてあんな死に方…。
参加するのは絶対に嫌だって言えば参加しなくても済んだかもしれないけど、さ。
でも助けられる可能性があるのに何にもしないで家に閉じこもってると後悔しそうだもの。

(180) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>178
村長さんは、開明的な人でしたものね。
でも奥さんは割と保守的な人のはずですよ。

記者さんを受け入れてくれたのだとしたら、考えを変えたのかもしれないですが…。

[そのあたりの心境はよくわからない。
長老からはずれていたミッシェルの家は村長達ともそれほど親しかったわけでもない。]

(181) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>177
[ こくんと頷く。
 会話はまだまだ続きそうだと見たのか、二人の顔を交互に見て、]

 ええと、じゃあ私は先に……

[ 曖昧な挨拶をして後ずさる。
 もしかしたら、ミッシェルに「何しに来たんだ」と咎められそうなのを怖れているのかも知れない。
 声を掛けてきたオスカー>>175にそっと目で合図して、少し離れたところに移動した。]

(182) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[頭を下げるトニーに釣られて腰を折りお辞儀する。
潜められた声は聞かれまいとしてのことか。
娘もまたトーンを落とし]

ミッシェルも志願したそうよ。
オスカーと……、それからホリーもみたいね。
あとは、テッドと、村長夫人も参加のようだけど……

[見聞きした事を伝えるけれど
くじの結果までは知らないからピッパの事は知らぬ侭]

(183) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 記者 イアン

>>180
そう、ですよね……

[額に手を当て、首を左右に振る。]

自分が死ぬかもしれないと分かっていて、気楽に参加すると言い切れる人が居るはずがない。それは戦争に引きずり出される「志願兵」と同じことだ。

[唇を噛んで、呟く。]

……すみません。私が無神経でした。

(184) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

[ことごとくピッパ>>174に論破されることに、それこそ地面にめり込みそうなほどにへこむ。
 何も考えずに思うまま浮かぶままに喋ってるのが悪いのだがそのことに気づくことはないテッドはあーだのうーだの意味をなさない言葉を発して]

うう、でもほんとに死ぬとはかぎらないじゃんか。

[冷めた視線に、たじたじとなり。
 あっさり切り捨てられてがくりとへこんだ]

や、やってやれないこともないと思う、ぞ。きっと。
あきらめたらそこでおわりなんだからな!

[最後の悪あがきをしてみても、冷たい視線にはやはり弱くてそろそろ逃げ出す瞬間を探しているへたれな若者だった]

(185) 2010/07/31(Sat) 22時頃

双生児 オスカーは、ランタン職人 ヴェスパタインの視線を受け、彼の傍らの方へと。

2010/07/31(Sat) 22時頃


記者 イアンは、悔やむような表情で、ミッシェルに頭を下げた**

2010/07/31(Sat) 22時頃


【人】 肉屋 ニール

―広場―

[ 騒然としている村人から声をかけられても無視して進み
 とりまとめをしている老人達の前に出て ]

ご苦労さん。今は何がどうなってる?

――…ああ、すまんな、俺にクジは必要ないよ。
店を空けたまま出てきてしまったし、ムダ足をさせたか。
今日は朝からあちこち出歩いてばかりでなァ。おかげで客人のことも多少は聞けたが、こうなっちゃあまり意味がないかもしれん。

[ 何気なくひょいっとクジや生贄候補の結果を記録している
 帳簿を見て顔を顰める ]

……全く平等とはいい言葉だな。老若男女関係なしどころか若い者ばかりとは。

(186) 2010/07/31(Sat) 22時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

ヴェスパタインさんが、気にする事はないのに。
何かあったんですか?

[今、パピヨンの元に話があるなんて。
宜しければ、と前置きし、理由を問おうとする。純粋な好奇心も僅かながら混じっていた]

(187) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

……、ミッシェルにオスカーにホリーにテッドに……パピヨンもかあ。

[最後の名前を復唱する時、苦手意識の故か、ちょっと眉が下がった。]

儀式の間はいい子にしてないと、パピヨンに叱られるかなあ。
[真顔だ。]

(188) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 道案内 ノックス

―教会へと向かう道―

[急いで歩いていると、>>176誰かとぶつかりそうになる。]

あぁ、ニールさん。……。見つかったんですよ。

[と言って自分の後頭部をポンポンと叩く。]

……。あ、はい。

[と、すこし体を右に寄せて道を譲る。]

……。いや、そういうんじゃ……

[痛くなるぐらいの勢いで肩を叩いた後、ニールは広場へと向かっていった。]

……? そういう男?

[頭の上に「?」マークをのせたまま、再び教会への道を今度はゆっくりと歩き出す。]

(189) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 漂白工 ピッパ


 そうだな、本当に死ぬとは限らないな

 だが、覚悟をするのは死んでからじゃ遅いぞ
 後悔するのも、死んでからじゃ遅い
 心残りは、ないようにしときな
 ピッパ姉さんからの、忠告だ

[へこんでるなぁ…―――
子供扱いすると、また怒るんだろうけど
頭なでたりしたら、だめかな]

 私よりも、もっとか弱くて可愛い子がいるかもだぞ
 そんなに頑張る意味ないから、やめときな

(190) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 肉屋 ニール

[ 帳面の確定候補者の欄に自分の名前を書いて無言で渡す
 脇に控えた老人を一瞥した瞳は冷たい ]

それじゃ後で。

[ 広場で顔見知りの男が近寄ってくる ]

よう。お前さんはクジに逃れたみたいだなァ。
うん、俺か。まあ俺は泣いてくれる女房ももうおらんしな、お前さんを送り出して孤児を作るよりはマシだと思って立候補しといたよ。

ハハハ、そうビックリすんな。ちょっとアルフのところへ出かけるのが早くなるかもしれんというだけのことだよ。
…すまんが、店や仲介のことはお前さんに頼んでおきたい。どうかね。

(191) 2010/07/31(Sat) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>184
ううん、いいんです。
ごめんなさい。大きな声出しちゃって。
イアンさんは取材に来たんですから色々… 気になるところはありますよね。

[儀式自体、彼には関係のない話なのだから実感がないのも無理はない。
関係ないと思ったからこそ話してみようと思ったのでもあるわけで。]

そんなに頭を下げなくていいですよ。
知ってる限りは教えるって約束だったのですし。

それじゃ、あんまり奥へ引っ込んでると不審に思われますし広場戻りますね。

[とりあえず一通りは喋ったと判断したのか軽く手を振った後、広場へと足を向けます。]

(192) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─広場近くの林─
[ 二人から少し離れたところで足を止め、改めてオスカーと向き合った。]

 ええと、私の記憶違いでなければ、亡くなった村長さんの親戚の方ですよね?
 先程の、ミッシェルさんホリーさんの話、あの生贄の話は本当なんですか。
 もしかして、村の方全員信じてるんですか?
 殺人でなく、神様が生贄を要求しているのだと。

(193) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、双生児 オスカーの表情を真剣な瞳で窺っている。*

2010/07/31(Sat) 22時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[真顔で呟かれたトニーの言葉に
娘は思わずくすりと笑ってしまう]

叱られるのはイヤね。
でもトニーはいいこだから大丈夫でしょう?

[目を細め、ね、と同意を求める素振り]

……あら。
ニールも、なのかしら……。

[長老たちと何か話すニールの姿に気づけば
ぽつと呟いて其方に意識を向ける]

(194) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 22時半頃


【人】 靴磨き トニー

うーん、まあ……ね。

[単に何となく苦手なだけで、実際に何かしてパピヨンに叱られた事があるわけではないので、曖昧に頷いておいた。]

──ありゃ、ホントだ。ニールも来てる。

[老人たちとニールは何を話しているのだろう?]

(195) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

【人】 肉屋 ニール

そうか、助かるよ。じゃああとのことは任せたからな。

[ 笑顔でそう言って、足早に向かう先は村長の家
 もし道中で客人含む若者の一団を見かけても
 声がかからないならそのまま通りすぎようとする ]

(196) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

―近くの林―

[生贄の話についての問いかけ。
真剣な視線に目を瞬かせ――そして、自嘲気味に口元を吊り上げた]

村の御老人方はそう信じていらっしゃるみたいですね。
そして、それぞれの家の方針という物は、中々抗えるものではないということでしょう。きっと。
……ホリーは、気にしないでください。姉にはああいった面もあると、それだけの事だと思いますから。

[肩を竦め、続ける。憎悪にまみれた声音で吐き出した]

生贄を放り込むより、犯人を探した方が間違いなくこの村のためになるでしょうね。
でも、そうしないんです。この村は、そうしない。
これじゃあ、ただ死人が増えるだけなのに……

(197) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[トニーの曖昧な返事に不思議そうに首を傾げる。
夫人に叱られた記憶がないから
怒っている彼女の像が浮かばなかった]

志願で十二人集まらないとは思うけれど……
参加するつもりなら長老たちに話しておいた方が
良いかもしれないわね。

[少年にそういって、くじや参加者を管理している
長老達の方を視線のみで示した]

(198) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[広場に戻ってくると更に人が増えているように見えた。]

ほとんどの人は関係ないって言ったって気になるに決まってますよね。

[誰にともなくひとりごち、人の列へと目を向けると肉屋のご主人が目の前を横切っていく。]

また、じじばば達が何か言ったのですかね…。

[少し迷ったが声をかけてみることにしました。]

…ニールさん、また何かあったんでしょうか?

(199) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

そっか、そうだよな。やるよって言っとかないと。じゃあ行ってくる。あんがとな、マーゴ


[再び礼を言うと、長老たちの方へ駆けていった。]


─ →回想 ─

(200) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド


まあ……そうだけど。
ピッパこそ、後悔しないようにな。

いつも冷静だから、後悔なんてしないかもだけどさ。

[ピッパ>>190に諭されてこくりと頷きつつ。
 余計な一言を付け加えながら。

 もっとか弱い、とかいわれたらそれはそうだろう、というように頷いた]

まあ、ピッパよりか弱いのがいるのは知ってるけど。
意味がないって、意味を決めるのは俺だからいーの。

――あんまり可愛くないことばっか言ってると嫁の貰い手もなくなるぞ!

[最後はべぇ、と軽く舌を出して。
 すたこらさっさとピッパの前から逃げ出した]

(201) 2010/07/31(Sat) 22時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 23時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

……ん。またね。

[儀式に参加するならまた会う事となるだろう。
長老たちの方へと駆け出すトニーにひらと手が振られる。
まだ幼さの残る少年の志願を止めなかった事。
それを後悔する日が来ない事を心の中で望む]

――…そういえば。
ヴァンルナールは如何するのかしら。

[ふと似た境遇の男を思い出し独り言ちた]

(202) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 道案内 ノックス

―教会―

[教会について、霊安室へ行こうとするとブルーノに止められる]

あぁ、遺族の方が…… それで、遺体の状態は?

[司祭は訝しげに見つめながらも落ち着いた声で答えてくれる。しかし、よく考えれば必要のない質問かもしれない。もれ聞こえてくるのは、あの獣のような嘆きの声ではないし。]

あぁ、体のほうは僕がやらされたんで……

[我ながら良く分からない理由だなとは思うが、それ以外に言いようがない。司祭は訝りながらも納得の言葉を発してくれる。]

じゃ、これで失礼します。お騒がせしました。

[司祭は何しに来たんだ? という顔で送りだしてくれる。]

まぁ、いいか。

[歩き出す。軽い足取りで。目的地は……ないんだけど。]

(203) 2010/07/31(Sat) 23時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 23時頃


【人】 肉屋 ニール

[ ミッシェルが呼び止めるのを聞いて足を止めた ]

よう、ミッシェル。
何かと言われても、俺もあまりよくは把握してなくてなァ。

[ ほんの一瞬、ミッシェルの他にその場にいる人間を確認する
 目の動きをしたことに誰か気づくものはいただろうか ]

俺が知ってることと言ったら…とりあえずソフィアが惨い姿で発見されて、今は教会に安置されてて、ついさっき頭が見つかったことと、後はまあ、広場のアレくらいだな。

その他のことはむしろ俺が聞きたいくらいでなァ。
お前さん何か知らないか。

(204) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>47
[ホリーの服に付着した血痕は、オスカーがとっさに隠したためか、はっきりと見えなかったようだ。]

そ、そうか。楽しいお祭り…な。

[もしかしてホリーは聞かされていないのかも、見かけによらず幼い所があるからな。家の問題も有るのかも知れない、と納得した所で、オスカーに行こうと促される。>>53]

―――ソフィアの居た所で昼寝?

[微かに聞こえたような、それともなにか別の単語だったのか、…俺の聞き間違いか?
少し離れてホリーと会話をした後で、猟銃を取りにミッシェルの家へ走りだすオスカーを慌てて追った。]

(205) 2010/07/31(Sat) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 23時頃


【人】 墓荒らし へクター

―森の奥の泉―
>>77
[オスカーと二人で猟銃を持ち、森へ入る。
猟銃の銃弾は大量には無いが、二人居れば万一襲われても逃げる事はできるかもしれない。]

しかし…あと探してないのはどこだ?
獣道やその周辺は自警団の連中が探しているみたいだし…。

[泉周りでも何人か男たちが捜索をしていたが、まだ水中には入っていないようだ。

その時、強い風が吹き、泉に浮かんだ木の葉や小枝、花びらが流れ、水面が露出した。

それを見たオスカーが何かを見つけ、水の中を指差して叫ぶ。]

…居た。

(206) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ばぁーか 私は嫁になんか行かないんだよ

[舌を出す彼に、私はそんな事をいい
逃げ出した彼の背を見送ったの
嫁の貰い手なんか、あると想ってないもの]

 …――――

 まったく、子供なんだから
 私は後悔だらけだっつーの

[彼が去った後、ぽつりと呟いた言葉は
雑踏の中に、消えていく…――――]

(207) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>197
[ オスカーの見せた憎悪の激しさに気圧されたように息を呑む。
 が、そのすぐ後に、安堵とも同情とも取れる固い笑みを見せた。]

 ……でも。
 私は少し、ホッとしました。
 あなたのような方もいると知って。

(208) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

こんにちは。
ニールさんも今回のことについては、あまりご存知じゃないんですね。

いきなりクジだとかの話になってちょっと驚いて。
詳しい話が聞けないかなって思ったんです。

[やっぱり2人の言ってたようにパピヨンさんに聞くべきなのかなとも思ったりしてます。]

わたしも事情は良くわかりません…。
やけに若い人ばっかり生贄候補になってるなあ、くらいで。
事情が良く分からないから、イアンさんとヴェスパタインさんがパピヨンさんに改めて説明を求めに行くとは言ってたのは聞きました。
そのくらいかな…?

[自分が話したことには勿論触れません。]

(209) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>78
[ソフィアの首に動揺したのか、オスカーは後ろに下がったかと思うと、村の方へ走って行ってしまった。

自警団の男らと首を引き上げる。
ソフィアの顔には水に濡れた黒髪がべったりとかかり、その表情までは判らなかった。拭えば見えただろうが、あえてそんな事をする気にはなれなかった。]

さ…帰ろうな、ソフィア。

[自警団がソフィアの調査を行う間にオスカーの後を追い、ソフィアの頭部が見つかった事を同じように人々に伝えただろう。]

(210) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

あ、そうだ。オスカーがソフィアさんの… 頭を森の中の泉で見つけたと…。
教会にまた運ばれるんじゃないかって…。

[意識的に触れないようにしていたので半分忘れていたようだった。
慌ててそれを付け加えておく。]

(211) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

……あ、ありがとうございます。

[少なからず、憧れの眼差しを向けていた相手。
思わぬ言葉に、どもりつつも礼を言って]

外からいらっしゃったヴェスパタインさんには、――やっぱり、おかしい村に見えますよね?
本当に生贄が捧げられるなんて事になった今、アルフレッドさんが亡くなってしまったことが……僕、それが、悔しいんです。

[死んだ時は、どうでもいいと思っていたけれど。
革新的な考えを持っていた村長。もっと、話しておけばよかったと後悔する。
ぐ、と拳を握りしめた]

(212) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 墓荒らし へクター

―ヴァンルナール家―

[会談が終わったようで、屋敷からぽつぽつと老人たちが帰って行くのが見て取れた。
玄関口には「咎の牒」を掛けようとしている家人がいた。]

そうか…始まっちまうんだな。

[厳しい表情で建物に入ると、祖父から書斎へ来るよう呼び出しの伝言を下男から受けた。]

(213) 2010/07/31(Sat) 23時頃

【人】 肉屋 ニール

[ ミッシェルの口から "生贄" の言葉が出ると僅かに眉を
 顰めたが慌てることなく常の通りの態度で言葉を紡ぐ ]

何が起きてるのかは知らないが、次の段取りが何かは知ってる、というところだな。

…夫人に話を?
……ふーん……まあ、行くだけ行って聞いてみればいいだろう。
記者の彼は祭のことを知るためにいるんだし、ヴェスパタインは村の人間だ。

とは言え、知らない方が幸せで済むこともある、と思うがねェ。
ところでミッシェル、お前は、あれでいいのか。

[ 暗に、候補者であることを尋ねた ]

(214) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 23時半頃


【人】 双生児 ホリー

―広場―

[パピヨンとの話を済ませれば、帰りに広場へと足を向ける。
いまだくじ引きが続いていれば、広場は人でごった返していたかも知れない。
そのなかにマーゴの姿を見つければ、手を振りながら近づいた]

こんにちは。
まだ参加者全員は決まってないのかな?

[あと何人くらい?と問いかけた]

(215) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>212
 村長さんさえ生きてらっしゃったら……

[ オスカーの言葉を繰り返し、俯いて唇を噛む。
 ややあって面を上げ、]

 何とか──変えられないものなのですか。
 オスカーさんには申し訳ないけど、やっぱりおかしいです、こんな事。
 せめて、ソフィアの死が本当に人によるものでないのか、確認してからでないと……。
 アルフレッド村長の奥様は、味方になっては下さらないのですか? 

(216) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 23時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、常にない激しい口調でオスカーに尋ねた。

2010/07/31(Sat) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

パピヨンさん、は……
ごめんなさい。あんまり僕も、リンドクヴィストの家の事情には詳しくなくて。

[長老連中も一緒についてくる。
意識的に距離を置いてしまっていたのだ]

ですけど……お話してみる価値はあると思います。
アルフレッドさんに一番近い人ですし。

すぐに変えるのは、とても難しいと思いますけど……

[謝る事なんて無いですよ、と慌てて首を振りつつ]

(217) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 若者 テッド

[ピッパ>>207の最後の言葉は聞こえなくて。
 彼女の前から逃げだした足は<<肉屋 ニール>>の近くで止まる]

くそう。
いつかすんげえかっこよくなって見返してやる……

[とりあえず最後まで子ども扱いだったことがよほど悔しいようでぶつくさ呟いていた]

(218) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[挨拶とともに此方へと来るホリーに緩く会釈をする]

こんにちは、ホリー。
参加者……、嗚呼、まだ全員ではないと思うわ。
何人くらいかしら。
もう半数は超えていたかもしれない。

貴女が来る少し前にね。
オスカーも来て、長老達に名乗りでていたわ。
貴女の参加を取り下げたかったみたいだけど……

[彼女の片割れの事なのだから
彼女も知っておくべきだろう、と。
娘は彼女に知りうる事を伝えた]

(219) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

―ヴァンルナール家・書斎―
>>213
[書斎では先ほどのように、祖父、父、叔父だけではなく家の女性たちも集まっていた。

ヘクターが部屋に入ると彼らは一斉に視線を向け、家長である彼の祖父が厳粛に儀式の開始とヴァンルナールの方針を彼に伝えた。]

「決まったぞ、ヘクター」
「儀式は開始される」
「わが家の勇猛さと村への貢献を示す大きな機会です」
「お前が行く事が名誉になるだろう」
「お前が行く事が我らの誇りになるだろう」

…そうだな。
俺が行くのが妥当だろうね。

なに、心配すんなよ、俺も生きて戻ってやるからよ。
ああん?
そっちの方が、殺されてお陀仏して帰るよりもっと名誉だろうがよお。

[軽口を言い笑いつつもその手は震えていたようだった。満足そうに彼に頷く祖父らの反面、心配そうに彼を見る女中らもいた。]

(220) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

次の段取り、ですか。

[役目のために襲われることに関しては知っているが儀式の段取りについて知識はない。
生贄が12人必要なことも知らなかったくらいだ。]

何も知らないまま周りで進んでいくのを黙って見てるのも怖いんじゃないでしょうか。わからなくもないです。

あれに関しては、わたし自身の意思で決めたことです。
気は進まないですけど… わたしにしかできないこともあるから。

[問いにはキッパリと答えておく。
立候補の意思がゆらぐことはないようだ。]

(221) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

肉屋 ニールは、若者 テッドのデコにチョップ。落ち着かんか。

2010/07/31(Sat) 23時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>218
誰を見返すんですか…?

[突然に目の前のニールの傍まで走り寄ってきたテッドに向かい、目を瞬かせて尋ねてみました。]

(222) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 靴磨き トニー

─ 回想・教会 ─

んー、ノックスが謝らなくてもいいよ、心配してくれてんだし。

[大声を出してすまなかった、と詫びを入れる青年にはそう答えた。
亡くなったソフィアを見たといっても、自分が見る事が出来るのは、生前と同じ姿でしかなかったから。かなりひどい姿になっているらしい彼女の亡骸を見たならば、どうなる事か。]

(223) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 若者 テッド

[ニールの近くだったことに気づかず。
 デコにチョップされてあう、と呻く]

っ〜〜〜、にすんだよ、ニールのおっさん!

[がう、とほえるものの。
 その傍にミッシェル>>222がいることに気づき、なおかつ問いかけられれば、え、あ、えーっと、などとわたわたする]

う、なんでもないっす……

[さすがに子ども扱いされて悔しいからなどとは口にしなかった。バカ正直に口を滑らすには、どこかにあったらしいプライドが邪魔をしたらしい]

(224) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ……分かりました。ありがとうございます。

[ オスカーの言葉を噛み締めるように唇を引き結んだ。]

 もし……もしでいいのですけど、万一必要な時があったら、リンドクヴィスト夫人に口添えして貰えませんか。
 余所者の私が、村のことに口出しをしても、即座に撥ね退けられるのでしょうが…。

[ 最後の言葉には、自嘲と言うか抑えた憤りと言うのか、そんなものが篭っていた。]
 

(225) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

―近くの林―

あれ、オスカーか。

[誰かと話しているようにも見える。こちらからは話している相手の姿は見えない。ちょっと行ってさっきの事を謝っておくか……]

???

[>>197 犯人、という単語が聞こえて反射的に木陰に身を隠す。枯れ葉や小枝を踏む音が聞こえたかもしれない。よく考えると身を隠す必要があるのかは良くわからない。が、今更出て行くのも気が引けてなんとなく立ち聞きしてしまう。]

(226) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

肉屋 ニールは、メモを貼った。

2010/07/31(Sat) 23時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>224

そう? 
今なら多少の我侭は通ると思うから言ってみれば良いのに。

[事情はさっぱりわからないので適当なことを言っておく。]

(227) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

あ、ええ。もちろんです。
腐っても遠縁ですからね。
……それぐらいなら、協力させていただきますよ。

[抑えた怒りを感じる。
こくりと大きく頷いて、それでは行きましょうかとリンドクヴィストの家へ足を向ける]

……?

[去り際に、一度だけ振り返った]

(228) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 靴磨き トニー

[戻ったはずのブルーノを探していたら、廊下の突き当たりでニールと話をしていた。遠くで声は聞こえないが、二人とも険しい表情をしている。]


……ブルーノ様、お祭が近くなってから、ずうっと様子がおかしいんだよなあ。
ニールも、なんかおっかない顔してるし。

[さっき頭を撫でてくれた大きくて温かい手。いつになく優しい感触だったのに。]

ブルーノ様にお祭の話、してもらおうかな。

(229) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 肉屋 ニール

自分で決めたことなら何も言うことはないさ。
周りから押し付けられたのかと、そんなことを思ったりしただけだからなァ。

何にせよヒドイ人選だことだ。今更誰に文句を言うでもないが…

[ ため息をついた顔は非常に疲労の色が濃い
 気分を吹き飛ばすように普段通りの声でテッドに向き直る ]

お前も巡礼に出るなら少し大人しくしておけ。後でどうなっても知らんぞ。

(230) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>219
そう?
あと半分かぁ…。

[ふぅん、と特に感情のこもっていない声を漏らす。
そして、オスカーの事を聞けば、今度は少し意外そうな声で]

オスカーが?
なんで?

[オスカーも参加したかったのかな?
そんな事を考えながら不思議そうに首をかしげる。
自分の参加を取り下げたかったのだろう、との言を聞けば、一層不思議そうな顔で]

取り下げる…?
ふぅん、なんでだろ…。
家の事情でも変わったのかな?

[自分のために彼がそうしてくれた、という風には考えられないようだった]

(231) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

【人】 記者 イアン

−近くの林−

……「生贄」。

[青年記者はミッシェルと離れてから、ノートに記憶の糸を繋ぐための単語を書き連ねてゆく。今は詳述できずとも、後で見聞きしたことの全てを書けるようにするために。

 「生贄、家に伝わる能力、惨殺死体
 祭の本来の姿
 恐れを抱きつつも、死を齎す儀式に行く意味とは?」

 それを書くと、ノートをしまって歩き出す。
 いくばくか歩いたところで、ハニーブロンドの髪の青年が、草の合間で息を潜めているのを見つけた。]

(232) 2010/07/31(Sat) 23時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、振り向いたオスカーに「何か?」と小首を傾げた。>>228

2010/08/01(Sun) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>230
そういう人も居るみたいですね、やっぱり。
わたしはそうじゃないので…。

できたらそういう人と代わってあげたかったのですけど。

[立候補するのが早すぎたかもと思わなくもないのです。]

最後の晩餐ってことでテッドには、この前逃げた分を…。

[ミッシェルは妖しく微笑んでいる。]

(233) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 道案内 ノックス

[困った事に>>228オスカーと目があってしまう。]

ごめん。その……立ち聞きしてた。

[とりあえずオスカーに謝っておく。]

ヴェスパタインさんでしたっけ? えと、すいません。

[などと適当に謝りながら、近くで見ると綺麗な人だな……と妙な関心をして、この人男だったよな?とちょっと記憶を検索……]

(234) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

あ、いえ。
何でもありません。

[誰かいたような気がしたんだけどなあと首を傾げたが、気のせいだろうと]

えっと、こっちですよね。
行きましょうか。

[ヴェスパタインを促し、自身もまた足を進める]

(235) 2010/08/01(Sun) 00時頃

双生児 オスカーは、と思ったら姿を現したノックスに、ちょっとびっくりした。

2010/08/01(Sun) 00時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[ホリーに何故かと問われると逡巡し]

オスカーはホリーが心配だったんじゃないかしら。
私にはそう見えたわ。
家の事情、とかは分からないけれど……
気になるならオスカーに聞いてみたら?
さっき、ヴェスパタインと一緒に
あっちに行ったみたいだから……

[オスカーたちが向かった方向を指差してみせる。
不思議と思う彼女の方が娘にとっては少し不思議で]

ホリーは参加したかったの?
それとも、家の事情、で……?

[彼女を知る為に問い掛ける]

(236) 2010/08/01(Sun) 00時頃

道案内 ノックスは、頭をポリポリ。

2010/08/01(Sun) 00時頃


【人】 寡婦 パピヨン

――リンドクヴィスト家 書斎――

[ホリーを返した後。
家中の細々とした物を片付ける。
それほど時間もかけず、最後にその部屋にたどり着いた。

「もし私が帰らなかったら、お客様が無事に村を出られるように、力添えしていただきたいと……お父様お母様に伝えてもらえないかしら」

目的だったはずのその言葉は、結局言えなかった。
村の教えに確信しきったような、それでいて不安定にも見える娘に、よそ者を頼むと言って、どれだけの意味があるだろう。そういう客観的な判断以上に、何かが怖かった。]

(ナタリア様かどなたか、他の頼りになる方にお願いしておくほうが……)

[生きて帰る、強くそう思っているというのに、彼女がしているのはまるで死の準備だ。]

(237) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

>>236
心配…って…なにが?

[心配される理由が思い当たらないというように首をかしげ、マーゴの指さす方向を目で追う]

うん、あとで行ってみる。

[ありがと、と笑みを浮かべつつ、続けて問いかけられれば]

んー…事情ってほどのことでもないよ?
さっき家に帰ったら、『参加の届出をしておいた』って言われたから。
事情、って言ったらそれだけかなぁ?

[あとは特にないよ、と肩をすくめた]

(238) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>234
[ 突然現われたノックスに目を丸くした。]

 あ、いえ。お気になさらないで下さい。

[ とまたしげしげと見られているのに気付き、少し眉を顰めた。]

(239) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 道案内 ノックス

オスカー、奥様のところに行くなら僕もついていっていいかな?

[と、自分でもびっくりする事を言ってしまってから、それもいいか、と思い直す。]

(240) 2010/08/01(Sun) 00時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時頃


【人】 漂白工 ピッパ

[雑踏の中、私は記憶の糸を手繰った
儀式が始まる頃には、きっと声がかかるだろうから
だれかが私に声をかけるまで、昔の事を思い出す事にしたんだ

私の両親は、お人好しだった
人の不幸を、自分の事のように悲しみ
風邪を引いた人がいたら、看病に行き
不作の畑があったら、自分の家の食料をわけ
人のやりたがらない事を進んでやる、馬鹿だった
そんな事は、教会のジジ様や名家の人達に任したらいいのに
見てらんないからと、首を突っ込む馬鹿な人だった
その時の私は、そんな両親を誇りに想う馬鹿だった

要するに、家は馬鹿の血筋なんだ
くじを交換したのも、まだ私が馬鹿だと言う事なんだろうね
ただ、人と言う奴は自分が一番大事だから
両親が病気になった時に、助けてくれる人はいなかった
馬鹿は一方的に損をするのが、人の社会と言う物なんだ]

(241) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

え、……。

[ノックスの申し出にまた目を見開いて。
どうします、とヴェスパタインを見やった]

君にも用があるなら……別に僕は、何も。

(242) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[ホリー>>238に何と問われて娘は瞬く。
心当たりがない風情の同い年の彼女を見詰め]

ホリーはオスカーが心配じゃない?

[問いに問いを返してみる。
心配と彼女が思えば其れが答えになると思っての事]

……そう。
家族が決めての事だったのね。
だから、オスカーがあんな事を……

[名誉な事とも言われる事だから
彼女の境遇をいぶかしみはしないが複雑な思いが過る]

(243) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

――リンドクヴィスト家 書斎――

机の上の手稿の束を取り上げる。

(そしてこの原稿……。
私が失敗したら……これだけが、あの人の希望の証になってしまうかもしれない。
これを、このままにしてはおけない。)

(244) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 若者 テッド

[ミッシェル>>227にため息をついて首を振った]

俺の場合、わがままは通らない気がする……

[しょんぼりと呟き。

 ニール>>230とミッシェルのやり取りはちゃんとは聞いていなくて、だから何をはなしていたのかはわからないまま、普段どおりの声で叱られてあう、と呻いた]

うう……。
大人しくするようがんばるよ……

[なんだかぼろぼろだった。落ち着きがない若者が悪い、ということに、若者は未だ気づいていはいなかったが。

 そして何か、ミッシェル>>233の不吉な言葉が聞こえてざあっと青ざめる]

いや、晩餐なら昨日ニールのおっさんの美味い飯食ったし、それで十分だから!

(245) 2010/08/01(Sun) 00時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時頃


【人】 記者 イアン

[ハニーブロンドの髪の青年の仕種を観察しながらも、とりあえず村長夫人の元に行き、取材の可否と書ける範囲について、そして祭について尋ねようと、青年記者は足を進めた。]

−→故・村長宅へ−

(246) 2010/08/01(Sun) 00時頃

道案内 ノックスは、双生児 オスカーの>>242発言を聞いて、ランタン職人 ヴェスパタインに視線を向ける

2010/08/01(Sun) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>245
いえいえ、折角ですし。
準備もしましたから。
どうしても無理って言うんでしたら仕方ありませんけど…。

[ショックを受けたようにわざとらしく俯いて。
数歩近づいて上目使いに尋ねてみます。]

テッドのためにわざわざ用意したのに悲しいなあ?

(247) 2010/08/01(Sun) 00時頃

【人】 記者 イアン

−故・村長宅−

すみません、村長夫人はいらっしゃいますか?
少しお尋ねしたいことがあるのですが。

[女中に尋ね、村長夫人の居る書斎へと足を運んだ。]

(248) 2010/08/01(Sun) 00時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>242
 別に私は構いませんよ。
 人が多ければ、話の説得力も増すでしょうし。

[ 頷いて、ノックスに向かって微笑みかける。
 日頃のノックスの評判はあんまり聞いていないのだろう。]

(249) 2010/08/01(Sun) 00時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時頃


【人】 道案内 ノックス

[>>249の返答を聞いて]

ありがとうございます。

[と一礼した後、オスカーに振り返って]

じゃ、いこうか。

[と移動を促した。]

(250) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 肉屋 ニール

[ ミッシェルとテッドの様子を見て表情が和らぐ
 眉間を抑えて首を小さく振ってから小さく微笑んで ]

元気なのはいいことだがな。
その元気はこの先のためにとっておいた方がいいんじゃないかと、まあ年寄りのいわゆる老婆心ってやつだ。

悪いが、俺はちと用事があるもんでな。失礼させてもらおう。

[ 先程向かおうとしていたのとは反対へ歩きだした ]

(251) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

――リンドクヴィスト家 書斎――

あら、マコーミックさん。
早いお帰りですね。
もう取材はよろしいの?

[机の前、振り返ってそう挨拶した。]

(252) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

……じゃあ、行こうか。

[話もまとまったみたいだし。
まあいっかとか思いながら、村長宅へと足を運ぶことにした。

先客が居る事は知らぬまま]

― →リンドクヴィスト家―

(253) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ブルーノとニールの話はまもなく終わりそうだ。
立ち聞きしていたと勘違いされるのも嫌で、そっと反対の方へ向かったところ、ノックスと出会った。]

え?ソフィアの……く…びのあるところ?

や、おいらわかんないよ。

[死んだ誰かを見た時、話が出来たりした事は一度もない。無論ソフィアの時もそうだった。]

(254) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>243
私がオスカーを…?

[何故心配する必要があるのだろう?
なにか心配しなければならないことがあっただろうか?
しばらくの間、真剣に考えた]

(『祭』に参加すること…? 心配…? 参加することが…心配…?)

…ッ。

[ぐらり…。
『鍵』が緩む。
片割れが危機に晒されていると、封じ込めた部分は感じている。
そんな事をしてほしくはないと、封じ込めた部分は嘆いている。
しかし、それはまだホリーにはとどかず、『扉』を叩くだけ。
ゆらり、と、一瞬ホリーの体が揺れた]

(255) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

飾り職 ミッシェルは、肉屋 ニールに行ってらっしゃいと手を振って見送りました

2010/08/01(Sun) 00時半頃


【人】 双生児 ホリー

>>243
別に…心配じゃ…ない…。

[途切れがちに言って、胸を軽く押さえる。
一瞬…ほんの一瞬だけ、表情が不安にゆがんだようにも見えたかも知れないが、次には既に常の表情に戻っていた]

だって…心配しなきゃいけないことがないでしょう?
儀式に参加して、儀式が執り行われても「還る」だけだし…。

(256) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[私が、10回目の誕生日をむかえた年
村に、ちょっとした病が流行った
父と母は、病人の看病だなんだと走りまわったあげく
自分達が同じ病気で倒れ、死んじゃった
私はまだ子供で、両親の看病が満足に出来ず
いくつかの家をまわり、手伝いを頼んだけど
うつる病だからと、皆断わった

葬式の時、皆は口々に言った
君の両親は立派な人だったと
立派? 子供を残して死ぬ親が立派?
あんたらが言う立派な人は、あんたらのせいで土にかえったのに
葬式やって涙流しときゃ、いいの?

私は、ただの人を信じない
まわりの目を気にするような人間は、大嫌い
私が信じるのは、両親のような馬鹿だけ
私が心を開く可能性があるのは、馬鹿な人だけ]

 そろそろ、始まるかな…――――

(257) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 記者 イアン

>>252
その取材なのですが……
私がこれ以上の取材をすることは、果たして可能なのでしょうか。

私は、できれば取材を続行したいです。
この村の「祭」が伝わることを望んでいらっしゃるようだった、今は亡き村長さんの意志を知るために。

ですが……
様相が変わってしまったこの「祭」を取材することは、果たして可能なのか……とも思うんです。

(258) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[ホリー>>255が考えている様子を静かに見詰める。
彼女が自ら答えを出す事を待つようだった。

不意に揺れるホリーの身体。
咄嗟に支えようと手を伸ばした]

――…っ、 ホリー!?

(259) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時半頃


【人】 肉屋 ニール

―広場―

もう夕暮れも近いぞ。候補は決まったのか。

[ 年寄りの手から帳簿を奪うように手にとって瞥見 ]

……立候補が足りてないな。
それにしても立候補がみな "将来のある" 若い者ばかりで、年寄りが一人もいないってのは、面白い傾向だねェ。

[ 嫌味と疑惑をサラリと言い放つ笑顔 ]

そろそろ…何だっけな、壮行会でもない、ナントカの儀式とやらが必要なんじゃないのか。

(260) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[ショックを受けたようなミッシェル>>247にあわあわとあわてながら、ニールに助けを求める視線を向けたり]

お、俺のためって……
ていうか、昨日、誰かに試食させたんじゃなかったっけ?

[なんとかして回避しようとがんばっている。
 それをニール>>251にほほえましく見られていることに気づかず]

この先のため? ま、まあがんばってみるけど……

あ……

[とりあえず今現在の脅威に対応するのに必死でニールの言葉の意味は良くわからず。
 立ち去ってしまったその背を見送って、だらだらと冷や汗をかきながらミッシェルを見た。
 一人でなんとかミッシェルから逃れられる確立は11%ぐらいだろう]

(261) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

若者 テッドは、飾り職 ミッシェルから逃れられずにしばしお付き合いする羽目になるのだった**

2010/08/01(Sun) 00時半頃


肉屋 ニールは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時半頃


双生児 ホリーは、長老の孫 マーゴ>>259には、大丈夫、めまいがしただけだから、と短く告げた

2010/08/01(Sun) 00時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

>>258
イアンの言葉に頷き、珍しくその唇に少し皮肉めいた笑みを浮かべる。]

夜、外に出なければ、可能ではないかと思いますよ。
特に目立つことをしなければ。

むしろ貴方が今、村を出ようとしても、そのほうが無理でしょう。
今頃は、村の者が道路を封鎖しているはずです。
村と森外をつなぐまともな道路は、とても限られていますから、封鎖はごく簡単なのですよ。
貴方が今村から出ようとしても村内に追い返されるでしょうし、無理に出ようとすれば、最低でも拘束されるでしょう。
……申し訳ないことですが、祭りが終わるまで、この家に滞在していただければ、貴方の身の安全は確保いたします。それしかお約束できないのです。

(262) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

―リンドクヴィスト家―

え、先にお客様が?

[女中からそう告げられただろうか。
少し待つか、それとも出直すか。どうしようかと同行者達に困った顔で問いかける]

(263) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[胸を押さえるホリーの言葉>>256に心配そうに彼女の眸を覗く。
彼女の貌に一瞬過るのは不安か。
大丈夫、めまいが、と返事がすれば娘の手は一瞬彼女に触れるだけ]

本当に……?

[心配じゃないという彼女に確かめるように問い掛けて]

名誉な事だから心配ではないというなら……

[ふ、と諭すように言葉を紡ごうとすれば
聞こえたのは『還る』という言葉]

嗚呼、あなたは知っているのね。
ねぇ、あなたの本当は何処にあるの……?

[ことりと首を傾げる。
彼女を識る事が一瞬頭を過った]

(264) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>261
アレはまた別の物です。
ノックスって結構ひ弱そうだし。
マーゴに食べてもらうわけにもいかないじゃない。
万一のことあったら困るでしょう?

[異常に不吉なことを笑顔で告げて]

「祭」のためにって差し入れがね、じじばば達からあったのですけど、これがねー・・・。

[異様にカラフルな茸が相当数混ざっていたとは言わないでおこう。]

ちゃんと頑張ってはみたんですよ?
でも人を選びそうだったんで。

[楽しげにテッドの腕を取り引っ張って行こうとするでしょう。
テッドのこの先の運命は*中吉*]

(265) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

【人】 肉屋 ニール

[ 慌しく行動し始める者を尻目に奪った帳簿を年寄りに返す ]

俺は自分のペースで行動させてもらうぞ。
俺がいなくても儀式はやっておけばいい。出ずにそのまま森に入るかもしれないからな。

…何か問題でも?

