人狼議事


182 【身内】白粉花の村

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


[聞こえた舌打ちに、そして不機嫌さを隠そうともしない彼に対し、不服そうに目を細める。
しかしそれも表面だけの事。内心ではしっかりとほくそ笑みながら。
負の感情とは言えど、こうも真っ直ぐに――愚かな程に素直に感情をぶつけられるのは、実に心地良い]

…いらないんですか?美味しいですよ、林檎。

[震える手で押しのけられた林檎にはそんな一言を投げてよこし、"いらないなら頂きますね"、と自らの口へと運ぶ。
二口程で林檎を胃袋へと送り込み、手にしたナイフを紙皿の上へと放り。また一歩、離れた相手との距離を一歩進んで縮めておいた]

…しかし変なことを言いますね、君も。
患者だから何です。

[付け足された一言に零れたのは、失笑。
何を馬鹿げた事を。医者は患者を大事にするべきだと、患者は医者に丁寧に扱われるべきだと。彼はそう言いたいのだろうか。
嗚呼、まったく。世の人間から疎まれ、押しやられるような病を患った人間が…何ともおこがましい事を考えるではないか。
狭いケージの中でその生を終えるマウスと、あの閉ざされた施設の中で生を終えようとしていた患者と。
そこに一体、何の違いがあると言うのだろう]


[――もう、一歩。
精一杯の力を持って此方を睨み付ける、小さく哀れな鼠へと歩を進めながら]

……別に悲しい時にしか泣けない訳では無いでしょう。
嬉しくても、楽しくても。人は泣きますよ。

[どうしてそうも固執するのか、と。
まるでそう言いたげな視線を、肩を竦めて見つめ返す。
別にただ泣き顔を見たい訳ではない。
彼の事だ、自分に泣けと言われれば、意地でも泣くまいとするだろうから。その上で尚、動くようになった瞳から涙を流すとすれば…きっとその顔は屈辱に歪んでいるのだろう。

焦がれてようやく手に入れたその表情を、一番最初に涙で大きく歪ませるのはーー交わした約束の通り、他ならぬ自分であるべきだ。
――その病が治癒したのならば。その代わりに消えぬ傷を抱え、永遠に自分の影に怯え続けていれば良いのに。

そんな思いを口に出す事は、これからもこの先も決して無いのだろうけれど。
自分の昏く歪んだ独占欲を、態々彼に見せてやる義理など無いのだから]



――勿論、悲しみや…恐怖でも泣きますけどね。

["あの時君が泣いたように"、と。
おどけたような声音で吐いたその言葉と共に、前に立つ彼の肩を手でぐっと押した。あまり体格の良く無い彼は、果たしてその手の力に抗う事が出来ただろうか。
抗えたのであれば、医者は予想外の出来事に目を見開いたかもしれない。

――抗えなかったのであれば、医者は倒れ込んだ相手の上で、シーツへと沈んだその顔の傷を…自分の付けたその傷を、機嫌良さげに目を細めて指先で擽っただろう]


[彼がナイフを投げ捨てれば、ほう、と。深く息を吐いた。強ばっていた体がやっと解放された様な気がして、力が抜ける。
勿論、安心するのは早いと分かっていたけれど。それでもあの時の痛み以上のものが、そうそうあるようにも思えない]

……医者の風上にもおけん奴だな、あんたは。

[そんなのとうに知っていた事だけれど。こうも簡単に切って捨てられると、まるで自分が間違っているのではないかという気がしてくる。
別に患者という立場に胡座をかくつもりは無いけれど、医者が患者を慮るのは当然だろう。此方は治療の対価をしっかりと払っているのだから。

……とはいえ、今更そんな常識レベルの話が通じる相手とも思えない。彼はきっと、何を言っても自らの尺度に当てはめて返してくるのだろう]

その、見下した目を止めろ。
……反吐が出る。

[一歩ずつ近付いて来る彼に、牽制する様に言葉を投げる。
まあ、それくらいで止まる相手であれば、そもそも部屋に押し掛けて来たりはしないだろうが]


[滔々と語られる言葉に耳を傾けながら、『あんたが居なくなったら嬉し泣きくらいはするかもな』なんて。尚も挑発する様な言葉を落とす。けれどその表情は、追い詰められた小動物そのものだっただろう。

がつ、と。ベッドの淵に足が当たった。
逃げ場が無くなってしまったと、咄嗟に考えて。けれどそんな自分が許せなくて、ぎゅうと唇を噛み締める。ここにきて未だ逃げ出そうと思っているだなんて――情けなくて堪らない]

――は?
おっ、おい、一体どういう了見だ!

[彼の伸ばした腕を、振り払おうとしたのだけど。けれど思いの外強い力で押されたものだから、抵抗する間も無くベッドに倒れ込む。
予想外の事態に思わず声を荒げたが、傷に触れられれば、半ば反射でその手を払った]

さ、触るなと、言っているだろう、
……気持ち悪い、

[震える声で吐き捨てた。目の前にある彼の顔を直視する事が出来なくて、そっと視線を下ろす。
今更取り繕っている余裕など無く。どうやってこの状況から逃げるか、そればかりを考えていた]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

そーやって子供扱いするーっ!

[両頬を膨らませて子供のように文句を言えば、扉の下に挟まる封筒を拾いあげて差出人を確認する。差出人がこの間話した医者>>3だと分かれば、手紙をドアの下から差し入れるってどうなの?と首を捻りながら封筒の端を綺麗に破り中身を取り出し、目を通す。]

(ーー転院?)

[病気の治療法が見つかった、という知らせに思わず眉を寄せる。治らないと言われていた病気の治療法が見つかったとしても、完全に治るとは限らない。そもそも治療を始めるまでに生きているかだって分からないのに。もちろん、嬉しくないといえば嘘になる。ただ、こうして病気の治療法が見つかる一方で未だに死を待つだけの人も居るだろう。目の前の彼>>32もそうかもしれない。
そんな相手にこの手紙の内容を明かすのも、無理して喜んでもらうのは酷だし、なにより身勝手だ。]

(34) 2014/07/02(Wed) 18時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

んー、大した内容じゃなかった。

[いつもの検査報告だった、と表情を変えずに伝えると手紙を破って捨ててしまおうか、そうすれば誰の目につくこともないだろう。…流石に破くのは手紙を書いた医師に失礼だろうか。
そんな葛藤の末に手紙をテーブルに置いて、手早く紙飛行機を折りはじめた。]

……できたーっ!

[ものの数十秒で出来上がった紙飛行機は決して綺麗でも格好良くもなかったけれど、満足そうにレティーシャは頷いた。飛べば見た目なんて関係ないよ、と豪語しながら不恰好な紙飛行機を眺めた。

それから病室の窓を大きく開く。窓からは中庭の色鮮やかな紫陽花が見えて、ふ、とマリーの部屋にわたしの紫陽花を忘れて来ちゃったなと思い出す。ーーその子達も一緒にお部屋に飾って大事にしてくれるといいな、と考えると目を細めて。

手紙で出来た紙飛行機を紫陽花の方面へ向かって飛ばすと、着地するのを確認せずに窓を閉めた。]

(35) 2014/07/02(Wed) 18時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

少し、ひとりにしてくれるかな。

[彼から目線を逸らし呟くと、ふにゃり、と笑みを浮かべて。疲れちゃったみたい、と穏やかに続けてベットに腰掛ける。
廊下で見た男女のやりとりに、手紙のこと、1度ゆっくりと頭の中を整理したい、そんな気持ちを悟られないように目を伏せた。]

(36) 2014/07/02(Wed) 18時頃



[微睡んだ目をゆっくりと持ち上げて。
日が窓から斜めに差し込むのが見えて、ほんのりと紅い光に、おおよその時間を把握する。

まだ怠い。
することも無く、ごろりと寝返りを打ってくしゃくしゃのシーツを掻き寄せた。

小さな繭となって、部屋の中にまで届く会話や足音やカラカラと鳴るタイヤなんかの雑音を聞き流す。
もう一度眠りに付こうかと、また目を閉じた]


…はぁ。
"気持ち悪い"は流石に傷付きますよ。

[視線を逸らし、ポツリと漏れた一言に眉を寄せて睨み付ける。怯え恐れるだけならまだしも、気持ち悪いとは随分ではないか。
いっそ、腹いせにまだ癒えていないその傷を思い切り抉ってやろうか――そんな事を考えた所で、ふと。
頭を擡げた"悪戯心"に従って、彼の顎を軽く掴んで真っ直ぐに目を合わさせた]

…あぁ、そう言えば聞きましたよ。
君、男色家なんですってね。

[掲示板で見た"落書き"を思い返しながら、ついと顔を近付けて。さも驚いたように問うてみる。
あれが単なる悪戯である事など分かり切ってはいたけれど。大方、あの猫耳の青年辺りがやったのだろう、と先日ディーンが着ていたあの可笑しなジャージを思い出しながら。
この堅苦しい彼には到底似合わない、背中に変な文字の書かれたジャージ。あんなものを持っているのもまた、同じ猫耳の青年くらいだ]


……君が退院してから、向こうではその話で持ちきりでしたよ。
"まさか君が"、と。

[揶揄るように告げた言葉には、ほんの少しの嘘を乗せて。
実際の所、あの落書きを見た者が何人居たか…その上信じた者が何人居たかは分からなかったが、別にそれは問題ではないからどうだっていい。
今、彼にその真偽確かめる術など無いのだから]

君も案外、好き者だったんですねぇ。
――あぁ。そう言えば毎回、いろんな人の服を着て俺の所へ来ていましたね。

["成る程、そう言う事ですか"、なんて。
白々しく呟くと、眉根を寄せて呆れたように首を振り、盛大に溜息などついてみせてやりながら。

さぁ。果たして彼は、この話にどんな反応を返してくれるだろうか。
常よりもえらく楽しそうに――堪え切れなかった笑いが滲み出ているだけなのだが――払われた手の指を、シーツに広がった相手の髪へと絡ませる。
ペロリ。舌舐めずりをひとつすると、以前に比べると随分と動くようになったその瞳をじっと見つめた]


[無理矢理目線を合わされて、鈍く呻き声をあげる。けれどそれに抗議する間も無く、続いた言葉に目を見開いた。

だ、男色家?
震えるままの声で聞き返す間にも、頭の中に一人の男が思い浮かべられる。
『ディンさんの事ホモだったって言うからね』と。そんな事をのたまっていた輩が、確かに一人居た筈だ。
――あの猫耳は、本当に碌な事をしない。次に会ったら殴る。絶対に殴る。手紙の返事なんて、出してやるものか]

……す、少しばかり、冗談が過ぎるんじゃあないか。

[ポツリと落とした言葉は、目の前の彼に対してか、猫耳の青年に対してか。自分でもよく分からなかったけれど、困惑と苛立ち、そのどちらもが含まれているという事は明白だった]

やめろ!
クソ、普通そんな噂を信じるか!?

――嘘だろ、勘弁してくれ……。

[畳み掛ける様に知らさせる向こうの様子を、混乱した頭では疑う事なんて出来なくて。今こんな事を言ったって無意味だと分かっているのに、叫ばずにはいられない]


[絶望めいた気持ちで顔を覆う。確かにもう会う事は無い奴等かもしれないが、男色家だと思われたままでいられるというのは、非常に不本意だ。
どうにかして誤解を解かなければ。方法など思い付かないけれど、必死にそんな事を考える]

わ、笑えない勘違いをするな!
あれは服が汚れたから借りただけだ!男を抱く趣味は無い!

[叩き付ける様に叫んで、ようやっと自分達の距離の近さに気付く。
髪に絡められた指と舌舐めずりは、ディーンに警戒を促すには十分で。滑稽な勘違いのままに、そろそろと目を逸らした。(深まった笑みの違和感に気付ければ、彼の嘘にも気付いたかもしれないが)]

……わ、たしには、そんな趣味は無い……。

[嗚呼、自分が悪戯をした時、あの猫耳野郎もこんな気分だったのだろうか。そうだとしたら、少しは悪い事をしたと思ってやってもいい。
……男色家の噂を流された事は、決して許すつもりはないけれど]


…冗談?まさか。
キリシマが貼ったんですよ、その君の退院通知。

["あの院長が冗談なんて書くわけ無いでしょう"、なんて。白々しいにも程があるが、きっと今の彼には気付かれまい。
それにあの貼り紙を"貼った"のは紛れもなくキリシマだ――悪戯を"書き加えた"のは、別の人物だったとしても。

――愉快、愉快。
ともすれば笑い転げてしまいそうな気持ちで、相手の狼狽える様を目を細めて見下ろしながら、髪に絡ませた指をあそばせる]

(……もう少し遊んでみましょうか、ね)

[思ったよりもずっと、彼の反応が面白かったので、と。"泣いて"貰うのはもう少し後でもいいだろう――今はそれより、面白い物が見れそうだったから。
恐怖に慄く様も滑稽で愉快だけれど、こういう彼を見るのも悪くは無いかもしれない、なんて]

服が汚れたって…日に二回ですよ?
一体何をしていたんですか、君は…

[呆れたように呟き、見下ろす視線には僅かに軽蔑の色を乗せて。それに気付けば――よりにもよってこの自分に軽蔑されたと彼が知れば。その時の彼の心境を思うと何とも胸が高鳴った]


[逸らされた視線を追いかけるように。髪を弄んでいた手で顔を覆う手を掴み、横へとそっとどける。
す、と親指の腹で相手の目元をゆっくりとなぞれば、彼はその手をどうしただろうか]

あぁ、成る程。抱く趣味が無いと言う事は…抱かれる方ですか。
確かに君は、其方の方が似合いそうですね。

[尚も盛大な"勘違い"を続けて見せながら。
逸らされた顔はそのままに、代わりに更に顔を近付けて、晒された彼の耳へと唇を寄せる。
耳へとかかる金の髪をかき上げて、クスリ。小さく漏れたその笑みは、きっと彼にも届いただろう]

…………抱いて、あげましょうか。

[耳に触れるか触れないかの距離まで唇を寄せて、低く、微かに掠れた声で囁く。
ほう、と仄かに熱い息でも吐いてやれば、きっと彼は余計に危機感を煽られてくれただろうかと。

ギシリ。重心を僅かに前に移動させ、スプリングを僅かに軋ませる。
この音すらも、彼の焦りを加速させると分かった上での事だけれど]


……キリシマ院長が?

[落とされる断片的な情報に、眉を寄せて。
まさかあの院長がそんな事をするわけがないだろう。そもそもあの人に対する心当たりは全く無い。
……どちらにしろ、何が噂の発生源だとしても、どうでもいい事だ。そう思われている、という事実が問題なのだから。

あそばれる髪の事は気になって仕方ないけれど、それを振り払っていたらキリが無くなりそうだ。他の何処かに触れられるよりはマシだと割り切る事にする]

なに、って……。
……あんたには関係無いだろう。

[何故服が汚れたかを思い出してみて、これはこれで馬鹿にされる材料になりそうだ。ただでさえ視線に含まれた軽蔑の念に、耐え切れなくなりそうだというのに、これ以上からかいの種を撒く気にもなれない。
自分でインクを零して、とか。人を支えきれなくて葡萄酒を零した、だとか。……改めて考えれば、情けなさ過ぎる。やはり目の前の相手にだけは、絶対に言えない。

こういう痛い所を突かれた時に、上手い言い訳を考えられれば良のだけれど。けれど嘘を吐くのが苦手なディーンが、こんな状況で咄嗟に言い訳が出来るわけも無い]


や、やめろ!気色の悪い事を言うな……!
男に興味は無いと言っているんだ!

