人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

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【人】 看板娘 櫻子

[子と申の様に、羊と午の様に、卯と丑のように、
近しく寄り添う相手なんて、己には居ない。
本当の意味で、心の底から甘えられる相手など、居はしない。

独りで在る事には慣れている。
けれど、不安を、寂しさを、拭い去る方法は何時まで経っても得られぬ侭で。
だから、また、ひとつ、心を黙して己を誤魔化す。

何度も血を流し、もうすっかり癖がついて固くなった醜い掌の内に、爪を食い込ませて、隠した拳をぎゅっと握って。

甘えることなく、独りで立つ為に。
己にはそれしかないのだから。**]

(27) 2015/02/16(Mon) 02時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2015/02/16(Mon) 02時半頃


【人】 看板娘 櫻子

[本当は、不安で仕方ない、己が可笑しいのかもしれない。
唯でさえ役に立たない己が、皆に迷惑を掛けているだけなのかもしれない。
取り乱して、泣き叫びたい、誰か助けて、と。

でも、そんな事をしたって己には『誰か』なんて、居ない。
ただ震えて居れば助けてくれる誰かなんて、寄り添い縋る相手なんて、居はしない。
甘えていい場面と、そうでない場面を選ばなければいけない事を、知っている。

けれど、幼く脆弱な己だ、暴走したところで、止めてくれる誰かは居るだろう。
己独りくらい、容易く阻んでくれるであろう、誰かが。
それが、唯一の救いだった]

(47) 2015/02/16(Mon) 11時頃

【人】 看板娘 櫻子

[だから、大丈夫。もし、櫻が可笑しいなら…
止めてくれるでしょう?あにさま。

迷いが逸らしたその双眸で、再びまっすぐに巳を射抜いた]

櫻の、…勘違いかも知れない。
だから教えて、あにさま。「感謝する」ってなぁに?
情報の為の犠牲かしら?

情報が増えるかどうかなんて、判らなかったわ。
『犠牲』であるかどうかなんて、誰にも判らなかったわ。

ゆりねえさまのような力が、本当にあるかなんて判らなかった。
『犠牲』…タロちゃんが邪鬼に侵されていないだなんて、私たちには判らなかった。

(48) 2015/02/16(Mon) 11時頃

【人】 看板娘 櫻子

[大丈夫だと、言ってくれる相手も居ない。
だから何度も何度も己で、己に言い聞かす。
大丈夫、大丈夫。

本当はぜんぜん大丈夫なんかじゃないけど、それでも、
櫻しか気付いていないなら、逃げ出す事なんて、できないもの。

あにさま、大丈夫よ。
櫻は大丈夫、だから苦しまなくて良い。
…――だから、お願い、櫻が可笑しいなら、櫻を止めて]

ねぇ教えて?にいさまはそれが判る力が芽生えたの?
けどそれが判るなら、タロちゃんを『犠牲』にする必要なんて無かったでしょう。

じゃあ…一体何に『感謝』したの?

(49) 2015/02/16(Mon) 11時半頃

看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2015/02/16(Mon) 11時半頃


【人】 看板娘 櫻子

『犠牲』だったと…そう、認めるのね?

[静かに、けれど、響く声。
その音はもはや、確認では無く、確信に近い

言葉を遮り、呼ばれる名>>56
けれど、振り返りはしない]

タロちゃんに邪鬼が憑いている可能性を、考えないのは何故かしら?
『犠牲』だと、言い切れるのは、何故かしら?

ねぇ、あにさま。お願いだから、櫻に納得できるように答えて。
タロちゃんに、何が宿ったか判らない侭に、『あにさまのかわりの犠牲』にできた、その訳を――…

(58) 2015/02/16(Mon) 15時頃

【人】 看板娘 櫻子

[伝えるだけ伝えて、けれどそれ以上に聞く気はない様で、
互いに混じりあう視線を逸らした。
思い返す午の言葉、>>56「それよりも」?

戌の「犠牲」は、
巳への疑問は、巳に食って掛かる己の態度は、
そんなに軽い物なのかしら?

ふと疑問に思うも、眠ったものの声が聞えた安堵もあるのだろう、午の良くも悪くもおおらかな性格を考えて、細やかな疑問は今は呑みこんだ。

視得る能力を持つものが増えた事は喜ばしい事だ。
なら今度はもんぺねえさまを、そう返そうと口を開く間際、>>57午の慌てたような態度に気付く。

邪鬼が牙を放つ頻度なんて判らないから、慌てて駆け寄る。見付けたから、何かされたのかとそう案じて]

(59) 2015/02/16(Mon) 15時頃

【人】 看板娘 櫻子

午のあにさま…喉を――?

[其処は急所だ。だからこそ、余計に血の気が引いた。
蒼褪めた顔で、彼の傍、喉に添えるその手に触れた。
温度を無くした震える指先。

嗚呼、だめ、虚勢の仮面が、剥がれてしまう。
取り乱してはだめ、落ち着かないと、
言い聞かせても誤魔化しきれぬ焦りと不安。
何故己は何も出来ないんだろう?
無力感が、またひとつ、胸に重く圧し掛かった**]

(60) 2015/02/16(Mon) 15時頃

【人】 看板娘 櫻子

[>>63申の言葉に首を捻る。

そういう話じゃ、ないんだけどな。

けれど、申と己が噛み合わぬのは何時もの事なので、それを起点に申を疑う気持ちは湧かなかった]

例えば全員に何かの力が芽生えるとして
何時、目覚めるのか櫻はしらないわ。
だから、タロちゃんがあんなに自信を持って言い切るなら、必要な時が来たら目覚めるのかもしれない、タロちゃんはそれを知る力が芽生えたのかもしれないと、そう思ったから、ないとは断言しなかっただけよ。

[むしろ、欺くつもりならあると断言する絶好の機会に、答えなかった事を疑う意味なんてないのに。

多分きっとまた伝わらないんだろうなぁなんて思いながら、首を傾げた*]

(92) 2015/02/16(Mon) 19時頃

【人】 看板娘 櫻子

[>>71巳を見詰めながらも、その双眸の奥、見えぬ何かを睨む眼差しに、もう、迷いは殆ど無かった。

巳の言葉はこの心にはもう届かない。
故に心を乱して声を荒らげることも、ない]

収集をつけた事で、邪鬼持たぬ二人が眠った今、
その言葉に何の説得力も、ないわ。

辰のおじさまの話は、今していないのよ?
今しているのは巳のあにさまの話。
比較する意味もなければ…

櫻は巳のあにさまに信じて欲しい訳でもないもの、
答える理由も、ないわ。

(93) 2015/02/16(Mon) 19時頃

【人】 看板娘 櫻子

[巳を起点に、丑と午、三人の話し合いを聞く。

>>73その最中、子を気遣う申の声が聞こえて、思わず溜息が溢れた。
群れ為す猿に生まれながら、護りたい弱者を守る意識を一時であれ怠るなんて。

十二支の寅ではなく、牙持つ獣の虎として、本能的に知る、ひとつ。
牙持つ狩人が真っ先に狙うのは、群れからはぐれた弱者だ。
…そう、例えば、今の己のように。

見えぬ牙を誘えるなら、力持つ誰かの身代わりになれるなら、己の取る行動に間違いは無いはずだ。
同じ牙持つ狩人であれ、同じ性質とは限らないけれど。

酉のねえさまの様に言霊で誘う事は出来ない。
けれど、どうか、次は己を、
…そう、心の中で、強く祈る。**]

(94) 2015/02/16(Mon) 19時半頃

櫻子は、モニカをじっと眺める。見付かって尚足掻いて居るのか見極めようと(促し)

2015/02/16(Mon) 19時半頃


櫻子は、黍炉の先の違和感を思い返しながら、首を捻った(促し)

2015/02/16(Mon) 19時半頃


[ぱたぱたと降り注ぐ慈雨の如く、
覚えのある声は降り注ぐ。

眠る、ということはもっと寂しく一人闇に漂うばかりと思うていたが、
祈りの強さか、あるいは悪しき気の影響が及ばぬ何かがあったのか――

いずれにせよ、寂しさ感じぬことには
眠りの中で笑み浮かべる。]


[ぽかり、と夢の中で吐き出した泡に、思い出は宿る。

始まりはひとつ。]


[ああ、あれはいまだ人型保てなんだ頃。
先代の隠居に伴い、代替わりしたばかり。

背丈はいっとう小さく、髪はまばら。
気を抜けば丹色の羽どころか、淡い黄色の羽ばたつかせる小雛。

ぴいぴいと鳴くばかりを、
「良い声」と撫でて抱き上げたは辰の翁。

あの頃からとうに大人で、見上げるばかりで。
軽口叩けるほどになった今でさえ、何を返せるのかと時に迷う。

被った仮面に手を伸ばしたのはいつごろであったか。]


[戸惑う辰へと、にこり笑って言ったもの。

「お顔を隠しても、隠さなくても、大好きよ。」

やっと紅色の袖が似合い始めたばかりの事。]


[紅色の袖を翻すにも慣れた頃、
眉間に皺寄せる巳の男が一堂に加わったこと。

凶星と同じくするその名を厭う彼へと、
まだ告げていない言葉がある。]

(厭うでないよ、それは――
きっとそなたを守る物。)

[矜持高い男と知っていたから、
安易な慰めなどせずに振る舞った。
けれど――、それでよかったのかと今でもふと悔いる。

せめて、言の葉の一葉と成せばよかった。]


悪しき名を纏うことで悪気を祓う、
きっと、お主の名もそうであろうて。

[いつか、呼ばせて欲しい、と
告げていれば何か変わっていたのか。]


[力篭らぬ体を抱き上げる午の男の声はしかと聞いた。]

(女子の重みさえ知らぬとは、
そなたもねんねよのう。)

[何時ぞや、――ああ、寅の仔がまだ十二に選ばれた頃。

今よりも小さくて愛らしゅうて、思わず手を伸ばさずにいられなんだ酉に、
「母娘みたいなものですか」と口滑らせたままの迂闊さよ。
にこりと笑んで、その頬抓りあげて謝らせたは新しくもない思い出。

その軽口すら今は懐かしい気がして、
夢路に指伸ばすことさえを躊躇う。

消えて、泡沫とならぬよう。]


 うっるせぇエテ公!さっきまで弱音吐いてたくせに!
 しょこらはお前みたいに蹲ったりしねぇよ!

[申の言葉に返すのは楽だ。何も考える必要がないから。
酉のような寛容さもなければ、巳のような思慮深さも、辰のような先見性もない自分。
売り言葉に買い言葉で応じるのは楽だ。
だから、寅の懺悔は。

完全に勘違いしていた自分が悪いのに。]



[与える言葉を知らないから、何も伝えられなかった。
意識が伝わっているのに、何も言えなかった。

身体は、申に引き摺られていく。]


[ひとつ、寂しいと思うのは、
手を伸ばせないこと。

頭を撫でた時のはにかんだ顔。
仏頂面、困ったような顔、狼狽える顔、
微笑む顔。

どれも、今、この手の中にはなく。]

(寂しいのう…)

[ぽつり、泡を吐き出す。]


[ああ、あれは亥の仔抱き上げた折。
植わった柿の木に激突した子の頭を膝へと乗せて撫でていた。

十二の勢が皆揃う時は緊張しているのか、
二人だけなら少し饒舌な姿に、
微笑ましさ感じて。

膝上の軽い重みなど、気にもせず。
その日はずっと亥のこの髪を撫でていた。]


[思い出すことは、どれも優しい思いばかりで、
それに触れられぬことが、苦しくなる。
切なくなる。]

(それでも――思いなくせば
歪もうから。)

[愛しき思いを呼び起こす。

僅か心の底の底。
小さな振動で構わぬから、悪しき気祓う糸口たれと。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[丑の仔、初めて招き入れた折は、
既に用意されていただけでは料理足りず、
自らも厨へとかけた。

まだ火もついて出来上がらぬ料理を前に、
期待するような瞳で座敷抜け出した丑の仔が控えていた時には
笑ったものよ。]

少々待てよ。

[今すぐに食べたいとでもいう気持ちを抑えて、
こくりと頷くもんぺへ味見と称して
一口先に与えたは他へは内緒。]


[今にも泣き出しそうな子のこ。

「どうして、猫さんに嘘を吐いたんでしょう。」

心優しい仔。
おとぎ話ひとつ。

捨て置けぬ、優しい心ひとつ。]


[抱きしめて、撫でるうちに
遠慮なく飛び込むは、未か申か。

少し離れた場所で、羨ましそうな卯の乙女を手招いて。


思い出と夢ばかりは、
どこまでも幸せで。]


[引きずられていった先はどんな部屋だっただろう。
分からない。けれど、微睡みの中聞こえる声はあった。
子は亥を黒だといい、午は丑を黒だと謂う。

どちらが本当かは分からない。
或いは、どちらも本当なのかもしれない。

分からないけれど、これが呪いなら。

せめて、皆が笑える日々が戻りますように。]


[夢うつつ、戌は思う。
辰の弱った声を聞きながら、考える。

自分の選択は間違ってない。それは、今でも。
たとえその選択によって今辰が弱っているのだとしても、自分の考えは、決して。

けれど、]

 …選ばなければ、何か違ったのかな。
 じっちゃん。

[そういえば、自分は辰の素顔を見た記憶がない。今よりもっと小さい時に見たのかもしれないが、覚えていない。
その裡に、仮面で隠しきれない何かがあるのだろうか。
心が、じくり、と痛む。]


[戌は思慮深くない。教養もないから、語る言葉もない。
何かを伝えようと思っても、浅い言葉で終わってしまう。
だけど、]

[抱える力に泣く子も、
突きつけられた疑いと向きあう丑も、
一人ぽっちで立ち続ける寅も、
皆の声に耳傾ける卯も、
怒り諭し考える辰も、
皆から一歩引き思案する巳も、
力の向く先を見定める午も、
憂いを隠し日常を振舞う未も、
真似をしながら己を貫く申も、
恐れ怖がりそれでも戦う亥も、みんな。]


 がんばれ!

[想いを伝えるなら、この言葉で。
届かないかもしれないけれど、夢の中、思念を送る]


【人】 看板娘 櫻子

[じっと、辺りを観察する。
何か僅かな違和感を、見落とす事無く拾えるように。

>>99子はああいってくれたけれど、子の力が本物なれば、子に牙が向かない可能性は幾許か。
牙から守る力が有ればよかったのに。

幾ら何を欲したところで、何の力も無い。
せめて、目障りだと、そう思われる事が出来たなら、
誰かの身代わりになれるのに。

本当は、最初に自分をと名乗り出ようとしたのは、己だった。
だって、何の役にも立たないもの。
けれど、戌が身代わりになった、
ならば己も誰かの盾に――…]

(135) 2015/02/17(Tue) 01時頃

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