人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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【人】 白銀∴秘星 マユミ

―補給基地・空き倉庫―
[>>79 足音無くその入り口から顔を覗かせた。
彼のほかにも人の気配がある、
中に足を踏み入れて良いのか、すこし思案した]

明乃進、

……明くん、みなと一緒なの?

[少しだけ中に足を踏み入れた、
そこには近づくことは出来ないとでもいうように。
>>80 もうひとつ、聞こえた声はキャロライナのものだ。
彼はまだその意思のかわらぬのだろう、その声]

(81) 2014/02/17(Mon) 23時頃

[日本と言う国にて、戦いは苛烈だった。

こちらに対しても、武器を持ち。
或いは、集団を率いて襲い掛かってくる物たち。
幾多の仲間が散って行った。
その戦いのさなかにトルドヴィンの片腕まで落とされたのだ。]


ふふ、そうでしょうね。

これだけの戦いが出来る連中に出会えたのですもの。
もっと多くを知りたいと思われるのは当然ですわ。

[トルドヴィンと共に、数多の戦場を巡ってきた。
これほどに高揚している事も珍しいと思いながら。]


[獣は鬼も人も、等しくその爪にかけながら、
金色の王ただ一人を求めて戦場を彷徨う。

周――、と名を呼ぶ声が耳に落ちた。
片目を歪に眇めた獣は首を廻らせ、黒衣の友の姿を見つける]


 『殺せ――』

[脳裏に響き、獣を支配しようとする抗えない声に、唸り、呻き、
蹲り地に幾度も額を打ちつけ、サミュエルを――友をこの爪で引き裂きたいと、理性を捻じ伏せようとする衝動に抗いながら]



 サミュエル……。
 俺は……、もう、お前と一緒に帰れねえんだ。

 すまねえ。――すま、ねえ。 

[もう、戻れないことを。
いつかの言葉を守れなかったことを。

戦いの中、離れていく友の背に、幾度も――幾度も詫びた]


[跪き、苦悶する獣の姿を見かねたか、耳朶に柔らかな声が落とされる>>*32]

 ――なにが、だ。
 お前が俺に、何を詫びる必要がある?

[その場にいない少女に、問う]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[己を追う気配には、
僅かな動揺を感じながら、
けれどそのままに置いた。

>>84 キャロライナにも気づかれたようで、
更にもう少しだけ近づいて、明乃進の姿を見やる。
抜き身だった刃は、既に収めていた]

お姉様を殺したの。
――……すこし、自由に、なれた?

[怪訝な声音、その意味もわからぬままに、
ただそうであってほしいことを、問う]

(87) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

[>>*28『あなたを逃がせなかった』
真弓の端的な言葉を受けて]

 ……金色野郎の呪いが半端じゃねえってこと
 こうなっちまって、ようやく分かった。

 だから、お前が何をどうしようと、
 多分、結果は変わらなかったさ。

[ああ、そうじゃねえ――呟き、言葉を探る]

 俺が言いたいのは、
 こうなっちまったことを、真弓が気に病む必要はねえって
 ――それだけさ。
 
[血の流れる額を押さえながら、口元を微かに吊り上げる]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

あなたたちが自由になれると思ったから、
彼女の力を奪えばお父様に抗えるかもしれないと思ったから、

それから――……、
彼女に殺されたくない人がいたから。

[その当人に聞かれているのはわかっていたけれど、
問われた言葉にはそう答えて、ゆると俯く]

(96) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

……ええ、ずっと。

[>>99 明乃進の驚く様子には簡易な肯定を示して]

けれど、だめね。
……行き詰まってしまった。
道を示してくれた直円も、もういない。

わたしはやはり父の支配の下にある。

[そこまで一息に語って、
――あのひと、その言葉に首をかしげた。
そして視線を落とす、銘のついた短剣]

……お姉様に?

(104) 2014/02/18(Tue) 00時頃

メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[キャロライナの過ぎていくのを、
言葉なく眼差しを伏せて見送り]

……そうね、
お姉様の血はわたしの中にある。
でも、父の呪縛に抗えるかは――。

これは、私がお姉様に託されたものだけれど。

[その短剣の刃を抜いた、
輝きに感じるだろう恐れ、魔を屠る力。
避けた袖、覗く己の腕に薄く刃を充てて見せる。
その赤くついた筋は何時までたっても塞がらない。
――ニルヴァーナ、涅槃の銘を持つ刃]

あなたは役立てることが出来る?

[問うて、少しずるい聞き方かもしれないと気づいた]

(118) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[静かな絢矢の問いかけ、
己は沈黙を守り、言葉は明乃進に任せた、
――彼の言葉はいつだって優しかったから。

抜かれた刃の輝きが彼女を刺激せぬように、隠した]

(121) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

……先に零瑠を殺してくればよかったわね。

[>>122 そうすれば少なくとも、
障害となる者は自分と新たに増えた眷族、
そのふたつだけとなったはず、と。

己の命を物のように語るのは、
人の命をも物のように扱ってきたからだ。
ただ、守りたいものだけを、除いて]

いいなら、いいわ。あなたに託す。

[>>124 言葉のすべては必要なかった、
鞘に戻したそれを明乃進に渡せば己は無手も当然で]

(126) 2014/02/18(Tue) 01時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


――……、ああ、

[絢矢の声と、
それから父の声が重なる。
祈るように目蓋を閉ざした、無防備に]

零瑠が早速、
お父様にわたしのこと告げたみたいね、
……早く行って。

[――吸血鬼以外、
目に収めた命は全て殺せ。
それが下された命令だった]

(130) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[目蓋を閉ざせば視界には入らない。
それで駄目なら目でも潰せばいいのだ。
その手に残っていのは角殊の棘。

>>109 己を守ろうとするものがあることを、
きっと忘れていたのだ**]

(136) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時半頃


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―回想・戦場にて―

わたしは自らに恥じることなど無いわ。

[零瑠を今殺さぬ猶予を与えたのも、
ホリー・ニルヴァーナを殺したことも、
絢矢を置いてきたのも、全て己の意思だ]

わたしはあなたに、あなたの罪を問うているだけ。
周をさらい父に捧げた、それはあなたの意思でしょう?
――周の優しさに甘え、それを喰らい尽くした。

[>>173 姉の血を、純血の力の全てを奪った。
彼の察する気配が、己の察せぬわけがないのだ。
ふわりと、飛んで宙を返る。足を着くは零瑠の背後。
足音もない、冷たく憂う変わらぬ深緋]

――……

[それからはもう何事もなく立ち去った**]

(182) 2014/02/18(Tue) 18時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―倉庫内にて―
[>>147 明乃進の言葉に頷いた、
手の中には姉を杭とした角殊の棘。
けれど、そう、ここでは駄目だと思ったのと――、
高い金属音が響いたのとは、ほぼ同時で。

咄嗟に、閉じた目蓋の上、
その棘を躊躇うことなく突きたてた。]

っ、あ………、ッ、く、

[真横に引く、両の眼に何も映らぬように。
視界は赤黒い焼ける何かで満たされた、痛みはわからない。
ただ、強い衝撃と焼けるような熱があるだけだ。

傷ついた両の眼窩を片手に隠す。
ぼたぼた、と滴り落ちる血の滴]

(183) 2014/02/18(Tue) 18時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>162 尋ねる言葉には答えようも無い、
ただその続いた言葉に、この熱が痛みであることを思い出す、
認識する。思い出させるのは、いつだって。]

……だ、め、

[――引かれた手、
近く感じるあたたかな存在、その背中。
抗いようがなかったのは、見えぬせいではなくて弱さだ]

(184) 2014/02/18(Tue) 18時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


……あなたを見たら、殺して しまう、

[震えた声、それでもこの刃では、足りない。
始祖の血と、純血の血と、傷は癒えていくのを感じている。

何度でも、眼を突いて。
駄目なら腕を落としてもいい。]

(185) 2014/02/18(Tue) 19時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>163 その手を振りほどけなかった**]

(186) 2014/02/18(Tue) 19時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 19時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

……っ、

[喘ぐような吐息が零れた、
緋に世界に影が落ちる、土ぼこりと鉄の匂い。
あたたかい、温度。

>>188 その腕の中でふさがれた世界、
意識は眼窩のその灼熱に倦んで、まどろむ様。
決してやすらぎのないまどろみ]

明くん……、お願 い。

[それは託したものを願う言葉だった。
>>189 サミュエルの言葉を聞いて、咄嗟に。

何より彼の腕に抗う意思を失くしてしまったのは、
その言葉が、嘆願のような言葉が、ひどく胸を苦しくさせたから。
身を預けたのは、ただその痛みに寄り添いたかったからだ]

(193) 2014/02/18(Tue) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



ねえ、……どこに、行くの?


[腕の中、かすれる声で問いかける。
きっとどこにも行く場所なんてない。わかってた*]

(194) 2014/02/18(Tue) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>197 答える言葉はない、わかってる。
何か方法を考えなければいけないと、思うのに、
力こめられた腕に全てを委ねてしまいたくなる。

血と火薬と泥の匂い、やけた匂い。
変わらぬ戦場の匂い、生きたものの気配を感じない。
座り込んだ場所は、どこだかわからなかったけれど。

緋色と熱に満ちた視界は、
ずっと暖かな闇に包まれている]

――……、

[そっと、その胸に頬を摺り寄せた。
出来ること、問いかける彼の声の振動が、肌を通して伝わる]

(204) 2014/02/18(Tue) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[しなければならないこと、
考えなければならないこと、
全てを置き去りにしてしまった。

案じることは沢山あるのだ、
妹たちのこと、捕虜となった2人のこと、
また誰かに託すことしかできなかった無力と、
討つべき父のことと、それから――それから]

……わからない。

今はこうしてくれるだけで、いいな。

(206) 2014/02/18(Tue) 23時頃


 今更だな。

[昔の彼女を思い出させる物言いに、知らず薄い笑みが浮かんだ>>*45]

馬鹿だから、自分を曲げられなかった。
仲間を諦めることが出来なかった。

――死ぬか、堕ちるか。
自分の道行きに、それ以外の帰結はなかったと思う]

 ……ま、親殺しは馬鹿に任せて
 お前は、さっさと逃げちまえ。

[真弓がホリーを弑したことも、その思惑も知らぬまま獣は嘯いた]


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[始祖を討つ障害となる姉を倒し、
その策のひとつを託すことが出来た。
自分にやれることはやれたのか。

あとは自身が障害としかならないのなら、

――そう考えていたのに、
彼の温度を感じているとどうしてか、
離れがたくて、もう少しだけ]

……何言ってるの、血だらけなのに。

[>>209 比ゆ的にも物理的にも、本当に血だらけだ。
それをどうとも思わなくなってしまった、感じなくなったと思っていたのに]

(215) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


うん、……ありがとう。
ごめんね、さっきは死ぬつもりだったのに、
サミュエルが来てくれて、嬉しくて。

――……わたし、

[離れたくないと感じている、
言おうとした言葉に重なるような声。

ずっと傍に。

それはあの頃そういられると信じてたこと。
でも、もう同じかたちには、なれない]

(216) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

……だめ。
わたし、あなたを、殺したくない。

[片手で押さえた目蓋の傷、
ぬるりとすべるようだった皮膚も、
潰れた目蓋もいつの間にか治り始めていて]

ねえ、あなたの武器を貸して。
……この傷では癒えてしまうから、
もっとちゃんと、見えないように、眼を。

(222) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

また、行き詰っちゃったな……、

あなたと一緒にいたい。
ずっとそばに、その意味はわかっているよ。
……少しだけ、それでもいいかな、って思ったけど、

でも、わたし、

[言葉の途切れる。
父の呪詛の響きを感じる、――視界は緋色]

(242) 2014/02/19(Wed) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

……サミュエル、

あなたの一番の幸せは、なに?

[唇だけが柔らかな弧を描いた]

(244) 2014/02/19(Wed) 00時頃

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