88 吸血鬼の城 殲滅篇
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
この世に神などいない。
あるのは世界を動かす冷徹な機構だけだ。
また、そうでなくてはならない!
[唇から洩れ出した低い笑いは、徐々に感情の制御を失った狂的な哄笑へと変わる。]
|
[修道士の示した否定の圧力に、奥に緋を宿した頑な琥珀が狭まる。]
抗うつもりなら、支度を整えられよ。
[ヘクターの下知もあった。 立ち上がる間は待つ、と騎士としての礼節から告げるつもりだったが、食いつかれた左手で動きを封じられたところに、影の束縛を離れた修道士の必死の一撃が迫っていた。]
(133) 2012/05/03(Thu) 22時頃
|
貴方の仲間……
修道士さまに聞かせたい台詞ね
彼なら如何こたえるのかしら
[学者然とした彼の言葉に
ゆうるりと口を開く]
エリアス…私の名前。
[呟けばそれはしっくりと馴染み。]
貴女が私の親…?
[問われてアヴァロン伯をじっと見つめ。
やがて頷いた。
彼女を見ていると安心する。
彼女に委ねれば間違いなんてない、何故かそう確信して。
嬉しそうに笑みを浮かべた。]
[エリアスの笑みと返事に安堵の吐息が零れる。
ほっとしたような嬉しそうな
そんな笑みを頷くエリアスに向けた]
好かった
私の名はクラリッサというの
よろしくね、エリアス
[現世へと呼び戻そうとする騎士が紡いだ名を
守りたいと思う存在に告げて
女はこれから歩むべき未来を模索する]
[レオナルドの言葉を聞けば、切なげに目を細め、深く息を吐く。
彼がそう思うのも無理は無い。
正義の為にと果敢に戦った挙げ句がこの有様なのだ。
ともすれば、自身も折れそうになる心を懸命に支えながら。
それでも何かに縋り付きたいと、じっと時折鏡に映る未だ懸命に戦う仲間の姿を見つめていた。**]
|
[漆黒のワイヤーと聖杖が触れ合って火花が散る。 その隙に跳び退ったが、右の太腿に焼きごてを押しつけられたような傷が残った。
片手を噛みつきで封じられたままであれば、逃げ切れなかったかもしれない。 だが、ムパムピスも呪文の詠唱のために離さざるを得なかったのだろう。 とはいえ、足をやられては動きが鈍る。]
…不覚。
[呟いた右手には、背から抜いたフランベルジュが握られていた。]
(146) 2012/05/03(Thu) 22時半頃
|
クラリッサ様。
[確かめるように呟き。]
よろしくお願いいたします。
[深々と頭を下げた。
クラリッサは親になるという。
なら、娘の自分は何をしたらいいのだろうか。
疑問は浮かぶが、きっとこれから分かってくるのだろう**]
[これから結ぶは親子のような関係。
けれどクラリッサが望むとすれば
他愛ない日常を語らえる友のような関係。
そうなるには先ず互いを知ってゆかねばならぬだろう。
自然とそうなれるよう時間を積み重ねたいと思う]
さま、は付けなくていいのに
[垂れるエリアスの頭に手を伸ばし、そと撫で遣る]
少しだけ、此処で待っていて
すぐに、あなたを迎えにゆくから――…
|
── !!
[聖光に打たれて倒れたドナルドを見るや、足を引きながらその前へと回り込んで護りの陣形をとる。]
(151) 2012/05/03(Thu) 23時頃
|
|
[修道士に回復呪文を使う時間は与えたくない。 だが、クラリッサに血を与えて吸血鬼になったドナルドを護るのも己に望まれたこと。
飛び道具をもたない身で両方は無理だった。 ならば、迷わない。]
(153) 2012/05/03(Thu) 23時頃
|
「全知全能の創造主」などという、幼稚で愚昧な暴君が世界を支配していると考える方が愚かでしょう?
この不完全な世界を創造し支配する存在がもしあるとするなら、それは不完全な造物主に過ぎない。
[眼鏡のレンズが蝋燭の光を反射したようにギラリと光る。]
それとも、被造物に苦痛に満ちた生と残酷な死を与え、悪のはびこる世を肯定する「神」が、実在したほうが良いとでも?
そんなものが存在するとしたら、それは「邪神」と呼ぶ方が相応しい!
[いつも笑んだような穏やかな表情を浮かべていた錬金術師は、今や悪霊と呼ぶほうが相応しい邪悪な知を湛え、高らかに叫んだ。]
|
[足を負傷している自分は敏捷性が劣る。 ならば、修道士の術をあえて受けて、その間にドナルドに決着をつけてもらうのがよい気がした。]
──行ってこい。
(160) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
|
[くつくつと嗤い声を上げながら、ゆらりと影のように振り向き、クラリッサを見遣る。]
人間ごっこ、ですか。
あなたはまだ自分が人間だという自己欺瞞を演じ続けるつもりなのですか?
無垢で純真で、弱くて無知のまま、自分からは何ひとつ引き受けようとしない。
可哀想な存在のまま、慈悲を垂れたつもりですか?
[にたりと口の端を三日月のように吊り上げた。]
魔性に「神」を論じるのも妙ね
苦痛に満ちた生と残酷な死……
貴方はその「神」とやらに絶望したの ?
それともこの世界に絶望したの ?
[レオナルドの高らかな叫びを聞けど
向ける声は相変わらず穏やかで静かな響き]
人間だとは思っていないわ
だって、私は既に二度も死んでいるのだから
[自らの弱さも知っている。
レオナルドの言う事にはずれでありあたりである]
慈悲――…
そう、貴方にはそんな風にみえるのね
私の為す事は慈悲でなく欲
私は自らの欲の為に動いている
|
[自分もジリ…と前に出る。
右手に持ったフランベルジュは、左肩に乗せるような不思議な構え。]
(163) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
|
[嘲笑を浮かべ、クラリッサに歩み寄る。]
よくもあのヘクターが、そんなに弱い存在を傍に置いておいたものですね。
それとも、弱いからこそあなたを愛でたのですか?
[呆れたような声でクラリッサを見下ろした。]
――…如何なのかしら
彼の方に尋ねてみれば分かるのではなくて?
[緩く首を傾げながらレオナルドを見上げる]
全知全能の造物主が存在しない以上、
善悪は概念に過ぎず、絶対的な価値を持たないのだから、
「魔」など存在の有り様を示す言葉に過ぎない。
[指で眼鏡を押し上げ]
私は絶望などしていませんよ?
むしろ世界の真実を悟って、心が晴れ晴れしたくらいです。
[歪んだ笑みを唇に刻んで、愉しげに腕を広げた。]
|
修道士よ、 吸血鬼になりたくないというなら──そこに膝をつけ。
首を刎ねてやる。
[呼びかけつつ、刃を滑らせたのは自分の首筋。 薄く裂いた傷口からこぼれる血を赤い霧に変えて結界となし、聖なる光を封じ込めんとする。]
(167) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/05/03(Thu) 23時半頃
「魔」が存在の有様を示す言葉だというのなら
「神」もまた存在の有様を示す言葉かしら
[語るレオナルドの様子を不思議そうに見詰める]
人の一生で悟れるほど
世界の真実は単純だったの ?
世界の真実を悟れたほどの貴方なら
彼の方が私を傍に置いた理由も分かるのではなくて ?
[先ほどレオナルドが口にした疑問をなぞり
ゆるやかに笑みを浮かべる]
もし尋ねることができたら訊いてみましょう?
[くつりと暗い冷笑を浮かべ、優しげな手つきでクラリッサの髪に触れようとする。]
うるわしい姫君。
あなたの美しさは、あの暴君を以ってして傾城に足るに相応しいようだ。
|
[あくまでも道を違えぬ修道士の声。 霧を裂く光は数多の銀の矢のごとく身体を刺し貫いた。]
── ク… ぁっ!
[身を灼く白熱の中で、呼ばう 愛する者の名。]
(173) 2012/05/04(Fri) 00時頃
|
私の悟った世界の真実は、世界を動かすものは善も悪も無い、精緻な機構だったということですよ。
その仕組みを、原理なり法則なり一部でも解き明かすことができたなら……!
[その眸に、一瞬だけかつての誠実な学徒であったころの純粋な知の憧れが戻り輝いた]
|
[いつか その腕の中に還ることを願って ]
(177) 2012/05/04(Fri) 00時頃
|
それを知ることができたなら――!
[切ないほどの熱情を込めて囁いた。]
尋ねて答えを得たなら――…
その答えを貴方の口から聞きたいわ
[当人に其れを聞く勇気はないのか
冷笑浮かべるレオナルドにそんな事を言う。
伸ばされた手を避けることはなくはたりと瞬くのみ。
触れるは容易。
なれどそれが叶うは僅かの時間。
女の目覚めは刻一刻と近づく]
――…心にも無い事を
[賛辞にはじらうでもなく困ったような笑みを浮かべた]
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る