221 【突発】季節の雫【忙しい人のためのRP村】
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――回想・自室・夜――
はぁ……どうしたものか
[部活が終わり自室へと戻ると桜子はいないようだった。 自分のベッドの上にカバンを放り出し、制服を脱いでハンガーに掛ければそのままシャワールームへと入る。 熱めのお湯を浴びれば部活でかいた汗を流していける。
今朝の手前桜子とは顔を合わせにくい。 こつりと壁に額を打ち付けて、悩みながら小さくため息をついた]
(17) 2015/04/19(Sun) 00時半頃
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――昨日・自室・夜――
[>>23 シャワーからあがり着替えを済ませて自分の机へと向かおうとしたところで小さなメモを発見する]
おとまりさんですか 桜子ちゃん、お友達できたのですね
[なんだかガチガチしていたので友達が出来るのか不安だった。 お泊りするくらい仲の良い友達が出来たのなら高校生活も楽しいものとなるだろう]
……ふぅ
[出る吐息は安堵のもの。 安心したものなのか、今夜顔を合わせなくていいからなのか、 それはどちらか自分でもわからなかった]
(26) 2015/04/19(Sun) 01時半頃
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――中庭・朝――
[朝何時もの通りジョギングしてシャワーを浴びて着替えて学校へと辿り着く。 中庭にふと視線をうつせば>>25楽しそうにしている子が一人。 一年生だろうかと近づいてみることにした]
猫缶……ツナ……にゃん太?
[手に持つ猫缶に目をやれば、ぽつりと呟き小首を傾げた]
(28) 2015/04/19(Sun) 01時半頃
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――食堂・昼――
ずるずる……ちゅるるん
[無心]
ずずず……はぁ……
[心ここに在らず。 咽喉を通るカレーうどん天麩羅乗せが美味しいが、 桜子とのことを考えれば――]
ずずず……
[数分後、器は空になった]
(80) 2015/04/19(Sun) 22時半頃
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――午後・廊下――
[三星綾乃はぼんやりと廊下を歩いていた。 >>85 教室で額に手を当てられていたらしいがそのことにも気づいていなかった。 体温は普段より少し高かったかもしれない]
…………はぁ
[溜息が一つ、二つ、三つ――幸せに羽根が生えて逃げていきそうだ]
(89) 2015/04/20(Mon) 00時頃
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――廊下の真ん中で邪魔ですよ
[>>86 げしっ]
何処のどなたかは存じ上げませんが 往来の真ん中で乳繰り合うとか忍殺しますよ
[蹴ってから学園の女生徒にそこそこ人気のある三年男子に冷たい視線を向けた。 蹴りの合間もスカートは鉄壁であった。 その光景は余所の者が見れば三星綾乃が助けに入ったかのように見えたか。 女生徒たちからはぶーいんぐの嵐が飛びまわり、 その軟弱な男はせっちーとの関係を疑ってきたりする]
せっちーも言ってあげるが良いです
[面倒なので説明を全て投げ渡した]
(90) 2015/04/20(Mon) 00時頃
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―回想:部活見学の後―
[傘を受け取った香菜に笑みを深める。
自分の分はないが、こういう時は咄嗟に差し出してしまうのだ。
でも通り雨だからすぐに止むだろう。
最悪、濡れたとしてもすぐに着替えれば大丈夫]
(……だから、無頓着と言われるのかも)
[心の中で、ぽつり]
ええ、お返しを楽しみにしているわ。
私とお茶会してくれるのでも、いいのよ?
約束しましょう。またね。
[小さく手を振って、彼女の背を見送る。
思いがけなく始まった香菜との部活見学は楽しいものだった。
気付けば物思いに沈んでしまいそうな今の自分は、
彼女の明るさに、随分助けられた気がして*]
―別棟へ―
[3年の教室まで迎えに来てくれた桜子。
ちょうど廊下の窓越しに姿を見つけ、こちらから近寄っていく。
上級生の教室は緊張するものだろう]
桜子ちゃん。
わざわざ来てくれたの?
[目を瞬かせて。
自分から出向くつもりだったのに、
持っていく教材の整理をしていたら遅くなってしまった]
でも、ごめんなさいね。
桜子ちゃんに仕事を押し付けてしまうことになって。
[あの時は深く考える暇もなく、
自分が行ってもいいと軽く自主申告したのだが、
良く考えなくても彼女に負担をかけてしまうことになった。
申し訳なさそうに眉を下げる]
今度、ちゃんとお礼をさせてね。
[嫌がられなければ、そっと頭を撫でようと。
驚かれたかもしれないが]
そうそう。
別棟でのお仕事は私に任せておいて。
[というわけで体調を崩すわけにはいかないなと。
そう心に決めて、桜子に改めて謝罪と礼を。
さて、彼女に案内されるときは、
同時に補習となった八尋もともにあったのだろうか*]
―別棟―
[他の子達が増えた時のための準備とか、何とか。
自分は次の日の朝からではなく、夜には別棟を訪れていた。
八尋はどうだったか。
先に来てひとりぼっちだった修を慰めつつ、
寝室となる部屋に布団を運び込んだりして]
それにしても、本格的な補習よね。
まるで合宿みたいだわ。
[この人数の少なさのせいか、別棟はひやりと寒い。
早く人が増えないかな、という願いは、
本当はふさわしくないのだろうが――小さく身体を震わせた。
女子のために用意された寝室に、ぽつん。
大部屋を選んだせいで、余計に静けさが身に刺さる。
しかしここで男子に助けを求める訳にもいかない。
毛布にくるまって、挙句潜り込んだ]
(せっちゃん、どうしてるかな)
[ぼんやり、考える。
彼には『補習になったので、別棟に行ってきます。
直接伝えられなくてごめんね』
という旨のメールを夕方に送った]
――……、
[息をついて、何かを胸の内に押し込めるように瞼を伏せる。
眠れない夜は、ひたすらに長い。
そのメールの送信ボタンを押し間違え、
未だ下書きに在るままと気づくのはまだ先のこと*]
[補習です、と。
迎えに来たのは一年生の女の子ではなくて、困ったように笑う先生だった。
一人ぼっちのお部屋に先生がやって来ると、
明日の朝から始まることを教えてもらった]
ん、わかった。
[演劇の厳しい縦社会の中で生きてきたわりに、緩い口調のまんま。笑ったままの顔は、先生が出ていくと、少しだけ眉を下げて]
やっぱりなぁ。
―朝―
[先輩が皆のための準備をしてるなんて知らないまま、先生に指定された時間ぴったりに教室に入るように歩く。
廊下で先輩に会えば、ちょっとだけ驚いたあと*笑いかけた*]
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――廊下・放課後――
まったく、せっちーはよくモテますねぇ
[何処か他人事のような呟き。 >>154せっちーが寄り添ってきて腕を組んでくる――そこまではこれまでも何度かあったかもしれない。 ぺったんこで意外と厚い胸板の感触が伝わってくるのだった。 しかし、その次の言葉で三星綾乃は不覚にも渦中に巻き込まれることになった]
せっちー、あつ……ふぁっ!?
[途端に広がるカオスティックな空間はせっちーの人気が伺えるというものである。 パンデミックでありバイオハザード。 嘆きの声を発する男女はそれはもうゾンビーのように見えてしまう。 妬ましげな視線、怨恨の声、それらが全て三星綾乃へと向けられた]
なっ、なななな、なにいってるのですかせっちー
[いや、そんな恥ずかしそうな表情作って悪ノリしすぎでしょう。 肩を掴んでガクガクと揺さぶろうとしたところで追い打ちの一言]
(169) 2015/04/20(Mon) 20時半頃
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…………う、ぅ……
[>>161 窺うようにこちらを見てくるせっちー。 その瞳には三星綾乃の瞳に零れそうなほどの涙が溜まっていることに気付いただろうか]
せっちぃのあほぉ〜〜〜
[普段感じたことのない不安や不満。 上手くいかない感情の矛先。 昨日から積もり積もっていたそれらの感情が雫となって頬を伝い落ちていった。
大体下着の話などどれ程前の話をしているのだ。 あの時バカにされてから少しは大人な下着を身につけるようになったのだ。 現に今は――]
あほぉ〜〜
[ぽろぽろと涙を溢しながら、せっちーに手を引かれて外へと連れ出されていくのだった]
(170) 2015/04/20(Mon) 20時半頃
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――公園――
せっちんのあほ〜
[>>186 雫が零れるのは止まったが、公園のベンチに座ってもそんなことを口にしていた。 差し出されたソフトクリームを受け取るとぱくりと口にする。 濃いミルクの味わいと甘みに頬が綻びそうになった]
はむ、はむ…… ほっとくです
[ぷいと横を向くがあむあむとソフトクリームは食べたままだった。 ほっぺに白いものがついていたかもしれない。 しかし、にゃんこがやってくればそちらを横目で見る]
人前でパンツの色を言うとか せっちん、かわいいのに人としてどうかと思うのですよ
[もぐもぐ、にゃん太に視線を向けていた]
(194) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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――自室・夜――
[カチャ――ギィィィ
>>195 立て付けは良いのでそんな音は鳴ることはないが、 そんな気分で鍵を開けて自室の扉を開けた。 せっちんに公園で御馳走になった後、少しぶらりとしてのご帰宅だ。 少し遅くなってしまった。 そうするとすぐに目に入るのは正座をした桜子の姿]
あ……おかえりです
[それだけ口にして部屋に入ると後ろ手に扉を閉め、鍵をかけた]
正座なんかして、どうしたんだい?
[はて、と首を傾げてみせる。 いつもの調子に見せることはできているだろうか]
(198) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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[と声をかけたのだが桜子は寝てしまっていた――。
近づいて毛布をかけて、小さく笑い声を漏らしながら制服を脱いだ]
(199) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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