[ 命を賭ける気のない者は黙っていろとでも言いたげな目で ]

特にないならいいじゃないか。
実は朝からほとんど何も食ってなくてね、腹が減ってしょうがないんだ。
腹ごしらえくらいさせてくれてもいいだろう。

[ 少しボリュームのある下腹をさすりつつ歩み去る
 背中に置き去りの老人にヒラヒラと手を振った* ]

(266) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時半頃


【人】 靴磨き トニー

[当てが外れて、ノックスが落胆したかどうかはそれきり別れたので知らぬまま、ブルーノの部屋の前で、しばし待っていた。]

「おや、どうした?トニー」

……、うん、お祭の事を教えてくれる?ブルーノ様。

[訝しげな表情を浮かべたものの、聖職者はドアを開け、]

「祭のどんな事を聞きたいのかな、トニー」

[といって、部屋に招き入れた。]

(267) 2010/08/01(Sun) 00時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時半頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 00時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>263
 もしマコーミックさんなら、一緒に話を窺った方が良いかも知れません。
 多分、私が気になっていることと、あの方が知りたいことはそう違わないでしょうから。

[ きっぱりと答えた。]

(268) 2010/08/01(Sun) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

>>264
[名誉、という彼女の言葉には、少し首をかしげる。
そう、祭は神様のために行われる。そのためにミツカイサマがやってくる。
それらは祖母に言われ、『そういうもの』として、信じるともなく信じていること。
そこに生じる意味合いなどは、名誉なものだと教えられても、そんなものか、程度にしか思ってはいない。
とにもかくにも、自分に関しては「行けと言われたから行く」ただそれだけなのだ。
それに対して名誉感も何も抱いてはいない。
それゆえに、オスカーが自ら志願した理由も思い当たらないのだ。
もしも「名誉なことだ」とホリー自身が思っていたなら、それが理由の筆頭に上がったことだろう]

(269) 2010/08/01(Sun) 01時頃

【人】 記者 イアン

>>262
要するに、「惨殺死体になる為の手段を踏むな」、と。村長夫人、貴女はそうおっしゃるのですね。

[唇の端を歪めて笑う彼女の様子を、観察するように見つめる。]

道路は封鎖された、ということは、村の中の出来事を村の中で全て収める……と。そういうことでよろしいのでしょうか。

[急に叫び出したミッシェルの顔が、声が、脳裏を過ぎる。]

……誰かが死ぬかもしれない儀式を、執り行うのですね。

(270) 2010/08/01(Sun) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>270
そうです。

[ちょうど手にしていた手稿の束を、イアンに差し出す。]

貴方のお知りになりたいことについては、私が話すよりも、これを読んでいただくほうがいいでしょう。
アルフレッドがまとめた、今の私たちにわかる限りの、この村の物語です。

これは、この村の中にあっても、ほとんど何の価値もないもの。
でも、アルフレッドが望んだように、村の外にもたらせば、村にとっても、村の外の世界にとっても、意味のある存在になるかもしれません。

マコーミックさん、これは貴方に差し上げます。
祭りが終わったら、これを村の外へ持ち出して、できれば公開していただけませんか?

(271) 2010/08/01(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

分かりました。

[ヴェスパタインの言葉に頷き、パピヨンの居場所を問いかける。
ノックスにもいいな?と確認して]

……すみません。お話し中失礼します。

[そして、書斎に踏み込んで行くだろう。
基本的には、ヴェスパタインの話を黙って聞いているが、彼が劣勢になるようならば、口添えする気は満々だった**]

(272) 2010/08/01(Sun) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時頃


【人】 双生児 ホリー

>>264
知ってる…?

[マーゴの言葉を鸚鵡返しする。
私が知っている…? …何をだろう…?
彼女の問いに、疑問のみ浮かんでは消える。
幾つか答えの候補を並べてみるが、どれもピンと来ない。
そもそも、『還る』というのは、ホリーが生み出した都合のいい『死』の代用品なのだ。
そこから答えなど導き出せるはずもない。
続けてマーゴが問いかければ、一層「?」を頭に浮かべた]

知ってるって…何を…?
私の本当…って…?

(273) 2010/08/01(Sun) 01時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時頃


道案内 ノックスは、双生児 オスカーの>>272に、緊張して頷いた。

2010/08/01(Sun) 01時頃


【人】 靴磨き トニー

[ブルーノは書き物机につき、自分はその脇に立って]

うーんとね、ほら、おいらはこの前のお祭りの時は、具合を悪くしていたから、何があったか全然知らないんだ。その前はまだ小さかったから全く覚えてないし。
だから、どんな事をするお祭なのか教えてほしいの。

[そうせがむと、ブルーノはゆっくりと口を開き始めた。]

(274) 2010/08/01(Sun) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[娘自身は儀式に参加する事を名誉とは思っていない。
自分に課せられた役目と思っての志願だった。
首を傾ぐホリー>>269の様子を見ていれば
名誉だからというのも理由ではないのかと思う。
家人に言われての場合、理由は名誉な事であるから、
となるのが妥当のように思えたのだけれど
彼女の場合はそうではなさそうだった。

何を、と彼女>>273に問われれば視線をまじえたまま]

さっき、オスカーの事心配か如何かきいたでしょう?
その時、一瞬だけどあなたが不安そうにみえたの。
心が揺れているように思えた。

心配していないというあなたが本当?
それとも不安に思うあなたが本当?

[興味を抱いたが故に問いを重ねる。
不安を彼女は自覚していないかもしれないけれど
それを示しておくことが今は必要に思えた]

(275) 2010/08/01(Sun) 01時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時頃


【人】 記者 イアン

>>271
これは………。
[渡された原稿の束を手にして、その重さを実感する。]

もしや、これが……
村長さんが私達に、取材を「依頼した」理由……

[この祭の取材は、新聞社側が申し出たものではなかったという話を支社長から聞いていた。それ故に、彼は村長の様子と、村の様子の間に温度差を感じていたのだった。]

わかりました。
この原稿は、生きて、必ず届けます。

[一礼し、バッグの底に原稿の束を捩込んだ。]

(276) 2010/08/01(Sun) 01時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時頃


【人】 靴磨き トニー

[トニーもブルーノも知る由はなかったが、ブルーノの語る祭りの話は、パピヨンが昨日イアンに語った話と、大筋は同じであった。]

[そして、「生贄」について語る時のブルーノの表情は、子供の目にもわかるほどに苦いもので。]

……、その「イケニエ」っていうのになった人は、じゃあもしかしたら神様に会う事があるかもしれないの?

(277) 2010/08/01(Sun) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>276
イアンの言葉に頷いて、その後ろから部屋に入ってきたオスカーに、意識を向けた。]

あら、こんにちわ。
アレクサンデルさん、お姉さんは今さっき帰られたけど。
それとも……別のお話があるかしら?

[続いて入ってきた人々の組み合わせを一瞥し、そう訊ねた。]

(278) 2010/08/01(Sun) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

>>275
不安…? 私が…?

[フアン ッテ ナンダッケ?
もちろん言葉の意味は知っているが、そんな疑問が、心の奥そこにかすかに生まれて、そして消えた]

…何を言ってるのかわからないよ、マーゴ…。

[微かな焦燥に似たモノを感じつつ、どこか引きつった苦笑を浮かべる]

心配してない私…と…してる…私?
…私は別に…心配なんて…。だって…心配することがないし…。

[無いはずだ。
特別なことなどない。恐れることなどない。故に心配もない。
だというのに、激しく『扉』が叩かれる]

っ…!

[軽い頭痛を覚え、顔をしかめて頭を片手で押さえた]

(279) 2010/08/01(Sun) 01時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


【人】 記者 イアン

ところで、お屋敷の入口に、先程見なかった札を見たのですが……あれは一体何なのでしょうか?あれも祭に関係があるのですか?

そして、「生贄」の意味とは……?
村の方にはそれを説明したがらない方もいましたが、その「生贄」という「言葉」は、額面通りに受け取っても構わないのですか?

(280) 2010/08/01(Sun) 01時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


【人】 道案内 ノックス

[……。家族の安全についてお願いに来たんだけど……]

何か、そんな雰囲気じゃないなぁ……

[酷く場違いだなと感じている。仮にヴェスパタインがこちらに視線を向けるなら、お先にどうぞ、と身振りで示すだろう。] **

(281) 2010/08/01(Sun) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…本当にわからない?
それともわかりたくないのかな?

[引き攣った苦笑浮かべるホリー>>279に言葉を重ねる。
彼女が変わった切欠を娘は知らない。
彼女が何を抱えているのか知る由はない。――けれど]

私はホリーのこと、しりたい。

[ぽつと紡いで彼女の言葉の一つ一つを心に留める]

儀式に参加すれば……ソフィアのようになるかもしれない。
それでオスカーはホリーのことを案じているんだと思う。
ホリーもオスカーと同じ思いがあるのだと私は思いたいのだけど

[其処まで言った所でホリーが頭を押さえる仕草に気づき]

――…ホリー、大丈夫?

[彼女が苦しそうに思えてそれ以上問う事を躊躇う]

(282) 2010/08/01(Sun) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

「神様?」

[トニーの言葉を繰り返したブルーノの声音には、明らかに不快な響きが含まれていた。]

「会う事はあるのかもしれんが……、」

[それきり、口をつぐむ。]


──ブルーノ様、顔色が悪いよ。
ごめんなさい、外に出掛けて疲れてるのに長いお話させちゃって。ゆっくり休んでてね。

[ありがとうございました、と頭を下げて、老人の部屋を辞した。]

(283) 2010/08/01(Sun) 01時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

>>280
表に掛けてあるのは、簡単に言えば、巡礼がその家から出るという標識です。
それ以上のことはどうか、それをお読みになって。
私にも、正しく説明できるかわかりませんから。

「生贄」についての質問には、私はいいえと答えますけれど、たぶん貴方の眼から見たらその答えは「はい」となるのでしょうね……。
そこが……森外の方に村のことを説明することの難しさ、というのでしょうか。

説明したって、その違いはわかっていただけないだろうと、私はずっと思っていました。
でも……そう。
その違いを話しますから、どうか理解してくださいと、そう言ったほうがよかったのかもしれませんね。

[考えをまとめながら、舌先で軽く唇を湿した。]

(284) 2010/08/01(Sun) 01時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


【人】 靴磨き トニー

[廊下を歩きながら、先ほど聞いた話を反芻する。
このところ、老人が浮かぬ顔だった理由がわかったようなわからないような。]

なんでブルーノ様は「神様」の事であんな顔をしたんだろ?

[この教会に引き取られて、ブルーノの庇護の元過ごしている以上、それなりに神の話や信仰について、ブルーノから教わる機会はある。
ブルーノが肩書きにふさわしい篤い信仰を持っている事は、日々の暮らしの中で十分に知る機会もあった。
それだけに、先ほどの反応は実に奇妙に思えたのだった**]

─ 回想・了 ─

(285) 2010/08/01(Sun) 01時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 01時半頃


【人】 双生児 ホリー

>>282
わからない…わかりたくない…?
だって…だって…わからないも何も、心配…って…なんで…。
それじゃあまるで…心配するようなことが…。

[心配すること?
お祭は不安なこと?
なにかあったっけ…?
…そういえば昔…イヤ、ナニモナイ。
アルハズガナイ]

知りたいって…別に何も…っ…。

[ナニカアッタッケ?
ワタシハ…イヤ、ナニモナイ…。
ワタシハオマエハ ニゲタダケ。
チイサイコロ、コワイコワイオオカミカラニゲテ 狼? トビラニカギヲカケタ]

オオ…カミ…?

(286) 2010/08/01(Sun) 02時頃

【人】 双生児 ホリー

[いろんな思考が頭の中で渦巻いて、そのなかでなにかが引っかかり、ごく小さな声で呟く。しかし、何故引っかかったのかはわからない。
マーゴにも聞こえたかも知れないが、聞こえてなくても不思議はない。
そうしている間も、何者の思考かわからないような言葉が、頭の中で飛び交う]

ソフィアみたいに…還…。
心配…?
還…死…。
…くっ…ぅ…!

[嫌な汗が流れ、ひときわ頭痛が強くなる。
その様子を心配してマーゴがもしてを差し出したなら、その手を勢いよく払い、後ろに一歩下がっただろう。
マーゴが手を差し伸べなくとも、頭を抑えたまま、一歩か二歩後ろに下がり]

(287) 2010/08/01(Sun) 02時頃

【人】 双生児 ホリー

ウルサイ…!

[苦悶の表情で、そう怒鳴る。
…少なくとも、ここ10年表に出ていなかった部分の一端が顔を出した。
ホリーは肩で息をしながら膝をつき、両手で頭をかかえてうつむく]

違う…違う…チガウ…!
怖くない、怖くない、怖くない、こわくない…。

[最初強くなにかを否定したかと思えば、ぶつぶつと繰り返し始めた]

(288) 2010/08/01(Sun) 02時頃

双生児 ホリーは、しばらくはそのままだったかも知れない**

2010/08/01(Sun) 02時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 02時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[ホリーに心配そうな眼差しを向ける]

心配するようなこと……
ある、と思うのだけど……

[ポツと独り言ちるように呟いて
『オオカミ』と微かに聞こえれば目を瞠る]

ホリーは何を知っているの……?

[彼女の様子に不安が募るばかり。
自分は今、いけないことをしているのだろうか。
そっとしておいたほうが良かったのだろうか。
そんな考えが浮かんで柳眉を寄せた。
呻くような音が聞こえて思わず手を差し出すのだけれど
パシと乾いた音が辺りに響いた]

(289) 2010/08/01(Sun) 02時頃

【人】 記者 イアン

>>284
「違い」……?

「生贄」は確かに「人が死ぬ」ことだと……そういうことなのですね。

[村長夫人の様子を見ながら、話の内容を噛み締める。]

では「生贄」になるとは、いったいどういうことなのでしょうか?
誰かに捧げるということなのか、それとも……

(290) 2010/08/01(Sun) 02時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 02時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[何が起こったのか娘はすぐに理解できない。
払われた手に熱と痛みを遅れて感じる。
怒鳴る声はホリーらしからぬものに思えて
ぴく、と肩を揺らして戸惑いの表情。
違う。怖くない。
繰り返される言葉に娘は微かに首を傾げた]

何が違うの……?
何が怖くないの……?
なんだか、ホリーは逆の事を言っているみたい。

[彼女の抱えるものは何なのだろう。
娘には彼女が何かを怖がっているように感じられた]

――…ホリー。
大丈夫……?

[もう一度名を呼んで、案じる言葉を彼女に向ける。
赤くなった自らの手を緩く握り其処に立ち尽くしている**]

(291) 2010/08/01(Sun) 02時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 02時頃


【人】 寡婦 パピヨン

巡礼……貴方が好む言い方でなら生贄の行列は、古くは村の中だけではなく、森へ分け入って夜明け近くに村に戻るもので、祭りの中核を成す行事でした。

森の中では、巡礼は一定の規則の下になら、お互いに殺しあうことを許されていました。
村内の犯罪者は巡礼への参加を強制されましたし、逆にそういった参加者に遺恨を持つ者が、巡礼に参加して報復を試みることもありました。
昔は、巡礼がそうして森の中で死んでも、遺骸は発見されないものとされておりました。巡礼は「帰らない」のであって、通常の意味で「死んだ」とは見なされず、村の墓には葬られません。巡礼として死ぬことを「森へ還る」とも言いました。
そのようにして、殺害者を社会的に犯罪者としない特別な環境が作られたのです。

アルフレッドの推測では、古代ドルイドの自己犠牲の儀式と同じように、絞殺した後樹木に吊るしたまま風化させたり、沼に沈めるなどして、遺骸を隠蔽したようです。

巡礼は、参加者が死ぬ限り、つまり村に帰ってくる人数が減る間は終わらずに、毎晩続けて行われました。

そして……。
そういった「帰らない巡礼」とは異なる死者が出る年があった、と言われています。

(292) 2010/08/01(Sun) 02時頃

【人】 記者 イアン

>>22
いえ…好む、というわけ、では……

[結果的にその言葉を多用していることに気づかされ、少しだけ俯いた。]

森の中に分け入り、夜通し歩く……
村人同士の殺し合い……
祈りの場であると同時に、私刑も赦された場でもあるのですね。

[頭の中で整理しながら、村の儀式の詳細をノートに記す。]

「森に還る」。
村に必要な儀礼を犯罪として考えさせない為の、村人同士の配慮と気遣いというわけですね。互いに怨まないようにするための安全弁ともなります。

ところで、「帰らない死者」とは異なる死者が出る祭……とは?

(293) 2010/08/01(Sun) 02時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

その特別な死者があった場合も、巡礼は毎夜続けられました。
死者が出なくなるまで、ほとんどの場合は、巡礼が全員帰らなくなるまで。
具体的な儀礼手順の伝えでは、正式な巡礼の人数は「その年の月の数」であったと言いますが、村人の間ではそれは容易に「十二使徒」になぞらえて記憶されました。

村の古い家系に伝えられた口承では、その死者は神、あるいは神の御使いによって殺されたもの、だとされています。
私たちの先祖は、その神と契約し、庇護される代償として、死者となる者を差し出すことになったのだ、とそこでは言われます。
巡礼の儀式自体が、そのために作られたのだと。

[くすりと笑う。]

珍しい伝承でしょう?
普通、そういう契約を結ぶ相手は「悪魔」とか「妖精」、「小人」ですし、人間の側が機転を利かせて契約を無効にしてしまうものなのに。
私たちの先祖はその相手を、神、と呼んで伝承してきたのです。

(294) 2010/08/01(Sun) 02時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 02時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

特別な死者……。
つまり、マコーミックさん、貴方もご覧になったという、ソフィアのような遺骸のことです。

(295) 2010/08/01(Sun) 02時半頃

【人】 記者 イアン

「神」……

[イアンの脳裏に浮かぶのは、上弦の月を共に見た、あの黒い影の『獣』の姿。]

神と契約し、庇護される代償として、村人の命を差し出す……。
リンドグヴィスト夫人がおっしゃる通り、「悪魔」や「小人」ではなく「神」としてその対象と契約するというのは、ただ人間が一方的に契約したりそれを破棄できる自由さを持っている訳ではないものだと推測されます。

「神」は「人間」を護るものと考えられており、人々の生活のあらゆる面に浸透している。その身に根付き、死してなお決して離れることはない。己の意識が及ばぬ範囲まで支配するのが「神」というものでしょう。

もしご存知であり、かつ差し支えなければ……
その「信仰の対象」の正体は一体何なのでしょうか……?

(296) 2010/08/01(Sun) 03時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 03時頃


記者 イアンは、「ソフィアのような遺骸」という言葉に、ごくりと息を呑んだ**

2010/08/01(Sun) 03時頃


【人】 寡婦 パピヨン

形容する言葉は少なく、それらはあまりにも、そう、私たちの言葉では……キリスト教的です。それが彼らの言葉だったのですから仕方ありませんが。
そして今日では、残された言葉から本来の意味を探そうとすれば……あんまりにありきたりな、ロマンチックな「異教的なもの」になってしまいます。

そもそも、私たちはそれを「信仰」したのでしょうか?

……わかりません。

[ぽつりと答えた。]

(297) 2010/08/01(Sun) 03時頃

【人】 寡婦 パピヨン

だって、私たちはまだいくつかの祈りの言葉を憶えていて、祭りのときには唱え、その意味も伝えていますけれど、その言葉が何で、本当に私たちが思い込んでいる意味なのかどうか……知らないのですよ。
例えれば、ラテン語を知らない人が何代にも渡ってミサを語り伝えるようなものです。しかも、私たちはそれがラテン語という言葉だという知識もないのですから。

少し話が逸れましたね。
巡礼のことに戻りましょう。
「御使い」は、巡礼と共にその夜を歩まれるのだといいます。
しかし、「御使い」はまた「顔を見ることのできぬ方」とも呼ばれ、私たちはその姿を見ることができません。
そしてもし、その御顔を拝することができれば、御使いの祝福を得て儀式は終わる、と伝えられているのです。

とてもあいまいな表現ですが、実際には、そのための手段として巡礼はお互いを殺しあったのです。つまり、巡礼の中に御使いが顕現しておられる、御顔を拝するとはその中から御使いを暴くこと、と解釈したのでしょうか。

もしこれが、正しい解釈の下に行われた儀式だとすれば、私たちの先祖は神を殺そうとしていた、あるいは神と殺しあっていた、ということになります。

(298) 2010/08/01(Sun) 06時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

王殺し、司祭殺し、自ら犠牲となる神。
そういった概念はありふれたものだと、民俗学は考えさせるように仕向けます。
けれども私には、私たちのこの祭りが、それらと同じものとは思えないのです。それが、アルフレッドと私の意見がどうしても合わないところでしたわ。


さあ。
私は貴方の言われた「生贄」について、私たちが行おうとしている蛮行のあいまいな根拠について、説明しました。
これで何がおわかりになるでしょう?
私たちの言う「生贄」と、貴方の、森の外の世界の「生贄」という言葉の「額面」はどのくらい同じでしょう?

(299) 2010/08/01(Sun) 06時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 07時頃


寡婦 パピヨンは、記者 イアンに話の続きを促した。

2010/08/01(Sun) 07時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 07時頃


【人】 道案内 ノックス

―リンドクヴィスト邸・書斎―

[一番最後に書斎の中に入る。]

[まだ覚悟ができていない。だから、なんとなく奥様と目をあわせるのが嫌だったんだ。書斎の中の装飾を物珍しそうに見渡す。家具に細かな意匠が施されていれば、それらに一瞬、目を奪われるだろう。]

[祭りが終わったら、という言葉に反応して視線を向ける。]

なんだろう?

[>>271村長夫人が見知らぬ男に何かを渡している。あれは……何の紙束だろうか?]

[>>276「生きて、必ず届ける」という言葉に反応して、見知らぬ男の顔をしげしげと眺めてしまう。]

(300) 2010/08/01(Sun) 09時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 09時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 09時半頃


【人】 道案内 ノックス

[村長夫人と見知らぬ男の問答を聞いている。やけに難しい話をしているな…… と思う。>>294で村長夫人が神、という単語を口にしたのを聞いて]

……。神は人が創る……

[思わず口に出ていた。誰にも聞かれないように呟いたつもりだけど、ひょっとしたら聞こえてしまうかもしれない。]

たとえば祭りの神像。あれが勝手に成ったというのですか?

[思考する。ひょっとしたら口に出しているのかもしれない。]

たとえばソフィアさんを殺した者が神であるというのなら。
僕がソフィアさんを殺したと言えば僕は神になれるのですか?
絶対に、そんな事は、ないでしょう?

[>>296見知らぬ男が『「神」は「人間」を護る』という。僕の考えとはちょっと違うかな、と思う]

「神」が護っているのは、きっと「村」なんだ……

[また口に出してしまったかもしれない。聞こえていないといいのだけれど……]

(301) 2010/08/01(Sun) 09時半頃

【人】 記者 イアン

−故・村長宅−

あまりに異教的で、あまりにロマンチック……

[言葉を失い、ぽつぽつと呟く。
 己の口から何故そのような「正体を知っているのか」という疑問が出たのか。それはイアンが「信仰対象となる主体」の正体をあの夜に見たからであろうということは、彼自身の脳に、容易に浮かんできた。

 そして、「それ」が彼の後ろに立っているということも。]

……そうですね。
信仰の対象が言い伝えられていくうちに、それの意味が曖昧になってゆく可能性は十二分にありましょう。

夫人がご指摘の通り、もはや現代では誰もラテン語で会話していないというのに、ラテン語由来の言葉を日常的に使っている。それと同じように、脈々と続く歴史とその謎を、ラテン語というヴェール……或いは箱に無理矢理押し込めていることになりましょう。

伝えられているうちに発生した矛盾や、歴史の中で生じた新たな意味をも、その中に含ませて。

それが、貴女達が言う「生贄」と、私がこれまで考えてきた「生贄」の間に浮かぶ差異であると思います。

そして、それはごく自然なことだと思うのです。

(302) 2010/08/01(Sun) 09時半頃

【人】 記者 イアン

ですが貴女達と祖先の方々は、一見ご自分達の概念をキリスト教的な言葉の枠組に押し込めながらも、実際はその言葉の発音なり形式を変容させることにより、その矛盾を解消しようと試みている。

そこに、「額面通りに受け止めてはいけない」という、言外に込められたメッセージを読み取れますし、私はその矛盾やズレを、変容した言葉の形のまま受け止めようと思います。

申し訳ありません。私も話が逸れました。
幾分懐かしい感覚が、私の中に込み上げてまいりましてね。
民俗学は専門ではございませんが……そういうものをかじっていた時期が、私にもございました。

……話を元に戻しましょう。

(303) 2010/08/01(Sun) 09時半頃

【人】 記者 イアン

神殺し……主殺し。
村人と神が同じ地に立ち、神の姿を見る……則ち、ヒトが神に文字通り「近づく」儀式。

しかし神は誰かが分からない。
「儀式」の中でのみ、逢うことができない。
「巡礼」……ひょっとしたら殺しを伴うかもしれない儀式の中で。

ですが、それを「蛮行」と呼ぶべきかどうかについて、私には判断する権利がありません。それは村の中にいる当事者だけが判断できることです。

……貴女方がこれから為そうとしていることについては、分かりました。ありがとうございます。

(304) 2010/08/01(Sun) 10時頃

【人】 記者 イアン

>>301
神が人を創る……?
ソフィア嬢を殺しても……神にはなれない……

[村長夫人の言葉をメモする端に、ハニーブロンドの髪を持つ青年の言葉を記してゆく。]

(村長夫人の言葉は理解できる。
 だが、村人達の動揺との温度差は気になったままだ。
 ……今、早急な判断をするな。)

神が護るのは……村?

[ハニーブロンドの青年が呟いた言葉を、小さな声で呟いた。]

(305) 2010/08/01(Sun) 10時頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>304
かすかに苦笑して。]

貴方には判断する権利がないと、本当にそう思われます?
貴方はずっと、「生贄」という言葉を村の外の意味で言われて、私たちを裁いておられたのに。

……いいえ。口先だけにせよそう言っていただけるのを、喜ぶべきなのでしょうね。
私ももう少し、貴方たちの言葉を信じてみることにしましょう。

(306) 2010/08/01(Sun) 10時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 10時頃


【人】 道案内 ノックス

[思考が変な方へ向いている。自覚があるが止まらない。]

そう。いや、違うのかな。「村」を護るために「神」を創ったのでしょうか。

そう。だから、きっと。「神」を殺すという事は「村」をなくしてしまう事になるのかもしれません。

[簡単に殺せるとは思わないけど。そこで思い浮かべるのは見たこともない神ではなく、まして広場の神像でもなく。屈強な自警団が集合している場面。その辺りで、ここに来た目的を思い出す……]

(307) 2010/08/01(Sun) 10時半頃

【人】 記者 イアン

>>306
それは……私が無知であるが故に、その矛盾にすら気づけなかった。それだけのことです。

[村の中で、「生贄」になることを怯えていたミッシェルのことについては、口を閉ざしておくことにした。それを言っては、巡り廻って彼女が「祭」の「ドサクサ」に紛れて、村人に罰せられてしまうかもしれないと考えたからだ。]

私があなた方を裁いていた、と少しでも思われたのなら、申し訳ありません。「祭」のルーツを知った今になって、とても恥ずかしく思います。

そして……私もこの村の「伝承」に寄り添って、その意味を記してゆこうと思います。**

(308) 2010/08/01(Sun) 10時半頃

【人】 記者 イアン

>>307
村を護る為に神を創った。
神を殺すことは村を無くしてしまうこと。
貴方がそう感じられるのも、無理はない気がします。

私がこうやって「祭」のルーツと理由に近づいていけるのは、紛れもなく私が「部外者」だからです。故郷が無くなることの恐ろしさは、想像したくないでしょうし……

[彼は祭が怖いのか、或いは他のものが怖いのか。
 今はそれを問わずにおくことにして、村人達の話をじっと聞くことにした**]

(309) 2010/08/01(Sun) 10時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 10時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 10時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―リンドクヴィスト邸・書斎―
[オスカー、ノックスと書斎に入ると、丁度パピヨンがイアンに分厚い紙の束を渡しているところに出くわした。
 その紙束は、文字がびっしりと書かれた文書のように見えたが──注視するヴェスパタインの眸は、その一瞬だけ温度を失い、冷冽ないろを帯びた。

 そのいろも一度瞬くと解けて消え失せ、彼の淡い色の瞳は、村長夫人と新聞記者の間で気遣わしげに往復した。]


 急にお邪魔して申し訳ありません。
 少しお話があったものですから。

[ オスカーへ声を掛けたパピヨンの(>>278)、機先を制するように、横合いから話し掛けた。]

(310) 2010/08/01(Sun) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>281
[ それから、私が先に話をしても?とノックスとオスカーに視線を向ける。
 了承を得た後は、一歩前へ出て、不安な面持ちながらもパピヨンに相対する。

 が、先に来たイアンの話が佳境のようであったので、それが終わるまで待つことにしたようだ。
 口を噤み、話を共に聞くことにした。]

(311) 2010/08/01(Sun) 10時半頃

【人】 道案内 ノックス

>>309
[口に出してしまっていたのか、と少し後悔。]

妙な事を口走ってすいません。あまり気にしないでください。

[見知らぬ男に苦笑を向ける。]

(312) 2010/08/01(Sun) 10時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>309
イアンとの会話を聞きながら、小声で呟いていたノックスに、憂慮の視線を送る。
ぐっと優しい声を作って。]

ここにいる人たちはどうかわからないけれど、今は、あまりそういうことは人前で言わないほうがいいですよ。
冗談や例えのつもりでも、ソフィアを殺したなんてほのめかせば、貴方が犯人だとか、もっと酷ければ、御使いの顕現ではないかと疑って、貴方を殺そうとする人が出てこないとも限らないから。

(313) 2010/08/01(Sun) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ 『かれ』は、ヒトである「ヴェスパタイン」がそうであったように、或いはこういう状況であれば彼はそうしただろうという予測を元に、「生贄」の話では蒼褪め、「ソフィアのような遺骸>>295」の件では、息を呑み、恐怖に慄くように両手を揉みしだいた。]

(314) 2010/08/01(Sun) 11時頃

【人】 道案内 ノックス

>>313
[村長夫人の優しい声音を聞けば、どうせ殺されるんでしょう? とは言えずに]

心配させてしまってすみません。

[と、とりあえず返答しておく。もしヴェスパタインと村長夫人の会話に割り込んでいたら、どうしようか、と少し迷うも…… もし割り込んでいたらヴェスパタインにごめんねと身振りをしておくだろう。]

僕がここへ来たのは、家族の事なんですが。
その…… 僕が"生贄"になった理由で家族を責めないで欲しいのです。

[責めるどころか、殺されるのではないか、という危惧がある。]

(315) 2010/08/01(Sun) 11時頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>315
え?
どういうことかしら?

貴方が、生贄に志願したのね?
でもそれで、貴方の家族の間にどういう関係が?
ブラウンさんの息子さんよね。

(316) 2010/08/01(Sun) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ だから全ての話を聞き終えた『かれ』は、日曜には礼拝に出掛ける家に育ち、その性向ゆえに教会から拒絶されながらも信仰を捨てられなかった「ヴェスパタイン」がそうするであろうように、酷く打ちひしがれた表情を作った。

 「ヴェスパタイン」は今、自らの信仰と常識と、村人達が自らの来歴に対して持つ自尊心を尊重したい感情の間で、激しい葛藤を味わっているようだった。
 抗議の為に来たここにやって来た彼は、言葉を失った。
 故に、先に話を始めたノックスに許しを求める視線を送られれば、力なく頷いた。]

(317) 2010/08/01(Sun) 11時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時頃


【人】 双生児 オスカー

祭が村を護る……

[そうして護られ続けてきた村は、これからも護られるために人を差し出すのだ。
うっすら口元に嘲りの笑みを浮かべつつ、村長夫人とヴェスパタインの会話を聞いていた。――が、ふと思い出したように]

パピヨンさん。
僕も生贄に志願させていただきましたので。

[必要な事かな、と思ったから。
それだけ言って、また様子を見守る]

(318) 2010/08/01(Sun) 11時頃

【人】 道案内 ノックス

>>316
はい、そうです。

[ひとつ溜息。とりあえず、その場に居る一同の顔をぐるっと見渡して…… ]

いや、志願したという事になっているのな、それならそういう事にしておいてください。そちらの方が家族はたぶん安全でしょうから。

[その場に村長夫人だけならば、正直にしゃべったろうか……?]

僕の話はそれだけです。
あ、割り込んでしまって、本当に済みませんでした。

[少し安堵の表情を浮かべて、ヴェスパタインに話を譲ろうとする。]

(319) 2010/08/01(Sun) 11時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>319
[ 話を譲ってくれたノックスに、すまない、というように頷く。
 しかし、先ほどまでの意気込みはどこへやら、いざ話そうとすると言葉が出ない様子だった。
 散々躊躇った後に、重い口を開く。]

 ……リンドクヴィストさん。
 私は……
 この儀式を何とか止められないか、と思ってここにやって来ました。

 ソフィアが死んだのに、警察にも知らせない。
 獣だか人間だか知らないが、どっちにせよ調べて貰わないと、これではソフィアも安心して天国へ行けないでしょう。
 他の人だって、また襲われないとも限らない。

 それなのに、危険な森に入るのですか。 
 いくら大事な祭と言っても、そんなのは間違っている。

 ──私は、そう思っていました……

[ 最後の一言は自分にも言い聞かせるような、深く沈んだ声だった。]

(320) 2010/08/01(Sun) 11時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>291
…違う…怖くない…違う…違う…。

[ぶつぶつと繰り返す。
ゆるむ記憶の扉。
その奥に見えるのは…一冊の本…。
その昔、家の地下室で見つけた、古い古い…この村について書かれた本。
当時本が好きだったホリーは、家の言いつけを破り、立ち入りを禁じられていた地下室へ足を踏み入れ、「ソレ」を見てしまった。
そこを祖母のゼルダに見つかり…そして、罰を受けた。
「あの話」を聞いたのもそのときだったのだが…その一連のことは、記憶の奥底に封じられている]

(321) 2010/08/01(Sun) 11時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>319

[ノックスの言葉だけでは、事態を理解しきることはできなかったが、想像できることもあった。]

(この子、誰かに脅されて志願されられたのかしら。
それともまさか……くじ引きに不正が?
アレクサンデル家といい、志願なんていう言葉ももう、全く違う意味になってしまっているのね。
でも今はとりあえず後に回すしかない。
この子が殺されず、誰も殺さずに帰ってくればいいことだわ。)

オスカーも?
まあ。志願者だらけじゃない。
これなら、十二人なんて簡単に集まってしまうかもしれないわね。

[少し呆れたように、そう言った。]

(322) 2010/08/01(Sun) 11時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

>>320
ヴェスパタインには、一緒に訪れた二人よりさらに馴染みがない。
その容貌と、村の外からやってきたという事情から、村人たちの密かな注目を集めている、という程度の知識しか持っていなかった。
面と向かって話しかけられるのは、初めてではないだろうか。]

そうですか。
それで、今の話を聞いてどう思って?

(323) 2010/08/01(Sun) 11時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>323
[ 瞳が迷いに揺れる。]

 私は……私は。

 この村に住むということは……この村に住み続けるということは、村の有り様を受け入れなければならない、ということなんですね?

 ──私がこの村にずっと住み続けたいと思ったら、それに従わねばならないと。

[ それはパピヨンに問うているようでもあり、自分の意志を確認しているようでもある。]

(324) 2010/08/01(Sun) 11時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>291
[古びた本。
祖母。
昔の自分。
狼。
祭。
ミツカイサマ。
心配?不安?何故?

様々な情報が浮かんでは消える。
そして]

っ…。

(325) 2010/08/01(Sun) 11時半頃

【人】 双生児 ホリー

ああぁぁぁああああああああああああぁぁぁあぁあぁぁぁ!!

[恐怖とも苦痛ともつかないような悲鳴を上げ、]

…っ。

[そして、ぷつりと、糸が切れたようにその場に崩れ落ちた。
どうやら、気を失ったようだ]

(326) 2010/08/01(Sun) 11時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 11時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

>>324

いいえ。

私たちは……この村に、生贄となり、生贄によって生かされていると信じてきた血脈に生まれ育った私たちには、いやおうなく、他の人たちとは違う有り様になってしまっています。
そうであることは、仕方ないことなのでしょう。

でも、村の有り様もまた時に応じて変わっていくものだと、私は思います。

(327) 2010/08/01(Sun) 12時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[言葉を繰り返すホリーの様を痛ましく思うのか
娘の柳眉が顰められる。
ホリーが何を知りこのようになったかなど
娘は知らないのだけれど祭の時期ということもあってか
それが祭に関する事に思えてならないのだけど]

……ホリー?

[声にならぬ声>>325に思わず息を呑む。
次の瞬間に響いたのは悲痛な悲鳴>>326
広場近くに居たものになら聞こえるものか。
周囲でざわめくような気配があった]

(328) 2010/08/01(Sun) 12時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[崩れ落ちるホリー>>326の華奢な肢体。
懲りずに一度払われたはずの手を差し出し彼女を支える]

――…っ、誰か……っ!

[娘は切羽詰ったような声で人を呼ぶ。
村の誰かが近づき声を掛けてきた。
ゆる、と其方に視線を向けて]

ホリーが倒れたの。
――…リンドクヴィスト家とアレクサンデル家に使いをやって。
……オスカーに、……知らせ、を……。

[せめて木陰で休ませようと
娘は村人に手伝って貰いホリーを広場の木陰へと運んだ**]

(329) 2010/08/01(Sun) 12時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時頃


【人】 双生児 オスカー

ええ。
本当はホリー一人で良かったらしいんですけど。姉を送り出して、一人のうのうとする訳にも行きませんから。

[軽く吐き捨てると、あわただしい女中の気配。
振り向くと、どうやら自分に用があるらしくて]

――え、ホリーが!?
どうして、何があって……はい、はい。わかりました。ありがとうございます。

[すみません、とその場に向き直り]

ホリーの様子を見に行かせてください。
ごめんなさい、ヴェスパタインさん。

[ヴェスパタインに謝罪の言葉を述べて、自身は広場へと飛び出した]

― →広場―

(330) 2010/08/01(Sun) 12時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 この村にやって来た初めの頃は、色々とあって……
 正直ここに来るのを選んだことを後悔したこともありました。
 ダン親方やソフィアのお陰で、段々溶け込めるようになってきたけれど、それでも…… 本当に、親方が亡くなった時には、この先やっていけるのか不安で自信がなくて……

 でも、友達が私の支えになってくれました。
 最近は、話をしてくれる人も大分増えて。
 何となく、やれそうな気がしていたんです。
 私は……ずっとここにいたいと、思っていました。


 でも……

[ 彼は両手で顔を覆った。]

(331) 2010/08/01(Sun) 12時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>327
 でも、私は死ぬまでこの村の人間にはなれないと、そう言っているのと同じじゃありませんか。

 そして今では、さっきのお話を聞いてしまった私も、この村の人間にはなれないと思っている……
 私は、それに気付いてしまったんです。
 この村が変わるまで、私は待てない。

(332) 2010/08/01(Sun) 12時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

ああ……。
貴方、ソフィアの友達だったのね?

[そう聞いて、やっとヴェスパタインの悩みに少し*納得できたような気がした。*]

(333) 2010/08/01(Sun) 12時半頃

天のお告げ (村建て人)

人々を、村を、大地を覆う天球に在る太陽は、
鮮やかな橙色の尾を引き摺りながら、
今日の役割を終えて、己の寝床へと帰る。

人々は夜の足音を聞き、広場に松明を灯し、
宵闇を迎え入れる準備を整える。

今宵は「祭」の最初の日。

人々の熱気と誇りと恐怖と畏敬の念は、
宵闇と松明の炎の狭間で、
すべて綯い交ぜになって高い高い天に昇る。

(#4) 2010/08/01(Sun) 12時半頃


天のお告げ (村建て人)

そして祭の「巡礼者」――或いは「生贄」と呼ばれる――ものになることを「選んだ」人々が、広場に設置されたエデンの園(ラムドゥイーデン)へと集められたのだった。

その表情には、不安の色が浮かぶのか。
誇りの笑みが浮かぶのか。
或いは、別の何かか――…

それぞれの思惑を知ってか知らぬか、
宵闇に昇る月は、彼らを見下ろし、悠然と微笑んでいる。

「死」を伴うやもしれぬ「祭」の夜が、幕を開ける――…

(#5) 2010/08/01(Sun) 12時半頃


双生児 オスカーは、広場に戻ったら、ホリーの傍で彼女の様子を見守っているだろう**

2010/08/01(Sun) 12時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時半頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 12時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 13時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 13時頃


【人】 漂白工 ピッパ

 ―― 夜 神々の楽園にて ――

[Gan Edenだとか、Garden of Edenだとか、Paradiseだとか
様々な国の人達が、それを様々に表し、語り合ってきた
私達の村じゃ、そいつをラムドゥイーデンと言うんだ

まったく、どこが楽園なんだかね

祭が始まり、ここに戻ってこられたなら一晩の生は繋がる
そういう意味での、楽園なのかもしんないね
失楽園ばりのメロドラマでも、見せてくれるのかしら

くじ引きにはずれた馬鹿な私は、そんな事を想いながら
きちんとした説明もないまま、そこの中にいた]

 …――――

[まったく、嫌な感じ]

(334) 2010/08/01(Sun) 13時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[知らせを聞いたオスカーが広場に現れる>>330
ホリーの傍に居た娘はオスカーへと場所を譲った]

――…ホリーに貴方が儀式に参加する事を知らせたの。
どうして、って、訊かれたから……
心配だからじゃないか、って……そんな話をして……

[ぽつぽつと話すのはホリーと二人で話した事。
双子の片割れである彼なら何か知っているのでは、と
そんな思いがあったかもしれない]

ねぇ、ホリーは何を抱え込んでいるの……?
いつからこうなってしまったの……?
ホリーに、何があったの……?

[案じるような音を滲ませ疑問を口にした]

(335) 2010/08/01(Sun) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―リンドクヴィスト邸・書斎―
[ そこまで一息に話してしまうと、後は顔を覆ったまま、立ち尽くすばかりだった。
 ホリーが倒れたと聞かされたオスカーが中座する>>330時にも、顔は上げなかった。]

(336) 2010/08/01(Sun) 14時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[薄闇に包まれた広場に灯される松明。
宵風に揺らぐ炎が祭の始まりを告げているよう。
生贄であり巡礼者たる十二人を呼ぶ声にゆると顔をあげる]

……わかりました。
今、行きます。

[返事をする娘の表情は薄い。
少なくとも人が大勢いる前で取り乱したり
焦ったりしたのはホリーが倒れた先ほどくらいのもの。
エデンの園へと赴けば既にピッパの姿がある。
緩く会釈のみを向けて小さな吐息を零した。
誰が参加するのかなど全ては把握していないが
此処で待てば知る事が出来るだろう]

……気が重いわね。

[ぽつ、と独り言ちて、はじまりのその時を待っている**]

(337) 2010/08/01(Sun) 14時頃

長老の孫 マーゴは、寡婦 パピヨンにも知らせは届いただろうか、と、姿を探すように辺りを見回した**

2010/08/01(Sun) 14時頃


【人】 双生児 ホリー

−木陰−

う、ん…。

>>336からしばらくあってか、当たりを闇が包み始め、松明が灯ったころ、ぼんやりと目を覚ます]

…オス…カー……?
…アレ…私…。

[まだぼんやりした様子で軽く眼だけ動かす。
ぼんやりとした様子のせいか、ホリーの様子がいつもと違うように思えたかもしれない]

(338) 2010/08/01(Sun) 14時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 14時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 15時頃


【人】 墓荒らし へクター

―ヴァンルナール家・書斎―
>>220
[家人が見守る中、年長者らに儀式の進行の質問を行う。]

12人の選別は滞りなく?

「どうしても集まらなかった場合は住人に神籤を引かせる。」
「御使い様の怒りを鎮めるには古来より女が一番良いのだが」
「ある程度は女の数も確保できているのでは?」
「それとお前には街道と村の入り口の封鎖を頼む」

逃亡者や反乱への対策は?

「これを使え。」
「今の世代は儀式を知らぬものばかり」
「抵抗する者に対し、少々の犠牲は止むをえまい」
「契約を破り、村が全滅するよりは」

[ごとり、と机の上にリボルバー銃が置かれる。]

(339) 2010/08/01(Sun) 15時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 15時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─リンドクヴィスト邸外─

[ それから程なくして、リンドクヴィスト邸を辞した彼は、重苦しい足取りで広場に向かって歩き出した。
 パピヨンとの話がどのような形で終わったにせよ、肩を落とし俯いて歩く彼の姿を見れば、「心に重荷を背負った」状態」であるのは明らかだった。

 ふと、顔を上げて、夕暮れの空を見上げる。
 中空に、昨夜より僅かにその身を太らせた月が、薄白に輝く。]

(340) 2010/08/01(Sun) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 ──……死なないさ。俺は。

[ 月下の下、寂寞とした声。

 彼は、周りの人間には聞き取れぬ程小さな声で呟いた。
 そして、遠く離れた同胞の耳にもその呟きが入ることはない。**]

(341) 2010/08/01(Sun) 16時頃

【人】 肉屋 ニール

―店舗―
[ 若い頃に村長達と森の中へ狩りに出かけた時の装備を
 久しぶりに並べて、ナイフ類を丁寧に研ぐ ]

流石に猟銃は持っていけないな…

[ 暫く考えて中振りの錐をやすりで研いでナイフの傍へ置く ]

…後はどうしようか。

[ 口の中で得物を一通り読み上げる ]

(342) 2010/08/01(Sun) 16時頃

【人】 墓荒らし へクター

―街道への道―

[銃を手に屋敷を後にしたヘクターは、老人の指示>>340通り街道の封鎖に向かう。

そこには既にヴァンルナール家の若衆らが門を閉め、辺りは村へ入れない者、街道を通過できない者らで溢れ返り、騒然としていた。

人込みを掻き分け、大声でそこに居る者らの注意を引く。「祭」が始まる為、村には一切立ち入りが禁止される旨を通達した。]

 「なぜいきなり封鎖を?注文の品があるのだが」

[緑色の帽子の行商人が抗議する。]

 「俺は怪我人だ。近くに大きな村は無いのに、街道すら通らせてくれんとは!」

[金髪で義足の軍人に殴られたが、門から退く事は無く、毅然として村には入れなかった。]

(…しゃあねえ野郎どもだな!)

[銃を上げ、2発空に向かい空砲を撃つと、場は一瞬で静まり返り、蜘蛛の子を散らすように人々はその場から去って行った。]

(343) 2010/08/01(Sun) 16時頃

【人】 肉屋 ニール

村を守ることが、村の者で殺し合いすることだってのは、全く罪な話だことだ。

[ 独り言ちて、手元にある残り物を口にする ]

さて、後何回ここに戻って来れるかねェ。

[ 薄い袖無しシャツの上に合わせの軽い上着を着て、ナイフを
 胸に、錐を背中側の腰に下げた小さな袋に仕舞い込む
 黒い布をバンダナのように頭に縛り付けて家を出た ]

(344) 2010/08/01(Sun) 16時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>343
[殴られ赤く腫れた頬をさすりながら、儀式の準備が整うのを待っていた。]**

(345) 2010/08/01(Sun) 16時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 16時頃


【人】 漂白工 ピッパ

[最初に顔を出したのは、人形の様だと皆が称する少女
ほめてんだか、馬鹿にしてんだか

容姿に対した言葉とするなら、ほめてんだろうね
人柄に対する言葉とするならば、馬鹿にしてんだろうね
さぁ、村人達はどっちの意味で言ったんだろう?
両方かもしんないけどさ

私は、皆に等しく距離を置く人だから
彼女の事もよく知らないし、どうこうしようとも思わない
ただ、もう少しハッキリしたら良いのにとは、思う事がある]

 …――――

(346) 2010/08/01(Sun) 16時半頃

【人】 道案内 ノックス

―ブラウン家・家の前―

[おろしたての服を着たノックスが家族に見送られている]

今までお世話になりました。

 「縁起でもない、必ず帰って来るんだよ」

[お袋、それは無茶だよ…… とは口に出せずに苦笑をする。]

 「言って来い」

[親父に頷いて、広場へ向かう…… もう振り返らない。
振り返っても何を言っていいのかよくわからないし。]

……。またか……

[現実感がない。よく考えると今日は一日中そうだったか。ヴェスパタインや村長夫人とはどんな風に別れたのだったか……? >>330オスカーが途中で出て行ったのだけは何となく思い出せるんだけど。]

(347) 2010/08/01(Sun) 16時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 16時半頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 16時半頃


【人】 漂白工 ピッパ

[彼女が、気が重いと呟く声がして
私は、色々と疑問に思ったんだ

彼女は確か、志願者だったはず
志願した者の気が重いとは、これ如何に
家の者に強いられる事もあるんだろうけどさ
彼女、名家の人みたいだし

ただ、本当に嫌なら方法もありそうなものじゃない?
代理を出すとかさ、色々と
自分が選んでここに来たのなら、覚悟くらいはあるだろうに

それとも、必ず参加しなきゃならない理由とかあるのかな
まぁ、儀式のやり方も何も知らない私的には
思い当たる事すら、ないんだけど]

 まぁ、私が気にする必要もないんだがな

(348) 2010/08/01(Sun) 17時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 17時頃


【人】 記者 イアン

−広場−

[夜の空を見上げる。
 「エデンの園」に集められた人々の気配を背中で感じながら、青年記者はひとり物思いに耽っていた。最初に唇から零れたのは、ひとりの女性の名。そして…]

(この森に入ってしまったら、私は二度と君に会えなくなる気がするんだ。それでも私は行かなくてはならない。そんな気がするんだ。)

[視線を自分の頭の高さに戻し、溜息をついた。]

「巡礼者」は12人。彼等は森に入ったら最後、帰れなくなる可能性もあるという。

見ることはできるだろうか。近づくことはできるだろうか。それでも……

[電話越しに聞いた村長の生前の声と、森の中で見た『存在』の声が、イアンの頭の中で交互に再生される。]

……私は行かなくてはならない。「見に来てくれ」とおっしゃった村長との契約を守るために。

[イアンは祭の列についていくことを決意した**]

(349) 2010/08/01(Sun) 17時頃

【人】 双生児 オスカー

……ホリー、大丈夫?

[目を覚ました様子の彼女に、ほっと安堵の息を吐く。
拒まれなければ、その身体を木陰に預けさせただろう]

ごめん。儀式、僕も参加することにしたんだ。

[そう告げて、隣のマーゴに向き直る。見ていてくれたのだろう。ありがとう、と頭を下げて]

……全部、ばあさんのせいさ。
ばあさんが、余計な話をしたからだ。

[ホリーには聞こえないように、マーゴに向けて吐き捨てた]

(350) 2010/08/01(Sun) 17時頃

【人】 双生児 オスカー

――さてと。
ホリー、ごめんね。ちょっと待っててくれる?
僕、家に忘れ物しちゃって。

[返事も聞かず、広場から駆け出す。
既に生贄を送る準備は出来ているようだ。急がなければ早速の逃亡者として換算されてしまう。

逃げるために参加するのではない。――最悪、逃げてやってもいいとは思っているが]

(351) 2010/08/01(Sun) 17時頃

【人】 双生児 オスカー


…………。

[未だ騒然としているだろう、エレクサンドルの家の裏庭。己の部屋がそちらに面していて、本当に良かったと心の中で思う]

まずは、今夜――

[18の誕生日の時に、記念に貰ったナイフ。眺めるだけでしかなかったそれ。
胸元に失敬すると、家族に悟られないよう家を出た]

僕達は、二人で帰ってくる――

[広場に戻れば、祭りの準備は完了していた頃合いだろうか。
導かれれば、ホリーの傍らに。
どこか挑戦的な笑みを口元に湛えて、長老連中達を見回していた]

(352) 2010/08/01(Sun) 17時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 17時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 広場 ―
[うす暗くなった広場には松明が灯され、ようやく決まったらしい巡礼者を呼ぶ声が聞こえた。
そちらに向かって足を進めながらぽつりと呟く。]

あーあ。始まっちゃった。

[今でもそれほど気は進まない。
でも言ったところでどうにもならない。
せめてなるべく多く帰ってこられるように自分の知るモノを有効に活用したいところだが、それは逆に自身のリスクを高めることにもなる。
二律背反。これを同じように役目を背負った彼女はどう整合させているものだろう。
一度話してはみたいと思っている。]

・・・そんな機会があればだけど。

(353) 2010/08/01(Sun) 17時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 17時半頃


【人】 漂白工 ピッパ


 ん…―――― ?

[どうやら、あの記者さんもここにいるらしい
祭に参加する? まさか、余所者だよ?
自分から危ない橋を渡りたがる人なの? あの人は
知識欲は生存欲に勝る、と言う事もないだろうに
たぶん、始まったらどっかいくよね]

 …――――

[そういや、私がソフィアの遺体を見た時
手差し出してくれたっけ
人柄は、悪くないのかもしんないな

機会があったら、話くらいしてみよう
外の世界の話も聞きたいし]

(354) 2010/08/01(Sun) 17時半頃

【人】 靴磨き トニー

─ 広場 ─
んー、いや、だからさぁ、おいらがその……なんだっけ、いけなんとか
!そう、「イケニエ」になりに来たんだって言ってるじゃないかよお。

[しばしそのような押し問答はあったものの、一応生贄になるためのお許しは出たようで。
教会には、簡単にその旨を書いた置手紙だけしか残さずに出て来てしまっていたので、受け入れられるまでやいのやいのしている間に、ブルーノに連れ帰られたらどうしようと思っていたので、一安心というところ。]

(355) 2010/08/01(Sun) 18時頃

【人】 双生児 ホリー

>>350
[木にもたれかからせて貰いながらも、瞼が重いのか目は細く開いただけで]

儀…式……?

[儀式…何の儀式だろう…。
ぼんやりとした頭で考える]

あ…。

[そこで思い当たったのは『先日』偶然読んでしまった本のこと。『先日』祖母から聞いた、あの話]

ダメ…あの…本は…。

[小さな声でうめくように呟く。
その声はオスカーやマーゴには聞こえただろうか。
半ばソレを遮るようにオスカーが忘れ物をした>>351と立ち上がり、呼び止めようとする]

(356) 2010/08/01(Sun) 18時半頃

【人】 双生児 ホリー

…ス…カ…。

(やだ…ひとりぼっちは怖い…おいていかないで…)

[しかし、睡魔に引きずられる体は自由には動かず、ソレを声に出すこともかなわなかった。
オスカーの走り去る後ろ姿をぼんやりと眺めながら]

……。

[ホリーは再び眠りについた。
ホリーの頬には、一筋の涙が跡を作っていた]

(357) 2010/08/01(Sun) 18時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>352
[『忘れ物』を取ったオスカーが戻ってきたなら、再び眠りについているホリーに気づいただろうか。
オスカーに声をかけられたなら、うっすらと目を開け]

あ…オスカー。ふあ…おはよう〜。

[欠伸の後にぐ…! と伸びをして笑みを向けた]

あれ?
もうこんなにくらい…!
早く集合場所に行かないと。
そう言えば、オスカーも参加するんだよね?

[先ほどオスカーがホリーに言ったはずのことを、首をかしげてもう一度確認する。
その様子は「いつも」のホリーそのものだった。
オスカーがソレを肯定したならにこりと笑って手を取り]

そっか。じゃ、いこ!

[彼の手を引いて集合場所へと向かった]

(358) 2010/08/01(Sun) 18時半頃

【人】 双生児 ホリー

−広場−

こんばんはー!
ごめんなさい、ちょっと遅れちゃった?

[広場に入ってきたホリーは、オスカーを伴ってやってきただろうか?
もしかしたらホリーだけ先に来たかもしれないし、一緒だったかもしれない。
既にその場に揃ってる面々を見渡せば、その中に意外な顔>>349を発見して]

あれ?
イアンさんも参加するの?

[歩み寄って声をかけた]

(359) 2010/08/01(Sun) 18時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 18時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[遠く聞こえたのは銃声>>343
其れが村と外を繋ぐ街道の方からのものと分かれば
困ったように柳眉が顰められた。村が封鎖されたのだろう。
祖母の代わりに立ち回る為の情報は娘の中にある]

ヴァンルナールが動いたのかしら。
――…無茶、しなきゃ良いけど。

[オスカー>>350から聞けたのは
彼らの祖母がホリーの変化に関わっているらしい事。
嫗の戒めの言葉が彼女を傷付けたのだろうか。
そんな考えが浮かぶのだけれど、
それならば誰しも聞いたことがあるから違いそうだ。
ホリー>>356がうわ言のように口にした『本』の存在。
彼女の怖がる何かはそれらと関わりがあるのだろうか。
戒めではなく、それよりも深い何か――]

…………ん。

[考え込んでいたらしい己に気づき、ゆると首を振るう]

(360) 2010/08/01(Sun) 19時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ふ、と視線を感じ顔を其方に向ければピッパ>>346の貌が見えた。
よもや娘自身の事を考えているとは思わずにことりと首を傾げ]

如何かした……?

[声を掛けてみるけれど。
呟き>>348を耳にすれば不思議そうに瞬きをする。
広場の人の手で作り上げられたエデンの園。
其処には徐々に生贄となる者が集まってきていた。
ミッシェルの姿>>353が見えればいつものように会釈を向ける。
記者>>349の姿もいつの間にか広場にあった]

……取材の一環?

[よもやついてくるとは思わずに。
仕事熱心な男だとそんな事を思っていた]

(361) 2010/08/01(Sun) 19時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[暫くすると、双子のホリーが顔を出し
記者の方に歩みよったようで

『あの子はおかしい』

私には、その認識しかない
ソフィアの遺体を弄ったり、妙にへらへら笑ったり
気持ち悪い、と言う以外ない
気でも違ったのでは?と言う疑問すら浮かぶほど

出来るなら、近寄りたくない相手
そんな人も、儀式に参加するらしい・・・いや、だからこそ?
皆がそうとは言わないが、テッドのように
「厄介払い」と言う部分も含むようだから]

 …――――

[確かに厄介者だろうな
オスカーの方は、案外しっかり者なのになぁ]

(362) 2010/08/01(Sun) 19時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 19時頃


【人】 双生児 オスカー

うん、行こう。

[ホリーに手を取られ、エデンの園へと]

本?

[ふと思い出したホリーの言葉に眉を顰める。
……彼女は一体何を見たと言うのだろう。
心当たりがあるとすれば――そういえば、いつからか祖母がとても口うるさく言うようになっていた――地下の、例の部屋。
胸元を掴んだ。ナイフの感触をもう一度確かめる]

……取材、ねえ。
そうか、取材か……あの人は、外から来た人だから……

[マーゴの言葉に、イアンの姿を認める。
訝しげに眉を潜めるが、呟いた声にはあまり嫌悪感はなかった]

(363) 2010/08/01(Sun) 19時頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ん、いや、どうもしない

[人形と呼ばれる少女が、私の視線に気がついたらしい
声がかかり、私は苦笑いをしたんだ]

 ただ、良家のお嬢さんがどうしたんだと思ったのさ
 今回の祭は、やばいんだろう?
 それなのに志願するって、あんた大丈夫なわけ?

[当たり障りのないような事を言う事にしよう
今はまだ、詳しい事を聞けるような状況じゃなさそうだし]

(364) 2010/08/01(Sun) 19時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

そう。

[どうもしないと言われればそれ以上問う事はせず。
苦く笑うピッパ>>364に視線を合わせ]

良家の……?
ううん、ラトルは私とおばあさまの二人だけの小さな家で
……古く続くだけの家よ。
そうね、今回の祭は危険だと思うわ。
私も――…あの子と同じようになってしまうかもしれないけど
私が行かなきゃ……

[探せないから、と唇のみで紡いで微かな笑みを見せる]

(365) 2010/08/01(Sun) 19時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 19時半頃


【人】 漂白工 ピッパ


 あ・・・?

[彼女の唇は動いたのに、言葉は聞く事が出来ずに
言い難い事なのか、聞かれたくない事なのか
いや、私に聞かれたくない事なら、隠そうとするだろう
なら何? 何かあるのか?]

