人狼議事


52 薔薇恋獄

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備中の>>216 ――

[何年か前なら、この時期は毎日がキャンバスに向かい合う季節だった。
 今となっては、そんなことはまるでなくて。
 けれどそれでも、後ろ髪を引かれるでもなく、過ごして……]

 ………、…。

[いなかった。
 今の自分は、傍目に見れば邪魔でしかない見物人。
 そう解ってても、なんとなく、美術室の近くまで赴いてしまう。
 尤も、廊下の奥から遠目に見守るだけだったのだけれど。]

 ……、……あれ、モモくん?

[その視線の先、美術室に、見知った顔があった。
 思わず、判り易く首を傾げてしまった。]

(220) sakanoka 2011/05/27(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>218
[いいのに、と言われても結局拭ってしまうのは、ちょっと潔癖すぎたせい、だけど。
 黙って墨を取る間の時間、晴れた気持ちを取り戻そうともしていて。
 けれど、再び声を掛けられるまでの間、暗さを変えられないままで。]

 ……え。

[その暗い瞳は、何でも、言えよ、の彼の一言で瞬いた。
 手を止めて、目を瞑るように半分閉じて。
 長くも思える少しの間をおいて、口を開いた。]

 辛い。

(223) sakanoka 2011/05/27(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 もう会えない、会わないって解ってる。

[楓馬や蛍紫などならそうとは限らないかもしれないし、多少なりとも「見た」という人であればまた少し違うかもしれない。
 けれど自分にはもう……という思いがあった。]

 のに……まだサヨナラできてない気がして。
 そう思うと、辛い、ってだけ。

 ……ごめん、ただの愚痴、だね。

(225) sakanoka 2011/05/27(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 えっ。……モモくん。

[バレた。調音>>224に思いっきりバレた。
 けれど別に逃走したりするわけでもなく……。
 おろりとしながらも、彼の方に歩み寄った。]

 その、手伝い……とかじゃ、ないん、だ。
 ただ、その。まあ、……つい。

[あの出来事があった時、調音には自分が美術室に訪れてしまう訳を少し話していたのだった。
 そういえばあの時に少し不穏な噂のことを零してしまったりもしていたのだが……ひとまず、そのことは置いておいた。
 手渡された缶は、ちょっと危なげながらキャッチに成功。]

 っていうか、その。
 皆って……おれのこと、知ってるの?

(233) sakanoka 2011/05/28(Sat) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/28(Sat) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>235>>236
[見開いた目も、それが逸らされたのも、あまり上手くは見えていなかったけれど。
 それでも、哲人の声色がどこか違うのは、分かった。
 今までの自分には、その幼い響きを聞いた覚えはなかったように思う。]

 ……テツ。

[そのまま、こくんと力ない頷きを重ねて、終いに俯きを深めた。
 諦めてねえ、って。信じられてない、って。おかしい、って……。
 けれど、その最後の結論に、顔を少し上げた。
 少し、だったから、その表情はやっぱり髪に隠れがちだったけれど。]

 ……そうだね。
 まだここに居て、居るんだって。
 それでまた騒いだり笑ったり……それで、良い、よね。

[言い終わらないうちに、まだ少し黒ずんだままの包装の飴を哲人に手渡した。]

(248) sakanoka 2011/05/28(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[飴に少し邪魔されたような響きに、一瞬だけ、声にならないほど微かだが笑いが零れた。何とか、笑えた。
 その後、また少しの間を置いて]

 ……何でも、っていうんなら。

[そして漸く、胸元を差し示す彼に、顔を向けた。]

 お願い。
 暫く、泣かせて。

[泣いてすっきりして、その結論を受け入れてちゃんとまた笑えるように、という思いから。
 黒い涙の上に本当の涙を落として、その場に膝を着いて崩れた。]

