人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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視点:


…メアリー……ッ!!!
[山吹色の、まるで夜明けのような光は、焼き付くように痛んだ。
それでも、失わぬよう、離さぬように、しっかりとその手で抱きしめて。

あぁ、闇が訪れる。]


問題児 ドナルドは、奏者 セシルに話しかけた化学教師の姿は見なかったが,……―――[09]

2010/03/05(Fri) 01時頃


き、れ……い

[目の前に広がる山吹色がすべてを覆い尽くす。
縋り付くようにディーンの身体を抱きしめれば
鳶色は闇色に塗りつぶされた。]


―― 回想 屋上 ――

[手の中のビー玉。
 タイミングの悪さに気まずげなミッシェルを見上げて苦笑した]

……まあ、ドンマ……

[きっと、最後の発作が来たのは、そんな時]

[いつものように、辛くて、痛くて、苦しくて。
 その発作の間に、何がおきていたのか知る由もない]

[ただ、近くにいた彼女達にあまり心配をかけなければいいと、
 そうちらっと思ったことだけ覚えている]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 01時頃


[光は尽きて、姿も消える。
 闇。

 闇の渦巻く場所。

 心地いいと、思ってしまった]


メモを貼った。


[最後に誰に話しかけたのか、結局わからないままだった]

 ……。

[身体はもうない。心音も、止まってしまった。

思いは、霧散する]

                     セシル。

[拾い上げた名前を、口にした。
それがきっと、名前]


【人】 問題児 ドナルド

― 保健室 ―

[保健室に来た化学教師の姿も言葉も、ドナルドには視えも聴こえもしなかった。
けれど……―――居なくなって直ぐ左眼は映す。

山吹色のビー玉がコロコロと闇に向かって行くのを。
傍に違うビー玉を引き連れていた気がするが、そちらは色が見えない……―――ビー玉が映す人影。逝ったのだと知る。]

(4) 2010/03/05(Fri) 01時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 セシル  俺だけ 

                視ろ

[だからこそ、触れるだけの接吻けをくれた人に願う。
死 が、どれ程人の心に巣くうのか、自身が知っているから。
今は、今だけは―――自分だけに囚われろと。

きしっと、赤い髪が、軋む。]

 もっと、傍に  なぁ  いいか?

[樹液の効果か、左眼は今は痛みを感じない。
胸の飾りを甘く噛みながら問う。
指先は、仰け反る背を伝って、相手のズボンへと落ち、前をはだけさせて、欲望を擦った。]

(5) 2010/03/05(Fri) 01時半頃

[あなたが幸せであるように

 ねがう

    いのる

 やみのそこで

           魂が溶けていく]


…あぁ、聞こえるのか。

[暗い闇の中から出ることは出来ずとも、闇の中へと届く声。
突然現れて混ぜっ返すだけまぜっ返して去ってきたのでは、迷惑かけただけだったかな、などとぼんやり思う。

外の景色も、僅かでも見れたらいいのにと願った。
それが叶ったとしても、後悔と無力さに苛まれるだけだというのに。]


(天使の声が、聞こえるの。でもね、ジェリー。
 私が聞いているって天使達に分かってしまってはいけないの。
 なぜなら連れて行かれてしまうから)

[ああ、やっぱり。天使なんていないじゃないか。
 あれは、死神。悪趣味なゲームに乗った、死神の声]

[自分にとって、天使は死神の形をしている。
 自分にとって、死はあの人の形をしている]

[けれど、弱く、もろく、どこまでもあの人は人間だった]

[持ち歩いていた、あの人の姿を描き続けたスケッチブック。
 最後のページには、あの人の部屋の窓から見た夕陽]

[そして、自分が願いと共に書き込んだ文字]

『ここではないどこかへ
          あなたではないだれかと』


[闇には私が囚われますから

 あなたは闇に囚われないで欲しい

 帰る事が出来ないと嘆くのではなく

 どうあっても帰るのだと強く思いを持って欲しい

 追い詰めましたか。
 言えば、いいのです。
 そんなことを言ってくれるなと。

教師の言葉は魂が紡ぐ。
闇に溶けていく色は、山吹に黒が混じって。

けれど]


(ジェリー、あんたって悲しい人ね。
 きっと誰一人本当に愛することなんてないんだわ。
 だって、あんたは天使みたいな人だもの。
 世界をただ眺めて、けっして降りてはこないのよ)

[あの人から教えてもらったもの。
 悲しみと、諦めと、そんな呪詛。
 愛なんてものを、自分が持っているのか分からない]

[だからピンク色のビー玉をもらうことをとても申し訳なく思ってた。まして、彼女がしてくれたことを知ったのなら]

[それはきっと、この闇の中に果てなく滲む悔恨の念**]


[もう

そこに

        彼の思いはきえかけて]

 ……ケイト。

[紡いだ名前は、招いた少女。
こちらにいる筈の、少女。

教師の存在は限りなく薄く、けれど確かに闇の中に]


…く、……ッ。
[絡みつく闇が、その身を刻む。
その身へ染みて、蝕みゆく。

それでも、きっと、その手だけは離さ無い。*]


[ 
  
    
      ――現れた
           
              
                       ]


[闇色の中、鳶色がぱちりと瞬く]

ああ、そうか……行くんだ。
――……

[闇色に飲み込まれながら、聞こえてくる沢山の声。
赤い絆がぼんやり見える。]

……一緒に行くんだ

[ずうっと、ずうっと**]


 貴女の嫌いな私です。

 ……いつもと、反応が違うようですね。

[笑みを浮かべた。緋色を見つめる。黒い眼は闇と同じ色]


[蝕むはずのものは、全て、捨ててきた。
残っているのは、闇と同じもの。

それは魂を蝕んで、黒く黒く塗りつぶしていく]

 消えるのだと、思っていました。
 消えなかったようです。
 消えても良かったのです。
 消えなければならなかったのです。
 何故私はここにいるのでしょう。


 ありがとうございます。
 嫌いと言われると、心地よいようです。

 もっと言って下されば、私は貴女を好きになりますよ。
 生徒として。


メモを貼った。


 ええ。
 残念ですよ。

 ……ですが。
 貴女と話ができるのですから、良しとしましょうか。

[いつの間にか白衣を纏っている]


【人】 問題児 ドナルド

― 保健室 ―

[頷きに安堵の表情を見せる。
胸の飾りを含んでいた唇は、樹液が滴る場所へと、頬に額に髪に。ピアノを奏でるしなやかな、今は鉱石となった指先を赤毛に絡め取ったまま移る。]

 セシル    

       俺はお前のことが……―――

[唇が離れたセシルの胸元には、ドナルドの肌蹴た胸元が覆いかぶさる。どくりどくりと蜜が波打つような音が伝わるだろうか。腹の隙間で相手の熱を育てながら、耳元に囁きを落とす。]

(12) 2010/03/05(Fri) 02時頃

【人】 問題児 ドナルド

                    好きだ

[言葉と共に、あいている方の樹液で濡れた片手、指先が後ろの窄まりに触れて、ぐちゅりと爪の先だけ埋められる。]

 何も分からなくなるくらい 傍に いたい 

[叶うならそのまま、羞恥に濡れる薄紫を、染まる頬を濃紺に納めながら、無骨な指を奥へと。]

(13) 2010/03/05(Fri) 02時頃

 やめますか。
 ですが、教師と言うものは、話が長くて。
 やめないかもしれません。

 貴女は、どういう生徒だったのでしょうね。
 私は結局知ることが出来なかった。

 お知らせくだされば聞きますが、貴女は喋る気はないでしょう?
 
 では勝手に、考えておきましょうか。


 話したくはないですか、予想通りです。
 来るなと言う生徒はたくさんいました。
 こちらの話をまったく聞かない子も。

 あなたは。

 忘れているわけではないのですか


メモを貼った。


…また 想う人の痛むのを感じた…どうかその痛みを少しだけまた自分へ…
薔薇の花を作る痛みを受け取ろうと手を伸ばす 

…なのに 
消えてしまった

哀しくて 哀しくて

湧き上がる胸の痛み…
それは薔薇の花びらをつくらず棘をつくる

また棘が心臓を刺しつらぬいて

まるでピンク色をしたビー玉が割れるように粉々に
少女の心臓はキラキラと砕け散る
 


メモを貼った。


 
ゴメンね…

[そっと 肩を抱きしめて]

あなたがいきてかえれるなら
痛みを貰う為に少しでもいき続けたかった

あなたがいなくなったら
あたしだけが残された世界なんて意味がなくて

[そっと背中に寄り添うと]

ごめんね ず---っと一緒にいたかったの
あなたの 暖かい光の世界に…

[頬を当てて抱きしめた]


 何が、わからないのですか。

 聞きたくないと、駄々を捏ねても、私の声は届くはずです。ここからなら。

 私はもう、充分すぎるほど、楽になれましたので。
 闇に染まるのはこの程度にしておきましょうか。

[笑み。闇は深く、魂を蝕んでいる。
「彼」にとって、痛いのは苦痛ではなく。蝕まれるのも苦痛ではなく。

忘れてしまったことこそが。
だから、「彼」を忘れて「彼女」に問う。
彼女は生徒の一人だから]


メモを貼った。


 では、聞くのをやめましょう。
 嫌いなら、嫌いで結構。

 そちらには行きませんよ。
 なぜなら貴女はまだあちらと繋がっている。
 こちらは、闇の中はもう、あちらとは切れている。

 それで本当に友達になれますか。
 貴女が、そこから動けないのなら誰かに手伝ってもらうといいのです。

 …ただの、独り言です。貴女は聞かなくていい。


[ジェレミーの背中にもたれかかって]
あたし ジェレミーはミッシェルが好きだと思ってたの
だって彼女はあの絵の女性に似てたから…

だから…

ついてきたら悪いかと思ったけど…


 どこに、行くのですか。

 戻ってきてくださいね。
 いえ、こちらから行きましょうか。

 貴女の行くところ、問題なくいけるようですから。

[それでも近づくなと言われれば足を止めるだろう]


【人】 問題児 ドナルド

― 保健室 ―

 セシルの傍に居たいん、だ……―――

[見開かれる薄紫の眦に唇を寄せて、切な気に言う。
傍に――その言葉を免罪符に、指を曲げて、増やして、隘路を開かせる。退く腰をもう片方の手で寄せて、育てた熱と、己の欲望をあてた。小さな悲鳴は――嗚呼、欲望を育てることにしか役にたたなかった。

心臓の音が重なる。まるで違う音なのにも関わらず。
ピアノとギターの重なりあいのような。
そんなイメージを勝手に持つ。]

(26) 2010/03/05(Fri) 02時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 傍に居ろ……――――

[ぐちゅり 潰した果実のような音を響かせて、3本に増やした指を抜いた。宛がうのは起立した雄。

―――止めてももう、逃しはしない。

寄せた眉。その下。色に溺れながらも泣きだしそうな濃紺。
赤から罪の証のように、蜜がセシルの肌に落ちて。

後はもう、欲望をセシルの裡に埋め込むだけ。
ぐちゅりねちゃり 睦み合う音は、触手の音に似る。
しかしながら、いつの間にか触手は動きを止めて、絡み合う二つの身体を唯静かに見守っていた。

境界をなくすような、甘い攻め苦にも似た行為は、セシルが気を飛ばすまで続くか*]

(27) 2010/03/05(Fri) 02時半頃

---もしあなたが 
誰一人本当に愛することなんてできないのなら 
あたし…ついて来てよかった

[幸せそうに目を閉じる]

…だってそんなあなたが
独りで闇の中にいるなんて考えたら
きっと悲しくて耐え切れない

[広い背中を後ろから抱きしめる]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 02時半頃


嫌いと言うだけなら、追いましょうか?

 あまり、本気で追うわけでもないですが。

[ここは、闇が深くて*小凶*]


途中で見失ったようだ


 見失いましたか。

 どちらにしても、声が聞こえればまた。

[違う声が微か、耳に届いた。
喘ぐ声。

耳を通り過ぎる。

闇の中にはもう届かない]


[幸せに。

そう願った人への想いは


      眠っている
どこかに 落として来た]


メモを貼った。


【人】 問題児 ドナルド

― 軽音楽部室 ―

 ―――――……っ

[ドナルドは一人部室の椅子に腰を降ろしていた。
痛みを耐えるように、零す息。

あれから、気を失っただろうセシルの身体を出来るだけ清めて。
樹液と体液だらけになった服の代わりに清潔なシーツを纏わせた。]

 こえぇ、な……―――

[今更ながらに傷む左眼を押さえながら、呟く。
こんな風に誰かを求める想いなんて知らなかった。
傷つけたくないのに、壊してしまうかと……―――。
だから、傍にと言いながら、こうして逃げ出した。]

(35) 2010/03/05(Fri) 03時頃

【人】 問題児 ドナルド

 キャロルも、そう、だったのかねぇ……―――

[貰った気持ちは、自分が思うより重いものだったのだろうか?
もし、そうだったなら……――――
そんな彼女が、鬼に見つかったとは知るよしもなく。

戯れに、部室にあったエレキギターで奏でるのは、異変起こる前の放課後、音楽室で奏でた曲。

あの時、話かけるまで、なんとも思わない相手だった。
そう思えば、とても不思議な気がして
              【*独り苦く微笑んだ*】]

(36) 2010/03/05(Fri) 03時頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 03時頃


[己を苛んでいた闇は優しく包む
 暗く冷たく
 記憶も感情も吹き飛びここにあるのは空ろ]

何も思い出せない。
寒い。
寂しい。

[耳の痛みは何かを思い出させるが
 分からない]

何をなくした。
名前、ビー玉、そして何。
探そう、探そう。

[闇がヘクターを動かす]


メモを貼った。


[闇に届く声。それは己より先に闇に飲み込まれたものの言葉]

 ……ヘクター…。

[忘れたはずの名前を呼んだ]

 何を、探すのですか?
 何かお忘れ物を?


 どこに?



何を忘れた?
探す?
俺は何もない。

[ヘクターを闇が飲み込む]

寒い、暗い、寂しい。
温めて?

[闇の中]


メモを貼った。


―― 闇の中 ――

[闇が魂を蝕む。
 死の間際、字義通り死ぬほど痛んだ耳から闇はするりと入り込んでくる]

[闇の中、どこだか分からない場所でぼんやり立ち尽くし、それを諦めたように享受していた]

……………お前は馬鹿だ

[ケイトに向けた言葉。
 暖かくはない、けれど優しい手が肩に触れたのは、きっとそのまま闇に身を任せようとしていたとき]

[触れた場所から彼女の想いが伝わってきて、自分の想いも彼女に伝わったことを知る]


メモを貼った。


―― 闇の中 ――

[ただ、じっと黙って背中の彼女の言葉を聞いた。
 動くようになった右手で、自分の体に回された彼女の手を、上から触れる]

[耳はもう、闇にどろりと溶けて。
 けれどその右手にはもう、何の痕もない]

………ごめんな、ピッパ。ありがとう。

[そんな彼女は、きっととても綺麗だ。
 けれど、身が触れ合っているのに、もう鼓動の音は聞こえない。彼女の手をゆっくり撫でた]

ミッシェルは、あの人とは違うよ。彼女は強いから。

[途中、あの人とミッシェルが似ていると言われて、静かに首を振ってそれだけ否定した。髪の色は同じ。目元も似ているかもしれない。けれど、中身の強さは全然違う]

[彼女の手を少し身から離して、ゆっくり振り返った。
 ピッパの髪に、そしてその下の頬に触れる]


……ピッパ。フィリッパ。

[やるせなさを滲ませて、名前を呼んだ]

俺は、酷い野郎なんだよ。そうやって、命を捨てさせてしまったことを、本当に悪いと思う。
俺はね、ピッパ。
誰かと永遠に一緒にいることに、きっと耐えられない。

[闇の中、一人。闇の中、二人。
 きっとその時が来たら、ついてきてくれたピッパを一人残してふらっと消える。そんな気がする]

[そんなことが出来るのは、誰も愛さないからだと皆言う]


メモを貼った。


[聞こえてくる音。あちらの音。それは日常の]

 …―。

 何が起きているのでしょうか。

[巡らす視界にケイトの姿がある]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 11時頃


【人】 問題児 ドナルド

― 文化部棟 ―

[ふっと思い出したように、ギターから手を離した。
携帯に打ち込む文面。]

『to キャロライナ
 title そっちは大丈夫か?

 蔦が暴れ狂ってたんだが、キャロルは大丈夫だったか?
 さっき、化学教師が、多分死んだ。
 ビー玉は山吹色で、鬼じゃ、ない。
 どうも、誰かと一緒に逝ったっぽいが、そっちは良く分からん。
 参考までに、な。』

[送信する。息を吐く。一瞬伏せる濃紺。

―――……鐘の音が、聴こえた。

訝しげに上がる瞼。広がる世界は。]

(69) 2010/03/05(Fri) 12時頃

【人】 問題児 ドナルド

 ――――……はぁ??

[今まで居た軽音楽部の部室では、なかった。
おそらくは、文芸部と思われる内装。
慌てて外に出る。小鳥の鳴き声。
空の色は――嗚呼、セシルの眸から赤味を省いたような、
キャロライナの異相を思わせるような蒼。]

 どうなってんだ、こりゃ……―――

[唖然とする。正門の方か、生徒と教師が挨拶を交わすのが聴こえた>>@12。]

(72) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 「ドナルド=バルビエーリ」

[随分呆然と立ち尽くしていれば、背にかかる声。
振り返ると見知らぬ教師が、立っていた。瞬く濃紺。
教師は気にした様子なく、言の葉を紡ぐ。]

 「まるで蜂蜜に突っ込んだような格好ですね。
  どうしたんですか?
  そのままでは、宜しくない。
  ジャージにでも着替えたらどうですか?」

 あ〜……いや、ジャージは……―――

[もってきてねぇと、まともに返しかけて、いやいや、そういう問題ではないと、上手く働かない頭で思う。]

(73) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

[闇の縁からあちらをみる。
ケイトに声は届くだろうか。

けれど、かけてみる気にはなれなかった。

どろどろとした闇はとても、とても心地よく、教師だった男の精神を侵していく。

もう、戻れないところまで。

退化していくのは、心だろうか。
   浮かんでくるのは、いつの頃の。

あの人と、初めてあった日]


【人】 問題児 ドナルド

 「持ってきていないのですか?
  では、購買で購入されたらどうですか。
  ああ、いっそのこと、制服を買い換える羽目になりそうですね。
  本当に、何をしたんですか、貴方は。」

[姿は似ていないが、その喋り方は誰かに似ていると思った。
お金がないならツケといてもらいなさい、そう言い置いて去っていく教師の背を見送る。]

 制服、制服ねぇ……――――

[行き交う生徒の制服の袖には、白い一本のライン。
少し、頭痛がする――夢、だろうかこれは。

―――……ラインのない上着のポケットの裡で、携帯が鳴る。]

(79) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

(抱きしめた手に無骨な手が重なるのを 目を瞑ったまま感じていた)

「ありがとう」

(手のひらを優しく撫でてくれる指を感じながら背中に耳あててじっとしている…鼓動は聞こえない)

「悪いと思う」

(あやまられると苦しそうに眉をひそめる…まわした手の力が少し弱まる)


え い え ん ?

[やっと口を開く]


【人】 問題児 ドナルド

 セ シ ル 

[>>68 27年より前であったなら、ないはずの携帯。
今ままでのことが夢なら、届くはずのない相手からのメール。
なによりも、蜜の染みこんだ、嗚呼、彼が強く握ったシャツの皺が、夢と言うにはあまりにもリアルで。

だから、直ぐには返事を打てずに。
一先ずはと、購買の方に向かう。

歩けば、制服に染みこんだ甘い香りが、風に靡いて*]

(81) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

[まだ、中学生だった。
叔父さんが帰郷して。

そこに、その人がいた。

   なんて綺麗な人だろう。

叔父さんは良く自分の世話を見てくれた。
ピアノを弾く自分、音を褒めてくれた。

あの人が初めて自分のピアノを聞いた日、小さく拍手をしてくれた。

気恥ずかしくて。
ただ、弾き続けた。気付けば、ピアノを弾くことは、彼女のためになっていた。

「エミール」呼ぶ声。
呼ばれる響きも、好きだった。
穏やかな日々。それは、ずっと続くと思っていたのに。

あの子が、生まれた]


[それから。
ピアノが弾けなくなった。叔父さんの家に行くことも、少なくなった。
高校に入って忙しくなったからだといいわけをして。
あの人に会うことを、避けた]

「マーゴの誕生会をしたいんだ」

[叔父さんからの電話。行きたくない。言いたくはなかった。
初めから、あきらめていたのに。
手が届くことのない人だったのに。

何がそんなにショックなのかわからなくて。

ピアノを弾くことをやめてしまった。
弾くのが、とてもいやになったから。
元々、才能などなかったのだから]


永遠…

[ジェレミーの背中に擦り寄ったまま考える]

あたし…難しい事はわからない

[クスリと笑う]

今 あなたといたいだけ
あたしの事を感じてて欲しいだけ…


あたしにはそれで調度良い
永遠の愛情なんて必要ない

愛情なんて知らない
恋の方が…楽だから


/*
先生挟んでゴメン ><


[お兄ちゃん、とよばれたのはいつだっただろう。
面倒を頼まれた日。
まだ、あの子は小さかった。

あの子が悪い訳じゃない。
そう思っても、何故だかすなおになれずに。

荒んだ心がすぐ元に戻るはずもなく、適当に相手をしながら過ごした。

それでも、伸ばしてくれた手。
それは、とても温かかったのに]

「お兄ちゃんのお嫁さんになりたかった」

[来る前に、どこかで聞いた言葉。
ありがとう。そう返した気がする]


/*
ああ。いや、書きためてるわけではないから構いませんよ。


[緩やかに流れる時間。
大学を出て、教師となって。

いつの間にか、自分は心を知っていた。
荒んだものは、元に戻っていた。

あのひとのことも。 思い出に。

ただ、いまでも、綺麗だと、美しいと思う。
あの子も、同じように美しくなるのだろう。

それを、この目で見られないことが、少しだけ、寂しい]

「エミール兄さん」

[呼んでくれた名前。それも、同じ響きで。
自分があの子に、妹以上の愛情を抱かなかったのは、同じだったからなのだろう。

あの人はあの人で、あの子はあの子だから。
あの人から手を離したのは自分で、あの子の手を握ったのも自分だけれど]


[さようなら。

告げた言葉。どこで。

もう、今はない想い。

幸せに。

なってほしいのは、教えた生徒の数だけ。

彼に、言いたかった言葉は言えなかった。
それをやはり、少しだけ、悲しいと思う。

彼は誰のことだろう。

古い校舎の様子を見て、教師だった*魂は思った*]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


私はあなたに・・・恋してるの

[にっこりと口角をあげて笑う ぎゅっと手に力をいれた]


[永遠。軽く口に出したものの、その茫洋さに遠い目になる]

そう。その長さなんて、気も遠くなるけど。
死ぬまで一緒、とか、ずっと一緒、とか、多分無理。

[ネクタイの交換を昔した女生徒を思い出した。
 ああ、あの子からピッパのことを聞いたのが最初だっけ。帰ってきて、あの子が違うネクタイして笑っているのを見たとき、最初に感じたのは寂しさではなく、安堵]

[サイモンも、あのときずっと背負っているのが徐々に辛くなっていたとかは内緒]

[それでも、彼女が笑ってくれたから]

そっか。

ありがとう。勝手にだけど、ピッパはもっと情熱的に愛せる人が好みなんじゃないかと思ってた。

……それが必要ないって言うなら。
じゃあ、今は一緒にいようか。あんたの恋が、冷めるまで。


[それは刹那の話か、それとも、それとも]

[自分の体に回る彼女の腕の力が強くなった。
 自分もその手をもう一度ぎゅっと握った]

[一度、身を話して。彼女の瞳と、自分の瞳。
 しっかり向き合うようにしてにこりと笑い返した。
 染み入るような闇の中、握手を求めるように右手を差し出す]

よろしく、お姫さん。

[今は、光が見えない。一面の闇。
 ケイトがとらわれ、そこに引きずり込まれた真の闇。
 この闇の中では一人でいようと二人でいようと、きっと光をこがれるだけ。どちらも変わらないなら、今は二人で]


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 15時半頃


【人】 問題児 ドナルド

― 購買部→ ―

[セシルのメールより前にか、>>86 返って来ていたキャロライナのメールには思うところあって、返事をしていなかった。
ツケで、この年代の制服を調達する。
元の制服は畳んで紙袋へと突っ込もうとして……―――。
左手の指先の違和に気がつく、先が濃紺に透けていた。

――……薄く笑う。自分を嘲笑うように。]

(144) 2010/03/05(Fri) 16時頃

【人】 問題児 ドナルド

 さて、どうすっか、ねぇ……―――。

[ミッシェルと合流するには、キャロライナにミッシェルのメルアドを尋ねるのが一番なのだが。
そもそも問題児であるドナルドには、まともに授業へ出ようという選択肢はない。フラリフラリとホームルームが始まったらしい校舎内を歩む。]

(145) 2010/03/05(Fri) 16時頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 16時頃


【人】 問題児 ドナルド

―南棟・西靴箱―

[保健室組とはすれ違う形で、靴箱に辿り着く。]

 お。探し人発見。

[>>111 ミッシェルの姿を見つける。
近寄りながら、手を振った。
陽光を跳ねて、左手の指先が仄か光る。]

(147) 2010/03/05(Fri) 16時頃

[するする、すとん。
闇の中、結った鳶色が揺れる。]

……くらい

[降り立って初めて思った、その暗さ。
少しでも油断すると飲み込まれそうになる思考を繋ぎとめて
辺りを見渡した。]

っ……ディーさん……
スティ先生……

[共に引きずり込まれた金色の髪と
山吹色の光を思い出す。
姿を求めて、ゆるゆると歩き始めた。]


【人】 問題児 ドナルド

―南棟・西靴箱―

 話つーか。用務員さんが赤で、担任がそうでない。
 ミッシェルと今後を相談してくれぇか。
 メールでのやりとりだったからなぁ。

 ―――……調子悪そうだな、手かそうか?

[右手を差し出そうとして、一瞬指先を見詰める。
そちらはまだ、変化がない。]

 どう、だろうなぁ……―――
 根本絶つなら、用具室なんだろうが。
 南棟の1階はそれらしいのなかったぜ?

[ただノソノソと歩いてきたわけではなかったようだ。]

(151) 2010/03/05(Fri) 16時半頃

メモを貼った。


【人】 問題児 ドナルド

―南棟・西靴箱―

 移るようなもんなのかぃ?

[首を少し傾げるも、差し出した手を引いた。
ドナルドはあまり情報を得ていない部類に入る。
そもそも何故キャロライナが、ミッシェルを信頼しているのかも正確には分かっていない。おそらく視たからかと、そういう予想しかできない。
故に、ミッシェルの零す言葉に、あまり良いとは言えない頭を捻った。]

 鬼役は3人つー話だったか。
 ヘクターと、ラルフと、化学教師以外に死んだ奴が、居たのか?
 嗚呼、俺が知ってる逝った奴は、みんな鬼役じゃなかった。

[同時に闇に多数が呑まれても、1人しか知れないのは
嗚呼―――それほど 知る ということはきっと重いのだ。]

(155) 2010/03/05(Fri) 17時頃

【人】 問題児 ドナルド

 つーと、やっぱあっちかね。

[ミッシェルに南棟の2階の様子を聞くと。
南棟ではなければ、北棟かと、濃紺の視線を向けた。]

(156) 2010/03/05(Fri) 17時頃

【人】 問題児 ドナルド

―南棟・西靴箱―

[移ってからでは遅いには、違いねぇと苦く笑って見せた。
その後、知らされる情報に、濃紺の奥を暗くして、返す。]

 そんなに、か……―――
 嗚呼、化学教師が逝くときには、傍に誰か居た気がした、が。
 うまくいえねぇけど、化学教師のビー玉の色は、そういう色だった気がする。

[ふっと、そういえば、サイモンとピッパのあれこれに対して、ミッシェルとジェレミーと賭けをしたことを思い出す。]

(162) 2010/03/05(Fri) 17時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 ジェレミーの奴、勝ち逃げしやがった。

[ボソリ零して、天を刹那仰いだ。]

 ラルフは、そうかなの、か。
 嗚呼、メアリーの件は、キャロルから聴いてる。

 なんつーか、情報が錯綜してんな。
 用務員のところいくのは、ちと待ったほうがいいかもしれねぇ。

[呟いて、ミッシェルが北棟に向かうなら、付き添う心算*]

(163) 2010/03/05(Fri) 17時半頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 17時半頃


メモを貼った。


[空っぽのヘクターを闇が動かす
 屋上から学校を見下ろす冷たい漆黒の目
冷酷な笑み]

寒いところに、暗いところに、寂しいところにおいで。
ケイト・グリフィズ。

[闇がヘクターを包み込む]


メモを貼った。


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 20時頃


【人】 問題児 ドナルド

― 渡り廊下 ―

[>>166 ミッシェルに分からないことを問いながら、渡り廊下を歩いていれば、>>193 後ろからマーゴの声がかかるだろうか。
どこか喜んでいる様な安堵しているような、マーゴを迎え入れようとすれば、聴こえるのは中庭から叫び声。]

 あ、あぁ

[連絡先を伝えてくれば、去る相手の背を、もしかすればマーゴと共に唖然と見るか。]

 キャロルっていっていたか、ね。
 何があったんだ?

[濃紺の視線を中庭の方に向ける。]

(207) 2010/03/05(Fri) 20時頃

【人】 問題児 ドナルド

 セシル……―――

[遠目にも分かってしまう人の名を呟く。
ペキリ――左手から乾いた音がした。

――……第二間接まで鉱石化が進んでいる。
つっと、彼の癖をなどるように握りしめた。]

(208) 2010/03/05(Fri) 20時頃

【人】 問題児 ドナルド

― 渡り廊下 ―

[ふわりと揺れる髪が、踵を返したのが視えた。
それはもう、左右どちらで視ているのか、分からない。]

 マーゴは、どうする?

[マーゴはどうしただろう。
>>202 オスカーからのメールが来たなら、その場で待とうとするのだろうか?それともオスカーの姿が、中庭に見えれば駆けて行くのだろうか。]

 あ〜……―――

[ドナルドは少し唸って、立ちつくした。
中庭の様子を遠目に視る。]

(212) 2010/03/05(Fri) 20時半頃

問題児 ドナルドは、ペキリピシリと時折鳴る左手に、進行が早いなぁと思う(01)(浸食)

2010/03/05(Fri) 20時半頃


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 20時半頃


問題児 ドナルドは、理事長の孫 グロリアが孤軍奮闘していることは知らず。

2010/03/05(Fri) 20時半頃


【人】 問題児 ドナルド

― →中庭 ―

[どうやらセシルに見つかったらしいのは、少し固まったのが視えたが故。小さく肩を竦めて、どこか諦めたように、セシルとオスカーの方へと近づく。その様は、ミッシェルとキャロライナにも見えただろうか。]

 よう。オスカーとは久しぶりな感じだな。

[あげるのは右手。制服の袖の白のラインが光る。
左手は制服のポケットに、突っ込まれて。]

(218) 2010/03/05(Fri) 20時半頃

そして?

[ヘクターは音もなく屋上から舞い下りた
 その姿は変わりなかったが、表情は全く動かず
 その目は終わった事の顛末を見定めるように
 瞬きなく見つめる]


問題児 ドナルドは、いきもの係 キャロライナが、自分を避けていることには、気がついていない……。

2010/03/05(Fri) 20時半頃


[ピッパはどんな反応しただろう]

[それからどのくらいたったろう]

………まぶしいな

[ゆらゆらと、闇の中から垣間見えるのは、過去の風景。
 光と生命力に溢れる世界]

…ここから見ると、こんなにもまぶしいのか

[傍らにピッパがいれば、そちらにちらりと視線をやって寂しげに笑ってみせた。ケイトの姿をした少女が、破滅の方向へと向かっている姿が見える]

……………。

[何も言わない。ただ、無言で見つめた]


【人】 問題児 ドナルド

― 中庭 ―

 ―――……気になんなら、包帯でも巻いときゃいいんじゃね?

[ちらりと、セシルの腕を見ながら、何ということもなくオスカーが左腕を抱える様子に言う。]

 アレだったら、俺が巻いてやってもいいけどなぁ。
 喧嘩なれしてっから、そう言うのは上手いぜ?

[まぁ、マーゴがするかもしれないとは、2人の関係を知らないので突っ込めぬところ。

オスカーの腕から視線をあげると、セシルが微かに赤くなっている様子が眼に止まる。唇の端を微かあげた。]

(222) 2010/03/05(Fri) 20時半頃

[徐々に、輪郭は闇に犯されていく。
 自分のすぐ前の闇を両手で攪拌した]

[暗闇の中に、闇色のスケッチブックが浮かび上がる。
 紙面も、そのものも、ただ闇色なそれ]

……………。

[ぺらりと表紙をめくる。
 手を離すと、それは何もない虚空にまるで固定されたように浮いた。それだけ確認して、右手にふうっと吐息をかける]


[右手は、自分の息がかかった場所から徐々に黒く闇に染まっていく]

…………ん……ぁ

[闇が身を侵食する痛み。それは、どこか甘美な色彩だった。
 熱を帯びない、冷たい吐息を漏らす]

[そうして、変化した手を闇色のスケッチブックに走らせた]


[闇色の紙面に、闇色の手が蠢く。
 自分の身を削って描かれていくのは、自分の教室にいるケイトの姿。
 机の上でころがるさまざまな色のガラス玉。
 ビー玉を彩る、窓辺の光。
 教室の喧騒。そのビー玉をつつく、目を伏せた彼女の姿]

………………

[目を細めて、集中して。描こうとしている。
 紙面に踊る線の数々は、きっと生者には見ることが出来ない]



[ジェレミーの背後に音もなく立つ]

忘れたモノの代わりに闇に身をまかせるんだ。
冷たさが全てを癒す。

[声は変わらない
 ただ響きが冷たいだけ]


【人】 問題児 ドナルド

― 中庭 ―

 ああ、そんなら、しかたねぇなぁ。

[>>224 オスカーの言い分に頷く。
>>225 その間に薄紫に睨まれれば、笑みを深める。

「右手」をセシルの髪に伸ばしかけた。
ふと、途中で止まる。

触れてしまえば、壊してしまいそうな恐怖。
誰にも触れさせずに     してしまいたい。
そんな風に思う一方。
自分も鉱石になってしまえば、傷つけあうことなく傍に居ることが出来るのではないかと
……―――『セシルの傍に居れるなら死んでもいい』
蒼に覗かれた想い。]

(232) 2010/03/05(Fri) 21時半頃

【人】 問題児 ドナルド

[なんにしても、正気を少し離れているという自覚は、あった。
セシルの視線がミッシェルに流れる間に、降ろす手。

なにか、良心を咎めるように、紅い蝶が視える。
あか い あの時の テールランプの様な……――――。]

 なるほど、嗚呼、それなら、ケイトの方は、放課後まで待った方がいいかもしれねぇなぁ……―――。
 先に、狼男の件片づける組と、下見する組に分かれるかい?

[ミッシェルとグロリアの情報を聴く間にも、
あか が 左眼の前を乱舞する。]

(233) 2010/03/05(Fri) 21時半頃

[背後から声が聞こえた。
 手を動かすことをやめず、目をそらしもせず、背を向けたまま答える]

……ヘクターか。

[一瞬戸惑うのは、聞き覚えのある声に対して纏う冷たさに]

その冷たさで、あんたは何を癒された。


【人】 問題児 ドナルド

― 中庭→ ―

 でも、ま、なんにしてもその前に、俺はちと、キャロル見てくらぁ。なんかあったら、連絡くれや。

[ミッシェルは止めるだろうか。
もし、キャロライナの言葉を聴けるなら、よほど追わなくてはと思うだろう。

左眼が捉える紅い蝶は、きっとキャロライナの元へ、ドナルドを導く筈で……―――。

去り際、気を抜いたか。
出した左手が、陽光の下、濃紺に光った。]

(238) 2010/03/05(Fri) 21時半頃

[視界が揺れる。目の前にひらける校舎のヴィジョン。
ぐらりと傾きかけた身体を何とか踏ん張り、鳶色を見開いた。
その光景は懐かしくもあり、どこか違う。]

……ケイト……

[制服の袖に輝く一本の白いライン。
閉ざされた校内で一瞬だけ見た彼女は、今は陽に当たり普通の少女として生きている。]

貴女は、………

[目を伏せた。]


問題児 ドナルドは、美術部 ミッシェルの言葉は聴いたが、自分の耳で聴かないと納得できないといった風。

2010/03/05(Fri) 21時半頃



空っぽの中の忘れたモノの穴埋め。

[機械じかけの人形の言葉]

もう探そうと思わないぜ。

[空ろな笑い]




[ヘクターの空ろな笑いが闇に響く。
 少し先からその音は闇にくるくると飲み込まれて行くようで]

………そうか。
ヘクターは、本当に死んだんだな。

[こちらも、悲しみの色が見えない口調]

俺は、あいつの熱さが好きだったよ。
こんなことに巻き込んだ幽霊さえ連れ帰るって言ってた熱さが。

[死んだディーンと対面した時みたいに、他人の様に言葉を紡いだ]


問題児 ドナルドは、演劇部 オスカーの腕も大変だよなと思いながら、蝶を追う。

2010/03/05(Fri) 21時半頃


問題児 ドナルドは、奏者 セシルのことを  想う   .

2010/03/05(Fri) 22時頃


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 22時頃



ああ、ビー玉を失くして消えた。

[目線先はのケイトの指先]


【人】 問題児 ドナルド

― 南棟屋上 給水塔 ―

 ―――……随分、不良になっちまったんだなぁ。
 こんなところでサボりかぃ?

[あか は違わずキャロライナの元にドナルドを導いた。
大の字に寝転がる隣に、よいせっと腰を落とす。
飴を舐める様を認めて、自分は煙草をと思い、ふとライターがないことに気がつき、メアリーから貰ったシガレットチョコを口に咥えた。
ちなみに、ポケットの中身は、ちゃんと入れ替えてある。]

 ミッシェルと何、話したんだ?
 ミッシェルは、あとはもう、お前次第みてぇなこといってたが。

[―――……空が蒼い。
花の香りが、以前より強く薫って、空に昇る。
キャロライナの姿にそれも納得できてしまった。
花の香りは、嗚呼、保健室で嗅いだ樹液の甘さに似ている。]

(251) 2010/03/05(Fri) 22時頃

問題児 ドナルドは、いきもの係 キャロライナが、一方的に自分に別れを告げていたこともまた、知らない。

2010/03/05(Fri) 22時頃


………あぁ、なるほど。
これは、あいつか。

[ちょうどそのビー玉を紙面に写そうとしていた所だった。それは、光を反射して、まるで自分が光ってるみたいにきらきら輝く]

……ヘクターの意思? 無理矢理?


[ふわり。
身体を浮かし、ケイトから顔を逸らす。
闇の中を一歩一歩、踊るように歩いて

視線を落とした先は中庭か。
懐かしい顔に双眸を揺らす。]


はは、みんな元気だね。
……ほんっと

[呆れたような、笑顔。]


メモを貼った。


 ケイト・グリフィズ。
 ……――。

[聞こえてくる声。「国語教師」のそれ。
自分をなぞったような、口調。
ケイトからすれば、こちらがなぞったようなものだろう]

 彼が、貴女を?

[他のものは、過去のものばかりが見えて、「彼ら」の姿を視界に捉えることはできない。
自分には]


[闇の中で]

 ……?

[知った声を聞いた気がする。誰だっただろう]

 わからないなら、思い出せなくても良いのでしょう。

[もう記憶など必要ないのだから。
聞こえてくる生徒だった彼らの声。同じ闇にいて色の変わるものと変わらぬもの。

自分は、変わったのだろうか。
変わったようで、本心は同じ。

ただ。

色々なものが混ざり合っていた]


[それは過去の自分であり
それは今の自分でもあり

それは理想の自分でもある]

 闇が癒すのは、寂しさだけでしょう。

[どこかで聞いた声に、そう返した]

 彼が癒されたのは癒されたと思っているだけなのかもしれません。
 ですが、癒されたと本人が感じているのなら、それは癒された事になるのでしょうね。


[自分は闇にあってどうなるのか。いつまでここに。いつまで。

永遠に?]

 ――…。

[消えました。少女の声 響いてきた。
おなじ ひびき。

 あのこ]


[名前を、忘れてしまった。
憶えているのは、手の温かさ。

幼かったあのこの、手を取った。

泣いていたあのこの、涙を拭った

大きくなったあのこの、幸せを祈った]

 闇よりも、癒されるものはあります。
 温かな闇は、人の心を潤すでしょう。
 冷たい闇は、人の心を乾かせる。


闇が呼ぶ。

[ズブリと闇に沈んで]

寒い、暗い、寂しい?
温める?

[坦々とした冷たい声]


【人】 問題児 ドナルド

― 南棟屋上 給水塔 ―

[隻眼は今は両目で、少女を見遣る。
その後、視線を追って空を見る。
そして、再び、濃紺を異相に向けた。
蒼が壊れているとは知らずに。]

 は?ばいばいって何言ってんだ?
 つーか、いるべき所って……―――

[何を言っている?と問う。
裡を視られたとは知らない。浅ましい濃紺の中心。
化学教師の死を、セシルに伝えられない、そんな想いを。
―――……化学教師の死は、自分の預かり知らぬ所で、既にセシルには伝わって居たのだが。

右手をキャロライナに伸ばす。
昔と変わらない様子で、変わってしまった少女の頭部に触れようと。]

(266) 2010/03/05(Fri) 22時半頃

メモを貼った。


 ――寂しくは、ないと思います。ここは。
 寂しさを埋める場所です。

 けれど温かくはない。
 ただ、渇いていくだけです。

 闇は、人の心に良く馴染む。


 馴染むからこそ、囚われるのでしょう。

 私も。

 もう――。


[聞こえた責める様な、呆けたような声

眼を一度瞬かせた。

見えるのは薄紫色の]

 ――。

[名前を、拾い上げた気がする。闇の中から。
どこにしまっただろう]

 セシル。

[紡ぐ名前。ゆっくりと裡に沁みた]


 自分勝手なのは、昔からです。
 でもそれは、貴方もではないのですか。

 知らない癖にといって、知らせようとはしない。
 一人でいいと言って、人を拒絶する。
 勝手に内に篭ったのは、あなたです。

 だから、勝手に心配をして、勝手に説教をして、勝手に、いなくなりました。

 それでも、貴方には生きていて欲しいのです。

 貴方のピアノが、この耳に届くころには。私はもう消えているでしょうが。


[届かない言葉。結局一度も届かなかったのだろうか。

それを確認する術は持たず、教師は闇に紛れる]

 ケイト・グリフィズ。
 貴女は誰に、貴女を見つけてもらいたいのですか。

[問いかける言葉。届くだろうか]


[背後で、ヘクターの気配がどろりと消えて]

……ああ。

いってらっしゃい

[手を止めず、目を上げずに作業を続けていた。
 ビー玉に熱さがあると聞いてからは、心持ちはじめより心が温かい]


【人】 問題児 ドナルド

― 南棟屋上 給水塔 ―

[赤毛を柔らかく撫でていた手は、ひたりと止まる。]

 ―――……なんで

[知ってる?と、続かない語尾は、彼女の能力を知っているからか。そこまで視られるとは思いもしなかったが……―――。]

 なあ、生きるのを諦める理由は、俺の所為か?
 自意識過剰、かね。

[聴いてどうするのか。
もし、そうだとしても答えは決まってるのに。
例えば、あの放課後、セシルに逢わなければ。
例えば、普通の生活の中で想いを知ったなら。

例えば……―――

―――…… あか(過去) が責める。]

(282) 2010/03/05(Fri) 23時頃

[そうだ。確かに私は、彼を――ていた。

内ですらも言葉には出来ず。
闇の中に吐き出す思いは、そのまま闇へ溶けていく]

 セシル。

[忘れないように、もう一度名前を呼んだ]


[闇の中、手は止めない。
 どんな風になっていたとしても]

……………。

[ずっと、ヘクターの魂をもてあそぶケイトを描いていた**]


…あんまり その絵は趣味がよくないわね

 [肩越しにヘクターとケイトが描かれた絵を覗く]


【人】 問題児 ドナルド

― 南棟屋上 給水塔 ―

 嗚呼、もし、
 俺の所為で生きるのを諦めるんだったら……―――

[あか に染まる視界。狂気に染まる。
それでも、同じだけの想いを返せないなら、せめて]

 俺の手で、殺そうか(壊そうか)、と思った、んか、なぁ

[そして、嗚呼、彼を壊す代わりに。衝動の盾に。
―――……壊れた蒼が、映すのは濃紺の壊れた裡。

緩く頭を振った。視界の端に階下、畑の様子が映る。]

(304) 2010/03/05(Fri) 23時半頃

【人】 問題児 ドナルド

 でも、違うなら。
 お前がこのまま死ぬ方がいいなら、
 余計なお世話だったな……―――

[>>303キャロライナの言葉に苦く笑う。
コリーンの時と違って『答え』は貰ったから。
例えそれが、真実かどうか分からずとも。]

 ただ、お前より莫迦なのは俺だから。
 お前が死ななきゃいけねぇなら、俺の方がよっぽど死ぬべきだ。

[傷ついた少女より、階下にいる青年が気になる。
自分ができうるかぎりを、全てに対してそう思っていた男は、もう居ない。

ゆっくりと、身を起こした。
パキリ、左手の侵食が進む――(08)(浸食)]

(308) 2010/03/05(Fri) 23時半頃

問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 00時頃


恋は冷めるもの、いつか冷めてしまうのかしら…

[言われてみて、首をかしげて少し考える]

ねぇ、始まらない終わりを憂いていても仕方ないと思わない
永遠も意外とみじかいものかもしれない
刹那でも一緒にいられれば永遠なのかもしれない

(ただ闇の中でつながれる手が嬉しいだけ)

[恥ずかしそうに伸ばされる右手を握り返した]

わがままでゴメンね

[少しだけ前向きな考えは此処にケイトがいないからかそれとも冷たいシャワーの効果かもしれない]


ねぇ、ジェレミーの一番最初の記憶ってなに?

[唐突な質問]

あたしの目に残っているのは 
暗闇と小さな四角形の扉と隙間から漏れるひかり

---いつもまた閉じてしまうんじゃないかといつも怖い夢を見てた

でもね

あなたの世界では扉は開いていたの…
開く扉もあると知ったわ

ケイトの闇は開く かな…ぁ


【人】 問題児 ドナルド

― 南棟屋上 給水塔 → ―

 俺の所為、つーんだったら、そうだな。
 でも、違うんだろ?

[>>311 キャロライナに問われて、振りかえり見る蒼。]

 やっぱり、俺の所為だって言うんなら
 嗚呼、後で殺して(壊して)も、いいぜ?

[薄く笑う。自分が生きていたら、相手が死んでいなかったら。
蒼から濃紺を逸らした。それが答え。

―――……そのまま、振りかえらずに、階下へ向かう。]

(315) 2010/03/06(Sat) 00時頃

メモを貼った。


【人】 問題児 ドナルド

― →畑 ―

[普通に考えれば、セシルが鬼の成り損ないだと告げてきた時、「鬼が誰か知っているのか?」と問うべきだ。皆のことを考えるならば。

あの時、それが出来なかったのは
―――……そうすることでセシルを追いつめたくなかったから。

そして、今それが出来ないのは
―――……自分の知らないセシルを知っている者がいたなら。
―――……自分よりソレを強く想うことがあるのなら。


                         殺したい。]

(320) 2010/03/06(Sat) 00時頃

【人】 問題児 ドナルド

 はっ、莫迦じゃねぇのかっ……―――

[自分自身に対して、嗤う。
狂ってる 狂ってる 狂ってる ―――…… 自分が。

それでも、分かっていても止められない、衝動。
鉱石と化した左手を晒して、皆に近付く。]

 ――……加勢するぜ?

[用務員を呼ぶセシルの声が―――理性を奪った。
転がるビー玉、赤の中に黒い星。
暗い濃紺が、それを映す。]

(328) 2010/03/06(Sat) 00時頃

問題児 ドナルドは、いきもの係 キャロライナの去り際の言葉は、『耳』には届いていた……―――。

2010/03/06(Sat) 00時頃


【人】 問題児 ドナルド

― 畑 ―

[自分で止めを刺すことが叶わぬなら、せめて隙をと。
オスカーに届くなら、目くばせする。
ミッシェルに加勢しろと。

―――……セシルの言葉は届いていた。
届いていたからこそ、止まらない。]

 ミッシェルッ……―――!!!

[声をかけることで、此方のタイミングを伝える。
鉱石の左手を、バーナバスだったものの背に振るおうと。]

(339) 2010/03/06(Sat) 00時半頃

問題児 ドナルドは、3人のうちのどれかは当たるだろうと、そう思っている。

2010/03/06(Sat) 00時半頃


 
 
っあ……――


[声が漏れる。
目に刺さるような鮮やかな光景は畑での出来事。]


鳶色の髪を揺らして ふわふわと踊るように歩きながら遠くなった世界を想う少女をぼんやりと眺める

闇は、人の心に良く馴染む。馴染むからこそ、囚われるのでしょう

[哀しげな白衣の男の言葉にビクリとしてつながれた手をもう一度確かめる]

(こうなってもさえ ただこの人を見つめるだけの自分はとてもとても罪深いかもしれない)

[少しだけあの世界の痛みを思い出して懐かしくなった]



[鮮やかな色が、声が闇に流れ込む。

            ――紅い、赤い。]


[何も持たぬ両手を顔の前に掲げ
人差し指を小さく押し込める。

カシャリ

と音が響いたのは、鳶色の少女の頭の中だけで]


【人】 問題児 ドナルド

― 畑 ―

[じゅぷりと背に埋め込んだ鉱石の手。
無いはずの感覚に覚えるのは、温もり。

―――……嗚呼、まるで

引き抜き、噴き出る 紅(あか) を視るドナルドは

  嗤って  いた。

けれど、濃紺の瞳は、まるで泣きそうに。

―――……行為の最中セシルに晒した眼。

あか は、後悔の色。
           セシルとのことを止めなかった人。
           まるで、背を押してくれたかのような。

なのに、何故……こうなったのだろう……――――。]

(357) 2010/03/06(Sat) 01時頃

問題児 ドナルドは、用務員 バーナバスの返り血を無言で浴び続ける。袖の白のラインが あか に染まった。

2010/03/06(Sat) 01時頃


遠くの世界の 悲しみや 痛みが 叫びが
心を揺らす事もなく
ただ闇の中で座ったまま

[こてん 傍の肩に頭を預ける]


問題児 ドナルドは、血を吸った左手が、手首まで鉱石化していることに気がつく[20]

2010/03/06(Sat) 01時頃


問題児 ドナルドは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 01時頃


なんだったかなぁ…屋上
自分が大事な事を忘れる前に・・・いわないと

[そういったのは

遠い昔みたいに思えた]


[畑が映った。そこに、一匹の、狼がいた。

それは、数人の生徒によって、串刺しにされて

その身体から赤が噴出した]

 ……。身を。

[固めなさいと言った言葉。それが元は誰であったのか知らない。元々の彼を、覚えていない。

けれど、じぃと見て]

 私の代わりに、護ってくださいとお願いしたのに。
 ……こちらに来るのは、まだ早いというのに。
 先生が、泣いています。



 ……誰が鬼を決めたのでしょう。

[闇の中に、零す]


[鳶色から涙は零れない。
どんな顔をすればいいのかわからない。
それでもその光景からしばらく目を離すことは出来ずに




再び闇を泳ぐ、ふわりふわりと
赤い絆を探して]


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