290 ある冬の終わり、微睡みの世界にて
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が7人、人狼が1人いるようだ。
|
やっぱさ、銃を持った善人がいないとさ。
ちょっと出かけてくる!プリン食べちゃダメだよ!
(0) 2019/02/06(Wed) 00時頃
|
|
─ どこか ─
[スーツの男の答えはなんだったろうか。 いや、そんなことはどうだっていいことだった。 言葉を得たならばスーツの男にも桜にも用はなく、ただ漫然と目的もなくぶらりと足を延ばすだけ、隣にはだれかいただろうか。]
春……なのか?
[それにしては季節感がおかしい様な気もする。 おかしいのはそれだけじゃない、ビルも見える、公園や学校のようなものもある。だけど人の気配が薄い。まるで誰もいない街のような。だけどゴーストタウンのそれとは違う気配。 だというのに、なんとなく懐かしいような、それでいてまるで知らない街。]
……桜か。 変な場所だな。
[ただ、どこを歩いても桜の花びらだけが舞っていて、少しだけ心が穏やかな気分だった。]
(1) 2019/02/06(Wed) 00時頃
|
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/06(Wed) 00時頃
|
[>>0:155繋がれた手はやさしく、あたたかい。 そうして紡がれる、ぼくの質問への回答は、なるほどフカザワのおいちゃんとは真反対とも言っていい、真摯で真面目な応えであった。 わぁ、すごく窮屈そう。 ぼくならそう感じてしまうけれど、うん、本人が負担に思ってないならいいんだけどね。やりがいとかね。熱中とか熱心とかね]
ううーん…… マコトさんの思う“ちゃんとした”大人って、どういうひとです?
そういう大人になりたくて、がんばってるんですか?
[電車は止まって、桜の花びらがきれいに舞っているけれど。 ぼくは手をつないだまま、まだ、この場所から動こうとはしないだろう**]
(2) 2019/02/06(Wed) 00時頃
|
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/02/06(Wed) 00時半頃
|
……。
[ 視線を、落とす。 どうやら、「来訪者」の存在だ。 >>0:156 どうも、こんにちは、なんて、 そんな挨拶もそこそこに。 ]
此処は、まどろみの世界。 桜の木に宿る神様が守る世界です。
ただの夢ではありません。 いわば、もう一つの現実……、というところでしょうか。
申し遅れました、わたくし、 神宮 辰巳、と申します。 この桜の木の神……ゾーイの使いをやっております。
[ そう言って、頭を軽く下げてみせる。 ]
(3) 2019/02/06(Wed) 00時半頃
|
|
この世界は、ゾーイという名の、神様がいて、 神様がこの世界を守っています。
あなた方を呼んだのも、ゾーイの仕業です。 ゾーイは気まぐれに、時折人を呼んでは、 皆様にこの景色を見せていきます。
……気まぐれと言いましたが、 決して、ランダムではございません。 必ずゾーイは、秘めた「思い」を持つ人間を、 この世界に呼び込みます。
隠した目標や、願いといったものから、 隠したい弱さ、絶望といったものまで。
(4) 2019/02/06(Wed) 00時半頃
|
|
ゾーイは、そんな人間を呼び込んで、 その人間が、どう変化していくのか。 このまどろみの世界で、どう変わっていくのか。
その興味から、人を呼び込むのです。 私は、人間というものが定義されてから、 ずっと長い間、そのお手伝いをしてきたのです。
この街は、まどろみのと言って、 「今」の現実の街と大差ないつくりになっています。 人が進んだ分、または後退した分だけ、 この街も少しずつ、変わっていきます。
……そして、この街には、皆さんが抱えている思い、 それを連想するものが、必ずどこかにあります。 探そうとするのも、逃げようとするのも自由ですが、 必ず、見つけてしまうでしょう。
(5) 2019/02/06(Wed) 00時半頃
|
|
……まあ、でも。 夢が覚めれば、自然と元の世界に戻れますので。 何もあせる事はございません。
……是非、今しかできない、 まどろみの街を、見ていって頂ければ、幸いです。
[ そう、しめた。** ]
(6) 2019/02/06(Wed) 00時半頃
|
|
― まどろみの街 ―
[ 1人で歩くのは怖かった。けれど、甘えすぎるのも良くないとは思っていた。1人で歩み出そうとして、 >>4 >>5 神宮の説明が頭をよぎってしまう。 ……足がすくむ。踏ん張ってはいても、恐怖が絡みついてくるようだ。 ]
そっか
[ けれど、口からついてでたのは、存外晴れやかな言葉。 ]
向き合わなきゃ、だもんね。
[ 本音を言うと、怖い。……怖いけれど、内心、ほっとした。 臆病な自分は、こんな機会でもなければ、永遠に過去から逃げ続けたのだろうから。 誰かが聞いていたとしても、いなかったとしても、己を奮い立たせるため、彼女は言葉を紡いだだろう。 ]
……行こう。
[ 決意と、覚悟の言葉を。 **]
(7) 2019/02/06(Wed) 01時頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2019/02/06(Wed) 01時頃
|
[───まどろみの街。
心が穏やかっていうのはどうにも落ち着かない。 そんな矛盾、あるいは二律背反。 何故って、この後どうなるか知っているから。 こういう時は大抵ろくでもない“次”があることを。 嵐の前の静けさというやつ。
あの日だってそう。 何もない平穏な一日。 そう信じて疑わなかった。
その日その平穏の中で世界が“おぞましい”ものだと知った。]
(8) 2019/02/06(Wed) 09時半頃
|
|
[>>0:155どうやって大人になるのか。大人のひと、いわく。 ──そのいち、成人年齢を超えたこと。 ──そのに、社会人として生きていること。 なるほどやはり「いちども死なずに生き続けること」は重要だ。 むしろそれがすべてと言っても過言ではない。うひゃぁ。
でもさぁ、中学生ってさぁ、こうね、高校を選ぶとか、進路とか将来とか、そういうのを考えなさいって、どうしても突きつけられるじゃないですか。 ぼくはなにも考えず、親や学校が薦めるまま、ハイハイってそこそこいいレベルの県立進学校を選んだわけですが。
もう完全に惰性じゃん? そのまま大学に進んだところでモラトリアムまったなしじゃん?
マコトさんはそのモラトリアムから脱したわけですよ。 社会人になる路を選んだあと、必死に順応させていったというではないですか。
ヤバくない? ぼくからしたら神レベルで尊敬できるんだけど]
(9) 2019/02/06(Wed) 11時頃
|
|
[そんなひとが言う“ちゃんとした”大人に興味あるよね。 失礼を承知で言うと、フカザワのおいちゃんは“ちゃんとしてなさそうな”大人だよね、あっこれぼくの私見ね、一般論じゃないからね。
でもちゃんとしてない方が柔軟ぽいな。 ちゃんとしてると硬くなるのかな?
>>0:120フカザワのおいちゃんの呟きは背中で聴いておりましたとも。 ──「生きにくい世の中だな」 ホントにねぇ、どうにかなんないのかねぇ。
マコトさんみたいな、真摯に生きてそうなひとの窮屈感ってどこから来てるんだろ。 フカザワのおいちゃんみたいな、斜に構えた厭世感ってどっから来てるんだろ。 真面目なひとが損をしたり割を食う世の中はやっぱヤダなぁ。 かわすすべを持っているならまだマシだけどね、避けられないと潰れちゃうじゃん?
マコトさんだって、掌はこんなにあったかくてやわらかいのにね。 そんなことを考えながら、反応を待つ間、繋いだ手をきゅっときもち強く握り返してみるのでした*]
(10) 2019/02/06(Wed) 11時頃
|
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/02/06(Wed) 11時頃
|
───やめろ
[ほら、何気なく歩いてただけだっていうのに。 視界に写るのはかつて見た風景、もう思い出すこともなかった安アパート。]
……やめろ
[秘めた想いなどない、隠したい弱さも絶望もない。 それはとうに通り越した、すでに乗り越えたもの。 穏やかだったはず心が騒つく、予感が形となって心に刺さり込む───これは、痛みか。 気づけば後一歩でドアノブに手が届く距離。]
(11) 2019/02/06(Wed) 13時頃
|
|
[───ガチャリ 手がドアノブを回した。 意識が飛び飛びになっているのか、いつドアの前に立ったのかも、いつドアノブへと手を伸ばしたのかわからない。気がつけばドアがゆっくりと開かれる。]
やめろ
[自分の声がどこか遠くに聞こえる。]
やめろ
(12) 2019/02/06(Wed) 13時頃
|
|
[安アパートの六畳一間。 大学を卒業し、OL一年目を忙しく過ごしているはずの姉さんの部屋。田舎を離れ都会の大学へと進んだ姉と会うのは2年ぶりのことだった。
『春から俺もそっちの大学へ行く』
送ったメールの返信は素っ気なく「そう」の一言。 昔からあまり口数の多くなかった姉の、その中でも一層言葉少なかった。 だからどうしても気になって合格発表の帰りに姉の部屋を訪れた。]
(13) 2019/02/06(Wed) 13時頃
|
|
[鍵は掛かっていなかった。 ドアを開けると部屋の奥から風が吹いた。奥のベランダが開いているせいだった。]
……姉さん
[畳の上に敷かれた布団。その上に腕をだらりと下げてどこともつかない場所を見つめたままぺたりと座る姉の姿。声を掛けても反応のない人形のような姉。
───嗚呼。
視界がぼやけて滲み、やがて“それ”は砕けて散った。 風に乗って桜の花びらが吹き抜けていく。]
(14) 2019/02/06(Wed) 13時頃
|
|
[後に残ったのは空っぽの部屋。 生活感はなく誰かがいた形跡はない。 締め切られたベランダからは真っ青な空が見えている。]
……悪趣味だな。
[辰巳が言っていたのはこれか。 もう思い出すこともなかった苦い記憶。 世界がおぞましく暗く感じられるようになった瞬間の記憶。]
こんなものを見せて何のつもりだ。
[怒りも憤りもなく、あの時の無力感だけが身をつつんでいた。]
(15) 2019/02/06(Wed) 13時頃
|
|
[ ちゃんとした大人とは、どういう人なのか。 >>2 周の思う”ちゃんとした”大人としての条件は きっと挙げだしたらキリがないだろう。 つまるところ自身の考える ”理想の大人”というのは―― ]
私の思う、”ちゃんとした”大人、”理想の大人”は…… 成長し続けられる人、かしら。
[ あえて一つ、言うのであれば これが浮かんだ。 ]
(16) 2019/02/06(Wed) 20時半頃
|
|
生きていれば、誰でも”大人”にはなるわ。 でも、そこからどう生きるか…… 人間的に学ぶ気があるのか、成長する気があるのか。 “大人”になったら終わりじゃなくて、 その後も学んで、成長していくのが、 “大人”であって、”人”なのだと……思う。
[ 握り返された手が、まだ小さくて、暖かい。 自分の思っている事、感じていることが 少しでも彼女の生きる役に立てばいいのだが。 ]
(17) 2019/02/06(Wed) 20時半頃
|
|
きっとそれは、寛容さにも繋がると思うの。 学び、成長して、寛容さや柔軟さを持って。 高い理想だけど、こんな大人が居たらいいなって。 ……ゆっくりでも、そうなれるように 生きていたい、生きていきたいの。
[ 長ったらしくなっちゃったわね、と照れ臭そうに笑う。 誰にもしたことのない話を、出会って間もない少女に 息をするように答えている自分は、 きっと夢の所為で緩んでいるのだと思うことにした。*]
(18) 2019/02/06(Wed) 20時半頃
|
|
[やっべぇこのひとマジに神様だったりしない?]
(19) 2019/02/06(Wed) 21時頃
|
|
いえ、なんか、軽々しく訊いた問いに、 真摯に応えてくださって、ありがとうございます……
[このひとぼくに遣わされた天使かな? 背中に翼とか生えてない?大丈夫? きゅって握り返した手は繋いだまま、ちらりとマコトさんの背中に視線を向ける。次いで頭上、そして足元へと。 うん、翼もないし輪っかもないし浮いてもいない。
視線をマコトさんへと戻せば、>>18照れくさそうな笑み。 うわぁ惚れてまうやろー。 いや、ぼくが言うとしゃれになんないな。深呼吸。すぅはぁ。 もらった言葉たちを反芻してみる。 理解は十分。共感はできない。けど、マコトさんがひととして素敵なことはわかる。 マジで神レベル。マジ女神。大人すごい。
──なのにこのひとは、自分がちゃんとした大人になれているかどうか、自信がないという]
(20) 2019/02/06(Wed) 21時頃
|
|
……こんな、さっき会ったばっかのJCから言われても、 うれしくないかもですけど
マコトさんて、ひととして、大人として、素敵ですね
理想や向上心に対して真摯なんですね、すごいな ぼくにはそれだけの目標も熱意を捧げられるだけのものも、 まだ、見つけられていないんですけど
[繋いだ手を促して、電車からホームへと降りる。 無人駅。その向こうに佇む大きな桜の木。降りしきる淡い花びら。 その根元の人影を視界に入れながら、マコトさんと手を繋いで歩く*]
……あ、でも、理想が高いのは素敵ですけど、 ずうっとそれだと、ときどき疲れちゃったりしませんか
そんなとき、休める場所はありますか?
(21) 2019/02/06(Wed) 21時頃
|
|
[アパートを離れあてもなく足を動かした。 桜が舞う春の陽気の中で顔を撫でる風が少しだけ冷たい。
やがて見つけた小さな公園。 その中の小さな二人掛けのベンチの真ん中に腰を降ろす。
カチリと安物のライターの石を鳴らす。 二度三度繰り返して漸く煙草に火が着いた。]
夢ん中でも味はするんだな。
[久しぶりに咥えた本物の煙草。 小煩い事務員に言われて最近は過熱式ばかりだったから。]
で、一体どうしろってんだ。
[思い出す、姉の顔を。 もう十年近く会っていない。]
(22) 2019/02/06(Wed) 22時頃
|
|
[───ザザ…ザザ…… 視界が揺れ、頭の中にノイズのような何か不快な音が響く。]
またか……。
[誰も居なかったはずの公園に見える二人の姿。 小学生ぐらいの男の子と少し大きい女の子。 二人ともグローブを着けてキャッチボール。
男の子がボール投げる。 女の子がボール受けとめる。
端から見ても女の子の運動神経はよくない。 それでも弟の投げるボールを必死に拾う。]
いつも……あんたが相手をしていたな。
[忙しく仕事に追われる良心に代わっていつも弟の面倒を見ていた。]
(23) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
|
|
[ メイに促され、電車からホームへ降りる。 >>21 手をつなぎながら歩く中、大きな桜の木と 根元に佇む人影が目に入る。 あれは恐らく、自分たちとは同じではない気がした。 ]
……ありがとう、何だか照れるわね。 私が、こう思うようになったのは 世間で言われる大人になってから。 目標を早くに持てるに越したことは無いかもしれないけれど、そういうのって自分のペースで良いと思うの。
[ まだ、というが彼女はまだまだ若いのだ。 生きていれば、何かしら見つかるだろう。 問題はその後だが――メイの言葉に、息が止まった。 ]
(24) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
|
|
休める、場所……。
[ 疲れてしまわないか。休める場所はあるか。 過る顔、言葉。言葉。 ]
……そうねぇ、疲れてしまうわ。 休める場所も、あると、休めてると思ってたわ。
[ 遠くを見るように、唇から言葉が零れる。 桜の根元へ向かっていたなら、着いただろうか。 向かっていなくとも、 桜の花びらはひらひらと舞っていた。 **]
(25) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
|
|
[───姉ちゃん!ちゃんとキャッチしろよ! 何度もボールを捕り損ねる姉に男の子は不満をぶつける。
───ごめんね、次はちゃんと捕るよ。 笑顔を絶やさない女の子は元気に男の子へ答える。
弟と姉、まるで二人だけが家族だった。]
これがどうしたって? 今更こんなもの……。
[思い出に浸れとでもいうのか? それとも姉に会うことをやめたのを責めているのか? ───誰が?───誰を───?責める?]
(26) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
|
|
[目を閉じて一秒かそれとも数十分か。 再び瞼を開いたとき景色に色が戻り頭のノイズも消えていた。]
何なんだここは。
[ペっと煙草を地面に吐いて足で踏みつける。 グリグリとなんども踏みつぶすように。 何がこんなにも苛つかせるのか。 遠い過去を掘り起こした”何者”か、それともこんなものを思い起こした自分自身にだろうか。]
(27) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
|
|
いっそ燃やしてやろうか。
[あの大きな桜の木を。 あれがこんなものを見せているというなら、いっそ。]
(28) 2019/02/06(Wed) 22時半頃
|
|
うん、大丈夫、急いでないっす まわりは色々急かしてくるけど、焦ってないから
[>>24自分のペースでいい、との言葉にはこう応える。 マコトさんが大人になってからってことは、多分、成人とか、学生を終えて社会人になってからとか、それくらいの時期だろうし。 なるほど女神でもぼくくらいの頃はまだ暗中模索状態だったようだ。
と、心のなかで思考していれば、不意に途切れた声。 なにかを考える──思い出してるっぽい、すこしの間隔。 彼女へと視線を向ければ、どこか遠くを見るような瞳。 はらり、ひらり。やわらかく散る薄紅たち]
──えいっ
[繋いでいた手をぱっと離し、ぎゅっと抱きついた。 ぎゅうって両腕で強めに抱きしめて、背中をぽんぽんってして、反応を待たずにさっと離れる。にかっと笑う]
(29) 2019/02/06(Wed) 23時半頃
|
|
ハグはストレスを30%も軽減するらしーですよ!