(250) sakanoka 2011/05/28(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>253
[泣き虫、と言われた。
 可愛い、なんて言われたりもした。
 それでも嫌々もできないまま……寧ろ、その言葉で堰を切ったように、声を洩らして泣き始めた。
 抱き締めてくれる腕の中で、ただひたすら、泣き喚いた。]

 あ……うっ……、て、つ……、
 てつ、も……ぅうっ、ない、てっ……いっしょ、に……っ

[彼の思いをはっきり判った訳ではなく、ただ、感極まって、そんな無茶なことも口にした。]

(258) sakanoka 2011/05/28(Sat) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>238
[折角、との言葉に、迷いながらも、小さく頷いた。
 ちょっとだけ、の心算のことで、本当に「しがらみ」が強くなってしまったらどうしようか、と。
 調音も、解っている上で誘っているのだろうとは思ったけれど……]

 って、や、ごめん、つい……。

[突っ込み指摘されて、ちょっとたじろいだりしつつ]

 あ、うん……そうだね。
 あの時……は、ちょっと落ち着いて話せなかったし。
 終わったら、行こ、か。

[そうしてスプレー缶を手に、ちょっと気弱な様子で美術室へと。
 それでもアーチを作る手伝いを手際良く……若干熱中気味にこなす様は、過去にそうした分野に携わっていたことを示すものと見る人も中には居たかもしれない。

 一段落済めば、屋上への階段へと、調音の後から向かい始める心算だった。]

(261) sakanoka 2011/05/28(Sat) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>263
[最初に駄目と言われた時、咄嗟に頭を横に揺すったのだけれど。
 続く言葉に、その揺らぎは止まって。
 強く掛かる腕の力を感じながら、また、泣きじゃくった。]

 ……ぅ、てつ、の、ぶん……ま、で。

[その時は少し、瞬いて。けれど否とも、言えなくて]

 う、ん……っ、な、く……。

[それからまた、声もがらがらと擦れてしまうくらいまで大声を上げて。
 時折、前の哲人の胸を引っ掻くように手を伸ばしたりもして……。

 そうやって暫く居るうちに、落ち着きを取り戻した。]

 ……あり、がと。
 すこし、らく、に……なった。

 ……ほら、ちゃんと、テツの代わりに泣いてあげた、よ。

(266) sakanoka 2011/05/28(Sat) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[本当に今の自分にこの人の涙を肩代わりできたのかなんて、判らなくて。
 少し、胸がちくりともしたけれど……。
 それでも、疲れ切った表情にそれでも淡く笑みを浮かべて、緩く顔を起こした。]


[きっと、どこかは解らないけど、どこかで会えるって思ってしまったその人。
 その姿の見えない場所で、言えないままだった『ありがとう』。

 それをこの場所で言うことができるまでには、まだ少し時間が掛かりそう、だった**]

(267) sakanoka 2011/05/28(Sat) 02時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/28(Sat) 02時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/28(Sat) 12時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― いつかの部室 ――

[邪魔な髪を払って頭を撫でてくれるその手は、温かく頼もしくて。
 代わりになってる……哲人のその言葉に、胸の痛みが少し癒された。
 彼の手が離れてから、ゆっくりと立ち上がって。]

 ううん。テツこそ、ありがと。そう言って、くれて。
 ……テツの辛いのも、泣いて流せたなら、嬉しい。

[いまだにひどい声しか出ないってくすっと苦笑いしながら。
 さっきの幼い響きが、頭に過る。

 何か言っても、この人は簡単に弱い部分は見せられないんだろう、と。
 見せるとしたら、それは哲人が「ここにいる」と言ったあの人の方になんだろう、と思う。
 ちょっぴり、ちりりと妬けたりもしたけれど……自分だってあの人には時に泣かされながらも憧れたりした。敵わない人。
 ……その人が、まだ「ここにいる」。そのことが優しく、思えた。]

(335) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[それから、泣き腫らした顔で、けれど明るく微笑んだ。]

 ……うん、すっきりできたとこで。
 ちょっとだけ、軽いやつ一戦、付き合って。

[本当は軽いゲームではなくて、彼を思う切欠をくれたあのゲームをやりたいなって思ってたけれど。
 お願いまたマジックやって!って頼むには、まだ自分のカード自体が足りな過ぎて、それじゃいけない気がしたから。
 ただ、ささやかな勝ち負けを交わせればいいなってだけ、今は願った。]

(340) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[あの日から失ったものを、引きずってはいたけれど。
 辛くても、それでももう、己の所為だとは思わない。
 だって目の前の彼が、自分を救う言葉を掛けてくれたから。
 それを、時間を掛けて、受け入れられたから。
 そしてその救いは……自分だけのものじゃないとも、思っている**]

(341) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日… ――

[廊下を通り過ぎる間は、文化祭を前にした活気を感じていたけれど。
 屋上へ向かう階段まで来ればその喧噪もどこか遠くなるか。]

 ……きっと、今日の風、気持ちいいんだろうな。

[広がる空を思いつつ。
 あの時と同じように、階段半ばのところで立ち止まって。
 何から話そうかな、なんて顔で調音の方に向き直った。]

(342) sakanoka 2011/05/28(Sat) 22時頃

ヴェスパタインは、もどりもどり。

sakanoka 2011/05/28(Sat) 23時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日>>344 ――


 うん。秋晴れ、好き…――え?

[背の低い調音を上から見下ろす姿勢は少し不安定気味で……。
 瞬いた拍子に、うっかり軽くよろけてしまいつつ、も]

 首。……どうか、した?

[ここ、と、おさえられているところに、目線を下ろした。]

(357) sakanoka 2011/05/28(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― いつかの部室>>359 ――

[決して得意ではないゲームでも、自分から彼に持ち掛けようと思えるようになったのは、間違いなく、あの雷雨の時を経てからで……。
 今の誘いも、きっと珍しがられるだろうな、とはどこかで思ってて]

 ちょっと、そういう気分なんだ。
 トランプ、なら……ジジ抜きとか、かな。

[他のもいくつか考えたけれど、哲人がカードに触れているのを見れば、そちらを選んでしまう。
 適当な椅子に座りながら、視線をシャッフルするその指先に落とした。]

(366) sakanoka 2011/05/29(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― いつかの部室>>371 ――

 じゃあ、えーっと……これ。

[一枚抜いて、また暫く、哲人の手を眺めていた。ちなみに抜かれたのはスペードのエース。
 こんな風に器用にカードを切ることは今でもできなくて。
 その憧れがほんのりと乗った眼差しだった。

 一番最初は、一度に抱えきれないほどの手札。
 たくさん捨てて。引いて引かれて、また捨てて。
 自分の手札があと2枚になったところで、ふと口を開き]

 ……ねえ、テツ。
 テツはさ……おれの前じゃ、やっぱり泣けない?

[さっきあやされた時のその言葉>>358を思い出しながら、尋ねた。]

(374) sakanoka 2011/05/29(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭前準備日>>372 ――


 え、うそ。

[調音に言われて、思わず自分の首元に手を伸ばした。
 ちょっと慌てた様子で擦ったら……本当に指先に白い染料の色が乗った。その白色は、白い肌に溶け込んで見過ごしてしまいかねない程、己の肌に近い色]

 って、あ……ごめん。

[同じ目線に立ってくれた彼に小さな礼を。
 それから、苦笑いをした。楽しげな苦笑いだった。]

 気づかなかった、とか。
 相当、夢中になってたんだね……おれ。

(383) sakanoka 2011/05/29(Sun) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>387
[ああして、の言に。大げさなくらいに胸に縋ってわめいていた自分の姿を振り返った。
 落ち着いた今、それを思い浮かべれば、少しはにかんで。
 けれど、そっか、と小さく頷いて、そして微笑んだ。]

 じゃあ、泣きたいこと、できたら。
 おれが泣いてもダメってくらい、泣きたくなったら。
 ……その時は、おれが確り受け止めるから。

[多分今はその時ではないと、いつも通りに聞こえる声色から思いつつ。
 そう言えば一度、ベッドの中で縋られた時もあったな、って思い出して。
 もし、の時は、あの時みたいにぎゅっと抱きしめられれば、と。

 そうして手を伸ばして引いたのは、相方の欠けたエース。
 哲人の表情はなんとか読めていた心算だったが……喋っていたせいもあって、引きを誤った。]

 あ。

[表情が判り易いのは自分もだった。]

(397) sakanoka 2011/05/29(Sun) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日>>396 ――

[実は、ある事情(何かは敢えて語らない)で、胸の辺りにまだ鬱血の痕が残っている。
 首元にそれがついてなかったのは幸いだったのかもしれない。
 とはいえ、この白いのも放っておいたら取るのが面倒そうで……。
 けれど戻るのも億劫で、どうしようかと、調音と顔を見合わせたりもした。]

 やっぱり、そう見えた?

[楽しそうに、の言葉にそう聞き返したところで。
 色の技術や意見のことまで話は及んで、何だか、素直に嬉しくて、子供みたいな笑みが零れた。
 丁度、哲人に見せる類の笑みとよく似ている笑みの形。]

 山本君に、ありがと、言わなきゃだね。

 ……モモくんも、ありがと。
 誘ってくれた君がいたから楽しかったってのも、あると思うから。

(403) sakanoka 2011/05/29(Sun) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>406
[頷く声に滲んだ色は、あの時よりはぼんやりとして感じられたけれど。
 それでも、何かが見えた気がして、小さく瞬いた。
 ほんの少しだけ、胸に灯るような、胸を締めるような、想い。

 その感覚も、うっかり引いたハートのエースの所為で一時薄れて。
 しかも、同じ音が、重なってしまったもので。
 ……哲人と一緒になって、明るく笑い出した。]

 ふふっ、やだっ。 ……で、何か、

[言おうとしてたのか。
 3枚に増えてしまった手札を胸の前に、淡翠の瞳に視線を合わせた。]

(411) sakanoka 2011/05/29(Sun) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日>>407>>408 ――

[あ、と聞こえて軽く瞬きつつも……。
 調音が返す笑顔に、胸が暖かくなって、瞬いたのも気にしなくなった。
 山本君に言っておくという彼に、うんと頷いて]

 良かった、モモくんからも、楽しいって言って貰えて……。

 まあ、おれも……3年になっても、だけど。
 負け続きだし。こてんぱんにやられるし。

[それこそ容赦のない罰ゲームもあったものだったな、って思い出すけれど……。
 あれからそれなりの時間を経た今、思い出に対する黒い色は和らいではいたのだろう。
 眉を下げながらも、ちゃんと笑うことができた。]

 何だか、似てるな、おれとモモくん。

(417) sakanoka 2011/05/29(Sun) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[と……視線の先に気づく。
 首筋、だとは思うのだけれど。
 後ろめたい(恥ずかしい)何かがあるせいか、ふいに首より下の方に意識が向いてしまう。
 思わず、焦って首を横に振ってしまった。]

 あっ、ううん、いいよ。
 ハンカチ、おれもあるし。自分で落とす、から。

 じゃあ、ちょっと今から戻る……。

[若干、挙動不審気味に、階段を降り始めた。]

(418) sakanoka 2011/05/29(Sun) 02時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/29(Sun) 03時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/29(Sun) 03時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― いつかの部室>>439 ――


 あ。うん。……。

[やっぱり何、って聞き返しそうになったけれど。
 哲人が例のあれでないカードに手を伸ばしたのを見て、どきっとして、言おうとしていた言葉を気にするどころじゃなくなって……。
 明らかに苦い顔で彼の笑顔をじ、と見据えてから、最後の一枚を引いた。

 それでも、手元に残されたエースを表向きに見せながら、そこに笑みも浮かべた。]

 負けちゃった。
 ……やっぱり、敵わないや、テツ。

(444) sakanoka 2011/05/29(Sun) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[それから、相方の居ないハートのエースを暫く眺めて]

 ……一人ぼっちは、やっぱり嫌だ。
 辛いのも一緒に分け合ったりできるふたりが、一番。

 ね。

[最初に抜かれたスペードのエースと、残されたジジを重ねて。
 ふんわりと笑って、今回のラブゲームのおしまいを告げた**]

(445) sakanoka 2011/05/29(Sun) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 文化祭準備日>>473>>474 ――


 えっと、うん。そう……か、な。

[微妙に語尾が揺れたのは、哲人の名を出されて照れてしまったため。
 組んで貰えれば心強いのは確かだったし、いつも以上に奮起してしまうから、強くなれるんだという思いはあった。
 ひとりでもっと勝ち姿を見せるようになれる……かは、残り少ない学校生活の中で叶うか判らなかったけれど。]

 ありがと。
 ……そう言って貰えて、おれも、嬉しい。


[……で、その後、調音が首を傾げる姿も見れない程に、いそいそと退散しようとしていたところで]

(495) sakanoka 2011/05/29(Sun) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[後ろからの足音。呼び止められて、ぎくり、と立ち止まった。
 振り向きざまに軽く凍りついた顔は……その問いに、一瞬きょとりと。
 けれど、すぐに、温かいものへと変わり始めた。]

 そっか。

[調音の口から、恋して良かった、と聞いたのは初めてだった気がして。
 彼の頬の色を瞳に映しながら、自分もまた、少し顔を赤らめた。]

 おれも。

 辛かったこともあったけれど。
 それでも今、恋して、すごく幸せ。

[ああ、やっぱりこんなところも『似ている』……そう感じながら。
 照れと、そして今ちゃんとここに居る彼に対する安堵。
 それらを湛えた笑みを向けたのち、廊下へと降りていった**]

(496) sakanoka 2011/05/29(Sun) 20時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

sakanoka 2011/05/29(Sun) 20時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 卒業式 ――

[当初の目標だった卒業は無事にクリア。
 大学は一浪しても良い、ということではあったけれど……。
 何故か秋過ぎから、志望外だった筈のある学校への進学を志していた。
 流石に準備が遅すぎて、現役合格の奇跡は起きなかったけれど。
 どこの大学に入ろうと奮起していたかは想像に任せるとして……。]

[そして叶った卒業式。
 ずっとの別れという訳ではないだろうに、それでも、泣いていた。
 結局変えられない泣き虫っぷりを、哲人の前でさらしたのは間違いないだろうし。
 その姿を良数にからかわれたのも、言うまでもないだろう。]

(539) sakanoka 2011/05/30(Mon) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[式から暫くして、桜が彩る並木道。
 いつかの時も、こんなふうに通り過ぎていたのだったか。
 ふと、天を仰いだ。]

 綺麗。

[散る花としての桜は、嫌い。
 でも、青に映える淡い赤は、好き。
 地に落ちた花を踏んづけていることを思いもしながら。
 それでも、今見ることのできる色の幸せを想う。]

 …………。

[ふと、ある窓辺に視線が赴いて。
 その方に向けて、ひとつ視線を留めて。そして、緩めた。]

 ……ありがとう。

[漸く、口にできた言葉。]

(540) sakanoka 2011/05/30(Mon) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[それから、振り返った先。青に映える明るい赤を探す。

 もうすぐ、あの人には打ち明ける心算だ。
 今まで貰った色を全部含めて、こっそり満たしたカードケースのこと**]

(543) sakanoka 2011/05/30(Mon) 00時頃

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