人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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視点:


【人】 記者 イアン


 …………、

[何故そんなにも穏やかな顔をするのか。
俺には出来なかったことだ、理解が難しいものだ
俺と彼には、重ならない部分もある。

暫くの間じっと寝顔を眺めていた
思っていた以上に眠りを赦した。]

(0) 2018/05/21(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン


 ねえ、モリス。
 そろそろシャワーを浴びて、部屋に……

[声は小さくなかったし、揺さぶる動きにも躊躇いはない。
甘やかしい関係ではなくとも、最後まで見送るつもりはある。
これからどう接していけばいいのか
考えるのはベッドで眠り、朝が来たあとのこと。]

(1) 2018/05/21(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン




 ……モリス?

[ 朝は──……本当に、来るのかな ]

(2) 2018/05/21(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

[蒼白な顔で肩を貸すように彼をソファーから離し
廊下に出れば、医務室を目指して歩き出す。

モリスの姿は整えられている一方の自分は
汚れたジャケットとネクタイをソファーの裏に押し退け
シャツの前も半分程しか閉まらない姿
──晒した首元の傷のような赤い花を、本人も知らない。

意識のない同年代を支える足取りは鈍い
誰かに目撃されても、おかしくない
むしろこんな状況では会いたいとすら思っていた。]

(3) 2018/05/21(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

── 医務室 ──


[誰かに会っても、ひとりのままでも辿り着いた先
寝台に横たわる黒髪に、何度も何度も呼びかけ
ついに諦め傍らで項垂れる。
モリスまでもがおかしい世界に呑み込まれた
絵画のように止まった空間の一部になってしまった。]


        ……やっぱり、君も

(4) 2018/05/21(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン


[ 清いふりをする水面の下の汚泥

  暴かれ掬われたそれは、水を穢し染めてゆくのだ。 ]*

(5) 2018/05/21(Mon) 00時頃

[どうやら、階段の下でまた少し寝入っていたらしい。
―――気を失った、というべきかもしれないが。

なんとか起き上がり、中庭に出ようとした。
ふら、と壁に何度もぶつかり、右腕の包帯が解けていく。
これはまずい、と自室に戻ることを考えたが、階段を上ることがどうしても出来なくて、手近なベットを、と考えた結果、医務室に辿り着く]


[ベッドの下に伸びた包帯もそのままに、
ベッドにもぐりこめば、そのまま目を閉じた。

夢に、落ちていく。

薔薇の香りが滲む、夢がやってくる**]


メモを貼った。


イアンは、ぐしゃぐしゃに自分の髪を乱した**

2018/05/21(Mon) 00時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 00時半頃


【人】 記者 イアン

[なんだか、あの頃に戻ったみたいだ。
心を折られる前の俺は、そう
もっと強気で、出しゃばりで、だから反感を買った。

自己認識が出来れば落ち着きを取り戻せる。]

 ヒュー君、……どうしたんだ

[漸く周りを見渡し、気づく。
歩み寄り覗き込む顔は生徒会長のものだっただろう。

気に掛けていた一年生。
怪我のことも心配して声を掛けたものだ。
彼も、なのだろうか。寝息は穏やかな気がする。
分からない、モリスにしたように確かめる気が起きない。]

(33) 2018/05/21(Mon) 01時半頃

【人】 記者 イアン

[医務室を後にし、ふと振り返る
……誰かが慌てて出てきて、隣に立つことはない。

扉横の看板に今更気づき、苦い顔になった。

──風に当たりたい。
ここには人がいる、でも、俺が知らない世界にいた。
雑草は生い茂ることを選ぶ。ひとりでは、加害される。

本当に偶然のことだった。]

(34) 2018/05/21(Mon) 01時半頃

【人】 記者 イアン

── 中庭 ──

[見つけてしまった。
足が竦むのは短い時間。息を呑み、駆け出す。
仰向けに寝転び、閉ざされる瞼>>26
彼までも、そう思ったって仕方ないことだろう。
何も知らない──いつだってそう──なのだから。]

 ヴェリー、ヴェリー
 君までそんな、俺は、どうすれば

[モリスにしたものと同じくらいに必死な
遠慮皆無の揺さぶりだった。

──見られたくない姿をしていることも忘れて。]**

(35) 2018/05/21(Mon) 01時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 01時半頃


