人狼議事


129 【DOCOKANO-town】

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視点:


[突き入れた棍の先から、魔弾が放たれる。
至近距離でこれを受けたことはなかった。

身体に来る衝撃で芙蓉の身体が宙へと跳ねた]

 ――――!

[考えたのは、なにより。
自分の部屋のあれそれを思ってしまうのが私らしい。
白が勝つなら又復帰できるのかも知れないけれど

意識が途切れる間際、ラルフの呼ぶ声が、聞こえた]


武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2013/07/07(Sun) 00時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 武家の娘 沙耶

……情報の、共有……、

[ヴェラの言葉に、ああ、と]

……意味は……あるよ。

[正しいかも判らない情報では、あるけれど]

……ナユタが言ってた。
真偽については自分で考えて……って。

だから、伝えたあと、どう咀嚼するかはフィリップが……、

[と、11人の内訳を伝えようとしたところで]

(24) 2013/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

……芙蓉は、白よ……、

[沈痛に、応じて。地下駐車場には、重く、首を振った]

(28) 2013/07/07(Sun) 00時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 武家の娘 沙耶

……、

[移動メニューを眺め、二つ、消えているのに目を落とし。

そして――もうひとつの変化に気付いた。
このステージ、城址公園の人数が、3から5に増えている]

……ヴェラ、フィリップ。二人、来た。

[混乱しながら――やはり、警戒を]

(40) 2013/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

……ええ。
巻き込まれても、あれだし……、

[離脱するというフィリップに、頷いたあと。
手を伸ばし、抵抗されなければ、ぐっと引き寄せる]

あと三人……ミルフィ、ラルフ、フランシスカ。

[十一人。先に告げた面子と、ヴェラ、芙蓉。それを除いたメンバーを、囁いて]

……判断は、自分でして。

(46) 2013/07/07(Sun) 01時頃

【人】 武家の娘 沙耶

……気を付けて。

[フィリップの耳元で、そう続けて。ああ、と]

……あなたが白だとは、誰からも、聞いてない。
ついさっき、会った、ナユタからも……、

[だから、あなたの白は共有情報じゃない。
そう言ったあとで――十人前後いて、誰一人、彼を白という情報が出ていないのはどういうことか――と、今更になって]

(61) 2013/07/07(Sun) 01時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

[そうして――フィリップが離脱したあと]

……ヴェラ。

[くいと、服のどこかを摘まんで。
幾らか項垂れたまま、ぽつりと、口を開く]

……私、芙蓉のこと、あんまり知らなかった。

だけど……仲間、だったよね?
ああして話して……少し前まで、一緒にいて。

[ふるりと、かぶりを振って]

来た二人が、赤なら……、やろう。
ここは――私のホームなの。だから……やれる、から。

[そう呟いて――身構えた。自分たちを差し置いて、先に戦闘が始まるとは、思ってもおらずに**]

(87) 2013/07/07(Sun) 02時頃

[倒れた時に負った痛みは、実のところもう良く覚えていない。
痛かった、と思うのだけれど、それは一瞬で、今はもういたくなかったから。

気付いたら、私の意識はこの中にあった。
どういう状況かわからないけれど。
姿は「芙蓉」のままだ]

 あー、負けちゃったか。
 だってあれ64超えてるでしょ。
 あと一ヶ月あればなぁ……。

[黍炉を64まで上げて芙蓉に切り替えけど、芙蓉のレベル自体は50に届かない。
必殺技はあと二つ残っていた。

最後に呼んでいたのが気になって、ラルフの姿を探す。
寺院からはいなくなっただろうから、と他のステージをくるくると回って]


―床彼城址公園―

[そこに来た時にラルフの姿が見えた。
聞こえた言葉に一瞬止まる]

 帰れてないよ。
 どうなんだろ、帰れるの、かな。

[今までも負けた後に観戦モードで見ることは出来たけれど。
ログアウトの文字はいつまでも現れない]

 帰れないと、困るんだけどなぁ……。
 せめて処分してからって、思うよね。
 しかも乗っ取られたらそいつが私のもの使うわけでしょ。

 やんなる。

[はぁ、と溜息をついて、その近くにふわりと*佇んでいる*]


―― 地下駐車場
   あるいは彼女の終の棲家にて ――


[彼女――便宜的に彼女と呼ぼう、
彼女の周りには音を立てて試験管が転がった。
勿論、その中身は全て空であったが、一筋二筋残った液体が
何色かを示している。一つは緑、もう一つは橙。
これらを彼女がどうしたのかは、想像に難くない。
飲んだ。すべて。
自殺願望があるでなし、ただ単に、彼女は、
リアルかゲームのどちらかに
認識を偏らせることが出来なかっただけだ。


手段の一つを試験管に見出してしまった。]


[ここで彼女の思考を一つずつ取り出すのは避けよう。
ステータス「混乱」にふさわしく、彼女の思考は取り留めもなかった。
もっとも異常状態に陥る前から彼女は「混乱」していた。
それは事実だ。
よりにもよって、攻撃手段の薬品で
傷を治そうとするくらいに「混乱」していたのは疑いようもない。

けれどその「混乱」も、一時的には彼女の役に、立っていた。
神経を焼く痛みから立ち直らせた。忘れさせた。
それが結果として彼女の為になったかは、また別の話だが。]


[話を戻そう。
彼女がいかにして、死んだのか、だ。
「混乱」した彼女の記憶はひどく曖昧な酩酊状態であった。
よって記憶の整理もかねて私が陳述している。
だからこそ、語るべきは彼女の死に方だ。

薬品を飲み干した後、喉を焼くような感覚を経て
彼女は自由になった。
彼女を捉えた痛みから抜け出した。
そんな最中に聞こえてきた足音、声音は、
彼女に恐怖を与えずに喜ばせた。]



[彼女は立ち上がろうとしたが、うまくいかなかった。
痛みの閾値を無視する薬品は彼女を真には自由にしなかった。
ちょうど私と同じようなものだ。

膝から下が動かないことに唇を――桜色だった――
尖らせて、けれど彼女は、来訪者に手を振った。
傷口を圧迫した指は、爪の間にまで赤が染み込んでいたが、
その指でもって来訪者を歓迎した。実に嬉しげだった。]


   『ヤダ 嬉しい
  会いに来てくれたの 

 アナタに似合いそうな』

[似合いの、何であるか、は私は知っている。
けれど書く必要はないだろう。
事実、彼女の言葉は一瞬にして途切れた。]


[ひどく、肉感的な音がした。
かろうじて骨に垂れさがっていた肉なのかもしれないし
弾けて消え損ねた表皮たちなのかもしれない。
そういったものが削げて剥がれた音だ。]


[一瞬、彼女はやはり不思議そうな顔を浮かべる。
動くべきものが動かず、感覚の薄れた結果だ。
それは遅れて焦燥となり、それはようやく、不快と結びつく。
一方的な怨嗟――と言い切るには不確かだが、
それが彼女の精神を、薬で一時的に混乱した精神を引きずりあげて
更に惑乱とした精神状態へさせた。]



  『  ―― …… 、
   チョット
   女の子なんだから 止めてよねっ』


[彼女が手を振るえば、
乾ききらない自身の血液と一緒に試験管が飛んだ。
彼女が似合いの台詞を吐けば
注射針が地面から湧き出た。]


[けれどそれらはあまり、意味をなさなかった。
月光の下で捕食者然とした笑みを見せた時は違い
人工的な明かりの点滅の下で単調な攻撃を仕掛けるのは彼女だった。
もっとも、押し気味なのが黒檀の女性であるという点は相違ない。]


[「混乱」が彼女の脳を弄る。
指が痺れた。投げる方向が定まらなくなる。
コート内部から引き出そうとした手は何もつかめなかった。
何もないわけではなかった。
彼女は手を伸ばそうとした。
しかしその手には何もなかった。
彼女の言葉を借りるなら、『幸運の女神のせい』だったのかもしれない。
つまるところ彼女には、女神の微笑は貰えなかった。
獰猛な肉食獣が嗤うというのに。]


 『 ――  、っ 』

[「混乱」は、肝心なところで消え始める。
だんだんと明らかになっていく感覚が、彼女の脚を刺し
そして新たに掴みあげられた毛髪を通じて頭部に生じる。
ようやく、脳の深層から恐怖が湧き出した。
そしてようやく、彼女も認識をし始める。
彼女を苛むのは痛みではなく、死の可能性だと。]


[こわい、と思った。
浅い呼吸だけを繰り返す喉は、発声の機能など忘れたように
呼気によって震え、慄然によって痙攣する。
助けて、と誰かに乞う言葉も彼女は思い出せなかった。
ただ眼前に広がるビターチョコレートの獣が、ひどく、恐ろしかった。]


 『  、……   』


[呆然と瞬く顔面に、桜色が広がる。
悲鳴を上げるのも泣くことも忘れた、薄い切れ長の瞳は
ただ眼前の「恐怖」に注がれた。
頬に塗りたくられる生暖かいべた付く温度も気にできないまま
恐怖が何か口を開き、閉じ、また口を開くのを眺めていただけだった。
条件反射のように口唇が戦慄いただけだった。]




[こわい、と、明確に唇が動く。
単なる事実のように動いた。
触れた指のやわらかさはどこか、何かを思い起こさせる。
けれどいま、彼女に伸ばされた指は一対だけだった。
彼女から伸ばす腕は地下駐車場のどこにも在りはしなかった。]


  『 ―― !
   や、    ……っ』

[遮ろうと上げた手は重い。
喉に触れた嫋やかな指が軟骨を押しつぶす。
鈍い音がした。脳内で響くような大きさで。

血に塗れた手が無意識に、嫋やかな手に這い寄る。
けれど到達する前に 新たに走った電気信号に潰された。
脳の回路が白く焼き切れたようだった。
点滅を繰り返す電燈が脳内にそのまま入り込んできたかの、ように]



[手放された上半身は支えもなく、前に倒れ込みかけ
また火花が散った。脳が揺れた。
感覚器官が悲鳴を上げる。
傾いだ上半身に引きずられ、脚が浮きかけ、それもならなかった。
もはや彼女の自由になる部位はどこにもない。

湿った床に倒れ伏す彼女の上には言葉が降り積もる。
彼女の薄い唇は、もうすでに桜色ではなかった。
口中に溢れた血と断続的な言葉の欠片で埋められる。
「嫌だ」「こわい」「死にたくない」
繰り返す言葉の内いくつを彼女が認識していたのか、不明だ。]

 『やだ  、っ……や、だ
   こわ、しにたくない
 
         、だ   死ぬの、は、』


[降りかかる言葉を埋めて消すように、
彼女の内から零れた血液と、不明瞭な言葉が駐車場の床を這う。

彼女の唇はほど黒く、瞼を鮮やかな赤が彩った。
ピーコックグリーンは紅に染め変えられる。
痙攣のような動きで彼女の瞼は震えた。
隙間から入り込んだ紅が彼女の視界を歪ませる。
歪んだ視界、痛むのか痛まないのかももう不明瞭な世界で
彼女は視界を更に開きかけ、そして]


[彼女を襲ったのは再びの激痛であったが、
それに悲鳴を上げる前に、彼女の体力ゲージは0を記録した。
痛みの余韻を感じる暇がなかったことを
喜ばしく思うべきかは、不明である。

体力という数値が彼女を救った。
現実であればどれほど、苦しみが長引いたかは知らない。
けれど、甘い色の獣が、
さながらゲームであるように技を繰り出していたら
より、救いだったであろうことを、私はここに明記しておく。
彼女が認識から掬い取った事実は、“現実で在り得るように”甚振られたこと。
ゲームらしさがあったならば、
通常の、観戦モード移行もスムーズだったろう。

彼女の認識は、いまだ揺れている**]


メモを貼った。


【人】 武家の娘 沙耶

……やり合ってる?

[仕掛けたダーラと、防戦するラルフを認める。
ナユタの話によれば、ラルフは自称白――ああ、そういえばこれで全員と会ったことになる。
もっとも、セシルはこちらが一方的に覗き見ただけだから、会ったというには無理があるかもしれないが]

ラルフと敵同士……、って、いうことは。

[自称白のラルフと戦っているのだから、ダーラは赤。そう考えるのが、ごく自然]

(110) 2013/07/07(Sun) 12時頃

【人】 武家の娘 沙耶

[ダーラは赤。その情報に、頷いた]

――承知した。
ここは私の舞台だ、後れは取らん。

[答え。
先に動いたヴェラの背を眺め――小さく、呟いた]

――私は沙耶、私は沙耶。

[だから、やれる――容赦なく、やる]

(122) 2013/07/07(Sun) 13時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

[刀を抜き払い、正眼に構え――そこから、ゆらりと刃を動かしていく。
闇を斬るように、剣を運ぶ。実際に、斬っているのかもしれない。戦いを忌避する弱い心を]

――……、

[――沙耶のホームステージ補正は、相手に作用するタイプのものではなく、沙耶の強化である。
通常攻撃を含むすべての斬撃に飛び道具の打消し判定と防御無視効果が付加され、沙耶が苦手とする遠距離タイプや重装甲タイプへの相性が改善される。

これに加えて、ホーム限定の必殺技『夢想剣』が使用可能となる。
無念無想、無意識に剣を振るうことで意識した剣技を超えるという一刀流の奥義であるが、ロクヨンでは単純に全ステータスを強化するという、初心者向けキャラクターらしい効果の技として再現されている。
発動の前段階として、五行の型をとる必要があり――それがいま、沙耶が虚空に刀を舞わせている理由だった。

――余談だが、読みが『むそう』であることから、この状態の沙耶を指して『沙耶無双』と呼ぶプレイヤーもいるとかなんだとか]

(127) 2013/07/07(Sun) 14時頃

【人】 武家の娘 沙耶

[――そうして、刀の舞を終えれば。次に斬るのは、敵だけだ]

――……沙耶、推して参る!

[タッと、地面を蹴った。
ラルフの援護に回ったヴェラとは異なり、一直線にダーラに向かう。
その突進は、あの放送の前、いまはもう存在しないホテルでのそれよりも速い]

此度は逃がさんぞ、女帝……!

[大上段に構えた刀が、月光に煌めく。
小細工も読み合いもない。数の優位とホームの優位に任せての、愚直な突撃。
ダーラがどう出るかは、出たとこ勝負。
間合いまで踏み込んで、袈裟に斬り込むことを、ただ考えた]

(128) 2013/07/07(Sun) 14時半頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2013/07/07(Sun) 14時半頃


【人】 武家の娘 沙耶

――ヴェラ! ラルフ!
ここで討ち取るぞ! 囲め、逃がすな!!

[三対一という優位、しかも自分のホームステージ。
相手は、ほぼ明らかな赤。敵の数を減らすには、これ以上とない好機]

赤の連中はナユタと芙蓉をやった!

奴等から仕掛けた戦だ――最早、容赦も慈悲も要らん!!

[――そう、"沙耶"が叫ぶ。"沙耶"はやれる、"沙耶"は斬れる]

(130) 2013/07/07(Sun) 15時頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2013/07/07(Sun) 15時頃


【人】 武家の娘 沙耶

[肉を断つ感触が、刃を通じて伝わる。
ホームとはいえ、流石に、一撃で仕留められはしなかったが。
ならば二撃で持っていけばいい]

――せっ!!

[袈裟に斬り込んだ刀を返し、斜めに切り上げるように運剣を繋ぐ。
が、これはダーラの鞭にぶつかり弾かれる――刀と鞭が相殺するのも不思議なものだが、その辺りはゲームである。
沙耶だって、玉響でレーザーなんかを斬り落とすなんて物理法則を無視したミラクルがあるので、そこはそれだ]

――そうとも、私たちは白だ。
三人相手に仕掛けるとは無謀が過ぎる――蛮勇のツケは、その命で購え!

[そう、ダーラに啖呵を切って]

(163) 2013/07/07(Sun) 17時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

[続けて仕掛けようとしたが――闇魔法の連打。
でたらめな狙いのそれは予測が難しく、真っ直ぐこちらを狙ってくるよりも厄介か]

――逃がすか!!

[そうして、ステージ移動の操作に気付けば。
AGIも上昇しているとはいえ、移動操作の完了に間に合うかどうかは際どいところだろう]

待て――その首、此処に置いていけ!!

[逃走を選んだダーラに叫び、消え行くその背に向かって、刃を一閃する――果たして、手応えはあったかどうか]

(164) 2013/07/07(Sun) 17時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

――っ!?

[ダーラを援護するような炎撃に、手元は狂った。
最後の一刀がダーラに届いていたとしても、仕留め切れるほど深くはないだろう]

くっ――何をやっている!?

[沙耶は――というか、沙耶の中の人の――は、破滅的に察しが悪い。
いまや確実な赤となったダーラを、ラルフが庇うような動作をみせて尚、それが示す明確な事実へと即座には到達し得なかった]

(173) 2013/07/07(Sun) 18時頃

沙耶は、ダーラを仕留め損ねて、小さく舌打ちした。

2013/07/07(Sun) 18時頃


【人】 武家の娘 沙耶

――……、っ。

[こちらもステージ移動して追撃をかけようとしたが――ラルフの様子は、それを許すでもない。
というか、どこに移動したか判らない――大抵はホームへの逃走が常套手段だが、ダーラのホームを知らなかったので]

――三人がかりで、しかもホーム。こんなチャンスで、取り逃がすなんて。

あなた、なんなの? 誤射なの? 莫迦なの? 阿呆なの?

[と、ラルフを睨んで――芙蓉の名が出れば]

……芙蓉と一緒にいたの?

[それには、目を丸くした。一体、誰が芙蓉をやったのか]

(176) 2013/07/07(Sun) 18時頃

【人】 武家の娘 沙耶

……騙ってた?

[ヴェラの言葉に、首を傾げる。
いやしかし、いまの話では、白の芙蓉を守ろうとしていたというのだから、それなら白になる気もする。
でも、いまは赤のダーラを――考えて、こんがらがった]

(182) 2013/07/07(Sun) 18時半頃

 やめて、私のために争わないで!

 ――――……って言った方が良い場面?

[良くある揶揄に使われる台詞を吐いて、三人の上に浮かんでいた。
地面に立つことも出来るけれど、あまり意味がない気がして浮かんでいる。

そもそもラルフを追ってきたのは、彼の真意を知るためだった。
紅だといっていた。
結果騙されたわけだけれども、別にその事はどうでも良いと思っている。

元々紅である可能性は考えて共闘は組んだのだから]

 これが、実際にただのイベントなら、笑って済ませるんだけど。
 ここまで来てもログアウトできないんじゃね。

[死んで欲しくない、でも、ラルフはジェームスと一緒に行くと行っていたから、つまりは紅側として行動するって事だ。相手のゲーム内での生存を願ったところで、紅が勝てば白は皆この中において行かれる。
つまり、彼はまだこれをただのイベントだと認識していたのか――]


 でも、ここにいても、仕方ないな。

[真意を確かめたとして、もうどうすることも出来ないのだから]

 クリスなら、この状態の見えるのかな。

[いつもと同じなら、見えるはずだ。
どこにいるんだろう?
彼女のホームで待っていれば会えるかも、とその場から消える**]


武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2013/07/07(Sun) 19時頃


武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2013/07/07(Sun) 19時頃


【人】 武家の娘 沙耶

――つまり、貴様も敵ということだな。

[ラルフの告白を、そう、端的に理解した。
話すあいだの表情。芙蓉と彼のあいだに、果たして何があったのか。
だが、ともかく敵だというのなら――“沙耶”は逡巡しない]

……逃がすか!

[移動の兆候に、一足飛びに踏み込み、同時に刀を薙いだが――間合いも遠く、届いたかどうかは怪しい]

(204) 2013/07/07(Sun) 19時半頃

――       ――

[眼球のめり込む
言葉が降りかかる
手足の感覚は薄く 否 踏みにじられた箇所が燃えて
視界が熱い 色は揺れる 声は出ているけれど
譫言のように流れ出る音に 今や意味はなく

喉をこみ上げ気道を圧迫する熱がなんなのかを
理解するには遠く及ばず
ただ息の詰まる 声の出ない一瞬を 電燈の点滅が埋めた]


[そこには降り積む言葉があった]


   ――……  、っ


[極限に見開かれた眼が捉える景色は、――6]


メモを貼った。


―― 床彼大学・体育館 ――

[大学だ。
馴染みの深い場所ではない、けれど見た場所だ、
戻ったのだろうか。戻った? なんで?
あああそうだログアウト出来ないとか、そんな話になって
だからなんだかよく分からないけど、
違う、夢だったことがかなえられて、可愛い服、わたしには着れない、
共闘   服 手を掴んで]

   ァ、

[空間をも飲み込まんと開かれた瞳孔は、揺れなかった。
眼振すらも放棄した状況把握が行われかけ、無駄に終わる。

服。目を降ろした先の服は、白く、
常の自分が着ない色だ]


【人】 武家の娘 沙耶

――……、千客万来だな。

[新たな来訪を告げる、アラートに。ひゅっと振った血刀から、地面に雫が散る。
そういえば、血まで再現されているのだと、迂闊に納刀は出来ないなと、ふと思う。
懐紙はあるけれど、出来れば、水で漱いで、脂も落とせるなら落としたほうがいいだろう。
いや、まあ、刀が錆びるほどの時間、ここで戦い続けることになるかは判らないけれど――、]

……手負ってはいないな、ヴェラ?

[一応、そう確認して]

……敵なら、今度はあなたから仕掛けて。
あなたが隙を作ったところで、私が斬り込む。

[と、頭に昇った血も幾らか治まって]

(233) 2013/07/07(Sun) 21時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

……とはいえ、相手が見当たらないことにはな。

[ふむ、と。ヴェラを見遣って]

忍びの者であろう、お主。探れたりはしないのか?

[と、一応、訊ねてみたり]

(236) 2013/07/07(Sun) 21時半頃

  ……、  い、や、―― 

[瞬時にコートが赤く染まった。
コートだけではなく、視界が、紅く。
視界に入り込む赤と共に音が聞こえる、音、言葉だ。
低い、明確に敵意を、殺意を孕んだ降り積もる鼓膜を、燻らす、たちのぼ
地面に倒れてるのは ]


   ………………  ゃ だ

[エナメル質のこすれる音。
何の音か把握する前に視界を黒が覆った。
髪を掴む、誰の手だっけ、自分の――違うこんなに、強くない。

一瞬、常の、視界を遮る黒髪が、見え
倒れ伏した女が、前髪もなにも伸ばした、女が、いて
女の顔面が蹴られて、髪が跳ねる。顔が見えた。]


武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2013/07/07(Sun) 21時半頃


  ひ、っ …… 、ぁ 

 あ、あぁあ

[「死ぬの嫌だ こわいしにたくない」
呟いた自分の言葉を上書きしていく、降り積もり、堆積する音。
死ね、一人で空回って、だから死んでも、生きても無駄?
どこにもない。


誰が?  お前なんてどこにも]

   

[ぶち、と音がした。抜けた髪が指の間からはらはらと散る。
それを追うように両手の指が頬に降りる。
小刻みに震えるその指は、けして閉じられず、
体育館を、幻想を、整理の為された混乱の記憶を伝え。]


[慟哭にも成りきれない呼気の、震える音が響く。
閉じることを忘れた眼から流れるものはなかった、けれど。
肺まで下りきらない呼吸がその代りのように荒々しく]


    ――……  たす、 けて
 
[とうに遅くなった、もう意味のない単語を、
呼気の合間にそれだけ零した。


観戦モードとなったキャラクター、ジャニスは
ジャニスらしくロングコートを身にまとい
常のピーコックグリーンを目蓋に煌めかせ、
その薄い唇だけが血に濡れたように赤かった。]


【人】 武家の娘 沙耶

[探索をヴェラに丸投げして、ひとまず懐紙で刀を拭いながら、軽く首を傾げる]

ん……、確かに。
この場に複数人がいると知って、移動してきたのだと思うが。その割には……、

[数の不利を押してもやる気がある敵ならとうに仕掛けてくるだろうし、味方なら出てこない理由がない]

……ロクヨンで、刀の手入れをする日がくるなんてね。

[呟いた。朱に染まった数枚の懐紙を、はらはら捨てて。
本物の刀なら、もっときちんと手入れをすべきなのだろうが、そんな道具もない。
そうして、血の拭い残しがないかだけを確かめたあと、鞘に納め。戻ってきたヴェラに、首を傾げた]

――……誰もいない?
分が悪いと思って、退いたかな。ここは城だし、私たちはどちらも和装だから。

[どちらかのホームステージと思ったのかもと、そう継いで]

(251) 2013/07/07(Sun) 22時頃

【人】 武家の娘 沙耶

[一覧の、ほかの人数を流し見る。まだ訪れたことのない、バーに複数。
敵のホームである心配がないサンタワールドや屋上庭園にも、一人づつがいる]

殴り込みか……バーが、多いようだが。
両陣営で戦闘中か――それとも、どちらかの陣営が固まっているのか。

屋内ステージだろうから、私にとっては悪い場所ではないが……、

[表示がすべて敵だとするなら、それこそ流石に蛮勇というものだ]

……殴り込むなら、サンタワールドか屋上庭園の一人を狙うほうがいいだろう。
その二箇所なら、敵のホームでは有り得ない。二対一で、優位に戦えるだろうから。

[或いは、と。別の選択肢を]

……ナユタや他の仲間を探すというのも、あるな。
今のところ、皆、ラルフが白だと思っているはずだから。

(254) 2013/07/07(Sun) 22時頃

メモを貼った。


―床彼サンタ・ワールド―

[そのフロアに現れると、クリスマスの姿を探した。
まだ、ジャニスも落ちていることは知らない。

その姿を見つけると、浮いたまま移動してからその傍に降り立った]

 クリス、私のこと見えている?

[確認をしたのは、同じ観戦モードなのかどうか]


メモを貼った。


【人】 武家の娘 沙耶

……ん、そうみたいね。
ミューズホールも……あら?

[目の前で、それは二人に増えていた]

殴り込みでも、別行動でも、私はどちらでもいいけど……、

別行動するなら、うん、そうね……こうしましょう。
自分のホーム以外で敵と出会ったら、一度、お互いを呼びに行くの。
勿論、元の場所に敵が残ってるとも限らないけど……そうすれば、比較的、安全でしょう。

[最後に残っていた味方の人数で勝敗が決まるのなら、なるべく安全策でいきたい]

(271) 2013/07/07(Sun) 22時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

まあ……勝てる相手だっていうなら、別だけれど。

[と、提案を締めくくった。それを受けるかどうかは、ヴェラ次第だが]

……どちらにせよ、移動はすべきかしらね。
ダーラやラルフが、大勢連れて戻ってくるかもしれないし。

(278) 2013/07/07(Sun) 22時半頃

 そっか、見えるんだ。じゃあ観戦モードと同じ状態ね。

 でもねクリス。一つ問題があって、いつもは出来るはずのログアウトが出来ないんだ。
 それともう一つ、地下駐車場って誰のステージだったの?
 そこにも行けなくなっていたから。

[ステージ一覧を見ることは出来るけれど、その名前は寺院と同じく消えていたから]


【人】 武家の娘 沙耶

はいはい、気をつけて。
じゃあ、私は屋上庭園に行ってみるわ。

[ヴェラに、ぱたぱた手を振って。ヴェラが転移したあと――]

――……は、ぁっ。

[ぺたり、座り込んだ。演じるのが、もう、限界だった]

……は、あはは。
斬った、斬ったよ……私、人、斬ったよ。

(284) 2013/07/07(Sun) 22時半頃

 いつもは、出来るよ。
 でも多分、勝負がついてもログアウトは出来ないだろうね。負けた方は。
 チュートリアルキャラのクリスにはわからないだろうけど、痛みも全部、そのままだから。
 やっぱり、いつものゲームとは、違うよ。

 現実なんだ。

 ――――ジャニスか。どっちだったんだろ?
 今どこにいるか、わかる?


【人】 武家の娘 沙耶

[ダーラには、それなりの深手を与えたらしい。
野外ステージというのに、血の臭いが漂っている。
最後の一撃を、思い返す。ラルフに、妨害されなければ。
いや、あと何センチか、踏み込んでいたら――ステージに残っていたのは、ダーラの髪ではなく首だったはず]

……は、あは、は……、

[荒い息を吐く。戦闘の余韻が、未だ残る血の臭いが、ひどく感情を昂ぶらせている。

子供の頃、憧れた戦国の武士たちの戦い。
高校生の頃に読み耽った、西洋の騎士物語。
あるいは、大学に入って知った、ホメロスの描く雄大な戦場叙事詩。

――そう、憧れ続けた彼らの末席に加わったといってもいいだろう。
アーサーの騎士たちや、シャルルマーニュの十二臣将、ハゲネらブルグント族の騎士団、大いなるエル・シド、風強きトロイアの野で死力を尽くした数多の英雄たちの。

この現代では、非力で弱い女の自分では、絶対に手が届かない。そのはずだった]

(301) 2013/07/07(Sun) 23時頃

 体育館、か。
 会ってどうなるってもんでもないけど。どちらなのか死んだ今なら嘘つくこともないだろうし。

[白、だったはずだけれど
あれだけ人数が多かったのだから、ラルフ同様偽っているのかも知れなくて。

と、ヴェラの姿が見えた。
ちらちらと手を振るけれど、もちろん見えるはずもない]


【人】 武家の娘 沙耶

[ひとしきり、うずくまったあと]

……やだ、私……、

[自分の身体に生じていた変化に、はたと気がついて。
ひどく赤面し、動揺もしたあとで、ヴェラと別れたあとで良かったと、安堵した。

けれど――この昂ぶりを静めるには、いま少し、なにか]

……、

[ステージ一覧を眺める。人がいるステージ。
墓地なんて、陰気臭くて今の気分には合わない。
見慣れた大学のステージというのも、現実感がしそう。
競馬場は――――だから。ああ、なんだ、パッとやるならバーしかないじゃないか]

(305) 2013/07/07(Sun) 23時半頃

 ああ。
 一つだけヴェラに教えといて。

 ラルフくんは悪くないよって。庇おうとしてくれたし。
 二人がかりでやられたわけじゃないから。

 全部私の実力不足。

[クリスマスに言付けを頼む]


 ジャニスは白、か。でも、自称なんでしょ。
 白か紅かは本人しかわからない。

 直接聞いてくるわ。

[ここにいても、どうせ参加者には姿は見えない。
やはり見えないらしいヴェラを苦笑して見つつ]


【人】 武家の娘 沙耶

―Bar『Somewhere』―


[――まるでドアベルのように、新たな来訪を告げるアラームが鳴ったろう。

ここへ転移したのは、何故だったろうか。
戦闘の昂ぶりを、酒が鎮めてくれるかもしれないと思ったからか。
それとも、現実では縁のない、盛り場のバーなんていう場所に今なら入れると思ったからか]

――お邪魔します、ね。

[勿論、幾つかの判断はした。
味方ばかりなら、酒の一杯も飲んで、落ち着けばいい。
敵味方が争っているなら、自分の増援で戦局が動くだろう。
敵ばかりなら――まあ、狭いステージなら、人数の優位はそこまで絶対的でもなし]

(313) 2013/07/07(Sun) 23時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

[その場にいたメンバーを見遣って、ゆるり笑顔を浮かべた]

良かったら、お酒を一杯、頂けますか――?

[まあ――そう、結局のところ。
まだ酔い足りなかったということだろう――酒に酔うか血に酔うかは、ともかくとして]

(314) 2013/07/07(Sun) 23時半頃

―― 床彼大学・体育館 ――

[システム音――でもなく、耳に届くのは誰かの話声。
雑多に物の置かれたその隅でコート内の身を固くした。
微かに遠目で、歪んだ視界で確認したのは]

 ……、  ……

[どちらも知った顔だった。
どちらの名前も、呼ぼうとして喘鳴の内に消えた。
呼んでも届かないことに気付いていたかはまた別だが。
ひどく血に濡れていたこと、そこまでは、確認できず。

顔を覆う歪な手は伸びかけて戻り、喉に触れ、けれどすぐに離れた。
喉に触れる感触が、斑模様の記憶をよりかき混ぜる。]


[視界が歪んだ。
熱がこみ上げる。
すんでのところで吐かずに済んだ――
吐かずにいてしまった胃液はまた、呼吸を阻害し]


   ぅ、えっ  ゲ ほ 

[今度ははっきり急き込んだ。]


メモを貼った。


【人】 武家の娘 沙耶

――あ、さっきはありがとう。
言いそびれちゃったから、お礼。

[と、ヴェスパタインの姿を認めれば、軽く会釈して]

ああ……ご無沙汰ね、フランシスカ。
元気だった――というには、あんまり顔色、良くないみたいだけど。

[なんて、気軽に応じられるほど、気分は昂揚していた]

(319) 2013/07/07(Sun) 23時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

あら、面倒臭いって、ご挨拶にも程があるわね。

[軽く鼻を鳴らして、ヴェスパタインをじろっと]

(326) 2013/07/08(Mon) 00時頃

【人】 武家の娘 沙耶

――……あら、判るものなの。
まあ、もっとも、未遂だけど――、

[普段ならば――現実ならば、フランシスカのごとき表情は嫌悪して、店を出たろうが]

……そうね、気分的には、やったも同じよ。

[今は奇妙に好ましい、フランシスカの下卑た笑いに肩をすくめて、薦めに従った]

(333) 2013/07/08(Mon) 00時頃

【人】 武家の娘 沙耶

……あら、あなたも行くの、フィリップ。
ヴェスパタインといい……こんな和服美人が来たっていうのに。

[と、移動する二人に、肩をすくめ]

――……そう。

[フィリップに告げられた情報にも、戦闘後の逆上で情動が狂ったいまは、無感動に微か頷くだけ]

(339) 2013/07/08(Mon) 00時頃

【人】 武家の娘 沙耶

――女二人が座ってるんだから、当然、そうでしょう?

[と、にこやかにセシルに微笑んだ。
これは、"沙耶"なら絶対に云わない台詞だろう――現実の自分でも云わないだろうが]

(344) 2013/07/08(Mon) 00時頃

 別に、同リアクションも取らなくて良いと思うけど。
 さっきちょっと見てたから。

 共闘組んだのだって、紅である可能性も見てたし。
 手も貸して貰えたし。逆に同じ紅に狙われそうだけど。

 つまり騙した騙してないは関係ないって事。
 ああ、クリス、別に全部は伝えなくっても良いよ。

 じゃあね。

[もう一度クリスマスとそれからヴェラにもひらりと手を振ってから、姿は体育館のステージへと移る。ここにいるらしいジャニスの姿を探した]

―→床彼大学体育館―


【人】 武家の娘 沙耶

……違う、か。
そうね、そうかも……こんな気分、初めてだもの。

[どこか楽しそうに、フランシスカに、頷いた]

(346) 2013/07/08(Mon) 00時頃

[見えた人影が別の扉を潜っている間、立ち上がろうとした。
胸部の息苦しさ、めまい、そんなものを退けて立つことは、
あるいは出来た、けれど。
片足が動かなかった、から。
膝から下が、うまく動かなかったから、そのまま座りこんだ。]


   ヒュ、 ぅ――

[脚が動かない。脚は赤くない。
思い出しかける、記憶が、揺れる。
呼吸を揺らし、視界がぶれて、それで]


[誰かの話す言葉で引き戻される。
紅と聞いていた明之進と、白の、ナユタが
今度こそ見間違えもなく、そこにいた。

マットに座る明之進を見れど、
最初に出てくるのは、服を渡した彼女の事。
公園に、あの場所に、白がたくさんいるからと置いてきた。]


   ィ、ル  ――  ふぃ


[けれどやはり、彼女の名前も呼ぶことは出来なかった。
息苦しい。ぞわぞわと肌を這う感覚が、肺の内からあるよう、な。]


[喉には触れられず、胸部の衣服を掴んだ。
息が、通らずに、阻害される。
状態異常 なのだろうか、と過る一瞬、回復などあるわけもなく。]


   たす

[けて、と呼ばう声は決して二人に聞こえない。
喘鳴の音も、届くことはない。
ぽと、と白いコートに染みが広がった時、
新たな気配を覚え、見上げた]


 ねーさん?

[芙蓉の姿を取っている以上、呼び方はそのままだ]

 移動したって事、あるかな。

[見れば、ナユタと明之進の姿。
何をしているのかとぼんやり見ていたが、ジャニスを探す方に意識を戻す]


【人】 武家の娘 沙耶

……いまの気分?

[モヒートを目にして、目を丸くした。
カクテルには色々と意味やら何やらがある。
有名なところでは、ブルー・ムーン。ほかにも、レディ・キラーことスクリュードライバーなどもある。
さて、モヒートはなにか、意味があっただろうか。
首を傾げて、記憶を辿って――歴史好きの女は、その語源に辿り着いて、赤面した]

――……ちょっと、もう。大胆すぎない、それ……?

[おそらくそれは、全くの誤解なのだろうが――モヒートの語源は、スペイン語のmojar (濡らす)だと云われている]

(357) 2013/07/08(Mon) 00時半頃

[体育館の中、物の置かれた方へと進む。せめて声が聞ければ、その場所がわかるのに、ときょろきょろ見回して]

 あ、いた。ねーさん?

[白いコートの端が見えた。
そちらへと足を向ける]

 ここで何してるの? 倒された時のショックが、まだ抜けない?

[どれほどの倒され方だったのか、わからない。
自分のように、一瞬で終わったのなら、それほど苦にもならなかっただろうに、と思う]


[体育館の片隅、雑多に物の積み上げられた場所に
コート姿で彼女はいた。

「ねーさん」と呼ばう声。
相手がすでに死したことを知らなかった彼女は
ナユタや、明之進の時と同じように名を呼ぼうとして]


  ふ、っ  ……――

[浅く、早い呼吸の内に紛れた。
声音が消える、胸に置いた両手に、余計に力が入った]


[気付かれた。
粘膜を覆う水滴が、近寄る彼女の姿をぼやけさせて
それから眼球から離れた。]


   うご、け

[ない、  と答える声も、聞き取りにくい。
一つ目の答えだけ返して また息が荒れる。
過呼吸になったことはあれど、対処は覚えておらず
そのうち収まるのを待つばかりだった。

芙蓉に声が届き、ナユタや明之進に届かないことに
気付くのにも今しばらくかかりそう]


【人】 武家の娘 沙耶

ああ――それもいいかもね。楽しそう。

[フランシスカに艶然と応じて、モヒートに口をつけた。
爽やかな清涼感が口中に広がって、喉から食道に冷涼が落ちていく]

でも、ま……もしやるなら、サンタワールドに場所は移しましょう。
あなたとやるなら、そう、対等の条件でやってみたいもの。

[と、くつり]

(365) 2013/07/08(Mon) 00時半頃

 ……ねーさん?

[見えた姿はどうやら様子がおかしい。傍に膝をついて]

 どうしたの?
 息が荒いけど……。

[背中をさする。この状態で息苦しいというのも、少し変な気がして。なら、精神的な物だろうか、と]

 大丈夫? ゆっくり、呼吸して。

[過呼吸の症状を思い出す。私も何度かやったことがあったから、その時の対処と同じように声をかけた]


【人】 武家の娘 沙耶

……あら、そういう意味じゃなかったの。
今なら、それもいいかなって思えてしまったのだけど……、

[わけがわからないよというセシルに、首を傾げて。
もし、正気の自分がこんなシーンを眺めたら、こんなの絶対おかしいよ、と評するだろうことは請け合いだ]

――ん、誰を、って? 訊きたい? 誰だと思う?

[訊ねられて、くすりと笑み]

やったといっても、逃げられたのだけど――ダーラよ、ダーラ。
彼女、いきなり目の前で味方を襲ったから――、そこから戦いになって、ね。

(366) 2013/07/08(Mon) 01時頃

[傍につく気配、
背中にある人の体温
混濁する記憶が氾濫しかけ、けれど
掛かる声は確かに、違った。否定し蹂躙する声ではなかった。

目蓋をきつく閉ざし、一つ頷く。
ヒールの恩恵はないと言えども、
170の男がやるには随分と、随分なものだった]


  っ、ひゅ  う、

  ――……、あり、がとう
        も  大丈夫 に

[それからまともな呼吸を取り戻したのはすぐの事。]


[歪んだ視界は、惑乱の記憶と共になりを潜め
鮮やかな緑の彩る眼差しがようやく、落ち着いて向けられた。]


   ふよ、うちゃん は、

      ……大丈夫、だった?

[「観戦モード」だという意識も薄いまま、
――芙蓉も、一度死してここにいるとは気づかぬまま、
迷惑をかけてしまった相手の安否を尋ねる言葉は戸惑いがちに]


[背を撫でていれば、次第に呼吸が落ち着いてくる。
それから落ち着かせるように肩に手を置いて]

 大丈夫なら、良かった。
 ああ、うん、私は……大丈夫。かな?

[少し苦笑気味に答えて]

 立てる? もう少しここにじっとしてる?
 ひょっとして、今の状態って把握してない?

[自分が倒されたことに、気付いていないプレイヤーもたまにいたから、そう尋ねた]


【人】 武家の娘 沙耶

私と?
ああ、それはいい剣舞になりそうね。

[セシルに、酒精に僅かに濡れた瞳で、笑って]

ああ――2対1じゃなくて、3対1。
強いかどうかはともかく――その状況で仕掛けてくるのだから、自信はあったのじゃない?

[と、舐めるようにモヒートに口を付けながら]

(371) 2013/07/08(Mon) 01時半頃

[苦笑と語尾の上がる言葉。
ハテナをつけるには芙蓉の体は、どこも汚れていないように見える。
瞬きをぱちりと重ねれば、
消えきれなかった体液が角膜の上にもう一度広がった。]  

   あたし、 
    あたしなんだか、脚がうまく動かなく、て

  把握してない、……のは多分そう、よく分からない、 
   駐車場、ホームに戻ったのは、覚えて、るけど

[立ち上がらんと、地面に手を付け力を入れても膝から下は上がらない。
先ほど見えた一瞬の映像が浮かび上がりそうで
地面を見たまま目を細くした]    


【人】 武家の娘 沙耶

でも、そう。そうね。
あの状況から逃げ切ったのだから、弱くはないわね。

[それは、ホテルでの最初の交戦でも思ったこと。
ダーラでの近接戦闘で、近接特化の沙耶と打ち合うのだから、大した物だと]

(372) 2013/07/08(Mon) 01時半頃

 立てないなら、座ってて大丈夫。

[立ちあがろうとして、立ちあがれない様子に肩に手を置いて隣に腰を下ろした]

 ホームに、か……。うん。
 その内気付くだろうから、やっぱり言うけど、今観戦モードになってるよ、二人とも。

 だからもう、戦わなくて良い。
 でも、……怖かった、よね。

[ジャニスの方じっと見て。そうしていたら悔しさがこみ上げてきたけれど、目の端に涙が浮かんだだけで、終わる]


【人】 武家の娘 沙耶

……あら、手厳しい。
でも、まあ、云われても仕方ないわね。

[と、セシルの評に苦笑した。
最終的にラルフがとった行動は兎も角、ヴェラとの連携も、上手くいっていたとはお世辞にもいえないし]

(374) 2013/07/08(Mon) 01時半頃

[実のところ、芙蓉を使っていて負けたことはそうない。
黍炉を育て上げたという自信もあったし、使う技は似た部分があったから。

黍炉を使っていて負けたことは、何度もある。その度に、最初は泣いてしまっていたけれど、黍炉を泣かせたらだめだ、と思って泣かなくなった。

それが多分、今も続いている。

「芙蓉」は泣いても良いキャラなのに。
負けてはいけないところで負けてしまうなんて、とそれはやっぱり悔しい。

けれど。死ぬかもしれない、ということは、まだ現実感がわかなくて、未だにいつもと同じようについ思えてしまっていた]


【人】 武家の娘 沙耶

まあ……戦は数だよ、というわけでなかったのは確かね。

[そう肩を竦めて、グラスに三分の一ほど残っていたモヒートを、くっと飲み乾した。
さて、もう一杯もらおうか、それとも席を立とうか――**]

(375) 2013/07/08(Mon) 01時半頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2013/07/08(Mon) 01時半頃


[触れる体温は、変わらず暖かい。
諦めて座りなおす肩に乗った手は、女性のものだ。

観戦モードとの言葉に、ピーコックグリーンが煌めき
隣に座る芙蓉に、彼女の目に視線は注がれた。
彼女の目に光るものが増したのも、見ることが出来て]


    …… じゃあ、あたし、
   私、芙蓉ちゃんも ――死んだ の
     
[“ジャニス”の表情を作ることもなく、
“ジャニス”の言葉を借りることもなく、呟いた。
意図的に作られる女性味は消え、それでも残ったのはプレイヤ自身の。]


[告げられた事実は映像を伴わなかった。
ただ眼前に光ったものを見た。
意志の強そうな眼差しに煌めいたものを。
無意識に伸びた手は、芙蓉の手に向かい]


  …… 怖かった
        怖かった、な
 戦わなくて、いい……
  
   ――でも もう 
 もう、 誰のことも 手伝えなく なった
   誰も助け、られなく、
  
[悔しさが涙にじませた理由とは知らず、
思考の赴くままの言葉が赤く、薄い唇からいくつか落ち]


 死んだ、っていうのは、まだちょっと早いと思うけどね。
 まだ、試合に負けただけ。
 後は、同じ組の人に頑張って貰うしかないって事。

 でも、そうすると紅のみんなが逆に閉じ込められるって事になってしまうけど。

[死んだの、と言う言葉に頷くことはせずに、視線はジャニスへ向けて。
伸びた手を、ぎゅ、と握った]

 そこは、残念なところだけどね。
 手伝うことも、守ることも出来ないって言うのは。

 ……言葉を伝えるのも、面倒だし。

[さっきクリスマスを通してヴェラに話したことを思い出す]


 ァ  芙蓉ちゃんも白、なのね
    あたしも そう
  ―― …… 白、二人も減ったのね

[掬い取れた事実は、つまるところ白の不利だ。
ナユタが死にかけ――イベント効果で回復したが
次いで敗れたのは白二人。
他の面々がどう動いているのか知る由は無かったけれど
事実としてあったのは、白が減ったこと。

男の手として触れたのは、女の手。
確かにきちんと触れられる存在は、同じ観戦モードならではだった。
けれど、暖かさも、感触も、戦えていた時と同じ。
存在を確かめるように握り返しながら]


  言葉、は伝えられるの?


 そっか、やっぱりねーさんも白なんだ……。
 いきなり白二人落ちは、まずいね。

 おまけに自称白が11人もいるんじゃ、誰を信用するのかも難しいし。

[ではジャニスは偽っていたわけじゃ、ない。
じゃあ、誰が。

握り替えされたのは、しなやかな男性の手。
温かな]

 クリスなら、私達が見えているから。
 言葉も伝えられるよ。
 でも、そうは言ってもクリスだからね。長かったり難しかったりすると、困らせるかも。

[苦笑混じりに言って、しばらくはジャニスが立てるようになるまでそこで話している**]


メモを貼った。


[自称白、の単語に、判るくらいに唇を尖らせる。
ジャニスのよくやる顔がようやく浮かんだ。]

  そう、嘘ばっかりだ 
  生き残る為、なのは理解できるけど嘘は嫌い
  ……信頼できる人、が、ナユタくん
   ――ミルフィちゃんの傍にいればいいんだけど

[そういって視線を流すのは、
先ほど移動してきていたナユタと明之進の方へ。
明之進がどれほど信頼できるのか、
言葉を交わしていない為判断しきることは出来なかった。
とまれ判断したとしても、今の彼女に出来ることは少ない。]


 クリスマスちゃんには、見えるの、か
  そうなんだ
 
    ――じゃあ、沈んでばかりじゃ、駄目、ナノネ

[最後にほんの少し強く握りしめた手は、そっと離れた。
声音に被せた口調はジャニスのもの。
いまだ少し、被りきれぬものはあったけれど
ともかく、ジャニスはそう口にして、
口端をほんの少しだけ持ち上げた。

形だけの、判りやすい笑み、だけど
これまで接したものなら見覚えの確かにあるものだ。]


  なんだか、記憶がぐるぐるしてる所はあるけど、

   元気に――というか、楽に、なった、  ワ
   芙蓉ちゃん ありがと

  ウン……キャラクタチェンジみたいで
    ちょっと、恥ずかしい 

[指先揃えて頬に添える仕草は
ほんのり赤くなった箇所を隠す。]

  でも、やっぱり、この顔には
   この口調     よネ
 これでわたしの好きな“ジャニス” だわ



[降り注いだ言葉、喉に触れた温度。
おぼろげな記憶の、昏迷した部分はそのまま。
それが自身に降りかかった事実だとの認識は
明確になされている。
殺意をもって、触れたあの指は果たして
ジャニスとわたし、どちらを殺したのだろう。
ぼやけた視界に入りかけ、代わりに埋まったあの切っ先は
誰の、ものだったのだろう。
浮かんだ疑問は、けれど知りたいかと言われれば、明確に否だった。

動かない脚を、膝から下を見下ろす。
片足だけの不自由は、けれど]


  それほど動けない、けど
     でもきっと 大丈夫  

[だと思う。
の言葉は付けない。

無理やりに言い切った言葉に従うように、
壁や――ともすれば芙蓉の力を借りて
二つの脚で床を踏み]


   観戦、で、きっと
 出来ることは少ない  のよネ
    
 ――観戦ならではのこと、で、
   助けられると、いい、わ

 せっかく白しか、ここにはいないんだし


[プレイヤの言葉にジャニスの口調が紛れ込むような、
そんな不明瞭な形で方針を口にした**]


メモを貼った。


 ナユタくんが、ミルフィの傍にばかりいるのは、ちょっと危険かなって思うけどね。
 もう一人、信頼できる人が欲しいのは、確かだなぁ。

 二人だとミルフィを守ろうとするだろうから。
 にゃんこは誰かを守りながら勝てる相手じゃないし。
 ミルフィがもっと経験あったらって思うけど。

 今は、明くんと一緒にいるけど、明くんと二人だけならいいけど、明くんがナユタくん以外を盾にしかねないし。
 難しいところよね。

[はぁ、と肩を竦めて視線を少し離れたところにある二人へと向けた]


 何も出来ないかも知れないけど、沈んでるだけより沈んでない方が、良いよ。

[いつもの表情に戻りつつあるジャニスへ、ほっとして笑顔を向ける]

 ぐるぐるしてるなら、別にはっきりさせなくても良いんじゃない?
 私も、やられた時のことなんて覚えてないし。
 あーあ。誤算は芙蓉の体力のなさよね。あれくらい、黍炉の時なら耐えられたのに。

[立ちあがるジャニスはまだ足が動かないのかぎこちなく見えて、肩を貸そうと手を出す]

 じゃあ、ひとまずクリスの所? 後でここに来るとは言ってたけど。

[そう言うとジャニスを*見上げた*]


【人】 武家の娘 沙耶

[フランシスカの「俺は」という言い方に、なるほどここがホームなのかと、納得した。
まあ、ほかに彼女に似合いそうなステージもない。精々がミューズホールくらいか]

あら、それは剛毅なこと。
でも、私のホームでやるなら、あなた、首を綺麗に洗ってからにするべきね。

[と、笑んだ。首。あと一歩で取り損ねた。まだ鮮明な記憶]

(393) 2013/07/08(Mon) 09時頃

【人】 武家の娘 沙耶

慌てるわけではないけれど――

[肩に伸ばされた手に、軽く、眉が動く。
このフランシスカは男なのかもしれない。触り方で、なんとなくそう思った。
見た目がフランシスカなので、別に不快というわけでもなかったが、やんわり手で払う]

……まあ、あんまりのんびりしていると、相方に怒られるのは確かね。
私、お役目をサボって、お酒を飲みにきたんだもの。

[サボるなんて、初めてだ。くすりと笑った**]

(396) 2013/07/08(Mon) 10時頃

【人】 武家の娘 沙耶

――複数相手?
それなりにやってるから、普通にあるわ。

[ゲーム序盤に、早々に組み上がったチームに出くわしてしまうだとか。
終盤になって、誰がいつ裏切るか判らないような状況でとか。
組んでいた三人がたまたま最後に残って、そのなかで自分が一番レベルが高かったから、他の二人に狙われたなんてこともある]

あなただって、二人か三人くらいとは、したことあるでしょ?

[そうセシルに応じる。
なにかウィンドウを操作しているようなのには気付いたが、ステージ一覧でも確認しているんだろう、と]

(402) 2013/07/08(Mon) 11時半頃

沙耶は、ちなみにレベルは30+(26(0..100)x1÷3)。

2013/07/08(Mon) 12時半頃


【人】 武家の娘 沙耶

[それなりにやってる、とはいうものの、実はレベルは39とそこまで高いわけではない。
それは、多分にロールプレイ的な楽しみ方をしているという部分に原因の一端を求められるだろう。
ロールプレイの一環として、ナユタ云うところの「沙耶は退かぬ」をやらかして敗退することが多く、プレイ回数の割にはあまりレベルが上がらないのであった**]

(405) 2013/07/08(Mon) 12時半頃


[ナユタ、ミルフィそれぞれに信頼できる人が傍にいるといい。
その趣旨で告げたはずが言葉足らずに終わった。
それだけプレイヤの表層化が進んでいた、進んでいるのだろう。
事実、眼差しも床を這うように動くことの多かった。]


  ―― ミルフィちゃん、大丈夫かな

[小さく零したのは「守られる側」の彼女の事。
遠距離には対応しがたい“ジャニス”であったから、
遠距離から物理攻撃を仕掛けられたらまずいと、
いくら共闘を組んでも守れないと
公営競馬場で思ったのは、事実だった。

けれど死ねば意味のない懸念で
呟いたことを打ち消すように首を振り]


  結局白は……、誰が白かもはっきりしてなくて
 チームも組みがたい状況 なの ね
 紅に付け込まれなければいい わ

[最後にそう結論付けるように口にした。

芙蓉の口ぶりだけ聞けば随分と明之進は不安定のようだった。
それでも、白――もとい、ナユタを盲信しているようにも受け取れて。
瞬きを重ねて眺める相手が、どうにも忠犬のように
ケロみちゃんドリンクをナユタに渡すのでそれ以上なにも言えなかった。
自分の、兄への態度と似たようなものが窺えた。]


[ぱちり、と強めに瞬いて浮かびかけた感情の発露を打ち消す。
ほんの少しだけぼやけた視界が、名残のようにあってすぐに消えた。]


  ――……あんなものまで、ある のね

    美味しくないの ヨ アレ


[芙蓉までも地元民とは気づかないで、
奇妙に生じた間を埋めるように、毒々しいドリンクの味を口にする。]



[手を借りながらも立ち上がれば、
やはりジャニスの方が背が高い。

片足の、地に触れている感覚はほぼなかった、けれど
立つぐらいならば、もう片方で地面を掴むことが出来た。
そうして生じた身長さの下、今の自分のキャラクタを一層意識して]


  そ  うね 
   多分怖いこと だろうし
  あぁ そう言えば……芙蓉ちゃんは、誰に、――されたの?

[悔しさの感じられる言葉に、それ以上深く聞くのは
駄目だろうか と思えども次いで出た言葉は消しきれない。

クリスマスが来るかもしれない可能性があるなら
此処に留まる旨を言葉にしながら、そっと、芙蓉の目を
先ほど紅涙の浮かんだ箇所を見]


【人】 武家の娘 沙耶

そう――なら、もう一杯いただくことになりそうね。

[そう――酒の次は、血に酔う番。

ボトルが床に落ちる音、腰掛けていたスツールが倒れる音、響きだしたギターの最初の一音、セシルが着地して床が鳴らす音、そして二閃の刃が鞘を滑る音。
それらはほとんど同時に鳴り響いて、まったく出鱈目な、しかしこの瞬間にはこれ以上はないと思えるような和音と化した]

――不知火!

[数で劣って、しかも相手のホーム。
逃げるにせよ戦うにせよ、先手を取るより他にない。

左、懐から逆手で抜いた守り刀は、スツールごと倒れ込むように身体を捻りつつバックハンドでフランシスカの喉元を狙う。
右の刀は、そのまま回転してセシルの着地点あたりを下段で薙いだ。
手応えを確かめる暇もなく、両の刀を納めて跳んだ。せめて一方向に敵をまとめないとやっていられない]

(416) 2013/07/08(Mon) 18時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

[まあ――正味のはなし、一対一ならどちらにも勝てないだろう。
ホームのフランシスカとサシでやるなんて無茶と無謀が総動員。
あっちのセシルは、あのレア装備からしてほぼ確実に自分よりやり込んでる。
けど、これだけ狭い屋内ステージで二対一なら、一対一より、まだ可能性は高いはず。

ふっと、ナユタの声が浮かぶ。退かぬは、やめとけよ。
アイサー、リーダー。私は冷静よ。ちょっと遊んだら退くからさ]

(420) 2013/07/08(Mon) 18時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

[跳んだのは、セシルと入れ違うように。
カウンターの上に着地して。隙が多いと見えた側に迷わず駆けた。抜ければ、少なくとも挟撃は避けられる]

――もったいないが!

[背を向けた側の追撃に、少しでも妨害にならないかと棚に並ぶ酒瓶やグラスを薙ぎ、煌めく雨散らす]

(424) 2013/07/08(Mon) 19時頃

【人】 武家の娘 沙耶

くっ……、

[さて、駆け抜けられただろうか。
いずれにせよ、フランシスカの踊りには眉をしかめる。
あれを踊りきらせてはいけない。が、セシルを無視して突っ込むわけにもいかなくて。
こういうときは、飛び道具を持たない"沙耶"の性能が恨めしい――いや、ここまで現実的ならいっそ]

――てぇっ!!

[その辺にあった酒瓶を咄嗟に掴んで、ぶん投げた。
なお、余談だが、その瓶に入っていた酒はレミー・マルタンといった]

(458) 2013/07/08(Mon) 20時半頃

[ミルフィのことを心配する声に公園で別れてから会ってないことを思い出す]

 ……一人じゃないと良いけどね。
 見つかったら狙われそうだから。

 見に行ったとしても、見てるだけしか出来ないし。歯痒いなぁ。

 白が11人、ただ、その数に入れてたラルフくんは紅だったから10人かな。
 ひょっとしたらまだ白がいるのかも。

 でもそれって、紅だって多分はっきりしない状況だと思うんだよね。
 なら、勝機は充分あると思う。

[ナユタと明之進の方へ視線を向けると、回復ドリンクを手にしたいるらしかった。
その手に握ったドリンクは、見たことが、ある。地元では見なかったから、地方限定の品だと思っていたのだけど]


 ねーさんもひょっとして地元の人?
 やっぱり、多いのかな。

[立ちあがって、ジャニスを支える。片足がおかしいのか、重心が傾いていて]

 ――――私?
 にゃんこにやられたよ。わざわざ人のホームまで来てね。
 狙われるのはわかってたから、仕方ないけど。

 あいつ64まで上げてるんだもん。いくらホームの恩恵があるって言っても、レベル差はどうしようもないよね。
 黍炉なら負けない自信があったのになぁ。

[肩を竦めてジャニスを見ると、なんだか見られていて。
緩く首を傾けた]


メモを貼った。


【人】 武家の娘 沙耶

――……とっ。

[ステージへの進入者を告げるアラートがふたつ。
それに続いて、フランシスかに突進するヴェラの姿に、もう一投、ぶん投げようとしていた酒瓶を寸でのところで止める。
なお、余談だが、沙耶の手に握られ、今にも投げられようとしていたところを危うく難を逃れたボトルは、アードベック30年という]

……奴のホームだ、気をつけろ!!

[それだけヴェラに叫んで、セシルに向き直り――すれば、既に切り上げる剣は目と鼻の先]

くっ――……!!

[飛び退く直前、ふっと霧が生じたが――それを含めても、間に合ったかどうか。
いや、太ももに熱い感触――幾らか、届いている。深さは、判らないが]

(471) 2013/07/08(Mon) 21時頃

【人】 武家の娘 沙耶

――……痛、た……やってくれる……っ!

[握ったままだったウイスキーのボトルを、カウンターに叩き付ける。
ああ、哀れなアードベック。独特のヨード臭が立ち上り、店内に満ちる酒精はいや増して。
半ばから割れたボトルは、立派な凶器。それを左手に握って、右の手で守り刀を抜く]

……なんちゃって二刀流、お相手します……なんて、ね。

[大剣を分離し、双剣状態のセシルにくつり。
いやまあ、無論、ただのボトルで剣と撃ち合えるはずはないけれど]

(472) 2013/07/08(Mon) 21時半頃

メモを貼った。


[勝機はある、との言葉にゆくりと一つ頷いた。
それが事実になればいいと、思いを込めて。
結局できるのは思うことだけだった。]


  ……芙蓉ちゃんも、なのかしらこの場合
 ミルフィちゃん、も、そうみたいだったし

  ――まさか全員、なんて、ね

[口にしても可能性は低いように思えて、
小さく笑う吐息の中に紛れて消える。]

  …………そう、だったの
フフ、
 芙蓉ちゃん 黍炉がメインなのね
  いつか黍炉の時に、会ってたかもしれないわね
 そうで なくとも、
  会えたら いいわ これから


[ささやかな呼び声が鼓膜を揺らす。
先ほど芙蓉の口に上った、クリスマスだと、
その声に居場所を告げるよう答えんと]

  あら クリスマスちゃんの、声
『会いに来て――』


[言葉が止まる。
ちかり、と脳内で火花がはじけた。
不快感と微かな焦燥――不確かな慄然から生じるそれが
胸内を占め、言葉の居場所を奪った。

息の震えは先の陥落ほどひどくない。
芙蓉の言葉を思い出せば、すぐに止まった。
気付かれないくらいの歪みで済んだ。]


【人】 武家の娘 沙耶

――……よし、いい援護!

[斬りかかってくるセシルが、霧に揺らいだ。ミルフィの魔法。
まさに好機と仕掛けるが、いかんせん、大きく切り裂かれた太ももが、踏み込みを浅くする]

――偽・不知火!

[当然だが、そんな技はない。叫んだのは、戦闘とアルコールの興奮による勢いだ。
ぎざぎざに割れたボトル握った左腕を突き出し、その腕を這わせるように守り刀を振り切った]

(487) 2013/07/08(Mon) 21時半頃

 私は、床彼に住んでるよ?
 大学がここだから一人暮らし。

[全員、と聞こえて、そうなのかも、と思う。だらこそのこのステージ]

 もし全員なら隣でやってたりして?
 だって、置いてあるゲーセンそんなにないよね。
 黍炉はずっと使ってたから、会ってるかもね。
 64まで上がったし、芙蓉が追加されたからここのところずっと芙蓉使ってたの。

 ――うん、会えたら良いね。

[と、クリスマスの声が聞こえて、辺りを見回した]


 うん、クリスが来たみたい。
 ク……。

[呼ぼうとして、ジャニスの声が途切れたのに彼女を見る]

 ねーさん? 大丈夫?

[すぐに治まったようで、ほっとしたけれど]


【人】 武家の娘 沙耶

何って――……、
……お酒飲んでたのだけど。

[ヴェラに、何やってんだと訊かれれば、そう。
バーなんだから、他にすることもないでしょうとばかりに]

(492) 2013/07/08(Mon) 22時頃

[その間にも 聞こえるやり取りされる生者の会話は
傍から見る分にはとても楽しそうだった。
たとえ明之進がキレたとしても。楽しそうだ。
息を整えながら、小さく口端を上げた。]


  ごめ、んなさいね
     ナユタくんたちも、居たのに
     あの子たちに、声伝えられたかもしれないのに

[せっかくこの場に二人いたのに、
呼吸を整えた時には二人はどこかに行った後のようだ。
やっぱり使えないオカマだ。と眉を下げ
心配させてしまった彼女に謝った。]


[本当は、それだけじゃなくて
聞こえた「大学」だとかにも言葉を返したかったのに
惑う呼吸に取られた意識はすぐに思い出してくれず
記憶として脳に残り]


 多分、  たぶんここ
   クリスマスちゃんには見えないの、ね

  さっきのナユタくん達がいた
  ――マットのとこ、 行きましょ


[そこまで出るより先に、
宙に浮かぶ彼女を見つけられるだろう。
なんたって彼女は、金ぴか(印象的に)だ。]



クリスマス、ちゃん


[そう呼びかけた声は
観戦モードになる前と会ったとは微かに異なった。
端的に言えば テンション。
声音は同じのはずなのに、含まれる色合いは多分にプレイヤ自身のもの]


 ……ううん、別に構わないよ。又、伝えられることだってあるだろうし。
 私をやったのがにゃんこだって、多分にゃんこ自身の口から吹聴するんじゃない?

[気にしなくて良いよ、と言ってから]

 ねーさんが伝えたいことがあるなら、クリスに先に伝えていても良いし。


 おっけー。
 ……あんな所に浮かんでたらこっちも見つかりそうな物だけど。

[いた場所から移動すると、浮かぶクリスマスを見上げた]

 クリース、こっち。

[声をかけて手を振る。気付かないようなら、浮いていく手も考えたけど]


【人】 武家の娘 沙耶

……そう甘くはない、か……!

[幻惑にかかっていても、熟練者ということだろう。
ボトルは剣に当った衝撃で砕け、次いだ守り刀も止められる]

まっず……、

[鍔迫り合いになってしまえば、幻惑だろうがなんだろうが関係ない。
そして、STRの基本値は拮抗しているが、レベルや装備の差で圧し負けるだろうことは疑いない]

……ミルフィ、援護を……!

[しかし、聞こえてきたのは、なんだか呪文じみたなにか。
よもや、ステージに満ちる酒精に酔っているなどと思いもせず。えっ、なんで。
幸いだったのは、まだ効力が残っていた幻惑のお陰で、セシルが全力を出せていないことか]

(507) 2013/07/08(Mon) 22時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

……ああ、もう!! このっ……!!

[鍔迫り合いから、ふっと力を抜く。しゃがみ込むように]

……天まで穿て! 葦牙!!

[そうして、至近から突き上げる、対空技。

――その発動とほとんど同時、背中を狙った鎖鎌は。

13(0..100)x1が(命中率67%*妨害率57%=38%)以上なら酒瓶が犠牲になる]

(509) 2013/07/08(Mon) 22時半頃

[噛み噛みの呪文を、先ほど話題にも出ていた彼女が
発しているとは欠片も思わず。
感覚のない片足をどうやって歩こうかちょっと真剣に悩んだけれど
体重をかけても(少しは)平気と判断して
脚を引きずるようにしながらも 移動した。
あまり人前では移動したくないな――
というのがジャニス使いの本音。


浮いてるクリスマスを見ながら
そういえば芙蓉もテレキネシス使えるのだと思い至る。]


   空飛ぶって どんな感じ なんだろ

[聞こえないくらいものすっごく小さくつぶやいたのは
芙蓉キャラクターを使ったことのない プレイヤの本音]


いつか飛んでみよう と先の見えない目標を立てた


【人】 武家の娘 沙耶

――く、うっ……、

[ざくりと、突き刺さる鎌の感触。背の中央から、やや左。
肩甲骨のあたりに突き立って、刃先が幾らか骨にも届いたか。姿勢がよろめく。
至近で当てれば大ダメージの葦牙も、ともすれば幾らか軌道が逸れたかもしれない]

(519) 2013/07/08(Mon) 22時半頃

 やっとこっちに気付いてくれたみたい。
 気付かなきゃ浮いてって連れて来るだけだけど。

[ジャニスが歩くのを心配そうに見てから、クリスマスを見上げて]

 ナユタくん達、何か言ってた?
 次はどこに行くとか、そういうの。

[クリスマスに気をとられて、ジャニスの小さな呟きは耳に入らず]


【人】 武家の娘 沙耶

……っ、ミルフィ、逃げろ!

[――叫ぶことしかできない。
何しろ、跳ね上がる対空技の直後だ。
セシルの狙いが判っていても、間に割って入る余裕はない。
着地後、セシルに追いすがって刃を振るうが、それも攻撃を止める役には立たないだろうか]

(525) 2013/07/08(Mon) 22時半頃

[観戦モードなんだから空飛ぶくらいできないものか。
あれできたっけ。
いつものプレイは負けた瞬間に座り込んで眺めていたので曖昧に。
近寄るクリスマスにやはり飛ぶの楽しそうだなあと見やる。

芙蓉の気遣いを含んだ視線に、先ほどから心配させてばかりだと、
細やかな心配りのできる人なのだなあと
感心と同時に面目ない心地になった。
せめて迷惑はかけないようにと、意識的に地を強く踏んで。

おかげで取る姿勢はいつもの、重心偏らせた立ちポーズ。]


【人】 武家の娘 沙耶

[セシルへの攻撃は、手応えはあった。
けれど――唐突に変わるBGM。激しい音響。
嗚呼、と。悟る。これは、なにか、拙い]

……ミルフィ! ねえ!!
聞こえる――どこでもいいから、移動して! 早く!!

[傍らに駆け寄って、庇うように立つが。声は届くか]

(534) 2013/07/08(Mon) 23時頃

[芙蓉が投げる質問は静かに聞いていたけれど
クリスマスから声をかけられれば

瞬き、切れ長の目でなだらかに弧を描く。
鮮やかな緑も一緒に形を変え]

   ありがと
 うん、多分、大丈夫   ヨ
 実はあんまり自分の状況よく分かってない の
    だから大丈夫なのかも、しれないけど


 ――……

[フランシスカ]
[ちかちかと点滅する電燈が脳裏に浮かび、消える。
消えた幻想を追うように眉は寄った。

クリスマスの質問には答えられる情報が少なく、
芙蓉に任せる形で]


【人】 武家の娘 沙耶

投げろって……、

[無茶を、と思った。
けれど、そうしなければ、ヴェラの主武器がないままで]

……ん、あ、ぐぅぅっ……!!

[腕を回して、一息に鎌を引き抜く。
途端、刃に止められていた血が溢れ出て、浅葱の着物を紅に染めていく]

……ほらっ……!!

[激痛に顔をしかめながら、ヴェラの方向へ投げる]

(537) 2013/07/08(Mon) 23時頃

 フランシスカを?
 確か白だって情報があったっけ……。

 どこまで本当かわからないけどね。
 明くんは、白、じゃないのかな?
 どっちでも良いよ彼は。どっちでも、多分ナユタを優先する。

[それはある種の信頼なんだろうか、と思ったけど]


 で、今はどこに人が集まってるんだろう?
 にゃんこのあの様子じゃすぐにでも次の白を襲いに行きそうに見えたけど。

[クリスマスに問うかたちで、ステージ一覧を見る。既に自分のステージは消えてしまっている]

 白があんな状況だと、いつ裏切りがでてもおかしくないんだよね。
 ……紅が狡猾なのか、それとも。

 あー、もう。リベンジしたい。


【人】 武家の娘 沙耶

[ああ、これ、玉響じゃダメなやつだ――と。
奇妙に冷静に、溢れる音と風の奔流を感じて――覚悟を決めた。
いまのミルフィがこんなものマトモに喰らったら、どうなるかなんて。
ミルフィは自分を援護して、こんな傷を負ったんだから――今度は自分が庇う番だ]

……死なせない……!!

[暴風に背を向け、彼女に覆い被さるように。
彼女の移動が発動すれば、接触している自分も移動するだろうが――]

(548) 2013/07/08(Mon) 23時頃

[目元に力を入れても顔が険しくなるばかりで
記憶の欠片に思考が追い付くことはなかった。
ぱちり、ひときわ強く瞬いた。
それが思索打ち切りの合図になる。]


  芙蓉ちゃん、強い  わね

[リベンジしたいと言う彼女へ
まじまじと見て、それから笑んだ。
蛇も何もなく口端を緩やかにあげる。]

   でも、そう  だね
 うん――……そう、   だね 悔しい、んだろうな

[独りごちるように言葉を繋げてから顔を上げる]



  ねえクリスマスちゃん
 聞いてばかりで悪いんだけど
  ミルフィちゃん、は、大丈夫    かしら


  置いて、きちゃって、
    ……彼女  魔法系だし

なにか、知ってる かな


ジャニス口調とか色々混ざった不安定のまま 首かしげ


【人】 武家の娘 沙耶

―床彼3丁目児童公園―

[何がどうなったのかも判らない。
ただ、ミルフィを抱き締めたまま、わけのわからぬ力の奔流に巻き込まれ。
いつ、転移したのかさえわからないまま、公園の地面に投げ出される]

――あ、ぐっ……!!

[裂かれた太ももと背中への鎌で6割ほどに減っていたHPのうち、14(0..100)x1]%ほどが吹き飛んでいるようだった]

(561) 2013/07/08(Mon) 23時半頃

 フランシスカは白だって、誰に聞いたんだっけ。沙耶ちゃんかな?
 でも、探していたなら白が多いから紅かも。

 だってナユタくんに聞けばわかることだし。
 ヴェラは、白じゃないかな。さっきの様子を見ればね。

[バーに人が集まっている、と聞くと頷いて]

 散ってるなら……話し合いが終わったか、それとも戦いになったか……どっちもあり得るか。
 にゃんこはホームねぇ。
 しばらく様子でも見てるのかなぁ。

 ……?


 強いって言うか。だってロクヨンやってて負けたら、そう思わない?
 私元々はね、なりきりタイプだったんだけど、勝負に負けるのが悔しくて、気付いたらずっーと通ってたんだよね。

 それで強くなったんだけど。

 だから今も、負けたらもう一回って思うよ。

[半分ほど素が出ながら、ジャニスに答える]

 悔しいって気持ちは、次に繋がる気持ちだと思うんだよね。


[バーでの惨劇を知らず、
芙蓉の考える可能性を耳に入れながらも
ジャニス自身に付け足す言葉はない。]

  ジェームス、  ――容赦がない、みたいだったから
   ホームにいてくれる って言うなら
  それで いい  ……かも ね

[首の千切れかけたナユタを思い描き
芙蓉の最後の状態は知らなかったが、そう告げた。]


  ―― …… っ
   いいの?

[謝られた直後は片手で自身を抱くように
顔を俯かせたけれど、
クリスマスのピコーン提案にはぱっと顔を上げた。]


  行きたい、 わ 是非
 …… ……ありがとう クリスマスちゃん

[抱き着きにはいかないけれど、瞼彩る緑のように
表情を明るくした]


  

  ――……うう、ん
 わたし、も、負けたくないで 頑張ったことはあった、けど
 ああ、本当は、
   “ジャニス”に入るのが、楽しくて――が一番強いかな


 でも

   あれだけ痛い、怖い思いして、も
[それはプレイヤ自身の記憶だけれど]

   また、もう一回て思える芙蓉ちゃんは、強いと思う わ


【人】 武家の娘 沙耶

[運がよかったのか、それともヴェラのおかげか。
残ったHPは、おおむね、MAXからほぼ5割といったところ。
それでも、このゲーム開始以来の大ダメージ――激しい痛みに、呻きながら]

……う、あ……ミル、フィ……?

[その姿を見遣ると、悲鳴のような――いや、悲鳴そのものをあげる]

……そ、んな……、
待って、いま、直ぐ……、

[回復キットは、まだ残っていたろうか。城址公園でヴェラにひとつ渡したけど。
恐怖と動揺に震える指で、コンソールを、何度も間違えながら操作する。
お願いだから残っていて。お願いだから間に合って。
歯はがちがち震え、祈るように繰り返しても言葉にならない。

――残っていた回復キットを見つけるまで、15(0..100)x1+0(0..100)x1 秒]

(581) 2013/07/09(Tue) 00時頃

[ミルフィの所に行ける、と喜んでいるジャニスを微笑んだまま見て]

 じゃあ、私は他の所、様子を見に行こうかな。
 色々心配なところもあるし。

 あー。私のはね。
 痛かったけど、最後だって焼け付くような感じだったなぁって思うけど。
 喉元過ぎればで一瞬だったから。

 もう痛くないし。

[死んだ時の自分の姿は見ていない。気付いたら、別のステージに浮いていたから]


沙耶は、ミルフィに回復キット(小)を用いて、あとは、それで出血が止まってくれと祈ることしかできない。

2013/07/09(Tue) 00時頃



[天使 再来。
とプレイヤの心に過ったものがあったけれど
流石に口には出せなかった。
ジャニスそのままだったらスムーズに言葉にしただろうに。

ぎゅ、と両手を握りしめて胸の前で]


   ミルフィちゃん、大丈夫だと、いいけど……

[表情はウキウキしたり眉が下がったり忙しげに動く。
一緒には来ない様子の芙蓉を見やり、
もう彼女には「気を付けて」を言えないことを思えば
送る言葉に少しく迷いが生じる。
けれどのど元過ぎれば、の言葉には小さく噴き出して]


   お茶みたい  ――でも、うん、もう痛くない わよね


【人】 武家の娘 沙耶

……お願い、これで止まって……!

[刻々と体力を削る出血が止まってくれと、あとは願うだけ。

もしも駄目なら――出来ることは、神に本当の奇跡を祈るか。
――あるいは、苦しみを終わらせる、気高き慈悲の一撃だけか]

ごめんね、ごめん……、
……私が、あんな、あんなとこで。私が、私のせいで……、

[今では明白になったそれを何度も呟いて。
泣きじゃくりながら、ミルフィの手を握った――]

(590) 2013/07/09(Tue) 00時頃

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