人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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【人】 記者 イアン

[それは自分にとって唐突に
息を吐く音が、緑を踏む足音が>>95
──聞こえたような、気がした。
どちらかでも幻聴ではなかったのなら
視線を向けた先、去り行く背を見ることが叶い
ただの勘違いならば、そこにはもう誰もおらず
落ちた薔薇の花弁を見つけただろう。]

 ……ヴェルツ?

[どちらでも同じことだ
小さな呟きは、名の主には決して届かない。]

(101) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 記者 イアン



 モリス、モリス……

[確かな動揺を浮かべた表情
怯えるようにモリスに自分から身を寄せた
無意味に名前を繰り返し、縋ろうとする。
他の人間を呼んだ俺を彼はどう思ったか
嫌そうに見えなければ、少しの間そのままでいた。

薔薇の香りが心地良い。]

(102) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

【人】 記者 イアン

[傷ついた心で自分を気にしてくれた
大切な後輩、汚してはならない相手
いけないことだ、許されないことだ──]


 俺、俺は……君に見てもらいたい

         君が、欲しい。

[だけど、“苦しくなくなる“のならば
──汚い俺は逃げ道を見つけた。
手の感触に体温が上がる心地
視線は彼の瞳ではなく、唇に注がれ
欲の籠もる吐息が噎せ返る香りに混ざる。]*

(103) 2018/05/19(Sat) 20時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/19(Sat) 20時半頃


【人】 記者 イアン

[罪深い、許されない。倫理に反する。
今自分は後輩を誘惑した。]

 ごめんね。

[こんな行為を求めることに、
待っていた先輩が汚い奴だということに
ぽつり、悲しそうに笑って謝罪した。
言外の感情を察するのは不得意
先程は伏せていた目が>>148こちらを向き
笑みを見せられるのならば、罪悪感を覚える。

正しい道からはとうの昔に外れている
遊び半分の悪意に突き落とされた。
今まで落ちてないふりをしていた、だけ。]

(177) 2018/05/20(Sun) 01時半頃

【人】 記者 イアン

[頬に触れる違う温度が心地よい
添えるように自分の手を重ねるまでが似て
甲を指でゆっくりとなぞるのが先程と違う。]


 俺といる時は、怖がらなくていいよ。

 ──……君を見ている俺を見て。

[途切れた話>>150を思い出すだろうか
ひとり怯えるモリス・レーヴェンへの答えは
彼のことを思うだけではない
自分を見てほしいという、利己的な感情も含む。] 

(178) 2018/05/20(Sun) 01時半頃

【人】 記者 イアン



 場所を変えようか。
 また見られるのは、……ね。

[優しく手を下ろさせ、毛布を退け立ち上がり
微笑みかける顔は生徒会長のもの。

どう反応するのか、彼を見ている。]*

(179) 2018/05/20(Sun) 01時半頃

【人】 記者 イアン

[夜闇の中でも見えた表情>>164
きっと自分と似たようなものだったけれど。

平静を繕う相手と、それに縋るもう一人は
それぞれ別の理由で怯えたんだ。

だって彼は細やかな心の子供で
俺は汚れた大人なのだから。]*

(180) 2018/05/20(Sun) 01時半頃

【人】 記者 イアン

[ヴェルツという名の薔薇は存在しない
彼そのものこそが俺にとっての薔薇だ。

決まった場所で、綺麗に在り続け
いつでも変わらずに迎えてくれる。
棘に怯える臆病者は、汚い手を伸ばせない
まだ見てもいないのに、立ち止まったまま

汚泥から美しい花は咲かない。]

(185) 2018/05/20(Sun) 01時半頃

【人】 記者 イアン

[ただ一言問い掛ける、それだけでいい
返るものがなんであれど、空白は埋まる。

汚れを晒すより余程簡単なことの筈なのに
一度踏み出せばその後もきっと出来るのに。

怖くて怖くて、仕方なくて。
見つけた背中は距離以上に遠く感じた。]*

(186) 2018/05/20(Sun) 01時半頃

【人】 記者 イアン

[吐息の笑み>>192の意味は知らない。
気づかれた何かの中身も、言わない
惨めで、情けなくて、苦しくて。誰にも言えない。]


 なんでもないよ、モリス君

[ああ、その呼び方嫌だなって
思った癖に自分も戻っている。
染み付いたものは恐ろしい。一度汚れたら最後、

レーズンパンは食べ終わっている、荷物は軽い。]

(197) 2018/05/20(Sun) 02時半頃

【人】 記者 イアン


 図書室に内鍵を掛けて閉じ籠る、とかかな。
 とりあえず、中に帰ろうか。

[間を空けず、モリスに答えた>>193
考えることもなく実体験から自然に口に出る。
一つとして望んだわけじゃないんだけれど。]


 ………………、

[嫌だな、本当に。
歩きながら無意味に制服の胸元を掴む。
行き場所以外に話すことが無かったのならば
建物の中に戻るまで口は開かなかっただろう。]

(198) 2018/05/20(Sun) 02時半頃

【人】 記者 イアン

── 廊下 ──


 ……ねえ。
 気持ち悪いって、言ってもいいよ。

[行き先が何処になったとして歩く場所
少し前を歩きながら、ふと呟いた。
丁度その位置は月光が届かず、表情は気づかれないだろう。


薔薇の香りが、欲以外のものも引き摺り出すようだ。]*

(199) 2018/05/20(Sun) 02時半頃

【人】 記者 イアン


 ……参ったな。これで罰点2だね

[せめて否定してくれたらいいのに
それなら何を言っているかは理解したということになるから。
胸が締め付けられるような、情けないような。
先程のやり取りを持ち出して茶化すのが精一杯だ。]

 俺のことだよ。
 貯まったらお菓子でも買えばいいかな?

[自白はするけれど、答えは貰っている。
足は図書室を目指して、動き続けた。]

(202) 2018/05/20(Sun) 03時半頃

【人】 記者 イアン

── 図書室 ──


[大きめの窓から月明かりが差し込む
図書室の雰囲気は、昼間とは違って見える。

そんな静かな空間に、金属の音が響いて
外と内とが一時の断絶を迎えた。
一度、小説を返す為に書架の中に一人向かい
帰ってくれば備え付けられたソファーの端に座る。
見上げるのか隣を向くかは相手の行動次第。

少しの沈黙の後、口を開いた。]

(203) 2018/05/20(Sun) 03時半頃

【人】 記者 イアン


 ……モリスは、俺にキス出来る?

[口の端に指を当てれば首を傾げ。
年齢と背丈に比べ幼い仕草で相手を見つめる。

彼に知られたいと思い、欲を抱いたとしても。
それで重なるものを見つけた気持ちや今までのことは消えない。
だから、大切なら試すことが必要だろう。
出来ないのならば、こんな時間は終わり
汚くて最低の先輩とはさようなら。 

俺は願望を抱えたままひとりになる。]

(204) 2018/05/20(Sun) 03時半頃

【人】 記者 イアン

[実のところ、ここまでで充分意思は示されていた。
それはちゃんと目にしてきた筈。

それでも最後の確認をしたのは、多分
こちらもどこか怖がっている部分があったから。
皆の傍に寄っていって、いつも賑やかな場所にいて
その一方、いつだってひとりだったのだと思う。

テーブルに置かれた栞の魚は動かず
いつまでもそこにあり続ける月光の下。

跳ねる水音が聴こえたような気がした。]*

(206) 2018/05/20(Sun) 03時半頃

【人】 記者 イアン

── 何もかもが今は遠い ──

 なんだい?

