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――――……
[最後まで、絶望に噛み付く男の姿を。
そして、その男の首が切り裂かれるのを。
……命が失われていくのを、押し黙って見ていた。
瞬きさえも忘れていた。
ヘクターの瞳が閉じられるのを見届けて、
男もその目を伏せた。
そして。]
……おいっ!!!!
何負けてんだよ、いつまでも転がってんじゃねえよ!!
さっさと、起きろ!
[大声で、ヘクターへと呼びかける。
そうしないと、
誤魔化せない、
少しでも油断したら、
目から水滴がこぼれそうだったから。**]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[立ち去る船長へ。
涙目で、中指を立てておいた。
無謀な喧嘩だった。
結果なんてはなっから分かってた。
それでも、勝ちを心から願っていた。
その処理できない気持ちを、品のない、命知らずなジェスチャーで発散しておく。
もちろん、もう死んでるから命知らずなのだけども。
それから、ヘクターの傍から離れずに。
ぷしゅんと鼻を鳴らしてから、蹴る真似をしておく]
……生きるって言ったくせに。
[ふぁっきん!]
メモを貼った。
[シャルルの向かう先に見当は付いている。
すぐ追うことはせず、目前の騒がしい一団(というかホレーショー)に、今しがた眠りについた男が無理矢理起こされるのを待った。]
…………。
[ヘクターが目覚めたところで、感情薄い瞳で、ただじっと見つめるだけで、話しかけることはしないのだけれど**]
メモを貼った。
メモを貼った。
― ??? ―
[ゆらゆらと揺れを感じて、男の意識は覚醒する。
「長い夢を見ていたのか」と思ったのは、
まだ風を受けて海上を走っていた、
デゼスポワール号での目覚めと似ていたからだ。
瞼を開けて、男は目を見開いた。]
……こいつぁ、
[広がる空の青。
それを見たのはどれくらいぶりだ。
考えて、
――正確に数えるのが面倒になり、やめた。
手を翳せば、随分と浅黒い手。
皮膚に透けて見える血管の色。
そして――]
あぁ、この色は――、
……へぇ、こんな色だったんだなぁ、海ってぇやつぁ。
[そして「死に際に見たあの色は、海の色だったのか」と、
男は認識し、
風もないのにゆらゆらと揺られながら、
海上でケラケラと笑った。**]
メモを貼った。
メモを貼った。
[やがて、道化が自身の首を撥ねる。
意識がぷつりと途切れ、―――暫くしてふわり、と質量が軽くなる感覚がした。
と、同時に聞こえるのは間近で己を呼ぶ、確かな聲
あー………
[その聲に薄らと目を開け、その場でゆらりと霊魂が形作られる。
その姿は、腹や腕に負った傷が消えている以外は生前と何ら変わらない。酷く身体が軽かった。
怠そうな顔でがしがしと頭を掻いて、周囲の様子を見遣った。
生前から薄らと気配を感じていた魂の姿が、今ははっきりと見える。
大声で声をかけるホレーショー
恨みがましい言葉をぼそっと漏らしたニコラス。
少し離れた場所から無表情でじっとこちらを見つめるヴェラ
[己が死ぬことに、長らく恐怖を感じていた。
怨嗟渦巻く亡者共の聲。自分までそうなってたまるかと。
――けれど、実際に死んでみるとそれは酷く呆気なく、
間が抜けていて怨嗟や恐怖どころか緊張感も何もない。
大方泣きそうな顔でこっちを睨むこいつらのせいだ。
やっぱりというか何というか、静かに眠らせてなんて貰えないようだ。
―――嗚呼、有難い、なんて。
決して口に出しては言わないが。
代わりに揶揄するように口の端を上げて、苦笑した。]
ちっ。
ぎゃーぎゃーうるっせェなぁ。
やられちまったもんは仕方ねぇだろう。
海賊がたかだか人死んだくらいで泣いてんじゃねぇよ、ボケが。
[非難の声には舌打ちして。
瞳に涙を滲ませる拾い物共の額を小突いた。**]
メモを貼った。
―――…はあ?
泣いてねえけど?
目、おかしくなったんじゃねえの?
[苦笑されて、小突かれて。
ついに堪えられなくなった涙が零れてくるのを感じ、そっぽを向いた。がしがしと乱暴に目元を拭っている。
意地を張るのは、素直に泣くなど柄じゃない、と思っているからだ。まして、この男にはあまり弱った所を見せたくないのだ。
誤魔化しているその姿の方がみっともなさ増していることには気づいていない。]
[大事に思っていた物は、道化の姿をした船長に悉く奪われた。
あの男は、根こそぎ奪っていくのだろうか。
それこそ、海賊らしく。
あと何人、生き残っているのか。
船尾楼に立つジェレミーとセシル。
彼らも、奪われるのだろうか。
……個人的には、ヘクターとの一件でジェレミーへの評価がうなぎ昇ったので、彼らが生き残れるといい、と思っているが。**]
メモを貼った。
? 泣いていただろう。
[感動の再開の真っ最中に、空気を読まない一言をいきなり投げる。
別に、茶化しているわけではない。見たままを言ったまでだ。]
……。
追わないのか?
