人狼議事


199 Halloween † rose

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 許婚 ニコラス

― 翌朝 ―

[トマトジュースもビールも買い置きはない。
それにリビングと繋がる寝室は、干からびた遺体がある。

だから、昨晩ドナルドを誘いパーティーに顔を出した

ほんの僅かな時間の滞在だったけれども
再び作ってもらったレッド・アイ。
朝になってしまえばまた――味を忘れてる

それを無念に思うと同時、表から響く
ハロウィンの挨拶を鼓膜が拾い上げて。

起床の支度をしながら、呆れの混じる声音で独り言]

(0) 2014/10/24(Fri) 08時半頃

【人】 許婚 ニコラス

……また、か

[飴が詰まった南瓜の椀はそこになく。
カウンターの端に置いてあった
片足だけの硝子の靴もまた、そこにない

宿屋の婆さんが今日もまた傘立てを買いに来た
後でお届けします、と告げて、はた、と]

―――……トマトジュースと瓶ビール、
代金は、それでいいですよ。

[一日バーテンダーのせわしなさを思い出し。
使わずとも使っても明日が繰り返されれば
消えてしまうのだから、無駄になるまいと


そして気付く。
――喉が渇いている、という事に。]

(1) 2014/10/24(Fri) 08時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[血色の悪い顔をカウンターの置き鏡で見詰めながら、
喉元を摩り、目を伏せる]


……食事を取らなくては…

[次に訪れた客の血を吸おう。
確か、次のタイミングで入店するのは
ハンプティダンプティのように肥えた男だ。
……ダイエットに協力できるかも知れない。

スーツのポケットに手を差し込む。
年代物の懐中時計は、やはりそこには無く**]

(2) 2014/10/24(Fri) 08時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/24(Fri) 08時半頃


【人】 許婚 ニコラス

― オブジェのこと ―

[霊体は捕食者たる男には見えない。

見えたなら、きっと千年以上の悠久を
もう少しは楽しく過ごせたに違いなかった。]

「あなたつめたいのね」

[女が表現したのは、体の事か。それとも態度か

吸血鬼は穏やかに笑った。
これから暖かくなるので、いいのだと告げて。
膨らんだ乳房に手を伸ばし、心の中で戴きます、と。]

(25) 2014/10/24(Fri) 18時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[目覚めたら城が静かになっていたあの日から。
眷属を増やす、という事を止めてしまった。
二度も死を味合わせる事の、残酷さを理解したから


――さて、そんな彼女も身軽に為り
ハロウィンの日に天へ昇る。>>@4

何故か恨めしさのカケラもない表情で、
見つけてくれた薬屋に手を振り。

彼女は、事故で死んだ恋人の元に毎日向かうようだ。
狂った時間の歯車に囚われていると、
待ち人との再会に心浮かすオブジェは知らない*]

(26) 2014/10/24(Fri) 19時頃

【人】 許婚 ニコラス

― ガラス雑貨店「Curcubeu」 ―

いらっしゃいませ、どう……

[待ち望んでいたハンプティダンプティが
漸く現れたかとドアの方を一瞥したが――違った。
縦には長いが、横には長くない人物。
それに、彼の外見には見覚えがあった。

渇きに喉を鳴らしたが、流石に相手が悪い。
一番初めに来た客を――という願望を殺す。]

いらっしゃいませ。
それと、先日は失礼しました。

(27) 2014/10/24(Fri) 19時頃

【人】 許婚 ニコラス

グレッグさん、……ですよね?
紅茶缶を、一緒に追い掛けてくれた……。

[先日のようにフードは被っていないし、
サングラスもマスクもしてないが、
声の調子で思い出して貰えたら、と淡い期待を。
蒼白じみた顔色のまま、欝すらと笑顔をつくる

強すぎない店内の明かりは客人を歓迎し、
棚の上に展示された商品たちも彼を見守り。
真っ赤なカーテンが表の光源をシャットし、
少しだけ、異質さを与えていた。**]

(28) 2014/10/24(Fri) 19時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/24(Fri) 19時頃


[ふらついて、物思いに更けて、ホテルへと戻った。
殆どのお菓子を配り終え、いくつかだけ残された和菓子を着物の懐へと仕舞い。

そして、"ハロウィンの夜"と同じように、狐の仮装のまま、ベッドに沈む。]


[次の朝の目覚めは、また可笑しなものだった。

着ていた服は、眠りに落ちた瞬間の仮装のまま。
窓の外には賑やかな、3度目のハロウィンの街並みがあったのだ。]

 これこそ、夢、だね?

[僕は、僕の言語で呟いて、部屋の外へ出る。
ドアは開かなかった。
けれど、それをすり抜けて廊下へと出ることはできた。

すれ違うホテルの従業員に、見向きも挨拶もされなかった。

これが夢ではないはずがない。]


メモを貼った。


[この国ではじめて耳にする、自分以外の同じ言語に振り返る。
派手さのある着物の男。
ひらりと振られた手。]

 ……『こんにちは。』

『僕は、落司明之進。
 僕のこと、幽霊に、見えます?

 毎日ハロウィンが来る夢だから、
 いっそのこと、本物のゴーストになっちゃったのかな。』

[同じ響きの言語で返し、警戒心も何もなく、にこりと軽く微笑む。

どうせ夢なら好きに動けばいいだけの話。]


『沖元、華月斎さん、手品師、なるほど。』

[目立つ服装に合点し、一つ頷きつつ、僕は普通に話をする。]

『こうなった、理由ですか?
 昨日は……
 ハロウィンが何故か二回目で。
 夢かと思ったけれど、何もかも夢には思えなかった。

 街に出たのはいいけれど、気疲れして、部屋のベッドに横になった。 覚えていますよ。
 もしかして、僕、寝ているうちに死んじゃったのかな?』

[此方を幽霊かどうか確かめているらしい相手へと、冗談めかしてそう言ってみる。]

『僕がゴーストなら、折角のハロウィンに、こう言わない手は無いですよね。
 とりっく・おあ・とりーと?』


【人】 許婚 ニコラス

[客を迎え、テーブルの上のパート・ド・ヴェール製法で作り上げた
 羽根を生やした白い猫の形の万華鏡を取り上げる。
 オブジェクトセルを布で磨いてから、中を覗き込んだ。

 透明度の薄い外面とは一変して、
 覗き口の先には、乳白色の背景に柔らかな華が咲く。
 ハロウィンには似合わない、淡色の幾何学模様。
 硝子を通した光が、セルを回す度多角な色合いへ変わる。

 この街には、いくつもの光がある。
 この万華鏡の中にも、光が存在している。

 その中に混じり込む己は、絶対的に異質な存在だ。]