メモを貼った。


【人】 記者 イアン

── 隣にいても、遠かった ──

[その日も暑かった。
俺が差し入れた飲み物を手に、二人木陰で座り込み
なんでもないことばかり話していたと思う。
××している相手を独占する時間が、甘すぎる程で
あの頃には考えられないくらいの喜びがあった。

……でも。
重ならない視線、横目で見た彼の瞳は薔薇を映している
自分とは違う色が混ざる腕に伸びかけた手は
──気づかれる前に引っ込んで、それきり。]*

(48) 2018/05/21(Mon) 12時半頃

【人】 記者 イアン



 あ、 ……ヴェル、

[緊張感が無い声がすぐ聞こえ、目が開いた>>37
安堵から息を吐いた後、自分が何をしているか気づく
ヴェルツに触っている。
ヴェルツに、こんな、姿]

(49) 2018/05/21(Mon) 12時半頃

【人】 記者 イアン


 ……まだ?ふざけんな、ずっと生きろよ!

[混乱が重なる頭は選択肢を導き出さなかった。  
良かった、見られたくない、離さなきゃ
汚い、ごめんなさい、汚い。
混濁した感情の激流が制御出来ない
本人にはそんなつもりはないかもしれない
そう考えつけず、声を荒げた。]

 ごめん、ごめんね……でも、良かった。
 君もあんな風になったのかと、思って、

[ぱっと離れ、胸元を抑えて緑の上に座り込み
相手を見つめる表情は笑みはなく、困ったようなもの。]

(50) 2018/05/21(Mon) 12時半頃

【人】 記者 イアン


 それ、……どうしたの。

[視線が一点に集まり、両目が見開かれた。
相手が隠そうとしていても、無駄なことだった。]
  
 怪我、治さなきゃ……中に戻ろうよ。

[狼狽え、気遣う声を向ける
それが誰のせいかも知りもせず。
こんな時も笑っているのだなと、今更思った。]*

(51) 2018/05/21(Mon) 12時半頃

イアンは、オスカーと彼のことは知らない

2018/05/21(Mon) 13時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 13時頃


イアンは、「知らない」「分からない」そればかりの男。**

2018/05/21(Mon) 13時頃


イアンは、メアリーの声は、当然届くことはなく

2018/05/21(Mon) 14時頃


[もしも、心が聞こえていたなら。
 もしも、この口が動いたなら。
 どんな言葉を返したろう。

 苦痛を伴う行為をされ、辱められた。
 否、くちづけを求め衣服を脱がされただけでも怒りと恐怖で拒絶するものも少なくないというのに、笑み浮かべ眠っているのだから、奇異に映ってもおかしくない。

 ただ、それでもこの身は、満たされていた。]


[手を伸ばしたかった。求められたかった。
 欲望のままに貪り、けれど甘やかに寄り添いたかった。

 だからこれでいいのだと。
 これが、いいのだと。
 言ったのかもしれない。
 言わずに笑い誤魔化すだけだったかもしれない。

 揺るがないのは、モリス・レーヴェンは甘美な幸福の中にいたことだけだ。
 それがたとえ、薔薇の魅せる夢だったとしても*]


メモを貼った。


【人】 記者 イアン

[あの時、中庭にいたのは
ただ話をするモリスと、欲を抱いた俺。

彼はそんなつもりじゃ無かったけれど、
「汚れ」が何なのか知ってしまって、迫られて
望まない行為を受け入れた。
弱い部分を知って、認め合う。
本当はそういうつもりだったのだと思っている。
俺にとってはそういう認識だった。
怯えたのは、後輩に欲を向ける最低な男だと知られたような気がしたから。

でも、少し俺はズレていたような
知ったような言葉>>59に予感があって。
掴みきれない不安が、形になる────]

(63) 2018/05/21(Mon) 21時頃

【人】 記者 イアン

 
 なんで君がそんな風になる必要が、

[知られたのならば、軽蔑した筈だ
相変わらず自分が見えるものだけを信じていた。

その行動に驚き、弱い力にあっさり引き寄せられる
過剰なくらいに反応し、跳ねた身体は

次の一言を聞いて、硬直する。]

