1 とある結社の手記:6
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―広間―
[食事を終えて、感想を告げれば 笑顔を返してくれたメアリー>>316。 何だか少しだけ、心がほっとした気がした]
はい、また。……必ず。
[何度目の指きりだろう。 いつもいつも、その小指には願いを込めて]
あっ。良かったら、 今度は僕にも作り方、教えてください。
昨日料理を習って、とっても楽しかったんです。
[彼女が頷いてくれるなら、 指きりに乗せる約束をもう一つ重ねて。 にこりと静かに微笑んだ]
(340) 2010/02/24(Wed) 21時頃
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[それから、食器を片そうと立ち上がって>>300]
……んっ。僕、ですか?
[郵便屋の言葉>>301に気づいて、振り返る。 突然自分の名が出て驚いたのか、瞬きを、一つ、二つ。 ぼんやり窓を眺めていたので、その発言の根拠となるのが 投票の件だとは気づいていない]
それは構いませんが…。
[サイラスのときと同様、あっさりと了承を示し。 けれど丸い瞳で相手の顔をじっと見つめて、 ふと浮かべたのは寂しそうな笑顔]
…ウェーズリーさん、僕のこと、疑ってます?
[こんな状況なのだから、責める心算など毛頭無く。 ただ、口から零れてしまった、という風な、小さな声]
(341) 2010/02/24(Wed) 21時頃
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この中の誰が人狼だったとしても、残酷ですよ。 …………、とても。
[続く言葉も小さく、視線は緩く伏せられる。 一度頭を下げてから、皿をキッチンへと運ぶ。 片付けを終えて戻ってくると、ピッパからの話>>319を聞いた]
はい。僕から見ても、お二人はどちらかというと、 悪友、のような…?
[だから突っかかるという言葉が気になった。 続けられた説明に、驚いてコルクボードを振り返る。 この位置からでは確認は出来ない]
名前に、ペンを……?
[確かにそれは、敵意とも取れる。だとしたら何故、 敢えてそんなことを。ぎゅっと手を握り締めた]
(342) 2010/02/24(Wed) 21時頃
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―広間・コルクボードの前―
[ピッパの言葉>>319を確かめようと、コルクボードの前へ。 メモに紛れて張られている、名前のリスト。 確かにDonald Rockenfield 、の上に残る刺された跡。 少し背伸びしながらそれを見上げて――顔を歪ませた]
……ひどい。どうして、こんなことを…。
[思わず零れた、声]
(357) 2010/02/24(Wed) 22時頃
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―広間―
[ぐっと手を握り締めると、顔をあげる。 広間はいつの間にか、人の気配がまばらで。 その中に本屋の青年の姿を見つけて、軽く息を呑む]
………ベネット、さん。
[静かに彼に歩み寄る。 表情は常のようにしていたかったが、やはり強張る。 手も気づかぬうちに、微かに震えていた]
お話。――…聞きたいことが、あるんです。
[唯でさえ白い顔を更に青白くさせながらも、 真っ直ぐ相手を見つめた]
ドナルドさんのことです。
(370) 2010/02/24(Wed) 22時半頃
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[名を告げればまた一つ、心がずきりと重くなる。 けれど、話し続ける]
ベネットさんは、ドナルドさんと、…凄く仲が良いですよね。 そのベネットさんから見て、どう思うのか、聞きたいんです。
あのドナルドさんは、…本当に、ドナルドさんですか?
[相手は自分の言葉に、何と思うか。どう答えるか。 恐れるようにふるふると、手の震えは止まらない]
ドナルドさん、前みたいに、優しいです。 でも僕の昔の記憶じゃ曖昧すぎて、自信がありません…。
だから、……だから、……。 どうしても、不安で…。……、こわく、て、…。
[ぐっと唇を一度噛み締める]
(371) 2010/02/24(Wed) 22時半頃
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[緩々と視線を床に落とす。 重く吐いた息は、今は白く染まることは無い]
…………。
ずっと、ベネットさん達三人が、羨ましかったんです。 本当の親友だなぁ、って。
僕は、……僕に歳の近い子供自体、 この村には、少なかったし…。 皆、冬には外で雪遊びしたりするから、 あんまり一緒にはいられませんでしたしね。
たまに構ってもらったりも、しましたが…。 嬉しかったけど、何だか、申し訳なくて。ふふ。
[微かに苦笑を浮かべる。 そんな中よく話し相手になってくれたのが、 家の近い掃除扶の青年だったり、郵便屋だったりした]
(372) 2010/02/24(Wed) 22時半頃
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ベネットさんも、時々本を届けてくれましたね。
あぁ、そういえば。 本を借りさせてもらう約束をしていたのに、 すっかり、それ所ではなくなっていました…。
[ふと思い出して「すみません」と首を傾ける。 そして、「だから」と言葉を続けて]
…だから、仲の良いベネットさんなら、 ドナルドさんのことも良く分るかなって…。
――――…ごめんなさい。
[付け足した謝罪は、彼の親友を、疑うことに対してか]
(373) 2010/02/24(Wed) 22時半頃
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[ラルフが居眠りしている所を見かけたなら、 きっと毛布を掛けたりしていただろう]
あ。ラルフさん。少しは眠れましたか? ……寝癖、ついてますよ。
[声>>374が掛かれば振り返り、 くすりと笑いながら背伸びして彼の髪へ手を伸ばす]
いえ。新しいものは特に何も。
ただ、―――……。
[言葉を濁しながら悲しげな顔をして、 名前リストのドナルドの部分を目で示した]
ヤニクさんが、やったそうなんですが。 僕、昨日は全然、気づいてなくて…。
(379) 2010/02/24(Wed) 23時頃
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[ふいに耳に届いた、離れた場所のラルフの声>>392。 「今日可能性が高いのは」と。 一体何の話をしているのか、直ぐに予想はついて]
……………。
[目を見開くと、微かに彼の方へ視線が流れた。 声はかけない。かけることは、出来ない。けれど…]
(394) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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[ベネットとの話は終わっただろうか。 結社員とドナルドの遣り取りのおおよそを伺っていた少年は、 メモに目を通す彼>>390の傍へと歩み寄る。
朝は姿を見るだけでも、怖くて震えてしまったけれど。 投票した以上責任を持たないのは、ずるいと思うから]
…ドナルドさん。そのメモ、僕にも見せて、くれませんか?
[僅かに震える声で問いかけて、そっと見上げた]
(410) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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[背丈に合わせて、下げられるメモの位置。 そんなちょっとした心遣いも、昔のドナルドのままに思えた。 「ありがとうございます」と頭を下げて、メモを見つめる。
先ず目に付いたのは、ヤニクへの票の多さ。 それから、次に目に留まったのは―――]
――――…っ!!
[自分の、名前。 勿論この場にいる以上、覚悟していなかったわけではない。 ただその現実を突きつけられると背筋がぞくりとして、 傍にいる相手にはっきり分るほどに肩を震わせただろう。
更に続いた彼の言葉で、 少年の肩はもう一度跳ねることになる]
(428) 2010/02/25(Thu) 00時半頃
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へっ………?
[そして、茫然としたように声を零して、 一度相手をゆらりと見上げて]
っ……。
[泣きたくない。泣いてはいけないのに、目に涙が溜まる。 せめて零さないように上を向けば、 自然と相手を見上げる形に]
何故、ですか…?
[漸く呟けた声は、それだけ]
(429) 2010/02/25(Thu) 00時半頃
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[理由を聞けば、言葉を失った。 「信じられない」と語る大きく見開かれた瞳。 ぱちりと瞬けば今度こそ涙が流れたが、気づかない]
……………。
………………それだけ、で?
[子供だから。その理由に、反射的に零れた掠れた声。 その裏に更に理由が隠れていることなど、知らず。 確かに彼の凄惨な経験は聞いた。 酷く辛い思いをしたのだろうとも感じた。けれど]
そうですか。
[返す言葉は、ただ悲しげで]
僕はドナルドさんは、ヤニクさんに投票すると宣言したと、 ピッパさんから聞いていましたので。 驚きました。
(448) 2010/02/25(Thu) 01時頃
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[ドナルド>>459が感情を堪えていることも、知らない。 だから、彼の揺らぎのない言葉は、酷く遠くに感じられた]
僕は。
[誰の名を書いたのかを問われる。 涙の筋を頬に残したまま、真っ直ぐに彼を見上げた]
…………僕は、ドナルドさんに投票しました。
[震えた声。けれどはっきりと、告げた]
(465) 2010/02/25(Thu) 01時頃
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―広間・回想―
[ベネットにドナルドのことを尋ねた。 きっと、彼に嫌な思いをさせてしまうと思った。 けれどベネットがくれたのは、穏やかで温かい言葉だった]
…ドナルドさんが不器用なのは、何となく、分ります。
[だから少年の緊張も、少しだけ和らいで。 彼の苦笑>>450に、頼りない笑みをやっとのことで返す。 ドナルドの話を聞いてくれ、というベネット。 差し出して、触れてくれた手>>451は、 彼の言葉と同様にとても温かかった]
また、遊べる………。混ざって、良いんです?
[その提案>>452には、僅かに身を乗り出すように。 メアリーの方が、との言を聞けば、 今度こそ楽しそうにくすりと笑いが零れた]
(483) 2010/02/25(Thu) 01時半頃
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[彼の思案>>453は当たっていて、 きっと本を読んでいられる心境ではない。 だけど、その心遣いと、約束が、嬉しかった。 だからドアの前に置いておくとの言葉に顔をあげて、 「ありがとうございます」と礼を述べる。
謝罪に首を振る彼へ最後に一度、 話をしてくれたことへの感謝を込めて頭を下げて、 ドナルドの元へ向かうのだった]
―回想・おしまい―
(486) 2010/02/25(Thu) 01時半頃
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…………う。
[まるで自分が投票したことを、 受け入れるかのようなドナルドの言葉。 むしろ此方を気遣うかのような笑みを見れば、 少年の表情は困ったように歪む]
な、なんで、そんな風に…。
[――――分らない。彼が何を考えているのか、分からない。 ベネットは、ドナルドは一生懸命考えていると言った。 しかしその結論が、昨日の投票なのだとしたら…。
ぐるぐると思考が錯綜し、よろめくように一歩後ずさった。 そのとき、ローズマリーが集会所に姿を現す]
(496) 2010/02/25(Thu) 02時頃
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………投票用紙?
[その場に踏みとどまり、手渡されたそれを目で追う。 そしておずおずと近づいて、自分も同じように内容を確認した]
っ………。
[やがて髪を掻き毟り、思い悩むような様子を見せるドナルド。 緩く息を吐くと、向ける視線は心配そうなものになる]
ドナルド、さん。
大丈夫ですか…?
(497) 2010/02/25(Thu) 02時頃
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……………。
[苦しげにも見えるドナルド>>499は、 「大丈夫だ」と言って立去る。 その場に取り残されるような格好となった少年は、 立ち尽くしたまま、ただ彼の背を見送ることしか出来ない]
……やっぱり。 分らない。
[ぎゅうと胸を押さえる。あぁ、どうすれば。 広間を彷徨う不安げな視線は、誰の姿を探していたのか。 目に留まったのは、コルクボードに何かを貼って さっと立去っていく鳥飼いの青年>>495
何だろうかと気になり、コルクボードに歩み寄れば。 その内容に、絶句することとなる]
(509) 2010/02/25(Thu) 02時頃
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フィリップ、さん……?
[青年が去っていった方へと顔を向ける。 分らない。彼もまた、一体、何を考えているのか]
…………っ。
[ぎゅうと一度握り締めて、投票用紙に書き記す名前。 それは、―――……。
何度も握り締めた所為か少し皺のよってしまったその紙片を、 投票箱に落とす。少年の表情は、暗い]
(512) 2010/02/25(Thu) 02時頃
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[隣から響く震えた声。 振り返れば、そこには車椅子に乗った――]
……キャサリン、さん?
[泣いていた。
そしていつもは自分と同じような位置にあった 彼女の視線は、次第に高く。 頼りなくよろめきながらも、高く]
っっ!!
[目を見開くと同時に、駆け寄った。 僅かな力でも、彼女を少しでも支えようと。 その手がメモに、届くように]
(519) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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[フィリップが人狼では無いというキャサリンの言葉。 静かに、けれどはっきりと、頷いた]
……僕も、そう思います。
だから。
[一度息を呑み、小さく告げる。既に投票用紙は、箱の中。 ――――書いた名前は、Donald・Rockenfield]
(521) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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[それは、呪詛のようにも感じられるほどに、 深い深い思いの篭った声>>524だった。 周囲が気遣って手伝いの手を止めたことに気づかぬまま、 必死に彼女を支えつつ、メモのほうを見上げて―――]
………ひゃっ!?
[届いたかと思った次の瞬間、崩れ落ちるキャサリン。 彼女を支えていた少年も、同様に床へと倒れる。 せめて彼女の下敷きになろうとしたが、叶ったかどうか]
(526) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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[しっかりとキャサリンを抱え起こすベネットに感謝しつつ、 彼女の震えは直ぐ傍にいる少年に真っ直ぐ伝わってくる]
僕は、大丈夫、です。
……あは。 こういうとき、本当に、早く大きくなりたいですね。
[キャサリン>>528へ元気付けるように、 冗談めかして大丈夫だと告げる。 右足が少しだけずきりと痛んだけど、きっと大丈夫。 彼女の痛みに比べれば、まだ―――]
(534) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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つっ……。
はい、僕は、平気です。怪我、してないですよ。
[心配をかけぬよう、 ベネット>>531へ頼りなく笑ってみせる。 床に手を付きながら、何とか自分で立ち上がり]
ええ、大丈夫です。 マーゴさんも、ベネットさんも、ありがとうございます。
[マーゴからも礼>>533を言われれば、 「いえ」と苦笑交じりに首を振る。 それは結局、彼女を倒れさせてしまったからか]
(540) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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[咳き込む姿に不安げにキャサリンを見つめるが、 すぐに収まった様子にほっと胸をなでおろし]
………あ。その、…。
[隠していた筈の痛みは、あっさり見抜かれたようで。 あわあわと焦りつつも、桜色の錠剤を受け取った]
はい。ありがとうございます。 キャサリンさんが、…大きな怪我してなくて、良かったです。
[無事で、と言いかけて言葉を止める。 彼女の心は、未だに苦しそうにも見えたから。 濡らしたタオルを受け取って、 本当に大丈夫かとキャサリンに問うた後、そっと右足に当てる。 メアリーを見上げながら、 「ありがとうございます」と薄く笑った]
(553) 2010/02/25(Thu) 03時半頃
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ありがとうございます。…大丈夫です。
[ベネットとメアリーに心配をかけているのが申し訳なく、 けれど、少しだけ嬉しくもあり]
それに、皆さんに混じって遊ぶなら、 ……これくらいの怪我、へっちゃらにならないと。
[ふふ、と肩を揺らして笑う。 冷やしておかなければ腫れるという言葉に、素直に頷いて。 やがてある程度の処置が終われば、ゆっくりと立ち上がり]
僕、痛み止めのお薬呑んできますね。 本当に、ありがとうございました。
[兄妹へ、深々と頭を下げる]
(557) 2010/02/25(Thu) 03時半頃
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[フィリップの姿を見つければ、悲しそうに彼を見つめて。 他の周囲の者にも頭を下げると水を汲みに向かう。
キッチンでコップに水を満たし、桜色の錠剤を口へ。 薬を飲み終えれば、次第に足の痛みは引いていくか。 ―――けれどそれより前に、ふらりふらりと歩き始める。
ずっと耳に焼きつくように残って、離れない言葉。 消せない、不安。 >>392『今日可能性が高いのは』というラルフの台詞。
もはや今の状況では、 いつ、誰がいなくなっても可笑しくない。 自分だって明日居るとは限らない。それでも。それ、でも]
(558) 2010/02/25(Thu) 03時半頃
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……ラルフさん。 ラルフ、さん。
[既に青年の姿は広間に無い。 不安げに名を呟きつつ、廊下を彷徨う。
彼の部屋の前までやってくれば、既に電気は消えていて。 眠りに付いた彼には、声は届かなかったかもしれないけれど。 扉にぺたりと掌を置いて、祈るように、縋るように]
約束。
いなくならないで、くださいね…。
[そのまま長い間、其処に立ち尽くしていた**]
(562) 2010/02/25(Thu) 03時半頃
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