218 The wonderful world
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ー エリアB:区役所付近 ー
ン、あァ……
[数日続くと新鮮味も失せてきた目覚め。日々毒づいても待遇は変わらないらしい。 相変わらずのコンクリの温度に、呻き声をあげて起き上がる。 ……はてさて、今度は何事か。
昨日、音のする方へと向かったものの、事は済んでいた記憶ならあるのだけれど。 ということは、そのあたりで一日がリセットされたのだろう。 ……ミッションを待つしかない。
その時、そんな心中お察しします、とばかりに、携帯が鳴った。>>#0]
(0) 2015/03/12(Thu) 12時頃
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常夜の哲学者共、と。
[ため息。ポチポチと古臭いガラケーのボタンを操作しながら、地面の上、座り込んだまま画面を見つめ。 振り向けば、コドモも同じように液晶を見つめていただろうか。 億劫げに口を開く。]
……哲学者に心当たりはねェが、あっちかねェ。
[指差すのは北東、E地区上部、イクリプスシティのあるあたり。 ……コドモから白い目を向けられている気がするが、気にしないでおこう。]
日食だろ、イクリプス。
[脳筋と呼ばれど、父親の権力という名の呪文を使うには一定のレベルが必要でしたので。特に英語は何と無く、でなんとかなるのが愛おしい。
これまでの謎解き。『西のもののふ』『黄泉』それらと同じように頭の文言が施設や地名を指すならば、男にはそこしか思いつかなかった。 ……あそこにはプラネタリウムもあったっけな、ともごもご呟いて。]
(1) 2015/03/12(Thu) 12時頃
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……まァ、暗いだけならこの間のトンネルも暗いが、仮にもゲームっつーなら余程性格の悪い主催者がいねェ限り、除外して良いだろうよ。
[……赤髪と知り合った後では多少不安である。
どうだ、と振り返るのは、コドモの顔。 ……それ以前に、男には解決しなければならない問題があるのだが。**]
(2) 2015/03/12(Thu) 12時頃
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[いつもに増して気怠げな面持ちで、動き出すでもなく男は煙草を一本取り出し火を点けた。 はぁ、とため息と煙とを一緒くたに吐き出し、ぼんやりと空を見上げて一言。]
……煙草、切れる。
[はぁ〜と再度気怠げな素振りを見せるが、こう、のんびりしている場合でもなかったりする。 なんせ、手持ちに残りは4本。 ここに来てからのペースで吸っていれば、恐らく今日中。遠くない未来に空っぽになるのが見えている。 困った。]
だから、ま、コンビニか何か探す感じで。
[ひらり、誤魔化すように手を振る。]
……コーヒー位なら奢ってやるから。
[小言は勘弁しろ、と言外に含ませて、漸く重い腰を上げた。**]
(7) 2015/03/12(Thu) 15時半頃
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[ゆるゆると足を踏み出して、ひとまず北上。 特に当てがある訳でもないが、これまでに足を踏み入れた覚えのない所に向かう方が、目当てのモノは見つかる気がして。 奇妙な空間で目を覚まして早4日目だが、男に風景を楽しむ気がなかったからか、コンビニなどという何処にでもありそうな建物を見た覚えがない。 ……今まで目撃しなかった、というよりは、見落としていた可能性の方が高そうだが。
実際、周囲を気にして歩みを進めれば、然程経たぬ内にソレは見付かって。]
あー……アレか、ステッカー? ま、とにかく、入れるって事だろ。
[軽快な音と共に開く自動ドア。大手チェーンの青いコンビニ。 流石に店内に踏み入る前に、あと少し残った煙草は揉み消した。 ……吸い殻の山に突っ込んでから思う。少し勿体無くはなかったか、と。時既に遅し。]
(47) 2015/03/12(Thu) 23時頃
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ー エリアB:コンビニエンスストア ー
[レジへ直行する直前、思い直して雑誌コーナー付近の雑然とした売り場へと。 歯ブラシや剃刀など、簡単な旅行グッズが並ぶ中、目当てのモノを手に取る。 待望の耳栓。もっとも、旅行中の安眠を保証する程度のモノなので、大した効果は期待できないかもしれないが。 ないよりはマシだと思いたい。]
……なんかいるモンあったら買っとけよ。
[一応、共に店内に入ったはずのコドモにも声をかけて。 男はゆらりと長身を揺らしレジへ。 番号で指定した煙草を数箱と、ぶっきらぼうな「アイスコーヒー2つ」という言葉。
オーダーの際、カフェを彷彿させるようなドリンクの品揃えに戸惑ったのは、悟られぬように。 期間限定:アイスモカ。是非ご一緒にマカロンを!だとか。 ここは確かにカフェではなくコンビニのはずだが。
ーー数日前心配した財布の中身は、今のところ無事だった。]
(48) 2015/03/12(Thu) 23時頃
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[レジの横、山積みにされたシロップやフレッシュの類からストローだけを2本抜き取り、1つをアイスコーヒーと共にコドモに手渡す。 残った自分の分にも同じように。 早速ストローを刺して一口。
店を出たら、買ったばかりの袋を開けて、耳栓を一組コドモに、一つは自分のポケットにねじ込み。 ……今後とも、大きな音を立てる気満々なので。
さて、また北へと歩き出そうか。**]
(49) 2015/03/12(Thu) 23時頃
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― 地区C:クレープ・ヘグリ付近 ―
[ここ数日のように先を急がなかったことに具体的な理由はない、が。 昨日走り回った挙句、徒労に終わったことが全く関係ない訳ではないと思う。
アイスコーヒー片手にふらふらと道を行く姿は無防備そのもの。まあ、別に。 何も毎日テメーらの出すミッションとやらに必死になってやると思うなよ、と天邪鬼が顔を出す。
……そんな時、漂う良い匂い。 男が何の気ナシに通り過ぎようとした建物の前で、足を止めたコドモがいただろうか。*]
(62) 2015/03/13(Fri) 00時頃
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あ、ちょ、お前、コラ。
[ふらふらと1軒の建物へと歩み寄るコドモ>>65に、慌てて声をかけたが、彼はお構いなしのようで。]
ガキかよ……。
[散々クソガキ呼ばわりをしておいて、この言い様である。 はぁ、と溜息を一つ吐いて、それでもその行動を許容してしまったのは、やはり昨日の疲れだろうか。 或いは――いや、考えるのは止そう。]
……勝手にしろ。
[再度溜息。今日だけで随分と幸せが逃げていった事だろう。 手に持っている間、ついつい飲み続けたアイスコーヒーはもうほとんど空である。 渋々といった表情で、コドモ>>65の後に続き、扉の直前で追い抜き、取っ手に手をかけ。]
(66) 2015/03/13(Fri) 00時半頃
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――ガンッ!
[開けるつもりで力を込めた扉が、苦しそうな音を立てた。]
……ア?逆か?
[レトロでお洒落な扉に相応しいとは言えない扱いではあるが、どうやらPUSHとPULLを間違えたようである。 逆を試せばすんなりと。響くのは可愛らしいベルの音ではあるが、今しがたの出来事のせいか、どこか白々しく聞こえる。
開いた扉の隙間、小洒落た空間には不釣り合いな、眉間に皺寄せたのっぽと、小柄なメガネが顔を覗かせた。**]
(67) 2015/03/13(Fri) 00時半頃
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ー クレープ・へグリ店内 ー
……食うのかよ。
[え、マジで?と付け足しても違和感ないであろう表情を浮かべて男は問う。 そんなことを言えば「じゃあ何故扉を開けたのか」と言われそうだが、言われてみれば何故だろう。 基本的に行動してから考えるタイプなので答えなどないのだけれど。 ……こじつけるなら、コドモがミッションについて何か思い付いたのかと思ったのだけれど、どうやら違うようだし。
まぁ、入ってしまったものは仕方が無い。 珍しくのっぽがチビに付き従う形で、店内の一席に腰を下ろし。 ……浮きすぎて自分でも落ち着かない、とは口にしないでおこう。]
(108) 2015/03/13(Fri) 15時半頃
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[けれど、さすがにコドモの口にしたオーダーにはぎょっとした顔を隠せずに。 心なしか、目の前のコドモが昨日の豚と重なって見えた。 つまりは、非常になんともいえない視線を彼に向け。]
……太るぞ。
[男なりに厳重にオブラートには包んだ。今後イライラしたら子豚とでも呼んでしまいそうである。 そんな日には縁を切られるのではなかろうか。まぁいい。
それでも、何も注文せずに店に居座るほども図々しくはないつもりなので、店員に向き直って一言。]
……アイスコーヒー。
[こっちはこっちでどうなんだと言われても仕方ないオーダーであるが、ニコチンだけに留まらず、カフェインにも毒されているのだから仕方が無い。 この年まで合法だが脱法だろうが、怪しげなおクスリに手を出さなかったのは、我ながら正解だったと思う。**]
(109) 2015/03/13(Fri) 15時半頃
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ー クレープ・へグリ 店内 ー
[気怠げな表情がデフォルトのようなこの男だが。 やぁ、彼女の言うところの『意味のあるコトバ』>>@23とやらが、男に与えた変化はそれは凄まじく。 今までの自分は眠気まなこだったのかもしれない、なんて考えながらも、膝の上、手は自然にお決まりの動作を。 ここ数日で随分とスムーズになったものだ。この禁煙社会に生きる上で、一切必要のないスキルではあるが。 ……ーー嗚呼、死んでるんだった。
何はともあれ、向けられた背に向かって掲げられた煙草は、数秒とせぬ内に黒い鉄の塊へと早変わりし。]
……あァ?羽はねェな?
