人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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視点:


粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 00時頃


【人】 粉ひき ケヴィン

[それから、ヴェスパタインを落ち着かせるため言葉を重ねた。
彼の口からアイリスの名が聞こえる>>3:139
それを問えばまた気がたかぶるかもしれないと思い、
彼にその言葉の意味を尋ねることはしなかった。

夜も更け、疲労が滲む。
部屋に戻ろうとヴェスパタインやローズマリー、
それから、トレイルの傍にみえたメルヤに声を掛けた。

二階に続く階段には、赤が散る。]

 ――……オーレリア ?

[呼び掛ける声は、酷く、頼りない。**]

(8) 2016/11/17(Thu) 01時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 01時頃


[その事実
人狼として、人に殺められる覚悟も決められずに終わった情けない己には
酷く重く、耐えられないもので。

場の騒動の結末を見届けることも無く、残酷な目に合わせたメルヤを置いて
人を家具を壁をすり抜け逃げ出していた。

……昔から辛いことからはすぐに逃げ出す、どうしようもない男だった。]


[辿り着いたのはかつて過ごした記憶がある思い出の部屋
そこで人間達が仲間が何をし、何を話したかなんて、知ることはない。

その隅で膝を抱えている。
目は昏く黒く、姉を失ったメルヤに似ているのだろう。
今や相棒でも家族でも無いあの子に。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン

[オーレリアの変わり果てた姿に、声をなくす。
幸せを願った相手だった。
それゆえに距離をおこうとした相手だった。
オーレリアの力のことは知らない。
だから、先に逝くのは己だと思っていた。

ぐ、と堪えるように眉を寄せた。
けれど視界は滲み、彼女の姿をぼやけさせる。]

 ――……、

[くちびるのみで彼女の名を綴る。
嘆きの色が、露わとなる。]

(12) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[底冷えする寒さ。
彼女に借りた黒のぬくもりが恋しい。]

 オーレリア、……

[彼女が人狼なら食べられていいとさえ思っていた。
林檎になぞらえて言った言葉は本心からくるもの。
近く、けれど遠くあった彼女を大事に思っていた。]

 如何して、キミが……

[先に逝くのか。
幸せについて言葉を交わしたあの日が過る。
彼女の幸せは何処にあったのだろう。
願うものは酷く遠く、
力を使わぬというのに、酷く胸が痛い。]

(13) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[大事な者が襲われることを考えないようにしていた。
キャサリンの死も、本当はまだきちんと受け入れられてはいない。
修道院にはキャサリンの存在が大きく、
何処に目を向けても彼女との思い出がちらつくから、
ひょっこり現れるのではないか、なんて――
失われたはずの穏やかな光景を過らせていたから。]

 ――……、

[今、ケヴィンの眸に映るのはオーレリアただ一人。
いつもの距離で佇めど、まだ彼女に触れることは出来ない。

どれだけの時間、そうしていただろう。
彼女の名を幾度紡いだか知れない。

彼女の呼ぶ声が聞きたい。
けれどケヴィンにその声をとらえる術はなく。]

(14) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[動けず其処でオーレリアを見詰めていれば
いつしか人の気配もまた疎らな時間>>5に近づく。]

 ――… 此処は、寒いだろう。

[語り掛ける声は微かに掠れた。
目許を乱暴に拭い、彼女を包むためのシーツを取りにゆく。

アイリスが現場を検分したのは、
ケヴィンがシーツを取りに離れた僅かな時間だったかもしれない。]

(15) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[シーツを手に、オーレリアのもとへと戻る。
白で彼女の華奢な身体を包み込めば、白に赤が滲みゆく。
ゆる、と抱き上げる。
その軽さに、また目頭が熱くなるのを感じた。

髪に触れるだけでも躊躇うほどであったから、
彼女をこんな風に抱き上げる日が来るとは思わなかった。]

 …… 髪に触れただけで十分だった。
 キミをこんな風に抱き上げる日など、
 来なければよかったのに ――…、

[こんな状況にでもならなければこうすることはなかったろうと思う。
だから、こんな状況を厭い、
彼女の生を望み、分かりにくい言葉を紡ぐ。]

(16) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[オーレリアが使っていた部屋へと行けば
シーツを纏う彼女を寝台へと寝かせる。]

 ――… 今夜は共にいよう。

[シーツから覗く彼女の手に己の手を重ね、
床へと座り込み、目線の位置を近くする。
もう片方の手をオーレリアの目許へとかざし、
軽く下へと動かして]

 おやすみ、オーレリア。

[眠れる気はしないが、
オーレリアに安らかな時間が訪れる事を祈り、目を伏せた。**]

(17) 2016/11/17(Thu) 02時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 02時頃


     ── …… ケヴィン 、


[ 掠れる音は、宵の中へと溶けゆきましょう。]


─ 3日目/メルヤと ─

[ キャサリンの仇を取ると話す彼女の眸は、
昏く暗くあり、滲むこともありませんでした。
気丈を振る舞う彼女も、異常なこの場に、
心が追いついていないのだろうと、思います。
だからこそ、心配なのでした。

