人狼議事


168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです

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視点:


[おれは買出しを終えて、帰宅する途中だった。
ビルとビルの隙間を通れば近道は出来るけれど]

通らなければ、どうということはない…ってか。

[そこを通り過ぎた後、何かが落ちて割れる音がした。
ついでに、ひまわりのはちみつを買い忘れていたことにも気付いて。]

…買いに行くか。

[買い物袋を抱えなおし、おれは再び歩き出す。
…莉乃ちゃん、店に来てないかな。]


メモを貼った。


[当初より少しだけ重い荷物を抱えながら、裏口経由で店に戻った。
早く着替えなければいけないのだけど、荷物を置きながらちらちらと店内を覗き見てしまう。]

…いないなあ。

[会いに行く、と言ってくれたのを覚えてる。
でも、仕事の日だったら今来ていなくても仕方ないか。
遊園地が閉まるのは、夕方頃の筈だから。]


メモを貼った。


[ゆらり
      ぐらり]


 ───…っ?

[一瞬の目眩。周囲の喧騒で我に返った。
笑顔で行き交う客たちは、必ず一度は上を見上げる。つられて上を見上げれば、形がほぼ完成している新しいアトラクション。
見かけだけなら立派だと思いながら、通り過ぎようとして──]

 ………あ、れ?

[嫌な予感。何故だろう、通ってはいけない気がした。
アトラクションの建物の白い壁。……白?
思い返される、白い部屋での出来事。流の顔と、手の温もり。

──帰って来たんだ。

そう思うが早いか、後ろに再び後ずさる。
瞬間、あのまま歩いていたら間違いなく直撃しただろう鉄柱が物凄い音を立てて上から落下した。]


 ……うっわあ。

[怪我人はいないようで。それでも、瞬く間に遊園地内は叫び声が木霊し始める。
騒ぎは外まで容易く響くだろう。一応誘導でもするべきか考えたが、今の自分はスタッフの印を付けていなかった。

ごめん任せた。みんな後はよろしく!
無責任な手品師は走って裏口まで走る。彼に会うために。]


…あ、そうそう兄貴。

[荷物を片付けて着替えに行く前、おれはくるりと振り返る。]

おれが着替えてる間にとびきりかわいい女の子が店に来るかもしれないんだけどさ。
…もしナンパしてたらうっかり兄貴を半殺しにするかも、おれ。

[こうやって釘を刺しておかないと、気が気じゃなかったりする。
ま、そろそろ着替えてこようか。試作品のケーキもとっとと完成させたいし。**]


[で、さっくりと着替えたおれなのだが。
どうにもこうにも落ち着かない。]

………そんなにうろうろするおれが珍しいのか、兄貴。

[いやま、珍しいか。
基本的にはキッチンからホールを覗き込んだりはしないしな、おれ。]


[そのまま裏口から走って出て、カフェへ急いで向かう。
今頃遊園地は混乱状態だろうが、怪我人もいないからいずれ治まるはず。あわよくば明日休みにならないかな。
そんな欲を抱えながらも、息を切らしてカフェにたどり着き。一度息を整えると、そっと扉を開けて中に入った。]

 ……あ、あの…。
 流くん……いませんか……っ?

[友人がイケメンと評していた男性に、そう尋ねてみる。
いきなり何だとか思われなかっただろうか。]


[流石に挙動不審過ぎたので、親父にどやされてからもそもそと仕込みを始めて数十分。
ドアベルが軽やかな音を立てた。]

…あ。

[待ち人来る。
おれは慌てて手を洗い、コックコート姿のままでホールへ飛び出した。]

いるいる!
ちょっと前に買出しから帰ってきたとこ!

[事情がよくわかってない兄貴をやんわり押しのけ、
おれは莉乃ちゃんに声を掛けた。]

閉園後にでも、押しかけようと思ってたんだけど。
やっぱり、そっちのが早いか。


[さて、この後どう挨拶すべきなんだろう。
…はじめまして、ではないし。さっきぶり、とか不審過ぎる。]

…えっと、何食べる?
季節限定メニューが色々あるけど。

[これが一番無難かな、たぶん。]


[内心でわたわたしていると、コックコートを着た彼が飛び出してくるのを見て安堵の息をひとつ。]

 良かった、いた……!

[買い出しから帰った後で本当に良かった。
帰って来てない時に訪れたら不安で仕方なかっただろうから。]

 …会いたかったから、早めに出てきたんだ。

[そう、小さな声で呟いた。大丈夫、半ば無理やりだけど許可は貰ったから。
どうせ今日はもう閉園時間はだいぶ早くなるのだし。]

 えっと、じゃあ……流くんのおすすめでお願い。

[問いかけには、微笑みながらそう答えた**]


メモを貼った。


あ、うん。
それじゃあ季節限定のスペシャル苺パフェを作ってくる!
生クリームの量はどうする?多いめにも出来るけど。

[そういえば体重制限大丈夫かな、という考えが脳裏をよぎったけれど。
た、たぶんパフェひとつなら大丈夫だと信じよう、そうしよう。]

…なんだよ兄貴、その不審そうな目は。
おれが女の子と話してちゃ悪いのか。

[軽く兄貴に肘鉄を食らわせてから、おれはキッチンへ戻った。
そうだ。おまけであたたかいはちみつミルクも出そう。
まだ少しだけ、春は遠いから。**]


メモを貼った。


【人】 薔薇∴十字 ススム

[影木と話してからどれだけの時間が過ぎただろうか。
自室の扉の外に―――共有スペースに、妙な静けさを感じて真墨は扉を開いた。
それは、事の顛末を見届けるには、やや遅い目撃だった。]

―――あ…!

