人狼議事


179 仮想現実人狼―Avalon―

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視点:


【人】 奇跡の子 カリュクス

[交わされる爪牙と得物から目は離せず。

 ──大丈夫だ、と。
 強がる声>>59を思い返してはただ、聞かせてしまったことを後悔しながら。
 鈍い音と共に傷を増やしていく二人を見詰める]

──あぁ、

[衝き出されるメイス、喰い飛ばされる腕を食い入るように見つめながら、身勝手に祈る。

 ──リアルに影響が出ないといい。
 

(1) amane 2014/06/06(Fri) 12時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[膝をついたクシャミ>>5:85に、振り抜かれるメイス>>5:73が迫る。

 見たくない、と思う反面。
 見られてよかった、とも思う。

 知らぬ間に人の形をなくしていた両親が、もしかしたら自分が目をさます直前まで生きていたら、と何度も夢に見て後悔していたから]

(4) amane 2014/06/06(Fri) 12時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[…鈍い武器が振り抜かれ>>5:94、決着がついたのを悟ればクシャミの元に走り寄って、異形の彼を抱き抱えた]

──クシャミん──

[動かなくなる黒い毛皮をそっと撫でる。

 いつも優しかったクシャミを、それ以外の皆も。
 苦しませたのはたぶん、自分だ。
 大事な人を失う痛みはこれで2度──いや、3度目か。
 それでも。

 チアキに斬られて消えてしまわなかったことに、代わりに犠牲になってくれたワンダに、そして自分にはできない結末を用意してくれたトルニトスに、感謝する]

(6) amane 2014/06/06(Fri) 13時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


 …トルニトス。
 ありやと、クシャミんを助けてくれて。

[声>>5:96をかけてくれたトルニトスに、精一杯の感謝を述べて。

…私は支えられてばかりで、ついぞ支えにはなれなかった、と*項垂れた*]

(7) amane 2014/06/06(Fri) 13時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ クシャミを抱いて・広間 ─

[動かないクシャミを抱いてうなだれる。
 開いた目から涙が流れることはなく、ただ、歪みのない画像で次第に動かなくなる姿が脳に飛び込んでくる。
 かろうじて最後まで残されていた目の光りも、ふと消えて。

 ──そして、他の犠牲者と同じように。

 端からきらきらとした光になって消えていった>>55

 後には何も、残らない。
 それが仮想世界に相応しい、死の表現]

(64) amane 2014/06/07(Sat) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


──クシャミん。

[すがるように名を呼ぶが、答えるものはもういない。

 システムメッセージ>>#1が彼女にも自陣営の勝利を知らせるが、そんなものはすでに何の意味も持たなかった。

 そんな意思に呼応するように、*意識は闇に飲まれゆく*]

(65) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

──できることなら、替わってあげたい。

[落ち行く意識で願ったのはそんなこと。

 望みが叶えられるとは思ってもいないが、それが彼女の望みで*]

(69) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ 現実・病室 ─

[ピ・ピ・ピ、と。
 無機質な音だけが病室に響く。
 点滴は音もなく管を滑り降り、心電図は一定の間隔で波形を描いている。
 機械がなければ、わずかに胸の辺りが上下していることだけが、ベッドの主が生きている証だった。

 少し前髪にだけ癖のある、栗色の髪をした小柄な娘。
 年の頃は二十歳か、二十一かそれくらい。
 ほとんど外に出ないせいで肌の色は白く、小食のため痩せ気味の体、掛布に覆われて見えないが大きな傷跡の残る足。

 ベッドの隣に置かれているのは彼女の体に合わせた車いす。
 カスタマイズされたそれは彼女の脚がもう動かないだろうことを示しているが、もう長いこと使われた形跡がない。

 こんな脚だからこそ、彼女は跳びはねるウサギをイメージしたアバターを好んで使っていたのかも知れない]

(71) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[──彼女は元々、リアルの世界に大した未練がなかった。

 両親を失い、脚の自由を失い、人の命の値段を示された時点で、リアルの世界への興味は尽きかけていた。

 アヴァロンの世界にもそろそろ別れを告げるべきか、と考えていた>>0:98ほどだから、ゲームの世界自体が彼女を縛る鎖にはなり得ない。
 ゲームもまた、彼女の心をどうにかするほどの魅力を失いかけていたのだった。

 ただ、時折と言うには足繁く。
 自分の元に訪れてくれる幼なじみがいて。
 その相手をこの世界に誘ったのが自分で。
 その相手と同じフィールドを自由に駆け回る時間は楽しくて。

 それだけが、彼女がゲームもネットも何もかも止めて、世捨て人にならない理由だった]

(72) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[──しかし、その相手も。

 彼女の目の前で≪いなくなった≫。
 クエストのアナウンスは、『負けた陣営は消滅』すると告げていた。

 ──そうなれば、彼女には現実へ帰る理由がない]

(73) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[いつぞや口にした「人の心と体はそう遠くない>>4:125」という言葉は、実体験に基づくものだ。

 長い眠りから目を覚まし、両親の死を知って。
 ショックのあまり気絶するように眠り。
 起きたときには耳まで聞こえなくなっていた。

 何も聞きたくない、という精神的なものだろうとの医者の言のとおり、ある日突然本来の聴力を取り戻すことはできた。
 しかし、彼女の心の中には潜在的な恐怖が残ることになり。

 だからこそ、いろいろなことを恐れていた]

(78) amane 2014/06/07(Sat) 03時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[──いつも様子を見に来る看護師が、そっと彼女の体温を測り、目の反応を確認しては、ため息をついて出て行く。

 眠る彼女が、それに反応することはない。

 陣営の勝ち負けにかかわらず、≪カリュクス≫だった彼女はクシャミが死んだこと、それ自体が敗北だと思っていた。

 そして、できることなら自分が彼の替わりにあの世界で消えられればいい、と──*]

(80) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

― Avalon・再起動後 ―

[現実であったあれこれを、カリュクスは知らない。

 ふ、とどこかから浮かび上がるように意識が灯る]

 ……。

[目を開けば、そこはフィールドの裂け目。
 ほんのちょっとした3D処理のバグで忍び込める、どこまでも地平線の続く世界だった。

 かつて入り方を誰かに教えてもらい、その人はゲームを卒業していったから、たぶん知っているのは、ゲーム内でもうカリュクスひとりきりだ。

 いつまでも静かな昼と夜が繰り返されるだけの、美しい秘密の場所。]

(85) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[そんな場所で目を覚まして、自分の体を確かめて。
 チアキにつけられた傷は消えていたが、そういえばリアルでログアウトしたような記憶はない。

 この世界がまだあると言うことは、サーバーが再起動されたことは間違いないだろうと思う。
 なぜか自分がここに残っているのは、巻き戻しがあったのか、それとも何かの気まぐれなのか。

 カリュクスは薄く笑う。

 巻き戻しがあったのなら、もしかしたら。
 消えた、と言われたクシャミも、もしかしたらどこかにいるかも知れない。
 それとも、自分が願ったとおり、現実で目を覚まして、ゲームに戻ってきているか]

(87) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[そんな、都合のいいことを考えて]

 ……時間はたぶん、いくらでもある。
 ゆっくり、探して、待とう。

[現実世界の自分のことなど知らぬげに、裂け目の世界からAvalonの喧噪へと、一歩足を踏み出した*]

(89) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ ゲーム内 ─

[それからはどこへでも。
 レベルだけは高いから、ソロでも特に支障はない。
 知り合いたちも、いつも通りの長時間ログインをしているカリュクスには気を止めた様子もなかったから、とにかくフィールドの隅から隅までを歩き回った。

 走ると何かを見逃してしまいそうだから、いつも最低限の速度で、ゆっくりと歩く。

 ──そして、とあるギルドの近くにある橋の欄干に座っていた、小さな黒猫に気づいて手を伸ばした]

……にゃんこ。

(90) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


…逃げない。いい子。

[手を伸ばして喉を撫でると、仔猫は目を細めて喉を鳴らす。

 そういえば、クシャミんにあだ名をつけたのは、こんな猫と出会ったときだった。

 思い出して、口元を綻ばせる]

…おまえ。そっくり。

[誰に、とは言わない。
 見つけられるまで、名前を呼ぶことはしないと決めているから。

 一通り仔猫を撫で終わると、黒くて小さな頭に歩振りと手を置いて、少し名残惜しそうにその場を立ち去ろうとする]

(93) amane 2014/06/07(Sat) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

──クシュ。

[猫に背を向け、足を踏み出しかけたところで。
 測ったように猫が小さなクシャミをする。

 ──足が止まった]

……やっぱり、そっくり。

[立ち止まった声が震えている。
 振り返ることはできなかった。
 ただ、ぽたぽたと石畳に水玉模様が落ちる]

──く、う。

[押し殺したように、食いしばった歯の間からうめきが漏れた]

(98) amane 2014/06/07(Sat) 04時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[足を止めたカリュクスに、仔猫が近寄ってくる。
 すり、と足に柔らかい毛並みが触れて、励ますような鳴き声が聞こえる>>120

 ぽたぽたと視界を歪める水は仔猫にかかっていないだろうか。
 猫は水を嫌う生物だから。

 余計な心配をしながら、それでも涙は止まらなかった]

大丈夫、──大丈夫。

[ぼやけた視界には見上げてくる双眸。
 自分に言い聞かせるように、大丈夫だと繰り返す]

……、──。

[綺麗な緑を湛えたそれに、探し人のアバターが重なる。
 長い前髪の間に、荒い毛並みの異形に変じた後も、変わらぬ色だったその緑が]

(146) amane 2014/06/07(Sat) 21時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


──クシャミん。

[耐えきれず、探し人の名を呼んで、仔猫に手を伸ばした。
 逃げなければそのまま抱き上げようと]

ねえ、にゃんこ。
クシャミんがどこにいるか、知らない?
キミにそっくりな緑の目をした、キミにそっくりなクシャミをする、猫耳パーカーの双剣士だよ。
知ってたら、教えてよ。

[何も知らぬげな仔猫に、泣きながら問いかける]

(151) amane 2014/06/07(Sat) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[──再びこの世界で目覚めてからも、彼女のメニュー画面のログアウトボタンは機能を停止したままだった。

 その、システム的にあり得ない現実は。
 探していればいつかは会える、と彼女が考える一因になっていた。

 ──自分が望んだ結末が実行され、その後システムが巻き戻ったために起こった不具合がこれだと。
 あるいは、自分も幼馴染も他の参加者たちも、どこか病院のベッドで眠っていて。現実に戻りたがっていた人たちはもう目覚めているのではないかと。

 いくらクエストの敗北が《消滅》だと記されていたとしても、生きたいという意思さえあれば戻れるのではないかと淡い期待をしていたのもある。

 だからなおさら、どこかに幼馴染の姿があると信じていた。思い込みたかった。
 自分がいつまでも現実に戻ってこないなら、家のドアを叩いてくれたあの日のように、この世界にも一度は顔を出してくれるだろうと、淡い希望を抱きたかった]

(160) amane 2014/06/07(Sat) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[会えるまでは泣くまいと思っていた。
 名前も呼ぶまいと思っていた。

 涙を流せば喪失が本当になってしまう気がして。
 再会の喜びになら、いくらでも泣こうと思っていたから。

 しかし、些細な思い出に決心は容易に覆されて、涙は壊れたように止まらない]

探してるの。
会いたいの、だいじな人なんだ。
生きてるかどうかがわかるだけでいい。

どこにいるの──クシャミん。

[おとなしく抱き上げられる仔猫は人の言葉をもたないようだ。
 ただ、ごろごろと喉をならしてなついてくれる相手に、一方的に問いかけた]

(162) amane 2014/06/07(Sat) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[仔猫が答えないのは解っている。
 ただ、心配してくれるようにざらついた舌で頬を舐められると無性に悲しくなって。]

──クシャミん──

[思わず抱きしめようとしたら、上手く腕をすり抜けられてしまった>>159]

…あ、

[逃げていってしまうかな、ともちらりと思うがそんなことはなく。
 フードに潜り込み耳元で喉を鳴らす仔猫の体温に、くしゃりと顔を歪め──]

…ここ、ひと一杯いる。
はずかしい。

[あわてて跳躍して、建物の屋根に逃げた]

(164) amane 2014/06/07(Sat) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[どこにでも行ける、何でもできるが売りのアヴァロンは、屋根の上にもひとがいる。
 ステータスとプレイヤースキルが許せば、移動に関しては本当にやりたい放題だから、人のいないところを探すには苦労した。

 襟巻きのようにフードの中に落ち着いてしまった仔猫を連れて、落ち着いたのは見晴らしのいいフィールドのひとつ。
 脱初心者程度の難易度の、双剣士専用装備を落とすボスのいる場所だから人も少ない]

(177) amane 2014/06/08(Sun) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[高台の中でも一番高い見張らし台の上からは、アヴァロンの広大なフィールドがよく見えた。
 遠く映るホームタウンはまるで箱庭のよう]

──ねえ、にゃんこ。クシャミんはね──

 その箱庭を見つめながら、フードの中の仔猫にクシャミとの思い出を語ろうと口を開けば、あとはとどまるところを知らなかった。

 親同士が仲がよくて、気がつけばそこにいたことから始まって。
 クシャミなんてあだ名の由来、リアルのあれこれ、
アヴァロンに誘ったことやどんなに猫耳パーカーが似合うか、
自分の事故から始まるお菓子と──そして、あの事件の話にいたる]

(179) amane 2014/06/08(Sun) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[時間だけはいくらでもあったから、アヴァロンの世界の昼と夜がいくつも繰り返すのにも構わず、逃げない仔猫を相手にいつまでも話した。

 頭のどこかではわかっているのかもしれない。
 ただ話し相手が欲しいだけなのかもしれない。

 どちらにせよ、どことなくNPCやペットとは違う雰囲気の仔猫に、話を聞いてほしかった]

──ねえ、にゃんこ。
クシャミんってこんな子なんだ。
そっくりなキミなら、クシャミんをみつけられないかな。

[時折、そんな言葉を間に挟みながら]

(181) amane 2014/06/08(Sun) 00時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

amane 2014/06/08(Sun) 04時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

─ Avalon・フィールド ─

[仔猫といくつの昼と夜を過ごしただろう。
 仔猫がクシャミをするたびに赤い目を潤ませてはいたが、その目から涙が溢れることはもうなかった。

 あくびをする鼻先をつついて口許を綻ばせたり、戯れに髪にじゃれてくる前足に相手をしたりしながらずっと話していたが、やがてそれも終わる]

──にゃんこ、いっぱいはなし聞いてくれて、ありやと。
ボクのはなしはここでおしまい。

[言葉を切って、体を伸ばして立ち上がろうとする]

(256) amane 2014/06/08(Sun) 14時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


…クシャミん、最後まで諦めなかった。
だから、ボクも諦めないでいたい。
また、探しに行こうと思う。

[ずっと動いていなかったから、あちこちが鈍く痛む。
 …相変わらず芸が細かい]

…ね、にゃんこ。
そっくりなキミなら──、

[言いすぎてお定まりになった問いかけを仔猫に向けると、仔猫はするりとフードから抜け出した>>249]

(257) amane 2014/06/08(Sun) 14時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


…にゃんこ?

[眠そうにあくびなんかをしていた様子とは少し違う印象を受け、小首をかしげて緑の目を見る。
 敵意がないのを示すためにちょっと目を瞑ってみせると、小さな鳴き声をあげて足元に擦り寄ってきた>>250
 それから歩き出したようすに、どこかに行ってしまうのだろうかとも思ったが。

 少し歩いては振り返り、誘うかのように上げられる声に、どこかへ案内してくれるつもりなのかと理解する]

(258) amane 2014/06/08(Sun) 14時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[先導する仔猫のあとを追ってフィールドを歩く。
 その辺りに生えている草花の回りに飛んでいる蝶に興味を示したり、エノコログサの野原に飛び込んだりするのをほほえましく眺めながらも、だんだんホームタウンに近づいていくのは察していた]

……。

[仔猫が興味を示すものが、ゲームを始めたばかりのクシャミが面白がっていたものばかりだ、と思うと少し切なくて。
 仔猫が背を向けている間に、ぎゅっとコートの胸元を押さえた]

(260) amane 2014/06/08(Sun) 14時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ Avalon・ホームタウン ─

[仔猫に連れられて、やって来たのはホームタウンの中央広場だった。

 見上げれば空には巨大できらびやかな装飾を施されたゲートストーンが浮いている。
 Avalonを遊ぶ誰もが最初に目にし、予想以上の作り込みに感嘆の声をあげる場所。
 始まりの場所であるそこは、今日も活気に満ちていて。
 そして皆、他人に目を向けることなく一直線にどこかへ飛び出していき、或いは現実に戻るためにそこへ飛び込んでいく]

…………。

[魔法陣のような模様の描かれた石畳、その中央で鳴く仔猫>>251に、少し複雑な表情を向ける]

…にゃんこ。
ボクのログアウトボタンは──

(264) amane 2014/06/08(Sun) 14時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[使えない、と言おうとして気付く。
 最後に確認した時には白く反転していたそれが、色を取り戻していることに]

…知ってた?
それとも、にゃんこの魔法?

[尻尾を振る様子がどこか誇らしげに見えて、そんなことを聞いてみる。
 もちろん仔猫が答えることはないが]

…クシャミん、あっちで探さないとダメなんだね。
わかった、もどる。

[仔猫に礼を言って、ゲートストーンの真下に立った。
 身軽に肩へと駆け登り、頬を擦り寄せてくる仔猫の冷たい鼻に唇を寄せて]

(271) amane 2014/06/08(Sun) 15時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


ありやと。
…またね。

[とても。
 とても久しぶりに、《ログアウト》の*ボタンを押した*]

(272) amane 2014/06/08(Sun) 15時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ 現実・病室 ─

[──最初に戻るのは聴覚。
 ピ、ピ、と規則的に繰り返す機械音は、聞き覚えのある生命維持装置セットのそれ。

──次に戻るのは嗅覚。
 嗅ぎ慣れた消毒液の、無機質なにおい。

──続いて戻るのは触覚。
 腕に射された針と、強張った関節の痛み。
 清潔なリネンの、着せられた病衣の、少し固い感触。

──味覚は……貼りついたように渇いた口のなか、ただ違和感だけがそこにある。


 覚えのある数々の感覚に、私は戻ってきたことを知る。


 ぱち、と目を開くと、検温に来ていたらしい看護師さんと目があった]

(277) amane 2014/06/08(Sun) 15時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


…………、ここは?

[貼りついたような舌と口を操ってようやく声を出すと、看護師さんは涙ぐんだ]

『おはよう。ここは××総合病院よ。あなたは──眠っていたの、いままで。
 よかったわねぇ、目が覚めて。
 すぐに先生に知らせるわね。何かほしいものはない?お水、飲む?』

[落ち着けるように私の額を撫でて、看護師さんは話しながら私に繋がっている機械を手際よく止めていく]

(286) amane 2014/06/08(Sun) 16時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


……水を。
あの、もう一人。
もう一人、もしくは何人か。
私と同じ理由でここに入院してる人はいませんか。
────っていう名前の男の子なんですけど。
背が高くて、ちょっと前髪が長すぎるくらい長い。

[からからに渇いた喉に咳き込みながらも、一番重要なことを聞く。
 先に目が覚めて、もう退院している。
 そんな言葉を聞きたくて]

(287) amane 2014/06/08(Sun) 16時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[他の患者さんのことは、と思ったのか少し渋る看護師さんの返答を待つ。
 しかし、彼女から返事をもらうよりも先。
 隣だろう部屋から歓喜混じりの悲鳴>>312が聞こえてきて、その聞き知った声に探し人の覚醒を確認する]

…あ、いいです。
今、隣で目が覚めたみたいだから。

[涸れた声を絞り出して謝意を告げると、水をもらっておとなしく検査に身を委ねた。

 ただ眠っていただけで体には傷もないから、リハビリは昔より楽だった]

(320) amane 2014/06/08(Sun) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 ─ 病棟 ─

[隣同士の部屋にもかかわらず、クシャミんとはなかなか会えなかった。
 まずは検査の順番があるし、何より彼の家族との時間を邪魔することになってしまう。
 元はと言えば、クシャミんがこんな目に遭うことになったのも、私が誘ったから、と言えば遠因はそうに違いないわけで。
 少しばかり、遠慮があった。

 それに、検査が終われば後は比較的暇だ、と言うのを知っていると言うこともあり。
 クシャミんとは面会時間外にでも会いに行ければいいなと思っていた。
 それにはまず、自力で移動する必要があったけれど]

(327) amane 2014/06/08(Sun) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[──車いすに移動するこつは心得たものだから、自分で身を起こせるようになれば行動はすぐだった。

 朝の検査が終わってすぐならきっと起きているはずだし、面会時間の邪魔にも、リハビリの時間の邪魔にもならない。
 そう思って。
 いつもよりかなり重い体を引きずってだったが、ベッドの隣に用意してもらっている車いすへと体を移す。
 そしてクシャミんの部屋の前へと行き──]

──クシャミん、起きてる?

[こつこつ、と。
 病室のドアを叩いた]

(335) amane 2014/06/08(Sun) 20時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ クシャミの病室 ─

[起きてる、という返事>>353にドアを開ける。
 久しぶりに見た幼なじみは、まだベッドに伏していて。
 トルニトスとあれだけのバトルをやらかしたのだから、自分よりもダメージが深かったのだろうか]

──クシャミん。

[車いすを操ってベッドの横まで進むと、ぎゅっとクシャミんの手を握った]

(387) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

よかった。戻ってこれて。
クシャミんが起きなかったら、私──

[なんと言おうか、言葉に詰まる。
 起きる気がなかった、というのはなんだか違う気がするし。
 私が誘ったばかりに、と謝るのも違うような気がする。
 だからと言って何か別の言葉を掛けることも思い浮かばないまま、曖昧に言葉を濁した]

…けど、クシャミんがまだ動けないなんて、ちょっと意外。
やっぱり、慣れの差かな。
体、すっごく重いでしょ。

[くすくす笑って、手を伸ばして額を撫でる。
 さらさらした髪の感触に、ちょっと目が潤んだのは秘密だ]

(388) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[撫でながら、続くクシャミんの話>>354を聞く]

……夢。
私も、見てたよ。
ずっとクシャミんを探す夢。

…もしかすると、夢のどこかで出会ってたかもしれないね。

[思い出すと、何とも寂しい道行きだった気もするけれど。
 結果的にクシャミんの目が覚めて、クシャミんがこちらに戻ってこれたのならなんだって良かった]

目が覚める前に、クシャミんにそっくりなクシャミするにゃんこに会ってさ。
きっと、あの子が私をこっちに帰してくれたんじゃないかなって思うよ。
緑の目をした、かわいい子だったな。

(391) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

ねえ、クシャミんは──

[問いかけるよりも先に。
 また戻りたいか>>355、と聞かれれば、笑って答えた]

うん、もちろん。
私が自由に歩けるのは、アヴァロンしかないからね。

[そう、そういえば。
 歩けなくなってからの私は、リアルさと言うよりも歩ける、という感覚を忘れないために、あの世界に出入りしていたのだった。
 それをふと思い出した]

(394) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[うんうん、と、自分で勝手にうなずきながら、喋る]

それに…私も、みんなのことは気になるし。
特に、シロガネ。
あの子、初心者さんだったのにあんなことになっちゃって、大変だったろうから。

[ほとんどしゃべりもしなかった人もいるけれど、ともにあの事件に巻き込まれた人たちのことは、気にならないはずがない。
 ただ、思い出すと何となく涙がこぼれそうになるから、それ以上は口にしないで話を切り替えた]

…そうだな、早く退院して、クシャミんといっしょに元の生活に戻りたいな。

アヴァロンで遊びながら株取引して、たまにクシャミんがお菓子もってきてくれて。
たまにクシャミんと一緒にクエストこなしたりしてさ。

(396) amane 2014/06/09(Mon) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

じゃあ、私はそろそろ戻るね。
また、話しに来るから。

[しばらく話して、あまり長い時間拘束するのも疲れるだろうと、話を切り上げる。

 車いすを押して自分の病室に戻りながら、ふと事件が起こる前の話を思い出した>>1:237
 そういえば、海外研修の話はどうなっただろう。
 戻って聞くのも決まりが悪いし、もし時期的にお流れになってしまったのなら触れられるのは辛いだろうから、聞かないことにした。

 けれど、そんな話が出るのはクシャミんが成績優秀だったからだ。
 いつかまた、チャンスはあるはず。

 ……だから、もう少し株取引を頑張ろうかな、なんて思う。
 クシャミんが製菓職人になれたなら、きっと次は自分のお店が欲しくなるはずだから。
 たくさんお世話になったお礼に、援助できるよう貯めておこう*]

(399) amane 2014/06/09(Mon) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ 自分の病室 ─

[…行きはよいよい帰りは怖い。
 そんな歌の一節を思い出しながら、ベッドになんとかよじ登る。
 行きは引力に手伝ってもらえるから楽だけど、重力に逆らうにはちょっと腕力が足りない]

──っ、はぁ。

[ベッドに身を横たえると、ほんのちょっと動いただけなのにひどく眠くなった。
 ちょっとだけ、と目を閉じながら、]

『──じゃあ、帰ろう』

[そう言ってくれたクシャミんの顔を思い出した]

(444) amane 2014/06/09(Mon) 08時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


(…強いなぁ)

[そう思う。
 あの事件で、一番嫌で大変な思いをしたのはクシャミんだ。
 理不尽な役職を割り振られて、逃げるに逃げられない強制発動スキルに翻弄されて、優しい子なのに人を騙さざるを得なくなって、傷を負った。
 たくさんの嫌な思い出を抱えて、それでも戻ろうと言ってくれた。

 私は純粋にクシャミんとまた跳ね回れることが嬉しかったけれど、クシャミんはたくさん抱えるものがあるだろう。

 思えばずっと、彼には気遣われていた。
 最後にスキルを発動させたのも、私が処刑されそうになったことがトリガーだ]

──クシャミんには、恩返ししなくちゃなぁ。

[本当に、事故からこちら、クシャミんには世話を焼かせてばかりいる]

(445) amane 2014/06/09(Mon) 08時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[眠りの淵に落ちる間際、トルニトスの中のヒトがやっているカフェに誘われた>>425のを思い出して。

──あのマッスルの中のヒトがやってるカフェ?
 壁一面にボディビルダーのポスターとか貼ってあったらどうしよう!

 なんて大げさに怖がってみせたらクシャミんはどんな顔をしていたっけ。
 本当は、滅多に外になんて出られないから、すごく楽しみなんだけど。

 トルニトスの中のヒト予想をひとしきりマジメに検討しあったのは面白かった。

 普通の生活に戻れる日を夢みながら、いつしか眠りに落ちていた*]

(446) amane 2014/06/09(Mon) 08時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ 退院後 ─

[クシャミんが退院できたのは、私が退院してからもう少ししてからのことだった。
 やっぱり騙りLW─ちょっと人狼ゲームについて調べたらこういうらしい─は負担が大きいみたいだった。
 私より元気で体力のあるクシャミんの退院が遅れた理由は、たぶんそういうことだろう。

 一足先に退院する私に、クシャミんのお母さんは当然のように付き添ってくれる。
 一ヶ月以上放置していた自宅がどうなっているかとびくびくしていたけれど、どうやらクシャミんのお母さんが世話をしてくれていたらしくて事なきを得た。
 でも、ほっとしたのも束の間。
 もっとちゃんとしたものを食べなさい、と叱られてしまった。

 アヴァロンについても聞かれたけれど、眠っていた間のことは曖昧に言葉を濁して。
 ただ、クシャミんにいっぱい助けてもらったような気がする、とだけ答えておいた。

 ゲームを続けるの、と聞かれれば。
 私が歩けるのはあそこだけだから、と答えた。
 言葉につまるおばさんにはちょっと申し訳なかったけれど、本当のことだからどうしようもない。
 ただ、気を付けて。と頭を小突かれてしまった。

──それが、退院の日の思い出。]

(464) amane 2014/06/09(Mon) 12時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ また後日・カフェ『木漏れ日の光』 ─

クシャミん、ここなの?

[すっかり元気になったクシャミんに連れられて、私は一件のカフェにやって来た。

 看板には『木漏れ日の光』と書いてある。

 想像していたよりもずっと普通──むしろおしゃれだ──なお店に、本当にトルニトスの中のヒトがやっているカフェなのかと不安になる]

ねえ、ほんとに大丈夫?間違ってない?

[心配できょろきょろしているうちにクシャミんが後ろから押してきて、押し開いたドアについていたベルがからんと鳴る]

──いらっしゃいませ──

[ウエイトレスさんの声が店内から響く*]

(465) amane 2014/06/09(Mon) 13時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

>>466
──ありがとう。
素敵な椅子だから座ってみたい気もするけど、高さがあえばこのままで。

[店に入ると、黒髪を後頭部でちょこんと結んだウエイトレスさんが笑顔で出迎えてくれた。
 …高校生くらいだろうか?
 かわいい子だなあ、なんて思いながら席に案内してもらう。

 机の間が広く取られた店内は、車いすを通しやすくてありがたい]

(478) amane 2014/06/09(Mon) 18時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[クシャミんと向い合わせの席について、私はさっそくメニューに手を伸ばした。
 表紙を開くと、色とりどりのケーキの写真と、たくさんのお茶、軽食などが書き連ねてある]

わぁ、クシャミんすごいね。
クリームパイ、食べたいなぁ。けどこっちのミルフィーユもおいしそう。
お茶もいっぱい揃ってるし…迷うなぁ。

クシャミんはどうするの?
私、違うの頼むから一口交換してくれない?

[あんまり大きい声を出すと他のお客さんに迷惑だから声を絞っていたけれど、こういうお店にくるのは本当に久しぶりで。
 だから私は、さっきまでの心配(もちろん、内装がマッスルマッスルしていたらどうしようというやつだ)も忘れてはしゃいでいた。

 結局悩みに悩んだ末、レモンパイとラズベリーティーを注文して渋々メニューを手放した]

(479) amane 2014/06/09(Mon) 18時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ カフェ ─

[クシャミんとのんびり話をしながら待っていると、殺気とは別のウエイトレスさんがオーダーを運んできてくれる。
 こちらは勝ち気な顔をした、妙齢の美人さんだ]

あ、はい。車いすでも来やすいって…

[こんな美人さんを雇えるなんてすごい店長だなーと思っていたら、なんだか幻聴のようなもの>>489が聞こえた]

(494) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……?

[脳みそが理解を拒んでいるのか、かなり長いこと思考停止する]

(495) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


……


[クシャミんの方を見るけれど、私と同じかそれ以上にびっくりしているようで。
 目を白黒させて変な声を上げているのが見えた]


………………


……店……………長………??

(496) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

………………ええーーーーーーーっ!!!



[叫び声を上げたのはクシャミん>>492とほぼ同時。
 仲良く叫び声を上げる変な二人組は、静かな店内ではさぞ目立ったことだろう]

(497) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

どどどどうしよクシャミん、私こんな時どういう顔をしたらいいのか判らないよ!

[どこかで聞いたことのある台詞を口にしながら。
 慌てた私は何事かまくし立てているクシャミん>>492と、いたずらっぽい笑みを浮かべている≪店長≫>>489を交互に見比べる。

 あまりにもイメージとかけ離れた姿に、コレは冗談か何かで真の店長はどこか屋根裏部屋とかに隠れてこちらを伺ってるんじゃ、なんてそんなことまで考える。]

(500) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……きゃ!

[が、どうやらそんなこと>>500はなかったらしい。

 あんまりにもやかましかったものだから、銀のお盆の一撃を食らってしまって、私はちょっと涙目になる]

…あ、すいません…。
確かに、私もこっちでは動けもしませんけれ、ど。

[頭を押さえながら、≪店長≫の顔をじーっと見上げる。
 …どれだけ見てもあのマッスル全開のトルニトスと、目の前の美人さんのイメージが結びつかない。]

(506) amane 2014/06/09(Mon) 21時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

あ、はい。
いすとか机の位置が広く取ってあって、ありがたいです。
入るときも段差がなかったし。
あちらこちらにさりげなく手すりがあるのも、きっと心強いんじゃないかと。

[頭をさすりながら問いかけ>>506には答えて。
 変な同情をされないのがありがたい]

(516) amane 2014/06/09(Mon) 22時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[店長が目を向ける先>>503に目をやれば、そこには同じく声を掛けられて慌てている女の人>>509がいた。
 女の人からクシャミんの名前が出て>>514、あの事件に関わった誰かなのかな、と気づく]

初めまして。
ウサ耳槍戦士≪カリュクス≫です。

[ぺこりと頭を下げる。
 誰なのかはよくわからないけれど、店長さんを見てびっくりしていると言うことは、アバターは同性を選んでいる誰かだろうか。
 ……女の人のアバターは…フランシスカ、シロガネ、リンダにワンダ]

(525) amane 2014/06/09(Mon) 22時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[会釈を返してくれる彼女>>529に自己紹介されて、アバターが結構似ているな、なんて思う]

…フランシスカ!
そうなんだ。
こっちでは初めまして。

[細っこいフランシスカの様子に、あんまり起きてから間がないのかな、とも思うけれど。
 さすがに隣にいた人を置いてはやってこない彼女にほほえみかけておいた]

(539) amane 2014/06/09(Mon) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

私も、会えるとは思ってなかった。
まさか、こんな近いところにいるなんて。

良かったら、向こうでも会おうね。
トルニトスみたいにはできないけど、二人で組めばフィールド全滅、狙えるよ?

[ぶんぶん、と槍を投げるマネをして見せた]

(550) amane 2014/06/09(Mon) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[…そして店長からテーブルの説明>>523を聞くとちょっと目を丸くする]

ええ、机の高さも、ちょうど。
けど、そこまで気を遣ってくださってるんですね…すごいな。

[趣味のいい調度品だなぁ、とは思っていたがそこまで細工がしてあるとは。
 何となく机の面を撫でてみる。

 頭を撫でられる>>523と、何となく気持ちよくて目を細めてしまう。
 アヴァロンの世界の≪カリュクス≫と同じ表情をしているとはつゆとも知らず]

(551) amane 2014/06/09(Mon) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

…あ、はい。
いただきます。

[と、フォークを取ろうとするのだが。
 どうやら、そうは問屋が卸さないらしい。

 こちらのやりとりに、あちこちで反応する人たち>>502>>535が視界の端に映る。
 声を掛けられないのなら、こちらから声を掛けることはしないでおこうとも思うが。
 ……確かにここは、オフ会の会場みたいだと思ってクスクスと笑みが漏れた]

(553) amane 2014/06/09(Mon) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[>>523勧められるままにフォークを取ろうとすると、クシャミんが預かってた荷物を渡せと言ってくる>>544]

……あ、忘れてた。どうぞ。

[膝の上に持っていた袋を手渡して。
 自作のお菓子を店長に渡すクシャミんを見つめた]

店長さん、クシャミんのお菓子、すっごく美味しいんですよ。
けど、できればプロ視点の辛口な感想、言ってあげてくださいね。

[と、笑う店長の背中>>549に声を掛けた]

(554) amane 2014/06/09(Mon) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[クシャミんの目的を済ませると、あらためてケーキを口にする。
 やっぱり、せっかくの紅茶が温かいうちに食べてしまわないと台無しだ。

 そっと一口フォークですくい上げて、繊細なかけらを口に含む]

わ、おいしい。

[ふんわりと口の中に広がる甘みに、思わず声をあげた]

クシャミん、これすっごく美味しいよ。
食べて食べて。
そっちも?うん、ありがと。美味しいなぁ。

…あ、でもでも!
クシャミんの作ってくれたお菓子の方がずっと美味しいからね?

[と、訳のわからないフォローをしながらも、お茶の時間はあっという間に過ぎてしまう。

 レモンパイもチーズケーキもそれに紅茶も、とっても美味しくて素敵なお店だったなと満足して、お店を後にするのだった*]

(557) amane 2014/06/09(Mon) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ 現実世界・自室 ─

──さて、そろそろ行きますか。

[市場は引けた。
 さっきまで張り付いていた取引画面をさっさと閉じて、私はログインの準備をする。

 もう一つの画面には、いつもどおり≪カリュクス≫がいる。
 拍子を取るように頭を振って、頭上のウサ耳をひこひこと揺らし。
 時折、気が向いたようにうろうろしたり、ひょいと宙返りを打ったりする様子を見ているのは結構楽しい。

 けど、やっぱり一番楽しいのは。
 この子になって世界を駆け回ること。

 隣に飲み物と軽食を置いて、HMDを身につけて。

 ──さぁ、自由な世界への扉を開けよう]

(573) amane 2014/06/10(Tue) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

─ Avalon ─

[目を開ければそこは美しいアヴァロンの世界。
 ボクは≪カリュクス≫、小柄な体に銀色の髪、赤い目。ふわふわした白いコートのフードには、ウサギの耳が揺れている。
 ログインしたときの習慣で、パタパタと体を叩いて感触や装備を確認すると、ボクの口元には満足の笑みが浮かぶ。
 とん、と飛び上がれば舞い上がる軽い体。]

 …どーん。

[機嫌良く槍装備最強の武器≪主神ジュピターの怒り≫を振り回すと、ポップアップし始めた敵がざっくりと一掃される]

 やっぱり、こっちのボクはこうでなくちゃ。
 さて、どこに行こうかな……誰と会えるかも、楽しみ。

 むー、むーむー♪

[そうして、ボクは今日も。
 調子っ外れな鼻歌を歌いながら歩き出す。

 ──Avalonの世界は今日も何事もなく、綺麗だ**]

(574) amane 2014/06/10(Tue) 00時頃

カリュクスは、クシャミんの腕に頭を預けて、うとうとしている**

amane 2014/06/10(Tue) 00時頃


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