人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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 ――なあ、前に畑で話したこと覚えてるか?

 あんだけ心配してくれたってのに、
 俺はあの言葉を無碍にしちまうどころか
 お前に全部押し付けた挙句、無様晒しちまった。

 金色野郎にだって、結局手は届かなかったってのによ。

 
 なのに、……今でも、お前は、
 こんな俺を認めて、信じてくれるんだな。
 
 本当にお前は、昔から変わらねえ、お人よしだよ。

[口元が自嘲の笑みに歪んだ]




 そうだな。
 俺も、……楽になりてえよ。

[金色の鬼は斃れた。もう、家族を脅かす敵はいない。
もう、獣の――周の役目は終わったのだ。

だから――]

 ……なあ、サミュエル。
 連れていって、くれないか。

[いなくなってしまった、皆のところへ。
怒りと憎しみに突き動かされずにすむ、その場所へ。

連れていってくれと――疲れ果てた獣は、帰ろうと誘う友の声に希う*] 


メモを貼った。




 周……うん、もちろんだべ。
 おまーもこっぢにくるどいい。

[そう告げてから、
 まるで死霊だと思う。
 でも、周は本当に苦しそうだから、

 それは、為したいと思った。

 リーを殺し、マユミを殺し、そして、今、周も殺す。
 願っていることとは逆のこと、
 でも、都合がいいかもしれないけれど、

 それも、彼らの安らぎならば]

 ん……わがっだ。
 今度こそ、連れていくだ。


[獣の背を手で押して、
 誘う場所は、

 その獣の身体を焼き尽すに十分な油のある場所。
 ガソリンにまみれたあとの身体なら、
 生き残りの兵士が撃ち込む弾丸数発で、それは容易く発火し、爆発を起こすだろう。

 その怪物になった身体は、すべて焼けてしまえばいい。
 周は怪物ではない。
 心臓も脳髄も、すべてが、焼き尽くされればいい。

 心の底からそう思って、
 周を誘う]





[その背後に付き添っているだろうマユミはそれをどう思っただろう。
 でも、もう、周の背を撫ぜる手は、周を死に導くだろう。

 いや、人間に返すのだ。
 もう、きんいろの慰みに、玩具にさせたくはない。

 きんいろでなくても、その他の妖に、もう、周が縛られることがないように]





 おかえりだ。周。



[周が激しい抵抗をしないならば、
 そう告げて、帰ってきた友に手を差し出す。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


 ……ああ、行こうか。

[サミュエルの手に背を押され、獣は歩き出す。

誘う声が本当に友のものなのか、
或いは、後悔が生み出した幻に過ぎないのか、もう分からない。

けれど、どちらでも構わないと思った。

斃すべき敵は既に無く。
疲れ果て、ただ安らぎだけが欲しかったから]


[鬼は果て、呪縛は潰えた。

黄金の鬼に運命を歪められても、
彼らは此処まで来れたのだから。

その命尽きるときまで、彼らは彼らのまま、
歩き続けることができる筈だ。

――そう信じて、獣は小さく笑った]


[ひとりでは――

そんな声が聞こえた気がして
一度だけ、生き残った仲間達を振り返り、目を細める]
 
 じゃあな。
 ……お前らは、負けんじゃねえぞ。

[獣の面に浮かぶ色は果たして*]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

……、う、うん。


[僕は絢矢に名前を呼ばれて、顔をあげる。ちょっとの間ぼんやりしてたところ。>>16

血が必要そうだから、亡骸の一部だけでも持っていけば……でもそれだと足りないかも。
そう思えるくらいの深さを僕は明にーさんの傷に見てた]

(23) 2014/02/22(Sat) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[僕は始祖吸血鬼の亡骸に近付く。
そして手を伸ばすより早く、別の二本の腕が亡骸を運び去ってこうとした。>>18]


零にーさん……。
―――待って、っ!


[分かってる。待てと言われて待つようなことはないって。
僕は絢矢と明にーさんの方を振り返る。ふたりとも心配で離れてられる余裕なんて、ない]

ごめん……、――…あ、でも、腕ならまだその辺に転がってるかも。

(24) 2014/02/22(Sat) 22時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/22(Sat) 22時頃


[――今にして思えば、
黄金の鬼に運命を歪められた子供たちの中で、
周が一番心弱かったのかも知れない。

戦い以外に生きる術を知らなかったから
その理由を失えば、容易く折れてしまうしかなかった]


[だから――誰かに必要とされたかった。
戦う理由が欲しかった。

真弓が言うように、零瑠が自分を必要としていたのなら、
甘さに付け込まれた結果、獣と成り果てたのだととしても、

――それでも良かったのだ]


[仲間達は、手の付けられない暴れ者だった自分を受け入れ
必要とさえしてくれた。

ヒーローを仰ぎ見るような憧憬の眼差し。
子分にしてくれと、慕う言葉。
寂しさを見かね、重ねられた手。

他の家族を裏切ることになっても、
自分を傍に置こうとした哀切。

欲しいものは此処にあった。
充分に与えられた。

――けれど、与えてくれた皆に、
報いることはとうとう出来なかった]


[生を擲ち死を選ぶ弱さを、疲れ果てた周は受け入れる。

昔、約束を交わした少女は、
寂しさに声を震わせていたけれど、その弱さを赦してくれた。>>*2

それに、共に在るときは常に自分の背を守り続けてくれた友が。
周が生き延びることを、誰よりも望んでくれた友が、一緒に帰ろうと導いてくれるのだから。

――きっとこれでいいのだ*]


【人】 幸運の科学 リッキィ

[それから僕は、白いコートの人が零にーさんを追いかけてくれるんじゃないかって思って、絢矢達からちょっとの間視線を外す]


   ――――、え?

[何かが水たまりに落ちたみたいな音が聞こえた気がして振り返った時には、もう、こうなってた]

 絢矢、  なん、で

[嘘だ。こんなの嘘だ。だってさっきまでちゃんと動いてて、話もできたのに、でも、
よく考えたらまた会えた時から傷だらけで、また会ってからも色んな傷を負って、そういうの全部我慢してたはずで、

だから、おかしくならないわけがないのに。
気付かなかった? 気付かないふりしてた? ――今はそんなこと考えてる場合じゃない!]

(31) 2014/02/22(Sat) 23時頃

メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

…、――――ッ!!

[僕は絢矢に駆け寄って、痛みにあえいでる背中を撫でてみる。
それで駄目だったら無理にでも血だまりから引き離して後ろからぎゅって抱きしめる。


お願い、――どうか、これ以上壊れてしまわないで]

…………絢矢っ、

[いっそ、この痛みも苦しみも全部、僕が引き受けられたらいいのに]

(37) 2014/02/22(Sat) 23時頃



[周にとって、なにが一番幸いなのか。
 もしかすると、自分の与えようとしているものは間違っているかもしれない。
 でも、もう、それよりも、なによりも、彼に安らぎを。
 友として、彼になによりのねぎらいを。
 それが、死というものであっても]

 周、おでは…
 絶対おまーはかえっでぐるっで信じてただ。

[周の身体が尽きれば、その魂を引き出すように手を引っ張りだして、その肩を叩き、髪をぐしゃりかき混ぜた*]


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

血、を止めるってどうやって、―――おさえればいいのっ!?

[一番血が出てるところは見れば分かる。そこに手を当てて、――足りないよそれじゃあ!
僕は上着の袖をちぎって絢矢の左肩と右手首へと巻きつける。なるべくきつく]


そう、僕、だよ。
今明にーさんが助け呼んでるから……。

[絢矢の眼がこっちを向いた!
僕は笑い顔を作ろうとしたつもりだったんだけど、うまくいった気はしない。それでも絢矢に声をかけるのをやめない]

(47) 2014/02/22(Sat) 23時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

―――…っ、

[僕は返事の代わりに絢矢の身体をほんのちょっと強く抱きしめる。>>48
泣いてなかったら今頃、もうちょっと楽しい話ができるくらいの心持ちでいるよ。いつかみたいに。
涙は相変わらず流れてこないけれど。

僕の左腕を撫でる手は冷たいけれど、いつかの温かさを呼び起こしてくれた。

―――だからかな、その手が離れた時、>>53
心まで凍り付いたみたいになったのは]

(57) 2014/02/23(Sun) 00時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


[今でも覚えている。

春、皆で摘んだ花のにおいと一緒に作った蓬餅の味。
夏、隙間から入ってきた虫と女の子たちの悲鳴。
秋、集めた落ち葉と焼き芋が焼けるまで待つあの期待。
冬、薄くて硬い布団の中でくっついていた互いの体温。

忘れたことは、一度もない。]


[醒めないで欲しいと思った夢。
取り戻したかった過去。

掴めなかった、未来。**]


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

[僕は絢矢の身体が温かさを失って動かなくなっても、まだ絢矢を抱いたままでいた。


零にーさんが名前を呼ぶ声にも顔をあげられなくて、]


……… 絢矢、  アヤ、 ―――― あやめ ………っ、

[僕はいつの間にか、零にーさんが絢矢を前にして呼んでた名前を、絢矢の亡骸に向けて呼びかけてたんだ。
素敵な名前じゃないか、ねえ―――]

(67) 2014/02/23(Sun) 01時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[……ふと気付く。頬が濡れてるって。
絢矢の血が飛んだのかな。それとも―――。

見上げた空には雨雲の影もない。光が、眩しい]


ね、アヤも、 ……僕に「生きて」って言って死んでくんだ。


[血の繋がりはない、けれど大切な家族だった。
なのにまた、僕の前から消えていく、なんて*]

(71) 2014/02/23(Sun) 01時頃

[サミュエルが周へかける言葉を傍らで感じていた。
そのやりとりも、すべて。聞くつもりなどなくても、
その手は離れないのだから仕方ない。

だから]

……あなたはきっと、強くなれたはずなのに。

[同じ言葉は少しだけ、悲しげに。
少年たちに卑怯者だと言葉を投げつけたあの頃と、
零瑠を糾弾する言葉を投げた今と何の違いもない。

彼は自分がほしいものを持っていた。
“家族”を守る、力。それを行使する自由。

だから歯がゆく、だから悔しい。
当人にそんな様子が見えねば尚]


メモを貼った。


[感じる意識は、
いまある命と消え行く鼓動に向けて。

明乃進とリカルダと零瑠と――絢矢。
他の皆はみな死んでしまったのだろうことを知る。
それでも、自分の願いは姉のくれた刃という形で託せた、それは成就したのだろう。

願うべく幸いはどこにあるのだろう。
鬼とならなかった家族が皆死んでしまっては、
鬼である彼らの幸いが見つからねば、
父を殺したかった意味も、失われたに等しい。

見知らぬ人の安寧など、帝都の平穏など知らない。
――本当は、傍らに感じる彼の存在だって、生きて幸せでいてほしかった]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

― “希望”の記憶 ―

[僕が五歳になったばかりの頃――雪のちらつくある日。

これは僕らに唯一残された最後の“希望”なのだと。
そう言いながら手招きする家族に僕はやだ、って言った。

どうして。どうして家に怖い人が来ただけでそんなことしようとするの]

せっかくやくそくしたのに!

[そう、約束。
春になったらどこかに出かけよう――って。
家からもあんまり出たことのない僕は喜んで、本物の桜が見たいなんてワガママまで言い出したんだ。

なのに死んじゃうなんて、―――嫌だ]

(73) 2014/02/23(Sun) 01時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[その時怖い人達が燃える家の中にまで押しかけてきて、
僕を連れ出そうとした。

僕のなけなしの抵抗は届かなかった。
燃える家の壁にぶつかったせいで、左腕が焼けるように熱くなった。


しばらくして、――母親が僕の前に立ちふさがっていった。そして逃げるように言った。
僕は聞き分けなく一緒に逃げようって言ったけど、その時母親はもう僕だけを逃がすつもりだったんだと思う]

(74) 2014/02/23(Sun) 01時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[はっきり覚えている言葉はひとつだけ。


『あなたが生きていることが私達の“希望”だ』


それって、僕に「生きて」って言ったのと同じだよね。要するに。

僕はその言葉の――“希望”の意味も知らないまま逃げ出した。
僕にとって最初の大切な家族の、最期の願いのために*]

(75) 2014/02/23(Sun) 01時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 01時半頃


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