 あの子って、ソフィアか?
 まぁ、森の中に獣がいるっつーのはわかる
 そいつを討伐する事無く、森の中に入る祭をやるんだ
 死んでこいっつー事なんだろうな

[何を隠す事がある?
私の知らない事が、いっぱいあるみたい
母さんが、私に言わなかった事…―――]

(366) 2010/08/01(Sun) 19時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[聞こえた場違いに明るい声 >>359 に視線をそちらに向ける。
やっぱりあの子だ。以前から捉えどころのない子ではあったけど此処のところの様子はおかしいとしか言えない。
オスカーは前と変わらないように扱ってはいるようだけど…。

続く声に関心は話しかけられた相手へと移るでしょう。]

…取材かな。参加するはずはないし。

(367) 2010/08/01(Sun) 19時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 19時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[ピッパには読み取れなかったか。
少しだけ困ったように目を伏せる]

森の中にいるのは獣ではなく神の『御使い』で
『巡礼者』であり『生贄』となる者はあの子……
ソフィアと同じ運命を辿るかもしれない。

[ゆるく頷き娘はぽつぽつと語り始めた]

けれどね。
『生贄』は『御使い』に抵抗しても良いの。
受け入れるか、抗うかは……
『生贄』となった者が選べると口伝にあったわ。

[ピッパが何処まで知っているかは分からないから
今、必要だと思われる知識を優先して口にする]

(368) 2010/08/01(Sun) 20時頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ん…―――
 よく、意味がわからない

 御使いっつーのが、ソフィアをあんなにした犯人なんだな?
 んで、私達がそいつを誘き出すエサで
 生き残りたかったら、犯人をみつけて抵抗しろと
 そういう事か?

[なんだか、わからなくなった
私は何も知らない、私が知るのは歌
母の歌った歌だけなんだから]

 あー、わっかんないや

(369) 2010/08/01(Sun) 20時頃

【人】 若者 テッド

―回想・儀式が始まる前の寸劇―

俺には万一のことがあってもいいってのかよ!
それひど過ぎじゃんか!

[ミッシェル>>265にぎゃーぎゃーわめく。
 が逃れられるはずもなく、ずるずると引きづられて言った先で不吉な差し入れをさあ食べろとばかりに出されてううう、と唸った。

 それから勇気を出して、ぱくり、と口に放り込む。

 その結果は――]

(370) 2010/08/01(Sun) 20時頃

若者 テッドは、何とか無事(1.3)、まずくて撃沈(2.5)、死亡(4.6)→{3}

2010/08/01(Sun) 20時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

[何とはなしにマーゴとピッパの会話を聞いていた。
抵抗して良いことは知っている。
ただひとつわからないことは…。

思い立った疑問を横から口にしてみる。]

その「ミツカイ」ってゆうのは、どんな顔してるの?
獣ではないなら人なんでしょうか?

[そのあたりが良く分からない。
森に住んでるのなら偶然遭遇しそうなものだ。]

(371) 2010/08/01(Sun) 20時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

はじめて聞いた時は
私も御伽噺の一つなのかとおもっていたけど……。

[わからない、と紡ぐピッパに同意するように頷き]

少なくとも長老方はそう信じている。
『御使い』がソフィアを『生贄』として選んだ。
『生贄』は未だ欲されている。
だから、長老方は十二人の『生贄』を募った。

――…ええ。
みつけて、抵抗すれば……

[殺すか殺されるか。
非日常的な言葉が浮かんだけれど口にせず]

嗚呼、護身用の武器を……、
身につけていた方が良いかもしれない。

(372) 2010/08/01(Sun) 20時頃

【人】 若者 テッド

―回想―

[恐る恐る食べたものの、微妙な味に微妙な顔をするもののまずくて吐きそうだとか、体に不調がでると言ったことはなく。

 ただ、妙に生臭くて、微妙な食感すぎて、美味しいとも言いがたい代物だった。
 感想を聞かれて]

――く、くえなくはないけど、美味しいとはいえない……

[そうバカ正直に答える。
 それからまたひと悶着あったかもしれないがそれはもう過ぎた話]

(373) 2010/08/01(Sun) 20時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 回想 ―

テッドなら大丈夫ですよ。

[>>370 屈託のない笑みで無根拠に言い切ります。]

味は普通だと思いたいんですけどね。

[味見もしてないらしいです。
食べる様子をじっと見ているが…。]

(374) 2010/08/01(Sun) 20時頃

【人】 若者 テッド

―現在・儀式開始直前の広場―
[ミッシェルの恐怖の試食から解放されてどれほど時間がたっただろう。
 お茶を飲んで口直しをしたあと、儀式の開始を告げられて広場へとやってくる。

 そして、集まってる人々の姿に、驚いたように瞬いた]

――なんだ、これ。
こんなに若い女が多くてこれから先、村大丈夫なのかよ……

(375) 2010/08/01(Sun) 20時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

生贄は若い女がセオリーだそうですから。
順番は顔の造形で決まるのかもしれませんね。

[試食の騒ぎなどなかったかのように爽やかに答えておきました。]

戦災で滅ぶか過疎化で滅ぶかは難しい選択ですね。
いつでも割をくうのは女子供ってところは一緒です。

(376) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 御伽噺なぁ…――――
 母さんの歌と似たようなもんかな

[意味のわからない歌だった
歌の中にも、重要な言葉があるのだろうか]

 ジジババの頭は、旧石器時代でとまったようだからな
 まぁ、話半分に聞いとくのがいいのかな

[馬鹿みたいな話だと思う
そんな夢物語で、私達は森に潜るのか…―――]

 武器?
 馬鹿言うなよ、女がナイフもったからって如何程の物か
 いざという時、刺せるかどうかも怪しいよ

(377) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェルの問い掛けに微かに首を傾げた]

『御使い』は………
獣であり獣でなく
人と似て人でもなく……

[謎かけのような言葉が小さく紡がれる]

ラトルに伝わる口伝、だから真実か如何か分からないけど
ずっと昔、ラトルの者が抗い帰ったとされていてね。
『御使い』は『儀式』の為に『巡礼者』に紛れていたとか。
それが本当なら、人と同じに見える存在なのかもしれないわね。

[識る力により探し出し帰った祖先。
伝わる話の一つを思い出しミッシェルとピッパの二人を
交互に見詰めながら、そう語った]

(378) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 若者 テッド

―儀式がはじまるころの広場―

[マーゴにピッパ、ミッシェルにホリー。オスカーにノックスがいればその姿も、さらにはトニーの姿まで見かけて頭痛をこらえるように額に手を当てた]

いや、そりゃあ昔話とか物語とかはそうかもしれないけどさあ。

[ミッシェル>>376の言葉に深いため息と共に答える。
 イアンとヴェスパタインの姿も見かければあれ、と瞬き。

 ニールのおっさんやヘクターが居ればなんとなく安心するかもしれない。
 さらには村長夫人の姿を見れば、それこそ盛大に驚くだろう]

ええ、パピヨンさんも生贄?!
じーさまばーさま立ち入ったいなに考えてんだ?!

(379) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

若者 テッドは、長老の孫 マーゴの話にきょとりと瞬いた。

2010/08/01(Sun) 20時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

紛れてる…?

[この中の誰かが「ミツカイ」… つまりソフィアを…。]

横恋慕してソフィアを襲った誰かを体面のためにこっそり処分しようとしてるとかじゃないでしょうね…。

[良く知っている誰かが実は化け物だった、なんて話しよりそっちの方がずっと受け入れやすい。
・・・有力候補はヘクターかな、などと思ったかもしれない。]

(380) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…歌?
どんな歌なのかしら。
今度、聞かせて呉れる?

[機会があるかどうかはわからないけれど
ピッパのいう歌に興味があるのかねだる言葉]

……うん、話半分で聞くのが正解かも。

[旧石器時代、なんて長老達が聞けばどんな顔をするだろう。
そう思えばちょっとおかしくてくすりと笑みが漏れた]

そうね。
でもあるのとないのとじゃ、違うから。

[武器の話にはそう答えて。
ピッパの口振りからすれば何ももっていないのだろうか。
思案げな表情が浮かぶ]

(381) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>379
お伽噺と何処も違わないでしょ、こんなの。
それに… それなら、テッドは対象外なんだし?

[気楽に参加するといいよ、と他人事のように呟いて。]

パピヨンさん、志願したらしいですね。
なんで通ったかはわからないけど…。
村長さんとのことで何かあったんでしょうか…。

(382) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

――村内の小途――

[来訪者が全員去っていった頃には、もう残された時間は少なかった。
道を急ぎながら、ふと見上げると空には、白く楕円の月がかかっていた。]

(長老方は……何もかも知っているみたいに、こうすれば何もかも間違いなく行くという振りをしている。いいえ。本当にそう信じているのかもしれない。私も含めて。
でも私たちは……あまりにも知らない。

どこへ行くべきなのか。
生贄は本当に、十二人なのか。

(383) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

「生贄の人数はその年の月の数」
アルフレッドの書いたことが正しければ、それは十二の年もあれば十三の年もあったはず。
太陰太陽暦には、閏月というものがあるはずだから。そう、どの年も必ず十二ヶ月なら、いくら婉曲な雅語でも、こんな表現をするかしら。年によって違うから、そう伝えたと考えるほうがずっとわかりやすい。
でも古い森の中だけの暦があったとしても、私たちはもうそれを知らない。今年が十二ヶ月なのか、十三ヶ月なのかもわからない。

それなのに、私たちは秘密にしている何もかもを知っているみたいに……。
月……。
確かに、十二人が今から毎晩二人ずつ死ねば、満月が近い頃、誰もいなくなる。まるで計算されてこの月相が祭りの日に決められたみたいに……。
本当に、それが真実だったのかしら……。)

[月は何も語らず、空の青に白く漂っている。]

(384) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[テッドがきょととすれば、
なぁに、と言うように少しだけ首を傾げてみせた。
ミッシェルの話>>380には驚いた風に目を瞠り]

横恋慕……?
ソフィアの事好きだった人は多かっただろうけど……
それならあそこまで酷い事にはならなさそうな気がする。
体面のためだけに、あんなこと、出来るのかな。

[出来る者がいるならば
それこそ尋常ではない精神の者かもしれない]

(385) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ああ、どこにでもある歌さ
 時間があったら、聞かせてやるよ

[歌をねだる言葉が聞こえたら、そう言ったけど
人前で歌う事はなかったから、少し恥ずかしい
やっぱ、そういう所気になるもん]

 違うのかなぁ…―――
 まぁ、もし今日戻る事が出来たらさ
 家からもってくるよ、母さんのナイフ

[歌の中に出てくる、銀の剣
剣は、もちろんないけれど
銀のナイフなら、母さんの形見の中にあったから]

(386) 2010/08/01(Sun) 20時半頃

【人】 記者 イアン

>>359
いえ……参加はしないですよ。ホリー。
あくまで私は取材をするだけなのです。

[いつも鉄仮面のように無邪気な笑みを浮かべる少女に、少しだけ強張った笑顔を見せた。]

それに、もし私が参加したいと言ったとしても、村の方々に受け入れられることはないでしょう。それが村に代々伝わる「伝承」というものです。

……お分かり戴けますか?

私には、「見守る」ことしかできないのです。

(387) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 若者 テッド

―広場―

[ミッシェル>>382に気楽に、といわれてむう、と膨れる]

気楽になんて参加できるわけないだろ。
マーゴやミッシェルやピッパがいるんだし、女を守るのは男の仕事だろーが。

[パピヨンが志願、と聞けばそうかとだけ呟き。
 マーゴ>>385が首をかしげるのを見れば、へら、と笑って見せた]

いや、なんか難しそうな話してんなって……

ソフィアに横恋慕?
それって誰のことだ?

[きょろきょろと、そんなことになりそうな奴を生贄メンバーから探そうと周囲を見た]

(388) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>385
人でも獣でもない「森の神様」が実在すると考えるよりは、まだ現実性があるかなって思っただけです。
体面のためにやってるのは、じじばばで犯人じゃないですよ。

[どっちにせよ、誰かの仕業なのは確か。
獣が頭を泉の中に捨てるなんてことはありえないし…。
わざわざ遺体をあんなところに置いていくはずもない。]

(389) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

ミツカイはまぎれている……

[マーゴの話を聞く。もう一度、胸元のナイフの所在を確かめた。
死ぬ気はない。
逃げる気もない――今は、まだ]

ホリーと二人で生きて帰るんだ。
そして、ミツカイサマにも……

[ぶつぶつと呟く。老人連中には、聞こえぬように。
だが、纏う雰囲気だけはごまかせないかもしれないが]

(390) 2010/08/01(Sun) 21時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 21時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 21時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

……うん、愉しみにしてる。

[ピッパの言葉>>386に嬉しそうに頷いた。
両親は早くになくなり歌を聞かせてもらった記憶も薄い。
祖母は歌うことが苦手なのか子守唄さえ歌うことはなかった]

それがいいと思う。

[護身用の武器を持つ事を勧め
其れが受け入れられれば少しだけ安堵した。
彼女が『御使い』ではない事を知っていたからこそ
そんな忠告染みた言葉を向けたのだが――]

(391) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>387
一度に何人も変死体が出るような記事書ける記者さんは少ないですものね。
頑張って良い記事書いてくださいな。

[軽く肩を竦めて]

それで「祭」が終わってくれるなら言うことなしですよ。

(392) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

─ 広場 ─

[受付(?)も無事終わり、手持ち無沙汰のままに、生贄仲間らしい集まりのそばで、座り込んでいる。]


ふうん、ピッパもいるのかあ。……今何人いるんだろう?

[指折り数えてみる。ピッパ、マーゴ、ホリー、オスカー、テッド、ミッシェル、パピヨン、それに自分。他にもいるかもしれない。]

(393) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…守る、なんて言って。
無茶はしないでね。

[幼友達>>388の言葉が聞こえればそう願い]

難しい話……
うん、おばあさまのお話は難しいね。
村の大人たちが言う戒めも……
同じような意味合いがあったんだと思う。

夜の森に入ればかえれなくなるよ、とか。
村に伝わるお話が基になってたんじゃないかな。

(394) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>388
気楽に… は難しいか、やっぱり。
知ってる人が死ぬところ見たくなんかないですよね。皆。
頑張ってるテッドのためにマーゴだけは、わたしが護ってあげるから。
犯人を頑張ってみつけるのよ?

[冗談めかせてクスリと笑い胸元の蒼い石を握りしめる。]

ソフィアに横恋慕は言ってみただけですよ。
「ミツカイサマ」なんて化け物より、そっちのが信憑性あるんじゃないかなって。

(395) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 記者 イアン

>>392
[ミッシェルの言葉に、視線を伏せて黙りこんだ。]

(彼女は怖いのだろう……それは分かる。
 けれども、私がそれを代わることはできない。)

[そして再び視線を上げて、]

祭の詳細については、村長夫人から伺って来ました。そして、死者が出ない祭もあったと、そう聞きました。

だから……人死にが出ないことを祈ることしか……私にはできません。そして、それは嘘偽りの無い、私の本音なのですよ。

(396) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ああ、時間があると良いな

[そのためにはまず、今日を生きる必要があるんだ
暁が私を迎えに来るまで]

 まぁ、武器があった所で
 男が本気になったら、抗う事も出来ないだろうが
 ないよりはマシ、だろうから

[辺りを見まわすと、やっぱり男の姿もちらほらあり
子供顔のオスカーにすら、私は勝てそうにない
気が重い、と言う気持ちが更に強くなった]

(397) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

[座りこむト二―の姿を見つけた。
くじびきか、それとも志願なのか。
行く末を案じるまなざしは、自然厳しいものになる]

そろそろはじまるようだから、もし足りなくても、皆集まってくるんじゃないかな。

[何とはなしに声をかけた]

(398) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

──うん、難しい話ばっかりだ。

[テッドのボヤきに思わず頷いてしまった。
もっとも、「横恋慕」の意味が分からないからなのであった。]

(399) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェルの言葉>>389になるほどと頷いて]

でも……
どちらにせよ怖いわね。

[人の仕業であろうと
人でない者の仕業であろうと。
猟奇的な事をした存在とソフィアの無残な姿を思えば
押し隠したはずの恐怖が口から零れ眉を寄せる]

(400) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 漂白工 ピッパ


 テッド、私はあんたに守られたりしないから安心しろ
 私は、浮気性の男は嫌いなんだ

[ひらひら、手を振りあしらいつつ
私は、小さな子供の姿を見る]

 教会のじじ様んとこの、トニー坊やじゃないか
 あんな子も、参加すんのかな…―――

[ジジババ共め、何を考えてるんだ
老い先短いくせに、子供一人守る気がないのか]

(401) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

始まるのか。──そうだよなあ。何だかそれらしい感じがしてきたしさ。

[オスカーに言われて、広場のあちこちで焚かれている松明に視線をやる。]

お祭っていつもこうなの?

(402) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>396
パピヨンさんや村長さん、それに長老たちが… 若しかしたら今の状況を一番悲しんでいるかもしれないですね。

わたし達は、死者の出ない祭しか知らなかったし、それが当たり前と思っていたけど。
あの人達は本当は違うんだって知っていた。

また同じことが起こるかもしれないって不安を持って何十年も過ごしてきたのかもしれない。

[これだけの期間をあけて再開された「祭」に対するショックは計り知れないものがあるだろう。
でも同情する気にはなれないのも事実。]

死ぬことが栄誉だ〜、なんて言われるよりは祈ってくれるだけでもずっとマシですよ。
それにこれは村の問題だもの。呼ばれただけのイアンさんが責任を感じる必要性は何処にもないです。

[多少強がってる様子が見てとれるかもしれませんが、それでも明るい笑顔を浮かべて言います。]

(403) 2010/08/01(Sun) 21時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>400
どっちも怖いことには変わりないですね…。

[ミツカイサマでも殺人犯でもそこは何も変わらない。
どっちであっても慰めにもなりはしない。]

(404) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 記者 イアン

[聖ヨハネ像の前にゆっくりと歩み寄り、像の顔と月を見上げる。]

この村の部外者に言われるのはお嫌かもしれませんけれど……私もこの村の祭を見つめることになった以上、もはや「無関係」ではないのかもしれません。

[胸の中に渦巻く澱みの正体が分からない。分からないけれど、とても不快な類のものであることは確かだ。]

伝承と倫理感の狭間で、私は何をすれば良いのでしょう。

……私には、分からない……

(405) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 若者 テッド

無茶はしないようがんばるけど、マーゴこそ無理すんなよ?

[マーゴ>>394の声に、もちろんと笑ってみせる]

ああ……森のおくには近づくなとかってのも、か。
まあそう考えるといろいろ、教えられてるのかもな。

[じーさまばーさまたちの話を思い返そうと眉根を寄せつつ頷き。ミッシェル>>395にはきょとりと瞬く]

マーゴだけはって? ていうかまず自分の身を守れよ。

[ミッシェルの家系のこともなにも知らずに。
 冗談めかして告げられる言葉にはおう、と頷いた]

そうだなあ、御使いとやらが見つけられたらいいな。

[そしてあっさりとピッパ>>401にあしらわれてショックを受ける]

ええ、浮気性って何?!
俺は普通に友人を守るって言ってるだけじゃん!

(406) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 道案内 ノックス

―広場―

[少し離れた場所で女達がさわがしく話しているのが聞こえる。細かい内容までは聞き取れないかもしれない。]

まさか、なぁ……

[生贄だとも思えないが、ソフィアが殺された事を考えれば、考えられないこともない。]

やれやれ。

[首を振った際に視界の端にホリーの姿を捉えれば、オスカーが血相変えてた割には元気じゃないか、と思うだろう]

(407) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 記者 イアン

>>403
そう……ですか。
ありがとうございます、ミッシェルさん。

少しだけ、救われたような気がします。

[その笑顔は、どことなく強張っていた。]

(408) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

ん。マーゴ、ちょっと良い?

[他の人からやや離れた場所へ手招きして呼んでみます。]

(409) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[>>406 に苦笑して口の中でだけ呟く。]

…自分を護れたら悩まないんですけどね。

[複数の人間を護れるなら悩みの度合いも減るだろう。
現実にはたかが1人護れるだけに過ぎないのだ。]

(410) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

まさか!
いつもこうじゃないよ。ここまでなったのは、何十年もあるなかで久し振りの事らしいよ?

[そういえば、前回の祭には出ていなかったなと思い当たる。
ふっと微笑んだ]

森の中を歩くらしいから、身の回りには十分に気をつけて。
夜だし、転んだりしたら大変だからね。

(411) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェルのテッドに向けた言葉>>395に瞬きをした。
冗談めかせた声だったから思う事は口にしないまま。
彼女に向けた記者の言葉>>396が耳に留まれば
記者の貌をじ、と感情の見え難い眸を向けた。
彼の言う言葉が本心であるなら悪い人ではないのだろう。
村の外から来た男への警戒が少し薄れる。
テッドから返る言葉>>406にこくと頷き]

大丈夫、無理はしないから。
出来る事を精一杯するだけ。

[幼友達である彼に微笑みを向けた]

(412) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…ん。

[ミッシェル>>409に呼ばれ其方を向いて。
彼女の向かう方へとついてゆく。
其処は先ほど話していた人たちからは離れた場所]

如何かしたの?

[首を傾げ、不思議そうに話を促す]

(413) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

肉屋 ニールは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 21時半頃


天のお告げ (村建て人)

広場に設置された鐘の音が鳴る。
「巡礼者」達を森の中へと送る鐘の音が。

ひとつ、森の御使いの為に。
ふたつ、村の大地の為に。
みっつ、巡礼を見送る月の為に。
よっつ、森の御使いに捧げられた命の為に。
いつつ、巡礼の旅に出る者達の為に。

(#6) 2010/08/01(Sun) 21時半頃


天のお告げ (村建て人)

そして祈りの鐘の余韻が消えた頃、
ひとりの長老が「巡礼者」達に号令を出す。

「『エデンの園』に集いし『生贄』達よ。
 我らの罪を『浄化』するための旅に出よ。
 そして『巡礼』の試練の輪をくぐり、
 我らが再び森に生きる赦しを得るのだ。』

(#7) 2010/08/01(Sun) 21時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>408
ん〜。ホントのことですからね。
お礼を言われるようなことでも…。

[どことなくぎこちない笑みに小首を傾げ。]

本当は何か関係があったりするんですか?
「ミツカイサマ」を見たことがあるとか。

[他の場所でも似たような伝承はあるという話は聞いた。
他所で同じ物を見たことがあるのかと思ったりしただけなんです。]

(414) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

そっかあ。そうだよなあ。こんな大事になってたんだったら、いくらおいらが小さかったっていっても、覚えてそうなもんだし。

[オスカーの説明に、何となく納得した模様。]

うん、夜歩くなんて殆どしないから慣れてないもんな。気をつける。

[ありがとう、と気遣ってくれた言葉に礼を言う。]

(415) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 若者 テッド

[ミッシェルとマーゴが離れるのに首をかしげるけど、それをおうことはなく。

 ノックスやオスカー、トニーが居るほうへと視線を向ける。

 そうこうしているうちに、祈りの鐘>>#7が鳴り響き、長老の号令が聞こえた]

儀式の始まり、かあ……

[広場に来る前に、親方の家によってとってきた、木の枝を切り落とすのに使う鉈が下がった腰元に触れる。
 それは夜の森で動物に襲われたときの用心で――]

(416) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[女が二人、少し遠くに歩いていく
位置的に、側にいるのはテッドとイアンかな?
ごちゃごちゃだから、わかんないや]

 ったく…――――

[人が多いと、恥ずかしいし混乱するのよね]

 とにかくだ、テッド
 男が女を守るのはな、一人じゃなきゃだめなんだぞ
 一人の男が、一人の女を、全身全霊で守るから価値がある
 皆守りたいとか、そういうのは浮気物だ

(417) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 21時半頃


【人】 靴磨き トニー

[──鐘の音が響き渡る。

オスカーに向けていた笑みは消え、歩み出た村の古老の方に視線を投げた。]


……「巡礼」が始まるのか。

(418) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 若者 テッド

[近くにいるイアンはなんでいるだろうと首を傾げつつ、ヴェスパタインも参加するんだろうか、と視線を向けたりして。

 ピッパ>>417にはえー、と不満そう]

なんでだよー。
友人なら守りたいと思ってもいいじゃんか。

浮気もの、なのか……

[断定する口調にがあんとショックを受ける。
 そんなあほなやり取りをしていたら長老に「さっさといかんかばか者!」と怒鳴られて、慌てて巡礼の先頭に立った。

 それはひとえに広場に残る長老達から離れるためだった]

(419) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

[#7鐘が鳴り、号令が聞こえる。
静かに目を閉じ、胸元にもう一度手をやった。いつでも抜く準備は出来ている]

――いかなくちゃ。
ホリー、道には十分に気をつけて。

[ホリーの方を向いて、声をかける。
一団が足を踏み出すのならば、ゆっくりとそれに続くのだろう]

(420) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 21時半頃


【人】 肉屋 ニール

―広場が見える家の二階―

無理を言ってすまんなァ。
―…ああ、よく見えるよ。助かった。

[ 窓の下に巡礼者とそれを見送る者の集まる広場がある
 ちょうど送り出す何らかの儀式の最中で ]

…ふん。
あれで全員、のようだな。

[ 家の主が語りかけるのに笑って応える ]

―…どうにも、あのテの何だかんだは苦手でなァ。
年寄りの許可は得てあるよ。

(421) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 記者 イアン

>>414
え……?

[松明の灯に照らされるイアンの顔が、一瞬だけ引きつった。]

いえ……
私は「御使い様」というものを見たことはありません。

直接伺って、その「御使い様」が一体何をお望みなのかを聞ければ良いのですけれども……やっぱり、そういうわけにはいきませんよね。

[鐘の音を聞き、青年記者は息を吐いた**]

(422) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[ごーん、ごーんと音が鳴る
始まりを告げる音が鳴る
気分は暗いままだろうと、時は過ぎるのだ]

 …――――

(423) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

――広場――

[生贄だけが広場に残された頃、皆の前に現れた。
携えているのは、ランタンだけのようだ。]

皆も聞いていることでしょう。
これが特別な巡礼だと。
そして巡礼を、全員が森へ還る前に終わらせる方法があることを。
いえ。そう伝えられ、信じられていることを。

御使いの、御顔を拝すること。
さもなければ、御使いが満足されるよう巡礼の手で生贄の中から罪ある者を取り除き、浄められた者を残すこと。と、そう考えている人もいるのかもしれません。
けれど、私はそれとは違う提案をします。

[全員に通るように、しっかりとした声で話し始めた。]

(424) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

そして御使い、顔を見ることのできぬ方。私は貴方がおられるのかどうかを知りません。けれどももし、ここにおられ、今夜私たちと共に歩まれるのならば、お聞きください。

長く御徴を見ない間に、私どもは変わり、私どもの住む世界もまた変わりました。
貴方の力は強大であり、森の外から来る多くの敵や困難から私どもをお守りくださったと、私どもも記憶しております。
けれども、森の外、世界の残り全ては、今では古い時代と較べられないほど強力です。世界は私たちの行いを「契約の巡礼」ではなく「野蛮な狂信者の殺人」と呼ぶでしょう。森の外の世界が次にこの森に押し寄せるとき、それは機関銃と大砲、イペリット・ガスと戦車の形を取るかもしれません。貴方はそれに対抗し、森をこの森のまま守ることがおできになるでしょうか?
国境線の端から端までどんな森も一つの法と倫理の下に裁こうとする強大な国家から、若者を森から連れ去る都市の誘惑から、強制徴兵から、私たちを守ることがおできになるでしょうか?

私たちの契約は、貴方の不在の間に終わりました。
たとえそうでないように見えたとしても、かつてと同じように存続することが不可能なのです。

(425) 2010/08/01(Sun) 21時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

今となっては、巡礼が森へ還れば、森の外の言葉だけでなく、私たちにとってもはやりそれは、「殺人」なのです。
私たちはたとえ村のためであっても、そのような蛮行をすべきではありません。

ですから、私たちは森へ行き、誰も殺さず、誰も殺されずに戻ってきましょう。
それは儀式の破壊だと、思う人もいるかもしれません。
しかしこれもまた、正しい巡礼の形として残る伝承として、間違ったことではありません。何の御徴も現れず、誰も死なずに全員が森から戻れば、巡礼は終わるのですから。
私たちには、村の伝統に逆らわない形で、この儀式を終わらせることができるのです。

これが、私の提案です。

[軽く一礼して。]

では、森に行きましょう。

(426) 2010/08/01(Sun) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>413
大したことじゃないんですけど。少しだけ内緒の話を…。

[言いながら常につけているペンダントをはずして。]

前に家の役目は大変だって… 言ったことがあったでしょ。
ウチはね1人だけなんだけど「ミツカイサマ」から本当に護ってあげられる… はずなの。
試したことないからわからないんだけどね。

このペンダントを持って、根元に白い石の置いてある木の傍に居れば「ミツカイサマ」は指一本触れられない… ってことになってるの。 
白い石が置いてあるのは一か所じゃないし夜にはペンダントヘッドと同じ蒼く光って見えるからすぐわかると思います。

[はい、とマーゴにペンダントを渡そうとします。]

(427) 2010/08/01(Sun) 22時頃

天のお告げ (村建て人)

―或る男の遺品のノートより―

「その時に、私は思ってしまったのだ。

 『月が昇る頃に、また会えるのだろうか』――と。

 獣とも人ともつかぬ、絶対的な存在。
 次に会えば、かれを言い表す概念を見つけることができるのだろうか、と。

 そして、その時、私はまだ気づいていなかった。
 心のどこかで、『悲劇などきっと起こらない』と考えていた。

 私の浅はかな興味が、村の人々を、ひとつ、またひとつと、不幸に導いていくことになろうことに――私は全く思い至らなかったのだった。」**

(#8) 2010/08/01(Sun) 22時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


【人】 靴磨き トニー

[送り出しの儀式は終わったようだ。]

……よし、と。

[出来るだけ勢い良く、ひょいっと立ち上がる。腰回りを2〜3度パタパタとはたいて、動き出した列の半ばに潜り込んだ。]

(428) 2010/08/01(Sun) 22時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


【人】 漂白工 ピッパ

[歩き出すテッドの後ろを、ゆっくり歩き
連なる生贄達は、数珠のように
しゃくり、しゃくりと草を踏む音がする]

 皆守りたい、と思うのはいいさ

 じゃぁ、守りたい者同士が戦う時
 あんたは、どっちを守るんだ?
 どっちをすてるんだ?

 皆仲良くが通用するのは、子供の頃だけだよ

[子供な彼は、きっとまた不満な顔をするのだろう
それがわかった上で、私は…―――]

 まぁ、いいか

(429) 2010/08/01(Sun) 22時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[ミッシェル>>427から紡がれた内緒話。
その内容に驚いたように瞬く]

ミツカイサマから本当に、護って……?

[前に言っていた家の役目。
其れを知りペンダントを差し出されれば
途惑うような色が滲む]

――…ミッシェルは、良いの?
私よりも仲の良い人、いるはずなのに。

[受け取るのを躊躇うのは護られる価値が
自分にあるのかどうかわからないから]

あの、ね。
ピッパはミツカイサマじゃないの。
それだけは覚えていて。

[胸元で自らの手を握り締めて彼女に囁く]

(430) 2010/08/01(Sun) 22時頃

【人】 肉屋 ニール

とりあえず、奇特な若者の顔も拝んだし、俺もさっさと森に入ることにしよう。
邪魔したな、ありがとう。

[ しばし部屋を貸してくれた家主の肩に手を軽くおいて ]

……そんな顔してくれるな。
大丈夫、何とかなるさ。

[ 家を出て広場を脇目に、ひっそりと一人で森に入る
 鐘の音を少し振り返って ]

睡眠不足で倒れたら笑い物だなァ。

(431) 2010/08/01(Sun) 22時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


【人】 若者 テッド

―巡礼の先頭―

[うしろからついてくるピッパ>>429の正論にはやはりうぐ、と詰まるしかない。
 子供の理論だというようなことを言われて。

 手にしたランタンで森の入り口を照らしながらぶつぶつと呟いた]

そんなのそのときになって見なきゃわかんねぇし。

[満月にはまだまだ届かない月は、その仄かな明かりで森を照らすけれど。
 生い茂った木々が光をさえぎり、入り口から奥はとても暗く見えた]

(432) 2010/08/01(Sun) 22時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


若者 テッドは、寡婦 パピヨンのはなしを出発前に聞いていたが、難しくてよく理解できなかった

2010/08/01(Sun) 22時頃


【人】 双生児 ホリー

>>387
ふぅん?
じゃあ、ちゃんと参加者じゃないですよってわかるようにしなきゃね?
背中に張り紙しようか?

[言って、楽しそうに笑った]

(433) 2010/08/01(Sun) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

テッドと約束しましたから。
わたしが生きてる間しか効果はないですから長く護れるかはわかりませんけれど。

[本音を言えば全員護ってあげたいくらいだけど、誰か1人しか選べないようだし…。
見た中で最もどんくさそうなのはマーゴだと思ったとは言えない。]

マーゴも何か役目があるんでしょう?
それにソフィアの次だとマーゴが狙われる可能性が高いと思うんですよ。
だからマーゴが持ってるのが一番良いと思ったんです。

[ピッパがミツカイサマではないとの言葉には瞬いて。]

…覚えておきます。

[それだけを言っておいた。]

(434) 2010/08/01(Sun) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

[パピヨンの提案に目を見開く。
そして、感嘆とも嘆息ともつかない息を吐き出す。

村長夫人が居てくれて、よかった。
思う。そう思う。強く思う]

言い伝えも、伝統も――
怖がらせて、脅して、縛りつけて、歪ませて、殺して……

[気がついたら口から言葉を吐いていた。
呪詛にも似た呟き。――生贄に選ばれてから、こんなことばっかりだ]

ぶっ壊れちまえばいいのに。こんな村。

[く、と喉の奥で一度だけ笑う。ざくざくと、足音だけが耳の中に木霊する]

(435) 2010/08/01(Sun) 22時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時頃


【人】 道案内 ノックス

[村長夫人の演説にさしたる感慨を受けた風でも無く――]

さて、行くか。

[広場を取り巻いている自警団の一人に]

明かりをもらえますか?

[と言って、松明を一本貰い、森の中へ]

(436) 2010/08/01(Sun) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

[みんなからおいていかれぬよう、大股の早足で歩きながらぶつぶつと。]

うーん……。

パピヨンは何て言ってたんだろう?

[聞こえなかったわけではない。なんだか難しくて意味がわからなかったのだ。]

横ナントカとか、も少しわかりやすいお話してくんないかなあ、みんなさあ。

[ボヤく事しきりである。]

(437) 2010/08/01(Sun) 22時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[ランタンの明かりは、柔らかく温かく、弱弱しく
優しい印象を受ける物は、強い輝きを放つ事はない
太陽の光を、優しいと表す詩人はいないでしょう?
月の光を、雄々しいと言う語り手はいないでしょう?

優しさと頼りなさは同義

彼は子供だ 純粋だ 優しい人だ
きっと彼の美徳なんだろうと思うんだよ
私の馬鹿さとは違う、純心さと言う奴はさ]

 その時になった後じゃ、遅いんだよ
 覚悟っつーのは、すぐ出来るもんじゃないから

[なのに私は、彼をせめるような言葉しか紡ぐ事が出来ない
そいつこそ、私と人との距離なんだろうと想う]

(438) 2010/08/01(Sun) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

――…私にも護る力があればよかったのに。
私にあるのは、探すための力だけ。

[ぽつ、と自らの力をミッシェルにのみ語り]

ありがとう、ミッシェル。
あなたがそう言うなら――…

[戸惑いは消えなかったけれど
考えての事と彼女の言葉から知れたから
握り締めていた手を緩めて石を受け取ろうと
両の手を彼女の差し出す手の下へともってゆく]

(439) 2010/08/01(Sun) 22時頃

双生児 オスカーは、双生児 ホリーの傍らへと。

2010/08/01(Sun) 22時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

ミツカイサマは、あまり性格が良くはないようですから…。
丸く収まるように出来てはいないんだと思います。

探す力… そうですか、紛れているのは本当なんですね…。

[探す力に護る力。そして反抗が可能な生贄。
ミツカイサマの考えは本当にわからない…。

そこへ聞こえた村長夫人の演説。
内容には心の底から賛成したいところなのだけど。]

それが出来るならそれが一番に決まってますよ…。

(440) 2010/08/01(Sun) 22時半頃

【人】 道案内 ノックス

[>>437 のトニーの声が聞こえれば]

子供はわかんなくていーんだよ。

[といって、トニーの頭をわしわしとなでてやろうとするだろう]

(441) 2010/08/01(Sun) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[マーゴの手へペンダントを落とし、手近な人から松明を受け取ります。]

パピヨンさんの提案が通って… 何もなく帰って来られれば。
わたし達の役目もおしまいってことですね。

行きましょうか?

[傍らのマーゴにも灯りを渡して森へ続く道に足を向ける。]

(442) 2010/08/01(Sun) 22時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時半頃


【人】 靴磨き トニー

あわわっ、ちょ、おどかさないでよノックス。

[後ろから、頭をわしゃわしゃとされて、飛び上がらんばかりに驚いた。]


んもう……。

[邪気のなさげなノックスの顔を見ると怒るに怒れず、ぷぅっと頬を膨らますだけにとどめた。]

(443) 2010/08/01(Sun) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

ミツカイサマは何を考えているんだろうね。
――…早く見つけられれば良いんだけど。
あんな風に誰かが殺されるのは、やっぱり、イヤだから。

[ミッシェルの言うように性格が良いようには思えないのは
悪趣味とも思える儀式とソフィアへの行為があるから。
村長夫人の言葉は少し離れた此処にも届き]

そんな事、出来るのかな。

[出来れば良いと思うけれど
既にソフィアは殺されているのだ。
村長夫人の言葉が『御使い』に届き犠牲者が増えなければ
或いは――、そんなことを考えながら受け取ったペンダントを握る]

役目も儀式もおしまい、なら、良いのにね。
……うん、行こう。

[ミッシェルに頷き先頭からは少し遅れて森へ向けて歩み出す]

(444) 2010/08/01(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>420
ん、ありがとう、オスカー。

[オスカーに注意を促されれば笑みを向けて礼を言う。
鐘の音がなり、パピヨンの演説を聞けば、いよいよ森の中へ歩を進める。
オスカーが近くに寄り添えば、少しだけ首をかしげて]

大丈夫。松明もあるし、足元は見えてるから。

[オスカーが近くへ来たのが、自分が転びそうになった時のためだろうか、と思ったようだ]

(445) 2010/08/01(Sun) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─回想・広場─
>>341
[ 皓々と輝く月の下、広場には松明が灯され、中央に設置された祭壇──「エデンの園」と呼ばれるそれには、選定された「巡礼」たちが集まっていた。
 それを取り巻き、見守る村人達の顔、顔、顔。
 神の御徴が現われたことを寿ぐ人ばかりでは無論ない。
 60年を越す長きに渡って、正式には行われなかった祭だ。若者を中心に、本祭の何たるかを知らずに育った世代は、何故人死にが出た今もこんな祭を開催するのかという疑問を内心抱えている者も多いだろう。
 だが、彼らはそれを仮面の如き無表情の下に押し隠し、巡礼という名の生贄の旅立ちを祝うふりをするのだ。

 自分や自分の家族が他の村人達から排斥されないために。
 「掟破り」となって、選ばれた者たちと同じように森に放逐されないために。

 そして、自分や自分の家族が、あそこにいないことに、胸を撫で下ろすのだ。]

(446) 2010/08/01(Sun) 22時半頃

道案内 ノックスは、靴磨き トニーに悪戯っ子っぽく、へへへ、と笑いかける。

2010/08/01(Sun) 22時半頃


【人】 若者 テッド

―巡礼の先頭―

[ピッパ>>438の言葉はやはりぐさりと突き刺さるけど、それだけ正しくて、俺が考えなしなんだろうとちょっとばかり落ち込みつつ。

 ちらりと後方を振り返って、マーゴやミッシェル、トニーやノックス、オスカーやホリーがいるのがみえる。
 それ以上は暗い夜のせいで誰がいるのかまでは確認し切れなくて]

……生贄、かあ……

[皆が無事で森から戻って来れればいい。
 パピヨンの難しい話の中で、そこだけはわかって。

 でもそれが実行できるかどうかは未だわからず、ひとつため息をついて暗い森の中、歩く]

(447) 2010/08/01(Sun) 22時半頃

肉屋 ニールは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

そうだね。
だけどほら、森の中じゃない?根っことか見にくいからさ。躓いて、遅れたりすると尚更ね。

[だから転ばないように注意しないと、と付け加えて笑う。
そして――しばらく、考えていた。何も言わずに、ホリーの顔を見ていた。

だが、やがて、意を決したように]

……ホリーさ。
ゼルダおばあちゃんに『話』をされたのって、どうしてだったんだっけ。僕、ゼルダばあちゃん怖くて逃げちゃったからさ、そこらへんよく覚えてないんだ。

[昔話をするように問いかけた]

(448) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[しゃくり、しゃくり、しゃくり…――――

24の足が踏む草は、規則正しいリズムを刻み
音の大小が、人の位置を歌う和音となって
森の中から吹く風が、道を標す伴奏になる
観客は森の闇の中、虫や動物達の息遣いのコーラスと共に
12の歌い手の、連なりを見る]

 あ―――――…

[沈黙は、闇は、恐怖の住処
雑談は、調和を崩す不協和音

静かなのは嫌、怖いから
無理矢理話をするのは嫌、怖いから]

 あ―――――…

[だから、森の声と共に
小さく歌おう、恐怖に対する子守歌]

(449) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 墓荒らし へクター

―広場―

[鐘が鳴り、「儀式」の開始が告げられる。

巡礼者の中で一番最後に「エデンの園」へ現れたのはヘクターだった。

そこで見たのは、あの喪服を着ていた女が、広場で巡礼者らに語りかける姿。]

(450) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─回想・広場─
[ 広場に迷い込むようにヴェスパタインが足を踏み入れた時、まだ儀式は始まっていなかった。
 彼が見たのは、ようやくいくらか覚えられるようになった人たち──ミッシェルやオスカーたち。

 そしてもう一人、厳しい顔をした両親と兄たちに囲まれて項垂れる、ボリスの姿だった。
 ボリスの家族は、ヴェスパタインの姿を認めると、一様に激しい憎悪の視線で睨みつけた。]

(451) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[娘はホリーの事をしりたいと思っていたけれど
隣にならぶオスカーを見ているとその気が失せてくる]

――…何処から探せばいいのかしら。

[隣に居るミッシェルにのみ聞こえるか聞こえないかの
そんな呟きが零れた]

(452) 2010/08/01(Sun) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 23時頃


【人】 墓荒らし へクター

>>424>>425>>426
[始めは、何を言い出すのかと怪訝な顔をし黙って聞いていたヘクターだったが、その内容が最後まで耳に届き、彼女が告げている内容を理解すると、顔色がサッと変わる。]

――あの女、何を言ってやがんだ?

[小さく呟く。]

(453) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

[西の空に低く浮かぶのは少しずつ丸みを帯び始めた月。
もう少ししたならば、月も沈んで、頼る灯りは松明だけになってしまうのだろう。
右手でかざした松明を、しっかりと握りしめた。]


『ソフィア、怖かっただろうなあ。』

[亡くなった娘の事をふと思い出す。
死んだ誰かの声を聞く事は出来ないから、彼女が何を考えていたかとかいう事を知る事が出来ないのがもどかしい。]

(454) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

>>448
あー、そっか。
確かに、それではぐれたら危ないね。

[オスカーの説明に納得したのか、うんうんと頷く。
そして、オスカーが自分の顔を見つめて入ることに気がつけば]

…?
なに? なにかついてる?

[いつもの調子でといかけた。
それに答えるようにオスカーに問いかけられれば]

話?
話って、お祭の?
えーっと、アレは確か…。

[うーん、と記憶をたどる。
しかし、思いだせるのは話の断片と、その数日後からの自分のことばかりで]

(455) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

…あれ…なんでだっけ…忘れちゃった。
お祖母ちゃんに呼ばれたんだっけ?

[あれ?と首をかしげた]

(456) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

紛れてるはずのミツカイサマ… ですよね…。

[此処に居るのはいずれも以前から知った顔しかいない。
狭い村から選べばそうなるのは当然のこと。
それでも不自然な点と言えば…。
前方でオスカーと2人で歩いているホリーへと自然と視線が動く。]

変化を感じたのは彼女くらい… でも紛れてるミツカイサマがあんなに不自然になるものなのかな…。
人間の事は良く知らないのかもしれないですけど…。

(457) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

『でも──「神様」とか「ミツカイサマ」とかなら、普通の人とは違うのかもしれない』


[そう改めて思った。
だから今、ここに自分は来たのだ、と。]

(458) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>453
これから御使い様の大事な儀式って時に、よりによって、その儀式の否定かよ!

俺たちが契約を否定しちまったら、どうなるかわかってるだろうが!

俺たちが「本当の儀式」を、「御使い様」を忘れちまったから、ソフィアがこうなったって事くらいわかってるだろうがよ!

長老会に出る程の立場なら、そうする事の危険性が解っているハズじゃねえのか?

[なぜ今さら村自体の存在を危うくするような事を…!]

(459) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 墓荒らし へクター

テメェはこの村を滅ぼす気かぁ、パピヨン!!

[激高した男の手には、銃が握られていた。]

(460) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

そう、お祭の話。
お祖母ちゃんに呼ばれて――どうして、呼ばれちゃったのか。覚えてない?

あ、いいんだ。別に、覚えてないなら。
そういえば、お祖母ちゃんの言ってた、地下室って……

[そこまで言った所で、背後から聞こえた叫び声。
さっと顔いろをかえて、振り返り、睨みつけた――ヘクター!]

(461) 2010/08/01(Sun) 23時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 23時頃


記者 イアンは、墓荒らし へクターの声を聞き、反射的に振り向いた。

2010/08/01(Sun) 23時頃


【人】 若者 テッド

―巡礼の先頭―

[長老にせかされるように森にはいった若者は、あとにしてきた広場>>460での叫びは聞こえなかった。

 森の動物達の鳴き声が聞こえないのは、御使いとやらのせいか、人が入り込んだせいか。
 後方から続く足音を聞きながら――けれどその音が少なくなっても、前を見て歩くことに必死で気づかなかっただろう。

 知らぬ間にはぐれたとしても、森の奥にいってから、広場へと戻ればいい、と楽天的に、考える]

(462) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 道案内 ノックス

[処刑の瞬間を今か今かと待つのは怖いものだ。]

……。

[だから、ちょっとソフィアを殺した犯人について考えてみる。遺体の状態を考えると、人間の仕業に思えるんだ。一人では無理だ。複数、おそらく道具もいろいろ使わないといけないのだろう。果たして、ソフィア一人を殺すためにそんな大仕掛けをする必要があるのだろうか? それとも、この生贄の儀式を行うための撒き餌なのだろうか? それならソフィアさんでなくとも良かった事になる。なんで目立つ花嫁を選ぶ? それとも、早めに発見されるためなのだろうか? 僕が殺されて行方がわからなくなっても暫くは誰も探さないだろうし? でもこの儀式って一日二日ずれても……]

(463) 2010/08/01(Sun) 23時頃

道案内 ノックスは、墓荒らし へクターの大声に、ビックリして振り向いた。

2010/08/01(Sun) 23時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

――…恐らくは。

[ミッシェルの言葉>>457にこくと頷く。
森に続く道は歩きなれず歩く事で精一杯なのか
眼差しは足元へと注がれて]

あのこは何かを怖がってるみたい。
怖い何かに怯えているみたいだった。
オスカーは彼らのおばあさまのせいと言っていたけど。

[紛れていたとしてその数さえ分からぬ状況。
けれど疑うべき相手は既知の者ばかり]

いっそヘクターを調べてみようかしら。
少し過激な所があるけれど……
心の底から信じられるなら頼りになるし。

[本気とも冗談ともつかぬ声でそう言って]

(464) 2010/08/01(Sun) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

>>461
うーん…。

[オスカーの問いかけにもう一度記憶をたどる。
あの時の話は…祭の話。
あの場にオスカーは…いなかった。
では、何故あの話を聞くことになったのか…?]

…ッ。

[ずき、と、軽い頭痛を覚え眉をしかめる]

…ッ…ごめん、オスカー、やっぱりちょっと思い出せないみたい。

[苦笑を浮かべながらオスカーを見つめ、彼が言葉を続けたら]

うん、お祖母ちゃんが…?
…!

[と、オスカーの言葉をさえぎるようにヘクターの声が響く>>460]

(465) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─回想─
[「あんたの所為で……」

 母親が吐き捨てる。
 父親や兄たちの殺気から見て、今日が潔斎の日である祭の日でなければ、彼を半死半生の目に遭わせるくらいのことはしたに違いない。

 ヴェスパタインは漸く事態が飲み込めた。
 ボリスと自分の「関係」が発覚したのだ。必死に目を逸らすボリスの顔付きからもそれが分かる。
 それで、ボリスを生贄に──巡礼に差し出すことにしたのだ。
 居てはいけない、一族の恥となる存在であるが故に。

 本来であれば、ボリスの家族はヴェスパタインの方を突き出したいところだろう。
 だが、「よそもの」のヴェスパタインは、祭に加わる資格がないのだ。
 パピヨンが余所者を生贄に選ばないことを長老に進言したから、誰も彼を選ばないし、御籤を引く場にも呼ばれない。
 彼はそういった事情を知っていた訳ではないが、誰もよそものの彼を呼びに来ないことで、推測は出来た。]

(466) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 悲しい歌聞こえたら 今夜も舞踏会
 今日も一つ一つと 足音は消えて

 炎の矢すら追いつかず ただゆらめくのみ
 剣より槍より 君に捧ぐ踊りを
 大地に散る星々は 夜の闇にとらわれ
 流れを知る女神の目は 今日もやはり美しい

 手を取り合い踊りましょう
 暁が 貴方を 迎えに来るまで

[記憶の中にある子守唄
本当はもう少し長い歌だった気がする
続きは…――――]

 こほん

[あんまり歌うと、道を間違いそうだな
入っちゃうから、私]

(467) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>460
森へ向かおうとしていたが、ヘクターの声を聞いて振り返る。]

村を滅ぼさないために、こうしているのです。
本当の儀式を忘れたというのなら、どうして貴方が私より正しいと言えるのですか?

[ヘクターを、毅然と見つめる。
そして、彼の手に握られたものに気づいた。]

……貴方、私を撃とうというの?

[かすかに、声が震えた。]

(468) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

何ですか……ヘクター!?

[それ以上の言葉を出そうとしたが、手を伸ばしただけで動けなくなる。自分がどうしようもなく部外者であると知っているが故に。]

(このままでは、祭で人死にが……!)

(469) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[誰か間に入るだろうか?

パピヨンに銃を向け、じっと見つめながら、引き金に指をかけた状態でいる。]

(470) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

長老の孫 マーゴは、漂白工 ピッパの小さな歌声が前から流れてきて、嬉しげに目を細める。

2010/08/01(Sun) 23時半頃


【人】 肉屋 ニール

―森の中―

[ 伸び放題の草を足で蹴り分け、もう月のあかりしか頼りのない
 木々の間を進む ]

明かりを使うべきかね?
…人に殺されるのか、獣に殺されるのかの違いじゃ、明かりを使ったところで大した変わりはないワケだしなァ。

[ たまに周りの気配や音を確認しながら慎重に歩くが
 さすがにヘクターの叫び>>460までは聞こえず ]

(471) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

長老の孫 マーゴは、飾り職 ミッシェルへと視線を向けて、立ち止まりヘクターの方を振り返る。

2010/08/01(Sun) 23時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>464
怖がっていた?

[あの事件の後で何度か見かけたホリーは怖がっているようには見えなかった。
恐怖のあまりおかしくなったのだと言われれば否定はできないところではあるのですが。]

ヘクター… ですか。
家の都合ってこともあるとは思うけど、ちょっとアレですかね。
でも…。

[犯人があんなに必死になって頭部を探しにいったりするものかと頭を過ったところで >>460 の声が聞こえそちらへと目を向けます。]

(472) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

儀式を予定通りに遂行したら、確実に一人、人が死ぬんです、ヘクターさん!

[ホリーの傍から一歩離れて、パピヨンとの間に入る。そして、ヘクターに向かって声を荒げた]

……パピヨンさんの提案は、巡礼の伝統に則ってる!
誰も死なずに戻ってくればそれでおしまいなんだ!

誰かが死ぬって――誰かが死んだら、その分村人は一人いなくなるんですよ?
正体も分からないミツカイサマのために、僕達は村を構成する人を一人完全に失うんだ……

[言外に宣言してしまった事を自覚した。
己は、この儀式に大人しく従う気はないのだと言う事を]

(473) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>468
[銃を向けたままパピヨンに答える。]

そんな提案をして…。
それが通るって保証はあるのかよ?

アンタ、自分が何言ってるのかわかってるのか?
どんな思いで巡礼者たちがここに居るのか!

儀式は進めなきゃならねえんだよ。
そう決まったんだろう?!

(474) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

(巡礼は不可侵の存在。
その間は長老といえど、介入することはできない。
だから、皆を説得さえできれば安全だと……そう思って今まで待つことにしたのに……。
彼みたいな人が参加する可能性を、見落としていたんだわ。

どうしたらいい……?)

(475) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ホリーの方を振り返る。
ぎりりと奥歯を噛んだ。頭が痛そうだった。何かを押し殺しているように見えた。

姉は変えられてしまった。
伝承のせいで。伝承を尊ぶ年寄り共のせいで。伝承に縛られた村のせいで。

村が憎い。
歪ませ、苦しめ、そして――殺そうとする村が憎い。
ヘクターの瞳の向こうに長老の姿を。ゼルダの姿を見て。

憎悪の籠った視線を、ぶつけた]

(476) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

本当の……祭。
祭を守る、って……?

[強烈に喉が渇く。
 今、目の前で銃を構えている男が居る。
 その相手は、亡き村長の手稿を自分に託した寡婦。]

止める……べきなのか?
それともこれが……「祭」の姿……?

(477) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─回想─
[ このまま知らぬふりをすることも出来ただろう。
 祭が終わった後、この家族がどうなろうと、「かれ」には関係ない。
 そして、「巡礼たち」から距離を置いた方が、この先の儀式の進行には有利となる。
 もし、彼が「本物のヴェスパタイン」であっても、恐らくはこの状況下では将来の迫害の危惧より目の前の恐怖に口を噤み、非難に耐えるしかない筈なのだ。「彼」は既に、そのようにして街から逃げようとしたのだから。


 だが。]

(478) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>473
[オスカーには顔のみを向け]

じゃあ、オスカーはここに居る者以外の、
村の皆が殺されちまってもいいのか?

俺は生贄は確実に供えなければ、御使い様の怒りに触れるって教わったぜ?
1日1人どころの騒ぎじゃねえんだよ!

[必死な声で答える。
事態の深刻さが伝わっていないのだろうか?]

(479) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>474

だから、儀式は進めようと言っています。
儀式を行うのは、私たち。
おられるのかおられないのかわかりもしない、御使いではありません。

ここに集められた人たちのどれだけが、自分で死にたいと、村のために殺したいと望んでいるというのですか?
私たちの望みを、御使いに申し上げることさえもが許されないと、貴方はそう言うのですか?

(480) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─回想─

 僕が……私が、ボリスの代わりに行きます。


[ ヴェスパタインが拳を握り締め、歯を食い縛るようにしてそう口にした時、「かれ」は一体何を思っていたのだろうか?]

(481) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[本当のホリーを知りたい。
けれど力を使う事が彼女を知る術になるのかと言われれば
疑問の残るところで、オスカーとホリーの二人に話を聞ければと
この時はそんなことを思っていた]

少なくとも、広場で倒れたホリーは
何かを怖がっていたの。

[ミッシェル>>472にこくと頷く。
ヘクターのことを聞けば思わず苦笑が漏れた]

ヴァンルナール家の者らしい人よね。
私も他の人からみればそうなのかもしれないけど。

[ソフィアの頭部を探しに行った経緯は知らず
知らせに来たオスカーの行ったものと思っている節があった。
誰が気になるか、ミッシェルに問おうとして
それは噂の主の声に遮られることとなる]

(482) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 若者 テッド

―深い森の中―
[広場から森にかけてのところで、ヘクターとパピヨン、オスカーたちが緊迫した空気になっていることも知らず。
 巡礼として中に入った後、いつのまにやら一人はぐれて、後ろからの足音が聞こえないことに気づく。

 手にしたランタンだけが深く暗い森の中ぼんやりと付近をてらして]

あー……しくった、か?

まあいいか。とりあえず巡礼として森を巡ってー

[なんか森の奥にいったことを証明するようなものがあっただろうかと、長老達の話を思い返しつつ、立ち止まるほうが恐いから足を止めずに歩き続けている]

(483) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

>>473
あー、確かに、そうだよね。

[オスカーの言葉に、何処か納得したように歩み出て、ヘクターとパピヨンの間。丁度オスカーの隣に並ぶ]

確かに、その日誰も『還らなければ』、そこで巡礼はおしまいなんだよね?

[んー、と、巡礼の決まりごとを思い返す]

ということは、さっきのパピヨンさんの話、ミツカイサマがOKって思えばこのままみんな帰れるってことでしょ?
そうじゃなければ誰かが還るだろうし。
ここで勝手にヘクターさんが、っていうと、ミツカイサマこまらないかな?

[ふと思った疑問を口にした]

(484) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

>>477
巡礼者の行動にそれ以外の人が介入することは… 「祭」の中では許されません。
そして死者が出るのが正しい「祭」の姿だとするなら、今のこの状況こそが正常ということになりますね。

止める権利があるのも巡礼者だけになります…。
イアンさんは「見守る」ことしかできないとご自分で仰ったじゃないですか。

(485) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

双生児 ホリーは、墓荒らし へクターの話>>479に、そういう話もあるんだー、と感心した。

2010/08/01(Sun) 23時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 23時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

>>479

確かに伝えられています。
でもその証拠があって?
これだけの間何もなかった後でソフィアが死んだのが、本当に「御使い」の「御徴」だと盲信できるというの?

今の村から変わっては困る誰かが、アルフレッドを突き落としたみたいに、ソフィアの御徴を捏造したと考えるほうが、よっぽど合理的ではないの!?

(486) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

>>485
………っ!

[奥歯を噛み締め、己の前髪を右手で掴んでぐしゃりと乱した。]

そう……ですね。
本当に、その通り……です。

私にできることは……「見守る」ことだけ、ですね。

(487) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

ミツカイサマの怒りって、それ、誰から聞いた話?ヘクター。
長老様の言ってる事って、本当に本当なの?ミツカイサマが怒ると、本当に村は滅ぼされちゃうの?

もっとも……生贄を供えなければ『続かない』村なんて、僕は無くなっても良いって思ってるけどね!

[銃口を睨みつけながら言い放った。
広場に響いてしまったかもしれない。だが――本心だった]

(488) 2010/08/01(Sun) 23時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 23時半頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/08/01(Sun) 23時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─回想─
[ それから暫く後のこと。
 広場に集まった生贄──巡礼たちの中に、壇の傍でぐったりと座り込む、蒼褪めた彼の姿があった。

 仕度の暇もなかったのか、特に武器になるようなものは何も持っているような気配はないし、気力も最低のようだ。
 何か話しかけられても、半死人のように最低限の反応しか返って来ない有様だ。]

(489) 2010/08/02(Mon) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

[ぱあん、と軽く重い音。
直後に誰かがドッと倒れる音。]

なんで……。
こんなこと…させんじゃねえよ。
怒りを鎮める為の祭なのに…。

[がっくりと膝を付き、まだ温かい銃を下に向ける。]

(490) 2010/08/02(Mon) 00時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


【人】 記者 イアン

[目を見開き、銃声を上げた男の方を見る。>>490

ヘクター……

[掛ける言葉が見あたらず、己のシャツの胸元をぎゅっと掴んだ。]

(491) 2010/08/02(Mon) 00時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/08/02(Mon) 00時頃


【人】 墓荒らし へクター

>>491
[イアンの視線に気付き、ゆっくりと立ち上がった。]

(492) 2010/08/02(Mon) 00時頃

天のお告げ (村建て人)

―イアンが記した草稿より―

「そして、ついに始まってしまったのだった。

 この村の『伝承』――
 外から来た者にとっては『因習』と呼ぶにふさわしいであろう、
 『祭』の真の儀式が。

 人が人を殺し、『森の御使い』が人を殺す。
 それがこの村の『掟』なのだ。

 それを護る者、それに抗う者。
 彼らは全てこの村の『言い伝え』に翻弄されている住人であり、
 そして、私達と同じ『人間』であるのだ――」

(#9) 2010/08/02(Mon) 00時頃


天のお告げ (村建て人)

「彼らもまた、同じ秘密を共有する、
 『共犯者』なのだ――…」

(#10) 2010/08/02(Mon) 00時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、墓荒らし へクターの様子をじっと観察している。

2010/08/02(Mon) 00時頃


【人】 寡婦 パピヨン

森を歩くのは十二人
祠へ行くのは十一人
帰ってくるのは十人
次の夜には十人
柱を廻って九人
帰ってくる八人
又の夜に八人
泉を汲む七人
帰るのは六人
寂しい夜は六人で出かけ
門をくぐる五人の中から
帰っていく四人を選んだ
最後の夜は四人
満月近づく三人
終しまいは二人
二人はお別れを言い
一人は長い永い旅に
夜明けは誰もいない

(493) 2010/08/02(Mon) 00時頃

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