人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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視点:


[どうやら、階段の下でまた少し寝入っていたらしい。
―――気を失った、というべきかもしれないが。

なんとか起き上がり、中庭に出ようとした。
ふら、と壁に何度もぶつかり、右腕の包帯が解けていく。
これはまずい、と自室に戻ることを考えたが、階段を上ることがどうしても出来なくて、手近なベットを、と考えた結果、医務室に辿り着く]


[ベッドの下に伸びた包帯もそのままに、
ベッドにもぐりこめば、そのまま目を閉じた。

夢に、落ちていく。

薔薇の香りが滲む、夢がやってくる**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン


[ ……結局、 最後は格好がつかなくとも、きっと
 少しは扱えたんじゃあないかとおもう。

 ──── 信徒の真似事は、どうにも似合わない。

 身長上、とでも言うのか、 耳打ちをするように
 寄った"花冠の彼"には、 真赤の夢の一部を。
 ……絡み付いて 離れないほどの
 逃げ場のない薔薇の荊蔦を ほんのすこし分け与え、]
 

(38) 2018/05/21(Mon) 04時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


   ──── 捕まってしまうぞ。

[ はやく逃げないと、 と 次ぐ前に
 盛大に"遮られて"しまえば、
 驚く前に笑い声が立った。 ──── 珍しい。]

 ふ、 はは、
     身体を温めて寝るといい。

[ そうしてひら、と 手を振って、
  彼の背中も見送ることとなる。

  ──── 身体は、冷える様子が無さそうだった。*]
 

(39) 2018/05/21(Mon) 04時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ ぺたり、と 一歩
  窓へと踏み出し、 ]
 

(40) 2018/05/21(Mon) 04時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 足音の去る後には、
  真赤の香を誘う開かれた窓が

           ぽかり、 と** ]
 

(41) 2018/05/21(Mon) 04時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 04時半頃


[もしも、心が聞こえていたなら。
 もしも、この口が動いたなら。
 どんな言葉を返したろう。

 苦痛を伴う行為をされ、辱められた。
 否、くちづけを求め衣服を脱がされただけでも怒りと恐怖で拒絶するものも少なくないというのに、笑み浮かべ眠っているのだから、奇異に映ってもおかしくない。

 ただ、それでもこの身は、満たされていた。]


[手を伸ばしたかった。求められたかった。
 欲望のままに貪り、けれど甘やかに寄り添いたかった。

 だからこれでいいのだと。
 これが、いいのだと。
 言ったのかもしれない。
 言わずに笑い誤魔化すだけだったかもしれない。

 揺るがないのは、モリス・レーヴェンは甘美な幸福の中にいたことだけだ。
 それがたとえ、薔薇の魅せる夢だったとしても*]


メモを貼った。


粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 21時半頃


ケヴィンは、イアンの見えざる顔を思う。

2018/05/21(Mon) 21時半頃


[眠るモリスには、誰の声も届かない。
 届かないけれど、突然の笑い声に驚いたかのように、夢の淵がふるえる。

 夢の中、手回しのオルゴールがゆっくりと回るように、辿々しいメロディが流れた。]


【人】 粉ひき ケヴィン


[ …薔薇の香りには、ずいぶんと慣れたものだけれど、
 慣れるは、 慣れるで 弊害もあり

 ──── 堕ち行くような、 死に行くような
     変質した其れさえ、鼻先で感じ取れ、

 全く違う、暴力的な其れに、
 脳味噌ごと揺らされるようだった。
 ひたひたと何処かを目指した足取りは、
 段々とおもく おもく、 ]
 

(78) 2018/05/21(Mon) 22時頃

[

  Sento un affetto Pien di desir,
    Ch'ora è diletto, Ch'ora è martir.

  Gelo e poi sento L'alma avvampar,
    E in un momento Torno a gelar.

                       ]


[

  Voi che sapete Che cosa è amor,
    Donne vedete S'io l'ho nel cor.