[扉が。
青い扉が。>>2:264
もう、すぐ、閉じるころで。
かろうじて見えた後ろ姿から、扉を開いた二人を甲斐田と倉田だと理解する。
少しだけ、この白い空間が広くなった感覚を感じる。]

……行っちゃったの?

[共有スペースに居る誰かにそう問いかけてみるも、答えが返ってきたかは定かではない。**]

(9) 2014/03/20(Thu) 07時頃

薔薇∴十字 ススムは、メモを貼った。

2014/03/20(Thu) 07時頃


 あ、…んー。
 いいや、多めでお願い。

[そうだ、よくよく思い出せば再び体重制限がかかってしまったわけで。
少し悩んだけれど、これくらいなら大丈夫なはず。
それにさっきいつもの数倍くらい走ったのだから、プラマイゼロではないだろうか。]

(お兄さん、いるんだ)

[彼が戻って行ったのを見た後、案内された席に座ってそんなことを思う。
そして携帯の振動に少しびくっとした。
…あそこでは圏外だったから存在を忘れていた。受信フォルダを開けば、大学の友人から。]

『今テレビ見たら遊園地で鉄柱落下って速報やってたんだけど、莉乃大丈夫!?』

[もうニュースになってるのか、早いなあ。大々的に宣伝してたし安全性も謳ってたから、そりゃ食いつかれもするか。
大丈夫だよー、と返信を打ち。彼が来るのを待った**]


メモを貼った。


[スペシャル苺パフェを作りながら、思う。
これはカロリーひかえめでおいしいお菓子を開発しろという思し召しじゃないかと。
主にお菓子の神様からの。]

本腰入れて作ってみるかね、いい機会だし。

[出来上がったパフェとはちみつミルクをトレイに載せ、莉乃ちゃんの席まで運ぶ。
兄貴…那由多兄はと言えば、別の席でオムライスに名前を書くサービスの真っ最中だった。
いつどこで覚えたんだそのサービスは。]

お待たせ、莉乃ちゃん。生クリームと苺を多めにしてみたよ。
…他のお客さんには、内緒な。

[パフェとはちみつミルクを置いてから、こっそり耳打ち。**]


メモを貼った。


 わ、ありがとう。
 …ふふ、うん。内緒にする。

[目の前に置かれた美味しそうなパフェと、あの時を思い出すはちみつミルクに嬉しそうに微笑んだ。
耳打ちにはクスクス笑い声を零して頷き、携帯を鞄の奥にしまう。]

 あの人、お兄さんだったんだ?
 今まで何回かここに来たことあるけど、全然気付かなかった。

[友人はイケメンだ何だと騒いでいた気がする。
しかし自分は自由に食べられないお菓子の方が大事だったので、そもそも顔なんてあまり見なかった。
いただきますと手を合わせて、生クリームと苺をぱくりと口に含めばもう体重制限とかそんなものは頭から抜けて。]

 ん、美味しい……っ!

[ふわぁと頬を緩めて、やっぱり甘いものは全部偉大だと思うのだった**]


おれと兄貴はあまり似てないからなあ。
気付かなくても仕方ないさ。

[それはもうしょっちゅう似てない似てないと言われたもんだ。
今となっては懐かしいだけの思い出。]

ん、満足そうな顔してる。
作りがいがあるなあ、ほんと。

[もう暫く食べているところを見つめていたいけれど、そろそろ仕込みに戻らなきゃな。
だから去り際に、ひとつだけお伺いを立てておこう。]

あのさ、予定がないならうちで夕食も食べてかない?
ビーフシチュー、うち結構多めに作るから。お腹いっぱい食べられるよ。

[体重制限のことを、うっかり忘れているおれなのだった。**]


 …兄弟って皆似るのかと思ってた。

[少し驚いたように呟いて、苺のアイスを食べ進める。
思い違いに気付けて良かった。友人らに言えばきっと笑われたに違いない。
満足そうと言われれば、一瞬きょとりと瞬いた後顔を赤くした。絶対頬緩んでた、何かもう恥ずかしい。]

 ……へ?
 えぇ、と……。…お邪魔しちゃっても、いいの?

[多分家族で食べるんだろうな。
そこに見知らぬ人間が混ざっていいものだろうか。そんな不安の色が混ざった目で彼を見つめる、
体重はこの際もう気にしないでおこう。
この前まで大分制限を頑張ってたから、多分大丈夫なはず。**]


【人】 薔薇∴十字 ススム

[青い扉が閉まるのを見送り、真墨はしばらく茫然とその扉を見守っていた。
美味しい料理を振舞っていた甲斐田の姿を思い出す。
手品を披露していた倉田の姿を思い出す。
二人は相思相愛になり、生き返りへの道を歩み始めた。
もっとも、最後の部分はカミサマの言うことが正しければ、だが。]

(『好きになれても信用出来ないなら…信用もされないなら。
  きっと俺は無理だね。辛いだけだ。』>>2:121)

[そう言っていた、影木のことを思い出す。
二人はどんな気持ちで、扉を開くまでに至ったのだろうか。
それは、真墨には味わったことのない感覚なのだろう。
そんな風に、彼は考えてしまう。]

[不意に、キッチンから顔を出した本田と目が合った。>>26]

(あ…!)

[聞かなきゃ、と。
あの時の疑問を。>>2:181]

(35) 2014/03/20(Thu) 22時頃

いいのいいの。
食事は大勢で食べた方がうまいし、それに。

いずれ、家族になるんだしさ。

[口に出してから、思わず赤面した。
何かっとんだ返答してんだおれ。]

じゃ、また後で。

[照れ隠しにひらひらと手を振りながら、おれはキッチンへ引っ込んだ。]


【人】 薔薇∴十字 ススム

…あの。

[言葉は慎重に選ぶ。
真墨は、自分の言葉が如何に他人に歪んで捉えられやすいかを知っている。]

……好きな人、できた?

[それは、ともすれば真墨が本田のことを想っていたように聞こえたかもしれない。
だが、その言葉に、何の意味があるのか。]

……ボクはね、どうやらダメみたいだから。

[恋心に染まる資格などないようだ、と。
生き返ることなどできそうにもない、と。
言外に、そう意味を含めて。]

好きな人がいるなら―――多分、君は生き返れると思うよ。
きっと、素敵な相手と…素晴らしい恋をするんだろう。
その時には、どんな気持ちになれたか…ボクに教えてほしい。
どうしたら、そんな風になれるのか、知りたかったから。

(39) 2014/03/20(Thu) 22時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

[ここへ来る前は、まともな恋すらできないと絶望して。
届かぬ月へと手を伸ばすだけだった。
それすらも、ここでは否定され。
『人らしく』ありたくて、その資格さえもないことに気付かされて。]

(こんなボクを、好きと言ってくれたあの子には―――)

[はた、と思い出す。
一つだけ、やり残したことがあるとするなら。]

お願いがある。
高校の、君と同じ学年だと思うんだ。
とある女子へ、伝言を頼みたい。

[ここで朽ち果てるなら、せめて真っ直ぐな好意に対して誠意で応えねばと。]

(42) 2014/03/20(Thu) 22時半頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

その子は…中学の時からあだ名が変わってなかったら、
多分『るり』ちゃんって呼ばれてると思う。

―――大切な人ができたら、帰る前に…教えてね。

[はたして、本田は承諾してくれただろうか。
拒否されようと、承諾されようと。
今の真墨にとっては、なんら変わらないのだろう。
彼にとって、気持ちに応えようとしたことこそが、一歩前進なのだから。
たとえ、本人が気付いてなかろうと。]

(43) 2014/03/20(Thu) 22時半頃

 ………――っ!?

[驚きと嬉しさで、声が出なかった。
ただ、顔はもっと真っ赤になって。いずれ家族になるというのは、つまり、そういうことだろうか。

盛大な爆弾を落として戻って行く彼を見送って、思わず机にうつ伏せになった。行儀が悪いのは分かっているが、今だけは許してほしい。]

 …うぅ……どんな顔してもっかい会えばいいのこれ…。

[やがて復活すると、少し溶けかけたアイスや美味しいままの苺を頬張り始めた。
考えても仕方ない。それより甘い物食べよう。
あ、そういえば食べ終わったらどこで待っていればいいんだろう。座っててもいい、のかな。]


メモを貼った。


[そういえば、食べ終わった後のこと言ってなかったなと気付いて。
もう一度だけ、ひょっこりと顔を出す。]

裏口から、家入ってて。
二階におれの部屋あるし、あと飼い猫もたまにうろついてる。

ねりきりと、すあまっての。白いのがねりきり、ぶちがすあま。
…すあまも和菓子の名前だとか知らなかったよ、おれ。
どっちも人に慣れてるから、ねこ嫌いじゃないなら遊んでて。

[一時期は看板猫にという案もあったけど、猫嫌いのお客さんへの配慮でぽしゃったりとか。
親父が無類の猫好きだとかは夕食時に話そうかな。]


メモを貼った。


【人】 薔薇∴十字 ススム

[と、そこへかかる野太い誘い声。
声の先を見ると、背中にいかにも作りものな羽根を生やした中年男性が背を向けて立っていた。>>34]

あ…リパブリック・函だ…じゃなくて、さいとうさん…

[喋った…!と驚く間もなく、リパブリック・さいとうの立つ位置の奥に早川の姿が見える。]

…本田さん、呼ばれてるよ。
行かない?

