人狼議事


24 明日の夜明け

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視点:


メモを貼った。


メモを貼った。


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時頃


【人】 厭世家 サイモン

―月が青くなる直前―

[目が合った女狼は、ダメージを負っているかもしれないが自分からはわからない。ただ、その瞳はおもちゃを見つけた子供のように楽しそうに。]

 いや…だ…。

[爪を器用に使い、壁を垂直に登り窓から入ってきた。既に、狼の力に捕らわれているのか動けない。]

 うあ、は―?

[どくんと心臓が跳ね上がるのが分った。ちょうど>>#2:14赤い光が強くなったタイミングだろうか。]

 体が あつい なんで。

(18) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 厭世家 サイモン

 うふふふ。ねえお姉さん…。

[誘惑の視線が、体を動かす以上に何かを込み上げさせてきた。それは視線の効果が暴走したからだろうか、恐怖の果てのものだろうかか分らないし考えも付かない。

目の前の女性の姿をした何かに、とても―]

 おねえさん、おねえさん、おねえさんおねえさんおねえさんおねえさん。

[女狼が少しだけ後にさがる。明らかな狼狽する狼の表情に、どちらが狼だか分らないだろうか。

ゆらありと立ち上がり、向かう先の相手の爪など意に介さず―]

 おねえ〜〜〜さああああああ〜〜ん!

[大怪盗さながらの大ジャンプで、飛び込んだ。]

(19) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 厭世家 サイモン

―月が青くなる―

 ぐえッー!

[迎撃も反撃も狼狽もなく、一瞬にして女狼は外に飛び出して行った。そのまま渦の外に消えるだろうが見ることもなく。当然クッション予定の姿は無く残され、そのまま壁に激突した。]

 いってえよう。
 うええ…

[ショックと痛みで、我に返る。それに続いて先程とは違う、痛みによる涙が溢れた。]

(20) 2010/08/06(Fri) 01時頃

厭世家 サイモンは、よろよろと理科室を出てさまよいだした。

2010/08/06(Fri) 01時頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 02時頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 08時頃


【人】 厭世家 サイモン

― 一階階段 ―

 あっ外が青い。もしかして終わったの?

[廊下から一つ階段を降りて俯いた顔を起こしてみれば、射し込む光が青になっているのを初めて理解した。

一つ息を吐いて力無く階段に座り込んだ。]

(48) 2010/08/06(Fri) 09時頃

[咆哮も、足を止める理由にはならなかった。
と言うより多分、何もその時は聞こえてなかった。

ただ、信じたくて、信じられなくて、カルヴィナやマーゴの制止も知らず、正門へ駆ける足は]

 …… いぅっ!?

[ずぐり。
身体の内側から芽吹いた痛みに、引き攣った悲鳴が漏れる。

なに。なにが。

テッドの声は聞こえた。
でも、口を開けば悲鳴しか漏れなくて、ただ何処からくるのかも分からない痛みに、胸を押さえ。

その手が、どろりと緑に形をなくしていくのを、あー、ぐろいなー、あたしゾンビ側だったんだぁ、なんて崩れていく意識の中、思ったから]


 …… ないっ、 で…

[みないで、と。
たったひとことも、自分の悲鳴に掻き消され。

何が起こったのか、何が起こっているのか。
ぜんぜん、何にもわからないけど。

こちらへ手を伸ばそうとするテッドの頭上に降る光は、今度こそ、赤くは無かったから。
よかったな、とにへり笑ったのは、誰に伝わることもなく。

みどりの海に溺れるように、意識は完全に崩れた]


【人】 厭世家 サイモン

 テッドは…?安否はどうなったの?

[グラウンドに向かおうとして、>>23マーゴが校舎に入ってくる。]

 あっちょっ

[拒絶の意思を示したそれに、上手く言葉をかけられず。]

 まさかテッド…!

[おそるおそるグラウンドに駆けていく。]

(50) 2010/08/06(Fri) 09時頃

[ふわり、蜘蛛の糸みたいなひかりが、緑の染みにひとしれず、溶け消えた。

小指に揺れていた、自分以外は見えなかっただろう、褪せた桜色の糸は。
たとえば運命の赤い糸とか、そんな強固なものではなくて、ただ。

置いて行かれたくなかった、でも我侭には巻き込めないから、一方通行でいいよ、と願ったそのままに。
あちらへは引いてくれただろう強さも、こちらが引けば、ぷつりと、儚く千切れ*]


メモを貼った。


【人】 厭世家 サイモン

―グラウンド―

 >>49テッドだ。
 おお生きてるじゃん、よかったあ。

 おーい。

[校舎の樹のあたりに何人か居るように見えた。

だが裏に向かうテッドの姿は自分に気づかずに。心なしか表情も悪かったように見える。]

(53) 2010/08/06(Fri) 09時半頃

― 伝説の樹 ―

[誰かに、名前を呼ばれた気がした。

誰か、じゃないかもしれない。
それはいくつかの声で、男のひとも、女のひとも混ざっていて。

そんなに、切羽詰って呼ばれるほど、今度は何をしたんだっけ。
また心配かけてしまったんじゃないか。特に、]

『何寝ぼけてんの。さっさと起きなさい』

 へ……?

[木漏れ日を背に、覗き込む誰か。
眩しさに目を細めてから、こしこしこすりつつ、よくよく見つめる]


 なんだ、アネットか……。

『何だとは何よ、居ないと思ったら、やっぱりこんなとこで寝てるんだから。
数研に呼ばれてたよ、検定の書類がどうので。

 ほら、目は覚めた? あんた、お兄ちゃんとか居ないでしょうが』

[きょとん、と友人の言葉に首を傾げる。
自分は一人っ子で、勿論兄弟なんか居なかったから。

……でも、何故かそれに反論しようとする、心の何処かに、更に首をかしげた]

 うん、居ないよ。なんで?

『もう……。何の夢見てたのよ。
お兄ちゃんお兄ちゃん、て魘されてたよ、あんた。
ほら、』


[そう言って拭われた頬は、確かに友人の手を濡らして。
けれど全然、意味が分からないから、きょとんとするしかないのだけど。

あんまり反応がないから、心配になったんだろうか。
具合が悪いなら、保健室に行くよう言い含められて、大丈夫だよー、と樹の根元に座り込んだまま、手を振って見送るのも未だ、夢のなかのように、ぼんやりしたままだった]


 ゆめ……

[樹に寄り掛かったまま、その単語を反芻してみる。

太陽の無い空。赤と青。それから、みどり。
おぼろげな色合い。誰かが言った。ライトノベルのような世界だと]

 本、ってゆーか。夢、だよ。

[本なら、忘れてしまってももう一度読み返せばいい。
けれど、今、ぼんやりとおぼろげに浮かぶ光景は、夢としか思えないほど曖昧で、非現実的で、振り返るにも危ういもの。

そう、まるで。
強いひかりの下、真昼の月みたいに儚く浮かび上がる、ぎんいろみたいな―……]


 わひゃっ!? え、え、な、なんでっ!?

[『願いごと』をしたことはなかった。
だから、その姿を見るのは初めての筈で、でも。

その眼差しには、なんでか、覚えがあって]

 ……あのぅ。何処かでお会いしたことありましたっけ……?

[おそるおそる、尋ねてみる。
怖くは無いが、何しろ普段から、かみさまが居るという桜の下で、あーだこーだ下らないだろうことを語ったり、すやすや昼寝させて貰っている身である。

かみさまにまでお小言言われたら、それはそれですごいけどさぁ、とかやっぱり下らないことを考えながら、銀の奥を、見上げていたものの]


 ……? ……えぅ、ごめんなさい。聞こえないや。

[何か、答えようとしてくれたようなのだけど。
口元が僅か震えるのが見えただけで、言葉も声も、さっぱり届かなかった。

やっぱりあたしが不信心だからですかねぇ、と申し訳なさそうに笑うと。
表情のうかがえないそのひとは、少し、疲れたように見える所作で、目蓋を閉じ。
さあっ、と軽く吹いた熱い風に掻き消されるように、見えなくなってしまった]


【人】 厭世家 サイモン

[>>44>>51集まっていた面子が一人一人と散っていく。

初めは生きていたテッドに皆が集まっていたとばかり思うも、地面を見る感じに疑問符を浮かべ。]

 …何ですかこれ。

[緑色を見て一言。答えてくれた人は居るだろうか。]

(63) 2010/08/06(Fri) 12時半頃

厭世家 サイモンは、始末屋 ズリエル>>62樹に走っていくのをみて何だろうと首を傾けた。

2010/08/06(Fri) 12時半頃


 うーん。元気ないのかな。
 まあ、こーもあっつくちゃねー、みんな引っ切り無しにお願いに来るし、バテちゃうかー。

[燦々と照りつける太陽を、手で陰を作って見上げる。
暑いばかりのそのひかりが、懐かしくも思えるのは、何故だろう]

 よっし、お水汲んできてあげよう。ホースは……、ぁー、使ってるか。
 んー、裏庭にひとつくらい転がってないかな。ちょっと待っててね!

[木陰から飛び出せば、未だ高い太陽が、容赦なく照りつける。
途中で、白線引きを蹴飛ばして粉を撒き散らし、ぶつかりそうになったサッカーボールを咄嗟に蹴り返したら、タイムをとっていた陸上部のストップウォッチを直撃し。

いくつかの怒声を浴びるも、もう自分のお騒がせぶりには慣れてしまったのか、本気で怒るひとも、本気で追いかけてくるひとも、そして本気で名を呼ぶひとも居ない。

明るすぎる太陽から逃げるように、駐輪場へ滑り込み。
校舎の陰に滑り込めば、ふぅ、とひとごこち]


 ……? ……すー、はー。

[そうして深呼吸した空気が、ああ、いい空気だなー、なんて。
空気と水が美味しいのは、今更なのに、やけに感慨深い。
さっきから何なのか、と首を捻りつつ]

 ひえっ、自転車っ!
 ……いやいやいや。駐輪場に自転車あるの、当たり前じゃん……。

 そんな、メアリーじゃあるまいし……、 …?

[てか、メアリーって誰だったか。
本当、何なのか。アネットの言うように、寝ぼけたままなのだろうか。

夢にしてはリアルで、でも現実には到底昇華されそうもない、儚い記憶。
ぼんやり浮かぶ光景は学校のそれなのに、空に映える月のいろも、幽霊よりまだ不確かに居る人々の姿も、まったく知らないものばかり]


[ただの夢だ。
リアルさに感情移入し過ぎただけの。
いつまでも気にするようなことじゃない。
そう、思うのに]

 わっ、

[ぐだぐだ考えていたら、足元が疎かになって。
壁に手をつく暇もなく、べしゃっと転んだ]

 いったー…… ?

[肘をさすりつつ、起き上がれば。
何故か、焼却炉の煙突を見上げていた。

別に何の変哲も無く、焦げ付いて古びた金属が、ぎらりと太陽の光を反射しているだけで。
何の、何も。おかしなところは無いのに]


 ……ほんと、保健室いこっかな。

[首を傾げながら、スカートの土埃を払い。
とりあえずは、如雨露を見つけなきゃと、てとてと歩き出した]


【人】 厭世家 サイモン

 これが、ソフィア…?

[>>68ラルフ先輩から聞いた話は信じられない気持ちになった。]

 はは、ソフィアは、何に、やられたの?

[でも今の状態を考えれば、否定しきれない。]

 探すって言うけど、何を?

 連れ去られたなら、多分此処のエリアには居ないよね…

[歩み去るラルフ先輩達に聞こえぬように吐き捨てた。]

(74) 2010/08/06(Fri) 14時半頃

― 裏庭 ―

 お、あったあった。こりゃまた年季入ってるわ。だいじょぶかな?

[裏庭の片隅、じめりと日の光が届かない場所に、置き去られた如雨露がひとつ。
水漏れなどしないかと、手に取れば]

(―― ♪)

 ……え?

[揺れた水面が奏でたのは、静かな水音ではなく。
覗きこんでいる自分の顔は何処にもなく、ギターを奏でる誰かの手元が揺れ。

この曲は、知っている。
ずっと追いかけているバンドの曲だ、知らないわけが無い。

でも、ギターはこの音じゃない。
誰か、コピーバンド? いや、でも、 ……ちがう]


 ……ズリエ、 っ!

[これで、いいんだ。『今の』センス・オブ・チェリーブロッサムは。
いくつかの記憶が呼び覚まされて、その名を呼ぼうとするも]

 …… ぁ…

[ちゃぽん、と間抜けにちいさな水音。
勢い込んで揺らされた水面は崩れ、ただ、泣きそうな顔で覗き込む自分を映すだけだった。

耳にはまだ、ギターの余韻が残っている。
でも、呼ぼうとした名前を、思い出せない。
そのひとが、どんな顔をしていたのか、思い出せない。

古ぼけた如雨露を抱きしめて、へたりこんだまま。
みーん、みーん、と鳴く蝉の声をひどく遠く感じながら、暫く立ち上がることも出来なかった]


【人】 厭世家 サイモン

 そうですか、狼の仕業じゃないみたいなんですね…

[>>78ラルフ先輩の話には小さく頷き先輩を見送った。]

 じゃあ、何のせい?

[狼でないなら、思案せずとも理由はある。]

 色が変わるときの仕業か、誰かの仕業か…

[理科室にて泣いた影響でか、ぐすっと鼻をすする。

深くネガティブに流れそうな思考が、>>84足音が止めてくれた。]

(85) 2010/08/06(Fri) 19時頃

【人】 厭世家 サイモン

[フィリップ先輩は何も語らずに横に来た。

自分も同じに、ただ緑色を見ていた。]

 ―ソフィアは…仲のいいクラスメートでした。

[ぐすっと鼻を鳴らして答える。]

(86) 2010/08/06(Fri) 19時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[>>87自ら過去形で語ることに違和感はない。が…]

 それは流石に、まるで、死んだかのような言い方です。

[ソフィアは結局どうなったかは、考えたくなかっし、否定したかった。]

 でも、ソフィアがこの緑から戻ってくるとは思えません。

埋めるのなら…お手伝いします。

(88) 2010/08/06(Fri) 19時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[>>90死んだような、そう思うか。

フィリップ先輩は何が言いたかったのだろうか。]

 でも。

 ソフィアが此処の何処かに居たり。

[スコップを取ってくると聞いて、自分の持っていた長物が無いことを把握した。]

 これが動いて、ソフィア戻ってきたりしたら。

 それはソフィアにとって幸せなことなんでしょうか。

[倉庫に向かうフィリップに、それは聞こえただろうか。]

(92) 2010/08/06(Fri) 20時頃

【人】 厭世家 サイモン

 >>95いや、埋めましょうよ先輩。

 僕が怖いのは。

 僕らもぐすっ、同じようになるかもしれないってこと、ぐすっ、ことですよ。

(100) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[僕らも…。それ以上のことを言わずに、再びスコップを取りにいくフィリップ先輩を見送った>>104

待っている間に、ソフィアのことをぼんやりと浮かべていただろう。

戻ってくれば、場所を聞かれると思い先に言っておくことにした。]

 ―場所ですけど、命の樹の近くで、いいんでないですか?彼女は守ろうとしたように窓から見えたので。

 それに、わかりやすいほうが―

[続くべく言葉は、増えた時のために―。]

(105) 2010/08/06(Fri) 21時頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時頃


【人】 厭世家 サイモン

 ほあっ…。

[土を掘る中で、とある瞬間、それが自分の墓穴を掘るように感じられた。]

 先輩。

 これが死の形だったら、結局僕らはどうなっちゃんでしょうね。
 
[丁寧に埋める場所を作っていく。無意識の内に、樹から数歩離れた場所を掘り始めた。]

 死ぬからこそ、人は、生命は一生懸命生きるなんて、聞いたことがあります。でも、こんな死に方やだよ…。

(115) 2010/08/06(Fri) 21時頃

― 2-C ―

[樹に水を遣った後、また何か見えはしないかと、水を張って如雨露を覗き込んでみたが、何も映る気配は無かった。
あの時確かに感じた喪失感は、痛いほどだったのに、何も無いまま時間が経てば、やはりただ寝惚けていただけなのかとも思う。

それでも、とぼとぼと数学科準備室へ向かう様子は消沈していたらしく。
顧問のことは考えておくから、と珠算同好会について、思わぬ励ましをされたり。

教室に戻れば、アネットを始めとする友人らに囲まれて、うりうりもみくちゃにされ。
ぜーはー、と息を切らせて席へ辿り着くことになったり]

 もー、大丈夫だってば。モチロン甘味屋は行くけどー。
 おごりねっ?

『……現金なやつめ。心配して損したわ。
でもあんた、宇治金時って珍しくない?』

 そんな気分なんだもん。あたしも大人の味に目覚めたってことだよ!


[味覚だけなら子供からかけ離れてるから大丈夫よ、なんてまた、頭をうりうりされて机に沈む。
どーゆー意味!?と机をぺちぺち叩いて抵抗するも、押さえつけられたまま]

 ……あ、

[窓の外、グラウンド。
硝子の一枚だけが、夜のいろを透し。

シャベルらしき棒を手に、何かを掘る人影、ふたつ]

 フィリップ先輩、サイモン……。

[珍しい組み合わせだな、なんて自然と呟きが零れ]


『誰、友達?』

 え……

[頭から、既に手は退けられていた。
きょろ、と視線は教室を彷徨う。

変わらぬ教室。変わらぬ面子。
……足りないと思う余地など、無い筈なのに]

 ううん……。

[ふ、と視線を戻せば。
もう、其処に夜の景色は残っていなかった]


【人】 厭世家 サイモン

[近くに行けば、命の実は、前より大きくなっただろうか。青白い光を纏うそれは、ロレンツォ先生やソフィアの命を吸って大きくなっているようにも思えてきた。

必死で守った樹にそうされるとしたら、なんて、なんて―]

 小憎たらしい…。

[鈍重な低音で、ぼつりと言っただろうか。]

(119) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

メモを貼った。


【人】 厭世家 サイモン

 僕だってまだ居ない彼女が出来たり、大学で楽しんだり、クラブDJデビューしたり、酒飲んでみたり…他にもやりたいことたくさんあるよ、大人にもなってないよ。

[フィリップ先輩と話が何処まで噛みあってるのかはわからない。そんな折に来たテッドに先輩も自分も言葉が止まった。]

 >>117ああ…

 あ、>>120先輩の言うようにしてる。

[自分が何か言う前に、フィリップ先輩が説明したのでそれに習った。]

(126) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

 ……そーいえば、あたし、訊こう訊こうって思ってて、タイミング逃しちゃった。

[ぼう、と硝子を見つめたまま。
訊くと口にする割に、それは問いかける気の無さそうな、独り言]

 あの時は、必死だったからさ。全然、そんなこと考えてなかったんだけど。
 理科室に引っ張ってった時、ほんとはサイモン、ホリー先輩のこと追いかけたかったんじゃないかって。

 そーゆーのじゃ、なかったとしても、さ……

[ごめんね、と。
呟きは、硝子の外にすら届かず]

『だから、サイモンって誰なの』

 ……わかんない。


メモを貼った。


【人】 厭世家 サイモン

 >>133できますか。ですよね、僕だって―
 できますかね?やった、やったあ…!うわああい!

[涙と異様な安らかな笑顔にまみれ、それでも鈍重な動きで穴を掘っていく。気休めなんてとうにわかってても、そうしないとおかしくなりそうで。]

(142) 2010/08/06(Fri) 22時頃

メモを貼った。


【人】 厭世家 サイモン

 >>137こんな場所で、意味なんて、考えちゃ、だめだあ。

 後さ、だってさ、少なくとも、僕は多分、君のお陰で助かったんだ、からあ。ありがとうお。

[ひっくひっくと、声を細切れにさせながら手を止めずに真上を向いて言葉を送り出す。]

 本当のこというとね、もっとちゃんとした、形でお礼を言いたかった。ありがとうって。こんな状態でごめんね。

(147) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時半頃


― 伝説の樹 ―

 ……やっぱり、誰も居ない…よね……。

[保健室!と押し遣られそうになったから、教室から逃げ出して。
降りてきたのは、人影の見えた場所]

 …… 、

[分からない、とは言ったけれど。
もう半ば、ただの夢じゃないと思い始めてはいた。

けれど、なら、どうして。
自分は此処に居て、彼らの誰も、此処には居なくて、それが当たり前で――]

 …わかんない、よ。

[こつり。木肌に額を押し付けてみても、聞こえる音はなく。

ただ、自分の撒いた水溜りが、足元できらりと光った]


【人】 厭世家 サイモン

 >>146へへへえ、金髪のぼいんぼいんもいいなあ。
 だってあれ、すごかったもん。

[あれとは、言わずもがな。]

 でも、普通に、好きな人と、居るのも、いいと思うんだ。僕はどっちかも、できるかもってことだよ!

[そうこうするうちに、穴は歪な形ではあったものの、十分に掘れただろう。後はフィリップ先輩を待つ。]

 で、できたよ。

(154) 2010/08/06(Fri) 23時頃

 ……?

[風が、頭を撫でていった。
珍しい事でもないのに、何故かこそばゆくって、自分でさすさす、さすりながら]

 …… 、此処、どこだ。……屋上?

[座ろうと屈めば、また水面に何か映っているのに気づいて、慌てて覗き込む。
ホリーとルーカス。それから、やって来たところなのか、少し離れたところに、カルヴィナ。

全員、生徒会室での顔なじみだから、それ自体は不思議に思わなかったけれど。
それぞれに微妙な空気を醸し出しているらしきに、首を傾げた]


 ……てゆか、なんで屋上映ってるのに、ギターが聞こえんの。

[お陰で、全然彼らの会話に聞き入れないと、くすくす笑う。

笑っているのに、晴天の空から、ぽたりと雫が落ちて、また夜の景色は掻き消えてしまった。
でも、ぽたり、ぽたり、零れていく涙を、止めようもなくて]

 なんなの。夢なら……早く覚めてよ。
 どっちでもいいから、早く っ

[あちらの世界と、こちらの世界。
思い出せる記憶にも、確かさにも、歴然とした違いがあるのに、どうしてこうも、苦しくなるのか。

どんなに思いを寄せたところで、水面や硝子越しに、あちらの世界へ手は伸ばせない。
夜の光景が消えれば、彼らの名前すら、ほら、もう、曖昧なのに]


【人】 厭世家 サイモン

[>>157フィリップ先輩と同じように、緑色の何かを入れて埋めた土を撫でる。>>167テッドが後に続いた。]

 わかりまぢた。先輩、お気をつけて、またあとで。

 あと、色々と、ありがとうでした。メアリー、待ってるんじゃないかって、思うんです。ぼくのかってな、考えです、けど。

[もて期が来るといってくれた先輩を、相変わらずのなき笑顔で見送る>>159。]

 そういや僕、いつも見送ってばっがだなあ。あは。

(176) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

[こんな時。

優しいだけじゃないし、むしろ自分より子供っぽいところだってあったけど。
本当に苦しい時には、絶対助けてくれるって信じていた、手があったのに。

水溜りに手を突っ込んでも、ぬるりと泥の感触が広がるだけで。
優しい暖かさも、握り返してくれるちからも、無い。

名前もわからない貴方。
貴方は、いま何処に居ますか。
貴方は、あたしを覚えていますか。

あたしを、]


[思考すら、言葉にならず。
ぽたりぽたり、新たな波紋をつくるだけの水面から。

かすかに、聞いたことの無い、けれど確かにあのギターだと分かる音色が届く。
最後まで聞けたのかは分からない。だって初めて聞く曲だから。
自分が聞いて良かったのかも、分からないけど。

すん、と鼻を鳴らし。泥まみれの手で涙をこすると。
少しだけまた、笑えて。
ぱち、ぱちり。泥を散らしながらも、拍手が出来た。
それは、聞こえたよ、と存在を示すように]


【人】 厭世家 サイモン

[命の樹をもう一度見る。何だろうね、こいつと思っていた。テッド>>177が反応した方をみれば、ルーカス会長が歩いてきた。]

 >>174あ、会長だ。

[会長の表情はどこか困惑をしていたように見えた。テッドも見直してみれば、やはり傷だらけだった。]

(183) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[残滓はあり、ふとしたトリガーでまた泣くかもしれないが、ものの概ね泣き終えている。]

 >>187疲れないしさ喉も渇かないしさ、あとさ、みんな、トイレ行った?
  
 こんな場所なら、ほっときゃ、きっとなおるよ。

(198) 2010/08/07(Sat) 00時頃

『さっきから何をやっているんだ、お前は』

 ……っく、…ラシェル。……てか、そっちこそ何やってんの。

[見上げれば、先ほどサッカーボールを蹴飛ばしてたクラスメートが覗き込んでいた。
確かに、泥遊びする年齢ではないし、水溜りに突っ込んだ手を、ぱちりぱちりと叩くさまは、怪しいというか、頭の心配をされるかもしれないが。

バケツ片手に、こっちを無表情に見つめるひとに言われたくない。
てか、そのなみなみ水の入ったヤツをどうするつもりなのかと、]

 っ!

[問うよりも、逃げ出すほうが速かった。
更に、それを予測して、相手が自分の肩を抑えるほうが速かった。

結果。ばしゃー、と頭の上から水を被って、びっちゃんびっちゃんになった。
勿論、肩を押さえていたラシェルだって、被害が無いわけはなく]


 ……にゃー!! もう、何なの何なの! せめて何か理由ー!

『そっちの方が、らしい』

 は?

[意味が分からなくて、ぽかんと見上げた顔に、布地が落とされて、あわあわ取り払えば]

『騒いでいないお前なんていうのは、気持ちが悪い。
どうせ良くない頭なのだから、考えるな。常に発散させておけ』

[改めて布地を見れば、それは大判のタオルだった。
何か失礼なこと言ってるよね、とじとり見上げるも、ぐりぐりとタオル越しに頭を撫でられ、そのままラシェルは去っていってしまう]


 ちょ、ちょっとー! タオル洗濯しないと返せないし! てゆか結局、だから何なのっていうか、自分もちゃんと拭けー!

[とはいえ、木陰では時折吹く涼しい風が、濡れた身体を心地良く冷やしていくし、この時期に風邪の心配もないだろう。
何とかは風邪を引かないし。や、あれは引いた事に気づかないってだけだった気もするけど。

不器用なクラスメートの、不器用な気遣いだということは、分かっているから。
大人しく、むぅ、とタオルに埋もれて、助言どおり、何も考えずに木の下、目を閉じた]


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 厭世家 サイモン

 ぶーーーーーーーーーーーーーーーーー!

[赤い月と共に現れた">>#8それ"に、吹いた。怖い以前に、吹いた。]

 うっわあ、きもっ!

[さささーっと、近くの樹の傍に隠れた。自分の顔の色は月に赤く染められただけではない。]

 これなら…

(210) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 え?

[だが、きゃっきゃしながら>>#10校舎をまるでおもちゃのように取り外したすがたを見て、背筋が凍りついた。]

 ひいいいいいいいい。

[無邪気に遊ぶようなそれに。
嫌な予感と、頭に浮かぶその姿。

ばらばらの。]

(213) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時半頃


― 伝説の樹 ―

 ……?

[きゃはは、と子供の笑い声が聞こえた。
タオルに包まったまま、もぞりと身体を動かせば、ころりとコンパクトが転げ、蓋を開く。

其処に映し出されたのは、人形が人形の家で遊んでいる、ちょっとシュールな光景]

 ……やっぱ、夢か。

[半ば目を閉じつつ、むにゃりとそう呟いてまた、タオルにもぐりこむ。
意識がはっきりしていたなら、その背に隠れるように冴える月が、赤いことにくらいは気づいただろうに*]


【人】 厭世家 サイモン

 >>218>>225いや流石に待ってっ…!

[校舎に逃げるテッドとルーカス会長の後を追う。だが>>224今度は2階から外される学校に足が裏庭の方に向かってしまう。]

(229) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 厭世家 サイモン

―図書館渡り廊下近く―

 >>234か、カルヴィナせんぱぁいッ!

[トップスピードを維持したまま、スライディングするようにカルヴィナ先輩と合流する。余程のことが無い限りぶつかることは無いだろう。]

(238) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 厭世家 サイモン

 >>244

[突如赤い光が強く自分を照らしたと思えば、更に過ぎる真っ黒な空間。それがアレの手だと直ぐに理解できた。]

 ぶ。

[声が出ずに、眼だけぎょろっと上を上げてみれば。]

 で す よ ね ー 。

[漏れた声は昔風のロボットのように。]

(249) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 う わ あ … !

[覗き込む巨大人形に、卒倒しそうになり。

>>261動こうにも足をもつれさせ倒れた。]

(263) 2010/08/07(Sat) 02時頃

厭世家 サイモンは、49奇数なら倒れた先が人形の視線の死角。

2010/08/07(Sat) 02時頃


【人】 厭世家 サイモン

[幸か不幸か、人形が自分を捉えることは無かった。意外と初めに全く動かなかったのが要因かもしれない。]

 >>264つっ…せ、先輩っ!にげって

[受身も取れずに地面に倒れ、顔だけ起こしてみれば、ターゲットにされている先輩の姿。

自分が言われたことをそのままに返すが、既に彼女に人形の皺の無い手が伸びていた。]

(265) 2010/08/07(Sat) 02時頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 02時頃


【人】 厭世家 サイモン

[人形の手は>>266カルヴィナ先輩を掴むと視界から消え去った。途中、人形の手から起こる風を受けた。皺の無い手が、目に焼きついた。]

 せんぱーいっ!

[風と人形の五月蝿い笑い声に自分の叫びは一瞬にして消された。]

(271) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[風がおさまった。どうやら人形の手は離れたらしい。]

 先輩が…僕のせいで。

[あの時自分に注意を向けたから、逃げ遅れたのではないかと、そんなやるせない気持ちになった。]

 だったら…先輩を助けないと、だめだよねええええええ。僕の、僕の、僕のせいだもん。

 すごく、怖いけど、死にたくないけどさああ。どうせさ、逃げる場所なんて、無いんだしさ。なら、さ。

 あ、あれ…

[だが立とうとすると、上手く立ち上がれない。いつの間にか自分が腰を抜かしていたことを理解した。]

 俺の、ばかやろ。

 頼むよ、動けよ、動いてくれって…!**

(273) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

 に゛ゃーーーーーーーーーーーーーーー!?

[がば、と木の下でタオルを跳ね除け、叫んだ。
心臓がばくばくいっている。
何事かとこちらを向いた陸上部は、何だソフィアか、とすぐに走りこみに戻ったが、そんなことは気にしていられない]

 ……る、るーにゃんが、バニーさんでお人形遊び……。
 え、何。夢って願望? 違うよね?

[叫び声に何事かと思ったのだろうか。
ふわりと、頭上で揺れる褪せかけの銀糸。

わりと本気で必死にそう尋ねかけたのだが、やっぱり答えのないかみさまは、ついと目を逸らすので。
その意図はともあれ、肯定されたと思い込んで、あううぅと呻きながら、だいぶ身体も乾いたから、ふらふら何処かへ歩いていく。

これ以上あのひどい悪夢を見たくなかったから、寝なおす気にはなれなかった]


【人】 厭世家 サイモン

―図書館側渡り廊下―

 う、ほあー

[体が動いた時には、既に屋根が取り付けられていただろう。もう一度迫る手に、トラウマになりそうで。]

 とにかく、先輩、探さないと…っ!

[初めは校舎の陰に隠れつつ移動をしようとしてやめる。]

 駄目だ、多分校舎だったら取り外される。外されないのは…きっと壁だよね?

[壁に向かって、壁伝いに走っていく。]

(313) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 ― 裏庭、裏側 ―

 追われているのは誰…?

[壁傍を伝っていくと、見えたのは、駐輪場側に伸びる手。>>303、逆に後ろから>>316大きな姿ズリエルが。]

 そうこうしていくうちに購買に近づいていく。

(320) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

【人】 厭世家 サイモン

― 購買あたり ―

 先輩とか、全然、見つけられないじゃないー!

[南側に走っていくと>>308>>315>>318だろうか。ホリー先輩と、多分マーゴと、そして多分会長。]

 あっ、会長ぉぃぅ?

 だ、だよね?

[半ば壊れた笑みを浮かべながら、目と目が合った…]

 う、うわあ…

(323) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


【人】 厭世家 サイモン

 会長やだよー、それやだよー。

[直ぐに思考が流れるのは、もし、あれが、自分だったら。本当に笑えない。]

 >>321痛々しいよ会長。

[タキシードとウェディングドレスが降っていたのか、皆がそれに注目していて。]

 >>324アナタハ、カミヲ、シンジマスカー?

 それやるん?

[また自分の言葉が制御できなくなりかけていた。]

(327) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 うひゃあああああああ!

[ぎょろりと向いた顔。初めて人形の顔を直視しただろうか。再び購買の裏、壁際へと走りこむ。購買の高さでは隠れることもままならないだろう。]

 うあ、ホリー先輩、会長ぉ!?

[そのまま二人を手が掴んで。]

(330) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

【人】 厭世家 サイモン

―伝説の木の傍―

[壁沿い、建物沿いに走っては、時折木の陰で一息。
疲れることは無いが、無理に走る必要は無い。]

 とっとと…

[さっきから人形がこちらを見ている気がする。そのたびに、視線を外そうと木や物影を盾にする。]

 僕、目立ってるのか?

 何でだろう…。

(349) 2010/08/07(Sat) 12時半頃

【人】 厭世家 サイモン

[人形から、一つの声が聞こえた。それは楽しそうな声ではなく、苛立ちだか怒りを含んだものだろうか。]

 『なあんか、小さいごっきーが居るみたいね』

 は…?

[慌てて自分の服装を見れば、確かに制服は黒っぽい。髪も黒い。自分は壁を走り回り、物陰に隠れる。]

 あ…。

[そう認識されなくも無いと理解をして…]

 やっ…!

[人形が何かを持ってきた。]

(350) 2010/08/07(Sat) 12時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 やっばーいっ!

[慌てて校舎の中に入ろうとやはり壁を伝っていけば、後ろに何か棒の様な物が刺さった。いや、刺した。]

 ま、まさか。

[伝説の樹は僅かに内側。その棒による弊害は受けないだろう。だが、その棒は重箱の隅をなぞるように、裏庭側へと。

煙でもないのに、燻りだされる…]

 ちょまーーー!

(353) 2010/08/07(Sat) 13時頃

厭世家 サイモンは、12:燻りだされる 34:機転を利かせる 56:校舎に逃げる {3}

2010/08/07(Sat) 13時頃


【人】 厭世家 サイモン

 こうなったら…!

[棒のようなものをぎりぎりの所で避け、そしてそのまま棒によって抉れた穴に滑り込む。{1}×{1}センチ位の深さになっているだろうか。]

 粘土見たく土を掘り起こして…!

(355) 2010/08/07(Sat) 13時頃

【人】 厭世家 サイモン

 あ。

[棒はなぞっただけのようで、1センチも抉れてない。派手な土煙が煙幕の役割をしてくれたが、これでは隠れたことにはならない。

人形と、目が合った。その手はまだ隅をほじっているだろう。]

(359) 2010/08/07(Sat) 13時頃

【人】 厭世家 サイモン

 うわあああああ!

[人形が一瞬こっちを向いたが、手を止めるつもりは無さそうだった。]

 今のうちに、今のうちに校舎に入らないと…!

 あの眼は、捉えた、という眼だ…!

[眼に宿った光は、ひとつ前のことを思い出し身震いが出てきた。そして全力で校舎の入口へと向かっていく。]

(362) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

厭世家 サイモンは、祈る気持ちで校舎の中で逃げ込もうと。{6}

2010/08/07(Sat) 13時半頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 13時半頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 14時頃


【人】 厭世家 サイモン

―校舎に入る―

 カルヴィナ先輩…そうだ!電話!

[電話をかけようとすること{3}回。

しかし繋がらない。]

 携帯が壊れたのか、電池が無いのか、それとも…。

[校舎の中をうろつきまわるだろう。]**

(373) 2010/08/07(Sat) 14時頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 14時頃


― 生徒会室 ―

 …… おじゃま、しまっす。

[書類をまとめて、数学科の準備室へ届けた帰り。
ついでだからと、生徒会室へ運ぶ資料を頼まれた。

こんなところで長話するような知り合いも居ないし、長居は無用と。
さっさと置いて戻ろうとすれば、部屋は無人で]

 無用心だなぁ。鍵の用心するって、言ったばっかなのに。
 てか、お菓子も無いとか…… いやいや、取り締まる側がお菓子持ってちゃ駄目でしょ。

[ひとり突っ込みしつつ、誰かが戻ってくるのを待っている。

普段は、会長あたりが座っているのだろう、上座に腰掛け、軽く伸びをすれば、安物のパイプ椅子はきしりと鳴る。

蝉の合唱に、時折混じる自転車のベルや、グラウンドの運動部員たちの掛け声や、ボールを打ちはなす音。
こんなに賑やかなのに、静か過ぎると感じるなんて、どうかしてる]


メモを貼った。


 ? なにこれ。

[窓際の空きダンボールから、幾色もの布がはみ出ている。
ついでに、うさぎの付け耳も。

はて、と手を伸ばし、一枚摘み上げてみると
1.チャイナドレス
2.ウェディングドレス
3.タキシード
4.バニーガール
5.水着
6.メイドさん]


{1}


『何だ、もう来てたのか!』

 はい?

[うさみみとチャイナドレスを手に、どーゆー取り合わせなのかと首をかしげていたら。
ノックもなしにやってきた顔は、確か副会長の先輩だったような]

『逃げ回ってるって聞いたんだけど、なーんだ。
じゃ、さっさとそれ着ちゃって』

 ……え、え、な、なんー…?!

[何が何やら分からないまま、ぐいっと準備室へ押しやられ。
早く早く、と急かされる声が、あちらから聞こえる。

先輩相手に、強く問い返す事も出来ず。
仕方ないので、着替えてみた。

女性らしさや、長い手足という身体的特徴からは、凡そ無縁の身で、思いっきりラインの出る服を着るのは、非常に抵抗があったけど。
危惧したほど、布地のあまりもなく、むしろピッタリなくらいで]


 …… これ、まさか…

『いやー、似合う似合う!お子様雑技団みたいだけど、そんなとこもきっとお姉さま方の票をあつめぶばっ!?』

[ぺたり、という擬音があまりに似合う胸元に手を当てていれば、やっぱりノックもなしに入ってきた副会長。
いくらなんでも、女の子に対する態度と言葉じゃない。
いや、普段から女の子らしくなんて扱われたことは、数えるほどしかないけど、それにしても]

 わーん、生徒会なんて変態のあつまりなんだばかー!!

[膝蹴りを食らわせると、くずおれる副会長をもう見向きせず、ちょちょ切れる涙を押さえようともせずに。
うさみみぴょこぴょこ揺らして走り去るのだった]


メモを貼った。


メモを貼った。


― 購買 ―

 そーなんだよぅ。そりゃ、あたしこんなんだし、デリカシーもないし、出るとこも出てないけど、別に平気なわけじゃないのにー!

[えぐえぐ、とペッパーサワーの缶片手に管を巻くのを、馴染みのおばちゃんは、よしよしと話を聞いてくれた。
うさみみの付いたままな頭を撫でながら。

眉毛を捜す作業を忘れぬまま、ふと、そういえば誰かに眉毛コアラを貰ったはずなんだけど、とポケットを探るも、コアラは居なかった]

 そーいえば……眉毛コアラの眉毛は、眉毛じゃないんだって。それしか覚えてないんだよね、誰に聞いたんだっけ?
 てゆか、悪徳女王の45話、撮り損ねた気がして、おばちゃん絶対見てるだろーから、話聞こうとか思ってたんだよ。でも45話って、今週でも先週でも来週でもないじゃん? なんでそんな勘違いしたのかなぁ。

[慰められて気が済んだのか、同じ番組を追う者同士、取り留めの無い長話が始まる。
くい、とサワーをあおって、傾けた缶の光沢に]


 ぶっ!!!!

[木の下で崩れる、今日の夢の主役に今この瞬間確定したに違いないお姫様。
しかも、ご丁寧に、最初に目いっぱい白塗りに頬紅ののせられた顔が、ズームで映り。
だんだんカメラが引いていく、というサービスっぷりだった。

噴いたサワーが勿体無い、といつもの思考に戻るまで。
缶を取り落としたことにすら気づかず、(07)分ほど固まっていた]


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


 ごめんおばちゃん! えっと、雑巾雑巾…… 、ぁ

[7分後。我に返って、慌てて片付けようと覗き込んだ、黒い水面に。
一揃いのような、エプロンドレスを纏った少女2人に、そして――]

 っ、あか ……!

[今まで映らなかったその月は、確かに煌々と赤い光を滴らせていた。
よくよく見れば、ドールハウスに見えた建物が馴染みの校舎で、その傍らに立つ少女は規格外の大きさで、かつ人間に良く似てはいても、つくりものの光沢を赤くきらめかせていて。
そして、屋上に立つ、ちいさな、いや普通の少女の姿が]

 マーゴちゃんっ!? ダメだよ、何言ってんの!

[いっしょに、と。
その声はけして大きくなかったけれど、はっきりと聞こえて。
一緒に。何処へ? この光景が見えている間だけは、はっきりしていく記憶が、影に呑まれる誰かを、思い出そうとし]


 っ……!

[ばしゃ。
あっけない音で、投げ込まれた雑巾がたちまち水気を吸えば、夜の景色はたちまち消える。
はあ、と動いたわけでもないのに上がった息を堪え。
ぎゅ、と胸元を握り締める。ずきりと、痛みを訴えた、そこを]


→ 屋上 ―

 は、 ……っ、      !

[呼べない名前。
分からない顔。
景色が消えれば、また不鮮明になる世界と、此処とが違う世界なのだということは、さすがに分かっている。

でも、それでも。
呼べない名前を呼びながら、グラウンドを、廊下を、階段を駆け]

 ……んで っ……

[開け放った屋上への扉。
その先には、誰も、やはり、居なくて]


 なんで…… なんなの! 何も出来ないんなら、見せないでよ!
 いっそ、忘れさせてくれればいいじゃん!

[見た、と思う光景が、今のことなのか、ずっと昔かいつかのことなのか、それすら分からない。
ただ、白々しいほど燦々と照りつける太陽の下。
ひとり、ぺたんと膝をついて、誰かの姿を確かに見たはずの其処を、ぎ、と引っかくしか出来なかった]


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