[何か言われたとしても、馬耳東風。
勝手に、主語のない問いかけをして、聞いておいて答えも聞かず、踵を返す。
向かう先は、道化の仮面が剥げたシャルルの元。*]
メモを貼った。
うるせえ、泣いてねえっつったらねえんだよ!!!
目玉腐ってんじゃねえの!?
[そっとしておいてほしい所を思い切り踏み抜かれて、ヴェラに向かって怒鳴る。
しかしヴェラはどこ吹く風だ。]
……ん。
[しかし、見守りすぎて疲労感、なので。
追うにしても少し休憩を挟みたかった。
綺麗にされていく甲板。
セシルとジェレミーの掃除を見守る。
嵐の前の静けさを、僅かばかり味わう。**]
(……兄貴が。泣いてる)
[乱暴に目元をこするホレーショー
グレッグは押し黙った。
自分の前では兄貴然として振る舞うホレーショーのこういう姿を見ると、別の一面を見たような気持ちになる]
副船長は。兄貴の、兄貴なんスねえ。
[ぽつり、と呟いた。
副船長と目があったならば。
遺言を信じてくれてありがとう、と小さく会釈する。
ヴェラの空気を読まない一言
……俺もまさか。
1日で2回、兄貴が泣く所を見るとは思ってなかったッス。
[自室での出来事
メモを貼った。
そーかよ。
[悪態つきながらホレーショーをごつりと小突くと、
そっぽを向いて彼がその言葉を突っぱねる。
が、震えた声でごしごし乱暴に目元を擦る姿は
どう見ても泣きべそをかいているようにしか見えない。
精一杯の意地も、それを横からヴェラにしれっと指摘され
ムキになってきしゃーっと怒鳴り声を上げる
元部下に、ククッと苦笑じみた笑いが零れた。
あの船長に正面から喧嘩売りに行くのを見て
少しは立派になったかと思ったが、まだまだ未熟モンだ]
おー。
何せこいつがまだテメェくらいの頃から面倒見てやってるからなァ。
昔はよわっちい爪無しのひよっこだった癖に、
いっちょまえに兄貴なんざ呼ばれるようになりやがって。
[吹きだしたグレッグ
ホレーショーをからかいながらもグレッグと視線が合い、礼を言うように彼から頭を下げられれば、気にすんなと言いたげにひらひら手を振った]
ま、他に人狼の手掛かりもなかったしな。
この馬鹿が勝手に預けてくたばりやがったから、始末つけねぇわけにもいかんだろう。
テメェこそどんな手使ってミナカの正体突き止めたのか知らねぇが、そのちびっこい身体で大したもんだ。
…あの道化にゃ敵わなかったが、
最低限その雪辱は晴らしてやったってことで
ま、大目に見ろや。
[そう言ってがりがりと頭を掻いた]
[思えば人生の肝心なとこはほとんど酒でぼやけてて。
もうどうせ死ぬだろうからって、海賊に襲われた船の中で酒かっくらってた時も、ヘクターに連れられて食糧庫を出たあとの記憶はないし。
初めて戦場に出たときも、酒飲んでたら楽しくなってきた後はよく覚えてない。気が付いたら血塗れで医務室にいた。
あまつさえ、自分が死んだときさえ覚えてなくて。
だから今回、大事なことを覚えていられるのは、随分久しぶりだった。
よくないけど、よかった]
イテッ、
[額を小突かれて、溜まっていた涙がぼろりと落ちる。
それでも変わらない彼へ、泣き笑いして]
……元々俺には向いてなかったんだよお。海賊。
[ホレーショーが涙を隠すのと対照的に、べそをかくのを隠そうともしないまま。
からかわれてるホレーショーを指差して、ヒヒッと声をたてた。
未来がぶつりと途切れた存在ばかりだけども、今だけは穏やかで。
それが複雑な気分で、少しだけ酒を飲みたくて笑う]
……兄貴が。よわっちい。ひよっこ?
[とても想像できそうになかった。
むう、と唸る。やっぱり副船長はすごい人なんだ。
ちびっこい身体、という部分は少し引っかかったけれど。
大したもんだと褒められれば
ねえ。いま、聞いたッスか。
副船長に褒められた! 俺、褒められたッス!