[抱かれるのが似合う、だなんて。おおよそ喜べる言葉ではなかった。彼の言う中でも群を抜いて笑えない冗談だ。
叫ぶ様に訴えながらも、彼の顔が近付いてきた事に気付けば、ぴしりとその体を硬直させた。唇を寄せられて、拒絶するのも忘れて目を見開く。
小さく聞こえた笑みには、どういう意味があるのだろうか。混乱しきりのディーンには、そこまで頭が回らない]

――ッ!?

[今にも触れそうな距離で囁かれた声に、声にならない悲鳴をあげる。
その低い声も、熱い息も。相手が乙女やそういう趣味を持った者であれば、腰砕けになっていたかもしれないけれど。当然ながらディーンにそういう趣味は無いので、ただただ青くなるばかりだ。

スプリングの軋む音が、いやに耳に響く。思わず警戒する様に体が揺れた事には、気付かれてしまっただろうか。否、これだけの距離で、気付かれていない方がおかしいのだろうけれど]


要らん!
いい加減詰まらん冗談はやめろ……!

[そもそもお前は私を抱けるのか、と。そんな疑問は湧いたけれど、それを口にする勇気は無かった。肯定されても否定されても気分が悪い。

遂に我慢出来なくなって、彼の肩の辺りを掴んで両手で押し退ける。触れたくないだとか、そんな事も言っていられない。殆ど全力でその体を退かそうとしたのだけど、果たして彼を退かせただろうか]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

ーーネル、またね!

[向けられた背中に、明るい声色で述べると手をひらひらと振った。彼に心の内を見透かされているように思えて、敵わないなぁ、と素直に思う。
折角出会えたのに、明日から会えないのはなんだか寂しくて仕方が無くて。ーーいつか、彼の病気の治療法が見つかって再会出来たらいいのに。そうしたら、彼の絵本を読ませてもらって、色んなお話をして、もっと仲良くなれるだろう。そんな未来がきっと訪れると信じて、「さよなら」ではなくて、「またね」と言ったのだけど、彼には伝わるだろうか。

ーーそれでも人との別れは寂しいもので、涙がこぼれそうになるのを静かに耐えながら扉が閉じるのを待って。]

ありがとう、

[扉が閉まりきったあと、彼に聞こえもしないお礼を言えば、堪えていた涙が次々と頬を伝い落ちた。]

(47) 2014/07/02(Wed) 22時半頃

ー院内・廊下ー

[猫の縫いぐるみを抱きかかえ、ぱたぱたと足音を立てて走り回る。

"走っちゃダメよ"と看護師に言われれば、その都度"ごめんなさい"と軽く頭を下げて。

だってとても楽しいのだから、仕方が無い。]

めがねさんはいいひと。
せわやきさん。

[鼻歌交じりにスキップしながら、廊下を飛び歩く。
ご飯が終わった後、食器を片付けようとしたら、お片づけすることよりも遊ぶことを勧めてくれた
はしゃぎ回る朝顔のことが面倒臭かったのかもしれないけれど、そんなこと幼心にはわからないから、ただ親切な人と捉えていて。]


めがねさんは、いいひと。いいひと。いいひと。
めがねさんは、いいひと。いいひと。いいひと。
めがねさんは、いいひと。やさしーいね。

[メリーさんの羊のリズムに合わせ、替え歌をうたったりしている。

替え歌にされた当の本人が耳にしたら眉を顰めそうなものだけれど、朝顔には悪気があるわけでもなく。]

かっこいいかえうたできたー。
こんどおしえてあーげよ。

[ねー。とぬいぐるみ相手に頷いて廊下をトトト。と小走りする。
自分の病室までもう少しだ。]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[暫く頭の中を整理していると、涙はいつの間にかとまっていて。未だに濡れている頬の涙を両手で拭い取る。
ーー悔いの残らないように、と先程まで一緒にいた青年の言葉を思い出す。ちらり、と壁掛け時計を見ると、思いの外この場所を去るまでの時間がそこまで長くないことを思い知らされて。]

(なにか、やり残したこと……。)

[真っ先に頭に浮かんだのは、最近この病院で出会った人達で。ここで出会った人の顔を見ておきたいな、と考える。明日から会えなくなるし、最後にそんな思い出を作りたい。もちろん、転院することは告げずにだが。
なんて身勝手で我儘なんだろうと自分でも呆れてしまうけれど、どうしてもこのまま誰にも合わないで転院するのは寂しくて。
もしも転院したことを知られたら嫌な奴だと思われたり、失望されるかもしれないけれど。それならそれで受け入れるだろう。
ゆっくりと立ち上がり、いつものように鏡を覗き込む。涙を拭き残していないかを確認して、髪を簡単に整えると部屋を後にした。]

(49) 2014/07/02(Wed) 23時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 00時頃


["関係がない"、そう言われれば何処か不服そうに、片眉を軽く持ち上げてみせて。
そのまま言葉を紡ぐ代わりに、眼差しの中の侮蔑の色を強めてやった――"あぁ、本当に好き者なんですね"、とでも言うように]

(…素直、ですねぇ)

[それにしても、問われたのなら適当に誤魔化しでもかければ良いものを――それをそのまま信じてやるかは、また話は別だけれど。
どこまでも素直で愚かしい彼に、いっそ愛おしさすら感じながら。

その耳へと唇を寄せてやれば、ピシリと音が聞こえて来そうなくらいに強張る様子が、警戒に揺れるその体が愉快で愉快で堪らない。
ただただ自分の思惑通りに滑稽に踊ってくれる彼のせいで、零れそうになる失笑を堪えるのには苦労させられる。

――と。
流石に我慢ならなくなったのか、押し当てられた手のせいで僅かに体を離された。
しかしそれでも、上に乗る人間と乗られている人間――体格差までもあるとすれば、その程度の抵抗で何とかなる訳もなく。
まったく無駄な事を、と胸中で呟きながら、押さえつけるように体重をかけてやって]


この状態でまだ"冗談"なんて言っているんですか。
…おめでたい人ですね。

[更に更に、危機感を煽るように。呆れたように呟いて、押しのけて来た手を掴むと脇へと縫い付けるように押さえながら。
――嗚呼、そうだ。どうせならば、ここで"泣いて"貰うのも良いかもしれない。
そう思い立つなり、ニヤリと何とも人の悪い笑みをその顔に乗せた]

――ディーン、選ばせてあげましょうか。

[場違いな程に明るい声音でそう告げると、肘をつき再度ベッドを軋ませて、更に体を近付ける。
胸が触れ合うくらいに近付いたその距離に、彼は一体どんな顔をしただろうか。
少し強めに抑えた手首は、僅かに痛みを伴っていたかもしれないけれど]

痛みに泣きたいですか。

[そっと。掴む手を離し、指先を顔の傷へと触れさせる。
未だ痛みを訴えているであろうそこに指を押し当てて。チクリとした小さな痛みを促す程度の力をこめる。
――それで十分な筈だ。それで十分…思い出す筈だ]


…それとも。

[目を細め、ペロリと自らの唇を舐め。顎に触れる手を滑らせて、手のひらで頬に触れながら、親指の腹をその薄い唇へと軽く押し当てる]