                       ]


【人】 粉ひき ケヴィン


[ ぽつり、ぽつりと
 聖書の一節を咥内で混ぜ、

 おもたい足取りは また 一歩一歩、   どこかへ、 ]
 

(79) 2018/05/21(Mon) 22時頃

 ― 医務室 ―

[いつもより上等なスプリング。
静寂に満ちた、けれど誰かを感じる白い部屋。

薔薇の香り。
覚えていない夢を辿って、
床にのびた包帯の先を目で追った]


[包帯を拾い上げる。
適当に腕に巻き付けて、留めるものを探そうと見渡して]

 ………あ

[さっき感じた誰かの気配。
ベッドに眠るモリスの姿を、見つめた。

熱が出ているのかもしれない。
何故ここにいるのだろう、とか
大丈夫だろうか、とかそういうんじゃなくて、
彼を見て、咄嗟に考えたのは]

 先輩は、  何が好きなんだろ……


まだ、夢の中にいるのかもしれない


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン


[ 聖書のない掌も、ずいぶん久しぶりだった。
 神罰の下されない世界は、…何を信じてよいのやら、
 方向も、天地も 全てが"信じられない"世の中で、

 ─── 神さえ信じていないのに、
     縋る偶像を手元の重みに求め、

 これしか知らなかったんだ。
 "あい"の意味も、 "しんこう"の意味も
 本当はよくわかっちゃいない。]
 

(89) 2018/05/21(Mon) 22時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 信徒の真似事も、
 "聖体拝領"の真似事も、
        ───── その手順ひとつとっても、
 何かに縋らなきゃあなんにも出来ないのに、

 ……未だ脳内に響く悲哀の声が、
 どうにも部屋に戻らせてはくれなかった。]
 

(90) 2018/05/21(Mon) 22時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2018/05/21(Mon) 22時半頃


[手の力が緩み、包帯がまた床に伸びる。
左手では拾い上げることも上手くいかない。
不器用な指先は、包帯をつかみ損ねる]

 あ、 やべ

[左手だから、だけじゃない。
滲む涙を拭って、見られていないか、とモリスの方を見やるけど、
起きる様子がなければ、それは寂しさに変わる]


[小さな呟きをこの耳が捉えられたのなら、どうしただろう。
 一度はっとしたような顔になって、少しの間のあとシャツの胸元きゅっと握って、眉を下げた情けない笑顔を俯いて隠して、考えたことなかったなと溜息をつくかもしれない。

 それから改めて、好きなものを考えたろう。
 考えたことがないのは本当だった。思い浮かぶのは食堂にある珈琲のクッキーだとか、フェルゼと紅茶を飲む時間だとか、即物的なものばかりで苦笑したに違いない。]


[けれど、夢は醒めず。
 後輩に寂しさを与えていることも知らずに、夢に囚われたまま。]


メモを貼った。


 ― 春の思い出 ―

[そういえば、―――モリスは覚えているだろうか。
あれは、入学式の日だったか。
新生活への高揚感なんて、この学校ではわずかなもの。
ただの、新入生じゃない。
自分以外ではほとんど出来上がってるコミュニティへの参入だ。
明るく振舞うことに疲れて、中庭の隅。
俯きがちに歩いている時、何かを見つけて拾い上げた。

小さな木彫りの意匠。
可愛らしい、と普段思うことのない表現が頭に浮かんだ。
それから誰が拾ったのだろう、と見渡して――]


[辿る思い出は、薔薇の香りに覆い隠される。
不器用ながら留めた包帯をシーツにもぐりこませた。

静寂に満ちた、けれど誰かを感じる白い部屋。
誰か、が一人なら。
それはただの寂しさであって疎外感ではない。
だから、大丈夫。

喉が渇いていたけれど、抗えない眠気に、夢に落ちていく]


【人】 粉ひき ケヴィン


[ ──── 中庭に出る、勇気は
       流石に未だ、足りていない。

 中庭に続く 透明のガラス戸に、 かるぅく手をついて、
 ……花の咲く頃、ここまで近くに来たのは、
 はじめてだった。
 空からは赤に染まって見えた其所も、
 此処まで寄ればひとつ ひとつを花弁まで視認できる。

 …ガラス戸の向こう、中庭の向こうからは、
 止まった時に割り入るように、星の音が降り注ぐ。]
 

(112) 2018/05/21(Mon) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 其処で、ゆる、 と 視線を回せば、
  先程別れた後輩の姿を、先に認めるだろうか。>>96
  もうひとり、は 居たかどうか、
  月の光では淡すぎたが、]

  ─── よく会うな。

[ すこぅし押せばガラス戸が開き、
 星のうたの 細やかな響きと、 中庭の色濃い紅が、
 ふわり と 、]
 

(113) 2018/05/21(Mon) 23時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 00時頃


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン


[ 天動説だか、地動説だか、
  そういった類いの、視覚の はなしで。
  ───── 縛られているのは、本当に月か? とは、
  満ち行く薔薇の香りの内に 思えど、

  眼鏡の向こうの瞳を覗くよう、
  茶は 反らされることもなく。]
 

(116) 2018/05/22(Tue) 00時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


 夜の後には、 朝が来るのだろう?
 いつか、   ──── 薔薇が満足したなら、
 "月"だって 自然と動き出すさ。

[ 今日、この日だけだろうから。
 ─── "ケヴィン"という青年が、薔薇の内に立てるなど、
 "何か"に信徒と認められる など、…… ]
 

(118) 2018/05/22(Tue) 00時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


 …食堂に行くとか、言っていなかったか?

[ ふと、 思い立ち。言葉を次ぐ。
  "用事の後か?"と 確認するよう、
 ──── 確かな詮索の瞳を、向けた。 ]
 

(120) 2018/05/22(Tue) 00時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 開け放ったガラス戸の、 その向こう、
  薔薇の内からは星のうたが、 音符を重ね、
  厚く あつく ]

 ──── さあ。
 薔薇は何が欲しいんだろうな。
 

(131) 2018/05/22(Tue) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 何時かの夢現、
 また、 "もうひとり"の遂げた"欲"の法則を思えば、
 …… 下腹のおもたい熱も、理解が及ぶと言うものだが、

 霞めた言葉は 意地の悪さを滲ませて、
 "平静"を乗せた瞳を眺めた後、 茶は中庭へと ]
 

(132) 2018/05/22(Tue) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


  ……直接聞いてみようか。

[ 一瞥をロビンに向け、 一歩を中庭に踏み出した。

 ──── 溺れてしまう。
 人一倍の嗅覚は、薔薇以外の全てを切り離し、
 視界さえ霞むよう。
  ( 狂気の沙汰だ、 と "普通"であれば思うが、)
  ( もう ほしのこえさえ聞こえていなくて、 )

 漸く振り向いて、左手を伸ばしてみるけれど、
 朱みを帯びた茶には確かな"違和"があったろうし、
 ─── もう"いつも通り"かどうかはわからないから。
 指先は 取られたかどうか、 ]

(133) 2018/05/22(Tue) 01時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 唯一、 耳からではない薔薇のさざめきだけは、
  音さえ止まった"真赤"の景色も貫いて、]
 

(139) 2018/05/22(Tue) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 左手に、人肌を受け止めたなら、
  手のひらは翻り、 ちぃさなその手を掴んでしまって、
  中庭に引き込むように 腕をひいた。

  其処で漸く、茶は一時射干玉を認め、
  …確かに弱っているのだろうけれど、
  聞こえる程度の "ひとりごと"に>>135]

  ─── 水でも持ってきてやろうか?

[ と、 "正しく" …「何が欲しい?」と尋ねて見せた。]
 

(140) 2018/05/22(Tue) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ "パン先輩"の手のひらは、……体格自体も、
  同年代から比べると、少しばかり目立つところはあり、
 
  トレーニングに打ち込まずとも、筋肉質な左腕は、
  かるぅく引いても力はそれなりで、
  小柄な彼はどの程度、引かれることになったろう。
  つんのめるようなことがあったなら、
  受け止める体制も取ろう。

    人目>>135があろうと、気にする素振りも、なく。]
 

(141) 2018/05/22(Tue) 02時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 02時頃


――春の日に――

[続く夢は霞んで、とある一日の出来事をぼんやりとリフレインする。
 今から辿って一月もしない頃の話だ。
 鳥の羽が小さな珠を抱くような細工をひとつ、中庭に落とした。
 小さな不運だった。手が滑って、風が吹いて。
 いつも通り執着などないはずで、このまま捨て置くことも考えたが、何故だかその日は拾いに行こうと思って、庭で彼に出会った。
 あの頃は名前も知らず、どころか顔を合わせるのすら数えるほどでしかなくて、呼びかけることも出来ずに一度、おろ、と戸惑って。]

――欲しいなら、あげるよ。

[そんなふうに、きっと的はずれなことを言ったんだったか*]


[すぐ傍で眠りに落ちた誰かが、その相手と知るすべはない。
 ない、けれど、或いは。
 夢の中ならば、薔薇がいたずらに邂逅を許すやも、しれず――**]


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン


   ――――― 聖書には"あい"の定義が記されている。
          美しいアガペーの言葉だ。
          ねたまず、謹み深く、高慢にならず、
          ……けして絶える事がないと、

   "賜物"だって"あい"がなきゃあ意味がないらしいぞ。

[ 手を引く彼には、唐突な言葉に聞こえただろう。
  聖パウロの愛の讃歌は結婚式の常套句だ。
 その間、茶は射干玉から逸れることはなく、
 ――― 寧ろ鋭い光さえ覗かせて 紅く、紅く 輝る。]
 

(177) 2018/05/22(Tue) 10時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


   ―――― ロビン。

[ ……薔薇が、何を選ぼうと
 末端はただ、飢えてしまうから

 下腹の熱は理性を苛みつつあったし、
 押し倒さんばかりの欲求は 当然のように あったけれど
 絞り出すような声で彼の名前を呼べば、
 右の指先が伸び、   唇へ到達する。]
 

(178) 2018/05/22(Tue) 10時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


  ―――― キスを、させていただいても?

[彼が、同じく彼の同級から、
 同じような頼まれごとをしたことはさすがに知らないが、
 ――― 許しを求めただけ、懸命な態度だ。

 それだけの欲が、 茶の瞳には揺れている**]
 

(179) 2018/05/22(Tue) 10時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 10時半頃


【人】 粉ひき ケヴィン


[ きっと今日はキス日和なんだ。
 だって、 そう  月が、赦してくれる。

 戸惑う言葉に、 不思議と罪悪の心はなく、
 ( ――――― この体格の差に、)
       ( 業、 は 感じつつも、)
 今日ばかりは 倫理も、 背徳心にも、目を背けて、]
 

(187) 2018/05/22(Tue) 13時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 右の指先が滑り降り、 顎に添えられ、
  否定の無いその唇を、 真赤の舌が、這う。

 甘い言葉ひとつもなく、柔く食み、
 深く、 深く、

      ───── 薔薇に見せつけるような、其れ。]
 

(188) 2018/05/22(Tue) 13時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ ぞわ、 と 逆立つような其れが、
  "している側"だというのに、 余裕も、理性も、
 音をたてて削っていく。

 絵画のような美しさは、きっと 無い。
 覆うようなふたりの 差と、
 呼吸の間も惜しむような 其は、

 片方が 獣 であると言われても、
          けして否定はできないもの。]
  

(189) 2018/05/22(Tue) 13時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 13時半頃


【人】 粉ひき ケヴィン


[ 結局、───理由と言われると、
 ……自分が落ち着かないからだ、と、
 たった其れだけの返答には成ってしまったけれど

 同時、今の己は末端ではあろうから、
 欲求が、薔薇の求めるものでは あったろう。

   ──── 兎に角、欲しい。
       足りない、 と それだけ。]
 

(201) 2018/05/22(Tue) 17時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 酸素の代わりに交換するのは、
  きっと、 心を狂わす薔薇の香り。
  欲に色づく茶は、ぼぅ と 解けた灰色を認め、]

 ─────……嗚呼、 くそ、

[ ため息と共に零れるのは、
 倫理を飛び越え、背徳心を無視しても
 "信じられない"己の体への、 苛立ちのような。
 制御のきかなさを吐き捨て、
     それでも獣を押さえ付け、
            熱に掠れた喉が問う。]
 

(202) 2018/05/22(Tue) 17時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


  ――― 逃げるなら、今のうちだが。

[ 誘う薔薇の木立の先、
  すこぅしばかりの暗がりへ
  人目なんて気にしている余裕は全く無いから、
         ――― 連れ込むことも 厭わないだろう。]
 

(203) 2018/05/22(Tue) 17時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 絡まる薔薇蔦は 気付かぬうちに囲い、締め上げ、
 荊は甘やかに 柔肌を傷つける。
 呪いを刻み、 欲を植え付け、
         ――――― 深紅の世界を幻視する。

 熱の浮いた息を付き、 夢うつつのちぃさな身体を
 薔薇の木陰に誘いながら、]
 

(224) 2018/05/22(Tue) 20時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


     ――――――……… 、

[ 振り向き様に 薄い唇に指を寄せ、
 しぃ、 と 悪魔の口止めを>>216
 追うもの>>209に見られぬうちに、隠れ行く。 *]
 

(225) 2018/05/22(Tue) 20時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

    ―――― 薔薇の木立の むこう ――――

[ 薔薇の木には一輪、
  硝子のような 白とも違うばらが咲いている。
  蕾は―― 今にも綻びそうな膨らみが、ひとつ、ふたつ。
  ここまでの移動のあいだ、素足は薔薇の刺を掠め、
  ……もしかしたら紅も一輪、開いているかもしれない。

  薔薇の木の元に、腰を下ろし、]

  ―――― ロビン、

[ あまく、 確かめるように囁いたなら、
  緩く懐を開き、 招く様。
  きっとうでのなか、すっぽり収まってしまう。 ]

(226) 2018/05/22(Tue) 20時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 20時半頃


――来客――

  [振り返っても、何も見えないのがこわかった。]
 


[あまり子宝に恵まれない両親の元、ようやく生まれたひとりがモリスだった。
 勉強や運動の方には――特に歴史と器械運動がひどく残念だ――目立った成績はないものの、伸び代があると笑って、いつもより少しでも良ければ褒められるような甘い家族に囲まれていた。
 幼少期から少し絵は描いたが別に好きにもならず、談笑とじゃれ合いばかりで過ごす日々が続いたあと、この学校でようやく趣味らしいものに出会った。]


[それからは没頭した。少しの絵の経験が、作品のイメージを記すのに役立った。学年下の絵描きにも手伝ってもらったし、庭いじりの先輩には木切れをもらった。なんなら間接的に本来の庭師である用務員とのコネクションも出来た。
 失敗ばかりでごみを増やした時期が過ぎれば、徐々に校内での認知も広がっていく。
 夢中で、夢中で、それからふっと立ち止まった。

 そう、それはいつだったか、奇しくも眠りの外と同じ言葉をかけられて。]


[考えたことなかったなと、振り向いた。
 過去を思えば、何もなく。自分を構成しているのは木片とナイフとやすりと針だけに思える。
 それをこわいと思ったのは、単なる自分の感性の話だ。
 染まった人生を振り返り、堂々と好きなものは木を彫ることだと言える人だっているだろう。
 いつか怯えを問いかけた時、フェルゼはその類の人間だと思っていたから、返って来た言葉は少しだけ意外で。
 けれど失くなることのほうがこわいと告げるその気持ちもわかる気がした。
 染まるのをこわがるくせ、この手は木と枝に触れるのを止めなかったのだから。]


[穏やかだった心に少しの亀裂。くく、と微かに眉が寄ったのに、手を撫ぜるだけのフェルゼはきっと気づかないだろう。
 そしてその内、ゆっくりと思いを振り払ったかのように表情は穏やかなものに戻る*]


【人】 粉ひき ケヴィン


[ ちぃさな身体が、覆い被さるような、
  じゃれ合うような そんな体勢で、
       背中を土で汚すのは、
           こちら一人でいい筈だ。

  少しの迷いに、 指先は一時の間を置いて、
  ……振りきるように、彼のシャツを引いた。
  引き出したシャツの裾から、
  パンにしか繊細でない 無骨なだけの指先が
  下腹を撫でる其れと為り、

         ――― 擽るように、白肌を滑る。]
 

(230) 2018/05/22(Tue) 21時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 軈て、彼のベルトまで取り去ってしまって、
  ( "下"の男はというと、そもそもベルトもしていない。
   掴んだ是等にベルトが無かったのだ。他意はない。)
  上から 下へ、 指先は滑り落ち、 ]

 ……――――― 、

[ 発音しようとした言葉は、塞き止められてしまって、
  唇だけが 後を追う。]
 

(231) 2018/05/22(Tue) 21時頃

ケヴィンは、フェルゼに向けた秘密の印は、 しぃと 音は聞こえずとも――、

2018/05/22(Tue) 21時頃


粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2018/05/22(Tue) 21時頃


 ― 春の記憶と ―

[あの細工は、今も部屋のベッドの脇に置いてある。
何かを抱く鳥。
大事なものを抱きしめているような、優しさ。
落とし物だと思ったのに。
欲しいなら、と言われたら、「はい」なんて咄嗟に頷いて、
なんとなく気まずくってその場はすぐに辞したのだっけ。

持ち帰った細工を、同室者が「モリス先輩の?」って聞くから、それで名前を知った。
でも、それだけだ。
そのあとすれ違っても、何の視線も動かなかったから、いまさらありがとうなんて言えなくて―――]


【人】 粉ひき ケヴィン


[ ――― きっと、 薔薇の魔法。
  下肢を滑る指先が、 彼の中心に届いたなら、
  緩やかに "まほう"の快楽を送る。 ]

  ─── 入れる方ははじめてなんだが、
          ……あんまり余裕も無さそうだ
  ……やさしく できたら 、
 

(261) 2018/05/22(Tue) 23時頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ 独白に似た呟きは ……意図も、せず、
  いつか、"もうひとり"が同じ様に、
  "此方は"はじめてだと、 吐露したように
           (…何処か、が 似ていて、)
  其処で漸く少々の罪の意識を滲ませたが、

  指先は止まることはなく、
  薔薇の香りに酔ったのだと 言い訳を重ね、
  ……彼の、 後孔に滑る。

      下敷きの体は質量に瞑れることはなく、
      欲の熱は形をもって、 存在を確かにしていた]
 

(262) 2018/05/22(Tue) 23時頃

 ― 夢の中 ―

[優しい音が聞こえる。
ヴァイオリンとは違う、鍵盤の音。
明けない夜、月の隠れた星を探すような、音。
あるいは、暗い夜。傍らに眠る家族に手を伸ばすような、安心を約束された安らぎの曲]


[表面を撫ぜる誰かの気配。
額に触れた唇は、夢の中に、濃い薔薇の香りを齎す。
それは、質量のある「想い」だ。
その色は知らねども、確かにある感情。

生まれかけた、微かな欲を、薔薇の香りが増幅させる。
それは、まだ名づけなくていいはずのもので。
形にするのも躊躇われる儚さで]


 ― 夢の中の、医務室で ―

[聞こえるはずのない音量で、鍵盤の音が響いている。
それは、心地のよいBGM。
心を揺さぶるに十分な情熱は、窓から太陽の照らす明るい医務室の中を軽快に彩る]

 あぁ、  ……夢か

[シーツの中。
右手の指を一本ずつ、ゆっくりと折り曲げた。
明るい光がこそ、夢だと知らせる不思議。
現実と繋げるのは、この甘い香り。
中庭の薔薇が、今を盛りと花開く]


メモを貼った。



  [きらきらひかる、
         おそらのほしよ。]
 


【人】 粉ひき ケヴィン


[ 遊ぶ指先が、 腕を、……本能を 擽り、
  茶が、 欲を孕んで ゆら と

  内側に侵入した指先は、 はじめてを割り入り、
  ─── 寛げ、 拡げ、]
 

(280) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


      [ いつかの 記憶 を なぞるよう、 ]


[ ────未だ、 呪縛は呪縛。
  脳裏にある声は、"おとな"の声だ。
  ……あの、"おとな"の後を追うのか、と

  喉が 渇く。]
 

(281) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

[例えば、小さなつむじ風が薔薇の花弁を巻き上げて、すべて飛ばしてしまうように。
 例えば、虹色に渦巻いていたシャボンの玉が、はつんと弾けるように。
 穏やかなぬくもりに揺蕩っていた自我が、ふいに帰ってくる感覚がした。
 瞬間、どこか遠くに聞こえたピアノの音も、ふつと途切れる。
 現実でもないピアノなのに、途切れればどこか残念な気がした。]

……あれ、

[ゆっくりと目を開ければ、見知った医務室だ。
 明るく、太陽が差し込んでいる。
 夢の中で目を覚ますという珍しい経験をしたことには気づかないまま、隣にいる人影に視線を向けた。]


【人】 粉ひき ケヴィン


[ 踊る指先が 一度、離れ、
  掠れた声でまた、彼の名を呼び、]

    ──── もう一度、

[ 赦しのキスを、 と 強請る
  こどものような 舌ったらずの響きだ。

  蕩けた瞳は熱に浮き、
  ───── 薔薇の 香りが 濃く、
           密事を押し隠す、 様に*]
   

(282) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

時が止まったことを、知らなかったので。


【人】 粉ひき ケヴィン

    ──── 逢瀬の 終わりに、 ───

[ 優しかったかどうか、 記憶が飛んでしまったように
  ……熱に浮かされたように、
  理性は途中で途切れていた。

  彼に、優しい指ひとつ伸ばして、
  清めの手伝いが出来たら良いのに、

       ──── 腕を持ち上げるにも億劫なくらいには
           甘美に身体が負けていた。
  体力が尽きた、 というよりも、
  単に、 そう とてつもなく 眠くて、]
 

(287) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン


[ はく、 と、呼吸だけは
  どうやら、忘れることはないようだ。
        ─── 死に行くわけではないらしい。

  "捕まえて"しまった彼に、
  謝意が無いわけではないが、]


   ────── 、

 

(288) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

[包帯を纏わない右手で、やあ、という具合に軽い挨拶]

 おはよ、 モリス先輩

[といっても、下級生の怪我の具合なんてそれこそ知らないだろうから。それだって夢の証拠にはなりえないし。
そもそも、名前を憶えてくれているかどうか。

夢だから。
思うように出来たらいいのに]


【人】 粉ひき ケヴィン


[ 頭上に綻ぶ蕾を見たなら、
  唇は 呼気のみで言葉を紡ぐ。

  ロビンのちぃさな手を、また、
  おおきな手が、 大事に包む。
  ─── 手が、好きだと それだけは
         ちゃあんと覚えているから、

         純粋に、そう、
             きっと 嬉しかったんだろう**]
 

(290) 2018/05/22(Tue) 23時半頃

ケヴィンは、ロビンへ、言葉のかわりに ちぃさな手へ 唇を 寄せ───**

2018/05/23(Wed) 00時頃


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