1 とある結社の手記:6
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漂白工 ピッパは、さすらい人 ヤニクの口に、自らの手料理を愛をこめてつっこんだ。
mikanseijin 2010/02/27(Sat) 12時半頃
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[どうして、というベネットの問い。>>4:502 …わからない。何故人と人狼がいるのか。 返す答えは持っていなかった。
ドナルドが、神にしかわからないのではないか、と答える。
―――神か。
全知全能の神は、気まぐれだ。時に人間を助けてみたり、気に入らなければ一つの家族以外を全て洪水で殺すなんてこともする。
…なるほどなぁ、神なら人狼も気まぐれに作ってしまうかもしれない。その後、何が起きるかなんてお構いなしに。
女は、そんな事を考えた。]
(5) mikanseijin 2010/02/27(Sat) 21時半頃
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[さようならと手を振って、少年の姿をした人狼は去っていく。 返事は、出来なかった。
サイモンやフィリップを殺し、もしかしたら自分たちも殺されていたかもしれないけれど。 ……共に過ごした時間を消し去ることは不可能で。 自分が今抱えている感情は、色々入り混じっていて、名前がつけられない。
ベネットの叫び。神など信じられないと。>>4:515
やり場のない思い、怒り、悲しみ。たくさんの感情。 そういったものをぶつけ、呪う存在という意味でも神は…必要なのかもしれない。
そこまで考えてしまえば、女は何に思いを ぶつければいいか、わからず。
溜息だけを吐き出した。**]
(6) mikanseijin 2010/02/27(Sat) 21時半頃
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あ………
[肩を叩かれ、ドナルドを見上げた。 彼の語る言葉を聞き、目を瞬かせた。 まるで、自分の考えていた事を見透かされたようだ。 表情に出ていたのかもしれない。]
ん……そうだね。二人なら、抱えていけるかな?
…私ね、ウェーズリーさんに、花の種を注文した手紙を頼んだの。 あの人、仕事熱心で真面目だから…安心して頼めるかなってね。
…春になったら、お墓に撒きに行くの、付き合ってね?
[郵便屋に託した手紙。 それは、弔いの花を頼む為のもの。
ずっと覚えておきたい、いなくなった彼らの為の。]
(11) mikanseijin 2010/02/27(Sat) 23時頃
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漂白工 ピッパは、小悪党 ドナルド眠いから一緒に寝てもいいけども!wおやすみ!!!
mikanseijin 2010/02/27(Sat) 23時頃
漂白工 ピッパは、小悪党 ドナルドに照れた。(ぎゅ)
mikanseijin 2010/02/28(Sun) 11時頃
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―騒ぎの終わったある晴れた日―
[ようやく、人狼の騒ぎが終わりを告げたのはカルヴィンが処刑されてから何日たった後だろうか。 女は、郵便屋の元を訪ねた。自分の手で買った切手を、茶封筒に貼り付ける。]
…そう。ウェーズリーさん、郵便屋さんをやめちゃうんだね。 残念だな。色んな手紙を運んでもらいたかったんだけど… …ならこれが、貴方に頼む最後の手紙なんだね。
すぐそこの、街の花屋さんへのお手紙だから、あまり大変ではないと思うけど……よろしく、お願いします…
[二人とも生きていますように、と願った手紙。両手で持って、大切な物を扱うかのようにウェーズリーへと差し出した。託した願いは叶えられたが、その結果は彼に悲しみをもたらした。
それを知っている女は、彼が結社員になるのだと聞いても、触れた言葉はほんの少し。]
(27) mikanseijin 2010/02/28(Sun) 17時頃
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―いつかのある日―
[人狼の騒ぎが一段落し。村長邸も含め、村に潜んでいた人狼は全て“退治”されたと結社が判断を下せば、村に来ていた結社員もその役目を終えて去っていくのだろう。
その前に、女は集会所によく来ていた結社員…ローズマリーに会いに来ていた。
もし。結社員たちが来ていなければどうなったのか。
人狼だったという彼らは、人のふりをして人間を襲い続けただろうか。結社員は、自分たちの代わりに直接の処刑をする役目を負っていたし、もしかしたら人狼に村を滅ぼされていたかもしれない。しかし、人狼と同じ場所に閉じ込められなければ、鳥使いの青年は生きていたのかもしれない、という思いもあり。]
―――…世話に、なったね。
[素直に礼を言っていいものか。だから、口から出たのははっきりとした謝礼ではなくて、そんな言葉。]
(30) mikanseijin 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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……貴女はさ。
なんで、この世界には人間と人狼がいるのだと思う?
[自分の中では一つの答えは出ているが。 人と人狼の争いを見続けてきた結社員は、何と答えるのか。それが気になって、ふいに問いかけてみた。ローズマリーは、何と答えるのだろう?]
(31) mikanseijin 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
mikanseijin 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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―事件の終わった、数日後・雪道―
[ようやく悪夢のような日々から解放され、 集会所から外に出る事が出来て。
雪道の中をきしきしと歩き、はぁっと白い息を吐いた。 ふと、雪の中にから微かに覗いている水色を見つけて、女はそちらへと歩む。
…雪に埋もれた、水色の紙飛行機。掘り出すと、雪を払う。 もう水を吸い込んで湿気てしまい、空は飛ばなさそうだった。
それでも、それを抱えて、女は自分の家への帰り道を歩く。 ドナルドに自分の荷物を持たせてあるので、両手は空いていた。]
(37) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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―事件の終わった、数日後・自宅―
なんだか…数日しか経ってないのに、何年も帰れなかったみたい。
[家具の少ない、小さな家。やや殺風景だけど、とても懐かしい。 荷物の整理もそこそこに、まずは家の掃除から始める。 ドナルドには拭き掃除を頼んだ。
ホウキを動かしながら、今回の騒ぎを一つ一つ、思い出していた。
たった数日間で、今までの人生において想像もしていなかったような事が起こった。全てを受け止めるには時間と心の整理が必要だと感じる。
――しかし、その中で一つ、はっきりとわかった事がある。]
(38) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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[それは…自分は、大切な者を護る為ならば、 悪魔にでも魂を売れてしまうという事。 共に笑いあっていた友人を疑い、処刑を決めたあの日。 人を殺す恐怖はあったが、ドナルドが死ぬ恐怖の方が勝った。
友人も、ドナルドの親友も、その妹も、優しい少年たちも。 殺す覚悟が……出来てしまったのだ。 それどころか、ドナルドが人狼ならば、共に人殺しになってもいいとすら思った。
…強い、と言われたが、はたしてそれは強さというのだろうか? …勝手でいいと言われたが、そこまで身勝手で、本当にいいのだろうか…?
もっとも、悪いと言われてもその考えは変わらないだろう。]
(39) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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[そんな覚悟が出来てしまった女の現在の懸念は、というと。
『人狼は感染する事もある』
という結社員から与えられた知識。 今は人かもしれないが、いつか、覚醒してしまうかもしれない。 最愛の男が、人狼へと。 彼が人間であろうと人狼であろうと、些細な問題でしかないが。
『ドナルドが一度人狼に襲われた人間である』という事実を、結社や他の人間に知られてしまったのは……問題だ。 もしまたこんな騒ぎに巻き込まれれば、人狼への変化を疑われる恐れがある。或いは、既に。結社に要注意人物として目をつけられているかもしれない。
…ずっと同じ場所に留まり続け、自分たちの居場所を教えるのに危うさを覚える。特に、こんな小さな村では逃げ道も少ないし、結社員にも囲まれやすい。
考えすぎ…?否。備えあれば、憂いなし。 女は、騒ぎの最中、いつだって最悪の想定をして、それへの対応を考えていた。]
(40) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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[カルヴィンとの最期の夜。ローズマリーの瞳。 冷えた視線は、こちらにも向けられていた。 ドナルドは、とても優しい。例え相手が人狼だったとしても、だ。
だがその優しさが、人狼に感染しかけの人間のものだったから、等と結社に判断されれば…人間だとしても、"駆除"されてしまう可能性は、ゼロだと言い切れるのか?
結社員になると告げた元郵便屋や、甘い香りを纏った彼女との再会。 もしかしたらそれは――敵として、というのもあり得た。]
(41) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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……ま。もしその時が来たとしても、やられてやる気はないし?
向こうの言いなりになりっぱなし、というのも癪だしねえ。
[小さく笑う。 独り言に、ドナルドに不思議そうな目を向けられれば、 何でもない、と笑いかけ、ホウキを置いて、 彼の腕に自分の腕を絡ませた。
―――大丈夫。
貴方は私が、絶対に、守ってみせるから。絶対に。]
(42) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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……………ドナルド。
落ち着いたら、どこか、遠くの街で暮らさない? 私、海とか、見てみたいなぁ……
[なるべく、遠くへ。 無邪気に笑う女の真意に、傍らの男は果たして、 気付くかどうか。*]
(43) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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―回想:少年の最期の夜―
[自分が人狼だと打ち明けた少年。 それは、つまり。これ以上の抵抗はするつもりはない、 という意思表示だと女は受け取った。
女にとって警戒する対象だったのは、むしろ。 少年を大切に想っている人間の方だった。
人狼であると知っても尚、少年を庇おうとした郵便屋や掃除夫。彼らの方が感情に駆られて暴れるのではないか、と。
そんな心配から、料理の最中もキッチンの様子を監視していたのだが、何故か、ウェーズリーに「手伝いは無用ですよ、無用です」と止められまくった。]
(69) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 13時半頃
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[出来上がった料理。怪しい振る舞いは見られなかったから、 食べる事に躊躇はなく。
ただ…普段どおりに振舞う、というのは無理だった。 ぎこちない笑顔を浮かべながら、食事を摂る。
嬉しそうに笑う少年の顔を見ていると、この子がサイモンやフィリップを殺したのだというのが、未だに信じられない自分がいた。
…何故、彼らを殺したのか。問い詰めたくなるが、愚問だろう。自分たちは人間で、彼らは人狼。それだけだ。>>16
――そしてその時はやってくる。]
(70) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 13時半頃
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[人間と人狼は違う。当たり前だ。>>21
それでも、それでも。銃口を向けられている少年は、
雪で遊びたがって、
料理を覚えたがっていて、
郵便屋や掃除夫を慕っていて、
紙飛行機の作り方を楽しそうに教えてくれた、
ただの、どこにでもいるような、普通の少年に見えて、、、]
(71) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 13時半頃
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[―――銀の狼の姿になっても、人間だと錯覚してしまいそうで。
嗚呼。やはり彼は人間ではなかったのだな、と、 今更、実感が湧いてくる。
郵便屋が小柄な狼に銃口を向けたのを見れば、俯いた。]
―――!
[その直後、空砲が響く。 驚いて顔をあげれば郵便屋が自らの胸を撃ったのだと知り。 生きているのを見れば、安心したが…
泣き出す郵便屋の姿。…もう、耐え切れなかった。 顔を押さえ、踵を返すとその場から去った。*]
(72) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 13時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
mikanseijin 2010/03/01(Mon) 13時半頃
漂白工 ピッパは、小悪党 ドナルドを ぎゅーして行った。
mikanseijin 2010/03/01(Mon) 14時頃
漂白工 ピッパは、ごろごろ。甘えた。
mikanseijin 2010/03/01(Mon) 17時半頃
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……だよね。
そんなこと、やっぱり神様くらいしか、わかんないよね。 変なこと聞いて、悪かった。
[ローズマリーからの返事に、女はふっと笑みを零した。>>@47]
出来たらもう、会いたくないけど…
[それは、再び人狼騒ぎに巻き込まれる事を意味するから。]
…まぁ、元気でね。人にも狼にも、殺されないように。
[くすりと憎まれ口を叩き。女は結社員に背を向けた。**]
(86) mikanseijin 2010/03/01(Mon) 23時頃
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―いつかの、ある春の日―
[冬になると、雪に包まれる小さな村。 昔、人狼が現れた騒ぎがあったなどとは誰が信じられるだろうか。 血生臭い事件があった集会所はその後燃やされて、 今では緑の芝や植木などが薄っすらとその地肌を隠していた。
その村の、墓場へと続く道を、 小さな子どもと手を繋いだ女が歩いている。
夫は、来る途中で親友に見つかり。 思い出話がなかなか終わらず、業を煮やした妻は、先に墓場へと訪れたのだった。]
(139) mikanseijin 2010/03/02(Tue) 03時頃
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[墓場につくと、若い母親は一つの墓の前にしゃがみ、 語りかける。]
――…ただいま、ばっちゃん。
報告に来るのが遅くなってごめんね? この子が、ばっちゃんの曾孫だよ。
[赤い髪の小さな男の子は、母親に挨拶なさい、と言われ。 きょとりと首を傾げながらも、「こんにちは」と お墓に向かってぺこりと頭を下げた。]
(140) mikanseijin 2010/03/02(Tue) 03時頃
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『ママ。ここ、お花がいっぱい咲いてるー』
きれいだね。これね、ママやママのお友だちが植えたんだよ? あそこの木にも、花が咲いているでしょう?
[墓石に飽きたのか、幼子の興味は墓場に咲き乱れる花に移る。 指差された梨の花が、風に揺られて白い花びらをひとひら、散らした。
…と、そこへ。子どもたちのはしゃぐ声が聞こえてきた。 村の子だろうか。男の子はそわそわとし始めた。]
…遊びに行きたい?行ってきてもいいよ。
[うん!と元気に頷いて、声の聞こえる方へと男の子は駆け出した。]
(141) mikanseijin 2010/03/02(Tue) 03時頃
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『わ、ヘビさん??』
こら、そんなの振り回してたら女の子に嫌われるよ!
[子ども達が冬眠から目覚めたばかりのヘビを連れていた。 マムシではないかと焦って近づくが、 どうやらそうではないらしいと知ると、胸を撫で下ろす。]
毒はないみたいだね…もう…びっくりした。 でも手を出したら噛まれるかもしれないよ。逃がしてあげなさい。
[はーい、と元気よく答える子どもたちに、やれやれと肩を竦め。 再び墓石の前へと戻る。]
(142) mikanseijin 2010/03/02(Tue) 03時頃
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[子どもらの遊ぶ姿を遠目に眺め、母親は穏やかに目を細めた。 吹いてくる風にやや長めの髪が靡き、片手で押さえる。 風はまだ、少し冷たいけれど。緑の木々や花々が春の訪れを告げている。
もう一度、墓石の方を眺め、]
……うん、私たちは相変わらず元気でやってるよ。 元気すぎて困るくらいだよ。あはは。
…ばっちゃん。
あんまり来る事は出来ないだろうけど… 私たちを見守ってて。またきっと、来るから。
[その時、背後から声をかけられ、女は立ち上がり、振り向いた。 女が笑みを向けたのは、昔から変わらず、最も愛している…**]
(143) mikanseijin 2010/03/02(Tue) 03時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
mikanseijin 2010/03/02(Tue) 03時頃
漂白工 ピッパは、小悪党 ドナルドにむぎゅうした。
mikanseijin 2010/03/02(Tue) 03時半頃
漂白工 ピッパは、小悪党 ドナルドの唇を奪った。
mikanseijin 2010/03/02(Tue) 03時半頃
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