人狼議事


64 色取月の神隠し

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[一方的に連れて行かれる身としては、そのように言われても複雑なのだが、全く自覚がないらしい志乃と芙蓉を責める気持ちにはなれない。
女子だし。
おそらく、辰次だったりしたら散々だったろう。

後で此方に来るというし、その時に話をしようと今は言葉を呑み込む。]

 生きるということは、人、妖関係なく大変なことだと私は思うな。
 だから、半妖である、ということは関係ない。

 まぁ、私はそれなりに楽しく*生きていたよ*

――回想:了――


─ あやかしの里 ─


 ────……〜〜〜〜


[ぽんと頭に置かれた手が、暖かい
視線を合わせて話しかけてくれる声が、暖かい。
暖かくて、暖かくて、じんわりとした塊が、
喉をせり上がって目からぽろりと零れて落ちる。

ぽろ、ぽろ、ぽろ。
大きな黒い一つ目から、ぽろぽろと雫が零れて落ちた]


……じゃ、ないかなあ。
あさも、逃げないでくれるかなあ。


おだんご…っ、いっしょに食べなさいねって…


[たまこにおまけをしてもらった、お月見団子。
未だ大事に大事に、手の中に抱えてある。
ぎゅうと目をつぶると、一層ぽろぽろ涙が零れた。
朝に貰った大切な狐のお面は、今も黒髪に括っているけれど]


[お里について、はぐれた鏡写しのもうひとり。
鏡写しではなくなってから、恐れて探しに行けずある。
朝顔が心細い思いをしていないかと気がかりだけれど、

───この姿を嫌われるのは、一層怖い]


…っ、えぐ…っ…

おじさん、じゃ、ないの?
あきづきじんえもんは、おじさんじゃ、ないの?

[鼻をすすり上げて、ぐちゃぐちゃになった顔で、
目の前の眼鏡の”あきづきじんえもん”を見た。
真剣な顔に、ほんの少し、小さな笑みが浮かぶ]


……へんなの。


[おじさんに、以上も以下もないのに。
そんな言葉は、盛大にすすり上げた鼻に紛れて*消えた*]


メモを貼った。


メモを貼った。


 うぉ?!
  ど、どうした?
 頭撫でられるの嫌だったのか?!

[童女の大きな目に雫が溢れだすのを見ればあわわと慌てて。
頭に乗せていた己が手を離そうとする。]

 あさ…?

[あの時、一緒に居た子だろうか。]

 その子はヒトなのかい?
 一緒に此処に来たのかい?


[ぽたり、ぽたりと大粒の滴を零しながらも話される内容に確認を入れる。
双子――ではなかったが、ふたりに出会った時に名前を右から左に流していたからだ。

童女の涙に動揺して、やたら疑問符ばかりになっていることに眼鏡は気付いていない。]

 団子……私も食べたいぞ。

[ぽそり。]


 あ…ああ。 おじさん じゃないぞ。

 あきづきじんえもんは、おじさん じゃない。
 あきづきじんえもんは、永遠におにいさん だ。

[しゃくり上げる童女に対して、何を言っているのか。
まるで洗脳のように、繰り返して念を押している。
どさくさに紛れて、変なことも言っている。

きっと恐らく多分、あたふたしている所為なのだろう。]

 ―――全くもって、へんじゃないぞ?

[童女の顔に笑みが浮かべば、眼鏡の顔も自然と*綻んだ*]


【人】 武家の娘 沙耶

 ―手妻小屋―

[うつら、うつらと。
 藤之助に半ば寄り掛かるようにして微睡んでいた娘は、周囲の歓声にはっと目を覚ます。
 丁度演目が一つ終わった所なのだろう、小屋の中は割れんばかりの拍手に満ちていた]

 ゆ……め……

[拍手も忘れて、娘はぼうと視線を彷徨わせる。
 誰のものともわからぬ言葉を、夢現の頭で反芻した。
 その中には、自身の名や、自身が知る人物の名も含まれていて。
 ――ふと、胸騒ぎがした]

 志乃……!

[か細い声でその名を呟くと、歓声の余韻が残る小屋からふらりと抜け出した]

(22) 2011/09/16(Fri) 21時頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 21時頃


【人】 武家の娘 沙耶

 あ……志乃……!?

[探していた人物が突然目の前に居て、驚いた様子で立ち止まる。
 近くには芙蓉の姿もあった]

 ご、ごめんなさい……驚かせて……
 えっと……その……

[突然の事に何から切り出していいのかわからず、しどろもどろになった]

(25) 2011/09/16(Fri) 21時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

 あ……芙蓉さん……

[芙蓉>>26に声を掛けられ]

 手妻は、丁度終わった所で……。
 ごめんなさい、藤之助さんには……声を掛けずに出て来たから……

[誤解を解くように、手を振りながら話す。
 そして志乃>>27へ向き直り]

 お……おはよう……

[結局普通に挨拶してきた志乃に、こちらも思考を切り替えつつ]

 うん、甘味……食べたい、な……

[彼女の提案に乗っかった]

(28) 2011/09/16(Fri) 21時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

 私は……善哉が、好き……。
 あたたかくて、甘くて、ほっとするの……。

[志乃>>29に手を引かれつつ]

 笹団子、なかったの?
 残念だったね……。

[団子の話にはそう言って頷く]

(31) 2011/09/16(Fri) 22時頃

【人】 武家の娘 沙耶

 あ……のね……疲れているのとは、違うの……。

[そう切り出したのは、芙蓉の手が志乃から離れた頃合いか。
 志乃の耳元に顔を寄せ、そっと囁くように]

 私のね、半分が、勝手に抜け出してどこかに行っちゃったの。
 きっとね、それは夢の世界にいて、ここでは聞こえない声を聞いているんだよ……。

[己が身に起こった不可思議な出来事を、たどたどしく伝え]

 ふふ、志乃ってば……。
 志乃だって、疲れてるんじゃない……?

[無理をするなと言う彼女に、くすりと苦笑して返した]

(32) 2011/09/16(Fri) 22時頃

【人】 武家の娘 沙耶

 うん……。

[志乃>>35に見詰められ気恥ずかしそうにしながら、小さく頷く]

 志乃の箏の音も……聞こえるはずがないのに、聞こえて来たよ。
 それに、誰かと話してる声も。

[面と向かってなければ聞こえるはずのない会話。
 ただの夢と切り捨てるには、その記憶は鮮明過ぎた]

 ううん……こんな風になったのは、祭りが始まってから……。
 でもね、きっと昔から、それに近い事にはなってたと思うの。
 ずっと床で寝ているはずなのに、お外で遊んだ覚えがあったり……。

[むしろ身体が弱くよく伏せっていた事が、力の目覚めるきっかけだったろうと思うのだった]

(41) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

 あ……そう? 志乃、疲れてないの……?
 芙蓉さんが、さっき……

[言い掛けて、はっとしたように口を噤み]

 ご、めん。なんでもない……
 何か、食べに、いこ?

[誤魔化すようにして、志乃を促した]

(42) 2011/09/16(Fri) 22時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

[何か言い掛けて口ごもった志乃>>46と、気まずい沈黙を保ったまま歩く。
 一度芙蓉を残して来た方向を振り向いたが、まだその姿は見えなかった]

 あ……ここの店、どう、かな……?

[手で示したのは水茶屋風に床几を並べた店だった]

 お茶と、お茶菓子を出してもらえる……みたい……。

[奥まった席まで志乃を導くと、腰を下ろした]

(49) 2011/09/16(Fri) 23時頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2011/09/16(Fri) 23時頃


【人】 武家の娘 沙耶

[適当に注文したはいいものの、手をつけないまま志乃>>51に向き直り]

 ん……とね。
 誰の声かっていうのは、はっきりとわからないんだけど。
 でも、志乃と違う話し方の声もしていたよ。

[そう答えてから、しばし考え込むように、間を置いて]

 『人』の声……だったのかな?
 まるで自分たちが、人じゃないみたいな……

[そう呟いたものの、志乃の顔を見てはっとしたように]

 あ、ご、ごめん。変な事言っちゃって。
 そんな訳……ないのにね……。

[何より志乃の声がしていたのだから、と、言い繕うように]

(54) 2011/09/16(Fri) 23時頃

【人】 武家の娘 沙耶

[手を振る志乃に、ん、と頷いて]

 怖く……は、なかったかな。
 絵草紙のお話みたいで面白かったよ。
 夢だから、って、思ってたのもあるけど……

[そこで言葉を切る。
 未だ表情の晴れない志乃に躊躇う素振りを見せつつ]

 でもね、ちょっとだけ気になったの。
 連れて行く、とか、隠す、とか。
 それだけ……ちょっぴり、怖かった。

[『連れて行かれた』者たちがどうなったのか、娘はまだ知らない。
 だから戯れのようなものだと、気に留めていなかった]

(61) 2011/09/16(Fri) 23時半頃

…ううん。

[ふるふると童女がおかっぱの頭を振る。
離れようとした手の、着物の袖を小さな手がぎゅっと掴んだ
そうじゃない。と、頭だけをもう一度振る。
少しの間、そうして袖をぎゅうと掴んだまま俯いていた]


朝はね、朝顔っていうの。
ヒトの子なの。

わたしが、ここに連れて来ちゃったの。
…一緒に、いたかったの。

[だから、と言葉を継ぐ間、仁右衛門の声に顔をあげる]



…?

あきづきじんえもんおじさんも、お団子欲しいの?

[きちんと名前を全部呼んで、ことりと首を傾げる。
ほんの少し考えるようにして、頷いた]

じゃ、朝と一緒に草団子分けてあげる。
だから、一緒に食べよ?


月見団子と一緒にくるんである草団子を仁右衛門に示し、


……。
あきづきじんえもんって言っても、おじさんはおじさんなのに。


 ───やっぱり、へんなのー。


[柔らかな眼鏡の奥の笑みに釣られるように、
童女の笑顔も大きくなった。
涙のあとは残したまま、くすくすと次第に笑い声が広がって*行く*]


メモを貼った。


【人】 武家の娘 沙耶

[聞きたい事があると言われ、志乃>>65に真っ直ぐな目を向け頷く。
 そしてその問いを聞き]

 そ……んな!
 そんなの、悲しいよ! 悲しいに決まってるじゃない!

[思わず強い口調で答えていた]

 志乃は……友達、だよ。
 最初に私の事、友達だって言ってくれた人だよ。
 ヒトじゃなくたって、それが変わるわけじゃないもの。
 だから……居なくなったり、しないで。

[瞳が潤むのを感じながら、震える声で訴える]

(68) 2011/09/17(Sat) 00時頃

【人】 武家の娘 沙耶

 現世……では……?

[涙を湛えつつ小さく首を傾げて、志乃>>75の言葉を聞く]

 うん……。私ももっと、志乃とお話、したいよ……。
 志乃の、箏の事だって……。

[芙蓉との話を思い出して]

 いつか、預かれる時が来たなら、そうしたいって思ってる。

[ゆっくりと立ち上がる志乃>>78を見て。
 迷う事なく後に続いた]

 教えて……。
 もっと、志乃の近くに、行きたいから。

[差し出される手を取って、共に歩き始めた]

(83) 2011/09/17(Sat) 00時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

 志乃……。

[涙を零す彼女を見て、手を更にしっかりと握る]

 そっか……。
 永い間使われてきたものには、魂が宿るって。
 志乃が、そうだったんだね……。

[永き時を経た箏の姿を見て微笑む]

 じゃあ、二人とも初めて、だね。
 喜んでいいのかな。
 箏の魂に、選んでもらったんだって……。

[志乃に導かれるまま、箏の弦に指を添え。
 いつか夢で聴いた音色が響いたなら、空には隠世の月が浮かぶ**]

(99) 2011/09/17(Sat) 01時頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2011/09/17(Sat) 01時頃


――あやかしの里――

[離そうとした着物の袖が掴まれる
頭を振り、俯く姿にその意は理解して、再び手を頭にぽふっと置いた。]

 ――――…連れて、きちゃったのか。

[童女の言葉に眼鏡の奥の瞳が揺れる。
互いに全てを話した上ではないことは、短い応えながらも察せられた。]

 あのな――…

[一瞬目を伏せるが、直ぐに向き直り。
真っすぐにそのひとつ目を見つめる。]

 聞いて、呉れるかい?


[一緒に居たかったと言う気持ちが全く理解出来ない訳じゃない。
寂しかったのだろうと先程の話からも。
けれど、此の侭では駄目だと。
相手が童女であっても、きちんと話そうと。
本当の意味でヒトと妖が歩み寄れる切欠になればよいと。
そのお互いを"知り"合う為の種を撒くつもりで口を開いた。]
 
 君が、本当に朝のことを大好きなら――――…

  何も話さずに勝手に連れて来てはいけない。


[瞳の穏やかさは変わらぬまま、ゆっくりゆっくり話を続ける。]
   
 君を、君達をヒトが恐れるのは、彼らがあまりにも君達を"知らない"からだ。
 知らない、と言うことは時に恐怖を生み、あらぬ想像を作り出してしまう。

 例えば今回のように、ヒトを一方的に連れてきたりすれば、残された彼らはまた、そのことに恐怖し、君達を誤解してしまう。
 
 朝にだって、君とは別の朝の世界がある。
 だから、その彼女の世界と一方的に別れさせるというのはいけないことだと、私は思う。
 
 君だって、朝が悲しむ姿は見たくないだろう?


[黒髪を優しく撫でる。]

 先程も言ったが、本当に仲良くなってその絆が本物ならば、その相手は絶対逃げない。
 君がそれ程までに慕う朝なら、きっと君の正体を知っても逃げなかったと思うよ。

 君が朝を信じて全てを話し、その上で二人が此方に来ることを選んだのなら、私は何も言わない。
 そうであれば、おそらく朝も心残りのないように動くだろうから。

[撫でていた手を肩に置く。]

 …私の話していることが解るかい?
 
 本当に相手を想うということは、己の気持ちよりも先に、相手のことを一番に考えるということ。

 だから―――――  

[柔らかく微笑む。]

 朝を見つけたら、きちんと*謝ろうな*  


[その後、童女から共に団子をと言われれば嬉しそうにして。
けれど、己が呼び名から如何しても"おじさん"が消えないことにがっくりと肩を落としたのだった**]


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