人狼議事


261 甘き死よ、来たれ

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視点:


[燃え尽きても、意識だけは
残ってしまうのだろうか。

ただ、その劫火によって、私は乖離し回帰した。]


 はる

[此処はどこだろう。]

 はーる

[呼びかける]

 はぁるぅ……

[探しているのは]


 どこにいるの。
 もっといっしょにいたかったのに。

 死んじゃうんだもの、ずるい。

[探して、いるのは]


 春ってば!!

 独りで死ぬくらいなら、
 私が殺してあげたかったわ!

[終わりの世界で出会った、貴女です。]


[記憶が、ゆぅらりと頭の中で流れていく。
駅で出会って、コーヒーを飲んで、

もらった貴女の折り鶴は、
私と一緒に燃えちゃった。ごめんね。

一緒にシェルターにいって。
一夜を共に過ごした。
変な意味じゃあなく、ね。

私はずっと孤高を気取っていたから
貴女がいてくれて、嬉しかったのよ。

目を覚ました時、寂しいなんて
そんな思いをしたのは、随分と久しぶり。]


[それから、桜の下に、春はいたけれど
私は、ううん、メリーは
クリスマスの思い出に夢中だったの。

でも、そんな私に近づいて、
あのお星様、飾ってくれた。ありがとね。

木から落ちた時にはびっくりした、
打ちどころが悪くて死んじゃったかもしれないって
心臓が飛び出しそうだった。

相変わらずだった貴女に、
どれだけ安心したことか。

なのに、それなのに]


 置いていかないでよぉ……。

[ぽつ、と零した愚痴っぽい声。
届くかしら? 届いたら、いいな。

メリーは、晴に会いに行っちゃったし、
私――虹野藍にはもう、春くらい気を許せる人が

いないんだからね。*]


 ……むにゃ。

[ざわめく波動が伝わってきて、わたしは目を覚ます。
 感情の波。誰かの、生きてない誰かの感情の波。]

 んー、と……誰、を……呼んでるの?

[ ぼやっとした焦点はわたしの目のせいじゃなくて意識のせい。
 波の源を辿る。一人の女性の姿。]

 藍さん。 ああ……

[死んじゃったんだ、と呟くのを呑み込んで。
 にやり悪戯めいた笑みを作って向けた。]


 春ちゃんだったら、わたしの隣で寝てるわよ。

[ それ以上でも以下でもない――眠りとは違うのかもしれないから論理的な正当性は於いておく――表現で、ちょいちょとさし招くようにした。]

 ほら、ここ。

 ただ、少し眠りが深くなるかもしれないって。
 よかったら、となり、代わる?


アイリスに一枚のメモを見せた。「行きたいとこあったらついてくから」と、書かれているようだ。


メモを貼った。


メモを貼った。


 あら……?

[返ってきたのは春の声ではなく]

 あ、ええと恵都ちゃん?

[こんにちは、と言いかけて、それもどうなのかと首を傾ぐ。
そこで気づくけれど、首元の隆起もなくなっており
両目も見える。なんてすばらしい世界だ。]


─ 桜の木の下で ─
 


 
         ……おやすみなさい。
              また、いつか。
 
 


[あたしの声は、きみに届いてはいないでしょう?
でも、いいんです。
あたしから、きみの姿は見えますから。
きみからあたしが見えてなくても、あたしがきみを見ていますから]



  だから、ひとりぼっちじゃないよ。


[あたしの大切な大切な、妹*]


メモを貼った。


 は!?

[思わずそういう考えをしてしまって、大声を出してしまう。
とはいえ、伝わる人は数少ないのだろうか。

恵都のたましいが昇っていくのもまた、
それとなくは感じていたから、ここは死者の、空間?]

 あ……、春!

[恵都のそばに近づけば
春の姿が見え、ほっとする。
地獄と天国に分かれていたら、なんて杞憂だったようだ。

しかし、これは寝ている。ぐっすり寝ている。爆睡だ。]

 ……いいの?

[となり。と恵都の申し出に、少し照れくさそうにして
こくり。と頷いた。*]


メモを貼った。


─ 独白めいた何か ─

[小さい頃、あたしはシンデレラが大好きでした。

シンデレラは、勿論あたし。
あたしは、いつか王子様が来るものだと思っていたのです。
優秀で親からもあいされる姉ではなく、あたしを選んでくれる人が現れるのだと、そう思っていました。
何にもしなくたって、無条件でしあわせが訪れるんだって、思ってたんです。馬鹿ですね?

別に虐待されたりとかは、ありませんでしたよ。
むしろ、大切に育てられたんじゃないかしら。
あたしの劣等感の源である姉も、あたしにはとっても優しかったです。
だからあたしは、確かにお姉ちゃんが大好きでした。
……両親がお姉ちゃんばかり見るのは、やっぱり、悲しかったですけどね]


      [────いっそ、虐げてくれればよかった]


[そうすれば、あたしはあの人たちを恨めたのにね。
お姉ちゃんが死んだときにも、両親がその後を追ったときにも、責めて責めて、泣くこともできたろうに。
仕方ないなって、赦したりもしなかったろうに。

あたしは、泣けませんでした。
どんな別れも、心をすり減らすばかり。悲しいとか恨めしいとか、そういうことを考えるのも、止めてしまいました。

考えるのを止めて、もう、何もかも捨てたと思ってました。
でも、ねえ。捨てられなかったんですね。
誰かを大切に思う心って、どうやっても捨てられないんですね]


[める。あたしの、たったひとりの妹。

最初はただ、自己投影していただけだったんでしょう。
可哀想なきみに自分を重ねて、それを救って、満足したかっただけなんでしょう。

でも最期の時、穏やかに逝けたのは確かにきみのお陰です。
きみが居なかったら、あたしはきっと、みっともなく泣きわめいていました。
死にたくないって、泣いて、醜く死んでいったんでしょう。
きみには、何度ありがとうと言ってもたりません。

大切な人に最期を看取ってもらえて、あたしはとってもしあわせでしたよ]


               [……でもほんとうは、
    もうすこしだけでも、一緒に*生きたかったな*]


[恵都にとなりの場所を譲ってもらえれば
座り込んで、眠りに落ちている春の頭をそうっと撫でよう。]

 こうして見ると、子どもみたい。

[くす、と悪戯っぽく笑う。
春の年齢もちゃんと聞いていないけれど、
水を弾きそうな綺麗な肌も、やんちゃなところも含め
若いのだろうな、とは思う。]

 メリーメリー。

[貴女は晴のところに行けたかしら?
クリスマスに、渡すことが叶わなかったプレゼント。

私だと思ってね。可愛がってね。
未練がないといえば嘘になるけれど、

私の時間はね、やっと動き出したのだから。]


[過去をトレースするように
眠る春の頬に口接けを落とす。

だけれど、私はあの時とは、違う。

終わりだから、終わったからこそ
もう後悔をしたくないの。

しあわせです。
だから、あなたにもしあわせになってほしいです。

死んだあとにこんなことを言うのは
きっとずるいけれど]

 幸せにするね。

[やわく笑んで、眠った春の髪を撫で続けよう**]


メモを貼った。


【人】 道化師 ネイサン

-昼・危険地帯-

[紙袋を被った人影が、危険地帯の傍で体育座りをしていた。
スーツ姿に手袋、紙袋からあふれ出た長髪が背中まで伸びている。
災厄後はネイサンと名乗っていた女性の、久方ぶりの素の姿だった。]

……ホホ、ホ……

[掠れたように呟く声はピエロの声とは程遠く。
まるで、死に際の鳥のように宙に消える。
眼前には昼も夜も絶えず燃え続ける死の炎の海。
ここは此岸と彼岸を分ける三途の川辺。]

人を笑わせ、人を救い、人を楽しませ、人を勇気付ける。
それが私の………したかったことなのに。

[人は容易く死んでしまう。こと、この三ヶ月は。
毎日撃鉄を落とすロシアンルーレットの中をまだ生き延びているということは、彼女にも何か生きる意味があるのだろうと考えた。
考えて、いた。]

(14) 2016/12/17(Sat) 14時頃

【人】 道化師 ネイサン

[ネイサンを名乗った当初は、記憶喪失だった。
災厄時に大きなショックを負ったのか、外的衝撃によるものか。
理由は判別としない。医者も居ない状況だったため、
彼女はろくな診察も受けられないまま数日間放置されていた。
気がつけば心に駆られるままピエロを演じ、数週間が経った。]

[ある朝、彼女は全ての記憶を取り戻した。]

[ピエロを演じていたのは潜入調査の為。
サーカス団で取引される密売の証拠を掴むため、
極秘調査員の身分を隠して潜入していたこと。
サーカス団員も、調査対象も、指示していた組織も、
全ては災厄の前に崩れ去った。]

[それよりも彼女の心を襲った衝撃は。
記憶を取り戻した時に、自分の知り合いは全員死んでいたこと。]

(15) 2016/12/17(Sat) 14時頃

【人】 道化師 ネイサン

[大切な人の死に目に会えなかった、ということですらない。
大切な人が死んだことさえ認識できていなかった。
心配すらしなかった。探そうとすらしなかった。

それこそ―――道化に相応しい罰の形。]

[もし傍に誰かいたとしたら、ネイサンとは名乗ることなく、
今想起した自分の来歴を独白しただろう。
それにどんな言葉が返されようと、話し終えるまで、その場を立ち去らず。
どんなに空虚なピエロを演じていようとも、その心は人間なのだから。]

(16) 2016/12/17(Sat) 14時頃

【人】 道化師 ネイサン

-夕方・十字路-

[今日も今日とてピエロは一人サーカスの幕を開ける。
遅くなったが再演と相成った。
本日のお題目は一輪車とジャグリング。
壊れた自転車を改造したハリボテ一輪車にまたがって、野球ボールとテニスボールの混合お手玉を六球、手際よく放り投げていく。
さあお立ち会いお立ち会い。
例え人っ子一人居なくとも、見えぬ観客相手にネイサンは芸を振るう。]

[―――これが、それしか生きる術を知らぬ、哀れな道化の日課だった。**]

(17) 2016/12/17(Sat) 14時頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2016/12/17(Sat) 14時頃


 
            あ、 れいくんだ

[此方に向かってくる人影に、あたしは少し弾んだ声をあげました。
ツリーの話、覚えててくれたんだなあって、頬がゆるみます。
ね、季節はずれのクリスマスツリー。変でしょ?
……ああ、そういえば、あいちゃんにこれの意味を聞きそびれていましたね。
彼女の声もこちらがわで聞こえた気がしますし、後で聞いてみるのもいいかもしれません。今はなんだか、お忙しそうですからね]

  おはなみの約束はむりだったけど
  これはもう、あれだね。……うん。
       もう、お花見みたいなもんってことで。

[もし次会っても、ごめんなさいはしなくってもいいですね。
ほらこうやって、あたしも彼も桜の下に居ることですしね。
彼からあたしは見えていないんでしょうが、お花見って桜を見ることですから、間違ってないです。……だめですか?*]


メモを貼った。


 ふーん

[恵都の応えに漫然と返事をする。]


―――わたしの名前は見えてなかったの?
 見えるって何だ、テレパシーでじゃあるまいし。

―――じゃあ、現世は見えてる?
 一応な。

―――現世の人たちの名前は?
 だーかーら、そんなもん見える訳――


―――その頭上に数字があることとカウントダウンされてること、その意味は?
 カウントダウン? 一体お前は…?


―――春ちゃんがさっき見てた人、彼女もうすぐ、こっちに来ることは?
 …は?


[てめえ、何言ってんだ!
と胸ぐらを掴みかかろうとした。

が、唐突に死後の世界の事について尋ねられる。
私の頭では一度に二つの事を考えるのは不可能だ。
其方の方へ思考をシフトする。]

 そんなもん存在しないって思ってたわなぁ…

[色々考えている内に自分も眠くなってきた。

一欠伸しながら、ここは一体何なのだろう、俺は一体誰なのだろう、とふと思う。


彼女が語るものを虚ろな状態で応答しながら、恵都の隣で眠りにつく。]


[はーる、と呼びかける声]

 夢か? 

 いや、違う。

 藍も死んだのだろう。
 ―――昨日恵都が言っていた様に。


[アイツも此方へ来ちまったのかと思う半面、少し嬉しいという気持ちもある。
また逢えたのだ。


こうやって甘えるのも何年ぶりだろう。
意外と悪くない。

目を合わせると恥ずかしさの方が爆発しそうなので、このまま寝たフリを続けることにしようか。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


─ 閑話休題 ─
              
[……そういえば、と。あたしはある人のことを思い出しました。
ある人っていうか、えふくんのことなんですが。
あの人はまだ、こっちにきていないみたいですね。

何となく、こっちがわの人とあっちがわの人、わかる気がするんです。
向こうがわだってちゃんと見えるのに、全然ちがう場所にいるみたい。やろうと思えば、瞬間移動とかもできそうな勢いですよ。わかんないですけど。

でも、彼がいないのって意外でした。
もう、結構な人がこっちがわに来てるみたいなのに。
こう言っちゃなんですが、あまり長生きするひとには見えませんよね、あの人。
それに、あたしにくれたあの煙草みたいなの。あれ、どう考えても手を出しちゃいけない系のやつでしたしね。
ああいうのやってると、長生きできないんじゃありません?しらないけどね]


[意外だったけど、残念だとは思いませんでした。
生きてる方がいいって言いきれませんが、そう簡単にしぬもんじゃないですよ。
生きれる間は、生きているほうがずっといいんじゃないかしら。

……ああでも、彼はまだ、ひとりぼっちの王様をしているんでしょうか。
砦のようなシェルターに引きこもって、夢見るおくすりにすがっているんでしょうか。

そうだったら、なんだか、かわいそうだなって思います。
あの人にとって、生きてるのとしんでるの……どっちのほうが、*しあわせなんでしょうね?*]


メモを貼った。


 める、あたし さむくないよ。
 きみが着てけばいいのに。

[お父さんの上着、大切に着ていたじゃないですか。
上着としても死んだあたしを隠すより、生きてるめるをあたためる方が、ほんもうだと思うんですけどね。

めるの気持ちは嬉しいけど、すこし、心配です。
きみにはまだ、先があるんですよ]



       ……れいくん
       やっぱりきみは、たにんごとだねえ。

[お兄さんが死んでも揺れない心ですもの、あたしなんかじゃ悲しませてあげるのは、無理なんでしょうね。

そういうドライなのも、悪くないかもね。
死んでしまった方からすると、ひどく悲しまれるより、救いになるのかも。
……でも、きみはほんとうにそれでいいのかな]


[口うるさいこと言うつもりも、言える口もないので、あたしはただ二人を見守るだけでした。
二人が別れるときは、一緒にいればいいのにって思っちゃいましたね。

二人とも、心配なんですもの。
めるのひとりぼっちの境遇が、れいくんの壊れかけのこころが、ちょっとだけあたしに似ていて。見なかったことにするの、むずかしいんです。

あたしは少し迷って、その場に立ちすくみました。
二人の行く先は、なんとなく予想できます。
後から追いかけることも出来るだろうって、自分の死体に近づきました]


 
             ……よかったね、未葉。


[きみは種を遺したんですね。
それが、花開くかはわかりませんけど。

未葉、きみはきっと、悔いの残る表情はしていないんでしょう。
頭まで上着がかけられていたって、それくらいはわかります*]


[そうしてあたしは、辺りをみまわしました。
そこに、共に眠る彼女たちだとか、眼鏡の似合うあの子はいましたか?

いたなら、ふらっとそちらに、ちかづいていってみようかな。お邪魔にならないていどにね*]


[気づいちゃった。
寝息が、不自然になって、少しだけ瞼が動いているのだもの。
でも、狸寝入りを決め込みたい理由があるのだろうから
起こすことはせずに、微笑もう。

独白のような、誰かに語りかけるような声は、
優しい響きに聞こえた。
みょんこさんだ。
たましいの色をぼんやり捉え、
ああ、彼女もこちら側にいるのだと、少し複雑な。

だってのらりくらり、生きていそうな印象しかなかったから。
儚く掠れゆく彼女を、私は知らない。]


[姿を視認すれば、ぱたぱたと手を振って
春を寝かせたまま、立ち上がって歩み寄ろう。]

 みょんこさん。
 少しぶりね。また桜の下で寝転んだりしてないでしょうね?

[そう告げた瞬間、みょんこさんの背後に桜の園が広がった。
ああ、そこが貴女が逝った場所なのね。とてもみょんこさんらしいと私は笑う。
こちら側での邂逅を喜んでいいのかわからないけれど、でも私は少し嬉しいのだ。あなたが後悔した色ではなく、いつもどおりのように、見えたから*]


メモを貼った。


[寝転がる二人のうちの一人が、こっちに近づいてきます。
それに、あたしからも近づいていって、にこりと笑いました。

そりゃね、生きてるほうがいいですけどね。
こうして再会するのも、まあ、悪くないんじゃないですか?]

 ね、すこしぶり。

    う〜ん……
    ねころんでるっちゃ、寝転んでる…かなあ。

[でもあたしが生きてたころはまだ座りこむだけでしたし、めるに横にしてもらったんですから、あれは不可抗力ですよ。
それでも言いづらそうに、わざとじゃないよ、なんて苦笑してみせました。

あいちゃん、笑ってますから、怒られないとは思うんですけどね]


  そう、そう。
  きみにね、ききたいことがあってだね。

     ほら、あの…クリスマスツリー?
     あれって、なんなの?

[聞きそびれていたこと、ようやく聞けました。
一度気になっちゃうと、ずっと気になっちゃいますからね。
ささいなことでも、今のうちに疑問は解消しておかないと。

記憶をたどるようにツリーを思いうかべながら、さまよわせた視線は、やがて彼女のもとへ。
彼女の姿を視認して、あたしははてと首をかしげます]


         メリー、どうしたの?

[大切にしていたはずなのに、なくしちゃったのかしら。
心配になって、ちょっとだけ焦ったような表情だったでしょう。
なくしちゃったなら、一緒に探してあげなくちゃかなって]


[みょんこの笑みは、やっぱり思った通りだろうけれど
念の為に聞いてみよう。]

 後悔、してない?
 しあわせ、とまでは行かなくても
 あなたにとって、悪くない最期を迎えられたかしら。

[まー、寝転ぶのは目を瞑る。
わざとじゃない、と彼女も言っているし
ならいいよ。と偉そうに頷いてみせた。]



 聞きたいこと、

[はたりと瞬いて、続く彼女の言葉に耳を傾け]

 あぁ、クリスマスツリー。
 あれはね――…

[口許に指を添え、少し焦らそうか。
と、いうか、私自身も上手く答えが出せていないのだけれど
思案、思案、ああ、そうか。
その正解は、持って行かれちゃったんだ。]

 ……思い出、かしら。
 私ね、クリスマスで時間が止まってた。
 その時に戻りたかったのね。

 世界が終わりかける前、災害に襲われる前。
 私は、一度、終わっていたのかも。


[でもね。と、メリーの行方についても一緒に答えよう。]

 メリーだけ、還っていったの。
 クリスマスの日に戻って、あの子は今頃幸せに過ごしてる。

 ……私は、

[ちらりと春の方に視線を向けたのは無意識だった。
だけれどそんな自分に気づいて、思わず笑う。]

 今を生きることにしたわ。

[死んでるけど、と付け加える言葉は
何の思置きもない、冗談めかしたもので。*]


【人】 道化師 ネイサン

[>>26
通りかかった包帯だらけの少女。
当初は落ち込んだ表情をしていたが、どうやら芸を見るうちに明るくなったようだった。
拍手までしてもらえたことに喜び、追加でジャグリングのボールを飲み込む手品まで見せてしまう。]

ホホホ、お褒めに与り光栄です!
……あら?

[おひねりまでもらってしまった。
ネイサンの手の中には、災害用羊羹。
パッケージの裏にはもう役に立たない災害用伝言ダイヤルの表示まであった。]

ありがとうございます!
……お嬢さん、何か悲しいことでもありましたか?
よろしければ、このピエロめに話してみては。

(40) 2016/12/17(Sat) 22時頃

【人】 道化師 ネイサン

[もし会話が続けば一緒に道連れとして共に少女の目的地へ。
断られればその場で芸の披露を続けるだろう。]

[オンボロ一輪車がキリキリと音を鳴らす。
手元のボールは、手に糸で吊られているかのように正確に掌へ。
時折手品を交えながら、ピエロは芸を続ける。]

[それは、日が暮れて手元が見えなくなるまで続くだろう。*]

(41) 2016/12/17(Sat) 22時頃

 いくつか心残りはあるけど…
 これは、後悔ってゆうとちがうかな。

     うん、わるくない。わるくないよ。

[ほほえんで、あたしは答えます
それは強がりでもなんでもなくて、正しく本心でした。
えらそうな彼女には、ありがとうございます、なんて冗談めかして頭をさげてみせましょうね。

彼女はどうだったんでしょう。
ぽつりと浮かんだ疑問は、後でたずねてみようかしら。
その前に、もっと前から気になってることがありますからね]


     うん、なに なに。
     
[焦らされれば、神妙なおももちで答えを待ちます。
はやく!って言いたいのをこらえて、いい子に……
かなり焦れながら、彼女を見つめました]


 ……思い出。そっかあ。

[やっと与えられた答えを、ゆっくりゆっくり噛みしめましょう。
口は、ほとんど脊髄反射で動いていましたけど]


   きみの時間は、うごきだしたんだね。
   メリーも、しあわせなんだね。
   なら、よかった。


[彼女の言葉の意味をきちんと理解できたのか、それはわかりません。
けれど、あげられなかったプレゼントは、あるべき持ち主のところに向かったのでしょう。
彼女の笑みを見れば、後悔だとか、そーゆーのもしていないって、すぐわかりました。
だから、それで充分です。深く考える必要って、ないですよね?]


 ……前むきになれたみたいで、よかったよ。

[彼女の冗談ににやにや笑いながら、彼女を肘で軽くこづきます。
彼女の視線が向かった先には、ねこけるはるちゃんの姿。
ああ、きみたちももうひとりじゃないんだねって、不思議とあたしも満たされたここち]


 ごめんね、先にあやまっておく。
 気をわるくしないでね。
    あたし、メリーをもってるきみが、
    なんだかちょっと、かわいそうだった。


 でももう、ちがうね。
 しあわせそうで、あたしもうれしいよ。

[メリーの名前を聞いた、あの日。
あたしはこっそり、彼女を哀れんでいました。
だけどもう、あわれまれるべきおんなの子は、ここにはいないのでしょう。それがとっても、うれしいのです]


 ……そっか。
 心残りは、生きている人たちに
 託せるものかもしれない、ね?

[わからないけど、と自信なく付け加えるのは
彼女の心残りが何なのかがわからないから。
だけど、後悔でないのなら、それは昇華出来ると思うのだ。

よかった、という言葉が、とても心に染みる。
シンプルで、だけど全てが集束した言葉だと感じた。]

 ――…ありがとう。
 私も、メリーもしあわせ。


【人】 道化師 ネイサン

>>52
おや……ワタクシの見間違いだったかもしれません。
これはこれは出過ぎた真似を。

[そして語られる、少女の身近な人間の死。
それを報告するために、西のシェルターに向かっていることを。]

―――それは……

[悲しい。それは、悲しくあるべきだ。
正常な人間の魂なら、悲しみを負うべき出来事だ。
だが、目の前の人物は悲しい顔が分からないと言う。
そんな表情ができたのか、と。自分自身をそう評した。]

………ワタクシも同行しましょう。
道中、退屈などさせませぬとも。ええ。

[出来合いの一輪車をキコキコ漕ぎながら、ピエロは一緒に西のシェルターへ。]

(59) 2016/12/17(Sat) 23時頃

[にやにや笑いには、
ちょっとぉ、と小突く肘をぺしりして]

 かわいそう、か。
 ……そう、そうなんだ。

[かわいそうは、あんまり使っちゃいけないって、
子どもの頃にママに教わったことがあるけれど、]

 メリー……あの子に縋って、
 クリスマスにとらわれている私は、
 そうだったのでしょうね。

[それが彼女の感じたありのままなのだから、
私は素直に頷いた。

そして続けられた、ちがう、と
うれしそうにしてくれるみょんこに、一つ微笑む。]


 ねえ、みょんこさん。
 私からも一つ聞いていい?

[ずっと思っていた疑問を、いまさらだけれど
ぶつけてみることにした。]

 あなたは、なぜ
 みょんこ、という名前になったの。

 その、みょんってして可愛けれど
 ……本当の名前は、? 

[忘れてきたのか、置いてきたのか、捨ててしまったのか
灰かぶりの彼女を知らずに。

家族からもらった名前を、
私のように、ぬいぐるみに渡してしまったり
彼女のように、別のものに変えてしまうのは

少しだけ、悲しいから*]


道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2016/12/17(Sat) 23時頃


【人】 道化師 ネイサン

-西シェルター・夕暮れ-

[あまり良い噂を聞かない西シェルター。
エフなる人物が支配する王国体勢の土地。

と、ネイサンがその場所についての知識を思い出していると、隣からそれなりに大きな声が飛ぶ。]

……そ、それでいいのですか?
中に入って言った方が…?

[少女、メルヤがそのままその場を離れるようであれば、
ネイサンは中に入って様子を伺うだろう。]

(61) 2016/12/17(Sat) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

- →西シェルター内部-

お、お邪魔しますよー……ホホホ……?

[シェルター内はしんとした空気に包まれていた。
何個か扉を開くも空振りに終わり、暗闇の中ネイサンは途方にくれる。

だが、静かな場所こそこの道化の真骨頂。]

Ladies and Gentlemen!
Here is the Circus show of Silly Crown!!!

[シェルター内に響き渡るように大声を張り上げる。
本当に無人なのかを確かめるために。
メルヤから聞いた、『みょんこ』なる人物が亡くなったことを。
キチンと伝えるべき相手に伝えなくてはという、それだけの思いで。]

[誰も止める者がいなければ、一晩中無人のシェルターをたった一人のサーカステントに仕立て上げ、延々とワンマンショウを繰り広げただろう。*]

(66) 2016/12/17(Sat) 23時半頃

 
 ……そうだね、あとはあの子たちしだい。

[心残りのその形を彼女に伝えることはしないけど、あたしは同意しました。
死んでしまったあたしには、もうどうもできないのは確かなことですもの。
あとをつむいでいくのは、彼ら彼女らのお仕事です。

幸せだと言う彼女には、やっぱり笑顔を見せて。肘を叩かれれば、唇をとがらせてみせましょう。
死んでいるのに、こういう何気ないやりとりができるのって、なんだか不思議。

かわいそう、って。確かにあまり人に向けちゃいけないことだと思います。
だけどあたしってば、ひとをかわいそがるのが大の得意なんですよね。性格、わるいですから。
気をわるくされるかもってわかってて言ったのは、ある種の贖罪なのでしょうけど]


 
 どうぞ。
 なんでも……とは、いかないけど。

[そうして聞いた問いは、今更といえば今更なものでした。
まさかそんなことを聞かれるとは思っていなかったので、きょとりと目を丸くしてしまいます。

でもこれも、彼女の時間が動きだした結果なのでしょうね。
訪ねもせずに奇妙な呼び名を甘受してくれたのもありがたかったですけど、こうして名前を尋ねられるのも、そんなにわるくはありません]


      あたしの名前は、青柳未葉。


 みよ、って 未だ葉っぱ、ってかくんだよ。
 もう、なにかんがえてんだって感じだよね。
 もっとかわいい名前、つけてほしかったよ。

[大嫌いだった名前を、けらりと笑って伝えます。
両親の死んだあの日に、捨ててしまおうとした名前。
それの代わりにかつて使っていたあだ名をもってくるあたり、やっぱりこれも捨てきれてはいなかったのでしょうね。

そろそろ、捨てたはずの未葉をもう一度拾いあげましょう。
終わりの先にある、生のために]


 
  ……って、わけで。
    あらためてよろしくね、あいちゃん。


[言って手を差し出したら、握手してもらえましたか?
彼女がためらうようでも、むりやりその手をとって握ってみせたでしょうけどね]


【人】 道化師 ネイサン

>>67
オホホホ……!食料ならもう持っているので。

[ババーン!とオノマトペの付きそうなくらい高らかに災害用ようかんを月明かりに掲げる。]

貴方が……"エフ"さんで?

[災害用ようかんとその辺の本二冊をクルクルとジャグリングしながら、ソファで気だるそうにしている男へと話しかける。]

ワタクシ、直接会ったわけではないのであまり内情は存じ上げませんが…
メルヤちゃんという、包帯を巻いた女性と一緒にここへやってきました。
その子が云うに、みょんこさんという眼鏡の女性が亡くなったとか……
貴方、ご存じありません?伝言を頼まれてたみたいなのですが。

[暗い部屋で、男の表情は読めない。**]

(69) 2016/12/18(Sun) 00時頃

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注目:ネイサン 解除する

処刑者 (5人)

ネイサン
3回 (7d) 注目

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死者
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