人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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視点:


メモを貼った。


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[精気も生気も吸い尽くされ、誰の目にもつかぬ非常階段の上でぐったりと横たわる。]

…べね……さ………
[荊棘の牢獄に囚われた魂は、喰い込む棘の痛みに苦しみながら、うわ言のように求める人の名を呼んだ。]


― ロビンの部屋 ―
[少年は、主の居なくなった部屋のベッドで昏々と眠り続ける。
身体には何の異状も無い。
まるで通常の睡眠のような、穏やかな呼吸が続いている。
だが――陽光が翳り、星が瞬き、再び朝日が昇っても――少年に、目覚めようとする気配は全くみられなかった]

/*
>ベネット
もしメモ伝達して頂けるなら、上記分だけお願いします。
メモが長々しくなるのも何なので、告知した後は履歴参照という形で結構です。


/*
>ベネット
というか、情景描写だけですので、発言にして頂くという手もあるように思います。ベネットの発言ptを削ってしまうのがちょっと難点ですが。

>墓組
ところで、墓下でもPL発言は無しですか? 情報に無いので悩んだのですが、とりあえず今だけ。尤も、だからってメモでのPL間会話OK,とかだと本末転倒なようにも感じますし。


【人】 鳥使い フィリップ


……セシル?

…蒼薔薇って…、…何…?

[それは、とても深く眠ってしまったように見えて。
呼んでも、返事が返ることはない。

ラルフは蒼薔薇を封じ込めることができたのだろうか。
だとすれば部屋の噎せ返るような香も少しは薄れるはずで、
けれども深く刷り込まれた香に囚われてしまった翡翠には
あまり変わらないことなのかもしれず

そっとセシルを抱き寄せれば思い出すのは深い悦楽で。
――ふ… と、直ぐにでも熱を帯びそうになる身体に
掠れた吐息を飲み込んだ。]

(2) 2010/09/09(Thu) 01時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


―夢・自室―
[お互いの唇の間。赤銀の橋が伝う。値踏みする視線すら蒼薔薇の毒に
 侵されきった躯には、じわんと熱を及ぼす。
 胸の既に起った突起を抓りあげられてさえ、痺れを走らせ。]

…ふぁ…あっ…ん……っ

[上がるのは悲鳴でなく黄色い嬌声。痛みの感覚は、もう消え去ってしまった
 これでは……。今度は冷たい歯が当たりぎりと噛まれる。
 やっと悦楽の中に、微かな痛みが蘇る。なのに口端から漏れるのは
 薔薇の吐息でしかなくて
 ――こうじゃなくて、これじゃなくて。罰して欲しいのに。
 求めるものは得られなくて――…。 
 ディーンのはがされた仮面それは確かに望んだ、自分だけのもの。
 壊し壊されるのは心。本当は…本当に望んだものは……。]

…あっ。

[手首が捩れてすら悲鳴が悲鳴にならず。もう快楽にしかならなくて
 蒼薔薇の毒を恨んだ。 これでは――…。]


【人】 鳥使い フィリップ


……うば、う…?

[眠るセシルを見つめながらラルフの言葉を反芻して。
響きが幼いものになったのは寮で起こっていることを
何一つ知らぬまま花の香に堕とされたからで。
琥珀の髪を梳く指先をほうと見つめていると
ちり…と身体の何処かが焦がれるのは何故か。
その手が翡翠の目元に伸びてくると常とは違う、
頼りなげな色を宿してラルフの銀灰へと視線は移り。

その色が近づいてくることはあったのだろうか、
零れる吐息は熱く、けれども薄く吸う呼気は
ひぅ…と小さな悲鳴のように掠れて。]

(10) 2010/09/09(Thu) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


―――…わか、らない…

…けど、セシルを…運ばないと…

[唇同士が触れ合うことはなく、緩く首を横に振ると
そっと、セシルの髪を…先程ラルフが梳いた場所を
なぞるようにして同じように梳いて呟く。

1人で立ち上がることもやっとな状態の身体で
セシルを運ぶことは難しくて。
ラルフに手伝ってもらうように頼みながら目に留めて、
拾い上げるのは先程まで奏でられていたハーモニカ。]

(11) 2010/09/09(Thu) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


……ラルフ、は、
何か知ってるの…?

[着るものを探しながら問うのは銀灰の後輩に。
服に袖を通すだけで零れそうになる吐息を抑えて、
じわり…と胸に拡がるのは巣食われ刻み込まれたいたみ。]

知ってるんなら、さ。

――…教えてよ。

[じくり…と裡で疼くのは薔薇が残していったもの。
蒼薔薇が居なくなっても消えない、忘れることはできない。
――…そう、刷り込まれたのだから。

乞う言葉は甘く誘うような響きにも聴こえただろう。
常と無機質、それから悦楽…3つの色を宿した翡翠は
後輩のハーモニカを持つことで今はぎりぎりの均衡を保って*]

(12) 2010/09/09(Thu) 02時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 02時半頃


―夢・自室―
[前日の夜、自分がロビンに取らせた姿勢を取らされて。
 同じように震える背中が強請るように腰を高くあげてしまう
 下肢を空気に晒され。ふるっと太腿から下肢に背中から脳髄まで
 電気が走るように撃たれて

 これで望みを叶えられるかと思った刹那。不意打ちのように
 優しく這う水音。その仕草はちりちりと頭を焦がす。]

…んぁ……

[酒の戯れの火遊びですらこんな風に丁寧に施されたことはない。
 大概、自分のアロマオイルを塗りこむのがお決まりだったから。 
 指先ではない感覚で攻められることに震え、怯えた。]


……ぐっ…あぁ…あぁ……っ

[喉を鳴らして襲い掛かられるように貫かれて、内壁を抉られて
 悲鳴は一瞬に嬌声へと変わってしまう。押し広げられひりつく感覚
 それ自体は幾度か味わっているだけに壊れそうにも壊れてくれなくて]

…もっ。もっと。強く…くぅ……っ

[幾度なく貫かれ。幾度もの小さな死を裡に感じなんと頭が白く
 遠くなっても未だ足りなくて。肩に感じる重み。
 獣のような咆哮と共に。呪いと毒が自分の肩からディーンの左眼へ
 途端に襲い掛かる衝撃。内側を白く染め上げて壊されていく……。]

[肩の蒼薔薇は涙に濡れて最後の花を誇らしげに咲かせ。
 僅かに取り戻した魂は。そっと涙を零す]


ああっ……

[ディーンの乾いた笑いがやけに遠くに耳から耳へと抜けてしまう様。
 自分も、相手も。躯だけでなく、心も壊し、壊されてしまった―…。

 望んだはず、望んだはずなのに。やっと自分だけが知るディーンを
 手に入れたと思ったのに―――…]


[ただ、欲しくて知りたかっただけ……。薔薇の呪いが、毒が狂わせて

  
 …―――いや、何処から、掛け金が間違ったのか―――…。


                       ―――わからない。]


[薔薇の毒を流そうとしても染み付いたそれは落ちることなく
 夜露のように涙は溢れて止まらず。]


…莫迦、野郎……。

[小さな呟きは、ディーンへとも自分へとも――…。
 壊し、壊されて。もう。此の儘。気は失われて―――……。*]


現実と夢の狭間を*彷徨って*


メモを貼った。


[誰でもよかった。それは案外図星だったのかもしれない。
本当に大切なもの以外ならば誰だって。

行為などはただ、欲を満たす為の搾取で、
苦痛と屈辱しか与えないのだと、ずっと思い込んで居たから。
そう、この甘美なる悦楽を識るまでは。

茨の檻の中、夢に聞く声はあまりに遠く、
何も出来ぬ口惜しさに足掻いて、更に魂に食い込む棘。
慟哭も悲鳴も、今はもう届かない。]


――非常階段――()
[揺らぐロビンの傍らで、透明な少年は儚く微笑む]

――僕がもっと年嵩で。もっと身体も大きければ。
――そうだったら、どれだけでも君の願いを叶えてあげられただろうに。

[哀しげな視線をディーンに投げて嘆息した]

……彼は……或いは行為そのもの、としては、ロビンの希望を叶えてくれるかもしれない。
でも、それはあくまで仮初の慰めにしかならない、っていうことも、聰明な君のことだ。わかってるんだろ?


……彼には、その《衝動》がない、ということが。

[ロビンの方を向き、少年は目を閉じる]

それは個人の素質、ある種の運命みたいなものだ。
僕が君に牽かれた理由のように。
君が“それ”を求める理由のように。

――不合理なものだよね。いま、この時に、僕が彼だったなら。

[再びディーンに視線を投げる。込められた感情は羨望や嫉妬ではなく弔哀。短く嘆息した]

他のすべて、何もかもかなぐり捨てて君に向き合っただろうに。


――非常階段――()
……駄目なんだ。
足りないんだよ、ディーン。

君にはきっと――ロビンをすべて、抱え込むことはできない。

[凌虐の行為を始めようとするディーンに呟いて、情欲に火照るロビンの表情を見つめる。かすかに微笑んだ]

……でも、もしそれが一部分でも適うのなら。
僕はロビンのために祈っておくよ。
目覚めてからの空漠に苦しまないように。


瞼を閉ざし――やがて*姿を消した。*


いいよ



オレは蒼薔薇と死んでもいいんだ。



先輩が無事なら







いいんだ。

[見えた夢の画像に囁いて**]


/*しまった、《衝動》じゃなくて『強欲』っていっとくんだった!


メモを貼った。


メモを貼った。


―医務室―

莫ー迦莫ー迦。 ……責任……取………や………れ。

[漏れる言葉は罵倒なのに。ふわりほわりと優しいものが溢れて]


フィリップは、ラルフに話の続きを促した。

2010/09/09(Thu) 17時頃


フィリップは、ロビンに話の続きを促した。

2010/09/09(Thu) 17時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 17時頃


メモを貼った。


― 夢の中 ―

[意識を失って、
 でも見ているのは寮内の風景。


 それは、今だけではなくて、
 昔も多く含まれている。]


[そして、そこにはいくつもの〜if《モシモ》〜も散らばっていた。]



[それを第三者のような、そうでないような立場で、見ている。]


メモを貼った。


メモを貼った。


― 医務室 ―

[錯綜するさまざまの夢の一場面に足を踏み入れる。
 それは、同室者の優等生に罵声を浴びせかけるサイラスの姿。


 その顔は笑っているような泣いているような、
 まぁ、随分情けない顔だ。]

 ――……

[そこから見える茨の檻。
 その中には赤毛が見えた。]

 
 ――……見事に駄目人間ばかり  かな。


[欲見渡せば、駄目人間ではないトニーやユーリィもいたのだろう。
 だが、今見えたのはその二人で、苦笑を零す。]


夢の中で、煙草を吸う、仕草・・・・・・。


[それまでも一緒の寮で過ごしてきたはずのフィリップに、
 この夏、恋をした。

 それは、客観的に見れば、ばかのように映ったかもしれない。
 でも、それはそれで、よかった。

 忘れていたハーモニカを取り出して、
 それを吹いて、想って、




 そうとっても、幸せな心持ちでいられたのだから。]


[ただ、そんなだから、セシルがフィリップのことをよく知るわけがない。

 フィリップが「大事」にされることに孤独を覚え、「壊され」たい衝動があるなども、知るわけがない。






 だから、彼は自分の心に素直に、フィリップを「大事」にしたいと繰り返す。

 それが伝わらないものだとしても、
 いや、伝わって、それを拒絶されたとしても、
 彼はきっと、「大事」にしたいと思うことはやめられない。]






      ―――…なぜなら、彼は、イノセント《バカ》なのだから。





   


煙草の煙を吐き出す仕草。


【人】 鳥使い フィリップ

―医務室―
[呪いは解けるのかな…。
寝かされている人たちを見て漸く事態を理解した際に
零した言葉にラルフはどう答えていただろうか。

今は、ラルフが出て行って―――…
寝かされている者達を除けば、部屋に1人。
揺れる翡翠は硬質な色を湛えて、眠る人達を…

先程までは傍に居てくれた、後輩の姿を見つめ]

(117) 2010/09/09(Thu) 18時頃

【人】 鳥使い フィリップ


―――…ね、…どっち、だったの?


[問いかけに応えはない。
あの時、長い口付けの交換を交わしたのは、
あの時、好きだとそう謂ってくれたのは、
あの時、無理に身体を開いたのは―――…

好きだと、壊れてと、殺そうと 紡ぐ声は同じ人で、
けれどもセシルの中にもう1つの人格があったと
知った今、理解して…またわからなくなる。]

(118) 2010/09/09(Thu) 18時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[応えない人に、翡翠が硝子の色へと変わっていく。
眠る人達は彫刻のように身じろぎせず、
血色失せて白い肌は滑らかな大理石のよう。

生きているのに、死んでいるかのような。

生を宿すのに無機質な彼らは空洞の硝子球にも似て。
起こさなくてはいけない、そうわかっているのに。]


…… き れい…


[同時に抱くのは羨望。
このまま…目を覚まさずに、彼らの中に加われたら。
きっと、それは―――…とても、綺麗。]

(120) 2010/09/09(Thu) 18時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ハーモニカは手の中にあっても、約束の硝子球は
屋根裏部屋に置き去りにしてしまっていて。
裡に抱く言葉を紡げば…容易く、均衡は崩れていく。
苦しげに熱い吐息を吐くと無理に身体を支えていた足が
震えて、身体もぐすぐすとその場に崩折れて蹲る。]

―――…っ

あ、

[何も触れていない首元に、薄く鬱血の色が浮かび上がる。
シャツに隠れた箇所にも点々と浮かび上がるそれは
それは呪いの茨の形とはまた違う、
蒼い――…薔薇の、花弁の型。]

(122) 2010/09/09(Thu) 18時半頃



[ふと、聴こえる。好きな人の問い。
 それに答えるのは容易い。]




      ――……フィル先輩が、欲しかったんだ。




   


[キスしたかった。好きだったから。
 でも、蒼薔薇に影に隠れて、それでもフィリップを見ていた時、
 フィリップが肉の悦びに悶えていた時、

 確かにそれから目が離せない自分もいて…。

 自分の中に芽生える欲望を蒼薔薇は引き出してあざ笑う。]


(フィリップはお前なんか好きじゃない。
 「大事」なんて口先だろう。)
(フィリップはお前なんか求めない。
 だから、お前はいなくなっていい。)


[セシルはいらない。蒼薔薇は身体を明け渡せと、今でも沈黙を守りながら訴えている。]


【人】 鳥使い フィリップ

[セシルを、殺そう。
裡に残る残滓がそう、甘く囁きかけてくる。
蒼薔薇は消え、けれども容易く消える筈がなく。
宿木に何かあった時も新芽は生き残れるようにと
此処にも深く、その爪痕を残して…

呼気が、震える。
薄く開かれた唇から零れるのは濃い蒼花の香。

ルーカスが訪れた時には医務室は濃い蒼薔薇の香に包まれて。
それはベネットが医務室に戻る少し前だったかもしれず]

(123) 2010/09/09(Thu) 18時半頃

煙草をもみ消す仕草。


[蒼薔薇に笑う。]

(何、言ってるの?)

(先輩がオレを好きだとか、そうじゃないなんて、
 それは先輩の思うことで……。)

(オレはただ、好きなだけ。それだけ。)

(だから、先輩がオレがいなくなればいいって思うなら)

(そのままどこかにいくよ)

[そう言って、しまう。]






(くすり)


[蒼薔薇が笑う。
 蒼薔薇は、まだ、消えていない……むしろ……。*]


【人】 鳥使い フィリップ


……ルーカ ス…?

[蒼薔薇の香に再び包まれた部屋、
聴こえる声に振り返る翡翠は微かに蒼の色を宿して。

後輩の姿に、その瞳が潤んで細まる。]


……くる しい……


[そう謂って触れる首元には、濃い蒼の花弁が刻まれて。]

(125) 2010/09/09(Thu) 18時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[肩に触れられるとひくりと身が震えて。
零れ落ちる吐息は蒼薔薇を宿していたセシルと同じ、
甘い媚薬にも似たその香。]

…ルーカス、は…薔薇のこと、知ってるの…?

薔薇は…どうなってしまう?

[見上げる翡翠は、その香に浸されていく。
蒼薔薇が生き残るためには、
残る者達をその香に浸していけばいい。

大丈夫か、その言葉に頷く姿はやはり呼気荒く。
そっと此方からもルーカスに手を伸ばす。]

……薔薇を、燃やしちゃ…だめだよ。
…死んでしまう。

(127) 2010/09/09(Thu) 19時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[首筋に触れられると ぁ…と掠れた声と共に
零れる甘い蒼薔薇の香り。]

……お揃い、

[伸ばした手はルーカスの手首の花弁に触れて。]

…これは?
どうしたの?

[この痕は、どうしたのか。蒼薔薇のものとも少し違う。
そうルーカスに問う間にも触れられた花弁の傍にもう一枚
鬱血の花弁が浮かんでいく。
赤い血で描かれた筋は、薔薇の茎の姿を模して]

(133) 2010/09/09(Thu) 19時半頃



莫ー迦、莫ー迦。皆。莫迦、なんだよな。


[笑い顔とも泣き顔ともつかぬ、セシルが情けない顔と称した、
 まさに情けない状態で拳を一つ。中に放る]


…皆、莫迦になっちまえ……。


[今、一番殴りたいと思うのは言うまでもなく]


()
[興味深そうな表情で、ラルフの推測に聞き入った]

なるほど。呪いの源になっているのは今まで連綿と繰り返されてきた中庭での逢瀬、そこに渦巻いた情念か……。
面白い推論だね。
それなら、ルーカスや僕がさほど強い影響を受けずにいる訳も分かる。現に僕はロビンと身体を交わしたというのに、見た目上での変化は起きていないのだから。

きっと受け入れ易くなる原因――性向のようなものがあるんだろう。


()
……けれどもしそれが、愛と呼ばれるものの一変奏だったとしたら。

「そのきらめきは火のきらめき、最もはげしい炎。
 愛は大水も消すことができない、洪水がおぼれさせることもできない」

……どうすれば良いのだろうね。




[サイラスが拳を放つのを横目で見る。]

 サイラスって、そんなに、
 かっこ悪いところもあったんだ。

[ヘクターとサイラス。
 それは、双璧と呼ばれるくらいの、ある意味下級生からは憧れの存在でもあったはず。]


サイラスの傍には移動できるだろうか。夢の中





…そりゃ、たまにはな。
皆カッコつけてんだよ。


[そんな様子を見せた原因はたった一つしかないのだが]


【人】 鳥使い フィリップ

[ルーカスの言葉を聴きながら、ルーカスの手首をなぞる。
花弁は花にはなりきらず、ほろりと彼の手首に舞って。

綺麗…

見惚れるようにそう、呟く。
首筋の鬱血の花弁は青く濃く刺青のように染まり]

―――…蒼薔薇が…殺されそうなんだ。
君の大事な人が刻んだものが…思い出が…、

[ルーカスに語りかける翡翠の声も何時ものものではなく。
蒼を宿す瞳は、蒼薔薇に囚われた者の色。]

…たすけて…、ルーカス。
このままでは…死んでしまう。

[蒼薔薇を、助けて。
助けを乞う吐息は掠れて、甘く香る。]

(136) 2010/09/09(Thu) 20時頃

 ふぅん
 でも、そういうところはカッコいいよね。

[寄れたらサイラスの傍に寄って、
 自分より大きい肩を叩いた。]

 オレもカッコつけようっと。

[視線は、医務室に入ってきた人物を見て、
 そして、その人物が蒼薔薇を欲するのに悲しそうな目をした。]


……
そうかねぇ?

[肩を叩かれるのに返すのは、よしよしと頭を撫でる。
 悲しそうに、入ってきた人物を見つめる様子に。
 そのまま頭に手を置いたまま黙って見守る姿勢]


[頭を撫でられる様子にその手を見上げるように…。]

 ああ、触れるんだ。

[手が止まったのを感じると、そのまま、顔を伏せる。]

 ばか、だけどさ。
 ばか、な自分も悪くないって思う。

 好きな人は、他の奴が好きなんだけど、
 それでも、やっぱり、好きなものは好きだよね。

[素直に素直に紡ぐ。本当にばかみたいに。]



――愚昧さは、罪だよ。

[サイラスとセシルのやり取りに、冷たい口調で呟いた]


[俯く顔から聞こえる言葉。]

…――じだな。
好きな奴が他の奴を好きでも好きなものは好き。だよな。
自分を通して他の奴を見てたとしてもな。

[莫迦みたいに同じで。思わず。置いたままの手で髪をくしゃくしゃと
 掻き撫でた]

…全く、皆、莫迦野郎、だぜ―――……。



……まあ、どこが何ゆえに愚かなのか解っているのなら、それも悪くはない時もあるけどね。

[声音から険を消し、普段の表情に改めて、そう続けた]


冷たく聞こえた呟きにちらりと睫毛を一瞬動かしただけ。


【人】 鳥使い フィリップ

それは……

ルーカス、助けてくれないってこと?

[ルーカスの言葉に少し落胆したように呟いて。
手首の花弁に触れていた手がその手首を掴む。]

―――…だめだよ。

助けて…くれなきゃ。

[蒼い色は翡翠の奥で冷えて。
一度囚われてしまった瞳は
ルーカスの言葉では元の色に戻ることはなく、
そっと、唇を寄せると手首の花弁を舐める。

だめ、もう一度そう囁きながらほぅと吐息を吹きかけて。
思い出すのは蒼薔薇に与えられた甘い甘い悦楽。
穿つ甘さを与える姿は、今は眠る後輩の姿をしていて。]

(139) 2010/09/09(Thu) 20時半頃

けれど、愚かでいることが誰の望みも叶えないのなら、何をどう解っていようと、矢張りそれは愚昧で、罪だとしか言い様は無い。
僕はそう思う。

たとえば――そう、サイラスがちょうど今言ったみたいな()関係にしがみつくようなこと。


[トニーの冷たい口調には構わず、
 いや、むしろ、ロビンをはじめとするいわゆる真面目な連中からは、普段から散々冷徹な言葉や態度を受けているのもあるから。]


 髪、気持ちいい?


[ぐしゃぐしゃ己の髪を掻き乱すサイラスに、少し笑ったような声でそう聞いてみる。]


[ふんと鼻を鳴らし一瞬そちらを見やる]

アホか。子供がそんなに早いうちに大人になったつもりで。
大損してるぞ。


[少し笑うセシルに、同じく微笑んで]

…そうだな。

[間を空気を吸い込んで。]

やっぱ。セシルは大事なダチで同士だもんな。

[久しぶりの大輪の笑顔を少しだけ覗かせる]




 それは、好きでいること事態が罪だってことに聴こえるけど。
 相手も自分も好きでいてくれたら、それはとてもいいことだけど…。




 そんなにうまくはいかないよね。

[愚昧といわれることも、罪人と呼ばれることも、
 既に気にするレベルじゃなかった。


 ヘクターと同室であった事実で、もう陰口としては、かなり酷いレベルまで言われてたし、実際、いわゆる不良だから。]


【人】 鳥使い フィリップ

[ぴしゃりと言い放たれた言葉は言霊のように
一度翡翠の中の蒼へと刺さる。]

―――…ぁ、

[ぐらりと、怯えたような瞳は翡翠のものだったのか。
それとも裡に潜む蒼い花の残滓のものか。

捕らえることなど簡単だったはず、けれども効かない。
触れていた手首から離れた手は、蒼く咲く首元へ。
蒼い花弁の痕を両手で押さえて
苦しげに呼気を荒げればまた首筋に浮かぶ新たな花弁。]

(141) 2010/09/09(Thu) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ


…ル…カ、ス…
……くるしい…、

[後輩を呼ぶ声は、
先程までの甘い囁きではなく何時もの声。

蒼薔薇に、裡から侵されていく。
首筋に徐々に浮かび上がる花弁が繋がり
一輪の花となった時には、きっと新たな宿木として…。
セシルを殺そう、そうせせら哂う蒼薔薇の仕掛けたもの。
セシルの届かない場所へ、置き遣るかのように。]

(142) 2010/09/09(Thu) 21時頃

セシルにだよなと頷いてまたくしゃくしゃと髪を掻き乱した。




 そう、よかった。

[友達が笑う様子には嬉しそうに。
 ただ、それでも、悲しいものが垣間見えるから。
 指をその髪に少しだけ絡めた……。]

 オレもサイラスは大事な友達。
 これからも、ずうっと。

 よろしくね。

[未来があるかのような言葉を紡いで…。]


フィリップの苦しがる様子を、やっぱり悲しそうにみつめて・・・。


 きっと、フィル先輩が、蒼薔薇にいてほしいって願うなら。




 オレは死んじゃうね。

[人事のように言うのは、悲しすぎたから。]


メモを貼った。


[少しだけ自分のプラチナブロンドの髪に絡められる指]

ああ……よろしくだよな。

[にこっと歯を見せるような笑いをして。悲しみを見せないように
 眼を逸らしたのは僅かな時間。
 フィリップを見つめる眼に、ただ手を頭に触れていてやるだけ。
 口に出された言葉にはっとして。でもその手は其の侭に]


…届かないって辛いな……。


[それは届けるものがいるとは知らずに口にされて]




 そうだね。

[頭に手があることで、きっと一人よりは淋しくなくて。
 目を閉じて、手の感触だけ、感じることにした。*]


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

[裡から刻まれていく蒼は貫くような痛みと、
それ以上に震えるほどの甘さを持って。
荒ぐ息はルーカスに抱き寄せられるとくぐもったものに。]

あ、
あぁ…

…厭、だ

[零れる悲鳴は情事の時を思わせるかのような。
拒絶の声はルーカスに向けたものなのか、
それとも裡から責め苦を強いる花にか。

翡翠がじわりと潤むと縋るようにルーカスの服を掴み。
体温は其処に在って、けれども求めるものではなく]

(147) 2010/09/09(Thu) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


――…セ シル…

[助けを求めるかのように。
呼んだのは後輩の名、蒼薔薇の花の名。
思い浮かべたのはどちらの姿か。

ぐらりと、身体が揺らいでルーカスに
身を預ける形となった。

甘い香は身体から消えず、浸されていく意識は
囚われの世界と、常の世界でぎりぎりの均衡を保つ。*]

(148) 2010/09/09(Thu) 21時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 22時頃


[迷子の迷子のユーリィはずっと深い深いところで泣いている。
みんな自分が悪いのだと。青薔薇に願ったのはじぶんだと。
叶うことの無い恋ならば、みんなめちゃくちゃになってしまえと。

こんなことになるなんで思ってやしなかったから、罪深さに怯えた迷子は、隠れて隠れて深いところへでは]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

―――…っ ふ…

[横たえられたまま零れるのは苦しげな吐息で。
それもまた誘う甘い香へと変わっていく。

刷り込まれるように蒼薔薇に侵されて、
塗り替えられた身体は蒼薔薇が消えた時どうなるのか。

誰かの、後輩の唇が項を這う。
焦れるような甘い疼きは裡からではなく肌に刻まれて。
蒼よりも早く、赤い色の花が咲いていく。]

……ぁ  ぅ、

[零れる吐息は熱いままだけれども、
蒼が新たに刻まれることがなくなると
落ちる吐息は苦しげな色を徐々に失くしていき]

(158) 2010/09/09(Thu) 23時半頃

[赤い獣は足掻く。
絡みつく茨の棘が食い込もうとも、待つものが居るから。

されど、彼はいまだ気付かぬ。
その身を戒めるのは自己嫌悪と罪悪感の有刺鉄線。]

「同じ、だね。」

[いつかと同じ声が聞こえた気がした。」


[華奢な手首に食い込む有刺鉄線を見せて、ユーリィは涙目で笑う。]

「ほら、一緒だよ。痛くて身動きが取れないんだ。

こういう所が似てるから…だから君を選んだのかもしれないね。」


フィリップは、薄く翡翠の色を開いて、見つめるのは痕をつけた後輩の姿。

2010/09/09(Thu) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―医務室―

…なんか、少し…楽になった。

[何が理由なのかはわからない、けれども。
呼気は熱いまま、しかしその香は先程より少し薄れて。
血の気少し失せてひやりと冷たい手を取られても
それを拒むことはない。
じんと、熱いルーカスの頬に触れると指先が
その頬を包むようにやわく動いて。]

――…ル、カスは…さ。
今、…苦しく ない…?