[ホレーショーとニコに、ぶいぶいとピ―スして見せた。
調子に乗る所が、グレッグの悪い所である]
雪辱。……うん、雪辱。
[こくり、と頷いて。
やっぱり。どうあがいても、ミナカを自分は殺せなかったんだろうなあ、と思う。本性を現したミナカは、副船長でもあんなに苦戦するくらい強くて。
まあ、つまり。自分と戦っていた時のミナカは。
本気を出していなかったのだろう]
(もしかして。最期までガキ扱いされてたんスねえ、俺)
[何だか少し。悔しかった]
[ごん、と小突くとニコラスの方はぼろぼろと涙を零した。
こっちはこっちで何がおかしいんだか、
泣きながら笑う彼の頭をがしがし掻き乱して]
はん、とっくに知ってるってんだよ。
全く運が悪かったなァ、俺なんぞに拾われて。
酒とクスリに狂って海賊やって、挙句の果てに獣の餌だ。
いっそあの時死んだ方がマシだったぇってんなら
いつでも海に放り込んでやったんだぜ?
[悪びれずにそう吐き捨てて口の端をあげる。
彼が死んでからずっと、まるで守護霊か何かのように自分に憑いて回っていたのは知っているから、口とは裏腹に触る手はいつもより幾分か柔らかかったけれど。
そう言えば生前の聲でも何となく感じていたが、
今のニコラスに酒に狂った時の騒がしさは無い。
こうして命を落とした事で本来の姿に戻ったのか。
そのせいもあってか、こうして皆で騒ぐ今の状況が
妙に穏やかに感じた]
[――この男には、語るべき過去などない。]
[娼婦の息子として生まれ、
ろくでもないことしかしてこなかった。
そしてこの船に――絶望に辿りついた。
ただそれだけだ。]
[手先が器用な方だった為、船大工になった。
船を修理する代わりに、船での居場所を手に入れた。
船を直し。
いずれそれが絶望の重さに耐えかねて沈むまで、と。]
[酒を浴びせた
怯んだ隙に、間合いをつめようとした。
懐に入ってしまえば、
その銃を持つ手を切りつけることが出来る。
伊達にのこぎりや金槌などという
武器ですらない工具で戦ってきたわけではない。
銃相手でも、何度も戦ってきた。
近接に持ち込めば、こちらが有利。
それは変わらない。]
[狭い厨房。
戦い方は分かる。
のこぎりを下から上に切り上げ、手首を狙う。
武器さえ奪えば、あとは足を切りつけ、
足の腱を削げば逃げることも出来なくなる。
いっそ、指を一本一本ノミで切り落としてやろうか。
滅多にやらないくらい、丁寧に解体してやろう。]
[そう思っていたのに。]
[ニコラスとヴェラーヴァルが戦った時に出来たのだろう。
床板が捲れていた。
そこに足を、取られた。
バランスが崩れる。
視界を奪えたというのに
距離を詰めるどころか隙を与えてしまった。]
[銃口が此方を向く
一発目は、肩を外れ腕を貫通してくれた。
丁度、ギリアンの腕を切り落とした位置と同じなのは
偶然だとしか思わないが。
二発目は、右の鎖骨を砕いた。
三発目。
足を狙った弾は、崩れた身体の腹に当たった。]
[馴れ合うことは殆どと言って良いほどなかった。
その必要も感じたことはなかったし、
だからこそ、その方法も知ろうとはしなかった。
同室のモンドですら、気が合わない
船を直し、日々が過ぎていくのを眺めているだけ。
生きていることを感じるのは、]
あああ?