マコトさんの“休める場所”には敵わないかもですが、 疲れちゃったらいつでもゆってくださいね!
[叫びながら身をひるがえし、桜の木の元の青年へ向かって走り出す]
ヘーイ、ジェントルメン! おにーさんはナニモノなんだい!
[そしたら>>3>>4>>5この世界にまつわるアレコレが聞けるかな**]
(30) 2019/02/06(Wed) 23時半頃
|
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/02/07(Thu) 00時頃
|
[ 犬と、少年と、幼い自分。……そして、少女の声で紡がれる歌。その姿を見て、「やっぱりか」と思った。 なんせ、それは彼女の「生」のほとんどを占めていた。アイデンティティ……とでも、言えばいいのだろうか。 それなのにすべて意味をなくしてしまった。……すべて、重荷に変わってしまった。 ]
……。お別れしなきゃってこと?
[ 愛犬は死んでしまった。幼馴染とは連絡先すら交換していない。歌も辞めてしまった。 それが愛しい思い出であればあるほど、苦しい。 ]
……あ
[ 公園でうずくまって、泣く少年を見た。 幼馴染の少年は、いじめられていた。……正確にはいじめられそうなさとみを庇って、逆にいじめられたのだ。 ……「さとちゃんの分まで頑張る」なんて笑うくらいなら、いっそ、見捨ててくれた方が良かった。 結局不登校になって、顔すら見せなくなって、連絡も途絶えて、そのまま卒業と同時に引っ越して…… ]
ばっかじゃないの
[ どうして。 ……どうして何一つ、守れなかったんだろう。 **]
(31) 2019/02/07(Thu) 00時頃
|
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/07(Thu) 01時頃
|
[ 忘れていたもの、隠していたもの。 それを見つけるのは、容易かもしれないが。 それを見つめるのは、容易ではないかもしれない。
神様は、それを、提示する。 導くのは、私の役目だが、 答えを出すのは、彼らの役目。 ]
間違いなく言えることは、 此処にある「絶望」さえも、 無意味なことではない、ということ。
[ そう、誰に言うまでもなく、呟く。 その声は、風に乗って、もしかしたら、 遠くにいる人物まで、届くかもしれない** ]
(32) 2019/02/07(Thu) 01時頃
|
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/07(Thu) 12時半頃
|
[男の人の言葉<<137に、雛子は大きく目を見開いた]
人形作家……! 凄いですね。
[あまり聞いたことのない職業名に興味を惹かれた。この人が作る人形とはどのようなものだろう。可愛らしい少女? それとも陽気な少年? 初めて会った人なのに、彼が作る人形の姿を想像してわくわくした。あるいは、目的は違えども同じ絵を描く人に出会えたことに興奮していたのかもしれない。]
(33) 2019/02/07(Thu) 14時半頃
|
|
[興奮すると同時に、雛子は彼を少し羨ましく思った。彼は「人形作家を目指している」と堂々と言ったから。誰にも漫画を描いていると言ったことがない自分とは大違いだ。どうしたら、このようにはっきりと言えるようになるのだろう。
実際に聞こうとした時、電車が一度ガタンと大きく揺れて止まった。無機質な声のアナウンスが響く]
まどろみの……?
[聞いたことがない駅名だ。けれど、終点だから降りなければならないらしい。外はどんなところなのか、恐怖は少しも感じなかった。何故ならここは夢の中なのだから。
スケッチブックをしまい、再び男の人の方を見る。もう少しこの人と話したいと思った。絵も見せてもらいたい。一緒に降りることを提案しようとして、まだこの人の名前を知らないことに気づいた。そういえば自分もまだ名乗っていない。]
あ、あの。私、朝倉 雛子といいます。貴方の名前も教えて頂けませんか。 それと、良かったら一緒に降りませんか……?
[精一杯の笑顔を浮かべ、男の人に手を差し出した。*]
(34) 2019/02/07(Thu) 15時頃
|
|
といっても…端くれですよ。
[ 情けなく笑いつつ彼女の様子を見る。 良かった、引かれていない。それどころか興味を持ってくれている。 無機質な聞きなれない駅名のアナウンスが響き渡った]
まどろみの?
[ 奇妙な駅名だ、流石夢の中というか。 でも、今回は悪夢ではないらしい。あぁ、気持ちが良い夢だ。 この女の子ともう少し話していたかったのに。降りたら何処かで話せるだろうか。そう思っていたら彼女から誘ってくれた。
一瞬ドキッとしてしまった。自分と同じ事を考えているなんて。 とても嬉しい、わくわくする。どんな話をしようか。
あ、あぁ、名乗ってくれた。そうだ、まだ互いの名も知らない。 自分も名乗らなければ。]
(35) 2019/02/07(Thu) 15時半頃
|
|
是非、一緒に降りましょう。 俺は、賀沢 イアンです。
[すぅっと深呼吸をする。]
宜しくお願いします、雛子さん。
[よし、はっきりと名前が言えた。**]
(36) 2019/02/07(Thu) 15時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2019/02/07(Thu) 15時半頃
|
[ 焦っていない、という言葉に >>29 なら、良かった。軽く微笑んで。 ]
……、!
[ 唐突に、繋いでいた手が離れ ぎゅうっと抱きしめられたかと思えば 背中をぽんぽんとされる。 意識、思考は戻ったが、同時に混乱する。 ハグはストレスを軽減させる。 >>30 そして続く言葉に、少女の優しさを感じた。 ]
(37) 2019/02/07(Thu) 16時頃
|
|
って、もう!
[ 礼を言う前に、メイは走り出している。 慌てて追いかければ、桜の木の元にいたのが 若い男だと分かる。 おにーさんはナニモノなんだい! >>30 メイが元気よく話しかける。 なんとか追い付けば、男によるこの場所の話が 聞けるだろうか。 >>3 >>4 >>5 *]
(38) 2019/02/07(Thu) 16時頃
|
|
[物騒なことを口にしてようやく人の気配に気づいた。 夢の中だからか、それとも苛立ちのせいか、それは珍しいことではあった。]
よぅ、よく会うな。
[肩を出したラフな格好も、この町の季節感であればおかしくもない。]
……”視た”のか?
[何を? 辰巳とかいう男の説明通りであればおそらく”視て”てはいないはずだ、少なくとも自分と同じものは。 で、あればこの女の表情は別の何かを”視た”のだろう。]
辛気臭いツラだな。
[それはもしかしたらお互い様だったかもしれない。]
(39) 2019/02/07(Thu) 20時頃
|
|
……フカザワさんも、酷い顔じゃん。
[ >>39 相手に呼応するように、告げる。本当は、今すぐにでも誰かに縋り付きたかった。 ……けれど、相手の苛立ちからは、何か、同じように抱えた「重荷」が伝わるような気もした。 拳を握り、足を踏ん張る。 ]
……ね、フカザワさんって、名前なに?
[ 偽名だと悟ったわけではない。ファーストネームについて問うたつもりだった。……相手がどう捉えるかはわからないが。 ……少しだけ、彼の抱えたものを知りたくなった。 ]
(40) 2019/02/07(Thu) 22時頃
|
|
[>>37ぼくの女神、ちょっとは元気でたかなあ? 彼女の理想は綺麗事で、でもその綺麗事を笑わずまっすぐくちにできる大人ってどれくらいいるんだろうね。もうそれだけで、目がくらむくらいにはまぶしい。マジ女神。 >>38そんなマコトさんが追いつくのを待って、スーツの青年の話を聞く。
彼の名前は、じんぐーたつみ。 桜の木の神、ゾーイ。 ここはゾーイが守るまどろみの世界なんだって。
きたー、リアル神。 否定とか疑心とかはとくに沸かない。 ここが引き寄せられた夢のなかだと疑う気持ちはまるでない。 不思議だね、きっと心のどこかでわかってんだろうね]
ふうん、なるほど、隠した目標、願い、弱さ、絶望…… なかなかデリケートな部分に触れてくる感じ?
おにーさんは、ええと、タツミだから、たつみん? いや、それだと車内で会ったさとみさんと被るな? じゃあ、たっつんで
(41) 2019/02/07(Thu) 22時頃
|
|
ぼく、この桜の木、登っていーい?
(42) 2019/02/07(Thu) 22時頃
|
|
うるせぇよ。 元からこういう顔なんだよ。
[明るい表情をしていない自覚はある。もちろん努めて明るくしようなんてことを考えたこともないが。]
んなこと聞いてどうすんだよ。 そっちは”さとみ”だったよな。
[客と店の女。それこそ本名なんて本当は教えないところだろう。ただシチュエーションがシチュエーションだった。かたや店の客、かたや店を知らない者。それで仕方なく本名を教えた。事故のようなものだ。]
フミノリだ。 文学のブンに香典のデンだ。
[隠すような名でもなし。そもそも店の女の子に偽名を使う必要はなかった。実際、さとみの店でも”藤枝”の名を知ってる子は何人もいる。特に意味なんかない、たまたま”タバサ”には成り行きとか癖とかでそう名乗っただけ。 大体───名前なんか識別できればなんでもいい。]
(43) 2019/02/07(Thu) 22時頃
|
|
スカートの下はスパッツ履いてるから心配ないっすよ 神様の木で不敬だってゆーんなら、別の木、探すし
マコトさんは、どうしますか 街の探索、なかなかちょっとどうして 精神衛生的にハードそうな予感がしますが
[>>25休める場所もあると、休めていると思っていた。 その言い直したかすかなニュアンス。遠くなにかに想いを馳せる目。 かみさまゾーイは、なにがしかを抱えた人間を呼ぶという。 その抱えたものを独りで見詰めるのは、ひとによってはしんどいだろう。だれか傍にいて欲しいと思うかもしれない]
……えと、ぼっちでいたくない、なら、
[ついていきます、けど。 マコトさんの反応をうかがうように、そっと問いかけてみるのです**]
(44) 2019/02/07(Thu) 22時半頃
|
|
あはは。確かに元から渋い男前でした。
[ >>43 少し表情を崩して、はにかむ。誰かがそばに居るのは、やはり心強い。 ]
そうそう。さとみ。そのまんまひらがなでさとみ。
[ お店では源氏名で呼ばれているが、今の自分はただの「田端さとみ」だ。……むしろ、バイトの自分とは別人として扱われたい。 特に変な仕事だとも思わないが、正直、疲れる仕事だとは思うから。 ]
ふみのりさん?ふぅん、思ったより普通の名前だね。
[ 例えば治五郎とか友之進とか、そんな名前が似合う気がしてしまっていた。龍三郎とか。 ]
(45) 2019/02/07(Thu) 22時半頃
|
|
どんなのを想像してたんだよ、まったく。
[ふ、と少し気の抜けた笑い。 少しばかり嫌なものを視たせいだろうか”現実”で見知ったさとみと話をしていると少し気がまぎれる気がした。]
本当はフカザワでもねぇよ。 やる、捨てるなよ。
[手品のようにいつのまにか人差し指と薬指に挟まれた黒い名刺。 それをさとみに向けて差し出す。]
(46) 2019/02/07(Thu) 22時半頃
|
|
オフィス エフ 所長 藤枝 文典
(47) 2019/02/07(Thu) 22時半頃
|
|
フジエダだ。 こっちが本名だけど、別にフカザワでもいい。
[”フジエダ フミノリ”のイニシャルが両方F、だから「オフィス エフ」。 偽名のフカザワはエフに合わせて適当につけた。 偽名を使ったのと同じように本名を教えたことにも意味はない。 ただ、なんとなく。ただそんな気分だっただけ。]
さとみ、か。 いい名前だな。
[その名の響きは割と好みの音だった。]
(48) 2019/02/07(Thu) 23時頃
|
|
えっと……なんか、もっと渋くて時代劇に出そうな感じ?
[ >>46 素直に答える。相手から零れた笑みに、こちらもほっとした。空気が張りつめたままより、ずっといい。]
ん、名刺……?
[ >>47 渡された名刺をマジマジと見る。藤枝、という苗字は、なんとなくそれっぽい気もした。 ]
……!えへへ、そう?
[ >>48 いい名だと告げられ、頬が緩む。褒められるのは悪いものではない。 ]
(49) 2019/02/07(Thu) 23時頃
|
|
田端さとみ、だよ。フツーでしょ?
[ ヘラ、と笑って相手を見上げる。歌も、初恋も、大切な家族も、特別なものはほとんど過去になってしまったけれど、
普通の女の子、として笑う時間も、悪くはない。 ]
(50) 2019/02/07(Thu) 23時頃
|
|
フツーだな。 でも俺は好きだぜ、さとみって響き。
[別に世辞のつもりもない。 思ったままに口にした、それも自分にはそれも珍しいことだが。 珍しいついでにもう一つ思ったことを口にしてみようか。]
いい笑顔だ。 ”タバサ”のときよりも今のほうがずっといい。 店の外でも男が放っておかないだろ?
[───嗚呼、やっぱりそう。 客に向ける愛想笑いや、犬のことで見せた悲痛な表情や、さっきのような重い顔よりもずっといい。 いい名前だと言われて、それだけで喜ぶさとみ。それは余りにも普通の女の子の姿で、やはりこの娘は夜の街には似合わない。]
(51) 2019/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
[現実感のあるさとみとの会話。 どことなく安心する。 こうして誰かと話していれば忘れられるからか。 どこかに置きざりにした昔のことを、思い出すことをやめた誰かのことを。 そんなことを意識などしていなかったが。]*
(52) 2019/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
ほんと?ありがと。
[ >>51 少し照れたように頬を染めて、言葉を返す。 ]
やっばり色男って感じだね、ふみのりさん。 まあ、それなりにモテるかも?今は彼氏いないけど。
[ 藤枝と話すのは、気が楽だ。……過去と向き合いたい、と思う気持ちは変わらないが、気が晴れたようにも感じる。 何とかなるような、案外、未来は悪いものでは無いような……そういった根拠の無い展望だけれど、悲愴な気持ちがあたたかく、柔らかくなっていく。
過去は変えられないし、失ったものは戻らないし、思い出すのはやはり、心が重いけれど、 だからと言って、未来まで潰えるわけではないのだ。 *]
(53) 2019/02/07(Thu) 23時半頃
|
|
[ メイに追い付くと、男は語り始める。 >>41 ”まどろみの”。駅で見たその名前は、 この世界の名前、らしい。 もう一つの現実、桜の木の神、その使い……。 むしろ本当に夢であれば、と一瞬現実逃避してしまう。 抱えている、隠したいもの。 ]
?! 登る、って……、……私?
[ またもメイの言動に驚くが、 >>42 街の探索について聞かれ、考える。 >>44 周の反応をうかがうように問いかける 彼女は何を思っているのか。 ]
(54) 2019/02/08(Fri) 00時頃
|
|
…………そうね、ええ。 きっと、一人でも大丈夫よ。
メイちゃん、貴女って優しい子ね。
[ 大丈夫。きっとしっかりと言えただろう。 年下の、少女の優しさにむずがゆくなると共に 心が温かくなる。思わず顔がほころんだ。 これでは貰ってばかりだ、と内心呟いて。 ]
あなたは、どうかしら。 何を見ても、立っていられる? ――もし、立って居れそうにないのなら。 そばに居させてくれる?
[ 今度は、周がメイに伺うように問いかけた。 **]
(55) 2019/02/08(Fri) 00時頃
|
|
色男……?
[フっと思わず鼻で笑ってしまった。 そんな風に言われたことなんてないに等しい。 あってもそれこそ飲み屋の姉ちゃんの世辞ぐらいなもので、タバサ…いやさとみであれば世辞のつもりではないのだろうけど。]
まあ、でもさとみはそうだろう。 フリーっていうのは意外だったな。 彼氏が5人ぐらいいても驚かねぇよ。
[これは世辞というかただの冗談。 そんなに彼氏がいたらさすがに驚くし、それなら夜の街がもっと似合う女になってただろう。]
(56) 2019/02/08(Fri) 00時頃
|
|
………さとみ。
[───店をやめろ。 そう言いかけて寸でのところで言葉を飲み込む。
一体、今何を口にしようとした。
さとみとはただの客と店の女。 精々がただの顔見知り、互いに名前を知っているだけ。 こんな場所で出会ったからか、そこに縁でも感じたか? だが、それで何を言おうというのか、そんなことを言ってどうしようというのか。 逡巡のうちに、知らず、さとみから視線を外していた。]*
(57) 2019/02/08(Fri) 00時頃
|
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/08(Fri) 00時半頃
|
色男……っていうか、女好き? まあ、よくお店に来るくらいだし、当たり前っちゃ当たり前なんだけど
[ ちら、と相手を横目で見る。……まあ、充分かっこいい、とも、思わなくはない。 ]
……ムゥ。あたし、そんなにビッチじゃないもん。
[ 冗談だと分かりつつも、ちょっと不機嫌になってみる。 ……と、 >>57 空気が変わった。 ]
え?な、何?