(39) 2014/10/24(Fri) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

[知らない光の世界を眺める傍観者になりながら、
 この場所で、ドナルドに言われたことを思い出す。>>34

 どういう意味かと問うたが、かえるものは無く。
 記憶は薄れど、積もる感情はいくつもの形に変わってゆく。

 譬えば、この硝子と鏡で築かれた世界の裡に、
 捕食者たる赤が塗り固められていると訓えたら。

 彼は―――本当に忘れないでくれるに違いない。
 そして、酷く落胆するのだろう。
 美しく形成された細工の下に、残酷な世界があるのだと。
 
 それを知らせて、どうするつもり?
 彼を知って、どうするつもり?
                いつかは畢る夢なのに。


 ―――だから、無言で僅かに唇を震わせた*]

(41) 2014/10/24(Fri) 21時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/24(Fri) 21時頃


『理由も原因もわからないけれど。
 これが夢じゃないなら、それこそ慌ててどうにかなるものでもなし。

 なら、折角だからちょっと楽しんでみることにしました。』

[太平楽な幽霊もどきは、ちょっとどころではない些細な疑問を全部気にしないことにした。
沖元さんが、幽霊に驚かないことも、今はどうだっていいことなのだ。]

『……いただきます。』

[彼の好意に甘える理由だって、普段ならばこんな渡し方は恥ずかしいとか何かと断る文句を探しそうな現状を、ぱくりと咥えて租借する。

甘い、と感じたのは、チョコレートは甘いものだという先入観のせいだろうか。
彼の手元のお菓子には、歯型も何も残せてはいないのに。]


『……それって、僕褒められてます?』

[くすりと笑って、沖元さんの感想に意地の悪いツッコミを入れる。
お供え物の理屈には、なるほどと相槌を打って。]

『事情がわかりそうな相手に心当たりがあれば良かったのですが、残念ながら、僕には何一つ。

 これがもしも夢じゃないのなら、ですけれど。
 沖元さんは、この状況を元に戻したい、ですよね?
 …幽霊モドキを、増やしたくないから?』

[手品師であり、おそらくは同郷の彼を、僕は深くは知らないから、問いかける。]


【人】 許婚 ニコラス

 失礼、名前はクロミさん……、
 長靴を履いた青年からお聞きしました。

 それに――君も覚えていらっしゃるんだとか

[>>61あの時は、互いに名乗っていない。
 こちらだけ彼のことを知っているのは、
 心地も慝いかと、先ず名前を知った経緯を告げて。
 狂った時間のことを端的に話題にあげてから]

 あぁ、そうだったのですか。
 クロミさんと一緒に来られると思っていましたが…。

[自分の言い方が悪かったせいで、
 此処を伝える手立てをなくしてしまっていた。
 せめて店名だけでも伝えておけば良かったものを

 それでも見つけ出してくれた青年に、目を細めて喜ぶ。
 聞こえていた“声”から耳を遠ざける。
 当たってしまったことを、後で謝罪せねばなるまい。]

(65) 2014/10/24(Fri) 23時頃

[わざとらしい笑顔に、僕は数秒だけじとりと視線を向けるも、まあ、その話は置いておいて。]

『……よくわからないけれど、何となくは、わかりました。』

[不安げな視線の沖元さんに、曖昧に笑って軽く息を吐く。
理解にはきっと遠いけれど。]

『…困らせてごめんなさい。
 髪、腕を伸ばしたって整えてあげられないのも、ごめんなさい。』

[彼なりに考えを伝えようとしてくれたことは分かったから。]

『まあ、僕のことはそのうち考えるとして、折角ハロウィン三度な訳ですし、出かけなくていいんですか?
 …それとも、流石に飽きちゃいました?』


【人】 許婚 ニコラス

 ええ、自分の店を良い店、だなんて……
 笑えてしまうけど……。
 ハロウィンだけ、店を開けているので
 土産を求めるには悪くないと思いました。

[>>62グレッグの目線が背広を着た右肩へ
 向いていることに気付き、大丈夫ですと告げて。
 大丈夫じゃないのは、別の問題だ。

 トマトジュースでも飲めば、少しは気でも紛れるだろうか。
 代用は効かないと理解はしているものの。]

 またお会いすることがあるなら、
 お詫びにこれを貴方に差し上げようと…そう思っていました。

 お気に召すようなら、如何でしょうか。
 
[最終チェックを通ったばかりの、
 座った猫の体躯を模した万華鏡>>39
 透明感が弱く、白さが強いその商品を彼へ差し出し。]

(68) 2014/10/24(Fri) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ミー、
 ええと、多分そんな感じの響きだった気がします。

[>>67名前があまりにも長かったので、一部を拾い上げたが、
 どうやら人によって呼び方が違うらしい。]

 彼に伝言を頼んだのですが、
 もしかして、訊いていない…?

[ならば彼は一体誰に伝えたのだろうかと不思議そうに。
 夜に向かうつもりだったが立ち寄れなかった
 茶店の主に届けたと、知らぬまま。

 とはいえ、良かったと安堵の息を吐いて。]

 お菓子ばかり食べていると虫歯になりそうだな…。

[主食が菓子なのだろうかとすら思いつつ。
 探す手間を苦としていない様子に、
 それなら良かったと頷いて。]

(73) 2014/10/24(Fri) 23時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/24(Fri) 23時頃


【人】 許婚 ニコラス

 これは万華鏡です。
 羽根の上に覗き口があるでしょう。

[>>74天使のような豊かな羽根が生えた猫のカタチは、
 一見して置物のように見えそうだが、
 暇殺しの玩具であると教えて。

 指が手甲にも触れれば、食指が沸いてしまう。
 衝動を抑えようと唇を結ぶが、
 殆ど無意識にじわじわと触れた部分から血液を吸い上げる。

 指から離れてしまった万華鏡。
 礼と被り、かつん、と音を立て白い猫がカウンターへ倒れる。
 罅が入るほどの衝撃では無かったが、
 衝動を留まらせるには充分過ぎる物音だった。]

(78) 2014/10/24(Fri) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

[吸血鬼の中でも、牙を通さず血を吸える珍しい種。
 思わず血を啜ってしまったことを、
 誤魔化そうとするのを、動揺で忘れてしまい]

 あの、すみません……

[採血を直ぐに制したものの、
 献血で取られる血の量より、多少は多かろう。]

(79) 2014/10/24(Fri) 23時半頃

『いえいえ、どういたしまして。
 お役に立てたのでしたら、嬉しいです。』

[感謝を素直に受け取って、ゆったりと微笑み返す。]

『僕は、別に会いたい人は…』

[シーシャさんやロチョウさん、あとキリシマさんにはお菓子を渡ししたかったけれど、この身体では無理なこと。]

『伝言まで頼んでしまうのは、ご迷惑でしょう。』

[遠慮を口に、苦笑する。
夢の中で幽霊モドキになってもなお、僕は良い人でいたいらしい。]


【人】 許婚 ニコラス

[万華鏡を再び面へ座らせ、グレッグの様子を見守る。
 少しばかりの採血で、渇きは薄れたものの。
 今表に出たら、十分ともたずに倒れそうな気がする。
 陽はきっと、高くなっているのだろう。]

 大丈夫、案外丈夫なので。

[羽根の方も確認するが、割れてはいない。
 倖いなことに異変を己が招いたとまでは
 青年は気付いてない様子>>82>>83

 吸血鬼は血を吸わなければ死んでしまう。
 ニンゲンはまあ、貧血に近い状態にはなるだろう。
 本格的な食事の体制にならずに済んで良かったものの

 椅子から腰を浮かせ、カウンターの外側へ回る。
 どうぞ、と椅子に座るのを促して。]

(84) 2014/10/24(Fri) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 焼きたてではないですが、パン菓子があります。
 良かったら、食べていってください。

[朝方焼いたクルトゥーシュ・カラクスを思い出し、
 貧血が多少でも収まればと勧めてみるが。

 奥に引っ込み、からりとした表面のパンを皿に添え 戻ってきてから、そういえばと口を開き。]   

 ……グレッグさんは、観光で来ているんでしたっけ。
 
[仕事も理由のひとつだと、知らぬまま問い。]

(88) 2014/10/24(Fri) 23時半頃

ニコラスは、グレッグの指摘に、一瞬緊張を走らせて

2014/10/25(Sat) 00時頃


【人】 許婚 ニコラス

 なおす…?
 
