人狼議事


189 とある結社の手記:8

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視点:


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魚屋 ワンダは、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 00時半頃


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【人】 魚屋 ワンダ

──昨夜/リーの個室──


……

[>>333 曖昧に濁す言葉に、視線は向くもそれ以上は、
尋ねる言葉は続かなかった。]



……、迷わせるようなことを言ってくれるよ。


[イアンにも言われたのと似た言葉。
軽くこめかみを押さえた。]

(3) 2014/08/16(Sat) 00時半頃

【人】 魚屋 ワンダ

──昨夜/広間──

[話を終えて、広間に下りる。白いままの紙を持って、
軽く、誰かを探すように周りを見回した。]


……

[刻々、時間が過ぎて、
魚屋の女は息をつく。]

(4) 2014/08/16(Sat) 00時半頃

【人】 魚屋 ワンダ




……まったく、普通じゃないよ。

[そうして、これで普通じゃない側の
仲間入りだ。低く、ぽつりと呟いて、
白い紙に名前を書くと、それを箱の中に投げ入れた。]

──昨夜回想、了──

(5) 2014/08/16(Sat) 00時半頃

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【人】 魚屋 ワンダ

──朝、二階個室──

[──その日の目覚めは、いつもよりも遅かった。
リーと話しながら飲んだ酒のせいだったかもしれないし、蓄積される精神的な疲労のせいもあったかもしれない。]


……、

[軽い二日酔いだろう。
頭痛を抱えながらベッドの上で身を起こす。
窓の、外を見やった。

──直後に、ドアがノックされる。]

(6) 2014/08/16(Sat) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[息を吐いて髪を括りながらドアを開けると、
そこに立っていたのは、結社員だった。]


……今日は、なんだい。

[呼び出しに、露骨に嫌な顔をする。
先に内容を言えと、目で脅した。]

(7) 2014/08/16(Sat) 01時頃

ワンダは、そうして、──その話を聞いて、

2014/08/16(Sat) 01時頃


【人】 魚屋 ワンダ

──集会場二階、ラルフの部屋前──

[──がん!と蹴りあける勢いで、すでに人が入っているドアが開けられる。結社員のひとりが、音におどろいた顔をした。]


 邪魔だ

[低く押し殺した声が、退け。と、
要求だけをたたきつける。]

(8) 2014/08/16(Sat) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[部屋には、サイモンの時と同様に、
赤が散っていた。

ただ、サイモンのときとは違って、
──まだ、布がかけられているようなことはなく]


────…

[止めようとする結社員には構わずに
横たわっている体の傍に膝をついた。]

(9) 2014/08/16(Sat) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[緑味のかかった白いドレープのスカートが、
じわりと赤い色を吸い上げていく。]

……

[──ラルフの顔を見たままに、白い手を伸ばす。
周囲の声には構わなかった。

ただ、その様を直視して、


唇が曲がった。]

(10) 2014/08/16(Sat) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ



───ばかじゃないのか
 

(11) 2014/08/16(Sat) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[その惨状をみて、吐いた言葉は悪態だった。
触れた肌は、魚でも触っているように冷たい。]


………… ばか、なんじゃないのか。

[女の声が、似た言葉を繰り返す。]

(12) 2014/08/16(Sat) 01時半頃

【人】 魚屋 ワンダ


[顔を顰める。震えそうになる呼吸を堪えるように、
短く、息を吸った。]



[── がん! と、音が響いた。
その場に、手を打ちつける。]

(13) 2014/08/16(Sat) 01時半頃

【人】 魚屋 ワンダ

[きつい表情が、ラルフの顔を睨みつける。
もう、視線を避けられるようなこともない。

二度とだ。]


…… 年下の癖に、……先に死んでんじゃないよ。

[勝手なことを、勝手に言って、
くしゃり、と女の手は、ラルフの髪を撫でていく*。]

(14) 2014/08/16(Sat) 01時半頃

魚屋 ワンダは、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 01時半頃


魚屋 ワンダは、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 01時半頃



 『――――――ところが、家に入ってきたのは、
  お母さんやぎではありません。

  なんと、狼だったではありませんか。

  七匹のこやぎはみんな、
  わあっとおどろいて、ふるえあがって、
  てんでんにかくれ場所をさがして、
  かくれようとしました。』
 



 『一匹目は、机の下。 』

 『二匹目は、ベットの中。』

 『三匹目は、火の入ってないストーブの中。』

 『四匹目は、台所の戸だなの中。』

 『五匹目は、洋服ダンスの中。』

 『六匹目は、洗濯おけの中。』


 『―――七匹目は、 柱時計の中。 』
 


[…そんな内容の、語られるお伽噺
オスカーよりももう少しだけ小さな頃。

伏し目の少年は、おばあさんが

みんなで力を合わせたら…きっと倒せると。

そういっていつも話を締めくくるのと同じように。
その話を何度も聞いて、何度も同じように思っていました]



  はしらどけいの中ならあんしんなんだ。

  おかあさんはそこにしまってなかったから、
  たいせつな子どもを たべられちゃったんでしょ?

  たいせつなものは、ぜんぶしまってしまえばいい。


  はしらどけいの中に。
 


[―――やがて時は過ぎて。
老婆から話が聞く事は無くなっても。]

[話の締めくくりの言葉を忘れてしまっても。]


  きれいなものは、大切なものは、

  仕舞わなくちゃ。


  ―――――――――誰にも、見つからない。


  「柱時計」のなかに。


[ 何度も何度も   同じように ]


 ―昨晩 個室―

[…それは、一瞬で終わっただろうか。
それとも痛みと苦痛の中で終わっただろうか]

[…どちらにせよ、消えゆく命の淵。
もう声も、指の一本すら動かせなくなった青年は代わりに暗唱できるようにまでなった、物語の一部を思い出す]

 ……一匹目は、机の下。
 二匹目は、ベットの中。
 三匹目は、火の入ってないストーブの中。
 四匹目は、台所の戸だなの中。
 五匹目は、洋服ダンスの中。
 六匹目は、洗濯おけの中。

 …ひとり、生き残った七匹目は、柱時計の中。
 


[視界はもう何も見えなかった。
全てを覆い隠してくれるような、大好きだったあの霧のように。赤い色から暗い色へと変わっていった]


―――暗い、  なにもみえない

なにも。
もう、なにも。


――――汚いものも、なにも。 みなくていいんだ。
 



 人に集って、猫なで声で身体を売って。
 媚びて乞うて 恥も知らずにのうのうと生きてる

 そんな汚いもの塗れの世界を。

 …………僕は もう、みなくていいんだ。
 



 ………ああ なんだ。

 僕は今、柱時計の中に居るんだね。

 いちばん、きれいな世界に居るんだ。

 僕が仕舞ってあげなくても。
 きみが連れてってくれるんだ。
 



 きみの喉を通って、胃で溶かされて。

 きみの血に。肉に。手に。目に。鼻に。爪に。髪に。肌に。
 ……この世でいちばんきれいなきみの中に
 連れてってくれるんだ。


 これでようやく。

 きみとようやく。 ひとつになれる。

 僕等だけの世界へいける。
 




 ―――― ぁあ、

 しんじ、て た よ

 ぼく を 、   すく って くれる って



 かみ さ 、
 




[―――暗い視界の中。
最後に残った青年の意識さえも、そこで事切れた**]

 


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 魚屋 ワンダ

──シャワー室──

[ざあ ざあ ざあ 。と、水が降り落ちる。

雨のごとくに落ちる水の下、
波を描く女の髪から、水が落ちていく。

服を着たまま水に打たれる女の白いスカートから、
吸い込んだ赤が滲みだし、排水溝へと流れていった。]

…………

[── ざあ ざあ ざあ と、
水が足元を流れていく。]

(44) 2014/08/16(Sat) 22時頃

【人】 魚屋 ワンダ


……

[その薄まった赤を、開いたままの、
女の目が見下ろして]

(45) 2014/08/16(Sat) 22時頃

ワンダは、──表情を変えないまま、片手で濡れた目元を覆う。

2014/08/16(Sat) 22時頃


【人】 魚屋 ワンダ

[目元に触れた手の指先は白く、
べたついた赤い色に触れた名残はすでにない。]


…………

[血も匂いも。何もかも、
透明な水の流れに、消されていく。]

(46) 2014/08/16(Sat) 22時頃

ワンダは、すっかりと冷え切った指先を、手の内に握り込んだ。

2014/08/16(Sat) 22時頃


【人】 魚屋 ワンダ

──集会場、広間──

[朝。広間に戻り来やった女の髪は、
しっとりと水気を含んでいる。

──イアンが処刑された、と言われた間も、
ラルフが襲われた、と言われた間も、

どちらのときも、膝に両肘を置いたままで、
顔をあげることはなかった。]

……

[昨日とは別の、乾いたセパレートの服に、
今、赤い色は見えない。]

(47) 2014/08/16(Sat) 22時頃

【人】 魚屋 ワンダ

──集会場、広間──

[広間からはイアンの姿が消えて、
ラルフの姿がない。]


………

[>>36 呟かれた名前に、顔を上げるのは遅かった。
俯きぎみの視線が、オスカーをみやる。]

(51) 2014/08/16(Sat) 22時頃

【人】 魚屋 ワンダ


……

[いくらか影を増した目元でオスカーを見返すも、
スージーの元に行く様子が見えれば、声まではかけなかった。]

(52) 2014/08/16(Sat) 22時半頃

魚屋 ワンダは、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 22時半頃


【人】 魚屋 ワンダ

[切れて、赤い筋だらけにされた耳を見やる。
──スージーの言葉は切れ切れで、
聞きたくない、という拒絶だけがはっきりと、
広間の中に落ちる。]



……とおぼえ。

[ひりついた声が口にした言葉を、
口の中で繰り返す。]

(59) 2014/08/16(Sat) 23時頃

『19XX年8月X日

穏やかな朝である。窓の外を見やれば、陽光が木々の合間から零れる。その硝子を開けば、朝の冷たい風がチェスナット・ブラウンをなびかせる。
大きく息を吸い、吐き出す。都会では味わう事の出来ない爽やかな空気が肺を満たした。

廊下の向こうで足音が聞こえる。
それは地獄からの使者の音だっただろうか。
私は髪を整え、シャツの襟を正して。ついでに香水も付けて。
瞬きを繰り返した。

ああ。私の物語が、』

―――――……ん、はぁい。今行きますって。

[執筆の手を止めて、振り返る。
表情一つ変える事のない彼等を見渡し、静かに立ち上がる。
両手を前に差しだして、抵抗の意思がないことを示す。
彼等は私を犬でも連れていくかのような粗雑な扱いで拘束し。

そのまま、連れていく。*]


-湖-

綺麗な湖ですね♪ああ、これで霧が無ければ、もっと素敵なのでしょうけれどねー

[霧で白む視界のなか、自分の陽気な声だけが辺りに響く。行方不明者が多く出るという村。その噂の根源の湖。
その桟橋の先、”私”の居場所が据えられていた。視線だけを彼等に向けて、首を傾げる。]

あれに登れば良いって事?

[彼等は頷く。自分は淡々と歩き。その場所に立つ。
湖の底は暗く、濁っていて。何処までも何処までも、沈めていきそうだ。
彼等の一人が尋ねた。―――――……怖くはないのか?と。]

怖い?いや、そりゃ怖いよ。
じゃあ怖がったら、貴方たちは私を解放してくれるんですか?
無理でしょ。なら最後まで”愉しむまで”ですよ。

[自分の命ですら駒の一つにしか考えていないような軽快な口調に。誰かが呟いた。

化け物。]


―――――……くっく、貴方たちと何が違うんですか?
正義の名のもとに、罪ない人を殺すのも厭わない貴方たちの方が……私から見たらよっぽど化け物ですよ。

[台に立つ。縄の輪の部分に、自分の首を掛ける。
自分は目を凝らして山の向こうを見ようとしたが――――――……あの雪山は見えなかった。
”私”の故郷は。やはり、還る事が出来ないようだ。
けれども、”私”はそれでも構わない。それが”私”の終わり方なのだから。

_____に、血肉の味を教える事が出来れば、良いのだ。]

生きる為に、ほんの少しだけ狩りをするだけですよ。
人間だって牛や豚を殺すでしょう?それと同じだ。

………ああ、だから。同様に。
貴方たちが私を殺す事は、当然なんじゃないんですかね?
それが生きるための手段なのですから。

ええ―――……殺める事は何も、悪くないですよ。

              だから、


【人】 魚屋 ワンダ



……迷惑な

[椅子に座ったままに、低い声が呟く。]


      ……迷惑な、話だ。

[外から来た人間が、人狼で
それで、こんなことに。
──巻き込まれたというのなら。]

(68) 2014/08/17(Sun) 00時頃

もっと、殺せ。






[下卑た微笑みを浮かべて。自ら台を蹴り上げた。



     もう、遠吠えは、
           


                 鳴けない*]
                


【人】 魚屋 ワンダ

[ぎ、と微かに奥歯を噛んだようだった。
ただでさえ、良くはない目つきが、
床を見下ろすと、余計に悪くなった。]


……

[少しばかり顔を上げると、
視線は、ただひとり残ったヴェスパタインを見やる。]

(69) 2014/08/17(Sun) 00時頃

メモを貼った。


ワンダは、──それから、視線をキャロライナに移す。

2014/08/17(Sun) 00時頃


【人】 魚屋 ワンダ

[ ぎい。と、椅子を軋ませて立ちあがる。
それから、ランタン屋と、よそ者の記者。
二人から人間だ、と言われた少女の傍へと歩きよった。]


……その手紙。

[一瞥しただけで、誰からの、とはわからない。
ただ、昨日の様子から、文字を読むのが得意ではないのだろうとだけ、あたりをつけていて]


       ……読みたいかい。

[下がった眉を見て、低い声が尋ねた。]

(70) 2014/08/17(Sun) 00時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[>>72 手紙を上下にしているさまを黙ってみやり、

縦に振られる首に、ひとつ頷いた。

差し出される手紙を受け取って、
魚屋の女は、キャロライナにも見えるように、
彼女の横に膝をついた。]

──…

[Ian Everett。差出人の名前をみてとって、
── 一度だけ、軽く目を眇める。]

(73) 2014/08/17(Sun) 00時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[黙って手紙の向きを直し、
今、ここを読んでいると知らせるように、
文字のすぐ下を女の指が辿る。]

……『やぁ。キャロライナちゃん。』

[女の声はゆっくりで、男のそれとも違うもの。]

『可愛い名前だね。
 キャロルって呼んでいいかな?』

[ただ、軽い文調子をそのまま伝えるように、
手紙の文字をゆっくりと、ひとつひとつ、音にしていく。]

(75) 2014/08/17(Sun) 00時半頃

【人】 魚屋 ワンダ


 
『さっきは驚かせてしまってごめんね。
 箒をお返しするよ。』



[合間に、沈黙をはさみながら、手紙の文章を読んでいく。
時折、音ならわかるかを確かめるように、女の視線は隣を見て、]

(76) 2014/08/17(Sun) 00時半頃

【人】 魚屋 ワンダ


……『また良かったらお話しようね。』

       ──…『Ian Everett』
 

(77) 2014/08/17(Sun) 00時半頃

【人】 魚屋 ワンダ

[名前までを読み終えると、
そこでもう一度、
隣のキャロライナに視線をおいた。]


… だとさ。

[指は、名前の終端をさしていて、
──それ以上の文字はない。]

(78) 2014/08/17(Sun) 00時半頃

メモを貼った。


―――――………くぅん。

[湖のどこかで小さな遠吠えがした。弱く、それでいてどこか頼りなげな、儚い鳴き声。

声が、自分の喉から発せられていると気が付いたのは、湖の畔に映る”私”の姿を見たときだ。
チェスナット・ブラウンの体毛に覆われた大きな狼。
それが――――…”私”の本来の姿だった。]

……………くっく、そう、……戻ったんだね?

[元々、兎や狐を食むだけの、気の弱くて大人しい狼だった”私は”。
あの男と交わり、――――……化け物と化してしまったのだ。零れる声は相変わらず、あの男のままで。
”私”は恐ろしくも、可笑しくもあった。

草を踏み分けて、村内を歩く。
音は無く。踏んだ小枝は、砕け散る事もなかった。]

………………。

[さて。何処へ行こうか。誰か”私”を見とめるものは居るだろうか。]


[風に混じり、ふと聞こえる懐かしい声。]

――――……謝る必要はないさ。

[どこかに向けてひとつ呟き、目を細めた。]

勿論苦しくはあったけどねー。
首の骨が折れたんじゃないかな?
でも絞まるときって凄い気持ち良いんだねー

試しに、今度してみるかい?………ってしちゃダメだよ。
君には生きて欲しいんだから。あはは

[嗤うように吠え、気狂い狼は闊歩する。]


【人】 魚屋 ワンダ

──広間──

[手紙を読み終えて、沈黙が落ちる。
キャロライナが話しだすまで、
魚屋の女が声を発することはない。

ただ、キャロライナが見てとりやすいようにとだけ、
手紙の向きに気をつけて、]


…… ああ。

[>>80 泣き笑いのような表情に、目を眇めて
感謝の言葉は、短い声で受け取った。]

(84) 2014/08/17(Sun) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[もう、話はできない。その言葉に、
──そうだね。と、小さく呟く]


…… どうだろうね。 考え方やら、ものの見方やら、
随分、あたしとは違うようだったから。

[魚屋の女にも、それはわからないように、
小さく疑問の言葉をおいて、]

ただ、

……そうだね。

(85) 2014/08/17(Sun) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ


…、話したいだの、話が聞きたいってのは、
嘘じゃあ、ないような気がしてたよ。

あたしにゃ、好きだとは思えなかったが。


こっちを嫌いだ、とか

そういうことを思ってるようには
……あまり、見えなかったね。
 

(86) 2014/08/17(Sun) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[そう見えたことをそう思ったことを口に出す。
それでも、結局自分は、この手紙の主の名前を、
投票用紙に記したのだけれども。]


…── そうだね。

[続けるしかない。と、たどたどしい言葉が言うのに、
差し出された紙を受け取る。]

(87) 2014/08/17(Sun) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ

自分で、…考えて、
それで選んだ名前を書ける方がいい。

[声を零して、コルクボード前から、
ペンを借りる。紙片に、黒いインクを滲ませた。]


──ワンダ。 これが、あたしの名前だ。

[── Wanda、と自分の名前を記した紙を、
まずキャロライナに見せる。]

(88) 2014/08/17(Sun) 01時頃

【人】 魚屋 ワンダ




…… 重たいし、……難しいね。

死も、命って奴も。

[>>90 キャロライナの言葉を黙って聞いて、そうして、ごく、微妙に──魚屋の女は、口の端をあげた。]

……
案外と、身近にあるもんだってのに、

なかなか、……
受け入れられなかったりする。

[視線だけはキャロライナから外さずに。
覚えた、という言葉にひとつ頷いた。]

(99) 2014/08/17(Sun) 02時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[リーが名前を名乗るのに、顔をあげてそちらを見やる。]


…あんた、アルファベットはわかるのかい

[不安そうな様子に、確認するような言葉を投げてから、知っている名前を、ひとつひとつ、丁寧な文字で書いていくことにした。]

(102) 2014/08/17(Sun) 02時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[ただの紙に文字を書くだけなら、そうも長い時間はかからない。]


……この名前が、そこのリー。

[書いた名前を指差してから、
リーの方を示す。]

(103) 2014/08/17(Sun) 02時頃

【人】 魚屋 ワンダ


あっちの派手なのがスージーで、
大人しそうなのがハナ。

こっちが昨日、あんたに
紙を渡そうとしてたオスカー。


……で、この髪も名前も長ったらしいのが、
ヴェスパタインだ。

[簡単に各人の印象を付け加えながら、
──誰の名前も抜かすことはなく書いた名前と人とを、
交互に、視線で示していった。]

(104) 2014/08/17(Sun) 02時頃

ワンダは、ヴェスパタインのひと睨みに顔を上げた。文句でもあるかい。と見やる。

2014/08/17(Sun) 02時頃


【人】 魚屋 ワンダ

……

[思うところがあるのは眼光でわかったが、
かといって、何が原因の睨みだかまでわかるわけでもない。
不満があるなら聞く構えでいたが、結局、反論はなかった。]

……

[ただ、──酒の誘いをかけるリーの言葉に、
そちらの二人からは、視線を逸らしてしまった。]

(111) 2014/08/17(Sun) 02時半頃

魚屋 ワンダは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 03時半頃


 ―早朝 個室―

[赤い湖の上に、転がった遺体]

[その傍でそれを見下ろしているのは幽霊は、
湖の霧のように霞み、今にも消えそうな希薄さだ]

[そっと血の湖の上に霞んだ足を踏み入れる。
波打つことも泡立つことも無かった。指で掬ってみようとしても、霧のように白い指が赤く染まることは無く]


……………………ぜんぶ、たべてくれてよかったのに。

[床に溜まった血も。残った体も。

舌で何度も舐めとられて。歯で何度も咀嚼されて。

そうしてきれいに消えてしまってよかったと、
静かな声で呟いた。そこには落胆の色も憎しみの色も無かった]


[血の匂いが拡がる静かな部屋に、
リーと、続いてヴェスパタインが入ってくる。]

[リーが思っているように、幽霊は床掃除はしてはいなかった。
一応きれいにしたいとは思って、先程自分の血を触ってみたものの無理だったのがわかったから。

何もできない幽霊は、
ただ自分のベッドの端に座るように佇んでいただけだ。]

[幽霊はそちらをちらりと伺って、
また自分の作り出した赤い湖へと視線を戻す。
かつての伏目は、薄霧のように薄く透明で、ただでさえ薄い色の身体の中で一番希薄だった。

まるで目はもういらないと、捨てたように。]


[ばかだなぁ、と呟かれた言葉]
[誰に宛てられたものだかわからないが、幽霊は口を開く]

…そう? お互い様だと思う。

[ぼそりと返す返事は霧が吸収してしまったんじゃ、と思う程に静かで。リーに届くわけも無く]


[喰われた自分の身体を見て、
ひどくうろたえた様なヴェスパタインへ]


……………いい面。  ざまあみろ。

[届くわけも無いと踏んで、幽霊は悪態を吐いた]


[徐々に集まってくる人の群れ。
結社員を退かして入ってきたワンダの姿が、
俯きがちな視界へ入る。

黙ったまま、ベッドの端に腰掛けるように
佇んでいた幽霊はわずかに頭を上げた。]


[誰に宛てたものだかわからないが、またばかと言われているな、
とぼんやりと思った。

自分に向けてだというなら、もう随分前から言われなくてもわかってる。いちいち言わないで、黙ってて欲しかった。]


[がん!と、大きく音が響いた。僅かに顔を顰めさせた。
神経質な幽霊は生前から大きい音が嫌いだった。]

[同じように顔を顰めたきつい表情をしたワンダが、
横たわる自分の髪を撫でて行く]

[それから勝手な事を言うのを聞いて、
先程の「ばか」はやはり自分に向けてかな、と思った]


[顔は怒っているのに、髪を撫でる仕草は
子供をあやすような風だった。

怒られているんだか、あやされているんだかわからなかった。
ただ、彼女に世話されていた昔のことを
ぼんやりと思い出した]


……………もう、子供じゃない。
ほっといてくれていい。


[彼女の服が、じわりと赤に染まっていく。]
[それを見るのから逃れるように。
幽霊は霧よりも希薄になって、部屋から姿を消した]


[やがて、幽霊はコルクボードの前に霧のように現れた]
[そこに貼られたメモを見る。

「病院」。「搬送」。
書かれた文字を、透明なくらいに希薄になって消えた目が追う]

……………………………

[幽霊は黙ったまま。またそこから姿を消した]


[村内を、人には見えない希薄な霧がゆっくりと歩いている]

[幽霊は村の建物の前に立ち尽くしては……歩き出して。

まるで、誰かを探しているかのようだった**]


メモを貼った。


メモを貼った。


………。

[やがて暫く歩いていると見慣れた建物が見えた。
窓の合間から、見慣れた姿と、_____の姿が見えた。

恐る恐る窓に近付き、様子を見やれば静かな……否、沈んだ空気が村民を支配していた。

投票箱に近付く者はいない。皆、投票用紙を握り締め、当てもなく歩いているように映った。
人々の目には生気はあまり無い。そこはまるで、監獄のなかのようだ。

さて。次は誰を処刑するのだろうか。
自分は興奮した気持ちで集会場の周りをうろついた。
羽虫を何度か踏みつけてしまったけれども、感触を足の裏に感じる事は無かった。]

―――――…………おやぁ?

[ 誰かを探しているかのように、ふらふらと放浪している後ろ姿。
からかうように、自分は小さく吠えてみやる。
もし気が付かないようならば、集会場のなかを散策しに入るだろうし。もし気が付くならば、瑠璃色の髪の幽霊は自分の姿を見て、どんな声をあげるのだろうか。]


[後ろから小さく獣の吠え声が聞こえた]
[幽霊はゆるゆると振り返る]

[そこに居たのは、大狼の姿だった]
[透明になって消えた伏目を見開いて瞬かせた。
…もっとも、それを自分以外の誰かが知ることは無いだろう。
視線が二度と合わないように。探られないように。
自分の目は、霧のように見えなくなってしまっている]


………………………。

………山へ帰りな。
この村じゃ、しばらく狼は嫌われる。

[動物なら、もしかしたら今の自分の姿も見えるかもしれない。
ただの野生の狼だと思ったのだろうか。
ぼそりと呟いた声は、生前よりも静かだ]


……………。

[ 幽霊は静かな声で自分に向かって告げる。
暫くその様子を黙っていたけれども。
小さく、嗤うような呻きを零したあと、]

――――……くっく、私だよ♪ラルフ君
久しぶり〜、っていう程、離れていた気もしないけどね。

[狼の姿をしていたけれども、声で気が付くだろうか。
尻尾を振りながら、大きな足でゆっくりと彼に近付く。]

大丈夫さ、私の姿は皆には見えないよ。
でもラルフ君が私の姿を見れるって事は……君も此方側に?

[首を傾げながら、見上げる。]


【人】 魚屋 ワンダ

──広間──

[キャロライナの複雑そうな笑みを見て、
礼を言うのに、ひとつ頷いた。
──彼女がもし、ヴェスパタインを信じるなら、
教えた自分の名前が書かれる可能性は十分にあったけれど。]


…… 字。覚えたいなら、……

[教えるぐらいはできる。と、
そう続けようとして、女は言葉を区切った。]

(121) 2014/08/17(Sun) 17時頃

【人】 魚屋 ワンダ




…… 誰か。こわくない奴に聞きな。

しつこく頼みゃ、仕事で忙しくしてなきゃ、
たぶん教えてくれる。

[教師は自分に限らず、
ポケットにしまわれる紙を見やって、
ゆるく目を閉じた。]

(122) 2014/08/17(Sun) 17時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[キャロライナが広間の外に出て行くさまは追わず、
リーが楽しげにハナとオスカーの名前をあげるのに、
軽く眉を寄せたけれども、何も言わず、]



……オスカー。

[リーの後から、魚屋の女は、
少年のすっかり泣きはらした目元を見て
短く名前を呼んだ。]

(123) 2014/08/17(Sun) 17時頃

【人】 魚屋 ワンダ

……

[名を呼ぶ音にいたわりは混ざらない。ただ、変わらない低い声で呼ばわってから、女は一度視線を下に落とした。]


………… よく、知らないんで、

聞きたいことがあるんだがね。

[視線を下に向ければ床の木目が見える。
言葉を口にしてから、いくらかの間があった。]

(124) 2014/08/17(Sun) 17時頃

【人】 魚屋 ワンダ

……

見たぶんだけはわかるが、
見てただけじゃあ、
わからないこともある。

[ひとつひとつ、言葉にしながら、
魚屋の女は顔を上げた。]

あんた、ここに来るまで、


……、ラルフと。

どんな風にすごしてたんだい。

[泣きはらした目の子どもに尋ねるのは、
これまでの、掃除屋の青年との関係だ。]

(125) 2014/08/17(Sun) 17時頃

[狼から聞き覚えのある人の声がした。
流石に幽霊も驚いたらしい。
霧のように透ける肩をびくりと跳ね上げた]

……え、 …………………、

………………………ああ…、
…………あんただったのか。

……本当に、狼だったんだ。

[死んでもなお尾を振り明るい声で話しかけてくる狼へ、静かに嘆息した。死んでもなお、幽霊の陰気さは変わらない。]


[村の様子をゆるりと見渡した。村の様子はいつもと同じく静かなもので、確かにイアンの言う通り、誰も見えていないようだった]

…………こちら側…、…………ああ、 うん。 そうらしい。

…あんたも死んだんなら。 ご愁傷様。ざまあない。

[興味なさそうに自分の死を肯定して、
いつもは飲み込む悪態をぼそりと吐いた。
…遅れて、ざまあないのは自分も一緒か、とも思った。
自分の周りの嫌いな奴らを消してくれる神様は、
こうしてひとり死んでしまったのだから。]

[見上げる狼へ視線をやって、ゆるゆると外す。
死んでもなお、癖は抜けきらない。
イアンの顔を見ないまま、幽霊はぼそりと問うた]


………村長の七光りの。
くそったれのアーヴァインを殺したのは、あんた?


魚屋 ワンダは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 17時頃


あはは。驚いた?”私”はこの姿はあまり好きじゃないんだけどね。何なら人間の姿に戻るよ。

[ 謳うように答えると目を細めた。風に合わせてふわり。尻尾をなびかせる。穏やかな振る舞いは、人を襲う化け物には見えないだろう。ただの野生の狼のようである。]

まぁ、”私”自身なんでこんな事をしたのか解らないね♪
でも、元々、死にぞこないの命。
――――……こんな風に死ぬのも、また、私らしいというか。

[懐かしむように何処かをみやる声は。
私だったか。”私”だったか。
問われた事には、一瞬考え込む様に耳を伏せて。]

…………ああ、あの人はアーヴァインというのか♪
ごめんね、初めて知ったよー

[くっく、と下卑た嗤いを零す姿は、獣のくせに厭に人間らしくて。やはりこの狼が異形のモノである事が解るだろう。]

なになに?なんか感謝されちゃったのかな、私。

[そうして好奇の目を青年に向けた。]


いらない。
無駄に爽やかなあんたの顔見るよりは、
獣の顔見てた方が、まだまし。吐き気がしない。

[もっとも吐くものなんてこの身体には無いのだろうが。
獣に襲われて死んだ身だ。恐れが一切無いかと言えば嘘になるが、それよりも人の顔を見る方が不快感を覚える。
まるでただの狼のような素振りのイアンへ、またため息をついて静かに頭を振った。]

……………自分の命が一番、なんていっておいて。
とんだ嘘吐きだ。

…………………じゃあ、あんたの大事なものって、
結局なんだったの。

[イアンの言葉を思い出しながら、懐かしむような声の先へ悪態を吐く。
言葉通りの憎しみは声に乗らず。微かに冗談めかしたような。嗤うような色が僅かに淡々とした声に乗っていた]


[初めて知ったと、下卑た嗤いを漏らしながら心にも無さそうな謝罪を言う。そんな人間らしい「化け物」へ頭を振った。謝罪はいらないというように。]

……………あんたは嫌いだけど。

感謝はしてる。………ありがとう。


……………でもどうせなら。 全部、消してほしかった。

[好奇の目も、幽霊と目が交わる事は無い。]


【人】 魚屋 ワンダ

[>>130 女の見つめる先で、ぽたぽたと、
少年の目からは雫が落ちる。
最初に集会場で会ったときから、
随分よく泣く子どもだった。]


……、泣いてばっかだと目が曇っちまうよ。

[やさしい人だった、と、
そういう言葉に、目を眇めて、
じ。と少年の顔を女は見つめる。]

(131) 2014/08/17(Sun) 18時頃

【人】 魚屋 ワンダ




──、ここを、

[とん。と女は丸い自分の胸を、親指の先で指す。
ナタリアが言ったのと同じ言葉で>>0:@42]

ちゃんとしなきゃあって、
そう言われたろう。

[それなのに、の、先は、女にはわからない。
言葉にされないことは読み取れない。]

(132) 2014/08/17(Sun) 18時頃

えー。そうかな。
私ってそこそこに恰好良い顔していないかな?

[そう言って、拒まれなければ彼の脚元に擦り寄ろうとした。
拒まれてしまえば、媚びたような視線を送って。ひとつ吠えるだろう。]

……うーん。何だろうね?
詰まる所、特に無いかもしれない。

[自分の言葉の矛盾に気が付くと。何かを考え込む様に暫し俯く。
”私”は喧噪を嫌い、慎ましく過ごしていたはずなのに。
享楽に誘われるがままに、足を運んでしまった。
泡のようなひと時の先には、何も無いと解っていたはずなのに。
ただ、麻薬の様に刹那的な幸せを噛み締める事に勤しんでいただけだ。]

ん?どういたしまして?
ラルフ君はなにか、大事なものはあるのかな。私はそれに貢献をしたのかな。

[長い四足を地面に伏せて。青年を見やる。]


[擦り寄る狼へ「きもちわるい」と言って半歩引いて拒むと、媚びた様な視線を送ってひとつ吠えられた。狼に殺された苦痛を、無意識に覚えてしまっているのか。その声に僅かに肩を跳ね上げる。皮肉なものだ。苦痛を覚える身体などもう無いというのに。]

…本当、あんた。嫌な奴だな。

[僅かに顔を顰めてぼそりと返した]

[考えるように俯いた狼をちらりと一瞥し。
地面へ伏せた狼が、こちらに視線をやるとゆっくりとその視線を逸らす]


……………………… 大切なものは、あったけど。

[―――きれいなものを、大切なものを仕舞う為の
誰にも見つからない「柱時計」の部屋は、もう主を失った。]

…………………………もうきっと。叶わないし。

[「彼女」の為に幽霊が用意した「柱時計」の部屋の中には、
これから先、誰も入ることは無いのだろう。
静かに静かに、人知れず。
誰も入らぬまま知らぬまま、朽ちていくのだろう]


………叶えてもらったんだとも、思う。

[…誰にもその場所を隠したまま。
主自体が、「きれいなもの」の中へ消えてしまったのだから]


だからもう。あんたと同じ。 ……たぶん。無い。

[淡々と話す声には、僅かな落胆と諦観。
…そして、ほんの僅かな、幸福感がのった]

[愛想の無かった幽霊には珍しく。微かにだけ、口の端に笑みを作る。
感情を隠す為の口を隠す癖は出なかった。
幽霊にも、自分が笑っていると気付いていなかったから]

…………………貢献は………、さあ。 どうだろう。

………少なくとも。
アーヴァインとサイモンが死んだ時。 良かったって。
………そう思った。

だから、感謝はしてる。


【人】 魚屋 ワンダ

[>>133 涙が溢れている目を、女は相変わらずの表情で見返しながら、泣き笑う子どもの顔をじっと見つめる。]


──そうだね。

[頷く。]

そいつは、……なによりなこった。
心配の種が増えずに済んだ。

(135) 2014/08/17(Sun) 19時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[そう返してから、息を零す。]


──あの、"やさしい"掃除屋はね。

[深々と息を吐く。名前は出さずに、
少年が言った形容詞を口にして]


本人が食うので一杯一杯のくせに、
ただの勤め先の知り合いってだけで、
ふたりも子どもを抱え込もうとしたばかだ。

[広間でオスカーに、ラルフが話した内容は知らないまま、僅かに掃除夫の青年から聞いただけの"予定"を零す。]

(136) 2014/08/17(Sun) 19時頃

【人】 魚屋 ワンダ


あいつ自身も、がきのときに働きに出されてたから、
或いはあんたらに同情したのかわからない。

[──それ以外のことを何も知らない、と。
そう、子どもが言ったからか、
あたしだってほんとのところなんかわからないけどね。と、言いながら、魚屋の女は掃除夫の青年についての話を続けた。]

助ける、なんてのは、……
…だいたいにして、難しいこった。

……。

一人前んなって、……自分のことは、
自分でできるようになった奴じゃなきゃ

……簡単にできるこっちゃない。

[助けなきゃと思った。そう言ったオスカーの顔を見止めたままに、低い声が呟く。]

(137) 2014/08/17(Sun) 19時頃

それは褒め言葉なのかな?あはは

[ 皮肉の言葉は解らないと言わんばかりに。前足の間に顎を乗せて、小さく嗤った。
視線を決して合わせようとしない男の、その琥珀色のなかは。一体何を映しているのだろう。
どこか遠くを見ているようで。その実は、何も彼のなかには観えていないのだろうか。]

――――……ふぅん

[彼が、微笑んだ。]

[日が落ちていく。ヒグラシが鳴いている。
村は影を濃くしていく。
けれども、一人と一匹には。影すらない。]

……誰かを探していたんじゃないの?行かなくていいの?

[落ちる夕日を眺めながら、狼は尋ねた。
夢遊病者のような背中は、誰かを求めていたのように見えたのだけれども。]


【人】 魚屋 ワンダ

[微かに息を吸ってから吐き出す。
目は、オスカーを見とめたまま、]


── できもしないことを言い出すなんてのはね、

[声が、僅かに苛立ちのようなもので、
微かに縒れた。]

(138) 2014/08/17(Sun) 19時半頃

【人】 魚屋 ワンダ




……ひどく、無責任だ。

[ただ、眉を寄せて、嫌悪じみた言い方で、言い捨てるように、
声は少年の前で、掃除夫の青年を詰った。]

(139) 2014/08/17(Sun) 19時半頃

[嗤う狼を睨むように一瞥して、すぐに視線を逸らし。
幽霊は小さく舌打ちした。
…逸らした目の先には、遠く小さく湖が見えている。
狼の察する通り。その実は、何も見えていない。
ただ、視界に入るものが汚いものと決めつけて、
拒否しているだけ。何も見ようとしていない。]

[日の暮れる街並み。影すらも濃くなるというのに、
幽霊の色は一切濃くならず。ただ霧のように透けている。

一人と一匹の話す声すらも、生きている者達へ音を届ける事は無い。たかがヒグラシでさえ、こんなに五月蠅く鳴けているというのに。]


[狼に尋ねられて、幽霊はゆるゆると僅かに頷いた]
[狼へと背を向けて。ぼそりと呟いた]

……………。
もう一匹の狼に。 なんとかよろしく言っておいて。

………あんたなら、きっと。知ってるんでしょ。

[お互いの声が生者に届くわけも無いのは知っている。
朝に同じくらい勝手な事を言われたな、とぼんやりと思った]

[そのまま振り向かずに、幽霊は再び影も無い歩く霧となって、
暮れた街をふらふらと歩いていった]


 ―村長宅―

[…やがて、幽霊は村長の家の前に辿り着く。
意志の薄いようなゆったりとした足取りで
彼の家へと入っていった]

監視の為だろうか。中に居る結社員が
無言のまま入ってきた彼を咎める事は無かった。
彼の姿を見る事は出来ないのだから、当たり前だ]

[部屋の奥。苦しげな息を繰り返し、横たわるホリーの姿を見つけると、幽霊はゆっくりと枕元へと膝をついた]


……………………………………お嬢さん

[霧のように静かなぼそぼそ声で、声をかける。横たわるホリーがこちらを見る事も無い。誰の鼓膜を動かす事も無い]
[苦しげなその顔へ手を当てても。触れた感触などは一切無く。
彼女もただ苦しい息に胸を上下させるだけだ]


……………。
…………………、きれい。

[長い彼女の髪を掬い上げようとした。
霧のように霞む白い指先に、彼女の髪が絡むことは無い]


………………………仕舞ってあげたかった。

[呟いた声は、生者はもちろん。死者でさえも届かないほど小さく]
[幽霊は彼女の髪に顔を埋めるように。彼女の枕元へと、静かに静かに自らの額を置いて、目を閉じた**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 魚屋 ワンダ

──広間──

[──違う! と、声がはりあげられる>>141
泣いていた子どもが声を張るのを、
死者に悪態をついた魚屋の女は黙ってみていた。]


…… 違わないよ。

[女の低い声は短く、そう呟く。]

(142) 2014/08/17(Sun) 20時半頃

【人】 魚屋 ワンダ

[現実に、少年はひとりで放り出されるしかなく、
保護する、といった青年は、

──この場には、もう、いない。]


…………

[働きます。と、必死に繰り返す少年の姿は、
最初に会ったときに、やります、と声をあげたときに似て見えた。

ただ、今度は、できるのかい、と、
魚屋の女が問う言葉はなく]

(143) 2014/08/17(Sun) 20時半頃

【人】 魚屋 ワンダ

[きっと、楽しいと。そう、もはや叶うことのない未来を口にする少年の言葉を、否定することもなかった。]




… わかった。 ──かまわないよ。

[次第に弱くなる言葉の最後。

女へと話したいことがある。と、言われれば、
短く、部屋へあげる許可を投げた*。]

(144) 2014/08/17(Sun) 20時半頃

魚屋 ワンダは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 20時半頃


【人】 魚屋 ワンダ

──集会場、広間──

[オスカーの背を見送って、ひとつ、女は息を吐いた。
軽く部屋の中を見回す。]


…スージー。

[オスカーに話しかけられていた娘に、
魚屋の低い声がかかる。]

(165) 2014/08/17(Sun) 22時半頃

【人】 魚屋 ワンダ



…結社のことを、


──知りたくて知ったわけじゃあない、

とか、この前言ってたのは、
その、あたしらには聞こえない音の
おかげかなんかかい。

[あのときにはしなかった問いをおいて、
尋ねる言葉は確認じみる。]

(166) 2014/08/17(Sun) 22時半頃

【人】 魚屋 ワンダ


……

[返事があっても答えがなくとも、
嫌がられようとも、
女は娘の反応だけをみて、]


…… その、声ってのは

[相手がその場を離れてしまう前に、
ぽつ、と疑問を続ける。]

(167) 2014/08/17(Sun) 22時半頃

【人】 魚屋 ワンダ




…、そいつが死んだ、そのときにしか、


聞こえないもんなのかい。
 

(168) 2014/08/17(Sun) 22時半頃

【人】 魚屋 ワンダ

[尋ねかける話は、──ごく個人的な問いだ。]


… いや。

[ただ、もしも、死人の声が聞こえ続けるものであるなら、結社員だという彼の兄の生死もわかりそうな話ではあった。]


…邪魔したね。

[だからか、答えがあってもなくても──それはそれで仕方ないというように、女は、引き止めたことへの謝罪を述べて、彼女の傍からは離れ、広間から外に出やった。]

(170) 2014/08/17(Sun) 22時半頃

魚屋 ワンダは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 22時半頃


ワンダは、リーが、一足先に出て行った廊下を見やる。

2014/08/17(Sun) 22時半頃


ワンダは、ヴェスパタインが、廊下から響く物音の主だとは気づかなかった。

2014/08/17(Sun) 22時半頃


【人】 魚屋 ワンダ

──廊下──

[広間から出て二階の部屋にあがろうと、
通りかかれば、人だかりができていた。]




[丁度、ハナの口から自分の名前が出たところで、
その声に、軽くだけ歩く速度を緩めた>>181。]

(185) 2014/08/17(Sun) 23時頃

【人】 魚屋 ワンダ

[通りがかったときにはヴェスパタインの問いも、──この間とは違うリーの答えも聞こえなかった。
ただ微かに残る沈黙の名残にだけ、
軽く軽く、目を眇める。]


…… あたしも、あんたはとりあえず、

疑っちゃあないよ。

[>>187 あがる手に視線を投げて、
リーがハナに答える後ろから、
ぽつりと、昨日と同じ言葉を投げる。]

(196) 2014/08/17(Sun) 23時頃

【人】 魚屋 ワンダ

ただ、そいつは、……

[通り過ぎざまに、眉間山脈が見えて、
そちらに視線を向けた。正面からは受け止めたけれど、
少し、長い沈黙が挟まった。]

……そこのランタン屋が

"占い師"だってのを、


…… 信じてるからじゃあないがね。

[リーを信じる理由は、占いで白と言われたからではない。
と、低い声は、疑いとも取れる言葉を投げていく。]

(198) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

魚屋 ワンダは、メモを貼った。

2014/08/17(Sun) 23時半頃


【人】 魚屋 ワンダ




…… そんなもんを発してたとは、知らなかったよ。

[>>199 真顔を、口を開けた半眼でだけ、
ひと睨みして横を通り過ぎる。]

(200) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

【人】 魚屋 ワンダ

──集会場二階、ワンダの部屋──

[鉄格子の向こう側に、月が昇っている。


外からは鳥の声ひとつもなく、
女の耳には、獣のとおぼえは聞こえない。]


──、

[女は手の中で白い紙を見下ろしながら、
小さな来訪者を待っていた。]

(202) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

【人】 魚屋 ワンダ




…… いまさら遅いと思うがね。

[ぽつ、と低い声を発する。]

(204) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

【人】 魚屋 ワンダ




…… おまえは、ばかだが、

[ばか。と、やはり小さくそう言葉をおいて、
夜も深けた外へと視線を投げる。]

(205) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

【人】 魚屋 ワンダ



─── 化け物でも、

      うそつきでも、ないさ。

[そう叫んだ相手はすでに、ここにはいなくて、
だから、女のこれは、ただの独り言だ。]

(206) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

ワンダは、そうしてから、ドアを叩く小さな音に、席を立つ。

2014/08/17(Sun) 23時半頃


【人】 魚屋 ワンダ

──深夜、二階ワンダの部屋──

[ノックの音に、ドアを開ける。
そこにいる少年の姿に、微かに目を眇めた。]


… 入りな。

[そう声をかけてから視線で促すように、
先ほどまで自分が座っていた椅子へと視線を向けた。]

(209) 2014/08/17(Sun) 23時半頃

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