[雑草抜きも板についてきた初夏
思い掛けないことをされ、固まった記憶。
同性に触れられるのが苦手だ。汚れて、穢れているから。
彼に手を伸ばしたことは無かった。
綺麗なものを作る、綺麗な人だ──そう勝手に思っている──から。]

 ……笑わなくても、いいじゃないか。

[作った「僕」はそんなことはしない性格なのに
拗ねたふりをする以外に混乱する頭は思いつけなかった。
そうしなきゃ顔を背ける術が無かった。]

(213) 2018/05/20(Sun) 04時頃

【人】 記者 イアン

[なんてことをするのだろう。
何の意味もなく、何も知らないで。
どうせすぐに忘れてしまうのだろう。

そう、無意味でしかない。
その一件も、密やかに胸元を掴んだ先の出来事も。]*

(214) 2018/05/20(Sun) 04時頃

イアンは、今、自分の傍にいてくれているのは

2018/05/20(Sun) 04時頃


イアンは、ユージンではなく、モリスだ。**

2018/05/20(Sun) 04時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 04時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 12時頃


【人】 記者 イアン


[二人だけの静かな世界、図書室へ向かう途中
楽しげに笑ったモリスが、否定する時までも
そんな彼のままで、言ってくれたから。>>230  

ありがとう、と。
返したのはたった一言、どこか泣きそうな声
顔を見られないように先を歩き続けた。]

(233) 2018/05/20(Sun) 14時半頃

【人】 記者 イアン

[戻ってきた時見た、安堵するような表情>>231
何を強請られたのかも、汚れの意味も
もう分かっている筈なのに。
眉を下げて、こちらも笑みを浮かべていたのが座る前。]


 え?俺は、……何を間違えたのかな。

[薄い笑みで何を思ったのか、振られる首
自分は本当に分かっていない顔をしていただろう。
聞き方に指摘を貰うのは>>23予想外だ。
溶けた垣根を喜ぶ暇も無い。]

(234) 2018/05/20(Sun) 14時半頃

【人】 記者 イアン


 っ ……モリス

[その一言が俺には妙に響いて聞こえたんだ。
詰められた距離>>232に心臓が煩くなって
名前を呼べば、じわじわと血色が良くなる。
そんな格好良くない先輩の姿で、口づけを受け入れた。

食むような柔らかさが実感を与え、背筋が震えた。
絡め下ろされたほうではない、もう片方が相手の頬に触れる
潤そうとするように乾いた唇を舌先が舐めれば、
そのまま咥内に侵入してしまう。
歯列をなぞり、相手の舌と絡ませる。
幾度か離れ、角度を変えながら
何度も何度も、モリスを求めていた。]

(235) 2018/05/20(Sun) 14時半頃

【人】 記者 イアン


[糸が伝い、切れる。
少しの間、呼吸を荒く繰り返した。
それでも惜しむみたいに二人の距離は近いまま。]


 さっき言ったこと、格好良かった。
 ……どっちが年上だか、本当に分からないね。

[頬を撫でながら、まるでいつもと変わらない笑み
けれどそれは温度が上がるばかりの顔と、濡れた目が作った。

するりと落ちる手は、彼の服に伸びた。
一度様子を確認して、許されるようなら脱がそうとする。]*

(236) 2018/05/20(Sun) 14時半頃

イアンは、モリスと二人きりで鍵の向こう側。

2018/05/20(Sun) 14時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 14時半頃


【人】 記者 イアン

[彼の心の葛藤は知らないが、同性愛者だと思っていれば確認を取ることは無かっただろう。
それでも、口づけたのは相手からだから
強張りと辿々しさを感じても>>238引くことは無かった。]

 可愛いから、いいんじゃないかな?

[整わない呼吸を聞きながら>>239今度は真逆の感想を言う。
別に意地悪のつもりはない。
自分には失われたもので、眩しかっただけ。
そうしながらも手が動いている
頷き返し、釦が外されていく。]

(241) 2018/05/20(Sun) 16時半頃

【人】 記者 イアン

[キスと比べ、肌を露わにする手付きは慣れていない
時折僅か止まることすらあった。
沈黙の時間はそうして生まれる。]

 ……そうだよ。だって、まともじゃないだろう
 だけど、問題はきっとそこじゃないんだ。

[答えるまでの沈黙は嘘をつく為ではなく
自分でも整理が難しいものだから。
ぽつり、ぽつりと聞きたがる相手へ語った。>>240]

 知られたかったんだ。
 頑張ったってまともになれないって教えられたかった。
 罵られても、酷く扱われてもいいって思ってた。
 でも、そんな自分を受け入れてほしかったんだと思う。

(242) 2018/05/20(Sun) 16時半頃

【人】 記者 イアン

[上半身を脱がせてしまったら、次はこちら。
ジャケットが落ちて、ネクタイが続き
シャツの釦を全て外せば一度立ち上がり
胸をやんわりと押して横たわるよう促した。]

 俺、こっち側も、合意でするのも初めて。
 あ、二人だけなのもそうかな。

[覆い被さるような体勢で顔を近づけ
緊張する、そう呟き柔らかく笑う。
連ねた三つの初めての反転が、ずっと語らなかった過去。
本人にとっては認めるしかないそれは何気なく落とされた。
俺にとってのキスがしたい相手は
愛だとか恋だとか遠いものの先にいるわけじゃなくて。
汚された本物に手を伸ばしてくれる人。]

(243) 2018/05/20(Sun) 16時半頃

【人】 記者 イアン


 ねえ、優しくするからさ……君も、俺に触ってね。

[今度のお願いは、指摘されずに済むだろうか。
滑る手が直接に身体を撫でてゆき
やがて、意味の変わった触れ方を始め
彼の肌にも熱を感じる頃に下腹部に降りてゆく。

触れながらも、何度も唇を重ねた。
溢れる欲が自然と自分のそれも育てていって。
異性愛者への気遣いは当然あるが
結局、慣れない立場から彼を奪ってしまう。

潜めた吐息と濡れた音が二人だけの空間を満たし
その時間の俺は、確かに彼だけを見ていた。]*

(244) 2018/05/20(Sun) 16時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 16時半頃


【人】 記者 イアン

─ 蜜事の終わり ─

[かつての自分と比べれば見れる姿だ。
しかし痛みが無かったわけがなく、負担を掛けたのも事実。
一時の醒めが訪れた頭に、棘のような罪悪感。]

 ごめん。

[ベルトを締め直し、シャツを羽織り
自分のジャケットで彼に応急処置の清めを行いながら謝罪した。
逆のほうが良かったかな。でも、異性愛者に出来るかどうか分からないし] 

(255) 2018/05/20(Sun) 19時頃

【人】 記者 イアン


 まだ暫くはここにいたほうがいいね。

[作業を終えれば衣服を正させソファーに寝させ
椅子に座って彼を見守っている。]

 ありがとう。
 
[口にしたのは一言だけ、疲れた彼にあまり話は振らない。
ふと、無意味に視線を窓に送る
……それなりの時間を彼に触れていたと思うのだけど。
来た時から、いや、廊下で窓を開けた時から
月の位置、空の色──何も、変わっていない。]*

(256) 2018/05/20(Sun) 19時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 19時頃


イアンは、ヴェルツに何があったか、知ることは叶わずにいる。*

2018/05/20(Sun) 19時頃


【人】 記者 イアン

[与えられたことのない優しさを向けるのは大変。
好きでもない、恋愛対象でもない男にこんなことを
薔薇に侵されきってはいない思考が
可哀想だと、あの頃のお前ではないかと嘆く瞬間もあった。
だけど最後まで止めなかったのは
やっぱり、俺がそういう人間だからなのか。]

 ……うーん。

[考え込む顔は別に袖を握る手が>>297嫌なんてことじゃない
だから離そうとはしないし、少し椅子を引き摺って距離も詰めた。
窓を見るのは止めて、彼の微睡むような様子を見つめる。]

(299) 2018/05/20(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン


 眠いの?……ここで寝るのはあまり、良くないな。

[部屋ではないし、風邪も引くし。
だけど起きろと引っ張ることも出来ず。
少しだけならいいかなと、口にした以上は咎めず。
再び黙せば見守る姿勢。]*

(300) 2018/05/20(Sun) 23時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/20(Sun) 23時頃


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