[>>92確かに硝子工芸は、多少心得が無ければ難しい。
 他のものなら直せると言わんばかりにも聞こえ、
 オウム返しに問いかけながら。

 具合が慝いかと問われ、返答に迷う。
 ヒトから見れば青白い顔色。
 まして、空腹を覚えている身なら尚の事顔色も悪化している]

 ええ、少しだけ。
 外が暑いので……。

[告げてから、これは良くない返しだと心中で溜息を吐いた。
 まるでジャックフロストか雪男の言い分だ。

 今日もまた秋晴れだが、薄いコートを羽織っても良い気温。]

(95) 2014/10/25(Sat) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ええ、そうハロウィンなので。
 …私は菓子は食べないんですが…お客さん用に。

[>>93毎日繰り返されるのなら、作っておいて損はないかと。
 これもまた、一種の日課となりつつある。
 
 時計修理と聞き、へぇ、と感嘆の息をつく。
 そういえば細工物を随分注意深く見ていると思ったが]

 懐中、時計……。
 そうですか、そんなお仕事を――…

[思い出したように、動くのをやめてしまった時計を思い出す。
 あんな古いものでも修理できるのだろうかと。
 そもそも手元には無いが。]

 あまり、困ってはいなさそう…ですね。

[気楽な口振りに、薄く笑い。]

(100) 2014/10/25(Sat) 00時頃

『……ありがと、沖元さん。
 暇で暇で寂しくなったら、遊びに行くかもしれません。』

[彼の部屋番号を聞くと、背中を見送る。

沖元さんの言うように、自由を満喫するのも、きっと悪くない。
のびのびと、何にも縛られる事無く。]

『もしかしたら、僕はこのままを望んでいるのかな?』

[一人きりになった廊下で、自嘲気味に、呟いた。]


【人】 許婚 ニコラス

 あの、
 このあと、もしホテルに戻られるようなら…お願いが。

[婆さんに頼まれたアンブレラスタンドを思い出す。
 此処に滞在している間、あといくつ売ればいいのか。]

 届け物をしなければならないんですが、
 生憎体調が悪くて、運べず……。

[店を出る時、ついでに届けて貰えないかと思いつつ。]

(101) 2014/10/25(Sat) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[額へ伸ばされる手。>>102
 日中は躯がだるく、空腹も嵩んでいるせいか、
 顔を引くのを忘れていた。

 グレッグの触れた指は、体温の低い男の肌に触れるだろう。
 吸血行動を抑えている為、そこから熱は感じまい。]

 へぇ、百歳……。
 キリシマさんと、

[同い年くらい、そう告げかけて口を閉ざす。
 正確に言うなら、二度目の生から百年だろうか。
 どちらにせよ、無用な失言であった。]

 それならリッチな旅行を楽しめそうだ。
 あぁ…そういえば、「約束の鐘」というものをご存知で?
 
[既に色々巡ったのなら、知っているのではないかと。]

(108) 2014/10/25(Sat) 00時半頃

メモを貼った。


【人】 許婚 ニコラス

 私は君よりも軽いでしょうし、
 本当に俵担ぎされそうだな

[>>106冗句に口元を抑えて笑い。
 店で過ごすのかと問われ、悩ましげに。]

 ナタリアお婆さんの菓子というのも気になっているんですが…。
 夜、は……そうだな。
 
 体調が戻らないと、踊るどころでは無さそうですね

[夜を迎えれば少しはマシになりそうな気もする。
 冷蔵庫の中で眠っているトマトジュースとビールを思い出し。
 
 今夜はどう過ごすか、と決め倦ねていた。]

(109) 2014/10/25(Sat) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 私もどんなものか…までは解らないのだけど。
 シーシャから、そういうものが街にあると聞きました。
 きっと建造物ではないかと思ったんですが
 広場のような場所には、無いんですか?

[日中出歩くことも無ければ、
 此処から酒場までなら広場も通らない。
 観光らしいことを録にしていないな、と我ながら自嘲し。
 それも昼出歩くことが危険な身では仕方無きことではあるが]

 もし見つけたら、教えますね。
 君も見つけたら、是非情報を。

[猫をなでる指の動きを追い、気に入ってもらえたようで
 良かった、と微笑み。]

(120) 2014/10/25(Sat) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ありがとう。
 お菓子屋さんなら、夜はやっていないでしょうし。

 そうですね。繰り返しの原因が解らない限り、
 明日もまた同じ日が続くと思います。

[>>114注意力が散漫しているせいなのか。
 夜なら歩けると言っているようなものではあるが。
 体調の心配をされ、少しだけ申し訳なくなる。
 休んでどうなるものではないのは自分が一番知っていた。]

 ええ、すみませんが宜しくお願いします。
 お気をつけて。

[頼まれ事を快く引き受けてくれた青年に、ゆるく微笑み。>>122
 抱え上げるジェスチャーに、くつりと微笑んで。

 椅子から立ち上がれないまま、グレッグを見送る。*]

(125) 2014/10/25(Sat) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

[――グレッグを見送った後、街を離れる事への
 寂寥の一言が、頭に残っていた。]

 ―――私も……。
 私も、離れるのが、………

[誰も居ない店内だからこそ、なのか。
 響く声は小さいけれど、物哀しさは殺せない。

 カウンターの上に突っ伏し、眼瞼を伏せる。
 空腹だから空虚なのか
 他の何かが要因なのか、判断がつかぬまま。]

(129) 2014/10/25(Sat) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ― →街へ ―

 ……そうだ。

[少し血を吸えたし、茶屋へ行ってみようかと。
 彼もまたパーティに出席していたし、
 昨日は朝向かうと言ったが、結局は足を運べなかった。
 行ってみたいという気持ち半分、
 外を歩けば、彼にまた会えるのではという思い半分。
 

 ふらふらとした足取りではあるが、 何とか立ち上がると、
 コートを取り、フードを被って店を出る。

 サングラスはしたが、マスクを忘れてしまっていた。]

(138) 2014/10/25(Sat) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[人混みを避けて石畳の上を歩いていたが、
 歩を進めるほどに、足取りは重くなってゆく。

 息が切れる。鼓動が早くなる。
 本当に老体そのものだと苦笑いしたくなる気持ちで。]

  あ。

[視界がぐらりと歪んだ時に、膝から力が抜けた。
 転がるのは、造作もなく。
 陽光も穏やかになって来た頃合だというのに、日差しが辛い

 砂が口に入ったので、咄嗟に吐き出すが、
 起き上がろうとする気力が無かった。]

(139) 2014/10/25(Sat) 01時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 01時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 03時頃


【人】 許婚 ニコラス

[ぐぐ、と膝に力を入れる。
 しかし此れでは行くも戻るも難があると思い。

 大丈夫かと手を伸ばそうとする子供に、見覚えがあった。
 正確には、声に聞き覚えがあったという方が正しい。
 シーツを被っているから。

 昨日…ハロウィンの前日に
 サラム・デ・ビスクイツィをあげた子供だ。

 今触れられると、流石に吸血衝動は収まりそうになかった。
 たかが子供の一人や二人、と食料にカテゴライズする性の中に、
 この子はドナルドの生徒なのだと制する自我が生まれる。]

(173) 2014/10/25(Sat) 12時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[欲望を制する箍に、下唇を噛んだ。]

 ありがとう……でも、私に触れては、いけない

[拳を握り、強く石畳を叩く。
 血の霧に姿を変え、
 衣服をそのまま残して路地の裡へ流れてゆく

 日差しの届かない建物裏で、淡い金色の栗鼠の姿を借りる。]

 「ふぅ…。」

[豊かな尾を丸めさせ、身に沿わせる。

 通りの方では、衣服と石畳の上に残った緋色の滲みに、
 子供が驚嘆の声をあげていたが、
 遠いものとして脳は処理し、薬店のドアの前でへたりこんだ*] 

(174) 2014/10/25(Sat) 13時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 13時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 13時頃


―騒がしい街中―

[ホテルの前で子供の集団とすれ違っても、当たり前のように、お菓子を強請られる事はなかった。
するりと脇を通り抜け、誰にも見つからない街中を歩く。

人ごみの中、二日前の今日には捜しても見つけることができなかった姿を見付け。
手を上げて声をかけようとするものの、かけて気づかれる筈もないと、口を閉じ手を下ろす。

そのまま何となく、キリシマさんの背中を追いかけた。
ぶつかり人の波に飲まれることのない身体は、意外と便利だと感じた。]


[キリシマさんの入って行った一軒の店の前。
出会った時に彼は自分を薬屋だと言っていたのを思い出す。]

 『ごめんください。』

[無断で入るのは躊躇われ、自国の言葉でぽつりと言ってみる。
OPENの看板があるのだから、入ってもいいのだろうけれど。

店の前で、うろつき。
姿が見えていれば不審人物でしかないだろうが、幸運なことに僕は今、幽霊モドキである。]


メモを貼った。


【人】 許婚 ニコラス

[緋霧が通った裏路地には、転々とビー玉のような
 緋い結晶を落ちていた。
 パンくずのような道筋は、風に吹かれて転がりはするものの
 鳥に食われてしまう事はない。
 眼球を啄くように、嘴で悪戯される事はあったとして。

 ヒトには聞き取れぬ聲。
 扉の友人の様子がおかしい事を訝しんでいたが、
 その音が途切れた辺りで、体が浮く。>>@40
 
 栗鼠に話しかける変人と輝名を受けるキリシマを想像し、
 それはそれで面白そうだとは思いつつ。

 プリムローズ・イエローの毛並みを鼓動と共に震わせ、
 閉じていた緋色の丸い目を店主に向ける。

 背皮を摘まれて店の中に招かれ、カウンターの上に鎮座し。]

(184) 2014/10/25(Sat) 15時頃

【人】 許婚 ニコラス

[鼻をヒクヒクと動かした。
 何やら得体の知れない匂いが嗅覚を擽る。
 とても、美味しそうなものには思えない。

 一瞬、この身が煮られるのではあるまいかと
 金色の大きな獣を前にした時のような、畏怖を覚えたが、
 …どうやら自身が単なる栗鼠とは思っていない様子。]

 「散歩をしていたら、具合が悪くなってしまいました。
 ……貧血の薬や、輸血パックは、ある?」

[偶々逃げ込んだのがこの路地であったというだけだったが、
 陽光の届かない空間に避難出来たのは、悪くない。

 くぐもった声音で喋る小動物は、店主の顔を見上げる。]

(185) 2014/10/25(Sat) 15時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[溶けてしまう前に服を棄てて来た判断は
 我ながら悪くない機転であったと結果だけ見て感想を抱き。

 残した衣服が野ざらしに放置されていると想像は出来ても、
 彼の腕がそれらを預かったとは、夢にも思わず>>180



 こんな状態で陽の高いうちに外へ出れば
 ロクな事にならないと、分かっていた筈なのに。

 どうして生きる為の知恵よりも、
 ドナルドを悲しませたくない感情の方に
 天秤の皿が傾いてしまったのか。

 くりくりとした緋色の丸い眼球を伏せ、鼻を鳴らした]

(186) 2014/10/25(Sat) 15時半頃

[不審な幽霊モドキの僕店の前をうろつき、地面に自分よりも不審な跡を見付け、眉根を寄せて。]

 『これって』

[もしかして、と呟こうとした所に、扉の開かれる音がした。]


【人】 許婚 ニコラス

 「道理だ。
  いや、戻らなければ難しいでしょう。
  しかし、今元の姿を取ると…」

[見せて困るものなど何もないが、全裸である。>>@42
 弱点の中に向かっていく様は、
 火中に飛びいる虫と大差ない。
 評価が下がっていくのも当然だろう。
 千年以上を生きていて、学習能力の無さを晒しているのだから]

 「えっと、……毛布かなにか、も……」

[倉庫に向かう足取りが方向を転換させる。>>@43
 何事かと疑問を抱くが、
 促されるまま、じっと佇んでいた。]

(187) 2014/10/25(Sat) 16時頃

 ……来客中お邪魔しマシタか、ごめんなサイ。

[顔を上げ、へら、と笑う。
夢のような世界でも、僕はイントネーションを少し間違えている。]

 ああ、でも、キリシマさんに名前覚えていただけてたのは、素直に嬉しいデス………あれ?

[咄嗟に、気付くのが遅れたけれど。]

 キリシマさん、僕に話しかけてマス?
 見えている?

[首を捻りながら、招かれる店内へ。]


【人】 許婚 ニコラス

 「……?」

[>>@45ドアを開けて誰かの名前?らしき単語を口吟む薬師に、
 違和感を覚えながら、丸い緋色の目を向けて。

 入れ、と何もない空間に呼びかけるという事は
 其処になにかが存在するのだろうか。
 微動だにせぬまま置物のように動かずにいたが。

 もう楽にして良さそうか。>>@46
 ちいさな躯から力を抜き、へちゃりと台にへばりついた。

 倉庫に消えてゆく男が戻るまでの間、
 なにかが居るような気配の方向へ、視線を預けていた。]

(188) 2014/10/25(Sat) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス

[ふっさりした毛並みの尾をぴんと立て、
 短い四肢で毛布目指しかけてゆく。

 その中に入り込むよう身を押し入らせ、
 毛布を纏う形で人の姿へ戻る。
 色素の薄い肌を隠しながら、埃臭さにくしゃみを。]

 へくち、
 ありが、と… ――……あまり新鮮そうじゃない色だな……。

[賞味期限が切れているとまで明確に悟れた訳ではないが、
 パックの中身の色合いを見て、そう感想を述べ。

 パックにストローを差し込む形で飲みやすくし、
 血液を吸い上げ、食事に肖る。

 あまり美味しいとは言えないが、
 空腹で死にそうになっていた躯も、少しはマシになった。]

(189) 2014/10/25(Sat) 16時頃

[大人しくしていろと言われ、逆をしたがる僕ではない。
ただ、珍しさにきょろきょろと見回したりはするけれど。

カウンターの上には、小さな生き物がいるようだ。
いや、リアルなぬいぐるみかもしれない。

大人しくしていろ、が僕以外に向けられたかもしれないなんて、考えもしなかったけれど。]

 ……『生きてる?』

[動きが見える。
ぬいぐるみではなかったらしい。
何となくこちらを向いているような。
この小さな生き物にも自分が見えているのだろうか、軽く手を振ってみる]


[キリシマさんを悩ませてしまったらしい。
見えている事は確認できたので、まあいいか、と僕の分の思考は投げた。
考えて、何かがわかるような気もしない。]

 わ……わー!
 すごいデスね、変身しマシタね?!
 何デショウ?!
 神秘的デスね?!

[小動物が人と同じ姿、しかも美形になるのを見て、思わず感嘆。
彼が何を啜っているのかは
よくよく思い出してみると、病院で見かけるアレのような気も少しするのだけれど…まあ、これもぽいっと放り投げておく。

五月蝿いと店主に怒られるかもしれないと気付き、口を噤むのは遅かった。]


【人】 許婚 ニコラス

 ……どなたかいらっしゃるんですか?

[>>@47埃臭いものの、毛布は大きい。
 身を包み隠す程度の役には立ってくれている。
 
 独り言を延々とボヤくほどボケた人物だとは思っていないので
 本当に何者かが居るのだと判断をする。
 した所で、見えるものでは無いのだけれど

 キリシマと何者か?の邪魔にならないように、
 大人しく保管されていた血液を啜り。]

(190) 2014/10/25(Sat) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 もっと慝い…というと、貴方の血ですか?

[>>@48寧ろ血は通っているのかという
 根本的な疑問を口に出し、思い出したように]

 すみません、代金を支払うにも
 服のポケットに財布が入っているので…。

[此処からそう遠くもない道ではあるものの、
 下着すら纏わず毛布一枚で拾いにいくのは難がある。

 空になったパックをカウンターの上へ預け、
 持ってこられたスーツ>>@49に目を丸くし。

 無言の圧力に、肩を竦ませて。
 大人しく受け取り、部屋の隅でスーツに着替えてゆく。

 下着が無いのでこそばゆい上、
 着丈は悪くないのだが、幅や胴回りが大分余って、
 格好もつかない事この上無いが、裸毛布よりはマシか。]

(191) 2014/10/25(Sat) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ― 街中 ―

 ありがとう。
 シーツもお借りしますね

[誰かの喧騒の聲は耳に届いていないが、
 シーツを頭から被る形で陽避けにし
 キリシマに礼を告げ、店を出て行く。

 緋色の結晶が通る道を進む足取りは、
 食事をきちんと取った事もあり、存外軽く。]

 ………ぁ、

[帰路につくその途中で、赤髪を見つけ。>>183
 夕日に包まれた街の片隅で、歩を止めた。
 その腕に抱かれた衣服は、見覚えのあるもの。**]

(192) 2014/10/25(Sat) 16時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 16時半頃


[睨まれたら大人しく口は閉じる。
キリシマさん曰く、変身男の名前はニコラエさんというらしい。]

 ……スーツ貸してあげるナラ、下着も貸してあげればいいノニ。

[幽霊モドキは、思わずぼそり。]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 16時半頃


メモを貼った。


 下着、新品とか、持ってないんデスか?

[ニコラエさんを見送った後。

服装にはあまり執着がなさそうだとは思うけれど、代えくらいはあるのではと、返された言葉にさらに返し。]

 いえ、死んだというか…
 寝て起きたら、こうなっていマシて。

[さっきのやつ、つまりニコラエさんは人を殺すようには見えなかったが、キリシマさんの口振りからすると、そういう可能性もあるらしい。

不思議な生態の謎の生き物に要注意、と脳内でマークは付けておくことにする。]


[キリシマさんが、薬品臭の上からタバコの香りをまとい、近付く。

どうせ触れはしないのだからと、逃げることをしないでいると、首の匂いをかがれた上に、間近で不思議なことを言われた。]

 …どういうことデショウね?
 僕も知りたいデス。
 僕は、死んだのデショウか。
 それとも、今僕の目が見てるこの現実みたいなものは、夢?

[慌てても仕方がないから、落ち着いていられる。

意地の悪い問いかけでもしている気分で、僕は、薄く笑っている。]


 ハロウィンが繰り返し……
 丸一日寝過ごしたりしていないナラ、三回目のハロウィンを過ごしていることになりマス。
 今は、幽霊モドキではあるのデスが。

[薄情なのか、そうではないのか。
僕の代わりに悩んでくれているキリシマさんとは対照的に僕は平然としている。
むしろ、悩んでくれるから、逆に落ち着いていられるのかもしれない。]

 お力になれずスミマセン…って僕が言うのも何ですケレド…
 ちょ、煙いデスよ!

[ちゃんと煙の香りはするが、咳は出ない。
ぱたぱたと手を振っても、煙は揺らがない。
気分の問題というやつだ。]


【人】 許婚 ニコラス

[薬品の薫りが強いスーツ。くさい。あと、タバコ臭い
 ただでさえ日中は目が弱い。
 斜陽を避けるように、屋根下伝いに歩く。

 前が視えないと間違いなく転倒するので
 どこかの店の壁に背を預け、
 シーツをヴェールのように頭から背にかけて流し

 ドナルドもまた、自身に気づいたようだ。>>198]

 ……はい、ニコラエです。
 えっと、その荷物…は、

[間違いなく自身の其れだろうと察しを届かせ、
 明らかに菓子配り>>197には向いていない格好だと
 理解を及ばせ、驚きに緋色の目を見開いていたが

 打ち捨てられていると思っていたものを、
 彼が拾ってくれたのだと分かれば、
 嬉しそうに目を細めさせ、緩慢に近づき。]

(203) 2014/10/25(Sat) 18時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 あの……君に会いたくて、

[謝罪を言うつもりだったが、表を出歩いた目的が先に零れ、
 それから、すみません、と荷物の事を謝った。]

 何度も足を運んでくれたから、
 私も、君を探したくて………、ええと。

 あの…

[どんな所に住んでいるのか。どんな風景を見て過ごしているのか

 家主に一度招かれた場所にしか
 足を踏み出すことのできない戒律はあれど
 表から覗くくらいなら叶うから。

 告げたいことをそのまま伝えるには、
 余りに気色が慝いと解し、シーツを握り締め、黙り込んでしまう]

(204) 2014/10/25(Sat) 19時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 19時頃


【人】 許婚 ニコラス

 ええ、私の……。
 すみません、靴まで預からせてしまって……。

[>>208近くなった距離で、動揺を右目から感じ取り。
 往来を憚ることは特に無く。
 道往く子供や住人も、動くオブジェのように見えた。

 屋根から身を離したせいか、斜陽が差し、
 頬にじわりと赤みが滲む。
 火傷と変わる前に店へ戻らねばと思う反面で、
 初めてこの時間、屋外で会えたのだからと
 惜しむ気持ちもある。

 そう、ニンゲンのように。
 ニンゲンのように当たり前な環境で、陽の光の下で――
 こうして話している。
 些細な出来事で或るが、とても貴重で尊いものに思えた。

 物思いに耽る思考を押し流し、
 慌てて、荷物を受け取ろうと手を浮かせかけて。]

(212) 2014/10/25(Sat) 20時頃

【人】 許婚 ニコラス

[告げられた言葉に>>209、安堵と充足が満ちる。
 もう少しだけ、爛れずに話が叶うまいかと更に一歩詰め。
 頭部を隠すシーツを持ち上げ、ドナルドの頭部も覆うように、]

 ……いえ、そんなことは。
 薬店で休ませて貰ったので、

[シーツを抑えている手甲が、じじ、と鈍い音と共に
 陽に爛れ、つめたい皮膚に熱を通す。
 でも、赦されるなら、もう少しだけこのまま。
 火傷の痛みは、麻痺して遠い処にあった]

 、……トマトジュースとビールを貰ったので、
 もし、良かったら………。

 貴方の時間を、今晩頂けないでしょうか。
 それに……私の選んだものが調和している部屋を、見たい。

(213) 2014/10/25(Sat) 20時頃

【人】 許婚 ニコラス

[一緒に座ってゆっくり飲むなら、酒場では叶わない。
 シーツの即席カーテンが覆う中で、
 火傷よりも熱い切なさに、心を焦がし、顔を歪ませた。]


 ……私、も
 貴方のことが、もっと、知りたいのです。

 私の知らない貴方を、………教えて欲しいのです。

[左目を覆う眼帯と、明るみにある右目を見詰め。
 ぽつり、ぽつりと繋ぐように言葉を間近で告げる。

 薄手のシーツでは夕焼けを預かってしまう。
 それのみが原因ではないが、白い肌は緋く染まっていた。]

(214) 2014/10/25(Sat) 20時頃

 お仲間デシタか。
 奇妙なこともあるものデスねえ。

[世間話の調子で言葉を交わす。
何やら作業を始めるのを、興味深く近寄って覗き込みつつ。]

 同胞、巻き込んだ、怪物……と、言いマスと。

[うーん、と脳内、少し情報を整理して。]

 つまり。
 …キリシマさんも、ニコラエさんみたいに変身できマスか?!

[わくわく期待の眼差しを向ける。]


 …まあ、色々と理解が追い付きマセンが。
 別に、キリシマさんのせいではないのなら、貴方が謝ることジャナイと思いマス。

 それに、僕は………

[言いかけた言葉を少し、飲み込んで、出すべきものを選んで、笑みに乗せる。]

 今そんなに、困ってマセンし。


お店に新しいお客さんが来たら、その人に自分の姿が見えるのかそわそわするだろう。


【人】 許婚 ニコラス

 ……だめ、でしょうか

[>>219シーツの下で告げた言葉は、吐息も近く。
 彼の告げかけた言は理解も易かったが、
 陽の下での願いごとを、密やかな約を求める為に
 
 忘れられてしまわないように。
 忘れてしまわないように。

 彼にとっての自分が、不思議な人物で畢ってしまわないように
 自身にとっての彼が、……。

 確認を促す声音は、震えてしまっていた。]

[>>220返って来たのは、笑顔だった。
 万が一今日がハロウィンの終幕であったとしても、
 彼は己の為に時間をくれると。

 かえして己に問えば、それは―――是非もなく。] 

(225) 2014/10/25(Sat) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

 良かった…。  嬉しい、

[覆われた仮面ではない、飾り気のない笑顔が
 緋色の瞳の中に篭もり、他のなにも見えていなかった。
 日光の輝くうちは昼目の効かない此の目にも
 確かに彼の表情は、鏡面のように映りこんで。
 互いに緋色に染まった顔を向け合わせ、微笑む。]

 は、い…。
 
[シーツの繋がりをゆっくりと剥ぎ、
 己の頭部と背に被さるように正す。

 遅れて来た手の痛みに、
 若干余裕あるスラックスのポケットへ手を差し込み、
 火傷跡を隠す形で寄り添ってくれる躯に、ちいさく笑う。

 道中、長い影が陽を遮断し、過ごしやすさを与えてくれた。
 行きよりも存外楽な帰路を迎え、
 雑貨店内まで荷物も運ばせてしまったが。]

(226) 2014/10/25(Sat) 21時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ― ガラス雑貨店「Curcubeu」 ―

[夕刻の店内。
 筆記具をドナルドに所望されたので
 半紙とペンを託し、その道順が記されてゆく紙を見下ろす。]

 ……はい、愉しみです。
 また夜に……。

[ドナルドを見送ったその後。
 半紙の上を、地図の上を愛おしそうになぞる。

 癒えぬ火傷の跡、手背に唇を寄せて。
 先程の眼帯を撫ぜる仕草と、照れた眼差しを思い出し。

 緊張と、嬉しさに、唇は震え、口端は弧を描いた**]

(227) 2014/10/25(Sat) 21時頃

 器用じゃないことなら、出来るんデスか?
 と、いうか。
 怪物っていう括りに、キリシマさんも入ってマスよね?

[話しながら。
手際よく何かを、とは言っても薬屋であるキリシマさんが作るものだから薬なのだろう、作成工程を眺める。]

 …キリシマさんって、面倒見が良いのか悪いのか、わかりまセンねえ。

[思わず苦笑する。
危険なやつを管理するとか、幽霊モドキの状態を懸念するとか。
面倒くさいと放り投げて構わない事だと、他人の僕が思うのに。]

 僕は、困っていまセン。

 ハロウィンが繰り返されるって言うことは、僕はたった一日行方不明になっているだけデス。
 ハロウィン当日に僕が居なくてはならない用事もありまセン。

 ……ああ、でも。


[ごそごそと懐を探し、小さな小さな包みを取り出した。
渡しそびれていた、星の欠片のような白い砂糖菓子。

着物に挟んでいたからだろう、幽霊モドキと同質のものになってしまった。]

 約束したのに、渡せなくなりマシタ、ね。

[僕は困ったような笑い顔になる。
本当に、少しだけ。]


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 21時半頃


 ……つまり、ええと。
 キリシマさんは、ゾンビのようなもの、デス?
 だとすると、存在自体が珍しいものなのデハ。
 あとは……沖本さんみたいに霊能者みたいなものではなくても、僕が見えるノモ特殊能力…?

[ふうむと唸り、火葬を嫌った理由に合点がいきながら、色々と喋る。]

 いい奴では無いのデスか。
 なるほど。

[キリシマさん本人がそう言うのなら、そうなのだろう。
ただ僕は、自分で見たままを信じるつもりだけれど、言葉の上では納得して見せ。]


 …あーあ。
 約束したのに、渡せないナンテ。

[食べる振りをしてくれたキリシマさんを見て。
からりと何も無かったように笑って、僕は小さな金平糖を包みなおし、着物の懐に仕舞い込んだ。]

 11月が来たら、ハロウィン終わってしまってマスけどね。

[新しい約束は守られるかどうかはわからない。
現に、一つ目の約束は形になっていないのだから。]


 僕には、燃やす手段はありまセン。

[怯えのジェスチャーのキリシマさんに、肩を竦める。
理由を納得すれば、自分を嫌う事にも筋が通る。]

 沖本さんは、人間だと思いマス。
 僕を見て、でも天国…? させなきゃいけない、というのではなかった様子ナノで、見えてるだけ…?
 僕と同じような服装の方デス。

[登場人物を増やすなといわれてももう遅い。
登場したからには、教えておく。]

 ハロウィン、飽きマシタか。
 折角怪物っぽい行事ナノに。

[冗談を口にし、笑う所に、新しい客人がやってくる。

話に夢中になっていたけれど、そういえば、話し声のようなものがきこえていた気がしなくもない。]


キリシマさんの大きな声に、ちょっと驚いた。


[ばたばたと、少し外の音が大きくなって、静かになって。
何が起こったのかよく分からずに、首を傾げて。

耳打ちされた内容。
聞かれて困る内容ではないと思うのだけれど。
というか、店に入ってきたお客さんには、僕はやはり見えていないらしい。

しかし、内緒話っぽくした方がいいのだろうか。

僕もキリシマさんの耳元へ顔を寄せて、ぼそぼそと会話する。]

 …僕以外に。
 もしかすると居るのかもしれませんが、見てはないデスね。


 ああ…
 なるほど。

[つまりは、現状僕が見えなければ、キリシマさんが一人であれこれしているように見えるのだと。
電話だ、と言い訳するのに笑ってしまいそうになるのを堪える。]

 あれ、ロチョウさん。
 ……も、僕が見えないデスよね。

[新しいお客さんに隠れるような彼に、確認するように軽く手を振る。]


 キリシマさん、僕はそろそろお暇しマスね。
 しばらく街をうろうろして、ほかに僕みたいに幽霊モドキになった人、探してみマス。

 もし見つかったら、お知らせに来マスよ。

[そうすれば、力になれるだろうから。
キリシマさんには嫌われていると知っているから、少しは役に立って見直されてみたいものだ。

接客の邪魔もしないように。
僕は笑ってキリシマさんへと手を振ると、店に入ってきた二人とすれ違い外へと出る。

彼らを避けて扉へとぶつかった肩には、何の感触も残らない**]


メモを貼った。


【人】 許婚 ニコラス

― →街へ ―

[鮮やかな緋色のブローチを小袋に詰めて、
月と狼、それに魔女が砂を溜める部分に描かれた
アンティーク調の砂時計を紙袋に。

思い付きでいつもの便箋に文を綴り
二つの個装を鞄へと。
ビールとトマトジュースのボトルも押し込むと
持ってみた感覚は大分重くなる。]

あとは……。

[パーティーには行けないから。
硝子製の器に飴を詰め込めるだけ詰めて、
両手を塞がらせた状態で、店を後にする。

本当はスーツもキリシマに返したかったが
洗濯せずに返却するのは些か失礼かと。]

(300) 2014/10/26(Sun) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ― →魔女の家 ―

[さて、飴を預ける相手はどこにいるのか。
 そして荷物を抱え街を巡るのなら、
 徒歩よりも馬車が楽だ。 じいさんなので

 硝子で拵えた南瓜の馬車は月の魔力で移動手段を持つ
 荷馬車へと変貌を遂げ、後方に乗り込み。
 まるでメリーゴーランドのような上下する動きで、
 大きな南瓜を引く透明な馬は、大通りを闊歩してゆく

 動くチャリオットのイルミネーションは
 夕日が消え、疎らな灯り闇に包まれた街を通りぬけ、、
 住人たちの「一度きりのハロウィン」に異彩を与える。

 先日街ゆく女性から聞いた場所を頼りに、
 ジェレミーの住処を目指す。
 忙しいと訊いていたので留守だろうと思っていたが、
 玄関にリー>>303が座っていた。]

(305) 2014/10/26(Sun) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[飴の詰まった椀とふたつの品が入った紙袋を腕通し
 馬車を降りて、中に入っていった青年に届くよう、
 こんこん、とノックを数回。
 ドアの内側に居るのなら、顔を出して貰えただろうか。]

 リー、丁度良かった。
 これをジェレミーに渡して貰えますか?

 それと、こちらは貴方に。
 ちゃんと歯は磨いた方がいいですよ

[ジェレミーは飴なんか食べるのか。
 解らないが、分けてくれたらいいなと思いつつ。]

(306) 2014/10/26(Sun) 02時頃

【人】 許婚 ニコラス

[自分には言えないことも他の魔の者には明かすかも知れない。
 あの金狼は、きっとそういう男なのだと
 何処かで理解を及ばせていた

 ブローチを取りに来ることをきっかけに、
 彼の力になってくれればそれでいい。

 街を出るというのが嘘。
 死んだら、なんて話が嘘。

 そんな冗句、手紙には一度も載せられたことがない。
 なにかを隠しているのは、阿呆でも分かること。
 まして、長生きの隠者を舐めてはいけない。] 

(310) 2014/10/26(Sun) 02時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ― →ドナルドの家へ ―

[用事を済ませると、再び馬車に乗り込み、
 渡された地図の通りの住所を目指す。

 部屋の灯りが灯っているのを確かめ、
 家の前に馬車を留める。
 朝日と共に溶けてしまう馬車は、そのまま置き去りに。

 シルクハットを取り、一度大きく息を吐いてから
 家の戸を控えめにノックする。]

 ……私です。

[眼帯をつけた彼が顔を出すと、信じて疑わぬまま。
 既にものもらいが治まりかけている>>309とは知らないで。]

(312) 2014/10/26(Sun) 02時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/26(Sun) 02時頃


【人】 許婚 ニコラス

[ドアの内側で軽い物音がしたけれど、大丈夫だろうか。
 施錠の解かれる音に、穏やかな表情で耳を傾けていたが、
 やがて戸が開かれると、]

 ………あれ?

[瞼の上に出来ている痼が、随分薄くなっている。>>314
 というか、眼帯が無い。
 左目を飾る緋色と、彼の顔をちゃんと見て。

 隠されていたものをひとつ明かされたことに
 じわりと胸に広がってゆく倖せを噛み締めた。
 彼はちゃんと、示してくれた。
 ――約束を守ってくれた。

 目元に指を伸ばしたい気持ちを耐え、案内されるがまま
 彼と共にリビングへと赴き。] 

(315) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……?
 これは、こないだ頂いたチョコレート?

[指の差す方向は、椅子ではなくテーブル。
 どういう意味かと無言で考えた。

 テーブルの上に置かれているのは、赤い包装のチョコレート。
 あの時は、紙幣の下に隠されていた。>>0:222
 では、今回もまたなにかが隠れているのかと
 視線をチョコレートへ移し、それをそっと取り上げる。]

(316) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[持ち上げたチョコレートの下に隠れていたもの。>>311
 懐かしさしかない懐中時計は、
 一見してただのアンティークでしかない。]

 

   ――………


[空気を噛む。
 見覚えが有りすぎる時計だが、念のために。
 恐る恐る蓋を開けると、グロリア女王と自身のモノクロ写真。

 考えるまでもなかった。
 彼が今まで預かっていてくれたのだと、直ぐに解し。]

(320) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ドナルド、さん……
 あの、これは……   ……。

[間違いなく己のものだと。
 蓋を閉じ、彼を見詰める。]


  ………私、は……――

[伝えなければならない。
 何故こんな写真が存在しているのか、

 でも、語って、そして、嫌われてしまうのではないか。
 化物だと確信され、拒絶されてしまうのでは。
 正体を知られて、「いい別れ」を得たことなど、ほぼ無い

 知りたいことは明かすと言った口が震え、
 不安の滲む緋色の眼差しを、彼へ向けて。]

(321) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……そう、でしたか。
 あの時に…、

[>>322離さずに持っていた懐中時計。
 こうして中身を改めたのは、百年は前かも知れない
 酒場で拾われたのだと知り。

 心地良い酒気と彼と交わす話の楽しさに
 金の感触が消えていたのを気取れなかったのだと
 一度目のハロウィンを振り返り、納得を覚えた。

 それでも彼は、店を訪ねてくれたのか。
 こうして家に立ち入ることすら、赦してくれたのか。

 その事実に震えたのは、唇ばかりではない。
 けして腐らない心臓が、震えていた。]

 ――… ええ、確かに私の  ……時計。

(324) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ………そうでしたか、
 いや、そうですよね……。

[>>323なにも買う素振りなく訪ねた彼を。 
 二度目のハロウィンを思い出す。
 もしかしてあの時、時計を返しに来たのではないかと。
 脈拍の速さを抑えるように、金のちいさな円盤を握り締め

 泣きそうに歪んだ緋色の中に、
 飾り気のない笑顔を浮かべるドナルドを映し。

 異質さを分かった上で、知りたいと望まれてしまえば、
 哀しみよりも、彼に応えたいという気持ちが勝る。



 たとえ、良い別れにならなかったとしても、だ。]

(325) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……ええ、貴方の言う通りだ。
 私は、君や、君の街に住まう人々とは、違う。

 ニンゲンの血がなければ生きられない、
 陽の光の下では生きられない、ヴァンパイアなのです。

[噛み締めるように、一枚、また一枚と秘密のヴェールを取り去る。
 目尻からこぼれ落ちた涙が結晶と代わり、
 床へ落ち、ころころと転がって。]

 私は、……あな、貴方たちの、生活を脅かす化物なのです
 ごめんなさい、……いまのいままで、お伝え、できず

[拒絶が恐ろしくて泣いているのか、
 彼との別れが寂しくて泣いているのか。
 
 解らないまま、聲が上擦ってゆく。
 ただ、その奥にひとつあるものは、―――]

(326) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 私は、……君に惹かれてしまっている

[そこまで告げて、泣き声に変わりそうな辯を堰止める為、
 口元を手のひらで覆う。 濡れた目は、彼から逸らせぬまま。

 黎い右目と、同じ色の左目を見つめたまま。]

(327) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 …… 永久の、永遠に続く若さを得る代わりに
 私の種族はヒトの血を啜らなくては、ならない

 焼かれても灰にならない
 溺れても死なない
 ニンゲンの息吹を刈り取ることで生きる

 ……私、は…千年以上を生きる純潔なる吸血鬼。


     ――生まれながらに、罪なのです。

 

(336) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>324彼の求める真実を与え、写真の意味を訓え。
 御伽噺に隠された真実は、
 吸血鬼が生きる為に実在を知られてはならないこと。

 開かれた両目を、ただじっと。
 結晶体を生み出す緋色で、ただ、靜かに。

 床に硝子の道をつくり、彼の暮らす空間に
 異質なものを刻みつけて。
 彼の日常を、狂わそうとしている。

 動いている時間の中に、静止した針をねじ込もうと]

(337) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[私は、それでも。
 私は、 いまも、貴方を知りたい




 眼瞼を伏せ、かつん、かつんと落下の音を響かせ。
 この憶いだけは、どうか。
 ドナルドに忘れてほしくない>>331]


 ――……ん、

[>>332絶句していたドナルドの手が浮くのを、
 閉じた両目は捉えていない。

 ただ、ケロイドが薄く殘る手甲に指が添わされ。
 頬に感じる体温の高さに、震える唇を晒した] 

(338) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 そう、ですね……、
 教科書には、あるはずがない

[吸血鬼を泣きやます方法なんて。
 ある訳が無かった。

 そっと瞼を持ち上げると、
 顔面を緋色に染めているドナルドが目の前にいた。
 湯気でも立ちそうなその顔色に、
 思わず笑ってしまい、かつん、とまた結晶が目許から落ちる]


 ……… 、

[>>333告げられた辯は、飾らないもの。
 初めて会った時からかけ離れた、
 今のドナルドの豊かな表情と同じ。飾らないもの。

 その癖、溶かした砂糖よりも甘く、
 切なく、身を内側から焦がしてゆく]

(339) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 私が化物であっても――…


[早鐘を打つ心臓の音が聞かれてしまうのが気恥ずかしいが
 告げられた辯が真実だと、確かめるように
 身を寄せ、シーツで作られたカーテンの中で
 そうしたように、額と、顔を寄せ、]


 あ…

[ドナルドの心音が早いと、身を寄せてから悟り。
 雫を拭うのは忘れたまま、吐息の重なる位置で
 口端を緩ませ、安堵の息を吐いて。]

 そうだな……、好きになってしまったら、――…。
 ねえ、私は君を、………ドナルドを、もっと知りたい。

              だから、

(340) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[―――教えてくれますか?



 口の動きだけで伝え、冷えた唇を重ねよう。

 溢れそうな憶いが、涙の如く溢れないようにと。
 だから、ねぇ。 封をして、塞き止めておきたくて。**]

(341) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/26(Sun) 05時頃


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ニコラス 解除する

犠牲者 (3人)

ニコラス
66回 (4d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.117 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび