人狼議事


47 Gambit on board

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視点:


……そうですね。
早く決着を付けなければ、本当に大変な事になってしまう。

真の目的は……面と向かって話さなければ、わかりませんね。
ハッセ、――……師団長と、

[その名を出す時には、言い澱んだ。信頼していた同僚を挙げるからという理由も、当然あったが、それだけではなく――先程証言した時と同じに、得体の知れない引っ掛かりを覚えたからだった。男自身が今その理由を導き出す事は出来なかったが]

……そして、多分にいるだろう共犯者が……
一体何を考えているのか。

やんちゃなジャーヴィス師団長。
……にこやかなハミルトン師団長のようですね。

[要するに想像が難しい、奇異な光景だと。
 首を緩く横に振り]

いえ、そのような……
殿下のお手を煩わすわけにはいきませんよ。
今は不足はありませんから、大丈夫です。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


ええ。全く、そのようには見えませんでした。
改めて、話をしなければいけませんね。……

[喉元を押さえ、一瞬だけ複雑な表情を浮かべたが、首を横に振って思考を頭の隅に押しやった]

城を? それは、確かにやんちゃですね。
わかりました、秘密にしておきます。
……殿下達が幼かった頃というと、随分懐かしく感じますよ。

[瞬きつつも、やはり頷いて答えてから。ふと、思い出すように言った。男は丁度、皇子達が生まれた頃に士官学校に入った。晴れて軍人になってからも、第1師団についていたサイモンなどと比べれば、皇子達と接する機会は少なかったが]

そういうわけでは……
……殿下がそう仰るのなら……

[拗ねてみせる皇子を見ると、控え目に応じ]


そうですね。
……本当に、健やかに大きくなられて何よりです。

[目を細めて笑み、感慨深げに言う。赤子がすっかり大人になる、二十年余りという歳月。長いようにも短いようにも感じられた]

ロールケーキ、ですか。
では、それをお願いします。
楽しみにさせて頂きますね。

[微笑んだまま、そう答え]

――帰り道、お気を付けて。

[丁重に礼をして、近衛兵と共に去っていくランドルフを見送った。その後は、体を寝台の上にて倒し、天井を見上げていた。色々な事を、思い浮かぶままに*考えながら*]


メモを貼った。


メモを貼った。


保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/26(Sat) 12時頃


メモを貼った。


【人】 保安技師 ナユタ

―回想 会議室―

[きょとんとした顔>>3:317を見はしない。
意外そうな声と謝罪だけが耳に届く。]

 僕が軍法以上のことまでやるとでも?
 貴方は…――!

[言葉を続けようとしたところでノックの音が響く。
それはベネット>>3:283が会議を欠席するとの連絡。]

(34) 2011/03/26(Sat) 18時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 ……

 ……―――。

[情報公開を求める再度の要求>>3:321

次の襲撃が起こる前に確認を取るつもりであった。
しかし、何らかの問題が起こっているとしたら今日中に接触を持つのは困難かもしれない。
話すべきだろうか。

迷いながらの沈黙は拒絶と取られたらしい。
もういい、と話は打ち切られ、ズリエルの首が冷たかったとは結局口にすることはなく。]

(35) 2011/03/26(Sat) 18時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 僕が居たらやりずらいでしょう。

[議場に姿のなかったディーンが現れ、サイラスが拘束を容認したことを告げる。
拘束の為、意外なことにキリシマが席を立つのにそう言って、ついて行きはしない。]

 複数犯……。
 やっぱり、あれは……。

[話すべきだろうかと同じ迷いに表情は沈むが、口は開かず。
それは意固地になった子供のようでもあった。]

(36) 2011/03/26(Sat) 18時半頃

保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/26(Sat) 18時半頃


【人】 保安技師 ナユタ

[俯いた顔を上げると退室の挨拶もそこそこに会議室を飛び出す。
殆ど駆けるように廊下を進み、先程第5師団の兵に追いつく。]

 グレイシア師団長に伝言を。
 『バーナー師団長の件で、第13師団長ナユタ・M・エンライが話…相談がある』と。
 
[兵に伝言を頼むと踵を返し、宛もなく歩き出した。*]

(43) 2011/03/26(Sat) 19時半頃

保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/26(Sat) 20時頃


【人】 保安技師 ナユタ

―廊下―

[踵を返して、後を追って来ていた姿>>52に気がついた。]

 …―――。

 ブランフェルシー師団長。
 何の用で……さっきの事ですか?

[一度立ち止まり、ゆっくりと傍まで歩み寄る。]

(53) 2011/03/26(Sat) 21時頃

保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/26(Sat) 21時頃


保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/26(Sat) 21時頃


メモを貼った。


【人】 保安技師 ナユタ

 たぶん、今は会えないんじゃないかな。

[第5師団長には。
そう思ったからこそ、伝言を頼んだのだ。]

 …―――。

 "話した"のは一人だけだから。
 これ、第9師団製なんです。

[たぶんキリシマが書いたものであろう盾と六角形の紋章をまじまじと見つめて。
こん、と頭の横に浮かぶ制御装置を軽く指先でつついて見せた。]

(60) 2011/03/26(Sat) 21時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 "話す"とは少し違う感覚ですけど…。
 ……意思の疎通はなんとなく。

[頭に直接、信号が送り込まれてくる感覚の説明は諦めた。
紋章を破り捨てたという話には少しだけ首を傾ける。]

 ボクもあの人の事は分からない。
 敵ではない。
 でも味方でもないらしい。

 この事態にもあまり興味はないみたいだし。

[だから紋章を破り捨てる意味も分からないと首を振る。]

(70) 2011/03/26(Sat) 22時頃

ナユタは、テッドに、ボクも一応第5師団の駐屯所まで見に行く、とついていくつもり。

2011/03/26(Sat) 22時頃


【人】 保安技師 ナユタ

 そう、興味ないって。
 ボクはそう聞いてる。

[テオドール>>79に答えながら歩き出し。
第5師団駐屯所へと向かう。]

(87) 2011/03/26(Sat) 22時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

―第5師団駐屯所―

 やっぱり居ませんね。
 それでは、ボクは部屋に帰ります。

[一応確認しに着たに過ぎないので落胆はなかった。
テオドールと別れを告げ、歩き出し掛け人の気配に足を止める。
振り返ると、そこにはゲイルとイワノフ>>66。]

 …―――。

[嗅ぎ慣れた臭い。血塗れの二人。
顔色の悪さで、誰が襲撃されたか分かる。

ちょうどテオドールに隠れる位置。
向こうからはすぐに気づかないのだろう。
無言でその場に立ち尽くす。]

(91) 2011/03/26(Sat) 22時半頃

保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/26(Sat) 22時半頃


[連れて来られたのはとある一室。
此処まで連れてきた兵は、縛っていた縄を解いた後に
部屋の鍵を確り閉めて去って行った。]

…さて。

[周囲を見渡すと、少々手狭な個室が幾つか集まった大部屋…といった所か。
しかし幾ら監禁とは言え縄を解かれたのには、逆に訝しく思ったものだが
成る程、部屋を良く見ると結界の応用とは直ぐに理解出来る。
此処では己の能力も殆ど使えないらしい。…元より使う心算は無いが。]

――暫くは此処で待機、って事かな。

[この大部屋の中ならば、自由にしても良いと言うことか。
そう判断して色々見て回ってみると、一通りは揃っている。
立場を鑑みてか、私生活に支障無い程度は保障されている様だった。]


…痛っつ…、

[ぴりと奔る痛み。手首に残る縄の後に指を添える。
嗚呼、随分と赤く残ってしまった…と眉を寄せた。
正直言うならば、多少の加減ぐらいはしてくれても、と思わなくはないが]

――まぁ、言える立場じゃ無いか。

[自分のしでかした事の重要さは理解している心算だ。
…其れを後悔している訳ではないけれども。

餞別だと、去り際にディーンから寄越された手袋は上着のポケットの中だ。
連れて来られる前に身体検査は勿論の事受けたのだが、
特に問題無いとして所持をそのまま許可されていた。

其れは有難いと、思う。
預かりモノを、失くす訳には流石にいかない。]


【人】 保安技師 ナユタ

[掛けられた声>>94には無反応
瞬きもしない無表情。]


 …………―――。


[パチリ パチパチ。
静電気が弾ける。
制御装置が能力の暴走を抑える為、放電する時鳴る音。
それが鳴り続ける。

周囲の金属がガタガタと磁界の影響を受け動き始める。]

(99) 2011/03/26(Sat) 23時頃

――…、拘束部屋って事は
アークライト師団長殿もいらっしゃるのかな。

[個室自体は幾つか見て回って、何処も凡そ同じようなものだとは把握した。
が、流石に全部は見ていない故、見かけることは無かったが。
…平然と彼の拘束に賛同した身としては、些か顔を合わせ辛いが此れも自業自得だ。

ちなみに此処に来るまでは視界も塞がれていたので
一体この大部屋がどこに位置するかまでは把握してない。
万が一の脱走を防ぐためなのだろうとの想定は着いたが。

…勿論、まさか救護室の隣とは予想もしていなかった。]