(64) 2018/05/21(Mon) 21時頃

【人】 記者 イアン

[心臓が止まるような、錯覚。

こいしいひとの腕の中で全てに気づいた。>>62

気づかなかったのは、
傷つけたのは、
何もしなかったのは、
表面だけを見ていたのは、──全部、俺。]

(65) 2018/05/21(Mon) 21時頃

【人】 記者 イアン

[ああ、そうか。
傷を舐め合うみたいに求めるのは
自分を受け止めようとしてくれる人に欲を向けるのは
────普通じゃない。

“あいしてる”なんて言われたことが無いから
「イアン」と優しく呼んでくれる人がいないから
すっかり忘れてしまっていた。

××するのも、想いを秘め続けるのも
元から資格すら持っていなかった。]

(66) 2018/05/21(Mon) 21時半頃

【人】 記者 イアン

 っ、 は……

     ────はははは!!


[ 笑う男から漂う香りが変質する ]

(67) 2018/05/21(Mon) 21時半頃

【人】 記者 イアン

……そうだよ。
俺は君なんてどうでもいい、君に恋なんてしていない。

[蔦が首を絞め上げる
棘が全身を串刺しにする。
薔薇の花が嗤っている、錯覚。]

でも、勘違いしているところもあるなぁ。

(68) 2018/05/21(Mon) 21時半頃

【人】 記者 イアン

俺とモリスが両思いだって、思ってない?
モリスは女の子が好きだし、
俺も誰のことだって、好きにならない。

あいつは被害者だよ。
そんなつもりは無かったのに、俺に犯された。

[俺の下で苦痛に耐えたあの子の為にそれだけは訂正する
モリスは、隣に来てくれたがこんな男をあいしてはいない。]

俺は、男なら誰だっていいんだ。
そういうことが出来ればいい、そういうことにしか興味がない。
……ね、気づかなかったでしょ。

(69) 2018/05/21(Mon) 21時半頃

【人】 記者 イアン

 まあ、騙されていたのは事実だよね。

 今度はさあ、もっと周りを見なよ
 俺が来なけなれば、時間が空くし?

 君のこと、ちゃんと気づいてくれて
 傷つけずに守ってくれる奴がさ……絶対いるだろ。

[笑っているだけの彼が変わって
付けられた傷を誰かに見せれたのなら。
きっと、手が伸びてくる。
……俺にどこかの誰かがそうしたみたいに。
俺との記憶は全部悪いものとして
腐り落ちて、流れてしまえばいい。]

(70) 2018/05/21(Mon) 21時半頃

【人】 記者 イアン

 さようなら、俺のヴェリー。

[ずっと欲しかったものを払った穢れは立ち上がり

最後まで酷いことをされた被害者を置いて
振り返りもせずに歩いていく。

これはきっと最善の別れではないだろう。
もっと傷つけないやり方があったのだろう。
今まで間違え続けていた奴には、正答は見つけられなかった。]*

(71) 2018/05/21(Mon) 21時半頃

【人】 記者 イアン

── 廊下 ──


[流れる雫は床に落ちていくだけ。

鈍い動きで移動していくのは
啜り泣くような声と、弱い弱い薔薇の香り]*

(77) 2018/05/21(Mon) 22時頃

[眠るモリスには、誰の声も届かない。
 届かないけれど、突然の笑い声に驚いたかのように、夢の淵がふるえる。

 夢の中、手回しのオルゴールがゆっくりと回るように、辿々しいメロディが流れた。]


[

  Sento un affetto Pien di desir,
    Ch'ora è diletto, Ch'ora è martir.

  Gelo e poi sento L'alma avvampar,
    E in un momento Torno a gelar.

                       ]


[

  Voi che sapete Che cosa è amor,
    Donne vedete S'io l'ho nel cor.

                       ]


 ― 医務室 ―

[いつもより上等なスプリング。
静寂に満ちた、けれど誰かを感じる白い部屋。

薔薇の香り。
覚えていない夢を辿って、
床にのびた包帯の先を目で追った]


記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 22時頃


[包帯を拾い上げる。
適当に腕に巻き付けて、留めるものを探そうと見渡して]

 ………あ

[さっき感じた誰かの気配。
ベッドに眠るモリスの姿を、見つめた。

熱が出ているのかもしれない。
何故ここにいるのだろう、とか
大丈夫だろうか、とかそういうんじゃなくて、
彼を見て、咄嗟に考えたのは]

 先輩は、  何が好きなんだろ……


まだ、夢の中にいるのかもしれない


【人】 記者 イアン

[ 香りが届ける音は、何処か慰めのように響いた。
 ──君なんだね。やっぱり俺達、どこか似てる。

 大切なものが失われたばかりの汚泥が
 まだ呪われたまま、満たされることを求めて彷徨う。 ]*

(83) 2018/05/21(Mon) 22時頃

メモを貼った。


イアンは、囁き、ざわめき、風に乗るそれを確かに聴いていた。

2018/05/21(Mon) 22時頃


[手の力が緩み、包帯がまた床に伸びる。
左手では拾い上げることも上手くいかない。
不器用な指先は、包帯をつかみ損ねる]

 あ、 やべ

[左手だから、だけじゃない。
滲む涙を拭って、見られていないか、とモリスの方を見やるけど、
起きる様子がなければ、それは寂しさに変わる]


イアンは、ひたすらに、ひたすらに、歩き続けた

2018/05/21(Mon) 22時半頃


【人】 記者 イアン

 
 君まで泣いてるなんて、フェルゼ

[巡り合った姿は常よりも、儚い>>88
相変わらず頬を濡らしながら、目の前に屈んだ。
何があったとは聞かない。
彼にも伝えなかった気持ちを誰かに言うつもりはない
きっと目の前の子も、触れられたくない領域がある。

ただ、思ったよりは自分達は近かった
そんな気だけはしている。]

(91) 2018/05/21(Mon) 22時半頃

【人】 記者 イアン


 フェルゼ。
 痛いことから逃げちゃ駄目だよ。
 ちゃんと刺さってみなきゃ、
 それが何なのかなんて分からないんだ。

[的外れなら笑ってくれればいい
自分も、泣きながら笑っていた。

恋なんて許されない穢れは、
悲しみで同調する相手に触れたいと思わせてきたけれど。
……まだ、それは微かなものだ。]*

(92) 2018/05/21(Mon) 22時半頃

[小さな呟きをこの耳が捉えられたのなら、どうしただろう。
 一度はっとしたような顔になって、少しの間のあとシャツの胸元きゅっと握って、眉を下げた情けない笑顔を俯いて隠して、考えたことなかったなと溜息をつくかもしれない。

 それから改めて、好きなものを考えたろう。
 考えたことがないのは本当だった。思い浮かぶのは食堂にある珈琲のクッキーだとか、フェルゼと紅茶を飲む時間だとか、即物的なものばかりで苦笑したに違いない。]


[けれど、夢は醒めず。
 後輩に寂しさを与えていることも知らずに、夢に囚われたまま。]


メモを貼った。


 ― 春の思い出 ―

[そういえば、―――モリスは覚えているだろうか。
あれは、入学式の日だったか。
新生活への高揚感なんて、この学校ではわずかなもの。
ただの、新入生じゃない。
自分以外ではほとんど出来上がってるコミュニティへの参入だ。
明るく振舞うことに疲れて、中庭の隅。
俯きがちに歩いている時、何かを見つけて拾い上げた。

小さな木彫りの意匠。
可愛らしい、と普段思うことのない表現が頭に浮かんだ。
それから誰が拾ったのだろう、と見渡して――]


【人】 記者 イアン

[拭われない雫>>97がそこにはあった
向かい合う二人の頬を伝っていく。]

 誰も怒りはしないけれど、自分自身が後悔するよ。

[喘ぐ唇が連想すること、まるで溺れる魚みたい。
水の中にいるのなら、君は泳げる筈なのにね。

鏡合わせみたいに笑って、笑って、泣いていた。]

 ……駄目だよ、俺は汚いんだ。

[問い掛けには、無言で顎を引くだけ。
伸びてきた腕を咎める声。
でも、無理に離そうとはしなかった。今はそれが欲しかった。]

(100) 2018/05/21(Mon) 23時頃

【人】 記者 イアン


 難しいことを聞くなぁ。

[相手を大いに間違えている。それに、痛い。
でも、弱った子が望むなら。]

 自分勝手じゃいけないこと
 確かめなきゃいけないこと
 ……誰かに手を伸ばすこと。
 守らないと、大切な人が傷つくよ。
 自分がされたら嫌なことは、人にしちゃ駄目だ。

[一言では収まらず、ぽつりぽつりと伝える。
最後の言葉はどこか先生みたいだと自分で思い、
まだ倫理を意識しているのかと、自嘲的に歪む笑み。]*

(101) 2018/05/21(Mon) 23時頃

[辿る思い出は、薔薇の香りに覆い隠される。
不器用ながら留めた包帯をシーツにもぐりこませた。

静寂に満ちた、けれど誰かを感じる白い部屋。
誰か、が一人なら。
それはただの寂しさであって疎外感ではない。
だから、大丈夫。

喉が渇いていたけれど、抗えない眠気に、夢に落ちていく]


メモを貼った。


記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 00時半頃


【人】 記者 イアン

── 全てが遠のいた ──

[無言の刃を受けたことは初めてでは無かった。
その度に苦しみを覚え、胸を抑えた。

やめてほしいと、ちゃんと言ってくれと
言えもしないまま耐える間違った選択。
けれど、これ程辛いことはない。
その後の反応も、そう>>126
いっそ激しく罵ってほしかった。 

でも、その様子に離れなきゃって思わされたことは
感謝するべきなのかもしれない。]

(145) 2018/05/22(Tue) 04時頃

【人】 記者 イアン


  っ、  ……!!

[嘘みたいに軽く、告げられて>>128
心臓が握り潰されそうだった。
嘘だとは少しも思わなかった。
俺は、この気持ちをどこか責めるように指摘された時
それに気づいてしまっていた。

ずっと微笑んで、花だけ見ている
俺の思っていた君はそんなこと気にしないから。
────それに、嘘つきは饒舌なんだ。

思わず立ち止まってしまった足を
必死に必死に、動かして────]*

(146) 2018/05/22(Tue) 04時頃

【人】 記者 イアン

── 現在・廊下の角 ──


 じゃあ、俺達は似ているんだろうね。

[俺は君の抱えた重みの中身を見てはいないが
鏡合わせに告げられた言葉>>105は届く。
そのままを受け止め、否定しなかった
決定的な違いを分かってはいても。]

(152) 2018/05/22(Tue) 04時半頃

【人】 記者 イアン

[自分は誰より近い距離から決定打を刺された。
彼は本当にこちらと一緒?そうなら、酷いことを言っているが。
あの日密やかに惑った手が触れる>>106けれど、今は何も思わない。] 

 君は自分が欲しいものを、ちゃんと見ているのかな。
 顔を合わせて、直接二人で話したのかな。

[笑みの消えた顔で、覗き込む彼を見つめる>>106
問いへの返事はしなかった。
綺麗に整った言葉は、痛みから理解したこと。
笑われてしまったとしても、俺にとっては本当のもの。
不思議な質問をし、この反応
涙の原因の輪郭は浮かび上がったが。
離れるとも、欲しいとも言わない、なんだかぼやけたフェルゼの言葉。
どうも向き合ったにしては疑問が残る。]

(153) 2018/05/22(Tue) 04時半頃

【人】 記者 イアン



    ………… 、

[ああ、でも。
全部全部出過ぎた考えでしかないのかもしれない。
懸命に苦しみを伝える声>>109に目を伏せた。

助けなんて、与える術が無い。
俺だって、あの人だってそれが欲しかった。
ここにあるのは呪いと棘。
それに温もりを欲する寂しさだけ。]

(154) 2018/05/22(Tue) 04時半頃

【人】 記者 イアン


 俺のほうが言い過ぎたよ、何も知らないのにね。

[ここにいたのは出来ていない本物だった。
離れた彼に>>142謝罪はしても
忘れるよと、いつかみたいに優しく言わない。]

 いいや?傷つけた側だね。あと、善意も汚したかな。

[小首を傾げる。それ以上は語る気はないし、
離れようとするなら自然にそうなる。
笑いも泣きもしなくなった顔に、涙の跡
本当は泣く権利は無いけれど
勝手に流れては止められなかった。]

(155) 2018/05/22(Tue) 04時半頃

【人】 記者 イアン

[ 離れていく姿を眺めつつ、思う

    ────ひとりは嫌い、だな。]

(156) 2018/05/22(Tue) 04時半頃

【人】 記者 イアン



 君も俺を置いていくのかな。

[触れるだけ触れて、同じだと思わせて。
俺に今どんな声が届いているのかも知らずに。

手は彼の服の袖へと伸ばされ
けれど途中で落ちてしまった。

抱いているものは
破壊的な衝動ではなく、共感と寂寥感。
想う相手がそれぞれ違って、
深層に手を伸ばしてきた誰かではないから、
離れる者から無理矢理に奪おうとまでは、ならない。]

(157) 2018/05/22(Tue) 04時半頃

【人】 記者 イアン


 さようなら、フェルゼ。
 本当に君の言うとおりなのなら、君がもう何も出来ないのなら。

 またおいでよ。
 俺は君に恋してないけど、傍にくらいいるよ。
 もう知ったようなことも言わないさ。

[来てほしい気もしたし、
自分の思ったとおりであってほしいとも考えた。
彼のいた位置で壁に背を預け、見送る。
薔薇の香りが後ろ姿を追い掛けて。
啜り泣きが響かなくなった廊下に漂い
誰かの居場所を主張する。]*

(158) 2018/05/22(Tue) 04時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 04時半頃


イアンは、紙の魚が手の中で泳ぐ**

2018/05/22(Tue) 05時頃


【人】 記者 イアン


 そう。それが君の選択か。

[さてはて。何が切っ掛けになったのやら
幼子じみた否定が返った時>>159予兆はあったのだろう。
俺の本当を笑った口が、紡いだ言葉。>>160
彼自身に向けていると、すぐに察する
蝶は食虫植物から逃れた。なるほど、清く正しい。]

 騙す?自分を受け入れるべきなのは、君だと思うよ。

[理解し難い。>>161
俺はちゃんとこの気持ちも、欲望も受け止めている。
彼から見た俺はどんな姿をしているのだろう。
分からないから、自分ではなく彼のことを考えた。]

(168) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン


 それこそ、知ったような口だ。
 何もかも、最初から駄目だった。

[俺が満たされて眠らない理由。
衝動が求めているものは、
決して手が届かないところにあった。
隣にいてくれる子も今は遠いところ。
一時の触れ合いをくれる誰かがいなければ、眠れない

誠実で真っ直ぐな言葉に>>162否定ばかり返す
薔薇の香りの中には彼が知らない色んなものがある。
でも、刺さることもそれなりに言われたから、
立場が入れ替わったように反論したのだろう。]

(169) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン


 残念だなぁ、本当に残念だよ。
 好きなら隣にくらい座ってくれてもいいのに。

[何も犯す気なんてなかったのに。
泣いた後の笑みは>>164正常な人間のもの、

俺は、少なくとも今は聴き続けるのだろう。
呪いのような声を、ひとり。
夜はまだ終わらない。
呪われた者たちが眠らなければ、きっと。]

 ちょっと、今の君が怖いな。

[なんでだろうな、全て知られているような錯覚。>>165 ]

(170) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン


 全て、終わったことだよ。
 少なくとも彼のことはね。

[モリスに関しては正しい。
もしかしたら、時間が経って後悔しているかもしれない。
彼にもう一度謝罪する必要も、あるのだろう。
だけど、ヴェルツには“誰か”が水を与える。]

 そうかな、
 ……自分ではよく分からないな。

[歩き出した背後、香りの共に呟きが落ちる。
最後くらいは素直に受け入れておく。
歩き出す方法は、なんなのだろう。ふと考えてみた。]

(171) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

【人】 記者 イアン



 上手くいくといいね。

[呼び掛けは純粋な気持ち
確かに先輩としてだけの感情だったから。
>>166を追い掛けていく香りは無意識のもの。
誘う気持ちなんてありはしない。

ひとりになったその場所で
人にも薔薇にも届かない独り言が落ちた。 ]**

(172) 2018/05/22(Tue) 08時半頃

――春の日に――

[続く夢は霞んで、とある一日の出来事をぼんやりとリフレインする。
 今から辿って一月もしない頃の話だ。
 鳥の羽が小さな珠を抱くような細工をひとつ、中庭に落とした。
 小さな不運だった。手が滑って、風が吹いて。
 いつも通り執着などないはずで、このまま捨て置くことも考えたが、何故だかその日は拾いに行こうと思って、庭で彼に出会った。
 あの頃は名前も知らず、どころか顔を合わせるのすら数えるほどでしかなくて、呼びかけることも出来ずに一度、おろ、と戸惑って。]

――欲しいなら、あげるよ。

[そんなふうに、きっと的はずれなことを言ったんだったか*]


[すぐ傍で眠りに落ちた誰かが、その相手と知るすべはない。
 ない、けれど、或いは。
 夢の中ならば、薔薇がいたずらに邂逅を許すやも、しれず――**]


メモを貼った。


【人】 記者 イアン

[ここには誰も来ない。
俺が歩き出さないのだから、そうなる。

悲しんでいる自分を受け入れるとは、
自分自身の心を騙すとは、
伸ばす腕を諦めないでとは、

ああ、出来が悪いから、今やっと理解する。]


 立ち止まっている、なあ。

[過剰な水は器官を詰まらせそうだ。
毒のような響きが聞え続ける。]

(180) 2018/05/22(Tue) 10時半頃

【人】 記者 イアン

[酷いことをしたな。
同じ気持ちだと分かって、
彼にだけ歩いて行けとおざなりに背中を押した。

《あの時》から、自分自身は動かないままだというのに。

自分を認めるようなことを、きっと何気なく>>0:288
それでもあの時だ。遠くから見つめて、育んだ植物が
花を付けたと理解したのは。]

(181) 2018/05/22(Tue) 10時半頃

イアンは、手の中で魚が潰された*

2018/05/22(Tue) 10時半頃


イアンは、メアリーは今でも綺麗で、羨ましいと思っていた

2018/05/22(Tue) 16時頃


イアンは、フェルゼはあれからどうしたのだろう

2018/05/22(Tue) 17時半頃


【人】 記者 イアン

[ヴェルツとのことを少なくとも、と口にしたが
何も事情を知らない聞き手にとっては>>212
よく分からない言葉だっただろう。

男はまだ、廊下で座り込んでいる。
静かに、静かに。夜に潜む獣のように。
動く様子は無く、赤い花の香りを漂わせるばかり。]*

(217) 2018/05/22(Tue) 17時半頃

【人】 記者 イアン

[色々なことがありすぎて
何故中庭で寝ていたのかも聞けずにいた。
思えば、それもきっと傷と同じこと。
引っ張って医務室に連れて行く
そんな簡単なことすら出来なかった。

見に行くのは、辛くて
遠くから届けた一言が、せめて
たった一滴でもいい、水になってくれたら。]

(227) 2018/05/22(Tue) 21時頃

【人】 記者 イアン

[偉そうに語った割に、自分はこれ
終わってしまったのだから仕方ない。
フェルゼと俺は、似ていて違う。

────ふと、気づくものがある。
その聖なる響きは、何を意味するのだろうか。

静かに降り注ぐ雨に似ていた。
枯れそうな薔薇は、生きるだろうか。
そうなれば、きっと俺も嬉しい。]

(228) 2018/05/22(Tue) 21時頃

【人】 記者 イアン



   綺麗だ。

[呪いと茨の中でも
俺にとっての君は、今だって。

親にも腫れ物として扱われる男に
帰る場所と安らぎをくれていたひと。
きっといつまでも、思い出に咲く。

潰され歪んだ栞の魚を
一度、二度、三度、引き裂いていく。
八つ当たりじみた行為は、欲の解消にはならない。]*

(229) 2018/05/22(Tue) 21時頃

――来客――

  [振り返っても、何も見えないのがこわかった。]
 


[あまり子宝に恵まれない両親の元、ようやく生まれたひとりがモリスだった。
 勉強や運動の方には――特に歴史と器械運動がひどく残念だ――目立った成績はないものの、伸び代があると笑って、いつもより少しでも良ければ褒められるような甘い家族に囲まれていた。
 幼少期から少し絵は描いたが別に好きにもならず、談笑とじゃれ合いばかりで過ごす日々が続いたあと、この学校でようやく趣味らしいものに出会った。]


[それからは没頭した。少しの絵の経験が、作品のイメージを記すのに役立った。学年下の絵描きにも手伝ってもらったし、庭いじりの先輩には木切れをもらった。なんなら間接的に本来の庭師である用務員とのコネクションも出来た。
 失敗ばかりでごみを増やした時期が過ぎれば、徐々に校内での認知も広がっていく。
 夢中で、夢中で、それからふっと立ち止まった。

 そう、それはいつだったか、奇しくも眠りの外と同じ言葉をかけられて。]


[考えたことなかったなと、振り向いた。
 過去を思えば、何もなく。自分を構成しているのは木片とナイフとやすりと針だけに思える。
 それをこわいと思ったのは、単なる自分の感性の話だ。
 染まった人生を振り返り、堂々と好きなものは木を彫ることだと言える人だっているだろう。
 いつか怯えを問いかけた時、フェルゼはその類の人間だと思っていたから、返って来た言葉は少しだけ意外で。
 けれど失くなることのほうがこわいと告げるその気持ちもわかる気がした。
 染まるのをこわがるくせ、この手は木と枝に触れるのを止めなかったのだから。]


[穏やかだった心に少しの亀裂。くく、と微かに眉が寄ったのに、手を撫ぜるだけのフェルゼはきっと気づかないだろう。
 そしてその内、ゆっくりと思いを振り払ったかのように表情は穏やかなものに戻る*]


記者 イアンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 21時半頃


 ― 春の記憶と ―

[あの細工は、今も部屋のベッドの脇に置いてある。
何かを抱く鳥。
大事なものを抱きしめているような、優しさ。
落とし物だと思ったのに。
欲しいなら、と言われたら、「はい」なんて咄嗟に頷いて、
なんとなく気まずくってその場はすぐに辞したのだっけ。

持ち帰った細工を、同室者が「モリス先輩の?」って聞くから、それで名前を知った。
でも、それだけだ。
そのあとすれ違っても、何の視線も動かなかったから、いまさらありがとうなんて言えなくて―――]


 ― 夢の中 ―

[優しい音が聞こえる。
ヴァイオリンとは違う、鍵盤の音。
明けない夜、月の隠れた星を探すような、音。
あるいは、暗い夜。傍らに眠る家族に手を伸ばすような、安心を約束された安らぎの曲]


[表面を撫ぜる誰かの気配。
額に触れた唇は、夢の中に、濃い薔薇の香りを齎す。
それは、質量のある「想い」だ。
その色は知らねども、確かにある感情。

生まれかけた、微かな欲を、薔薇の香りが増幅させる。
それは、まだ名づけなくていいはずのもので。
形にするのも躊躇われる儚さで]


 ― 夢の中の、医務室で ―

[聞こえるはずのない音量で、鍵盤の音が響いている。
それは、心地のよいBGM。
心を揺さぶるに十分な情熱は、窓から太陽の照らす明るい医務室の中を軽快に彩る]

 あぁ、  ……夢か

[シーツの中。
右手の指を一本ずつ、ゆっくりと折り曲げた。
明るい光がこそ、夢だと知らせる不思議。
現実と繋げるのは、この甘い香り。
中庭の薔薇が、今を盛りと花開く]


メモを貼った。



  [きらきらひかる、
         おそらのほしよ。]
 


[例えば、小さなつむじ風が薔薇の花弁を巻き上げて、すべて飛ばしてしまうように。
 例えば、虹色に渦巻いていたシャボンの玉が、はつんと弾けるように。
 穏やかなぬくもりに揺蕩っていた自我が、ふいに帰ってくる感覚がした。
 瞬間、どこか遠くに聞こえたピアノの音も、ふつと途切れる。
 現実でもないピアノなのに、途切れればどこか残念な気がした。]

……あれ、

[ゆっくりと目を開ければ、見知った医務室だ。
 明るく、太陽が差し込んでいる。
 夢の中で目を覚ますという珍しい経験をしたことには気づかないまま、隣にいる人影に視線を向けた。]


時が止まったことを、知らなかったので。


【人】 記者 イアン



    明けない夜があればいいのに。

(283) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[自傷的な八つ当たり
被害者の栞は細かく、花弁に似て床に落ちた。

俺は魚では無かった。
そこにはただの絵が描かれた紙の残骸。]

(286) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

【人】 記者 イアン

[人間は貪欲だ。
願いが一つ叶えば、また一つ。
尽きることなく罪深く。

欲望だけでは、傷の舐め合いでは駄目だった。
まるで何も汚れていないみたいに
あいされてみたかった。]*

(289) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

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