[ 言いかけられてそのままだと、気になってしまう。しかも、目をそらされてしまえば、どうすれば良いのかわからない。 ]
えっ、まさか……
[ だが、心当たりはないでもなかった。 ]
(58) 2019/02/08(Fri) 06時頃
|
|
あたしのこと、好きなの?
(59) 2019/02/08(Fri) 06時頃
|
|
[ 思わず、素でそう聞いていた。 まあ、そういうこともあるだろう。自慢ではないが、顔も可愛い方だし、相手には聞かせていないが歌も上手いし、惚れられる要素はまあまあ揃っていると自覚している。 やー、あたしって罪な女だなぁ、なんて、能天気に思いつつ、
心の奥底で、否定されることを望んだ。
本当に好きになってしまったら、また、抱えるものが増える。 ……愛すれば愛するほど、その重量は計り知れない。 それは相手にとっても同じこと。自分が、重荷になるかもしれないということ。……例えば、かつての「彼」のように。 **]
(60) 2019/02/08(Fri) 06時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2019/02/08(Fri) 06時半頃
|
んー……ぼくは、まぁ、たぶん 桜の木に登る必要があると思うんで
[たっつんから木登りの許可は出たかな、どうかな。 >>54登る発言に驚かれたら首を傾げ、ちょっと困ったようにそう応える。 でも>>55マコトさんの言葉に首を横に振った。ぼくは優しい訳じゃない。 おぞましささえ蹴散らす綺麗なひとの綺麗な心に感動しているだけ。 その心が痛かったり苦しんだりするようなら、手を繋いでいたいだけ。 貴女がそうやって笑顔を見せるから、そのままでいてほしいなって、曇らないでほしいなって思っているだけ。 健全なひとって、不健全の人間からすると存在がもう暴力だよね、良い意味で]
ぼくはわりと大丈夫です ここでなにを見せられるか、 なにを受け入れなきゃならないのか なにを見つめなきゃいけないのか 大体わかっているので
(61) 2019/02/08(Fri) 09時頃
|
|
じゃぁ……えっと、いちおうここでお別れで 携帯も連絡手段もないですけど、 多分、会いたくなったら会える気がするんで
つらくなったらマコトさんを呼ぶから、 つらくなったら、呼んでください
[そう言って、もう一度ぎゅってマコトさんに抱きついたら。 まどろみの探索にぼくは向かうことでしょう**]
(62) 2019/02/08(Fri) 09時頃
|
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/02/08(Fri) 09時頃
|
は……?
(63) 2019/02/08(Fri) 10時頃
|
|
[ククっと押し殺したように喉を鳴らして笑う。 押し殺しきれず口の端が上がるのがわかる。 勘違いの方向が実に面白かったので揶揄い半分に乗っかることにした。]
そうだよ。 お前みたいな女は好きだぜ。 いいオンナだ。
[確かにモテるのだろう 整った顔、束ねられた長い髪、白い肩、ホットパンツから伸びる細い脚、外見は申し分ない。 加えてさっきの笑顔があれば大抵の男は簡単に落ちるだろう。]
お前はどうなんだ? 俺のこといいなって思ってるんだろ? それぐらいわかるぜ。
[断定。 犬の一件やさっきまでの反応を見れば夜の街でバイトをしていても中身はまだまだ初心。恩も感じているだろう、自分の味方だという感覚が残っているなら恐らく好意を抱かれているのは間違いないだろう。 だからこそ───危うい。]*
(64) 2019/02/08(Fri) 10時頃
|
|
─そうして、どこかへ─
[さて。残念に思えるくらい、ぼくはぼくをよく知っている。 だからわかっている。
ぼくがどれだけ狭量で、 ぼくがどれほど傲慢か。
暴力に怯えたこともなく、ひもじい思いをしたこともなく。 愛されなかったこともないんじゃないかな、家族仲も友人関係も良好だし。 感謝しているよありがとう。 でも本当の意味で感謝しているかと言われたらむずかしいな。 だってぼくにとって、それらはすべて当たり前に与えられているものだからさ。 なんだっけ「黒を知らない人間は、白の白さがわからない」ってやつ。 まぁ、贅沢よね。知ってる。わかってる。 だから絶望はしてないじゃん?生きあぐねているだけで]
(65) 2019/02/08(Fri) 12時半頃
|
|
[生物的に破綻してるぼくの価値とはこれ如何に]
(66) 2019/02/08(Fri) 12時半頃
|
|
[>>0:120「賢しいガキ」 ぼくにとってはこれ以上ない誉め言葉ですよね。 伊達にちゅうがくせーを拗らせてないよね。
将来って、なによ? 生きる意味って、なによ? 人生の価値って、なんなんよ?
それを押し付けてくるのは大体オトナ。他人ばっかり。 産まれることも選べないのに、意味を求められたってさぁ。 ならせめて、親と環境くらいは事前に選べるようにしとけよ神様って思うよね、マジにね。
そんなぼくの手元には、いつの間にか一冊の本。 ぼくは読んだことないけど、全世界歴史上最大級の超有名ベストセラーだ。そう、聖書。 何気なくぱらっと開けば、めくれたページは詩篇39章。 なるほど、伊達にひとを呼び込むかみさまの世界じゃないよね、よくわかってんじゃん?]
(67) 2019/02/08(Fri) 12時半頃
|
|
主よ、教えてください、わたしの終りを わたしの日数がどれほどなのかを わたしは知りたいのです わたしがいかにはかないのかを
[遺影の写真は、もう決めてあるの。 自分でもなかなかいい笑顔だと思うのよ。
でも多分、つかうことはないんだろうね**]
(68) 2019/02/08(Fri) 12時半頃
|
|
そう、メイちゃんが必要だと思うのなら、 きっとそうなんだわ。 ……登るのなら、気を付けるのよ?
[ 彼女なら木登りも難なく出来そうだが、 個人としても大人としても、注意を促す。 ”優しい”、それには首を横に振られる。 >>61 本人が否定するのだ、ならば押し付けたくはない。 ――ただ、周はそれでも、自身に見せてくれたそれは メイの優しさなのだと心の中で思うことにした。 ]
(69) 2019/02/08(Fri) 15時頃
|
|
[ 大丈夫です。 >>61 その言葉を信じることにした。 ]
うん、会えそうな気がする。 ……ありがとう、そうするわ。 メイちゃんも、遠慮なく呼んでちょうだいね。
[ ぎゅ、と抱き着いてきたメイを >>62 今度は自分からもぎゅ、と抱きしめ返す。 そうして、メイが向かった先とは別の方向へ。 **]
(70) 2019/02/08(Fri) 15時頃
|
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/02/08(Fri) 18時頃
|
……やっぱり色男じゃん
[ >>64 からかわれて、顔を赤くする。どうやら向こうの方が上手らしい。]
…………。 まあ……悪くないって、思ってるけど……
[ 歯切れの悪い返事しか返せなかった。もう少しどうでも良い感情ならば、「試しに付き合っちゃう?」くらいは言えたかもしれないが……。 そこから先の言葉を紡げない。……先に進むことが、段々と恐ろしくなってきていた。 ]
(71) 2019/02/08(Fri) 20時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2019/02/08(Fri) 20時半頃
|
揶揄ってるように見えるか?
[一歩詰める。 その躊躇いこそさとみが“ここ”にいる理由だろうか。 歯切れの悪さは、こちらに対してどうこうということではなく、さとみ自身の中に理由がありそうだ]
他に気になる男でもいるのか? いるなら早めにそう言えよ。
[また一歩詰める。 彼氏はいないと言ったが、それが好きな男がいないということにはならない。辰巳の話によればここにいるということは、秘めた何かがある。さとみの場合はそれが戸惑いを生んでいるのかもしれない。]
(72) 2019/02/08(Fri) 21時半頃
|
|
……。
[ "彼女"の問いかけに、瞬きを一つ。 ]
……登っていい、と。 その問いを投げかけた人は、 あなたが初めてですね。
[ そう答える。 ]
……何の目的があるのかは、 私には計り知れないですが。 大抵のことはできますよ、この世界では。
[ ただ、と付け加える。 ]
(73) 2019/02/08(Fri) 23時頃
|
|
……。
[ どこからか聞こえた声>>28に、反応するように。 ]
……出来ないことは、そうですね。 この世界を、滅亡させることですかね。
それ以外だったら、それなりの事はできます。 便宜上物理法則にのっかってるだけ、といいますか。 私の特権で出来ることもあります。
[ それは、目の前の少女に対してではなく、 聞こえた声に対する物だった。
本気でこの世界を滅ぼすならば、 この世界ではなく、「現実世界」で、 「全ての人類を滅ぼす」必要があるから。 ]
(74) 2019/02/08(Fri) 23時頃
|
|
……まあ、何はともあれ。 私に許可を取らなくても、いいですよ。
もっとも、神が許すかは私にも分からないですが。 本当にこの神様は、気まぐれなんで。
[ そう言って、薄く笑ってみせる* ]
(75) 2019/02/08(Fri) 23時頃
|
|
― 桜の木の前→街の、どこか ―
[ 当てもなく歩く。 まさにその言葉の通り、ただただ歩く。 歩いて、歩いて、変わる景色。 だが必ず、桜の花びらがひらひらと舞っている。 それがまるで、 どこまで行ってもここからは出ることが出来ないと 言っているかのようで。まるで箱庭だと思った。 ]
……随分歩いたけれど、多分、戻れる……わよね?
[ 何となく、来た方向は分かるが。 歩きすぎてふと少し不安になる。 ]
(76) 2019/02/09(Sat) 00時頃
|
|
――ま、なんとかなるわよね。
[ そう、切り替えて。 気づけば、視界に入る見覚えのある店。 少し古びた、しかし手入れのされた喫茶店。 なぜ、こんな所に――と思うが こんな世界だからこそ、なのだろうと。 ]
……こん、にちは〜……。
[ 意を決して扉を開ける。 カラン、コロン。 今の今まで、街の中では誰にも出会わなかった。 この中もそうだろう。 そう思いながらも、声をかけてしまう。 ]
(77) 2019/02/09(Sat) 00時頃
|
|
─どこかへゆく、前。桜の木で─
えっ、たっつんの許可なくてもいいの
あー、まぁ神が許さなかったり、いやがったら、ゆって? ぼくじゃ声?とか聴こえないしさ
[>>75そっと笑ってくれたたっつんに、笑って肩をすくめてみせる。 しかし、この世界を滅亡させる>>74ってすごいパワーワードだな。 ある意味、ここってネバーランドじゃん? ここから出たくない、帰りたくない、ってひとはそこそこ居そうだと思うけど、破壊したいって。すげぇな。コドモじゃなくてオトナの発想だな、きっと。
じゃぁ遠慮なく登ろうかな、って手頃な枝を探していれば。 >>69気を付けるように、と優しく諭すマコトさんの声。 その言葉には、ちゃんと、まっすぐ、彼女の目を見てうなづいた。
ぎゅって抱きしめたぼくの腕に、ぎゅっと抱き返されたマコトさんの腕。>>70 離れれば、じゃあね、と笑って手を振り、ぼくは堂々と聳える御神木?へと昇り始めるのです*]
(78) 2019/02/09(Sat) 00時頃
|
|
『えっ……周?』
[ 色んなものが止まった。 返事が返ってきたことも、 店内に人がいたことも、 その相手が、絶賛喧嘩中の恋人だったのも。 驚きで、間抜けな顔をしていただろう。 それを直ちに直し、問う。 ]
えっと……。晴は、何時からそこに……?
『何時からって……気づいたら? まぁ、座りなよ。』
[ 恋人、晴も神様に呼ばれたというのだろうか。 一先ず、促されるまま店内へと入る。 ]
(79) 2019/02/09(Sat) 00時頃
|
|
[ 傍からは、殺風景なフードコートの様な場所に 入っていくように見えただろうか。 **]
(80) 2019/02/09(Sat) 00時頃
|
|
……そうですね。 その時は、声に出します。
[ もっとも、この曖昧な世界。 何が起きてもおかしくはない。 ]
……それにしても。 本当に、珍しいですね。 ご神木だと分かったら、 触らないようにする人が多いのに。
[ そう、虚空に話しかける。 特にここ10数年は見ていない気がして。* ]
(81) 2019/02/09(Sat) 01時頃
|
|
─そうして、どこかへ。桜の木の上へ─
[そんなわけで、ぼくはむせかえるほどの花びらのなか、ぶっとい枝に腰掛けながら>>68こうして聖書なんかを朗読しちゃってるわけだ。
目の前には、いつの間にか小学校低学年の女の子。 花びらの隙間から下を覗き込んで、だれかと会話をしている。
──すごくきれいだよ、おかあさんもおいでよ! ──メイ、だめよ、やめて、あぶないわ、おりてきて ──だいじょうぶだよ、おかあさんもはやく! ──おねがい、おりて、もし、もしおちたりなんかしたら ──ええー、めいだいじょうぶだもん ──おねがいだから、おりてきて、あなたはたいせつな
バタン。聖書を閉じれば声は途切れた。 女の子の姿も消えている。はらはら舞う桜の花びら。隙間から見える、どこまでも青い空。 あらあら、まったく、のどかですこと。 大きく一回ため息をついて。目をつむった。 さっきのは幻ですかね、記憶ですかね。その両方ですかね]
(82) 2019/02/09(Sat) 01時頃
|
|
[──あなたは大切な、大切な、たったひとりの娘なんだから。
一言一句、たがわず覚えてる。 すごく綺麗な景色を母親にも見せたかったけど、あんまりにも泣きそうな顔をするもんで、すぐにおりたし、それ以来、結構好きだった木登りはやめた。
うちの両親は、結婚は早かったけど、なかなか子供に恵まれず、色々大変だったらしい。 分家ではあるけど、本家にいちばん近い家で、父は長男で、どうにかこうにか授かったぼくは、マジに愛されていたし、マジに大切にされていたし、文句なくしあわせにしてもらっていたと断言できる。 ぼくも両親が大好きだったし、今でも表面上はあの頃とおなじように過ごしてる。
じゃぁなんでこんなに生きることに屈託してるかって?
中学に入ってから気付いちゃったんだよ。 ぼくは女の子しか好きになれないって。恋愛的な意味で。性的な意味で。 結婚をして、子供を産んで、家を継いでいく。 それを期待されていると知っていて、ぼくは応えることができない。 むしろ失望させるんだろうな。されるんだろうな]
(83) 2019/02/09(Sat) 01時頃
|
|
……さんじゅうまで生きてたくない
[いいひとはいないの?結婚はしないの?子供の顔はいつ見られるの? そういう話題を避けられない年齢になる前に、どうにもならない理由で死にたい。 悲しいけれど、しょうがないよね。そう納得してもらって諦めてほしい。
右手首のリストバンドをそっと撫でた。
よーするに、ぼくはアクセプタンスがうまくいっていないのである。 愛しているし、愛されている人々を、失望させるしかない自分を、ぼくはどうにも赦せないのである。 ぶっちゃけきらいで、はやく死ねって思っているのである**]
(84) 2019/02/09(Sat) 01時頃
|
|
いる……っていうか…… 「いた」だけど……
[ >>72 その言葉にうまく返すことができない。 ]
……これ、聞くんなら、ふみのりさんのことも話してよ。
[ 口について出たそれは、興味や、好奇心などよりももっと激しい「相手を知りたい」という想い。 ]
話してくれ、たら……。 ……。
[ 相手のことがわかるし、どうすればいいかも分かる、かもしれない。 けれど、それは……退路を断つこととも同じで、怖くなる。]
あ、あたしもちゃんと、 ……ちゃんと、話すから。
[ それでも、しっかりと目を見て告げた。**]
(85) 2019/02/09(Sat) 01時頃
|
|
俺のこと? ……聞いてどうする。
[選択肢は三つ。 適当なことを口にして嘘をつくか、誤魔化すか、素直に話すか。 或いは、この女をモノにするだけならそんな問いは無視して強引に迫るだけで事足りるかもしれない。]
俺の重荷は俺だけのものだ。 お前には関係ねぇし、肩代わりもできねぇ。
[当たり前のこと。 だが、さとみは他人が背負う重みを何故だが自分のものの様に考えてしまうきらいがある。 だから、話をすることに躊躇があったが。]
……俺には姉がいた。 5つ上の、腹違いの姉だ。
[話を始めたのは、その目が余りにも真剣だったから。]*
(86) 2019/02/09(Sat) 01時半頃
|
|
……知りたいって、理由じゃだめ?
[ じっと目を見る。>>86 の言葉には、はっと息をのんで目を伏せた。 ……藤枝だって、抱えてそのまま落ちていきそうな気配は否めない。さとみとて、別に、肩代わりをしたいわけじゃない。 ただ、ただ、「好きな人に不幸になって欲しくない。それくらいなら潰れる前になにか言って欲しい」……言ってしまえば、いつだってそれだけなのだ。 ]
……お姉さんがいたんだ。意外、かも。
[ それだけ告げて、静かに耳を傾ける。話のさなか、相槌くらいは打ったかもしれない。** ]
(87) 2019/02/09(Sat) 02時頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2019/02/09(Sat) 02時頃
|
───俺には姉がいた。 子供に興味のない両親は家に寄り付かず、俺と姉、二人だけが家族だった。だが、大学へ進んだ姉は夜の街で働くようになり、クズみたいな男に引っかかって身を崩した。元々夜の街なんか向いていない人だったし、だから簡単に騙された。そうなったらあとは落ちるだけ、風俗嬢に身を落とし薬に溺れて心を病んだ。気づいた時には俺のこともわからないぐらいになっていたさ。 今も姉は療養施設にいるがもう十年近く会っていない。
(88) 2019/02/09(Sat) 06時半頃
|
|
俺はそれがきっかけで街の裏側で生きる様になった。 今でこそ小さな事務所を構えているが、初めは姉の治療費なんかを作るために、汚いことも危ないことも、金になるならそれこそ何でもやった。 だが姉の症状は一向に回復しなかった。いつしか俺は姉に会うこともなくなり、数ヶ月に一度送られてくる報告はいつも同じ内容。 そんなことにもすっかり慣れてしまった。
(89) 2019/02/09(Sat) 06時半頃
|
|
別に大したことじゃない。 街に行けばいくらでも転がってる話。
[“まどろみの”で姉の姿を幻視したのは、姉からも遠ざかった自分への罪悪感だろうか。それともかつての姉と二人、家族だった頃への未練か。]
……それだけだ。 [大した話ではない。特別隠す様な事ではないし、特別言い触らすような話でもない。探せばその辺にいくらでも転がってるような話。 だが、姉の話を誰かにしたのはこれが初めてだった。]*
(90) 2019/02/09(Sat) 06時半頃
|
|
……。そうだったんだ。
[ 思わず、言葉に詰まった。……正直なところ、仕事については軽く考えていた。不幸な話を耳にすることは、まあ、確かにあったけど、まあいいや……とすら、思っていた。 今、ここで、現実的な重量を持った話を聞くまでは。 ]
そっか、だから、優しかったんだね。ふみのりさん。
[ ぽつり、と、本音が漏れる。……そこから次々と、言葉が溢れ出す。 ]
あたしね、昔からモテたんだ。 だから、幼馴染の男の子も、あたしのこと好きって言ってくれた。 ……ほら、この前死んじゃったわんこの話したでしょ?……その……ジョンの、名付け親になった子。
[ 引きずった重荷を降ろすように、……自分を許すための、懺悔のように。ゆっくりと、吐き出していく。 ]
だから、いじめられそうなあたしを庇って、逆にいじめられて……。 そのまま、潰れちゃった。 学校に来れなくなって、連絡にも返さなくなって、自殺未遂起こすまでになったから家族で引っ越したの、その子。
[ ……嗚呼、そんなことになるくらいなら、 ]
(91) 2019/02/09(Sat) 07時頃
|
|
一言くらい、何か言ってくれた方がマシだった。 ……恨み言のひとつくらい、あった方が、まだマシだった。
[ 元気になって欲しくて、歌った。……けれど、離れてしまった以上、感想を聞くことすらできない。聞いているかどうかすら、もうわからない。 ]
あたしさ、歌手になりたいって思ってたの。その子のために。褒めてくれたの嬉しかったから。 でも元気づけらんなかったし、路上ライブとかで誰が聞いてんのかわかんないまま歌うのもやんなっちゃって……
[ なんのために歌っているのか分からなくなれば、気力が折れるのも時間の問題だった。 ]
もう全部やめちゃえって思って、周りのコみたいにテキトーに生きようって……でも、 なんかさ、消えてくんないの。忘れさせてくんないの。……もう、恋とかそんなんですらなくって……呪いだよ、こんなの。
[ ボロボロと感情が、涙になって溢れていく。 ]
ふみのりさん、平気で嘘つける人でしょ? ……やばいことなっても、たぶん黙ってる人でしょ?
[ 「あの日」、彼が嘘をついたって、本当は気付いていた。 ……そういう人ほど愛しくて……そして、悔しいのだ。 *]
(92) 2019/02/09(Sat) 07時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2019/02/09(Sat) 08時頃
|
馬鹿言うな。 俺は正直者だぜ、嘘なんかつかねぇよ。
[まるで嘘つきのパラドックス。 感情を露わにするさとみの腕を掴んでグイと抱き寄せると自分の胸にその顔を埋めさせる。 拘束する力は強く、それでいて柔らかに。]
泣き顔は好きじゃない。 しばらくこうしてろ。
[さとみの体温が伝わってくる。]
(93) 2019/02/09(Sat) 08時半頃
|
|
……いいじゃんねぇの、忘れなくたって。
[黙ったままさとみの身体を抱いていたが、しばらくして口を開いた。]
本当は忘れたくねぇんだろ? そいつのことが好きだったこと。 助けられて嬉しかったことも。 失って哀しかったことも。
[消化できなかった想いは心の内側で燻り続け大きな傷となって残り、いつしかその痛みが全身を苛んでもう忘れたいと願うけど。]
お前にとって全部大切なもんなんじゃねぇのか?
[きっとそれは忘れられないのではなく、忘れたくないのじゃないだろうかと思う。]
(94) 2019/02/09(Sat) 08時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2019/02/09(Sat) 14時半頃
|
……ふむ、ふむ。 どうやら神様も、「メイ」さんに興味津々、というところですね。 よかったですね、メイさん。
[ たぶん、それを感じ取る術はないだろうけど。 そんな事を風に乗せて届けた。 ]
……さて。
[ 視線を元に戻し。 ]
……まだ、ホームに2名ほど、ですか。
[ そう言って、辰巳は空を見上げる。 ぴゅう、と風が吹き、その姿が、 空気となって溶けて行く。 ]
(95) 2019/02/09(Sat) 18時半頃
|
|
……こんにちは、はじめまして。 まどろみの世界へ、ようこそ。
[ そう言って話しかけたのは、 「イアン」と「雛子」。 名前は神様から聞いていたので問題ない。
まだホームから降りられていないならば、 どうぞこちらへと案内しようか。* ]
(96) 2019/02/09(Sat) 18時半頃
|
|
……。なら、嘘ついたら怒るかんね。
[ >>93 そのまま、抵抗せず抱き締められる。 ]
大切……。
[ >>94 その言葉で、ストンと、何かが胸に納まった気がした。 ]
そっかぁ……。うん、そうかも。
[ 落ち着くのは言葉の力か、それとも、体温のおかげか。 とにかく、今は、しばらくこうしていたいと思い、目を閉じた。 ]
(97) 2019/02/09(Sat) 19時頃
|
|
ふふ、あったかい
[ 今はただ、その心地良さに抱かれていたい **]
(98) 2019/02/09(Sat) 19時頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2019/02/09(Sat) 19時半頃
|
―電車の中ー
[一緒に降りることを了承してもらえて、雛子は嬉しくなった。 男の人は、賀沢 イアンさんというらしい。]
イアンさんって、変わったお名前ですね。
[思わずくすりと笑ってしまった。慌てて頭を下げた]
笑ってしまってごめんなさい。 では、出てみましょうか。
[雛子はそう言って、電車の外へ出て行った。 不思議な駅へ。軽い足取りで。 ひとりで電車にいた時よりは、幾分か明るい気持ちで]
(99) 2019/02/09(Sat) 20時頃
|
|
[預けられたさとみの身体を緩やかに抱きしめたまま、まるで子供にそうする様にかるく頭を撫でゆっくりと落ち着かせる。 ハグはストレスを30%も軽減するというが、確かに人と触れ合うことはどこか安心させる効果があるようだった。]
抱き心地がいいな。
[フっと微笑んで耳元で囁いた。 まるで悪戯を思いついた子供の様にどこか愉しそうに。]
それじゃ……行くか。
[少し身を離して親指で自分の後ろを指し示した先にはホテルの看板。 揶揄いが半分、本気が半分。]
どうする? 嫌ならやめとくぜ。
[意地悪な笑みを浮かべて試すように問いかけた。]*
(100) 2019/02/09(Sat) 20時頃
|
|
―まどろみの駅・ホーム―
[降りた駅は、ありきたりな無人駅のホームだった。今は少し珍しいかもしれないけど、それだけで何の変哲もない古びた無人駅。 現実と変わらない駅で、それでも一際異彩を放つのは、やっぱりというか、満開の桜の巨木だった。]
綺麗……。
[小さな声で呟く。薄桃の花を纏う桜はとても綺麗だった。太く力強い樹木と対照的に、舞い散る花弁はどこか儚げで、幻想的という言葉がよく似合う。
暫くぼうっと見ていたが、隣にイアンさんがいるのを思い出して慌てて振り返った。]
ここから、どうしましょうか。 どこかに移動しますか?
[その時、桜の木の傍にひとりの男性が立っているのに気づいた。>>96 黒いスーツを着た人。 ようこそと言われて、雛子はきょとりと首を傾げた。]
貴方は、誰なのでしょうか?
[不思議な雰囲気の人に、少し緊張した。*]
(101) 2019/02/09(Sat) 20時頃
|
|
─ 別の時、別の場所 ─
[それを見たのはいつのことか。 駅を出てすぐだったか、それともしばらくたってからだったか。 この街の不思議な空気が時間の感覚すらも曖昧にしていた。]
……ん?
[殺風景なフードコートの様な場所に一人でふらふら入っていく。 たしか電車の中でさとみと一緒にいた女だったと記憶している。]
おい、あんた……。
[まるで幽鬼のように、何かに引っ張られるようなその姿を早足で追い掛ける。]
おい、大丈夫か?
[こちらの声は耳に届いただろうか。]
(102) 2019/02/09(Sat) 20時半頃
|
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/09(Sat) 20時半頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2019/02/09(Sat) 20時半頃
|
― 回想 ―
[ 「お前、日本人だろ」「なんだよその名前は」
彼女の言葉で、過去の言葉を思い出した。
「賀沢 イアン」変わった名前だと自分でも思う。 アニメマニアの両親がキャラクターの名前からとったものだ。
好きだから、は勿論。"このキャラクターのように優しい男に育つように"と名付けたそうな。
俺も、"イアン"というキャラに憧れている節があるので気に入っている。]
(103) 2019/02/09(Sat) 20時半頃
|
|
……申し遅れました、わたくし。 この世界の神の使い。 神宮 辰巳、と申します。
このまどろみの世界には、神様がいます。 ゾーイという、少女であり、この桜の木に宿る神様。 それのお手伝いをしております。
[ そう言って、ひとつお辞儀をする。 ]
……あなたたちのお名前は、ゾーイから伺ってます。 もし行く当てがないのならば、ご案内いたしましょう。
[ 進言した言葉。 彼女たちの内なる思いを思い出すものも、必ずある。 その言葉も付け加えて* ]
(104) 2019/02/09(Sat) 20時半頃
|
|
― まどろみの駅・ホーム ―
あはは…。でもカッコイイ名前でしょう。
[ 変わった名前と言われるのは慣れている。自覚もしている。
彼女と共に降り、辺りを見回す。 人里離れた田舎駅に、一際目立つ桜の木。
窓越しで見たものより迫力があり、思わず声が漏れる。 なんて美しい木だ。桜をモチーフにした人形も良いなぁ。
そんな呑気な事を思う。]
あぁ!そうですね…色々場所があるみたいですし…。
[ 桜に隠れていたが、よく見たら様々な施設がある。 何処へ移動しようかと考えていた時、黒いスーツの男性に声をかけられた。>>96
(105) 2019/02/09(Sat) 20時半頃
|
|
不気味とすら感じる雰囲気に驚き、思わず一歩下がってしまった。]
え、えと…貴方、どちら様ですか…まさか、襲う気ですか…
[ 忘れていた、ここはあくまで"夢の中" 悪夢にすらなりえるんだぞ。この男の正体も怪物かもしれない。
イアンは男を警戒するように見つめた。 **]
(106) 2019/02/09(Sat) 20時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2019/02/09(Sat) 21時頃
|
[樹の股にごろりと寝そべって、ひとつ、大きなため息をつく。 >>81たっつんは、かみさま、っつかゾーイがいやがったら言ってくれるって請け負ってくれたし。 つまりイマトコいやがられてないんだろう。 幹をてちてちしてみる。ふつうに硬い。 面に耳を押し当てれば、水の流れる伊吹の音が聞こえるのかな?つか神の木って生きてんの?どうなの?花びらは散ってるわりに減ってないみたいだけど。
たっつんは「御神木とわかっていて触るひと珍しいって」ゆったけど、まぁなにがしかの神の怒りに触れたところでぼくはあんまり困んないんだよね。ころしてくれるならむしろ本望だしね。 いや、いやがることを積極的にやりたい訳じゃないから、いやがられたら自粛するけども。
そうやってだらだら現実逃避(ここは夢のなかで現実じゃないけど)していたら、ふと聴こえたたっつんの声>>95]
ねー、たっつんー、ウザがらみしていいー? っていつの間にかいない!マジか!
(107) 2019/02/09(Sat) 21時半頃
|
|
[ごろっと樹上で俯せになって、花びらの隙間から下を覗いたら、そこにはもうたっつんの姿はなかった。>>95 瞬間移動かよ。解せぬ。まぁ夢の中だしなんでもアリだよな。 緩慢に周囲へと視線をさまよわせ、たっつんの姿を探してみる。 別にいなくても全然いいけどまぁ惰性で。さっきまで話してたし。
とか考えていたら、すぐに見つけた。>>101>>106 なーんだ、かみさまのお客さんを迎えに移動しただけじゃんね。 ちょっと離れてるから、彼らの会話までは聞こえないけど、あんまり歳の変わらなさそうな男女。ぼくよりは年上ぽい。でもマコトさんやフカザワのおいちゃんみたいな自立してる感じがないから、学生さんかな。 さとみさん?さとみさんはよくわかんなかった。学生さんぽかったといえばぽいけど、でもなんか、働いてるって言われれば頷いちゃう感じ。
幹に頬を寄せて、軽くてちてちしながら独り言ちる]
ぼくに興味津々とかゆっておいてー まだまだひとを招いてるじゃないですかーやだー
ゾーイさんのうわきものー なーんてね
(108) 2019/02/09(Sat) 22時頃
|
|
──……って、あれ十朱高校の制服じゃん?
[はっと思い当たって、がばりと身体を起こした。 >>0:17ダサいと評判のなかなかオンリーワンな制服なので、ほぼ確定でいいと思う。ぼくの進学先。 マジか。えっ、何年生だろう。もしかして現実で会ってたりするんですかね。
桜の木の上から、じっと女の子を見つめてみる。 ──遠いから、ここからじゃよくわかんないな?*]
(109) 2019/02/09(Sat) 22時頃
|
|
[ 店に入る時。何か聞こえただろうか。 >>102 けれど、それよりも。 晴の向かいへと座る。 ]
『……まさか夢にまで見るとはなぁ』
[ そう、少し困ったように晴は笑う。 周がキリッと見えるとすれば、 晴はおっとりしているような優男の様な外見だろうか。 そしてその姿は、 傍から見える事も、見えない事もあるだろう。 ]
(110) 2019/02/09(Sat) 23時半頃
|
|
……夢でまで、会いたくなかったかしら。
[ ぎこちなく、少しスネたように答える。 つい先日、大喧嘩をしてから会っていなかった。 それが、晴は本当に夢だと思っているのだろうが こうして会うとは思っても居なかった。 ]
『まさか。いや、会ったら何を話せば、とか そういうのは考えていたけど……でも』
[ 周に会いたくない、と思ったことは無いよ。 柔らかく笑みながら言う晴に、周はため息を吐く。 ]
全く、貴方は……。私だって……同じよ。
(111) 2019/02/09(Sat) 23時半頃
|
|
[ 恥ずかしげもなく、 歯の浮きそうなセリフを幾らでも言える。 それも、素で。 そういうところが好ましくも、苦手でもあった。 ]
『! 本当に?』
[ 驚いたような晴に対して、周はムッとした。 それを見て、慌てて晴は訂正を入れようとする。 ]
『いや、だって……周、昔に比べてどんどん 自分を律するようになっただろ。 弱音も吐かなくなったし、しっかりしてきたと思う』
(112) 2019/02/09(Sat) 23時半頃
|
|
『それは良いと思う、けど。 ……全部ため込んで、吐き出すことなくなっただろ』
[ 大人になったのだから、それらしくしなければ。 そう思って、 全部全部飲み込んで、吐き出さないように。 気が付かないうちにそんな風になって、 それが正しい事なのだと、思うようになった。 それを、今、気が付いた。 *]
(113) 2019/02/09(Sat) 23時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る