[男は首を傾げれど、なんてことはなさげに引き鉄に指をかけたまま。 銃口をリアリティのない女に向けて、コドモにも確認を促してみたりする。
二十歳になったばかりのこの男は、この世の大凡のモノは金か権威か暴力かハッタリで手に入れることが出来るとそれは良く知っていて、 そしてまた、そのどれを以ってしても買えないモノならば、それはどう足掻いても自分には手の届かぬモノなのだと、大筋は正しく理解していたので。 セーフティー・ゾーンの消え失せたオマケの世界じゃ、躊躇する理由なんてないよな。]
(132) 2015/03/13(Fri) 22時半頃
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ーー知ってる事があンなら吐けよ
[などと物騒な台詞も吐いてみる。 直後、ほんの少し照れ臭そうにー傍から見ればただの悪い笑みだったろうがー笑って、こうとも言った。]
……いっぺん言ってみたかったンだよな。
[これもまた、男の子の夢、である。**]
(133) 2015/03/13(Fri) 22時半頃
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ミナカタは、モスキートに話の続きを促した。
2015/03/13(Fri) 23時頃
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[生まれてこの方20年。大層平穏な人生であった。 それは単純に、男が如何に限られた範囲の中に留まってきたかを物語るのだけれど。 笑い話にも思えるが、征服の征に、司る――人の上に立てと与えられた名の指す通りの立ち位置は、男が何か成し遂げる間もなく、保証され続けていたのだ。
……だから、つまりは。 途方も無い相手を前にした時に湧き上がる動物的な直感が、辛うじて男の中に残っていたことは、かなりの幸運だと言える。
――大人しく銃をしまった男に、コドモは何と言ったのか。]
(141) 2015/03/14(Sat) 00時頃
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……悪ィな、灰皿は持ち歩いてねェモンで。
[軽く両手を挙げて、小さくハンズ・アップ。
一体彼女が何者なのか。興味が首を擡げるよりも先に、男の頭を支配するのは、無気力と諦観である。 七光りの届かぬ場所では、自分は無力なクソガキなのだとも、男は良く知っていた。 受け流すのもまた、得意なので。
何事も無かったかのように、「食うんだろ?」とコドモを見やる。 改めて、小柄な少女に視線をやって、こちらもくしゃり、と髪を掻きあげた。]
……アイスコーヒー。 ――あァ、後、甘ったるいモンが食いてェそうだ。
(142) 2015/03/14(Sat) 00時頃
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[なんとも寛大なお言葉>>@39>>@40に、男は数秒馬鹿みたいに口をあんぐりと開き。]
……随分とサービスが良いな。
[と半ば呆れたように、手をひらり。考えておくよ、と素直に返す。 このファンシーな空間のせいならまあ良いが、どうにも調子が狂う。
その後、オーダー通りの商品が提供されるまでの短い間、 元より捻くれた頭を更に捻ってみたものの、生憎、死神とやらをぎゃふんと言わせられるような質問は思い付かなかったので。
……というよりも、男自身、まだどこか、この不思議な少女の言葉を信じたくないというか。 ――ゲームの根本に関わるとか、そういう類の質問に関しては、甘味を手に入れて充分脳にも糖が回ったであろうコドモにお任せしよう。 こちとら、カフェインとニコチンで脳がカスカスなのである。
それでも悩みに悩んで、あまり深い質問をする勇気のなかった男が、思い出したように口にしたのは、]
……哲学者共、って。
[何か分かるか、と尋ねるのは、投げ出していたミッションのキーワードの後半部分。*]
(156) 2015/03/14(Sat) 02時頃
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ミナカタは、クラリッサに話の続きを促した。
2015/03/14(Sat) 02時半頃
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……梟。
[本日二度目だか三度目だか。ポカン、と馬鹿みたいな顔をして、男は復唱する。 梟とな。またかよ、と、自分の捻くれた考え方が思い切り仇となっているのを知る。 そもそも、森の哲学者、とな。誰が知っているのか。事前知識が必要とは、なんというか。]
分かるかよ……。 つーか、トンネルんトコ以外にもいたのかよ。
[更に言えば、常夜と黄泉の関係性など知るはずもなく。好きだな、黄泉。 なるほど、出題者は赤髪の友人と見た。ついでに、一発カマしてやらなければならない相手がまた増えた。
げんなり。肩を落とし、気怠い表情を浮かべながらも、目に宿るのは、好戦的な光。 手の甲のタイマーは、未だにカウント・ダウンを続けている。]
……ン、まァ、シャクだが助かった。 これで足りるよな?釣りいらねェから。
[仏頂面のまま、適当に札を何枚か財布から抜き。 尚、この台詞は既に幾度か吐いたことがあるので、浪漫の実現とは相成らず。]
(171) 2015/03/14(Sat) 03時半頃
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[本日二杯目のアイスコーヒーを片手に―早速口を付けた。残り2/3程―のっぽな影がゆらりと立ち上がる。]
時間ねェみたいだぞ、行くだろ、ガキ。
[出動の時間だぜ。ニイ、と口角を釣り上げ、男はコドモを見下ろした。 甘味を手にしてご満悦だろうか。知ったこっちゃない。
別れの挨拶はしない。そこまでチョロい男だと思わないで欲しい。存外面倒くさい性格をしている。 去り際、仕舞い込んだ銃をポイとテーブルに投げ捨てた。ひとまず攻撃する意思はない、と言うかのように。 ……男に悪気はない。ただ、あと数分もせぬ内に、それが燃えカスと成り果てることを忘れていただけで。*]
(172) 2015/03/14(Sat) 03時半頃
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― 南下:A地区に向けて ―
[疾走。やはり駒らしく動くのはシャクだが、不可なら爆散。 『大したことなかったじゃないか』と酒の肴にでもされるのはもっとシャクである。
走らせるのは、先ほどとはまた別の鉄の塊である。 お子様は後部座席でクレープでもなんでも食ってりゃ良いぜ。 そう笑ってみせたのは、別段皮肉でもなんでもなく。 ……まァ、移動が終わるまでに食べ終わってくれると助かるのだが。あまり期待はしていない。
駒じゃないとか、ポイントを取られるのが嫌だとか、色々言ってはみるけれど、 長年、ハリボテの王様をやってきた男の子のヒーロー願望というのは、存外強いのだ。
未だ、手の甲に刻まれたカウント・ダウンは消えることなく。 さてはて、多少ズルもしたけれど、クライマックスにはまだ間に合うだろう。
目指すは、先日にもお会いした哲学者。 大きく外した推理への苦情は、また後ほど受け付けよう。*]
(173) 2015/03/14(Sat) 03時半頃
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― A地区・ヨミフクロウ像 ―
[C地区から南下。区役所の方へと逆戻り。 爆音を轟かせる一台のバイクがB地区の最南端、ヤマタ電機付近へと。
そうして、ひたすらに風を切ってここまで来た。 道中、騒がしい箇所があった気がするが――騒がしいなら尚の事、静かな方へと向かいましょう。
奇妙な高揚感。どこか遠足前の子供じみた瞳の色で、派手なアクションで停車。 今度は投げ出すこともなく、コドモにも地面に降りるよう促してから、ガシャンという音と、灰に還る機体。]
――呪縛から解き放て、ったって。 ただの銅像、だよなァ。
[目を細め、ソレに歩み寄りつつ、男は煙草に火を点ける。 ふわり、と漂った靄の中、質量を確かに現れたのは、先ほど投げ捨てたのと同じ――グロック17。 スタンダードな見た目のソレを、やはり男は詳しく知ることはなかったが、発砲する構えだけは整えて、また一歩、足を踏み出す。 男が地面に埋まったノイズシンボル>>#2に気が付くことはなく――、]
(177) 2015/03/14(Sat) 03時半頃
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[――もっとも、あいも変わらずその鮫が、空を飛ぶ訳でもなく、地を海に見立てた事と、 或いは、先日既に一度目撃していたことと、そんな不幸中の複数の幸い。
パン、と男が狙い定めず発砲するのと、どちらが早かったか。 地面とは、コドモの最も得意とするフィールドであり、何度もソレがコドモにより生き延びるための手段として使役されてきた訳で。]
性格ワリィなぁ。
[男の仕事と言えば、コドモによって息も絶え絶えとなった哀れなお魚を楽にしてやる事くらいのモノだった。 再度。今度こそは狙いを定めて、破裂音が空気を裂く。]
(178) 2015/03/14(Sat) 03時半頃
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……ンで、これが問題の"哲学者"様、って?
[相変わらず、後ろをロクに振り返りもせずに、男が前を行く形。
アンニュイな表情と取れんこともない―像なんて大概がそんなモノである―フクロウにご挨拶、と言わんばかりに、 コツン、と音を立てて触れたのは、男が真っ直ぐに掲げた銃口だった。*]
(179) 2015/03/14(Sat) 04時頃
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う、お
[一歩退く。なんていうか、そういうアレか、と完全に回っていない頭で考えながら。 なんだったかな。憑依とか、取り憑くとか、そういう類の? 辛うじて正常にこみ上げたのは――呪縛から解き放てと言われたって、そういえば浄めの塩もないよなぁ、など。 クレープ屋からくすねて来れば良かった。
昨日の温和な子豚とは裏腹に、伸び上がるようにして攻撃を加えんとする緑のナニカ>>#7。 素早い動きに、狙いを定めるのは易くなく、発砲するよりも先に、反射的に振り払うように腕を振るっていた。
その時、脳裏に蘇るのは。]
(180) 2015/03/14(Sat) 04時頃
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――檻!とりあえず、動く範囲を……
[昨日、子豚を取り逃したコドモの檻。 逃げるのではなく、向かい来る獣相手になら、少しは易かろう。
"囲い"さえ完成すれば、それはそう難しい話でもない。 これ、普通に撃って良いのか?一瞬過った疑問も、ストッパーにはならず。 普通に撃って駄目でも、悩んでる暇などないのだ。
……パン。少しの間の後、二度目の破裂音が響いた。 耳栓を買った意味がなかった。キン、と不快な音に支配される耳に顔を顰める。]
(181) 2015/03/14(Sat) 04時頃
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[一方で、相変わらず脳を漂う奇妙な高揚感。 目前の出来事と、耳鳴りと。それらに意識を奪われて。 男は未だ、緑を振り払おうと振るった左腕、薄っすらと白衣に滲む赤色に気づくことはなく。*]
(182) 2015/03/14(Sat) 04時半頃
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[まだ動くのか、とのんびり呟く程は悠長な性格をしていない。 コドモの方へと身を躍らせた緑――その姿の変化に毒気を抜かれそうになったとは言うまい。 舌打ち。一旦は下ろした腕を再度掲げ、咄嗟の目視でコドモに被らないよう標的を捉え、
――パン!
引鉄を引くと同時に、じくりと腕に走った痛み。 常日頃から眉根を寄せていて良かったと思ったのはこれが始めてだ。 腕に滲む赤色を漸く自覚して、さり気なく左半身は引き、庇うように。
まだ動くようなら、もう一発、か。 憂鬱に考えるのはそんな事で、後は、コドモに負傷が見つかると困るなァ、とか。 ――どうして困るのだろう?面倒くさくはあるだろうが。考えて、首を捻り。
ともあれ、黒は散っただろうか。 若干の焦燥が入り混じった表情で、硝煙の向こうを窺い見る。*]
(185) 2015/03/14(Sat) 05時頃
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― タイム・リミットを目前にして ―
[耳鳴りなのか、悲鳴なのか、それさえ定かではないような。 ともあれ、甲高い響き>>#10を聞き止めて、確かに銃口の向こう側、はらと散る黒を見た。]
っぶねェ、
[――と、手の甲のタイマーも消えただろうか。 なんともギリギリである。流石に狐相手に散りたくはねェ、と嘆息。 他の参加者の姿を見ていないのが、かえって不安である。 もう、優雅にティータイム、とはいかないのかもしれない。
ひとまず本日も乗り越えた、と思って良いのか。 別に、無事を心配する訳ではないが、手の甲から顔を上げ、コドモの姿を確認し―― 暗転**]
(191) 2015/03/14(Sat) 05時半頃
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