[本田はどう返事をしただろうか。
真墨一人だけとなれば、早川の部屋の中にチラリと見える白石のことを気遣って酒盛りには参加しなかっただろう。]

(46) 2014/03/20(Thu) 23時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

[早川の部屋には参加しただろうか。
リビングで本田と過ごしたにせよ、早川の部屋で歓談するにせよ、その会話は少しだけ真墨の心に何かを残し。]

[自室へと戻ろうとする真墨は、今にも泣き出しそうな田端とぶつかりそうになった。>>38]

[田端とぶつかっていたら、おそらく部屋の前で。田端が部屋の中に閉じこもってしまったなら、影木と話した時のように部屋の前で扉に向かって話しただろう。]

…何か、あったんですか?田ばさん…じゃない、田端さん。

[この少年どうやら人の名前を覚えることが苦手らしい。
それはともあれ、田端から返事はあっただろうか。
もしかしたら、嗚咽しか返すことができないくらい悲しみを抱えているのかもしれなかった。]

閉じこもってると…あまり、よくないですよ。
何か、ボクらにできることがあったら…遠慮なく言ってください。

[田端にその声は届くかは分からない。
もし田端に真墨と会話する余裕があれば、真墨は会話を続けるためにその場へ留まるだろう。
できることがなければ、真墨は無情にも自室へと戻るだけだった。**]

(49) 2014/03/20(Thu) 23時半頃

薔薇∴十字 ススムは、メモを貼った。

2014/03/20(Thu) 23時半頃


薔薇∴十字 ススムは、メモを貼った。

2014/03/20(Thu) 23時半頃


[ともあれ。
営業を終えてから、我が家に莉乃ちゃんをお招きしたのでした。

席はもちろん隣同士。
兄貴にひやかされたり、おふくろがご飯のおかわりよそったり。
親父とじいちゃんは、食事中ずじっと莉乃ちゃんを見てたりして。
ねりきりとすあまは、足元で魚食ってる。]

ごめんな莉乃ちゃん、いつもはまだもう少し静かなんだ。
なんか、おれがいきなり彼女連れてきたのがあまりにびっくりらしくて。

[今からお赤飯炊くと言い出したおふくろを、全力で止めたっけな。]

帰りは送るよ。
配達用の車だから見栄え悪いけど、さ。

[だからゆっくりしてって、と〆てから、おれは三杯目のビーフシチューに手を付けた。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[パフェを全部食べ終えた後、言われた通りに裏口へ向かってみるも。少し入るのに勇気が必要だった。
二階って言ってたけど、本当に入っちゃっていいんだろうかとか。流石に不審者になりそうだったので、勇気を出してお邪魔した時には数分経ってた気がする。]

(そういえば、明日はいつも通り開園するのかな)

[怪我人はいなかったから、多分やるのだろうか。
それなら、彼も見に来て欲しいななんて。カフェの仕事があるかもしれないし、言葉には出来なかったけれど。

ちなみに食事中はずっと緊張で固まっていた。
友達の家ならこんなに固まらないのに。後、流くんのお父さんとおじいさんらしき人の視線が痛いです。]

 う、ううん。気にしないで。
 賑やかなのは好き、だし。

[彼女と聞けば、うぅと顔を赤くした。嫌ではないし嬉しいけど、ものすごく照れる。]

 ありがとう。お願いするね。
 …車、運転できるんだ?

[よく食べるなぁと、食事をする姿を見つめながらふと思った**]


メモを貼った。


配達する時に便利だからさ、さっさと免許取ったんだ。
…親父もじいちゃんもじろじろ見すぎ。
莉乃ちゃんが困ってる…未だに信じられないとか言うなって。
ごめんな、莉乃ちゃん。なんかおれが彼女連れてきたのが信じられないらしくて。

[食事の手を止め、親父とじいちゃんに注意してはみたものの。
やっぱり改まる様子はないようで]

そういえばさ。
ショーを見るなら何時くらいに行けばいいかな?
配達って名目なら、仕事の合間塗って行けるしさ。
莉乃ちゃんが食べたいケーキとお茶、持っていこうかなって。
ショーが終わってからゆっくり食べてほしいし。

…うるさい兄貴冷やかすな。おふくろもきゃあきゃあ言わないでくれ段々恥ずかしくなる。

[しまった、この話題は食卓ではなく送っていく途中にすればよかったな。]


兄貴も、そろそろ婿入りするか嫁いでもらうか決めとけって。
婿入りしてもうちまで徒歩五分なんだからさ。いいじゃん婿入りしちゃえば。

[式は先月上げたものの、籍の問題で多少揉めている。
櫻子義姉さんの実家は老舗のパン屋さん『南風』。
朝が毎日死ぬほど早いから婿入りは避けたい、と兄貴は駄々をこねているとか。]

いい機会だから婿入りして生活習慣を改善してしまえ。
早寝早起きは人間の基本だぞ?

[おれはもちろん兄貴の味方になる気はない。
…ああ、食後の玄米茶はうまいなあ。]


[で、大変騒々しい食卓から離れて。
おれは莉乃ちゃんを助手席に乗せて配達用の軽トラックを走らせていた。]

思ったよりも騒がれちゃったな。疲れなかった?

[食事中、彼女が目に見えて緊張していたのを思い出す。]

…さっきは言わなかったけどさ。
近いうちに時間取って、旅行行けたらいいな。

露天風呂付きの温泉とか。

[白い部屋での出来事を思い出す。
桜が咲いてる露天風呂、どっかにないかな?]

莉乃ちゃんは、何処か行きたいとこある?

[再会してすぐに旅行の計画立てるのは気が早いかな。
まあ、いいか。**]


 へぇ……凄いね。
 私も取ろうと思ったんだけど、怖いから止めてって友達に言われちゃった。

[ごめん、と謝られたなら微笑んで首を横に振る。
気にしてないよというように。
実際気にしていないし、ただちょっと緊張しているだけで。傍目に見ればちょっとどころじゃないくらい固いのだが。]

 え、来てくれるの?
 ……ふふ、ありがとう。嬉しい。
 始まるのは14時だけど…大丈夫?

[14時とかおやつ時じゃないだろうか。
そう思って少し首を傾げて問いかけると、聞こえる冷やかしの声に顔が赤くなった。
途中のお兄さんについての話は黙って聞くだけ。
お兄さん結婚してるんだ。あの子ら知ってるのかな、とかちょっと思ったけど。]



 んー……少しだけ緊張で疲れちゃったかな。
 賑やかなのは好きだし、何だか懐かしかったから全然平気だったんだけど。

[孤児院にいた時の食事の騒々しさは忘れられない。耳が壊れるかと、最初は思った。]

 旅行、かぁ。うん、行きたいね。
 流くんとなら、どこでもいいよ? 一緒なら、きっと楽しいもん。

[露天風呂。あの白い部屋を思い出した。
あそこにいた皆のうち、新しく誰かは生き返ったのだろうか?**]


ま、そうだなあ。
たぶんおれも、莉乃ちゃんの友達か仕事場の人達に紹介される時はあれくらいかそれ以上に緊張しそう。

[おやつ時の配達とはいえ、別の配達とかち合わなければあまり問題はない。
かち合ったら、前後の予定をずらすかな。
ああ、見に行くの楽しみだなあ。]

ん、そうだなあ。
だったら牧場行ってみたい。
新鮮な食材仕入れたいし、おれ動物好きだし。

[牛や馬と戯れる莉乃ちゃんを見てみたい、という不純な動機も少しある。言わないけど。]

…みんな、今頃どうしてるかな。

[また会えたら、何かしらご馳走しようかとも考えているが。
…あ、おれ達のこと忘れてるかもしれないのか。**]


…あ。
旅行とはまた別口で、夜桜見に行きたい。
お互い夜の方が時間取りやすいと思うし。
あと、ライトアップされた桜って昼間の桜とは違う顔みたいで、好きなんだよな。

[何処かいいとこ知らない?なんて聞いてみたりして。]

そろそろ着くね、名残惜しいけど。

[本当はもう少しドライブしたいけど、おれも莉乃ちゃんも明日仕事があるから仕方ないか。**]


 じゃあ明日、スタッフさんにでも紹介しようか。
 …皆聞いてきそうな気がするし。

[最後の言葉は少し小さな声で。仕事が忙しくて恋をしている暇がないと愚痴っていた女性を思い出した。
食いついてきそうだなぁ…とちょっと遠い目。]

 牧場? ん、休み重なったら行こっか。
 羊とかいるかなあ。

[もふもふしたい、と瞳が少し輝く。
犬や猫も可愛いけれど、普段中々見れない動物だし。羊可愛いし。
彼の不純な動機には勿論気付かない。]

 ……どうしてるんだろうね。
 戻ってきた人がいたとしても、皆どこに住んでるのか分かんないからなあ…。

[そもそも忘れられている可能性もあるのか。
そうなら少し寂しい。]


 夜桜、綺麗だもんね。星空も見えたらいいんだけど……この都会じゃ無理かなあ。
 大きめの公園とかならたくさんあるかも。

[いいところ、と尋ねられて首を傾げながら。
大きい公園ってあったっけな。
…今度から仕事言い訳にしないで、ちゃんと調べたりしておこう。と胸に秘めて。]

 …お別れの時が一番寂しいよね。
 目が覚めたら全部夢だったとか、そうなりそうで怖いや。

[苦笑いを浮かべ、そんなことを呟いた**]


槇村くんや本田さんなら、まだうちのお客さんだから会える可能性はあるけど、ね。

[彼らが戻ってきていたら、覚えてなくてもひっそりとお祝いが出来そうだなと思う。]

羊いいな羊!
いたらもふろう。たくさんもふろう。

[さわり心地どんなんだろう、羊。]


…うん。
夢みたいに幸せだもんなあ、今。

[ここら辺かな?と聞いてから車を止める。]

夢じゃないって、確かめる方法があればいいのにな。

[そんなことを言いながら、おれは莉乃ちゃんの頭を撫でようと手を伸ばした。]


メモを貼った。


 お客さんなんだ?
 じゃあまた会えるかな。ふふ、楽しみ。

[覚えていなくとも、姿を見れるだけで安心出来るだろうし。
それに、誰と結ばれたのかを見たいという興味もあったりする。
羊いるところも探そう。そう思いながら、ここらへんかと聞かれれば頷いて]

 うん、死んだから幸せになれたっていうのもちょっと複雑だけど。……すごく幸せ。

[頭を撫でられるなら、されるがままに撫でられる。
あまりされたことがないので、少し頬を赤くしたかもしれない。]

 ほんとに。確かめる方法、あればいいのにね。
 …こうやって触れるのに、何で不安になっちゃうんだろ。

[そう言った後、彼の頬に触れようとそっと手を伸ばした。]


[そっか。向こうでは頭を撫でたこともなかったっけ。
頬が赤くなってて、なんだかかわいい。]

触れ方がまだ浅いから、とか。かなあ?
ほら、向こうでは手を繋いだのがほぼ唯一の接触だった気がするし。

[されるがままに頬を撫でられながら、今度は背中に手を回そうと。
嫌がられなかったら抱きしめたいなあ、とか。そんな。

あれ、でもご近所さんに見られたら莉乃ちゃんは困るのかな…?

と考えてしまって、強引に抱きしめたりは出来ないおれなのだった。**]


メモを貼った。


 ……そういえば、扉を出る時以外で触れたことってあんまりなかったね。

[なるほど、と彼の言葉に納得したように。
どこか緊張したような仕草で彼の頬に触れる。温もりが指先に伝わって、ようやく少し安心出来た。]

 …ね。お願い、言ってもいい?

[首を傾げ、小さな声で問いかける。
自分からこんなことを言うのは、とっても恥ずかしいのだけれど。]


 ……抱きしめて、ほしいなって…。


[だめ?というように、じっと見つめた。]


あ、いいの?
じゃあ、お言葉に甘えて。

[彼女の願いを聞き。小さく頷いてから、おれは莉乃ちゃんを抱きしめた。
あ、やっぱり小さくてかわいい。]

…あったかい。
もう少しだけ、こうしてていいかな。

[体温が伝わるように、少しだけ抱きしめる力を強くした。**]


[もしも夢だったなら。
こんなリアルなぬくもりはないはず、だと思う。

このあたたかさは、向こうで借りっぱなしだったブランケットの比ではない。]

寒くない?大丈夫?

[あわよくば、額にキスしてみたいかな…なんて。
あれおかしいな、素面なのになんだかハイだ。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


[そろそろ風邪を引かせてしまうかな。
そう思ったので、おれは抱き締めていた腕をほどいて莉乃ちゃんの頭を撫でた。]

続きはまたの機会にしようか。
…おやすみ、莉乃ちゃん。

[彼女が家に入るのを見届けてから、車に乗り込んだ。
明日が待ち遠しくて仕方ない。早く明日にならないかな。]


[車を走らせながら、思う。
そろそろ桜餅と草餅の季節かな、と。]

…影木さんの場合、裏メニューを知っているか聞いたら覚えてるかどうかわかるよな。うん。

[田端さんは…どうかな。
店に来た時にアップルパイを勧めてみようか。
そんなことを考えながら、夜の町をひた走る。**]


メモを貼った。


薔薇∴十字 ススムは、メモを貼った。

2014/03/22(Sat) 23時頃


【人】 薔薇∴十字 ススム

―現在・真墨の自室―

[ノックの音を耳が広い、真墨は部屋の扉を開く。
そこには、先程とは構図が逆で、田端が部屋の外に立っていた。>>235]

…いますよ。

[影木と何を話したのか。>>172
影木が部屋へ入ると同時に真墨はその場を離れたので、彼は聞いていない。だが、物事が好転したのであろうということだけは田端の顔色から想像がついた。]

格好悪くなんか、ないです。
喜怒哀楽があるのは、人間として―――当たり前ですから。

[それは、あらゆる感動の欠落した己を言い表す言葉の裏返し。]

(244) 2014/03/22(Sat) 23時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

ボクには無理なことを、田端さんはできるから。
田端さんは人を好きになることができる人だから、生き返って貰いたい。
あそこで声をかけたのは、それだけの理由ですよ。

[『より多くの人を生き返らせる』。これが『善い』行いだというなら。
これもまた、真墨のいびつな『人らしさ』へのアプローチだった。
だが、そんな真墨の言葉を田端は否定する。『真墨は優しい』と。>>236]

―――優しい?

[小さく、戸惑う。
そんなことを言われたのは、初めてだ。
しかし、それを問う前に田端との会話は終了していて。]

……こんな部屋を心に持つ存在が、優しいわけないでしょうに…

[その言葉は、椅子と布団しかない張り子の部屋に弱々しく消えた。]

(245) 2014/03/22(Sat) 23時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

―回想・本田とリビング―

[ガタン!と音を上げて、本田がリビングのテーブルを蹴飛ばしながら立ちあがろうとする。>>56
その反応と、綺麗にメイクされた目を見開いて真墨を見るその表情から、るりと本田が知り合いだったのだと察した。
それも、ただの知り合いではなく。
とても、親しかったのだと。]

『…先輩、死ぬ前に、るりに、会ったんですか?』

…それは…

[呼びなれたように出てくるあだ名での呼び方に、推測は間違っていなかったと確信した。
その質問に答えようとした矢先に―――そこへかかる野太い誘い声。>>46]

(246) 2014/03/22(Sat) 23時頃

薔薇∴十字 ススムは、メモを貼った。

2014/03/22(Sat) 23時半頃


【人】 薔薇∴十字 ススム

―回想・早川の部屋―

[勢いよく飛び込む本田の後ろから小さく真墨も入室した。>>64
部屋には酒の匂いが充満していて、>>62
真墨にはその匂いを嗅いだ時点で意識がふわついて仕方がない。
アルコールを勧められれば、謹んで辞退し、]

…ウーロン茶。

[リパブリック・函館、もといさいとう天使に居酒屋店員よろしく注文をつける。
その姿の情けなさたるや、大学で強引にテニスサークルの新歓コンパに誘われた垢抜けない新入生に近かった。]

(…うわ、すご。)

「隣でペースを上げて缶チューハイを呑む年下の女子に胸中で感嘆の声を上げるも、自分がそんな風に飲めるわけはないのだった。>>70]

(247) 2014/03/22(Sat) 23時半頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

―回想続き・早川の部屋―

お酒は…飲めないっす…

[酒の席について経験を問われれば、弱々しく、白石へと返事を返す。>>248
ほろ酔い気分に出来上がって上機嫌の本田がぺらぺら隣で会話をしていた気がするが、真墨はくらくらする脳内を制御するのに必死だった。
部屋の空気が水色とピンク色に見えて仕方がない。
ふぅ、と吐く息が熱を帯びている。
クラリと目眩すら感じさせる自意識をなんとか繋ぎとめると、早川が用足しのために席を立つようだった。>>81]

えっと…ボクも…

[ろれつの回らない舌をなんとか動かして、早川の後に続いて真墨も部屋を抜ける。
そうして外の空気を吸えば、身体に染みたアルコールの空気が抜けていく気がして。
加水分解、と脳内が意味不明な文字を吐きだす。
早川が水を用意しているのも気付かず、真墨も早川と入れ替わりにリビングからダイニングへ。>>99]

(249) 2014/03/22(Sat) 23時半頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

―回想続き・ダイニング―

[がちゃん、とリビングの方からグラスの割れる音がしたような気がしたが、シンクに手をついてアルコールの催す目眩にじっと耐える真墨はリビングへと向かう気力はなかった。
しばらくたってリビングへと戻れば、そこには割れたグラスなど欠片もなく。]

…気のせい、だったのか?

[もう、酒臭い部屋に戻る気にはなれず。
手持ち無沙汰の右手が、おもむろにリビングのテレビを操作する。]

『―――家族から捜索願の出されていた18歳・男子高校生の捜索が、引き続き行われています。目撃証言の「川に大きなものが落ちる音を聞いた」という情報から、××川周辺の捜索が中心に行われており―――』

[テレビの情報を聞きながら、真墨はそれが無駄であることを知っていた。
薄ぼんやりとした死の記憶をたどれば、増水した川の流れで真墨の身体はどこまでもどこまでも漂っていた。
今更川底をさらったところで、出てくるのは精々所持品の携帯電話か財布くらいだろう。
テレビに夢中になっていた真墨には、本田が洗面所へと向かうのすら気付けなかっただろう。]

(250) 2014/03/22(Sat) 23時半頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

―回想・リビング、本田と―

[背後で洗面所から意を決した誰かが飛び出してくれば、流石に鈍感な真墨でもその音に反応する。>>188
テレビをリモコンでオフにして、リビングに居るもう一人の人物を見る。]

…本田、さん。
その、大丈夫?かなりペース早く空けて―――

[間をもたせるような口任せの話題をすっとばして、本田はずい、と歩み寄る。
パーソナルスペースなどクソ喰らえ、とばかりに。
それは、真墨の苦手な距離感で。]

(251) 2014/03/23(Sun) 00時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

『先輩が、何考えてんだかわかんないけど、あたしは伝言なんか受け付けない。
自分で答えを返して。
人に託すなんてのは、ずるいよ。』>>188

[それは、きっぱりとした拒絶の意思表示。
真墨には、その姿がまぶしくて、目をそらさずにはいられない。]

死んだ人は、誰かに想いを託すものだよ。
…でも、そうか。
それは…困ったな。

[まったく困っていないような口ぶりで、本田へと言葉を返す。
本田との会話が終われば、そのまま自室へと向かうだろう。]

(252) 2014/03/23(Sun) 00時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

―現在・真墨の自室―

[部屋に一人。田端が居なくなり、扉も閉じて。
田端と話した言葉を思い出す。
影木の時と同じく扉越しの会話だったけど、そこには決定的に違う何かがあった。
その何かの正体は、真墨にはまだ掴めないまま。

会話を、ゆっくりと思い出す。]

(254) 2014/03/23(Sun) 00時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

―回想・田端の部屋の前―

『それじゃさ、そのままちょっとだけ、話聞いてもらっても良いかな。』>>118

[飽きたらどっかいっちゃってもいいから、と付け加える田端の声を聞く。
無論最後の一言は本心ではないと分かった。
だから、真墨も扉を背もたれに床に座り込み、]

―――どうぞ。吐き出す先があるほうが、いいでしょう。

[適切な答えが返せるかは、真墨も自信はない。
ポツリポツリと、まるで自分の心を整理するように流れてくる田端の言葉を、真墨は背中と扉越しに聞く。]

『…戻るつもりないって言ってる人がいてね。』(>>147)

[それは―――影木のことだろうか。
真墨自身は戻る『つもり』のあるなし以前に、戻『れない』側だったので候補の外だった。
自分以外に、戻ることを諦めた人物は、真墨には影木しか思いつかなかった。>>2:104]

(256) 2014/03/23(Sun) 00時頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

『その人が居ないもしもの世界を想像したら、いやだなって思っちゃったの。』>>149

[会話の中で不意に紡がれたその一言が、真墨の心に深く突き刺さる。
何故か、それだけが気にかかってしまう。]

『進村くん、知ってる?』

[続く言葉に、ハッと意識を取り戻し。
問いかけられたということを、真墨は数拍遅れで認識した。]

え、そ、そうですね。
多分カミサマさんの言う「天国」とボクらの持つ「天国」のイメージが、若干違うんじゃないでしょうか。

[ここから消えるということこそが、一般的な言葉でいうところの「天国」…後戻りのできない成仏の状態になるのではないか。
出目獅子がここを「天国」と言ったのは、真墨たちラブゲームの参加者が命を落としたから、そんな人たちの集まる場所として「死後の世界」という概念を端的に説明するために「天国」という言葉を用いたのではないか。
「地獄」でも構わないだろうが、悪い行いをして命を落としたのでなければ、納得できない人もいるだろう。語感として、「天国」の方が受け入れやすいだろう。

そんなことを真墨は考えたものの、説明が長くなるのでかいつまんで説明するにとどめた。]

(260) 2014/03/23(Sun) 00時半頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

[田端の話は続く。
心情の吐露は、心の中から湧き出る悲しみが抑えきれないものであることは明白で。
そんなにも、他者への感情を募らせることができるものが―――]

『勝手な思い込みをとっぱらってみたらさ。
その人のこと、あたしきっと、好きなんだ。

うん…好き、なんだ。あたし。』>>153

[恋なのか、と。
手の届きそうな、届かなそうな。そんな砂を噛むような感覚を、真墨は味わうことになる。]

『側にいたらきっと、傷つくのに、傷つけけちゃうのに。側に居たいって思う。
…ワガママだよね、こんなの。』>>154

[その言葉は、いつか誰かから聞いたそれと似ていて。]

(262) 2014/03/23(Sun) 00時半頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

貴女が本当に好きなら、いいんじゃないでしょうか。

  (『――君が望むなら、いいんじゃない?』>>1:604)

誰かを傷付けずに生きてる人間なんて、どこにもいませんよ。

(『誰かを傷付けずに生きてる人間なんて、どこにもいないのよ。』)

[そんな、人生の先輩の受け売りを、返すことしかできなくて。]

(264) 2014/03/23(Sun) 00時半頃

【人】 薔薇∴十字 ススム

[そうして、訪れる沈黙を埋めずに部屋の前で座り込んでいれば。
唐突に、部屋の前に男性が訪れる。>>172
アルコールの匂いを漂わせてはいたものの、その目は何かを決意した目で。]

…それじゃ、ボクはここで…

[もう、自分はここにいる必要はない、と。
真墨は、引き際良く自室へと退散する。]

―回想・了―

(266) 2014/03/23(Sun) 00時半頃

薔薇∴十字 ススムは、メモを貼った。

2014/03/23(Sun) 00時半頃


【人】 薔薇∴十字 ススム

―現在・自室―

[田端の言葉が、耳に残る。]

(『その人が居ないもしもの世界を想像したら―――

―――いやだなって思っちゃったの。』>>149)

……そんなこと、考えたことも…

[なかった。
この空間にいる全ての人物も、とても好意的に思っていた。
でも、所詮は他人。居ても居なくても、真墨の世界に影響はない。]

こんな考え方、『ダメ』なんだよな…

[『生き返る』意志もなく、『恋をする』ことも叶わず。
この白い部屋で消えてなくなることを、真墨はすでに覚悟していた。]

(270) 2014/03/23(Sun) 01時頃

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