………屈辱に、泣かされたいですか。

[囁く声は、低く、低く。
"どちらも嫌だ、は無しですよ"、と釘を刺すのも忘れずに。

浮かべた笑みはより強く――そしてより昏いものへ。ただ眼差しにだけは、射すくめるように鋭いものを。
そうして吐き出した吐息と共に、押し当てた指の上から――ゆっくりと唇を重ねた]


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[取り敢えず1Fを彷徨いてみよう、と歩みを進めていると病院の出入り口付近に見覚えのある猫耳を見付けて。一瞬、マリーのことが脳裏に過ったけれど、最後に話すだけなら許してくれるよね、なんて考えて。]

ーークシャちゃん。
ここで、何してるの?

[近くまで歩き、声を掛ける。ほんの少し声が上ずったのを誤魔化すように笑みを浮かべる。彼が人と話したくないようならばこの場を立ち去ろう、と密かに心に決め、相手の反応を待った。]

(……拒絶、されなければいいけれど。)

[彼に心の中を悟られないように、あくまでいつも通りを演じたつもりだが、気付かれていないだろうか。ただ、それだけが気掛かりだった。]

(52) 2014/07/03(Thu) 01時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

んーと、そんな感じかな。

[今日はお天気が良いからね、と取って付けたような理由を続ける。急に、ここで何しているの?なんて変だっただろうか、と今更不安になりながらも、彼>>54と話せたことを心から嬉しく思った。]

ーーえ、ほんとうに?
クシャちゃんの目、治るんだね……良かった……。

[嬉しそうに話す彼に、喜びとほんの少しの寂しさの混じった感情を抱く。彼の病気が治ったのはすごく嬉しいのに、一緒の転院先になれるとは限らないし、もし同じ場所に行けたとしても彼にはマリーが居るのだと思うと、素直に喜べなくて。わたしはなんて嫌な奴なんだろう、彼が本当に大切ならば心から祝ってあげなければいけないのに、と自己嫌悪する。]

わたしの髪より、もっと先に見なくちゃいけないものがあるでしょ?

[冗談言わないの、と笑いながら返すと、彼の顔を記憶に焼き付けるように見つめて。転院する彼に対してマリーの病気は治るだろうか、と考える。離れ離ればきっと寂しいはずだ。だからといって、何をしてあけられるわけではないのだけれど。]

(56) 2014/07/03(Thu) 01時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

え、ええ……っ?

[彼>>60の口からマリーの名前が出なくて、思わず情けない声をあげた。気を遣われているのか、それとも本気で忘れているのか、と困惑しながら、まさか想い人を忘れるわけはないだろうし、と考えて。それでも答えが見えなくて直ぐに諦めた。]

ーーほら、マリーさんは?
こ、恋人なんだから忘れちゃ駄目だよ……?

[目を逸らし、言い辛そうに述べると彼と同じように首を傾げた。]

あれ……?
えと、ほら、廊下に2人で……ねぇ?

[彼と自分の思考に溝を感じて、説明するように続けるけれど、廊下でのやりとりをどう説明して良いか分からずにいて。これだけで伝わればいいんだけど、と思った。]

(61) 2014/07/03(Thu) 02時頃

ー病室ー

ただいまー。

[病室の扉を勢いよく開き、飛び込む。
キョロキョロと周りを見回せば探検に出かけた時と、ものの大きさが何にも、変わっていなかったことに安心したりして。]

う…あれ。なんだろー?

[さっきまでと違うもの、一つだけ見つけた。
それは、テーブルの上にちょこんと置かれている封筒。
クシャミからの手紙だけれども、朝顔はそんなこと知らないから。]

おてがみかな?
だれだろ?

[封筒をひっくり返したり、逆さまにして振ったり。ようやく思いついて、隅っこをビリビリ破ると、中の手紙を取り出す。]

あさがおあてのおてがみ。だよねー。
だれかによんでもらわないと……。


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:レティーシャ 解除する

処刑者 (5人)

レティーシャ
12回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.062 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび