30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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[サイラスはディーンの裡の思いに気づくことはなく。
ある意味同じで、一番大事で、一番近くて…遠かった相手―。
薔薇は二人を、もしかすると三人を壊し。吸い取っていく。
そう少なくとも二人とも壊し、壊されたい願いは一緒だったのだから―*]
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[ドナルドに伴われるまま向かった先。 屋根裏部屋に入った時にはロビンはその場に未だ居たか、 セシルの姿は彼のものだったのか、彼のものでなかったのか。]
……セシ、 ル…
[零れた言葉は無意識の内に。 硝子のようだった翡翠は、映る姿に微かに揺れて。]
(6) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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…おたの、しみ…?
[セシルは今どのような顔をしているのか。 裡に潜む蒼い花のことは知らないから、フィリップから見れば どのような姿でもそれはセシルで…。 何か知った風のドナルドに反芻するように問う言葉、
先輩、と聴こえると翡翠は薄らと硬質の色を宿して。 苦しげに、吐息が零れる。]
…厭だ、 やめて…ほしくない…。
[大事だ、好きだと言葉ばかり残して 中途半端に置き去りにされるくらいなら…、
壊されるほうが、きっと、苦しくなくて、 醜い感情も抱くことはなくて…きっと、綺麗。 傷のついた手が、縋るように緩く握られて。]
(13) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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――…、…ぁ、
[触れていた後輩が、離れていって。 また―――…望みは、叶わなくて。 翡翠が半透明な、硝子のような色に変わる。
行き先をなくした指先が泳いで、 指先握ると傷口がまた開いて、赤が滲む。]
(19) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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[出て行くドナルドは何処へ向かうのか。 セシルの言葉を謂い正すこともできず、 ベネットから聞いた言葉は伝えることないまま
セシルに手を掴まれると、痛みに声が零れて]
…っ い たい…、…セシル…
[普段と違う後輩の姿に翡翠の眼が伏せられて。 じわりと、痛い…侵食していくように。 空洞が、拡げられていくかのように。]
……いたい よ…、
[空洞の埋め方がわからない、 このまま拡がって全部開いてしまえば… 壊れてしまえば、いいのに。
苦しげな吐息がまた、1つ零れて。]
(25) 2010/09/08(Wed) 02時頃
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[目の前の姿は確かに後輩の姿で、 けれども――…何かが、違って。]
…セ シル…?
[呼ぶ名前が、声が、少し違って。 目の前の相手が誰だかわからなくなって。 手を引こうとするけれども引くことができない。
傷から膨れて零れる赤い雫はセシルの手も汚して。 先程はあれほど綺麗だと思ったのに、 今はそれが…綺麗だとは思えなくて。]
(35) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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――…ぁ、 あっ
[強く走る痛みに零れるのは けれども甘い声で。 掠れた声が耳朶に響けば、濃い蒼い花の香に酔わされる。 言葉は、ずっと望んできたもの それなの に。 けれどもそれは目の前の後輩に望んだものではなくて…
薄く、唇が開く。呼気が荒くなっていくのを止められない。 それは痛みからなのか、それともそれよりももっと強い、]
セシ ル…
[懇願するような声音は、乞うものなのか、逃げるものなのか。 わからない―――…わかるのは、 このまま囁く声に囚われてしまえば
きっと もう元には戻れない…。]
(36) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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―――…っ
[違うと謂い切れない、此処に来た理由はそれで。 けれども違って。
セシルであってセシルでない誰かが紡ぐ言葉は 耳を塞ぎたくなるような、裡を切り付ける刃にも似て。
かた、と初めて身体が震えた。 得たいのしれない恐怖に、けれども逃げられない。 厭だ、違う、その言葉も紡げない。 蒼い香がそれを赦してくれない。
―――…そう、なるかもしれなかった。 置き去りにされて叶わなかった恋情が過去にある。 その記憶の人と同じ、それ以上の想いを抱くには まだ、その想いは育ちきっていなくて…]
(49) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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[からり、]
―――…セ シ ル…
[引こうとすればポケットの中で鳴る硝子球。 赤と青の色はセシルと約束をした色。
けれども吹き込まれる蒼い香に翡翠が見つめるのは もうセシルではなくて…、蒼い花に触れられれば 耐え難い甘さに掠れた声が零れていく。
その、蒼い瞳に
囚われた。]
(50) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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[…――自分で望んだことのはず。なのに。なのに。何故か零れる涙。
そこから薔薇の香りは淡く放たれ。
自分だけが知りうるディーンは手に入れた、つもりなのに。
なんで。こんなにも悲しいのだろう。]
[相手が欲しくて、知りたくて。そして
…―間違えた―――…。]
[ひくりひくり、薔薇の夜露のように涙はあふれ。
思いを遂げたはずなのに―――…。]
…莫迦、野郎……。
[小さく、零した呟きは誰へのものだったのか。
…―それっきり気を*失った*]
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[蒼い花に抗うことができるはずもなく… 屋根裏部屋では言葉を発する隙さえ与えられずに 床で打ち震える姿があった。
硝子のように硬い色の翡翠は熱に浮かされて、 触れられる全身を仄かに赤く染めてしっとりと濡らされていく。]
ぁっ ん、ぁ… っ…ゃ …
[途切れることのない嬌声に緩く首を横に振れば 翡翠がまたじわりと零れんばかりにじわりと熱に潤んで。 蒼い香が媚薬のように全身に刷り込まれていく。]
あっ …ぁ、あ …ッシ、ル あ、
[茂みから覗く熱擡げる場所に触れられれば大きく震えて、 暴かれてしまうことに声は泣きそうなものに、 けれども一層甘く堕ちて]
(55) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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[誰にも触れず、触れられず…手解きをした後輩だけ。 脈打つように兆しを見せる熱は未だ初心な色のままで、 自分で触れること以外何も知らぬ身体は、 ぬるりと柔らかくて温かい口に犯されていくと 足を閉じようとしてもかなわなく、 セシルの頭を内腿で柔く挟みながらただ啼いて。]
―――…っ ひ ぁ…
[腰が揺れても、弓なりに背を反らしても咥内から 逃れられずに尾を引く悲鳴に似た嬌声の後、 熱が解き放たれるのはセシルの口の中へ。]
(71) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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……あ、……ぁ、
[極まった心地よさと、堪え切れなかった絶望感。 荒ぐ呼気の中に嘆くような声が落ちて。 濡れる翡翠が虚ろにセシルを見つめる。
薄く開いた唇が何かを謂おうとして声にならず、 けれども戦慄く唇が呼ぶのは後輩の名前で。
―――…今、目の前にいるのは誰だろうか。 蒼い花がまだ赦さないのなら、また蒼い香に酔わされて。
与えられるままにただ 堕ちて行く。**]
(72) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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― 屋根裏部屋 ― [赦されず、休む間も無く与え続けられる悦楽は 陵辱と呼ぶにはあまりに甘く、奉仕と呼ぶには残酷で。
蒼の吐息を吹き込まれる度に開かれていく身体は 薄く赤く染まっていって、それは己の手で散らした 中庭の咲いたばかりの薔薇の花にも似て]
(126) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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――…ぁ あ、 あぁ ん…
[深く穿たれた時から世界はただ甘く、白い色に染まり 何も考えられない…ただ快感だけを追いかける姿は 感情をなくした綺麗な硝子球とも少し違う。
望んだ姿であり、望んでいなかった姿であり、 どちらが本当の望みだったのか、すらもう…どうでもいい。
執拗に痛みすら通り越した甘さばかり教え込まれると 裡に擦りこまれる欲に呑みこまれるとひくりと身体が震え。 穿たれる度にあがる声も蒼い花からの甘い蜜を求めて 一層甘く、媚び強請るようなものへと変わっていき…]
(127) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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う ん… ぃ
…っ ぁ、ん 気持ち ぃ…
[蒼い花に言葉を促されれば、羞恥もなく甘く零れて。 深く堕ちていけば あ、あ…と掠れ声が短くなっていく。 高く張り詰めた熱ははじめてなのに、触れられることなく 穿たれる甘さだけで極まろうとしていて―――]
(128) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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――――… …っ
[どろりと、溶けたのは。 放つ白濁と共に翡翠の瞳がどろりと溶けて陥落する。 一際甘く、長い嬌声を聴いたのは蒼い花ではなく 後輩の姿で…けれども、そんなことには気付くこともできず。
堕ちたばかりの悦楽に、達しながら緩く腰が揺れる。 ひくり、ひくりと与えられたものの深さを示すように 痙攣しながら穿つものに縋るようにきゅうと裡をしめて。
身も心も情欲に濡れたまま、白の闇へと堕ちていく。]
(129) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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[気をやって意識の落ちた翡翠は屋根裏の薄暗さの中 ぬらりと艶かしく、深い情事の名残を隠さぬままの姿で。 薄く開いたままの唇は飲み込みきれなかった唾液を 口端に滲ませ意識を失っても尚、花に教えられた色香を放つ。]
[から、ころ…ころ]
[床に捨て置かれたズボンのポケットから、硝子球が零れる音。 赤と青の混じる其れは、後輩が欲しがっていた約束の球。]
[ころころ からり―――…]
[転がった球は床に落ちた白の残滓に触れて止まる。 ぬち…、透明な雫よりも粘着質な体液に触れた透明な球は
白く―――穢れて。**]
(131) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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フィリップは、身じろぎするかのように、微かに震えて。
2010/09/08(Wed) 21時頃
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―屋根裏部屋― [零れるのは情事の名残を思わせる掠れた甘い吐息。 薄ら開かれた翡翠はまだ虚ろに、夢を見てるかのようで。]
―――… ん、
[肌に触れられると、鼻に抜けた声。 緩く首を横に振るのはただそれだけのことに 甘さを身体が覚えてしまうから。
…… ふ、
泣いているかのような、笑ったかのような吐息。 目覚めてから初めて、翡翠がぼんやりとセシルを見て]
(146) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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[虚ろな翡翠は後輩にはどのように映ったか。 硝子の色と常の色、それともまた違う溶けた色。 刷り込まれた快楽に、新たな色を覚えて。]
―――… ……
…うご け…な ぃ…
[身体が、下半身が溶けてしまったかのようで。 ぽつりとそう囁いた。]
(149) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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―――……
[翡翠はセシルを見つめて何か謂いたげに。 声にはならず代わりにただ甘い吐息ばかりが零れて、
傷の残った掌が、何か握ろうと緩く開閉される。]
(152) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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…… て、
[深く、浅く呼気が零れる口許から声が零れて。 掌は緩く握られて動きを止める。 探し出せなかったものに、翡翠が潤んで]
… いて…
…い て…よ…
[甘く乞うように繰り返してふるりと身体が震える。 見上げる姿は無意識に誘うかのような空気を醸しだしていた。]
(158) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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[抱きしめられると直に触れる温かさに 掠れた吐息がまた零れて。]
―――…ん、 … ……
[セシルの声がちゃんと届いているのかもわからない。 ただ口付けられるのならば…其れを拒むことはなく。 甘い行為を―――…拒む、はずがなく。
伏せられた翡翠の中に宿るのは蒼の欠片。 長い、長く深い行為の中で陥落した身体は 目の前の彼を求めて、けれども目の前の彼ではなく]
…セシル…
[それは悦びの声、極上の甘さを教えてくれた 蒼い花の名前は 知らないから…そう、呼んで、
けれども口付けがないのなら、痛む声が聴こえたのなら。 ふと不安を抱いた時のように…翡翠が見つめた。]
(168) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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――――…な に…?
[シャツの中を覗き込みそのあと隠す姿に、 不思議そうに首を傾ぐ。 何か…、赤い色が見えた。
ぼんやりと、翡翠がセシルを見上げて訊いて。 赤があった場所に、シャツ越しに触れようとして]
(186) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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―医務室―
[時折うわ言が、ぽつりぽつり漏れる。精気を吸い取られ尽くした躯。
それでも、薔薇本体が傷つけられるのなら
…今度奪われるのは生気。]
…すまん。移したかったんじゃなくて
……もう。移さないと…駄目……で。
ごめん―――…。
[莫迦は俺も同じだと…。そこまでは漏れることはなく。
傷つけられた場所から水が失われるように。またも涙に頬が濡れる]
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[セシルが何を謂っているのか、よくわからなくて。 ただ―――…誰かに呼ばれて、部屋を出て行く。 それには緩く首を横に振って]
…厭… だよ…
……ここに、いてよ……。
[奪われるように与えられて、 けれども結局置き去りにされるのならば… それはとても…いたくて、くるしくて。
―――… ふ、
うめき声に驚いたようにその手を離してから、 堪えるように俯いて小さな吐息が零れる。]
(194) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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……行かなくて… いいの…?
[引き止めたのは自分なのに、 セシルが留まればそんな言葉が零れて。
直ぐ傍の蒼い香に酔わされたままの身体は またじんと…熱さを帯びるようで、 ――…熱さなのか、それとも痛みなのか。 それすら、よくわからなくなっていて。
白いシャツが赤黒く染まっていく。 線を描いて滲むその色は茨の形にも似て。
…綺麗、 セシルを裡から苦しめるその色に… そんな言葉が ぽつりと零れた。]
(201) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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[誰かが入ってくる気配に翡翠が其方を向く。 部屋には色濃く残る情事の後、翡翠の生徒の姿も 軽くシャツが掛けられている程度のもので。
けれども見上げる翡翠がラルフの姿に驚くことはなく、 とろりと何処か溶けたような瞳の色もまた 正気が失せていることを容易に気付かせるだろう。]
……ラルフ、
[呼ぶ声も、薔薇にあてられ何処か甘く誘うかのよう。 そう呼んでから またセシルを見つめて]
…セシルが、綺麗なんだ。
[吐息混じりに囁いたのと、セシルが揺らいだのは同時。]
(210) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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フィリップは、ハーモニカの音が聞こえると、翡翠が微かに揺らいで。
2010/09/09(Thu) 00時頃
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[蒼薔薇に囚われた翡翠は蒼薔薇が セシルにしようとしていることに気付かずに。
情事の名残と、噎せ返るような薔薇の香。 その中に血の匂いも混じれて常より歪んだ空気は 現実離れした硝子球の世界のよう。]
……セシル…綺麗、
[そう、呟いたのはけれども蒼を宿さぬ翡翠の色で。 それは聴こえる音に向けて。 ちくりと…胸が痛む曲。届かなかった曲。 後輩が吹く音に聞き入るように瞳を閉じて。]
(228) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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―夢・自室―
[締め上げられて殺されるのでないかというぎりぎりの所。
壊して欲しいという願いが叶えられるという歓喜と共に。微かな恐怖。
薔薇に囚われてしまった魂の微かな正気が覚えるモノ。]
…嗚呼。っ。
[乱暴にシャツを剥ぎ取られ。抜き取られることなくベッドヘッドに
くくりつけられる。手かせのようにきりりと締め付けられる腕。
その痕はある意味所有されるかのように痣となって。
殆ど力を失ったこの身には痛みを感じることさえ弱く。
肩を覆う蒼薔薇の毒を示す棘。それを見られて。眼を逸らす。
指先でなぞられ。相手を絡め取るような感覚と共に全身を襲う痺れ
それは快楽によるものか、衰弱によるものかはもう区別がつかない。]
…ディーン…
[今だけは、名前を甘く呼ばれて、返す名は、やはり甘やかに。
息が出来なくなるほど強く唇を塞がれ、歯列がかち合うほどに激しくぶつかって。 昨日と同じように血錆が広がる。自分のではなくディーンの血の味。 鉄錆さえ愛しいとこくりと飲み干した。]
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… …そんなことないよ。
約束…守らなきゃ。
[長い演奏の後に、そう謂って。 そういえば硝子球はどこに行っただろう。
薄く瞳を開くと、落ちるハーモニカの音と 此方に揺らぐセシルの姿。
両手で支えるように受け止めると、 薔薇よりも血の香が一層強くなって]
―――…セシ ル…?
[翡翠に薄く戻る、理性の色。 目の前の後輩に―――…何が、起こっているのか。]
(236) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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