人狼議事


52 薔薇恋獄

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 奏者 セシル

>>2:718
[甲斐が話し始めたので、そのままじっと見ていた。]

 ――……霊が、悪霊になってしまって、
 そして、大須は攫われたと………。

[普段の自分だったら、どうだろう。
 よくある怪談話と笑うか。

 だけど、今は、状況が………。
 それに、こいつは、ホラ話を吹聴する奴ではない、と思う。]

 蓮端の存在が、悪霊を刺激したというのか?
 だったら……次に危ないのは……。




[      そのとき、雷鳴が響いた。     ]

(3) 2011/05/20(Fri) 00時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 00時半頃


[いつのことだったか。
 ふいに、閃光と激しい音……雷が訪れた気がした。]

 わ……!

[目を瞑る。かたく、瞑る。
 哲人と繋いでいた指に、意識が、寄る。

 ……暫くして、訪れた静寂。
 気が付けば、あまりにも静かすぎた。
 そっと、目を開けると……]

 ……え、?


―ほんの僅かな、その一瞬―

[雨が、ざあざあとまた急に強くなったように思えて、別荘内を真白な光が包む。
 間を空けることなく、唸るような低い轟音。
 ガラス食器を勢い良く叩き割る音に似た破壊音に、思わず目を伏せる。]

[それから、目を開けて、見たもの、は。
 今さっき自分がいた場所となんら変りないのに、自分たち以外誰もいない、空間。]


……どういう、ことだよ。

[大須が消えた、どころの騒ぎではない。他に、誰も、いない。
 思わず、確かめるように繋ぐ手を握り返す。]



 ……あれ、皆。

[辺りを見回せば、先ほどまで共にいた面々の姿はまるで見えない。
 ただ、傍に哲人の姿だけはあって……。
 繋いでいた手を握る力が強くなって……そっと、自分からも力を籠めた。]

 解ら、ない。
 皆、いなくなってる。

[内装はそれまでの別荘とよく似ていたものだったから、自分たちが別の場所に連れて行かれた、とは考えていなかった。]

 ……とりあえず、探そう。


ん、探す、けど。

[声がする気配のほうが、少ない。ざあざあと降る雨の音に、全てかき消されてしまう程度。]

お前、歩きまわらせたく、ねえな。

[どうするか、と思案して、蓮端をそっと見上げる。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 01時頃


【人】 奏者 セシル

>>14

 ・・・・ッ

[とりあえずは甲斐の話を聴くけれども、
 それが、途中から、その女霊への呼びかけになれば、さすがに眉が寄る…。]

 暁様…
 おい……もしかして……

[蓮端が?とつむごうとしたとき、>>19入り口の扉が強く叩かれ、はじかれるようにそちらを見る。]

(33) 2011/05/20(Fri) 01時頃



 え……?

[歩き回らせたくない、という言葉に、瞬いた。
 瞬いて……そうだった、と思い出した。
 短い間に、辛いことや嬉しいことがいっぺんにあり過ぎて。
 本当の意味で熱に浮かれた身体だったことを、忘れてしまう程だった。]

 ……でも、じゃあ、テツが一人で探しに行く訳?

[そっと見下ろす瞳には、そんな訳ないだろう、という色も滲んでいた。]


【人】 奏者 セシル

 文先生?

[しばらくは、雷鳴の後に響く激しいノック音に蹴落とされていたが、
 ゆる、と立ち上がると、おそるおそる扉を開けた。]

 どうしたんですか?そんなに息せき切って…。

[必死な様子の文を見れば、やっぱり眉を寄せて不安そうに見上げる。
 いや、もう、半分わかっている。

 きっと大須と同じように、
 甲斐のいうとおり、誰かが…。]

(35) 2011/05/20(Fri) 01時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 01時頃


俺が一人で探しに行く、か。
お前が多少でも回復するまで待機か、だな。

[疑問浮かべて瞬くのには、苦笑してため息を一つ。
 繋いだ手が、まだ蓮端のほうがより熱いのに、そう案を出す。
 見下ろす瞳には、少し困ったような表情も見せたけれど。]


セシルは、文の様子に、その肩に手を伸ばした。**

2011/05/20(Fri) 01時頃



 ……じゃあ、少しだけ、休ませて。
 さっきまで、何だかんだで寝ちゃってたし……。
 ちょっと横になれば、いけると思うから。

[回復するまで待機、の方に是を返した。
 「離せねえ」のは自分もだ……と思えて、困ったような哲人の顔にまた、淡い苦笑いを返したりもした。]

 ……で、部屋、は……あっち、だっけ?


ん、わかった。

[素直に休む、というのに、頷く。]

まあ、部屋は他にもあるわけだし。休み休みでも探しゃ、いいよな。

[そんな言葉のあとに部屋を問われれば、二つの部屋に視線を送った。]

……どっちの?

[なんて、少しいたずらに笑う。]


[皆、どこかに居る。絶対居る。
 だから、大丈夫。
 そう自分に言い聞かせながら、休み休みでも、という言葉に頷きを返した。]

 ……って、え。

[そんな中で返された選択肢。
 その笑みの形に、つい思わず弱ったように目を逸らして。
 そして、それぞれの扉を暫く眺めて……瞬いて、それから]

 あっちの。

[直感で、左の扉を、繋いでいないまま握りしめた拳で指した。]


メモを貼った。


[瞬いた訳は……。
 皆の姿が無くなる前まで見ていた筈の扉と少し違う、と気づいたから。
 古いものなのか、ドアノブは少し塗装が剥げているようにも見えて。
 扉自体も、なんとなくどこか思い印象を持っているように感じられた。]

 ……行こ。

[だから、少し首を傾げたりもしながら、扉の方へと足を向け始めた。]


大胆。

[くつりと、喉をならして笑う。
 どっちの、と見たのは自室と、蓮端の部屋とで。
 階段から二階を仰ぎ見て、より左の方となれば、手前より奥の。]

ま、本気で俺の部屋のほうがいいってんなら止めないけど。
来る、か?


メモを貼った。


[そんな、どこかうわついた―きっとこの手に感じる温もりのせいだ―気分でからかい半分、冗談を言ったから。
 扉の違いには、気づけない。]


[言われてから、気づいた。
 位置からして、そこは自分の部屋ではなかった筈なのに……。
 やっぱり熱がまだ酷いのかもしれない、なんて冷静な考えもぼんやりと過りつつ。
 熱っぽい頬を、更に赤らめた。]

 ……いいよ。来る、よ。
 その、まだ、見に来たこと……も、なかったし。

[以前ならば、普通に遊びに行けたかもしれない。
 今は……どうしても、この先のことがあれこれと想像されてしまって。
 しどろもどろになりつつも、ただ頷いて。
 そして彼の部屋の扉の前で、立ち止まった。]


[からかいと冗談の煽りが、いいよ、と受け止められてしまえば。
 逆に瞬いたのはこっちだった。]

……あんま、変わんねえぞ。お前んとこより少し広いくらい。

[先程より赤らんだ頬に、熱の上がりを心配しながら。
 自分も顔が熱くなる気がして、慌てて視線を逸らし自室の前まで少し歩みを早めた。]

[扉を開けても、静谷はそこにはいない。]


 ……そう、なの。

[少し広いくらい、と聞いてほんのちょっとだけ期待が外れたところで……目を逸らされた。
 ちらっと顔色を覗いてみて……なんとなく、その色を察した。
 互いにこんな真っ赤になってしまっているのが、なんとなく居た堪れないような……。
 そうしているうち、着くなり部屋の中を見回した。]

 いない。
 ……さびしい、ね。

[確かに少し広くは見えて。その分、空虚に感じた。]

 じゃあ、とりあえず、横になる……。

[ベッドの前に立つまでは、繋いだ指先を離さない心算だったけれど。
 その上に倒れ込んでからは、どうだったか。
 目を閉じればいずれ、浅い眠りへと誘われて**]


メモを貼った。


静谷が、広い部屋がいいっつってた。
確かに広い分には不便ないけどな。

[部屋の話をするなら、意識を逸らせるとばかり昼の話をした。]

……いない、な。

[ただ、その話題の本人の不在を確認すれば首を横に振って。どこかにはいるのだろうとその場で慌てることはしなかったが。]


[横になる、とベッドに蓮端の身体が倒れ込めば、それを見やって。
 それから、だいぶ自分も消耗していることに、ようやく自覚が沸いた。
 数刻前から、疲れた、だの言っていたが。
 昼から結局何も口にしていないし、走り回って、濡れて。
 それこそ、自分の方が倒れてしまいそう、だった。]

……な。
ちょっとだけ、俺も……

[いいか、と問う前に。
 本能に負けた身体が、蓮端の隣に寄り添って。
 抱きあうように、ひとつのベッドで眠りについた。
 浅い眠りに引き込まれる蓮端とは逆に、こちらは深く、遠く――**]


メモを貼った。


【人】 奏者 セシル

― 自室の和室 ―
>>40

蓮端と……石神井も?

[雷鳴の直後、停電が一瞬あった。すぐに点いたけど、
 そんなほんの一瞬に二人、消えたと、文はいう。]

 薔薇の匂い……。

[その言葉に、思いつくのは、中庭の咲き誇る薔薇で……
 中庭は、甲斐が雷鳴のとき、誰かに呼びかけていた場所で。

 ああ、本当なら、霊…悪霊なんて、信じないのに…。]

 先生……。

[文は震えて…真っ青だ。それに眉を寄せる。
 消えた、と表現できるのだ。きっとその場を目にした…。]

(59) 2011/05/20(Fri) 07時半頃

【人】 奏者 セシル

>>43
[それは、かなりショックなことだろう。
 大人の文がこんなに怯えるのだ。]

 先生、近くにいたんですね。
 ああ、泣かないでください。。

[そのやりとりは部屋にいる甲斐にも届いていただろう。
 肩に手を置くと同時に嗚咽をあげて崩れ落ちそうになる文。
 唇を噛みしめて、その身を受け止めた。]

 先生、先生のせいじゃないです。
 大丈夫。大丈夫ですから。

(60) 2011/05/20(Fri) 07時半頃

【人】 奏者 セシル

[文を抱きとめて、その背中をさする。文の頭がゆらりとおぼつかなければ、その髪に手を回して、自分の肩口に埋めた。だって、泣いてる顔とか見られたくないだろうし…。


 同時に、人の重みを感じたのが久しぶりで、文を心配すると同時に自分も本当はとても不安に思っていることを感じた。そう、気を強くもたなくちゃ、と思う反面…。

 だけど、それはまた押し隠して、文を撫でる。髪を背中を…落ち着くように、落ち着け落ち着けと…。

 そして、文が落ち着くまではしばらくそのまま動かずにいる。
 落ち着いてきた頃合で、ぽつり、話し掛ける。]



 先生、俺、二階、見てきます。
 お願いが……ここ、甲斐いますんで、甲斐も一応診てやってください。
 飯も食ってないし、風呂も入ってないし、きっと、疲れてるから。

(61) 2011/05/20(Fri) 07時半頃

【人】 奏者 セシル

 何より、生徒を一人にしておきたくはないんです。

[そう文の耳元で呟いて、両肩に手をあて、そっと身を離すと、その顔に安心できるように笑みを送る。]

 文先生、よろしくお願いします。
 何だか、頼んでばかりですみません。

[そして、部屋に向かって振り向くと、甲斐に、ちょっと行ってくる、と声をかけた。*]

(62) 2011/05/20(Fri) 07時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 07時半頃


【人】 奏者 セシル

>>69
[声をかければ、甲斐の戸惑った様子は伝わった。
 そう幼馴染の世話もして、今は女の霊の声をきいて、それでも気丈に頑張ろうとしているのだな、と思う。
 なので、行こうとする足を少し返して、甲斐に寄ると、その頭を撫でた。]

 甲斐…戻ってくるから、おとなしくしてろ。
 お前、疲れてるんだから。

[それは、心配しすぎかもしれない。
 だけど、一人でいろいろ抱えているかもしれないこいつを思えば、それが何よりで。]

 じゃ

[甲斐の額を最後に押すと、部屋から出て行こうと。]

(72) 2011/05/20(Fri) 08時半頃

セシルは、部屋から出ると、二階の階段を少しびっこ引きつつあがっていく。**

2011/05/20(Fri) 09時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 09時頃


[うつらうつらとしていたところで、俺も、と聞こえてきて。
 やがて間近に感じる、寄り添う熱。
 瞼を開けずとも、そこに居るのが誰なのかは解る。
 けれど照れるとかそういうのではなくて……ただ、暖かくて安心できて。
 抱き合うような形で。そっと、哲人の肩に腕を回した。

 触れても、目を覚ます気配はなくて……。
 彼も本当にひどく疲れてたんだ、と察した。
 ……今、この人に歩き回らせなくて良かった、と思った。]

 ごめん。

[深い眠りに就いている相手には届かないだろう声量で、小さく呟いた。
 ちゃんと気づくことができてなかったまま、ぎゅっとしてだの何だの子供みたいに強請っていたことを恥じた。
 「あとでな」とあの時伝えられた訳は、周りの視線があったから、だとは思うけれど。

 そう、皆で食べに行こうとしていたお昼ご飯も結局まだのまま。
 調音や成人が作ってくれたカレーとか、焼きそばとか……。
 この場所にはそれらが無いことも知らないまま、ただぼんやりと思い描いていた。]


[此処に来るまでに哲人が話していた、悠里のこと。
 広い部屋がいい、と言っていたという彼。
 その話を聞いた時は、そうなんだ、と軽く頷く位だったけれど。]

 ……ユリにお礼、言ってなかったな。

[ふたつのホットミルクのマグのこと。
 思い出されて、小さく零した。]


[その時夢うつつだったものだから、その音に気付かなかった。]


  [ひた]

 [ひた]

[それは雨音に交じり微かに響く、人の足音。
 そして足音は、扉の前まで来て、止まった**]


メモを貼った。


【人】 奏者 セシル

>>96

[階段でけーまと出会う。その口がすぐに石神井と蓮端のことをつむげば、うん、と頷いた。]

 隠れる場所も通路もなくて、人が消える。
 もう、これは…。

[人ならざるものの仕業としか…そういいかけて、一応止める。
 渡された懐中電灯は素直に受け取った。]

 けーま、どこにいくんだ?

[しばし考えて、そう振り返った時には、けーまは降りていく。ふうっと息をついて見送った。]

(139) 2011/05/20(Fri) 19時頃

【人】 奏者 セシル

[それから、2階にあがったのち、その浴室から野久が運ばれていくのをみる。
 どうした?と訊けば、そこに、


               現れたこと、知るだろうか。]

 ――……そうか。
 文先生は俺の部屋にいる。

[もう手は足りてるだろうこと、そして、己の足を考えて手伝いを名乗りはしなかった。
 そのまま、静谷たちが降りていくのをまた、見送っただろう。]

 浴室か…。

(140) 2011/05/20(Fri) 19時頃

【人】 奏者 セシル

― 2階・浴室 ―

[静谷たちが行ってしまったあとの浴室に向かい、扉を開けた。
 さっき、彼らはここで、見たという。

 女を……。]

 ――……

[じいっと、その中を見回しているが、さすがに来いといってくるものでもないのか、
 それとも己の、いわゆる霊感ってやつが圧倒的にないのか…。
 全く何の変化も見出すことはできなかった。]

(142) 2011/05/20(Fri) 19時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 19時半頃


【人】 奏者 セシル

― 2階 ―

[結局何の痕跡もみつからず、そのまま浴室を出る。
 ちょうど、織部や最上とはすれ違う形になっただろうか。

 そして、2階の奥。珀がきを失っていた休憩所に向かった。
 そのまま、ふうっと息をつく。窓の外はまだ雨が激しい。だけど、覗き込んで中庭を見た。温室も見えた。]

 ――……攫われたのなら、
 取り戻せる…………     よな。

[本当に昨日までの学校生活とかけ離れた非日常。
 不安はよぎるけれど、それ以上にしっかりしなくちゃという気持ち。
 生徒に弱いところを見せてはいけない。耀や珀、蓮端、そして、最上の怒り、文先生の困惑。
 ここで、何事にも動じない支えにならなければと……昔は覗くのが怖かった夜の窓を見つめる。]

(151) 2011/05/20(Fri) 21時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 21時頃


セシルは、誰かから声がかかった気がした。

2011/05/20(Fri) 21時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 21時半頃


【人】 奏者 セシル

>>171

[声がかかった方向。
 窓からつい、と視線を向ける。

 そして、瞬間で、わかった。立ち姿でわかった。
 わかってから、少し、目を見開いて、そして、大きく息をついた。]

 さっき、石神井と蓮端が消えたんだよな。
 今、野久も運ばれていったの、知ってる。
 何かが起こっているからな。

 今、いろいろ考えてた。

(173) 2011/05/20(Fri) 21時半頃

[呼びかける声。扉の外から、響いてくる。

 「おきゃくさま……」
 「ごゆうしょく の、したくが……」
 「かつきさま も おいで、で……」

 ……聞こえてはきたけれど、まだ浅い眠りの中に居たものだから。
 夢の中でだけ、なんとなく呼び声に応じた気になってしまっていた。
 きっと目が覚めた瞬間に忘れてしまうような夢の中で。]


メモを貼った。


【人】 奏者 セシル

[そして、手を祓うように振る。]

 うん、先生は一人で大丈夫だ。
 お前はなるべく一人ではいるな。

(176) 2011/05/20(Fri) 21時半頃

メモを貼った。


【人】 奏者 セシル

[そして、また窓を向き直る。
 外の薔薇咲く庭。風雨に舞って、傷ついているはずの薔薇。
 だけど、それらは、ここまで匂いを運ぶかのように、その花びらをそらしているのか、
 まさに絢爛なぐらいに、かえって眉を寄せた。

 思い出すのは、バスの中で聴いた話と、甲斐の話。]

 ああ、そうだな。
 明日、朝でも雨が弱まれば、なんとかならないかとか思っているよ。

[そして、窓の傍の椅子に土橋がかけるのを見る。>>181
 その仕草も、ああ、と思った。



 そう、似ている。似ていたのだ。
 過去のあいつのほうと………。]

(184) 2011/05/20(Fri) 22時頃

【人】 奏者 セシル

 ああ、野久が、何か恐ろしげなものを見たらしい。
 それで、あいつ、そういうの弱いみたいだからな…。

[そして、その過去の面影とわかれば、連動したように、煙が恋しくなって、でも、部屋に置いてきてしまったから、ふと唇に指を当てて、ふうっと息をついた。]

 うん、みんなの元に戻るか。

[そう言ったのは、こんな暗い夜の場所、土橋を見ているとそういった過去の恋情と、堕落した恋愛を思い出してしまうから。
 それは、自分的には過去の汚点で。
 だからといって忘れられないのだけど、どうしても、感情がその部分では脆くなる。]

(185) 2011/05/20(Fri) 22時頃

セシルは、バーナバスはさっきすれ違ったあと、どこにいったのだろう?とかもふと思いつつ

2011/05/20(Fri) 22時半頃


メモを貼った。


【人】 奏者 セシル

>>190

 うん。行こうか。

[立ち上がった土橋をふと見る。
 不思議に、なんだか、そこで、笑みが出た。
 人がいい奴だ。百瀬とのやりとりもあれからいろいろ見て、楽しそうでいいと思った。

 なんだろう。こう、見てるだけでいい感じがした。]

 なぁ、お前は、恋したことあるか?

[それは他愛もない世間話。
 そして、返事も聞かずに、そのまま背中を向ける。歩き出す速度はいつもより少しだけ速めだっただろう。]

 →一階へ

(194) 2011/05/20(Fri) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

― 一階 ―

[さすがに、もういい時間のようだった。
 一階につくと、文先生が野久のところにいくらしかった。]

 ああ、先生、野久お願いします。
 あと、もう時間、遅い。

 大須、石神井、蓮端の件、生徒も心配はしているでしょうが、今晩はもう、部屋に帰って寝るように指導してください。
 その際、一人にはならないようにとも。

[そう指導をお願いし、自分は自室に向かうだろう。
 いい加減に風呂に入ろうと思って。]

(196) 2011/05/20(Fri) 22時半頃

セシルは、もちろん風呂のあとは、大須たちをそれでも探すつもりだ。

2011/05/20(Fri) 22時半頃


【人】 奏者 セシル

― 一階自室 ―

[土橋とは途中で別れたか、それとも一緒に来ていたか。
 自室の入り口を開けると、そこにはいわゆる幼馴染3人組がいた。]

 甲斐…お前、いい加減、風呂入ったか?

[まるで根競べをしているような口調をそうすぐに甲斐に聞く。
 入ってないというなら、来い、といいながら。]

 ああ、それと、もう、今日は遅い。
 大須たちのことは心配だが、先生、捜すから、お前たちはそろそろ休め。

[そう告げて、自分の荷物のところに行く。]

(204) 2011/05/20(Fri) 23時頃

―自室らしき部屋―

[肩に回される腕も、謝る声も、眠りを妨げるには至らない。
 消耗もあったし、安堵もあった。とかく疲れていたし、蓮端が最低でも傍にいること。規則的な呼吸音だけさせて、ただ、ただ、静かに眠っていただろう。
 はじめの、うちは。]


[そのうち深い眠りは、知らぬ世界の夢を呼び起こした。
 この屋敷の、野薔薇の絡むトンネル。まだ踏み入ってもいないそこに、自分は立っていた。
 甘い薔薇の香り。濃いけれど、まだ青い茂りの瑞々しさも残すそれは、野薔薇特有のものなのだろう。
 花に詳しくない自分はよく知らないが、きっとそうなのだと思った。
 そして、そう思うからこそこれが夢だとも思った。
 晴れた庭。知らない香り。薔薇咲くトンネル。そこに立っていて。
 その、野いばらの蔓に、絡めとられる。
 息苦しくて、呼吸が浅くなる。
 手を、伸ばして、そこにあるものを、つかむ。]


[つかんだものは、何だっただろう。温かくて、近くにある、もの。
 悪夢に魘されるように、すぐ傍らの蓮端の身体に縋りつく。
 苦しげに、強く、目の前の細い身体に力をこめた。]


【人】 奏者 セシル

[甲斐が耀の頭を撫でるのをちらと見る。
 そのまま着替えを持って廊下に出れば、甲斐はついてきただろうか。]

 ――……甲斐。
 お前たち、やっぱり三人で一つの部屋がいいんじゃないか?
 この和室、使うか?
 俺は、どうせ、寝る気ないし…。

[そう告げる。
 そう、幼馴染3人。その響きに、少し眩しいものをいまさらに感じながら。]

(219) 2011/05/20(Fri) 23時頃

セシルは、甲斐はついてきてなかったかもしれない。

2011/05/20(Fri) 23時頃


[ふと、意識にはっきりとしたものが戻った。
 それは緩やかに寄り添っていたところだったのが……急に、強く縋られたためだった。]

 テ、ツ?

[瞼を開いた。苦しげな哲人の姿が判った。
 思わず、瞬いてしまった。
 いつかのあの時、おれは哲人に繋ぎとめて貰いたくて、ぎゅっとして、と願った。
 けれど今は逆に、彼の方から求められているような……。]

 ……テツ、大丈夫。

[だから、肩に回していた方の手で、その背中を、緩く擦った。
 握っていた甘味の袋が、掌から零れてベッドの下に落ちた。]

 大丈夫……おれ、ここにいるよ。


【人】 奏者 セシル

 ……ッ

[異変に気づいて振り返る。
 そこでは縁側の窓が開いて雨風が振り込んでいた。]

 ……珀…か?

[残っている面子を見て、誰がいないかは一目瞭然だった。]

 くっそ……。

[唇を噛んで、その方向に足を向ける…が、
 一瞬、もつれるのは、やっぱり右足、負傷しているからで…。]

(225) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


う、ぁ……

[小さく呻いて、は、と荒く息を吐いて。
 背中に触れる感覚に、意識が覚醒する。
 目を見開いて、肩で息をして、しばらく、そのままで。]

[それからもう一度、ぎゅう、と強く縋った。
 行くな、ではなくて、いる。その確認に似た、体温の絡め合い。]


セシルは、耀も出てけば、くっそ、ともっかい言って、甲斐を見る。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


【人】 奏者 セシル

 甲斐ッ…ぼやぼやすんなッ。行くぞッ!

[甲斐にはそう怒鳴っただろう。そして、自分も、縁側から外に出ていく…。]

 ――…っ

[足をつくと、また痛かったけれど…。
 そんなことは構っていられない。]

(234) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

 ばっか、俺も行く。

[いうこと聴くわけなかった。]

(236) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

セシルは、意地になって、甲斐を追い越す勢いです。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


【人】 奏者 セシル

>>239
[意地張って甲斐をおっかけるけど、怪我しているから、それでも遅れてしまうのは仕方のないことだった。]

 ちっくしょ……。

[段々遅くなるけど、引くわけにはいかない。]

 珀ッ、耀ッ いいから戻ってこい!!!

[声はそれでも駆けながら張り上げる。]

(245) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

[彼の目が覚めた。そう、思った。
 だから、少し弱弱しくではあったけれど、笑ってみせた。
 怖いことなんてないから、と示すように。

 もう一度、縋られた。
 今度はおれも、哲人をぎゅっとした。強く、抱き締めた。]

 ……だいじょう、ぶ。

[……吐く息が身体に触れる度、ぞくっとして、熱い。
 もうそろそろ熱っぽいのも引いてきたと思ってたところでの、そんな感覚。
 手は無意識に彼の顎の方に伸びて……顔と顔を合わせるような形になるように、軽く力を加えた。]


セシルは、そのうち、わかりやすく転びそうになって、何とか踏ん張る耐える。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


セシルは、甲斐から手を出されれば、ぐっと考えつつも、結局は負けて頼ることになるだろう。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


【人】 奏者 セシル

[意地をはるな、と甲斐に言われれば、それはもっともなだけに、やっぱりくっそ、と悪態つきながら、頼ることにする。]

 ――……すまん。

[小さく、そう言ってっから、その腕に手を絡ませた。]

 ――……れ?

[そのとき、なんだか、少し、どきりとしたのは何でだろう?]

(255) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

ゆう、き……

[力なく唇から漏れるのは、蓮端、でなく。
 荒い吐息交じりのそれは、艶を帯びて、広い部屋の空気に消えていく。]

[縋りを抱き締め返されて、ようやく、少し落ち着いた。
 呼吸も緩やかに規則性を取り戻し始めたところで、顎に手が触れる。
 拒否する意識もない、その顔は簡単に上向くだろう。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 00時頃


【人】 奏者 セシル

― 中庭・茨の… ―

[そして、珀の元にたどり着けば、そこにはもう耀もいた。
 甲斐がきっと、女の霊であるだろう、名を呼ぶ。
 それを見守る側となる。]



 あ…






            [ふと、手は離れたなと思った。]

(265) 2011/05/21(Sat) 00時頃

セシルは、3人の姿を雨の中、みている。

2011/05/21(Sat) 00時頃


【人】 奏者 セシル

[幼馴染の3人。


 なんて、素敵で、


 そして、残酷な、



              関係だろうかと、
              いまさらに。]

(268) 2011/05/21(Sat) 00時頃

[名前を、呼ばれた。
 前までであれば、哲人からはこのように呼ばれた覚えがなかった。
 嬉しかった。嬉しくて……煽られも、した。]

 テツ。
 ……良かった。ちょっと楽になったのかな。

[彼が落ち着いてきたところで、顎に触れたまま、その瞳を見つめた。
 どきどきした。それは哲人に対しても、自分の行動に対しても。
 少しの間の後、そっと、唇を寄せた。]


【人】 奏者 セシル





[その3人の駆け寄る姿に、遠い過去の自分たちを見ている。]





  

(269) 2011/05/21(Sat) 00時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:セシル 解除する

犠牲者 (5人)

セシル
27回 (7d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.101 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび