人狼議事


52 薔薇恋獄

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視点:


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

―― 広間前 ⇒ 自室 ――

[雷が鳴る。電気が消える。
 とっさに最上の手は掴む。電気がつくまで離さない。
 手の中の感触は消えなかったから]

……いる。いるよ。俺も。

行こう。

[道さんがいるだろう部屋の方向に促す]

(1) 2011/05/21(Sat) 00時頃

メモを貼った。


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 00時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


[初めは、そっと重ねる程度。
 そのうちにもう少し、もっと、とばかりに深めていった。

 ……暫くしてから、唇を離して]

 ん、……疲れてると、嫌な夢も見る。

[対して、自分が見た夢は呑気なものだった。
 淡い薔薇が色づく優しくて穏やかで暖かい夢。
 その中で、まるで貴族の子息みたいに、召使に傅かれて夕食の用意だとか言われて……]

 ……あれ?

[夢だったのか、うつつだったのか、急によく解らなくなって。
 瞬いて、ふいに扉の方を向いた。]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

―― 自室前 ――

[足を速めて、自室のほうへ。
 おんなの影は気になるけれど、廊下の奥は敢えて見ない。
 エントランスからも視線そむけて]

………道さん

[目指す人物の顔が、廊下に出るのをみると、ほっとして大きく手を振った]

(12) 2011/05/21(Sat) 00時半頃

メモを貼った。


[求め合ったのは、どちらが積極的だったか。離れようとすれば、離さないとばかりもっと、と深く。お互いそうして、絡み合う。
 離れるまでは、何度そうして触れ合ったのか、もうわからなくなっていた。]

[くちづけにぼうっとする思考のどこかで、あれ、と声を聞いた気がした。]

――どうした?

[視線を向ける先、同じく視線を向けながら。掛ける声は、先程の夢のあとよりも落ち着いて、常ごろの響きを取り戻し始めていた。]


【人】 本屋 ベネット

[掴んでいた手は、最上が枕を回収した間に外れていたのではなかろうか]

…………。

[道さんの目が、最上を探す。
 ちょっと身体をずらして彼の視界を開けようとした。
 にこにこ笑顔は変わらない]

倒れた、って、聞いた。どうした?
……そこに誰か、いる?

[道さんの視線を追って、少し首をかしげた。
 けれど、とにかく近寄っていく。
 彼の向こうに、文先生が見えたら軽く会釈した]

(21) 2011/05/21(Sat) 00時半頃


 や、なんか……。

[つい先ほどまでの恍惚も抜けた顔。
 最初はどこかきょとりとした様子でもあったが、いつも通りの哲人の声を聞いて、少ししゃんとし始めてもいた。]

 ばんごはんー、とか呼ばれてたような。
 確か、いつか、えっと……。

[その記憶の中の声の声色を思い出せない。
 思い出せないが故に、ある一つの考えに至った。
 居なくなっていた誰かが来たのでは、と。]

 ……皆、居る。
 行こ、テツ。


呼ばれてた?

[まるきり記憶になくて、こちらもきょとんと疑問符をつけて繰り返す。
 けれど、それが本当なら、ありがたいとも思えた。腹は減っていたし、何より誰かいる確証。
 艶めいた時間よりもそれを優先しまうのは、色気のないことではあったが重要なことにも思えて。]

行ってみっか。


【人】 本屋 ベネット

………にわ?

[縁側があるのは知ってるが、そこから外に出た人がいるのは知らない]

誰か、雨の中、外出たんですか?

[文先生の言葉に、首を傾げる]

[道さんが倒れた原因。聞くと目を丸くした。
 そうして、つい、と隣の最上を見る。以前よりちょっと気を許している雰囲気隠さずに]

信じる。

俺と最上も、追いかけられた。怖かった。
顔、ぼこぼこで、傷だらけ。おんな。

[道さんの質問にはそう即答。
 けれど、誰か消えたかには首を左右に振った]

……俺は、ずっと最上といたから。分からない。

(32) 2011/05/21(Sat) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

[探しに行く人立候補する文先生と道さんを見る]

………文先生は、回復役。
前線に出るのは、どうでしょう。

道さんも、今、平気でも卒倒って、怖いよ。

……この状況で、寝られない。ないーぶだから。

(35) 2011/05/21(Sat) 01時頃

―― おそらくは、元の自室に近い部屋 ――

 ……ん、……?

[やわらかな布が、首筋を擽っていく感触。
優しくてこそばゆいそれに、ふ、と目を開ける]

『おめざめに なられましたか』

[表情の無い顔。清潔感のある、質素に整えられた髪と服装。
問う間も、丁寧な手つきは止まらず。

ぼろぼろになって、赤い染みの散らばる自分のシャツが、丁寧に畳まれているのを見つければ、彼女が傷口を清めてくれているのだと、気づく]


 ……もしかして、日向の同僚?

[喉が掠れて、うまく声が出せない。
当たり前か。雨の中、2度も力尽きるまで外でうろうろしていたのだから。
普段の自己管理はしっかりしているとはいえ、風邪のひとつやふたつ、ひいても仕方が無い]

『ここでの すべての おせわを。
どうか ごゆるりと おまちください』

[お待ち下さい?
妙な言葉だと思ったけれど、問い返すために喉を振り絞る気力が、眠気と共に消えていき]

 …… 日向。 まってる、から。

[呟いたのは、どちらの名か。
拭われる優しさに誘われるまま、また目蓋を閉じた*]


[うん、と哲人に頷いて、ゆっくりとベッドから下りた。
 それから、彼の手にそっと片手を差し出して。

 そして、廊下への扉を開けると――知らない人がいた。]

 えっ

[待ち伏せのようにも見えて、ぎょっとした。
 もしかしたら、一度呼んでからずっとここで待っていたのかもしれない。]

 あ……えっと、すみま、せん。
 おどろいて、しまって。

[召使然とした人――といっても召使さんは雇ったことなかったから、実際どうなのかは良く解らないけれど――はただ、大広間で夕食の用意ができている旨を述べて、案内するように歩き始めた。
 まるで自分たちを客人のように扱っているような感じを受けた。]


【人】 本屋 ベネット

―― 自室前 ――

……石神井君。蓮端君。

[消えた人の名を聞いた。眉をひそめる。
 結局仲直りはしきれたんだろうかと、ふと思った]

………じゃあ、俺と、先生。
先生、自分で行かなきゃ気がすまないんじゃないかと。

道さんはだめ。無理しないで欲しい。
単独行動禁止なら、俺が先生と。

[そう提案して、ふっと周囲の話に何かを思い出した。
 違和感の正体]

……最上。それだ。DV。

変。めしつかいさん。森に消えたっていってた。
なのに、あの幽霊、ぼこぼこだった。

(42) 2011/05/21(Sat) 01時頃


 ……テツ。
 今の人、見た覚え、ある?

[彼にだけ聞こえるように、囁いた。
 自分でもいつだったか、屋敷のお手伝いさんの姿は見かけた覚えがあったのだが、その人物とは別人に見えたのだった。]


【人】 本屋 ベネット

――最上、最高。好きよ。

[とりあえず違和感の正体分かってすっきりした。
 誰が行くか論には、行動した方が早いんだろう。
 自分の部屋にすっと入って、荷物からがさごそタオルをいくつか引っ張り出した]

[縁側に向かっていって、外を覗く]

(45) 2011/05/21(Sat) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

[最上に確認される。バージョン違いの話。
 縁側に向かっていた足を止め、振り返る]

……そうだね、それも、違う。

こう、あれだ。歌舞伎のお化け、みたいに。
普通の顔と、夜叉の面、チェンジしてるんじゃない。

[バージョン違いについては、あんまり気にしてないようだった]

(47) 2011/05/21(Sat) 01時頃

[差し出された手を、迷わずとる。つい先程まで立場が逆だったように思えて、口角だけで笑った。]

――っ、わ、

[けれど、その笑みも扉を開けた先の人物を見て、消えた。
 目を丸くして、一歩後ずさる。]

[うまく言葉を口にできないでいれば、目の前の人物は夕食の支度ができているのだと、そう恭しく告げて、先導するように歩き出す。]

行、くか?

[隣の蓮端にそう伺った。]


[返ったのは、おそらくYesだったか。追いながら、問われたなら首を振った。
 知ってるやつなら驚いたりしない。知らないやつだからこそ、案内に従うかどうかまで決めあぐねたのだ。]


【人】 本屋 ベネット

[とりあえず、縁側でどこに誰がいるのか見る。
 明かりを大きくして、白いタオルをばさばさ振った]

……………。

[まあ、もめてるうちに、外にいた人戻ってくるんだろう。
 びしょびしょの鳴瀬たちに、はい、とタオルを渡した]

(51) 2011/05/21(Sat) 01時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― エントランス ――

[縁側から見てれば、彼らは玄関に回るらしかったから。
 タオル抱えてそそくさとそちらに]

……………?

[出て行く間際、様子のおかしい道さんと最上に首をかしげた。
 そうして、思い出す。
 そういえば彼らは喧嘩もどきをしてるって言ってなかったか]

……仲直り、すればいいのに。

[原因なんてつゆ知らず、ぽつりと呟いて玄関のほうへ。
 減った人数。消えたといわれた人物名。
 動きの鈍い耀]

[とりあえず、もたらされる情報に真顔になって、何でも必要なこと、手伝っていた**]

(58) 2011/05/21(Sat) 01時半頃

[促される先。歩いていく道のりも、別荘と変わらない。
 階段を下りて、大広間に向かっていく。
 ただ、一番違う、のは。]

――大須!

[そこにいた、人物。]


【人】 本屋 ベネット

―― ちょっと前 ――

[最上から聞きかえされた言葉。
 ばたばたと出迎えの準備をしながら]

………は?
あぁ、うん。もちろん。

[何を当然のことを、といわんばかりに返して、きっとエントランスに向かってた**]

(61) 2011/05/21(Sat) 01時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 01時半頃


[突然のその人物の登場に、色々と頭が真っ白になっていたらしい。
 その時の哲人の反応に気を配れていれば、問うまでもない問いを掛けることはなかっただろう。]

 …………。

[哲人に、いまいち不安げな様子で頷いた。
 それから此方の問いに、彼が首を振るのが見えれば。
 ……かいだん。ゆうれい。頭の中に浮かぶ単語。]

 だいじょうぶ。たぶん。たぶ、ん。

[手を握る力を強めながら、大広間の方へと促した。]


[それから、辿り着いた先で、その人の姿を見ることとなった。]

 カツくん! ……良かった、居た。

[哲人が彼の名を呼んだ後、続けるように、声を掛けた。
 そして、いま一度広間の中を見渡して……]

 ……他の皆、は?

[別の部屋に傷を負った楓馬の姿があることに気づくこともなく。
 克希からの返答は、わからない、というものだっただろう。]


[他の皆、に対して、わからない、という返答。
 嫌な予感、がする。
 目の前の行方不明者の発見にも、素直に喜ぶことはできない。]

それでも、お前がいて、よかった。
いなくなったって、大騒ぎしてたから。早めに戻れよ。
何か、知ってるか。

[そう聞けば、大須は首を振るばかりだろう。
 口を開いたなら、ここから出ることができないこと、自分も気づいたらここにいた、などと、話してくれたか。]


どう、いう、ことだよ。

[気づいたらここにいた、出られない。嫌な予感がはっきりとした形を成してくる気がして、声が少し、震えた。
 目の前には、夕食が奇麗にセッティングされて、並べられている。それが、一年生の作った夕食でないことは、見て取れて。]

ここ、おかしくねえか……



 ……何、それ。

[出られない。気が付いたらここに。
 そんな返答に、唖然とした。
 けれど目の前の克希は、それなりに楽しくは過ごしているようにも自分には見えて。
 ……そのことが、どこか怖れに近いものを感じさせもした。

 ちら、と哲人の方を眺めた。]

 絶対、おかしい。
 おれたち……絶対、おかしいことになってる。

[記憶が過る。「気を付けて」と後輩に言われた時の事。]
[それから、目の前の夕食……誰が作ったのかも知れない夕餉に、視線を落として]

 ……うん。とりあえず、食べよ。

[でないと普通に倒れそうな気もしたから、不安ながらも、そう哲人に促した。]


[ぞくり。ぞくり。這い上がる、悪寒に似た恐怖。
 確信じみたものが沸き起こるのに、それを認めたくない自分がいる。]

おか、しい、よな。
絶対、おかしい。

[あれだけ探していなかった大須がここにいて。]

[知らない誰かに案内をされて。]

[夕食が出来ているのに、他に誰もいなくて。]

[それでも、食べよ、と促されれば、空腹に身体は負ける。
 たっぷり間を空けてから、ひとつ頷いて、椅子に座る。]


[哲人が席に着けば、自分の椅子も其方に寄せた。
 ぴったり、といって差し支えない程度に。
 克希がこの行動をどう捉えたかまで気にするだけの余裕は、今のところなかった。

 きっと普通の場所で食べれば、とても美味な夕食なのだろう。けれど今の状況の不可解さのせいで、素直においしいと感じることはできなかった。
 とりあえず、空腹が癒せれば、それで良い。良い……。

 夕食が一段落するまでの間でも、邪魔にならない程度に、そっと、哲人の方に肩を寄せたりもした。]


[椅子が、寄る。
 そちらから寄ってこなければ、自分が寄せるつもりだったくらいだ、疑問を持つこともなく、受け入れる。
 大須に見られてもいい。このまま自分たちが、ここを出られる保障はない。ならば隠し通す必要さえ、ないように思った。]

[口にした夕食は、ひどく味気なく感じる。
 きっと、味は悪くないのだろうが。それを美味しいとは感じられない。
 恐怖と、不安と、それから胃が空すぎて、口に運ぶ手はじれったいほどに遅かっただろう。
 それでもどうにか、胃に物を入れ終えて。
 時折肩に感じる重みに、ほんの少しの安堵を覚えた。]

[もしも、もしもこの予感が本当なら。
 最低でも俺たちは、離れなくて済む。]


夕輝。

[今度は、虚ろにではなくはっきりと名を呼んで。
 大須には聞こえるか聞こえないか、蓮端を見やる。]

予測でしか、ねえけど。
俺の予感が当たってる、なら、

[その先を紡ぐ勇気が、出ない。
 離れなくて済むんだと、思ったのに。なのに、それを現実と認めたくない理性が、言葉を留めた。]


メモを貼った。


[ひとまず、無事に食べ終わることができた。
 今のところ吐き気がずるとか呪われたとかそういう自覚はないので、たぶん大丈夫……ということに、しておいた。

 頭の中でぐるぐる回る、あれから今までに見聞きした「おかしい」もの。
 哲人と違って、何かの予感を得られた、という訳ではない。
 不安定な思考の中、それでも一つ確かに変わらないのは。
 ただ、一緒に居たい、というその思い。]


 ……テツ?

[そんな中で、確かな声で名前を呼ばれた。
 そして、予測、と。予感、と。けれどその言葉は途中で切れてしまって。
 ……彼の淡翠の瞳に、自分のそれを、真っ直ぐに合わせながら。一つ間を置いて、その続きを促した。]

 当たってるなら、何?


メモを貼った。


[目が合う。自分の薄い色とは対照的に、濃い色の瞳は不安ごと吸い込まれていくような、気がして。
 促されて、こくりと一度喉を鳴らしてから、またゆっくりと、口を開く。]

……考えたく、ねえけど。

たぶん、俺たちが向こうからいなくなったんじゃねえかな。

[いなかった大須。見つからなかった大須。見知らぬ状況。
 どうして、だとかどうやって、は当然頭の中を巡り巡るけれど、その仮説はやけにぴたりと現状に沿う。]

[ほんの僅かだけの救いは、
 蓮端夕輝は皆が語っていたように、目の前から消えていなくなったりしてしまわないこと。]


[彼の挙動から、何か、言い難いことを口にしようとしているのでは、とは感じた。
 考えたく、ねえけど、とも前置かれた。
 それでも、その口から聞かされた話に、向き合った。]

 つまり。
 皆と居た別荘から、そうじゃない、ここ、に。

[この状況を思えば、何となくでも合点がいく気がした。
 どうやって、とも考えたが、考えるだけ無駄な気もしていた。
 とにかく、そういう状態に今置かれている、ということ。]

 ……ふたり、で。ここに来たってこと。

[克希が居なくなったのは自分たちよりも以前のことになるだろうから、ふたりで、ということになるはずだと考えた。
 きっと今頃、部の皆の間では騒ぎになっているだろう、と予想できるにも関わらず。
 ふたりで……とそう思った瞬間、何故か、何故か]


[うれしくなった。]

 良かった。
 テツと一緒で、良かった。

[言ってから、少し複雑な気持ちにもなって……。
 けれど、想いに従うように、彼の手に指を伸ばした。]

 …………。

 とりあえず、戻ろ、か。

[少し唐突に、先程まで一緒に眠っていた部屋へ戻ろうと提案したのは、克希の目にふと気づいたからか、それとも……**]


メモを貼った。


そう、なるな。

[皆といた別荘から、ここへ。二人で、ここへ来た。
 戻れないのかもしれないけれど、ここがどこかも知らないけれど、目の前の蓮端は、間違いなくここにいる。
 それだけでも、救われる気がしていた。]

[良かった、と繰り返す蓮端の手を、指を絡めるように繋ぎ止めながら。]

戻る、か。
後は、ダメモト誰か探してみる、か。

[戻る、に頷きつつ、もうひとつ案を提示する。
 どちらが採用になるにせよ、蓮端の体調を細かに伺いながら、大広間を後にするだろう。
 大須や使用人たちに行き先を聞かれたなら、簡潔に戻る。とだけ**]


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

―― 浜さんと文先生の部屋 ――

[ばたばたと指示通りに動く。
 耀を最上と一緒に運んで、拭いてやっ……]

…………風呂、2階。あるよ、ね?
入るなら、何か作っとくけど。

[布団にタオルが敷かれ、待機されようとする耀。
 着替えを持っていったから風呂に入るんだろう浜さん。
 ちょっと思わず突っ込んだ]

[入らないの、入れないの。周りを見る]

……耀。珀、探そうな。

[魂の抜けたような珀の体。そっと撫でてそう声をかけると、同じ部屋にいる浜さん(留年後、自然に呼び方が『浜先輩』から『浜さん』に変わってた。先輩ではないけれども年上の相手だったから)に向き直る]

……ええと。どうして、この雨の中、庭に出て。
どうして耀はこんなになったの。

(83) 2011/05/21(Sat) 07時頃

【人】 本屋 ベネット

[珀と耀は仲がよかった。ショックを受けるのはわかる。
 けれど、こんなになるのは他にも何か原因があるような気がしてきいた。最上の奇妙な唸り声も、それに対してだと勝手に考えてうんうん頷く]

[男への恋情なんてマイノリティだと思ってるから。
 他人の恋情には、ひどく鈍い]

(84) 2011/05/21(Sat) 07時頃

【人】 本屋 ベネット

―― 文先生の部屋 ――

[最上が耀の身体を拭くのを手伝う。
 その際、髪に隠れた場所、服に隠れた場所。
 その身体に残された跡が見え隠れする]

―――ッ……………

[顔をしかめた。周囲の反応を伺う。
 無言で少し、考えた。自分は事情はほとんど知らない。
 どうやらご両親の家ではない場所に住んでるらしいと噂くらい]

………なるほど。

[最上の、耀と珀に対する言及。
 耀を見下ろし、瞬いて、頷いた。彼の身体は冷たい。風呂が空くまで待つにしても、2階に運ぶにしても、一通り身体を拭えば必要なのは次のこと]

………いろいろ、してくる。

[そういい置いて、部屋を出た。それは、最上が誰かに手伝いを願い出る少し前のこと]

(91) 2011/05/21(Sat) 10時頃

―― かつての自室に似た部屋 ――

 ……ばか 、……。

[とおい、こえを聞いた気がした。
バカって、言うやつがバカなんだ。
夢うつつに呟いた表情はけれど、やわらかく哀しげ。

自分の声に引きずられた再びの目覚めは、やはり曖昧なものだった]

 …… ここ、何処なんだろ。

[時間切れになる前に。
彼女が、自分たちを具体的にどうしようとしているのかは、知らなかったから。
この暫くで見慣れた天井とも、また違う位置の染みを、ぼんやりベッドの上で見上げながら]


 つか何でオレ、此処に。
 失ったやつの控え室にしちゃ、随分至れり尽くせり……

[そこまで考えて、閉じかけていた目を、はっと見開いた。
もしかして、此処には]

 克希や、夕輝せんぱいと哲人せんぱいが、いる……?

[思い至れば、跳ねるようにベッドから起き上がる。
包帯とあて布に、しろく覆われた腕がずきりと痛んだが、それどころではない。

真新しいシャツが用意されていたけれど、引き裂かれたようにボロボロになった自分のシャツを羽織り。
ぎぃ、と重苦しい音をたてる扉を開くと、廊下へ足を踏み出した*]


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

―― 1F そこここ ――

[とりあえず、汚れてぬれたタオル。
 今、使っているのを除いて、風呂場の隣に設置されていた洗濯機に放り込んだ。中でも、綺麗なものは、応急処置的にさっさと乾燥機の中へ]

[山の中。雨の音。夜中だけど騒音なんて気にしない。
 次いで、台所に立つと湯を沸かせ、器用に両手で別作業を並行させながら暖かい生姜入りの紅茶を淹れだした]

…………いない。

[一人でいると、あのおんなの顔が蘇る。
 時折ちらちらと背後を見た。
 でも、平気だ。あの恐怖は、あの後で得られた温もりで上書きできる]

[浴室から上がる音が聞こえるまで、そうして作業しながら色々考えていた]

(94) 2011/05/21(Sat) 10時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 10時半頃


【人】 本屋 ベネット

―― 少し先 ――

[たっぷりの湯。紅茶を人数分沸かして、必要なときに温めて飲めるようにしたあとは、エントランスから廊下にかけての掃除]

[中庭からびしょぬれの人が沢山入ってきたから、丁寧にモップと雑巾で拭う。やっぱり借りているところだから]

…………道さん?

[途中、二階に上がろうとする道さんの後ろ姿見つけて呼び止めた。彼の手の中には、着替え]

どこか、行くの。最上と何かあったから?
…………あの。何か、ごめん。

[せめて立ち止まってくれたりしただろうか。
 謝ったのは、ここ数日、彼から目をそらされることが多くなったから。具体的にはよく分かっていない]

―――ん

[結局、二階に行く彼見送っていた]

(109) 2011/05/21(Sat) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― 少し先 ――

[背を向けられたまま、道さんから返事がもたらされる。
 きゅっと唇軽く噛んで見送った。
 駆け上がっていく背中を見上げる。それが廊下の先に消えた頃]

………道さん。それじゃあ何も分からないよ……

[呟きは廊下に溶ける]

(113) 2011/05/21(Sat) 13時頃

【人】 本屋 ベネット


[浴室の入れ替えが行われてから。
 最上のタオルを求める声が聞こえた]

…………分かった。

[乾いた新しい、大きなタオルを探してしばらくぱたぱたと。
 届けるころには、浴室の中から最上も一緒に入っている音が脱衣場に響いてた]

………………。

[すっと目を細めて、少しの間声をかけることを躊躇う。
 やがて、首を左右に振った。こんこんと遠慮がちなノック]

ここ、置くよ。手伝う?
……紅茶、あるから。出れば飲むといい。

[扉を細く開けて、そう声をかけた。
 最上や傷だらけの耀の身体を見て、やっぱり眉を顰める。手伝いを求められるなら、言われた通り動いてから、また掃除の方に戻る心つもり**]

(114) 2011/05/21(Sat) 13時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 13時頃


[哲人からのもう一つの案に、ぱちりと瞬いて。少しの間、考えた。
 まず最初に、克希が皆の前からいなくなった。
 その後、此処にいるふたりもおそらくは同様のこととなった。ということは]

 ……そうだね。
 もしかしたら、おれたちの後に誰か来るかもしれない。

[自分たちの方が消えたのだ、とはっきり判ったわけではまだなかったが。]

 うん、一緒に、探そ。

[意識を、一先ずその方に向けた。
 繋がれたその手を、離してしまわないようにと努めながら。
 程なくして、ふたりで大広間を後にすることになるのだった。]


―― 大広間→階段前 ――

[廊下を歩きながら、辺りを見回した。]

 とりあえず、近くから探してみるしか、ないかな……。

[時折、哲人の方にそっと振り返った。
 彼が此方の体調を伺っている時に振り返ったならば、視線が交わることもあったかもしれない。
 そんな己の顔色は今はまだ、それなりに良いものだった。

 そうしてエントランスの階段前まで差し掛かった時、何かを感じた。
 雨音ばかりが響く中、足音のようなものが微かに聞こえた。]

 ……誰か、上に居る。

[部屋から廊下へと踏み出した楓馬の姿はまだここからは見えなかったが。
 一度立ち止まり、階上の方を見つめてみた**]


メモを貼った。


―→ 2階廊下。かつての休憩所 ――

[ふたりの先輩たちの、元の部屋に近いだろう場所を覗いてみたが、誰の姿も無く。
悠里や成人の姿も無かったが、それは期待していなかったので、気落ちもしない。

たん、とん、と踏みしめるようにゆっくり、廊下を歩く。
しかしそれでも、あまり、床に足がついている感じがしない。

すこし、自分の家と似た空気。
現実味のない、居心地の良さ。

此処でも降り止まぬ雨の音に誘われるように、つきあたりの窓まで辿りつき。
ぺたり、冷えた硝子に額を押し当てた]


[つよく降りしきる雨。侭ならない視界。
抱きしめてくれてた蘭香のあたたかさが、日向の着物と噎せ返るような薔薇の匂いに掻き消されても、まだ。
見つめ続けた、紫の瞳。

驚いていた。当然だ。
それでも最後、稲光の瞬間に手を伸ばしてくれたのは、本当に人が良いとしか言いようが無い。

お前に、蘭香を頼まれたのに。
蘭香に、置いてかないでと願われたのに。
日向に、たいせつなことを教えて貰ったのに。

なにひとつ果たせず、逃げ出した自分に、手を伸ばしてくれるようなやつだから。
――好きになってしまったのだろう]


 ばかやろうって、言われるかな。
 ――絶交かな。

[けれどそれも、あの瞬間まで。
日向が蛍紫に、失踪の真相を話せば、自分の挙動の意味と、謝罪の理由を察してしまうだろう。

そうなれば。

軽蔑、するだろうか。
嫌悪、するだろうか。
あるいは、呆れが憎しみに達するほど、恨まれるだろうか。

いつも、彼のほうが先に折れてくれて。
喧嘩が本気で長引いた事など無かったから。

想像も出来ない、彼の怒りに怯えることしか出来ない]


 ……っ、

[なんで、言ってしまったのだろう。
伝えなくてはならない事を、すこしでも伝えていくべきだと、分かっていたのに。

言っても、どうにもならないと。
良い結果など、あるわけが無いと、ほかならぬ自分が一番、分かっていたのに。

蘭香にも、気持ち悪いと思われたかもしれない。
大事な幼馴染を、もうひとりがそんな目で見ていたなんて。

此処が、予想通りの場なら。
早く、彼に会いたいと思った。
しあわせな所を邪魔するのは悪いけれど、早く、会って、彼の無事に安心して、謝りたい。
何もしてやれなかった全てを、許してくれないとしても、謝りたかった]


[けれど。

蛍紫には。

会いたくない。
会いたく、無い。


誰かと。……士朗と。
しあわせに、寄り添って。
これからを、見せつけるような、姿なんか。


見たくは、ない]


 …… 、だから、日向。

[助けなくて、いい。
助けて貰う資格なんか、ない。

この想いはきっと、恋獄にこそ相応しい。

聲は彼女へ届かなくても、そう、願い続ける]


[再び、ひとを見つける為に、歩き回る、足。

ぺたり、ひたり。
ぎぃ、ぎ。
ぱた、ぱたん。

不規則に鳴る、素足が床を擦る音。
止まぬ雨のせいか、ひどく不安定に響く、その音色]

 …――― 、

[ひとの声。男性の声だ。
ぎ、と音が一瞬止まり。ややあって、早まる。

そして]


―― 2階、階段 ――

[階下からは、くすんだ金髪より、白のシャツが視認されたか。

ふわり。

階上から見下ろすよう、俯きがちの人影から。
ひとすじの包帯が解けて、揺らめいた*]


メモを貼った。


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 19時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 20時半頃


【人】 本屋 ベネット

―― 回想/文先生と浜さんの部屋 ――

[自分の質問>>83に対して、浜さんがゆっくり答えを返してくれる。現実に言葉や思考が追いつかないのはとてもよく分かるから、じっと最後まで待っていた]

………珀が、外に出た。
外に出て、浜さんと耀の目の前で、消えた。

珀は、何か知っていた――?

[鸚鵡返しに繰り返すことで、聴覚情報を自分のものに。
 ふと思い出すのは、自分に気をつけろといった珀]

[小さくむぅと唸って、得られた情報を頭の中にしまいこんだ。
 整理するのはもっと後]

(164) 2011/05/21(Sat) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― 回想 文先生と(略 ――

[耀に関する自分の質問。
 浜さんの視線がこちらを真っ直ぐ射抜く。
 彼の口から出た言葉。自分の共感能力の低さを恥じた。
 少し俯く]

[浜さんの拳が、白く力が入ってた]

………ごめんなさい。

[何故だか分からないけど、ぺこりと頭を下げた。
 胸に巣食う感情は、いつでも言葉に入りきらない。
 ゆっくり目を上げて、浜さんと、それから耀を交互に見た]

[そうして、最後に最上をはっきり見た]

[いたたまれなくなって、家事をしに出たのはそのちょっと後だった*]

(167) 2011/05/21(Sat) 21時頃

【人】 本屋 ベネット

―― 回想 風呂場 ――

…………だって男の子だもん

[全裸の男2人に、どこかの魔法少女の台詞を棒読み。
 後で入っておけ、という忠告には無言で1つ頷いた]

[正直に言って。
 最上の姿は目に優しかったが、いかんせんやるべきことが多すぎた。耀を預かり、服がぬれても気にせず着替えの手伝い]

………………。

[火傷や傷跡は、特別丁寧に、こすらないようにタオルでそっと水分を取っていた。きわどいところにも触れざるを得なかったが、まあ、しょうがない。意識が無いようなのが幸いだった]

………大丈夫。耀。大丈夫。
世の中は、きっとそんなに終わってないんだ。
文先生も見つけてたから、大丈夫。

[この状況の中でかける言葉に相応しくないのは分かってる。何せ、珀は消えたんだから。今の耀に伝わらないのも分かってる]

(174) 2011/05/21(Sat) 21時頃

【人】 本屋 ベネット


[けれど、最後に耀の頭をそっと撫で、最上が彼を送り届けるのを見送っていた]

―― 回想 終了 ――

(175) 2011/05/21(Sat) 21時頃

―― 1階階段 ――

[ふ、と。人影が階上の方に見えた。
 居るのは暫く姿を見ていなかった誰かか、
 それとも、見知らぬ何者かか。

 …………

 近くで見れば判るだろうその髪色は、光の加減の所為かよく判らない。
 その面立ちも、はっきりと掴めないまま。
 判るのは白いシャツと、揺らめく白。

 ……見知らぬ何者か、の方に思考が傾いた。]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

―― 1F風呂場 ――

[最上が耀を隣室に届けている間。
 自室によって、軽く着替えて風呂場に向かう]

[色々あって、リセットしたかったから。
 手早くシャワーを浴びた。
 湯船にはあまり浸からない]

……………。

[素肌の上。暖かい雨が降る。
 全身の皮膚に感覚与えながら考えた]

[耀は珀が好き。浜さんは珀が好き。
 だれもかれもが男同士。自分ばかりと思っていたのに]

……禁断の恋

[自分の心の赴くままに動いていたら、両親を悲しませるって分かってる。最上にも迷惑だって分かってる。道さんが目を逸らすようになった。多分、きっとそのせいだ]

(186) 2011/05/21(Sat) 21時半頃

【人】 本屋 ベネット


[それでも、触れたいって思いは止まらない。
 受け入れて欲しいって思いは止まらない。
 理性の衝動がかすんだあの折、抱きしめてもらってどんなに嬉しかっただろう。きっと、困らせただろうに]

……あの人、きっと殺された。
どうして、恋人まで殺しにいった。

[ぽつりと、あの酷い痕の残るおんなのことを考えた]

(187) 2011/05/21(Sat) 21時半頃

【人】 本屋 ベネット

―― 風呂場 ⇒ 自室 ――

[上がり際、丁寧に掃除をしてから上がった。
 きちんと片付けるのは、絶対に大須が帰ってくると信じているから。いや、信じたいから]

[碧のスウェット上下。
 あまり気を使わない寝巻きに着替えて自室に戻る]

………………。

[扉の前に、道さんがいた]

何、してるの。入ればいいよ。
……最上に話があって、俺がいないほうがいいならどっか行く。

[ぱちぱちと瞬きして、何でもないような口調と表情、作って声かけた]

(192) 2011/05/21(Sat) 22時頃

―― 2階、階段 ――

 ……せんぱ い……?

[見間違うのは難しい長身と長髪
けれど、此処の現実味の無さが、断定を躊躇わせて。

ぼんやりした声音で、そのひとを見つめ]


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

―― 自室前 ――

……いいよ。何?

[道さんの顔には、思い切り泣いた痕。
 ちょっと背を伸ばして、向き直った。
 扉の前でごそごそやってるから、中から耳を澄ませば聞こえるかもしれない]

[手が無意識に空を探る。
 けれど、今、着替えたばかりだから。
 水晶玉も、ダイスも、コインも、何もない]

[軽く息を整えて、にっこり笑った]

(198) 2011/05/21(Sat) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

……………。

[ちょっと間無言で、この気持ちをどう言葉にすればいいのか考えた。言葉は苦手だ。どんな言葉でも、正しくあらわせている気がしない]

……友愛と恋情の違いはよく分からないけど。
最上に性欲を感じるかと言われると、否定は出来ない。

……気持ち悪くて、ごめんね。

[考えた結果、とってもダイレクトになった。
 その他のもやもやはあまり上手く言葉に乗らなかったので]

(204) 2011/05/21(Sat) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

………友だちじゃない、とは思ってない。
友だちじゃなくなりたい、とも思ってない。

……最上はとても大切だし、特別だけど。
道さんも大切だし、別の意味で特別。

[んー、と言葉を濁して]

…………だから、多分、yesだと思う。
これでいい?

[自分では、かなり真摯なつもり]

(206) 2011/05/21(Sat) 22時半頃

―大広間より―

まあ、俺たちが消えたのだって確定事項じゃねえけど、たぶん確定事項なんて、じっとしてても出てこねえだろうからな。

[だから、探す。足を止めても、解決はどこにもないと思った。
 繋いだ手は頼まれても離さない。存在を確かめるように指が絡み合ったまま。]


[近くから探す、という蓮端に頷いて、半歩後ろに控えるように歩む。
 足取り、手の引き、違和感はないか伺いながら。時折振り向く蓮端と、目が合えばどうかしたかと目線だけで聞いた。]

[異音を聞いたのは、ほぼ同時だったかもしれない。階段側、雨の音ではない不規則な音。]

……ああ。
誰か、いるな。

[上に、には同意を示して。こちらも立ち止まり、階上を伺う。]


[聞こえた、声は。
 どちらを示したかわからないが、せんぱい、と間違いなく言った。
 「この屋敷」の住人ではない、確かな証拠。]

誰だ?

[白いシャツ。白い揺らめき。
 はっきりとしない呼び声だけでは後輩の誰であるか断定できずに、問いを投げた。]


―― 1階階段 ――

[聞き覚えのある声、のはずだった。
 けれどはっきり響いてこない声だったのと、何より一度、未知との遭遇の方に思考が寄ってしまったせいで……咄嗟に誰なのか判断ができなかった。]

 誰?

[恐れから、後ろの方に居る哲人と繋いでいる指に、力が籠った。
 けれど、聞こえたその言葉をよく振り返ってみれば、「せんぱい」、と呼んできていた訳で……]

 ……君は。



 フーマ、くん?

[少し震えてはいたが、思い当ったその人の名を呼んでみた。]


【人】 本屋 ベネット

……………。

[道さんから突っ込まれた。
 今更ながら、ちょっと目元が赤くなる。
 いや、だって真面目に答えないといけないと思ったから]

―――。
……、そっか。ありがとう。

[さらりと告げられた告白。一瞬耳は聞き流そうとした。
 けれど、意識を頑張って集中させていたから、しっかり捕まえる。ちょっと考えて礼を言った]

…………ごめん。だからか。
気がつかなかった。泣かせたの、俺ね。

[手を伸ばそうとして、やめた]

……そうかな。そうだといい。それだけで、いい。
道さん。ありがとね。

(214) 2011/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

俺は、本当にそれだけでいいんだよ。
最上にまで、変な人生歩ませる気はないんだし。

[さっき、ちょっとリミッター外れたけど。
 でも、大丈夫。日常に戻ったら、きっと]

――だから、大丈夫。夜中、3人雑魚寝でも変なことしない。
もどっておいでよ。辛いなら、俺がどっか行く。

(216) 2011/05/21(Sat) 22時半頃

 …… 、先輩だー!!

[哲人の声が加わって、セット認識しているふたりに、確信。
さらに名を呼ばれれば、こくっと大きく頷いて。

飛び降りんばかりの勢いで、階段をだだっと下り]

 オレですよオレ、哲人せんぱいは、記憶喪失とか言わないっすよね!?

[勢いのあまり、夕輝に抱きつきかけたところで、急ブレーキ。
両手を挙げて、踏みとどまり。

ふたりへ向けて、にへっと笑った]


[フーマくん、と蓮端が口にするのに、よく階上を注視したなら、ほんの僅かでも陽の色をした髪が見える、だろうか。
 それでも確信はなかった――のと、どういう条件で誰が、といったことに皆目見当もついていなかったから、悪い方向性の何かを危惧して、確認するように、問いを継ぐ。]

珀、なのか。

[そう言うのとどちらが早いか、階段を駆け下りる姿。
 ああ、珀で間違いないのだと、苦笑する。]


[さっきよりもはっきり聞こえてくる声。
 その声で、やっと確信が持てたところで……]

 っわ、ちょっ、やっ……!

[妙に高い声が出た。
 駆け寄ってくる楓馬に抱きつかれる……を越してなぎ倒される?のではないかと、一瞬仰け反ったりもした。
 結局そうはならず、寸前で止まった訳だけれど。
 哲人と繋いでいない方の手で、軽く胸を押さえて一息ついた。]

 良かった。フーマくん、だ。

 ……って、どうしたの、その……恰好。怪我。

[近くで見て、シャツの染みやら包帯やらに、漸く気づいた。]


記憶喪失?

[一瞬他に誰かがそうであるのかと、険しい顔を見せた。
 が、すぐに自分が珀へ、誰だと声をかけたせいなのだろうと思い至れば、軽く息をついて、]

馬鹿、あの位置からあの声だけで個人特定するの至難の業だぞ。
他に誰がいるのかもわかんねえわけだし。
こっから見えたもんなんて、その包帯とシャツくらいで――

[そこまで言ってから、包帯とシャツ、に違和感を感じた。]

……怪我、してんのか。

[そう窺う声音は、深い心配をにじませていただろう。]


【人】 本屋 ベネット

―――――。

[新たに知らされた最上の気持ち。うっすらと笑んだ。
 自分でも気がつかない諦めの色を浮かべて。
 手を伸ばせばいつでも触れられる距離にいる相手が存在するなんて、幻想だと思っている。求める気もない。
 けれど、やっぱりどこかで期待はしていたらしい。
 ――凝りもせず]

……そっか。俺、鈍いね。

あ、いや。書置きは、急いでたから、見てない。
………そうか、4人は流石に狭いね。分かった。

[道さんの手を止める気はなかった]

(229) 2011/05/21(Sat) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

……………?

[扉を開けたら、目の前に最上がいた。
 彼の台詞の意味が、よく分からない]

んー………。

[ちょっと考えた。
 今聞いた道さんの台詞。最上の台詞]

[うん。
 大きく頷くと、笑いながら道さんの背中を押した。
 最上の方に向かって]

(230) 2011/05/21(Sat) 23時頃

ベネットは、2人から、一歩下がった。

2011/05/21(Sat) 23時頃


 オレです。オレ以外の何者でもないっす。

[下ろし損ねた両手を上げたまま、苦笑する哲人に、うんうん頷き。
その言い分に、そういえばそうか、と]

 オレは、先輩たちと克希が居るだろうなって、分かってたから。まあ。
 ともかく、おふたりが無事なの、確認できて良かったっす。

 ……すみません。大丈夫です?

[一息つく夕輝に眉を下げ。
ついで、ふたりから心配げに問われれば、ゆるゆると手も下がって]

 んー…… せんぱいたちが居なくなってから、色々ありまして。

[ちょっと薔薇の茂みに突っ込んだもんで、と視線をふたりから落としつつ、比較的傷の無い左頬を掻き。
困ったように、苦く薄い笑いを浮かべた]


楓馬に心配そうに声を掛けた哲人の方を、自分でもまた心配の色の瞳で一瞥した。


【人】 本屋 ベネット

………最上。
俺は、もう、貰った。

あの時、抱きしめてくれて、ありがとう。充分だ。

[道さんに引きとめられた。
 立ち去る気は無い。道さんが最上の手を取るまで]

……大丈夫。慣れてる。どんまい。

(237) 2011/05/21(Sat) 23時頃

分かってた?
何か知ってる、のか。

[今一番知りたい情報を、珀は持っているように聞こえた。
 ここがどこで、どうして誰が、ここにいるのか。]

一応まあこのとおり、無事だ。
お前も怪我、ひどいみたいだけど、無事でよかった。
そんだけ走り回れるんだから、十分だろ。

[処置はされているようだから、心配して治るものでもないし、からかうように笑って安堵を見せる。
 その笑みに隠して、そっと蓮端の手を自分のほうに引き寄せるのは、小さな嫉妬。]


【人】 本屋 ベネット

[道さんの表情に、声音に、迷いが見える]

………俺、道さん、好きよ。

[だから、しょうがないなあと苦笑した。
 大事なものみたいに道さんの手に自分の手を伸ばした。
 振り払われなければ、それをそのまま最上の手に乗せるつもり]

……静谷のとこには、俺が行ったがいいみたい。

(245) 2011/05/21(Sat) 23時頃

 ……信じてくれるか、わかん、 ……、…… 

[ぶんぶん、首を振った。
駄目だ。そうやって、逃げて、どうしようもない後悔を抱えたくせに。

ふるえる手を、ぐっと抑える。
今は痛むはずがないのに、じくじくと疼く胸元に、つよく押し当て]

 信じて もらえるまで、話します。
 聞いてくれますか?

[哲人を、まっすぐ見上げた。
からかうように笑ってみせてくれる先輩に、やっぱり気持ち悪いと思われてしまうかもしれないけれど、話そう。

そんな決意でいっぱいいっぱいだったから、さりげない手の仕草には気づいていないのだった]


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 23時頃


【人】 本屋 ベネット

[最上の台詞。聞いて目を細めた]

……人間ってさ、どうして2つに割れないんだろね。
割れたらいいのに。

[声に微かな熱が篭るのは許して欲しい。
 慣れてるとは言っても、まだ心が錆びついてくれないんだ]

……いいよ。嬉しかった。

(255) 2011/05/21(Sat) 23時頃

[楓馬の眉が下がったのが見えて、不器用にだけれど、緩く笑みを返した。]

 だいじょう、ぶ。
 ……ごめん、少しびっくりしただけ。

 うん、おれも何とか無事。

[けれどその後の言葉に……色々ってどういうこと?と尋ねそうにもなったけれど、言う前に口を閉ざして。
 その代わりにというべきか、哲人から問いかけは発せられた。
 答えを聞こうと、楓馬の方を向こうとして……けれど哲人に手を引かれれば、ちょっと下を向いて。
 少しだけ恥ずかしげな、でも満更でもなさそうな、そんな感じで頬を染めたりもした。]


【人】 本屋 ベネット

[道さんの手が最上の手に乗れば、安心してさっさと自分の手を離した]

[これでいい]

………ほら、帰ったら。
俺は美人さんの彼女、捕まえるから。

ナースか、女医さん。

[言葉は好きよ。
 いくらでも嘘がつけるから]

(257) 2011/05/21(Sat) 23時半頃

……俺が聞きたいんだし、聞く、けど。
なんで信じない前提で話してんの。

[単純な疑問。
 確かに幽霊だの何だの言っていた話は信じちゃいないし、興味もないが。
 こうなっては何か知っている人間の話を信じるほかないだろう、と思う。]

お前の言うことだし、信じるよ。内容によるけど、基本的には。


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 23時半頃


[下を向いたまま、だったけれど。
 楓馬の言葉が聞こえれば……うん、と確かに頷いた。]


 ……ありがとう、ございます。

[信じない前提で。
ずきりと、その言葉が胸に刺さった。

なにも。誰も。
ちゃんと、信じていなかったのかもしれない。
だから、……。

信じると言ってくれた哲人に、ちょっとだけ困ったように、へらっと笑ってから。
傍らの、同じく頷いてくれた夕輝を見。
ひとつ、息を吸うと。

話を、始めた]


【人】 本屋 ベネット

……言わないよ。絶対、言わない。

[首をふるふる振った。
 最上が道さんの手を握るのを見る]

[頷いた]

ごめん、通るよ最上。
荷物……いや、水晶玉だけ取らせてね。

[にっこり笑う。笑う、笑う。
 まるで、素肌に笑顔の濃いメイクを施したみたいに]

[2人の横をすり抜けるようにして自室の奥へと、足を踏み入れた。敢えて意識する、リズミカルで軽やかな動き]

…………嘘つきじゃない。
それに、紹介だってしてあげない。

2人ともモテるんだもの。
お互い捨てたら、自力で探すこと。

(266) 2011/05/21(Sat) 23時半頃

 薔薇恋獄の話、覚えてますか。

[バスの中で、克希の叔父がしてくれた話。
覚えていなければ改めて話すけれど、夕輝からフォローがあったかもしれない]

 あれは、ほんとうで。
 あの別荘には、日向(ひなた)っていう女の子の、幽霊が居ました。

 ……日向は、『ひなた』と『ひゅうが』っていう、別れた存在でもあって。
 や、同じなんですけどね。
 それでその、ひゅうがの方が、怪談の、恋人を行方不明にしちゃう、方 なんです。

 ひゅうがは、恋を失ったひとを、恋獄に閉じ込めたい。
 ひなたは、オレたちを、それから助けようとしてくれてて。

[此処がどこかは分からないけれど、ヒナタが逃がしてくれた場所であるのは間違いないと思う、と推測を述べる。
それから、ヒナタがヒュウガを抑えるのにも、限界がありそうだということ。

たどたどしい説明が終われば、窺うように。ふたりを見上げた。
己が真相の半分しか聞いていないのは知らないから、それが知っていることの全てだった]


【人】 本屋 ベネット


[振り返って、あっかんべーだってしてみせる。
 けらけら笑った]

……おめでと。世間の目、辛いけど、頑張って?

(267) 2011/05/21(Sat) 23時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/05/21(Sat) 23時半頃


【人】 本屋 ベネット

―― 自室 ⇒ 洗面所 ――

[目的物だけ手に取れば、さっさと部屋から出て行った。
 廊下を歩いて去っていく。
 でも、どこに行こう]

[今すぐ静谷の部屋にいける気はしなかった。
 自分で決めたこと。自分で選んだこと。
 今まで選び続けてきた道]

[それでも胸のどこかが疲れてて。
 部屋の入口からそう遠くない場所、そこからは死角になる場所にもぐりこんだ]

[一階の、洗面所。
 鏡を覗き込めば、自室の入り口がかすかに写る]

(277) 2011/05/21(Sat) 23時半頃

ん。

[ありがとう、と笑う珀。その笑みは、明るくはないようだったけれど、それでも笑みだった。]


……正直、ぜんぜん。

[バスは一番後ろ、端の席。運転席からは無論声は届いているけれども、聞き流そうと思えば流せる距離があって。
 恋獄の話は興味を惹かれる話でもなかったから、半分寝ていた。
 内容を問えば、珀か蓮端からフォローされるか。
 けれど、珀の話は、少しでもしっかりと理解しようと、真摯に目線を向ける。]

幽霊、ねえ。見えんのか。
あそこに、事実、いるっての。


[別れた存在、でも同じ。そこには理解が及びきらなくて、珀の話を何度か止めながら、質問を挟んだ。]

恋人を行方不明にしようとしている幽霊、と、助けようとしている幽霊、が。
同じ存在?

で、あっちが恋獄で、今ここにいる俺たちは、そこから助けられた?

どうして助けられる?
いやそもそも、どうしてはじめに別れた、か。

[何度か挟んだ質問に返る答えは、どうだったか。
 頷き、理解、いくつかを交えながら、珀の話を噛み砕いて。
 そして、限界がありそうだ、と聞けば、表情を険しくした。]

――助けられない可能性が、ある?



 そうび、れんごく。 ……うん、覚えてる。
 跡取り息子と平凡な娘の、身分違いの恋物語。
 娘がいなくなった後、その男と一家がみんな死んじゃった、って話。

[その名前を聞いて、顔を上げて。
 ちら、と哲人の様子を伺いながら、その話について簡潔に触れた。

 それから、楓馬が話す女の子の幽霊の話。
 哲人が疑問を呈すのが聞こえれば、今は自分から質問を投げることはない。
 ただ、ふたりを交互に眺めていた。]


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