114 bloody's evil Kingdom
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―使用人室→医務室へ向かって移動―
とりあえず来い。
[確かめてみた限りでは、熱は無いようだが、 念のため医務室で見た方が良いかと手を引き。 何時から自分が風邪気味かは解らないのだが、 昨日一緒に寝たので、風邪薬は飲ませるべきと判断した。]
(0) 2013/02/23(Sat) 13時頃
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―移動中>>1―
ん? もうお話し合いは終わったんですかな?
[丁度ピッパとコリーンが別れた後の事、通路で会う形になる。 つい先程会ったばかりの彼女に軽い一礼だけ示し。 隣に居たイアンはどうだったか。]
お部屋へ戻られる所なら、送りましょうか。
(4) 2013/02/23(Sat) 13時半頃
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おっと、驚かせて失礼。 ……? うちの莫迦助手が何か…?
[>>5 コリーンの視線がイアンに注がれている事、 その顔つきが怯えているようのも、不安そうにも見えて、 何かコイツやらかしたのか、とジト目を助手に送る。]
城内のモンスターが減少したといえど、 一人歩きは不安でしょう、どうぞ。
[疚しい気持ちも無く、手を差し出す。 急襲があった時に、背に庇えるように、と。]
(6) 2013/02/23(Sat) 13時半頃
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エスコートの最中に失礼な事でも…?
ご迷惑を掛けたのであれば、遠慮せず仰って下さいね。 きちんと教育するので。
[>>7 何かやらかしやがった雰囲気は彼女から感じ取れたが、 構わない、と言葉を濁す様には安堵する。 コリーンの手を取り、貴賓室の方へと足を馳せ。]
ええと…、貴族階級の流行には疎いのですけど、 危険な魔物が多いし、余計な事かもしれませんが、
[困惑気味な視線は、 コリーンの魅惑的な身体を覆うドレス>>1:319へと向く。 あまりじろじろ見るのも失礼なので、視線はすぐ外したが。]
もう少し控えめな格好でも宜しいので…は?
(9) 2013/02/23(Sat) 13時半頃
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…お前、喉ガラガラじゃねえか?
[>>10 コリーンを褒める声が明らかに枯れている事に気付き、 不思議そうに眉を下げて、首を傾げさせる。
その間、己の足元に伸びた影の翼がコリーンへ伸びる。 ドナルドの触手を吸収したその影は、彼女の足首に、 ちくりとした痛みと共に、悪戯に媚薬を流し込んだ。 当然コリーンの手元に集中していた自分は気付かない。 イアンが足元を見ていたのなら、気付いたかもしれない。]
もし良ければ俺の白衣をお部屋まで羽織りますか? ちょっと煙草臭いかもしれませんけど、
[余計な指摘だったかと足を止め、提案をする。]
(12) 2013/02/23(Sat) 14時頃
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俺の風邪が感染ったのかな……。
[>>13 よもや別のものが感染したとは知らぬ儘。 コリーンの風邪、という指摘を耳が拾い、弱ったように頭を掻き。 足首から退いた細い触手が影に身を潜める。 得体の知れないものが、更に得体の知れないものを、 取り込んでいる事など、男は知らない。]
はは、コリーン嬢の魅力が成す毒ってヤツですか。 お気を悪くさせたらすみませんね。
[ファッションにダメを出されて不快になっているのでは、と 気にしたように頬を緊張させてからふわりと白い衣を脱ぐ。 コリーンの肩に長い丈の白衣を掛けて。]
あー…、
[顔を紅潮させて視線を逸らされれば、失言したかと罪悪感。]
(15) 2013/02/23(Sat) 14時半頃
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お前、腹出して寝てたんじゃねーの昨日。 でも、熱は無かったんだよなァ。
[>>14 イアンを横目で見るが、足元を視ている事に気付く。 なんだろうと自分の足元を見るが、影があるだけ。]
…ん?どうかしたか? 変なもんついてる?
[不思議そうな視線を向けるイアンに、同じくきょとりとし。 すぐに視線が離れ、コリーンへと向けば再び歩を進める。]
(16) 2013/02/23(Sat) 14時半頃
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うちの死んだ女房は貧相でしたから、羨ましい限り。
コリーン嬢のような魅力的なお体だと、 まともな時は出した方が映えるとは思いますよ。
[>>17 真っ赤な顔が怒りお覚えているのでは、と プライドを立てるように賞賛を送っておく。 部屋の前まで彼女を送り、では、とイアンと共に立ち去る。
――男の足元からは影が失せ、 コリーンと共に貴賓室へ入っていく…。]
(18) 2013/02/23(Sat) 14時半頃
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どう見ても人間だろうが!
[>>19 ぎりぎり耳へ届いたようだ。 何を意味の解らない事を、と悪態づいて、 ぴん、とイアンの額を爪弾く。]
とりあえず、医務室戻ったら風邪薬出すから飲めよ。 うんと苦いけどな。
[粉状の風邪薬の苦さを態と誇張しておき、 逃げられないようにイアンの手首を掴んで医務室へ連行。]
(21) 2013/02/23(Sat) 14時半頃
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―貴賓室―
[医者と助手が去った後。 影はぴとりと彼女の足元を付けるように下を這う。
椅子やソファに座ればその下に、 ベッドへ足を向けようとすれば、傍らの壁に。 まるでコリーンの影のようにぴったりと…。]
(この女妊娠していたな。) (子宮のサイズを調べる機会か。)
[影の興味は陰湿な企み>>4:221。]
(22) 2013/02/23(Sat) 15時頃
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―shadow/貴賓室>>23―
[饐えた臭いの漂う寝台。 その上へ寝転ぶ肉付きの良い女。 軋むスプリングと共に大きな胸が揺れるのを、 壁に身を置き、じっと見ていたが。]
(――……。)
[ひらり、、 ひらり ――ぐわっ]
[壁から無数の「白い」羽根が彼女の身に注ぐ。 それは蝶を絡めとる無数の蜘蛛の糸のように、 その魅惑の肉に絡みつき、拘束する。]
(25) 2013/02/23(Sat) 15時頃
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―医務室―
…お前、コリーン嬢に何かやらかしたのか?
[>>24 医務室へ到着するまでの間。 不思議なものを見るようかのように 貴賓室の方を振り返っていたイアンに、 紙包みの薬と、グラスに注いだ水を用意してやる。]
なるべく水で一気に流し込めよ。 ゆっくり飲むと、苦くてきついぞ。
[まるで10歳に満たない子供を相手にするかのように、 励ましながら、薬を飲む事を勧める。]
(26) 2013/02/23(Sat) 15時頃
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―shadow/貴賓室>>27―
[貴賓室の部屋を虫の巣にするかの如く、 女を宙吊りにして、糸は部屋の四隅まで広がる。 蜘蛛の巣――網状のそれは、貴賓室を異質空間へ塗り替える。
ぶらん――、と肉欲を掻き立てるような体躯が揺れた。]
(――…子宮の採寸を)
[朱い鞭のような、細い8つの管。 それがヨーランダの用意した薄手の衣服を切り裂く。 みるみるうちに糸に縛られて吊られた女は、 何も纏わぬ姿にされ、浮いた状態で両足を開かされる。
――まるで、分娩をするかのような開脚に。]
(28) 2013/02/23(Sat) 15時半頃
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―shadow/貴賓室>>29―
[管の先は刃の形状から、パイプ管のようなそれに奇形する。 空洞の管から細い触手がざわりざわりと大量に芽吹く。 うねうねとした触手は、開かれた女の陰唇をこじ開け、 秘部の中へと入り込み、蠢く。 肉壁の先にある子宮口まで到達すると。更にその奥まで。
未だそこまで育っていない卵をぺいっと追い出し、 それは床へと落下し、 ばり、くしゃり。――呆気無く割れる。]
(誰が駒鳥を殺したの、――ってか)
[成長過程にあったらしい雛が、 血まみれで、息を絶え絶えにしているが、気にも止めず。
子宮の中で、にゅるにゅると蠢く異質のもの。]
(31) 2013/02/23(Sat) 15時半頃
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そんなガラガラの声してか? 俺が行った時も咳き込んでただろう。
はいはい、今ちゃんと飲んで無かったよな? 手の中に入ってる包はなんだ?
[>>30 誤魔化せた気になっているイアンに、 目敏くツッコミを入れて、包を奪う。 丁度物資不足でオブラートを切らしている。]
そうやって話をごまかそうったって無駄だぞ。
[仕方なしに紙で包んだ粉薬を口へと含み、 イアンの顎を掴んで薬をささら、と入れてしまう。 咳き込んで吐き出してしまう前に、 残ったグラスの水を己の口に貯め、 口移しでイアンに水を飲ませ、薬を強制的に飲ませた。]
(32) 2013/02/23(Sat) 16時頃
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ミナカタは、濡れた唇を離して、ふぅ、と息を大きくついた**
2013/02/23(Sat) 16時頃
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―shadow/貴賓室>>33―
[子宮口から細い触手が幾つも幾つも蠢き、 壁の広さ、柔らかさ――触感を確かめ、記憶する。 泣き叫ぶ女に影から生えた片翼が揺れる。 まるで、げたげたと嗤っているように――
そして細い触手の先端から、体液を注入する。 ――唾液、鼻水、精液、それらと変わらぬ感染源である液を。]
(大体解った。)
[しゅるりと触手が退いてゆき、 吊るしていた女の身体を、ベッドの上へ投げ出す。 長い蜘蛛の糸は壁へと吸い込まれていく。]
(37) 2013/02/23(Sat) 17時半頃
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横暴じゃねーよ、 ズルして飲まないとか、お前幾つのガキだよ。
[>>34 呆れた口調で叱り、じろりと半眼で睨む。 王女とまぐわったという先ほどの話を思い出し、 聴診器を付けてから、イアンのシャツをまくり上げる。]
はい、すってー、はいてー。
[チェストピースを指で摘み、胸部に押し当てる。 腹部にも充てて、特に異常が無さそうなのを確認する。 冷たい金属のそれは、押し付けられるのに慣れてなければ、 擽ったさを与えるものかも知れない。]
(38) 2013/02/23(Sat) 18時頃
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ミナカタは、コリーンの顔が赤かったのは、もしや風邪か…?
2013/02/23(Sat) 18時頃
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―shadow/貴賓室>>39―
[女を寝台に放り出した後。 大きな悲鳴を聞き、兵士が室内へ入ってくる。
しかし時既に遅し、 コリーンの胎内には異形モノの体液が注がれてしまった。
――何も無かったかのように、貴賓室は静かだ。 ただ、大腿に零れる白い液体は行為をはっきり主張している。 また、壁に映っていた影も何時の間にか失せていた。
そして、彼女はこれから酷い悪夢に襲われる事になる。]
(40) 2013/02/23(Sat) 18時半頃
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―コリーンの夢の中―
[彼女が目覚めると、上に手が上がる形で括られている。 縄が彼女のたわわな胸に食い込み、 また、恥部にも深く食い込んでおり、身動きが一切取れない。]
体型に肥満の傾向がありますね。 貴女の猫にそっくりな豚に育たれて…、
東洋には、凌遅という刑があるのをご存知ですか?
[見本、とばかりに指を鳴らす。 前に並べられたのは目隠しをされた彼女の父と母。 彼女同様に縄で縛られ、裸に剥かれている。]
[黒衣の男の手に握られているのは西洋では見る事のない、 独特の刃の形をした中華刀である。 目の前で腕を削ぎ、足を削ぎ、体中の肉を削ぐ様を、 まるで料理を教えるかのようにゆっくりと。絶叫、血しぶき。]
(46) 2013/02/23(Sat) 19時頃
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では、コリーン嬢にも堪能頂こうか。
[目の前で身内を切り刻んだその後、 彼女のメロンのような女性のシンボル――胸部に刃を噛ませ、 滑る脂肪をぐりぐり抉り取り、木樽へと放り込む。 その次に鼻を刈り取り、耳を刈り取り――]
ああ、素晴らしい。 これだけスマートな体型なら病気も心配無い。
[確実に死亡している筈の状態なのに、 コリーンは痛覚を感じながら、手足すら失った状態で生きている。 姿見鏡で今の状態を見せながら、医者は下卑た笑顔。] [樽の中に入った削いだ肉を刀で示す。]
こいつが―― 良い漢方になるんですよ、一杯如何かな。
[目を残された彼女に嗤う黒衣の男の記憶は、 目覚めたら綺麗さっぱり無くなっている*]
(47) 2013/02/23(Sat) 19時頃
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ん、……終わ、 ……。
いや、ちゃんと聞こえなかったな、もうちょっと。
[>>42 手を引こうとした所で、 擽ったがる様がなんだか可愛らしいものに見えたので、 悪戯心が湧いてしまい、胸の尖りにチェストピースを押し付け。 ぐりぐり、と押しつぶすように冷たい金属のそれで刺激する。]
…すって?
[そんな状態で同じように、呼吸を促す。 これじゃ変態だ、と情けなさを覚えたが――少しだけ…。]
(48) 2013/02/23(Sat) 19時頃
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ん、異常なし。
[>>49 身をよじって擽ったがる様に満足を覚え、 離れる青年に目を伏せ、聴診器を耳から離す。]
何か体調に異変が起こったら、隠さずに言えよ。
[熱無し、心拍問題なし。 今のところはなんら問題無いように思えた。 ホットミルクでも入れてやるか、と席を立つ。]
(51) 2013/02/23(Sat) 19時半頃
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[ズズズズズズズズズ]
[給湯場へと向かうミナカタの足元。 そこには影は無い。]
[しかし、通路から人の影に紛れ、 医務室に近寄るひとつの影があった。]
[感覚でナニカと何かを話ながら、 影は魔力のある者だけに感じ取れる異様な瘴気を纏い、]
[>>56 イアンの前をゆっくり進んで、給湯場へ向かう。]
(61) 2013/02/23(Sat) 20時頃
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[温めたミルクの注がれたカップと、 漢方薬を白湯に溶かしたものを盆で持ってくる。 実家から白湯が入っているのは持参した湯のみである。]
どうした? 鳩が豆鉄砲を食ったみてェな顔して。
[机の上にカップを置き、自分の手元に湯のみを寄せる。]
これ苦いんだよなァ……。 風邪に効くは効くんだが……
[苦さを堪えながら白湯を啜る。]
(76) 2013/02/23(Sat) 20時半頃
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[>>73 苦い漢方薬の入った白湯を飲んでいると、 ふと窓の外を飛ぶ鳥の数に目を奪われた。]
なんだありゃあ……。 不気味だな。
[口直しに、緑茶を入れて飲む。]
(77) 2013/02/23(Sat) 20時半頃
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早く具合治して、仕事するぞ。 ……怪我人は出る一方なんだからな。
[>>78 平和な時間をまったりと過ごす。 変なカップ、と言われて湯のみを掲げ。]
俺の生まれ故郷のモンで…。 取っ手無いの変わってるよな。
うん、薬。 良薬口に苦しとは言うが、本当に苦い。
[新たに淹れたお茶で口を濯ぐようにしながら。 窓の外の景色を見ながら、ほっと息をつく。]
……いつまでこんなのんびりして居られるのか…。
(79) 2013/02/23(Sat) 20時半頃
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[ドナルドが一室に訪れ
僅かに睨むような視線を向けたか]
丁度良かった、団長にお話が……
[しかし彼は聞く耳を持たず
己のことをモンスターだと謂う]
……はぁ?
[その大剣を身構えるドナルドに
命の危険を察すよりも早く
切りつけられて。]
[男の言葉は殆ど頭に入らなかった。
痛みもあるけれど
言い訳じみた言葉に対して
脳が処理を拒んだといった方が正しい]
……――、こ……、ふっ
[腹部を切りつけられ、女の目は闇色に、染まる]
……あ、ぁ……
[じんじんと痛む体中のなかで
ただ子宮だけが、その存在を主張した]
―――か、 ゃ ……
[何事か呟く。
怨恨の篭った声で、男を呪うように]
……あかちゃん、
返して。
わたしの あかちゃん かえして。
[明確に言葉に出来た時
既に、それは死を意味し
切り刻まれた身体が
ただ、無言の屍として転がっているのみ
胎内の鳥の卵がカラカラと
砕けて堕ちるのも、見えないまま]
[騎士としての怨恨ではなく
それは女としての]
赦さない
赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さな赦さない赦さない赦さない赦さない赦さな
あは、
はははは
はははははははははは
[わらう、わらう、わらう]
あはははは
はははははは
はははは ははははははははは
あははは
―――は、
祟 っ て や る
[怨恨だけが己の身を灼いた。
騎士も所詮女。
子を身ごもった喜びを
打ち砕かれた恨みは深く深く]
|
いや、大丈夫。
[>>89 鳥を遠目に視ているイアンの姿を、 椅子に腰掛けた状態でのんびり眺める。 唐突に呟かれた言を耳が拾い、それに応える。]
雀だろうなあ。 弓と矢使って、わたしがこまどり殺したの―― と言ったのだから。
[沢山の生き物が自白をしたけれど、 それらがしたのは、駒鳥を弔う作業。
その駒鳥を殺したのは、雀では無く『天狗』なのだけど]
(96) 2013/02/23(Sat) 21時半頃
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フィリップ?
[>>95 戸の方を視ていると、廊下を歩く青年に気付く。]
鳥達が大量に飛んでるけど、 一体何があったのか知ってるか?
[鳥を操り、鳥に詳しい彼なら解るのかと、 医務室の中から、青年に尋ねる。]
(98) 2013/02/23(Sat) 21時半頃
|
[
「堕ろそうぜそんなよう分からんもん!!」
「ミナカタ、堕胎でも帝王切開でも何でもいい」]
嘘……嘘に決まってんだろ
王女さまと、私の、子供を
堕ろすわけ、ないじゃないか――――
|
うむ…なんでなんだろうな。 弓で矢を射ったのなら、態となんだろうけれど。
[>>102 はふり、と息を吐いて同意する。]
クック・ロビンが悪さをしたから、 懲らしめる為に殺した、 だから怒られない、とか?
[>>107 そんな話をしながらフィリップを見る。]
あ、そういえば忘れてた。 最近そんなにモンスターに襲われる事が無くてな。
後ほど一人借りておこう。
[巣荒らしねぇ…と難しい顔をして。 >>108 肩に居る鳥が啼くのに、目をぱちりと瞬かせる。]
(110) 2013/02/23(Sat) 21時半頃
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荒らした犯人が、解るといいな。
[何も知らない医者は、そう応えるだけ――**]
(111) 2013/02/23(Sat) 21時半頃
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嗚呼、これはどこかの。
(死に損ない。)
[どこからか狂ったような哄笑、前後した怨嗟や悲鳴を耳に拾えば、微かに顔を顰める。]
大事なものを失った事で、全てを見失う。
感情に支えられた人間は時として、弱く、時として強い。
[嘗ての自分のようにと、自嘲する。]
[今は此処で眺めているだけ。それでも信じている。]
俺は必ずや、地獄に落ちるだろう。
[嘗ては黄と白の派手な衣装に甲冑を着込み、人を殺した。誰も彼も、訳隔てなく。殺す事を生業とした。神の為に。国の為に。自分の為に。その事に後悔はない。その中に幾らか無抵抗の民衆がいて、人ならざる妖魔怪物がいた事もあった。ならば、妻なる人、そして顔見知りだった戦友達だったモノがそこに加わったところで、背負った罪の重さに変化はない]
神は言う。
不貞は罪であると。
[神がいうのであれば、間違いはない。彼女も、妻も地獄に落ちる。陵辱という形で、夫以外の精を受けたのであれば、それだけで大罪だ。それは悲しむべき事であり、喜ばしい事。死んでも、共に地獄にいけるのであるから。死すら別れえぬ輩となった事。嬉しい。そんな感情が確かにあった。何処かに]
(だが、俺は神を信じていない)
[だからこその、此処なのだと納得していた。妻はいない。きっと何処に行っても会う事はない。そしてきっと、それは共に地獄に落ちる事よりもきっとずっと嬉しいのだ。地獄での再会を。永遠の逢瀬を。そんな感情とは別に]
安らかでありますように。
[そう軽く呟いた。届かぬ呟きと知りながら]
[黒き僧衣を着、教会で為した事。それもまた罪。けれども、その事に後悔はない。ただ、少し悲しい。その悲しさの意味はまだ、理解できていない。それはもう少し、死んでいけばわかるのだろうか]
クラリッサ。
君は――
[時折届く、憤り雑じりの感情。その感情を少し、読み解したい気持ちに駆られていた**]
― 城内 ―
女、こちらを視ているな。
[穢した少女。暴風雨のような惨劇に見舞われた彼女は、稚拙な誘いに篭絡されようとしている。それをおかしいものと思うだけの智慧がないのか、魔と媚で既にその身を包み込まれているのか、視るべき眼がこちらに向いてしまって気づいていないのか]
気の毒な話だ。けれども、
[他人事のように言う。そして心情はもっと手酷く、突き放したような達観が支配している]
まあ、良くある話だ。
[世間知らずの小娘が遊び慣れた男に、傍目から視て軽薄そのものに過ぎないような小物に、盲目的に惹かれる、物珍しさに目を奪われる事など、東西古今、有り触れている]
[ 微かに聞こえた男の声。
より明確に聞こえ、彼の姿が薄ぼんやりと見えるまでになると、男の視線の先を見て――]
あの下衆が……
[騎士団長とは名ばかりの
自己中心的な男に誑かされるかのような少女に
小さく嘆息を吐いた。]
一つの国が滅びるのであれば、
国民も絶えて殉じるのも悪くはない。
義務とは言わないが。
[どうやら、国内にはかなりの数の怪物達は這入り込んでいるようだった。潜入工作員と違うのは、その一人一人、一体一体が戦闘力を保持している事。力任せですら、相当の損害を生み出すことが出来る]
見えるか、人よ。
聞こえるか、人よ。
この国は、終わるぞ。
[王子の遺体を見た。王と王妃の遺体も見た。親族が貴族が動くよりも早く、嫁いだ王女が、王冠を手にした。化け物を率いる王女が。此処は良く見える。良くわかる。判りすぎるほど、わかる]
[そして無残な己の身体に意識を戻すと、
それは騎士の手によって、白い布を被せられ]
……。
[もう叶わないのか。
手を伸ばすことも、あの男への復讐も。]
[ふと聞こえるのは錬金術師の女の声]
……パピヨン
[泣きたくなった。]
あんたまで残して逝くなんて
本当に情けない――。
[名誉の戦死という言葉に、シニカルに嗤う]
そんな騎士道なんか、もう
――忘れちゃったよ。
この気配は、ピッパか。
お前は死んだのか?
[嘗て騎士団に所属した女性騎士。彼女を女と舐める者も、小莫迦にするものもいた。劣った所を見れば嘲笑が飛び、勝った所を見れば妬心をぶつけられていた。肩肘はって生きていたように思えた]
騎士であるお前達が、
護るべき王も、王妃も王子も死んだ。
[空を、見上げる。
きっとたくさんの人が魔物たちの手によって、
その命を散らしているのだろう。
罪なき人たちの魂が、黎明へと昇っていく]
でも――……。
[自分は、あの列に並ぶ事はない。
並ぶ事は許されない]
[柔らかな肉をはむと、
ぬるりとした血が、
口中にゆっくりと広がり、
舌を染めた
甘い…そう感じるのは
愛しい女のものだったせいだろうか]
あんたは―――まさか
[ムパムピス。思い出したのは随分久しい名だ。
かつてその力強き騎士を先輩として敬ったものだが
ある時突然騎士の座を退き、僧の道に入ったと聞いた]
……そうだね。
[弱々しく頷く。自分か忠誠を誓った者などもういない]
私は、騎士なんかじゃないさ。
[在るのは女として身を灼くような怨恨だけ。]
[死ぬかもしれない
いや、死ぬだろう
そう思った時に…考えたのは
魂の抜けてしまった体でも
誰の手にも渡したくはない、と
意固地にも似た感情
ただ それだけ]
[神は、慈悲深く寛容だ。
だけどそれは正しき行いをする者に対してだけの事。
慈悲深い顔の裏で己の教えに逆らうものには、
世界を海に沈めてしまうほどに苛烈な制裁を施すのだ。
魔に堕ちた自分には、
神のの慈悲は一片たりとも与えられる事はない。
ただこうして、
人々が天に召されているのを、薄暗い場所から見上げる事しか、出来ない]
どうしてこうなってしまったんだろう。
なにを間違ってしまったんだろう。
[自分の手を見降ろし、呟く。
苦しみも悲しみも乖離した世界においてなお、
後悔だけは今も胸に残る。
もし道を違えた場所が判るのなら、
その場所へと戻りたいと思うくらいに]
[誰の手にもわたらぬように
肉を噛み
舌を食み
骨までもしゃぶりつくしたかった
そんな自分は…きっと知らぬ間に
化け物になっていたんだろう]
俺が今、見えるのは、既に狂った国だ。
盲いた王子が、得体の知れない国の女に惚れこんだ事から、狂い始めたか。
[興味のなかった結婚式。けれども謎の小国の存在は噂レベルでは聞いていた。知る限り、何もわからない国。王達はそれを畏れとしなかったのだろうか。見える範囲の事で納得してしまったのか。魔の力に当てられたのか。どうだとしても一生、知る由もないだろう]
なんだ、ラルフ王子。
君も、俺と同類か。
[王子の躯が収められた棺を見た。寝室で殺された王夫妻を見た。女の指示のまま、白い布に被せられたピッパが運ばれていくのも見たか]
全く、情けない。
国よりも一足先に狂ってしまって申し訳ない。
[嘗ての私服。黄色と白の派手な衣服のまま、壊れていく城内を眺める。虫に塗れた料理人達。グロテスクな子供を産み続ける女使用人。触手と融合した王国騎士。目の焦点を失って徘徊する生餌達。彼らはまだ終われていない。気の毒な事だ]
[女のすべてを喰らってしまえば
永遠に一つになって
満ち足りる
―其のはずだったのに
何故だろう、
いつでもいつまでも、
満たされることはなく
まだ 苦しい
苦しくて苦しくて
堪らない
溜まらない]
[一人は、寂しい。
だけど師であるパピヨンの傍にいる事は、憚られた。
あの人の肩に乗せてしまった「弟子殺し」の荷物を、
これ以上重くするわけにはいかない。
友だと言ってくれたピッパの元にも行けない。
自分は彼女を殺した男と近しいものだ。
彼女に蔑みの目で見られたら……。
そう思うと傍に気配を感じても近づく事は出来なかった]
きっと世界は寒いだろう。
人は震え続けるだろう。
[城下に目を向ける。教会に集まっていた下級モンスター達、奴らと同程度の化け物が撒き散らかされた。広大な国土全てを犯されるまでには時は早いが、食い散らかされている速度は、緩くはない。心臓である王都が壊れている。ならば手足は機能はしない。偶々か英雄の匙加減での運不運しかないだろう]
ああ、槍か剣が欲しいな。
手が寂しくて仕方がない。
[両手の平を開いたり閉じたりを繰り返す。寒い時、行軍中に咄嗟の行動が常にとれるようにと、植えつけられた習性。見ている此処に、此処にいる...に暑さ寒さはない。それでも目下の景色を見れば、寒さだけを感じる]
門を固く閉じ、部屋の片隅で震える人よ。
心を閉ざし、己を苛む全ての人よ。
人を愛せ。
汝の隣人を愛せ。
[届かせる気はない言葉。届いていたとしても、特に気にすることもなかったが]
つむじ風に吹かれて、
消える程度の温もりも、
繋いでいる間は暖かい――くっ。
[だから行ける場所は限られていた。
ゆらりと舞う、透けた身体。
三階の豪奢な部屋の中で、
真っ赤に染まった側仕えの女に微笑む女の傍に身を寄せた。
薄い膜に遮られるているかのように、
王女に触れることは叶わない。
それでも――]
もう、あなただけなんだ。
あなたの言葉だけなんだ。
あなたにとっては戯れの言葉にすぎない事は判ってる。
それでも今の私は、あなたの言葉にすがる事しかできない。
はは、あはは。
だーから俺は神を信じない。
[信じる事を許すのは、自分が信じた人だけだ]
此処にいる人間よ。人間ならざる生き物よ。
誰でもいい。何でもいい。
此処をどうにかしてくれ。
此処にいると、自分が神様になったみたいで堪らない。
[前髪を片手でかきあげながら、失笑を続ける。望む限り、国の全てを眺めていられるこの場所で、困ったように口元を曲げる]
なあ、俺がおかしいのか?
祈る者、助けを求める者を、ただ見る。
見るだけの立場。
まさに神様の席だろ、此処は。
俺はそんなの求めちゃいない。
俺は、そこまで傲慢ではない。
ただの、人殺しだ。
それ以上の何者でもない。
[顔面を隠すように、片手で覆う。涙一つ出ない*]
愛してるってもう一度言ってよ。
可愛いって。
[自分じゃない他の女を見ている彼の人へ、
届くはずのない言葉を紡ぐ。
言ってくれたら、もう他に何もいらないから。
あなたの言いつけを守って、
あなただけを見つめるいい子になるから――]
[防腐処理をして、自分の身体を綺麗にしてくれるパピヨンには
"ありがとう" ――届かない言葉を小さく紡ぐ
が]
何笑ってるんだ。
[いつもの軽口の体で思わず問いかけていた。
それも届かないとわかっていても。]
ミナカタは、フィリップが居なくなってから鳥達どっか行ったな
2013/02/24(Sun) 02時半頃
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―回想・医務室>>114>>142―
……皆で袋叩き?
[そんな話をしている内にトイレに出かけていった助手を見送る。 その後、怪我人が7人来たので診療に辺り、 漸く一息つけた頃には日も暮れていただろうか。*]
(183) 2013/02/24(Sun) 02時半頃
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―医務室→貴賓室前―
[>>137 コリーンに白衣を貸した儘だった事を思い出し、 貴賓室の方へと向かう途中の事。]
ん?
[何故か貴賓室から出てきたのはフィリップだった。 そういえばピッパから聞いた話では、 コリーンにどうの、という話を聞いたのだったが。]
フィリップ、コリーン嬢はいらっしゃらないか? 白衣をお貸ししたのだが。
[いっそ彼に聞いた方が早い気がした。]
(184) 2013/02/24(Sun) 03時頃
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ああ、ありがとう。
[>>186 彼女の利用している部屋内へ平然と入る様子と、 散らかってるという意味に関して考える。
――完全に、空気が読めない人の気分を味わいながら。 丁寧に畳まれた白衣を受け取り、羽織る。 その拍子にメスがポケットから零れて指先を傷つけた。]
――って、
[ぬぬ、と切れた指を口で咥えながら。]
いや、知らないな。 え?中に居るのでは無いのか?
昼ごろにお送りしたんだが。 顔色を見る限りだと、熱があったかもしれない。
[体調が悪さで、寝込んでいるとばかり。]
(189) 2013/02/24(Sun) 03時半頃
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[苦笑する王女の傍に、そっと降り立った。
触れられぬとしても、
ただ寄り添うように傍に]
……………。
[こうして傍にいる事しかできない自分が、
彼女にとってはつまらない、取るに足らない存在なのはわかっている。
それでも―――…]
傍に、いるから。
私は、あなたの傍に。ずっと……。
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あ、すまん。今手持ちが無いからそれを借りても良いか?
[フィリップに手招いて止血帯をくれ、と頼む。 この医務室、準備は宜しくないようだ。 借りた止血帯を返す時、 腔内へ入れた指がフィリップの指へ付着する。
――そのほんの僅かな唾液の行方は何処へ行く?]
ああ、解熱剤を念のため持ってきたんだ。 …もしかしたらお話をしてた時に、 俺や助手の風邪をうつしてしまったのではと、気がかりでな。
[錬金術師の居場所と訊かれ、口を開きかけた所で。]
あ、 コリーン嬢。 具合は、……酷そうだな。 この薬を眠る前にどうぞ。 それでも回復の見込がなければおっしゃって下さい。
[>>191 憔悴した様子の彼女を、心配そうに見る。]
(192) 2013/02/24(Sun) 03時半頃
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それは解熱剤です。 昼にお別れした時、顔が赤かったので。
俺の風邪、感染ってませんか?
[>>193 申し訳なさそうに眉を下げる。 医者が人様に風邪を感染させるなどもっての外だ。 よく見れば、彼女のドレスが別のものに変わっている。>>@5>>@6
刺激的なドレスもお似合いでしたが… そちらの方がコリーン嬢の上品さが際立ちますな。
では、お大事にして下さい。
[>>194フィリップに言われた諺に、苦笑いを浮かべ。]
ああ、此処で待ってるから安心してくれ。
[戸から少し離れた所でフィリップを待つ*]
(199) 2013/02/24(Sun) 04時頃
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―貴賓室前→研究室―
ん。パピヨンの研究室だな? 案内するが、あんまり長話させるなよ? あいつ、怪我してるからな。
[>>207 戻ったフィリップに頷く。 腕の怪我が熱を持っているかもしれないと懸念しつつ、 パピヨンの研究室へと向かう。]
此処だ。
(209) 2013/02/24(Sun) 04時半頃
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パピヨンは、何を……してる、んだ?
[自分の死体から採取する胚が、
水槽に移るのを見て、不思議そうな顔。
死んだ、という諦観からか
いつもの調子が戻ってきたものの
―――仮にその胚が、芽吹き、形作るなら]
……―――
[それは歪な心を持った、不完全な人間が、生まれることだろう]
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便所詰まりねぇ…、 こんな騒動さえなきゃ、よそで幾らでも出来るんだが。 城の外に出ると、モンスターがなァ。
ん?構わないぜ。 性格はちょっとねじ曲がってるが、 そう悪いヤツでも無いんだがな
[トイレでクソをする為に死ぬ思いをする位なら、 今の儘の方がマシだと思いつつ。 扉をノックするフィリップ>>210をちらりと見て。 別にそこまで遠慮するような間柄という訳でも無いので、 どけどけ、と促して、扉を開けてしまう。]
おーい、居るんだろパピヨン。
[ずかずかと入り込む。]
(211) 2013/02/24(Sun) 04時半頃
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ミナカタは、パピヨンを探してうろうろ。
2013/02/24(Sun) 04時半頃
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――え、
[中へと入ると、白い布に包まれたピッパの遺体。>>204 当然ながら、血の臭いがしてもそれが誰だかは、解らない。 全身が布に覆われてしまっているのだから。
――誰の、何を、]
なに、
[なにを、してるのか。]
パピヨン?
[彼女の後ろ姿を見て、男は声を掛けた。 その背後に居るフィリップの思惑など――*知る由も無い*]
(212) 2013/02/24(Sun) 05時頃
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