人狼議事


194 花籠遊里

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視点:


【人】 座敷守 亀吉

[「さっきから酷い」>>282と口にした彼を、次は変わり者だと喩えれば返ってきたのは肯定>>288

何処か掴み所なく見える様はヒラリヒラリと花畑を揺蕩う夢見鳥のようで。

鈴の音と共に現れた金糸雀の囀りには、虚を突かれたように瞬き一つを。]

……少し、貴方のことを侮っていたようです。

[やがて薄っすらとではあるが、翳りのある笑みを浮かべて見せただろう。]

(3) 2014/09/14(Sun) 15時半頃

【人】 座敷守 亀吉

…貴方の指先が棘で赤く染まってしまうのは本意ではないのです。

…だって、茨に絡まれ羽根が剥がれてしまうかもしれないしれないじゃないですか。

……でも、貴方には筆より花を愛でる方がお似合いでいらっしゃるようにも思えてしまう。

[ああ言えばこういう。
言葉の応酬に伏せられていた瞳はゆっくりと色を滲ませ、唇から紡ぐは陳腐な台詞。

くすくすくす。蝋に灯る瞳は少しばかり欲深い煌きを。口元を袖口で隠しながらそっと眉尻を下げる。]

…失望するかどうかお決めするのは貴方ではありませんよ。
などと言っては過ぎた言葉でしょうか…?

……ええ、きっと。大切なことなのでしょう。だから貴方はお見えになられたのでしょうか。
──識る為に。

[いけしゃあしゃあと。下げた足は何処へやら。つま先差し出し、殊勝な面構えを向ければ指先に伝わる柔らかさ。

それが目の前に佇む御人のものだと気付けば、頬に少し血が上ってしまう…、なんてことはなく。ただただ口元に三日月を浮かべたまま享受して。]

(4) 2014/09/14(Sun) 15時半頃

【人】 座敷守 亀吉

──貴方が亀吉と。
喉を鳴らしお呼び下さるのなら。
貴方に口付けを落としましょう。

[曖昧に笑みを浮かべる唇を見つめながら、仄かに温かみの残る指先を己の口許にあてたのならば。

そっと唇を寄せて口付けを。
宴の始まりを示す針が重なったのなら、重厚な重みは閉ざされて。>>0:#8>>#1
白粉の香り残しつつ、陰へと身を翻そうとしただろう。

向かうは広間。己のような変わり種を欲しがる蝶など口吻で啜られなければ分からぬ故。

もし腕を引かれたのなら、立ち止まりはしただろうが。*]

(5) 2014/09/14(Sun) 15時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/14(Sun) 15時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/14(Sun) 16時半頃


【人】 座敷守 亀吉

[詫びを口にしつつ、もし相手の気分でも損ねてしまったのならば、それこそ朧の鉄槌を喰らわねばならぬと、僅か強張る肩。

自身の為を思って彼が突ついていてくれているのは分かってはいても、身体に叩き込まれた痕は残るもので。どうしたものか。

そんな心配は杞憂へと変わってしまったのだが>>12]

……茨の先が甘い蜜だとは限らないのですよ?
蜜を啜ろうとすれば蔦を掻き分けた先が枯れ葉であることもあるというのに。……貪欲な方。

[感傷的な言葉選びには浮いた台詞を掻い摘み。言葉尻は吐息だけでそっと相手の名を紡いでみただろう。]

(22) 2014/09/14(Sun) 20時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[漂う芳香をゆるりと包んだのは彼の言葉>>13
数分前、彼に対して苦手意識を持っていたことがバレてしまったのか。
相手の言葉にそう感じてしまうのは些か度の過ぎた被害妄想やも知れぬけれど。]

……そう仰られてしまえば何も返せなくなります。

…ですが、自分でないものになんてなる必要があるのでしょうか。
私には分かりません。

[指に唇落とされながら、疑問をひとつ口に滑らせるのは無意識。
微か幼さ残す顔で首傾げつつ、瞳だけは色を滲ませ、指が解かれてしまうまでの間眺めていただろう。]

(23) 2014/09/14(Sun) 20時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[「また後で」の言葉には曖昧な笑みを。
宴の夜の口約束など軽いものだと思っていた為に。

歩き出す足を止める気配は無い。
一礼しつつ彼に背を向ければ歩を進め。
相手が胸を高鳴らせていたことも露知らず。
薄明かりに照らされた灯りの元、淡藤は出会った黒揚羽と花見鳥を脳裏にチラつかせながら一息吐きつつ。

触れた黒い革手袋の感触と、筆胼胝が出来た指先。
どちらも今宵訪れたばかりだというのに、すっかり馴染んでいるようにも思えて。]

………。

[窓辺から射し込む月を眺めては、唇の下を指先で触れては少し早足で広間へと。]*

(24) 2014/09/14(Sun) 20時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─広間─

[書斎からそう離れていない位置に存在する広間へと向かう。
些か早足になっていることに気付けば少し間隔を抑えつつ、つま先を広間の入り口に忍び込ませる。
その先に櫻の人はいらっしゃっただろうか。>>278

香ばしい茶っぱの匂いが漂う中そのお姿を確認することがで来たのなら、紙面を捲る音が止んでしまっていたことに気付いて]

──…櫻子さん?

[綴られた英文字は残念ながら読むことが出来なかったものの、月灯りの下で翳りを帯びる横顔を視界に入れれば、薄っすらと何かあったのだろうと予測する。

そっと隣に腰掛けつつ、首を傾げて名を口に。
さすれば彼は淡藤に気付いて下さったか。]

(25) 2014/09/14(Sun) 20時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/14(Sun) 20時半頃


【人】 座敷守 亀吉

[広間で過ごすひと時はいつも穏やかで。

外来語を学ぶのはそんなに得意でなくとも、こうして続けていられるのは気配りの行き届いた櫻子の手腕であろう。

少なくともこの男はそのように感じており。
腰を下ろしつつ>>175、僅か開けた窓から吹き込む夜風を頬をあてながら過ごしていた頃だったか。

今日も一輪、二輪と花が籠の中へと集められていく気配を感じたのは時計の針の所為。

今夜宴にて選ばれた花籠の中に櫻の梢も選ばれたことを知ったなら、名残惜しそうにしつつも本を閉じ。]

…夜風で肌を冷やさぬように。
風邪を引いてしまうかもしれませんから。

[などと、何れ近い内にち去ってしまうであろう櫻の梢に笑み浮かべては送り出そうとしたか。]

(45) 2014/09/14(Sun) 22時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/14(Sun) 22時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/14(Sun) 22時半頃


【人】 座敷守 亀吉

[指名された花の成すことといえば、白い無地の召し物を纏うのが此処での決まり事であった。

白無垢で夜半を共にするなんて、ある意味皮肉のようにも思えたけれど、決まり事に逆らうことは良しとはしなかった。

というのも、逆らった末を知っている為に。他の花に比べれば経験など浅いものの、楼主が時折チラつかせる狂気めいたものは淡藤も瞳に映したことがあり。

煩わしいその決め事を今の今まで結局破ることは無かった。]

…また、櫻子さんのお時間の空いてる時に教えて下さると嬉しいです。

[これから彼が向かう先が何処であると知りつつも、太陽昇る平穏な空の元、話す言葉と同じことを口にして。

白磁に映えるであろう白無垢姿にうっとりしたように夢想した後、ひとり自室へと帰ろうと廊下に足を踏み入れようとして。
花や蝶以外の御人から伝えられた内容>>52に顔を曇らせつつ、早々と部屋に引き上げては真新しい着物を身に付けること数分。]

…余り物を拾うなんて、お優しい人…なのか。好きものなのか。

[ぶつぶつと呟きつつ、鉢の中の金魚を愛でた後にゆったりと地下牢へと向かっただろう。爪の色は白いまま。]

(55) 2014/09/14(Sun) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─地下牢─

[素足の中降りれば足の裏から伝わる冷ややかさに少し身震いする。

地下独特の乾燥した空気の中、今宵夜を共にする御人のいらっしゃる牢を過ごす最中。

既に何人かの気配を感じれば、つい視線をやってしまう。

ツ──…と辿った先、高く結えられた焦げ茶>>54と並ぶ艶やかな黒髪>>49が垣間見えれば顔を背けて。

早足で辿るは鱗粉の後>>52
やがて一つの布団が敷かれた部屋で見つけたその姿を確認すれば、]

……よろしくお願い致します。

[媚を売ろうとして失敗したぎこちない笑みを向けただろう。]

(57) 2014/09/14(Sun) 23時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/14(Sun) 23時半頃


【人】 座敷守 亀吉

[丸く象られたそこは中庭にて眺めた月とは異なり、浮かび上がる光は無く。双眸を眇めれつつ歩みよれば振り向くは月の人>>64]

……気の所為でしょう。生娘でもあるまいし。

[緊張を悟られたのなら唇から漏れるは、憎まれ口。
突いた言葉には自身すらも戸惑いながら手のひらを握り込む。

ふと視線を向けたその先に
嚥下し下がる喉仏と、狭い牢の中での距離を捉えたのなら。

ゆっくりと後退るものの引いた踵は、腰へと伸ばされた腕により意味のないものへとなった。]

(69) 2014/09/15(Mon) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

……その方がお好みですか?

[この蝶が自分のような変わり種を選んだ理由は分からない。暇潰しなのか物珍しさなのか。

どちらにせよ良いイメージが抱けず思わず身動ぎすれば、体躯を支える腕の力が弱まったような気がして。

無意識に俯いていた顔を上げる。
そこで耳にした言葉により遡るは少し前。金魚と戯れていたところに突如現れた端麗な人。

誘われるまま、連れられるまま後を追った黒い革手袋越しの手を思い出せば、口元を強張らせて。]

──ッ、…ん、…

[触れる薄い男の唇。
掠めるだけであるというのに赤らむ頬は暗がりにも悟られてしまったか。

どちらにせよらしくない己の変貌に瞳を揺らしつつ、強請るように掠めた唇を追ったならば。
蝶はどのような貌をされるだろうか。]

(70) 2014/09/15(Mon) 00時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 01時頃


【人】 座敷守 亀吉

─先ほどのこと、広間─

[口約束ひとつ交わした足で辿り着いた広間にて、艶やな黒髪を櫻色の髪飾りにて結わえた姿を見つければ隣にお邪魔したのだったか。>>80

異国の書に伏せられた睫毛からは憂いのようなものを感じて。
そっと囁くように名を紡げば向けられたのは花が綻ぶような笑みだったか。]

──…。

[ほんの僅かな一握りだけ。胸を寂寥感が突いたけれども、それ以上踏み込んだ真似をすることはなく。
ただ同じようにけれども拙く微笑み返して。空気を断ち切るように意趣返しを図ろうと。]

お会いしたかったので、会いに来ました。

[鈴の音を転がしながら浮かべられた微笑>>77を思い出し。
廊下での台詞を繰り返して。蝶との戯れに触れられたのなら、唇を緩めるに留めたのだった。]

(93) 2014/09/15(Mon) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

[席に腰掛けながら、彼が持ち寄ってくれた書物を手にしつつズラリと並んだ文章を眺めて。]

True love never grows old……?

[唇窄めて読み上げた文章。暫し困惑したように首を傾げて]

本当の愛は…、 永遠に育つ?

[己の語彙力と知識で導き出した答えは何処か痴愚に思えてしまい。
識ることの大切さを淡藤なりに見直す必要性を胸に刻ませつつ、俯いては。
短針と長針が重なり合うその時まで、外国語を眺めて思案していただろう。]

(94) 2014/09/15(Mon) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

[時は無情にも過ぎ行くもので。
穏やかな時間は突如として終わりを告げる。

伝えられたその内容は、傍にいた為か。淡藤の耳にも届き。
どの御人がこの人をご所望になられたのかを知ることに。

月光のように明るい髪を持った蝶。
僅かばかり共に時を過ごした中での印象は移ろい、理由なき安堵に胸を下ろしたというのに。]

…櫻子、さん。

[去り際、二つの瞳に映るそのお姿は。何処か哀調を帯びたように見えまして。

歩を進めなさる姿に、少しだけ視線を床に落としたのだった。]

(95) 2014/09/15(Mon) 03時頃

【人】 座敷守 亀吉

……お褒めに預かり光栄です。

[音を立てて上下する喉元を視界に入れたのなら少しばかり満足げな色を双眸に乗せたものの。口許に描かれた月が鈍く映ればもうすぐそばまで歩み寄る気配>>91

軽く触れ合うような口付けは戯れというのにも満たず。
後を追うように赤く濡れてゆく三日月を求めれば、唇にあたるは硬い革手袋。

赤い線が口にした命>>92にはまるで犬のようでは無いか。などと逡巡させたものの、一応八部咲きと言えども花は花。

からかうように下肢を這っては暴そうとする手の動きに、小さく息を漏らしつつ。]

──貴方が、望むのなら。…そのように。

やがては唇引き結び、促されるままに胡座をかいた男の膝>>92に腰を据えただろう。

そしてそのまま身を寄り添えたのなら、和らぐことのない瞳を見下ろしつつ。]

……次のご命令をどうぞ。

[顔を傾け寄せながら、唇には敢えて触れずに*主人の命を待った*]

(96) 2014/09/15(Mon) 03時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[初めて此処を訪れた。
月下の元、唇を掠める真似をなさったその御人>>99は、やはりまた唇を奪うこと無く目元に戯れを落とされる。

反射的に肩を揺らし、刹那目尻に力を入れて瞬きすれど、主人の命を聞き入れるために瞳を覗かせ。

脚から臀部へと布地越しとは言え、意図を持った動きに方唾飲みつつ。]

…ああ、確か初めていらっしゃるんでしたか。
なら、着物に触れるのは初めてなのでしょうか…?

[下された命にはゆぅるりと笑み零し、挑発めいたその言葉。

首筋挟み、ねっとり這わされた舌につま先が震えども、すぐ様衿元に指先やれば、形を崩してみせる。]

(105) 2014/09/15(Mon) 13時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[その指で腰紐を辿ると人差し指を引っ掛けて。
しゅるりと音を立て落ちる布になど一瞥暮れぬまま、薄い長襦袢を肌蹴た肩から覗かせる。]

…触れては下さらないのですか。

[崩れた着物は腰元のまま、肌着のみ身に纏った姿で拗ねるような口振りを。けれどすぐに弧を描いた唇で耳元辺りに顔を寄せたなら]

……お教えしましょうか?

[などと揶揄るように喉奥で笑っては、首を傾げてみせただろう。

指先の震えなど力を入れることで誤魔化そうとしつつ。
けれど爪先が薄桃から白く淡いものへと変わっていることに気付くのは、薄暗い牢の中ならきっと容易だろうけれど。]

(106) 2014/09/15(Mon) 13時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 14時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/15(Mon) 15時頃


【人】 座敷守 亀吉

[言葉を売れば戻って来たのは買い言葉>>125
少なくとも座敷遊びを初めてだと口にした相手に心の音が乱されるなど、らしくない。]

…ええ。まさか貴方のような淡麗な方と閨を共にするとは思わなかったので。

[一度は指摘された項に唇引き結びつつも。
けれども次には凪いだ瞳を取り繕い、ゆぅるひと弧を描いてみせる。

それでも外気に身体が晒されていけば、笑みは強張り。
裾を寄せる仕草と寸前見咎めた眇められた眼差し。

負けじと刺激される征服欲は、ただただ耳元に捻くれた言葉を送り込む。それが教えに反することなのかどうかは覚えていない。

一拍。その内に蝶が微かに惑う。
情の籠った視線を向けらたのなら、くすくす。笑み零して。]

…何を識りたいのですか?

[唇は耳元に置いたまま囁き。
一拍置いた後、隠された犬歯を歪んだ紺瑠璃を認めたならば、コクリと喉を鳴らしただろう。]

(132) 2014/09/15(Mon) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[月下の元で蝶の望んだ花如く。
命を受けたのならば、首を傾げて微笑み一つ浮かべるだけ。

それが正しい『花』としてのやり方なのだろうか。
ならばきっと此処は口端上げて首を垂れるべきなのだろう。

“仰せのままに”なんて大仰な言葉を紡ぎながら]

─…その手を使って慰めろと?

[小さな鉢から連れ出してくれた指先見下ろしつつ、溶けいるような声色で問いかける。>>127
導いてくれたその手を使い、教えろなどと。

僅かに瞳に宿るは寂寥感。
けれども相手は『蝶』であり、その人が望むのならばそうせねばならぬ。そう教わったのだから。]

…仰せのままに。

[小さく、微か揺れる聲で返事をすれば、黒に覆われた指先に口付ける。
そのまま控えめにその手を引いたのならば、首筋、鎖骨、胸元、臍へと時折息を零しながらも手を滑らせて。相手の様子をそっと朱を目元に乗せつつ窺った。]

(134) 2014/09/15(Mon) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

新たに告げられた命>>162には双眸を眇めただろう。苦さの残る瞳を唯々揺らめかしながら。

それでも諦念がこの身を渦巻けば、そっと蝶の望むままに花を芽吹かせる。甘い蜜を与えようと。

首筋に落とすは蝶の翅。硬く体温を感じさせない皮の感触は何処か無機質に思えた。

それでも夜風にあたる際に腕に触れ、顎を取った指先だと思えば何とも言い難い色で、主の望むまま線を辿らせただろう。

上気し熟れた頬を薄暗い室内で揶揄られたならば、キュッと唇を引き結ぶ。鼓膜を叩くその声に憎まれ口が顔を出そうと覗かせたけれど。
追撃>>163には口許を和らげて、にっこりと。]

……貴方の、ペティンガー様の指がこの身に触れると心地良くて。
…悦んでいるのです。

[誘うように焦らすように、首を傾げつつ睫毛に蔭を落として。布擦れの音を立てて態とらしく下肢に手のひらを押し付ける。]

(169) 2014/09/16(Tue) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

…濡れてしまいました。

[熟れた頬を隠すことなく囁けば。微か燻る熱に触れさせた手は力が込められたか。

結局言い出した癖に肌蹴けさせようとする指先には、鼻で軽く嘲笑して。それも熱を孕んだ奥底を慰められたのなら、少しばかり胸元に体重をかけて耳許で声を落とすだろう。]

…花を散らすのと、花に愛づられるのと。
……貴方は何方がお望みですか?

[悪戯に相手の胸先を弄りながら、ゆっくりと。]

(170) 2014/09/16(Tue) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[牢の中。月明かりもあまり届かないこの場所で響くは淫靡な宴。
薄暗い室内でぼんやりと輪郭を映していただけであったのに。

徐々に瞳は明瞭に蝶の姿を花房に止め、蠱惑な笑み>>183を唯々見つめるだけ。

その中に隠された意図など知り得もしない花は、銀月の睫毛を微かに下げているのみ。

胸の中に小さく芽吹こうとしていた蕾を摘まんでしまうまでは。]

[心の奥底に根を張った種は、色を滲ませて笑みを浮かべただろう。
劣情など隠すこともせずに。]

…分かっている癖に。
ああ、それとも生娘のように恥じらう方が、…お好みですか?

[僅かに息を乱すのは、擦れる音と同じ頃か。一つ零れる笑みを耳にしたならば、明確な意思を持った指が潜り込み。
熱を孕み微かに膨れた下肢に触れられれば、嘆息を。]

(192) 2014/09/16(Tue) 02時頃

【人】 座敷守 亀吉

[狂笑に嘲笑返せば、一度沈黙が訪れたように思えて。

様子を窺えば顔を出したのは月のように淡麗な微笑。
それが作り笑いであり、紡がれたそれが虚言であると薄っすらと感じれば。]

…なら、今宵は貴方のために。

私の腕を、…抱いてくれますか?

[音もなく姓ではなく、相手の名を紡いで。
甘い蜜の香り漂わせながら、綻んでみせただろう。]

(193) 2014/09/16(Tue) 02時頃

【人】 座敷守 亀吉

[身体を少しばかり預ければ、拒絶される気配は無かったようで。
より密に近寄ろうと指先伸ばしつつ身動ぎを。

胸先を苛めれば、心音が惑ったように思えて笑みを零し。
先までは大人しかった男の手が体躯を弄れば、浅ましくも滲んだ露を垂らしただろう。

紺瑠璃の双眸が向けられたのならば、見下ろして。
やんわりとしか主張していなかった胸先が芯を持てば、途切れる言葉。歯を食いしばり嬌声を耐えれば花は蝶を見下ろし]

…なら、…抱いて差し上げますのに。

[暗喩>>184に対して口惜しそうな顔をすれば、先程まで決して触れようとしなかった蝶の口吻を指先で辿れば、その端にそっと掠めるような口付けを落とし。]

…辛くは無いのですか?

[視線はやがて、未だ乱れぬ相手の衣服へと。
先を促すように情欲に満ちた双眸を向けただろう。]

(194) 2014/09/16(Tue) 02時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/16(Tue) 02時半頃


【人】 座敷守 亀吉

[宵闇が空を覆う頃。格子の中、生けられた花の蜜が蔓延する。
桜の梢や藤など様々な天露が今も滴っているのだと思えば、なんと甘美なものだろうと。

だというのにこの方は相も変わらず可笑しなことを仰られるから>>198 嘲笑を浮かべようとして失敗した花は、僅か赤らんだ頬を隠すように水面を泳がせたのだったか。]


──…んっ、…

[胸元に添えられた指と薄布一枚隔てた熱に戯れを施されれば、吐息。
眼下の元、名を呼ばれれば僅かに瞳を瞠目させて。微かに眉を下げる仕草を。

やがて蝶の口吻から漏れた文句>>199には、劣情を煽る愛撫も忘れ僅かばかり呆気に取られてしまったように口元緩めつつ]

…私なりに優しく抱いて差し上げますよ?

[口端掠める前に一言落とし。決して触れようとはせぬ癖に強請るように食まれた唇を追いかければ、下肢に加わる圧力に。]

ん、…ぅ

[どくり、と。喉仏が音を立て下がったことを唇落とした蝶は気付いたか。]

(203) 2014/09/16(Tue) 11時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[対して茶々>>200には“どちらでも”と愛想の無いことを。
居心地悪いと零した蝶が上服を脱ぎ捨てれば露わになる半身を。

ぐらりと揺れる視界の中。見下ろす形で触れることになる>>200

飽くこと無く男の逸物を擦り付ける手の先に、切々と募り行く快楽が太腿を震わせ。

逸らした視線は先程より近くなった丸窓へ。
そこに僅か欠けた月を視界にいれたような、錯覚を覚えれば。

──いつかの問いが蘇り、小さくそれは小さく囁いただろう。
蝶にも届かないような声で。そっと。]

(204) 2014/09/16(Tue) 11時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[浮かび上がった言の葉を断ち切るように、僅か淡藤を揺らしたのならば、喉を嚥下させ]

……それが貴方の望みなら。

[新たな命>>200を頂戴したなら、視線を蝶へと戻す。

唇には切なげな視線を落としつつも決して触れず。
言葉を発する喉仏に軽く歯を立てた後、真似るように首筋に唇寄せては痕を残し。

やがて先程微かに揺らいだような胸先を中指で押し潰しながら、頬紅を乗せた花は綻んだ。]

──月が欠ける前に、はやく。

[暗に焦らすなと告げれば相手の片手を取り窄まりへと誘っただろう。]

(205) 2014/09/16(Tue) 11時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/16(Tue) 12時頃


【人】 座敷守 亀吉

[向けられる紺瑠璃の双眸をじっと見下ろせば、銀糸に柔らかい感触>>210
見た目より緩やかに結われた髪は流れに沿うように形を変え、はらりと一房首にかかる。

劣情というよりはただ触れ合うような戯れに、瞬き一残して双眸を眇めただろう。命>>200を受ける以前までは。

言葉通りに唇で愛撫を施せば控えめに漏れ出る呻き声>>210]

…イヤですか?気持ち良さそうなのに。

[情を乗せた声色に苦い顔を浮かべる彼とは裏腹、気分良さそうに問いかけつつ、親指と人差し指で摘まんでは転がして。
意地の悪い笑みを浮かべただろう。]

(231) 2014/09/16(Tue) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

[けれども刻一刻と過ぎ行く時を案じて、急いたように誘い文句を投げかければ、くるりと弧を描く指先と唇。
背筋走る微かな痺れに口元を噛み締める力を加えながら、皮肉めいた笑みを。

されども柔らかな接吻けが落ちれば、花は震え。僅かな隙を埋めるような埋め込まれる指>>212にキツく眉を寄せる。]

──ッ、…はぁ…っ、

[真っ直ぐと結ばれた唇が形を崩し、つま先を丸めれば、圧迫感が抜けて行き。

依然として熱を帯びる下肢に手が触れ、過敏に反応する濡れた先端の蜜を掬われれば、傾く身体は相手の肩口へと顔を寄せ。

先程よりも抵抗無く受け入れながら、唇にギュッと力を入れて。]

(232) 2014/09/16(Tue) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

[間も無くして己の名を呼ばれれば哀願するように少し水気を含んだ眼差しで見つめ。
鼓膜を侵食する粘膜の音に唇を震わせる。

体内を埋め尽くす指は狭い奥底では微かな痛みと圧迫感。加えて違和感を訴えている。

けれども耳から、下肢から、絶え間無く響く淫靡な旋律に。]

……っ、はや、く…ッ

[耳まで血を伝わせたその顔で首筋に歯を立てれば、膝で下腹を躊躇なく押し当てて。

胸先を弄っていた手は唯々しがみつくように相手の胸元へと。
ただただ焦がれる。]

(233) 2014/09/16(Tue) 22時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/16(Tue) 22時頃


【人】 座敷守 亀吉

[口元から吐き出す息は熱を孕み、情を孕んだ嗚咽と共に空気へと溶けていく。
耳を掠める熱っぽい吐息が焦りを含んでいるなんて露ほどにも知らず。

反転する世界と柔らかな布団の弾力。瞬きも忘れて相手の顔を見やれば──カチャリ。
箍の外れる音が聞こえた。>>268]

まっ…ッ!

[腕を伸ばし誘い請うたのは己が自身。されど腸内を圧迫していた栓が抜ければ透明の糸が後を引いて。

やっと真っ直ぐにその貌を瞳に映す。
唾液を嚥下すれば下がる喉仏。
霰も無い痴態を晒す羞恥心が今更のように襲えば、はしたなく露垂らす箇所への責め苦が始まり>>269]

(273) 2014/09/17(Wed) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

ん、っ…、……ッ!

[咄嗟に伸ばした手で翅を掴もうと伸ばせども、背筋を通る汗は快楽の度に脚を濡らし。
唾液を顎まで伝わせながら、窄まりに沈む熱塊に、ただただ花は狂い咲く。その口吻に甘い蜜を与えるために。

明星の気配は近い。
気紛れな蝶は枯れた花より新たな蜜をまた探しに飛び交うだろう。]

……トレ、…っ、

[一つ囁くよう名を呼べば。
彼の背に脚を絡めるように力を入れながら、自身を引いてくれた手を取り、はにかんだ。*]

(275) 2014/09/17(Wed) 01時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 01時半頃


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