人狼議事


65 In Vitro Veritas

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 たぬき ベネット

─ →手術室 Pamelaへ ─

[オリジナルが何を思って移動したのかは解らないがともかく暴れる事も大騒ぎする事も無くてほっとした。

 倉庫の前で僅かな食料らしきものを分けるグループを見て空腹を思い出すがまだチャイムは聞こえないし、今は散花との話を優先させたい。
 誰かに何か聞かれたなら、ちるはな疲れたから休ませないと。と保育士の顔を覗かせて答えるだろう。

 先ほどシーツをはがした手術室へオリジナルを押し込んで扉は閉まった]

 お疲れさま。話というのは口実です。

[そう言うと、施術用であろう細長いベッドへ背を押して、ふと違和感に気がついた。
 服の下が、なんとなくかたい。
 背中の感触がおかしい気がする、と後ろから抱き締める形でかたいものの感触を追って胸の方まで手を回した**]

(0) 2011/09/30(Fri) 10時頃

たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/09/30(Fri) 10時頃


─ B2F/倉庫前(回想) ─

 だって食料これしかねーんだぜ?
 もっと沢山あるとか、もーすぐ出れる見込みあるってんなら、お前らにも分けてやりてーけど。

[ニックが不満を訴えても、やはりあまり態度は変わらず。
 危機感を覚えたらしいフランシスカに、14に分けると言われれば、明らかにいやそうな表情を浮かべた。]

 ……俺ら優先でいいと思うんだけどなー。

[ぶつぶつ言いながらも、小分けにされた食料の幾つかを渡されれば、そのうち1つをニックへ向けて放り投げる。]

 あんまり食うなよ?


 んじゃ、俺は上の階に持ってくわ。

[ヴァイオリンの音が聞こえていた。
 誰かいるのだろうからと、食料の袋を持って階上へ向かう。
 分けられた食料をニックに持たせず、自分で持ったままでいるのは、奪われてしまわないように。]

 あ〜ぁ……早くこんなトコからオサラバしてー……。

 野球観てー……。

[文句を言いつつ、だらだらと非常階段をのぼってゆく**]


【人】 たぬき ベネット

[強い拒絶の声、そして腕を振りほどこうとする動きに対抗するように抱き締めた腕に力を入れた。
 体格はほぼ等しいが、毎日子供たちと走り回っている分体力に自信はあるし暴れる子供を取り押さえる事もあった。

 だからなのか、なんなのか。
 しばらくもみ合って後、散花がぐったりして。

 腕が巧い具合に三角絞めを決めたか、暴れる顎に肘を当ててしまったか、ともかく相手は動かなくなった。
 手術台に寝かせて頬をぺちぺちと叩いてみた。反応は無い]

(5) 2011/09/30(Fri) 14時頃

【人】 たぬき ベネット

[一旦部屋を出て、フランシスカが食料を配布しているのに遭遇するなら]

 散花は疲れてベッドで寝ている、機嫌もよくないから静かにしておいて欲しい。
 私が側に着いているから、また何かあったら言いにくる。

[部屋に来るなと暗に告げる。
 なぜ手術室でと問われても、寝てしまったからわからないと首を傾げるだけ。
 貰えるなら二人分、そうでないなら自分の分だけ食料を受け取ってまた部屋へ。

これで、邪魔の入らない二人だけの時間を過ごせるだろう]

(6) 2011/09/30(Fri) 14時頃

【人】 たぬき ベネット

[触られて嫌がった物の原因を解明しようとエプロンを外してそばに畳んでおく。シャツのボタンをはずしてゆくとそこには見慣れないものがあって。
 胸を押さえる必要が無いから余計に謎は増したまま、留め具やその周辺を触っている。外し方がわからない。

 偶然引っ掛かったものが外れたのを切欠にきつく隠されたものから本来の姿へ]

 ……おおきい。ずるい。

[エプロンを着てしまえばわからない自分より遥かに肉の多いものが其処にはあった。
 悔しくなって触る。同じ物のはずなのに何故!

 目を覚ました時にまた暴れないように倉庫から持ち出したナワで両手をまとめて頭上でぐるぐるとくくる。その端を重そうな什器の足にかたく縛った**]

(7) 2011/09/30(Fri) 14時頃

たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/09/30(Fri) 14時頃


【人】 たぬき ベネット

― 手術室の外で ―

[コーダのオリジナルから食料についての注意を受ける。
 この人は指示をくれる信頼できる人だと、ロボットに足る存在だと素直に頷いた。
 フランシスカの言葉には少し首を傾けて]

 お医者さん、さっきのリーネさんのおりじなる?
 あの人は、こわすひとだからいやだと思う。

 今は寝てるから大丈夫、魘されたり大変そうなら呼びます。

[水。水は大切だ。あとで運んで散花にも飲ませよう。
 面倒みないと、彼女はもう一人では動けないのだから]

(23) 2011/09/30(Fri) 22時頃

【人】 たぬき ベネット

― 手術室 Pamela ―

[むにむにと夢中で肉を揉んでいたら目を覚ましたベネディクトに声を上げられた。
 クローンの中には同性同士で発散する人も居るらしいが自分が誘われた事はなかったので、その感触はとても新鮮で興味深いものだ。自分にも無いものだし。
 
 腕は縛ってあるから大丈夫、括った先は重そうな機械だから簡単には動けないだろう。
 また大声を出すなら口になにか押し込んで声を殺せばいいし]

 騒ぐとだれか見に来ますよ。
 これ、隠したいんじゃなかった?

[手術台の横に座ったまま、つんつんと盛り上がる乳房をつついた。
 彼女が元細胞なのに、自分にはこんなに無い。ずるいなと思った]

 いいな、これ。

[すっかり本来の目的を忘れて目の前の新しい存在へ好奇心を引かれ、何のために部屋に閉じ込めたのか忘れてしまった。
 遠慮なく鷲づかみ柔らかい肉の感触を掌へ伝える]

(24) 2011/09/30(Fri) 22時頃

たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/09/30(Fri) 22時頃


― 回想:地下二階 倉庫前 ―

 キャッチボールを、教えろ……?

[赤毛の予想外の一言には、きょとんと瞬いて。
それから、にかっと晴れやかに笑う。この廃病院に来てから、一番の笑顔。]

 おゥ、いつでも来い!
 俺のクローンってなら、上手くなんねェワケがねェ。

[手を伸ばし、嫌がられなければ肩や上腕に触れ。]

 ン……鍛え方は全然だが。
 何しろアンタは、この天才遊撃手の岩瀬ドナルドサマと同じ遺伝子持ってんだかンなァ!

[大げさにおどけて胸を叩き、後でなァ!とひらり、手を振った。]


【人】 たぬき ベネット

 シュミがワルイ。
 どういうこと?

[趣味という概念もそれが悪いという意味も知らなかったが、胸をもまれるのがとても不快そうなのは理解できた。
 それがやめる理由にはならなかったけれど]

 ヘンタイオンナ?
 難しいことばが多いよ。

[手術台はそう広くない、あまり動くとベッドから落ちてしまうのではと逃げる身体を引きよせ、さてどうしようかな。

 ――そうだ、大事な事を思い出した。
 自分はオリジナルと一つになるんだったね]

(46) 2011/09/30(Fri) 23時頃

【人】 たぬき ベネット

[男女なら繋がり方は知っているけれど、同性同士はどうすればいいんだろう?
 困ったな、試してからすればよかったかもしれない。

 ふらり、視線を巡らせると手の届く所にあるのは――]

 気持ち悪いの?
 普通なら触られて気持ち良いのに、おかしいちるはな。

 だったら教えてあげるよ。

[かちゃりと留め具を外して下衣に手をかけ力任せに下ろす。作業着と似た構造だからそれは簡単に脱がせられるだろう。ブーツに阻まれて中途半端な位置までしか下がらないとしても、それで充分だ]

(57) 2011/09/30(Fri) 23時半頃

[億劫そうに階段をのぼっている時だろうか。
 背後に誰かの足音が聞こえ、振り返った。]

 何だニック、どーした?

[食料を投げ渡したあと、岩瀬のクローンを追ってその場を離れたはずの自分のクローンが、またそこにいた。]

 何だよ、食料だったら渡したろ。
 ちゃーんと等分に分けてあるってーの、疑うンなら他も見せっか?

[舌打ちし、他の食料袋を見せながら言う。]

 ったく。
 これっぽっちしかねーんだから、お前らクローンはちっとは遠慮しろよなー。
 俺らあってのお前らだろ?


 何だよ、そんな目で見んなって。

 ほら、映画とかドラマなんかによくあんじゃん。
 尊い犠牲ってヤツ。

 ……って、あぁ、映画だドラマだなんて知らねーか!

[声を出して笑いながら、続ける。]

 そりゃまーな、お前らも助かるってーのなら、万々歳なんだろうけど、やっぱまず優先されんのは俺らでしょ。
 心配すんな、もし死ンじまっても、お前らの事は忘れねーって!

[まず助かるべきは、オリジナル。
 クローンは二の次。
 それを、さも当然のように考えて。]

 美談だよなー、美談!


 ───……あ?

[その浮遊感は、唐突に襲ってきた。

 ぐるりと回転する視界。

 身体が何度も、硬い階段に打ちつけられる。

 ごきり、という鈍い音を、頭の奥で聞いた気がした。


         ───が、それが一体何だったのか。

                        己では、分からぬまま。]


【人】 たぬき ベネット

[不意に抵抗の動きが止まり、瞬時に何か反撃をされるのかと身構えた、が……]

 ああ。

[とっさに叫び声を上げる口を塞いだ、大声を上げるとは思わなかったからその声は扉の直ぐ近くに居たら聞こえてしまうかもしれない。
 邪魔する口は塞がないと、だめだった。

 さっき脱がしたエプロンの端を口に押し込んで今度は大丈夫かな?]

(69) 2011/10/01(Sat) 00時頃

 ………………。

     …………………………。


[階段から落ちたらしい。
 そう気付いたのは、己の身体が、階段の下に横たわっていたから。]

 ンだよニック! あぶねーだろ!

 つーか言ってるイミがわかんねーよ。
 お前らも人間かもしれねーけど、人間のコピー、クローン!
 つかなぁ、もしここで俺が怪我したら、困んのはお前なんじゃねーの?

 ……って、聞いてんのか?!

[返事がない。
 カッとなって、ニックに掴みかかろうとした。

 しかしその手は空を切る。]


 な、んだ……?

    なんだ、これ……!!?

[そういえば。

 何故自分は、自分を見ている?
 階段から落ちた筈なのに、何故どこも痛くない?

 なぜ……?]

 おい……待てよ………。

    冗談、だろ………………?

[震えが止まらない。
 ただ呆然と、動かなくなった己を見つめる。

 ニックがどこかへ立ち去った事すら気付かぬほどに。]


― 回想:地下二階 倉庫前 ―
[食べ物を分けて回る途中、視線を感じてそちらを見やれば、アマ……なんと言ったか、野球の嫌いな例の男のクローンの姿。服装からそれと知れた。どうやら、肌の色も多少違っていたか。]

 うン、アンタはまだ貰ってねェのか。
 ほい、こんだけが一人分、らしいぜェ。

[一袋渡して、それから。先ほど、彼のオリジナルが言った言葉をそのまま、彼にも伝える。]

 いつ出られっか分かんねェ、大事に食えってさ。

[手を挙げて歩き出そうとしたときに、呟きが聞こえて振り返る。]

 目……?

[クローンには怪我が珍しいのだろうかと、軽く首を傾げ、再び廊下を他の者を探して――*]


メモを貼った。


【人】 たぬき ベネット

[まだ呻いてはいるけれど、部屋の外に聞こえる音は出せないみたいだからこれで正解]

 暴れたら台から落ちるよ。
 痛くしたいわけじゃない。
 気持ちよくなってよ。

[剥き出しの腿を撫でて、落ち着いた声を出す。

 細長い試験管だろうか、目に付いたそれを手に取る。
 いつから使われて無いのかわからないが、自分に無いものの代用品には少し足りないかもしれないけれど仕方ない。
 足が邪魔。
 でも、切り落とす訳にも行かないから纏めて抱え上げて……ちょっと重いけれど頑張ろう]

(78) 2011/10/01(Sat) 00時半頃

[やや暫くして。
 また、別な人の声が聞こえてきて。
 そしてハッと我に返る。

 知らない女が、自分をあれこれ調べている。

 ああ、自分は死んだんだと、いやでも理解させられる。

 そこにまた、人が増える。
 彼はたしか、雨宮とかいったはずだ。]

 ………なんだよ、それ。

 まるで、俺が悪いみたいじゃねーか。

[自分はただ、当たり前の事を言っただけなのに。

 クローンは、自分達に万が一の事が起きた時のため、存在する。
 だから、万が一の時に犠牲となるのは、仕方がない。
 憐れみがないわけではないけれど、それが、クローンの存在意義なのだから。


 なのに、何故?
 何故、怒りを向けられた?

 わけがわからない。]


【人】 たぬき ベネット

[自分が始めて犯された日のことは実はあまり覚えていない。
 少なくとも合意ではなかったし、何より何も知らない子供だった。
 しかし身体は慣れるもので、次第に苦痛だけで無いものも感じられるようになってきていて]

 あ、んま暴れないでって……言ったでしょ。
 いてて、痛いよ!

[もがく硬いブーツの底が腕や顔を掠める。直撃したら凄く痛いだろう。危ない、このままじゃする前に怪我してしまう。
 ロボットは居ないけれどペナルティはなるべく受けたくない。

 でも、どんなに暴れていてもそこに挿入されたら流石に力入らないよね?
 透明ガラスで出来たものだろうか、それを強引に押し込もうと力を込めた]

(85) 2011/10/01(Sat) 01時頃

[医者らしき女と雨宮の話は、あまりよく理解できなかった。
 そも、真剣に聞いていなかった。
 何故自分が殺されなくてはならなかったのか、まだ納得しきる事ができていなくて。]

 ……なんだ、今の声。

[その時聞こえてきた声は、雨宮と似たものだった。
 彼のクローンが、誰かを呼んでいる?]

 おいっ、まさか……!

[ニックが他にも殺したか!?
 まず頭を過ぎったのはそれだった。]


メモを貼った。


【人】 たぬき ベネット

 あれ、泣いちゃった。
 ちょっと足りなかった?ふやす?

[きつい肉を押し分けて無遠慮に突っ込んだ。
 当然拒絶する身体の抵抗もかなりあるけれど、蹴ってくる足が止まったので受け入れたのだと思った。ほら、やっぱり女だよ。体液で動きやすくなるまで揺らして、持てるぎりぎりまで挿入する。
 その光景を見て、無性に疼いた。同性相手では起こらないと思っていたけれど、そうでも無いようだ。
 
 それとも、散花だけにこうなるのだろうか]

(93) 2011/10/01(Sat) 02時頃

[ふわふわと浮遊する身は、おそらく、雨宮達より早くコントロールルームへ着いたろう。
 扉など、あってもなくても今の自分には関係なく、するりと中へ入り込む。

 そこに見えたのは、赤いもの。
 ああ、また血だ。
 やっぱりまた誰かが死んだ。殺された。]

 おいおい、今度は誰……───。


【人】 たぬき ベネット

[何かを訴えるような視線、暴れる動きはもう見られない。

 やっと、女である事を受け入れたんだね。嬉しい。
 その顔とってもドキドキするし綺麗。もっと沢山の表情が見たい。

 これからは私が相手になるから、道具じゃなくて深く繋がれる方法を探して二人だけでいっぱいになろう。そんな意味を込めた笑顔が浮かんでいる。
 だったらもう、この棒は不要かな?私上手く出来た?ずるりと引き抜いて、どこかへ転がした。

 たとえ散花の殺意を知ったとしてもこの笑顔は*崩れることは無い*]

(97) 2011/10/01(Sat) 03時頃

たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/10/01(Sat) 03時頃


 岩瀬さん!!!
 何で、何だよコレ!!
 どういう事なんだよ!!!

[目の前の光景は、状況を理解するのに時間を要した己の時より、ずっと衝撃的だった。

 首に巻き付いた荒縄。
 血に染まった顔。
 怪我をした左目が、ひどく不自然で……]

 岩瀬さん……岩瀬さん!!
 な……一体、何があったんすか!
 まさかニックが……俺のクローンがアンタの事を……?!
 ンな冗談…………勘弁して、くださいよ……?!

[縋り付き、その身を揺さぶろうにも、腕はするりとすり抜ける。
 何故、なぜこんなことに……。]

 おぃ………何で……だよ…………。


 なん、で…………。

[声が震える。
 身体から力が抜け、血溜まりの中にへたり込む。

 けれど、その身に血は付かず───**]


メモを貼った。


【人】 たぬき ベネット

― 手術室 Pamela ―

[うっとりしていたので、その蹴りは直撃した]

 ……ッあ゛!

[がつん、骨と靴底がぶつかる鈍い音が脳内に響く。
 そして広がる熱と痛み、熱いなにかが頬を伝って落ちる。

 訳がわからなくて手術台から落ちた。

 熱い、熱い、痛い、痛い、なんだこれ。
 ずきんずきんと脈打つそこに手を伸ばし、ぬるりと滑る。切れた瞼と潰された目は、まるで赤毛のオリジナルが負傷したのと同じ箇所、左側が真っ赤で何も見えない。

 また蹴られるかもしれないと手術室から飛び出した。
 食料は二人分持ったまま]

(116) 2011/10/01(Sat) 13時半頃

たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/10/01(Sat) 13時半頃


たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/10/01(Sat) 14時頃


【人】 たぬき ベネット

[痛い、痛い、熱い、痛い、痛い、痛い、熱い]

[押さえるにしても触れると痛いから、触る事は出来ず、流れる血も涙もそのままにただがむしゃらに走った。

 何かに足がかかり、転ぶ。痛い。
 赤い布?誰?

 よく見えないがニック?オリジナルがこんなところで寝ている。邪魔だ。転んだ時に打ち付けた膝や身体のあちこちまでずきずきし始めた]

 ――あああああ!

[蹲ったまま、恐らく生まれて初めて、声を上げて泣いた]

(120) 2011/10/01(Sat) 14時頃

【人】 たぬき ベネット

― B1 廊下 ―

[痛い、痛い、赤い、熱い、痛い]

 うっ、うう。

[うめき声しか出ない、けれど聞きなれた声に呼ばれて僅かに顔を上げる。
 まだ血は止まらないし涙も溢れる、視界はぼんやりするが黒い髪が見えた気がした]
 
 ……クロ、さん?ッ……ぐうう。

[動くだけでずきんずきんする、きっと酷い顔になっているだろう]

(123) 2011/10/01(Sat) 14時半頃

たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/10/01(Sat) 15時頃


たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/10/01(Sat) 15時頃


【人】 たぬき ベネット

[痛みに、衝撃に。ちゃんとした返事が返せないが。
 聞かれた事は答えないと。
 怖くて触れる事の出来ない傷口を押さえる事は出来ないし、血で汚れたエプロンを握り締めて]

 ち、るはなに……けられた、の。
 おこらせ、た。ごめんなさい。

[事実を大幅に削って告げる、嘘はついていなかったしその答えがどう受け取られるかなんて考えにまで頭は回らなくて。
 ただ、今は蹴られた目が熱くて痛くて頭がどうにかなりそうで。
 立てる、と言われてゆるゆると、起き上がろうと動いた]

(125) 2011/10/01(Sat) 15時頃

【人】 たぬき ベネット

[よろよろと起き上がる、それだけでずきんずきんとまた傷が脈打った。
 でも、そのままここに居るわけにもならず、何とか促されるままに階段を上る。
 それだけで体力を随分消耗した気がする、瞼の血はとまりつつあったが水道で屈むだけで頭がガンガンした。
 出来ないと意思表示すると濡れた布を渡された]

 クロさ、ん。おりじなる、気をつけて。

[ひやりとした布で傷を押さえると気持ちよい気がしたがまた直ぐに赤く染まっただろう]

(127) 2011/10/01(Sat) 15時半頃

【人】 たぬき ベネット

[ひとまず布で押さえる事で少しは落ち着いた。
 まだずきずきと脈打ってはいたし、ガンガン脳内で響いてもいたけれど]

 側に居たいと思って、一緒になりたくて。
 でも、すごく怒った。

 怒って、蹴った。
 痛い……

[リーネにも手伝ってもらってなんとか移動をして、落ち着いて座ってからぽつりぽつり話始める。
 その言葉はいくつか足りないから、クローン達に散花への印象を悪い方へ植え付けて行くかもしれない。

 患部から恐らく発熱してきたのだろう、頭がぼーっとしてくる。
 時々ふっと、意識が途切れそうになって、身体が揺らいだ]

(134) 2011/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 たぬき ベネット

 ――散花は、私をいらない、みたい。

[なら何故生まれて 作られて 今まで生きて 生かされて 来たのだろう。
 じわりと右目から、涙が浮かんだ]

(135) 2011/10/01(Sat) 16時半頃

【人】 たぬき ベネット

 ちるはな、側あぶない。
 クロさんもけがしたら困る。

[リーネの肩にもたれながら、クロへの答えは明確に所在を告げる事はしない。
 だってベネディクトに何かしていいのは自分だけだから。

 本格的に熱が上がってきたのだろう、意識が途切れる時間が長くなってきた。
 リーネが動かないのなら、そのままぷつりと意識は*黒い世界へ*]