クソが。痛いな?ああ、痛いな。
[痛みを感じるときだけだった。]
[文句を言いたいというのに、口から息が漏れる。
それ以上に、血が溢れる。
痛い。
苦しい。
痛い。
生きている。
まだ。]
[痛い熱い痛い痛い痛い。
指先が動かない。
大事なのこぎりは落としてしまった。
痛い痛い。
この痛みをくれたフランクにも返してやりたい。
それができないのは残念だ。
痛い痛い痛い。]
[痛い痛い。
死に方など、選べるなんて思っていなかったが
叶うなら。
ああ、畜生、
……いた、い、**]
― 回想 ―
じゃーん、ミナカ。新作ー。
新しい調合試したッス。
[なんて言って、グレッグは“試作品”を手に。
医務室を出入りするようになっていった。
反比例するように、怪我をして医務室に行く回数は減っていく。
迷惑そうな顔をしながらも、ミナカは調合の基礎を教えてくれた。
――下らねえ怪我とかしてねえよな。
やがて、グレッグが怪我をすることがほとんどなくなっても。
戦闘の後には、この船医にこう問われるのが常であった。
昔の印象をひきずっているのか、と少し不満だった]
[いつの間にか船医に名前で呼ばれることが増えた。
大人として認めてもらえたのか、と。少しだけ満足した。
それでも『おねしょは直ったのか』
実のところ、腸が煮えくりかえるほどムカついていた。
いっそ試作品をこいつで試してやろうかと思ったこともあったが。
調合の先生がいなくなると自分が困るから。やめた。
どうすればこの船医を見返してやれるだろうと、考える]
ガキじゃねーッスよ。
[むくれて返す言葉には、いつか大人と認めさせてやるという。
グレッグの矜持があって。
それでも結局、最期の最期まで。ガキ扱いのままだった*]
─ 第三甲板 ─
[甲板での賑やかな再会劇を背に聞きながら、再び獣の姿に戻ると、ひといきに階段を飛び降りて、階下へ向かう。
ここもまた、夥しい血のにおい。
最早この船で、血臭のない場所などないのだろう。
ただ以前のように、本能をいたずらに刺激されることがないのは、やはり、魂だけの存在となったからだろうか。
医務室の前、シャルルとギリアンの姿を見つけ、足を止める。
シャルルが今まで見せたことのないような表情をギリアンに向けたとしても。
セシルが姿を見せたとしても。
見つめる獣の瞳は、無機質な紅。]
[と、ヴェラが一言残してその場を去って行く。
曖昧な返事でその場に座ったままのホレーショーを見て。
彼に倣うように甲板のセシルとジェレミーに視線を移した。
ずるりとジェレミーが自分の遺体を引きずり、布をかける
一言彼が呟くのを聞いて。]
ああ。最後までここで見届けるさ。
テメェも精々足掻くんだな。
[ジェレミーのことは軍人上がりの胡散臭い奴だと思っていたが。
セシルと相対した際、真摯に自分を説得する彼を見て、
きっと彼にも彼の護りたいものや見据えるものがあるのだろうと思った。
決意じみたその言葉に、じっとジェレミーを見て静かに頷く。]
[彼らが、そしてあの道化がどんな結末を迎えるにせよ、
自分は最後までそれを見届けよう。
連中がどうなろうと既に命を落とした己にとっては
関係ないと言えばないが、まあそれこそ乗り掛かった船だ。
結構な年月付き合ったこの海賊団の行く末を
絶望号の副船長として。**]
た、 うわわっ、
[
相変わらず蛇口が壊れたように泣きながら、いつもよりも幾分やさしめの手に抵抗はせずに]
ほんっといいことない人生だったよ
いっそ海に放り込まれた方が幾らかマシだったかも。
[悪びれずに言われることに全面同意。
生きてさえいればいいことがある、なんて口癖のように言って願っていたのに、結局なにもなかった。
ヒヒ、と引きつった笑いをこぼして]
それでも、死ぬのもヘクターのそばから離れるのも嫌だったんだから仕方ないなあ。
[ふぁっきん!俺の神様!]
ばらすな……
[兄貴の兄貴というグレッグの言葉に、ヘクターが肯定しているのを聞いて呻く。
そう制している時点で、事実だと認めているのだが。
弟分と、後輩(ヘクターの拾い物的な意味で)の前で弱みを見せまいと、一応頑張って「兄貴」であろうとしているのに、からかわれまくりで何だかちっともいい所がない。グレッグには泣いている所見られてたようだし。
悔しいから、たとえ自分が死んでも、グレッグが遺してくれた物をヘクターが引き継いでくれると信じていたなんて、本音は口に出してやらない。]
……船長は、強いからなぁ。
俺だってかすり傷が精一杯だったしな。
[不思議と道化を恨む気持ちがわかないのは、全力でぶつかりに行けたからだろうか。怒りは湧いていたが、今は結構すっきりしている。多分、この時間のおかげもあるのだろう。]
いや……
酒飲んでる時のお前は、本家海賊が引くくらい凄かった、ぞ。
[ぽそっと、海賊に向いてないと言うニコラスへと、思わず口にしていた。
詳細は聞かない方が幸せかもなあと思いながらも。]
……おおー。
[なんだか兄貴が気まずそうにしているのが新鮮で
きしし、とグレッグは笑った。なんだか兄貴らしくない。
副船長の前には、兄貴も形無しなんだなあと。
船長は強い、の言葉には頷いて]
かすり傷どころか。
俺は抵抗する間もなく一瞬だったッスねえ。
[やられる、と思った瞬間には世界が回っていたなあ。なんて。
気楽に呟いた。
自分の死を客観的に見ていることに、少し驚く]
俺がかすり傷なんだ、お前なんかそうだろうともよ。
[当然だろ、と言うようにグレッグへと容赦無い一言。
やがてジェレミーが掃除を終えて。
抜き放ったままのサーベルを手に、階段を降りていくのを見れば、男も立ち上がる。
階下へと下りる前に、思い出したように船の縁へと近づいた。
双頭の獣が落ちていった辺りへと。]
……ミナカ。ミーナーカ。
今まで世話んなったな。俺もグレッグも、キティも。
ありがとよ。
[体と共に、魂も海へと消えてしまったのか。
聞いていないかもしれないが、どうも彼との思い出は、治療を受けたり共に酒を飲んだり、そんな記憶ばかりが蘇るから。
世話になったのは事実だから、最後の機会かもしれないならばと礼を一つ置いて、甲板を去る。*]
まず船長の前で戦おうとか思えるのがスゴいけどなあ。
[
な?とグレッグにも同意を求めてみたりしておく。
船長を前にしたら自分は三秒で降参しそうだ。三秒も間をもらえるかも怪しいが。
死因を気軽に話すのは不謹慎だろうか、などと考えてみたが、不謹慎の基準がよく分からなくなってきたのでポイしておく]
……そういや、俺なんで死んだんだっけ?
[首を傾いでから。
全然覚えてない。なにしてたんだろう。
記憶を探ったら、なんか嫌なことを思い出しそうだったので蓋をした]
メモを貼った。
− 回想 −
[陸に居場所を失い、絶望の船へ乗り込んだのは10年前。
その頃には副船長もホレーショーもそこにあった。
第一印象は。]
ピエロに、ゴリラに獅子とか。
この船海賊じゃなくて、サーカスか?
[まだ若く、舐められまいと虚勢を張る様に並んだ
連中を睨み付けた。
そう。この船に乗り込んだ時はグレッグよりもまだ青二才だった。
喧嘩は勿論、酒でも敵わない。
特殊な技能がある分、戦闘に参加せずとも問題は無かったが、
一段低く見られている気がして気分が悪い。
何より「海賊」の仲間では無い気がした。
そう言うものだと割り切れなかった若さから、
自分に出来るものを探して手に入れたのが遠距離銃の腕だ。]
よお。どうよ俺の腕?
貸しの駄賃はお前が手に持ってる酒瓶でいいぜ?
[そんな軽口をホレーショーに向けたり、副船長に
まともに口を聞ける様になるまで。
長く掛かった気もするし、短かった気もする。
グレッグを見ていると、時々そんな事を思い出す。
自分の適性を見出して、海賊に成長していく姿は
遠い自分のようだった。
だから今日もガキ扱いする。
いつか追い抜かれると思っていた彼の幕引きが
来るとは思っていなかったけれど*]
メモを貼った。
− 回想 −
[拾いものはただの屑石も、磨けば光る宝石の原石もごっちゃで
拾ってみなければ判らなかった。
磨けば光った気がするが、感謝の言葉はついぞ聞けず、
酔いに任せて殴りに掛かる拾いもの
どんだけ酔ってんだよ。
しかも船長とかじゃなく、俺みたいなの狙いやがって。
[殴りかかって来た拾いものの心が何処にあったのか。
知る由も無く、ただの酒に任せて何か幻を見ている位しか
思わなかった。正しく自分に向けられていたとは知らずに。]
そんな酒癖悪かったら、もう一回海に叩き込むぞ。
[半分戯言、半分本気だったが、当然実行には移さなかった。
もう少し拾いものとの関わりを深くしてれば、
彼の本心を知れたかも知れない。
もっとも、知った所で、死にたいなら甲板から飛び込めで
終わっただろうが*]
メモを貼った。
…………。
[ここにいるシャルルは、船のおそれの象徴であった「ネイサン」とは、別人のような気がした。
それは、彼の聲を聞くうちに、何度か感じた違和でもあった。
独りで生きてきた獣には、今ひとつ理解できない感情。
強者が弱者の上に立つは当然のこと。
この道化は、それを体現していると思っていた。
だからこそ従い、だからこそいつかその喉笛を咬み喰らう機を窺っていたのだが。]
[何が変わってしまったのか。
それが、この道化にどういう影響を及ぼしているのか。
紅い眼は、じっと、観察する。]
[死にたい奴ほど死ねない。
生きる欲を持つ者ほど、あっけなく命を落とす。
それは知っていても自らの願いは変えられず、
自ら命を絶つことも出来ず
最後に、ようやく――生きることを諦めなかったのに]
…………う、 ぁ
[刀を持つ手に、ギリアンの腹から温かい血が降りかかる。
これがもし、逆だったら――腕を失くしたのが自分で、刀を持つのがギリアンだったら、きっと、こうはならなかった。
つまりは、力の差は明らかだったわけだ]
[風はまだ吹かない。
絶望か希望か。
何処ととも判らぬ先に導く風はまだ吹かない。
水面は凪いだまま。
その水面の下に多くの命と怨念を隠したまま。
風はまだ吹かない。]
[細いものが折れる音が耳の中で響いた。
軽い音なのに、随分と響く――なんて、何故か思考はゆっくりと。
形になりそこねた思考は、言葉の端から崩れて、もう幾人もの血を吸った床へと落ちていく。
置壱の血と一緒に。
命と一緒に。
落ちて、砕けて
―――全てが終わった]
[そういえば、道化が「仔」と呼んでいたミナカの姿が見えない。
てっきり、彼かギリアンの近くにいるものと思っていたのだが。
あの異形は、冥い海の中、どうしているのか。]
メモを貼った。
[この船には、仲間なんて居なかった。
そう思っていた。
仲間など、自分にとって一番遠いところにあるものだった。
同じ船に乗っているだけの人間。
だから、「仲間」殺しを楽しめた。]
[獣嫌いの女神は、
正しく獣を撃ち殺した。
獣よりも獣。
そんな、ろくでなしを。]
[人を信じるだとか、共に笑い合うだとか。
そういう相手が一人でもいたら変わっていただろうか。
あの道化師の行動と命令の矛盾に気付けただろうか。
あの船長にとっての「仲間」は、
船に乗っている奴らのことではなかったと。]
[此処は絶望だというのに。
もとより、希望などないというのに。]
[絶望を望む、
そんな矛盾した思い。]
[そんな些細な絶望を残し
ろくでなしは、]
[ホレーショーの容赦ない言葉
グレッグは苦笑するほかない。だって事実だし。
俺、船長と戦うとか無理だし]
だろー、ニコ。俺の兄貴はスゴいんスよ。
[ニコラスに同意を求められれば
ふふん、と自分の事のように誇らしげに胸を張った]
……ん、兄貴。行くんスか。
[ホレーショーがふわりと立ち上がると、グレッグも後を追う。
突然海原の底の船医に向かって、礼を言うホレーショーに。
グレッグはしばし面を食らったが]
俺は兄貴と違って礼は言わないんスからねー。
ミナカのばーか、ばーかーー。
[ここにはいない船医に向かって、あっかんべーした。
だって自分はガキなのだから。そうだろう?*]
……?
[ひく、と小さく鼻を鳴らす。
ホレーショーに感じた気配、匂いとは、また違う。
獣のようであり、そうでないような。]
[シャルルから意識を離し、気配の出所を見れば、リーの姿があったろうか。
獣は、なにか問うわけでもなく、じっと船大工を見つめた。]
[引き攣った笑いでニコラスが憎まれ口を叩く。
いいことない人生だった―――客観的に見ても全くそうだろうなと思う―――と、
その後に続けられた言葉に。]
…抜かせ、クソガキが。
[フン、とせせら笑って鼻を鳴らした。
ぎりぎり、と頭を掴む手に力が入ったのが
幾ばくかの照れ隠し混じりのものだなんて悟られてたまるか]
なんだ、本当の事だろ。
[黒歴史を暴かれて呻くホレーショーを尚もからかいつつ。
ちなみに酒飲んでる時のニコラス
………聞きたいなら今ここで聞かせてやってもいいけどな。
[首を傾げる青年に
―回想:10年前―
ひゃはははは!
おめー、命知らずだな?
でも、俺が獅子でこのおっさんがゴリラってーのは気に入った!
よろしくぅ?
[10年前。下っ端からようやく脱出した程度の若造は、今よりも痩せていて、見本となるようなチンピラだった。ケタケタと下品に笑って中指立てたのも、ミナカと同じ理由。絶望号の一員として、舐められないようにとよく吠えた。
忘れておきたい歴史は結構多い。]
……へえ、そこそこやるじゃん?
しゃーねーなー、半分くらいなら分けてやんよ!
[貸し作って、作られて。
船医が戦友になったのは、いつの頃だったろうか。]
酒ねーんだよ、よこせ!勝負だ!
[つまらないことで喧嘩をして。酒を取り合って。
年齢と共に段々と落ち着いてきたが、それでもたまには些細なことでムキになって争った。
グレッグの「兄貴」になるなんて、出会った頃のミナカに言っても信じてもらえるか、怪しい。*]
[やがて話が道化の方に向き、
そりゃそうだ。道化は強い。そのことはよく知っていた。
単純な実力でも強いのに、それが人狼とあれば秘める力は計り知れない。
異形の化物に姿を変え1対1でやりあったミナカのことを思い浮かべる。
残された人間――それももうどれほど居るのかも分からんが――が、あれに勝ち生き延びる確率は果たしていか程のものだろう。
幾らその先が絶望であろうとも、惨劇であろうとも、
最後まで見守ると誓ってしまったので。]
……さて、そろそろ行くか。
[そう呟きホレーショー
ゆっくりと自分も立ち上がる]
おい、化物船医。
そんな辛気臭い所にいるより、こっち来て見物でもしたらどうだ。
あの道化はテメェの同族なんだろうが?
また牙を向けて来やがったら何度でもぶっ飛ばすけどなぁ。
[皆に倣って、昏い海に沈んだ狼にはそう声をかけておく。
そのまま下に降り、今まさに戦いが繰り広げられている方へと*]
―第三甲板―
[すごいと言われて嬉しくはあるのだが、命がけでもせいぜい一撃、という結果にどうにも本人は納得が行っていないものがある。
……グレッグの命には全然足りないし。
複雑な気分で反応に困ったので、頭を掻いて「ありがとよ」と一言言うだけで、下へと降りてきた。階段を降りきり、そろりと距離をあけて部屋の隅へ。
生者たちのやり取りを、座して見守ることにした。*]
――10年前――
あぁ?誰がゴリラだぁ?このクソガキ。
舐めた口きいてると船の連中看る前に
自分の傷を自分で縫うはめになるぜ。
[まだまだ若造だったミナカがこの絶望号に乗った頃。
当時のヘクターは血の気が多かった。そりゃもう多かった。
故に、船に乗って来たばかりの生意気な年下に舐めた口を聞かれて黙っている体などどこにもなかったので。
いかにもごろつきさながらと言った体でぱきぱき腕を鳴らして睨みつけ、殴り掛からんとせんばかりの勢いだったのを覚えている。
ついでに横でげらげらと笑い声をあげるホレーショー
調子のんなこのボケッ!!!
[と思いっきり怒鳴って横っ面を殴り飛ばそうとしたか**]
[死んだと気付いたのは、
あの焼けるような痛みがなくなり、
自分自身の死体を見下ろしていたから。
やはり、痛みは生きているから感じるのだと
死んでから確信を取れるとは思っていなかった。]
[銃弾にやられ、血の中に倒れた身体。
つまらない。
誰とも分からないくらい、酷く死ねたら良かったのにと。
死ぬ間際に感じていた、あの痛みも。
叶うなら、もっと酷い痛みを欲しかった。
死ぬほどの痛みを。
自分自身の死体から興味をなくし、顔を上げる。
死んだはずのヴェラーヴァル
[元々あまり太くもない首が、青魚よりも細く潰れて
太いギリアンの腕に抱えられているような姿は
見ていてなんとも、気持ちの良いものではなかった]
……………あれ
[自分を見ているのだ、と。気づくまでに随分とかかった。
階段からひとり、またひとりと死に損ないが降りてくる。
そのうちに吐かれた舌打ちが、自分に向けられたものだと
何故だかわかって、鼻を鳴らす。
たとえ笑っても、空気は震えない。
それをわかって笑うのが悔しくて、空っぽの唾を飲み込んだ]
[
ただ強くなった手の力にギブアップを訴えて、命の恩人へ恨めしげな視線を送る。
半笑いには、慌てて首を横に振って]
いや、なんかいまスゴく嫌なことを思い出しそうだったから、やめとく……。
[加えて、ヘクターの笑みが不穏極まりない。
永久に記憶の奥底へ沈めることに決めた。
うちの神様の方がスゴいだろう。スゴいだろう。敬えよ小僧]
はあい。
[
立ち上がるヘクターに、生前と死後と変わらずについていく。
なにがあったって、自分の人生唯一最大の恩人のそばから離れることなんて出来ずに。
共に向かうのは、絶望の船の中。
各々、海底の人狼へ声をかける姿を見て。
一番最後、暗い海に向かって視線をやったけども。
許すことも怒ることも出来ないから、困った顔をしてしまった]
……。
[小さく呼び掛けるように手を振ってから。
最後尾で、海賊たちの背中を追いかける]
―第三甲板―
[他の連中に続いて下へと降りる。
生者達が乱戦を繰り広げる最中、適当に見物できそうな場所を陣取って。
座するホレーショー
視界には10フィートはあろうかという白い狼。
恐らくあれが道化の正体なのだろう。
各々それと相対する者達を少し遠くから観戦する。]
…酒が欲しいな。
[率直に呟いた言葉は、どこか緊張感にかけるものであった**]
― 海の上 ―
[海面スレスレで泳ぐくすんだ黄色の海月を眺めたり、
中へ潜って遊泳したり。
子供のように次々と興味を移し、色を、形を愉しんだ。
一頻り堪能した男は、
倒れるようにして四肢を大の字に広げ、海中より海面を見上げた。]
[このままどこまででも行ってしまおうか。
そうも考えたが、
――その前にやはり、見ておきたいものがあった。
見上げる先、目に映ったのはデゼスポワール号の船底。]
―第三甲板―
酒ぇ?
……あー、もう飲めねえか。飲めねえんだろうなぁ……
[クソが。と呟いた。
真っ白で巨大な狼との戦いを眺める死者は、既に傍観者。
呑気なものだった。*]
[風の無い海に銃声はよく響く。
同時に目覚めた狼の咆哮も。]
パシャ──
[水面に波紋が生まれる。
まるで何かの歩みの様に。
だが船に近付いた波紋はそれ以上拡がる事はない。
ただ船に寄り添う様に、ソレは水面に佇んで。]
―第三甲板―
[甲板に着いたとき。
見えた光景に、ぎゃっと一声鳴いた。
双頭の獣やら半獣やら見ておいて今さら何を、とも思うが。
本能的に恐怖したのだから、仕方あるまい。
呑気に観戦し始める強者たちの一歩後ろ、陰に隠れるように座って。
少し遠くからの観戦のお供をする]
酒かあ。
[ヘクターとホレーショーの声に、ぽやりと呟く。
程度を弁えて飲むなら、悪くないかもしれないが。
いま飲めるもんなら、恐怖から逃れる以外の理由もなく浴びるように飲むだろう。
ミナカにまた叱られるだろうから、飲みたくはない。
叱ってくれるなら、の話だけども。
などと考える辺り、やはり生者よりも余裕はある。
死人の傍観者たちは、やけに達観した呑気さで戦いを見詰める]
………ォォォーッンッ
[祈る様にソレは泣いた。]
[シャルルを囲む人数が増えてくる。
彼らもやはり、今までのネイサンと、シャルルの違いを感じているのだろうかと。
会話を聞きながら解析するも、だからと特別な情が生まれることもない。]
……?
[
そも何故に理を説く必要があるのか。
そんな見当違いな事を考えた矢先───
──────!!!
[獣の毛が、ぞわりと大きく逆立った。
己の知る畏れとは違う。
肌触りの悪い、不快な恐怖。]
― 第三甲板 ―
[ニコの隣
ホレーショーと副船長の並んだ背を後ろから見ていると。
なんだか兄弟みたいだな、と。
やっぱり副船長は兄貴の兄貴なんだろう。
生者たちの戦いを見つめる傍観者は、そんな緊張感の欠片もない事を考えていて]
……ニコ。酒はだめッス。
[隣の昔馴染みのつぶやきには、ぴしゃりとそう言い放つ。
もう飲めないのは分かっていたが。
あんなニコラスを、もうグレッグは見たくはなくって。
後は黙って。戦いの行方を見守っていた*]
ヴヴ……ル……!
[牙を剥き、低く唸る。
”おまえは誰だ!”と訴えるように。
最早これは、己の知る、絶望の象徴ではない。
まったく異質な、見知らぬ恐怖。]
― 第三甲板、階段上方から見下ろして ―
[この船は随分と軽くなったと思ったが、
こうして見下ろすと、死者も留まっていたらしい。
自分もそうか、と存在の希薄な手のひらを見下ろす。
船長――だったもの。
綺麗な、真白い狼。
最期を齎すのは、やはり彼ではなかった。
彼に最期を齎すのは――?]
……知ってる。
[
少し首を竦めて、口ごもりながら答える。
そもそももう飲めないから、彼にまた狂乱を見せることもなかろう。
おまけに、と。透ける手を眺めて、ふい、と視線を床に一瞬向けて。
顔を上げた]
――ああ。
[嘆く声は、ジェレミーに今日は誰が死んだと言われた時に口にした。
『ああ、あいつはいいやつだったな』
『寂しくなるなあ』
その音と、同じだった。
血が舞って
床を、壁を、染める]
─── 。
[何かが跳ねる音がして。
波紋が広がった波間はそれきり、静かになった**]
[ついてきたニコラス
目の前の光景に悲鳴をあげつつ酒にという単語に反応したニコラスに、お前はやめとけと言いたかったが、先にグレッグが制したので突っ込まなかった。
ちらりと二人の方を見て、また白狼の方に視線を戻す。
先客のヴェラ
銃弾が飛び交い、剣の音が、咆哮が鳴り響いて―――。
どこか暢気に会話しながら眺めていたはずが、
いつしか食い入るようにして目の前の戦闘を見つめていた。]
[やがて、血をまき散らして満身創痍になった白狼が
ギリアンの方に歩み寄り、互いに抱擁する。
―――嗚呼、きっともうすぐ終わりなのだろう。
薄々そんな風に悟りながら、只無言でじっと腕を組んで。
血で紅く染まる白狼と、慈しむような動きで牙を立てられるギリアンを見つめていた。**]
[これは呪いだ。
死を終わりだと、救いだと思う者があるならば、
それらにとって、正しく呪いだ。
眼前の光景から目を逸らすように首を振る。
疲れた、と呟くが、身体はどうにも軽い。当たり前だった]
………あーあ
[溜息残して、そのまま階段を上ることとする。
もし、新しい風が吹くならば――
いつもの場所で、船首でそれを感じよう。
呪われた死者にも、それくらい許されたっていいだろう]
[ヴェラーヴァルが唸り声を上げている
興味をなくし。
ふとギリアンの腕
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