見てることしか、できなかったの。

[先程聴いた彼の話、蒼薔薇を胸に刻む人の話。
それは恋情だったのか、それとも違う想いなのか。
その手首の蒼は届かなくなった想いに痛まないのかと、
そう訊いて。]

(167) 2010/09/10(Fri) 00時頃

[壊し壊されたかったのは本当。種を渡したかったわけでないのに
 結局は、一番近くて、遠くて。大事な相手。
 身を巣くう呪いの種を結果的に渡してしまうことになったことは
 申し訳なく。でも―――…。]

お前で、良かった―――…。

[お前が封じ込めると言ってくれて、ある意味種を壊してくれて。
 自分で出来なくてお前に任せることになってしまったのは――…]

すまん……。

[俺の肩代わりさせて。思えば、最初の種を蒔かせる水を与えたのは
 ―ユーリィに恋心を抱かせるような助けを差し出した―のは
 …――俺だ。それを思えば、俺が刈り取るべきだったのに。
 俺が耐え切れなくて、すまんと。]

……本当に、莫、迦、だよな。

[俺たちは―――…。 やっぱり似すぎてる―――…。]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/10(Fri) 00時頃


メモを貼った。



んーん、僕はまだ子供だよ。
子供すぎるくらいに――ロビンを本気にさせられない位に。

サイラス、大人になると自分の気持ちはいくらでも押し殺してしまえるものなの?
僕には、そうとは信じられない。
本当に『好き』な人がいたら、相手が誰を好きだろうと、何を見ていようと関係ない。
きっと、どうしようもない。というか、どうしようもなかった。

自分の気持ちを押し込めて、ただ心の中で相手を『好き』なだけでいるなんて、僕にはできないよ。



ううん。セシル、それは違うよ。
『好き』で居ること自体が罪だなんて、そんな訳あるはずがない。
あっていいはずがない。

ただ、それが自分自身も、相手も、周りの人間も、幸せにするものじゃないんだったら――そんなものはさっさと投げ捨ててしまった方がいい。どこにも行けない気持ちを抱え込んで、いつまでも自分を苦しめているよりはずっといい。

何もかも上手くはいかない、けれど、『好き』な気持ちは、そんなに簡単に失ってしまえるものじゃないと思う。
本気で伝えずに――向かい合わずに、一人でのた打ち回ってるなんて、まるで理解できやしないんだ。


フィリップは、でも…、…?と反芻するようにルーカスに訊いて。

2010/09/10(Fri) 00時半頃


[小さな少年に一つだけ、切欠を与えるように]

…執着でも、押し殺してるわけでも、ないさ。
ただ、いろんな形があるってことだけ、さ。

『好き』には、な。

[トニーのそれも間違いではなく。]


…莫ー迦。

一度向かい合った結果、だからだろ。
[俺も、セシルも、多分他の皆も―――…]


【人】 鳥使い フィリップ

―――…

[頬に触れる指が、その熱が更に高くなるのを感じて]


…泣いて、いいよ。


[痛む、それは形は違うけれども少し、
似てるとも思ったから。
じくりと、触れる掌の傷が痛む。
じくりと、裡の何処かが痛む。

そっと、ルーカスの頬を撫ぜて。]

(176) 2010/09/10(Fri) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


……硝子球みたいに…なれればいいと思ったんだ。

ずっと、目を覚まさず…眠り続けていられたら。
痛みも感じなくて…、きっと…とても綺麗。

[呼気の甘さは完全には消えない。
これが消えた時…どうなるのか。

後輩が目覚めた時…どうなるのか。

わからないまま、ただ――…一度は壊されたはずなのに。

痛みは、苦しみは、消えずに燻ったまま。]

(177) 2010/09/10(Fri) 00時半頃

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