メモを貼った。


メモを貼った。


― 救護室 ―

ええ、そのようです。
このまま増える事がなければ良いのですが……

[ゲイルが襲われたという事実は、男もやはり知らなかった。サイモンの反応に、其方を見やる。声色を作りベッドを寄せるランドルフの様子を見ては、やれやれ、というように小さく肩を竦めて笑い]

有難う御座います。
頂いても宜しいですか? ……
――美味しいです。

[確認してから、皿に載せられたロールケーキを一つ取り、口に運ぶ。ふ、と微笑して率直な感想を述べた。それから、拘束に関して尋ねられると]

はい、アークライト師団長が……


[思い出すように答える。彼が容疑者として拘束されたまでは知っていた。容疑者を入れるための部屋の場所は、大体はわかっていたが――此処の部屋だ、というような詳細までは知らなかった。
 その内部の見取りも。
 ――この救護室のすぐ隣に、それがあるという事も]

……詳しくは、尋ねてみなければわかりません。
申し訳ありません。

[それは丁度、サイラスが拘束室に連れて来られる頃の事だった。何か、というランドルフの呟きに頷く。少し前から、足音が、気配が感じられていた。壁の鉄格子を覗く様を見て、立ち上がり、其方へと歩み寄る。
 万が一鉄格子越しに何かあったら、という思考が過ぎって]


【人】 保安技師 ナユタ

 …………―――!

[腕を掴まれた。>>103
耳が漸く"音"を捉える。]

 ………らない………わか、らない……。

[感情を抑え、感じないようにしてきた。
"兵器"には必要のないものだったから。

なのに、何故話さなかった。
何故意固地になった。
その理解が、できない。]

(116) 2011/03/26(Sat) 23時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[蒼灰の目に、ゲイルの腕を飛んできたペンがかするのが映る。]

 ……っ!

[掴まれた腕を振り払う。
後退る動きにあわせ、釘や砂鉄を含んだ石が引き寄せられ、体に当たる。
めき、金属の柵が歪む。
鋼鉄の腕は風もないのに激しく棚引く。

両腕で体を抱いて距離を取ろうと――。]

(117) 2011/03/26(Sat) 23時半頃

[周囲へと視線を巡らせて――ふと、目についた鉄格子から
がしりと捕まれた手を見て取る。]

……っ、…!?
は、…?

[びくり、と。…不本意ながらマジビビりした。

いや、この部屋の位置を知らなければ、隣室が何かも知らないが――
…どんな部屋にせよ、鉄格子を握る手が伸ばされる事態普通じゃない。
どうなってる。]


【人】 保安技師 ナユタ

[バチン――
頭の横で一際大きく静電気が鳴る。
飛び交う、金属類動きが多少緩む。]

 違う…――。

 なんで、いつも……。
 ボクを、否定する…――。

 わからない。止められない。

[ゲイル>>120とテッド>>121に首を振る。
言葉は理解できている。
感情の理解が出来ない。]

(129) 2011/03/27(Sun) 00時頃

[ランドルフから少し離れたところに立ち、念のために、いつでも動き出せるようにと構えていた。誰かの声が聞こえたように思ったが、気のせいとも思える程度で、勿論誰だなどとはわからずに。戻ってきたランドルフの報告を聞き]

……

[沈黙の後]

……え?

[思わず、間の抜けた声が出た。あまりに予想外な内容だった。一瞬、冗談か何かかとすら思った]

シェルベリ師団長が?
其方の部屋にいたのですか?

[困惑を浮かべる。問い掛ける言葉は、低くも通る声を持った男の事、隣室にもはっきりと届いたかもしれず]


【人】 保安技師 ナユタ

 止めて、殺……――。

[肩を掴まれる。
テッド>>125に懇願しかけた時――。

>>127が響く。]

(133) 2011/03/27(Sun) 00時半頃

――、ランドルフ皇子殿 下…?

[覗いた顔に、翠が見開く。
…皇子が鉄格子向こうから覗くのは、流石に想定範囲外だ。
目が合ってもそのまま、そうして消えていくのを惚けて見つめたまま。

…いやいや、本当にココは何処だ。何故拘束室を覗いていらっしゃるのか。
そもそも皇子殿下は禊の儀を行っている筈では。
――ぐるぐると解答の無い思考を巡らせている内、]

…バーナー師団長?

[緩やかに、翠を瞬く。
すると、あの向こうは救護室と言うこと、だろうか。
――まぁ、そうなれば確かに皇子殿下がいらっしゃるのも合点が行…
いや、そうでもなかった。腑に落ちない部分が多すぎだ。]

……、ええー…。

[拘束室の隣が救護室って、どうなんだ。]


……、はぁ。
確かに、シェルベリですが。

――皇子、何故にその様な所に。

[よじ登ったのか。
窓越しから聞こえるサイラスか、との問いには
肯定――とまではいかない。家名を名乗るだけに留めた。]

そうですね。
…俺の認識が間違っていないなら、拘束されている筈、ですよ。

[救護室の隣ともなると、
…少々、自信が無くなってしまったが。]


【人】 保安技師 ナユタ

[ディーンの結界の効果により磁界が弱まる。
バチバチと制御装置がその力を発揮し、弱まった力を抑えていく。
ぼたぼたと金属が落ちていく中、へたり込む。]

 ……―――。

 人らしく……ってなに?
 わからない。

[ゲイル>>132へ頭を振る。]

(143) 2011/03/27(Sun) 00時半頃

いえ、殿下を疑いなどしませんが……

[そもそも今そのような嘘を吐いてもどうにもならない。故に本当なのだと思うしかなかった。それでも確認は、及び様子見はしておくべきだろうと、壁際に寄り、向こうを覗き込んで]

……シェルベリ師団長。……

[其処にある姿に、改めて瞬いた。ランドルフに頷く。当惑という意味では、此方もあちらも同じようだった。サイラスが隣室にいる理由は、恐らくランドルフが尋ねたそれ――拘束されたという事――なのだろうと推測出来た。本人の返答によって確信も出来た、が]

……まさか、すぐ隣にとは……
思いませんでした。

[鉄格子から少しく下がりつつ、素直な感想を零した]


【人】 保安技師 ナユタ

 ……肯定?
 この力を肯定してくれたのは軍だけだ。
 だから、なんだって、望むようにしたかったのに……。

[テッド>>138にも同じように首を振って、項垂れる。]

 ………。

 …………。

 ……すいませんでした。

[俯いたまま、ディーン>>140へ頭を下げる。
声は震えたまま、感情は治まっていないが、能力の暴走は止んでいる。]

(152) 2011/03/27(Sun) 00時半頃

…、嗚呼、バーナー師団長。――お加減は如何ですか。

[再び覗いた顔――今度は殿下ではなく、見覚えある顔に当惑しながらも頭を下げる。
立ち歩いているという事は、大事は無いのだろうが。
…少し遠くから聞こえた素直な感想には、同意せざるを得ない。

…これ以上危害を加える心算は無いが、流石にどうなのか。
――此処を出て物申す機会があれば、流石に申請しようと心に決めた。]


ナユタは、キリシマのドライバーが飛んできた気配に顔を上げる。

2011/03/27(Sun) 01時頃


――嗚呼、成る程。
褒め…、という事は、ロールケーキですか。
殿下自らの品とは、お二人ともお喜びになられたでしょう。

[嬉しげな声に、小さく笑いながら言葉を返す。
帝都配備の身としては、第1師団程ではないが
皇子達の私生活は多少存じ上げている。
無論、皇子自ら菓子作りを行うと言う事も、一応は。

禊の儀は如何したのだろうか、と思わなくもなかったが
…万一も何も、もし中断されているのなら原因は知れている。
むしろ自分が十二分に関わっているぐらいだ。
流石に聞くのは憚られて、其れを口に出しにはしなかった。]

――ハッセ師団長殿?
…嗚呼、こちらにはいらっしゃいませんよ。

[予想外の人物の名に、一度だけ瞬いて――
しかしすぐに己の能力の所為かと思い当たる。短く否定を返した。
…能力を解除すれば早いのだろうが、如何せん能力が封じられているこの場所で、解除すら有効なのかどうか。]


【人】 保安技師 ナユタ

[何処からか飛んできたドライバーが顔を上げた目の前で静止し、地面に落ちる。]

 イワノフ閣下……。

 ボクはワット閣下に望まれている事も分からなかった。
 願いを叶えようとする事しかできなかった。

[肩に置かれる大きな手。
泣きそうな、けれど涙は流さない蒼灰がイワノフ>>148を見つめる。]

(159) 2011/03/27(Sun) 01時頃

私は、大丈夫です。
ご心配有難う御座います。

[容態を尋ねるサイラスに返す。彼が犯人の内の一人であるなどとは――サイモンを襲い、己の記憶を改竄した人物であるとは――わからないままに。それ故に]

何故フェルベリ師団長が?
ハッセ師団長は今……?

[問い掛ける。隣室の不思議を仮に納得しておいた、その一方で新たに湧く当惑と疑問。ランドルフが彼に問うのを脇で聞き]


【人】 保安技師 ナユタ

 …―――。

[背後から聞こえる声>>149に振り返らない。
膝を突く音に、一瞬鋼鉄の腕が受け止め支えようとするかのように動く。]

 ………。
 首が、冷たかったんです。
 バーナー師団長の首がまるで、氷みたいに。

 でも、氷や水があったわけじゃなかったから。

[じゃら、と鋼鉄は力を失い地面に落ち。
振り返れないまま、話さなかった事を伝える。]

(166) 2011/03/27(Sun) 01時頃

逆を言えば、殿下の事はそれぐらいしか判りませんね。

[感心したような声に、苦笑が交じる。
無意識に窓の方――上部を見上げていた所為で首が疲れたか
手近にあった椅子を引っ張ってきて、座る。

無論、儀を行うよりも先に出ていたとは思ってもいなかった。
今ですら、師団長達は儀を妨げることなく…と齷齪しているというのに。]

ええ、バーナー師団長殿の伝言は来ていましたよ。
…まぁ、色々とありまして。その二択なら…後者ですね。

――…脅迫状“は”、俺では無いですよ。

[余りにもストレートな問いに、此方も包み隠す気が殺がれてしまった。
僅かに肩を竦めながら、さらりと複数人の存在を告げる。]

…、一つだけお伺いしても?
――ジャーヴィス師団長殿の、怪我の具合は如何ですか。


【人】 保安技師 ナユタ

 "人"じゃあ辛かったんだ……。

[ゲイルに手を貸そうとするテオドール>>154の言葉に、溜息と共に微かな消え入りそうな声を零す。]

 …誰のせいでもない。
 ボクが制御しきれないせいだ。

 ……まだ暫く。
 平静では、いられないかもしれない。
 これ以上、害は、与えられない。

[それこそ意固地になっているのだろうが、緩く首を振って。
イワノフ>>163からのこの場を離れるという提案に頷く。]

(175) 2011/03/27(Sun) 01時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 ドライバーは、此処に。

[目の前に飛んできたドライバー。
震える手にくっつけイアン>>161に差し出す。
まだ少し強い磁力は、取るとき少し苦労するかもしれない。]

(178) 2011/03/27(Sun) 01時半頃

いいえ、…大事が無いならば。
良かったです。

[返るズリエルの声に、ほ、と一つ安堵の吐息が落ちる。
手を出したとはいえ、後遺症を残す心算も
況してや――命を奪おうとまでは思っていない。

――前線から、つまりは戦闘からは離れる身の上、
慣れぬ身には、加減をする事が何より難しい。
だからこそ、サイモンの加減が気になってはいたのだが。]


保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/27(Sun) 01時半頃


貴方が……

[暗に己が犯人の一人だと認めたサイラスに、驚き、何か言葉を発せようとするように口を開いて]

……――そうですか。

[結局それだけを呟き、俯いた。ランドルフが重ねてサイラスに問い掛ける声を、ただ黙って聞く]


――そうですか。…ならば、良かったです。

[返るジャーヴィス師団長の容体に、短く言葉が漏れる。内心、安堵した。…尤も彼の記憶に残っていまい。例えば謝罪をした所で意味は通じないだろうし、…実際謝罪をするかは、また別の話だ。]

和平が成り立つ方が、…俺の“願い”には聊か不都合だったからです。
ただ一個人の、損得勘定の問題ですよ。…多分ね。

[そのまま、穏やかに平和を甘受する選択肢も――確かに存在していたけれども。
それは、このまま“サイラス”として生きていくことを寛容した上での話。
…、其れまでを、口に出したりすることはないが。
二つ目の問いに、翠を一度瞬いて――、眉を寄せた。]

…狙われたいんですか?

[もちろん、冗談のつもりだけれども。
第2師団長殿のつまらない冗談がうつったらしい、と内心苦笑した。]

俺の答えで良ければ。…『意味が無いから』と言うべきですかね。
師団間ないし、国の中心から揺らがせなければ意味がなかったんです。
それに――人殺しになる気は、ありませんよ。


【人】 保安技師 ナユタ

[普段よりもずっと強い引力を感じさせ、ドライバーは手から離れた。]

 ………。
 なにか…?

[蒼灰は鳶色>>181を見返すのは僅か。]

 ………。
 もう、動けます。
 ご迷惑おかけしました。

[パチリとまだ静電気を発しながら、よろよろと立ち上がり、イワノフへと向き直る。]

(190) 2011/03/27(Sun) 02時頃

【人】 保安技師 ナユタ

[はい、と頷いてイワノフ>>195について歩き出そうとした時。
上空を飛ぶひとつの影があった。]

 アンジェラ……!

[ピィ―――。
部屋の中に残してきた筈の鷹が一直線に舞い降りてくる。
持ち上げた腕に止まるその姿を見つめ。
マフラーに隠れた口元が小さく笑んだ。]

(199) 2011/03/27(Sun) 02時頃

【人】 保安技師 ナユタ

 ……楽だけを選ぶなら。
 師団長就任は辞退したよ。

[腕に鷹を止まらせ。
そちらを見ないままイアン>>196に言って。

多少覚束無い足取りでイワノフについて歩き出した。**]

(204) 2011/03/27(Sun) 02時頃

ナユタは、イワノフにワットに貰った雛から育てたと説明した。**

2011/03/27(Sun) 02時半頃


保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/27(Sun) 02時半頃


――知らずとも好い事です。

[…己の行いが、正しくない事など始めから自覚している。
つまり蓋も身もない言い方をすれば、罪人の思考だ。
それを知ることが、彼の身になるとは到底思えなかった。次いだ言葉に、薄く笑う。]

…殿下は、優し過ぎやしませんか。
其れが貴方の美点とは存じておりますし、悪い事とは申しませんが。
時には切り捨てる事も、…覚えられた方がよろしいかと。

[幾ら皇族――大概の力は持っているだろうといえ、
20になったばかりの青年が、人様の願いが叶えられるのか自問するなど。]

…一人等の、数の問題では無いでしょう。
――仮にも皇子ならば、御身の立場を自覚すべきです。
師団長の身が幾つあったところで、殿下の身に替えらる物では無いでしょうに。

[ジャーヴィス殿に怒られますよ、と半ば呆れ交じりに。
やはり甘いとは、思う。王位に添えるには。
――其れが民衆から求められているとあれば、…違わないかも知れないが。]


[「願い」、そう語られるサイラスの言葉も、静かに、神妙に聞いていた。ランドルフに促されると、少し困ったような表情をして]

私は……
恨み言などは……直接やられたわけでありませんし……

[まずそう言った。男は今回の犯人達の行動には一番に憤っていたし、その思いが消えたわけではなかったが、いざサイモンを襲った彼を前にして、激しい気は起こらなかった。起こされた行動は憎んだが、起こした者自体を憎んだわけではなかったのだ。怒りよりは、何か悲しみのような、寂しさのようなものが湧いていた]

……一個人、と言いましたが……
貴方達が抱く理由は、それぞれに違うものなのですか?
それとも、やはり同じものなのですか?

[サイラスに、ぽつりと問い]


メモを貼った。


……どうだろうな。元より、利害が一致しただけなんだ。
もしかしたら彼らは目指す先が一緒かも知れないし、全員違うのかも知れない。

[ぽつりと投げられた問いに、ゆるりと鉄格子の方を見やる。
顔は見えない。向ける先を床へと落とした。]

彼らが、何を求めているのか。
――俺は知らないんだ。

[答えられずに申し訳ない。と、小さく肩を竦めた。]


……そうですか。
わかりました。答えて下さって、有難う御座います。

[サイラスには常のように穏やかな調子でそう返して。思案げにしつつも、再びランドルフとのやり取りに耳を傾けた]


…相変わらず、お優しい事ですね。
国を束ねるには、其れがが枷になる事があると…
理解していてもですか。

[小さく添えられた言葉に、薄く笑う。其れを否定する事はしない。]

命に差は無くとも――その命の背負うものの意味は、異なります。

[其れが事実かはわからないが、少なくとも男はそう思っている。
死んだ兄の代わりに、弟――己の死亡届が出されて
成り変わる事をを指示した親は、早々に己達が作り上げた偽りを忘却して、
既に現状を真実として上書きしてしまった。
つまり彼らにとって、其れだけの意味だ。…本来の己の価値は。

耳に届く、何処か不満げな声に小さく苦笑した。]

…申し訳ありません、殿下。許される事ではないと、既に承知の上です。

[事が終わったら、償う心算はあるのだと言葉裏に含め。
何を思ったか―― 一つ、安堵の混じる吐息を落とした**]


メモを貼った。


……憎しみは、苦しみしか生みませんから。

[沈黙する中、ランドルフに視線を向けられた時には、そう呟いた。返事ながら、何処か独りごちるようでもあったか]

……、

[ランドルフが一旦会話をやめるのを見れば、寝台に歩み寄り、その端に腰を下ろした。時折鉄格子の方やランドルフの方に視線を向けつつ、尽きる事がない思考を巡らせる。
 様々な事について考える。サイラスの事を、他の犯人の事を、国の事を、皇子の事を、師団長達や、率いる団員達の事を――そして、昔の事を。ここ数日は、随分と昔の事を思い出す]

……歳を取った、という事かもしれませんね。

[呟きはごく微かな声で。
 祈りのように指を組み合わせた手を見下ろして*いた*]


メモを貼った。


【人】 保安技師 ナユタ

―PJ―

 ……。
 すいません、ボクが払います。

[普段は避けていている城下町、それも飲み屋。
俯き気味にキョロキョロと店内を見回していたが、貸し切りにとの事>>214にさらにしょんぼりとする。]

 霜降り……。
 はいっ、……アンジェラにはそれで、いいです。

[落ち着かない気分の所を肩を叩かれびくりとしながら。
お子様用の小さなプラスチックスプーンとフォークを、確認するようにつんと指先でつつく。]

(245) 2011/03/27(Sun) 19時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[ついて来はしたものの食欲はなく。
何を頼むか考え込んでいると、イワノフ>>233の頼んだコロッケが出てくる。]

 ………あ。

[懐かしい味。
形は少し――かなり違うが、生前のワットが作ってくれたものにそっくりな味だった。]

 此処が……。
 聞いた事、あります。
 帝都に行きつけの店があると……いつか、連れて行くと……。

[叶う事のなかった約束。
パチリとなる静電気に追憶から引き戻され、シチューをとやはり思い出にある料理を頼む。]

(246) 2011/03/27(Sun) 19時半頃

保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/27(Sun) 19時半頃


【人】 保安技師 ナユタ

 アルコール類は、飲みません。
 制御に問題が出かねないことは、できません。

 今は、こんな、状態ですし。

[イワノフ>>247に注いでもらったジューズにちびりと口をつけながらも、首を振る。
静電気は今だに治まらない。]

 ……少しだけ、疲れました。
 此処は、慣れない事が多いので。

[事態を分かっていないアンジェラが大喜びで投げられた生肉を啄ばむのに目を細めるが。]

(250) 2011/03/27(Sun) 20時頃

【人】 保安技師 ナユタ

 ………。
 ボクは処罰を、受けるべきです。
 冷静さを無くし、能力制御を失った。

 ボクが与えたのは、害の方が大きい。

[ゲイルの血で黒くなったイワノフの服。
その下に見える包帯。
近場の機器にも多くの被害を与えただろう。]

(251) 2011/03/27(Sun) 20時頃

【人】 保安技師 ナユタ

[静電気の事に触れられれば>>258、ぎゅっと手袋をしたままの手を握る。]

 子供の頃以来です……。
 こんなに、酷いのは。
 帝都に着てからは、ずっと気をつけていたんですが…。

[深呼吸をすれば、多少は治まったか。]

 ……。
 例え疲労から来たものでも暴走して、他の師団長を傷つけ、国の物を破壊したのは十分に、処罰に値します。

[シチューが来ても手をつけずに、目を見つめていると。
壊れた小型の通信機>>259が机に投げ出される。]

(267) 2011/03/27(Sun) 21時頃

【人】 保安技師 ナユタ

 …すいません。

 師団長としての在り方を覚えろ。
 ハミルトン師団長に言われましたが。
 まともに能力制御の管理も出来ないと、ダメですね……。

[小さくため息を零す。]

(268) 2011/03/27(Sun) 21時頃

【人】 保安技師 ナユタ

 通信、命令伝達に問題があるので、開発は考えられたみたいですけど、ボクの力はあまり共闘に向かないので、ボクが抑える方が早いという結論になって。

 アンジェラは、少しでも連絡がつきやすいようにと渡されました。

[隣の椅子の背凭れに止まる、鷹の翼を撫でる。]

 平静でさえいて、戦うだけなら。
 これだけでも十分だったんですが……。

[鷹の翼を撫でた手で、頭の横に浮かぶ一対の制御装置に触れる。]

(280) 2011/03/27(Sun) 21時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 ………――。

[休むか、という問いに長い沈黙。]

 ……。
 今のボクが危険だと、冷静な判断を出来ないと言うなら、拘束してください。

 でも、帝国に害なす。
 襲撃者の拘束を優先して欲しい。

[そう言って、イワノフ>>272がシチューを代わりに食べるのをじっと見つめる。]

(281) 2011/03/27(Sun) 21時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 辺境の地にいる間なら。
 此処に居るほど、気は遣わなくても抑え込めます。

 ……機械、ですか。
 機械では、師団長になれない…。

[その言葉に思うことがあるのか考え込み。]

 戦い以外、知らない。
 それしか、できない。
 でも、ワット閣下の願いは叶えたい、です。

[力無く、呟いて肩を落とす。]

(309) 2011/03/27(Sun) 22時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 拘束は、害になるものの排除でしょう。
 今のボクは、害になりかねない。
 襲撃者と大して変わりはしない。

 今の拘束場所なら、迷惑が掛かることも無いでしょうし。
 でも、ボクはそうするより、襲撃者をなんとかしたい。

 だから、ボクは"休まされる"より襲撃者拘束を優先したい。

[ぱりっと静電気はまだ散る。
それに、また疲れたような溜息を落とす。]

(312) 2011/03/27(Sun) 22時半頃

保安技師 ナユタは、メモを貼った。

2011/03/27(Sun) 22時半頃


メモを貼った。


【人】 保安技師 ナユタ

 ワット閣下は、平和を望んでいました。
 辺境の地で戦い続けることが全てではないと、何度も。

 ボクにはどうしても理解しきれて居なくて。
 この選帝でも、ワット閣下の願いを叶えるとそういう選択しか取れません。


 ……それでも、努力はしてみます。
 分かるように、なれるよう。

[顔を上げる。
表情はあまり変わらずとも、少しだけ雰囲気は穏やかななものとなる。]

(327) 2011/03/27(Sun) 23時頃

【人】 保安技師 ナユタ

 断定は、できません。
 バーナー師団長に冷気は感じました。
 でも、現場に氷や水は無かったので。

 なので、まず、グレイシア師団長と、話を……するつもりでした。

[なので最初は話さなかった。
しかし意固地になり、結果、第5師団で起こしたことを思い出して。
また能力が不安定になりそうになるのにぎゅっと手首を掴む。]

(329) 2011/03/27(Sun) 23時頃

【人】 保安技師 ナユタ

 ボクは冷気や熱に多少敏感なので。
 他の人にも同じように感じたかどうかは…――。

[実際、ゲイルに確認したときには体温はやや低い程度であった。
工作ではないか>>335と、言われやや目を丸くする。]

 …思い至りません、でした。
 すいません。

[僅かにまた動揺する。
放電量が増え、ぱちぱちとまた静電気が散る。]

(345) 2011/03/27(Sun) 23時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 …あの時、"敵"だと思ってしまった。
 "敵"には一切容赦する必要は無い。

[テオドールに訂正を求められ、イアンに懸念された考え。
その考えは一切揺らぎはしていないが]

 でも、間違えてしまいました。
 "敵"がはっきりしない此処のこの状況。

 ……やっぱり、ボクは危険すぎます。

[自分が帝国の害になる。
第5師団の駐屯所での暴走の一因ともなった想い。
かたかたと少し離れた位置にある金属が揺れる。]

(348) 2011/03/27(Sun) 23時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 冷静に考えれば、ボクに呼ばれてきた人だと分かった筈ですが。

 急に、現れたのに驚いて。
 不意打ちと判断してしまいました。

[敵認識は殆ど反射的なものだった。
普段、戦う時に味方は傍には居ないのも、過激な反応の理由であり。
過敏と言われるのにはひとつ頷いて。]

 そうですね。
 今は、普段できる制御もできていないらしい。

[心配そうに食事を終えた鷹が顔を覗き込んでくる。
その羽根に触れれば、金属が鳴るのは少しマシになったか。]

(364) 2011/03/28(Mon) 00時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 保安技師 ナユタ

 普段より、過剰反応しているらしく…――。

[不意に掛かった声と扉の開く音。
声は覚えのあるものだったので敵対反応はしないが驚いて。

ガタッ、店内の金属類が一際大きく揺れた。]

(385) 2011/03/28(Mon) 00時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

 ……すいません。

[ぴぃぴぃと急に騒ぎ出した鷹を撫でてやり。
深呼吸をして向けられる湖水を受ける。]

 ……グレイシア師団長。
 わざわざすいません。
 もう、他の師団長が聞いたでしょうが、襲われたバーナー師団長の首が冷たかった。
 誰かにそれを話す前に、貴方と話したかった。
 
 貴方がやったんですか?

[腹の内を探るなど、出来ないから率直に聞く。]

(400) 2011/03/28(Mon) 01時頃

【人】 保安技師 ナユタ

 ………はい。

[イワノフ>>394の言葉に、湖水から蒼灰を逸らし、静かに頷く。]

(401) 2011/03/28(Mon) 01時頃

ナユタは、ゲイルが無事との言葉にほっと安堵した。

2011/03/28(Mon) 01時頃


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