キャサリンやトレイル、彼らにしか、
心を開くことの出来ていないだろうメルヤ。
私では、だめなの、かもしれません。
…… それでも、貴方の心を軽くしたいと思うのは、
私の自己満足であったのかもしれません。]


 ── …… いつか、私にも、


[ 心を開いてくれると、いいのに ……
小さな言葉は、届くことはないのでしょうね。]


[ トレイルを探しにゆくと話す彼女、
ひとりにはしたくありませんでしたし、
私自身も、彼の姿を探し出しては、
言の葉を交わしたいと思うのです。
ですから、メルヤの隣を歩こうと、思うのでした。

ですが、何故だか隣に並ぶことは躊躇われ、
後ろをついて、降りるのだったのでしょう。
その後のことは、目まぐるしいものでした。]


[ 階段の曲がり角、聞こえる声は、
     …… トレイルの死を、告げました。

メルヤは、其の儘、向かうのが見えましょう。
私は、階段の隙間から、
ローズマリーの衣服の汚れを捉えました。
そして、耳に届く言葉に、
ガツンと頭が鈍器で殴られたように鈍く響き、
私の足は、床に縫い付けられたよう。
前に進むことは、ありません。]


 どうし、て … うそ、 そんな


[ 紅く染まる、鉄錆の、いろ。]


[ 階段の壁に背を預け、ずるりと崩れ落ちましょう。
私の与えた、神の啓示の所為でしょうか。
いいえ、違いありません。


  ローズマリーの、綺麗な掌を、
        私が 穢れさせたのです。


其れだけでは、なく。
トレイルの死をも、私の心を揺れに揺らすのです。
あのとき、私はどうするのが正解だったのでしょう。
私は、何をすればよかったのでしょう。
この力は、正しいものなのでしょうか。]


[ 信じられぬことばかりでした。
壁に凭れ掛かり、天井を見上げます。
神は、何をお考えなのでしょうか。
神は、私に何をさせたいのでしょうか。

ぼうと、天井が滲んでゆきました。
ヴェスパタインが、狂ったように喚く声は、
私の耳には届いてはいなかったのでしょう。
私は、神にただ、問いかけ続けていたのですから。
けれど、神は都合の悪いことなど、
返事をしては、くれないのでしたね。]


[ 知らぬ間に、刻は進んでいたのでしょう。
この力の使い道も、己の存在も、
分からぬことばかりではありました。
…… けれど、与えられたものは、
神は使えと望むのだろうと、
聖堂に今夜も向かう為に、ふらりと、
立ち上がったときだったでしょうか。

階段の下から突如現る、黒い影 ── ]


 …… ── 貴方は、


[ 言葉を紡ぎ切る前に、
その影は私の首元に食いついたのです。]


[ 牙が減り込むのが、分かります。
的確に頚動脈を貫かれ、
紅い噴水が湧き上がるでしょう。]


 ── ひゅ 、は …… ッ


[ 声はもう、二度と出せぬのでしょう。
この唇はもう、唄を紡げないのでしょう。

鋭い牙の、持ち主は、
最期に視界に映る姿は、
人の皮を被った、醜い金髪の男の姿 ── ]


[ 意識を手離してしまう前に、
    音の出ぬ喉の代わりに、
       唇は、とある名を象るのでした。]


  …… ── ッ、


[ ── ケヴィン、と。愛しい、かれの名を。*]


[ まことに、まことに、あなたがたに告げます。
  一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、
      それは一つのままです。
  しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
   自分のいのちを愛する者はそれを失い、
    この世でそのいのちを憎む者は
  それを保って永遠のいのちに至るのです。

        『ヨハネによる福音書より』 ]


[ …… ── 私は、ただ。
皆のしあわせを願っていただけなのです。
みなのしあわせさえあれば、何も要らぬと、
みなで笑ってさえいられるのなら、何も要らぬと。

儚い願いは、雪解けを待つことができず、
花開くことは、なかったのでしょう。]


 …… 神は何故、
 このような試練を与えたもうたのでしょうか。


[ 目の前に横たわる、己の姿。
醜い姿の自分自身を見下ろして、呟きます。
目蓋を伏せて、現実から逃れてしまいたいと、
淡く思うのでしたでしょうか。]


[ 牙を隠す男の姿は、もうなかったのでしょう。
遠く横切る少女の姿も、認識はしていませんでした。

“ 死 ”を迎えてしまった私は、
突然のことに、まだ実感が湧かないのです。
魂として、いま、意識があるのですから。
其の場に蹲り、己の頬を撫ぜようと掌を伸ばします。
醜い姿とは異なり、いまの私は綺麗なままでしたか。]


[    ───── とどく声に、
私は、はじかれるように顔をあげました。
唇を開き、そして、…… 閉じます。
かれの声は、今まで聞いてきたどれよりも、
頼りなくて、弱々しくて、どうしたのと、
問いかけたくなるほどでした。]


 ケヴィン、私が、見えるの、ですか


[ …… 紡ぐ声は、決して届きはしないのです。
私の声に、返答はありません。
彼の唇は、なんども、なんども、
私の名を、綴り続けました。]


[ 眉は垂れ、儚く笑みを浮かべます。]


 …… ケヴィン、 貴方ったら、
 そんなに泣き虫だったかしら?


[ 滲む瞳を見詰め、ゆると目元を撫でようと、
指を伸ばします。けれど、私の指は濡れぬまま。
もう触れることは、二度と叶わぬのでしょう。
頬を撫でる仕草をしてみせますが、
かれの熱は、指先には伝わってきませんでした。]



 …… ケヴィン、貴方が生きていてよかった。


[ 此処にいるのが、貴方ではなく、
          … 私でよかったと。

貴方には、しあわせになって貰いたいと、
私は常より願っていたのですから。
結局、貴方のしあわせが何なのか、
聞くことはできませんでしたけれど。]



 …… ケヴィン、ねぇ、ケヴィン
 私は、あなたが幸せなら、しあわせよ。


[ 何時か綴った言葉をもう一度。
届く筈もないこえを、名を、なんども綴りました。]


[ 私に触れてくれぬ、かれの姿は、
ぼやりと滲み、姿形を、
はっきりと捉えられなくなっていました。
如何して、なのでしょうか。
魂となった私がなぜ、
このように震えているのでしょうか。
分からぬこと、ばかりでした。

かれが、何かを言って、場を離れます。
そのあとでしたでしょうか、
花屋の少女が、私の身体を拾い集めたのは。]


[ ぼんやりと、立ち尽くしている間でしたか。
再び、かれが戻ってくるのでした。
シーツに包まれた私は、彼の腕の中にあります。
彼の言葉を聞いて、私は、唇を噛み、
小さく息を吐き出しましょう。]


 ケヴィン、 私は、 ……
 貴方に触れても、よかったのかしら。


[ 本当は、もっと、触れて欲しかった。
本当は、もっと、貴方に触れたかった。
我儘な私は、髪に触れられる以上を、
求めてしまっていたのでしょうね。]


[ 私の使っていた部屋まで、
運ばれるあとを、私はついてゆきます。
寝台に横たわる身体、重なる指も、
こうならなければ、触れ合えなかったのかと、
そう思えば、此れでよかったのかと、
私は、ぼんやりと、思ってしまいます。

…… けれど、中身のない私は、
体温を分け合うことのできぬ私は、
本当にこれでよしとは、できないの、でした。]


 ケヴィン、 … ねえ、
 一番心が安らぐのは、貴方の傍なのよ。
 …… 知らなかったでしょう?


[ 私は、私が居たい場所にいるのです。
彼の隣に、私は膝を立てて座りましょう。
伏せられた目蓋を、じと見詰めます。]


[ 温もりも、柔さも、感じられぬことは、
わかっています。でも、最期なんだもの。
此れくらいの我儘は、赦して欲しいのです。]


 おやすみなさい、…… ケヴィン。


[ 濡れた睫毛を伏せて、少しだけ身を寄せて、
彼の唇に、そっと唇を重ねたのでした。]**


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン

[オーレリアの遺体を見つけた時、
ヴェスパタインの隣にはローズマリーの姿>>20があった。
彼女が彼についていてくれることにほっとする。
気掛かりであるのはメルヤのこともであるが。

その時は、ローズマリーの声に、ゆるく頷きだけを向けた。]

(25) 2016/11/17(Thu) 11時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[微睡むような浅い眠り。
泡沫の夢。
積み重なる疲労が、
眠れないと思っていた男に僅かの眠りを齎した。

目をあけて、最初にみえるのは
眠るようにあるオーレリアの貌。

ほっとしたように表情は緩む。
夢の続きをみるような感覚のまま]

 ――…オーレリア、

[おはよう、と声を掛けそうになって、
彼女がもう声も、笑みも、返せぬ事を思い出す。]

 ………… 、 ……っ。

[悲嘆の音は静かな一室に小さくとけた。**]

(31) 2016/11/17(Thu) 12時半頃

[ 名を呼ぶ声で、顔をあげたときでしょう。
かれの傍には、ヴェスパタインと
ローズマリーの姿が、ありましたか。

私の所為で穢してしまった掌を思えば、
もう感じる筈もない感覚が、胸を抉りましょう。]


 マリィ、 …… ごめんなさい。


[ 彼女をちらと見るだけで、真っ直ぐと、
錫色に映すことはできませんでした。
あの朝、私に体温を与えてくれたのは、
きっと貴女だったのでしょうね。
優しい、あなた。私の眼に映るあなたは、
偶像でも、誰かの代わりでもない、

        …… ローズマリー、
           大切な、ひと。]


[ ケヴィンと、唇を重ねる仕草をしたとき、
私の耳に、とおく、囁く声が聞こえたでしょう。

気丈な彼女の瞳から、溢れる雫を、
私は拭うことも、知ることもできません。
ただ、その声だけは、届くのです。]


 ── …… ローズマリー、
 しあわせに、おなりなさい


[ 昏く沈む天井を、顔をあげて見上げましょう。
動きと共に、はらりと髪が流れます。
窓の外、止む気配のない荒れる雪よ。
はやく、鎮まれと、願うのでした。*]


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン

[オーレリアの首筋には噛みついたような痕があった。
獣に喰い散らかされたかのように見えた。
キャサリンやハナと違い、
喰い散らかされた以上の惨状とまではいかず
オーレリアの方が、まだ、その姿を留めていたように思う。

彼女の首筋に残る傷痕をそっとなぞる。]


 ――… 誰が、キミを、こんな風に、……


[そう紡ぎ、思い返すは昨夜の状況。
オーレリアの居た階段付近、
メルヤが食堂へと向かい、ヴェスパタインもそちらに向かった。
ローズマリーと共に自分もそちらに移動して。

食堂に集まっていたのはアイリス以外。
ヴェスパタインの気を落ち着かせようとした時、
ハナの遺体を確認してこようと食堂を出たジェフ。]

(50) 2016/11/17(Thu) 16時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[状況が選択肢を狭める。
一階と二階を繋ぐ、人通りのある場所での惨状。
あえて見せつける為に為したのか、
それとも別の理由があるのか、ケヴィンには分からない。]

 ――…アイリスか、ジェフか。
 キミの命を奪ったのは――…

[どちらなのだろう。
閉ざされた眸に、さいごに映ったものを思う。]

(51) 2016/11/17(Thu) 16時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


 どちらか、
 それともどちらも――…

[考えを纏めるようとぽつりぽつりと言葉を漏らす。
情報が足りない気がする。

ヴェスパタインが漏らしていた言葉>>3:139の意味。
それを聞きたいと思った。
一夜を経た今なら聞けるだろうか。

それから――、
ローズマリーがトレイルを人狼だと思った理由。
それもまた気になることのひとつ。]

(52) 2016/11/17(Thu) 16時頃

ケヴィンは、ローズマリーやヴェスパタインと話したい、と思う。

2016/11/17(Thu) 16時頃


【人】 粉ひき ケヴィン

[ベッドに眠るオーレリアを見詰め、
重ねていた手を緩めて、シーツを掛けなおす。]

 ――… 、 行ってくる。

[仇を討ちに。
役目を果たしに。
重苦しい息を吐き出し、部屋の扉に手を掛けた。**]

(53) 2016/11/17(Thu) 16時頃

[追いたてられる獣になるのを恐れ、味方を欲した時。何故真っ先に彼女を選んだか。
ふたりの間には確かに絆があったからだ、それが、もう過去のものだとしても。
ならば、あの日々を覚えているのなら。
人狼だと打ち明けても直ぐに殺められることも逃げ出されることも無いと、知れたのではないか。

しかし、それは無理なことだった。
己が殺したからだ。彼女の姉を。

美しい金髪の女を、お喋りな口も菓子を焼く手も細い身体も無惨な赤黒い肉片と変えたのだ。
言えるわけがない、
どんな顔をして言えと、いうのか。]


[孤児院、とは名ばかりのものだ。
修道院の建物の一部を使いそう呼んでいただけの形式上のもので、おれ達が成長するにつれて子供も少なくなり、今やそれすらも無く。

だからその頃から、家族はそう多くも無くて。
浮かぶ顔は知れたもの、絆は狭く深く。
ひもじい日も、寒い夜も、身を寄せ合って生きた。
寂しい玩具に、親と手を繋ぎ歩く同年代の子供に、お姫様が纏う綺麗な衣服に思うことがあれど、口には出来なかった。
泣くことも、己は男だからと成長するにつれて誰の前でもしなくなった。

だけど遂に、ひとりで密やかに涙を流す権利すら喪ってしまった。]


[
 オルゴールを鳴らす者はもういない
 時が止まったように、沈黙するばかりだ。*
                     ]


[ … 永い夜肌を、感じましょう。
立てる膝を抱き締めて、漏れる寝息に、
頬を弛めて、彼の寝顔を眺めていたのです。

迎える朝が、貴方にとって良き日となるよう、
神に祈りを捧げるのでした。]


 ─── …… 、


[ 唇を、そろと開きます。
隙間から、奏でるのは、幸福を願う譜。]


[ かれの瞼が持ち上がるまで、
私は、傍に在るのでした。
いつ迄、こうして魂を保っていられるのか、
此処に在るのは、後悔の念からでしょうか。
いつか、離れなければならぬのならば、
そのとき迄は、傍に在りたいと想うのです。]


 … おはよう、ケヴィン。


[ 穏やかな表情に、安堵しました。
私の名を綴る響きに、胸が温まります。
… けれど、中身のない臥せる私は、
応えることが、できないのです。]


[ 触れる指先を感じることもできません。
貴方の幸せ願うのに、如何して私は彼を、
こうも苦しめてしまっているのでしょうか。]


 …… ── ごめん、なさい


[ 巡らせているであろう思考。
並ぶ名に、私は、言葉を失います。
…… 発した音が、届くわけもありませんでしたが。

私は、己の掌を見詰めます。
この手は、誰も救えず、彼の温もりすら、
得ることはできなかったのですから。
情け無さに、くしゃりと顔が歪みました。]



 …… 、 いって、らっしゃい。


[ 彼に、付いて行こうと思っていました。
けれど、如何してか、躊躇われてしまうのです。
扉が、ゆっくりと閉まるのを、
私は立ち尽くしたまま、見詰めていたのでした。*]


メモを貼った。


[大人達の様子を見守りながら
眠ったまま、何も知らないわたしは
けれどヴェスパタインはきっと違うと
何処かで感じていた。
他人を信じたいと言う彼を、わたしは信じられると思える。

空のわたしはずっと彼の傍にいた。
優しいお兄さん。
甘さを感じる余裕のなかった林檎の味を、思い出す。
やがて眠ってしまっただろうか。
静か、静かにその隣へ座る。]


粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 18時半頃



 ──…… アイリスの、お姉さん?

[不思議と変わらず眠気はあって、
微睡んでいればふと人の気配を感じる。
長い髪と微かな光に浮かぶ姿。確かに彼女のもの。

何の用だろう──首傾げ、ぼんやりと眺めているけれど
彼女の行動に、不思議と穏やかでいたわたしの瞳は
たちまち恐怖の色に変わる。]

 なに、を………

[届かぬ声。手を伸ばせど触れられず
締め上げられる男の姿を わたしは見ていることしか出来ない。
人の死ぬ瞬間。きっとわたしも、こうして……、
ひやりと汗の伝う心地。

  しかし、それでは終わらずに。]



 …ひっ………

[捲り上げられた服に入る、刃物が
無機質に 残酷に 響く。
優しいお兄さん は、たちまち深い朱に染まった。

   ──… やめて、
          もうやめて……、

紡ぐ声は音とならず
人であったものは 、肉の欠片に。]

 ──……ヴェスパ、お兄さん……

[呆然と赤を見つめたまま
女の立ち去ったその跡で男の亡骸に寄り添う。
朱く濡れた身体に、まだ熱はあっただろうか。

          頬を伝う雫は、冷たい。*]


【人】 粉ひき ケヴィン

[廊下に出るとローズマリー>>57とアイリスの姿が見える。
案じるような響きが彼女の口から漏れるを聞いた。]

 ……何かあったのか?

[尋ねを向けながらも、
声は、気持ちとともに重くなる。]

(62) 2016/11/17(Thu) 20時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

― 二階廊下 ―

[応えとなる動作>>67に頷く。
アイリスの言葉>>66には首を傾げた。
何かの比喩なのか、と思うもそれは一度置いて。

ローズマリーがヴェスパタインの名を出せば
彼女の気にする方へと視線を一度向けて]

 ああ、――…
 ヴェスパタインに聞きたいことがあったんだ。

[思い出したように紡ぎ、
小首を傾いだ彼女にまた目を向け
了承の合図のようにひとつ瞬きをして
ヴェスパタインの部屋を覗く。]

(72) 2016/11/17(Thu) 21時頃

[ どれくらい立ち尽くしていたのでしょうか。
私は、ふと、ひとつの考えに至ります。
私の魂がこうしてあるのならば、
他の魂も、何処かに閉じ込められたまま。

 何処かで、咽び泣いている魂が、
     あるのではないのでしょうか?]


 ハナ、 トレイル、 キャサリン ……


[ ぽそりと、名を呟くのです。
私の掌は、まだ、救わねばならぬ者が、
何処かにいるのでは、と。*]


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン

― 二階廊下 ―

[ヴェスパタインの部屋からは濃い血臭が漂う。
ぐ、と喉を鳴らし咳込みそうになるのを堪える。
皮を肉を削がれ、腹を裂かれた、彼が其処に在った。
一目見てこと切れているだろうと知れる惨状。
部屋の前で、ローズマリーの方を見]

 ――… 殺されてる。

[誰が、とは言わずとも知れよう。
短い、けれど重い知らせを彼女へと向け、中へと入る。]

(73) 2016/11/17(Thu) 21時頃

メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン

[昨日のヴェスパタインの様子から視ずとも分かる。
それでも命を削り視るのだ、と墓守が笑った気がした。
近づけば、首には絞められたような痕が見える。
脈をみるかのように首筋へと手を伸ばし]

 ……ああ、やはり、

[彼が人であるからか、
昨日ほどの苦痛はなく]

 ヴェスパタインは無実だ。
 人狼ではない、
 ハナを襲ったりなどしていない。

[その言葉は彼の遺体に向けられる。]

(74) 2016/11/17(Thu) 21時半頃

[僕はなんて愚かなのだろう。
錯乱し、人々を傷つけようとしながら、結局今はローズマリーに支えられなければまともに歩くこともできない。

復讐に燃えるのであれば、きっとやるべきことがあったはずだ。
もっと冷静でいれば、もっと信念があれば、惨劇を止める何かをつかめたかもしれない。

気づくのはいつも後になってから。]


[自室へと向かう階段で、オーレリアの亡骸と対面する。

ああ、また一つ、失われてしまった。
そして、気づく。
人狼は二人、一人はトレイル。彼は死んだという。
ならばオーレリアを襲ったのは?
もう一人の人狼だ。そう、自分ではない、誰か。

男の目からは涙の粒がこぼれただろうか。
悲しみと後悔と、そして安堵。]

ありがとう。

[ローズマリーに、弱々しい感謝の言葉は届いただろうか]


[自室のベッドへ寝かせられれば、意識はすぐに遠のこうとする。
体は石のように重い。

少し休もう。
そして、今度こそ仇を取るのだ。
疑わしき人物に目処はついている。
どんなことをしても、必ず人狼にたどり着いてみせる。

まどろみが男をすっかり飲み込んだ。]


―――――!!

[痛みと苦しみが彼を目覚めさせた。
何かが自分の首を強烈に締め付けている。
首に巻きつくなにかに手をかけたが、すでに力はほとんど入らなくなっていた。

暗闇にぼんやり映る影は、看板娘であった。]

ア・・・・・・リ・・・・・・

[きっと君は、憎悪でもってその殺意を僕に向けているのではないだろう。
一体何が君にそんなことをさせるのか。
ちゃんと向き合ってあげるべきだった、受け止めてあげるべきだった。
彼女もきっと、つい先ほどまでの自分のように、何かの原因があって狂気に飲み込まれているに違いない。

教えてあげなくては、彼女の罪を。
救ってあげなくては、彼女の心を。

伸ばしたその手は、アイリスに届くことはなく、
静かにベッドへと落ちるのだった。]


メモを貼った。


[なるほど、やはり僕には神などいないらしい。
敬虔な信者は天国へ導かれ、罪人は地獄の門へと放り込まれるという。

ここは天国どころか地獄でもない。
さっきまでいた、自分の部屋じゃないか。

死の認識は意外と簡単だった。
目の前に自分がいて、自分を殺した彼女がいる。

彼女はまだ入念に僕を首を絞めているようだ。
その目から涙を流して。]


【人】 粉ひき ケヴィン

[ヴェスパタインの遺体にシーツを掛ける。
廊下へと戻れば、
アイリスを抱き寄せようとするローズマリーの姿が見える。

彼女らの会話の、細かい部分までは
聞こえておらず、
そのときは、見守るような態で視線を向けるのみ。]

(79) 2016/11/17(Thu) 22時頃

[それからの出来事はなんだか不思議な気持ちで見ていた。
自分の体が引き裂かれているのは、なんだか痛々しいような、むずかゆいような。
感覚はない、だから他人事のようだ。
今は自分の体よりもアイリスの方が気がかりだった。

ふと見れば、ハナがいる。
魂というのも慣れがあるのだろうか。
もしくは、魂というのはそういうものなのだろうか、いつからいたのかはわからない。
自分は今、彼女より高い位置にいるようだ。
少女は自分の入れ物だった体に寄り添っている。]

ハナちゃん。

[声は出るものだろうか。
どうか届いてほしい。そう願って。]

ハナちゃん!

[叫ぶように彼女の名を思った。]


メモを貼った。


[ 扉を開けることはできません。
けれど、通り抜けることは叶うのでしょう。
廊下へと出て、そろと、進みましょう。

あの夜は、私の他に、
誰か“ 死 ”を迎えたのでしょうか。
ふらりと、私は、院内を歩きましょう。
それに、トレイルと、私は、
話がしたかったのを、憶えています。

彼の姿を求めて、部屋を回ることでしょう。*]


【人】 粉ひき ケヴィン

[突然の謝罪>>82に、軽く目を瞠る。
ローズマリーの言葉の意味は――]

 ――…キミが手に掛けようとする者が
 本当に人狼なのであれば、すべて終わる。
 俺が答えを示さずとも、
 食い殺されることは、なくなる、はず。

[正解であれば、己の言葉なくとも
彼女は知れるだろう。]

 誰を、人狼だと思っている?

[確認するように問いを彼女へと向けた。]

(84) 2016/11/17(Thu) 23時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[ローズマリーからの答え>>86
微か考えるような、迷うような様子をみせ]

 ……そうか。

[彼女へと視線向けるまま]

 確認したい。
 キミは占い師ではないのだろう。

[答えの証明を求めた彼女は答えを知らないと察せられる。]

 キミにトレイルの事を教えたのは、誰だ。

(87) 2016/11/17(Thu) 23時頃

ケヴィンは、ローズマリーの真摯な眸を静かに見つめる。

2016/11/17(Thu) 23時頃


[握ろうと添えた手はじっとり朱に塗れていた。
“守ってくれる”と見せてくれた、ごつごつした手。
触れようと伸ばせどわたしの手に朱がつくことはなくて、
それはふわりと宙を切る。]

 …っ、ふぇ……、
    ケヴィン、お兄さん……

[すん、と鼻が鳴る。
部屋に踏み入るケヴィンの姿を認めれば、顔を上げた。
熱のない雫に濡れた頬で紡ぐ名は、届かない。
首筋に手を触れる様子を見つめ、続く言葉を耳にする。

ヴェスパのお兄さんは きっと ちがう。
そう、思っていたから、驚くことはなかったけれど
どうして、と
その姿は自分のものより痛ましく、悲しく思えた。]


[男であった亡骸にはシーツを掛けられ、
ケヴィンは部屋をあとにする。
わたしはまた、彼に寄り添う。

まだ乾ききっていない赤の滲むそこに顔を埋めた。
触れた感覚はなくて、きっとわたしの顔に
赤がつくこともないけれど。]

 ──…… っ、

[そうして、ふと
わたしの名を呼ぶ声が聞こえたような気がした。
もう一度聞きたかった声。寄り添うこの人の、声。

しかしそれはもっと上、座り込むわたしの頭上から。]



 ──… ヴェスパ お兄さん ?

[弾かれるように顔を上げ、当たりを見回した。
ひとは居ないはずなのに。彼だって、ここに。
けれど振り返った先、探した姿は そこにいた。]

 ヴェスパお兄さん……!

[確かに男の姿を見つけたなら、すぐに向き直った。
勢いのままに飛びつく身体は、彼に触れられたか。*]


【人】 粉ひき ケヴィン

 ヴェスパタインの遺体には喰われたような様子はない。
 もし、キミの思う者が人狼なら、
 一夜に、オーレリアとヴェスパタインの二人を
 わざわざ別の方法で殺めたことになる。

[口にするのは違和感。]

 ローズマリー、
 キミが手をよごす必要は、ないかもしれない。

(89) 2016/11/17(Thu) 23時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[オーレリアの名がローズマリーから綴られる。
己ではなく、彼女が先に襲われた理由へと繋がる。]

 そう、か。
 教えてくれてありがとう、ローズマリー。

[礼の言葉を向けて]

 それを知りえそうな者は――…
 その子でなく、ジェフではなかったか?

[確認するような響きで彼女に言い、
己が人狼と疑う者が彼であることを伝える。]

(92) 2016/11/17(Thu) 23時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


 ヴェスパタインは人間だ。
 人狼ではない。

 ――…彼を視て、確かめた。


[短く、ローズマリーにそれを知らせる。]

(96) 2016/11/17(Thu) 23時半頃

[ 道中のことでした、ハナの名を呼ぶ声が。
私の耳に、届いたのでしょう。
一室を覗けば、其処にある二人の姿。

…… 彼らは、きっと。
新たなる生を受けることが叶いましょう。
胸を撫で下ろすと同時に、人狼である彼のことが、
やはり脳裏にちらつくのです。]


 トレイル、 どこに、


[ ひとつひとつ、部屋を確かめてゆきます。
其処で、私は辿り着くことが、できたでしょうか。
とある、一室。子供の部屋に。
其処に小さく蹲る、大きな子供を、
私は、見つけることができたでしょうか。*]


【人】 粉ひき ケヴィン

[そう、とローズマリーからの答え>>95
わかった、と頷きを向け]

 ローズマリー、
 あとは俺に任せろ。

 全てを一人で負おうとせずとも良い。


[決意は固まる。
全てを終わらせるために、
己が疑う相手――ジェフを屠らんと、
彼を探し、足を踏み出した。]

(98) 2016/11/17(Thu) 23時半頃

[いつまでもこの姿は子供部屋にあったから
貴女が院内の部屋を回り続けるなら、いずれ見つけられることだろう。

その死を聲からは知ることはないけれど、貴女はもう物質に囚われずに場を行き来出来る。
扉を開かず貴女の姿が現れるならば、全てを察するのは容易いことで。]


ああ、……
    次はオーレリアだったんだ。

[ただ、それだけを呟くように口にする。
驚きなど、何処にも見当たらない。決して険悪では無かった筈の相手の死を前に、異様な程に静か。
ただ少しだけ哀しげに眉を下げるばかり。昏い、目で。*]


[大きな子供はもう作り笑いすらせずに、ぼんやりと貴女を見ている。
貴女は確かに、俺を見つけた。*]


[あぁ、届いたんだ。
自らの元へ飛び込む少女をたしかに受け止める。
その身体からは温もりは感じられないけれど、ハナはここにいる。
たとえそれがこの魂の錯覚であったとしても。
そもそも今の光景が幻想だったとしても。]

ハナちゃん。

守ってあげられなくて、ごめん。

[今は少女を力強く抱きしめて。]


[ …… 昏い瞳が、私を見上げました。
如何して、こうなってしまったのでしょうか。
あの日、夢をあかしてくれたあの瞳は、
何処へ置き去りにされてしまったのでしょう。]


 トレイ、ル …… 貴方は、
    あなたが、キャサリンを、


[ 下がる眉、私は彼の前に跪きましょう。
そして、光を失った瞳の奥から、
トレイルを、探し出そうと、見詰めます。*]


【人】 粉ひき ケヴィン

[背に、微かな声と衣擦れの音が触れる。
案じる思いはあれど、
今はこれ以上犠牲を増やさぬために、
己の命を賭してでも人狼を仕留めねばと思う。

森で狩りをする時のような、
危険と隣り合わせの緊張感はあれど
役目の為に己の命があるのだと言い聞かせ
多くを望まぬように生きてきたせいか
死ぬかもしれないという恐怖は、薄い。

ジェフの姿を探しながら、
二階の廊下を抜け、階段をおりてゆく。]

(102) 2016/11/17(Thu) 23時半頃

うん。

[見詰められながら俺はいとも簡単に、肯定する。

貴女に気付かれていたことにもやはり、驚きは無かった。
ケヴィンが霊能者だった、それを皆に伝えた。それは自分の亡骸の傍に在るだけで知れた事。
また別の手段で知ったなどとは、思いもしないけれど。]

美味しかったさ、我を忘れるくらいには。

[感情の乗らない声が語るのは、確かな事実。
胸の内で自らに繰り返した言い訳は、あの夜の誤魔化しは。
もう、何も要らない。]


[触れようと伸ばした手のように、
飛び入る身体が彼に拒まれることはなかった。
温もりこそ感じられはしないものの、確かな腕の感触。
まるで何も変わってはいないかのような。]

 ……ひ…っく……ヴェスパ おにいさ、ん…

 会えてよかった、よぅ……

[会えた、と言えるだろうか。
居ないもの同士ならばこれも、幻かもしれないけれど
それでも今、わたしの視界に彼がいたのは確かだから。
鼻を啜りながら ぎゅう、と抱きしめ返した。]


【人】 粉ひき ケヴィン

[粉ひきが願っていたのはささやかな幸せ。
何気ない優しい村での日常の中にそれはあった。
けれど墓守が運命を狂わせる。
女難の相と言い当てた占い師は
したり顔でもしているだろうか。

階段に残る血が足を止めさせる。
ジェフの声>>105が聞こえたのと同時だった。]

 ――…知っているのだろう?
 オーレリアのもだ、と。

[彼の視点は、きっと自警団のそれ。
そう思いながら、敵意と殺意の灯る眸を向け身構える。]

(106) 2016/11/18(Fri) 00時頃

[死者となったオーレリアと対話しながらも、耳は別の聲を捉える。
難しい話をするんだな、なんて随分他人事。
だって俺はもう死んでいるから。
何もかもが今や関係がなくて、少しだけ聞いていて虚しくもある。
そして、その会話からは仲間に迫る危機なんて、気付けなかった。*]


[抱きしめる身体に思う。
こんなにも小さく一生懸命な命が失われてしまったのか。

改めて思う、少女の死の切なさを。
帰りを待つ人々のいる、少女の命を重さを。]

ハナちゃん、怖かったよね。
苦しかったよね、痛かったよね。
僕が代わってあげられれば、どんなに良かったことか。
本当に、悔しい。

[今は涙は出ないけれど、悲しみは深く深く。]


[ すんなりと彼は、肯定しました。
… なぜ、どうして、なにがあったの。
向けたいと思う言葉は、幾らでもあります。

淡々と述べる言葉に、私は、]


 ─── …… ッ 


[ …… 大きく頬を、叩くのでした。
じわりと、瞳が滲みます。
あなたは、本当にそれでいいの、
あなたは、本当は、…… 問い質したくとも、
何も言葉に乗せられませんでした。]


[ 彼が、別の聲に耳を傾けていようと、
私には関係ありませんでした。

あの日のように、ただ、この腕の中に、
収めるように、抱き締める、だけ。*]


[ 全てを包み込むような、大きな背 ──
彼が向かう先は、果たして。

何かを感じ取るように、
はじかれるように、
      …… 私は、顔をあげました。]


 …… ── ケヴィン 、


[ 唇を噛み締めて、かれの名を紡ぎます。
あなたは、しあわせに、なって。
あなたは、]


[いたわる言葉にじわり、と
熱もなく眸が潤むのを感じた。
ふるふると言葉も無く首をふり、
顔埋めては抱きしめる力を強める。]

 ……ううん、へいき よ
  …わたし、何も出来なかった……の…

 おにいさん、が……酷いこと、されてるの
  見てただけ、で、触れられなくて……

[言葉にすれば、もどかしさは募るばかり。
流れる雫はきっと感じられはしないけれど
ごめんね、を 同じようにわたしも口にした。*]
 




[        ──…… いきて 。*]

 


【人】 粉ひき ケヴィン


 ――…ハナを探しに行ったのなら、
 オーレリアに会っていたはずだ。

 彼女は、昨夜、此処に居たんだから。


[メルヤやヴェスパタインを案じて、
けれど動けぬということはあれど、
案じる者を置いて部屋に戻る、なんてことは
オーレリアならしないだろうから。*]

(110) 2016/11/18(Fri) 00時頃

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