(139) 2011/10/01(Sat) 17時頃

たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/10/01(Sat) 17時頃


メモを貼った。


ベネットは、声が聞こえて意識は浮上する。

2011/10/01(Sat) 20時頃


【人】 たぬき ベネット

 ちるはなに、何もしないでね。

[何かして良いのは自分だけ、だって「私の」オリジナルなんだから。

 会話する声に、意識が戻り真っ先に口に出たのはそんな言葉だった]

 危ないから、ニックさんもクロさんも、リーネさんも近づかない方が良いよ。
 けが、するよ。皆には、してほしくない。

 ……ッ、くう。

[一時的に薄れていた痛みはまたぶり返したけれど、リーネの肩から身体を起して]

(154) 2011/10/01(Sat) 20時半頃

【人】 たぬき ベネット

― →当直室 ―

[この言葉で怪我をさせた相手が誰だかわかったのだろう、というよりあえて名前を出した節がある。
 クローン達に「散花ベネディクトは危険だ」と、知らしめる。出来ればオリジナルにも同じ事を広げて伝わって、側に誰も居なくなれば良いとさえ思った。

 身体を支えられて移動する。痛い、熱い、動くと本格的にずきずきする衝動がぶり返してきた]

 あつい、のど……かわいた……

[ニックのオリジナルが壊れていた。そうだ、さっき躓いた。邪魔だった。
 元々良い印象もそう無かった、じゃああれは罰が下ったのだろう。

 ……ならば、自分の怪我も、罰なのだろうか?]

(155) 2011/10/01(Sat) 20時半頃

メモを貼った。


― 回想 ―
[それは、予想もしていないことだったから、反応が出来なかった。
或いは――予想はしておくべきだったのかもしれない。けれども、まだ非日常に対する心構えが出来ていなかった、という方が正しいか。]

 ぐッ……やめ……ッ!

[助けを求めて叫ぶような余裕すらなく、首に巻きついた何かに力が込められる。

皮膚が痛い、息が出来ない、何かがこみ上げるような感覚。
―――苦しい、苦しい、苦しい。]

 なん、で……俺、は……ま、だ……。

[それは、言葉にすらなっていなかったかもしれない。
もう、もがくのすら苦しくて。徐々に朦朧としてきた意識を、すとんと手放した。]


― 回想:コントロールセンター ―
[ふいにぽかりと意識が戻る。]

 あァ……生きて、る……?
 俺、てっきり死んじまうかと……。

[仰向けのまま、ゆっくりと目を開ける。飛び込んできたのは、何やら機械だらけで人気のない部屋。制御室かなにかだろうか。]

 あー…あの廃病院に連れてかれたンは、夢じゃァねェのな。

[がしがしと頭を掻きながら体を起こし、辺りを見回す。ふと、足元に人が倒れているのに気がついて――、]

 うぉっと、うっかり踏んじまうトコだったぜェ。
 あっぶねェな、誰だよこんなトコで寝てるヤ……ツ……?


[見覚えのある赤銅色。]

 赤毛……?

[見覚えのある上着。]

 いや、別のクローン……、

[左目には眼帯、首元には荒縄が巻きついて。]

 …………俺?


【人】 たぬき ベネット

 ちるはなは私のおりじなるだから。
 なにかするなら、私がしないとだめ。

 だって、いやでしょう?自分を好きにしていいのは自分だけ。

[発熱による汗が額に浮かぶ、意識がゆらゆらと揺れる。
 ニックの声が聞こえ動く視線を向ける。
 意思は通じるだろうか、理解されるだろうか、この執着心が]

(165) 2011/10/01(Sat) 22時頃

【人】 たぬき ベネット

[ニックが既に二人殺していることは知らないし、もしかしたら他のオリジナルも殺すつもりなのかもしれない。
 それでも撫でられる手の感触は優しくて、また意識がふっと落ちそうになる]

 ……うん。
 ありがと、う。ニック、やさし――

[うつらうつら、それでも声は聞こえているので寝言のように返事を返す]

 みんなに、いって。ちるはなきけん。
 はなしあいきっとムリ、すごく怒ってる。

(180) 2011/10/01(Sat) 22時半頃

― 回想:コントロールセンター ―
[手を伸ばせど、首に絞めた痕の残る己のからだには触れることが出来なくて。
目の前にあるからだにめり込むように、その手は何の感触もなくすかっと空を掴む。]

 まさか、まさか、――俺が死んじまってて、ユーレイ、とか?
 ハ、ハハ……ンな、出来の悪りィホラー映画みてェなコト、あるわきゃねェだろ……。

[口からは乾いた笑いが洩れる。
けれども、近くの配電盤らしきものに触れてみようとしても、やっぱり同じこと。
しばらく立ちすくんでいたが、何かを堪えるような溜息をついて。]

 チックショウ、まだ俺、ソリテスウルブズを優勝させてやれてねェ。
 三冠王だって、取ってねェ。

 何より――、

[震える声で吐き出した。]

 まだ……、野球がしたかった……ッ。


― 回想:コントロールセンター ―
[じきに、扉を開けてやってきた赤毛。ただ、起きて、と繰り返す。]

 ハハ、ハ……なァ、アンタ。
 もう移植手術なんて必要ねェ、好きに生きられンだぜ。
 よかったじゃねェか。

[オリジナルを失ったクローンが処分されることなど知らず、言葉には知らず苛立ちが滲む。]

 なんなら、俺の代わりにスタジアムに立つか。え?

[声を掛けても、全く赤毛は聞いていない様子で。]

 や……聞こえて、ねェのか。
 そうだよなァ、俺、首ィ絞められて。

[死んだんだもんな、とは、言葉には出来ず。]


─ コントロールセンター ─

[牧野とかいう医者が、岩瀬のクローンを治療している。
 会話の断片から、クローンは岩瀬を殺していない事、クローンが自ら目を抉り、岩瀬に与えようとした事は分かった。]

 バカじゃ、ねぇの……。
 抜いて、嵌めて、ハイおしまい。

 ンなワケ、ねぇじゃん……。

[ぽつぽつと零しながら、岩瀬の左眼に手を伸ばす。
 触れようとする……すり抜ける。]


[赤毛の次の行動に、肝を潰した。左目に迷わず指先を突き立てる、自分と同じ背格好の男。ぼたぼたと流れる血にも、意を介さない様子で。]

 なに、を……オイ! やめろよ、何すんだ!

[けれど、声は届かず、その動きは止まらない。
己の死体――信じたくはないが、そうなのだろう――の傷ついた眼球に手を伸ばして、刳り貫く赤毛。そのまま、手に持った赤毛の眼球と、己の"駄目になった"眼球を取り替えようとする。

移植手術が必要だと、言ったから――?]

 やめ、ろ、ンなコトしたって、俺、もう死んでんだぜ!?

[見ていられなくて、眉根を寄せて目を逸らす。ぐちゃり、と耳に痛い音に、その場を去ろうと。
扉を開けようとしてドアノブを掴んでもすり抜け。
そうか、と、そのまま肩を扉にぶつけてみれば、何の抵抗もなくするりと廊下へ――。]


― コントロールセンター ―
[一通り、周りをぶらついて。
漸く戻ってきたときには、牧野医師と赤毛の姿。傍には蛯江もいただろうか。
蛯江が死んだことは未だ知らず、ちらと見やるだけで気にも留めずに。]

 やっぱ、俺ン姿、誰にも見えねェのな。
 ッたく、ユーレイになったんだとして、死んだ選手のユーレイと喋れるくれェのオマケ、あってもイイと思うんだが。

[牧野医師から治療を受ける赤毛の姿には、目を眇めた。]

 ……まだ、いたのか。

[じいっと見ていれば、彼は子どものように泣きじゃくる。目を上げたかったのだと、起きてほしかったのだと。]

 ……ンなコト、しなくてイイんだよ。
 アンタ、キャッチボール上手くなりてェっつったろ?

[思い出したのは、ボールの投げ方を教えてくれと頭を下げた彼の姿。]


[ふ、と苦笑を洩らした。]

 好きに生きろよ、俺は俺、アンタはアンタ。
 こんなコトになんなら、移植手術は止めるって伝えてやりゃァ良かったな。

 ……ボール上手く投げられるようになりてェって言うヤツの目なんざァ、取れっかよ。

[ぼそり、呟くと、手を伸ばして。]

 あーあー、泣くんじゃねェよ、俺とおんなし顔してる癖ェしやがって。
 傍から見たら、俺が泣いてるみてェじゃねェか。

[赤銅色を、ぐしゃぐしゃとかき混ぜるように、動かした。もちろん、その手は髪に触れることなどなかったけれど。]


メモを貼った。


[ずっと俯き、岩瀬の顔───左眼ばかりを見ていた為か、すぐそこに、岩瀬自身がいる事には気付いていなかった。

 けれど、同じ声がだぶって聞こえる。
 混乱しているのだろうか。]

 そーっすよね……。
 なんか、岩瀬さん泣いてるみたいで……。

[そのうちのひとつに、独り言のように答える。]


【人】 たぬき ベネット

[リーネが湿らせたハンカチで唇を潤してくれるならあとは黙って三人の言葉を聞く。
 意識は落ちそうで落ちない、その分ずきずきと脈打つところが痛む気がするけれど痛みには徐々に慣れてきた]

 …………ニック、むり、しないで。
 ひとりじゃないほうがいいと、おもう。

[一人で行動してももしかしたら自分のようにオリジナルに反撃されるかもしれない。
 そうしたらクローンを壊す事になんて抵抗、あまりないのではないだろうか?
 だってそう、ヨルだって簡単に捨てられた]

(202) 2011/10/02(Sun) 00時頃

[ぱたりと糸が切れたように眠り込む赤毛。何やら穏やかな寝顔を見つめて。]

 俺が触ったの分かったハズもねェけど……そンで、寝ちまうとか。
 なァんか、気ィ抜けちまうなァ?

[横合いからの言葉に何気なく返事をする。]

 だよな、オトコマエな俺の評判がガタ落ちだってェの。
 おまけにアイツ、今ァ俺の眼帯してやがるし。
 ……アレ。

[今のは、自分の言葉に対する返事ではなかったか。]


[瞬いて、そちらの方をゆっくりと見やった。そこには、己の遺体を見つめる蛯江の姿。]

 俺の声、誰にも聞こえねェはず、だよな?
 けど、そこに死体あるし、俺が死んでんのはどォも間違いなさそうで……。

[蛯江が死んでいるという考えには至れず、出した結論は。]

 何、アンタ、実はイタコとかそォいう?

[たまにチャチな配信局で作っている、B級のバラエティ動画を思い出しながら、ぶつぶつと。]

 まァ俺、オカルトとか信じねェ性質だけどよ、実際に自分が死んでユーレイになっちまってる以上は……。


 そっすよ……。
 岩瀬さん、俺の憧れだったのに……。

 …………?

[流石に違和感を感じた。
 怪訝な表情を浮かべて顔を上げると、牧野医師とフランシスカと、彼女のクローンと。

 岩瀬のクローンと、岩瀬の……]

 あれ?

[横たわったままの岩瀬の亡骸を見て。
 また、顔を上げて。

 岩瀬のクローンが、2人いる?
 それとも、もしかして……]

 岩瀬さん、っすか……?


[混乱したような蛯江に、きょとんと瞬いた。]

 そりゃまァ、俺は岩瀬ドナルドだけど?
 ……へ、姿も見えンの? なにそれすっげェ。

[歩み寄って少しかがむと、血溜まりにへたり込んでいる彼に、手を差し出して。]

 オイ、そんなトコ座ってたら、汚れんぞ。
 あ、流石に触れはしねェか?

 つゥか、もう既に遅ェか、汚れちま……んァ?

[よく見ると、そのパーカーには血などついておらず。どうも妙だ、と必死に、ない頭をフル回転。]


 イタコ?
      え……?

[困惑気味に瞬いて、立ち上がる。]

 いや、俺……何つーかその、殺されちまったみたいで。
 もしかして、俺、岩瀬さんには見えてたりします?

[怒り、哀しみ、困惑、絶望。
 そればかりだった表情に、僅かだけ浮かぶ明るさ。]


 へ、イタコじゃねェの?
 だって生きてんのに、俺の声……、

[ヤニクの言葉を聞いて、目をぱちぱちと。]

 おゥ、見えてンぜェ。
 何、アンタも――ヤニクも、殺されたってのか……。

 殺ったヤツ、見たか?
 俺は咄嗟のコトだったんで、顔までは。

[参るよなァ、と溜息をつきながら、首を振る。眉根はきゅっと寄った。]


 あぁ! やっぱりそうだ、岩瀬さんだ!

 よかった!
 ……って、全然良かねーっすけど、よかった……!

[嬉しそうに、伸ばされた手を掴む。]

 俺はその……ニックに……俺のクローンに、階段から突き落とされちまって。
 あいつクローンなのに、自分達も人間だとか、何か、よくワカンネーこと言いだして……。

[何故殺されるほどの怒りを買ったのか、分からない。
 傍から見れば、その言動はクローンに殺意を抱かせるには十分だったかもしれないけれど。
 他者の痛みを深く理解するには、まだ未熟すぎて。
 だから、悪いのはニックだと。]


 そッかァ……アンタも死んじまったかァ……。
 全然良かねェけど、一人で誰とも喋れねェよりゃマシで……。
 んー、複雑なキブン?

[掴まれた手には少々驚いて。]

 ありゃ、ユーレイ同士なら触れンのな。
 さっき試してみたら、扉も生きてるヤツの体もすり抜けちまうみてェだったが。
 あーあ、モノに触れねェんじゃ、野球も出来ねェ。

[ヤニクのクローンを軽視するような言動には、特に口を挟まなかった。分からないではない。クローンには電子戸籍もないし、自分だって、クローンを目の前にしてなお、移植手術の続行を考えていたのだから。]


 オイオイ、俺とアンタが殺されたってコトは、犯人は野球嫌いかァ?

[とは、ただの軽口だったが。
純粋に連続殺人事件に対する疑問は深まるばかり。]

 俺を殺したのもニックってアンタのクローンなのか?
 ソレにしちゃァちィと妙っつゥか、俺の殺されたのと時間が近すぎるっつゥか。
 んー……コレ、やっぱ、クローンたちがやってンのかね。

[ニックに対して食料を我慢しろと言った蛯江。雪織もやはり、クローンに対して罵声を浴びせていた。
自分が殺されたのは、オリジナル全てに殺意が向いているのか、或いは移植手術を控えていたために……?

去年の駄作映画が再び思い浮かび、背筋がぞくりとする。]


 ホント、俺……何で殺されちまったんだろ……。
 岩瀬さんも……岩瀬さんこそ、何で……。

[もう片手も伸ばし、掴む。
 微かな震えは伝わるだろうか。]

 そう、っすよね……。
 野球、もう、できない、とか……そんなの。

 も……スタジアムで、岩瀬さん見れねー……って、思うと……。
 なんで、誰、が……アンタの事……っ!

[悔しくて仕方ない。
 三遊間での華麗な守備を、もう二度と見る事ができない。
 それ以前に、岩瀬はもう野球ができない。

 それがとても辛くて悔しい。]


[十字を切る黒田に気づくと、暫し悩んで。]

 ……お、おゥ。俺ンために、どォもご丁寧に。

[ぎこちなく頭を下げた。
あの黒田フランシスカに十字切ってもらったんだぜ、と自慢をしながら彼女のファンであるチームメイトの夢枕にでも立ってやろうか。

そんなことを思ったところで、はたと気づく。]

 そォいや、俺らってこっから出らんねェのかね。
 まだ試しちゃねェけども。
 所謂、ジバクレイってヤツ?


 クローンが、俺らを……?
 そしたらやっぱ、岩瀬さんは、目の事があったから、っすか?

[ならば何故、彼のクローンは、自らの目を抉って岩瀬に与えようとしたのか。
 少なくとも岩瀬のクローンは殺人は犯していない。
 だとすると、益々分からない。

 自分が殺されたのは、まあ100歩譲って、言動をニックが何かしら誤解したか、偶々何かの逆鱗に触れての、衝動的なものだったのだろうと。
 尤も、許す気になどはなれないけれど。]


【人】 たぬき ベネット

[そのベッドが最初にベネディクトの寝ていたものとは知らないけれど。
 そして直ぐ扉まで彼女が来ていることもまた知らないまま。

 またしても意識は落ちて、赤くて黒いところへ]


 ――べ、ねでぃくと……

       ――いっしょに、なろ?


  ――わたしの、

[だいじな、オリジナル。

 うわ言がぽつりぽつり、魘されながら*零れ落ちた*]

(230) 2011/10/02(Sun) 01時半頃

たぬき ベネットは、メモを貼った。

2011/10/02(Sun) 01時半頃


[出られないのかと問われ、はたと顔を上げる。]

 え、どうなんすかね……。
 壁やなんかは、とりあえず擦り抜けちまうってか、何も触れねーっすけど。
 どこまで動けんのかは、まだ。

 とりあえず……。

[非常階段の方を指差して]

 俺の身体は、あっちの階段のトコにあるんすけどね。


[惜しんでくれる蛯江の言葉には、深く息を吐いた。]

 サンキュな。
 そんだけ言ってもらえりゃァ、選手冥利に尽きる、っての?

[笑ってみせようと思ったはずの口元が、歪む。

蛯江の前では、努めて気にしていないフリをして振舞ってはいたものの。
矢張り、もう二度と野球が出来ない――その事実は重くのしかかる。

仮に移植手術を諦めたとて、野球そのものが出来なくなった訳ではなかったろう。けれども、死んでしまえば、全てを奪われたのと同じで。]

 ……もう一回、試合、したかったなァ。
 せめて、もういっぺんボール触るだけでも。

[ぽつり。呟く。
おまけに、最後の試合が負け試合だったことが、今となってはひどく悔やまれた。]


伸ばされた蛯江の震える手に、空いた手をそっと重ねた。


 手、やっぱでけーっすね……。

[重ねられた手が温かい。
 ずっと荒んでいた、張り詰めていたものが、少しだけ和らいだ気がした。]

 でも、その……。
 俺にとっちゃ、野球、なくなっちまっても、岩瀬さんは岩瀬さんっすから……。
 それに、こんなコト言ったら、アレっすけど。

 ……岩瀬さんで良かったな、って、ちっとだけ、思っちまって。

[多分、他の人間の霊と出会う事があったとしても、こうはいかなかったろうと。
 おそらく、殺伐とした気持ちばかりが膨らんで、怒りと憎しみばかり成長し続けたろうと。]



 だからその、なんつか……ごめんなさい。
 
 


[謝る蛯江の手を、軽く叩いた。]

 ヤニクが謝るコトじゃねェよ、お門違いってヤツだ。
 アンタがどう思ったって、俺が死んだのとアンタとは関係がねェこった。

 俺ばっかじゃねェ、アンタだってやりてェコト、色々あったろ。
 けど、ま、うじうじしたって生き返るワケじゃ、ねェし。

[多分に空元気ではあっても、ほんの少し、笑ってみせる。]

 ふゥん……じゃ、この病院から出られるかどうかは、分かんねェってこったな。
 あとで確かめてみっか……俺、どォせ幽霊やんなら、こんな廃病院よかスタジアムのが良かった、つゥか。

[や、スタジアムだったら却って歯がゆくなっちまうかな、と呟いて、首を回す。
それでも、自分を殺した者に対する恨みが心の底に確かにあるのは否定できなくて。どうしてか、ここから出られないという予感だけはあった。]


[岩瀬の言葉に、自嘲し、頷いて]

 そっすね……。
 死んじまったら、もう、どうやったって生き返れやしないんすから。

 へへ……やっぱ、ここ居ンのが岩瀬さんで、ホント良かった。

[つられるように笑みを浮かべる。
 選手としては、勿論大好きだったけれど。
 度量の広さを直に感じて、今まで以上に、今更のように。
 野球選手としてだけではなく。]

 ……っへへ、たしかに、こんな病院で地縛霊なんてイヤっすよね。
 どうせなら俺も、どっかウルブスの試合見られっトコ……あ、でもそれよか……。

[どこがいいだろう、などと。そんな事を考える余裕もできてきた。
 尤も、自分を殺したニック、そして岩瀬を殺した誰かへの恨みや怒りが消え去ったわけではないので、まだ此処には留まり続ける事になるだろうけれど。]


[笑みを浮かべた蛯江に目を細め。]

 そォそ、笑ってた方がずっとイイだろ。
 怖ェ顔してっと、まるっきりユーレイみてェに辛気臭くなっちまうかンなァ!
 俺もヤニクが居てくれンのは、有難エね。

 ……他に居ねェってのもフシギなモンだけどよ。
 病院ってェのはユーレイとかつきモンだろうに。
 マジで昔の野球選手のユーレイとか、居ねェのかなァ。

[そういえば、雪織もどこかにいるんだろうか、などと思いながら。]

 ん? それよかどっか行きてェトコ…とかあんの?
 ま、外へは出られっか分かんねェけど、病院内をちィと回ってみっか。

[こうして話している分には、気も紛れて悪くない。掴まれたままの手をふりほどきかずに、くい、と軽く引いた。]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ベネット 解除する

処刑者 (6人)

ベネット
1回 (4d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.132 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび