人狼議事


84 戀文村

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視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 厭世家 サイモン

嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。

(0) 2012/03/22(Thu) 00時半頃

村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)

もう5年を超えて、この国は戦火の元にある。

負け戦が濃い中、この小さな村が直接戦場とならないのは、
ひとえに冬は雪深い、谷に挟まれた山間にあるからだ。

しかし、時折、東の空が朝でもないのに、
西の空が夕でもないのに、赤に染まることで
遠い街の空爆を村人たちは知る。

なにより、その空の色に似た手紙。
届けば愛しい人が戦場へ駆り出され、
戻ってこないことが何よりも現状を知らしめる。

(#0) 2012/03/22(Thu) 09時頃


天のお告げ (村建て人)




――……今日も、また1通。
誰かの元に赤い手紙が、届くのだろう。


 

(#1) 2012/03/22(Thu) 09時頃


天のお告げ (村建て人)

悲しみまとう赤の手紙。
受け取ったものは、手紙をいつからか
と或る老女に託すようになっていた。

絶望でなく、幸せを。
愛しい人に残せるように、と。
生きて愛する人が、読んでくれることを願って。

(#2) 2012/03/22(Thu) 09時半頃


天のお告げ (村建て人)




その手紙が届く日。
戦火が明ける《春が来る》時は
未だ上がる火に《雪深い中》、みえないけれど……―――*


 

(#3) 2012/03/22(Thu) 09時半頃


長老 ナタリアが参加しました。


【見】 長老 ナタリア

― 村はずれナタリア宅 ―

[老女の手には、1通の手紙がある。
それは他の手紙とは異なり、封が解かれている。
老女は、もうだいぶ遠くなった眼で、その文字を追う。]

(@0) 2012/03/22(Thu) 09時半頃

【見】 長老 ナタリア

《ねぇ、君は覚えていますか。
幼い日、2人で並んで読んだ童話。

この世で結ばれなかった恋人たちは、
死んだあと月の城でワルツを踊る、あの話。

僕は、君とこの世でワルツを踊ることは叶いそうにありません。
だから、一足先に月の城で君を待っています。
直ぐに来てほしいという思いもあるけれど、
君は不器用だからきっと僕の足を踏んでしまうと思うんだ。

だから、たくさんこの世でワルツを踊って練習してきてください。
そして、もう踊りつかれてどうしようもなくなったころに、
最後1回だけ僕と月で踊ってくれませんか。

踊りながら、君が生きて幸せだったこと
沢山話してくれることを、心から願っています。》

(@1) 2012/03/22(Thu) 09時半頃

【見】 長老 ナタリア

[孫が恋人に残した手紙。
けれど、その孫も、その恋人も、もうこの世には居ない。

戦争が終わった後に、渡して欲しいと願われた手紙。
約束を違えて、手渡してしまった過去を老婆は悔いる。
彼女は、他の誰と踊りたくはない、と。
孫の後を追ってしまった。

ゆるく息を吐いた老婆は、視線を手元から書棚へと移す。
そこには、他の招集されていった者たちの想いがある。

1人1通のみ。渡すのは戦火が明けてから。

そのような約束で、手紙を預かるのは、その悔いがあるからなのだろう*]

(@2) 2012/03/22(Thu) 09時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 09時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 10時頃


洗濯婦 セレストが参加しました。


【人】 洗濯婦 セレスト

― 自宅前 ―
[仕事場である役場に向かうために家を出た。
不意に空を見上げ]

今日もいい天気ね

[そんな言葉を口にし、歩き出す]

(1) 2012/03/22(Thu) 11時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 11時半頃


放蕩者 ホレーショーが参加しました。


【人】 放蕩者 ホレーショー

 − 村の入り口 −

[律儀に防寒具の下に隊服を着込んだ男が
春の気配を求めるように遠くを見つめる]

やれやれ、まだ肌寒いね。
こんな日は強い酒だね。

[背伸びをするともう顔馴染みになった村の中へと足を運んだ**]

(2) 2012/03/22(Thu) 16時頃

病人 エリアスが参加しました。


【人】 病人 エリアス

― 自宅 ―

[コン、コン、と小さな咳をくりかえす。
 春まだ遠いこの季節、病弱な体は寝込んでいることもおおかった。
 今日は軽い咳がでるぐらいで、元気なほうだ]

 ――はやく、春にならないかな。

[ベッドの横の窓から外を眺め、小さく呟いた**]

(3) 2012/03/22(Thu) 16時半頃

採集人 ブローリンが参加しました。


【人】 採集人 ブローリン

―村内
[辛うじて片目が見えるか、と言う程度に伸びた前髪の奥。
足元にじゃれる子犬を蒼い目で一瞥して、近づいてくる足音に顔を上げた。
足を揃えて敬礼をする]

[ちらと時計を見る。交代の時間はそう遠くない。
かっちりと着た軍服、顎まで隠れるコートの奥の表情は、仏頂面と言うにも無表情すぎた]

(4) 2012/03/22(Thu) 16時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 16時半頃


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 17時頃


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 17時半頃


さすらい人 ヤニクが参加しました。


【人】 さすらい人 ヤニク

ー村の入口ー

[ひとりの男が雪深い山道を進んでいた。
赤いフードを目深にかぶり。
一歩ずつ、雪に足を取られないようにゆっくりと。

やがて、小さな集落にたどり着き。
フードを下ろすと、通りすがりの村人に声をかけた。]

旅の者ですが……
山を越えようとしたら、雪崩があって道を塞がれて……
しばらく、ここで宿をお借りできますでしょうか。

(5) 2012/03/22(Thu) 18時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 18時頃


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 18時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 18時頃


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 18時半頃


【人】 病人 エリアス

― 村の中 ―

[窓の外を眺めていて、散歩にいくことを思いついた。
 家族に一声かけて、外出の準備を斉えて家の外に出る。
 体が丈夫ではなく病を引き込みやすいとはいえ、寝たきりではない。
 ある程度の散策などの運動は勧められてもいる。
 とはいえ防寒のために、コートにマフラーに手袋にイヤーマフ、コートのしたにもセーターやらなんやらで着膨れてもこもこになってはの運動ではあるが]

 雪もすこし、落ち着いてきたかな……

[雪はまだまだ深いけれど、夜の間に降り積もる雪の量は減っている。
 村の中を歩くには苦労はない――それは、この村で生まれ育っているから、というのもあるかもしれないけれど。

 顔見知りの村人たちが、「体弱いんだから凍えきる前に散歩を終わらせな」というような声をかけていくのに苦笑を浮かべて頷きを返しながら、散歩を続けている]

(6) 2012/03/22(Thu) 18時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

うー、まだ寒くて嫌になる。
あったかい春は早く来ないもんかね。

[隊服を着込み、歩む姿勢も歩調も規律整った軍人そのものだが
口調は緊張感も無く、軽く欠伸を1つ。

小隊長だった時もパーティーよりも酒場で
馬鹿騒ぎをするのが好きだった。
分隊長に降格処分されてもそれは変わらず、
いや、上官達の目が届きにくいこの村に配置されてからは
尚更だった。

物資の保管、管理、輸送の中継点として
この村近辺に配属されたが、
戦火から遠いこの地では実感も無く、
村人の荷物を運んだり家の修繕や蒔き割りやらを手伝ったり
こっそり持って来た酒を囲んで朝まで飲み明かしたりもしていた]

(7) 2012/03/22(Thu) 19時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

ほんと、この村だけ見てると平和だよな。

[平和などとは程遠い筈なのに、
この村だけは戦火等雪が覆い隠している様に静かだった]

(8) 2012/03/22(Thu) 19時頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 19時頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

[雪を踏みしめる音を聞きながら、村内を歩く。
地図も住人も覚えたと思っているが、時折怪しいのは元来のものだろう。

それでも近付いて来る青年の姿>>6はしっかり記憶にある。
と言うよりこんなに着膨れしている人間はこの村にはそうはいない]

よお、エリアス!
この寒い中お使いかい?

[軽く手を挙げて声を掛けてみた]

(9) 2012/03/22(Thu) 19時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 19時頃


【人】 病人 エリアス

[外の世界が戦時中だということは知っていても、村の空気はわりあい平和だった。
 戦争が始まった時に健康な成人男性の数人に徴兵の知らせが届き、陰りを落としたこともあるけれど、日々の生活に追われるうちにその陰りもまた日常にかわっていた。
 軍の一部部隊が村の近くに駐屯しているのも変化したことの一部で。
 それもまた、日常に溶け込んでいたのだ。

 ぼんやりと村の景色を眺めながらとりとめもない思考をめぐらしていれば、不意にかかる声>>9に視線を向けて]

 あれ、ホレーショー。
 ううん、僕はただの散歩だよ。体力づくりのためにね。

[お使いといわれて僅かに首を振った。
 マフラーに埋もれた顔が小さく揺らいだようにしか見えないだろう]

 ホレーショーは、休憩中?

(10) 2012/03/22(Thu) 19時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

俺は年中休憩中だ。

[健康な成人男性は徴兵される。
何処の国でもそれは同じだろう。
だから彼>>10がこの村に残っていると言う意味は
上の連中からすれば役立たずと同義だろう。
だが自分にとってはただの顔見知り。

小さく揺れる顔に笑いながら]

もう少しすりゃこの村にも春が来て花とか咲くんだろ?
そん時は俺は面白い場所ないか案内してもらんだから。
体力付けとけ。

[けらけらと笑いながら、服に埋もれた頭を撫でようと手を伸ばした]

俺がここ来た時はもう晩秋だっけ?
実りの秋の味も喰い損ねたし。
春はこの村、上手いモンあるか?

(11) 2012/03/22(Thu) 19時半頃

【人】 病人 エリアス

 ……それって断言していい台詞なのかな……?

[マフラーに埋もれた頭がゆるくかしぐ。
 分隊長という地位がどれほどかはしらないけれど、許されることなのだろうかと不思議そうに呟き。
 戦火の遠い村だからか、軍に所属しているのに楽しそうに過ごしているように見える彼>>11は少し眩しい]

 雪も落ち着いてきたし、山の木々に花が咲くのももう少しってところだろうね。
 ……案内できるよう、がんばってるんじゃないか。

[男の大きな手で頭をなでられれば、イヤーマフの軸がずれて淡い金の髪がちょっと跳ねた。
 手編みの手袋をした手でずれた位置を戻すけれど、髪の跳ねまでは戻らない]

 そういえば、そうだったね。
 雪が降り始めたころだったっけ。

 ……春は、山菜が芽をだしはじめるよ。

[動物たちは冬の前に絞めてしまっている。
 春の楽しみは、雪のしたから顔を出す山の幸ぐらい。
 それも――どちらかというと、肉が苦手な人たちが食べる愉しみ、であったかもしれない]

(12) 2012/03/22(Thu) 20時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

あ? 俺が仕事してる様に見えるか?

[いつ襲い来るかも知れない敵軍から物資の保管、
輸送の中継点に成り得るこの村を守る事。
それが自分達の任務の筈なのだが]

軍人の仕事なんてない方がいいんだよ。

[上官の耳に入れば懲戒処分どころでは済まないだろう。
だが平然と言い切るその瞳は少しだけ真剣な色を帯びていた]

楽しみにしてるぜ。

[戦争に関わらずにすむこの村の住人を少しだけ羨ましく、
そして愛しく思っているが、
その住人であるエリアスに眩しく見られているとは
気付かない。
跳ねた髪をわざとぐしゃぐしゃにしようかと
手を伸ばしてみたが悪戯好きの自分の事、
気付かれて防がれたかもしれない]

(13) 2012/03/22(Thu) 20時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

あ? 山菜……草だろあれ。
いや、草も食えるけどよ。
俺兎や鹿じゃねえからな。

えーと、そうだな。魚とか兎とか名物じゃねえの?

[このまま春を迎えたらエリアスの家で山菜尽くしを
ご馳走になりそうで慌てて肉と魚を追加した]

(14) 2012/03/22(Thu) 20時頃

【人】 病人 エリアス

 ――うん、どうみても見えないね。

[駐屯部隊の任務は知らないけれど、目の前の男が仕事をしているように見えないのは確かで。
 あっさりと言い切られた言葉に、高い位置にある男の顔を見上げれば、普段どおりに見えて真剣なものが僅かにうかがえたから、そうだね、と小さく頷いた]

 冬の間、寝込んでたりしたから……ほんと、体力戻さないと。
 案内するまえにへばりそう……って、人の髪の毛で遊ばない。

[弱い躰が劣等感の元でもある。
 だからこそ、健康なホレーショーや、軍の徴兵が届いたものたちが秘かに羨ましくもあり。
 けれど軍に徴兵されて戻ってこれるかどうかもわからぬ者たちをうらやんでいるとはいえない鬱屈も抱えている。
 そんな嘆きの一部が零れ落ちたから、悪戯な手には気づくのが遅れて。
 髪をぐしゃぐしゃにされてあわててホレーショーの手を防いだ]

(15) 2012/03/22(Thu) 20時半頃

【人】 病人 エリアス


 んー……ああ、そうだね。
 川魚も美味しくなるのがいたし……兎は、どうだったかな。
 あとで確認してみる。

[春の味覚を求めるホレーショーにちょっと悩むように眉を寄せて。
 手袋をした手で跳ねた髪を押さえつつ、他にないか確認することに思い至ったようで、無事に山菜尽くしからは逃れることができたようだ]

(16) 2012/03/22(Thu) 20時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

もうちょっとフォローしてくれないと
お兄さん拗ねるぞ。

[自覚はあるが、他人に指摘されるとつい反発したくなる。
あっさり、仕事をしてないと言われ口を尖らせた。
真剣な色の瞳はすぐに伏せて、防がれた手をまた伸ばして
髪を弄ろうとする]

いいじゃん、減るもんじゃねえだろ。
手触りのいいものは触りたくなるだろ。

俺の髪はごわごわしてるからな。

[水で洗うのみで手入れなどしていない自分の髪よりも
エリアスの髪は遥かに手触りが良い。
自分の髪がサラサラでも怖いか、と笑いつつ]

(17) 2012/03/22(Thu) 21時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

俺は寒いのは結構大丈夫だが、ここ山だからかな。
寒さきついよな。
立ってるだけで体力消耗するわ。
冬眠していて正解だぜ。
冬眠から覚めたら美味いもん沢山喰って体力つけないと。
で、そのご馳走のご相伴に俺も混ぜてくれ。

[村に来た当初こそ色々気遣いもしたが、
元々そんな細やかな神経の持ち主ではない。
すっかり化けの皮が剥がれて、良く言えば気さく、
悪く言えばやや粗雑な言動になっていた]

おお、川魚か。
俺は海が近かったから海の魚は知ってるが川魚は
あまり判んねえんだ。
兎もいるといいな。
こりゃエリアスの家に押し掛ける日が楽しみだ。

[山菜尽くしからメインが変わった事に、心底嬉しそうな笑みを浮かべ、エリアスの家を襲撃する事を確定させていた]

(18) 2012/03/22(Thu) 21時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

っと、どっか行く予定だったか?
悪かったな呼びとめて。

[散歩とは言え目的地があるかも知れないと漸く思い至り頭を掻く]

俺も一応お仕事で村見回らないといけないから。

[特にエリアスに呼び止められなければ、
「お仕事」と言う単語に力を込めて
彼が来た道へと歩き出すだろう**]

(19) 2012/03/22(Thu) 21時頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 21時頃


【人】 採集人 ブローリン

[この村に来たのはいつ頃だったか。
部隊が壊滅し、階級が二つ上がった代わりに星になってしまった
戦友達を傷病兵と敗残兵の列の中見上げていたのを思い出す
都市部の病院はパンクし、負傷の少なかったブローリンは
他の似たような草臥れた兵隊と共に村にやってきた。
長い駐屯生活で怪我は癒え、村にも馴染んでいった。
再び部隊に編入された折、もう戻れるまいと思い、彼なりに村の親しい人々別れを告げた後、
所属した輸送部隊が足止めを食らうことになり
この村に戻って来たのが三ヶ月前。多少顔を出し辛いものもあったが、
変わらぬ村の皆へ安堵と、静かな決意とを覚えたものだ]

…………

[今日は時間が合えばあの老婆に会いに往こう。
ともすれば懲罰扱いにもなりそうな、この村の
ささやかな習慣は知っている。誰に言う必要もない。こう言う村の素朴な人間達が
戦火に晒されぬ為に自分達がいるのだから。
それでも自分には戦地へと向かう人を止める力はないが、
一日でも早くその必要がなくなってくれるよう祈って
銃を手に取っているのだから]

(20) 2012/03/22(Thu) 21時頃

ブローリンは、捧げ筒のまま微動だにせず、村の集会所前に立っている。

2012/03/22(Thu) 21時頃


【人】 病人 エリアス

 ……自分で言ったんじゃないか……

[口を尖らせて抗議する男>>17に苦笑をかえす。
 もこもこに着込んだ腕は、髪をぐしゃぐしゃにする手を防ぐのにも苦労する]

 だからって、僕の頭はおもちゃじゃないんだけど……

 ――まあ、ホレーショーのよりは、手入れされてるだろうけど……

[家にこもっていることがおおいから、最低限の身なりは斉えろ、と家族が口煩いというのもある。
 生まれ持った髪質もあって、さらさらと流れる髪は確かに手触りは良いだろう。
 しかし、男の髪がサラサラでどうする、という思いもあるから、ホレーショーの髪がサラサラでは怖いというのには深く同意しておいた]

(21) 2012/03/22(Thu) 21時半頃

【人】 病人 エリアス

 村の外から来た人は、寒いってよく言ってるね。
 冬眠したくてしてるわけじゃないけど、元気そうなホレーショーもきついっていうなら僕なんてやっぱり冬の間はあんまり外に出なくて正解だったんだね。

[へたな気遣いよりも、粗雑な扱いが楽しく感じられる。
 瞳を細めて小さく笑みを浮かべて、ご相伴、には勿論と返した]

 海かあ、僕は海なんて本でしか知らないからなぁ……
 じゃあご馳走用意した日は、海の事とかも教えてよ。

[ささやかな春を祝うご馳走は、毎年の行うことで。
 それにホレーショーを招待するのは何の問題もない。
 その日を愉しみにするように、明るい声がでる]

(22) 2012/03/22(Thu) 21時半頃

【人】 病人 エリアス


 ん、散歩ついでに村はずれのほうまでいってみようかな、って。
 話をするのは楽しいから、謝ることはないよ。

[マフラーの中でもそもそと首を振って否定した]

 ――……お仕事、がんばってね。

[一応、に突っ込むべきかどうか悩んで不自然な間が空いたが、仕事を強調したホレーショーを慮って突っ込むのはやめておいた。
 歩き出した彼にまたねと手を振って、ゆっくりとした足取りで散歩を再開する]

(23) 2012/03/22(Thu) 21時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 21時半頃


【人】 病人 エリアス

[ホレーショーと別れて道を歩く。
 戦時中にご馳走を振舞えるのか、という疑問はおいておいた。
 どちらかといえばその日までに戦争が終わっているといいという祈りでもあるのだから。
 もこもこに着膨れたまま、ぐしゃぐしゃになった髪をととのえてマフラーを巻きなおす。

 立ち話の間に少し冷えてしまったけれど、歩き出せばきっとまた体温も上がるはず。

 そうして開始した散歩の途中。
 休憩中だと嘯いていた分隊長とは違って、真面目に集会場の前に立っている人>>20を見かけた]

 やあ、ブローリン。
 お仕事がんばってるんだね。

[毛糸の手袋でもこもこした手を上げて声をかける]

(24) 2012/03/22(Thu) 21時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[目線だけ動かして、声をかけてきた者を見る。
>>24、その眼が見えたかはわからないが。
会釈代わりにゆっくりと頷く。
じっと見返す姿は観察するようにも見えたか。
未だに、自分が前線で衰弱していた頃よりも体調が悪いようにも見える。
とはいえ、始めてここに来た頃よりは…きっと良くなっているのだろう]

[ふと、思い出した。銃を肩に下げ、コートの懐に手を入れる。
銃に比べれば羽の様にも思える軽さを手に乗せて差し出した。
一週間かそこら前、エリアスから借りた本だ。しおりのように挟んである紙には、
押絵のつもりだろう、本の一部分が描かれている。差し出して、小さく頷いた]

(25) 2012/03/22(Thu) 22時頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 22時頃


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 22時頃


本屋 ベネットが参加しました。


【人】 本屋 ベネット

―本屋―
[村中の本は、大抵此処で購入したものだろう。
先々代から続く古い本屋は小さな村の娯楽の一つ。
店主となって間もない青年は、棚の埃を掃いながら
窓の外へ視線を移した]

 ……春はまだ、見えないな

[掃除道具片手に、静かな店内で溜息ひとつこぼす。
外見健康そうに見える青年が徴兵されず残っているのは、祖父が軍の上層部に顔が効いていたからとも言われている。
ただの噂ではあるが、狭い村では周知の事実と化していた]

(26) 2012/03/22(Thu) 22時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 22時頃


【人】 病人 エリアス

― 集会所前 ―
[ブローリンの前で立ち止まれば、前髪に隠れがちな蒼い瞳がこちらを向いたのが見える。
 それはすぐに髪に隠れて見えなくなるけれど。
 それでも視線が向いていることは理解して、小さく笑みを浮かべた。
 ブローリンが一番最初に村に来たときは、戦争というものがどういった傷を残すのかを改めて理解したときでもある。
 それでも回復してまた戦争へと向かう彼を――そのときは体調を崩していて見送ることはできず。
 三ヶ月前に戻ってきたときも寝込んでいたものだから、見送りも出迎えもないまま、彼が村にいる日常がかえってきていたのだった。
 今はその頃よりだいぶマシではある]

(27) 2012/03/22(Thu) 22時半頃

【人】 病人 エリアス


 ああ、本、読み終わったんだ?
 おすすめはしたけど、ブローリンにとってはどうだったかな。
 ――うん、楽しんでもらえたみたい、だね。

[分厚くはないけれど、ごく普通の書物の厚さを持つ本は重いというほどではない。
 その厚みの間に挟まっている紙は、ブローリンに本をかしたときについてくるものだ。
 たまについてこないときもあるから、それはきっと趣味にあわなかったのだろうと判断している。
 物語の一部分が描き出された紙は、見ているほうも楽しい]

 次も?
 それとも今度は本屋にする?

[マフラーにうずもれた首をかしげて問う。
 こんな山奥の村でも本のやり取りができるのは、村にたった一つある本屋のおかげでもあるけれど。
 それでもエリアスが所有しているものにくらべたら本屋に直接出向くほうがきっと種類も豊富だった]

(28) 2012/03/22(Thu) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

― 役場 ―
[役場といっても、こじんまりとしたところなので、そう仕事があるわけでもなく、書類整理などをしている]

ここは平和なんだけれど…

[伝えられる情報は戦況が厳しいというものばかり]

あ、デボラさんいらっしゃい。

[デボラという老婆がやってきた。よく役場に来ては情報を仕入れつつ、差し入れを持ってきてくれる。今日はドライフルーツのコンポートである]

まぁいいの?ありがとう。
デボラさんの差し入れ、実はちょっと楽しみなの

[ちょっと舌を出して笑う。まだのんびりした空気が流れていた]

(29) 2012/03/22(Thu) 22時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[気に入ったシーンを描き出しているだけだ。
それはお礼でもあるし、どこが好きかを告げるメッセージでもある。
素晴らしい絵でもなければ、落書きと言うほどでもない。
何が描かれているかは十分に分かるだろう。

本屋の話が出て、本屋の青年の事を思う。この広くもない村ですら、
本屋に行った時くらいしか接点のない彼だが、
噂はいやでも耳に入る。皮肉抜きで幸運だと思うし、
妬む声も理解できる。慰める道理も責める道理もなければ、
本を買いに寄るだけの接点しかないのは当たり前か]

[首をゆっくりと振った。
現時点で読みたい本があるわけでもない。何か良い本があればもって来てくれればいい。
もともと、話し相手がいなさそうな―と勝手に思った―エリアスに、
気を利かせるつもりで借りだした。自分は話し相手には向くまいが…
お勧めを持ってきてくれるようになってからは、
こうして絵を描いて渡すことが増えた]

(30) 2012/03/22(Thu) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

―本屋―
[棚の掃除を終えると、青年は湯を沸かしに店の奥へ。
戦争が始まってからは新しい本が入ってくる事も少なくなり、戦時中という事もあり店は殆ど閉まっていたのだけれど
先日青年が後を継いでからは、少しだけ開いている日が増えた]

 ……あの人達さえ居なきゃ

[ぽつり、零しながら薄い茶を淹れると店内に戻り窓辺に向かう
カップを手に青年が眺めているのは、窓の外
遠くに役場、其の前に集会場
立ち話をしている片方の服装、黒光りする武器が――]

 いや、八つ当たりだなこれは
 早く終わってくれれば良いだけの事だ
 国が――

[ふ、と口元に笑みを浮かべ直ぐに片手で抑えた。
小さな村で誰が告げ口するでも無いだろうけれど、危険思想は宜しくない]

(31) 2012/03/22(Thu) 23時頃

飾り職 ミッシェルが参加しました。


【人】 飾り職 ミッシェル

―工房―

カツ−ン・・  カン・・・カン・・

[石造りの丸い小さな小屋から響く鑿と鏨の音が一時ほどしてやんだ。呼吸も忘れるほどに作業に没頭していた女は、金色の髪を束ねていた紐をほどき、かけていた眼鏡を仕事机に置く]

で き た あ―――っ!!

(32) 2012/03/22(Thu) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[嬉しそうに声を上げた女は、しかしすぐに暗い表情になって、できたばかりの彫金細工に目を落した。それは銀のメッキがされた指輪・・正確には婚約指輪。大分前に出征し、ついこの間訃報が届いた婚約者を悼んで、村の娘が持ってきたもの。それに名前と別れの言葉を刻み、鎖を通してまた返す。]

今年はこれで3つ。親方がいなくてもどうにでもなる簡単な仕事だけど・・・ なんだかね。

やめやめ!仕事なんて選んでらんないんだから。

[この村でも戦争に伴って貴金属の供出が行われたからか、持ち込まれる仕事の量も、用意できる原料も減っている。

薪ストーブの火を消してマフラーを首に、寒さの中に踏み出した]

(33) 2012/03/22(Thu) 23時頃

ブローリンは、ちらと時計を見る。交代まで後3分。交代要員が来ても良い時間だ。

2012/03/22(Thu) 23時頃


ベネットは、茶を啜りながら売り物の本を一冊手に、頁を捲り始めた。

2012/03/22(Thu) 23時頃


【人】 病人 エリアス

[ブローリンが描き出すシーンは、見ている視点の違いからか、思いがけない楽しさがある。
 絵の上手い下手ではなく、その場面が気に入ったのだと伝わるものがあるからかもしれない。

 戦争が始まってから閉店したままだった本屋が先頃また開くようになったと聞いたから、ブローリンに尋ねてみたけれど、首を振るのを見てそうか、と一つ頷いた]

 うん、じゃあ、またなにか御薦めがあったら持ってくるね。
 絵、ありがとう。

[言葉を発しないブローリンとのやりとりも慣れたものだ。
 戸惑うこともおおいけれど、本の貸し借りに関しては大体の反応は読めている――と思っている。
 最初に本を貸すようになったきっかけは、もうあやふやだけれど。
 ブローリンに貸した本に、絵が挟まって戻ってくるのが楽しいから続けられるうちは、きっと続くのだ。
 帰ってきた本を抱えて、ブローリンと交代するための隊員が近づいてくるのを見る]

(34) 2012/03/22(Thu) 23時頃

【人】 病人 エリアス

 もうお仕事も終わりかな。
 僕は散歩の続きに戻るとするよ。それじゃ、またね。

[引継ぎとか、あるのかどうかはわからないけれど、仕事のやり取りを邪魔しないようにと声をかけて歩き出す。

 散歩の続きも悪くはないけれど、本に挟まった絵を落としたくはないから、一度家に戻ることにした**]

(35) 2012/03/22(Thu) 23時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 23時頃


飾り職 ミッシェルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(飾り職 ミッシェルは村を出ました)


飾り職 ミッシェルが参加しました。


【人】 飾り職 ミッシェル

―本屋―

こんにちは? あらら、今日も結構暇みたいね?

[本屋に立ち寄り、中の若い店主に声をかけた。ちょうど茶を淹れたばかりなんだろう、茶葉のいい香りがする]

またちょっとだけできたから、置いとくね?
この間のは…売れたのかな。

[そう言って、店主のいる机の辺りに寄り、置かれた(あるいは勝手に置いて行った)金属製の栞を眺めた。リスや馬やハリネズミや…いろいろな動物を模った金属片に、小さな紐がついている]

1、2、3・・ああ、やっぱりそんなに売れてないか。
まあ、いいや。また置かせてもらうからね?

[そう言って、勝手に持ってきた栞を並べ始める]

(36) 2012/03/22(Thu) 23時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 23時半頃


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 23時半頃


手伝い クラリッサが参加しました。


【人】 手伝い クラリッサ

― ナタリア宅 ―

 また、読んでいらっしゃるのね……。

[シャボンの香りを微かに漂わせて、
女は微かに困ったように笑む。
老女一人の生活は、このご時世もあり大変であろう、と。
彼女が時折手伝いにくるのは、その想いもあるけれど。

暖炉の前、椅子に座る老女の背後から、覗き込む手紙。
それが、クラリッサが此処に来る、理由の一欠片。
その手紙の主人公の片割れは、彼女の姉であった。]

(37) 2012/03/22(Thu) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

相変わらず戦争も終わる気配がないって言うじゃない。
最近はそんなに徴兵の話だってのも聞かないけどさ。

本当・・・この村に駐屯してる軍人さんは意外と気さくな人も多いんだけどね。そう思うでしょ?

[返事が返ってくるも来ないも気にせずに、その辺りの本を物色して、ぱらぱらとページをめくりながら話を続けた]

本当、いつまで続くんだろ。

[春になる気配も見せない屋根の外を、少し遠い目で見つめた]

(38) 2012/03/22(Thu) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

―本屋―

 やあ、ミッシェルさん
 いらっしゃい。
 今日も何時もどおりですよ。

[姿を見せた金髪の女に、青年は微笑みかける。
読みかけの本に、少し不恰好な金属製の栞を挟む。
机の上に並んでいる栞ほど精巧ではない]

 本自体そんなに売れてませんしねぇ
 ただ、栞だけ買っていってくれた人もいましたよ。
 此処に置くより売れる場所はあるんじゃないかと思いますが
 ミッシェルさんが良いなら、どうぞ。

(39) 2012/03/22(Thu) 23時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 23時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[登場人物一人を取っても、彼の思う姿とエリアスの思う姿は異なるだろう。
だから絵に描く。文字でも声でもなく。
ゆっくりと頷いた。正直に言えば、誤解以前に理解してもらえないことの方が多い。
戦場では手信号で十分だし、それでなくとも筆談すれば良いのだが、
エリアスの様に「分かってくれる」者に対しては甘えてしまう。
たまに意図と違う事もあるが、そうであっても何も言わない
何も言わなくても、そういう時は大抵違っていると感じるのだろう。
態度には出していないつもりだが]

……

[エリアス越しに部隊の者を眼に留める。
敬礼を交わして、ばしんと肩を叩かれた。]

 『任務中にお喋りか? と言っても半分独り言だな』

[眼を閉じて、白い息を吐く。兵舎にしている建物と別の方に歩きだす。
同僚は『勤務外でも巡回か? 精が出るな』と、エリアスにも同意を求めるように肩をすくめた]

(40) 2012/03/22(Thu) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

[栞を挟んだ本を、パタリと閉じた]

 雪はいつか止んで、春が来るんです。
 とはいえ……今回は少しばかり長いですね 
 
[ミッシェル一人残して店の奥へ。
程なくして暖かな茶を注いで現れる]

 どうぞ。
 外はお寒かったでしょう?

[言いながら、本を持つ彼女のそばにカップを置いた]

(41) 2012/03/22(Thu) 23時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 23時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

ー村の広場ー

[>>5以来、村の世話になって数ヶ月。
聞けば似たような境遇で居着いた者も他にいるようで。
小さな村だが、窮屈な感じはなかった。

今は酒場の主人の世話になり。
夜の酒場でピアノやギターを弾いたり。
手伝いなどをして、店の2階を間借りして暮している。

広場は誰かいただろうか。
まだ、店も準備には早い時間なので。
ぶらぶらと散歩をしていた。]

(42) 2012/03/22(Thu) 23時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 23時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 23時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/22(Thu) 23時半頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

あ? そんな事言ったか? 忘れた。

[エリアスの苦笑>>21には都合良く忘れたと言い切って見せて
最後のからかいとばかりにまた頭を撫でようとした]

玩具にはしてないぞ、親愛の情だ親愛の情。

[元々スキンシップは好きな方だったので、相手が本気で
嫌がらなければ隙を見て色んな人物にちょっかいをかけていたか]

おう。
海は驚くほど広いぞ。潮風も気持ちいいしな。
喋らせたら俺は喋り続けるからな。

[エリアス宅へのご相伴が成功した様で満面の笑みで返答し、
じゃあ、と手を振った。
春がこの国にとって、村にとって本当の春となる様
口には出さずに心で呟いた]

(43) 2012/03/22(Thu) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

へえ、そうなんだ・・
本屋に来て栞だけなんて、珍しいの。

[そう言って、少しけだるそうに、横の椅子に腰を下ろす。ほどなく、茶葉のいい香りが漂うカップを手に取った]

どこに出しても同じよ、そんなに娯楽なんて今はないもんね。
時々、このまま春が来ないんじゃないかって思う事もあるけど・・

[カップを片手で持ち、言葉少なに語った]

(44) 2012/03/22(Thu) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

 本はもうたくさんお持ちのようでしたから
 栞目当てに来られたんでしょう

[静かな店内に、椅子が軋む音とカップのたてる小さな音]

 娯楽は淘汰される時代ですからね。
 これが街中であったなら、私などとうにこの世に居りませんよ。

[冗談めかして、首を傾いでみせる。
吐息混じりの笑みは、直ぐに後悔交じりの表情になって消える。
失礼しました、と短い言葉一つ零して]

(45) 2012/03/23(Fri) 00時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

取り敢えず酒……をこの時間から買いに行ったら
また店主に怒鳴られるな。

[酒も貴重なものとなってきている中、
昼間から軍服を着て酒場に向かう行為は流石に憚られる]

1人で飲むより皆で飲むのが旨ぇんだよな。

[1人静かに嗜む酒は性に合わない。
今夜は誰か誘って飲むかと勝手に決めて、
相手を誰にするかと暫し悩みつつ歩いていた]

(46) 2012/03/23(Fri) 00時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[クラリッサは、続けて何かを言いかけて、
その言葉を飲み込んだ。
ゆるく首を振って、ナタリアの耳元で囁くのは、別の言葉。]

 お食事、台所に用意してます。
 ご都合の良い時に、食べてくださいね。

 ……また、お邪魔します。

[籐の籠を抱えて、その場を後にする。
この後は、どこにお手伝いに行こう……。
そう考えながら、口から出るのは重い溜め息。
未だ春は遠いのだろうか、息は白く煙った。]

(47) 2012/03/23(Fri) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

ナタリアさんの所にいくかな。

[この村で最初に出会い、色々世話になった老女。
時々、顔を出しにいっては旅の話を聞かせたり。
ちょっとした話相手になったり。
そんなこんなで、よく彼女の家にいく。

決してその孫娘が目当てではない。
とはいい切れないのが切ないのだが。]

(48) 2012/03/23(Fri) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[エリアスが着いて来るのならば止めはせず、
そうでなければ銃を担ぎなおして通りを歩き出す。
向かうのはかの老婆の家だ。誰もいなければ顔を出そうと思う。

だがあの老婆は、軍人である自分の事を快くは思っていまい。
ただ、それでも何か力になりたいのだ。
理由は単純で、亡き母にどこか似ているからだったが…]

……

[先客だろうか。誰かいるようだ]

(49) 2012/03/23(Fri) 00時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 00時頃


【人】 採集人 ブローリン

[果たして眼が合ったのは>>47娘の方か、>>48青年の方か。
どちらにせよ、誰かいるのならば自分は文字通り邪魔でしかない。
眼が合えば重々しく頷いて、踵を返して歩き出した]

[寒空を見上げて、息を吐く]

(50) 2012/03/23(Fri) 00時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

そうなんだ。そんな人・・・いたっけかなあ?

[そう大きい村ではないから大体の村人の顔は知っているんだけど、と宙を見て考えた]

まあでも、結局は本が一番気がまぎれると思うな。
お金が無くても、貸し借りもできるもんね。この楽しみだけは戦争があってもなくても、変わってほしくないなあ。

[そう言って軽く笑んだが、続く言葉に、カップをかたりと置いた]

・・・感心しないな。冗談でもそんなこと言っちゃ。
あなたがいなくなったら、きっと悲しむ人がいるよ。
私もそうかも。みんな・・・きっと、みんなね。

・・ごめんね?責めてるわけじゃなくて。ちょっとナーバスになってるのかもしれないね。

[そう言って、しばしカップに視線を落した**]

(51) 2012/03/23(Fri) 00時頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 00時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 00時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

-広場→ナタリアの家ー

[春は遠いのか、空気はピリッとする。
まだ、野山は雪に覆われて花も咲いていないだろう。]

手ぶらもな、気が利かないよな。

[ブツブツつぶやく姿はどう見えるだろうか。
途中、見知った誰かに声をかけられたなら。
立ち止まり、あいさつがてら話をしたかも知れない。]

(52) 2012/03/23(Fri) 00時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

仲間と飲むんだったらブローリン辺りでも誘ってみるか。

…ってあいつ来るかな?

[集会所の入り口で自分とは正反対に軍人の鑑とばかりに
任務をこなしていた姿を思い出す。
分隊長として赴任したこの村で初めて出会ったが、
簡単な情報は書類からは得ている。

………言い方は悪いが戦争ではありふれた光景。
国は酷い時には遺体の欠片1つ、形見1つ回収せず、
2階級特進の名誉だけを与えて終わらせる]

やっぱ酒飲んで忘れたいねぇ。

[これ以上は考えない方がいいと自制が働く。
首を振って歩き出せば、その彼が視界に入っただろうか]

(53) 2012/03/23(Fri) 00時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[溜め息をつくと幸せが逃げてしまうよ。
そう言っていたのは、ナタリアの孫(姉の婚約者)。
彼と姉を思い出せば、クラリッサの表情は曇る。]

 あら……。

[上げた視線、最初に合ったのは、どちらの男性か。
どちらにしても、どちらもナタリアの家の近くで良く見る顔で。
老女を気にかけてくれているのだろうと、
曇り顔は、微かに笑みを見せる。]

 溜め息を、吐くと幸せって逃げるそうですよ?

[けれど、軍人が背を向けるなら、ポツリと向ける。
それは、上がる白い煙に思ったことだったけれど。
溜め息ではなかったかもしれない。
そう気が付いて、思わず片手で口元を覆い、また溜め息一つ。]

(54) 2012/03/23(Fri) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

 ……秘密です。
 いずれわかりますよ、狭い村ですから。

[そう言って、瞳を細める]

 貸し借りされるよりは
 私の懐を潤して頂けたら嬉しいんですけどね
 流石にずっと新刊が出ないようじゃ 
 いっそ本屋も図書館に変えるべきかもしれません
 
 ……失礼しました。
 暗い話題は、止めましょうか。
 お茶のお代わりは如何です?
 
[不用意な言葉で彼女の表情を曇らせてしまったかと
青年は、謝罪を入れていつもの笑顔で茶を勧めた**]

(55) 2012/03/23(Fri) 00時頃

墓守 ヨーランダが参加しました。


【人】 墓守 ヨーランダ

[銀糸に墨を流したような沈んだ色の髪。
 女は村外れの墓地の、或るひとつの墓の前に膝を折って、丁寧に墓石を磨いている。
 そこに刻まれた名を、月白の瞳でなぞりながら。]

(56) 2012/03/23(Fri) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

ーナタリアの家のそばー

[しばらくして、顔見知りと遭遇した。
といっても、それほど大きな村でもなく。
すでに数ヶ月暮しているのだから。
家族とまではいわないが。
それなりに知っている相手であるのは間違いない。]

こんにちは、今日はいい天気ですね。

[手を振ってあいさつをした。
>>47お目当ての女性か、>>50兵隊さんか。]

(57) 2012/03/23(Fri) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[老婆の家に背を向けて歩く。
懐に手を入れて、まだ封をしていない手紙を見る。
中を見るわけでもなく、封筒をじっと見やった。]

……

[再び懐に戻している所、もはやブローリンには見慣れた服が眼に入る。
分隊長殿だ。巡回の担当だったろうか。適当な距離で足を揃え敬礼する]

(58) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 00時半頃


【人】 採集人 ブローリン

―ナタリア宅前で

[背にかけられた言葉に、背を向けたままうなだれるように頭を下げた。
自分の幸せが逃げるなら、その先はこの村の人々であってほしい。
伝える道理も義理もなく、肩越しに二人へ一度上げた頭をまた下げて会釈した]

(59) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ため息をつく兵隊さんに声をかけるは。
お目当ての女性。微笑む姿も可憐で。
一瞬、見惚れそうになる。]

やあ、クラリッサ。
ナタリアさんは元気?

[その優しさが自分に向けられていなかったとしても。
誰かを気遣う彼女の優しさも美しい。]

(60) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[デボラが帰ってから、書類を整理する。
徴兵され、帰らぬ人となった村人の死亡届を見て、溜息をつき]

…いつまで…続くのかしらね…

[溜息と共に、誰にも聞こえない声で呟いた**]

(61) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 00時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 00時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

[思わず零した言葉。
行ってしまった軍人の耳に届いてなければいいと、
クラリッサは思いながら口元から手を下す。
けれど、それは彼の人動作で打ちひしがれた。]

 ええ、雪が減ってきた分
 少しは寒さも和らいできたから……。
 節々もあまり痛まなくなってきたって。
 この調子で、早く春が来ると良いのだけれど。

[失態を取り繕うように、ヤニクに微笑を向ける。
望む春は、季節だけのことではなく。
寒さ少しは薄らいだとて、吐く息は未だ白く。]

(62) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ため息をつく兵隊さんを見ると。
懐から封筒を取り出しじっと見てたようで。

多分、大事なものなのだろう。

そう思いそれには触れずに。無言の会釈に。]

お務めご苦労様です。

[とだけ声をかけた。]

(63) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[クラリッサの言葉に。]

そうか、春が待ち遠しいね。
暖かくなったら、花でも摘んで持っていこうかな。

[吐く息の白さから、まだしばらく先なのだろうが。
彼女のくれた微笑みに、にっこりと笑った。]

(64) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

よ、お疲れさん!
そっちは一段落着いたかい?

[ビシッと言う擬音が付いてきそうな程
見事な動きで敬礼をされ>>58
自分もゆっくりと手を額に持って行き、礼を返す]

だいぶ春が近付いたとは言え、立ちっ放しだと冷えただろ?
どうだ、今夜酒場で一杯。

[降格処分された分隊長に部下の一部は快く思ってない事は
知っている。
飲みの誘いに露骨に嫌な顔をする者もいたが、
その仕草も部下の心を知る大事な機会。
ブローリンの反応をからかう様な声に隠して観察していた]

(65) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

女主人 ダーラが参加しました。


【人】 女主人 ダーラ

―酒場―

[カウンターの丸イスに腰掛け足を組み替えると、
 キィと軋む音を立てた]

[開店前の店は宿屋の客ぐらいしか居ないが
 今はそれも無人の店内、グラスをテーブルに奥硬質な音が響く]


 ハ、買い物頼めば良かったかねェ。

(66) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 00時半頃


女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 00時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[クラリッサはどこか元気がない様子で。
気になったが、どう声をかけていいかわからず。]

春が来たら、君にも。
花を摘んで持っていくよ。

[まるで、ついでのようになってしまい。
自分のうっかりさに密かに凹んだ。]

(67) 2012/03/23(Fri) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 お花、私にもくださるの?
 ナタリアさんのついででも嬉しいわ。

[ヤニクが笑み返してくれれば、ため息でなく
安堵の息が唇から洩れるけれど] 

 でも、春になったら、ヤニクさんも
 また旅に出られてしまうのかしら?

[しかし、ふっと目の前の人の事情を思い出して、
小首をかしげる。]

 ……そうなると、さみしいわね。

[呟いて、少し遠くを見る*眼をした*]

(68) 2012/03/23(Fri) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 01時頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 01時頃


郵便屋 ウェーズリーが参加しました。


【人】 郵便屋 ウェーズリー

−路地−

[耳に痛い音を立てて、自転車が止まった。
もう、ブレーキのゴムも大分磨り減ってしまったが
交換するにも物資が限られたこの場所で言い出せるものなど誰もいない。

男もまたそうだった。
毎日が郵便局を兼ねた自宅と村の中の往復。
届ける手紙の大半は封が一度開けられ
そうでなかったとしたら中にはいっているのは
対して嬉しくもない手紙だ。

それでも、男は自転車に乗って手紙を毎日届け続けた。
ただひとつ、自分の手元にやってこない秘密の手紙だけを除いて]

(69) 2012/03/23(Fri) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

ごめん、そんなつもりは……

[全力で否定したかったが。
それはそれでナタリアに申し訳なく。
他にいいようもなかった。

春にはここを去るのかと問われ。
遠くを見つめる彼女に。
これも全力で否定したかったが。

うまい言葉が見つからず。]

……俺も寂しいな。

[とぽつり、返した。**]

(70) 2012/03/23(Fri) 01時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

…まったく、嫌になるねえ。

[自転車を止めて、既に油で黒くなった軍手をはめる。
整備に出すような先もないおんぼろ自転車だったが
先ほどからペダルの動きが悪いので、きっと上手く
歯車とチェーンが噛みあっていないのだろう。
見れば、タイヤも既に溝がないに等しい。
これもまた代えるタイヤがないからこそ。

素手で直しては手が汚れて手紙も汚れてしまうから
こうして路地の脇に止めてはわざわざ手袋を嵌めて直すことは
最早男にとっては日常と言っても過言ではなかった**]

(71) 2012/03/23(Fri) 01時頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 01時半頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

エライさんが飲む様な高いのは無理だが、驕る甲斐性位はあるぜ?
店主もなかなかの美人だし、羽根伸ばすのも必要だ。

[雪の積もる静かな村だが酒場はまだ騒がしい方だ。
ブローリンが嫌がるならそれ以上は誘いはしないが、
あの中で彼がどんな様子を見せるのか少し興味はあった。
だから一応驕りと餌を出してみたが釣れたかどうか**]

(72) 2012/03/23(Fri) 01時半頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 01時半頃


【人】 採集人 ブローリン

[>>65、この分隊長殿はいつもこうだ。他人にとやかく言うブローリンではない。
だが、上官として優秀かどうか等、戦場でしか分からない。
例え無能でも―そう思うこと自体失礼と思いつつ―上官なのだから、
選ぶものでもない。人間として下劣な訳でもなく、嫌う理由は無い]

[それにしてもよりにもよって自分を誘うとは。
彼への陰口は耳に届いているが、よほど飲み相手に困って居るのだろうか。
だからといって付き合う訳ではないが…そもそも断る理由があるわけでもない。
一応勤務時間は終わった事であるし。自分とそう変わらない高さの目を見て頷く。]

[話し混んだ事は無かったし、いい機会だろう。ブローリンには異存はない。
問題は、彼がほとんど底なしと言う点だったか**]

(73) 2012/03/23(Fri) 04時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 05時半頃


【人】 病人 エリアス

[ゆっくりと頷くブローリン>>40に笑みを返す。
 そんな簡単な仕草でも伝わるものはある。
 他の人とは筆談でやり取りすることもあるのは知っているけれど、いつのまにやら筆談もなく意思のやり取りができるのだからそれでいいとばかり。

 後ろからやってきた部隊の人がブローリンに声をかけるのを聞き]

 独り言じゃないよ。

 ――彼は真面目だよね、確かに。

[会話だという主張を一つ。
 同意を求められれば苦笑を返して。

 歩き出したブローリンを見送って、交代で集会所の前に立った人にそれじゃと手を振って歩き出した。

 そして自宅へと戻る]

(74) 2012/03/23(Fri) 06時頃

【人】 病人 エリアス

― 自宅 ―

 ただいま。

[声をかければ母が出迎える。
 父は徴兵されていない。

 姉はまだ工房にいるのかもしれないが、家から少し離れたところにある工房にいるのかどうかなど自宅にいては分かるはずもなく。
 「散歩から帰ってくるのが早かったね」と言われて]

 うん。ブローリンから本を返してもらったから、それでね。

 ……ちょっと休んだら散歩の続きに戻るよ。

[もこもこに着込んだコートやらなんやらを脱ぎながら答え。
 そしてしばし休憩している**]

(75) 2012/03/23(Fri) 06時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 06時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 10時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[それからクラリッサと何か話をしただろうか。

彼女がすぐその場を去ったのなら。
ナタリアの所に顔を出してから、店に戻るだろう。

もし、何か話したいことでもあるならば。
しばらく、話し相手になっていただろう。

店に戻るのは開店準備に間に合う時刻のつもりで。**]

(76) 2012/03/23(Fri) 13時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 13時頃


【人】 女主人 ダーラ

[酒の流通量が少ないから、豊富とはいえないメニュー
 そもそも旅人もそう多くない、がらりとした宿屋
 戦争が始まるまでは忙しかったと言う母はもう居ない
 女手ひとつで切り盛り出来る程度の広さで良かった

 グラスの中の氷が解けて、涼やかな音が響いた]

 旦那でも居たら良かったんだけどネェ。

[冗談で、または酒の勢いで口説いてくる男は多いけれど
 それも一晩の駆け引き
 皆それぞれに帰る家があるからこその言葉遊び
 それでも人が来る限りは店は畳まない、女の意地]

(77) 2012/03/23(Fri) 13時頃

【人】 女主人 ダーラ

[口説いたっきり帰ってこない男もいた
 遠くで戦死したと、風が噂を運んでくれた
 時にはウェーズリーの手紙だっただろうか
 レターケースには手紙が沢山詰め込まれたまま
 春になったらもう燃やしてしまってもいい]

 さて、と。

[ぐいとグラスを空にすると勢いよく立ち上がり
 髪を結い上げて調理場へ足を踏み入れる
 今日も来るであろう男たちの為に仕込みを始める
 ひと時でも夢を見れるほどに旨い料理と酒を**]

(78) 2012/03/23(Fri) 13時頃

女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 13時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[謝られて、女は睫毛を瞬かせる。
首を傾ぐのは、意味が判らないという動作だけれど。]

 寂しいけれど、生きて外に出れるなら
 それがヤニクさんに取って、幸せなのよね。

[自分に言い聞かすように、ポツリと呟くのは女の癖。
遠くか近くか、古びた自転車のブレーキ音。
きっと、郵便屋のものだろう。]

 ……手紙を、誰かのついででいいの。
 そうなったら、下さったら、きっと寂しくないわ。
 私もお返事、書くもの。

[その音に、名案とばかりに、ヤニクに願う。
それは、気軽に手紙を交わせる世になればいい。
そう、願いも込めて。
約束と、少し曲げた小指を掲げるのは幼い仕草。]

(79) 2012/03/23(Fri) 14時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 あら、いけない。足止めしてしまったわ。
 ナタリアさんが、きっとヤニクさんを待ってる。

[そしてその指を引っ込めると、ごめんなさい、と
引き留めてしまったことを謝って……。
彼の背が、ナタリアの宅に向かうのを見送ってから、
女は踵を返した。]

(80) 2012/03/23(Fri) 14時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 14時頃


【人】 洗濯婦 セレスト

― 役場の外 ―
[仕事を終え、外に出る。まだ冷たい風に首を竦める]

早く春がくればいいのに。

[雪の残る道を歩きだす。書類を持って向かうのはヨーランダの家だった]

(81) 2012/03/23(Fri) 14時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 14時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[ヤニクと別れ、向かおうとした先はどこだったろう。
どこであったとしても、見知った(皆顔見知りではあるけれど)同学年の姿を見つけると、クラリッサは小走りに近づき、声をかけた。]

 セレストちゃん、お仕事おしまい?

(82) 2012/03/23(Fri) 14時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[しばらく歩いていると、聞きなれた可愛らしい声に呼び止められる]

あ、クラリッサ。これからヨーランダさんのところにコレを届けるんだけど…

[書類の入った封筒をちょっと掲げて。
行き先を告げれば書類の中身も察することができるかもしれない。]

クラリッサは、これからどこかへ?

[クラリッサの仕事であればこれから何処かへ向かうのかと思い、尋ねる]

(83) 2012/03/23(Fri) 14時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

おっしゃ。話が早くて助かるぜ。
1人飲む酒はつまんねぇからな。

[ブローリンが頷くのを見て>>73満足そうに自分も頷く。
心の窓と言う瞳は髪に隠れていて表情を読み取る事は難しい。
だがこれを上官の命令と取ったのか、
部下に馬鹿にされている自分を哀れと見たのか。
恐らく前者でやはり真面目な奴だと判断する]

男2人で飲むんだ。
やっぱり華が無いとな、じゃあ夜にでもダーラの酒場で。

[昼間から押しかければ気丈な女主人に蹴り出されるだろう。
取り敢えず夜に酒場集合を提案する。
自分は酒が弱い訳ではないが底なしと言う訳でも無い。
ブローリンもそれ程強くないだろうと勝手に判断して
後で請求を見て驚く事必至だろう]

(84) 2012/03/23(Fri) 14時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ……また、誰かの

[掲げられた書類に、柳眉をそっと潜め、
言葉途中続かない単語は『死亡届』。
そっと窺うように、セレストを見た。

相手が何も云わないなら、彼(ナタリアの孫)の名は、
きっと今回もないのだろう。
届がこずとも、5年も音沙汰がないことが、
答えと知ってはいるけれど。]

 私は、ナタリアさんのお手伝い終わったところ。
 ほかにお手伝いいけるところあるかなって、
 考えていたの。

[行く先を尋ねられれば、小さく肩を竦めて見せた。]

(85) 2012/03/23(Fri) 14時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

じゃ、俺はちょっくら着替えて来るわ。

[仕事中では無かったのか、とエリアスに見つかれば
突っ込みが入るだろう。
「俺の仕事は臨機応変なの」と口を尖らせるだろう]

(86) 2012/03/23(Fri) 14時半頃

【人】 本屋 ベネット

―本屋―

 随分引き止めてしまいましたね。

[カップ二つが空になるころ、青年は静かに立ち上がる]

 ……次の作品も、若し良ければ此方へお持ち下さい。
 楽しみにしていらっしゃる方も居りますし
 序でに本も買ってくだされば、もっと良いんですけどね。

[笑みこぼし、外へ出て行くミッシェルを見送った。
外の空気は室内に比べると随分冷たい。
本屋の外で、けれど室内に戻るでもなく
暫く町並みを眺めている]

(87) 2012/03/23(Fri) 15時頃

【人】 採集人 ブローリン

[戦場で飲酒できる機会は多いわけもない。
それにしても、血生臭さを流すには酒が一番だと言う者には同意できる。
一時でも忘れられるならそれに越した事は無かろう。
酔ったまま戦争が出来るのは幸せなのかもしれない…
そんなことまで考えて、もう一度頷いた。]

[酒場に行く事はそう多くないが、夜中に交代した後は寄る事もあった。
騒がしい酒場で一人だけ寡黙な、見た目に反して少食で、朝が来るまでちびちびと飲む彼を、
酒場の女将も知っているだろう。酒は嫌いではない。
いつまでもいくらでも飲む性質だが、そうしないのは在庫を気遣っての事だ]

[夜に会おうとの言葉を受けてもう一度敬礼すると、また歩き出した。
ぐるりと村を廻ったら村に寄り添うように建てられた兵舎に戻ろう。
小銃を担いで歩くのは任務中だけでいい。ただでさえ大男の軍人が、
銃を下げて我が物顔で歩いていい村ではないと思う。
懐には拳銃があるが、それはまた別の話だ]

(88) 2012/03/23(Fri) 15時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ブローリンとそこに留まる理由はまだあっただろうか。
聞きたい事もあったが、こんなとこで立ち話する事でも無い。
酒の力を借りて聞こうと思っていた事があるから、
それは酒場でと決めてこちらから話しかける事はなかっただろう。

ブローリンが素直に時間を了承すれば、着替えの為に
簡易宿舎へ足を向ける。
一応分隊長の為か自分の宿舎は少し離れた場所にあった。
その途中、道端に屈みこんでいる男>>71を見掛けて声を掛けた]

お、郵便屋さんじゃねえか。
どうした? 雪で滑ってチェーンでも外れたのかい?

[雪は少なくなってきているとはいえ、溝の無いタイヤで
雪道を行くのは慣れた者でも無謀に思えた]

なんか手伝う事あるかい?

[酒場に行くまでにはまだ時間はたっぷりとあるだろう。
声を掛けたついでにお節介に手伝いを申し出る**]

(89) 2012/03/23(Fri) 15時頃

放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 15時頃


【人】 採集人 ブローリン

[村をゆっくりと歩く。老婆の家で会った二人の様に声をかけてくれる者もいれば、
どこか忌々しげな視線を向けてくる者も居る。
こうしている間に戦争が終わり、また故郷の山に戻れる日が来るだろうか]

[前線の戦況は芳しくない。大規模な徴兵が執り行われるだろうと、
部隊の連中は実しやかに噂している。
村人の耳に入れるべきではないだろうが…

さて、風は、そんな噂まで届けてしまうだろうか]

………

[こんな村からさえ兵士をとると言うのなら、
そもそも自分達が往くべきなのだ。噂が、噂であってくれる事を願い、
村を、ただゆっくりと歩く]

(90) 2012/03/23(Fri) 15時頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 15時頃


【人】 洗濯婦 セレスト

一つ上のヴァイオレットさんのね…

[クラリッサの言葉に俯いて答える。招集が男性だけでなく、女性にもかかるようになり、こうして訃報が届けられるようになった。
しかも、届いたのは遺髪だけだったと彼女の母は泣いていた。
明日は我が身、という言葉が重くのしかかる。]

行く先が決まっていないなら、一緒にヨーランダさんのところに行く?
何か手伝うことがあれば私も一緒に手伝ってもいいし。
コレを届けたら仕事終わりだから。

[今までの暗い顔を払拭するように、クラリッサに笑顔を向ける。]

(91) 2012/03/23(Fri) 15時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 15時頃


【人】 本屋 ベネット

―本屋外―

 おや……

[ミッシェルが去った方角から軍人が一人>>90歩いてくる。
街中を見回っているんだろうかと、青年は思い
翳らぬよう表情に少し力をこめて笑みを浮かべる]

 お勤めご苦労様です。

[近づいたころあい見計らい、そう声をかけ頭を下げた]

(92) 2012/03/23(Fri) 15時頃

ベネットは、同時、くしゃみ一つ。

2012/03/23(Fri) 15時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[一つ上の女性の名を聞けば、
そっと冥福を祈るように瞼を伏せる。
死亡届が届いただけでも幸いとは、思えない。
暫く後、持ち上げた視線に、
明るく振舞おうとするセレストが映った。]

 うん、そうね。
 ご一緒しようかしら……。

[同行には少し迷いながら、けれど小さく頷く。
行く途中、本屋が見えるのならば、僅かに視線を向けるが……。
それは、表装が破れた本を修復を願えないかと、
若い主人に頼んでいた為だ。

以前に受け取って貰えていたならば、経過を気にして。
無理だと言われていたなら、諦めきれぬ思いから。]

(93) 2012/03/23(Fri) 15時頃

【人】 本屋 ベネット

[青年の視界にまだ女性達の姿はない。
クラリッサが見えたなら、本の経過を伝えるのだけれど。

専門外だから時間がかかると前置きし
捨てず直したいという気持ちが気に入ったと
何時もの微笑み浮かべて預かった一冊は、まだ店の机の端に。
貼り直し終えた表紙は色がまだ一部欠けていて
補色とフィルム貼りを残した作業は丁度中間地点といった所]

(94) 2012/03/23(Fri) 15時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[本屋の主から声をかけられ、目線を外さぬまま頭を下げる。
ややあって、立ち去ろうかとも思ったが、店を見ることにした。
銃を担ぎ直し、軍靴を入口で鳴らし泥を取る]

[店に入ると、本を物色し始めた]

(95) 2012/03/23(Fri) 15時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[本屋に目を向けるクラリッサを見て>>93]

本屋…寄っていく?

[別に急ぐわけではない。クラリッサが本屋に行くと言うならついていく心算で。]

(96) 2012/03/23(Fri) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

[銃が極力視界に入らぬよう、視線を落とす。
通り過ぎるかと思われた彼の軍靴が近づいてくる。
青年は気づかれぬよう息を止める。
矢張り緊張してしまうのは、然程彼を知らぬが故
いくら祖父が軍上層部と関係があろうと軍人は恐ろしい
戦争の臭いで日常が侵されて行く錯覚を覚えて]

 ……いらっしゃいませ。
 目新しい本はありませんが、どうぞごゆっくり。

[自らの店の中を覗くように、青年は入り口に立ち尽くしている。
外から見れば奇妙な光景だろうとは気づかずに]

(97) 2012/03/23(Fri) 16時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[見えた本屋の屋根から、視線を傍らの友に戻す。
クラリッサの視界からも、本屋の主人の姿は見えない。

どうしても治したかった本は。思い出の品。
クラリッサ自身というよりは、姉とその婚約者の。
手紙の中に書かれていた、月で恋人たちがワルツを踊る話。
収められたその本は、20になる女が修繕を頼むには、
いささか子供じみたものであった。

専門でないけれど……と、
快く受け取ってくれた時のことを思い出す。
時間がかかると判っているから、
急かすように本屋に行くのは気が引けた。]

(98) 2012/03/23(Fri) 16時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ううん、でも……。

[セレストが気をきかせてくれた言葉に、
もじもじと視線を泳がす。
そうこうするうちに、主人が店の中を覗くという、
奇妙な光景に出くわすのだけれど。]

(99) 2012/03/23(Fri) 16時頃

【人】 採集人 ブローリン

[読書自体は好きだ。自然、1人の時間が多い為、絵を描いたり、本を読んだり、
趣味は1人で出来る事が多い。そもそも、暖かい時は一人外で寝転ぶだけでも良い]

[手に取った本。童話だった。買う訳ではないが、小さい頃にこういう本を読みたかったとは思う。
読み書きが出来る様になってからは、もう獣を追って薪を割って暮らしていた]

[童話を棚に戻す。主が表情硬いのは気づいているが、無理からぬ事と思いあえて無視する。
ならば早く立ち去ればいいのだが…寄った手前、どうしたものかと、
逆の棚を眺めだした]

(100) 2012/03/23(Fri) 16時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 16時頃


【人】 本屋 ベネット

[上手く微笑浮かべているだろうか。
店内には紙の匂いに混じって、僅かに茶の残り香。
椅子二つあるのも出したまま、机に栞が増えている。
逆の棚へ移動すると、彼の姿が視界から消える。
ほっとした心持をそのまま、吐息に出して]

 っ、ゲホッ

[流石に不味い態度だと、慌てて息を吸ったら咽た]

(101) 2012/03/23(Fri) 16時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[躊躇う友人を見て>>99]

そう?私も久々に本屋を覗いてもいいかなと思ったんだけど…

[と、本屋に目を向けると、ベネットが入り口から店を覗いている。
自分の店を覗き込むという光景は確かに奇妙ではあるが、店に居られないような異変があるのかと、少し心配にもなる。
クラリッサに]

ベネットさん…何してるのかしら?

[小声で話しかけた。]

(102) 2012/03/23(Fri) 16時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 16時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[視界の先の、奇妙な店の主の恰好に瞬く眼。
セレストの問いかけに、ふるっと横に顔を一度振る。
何か拙いことでもあったのかしら?と、
囁き返そうとしたところで、ベネットが咳き込む音。]

 あの……どうか、したんですか?

[一度、セレストと顔を見合わせてから、
おずおずと心配そうに咽る人に話しかけた。]

(103) 2012/03/23(Fri) 16時半頃

【人】 本屋 ベネット

 ゴホッ……ゴホン

[咳払いにかえて、漸く収まったと思った所
後ろから聞こえる声に振り返る。
寒空の下に女性二人。
ああ、と緊張の解けた笑み浮かべ、首を振った]

 こんにちは
 何でもありませんよ、
 暖かい場所から急に空気が変わった所為でしょうか
 咳き込んでしまっただけで。

[奇妙な光景見られていたとは知らず、誤魔化しながら]

 嗚呼、そうそうクラリッサさん
 長くお預かりしている本ですが、もう暫くかかりそうです
 申し訳ありません

[クラリッサの顔を見て思い出した青年は、謝罪を向ける]

(104) 2012/03/23(Fri) 16時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[次、目に留まり手に取ったのは詩集だった。
詩を読み情景を頭に描くのは好きだ。
今日買うとすればこれにしようと決めて、棚に戻そうとする。
ふと、人の気配がして、棚の向こう、遮られた入口を見やった]

[他の客だろう。聞いた声だ。不安気な音だったが…。
それにしても、掃除でもないのに店主が"外"に居るのは
明らかに自分のせいだ。暇があるのは良い事だしゆっくり見て回りたいが、
早々に立ち去った方が良かろう。
直しかけた本を手に取り、開く。値段を見て、懐に手を入れる。]

[予め代金を用意して、入口に戻る。
店主が話を続けていれば、入口近くの棚を物色する]

(105) 2012/03/23(Fri) 16時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 大分温かくなってきたとはいっても
 まだまだ室内と比べると外は寒いですものね。

[返ってきた言葉に、安堵したよにゆるっと眉尻を落とす。
ちらりと視界の中に入る人は、先ほどナタリアの家の前で、
失礼な言葉を向けてしまった軍人。
ベネットに誤魔化されたと、思わないのは、
先ほどの件の居た堪れなさを覗けば、
彼の軍人にそこまで負の感情を抱くことがない故。
それはナタリアの傍で、見かけることが多いから。
初めは、この村の慣習の件で、
探っているのだろうかと疑ってみる眼もあったけれど、
随分月日が経っていればその疑いも、もうない。]

(106) 2012/03/23(Fri) 16時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 あ、……いえ、そんな。
 こちらこそ、ご無理をお願いして、ごめんなさい。

[と、当初本屋を気にした理由を、ベネットから告げられ、
女は慌てたように首を横に振ると、ぺこりと頭を下げる。
外だというのに、かっと顔が熱く感じられるのは、
急かしてしまったということと、
預けた本の内容も相まってのこと。]

(107) 2012/03/23(Fri) 16時半頃

【人】 病人 エリアス

― 自室 ―

[ブローリンからもらった絵は、一つの箱にまとめられている。
 貸した本の数とは比例しないけれど、それでも少なくない枚数があった。
 その中に新しい一枚を重ねて、箱のふたを閉じて元の場所にもどした]

 ……ああ、そうだ、ホレーショーに確認するって言ってたの……
 うん、夜でいいかな。

[忘れないようにメモにかきつけて机の上においておく。
 別れ際>>43にまた髪をくしゃくしゃにされたことを思い返し]

 次でかけるときは帽子もかぶっておくべきかな。

[そんな呟きが零れ落ちる。
 けれど、親しみをこめて触れてくる手は嫌なものではないから、帽子を出すことはしない]

(108) 2012/03/23(Fri) 16時半頃

【人】 病人 エリアス

→村の中
[自室での用事を終えれば、また防寒着を着込んでいく]

 母さん、それじゃ、またいってくる。

[母親に声をかけて、村の中をまたゆっくりと歩き出した。
 先ほど家を出たときとはまた違う道を行く。
 本屋がある通りは通らずに、ゆっくりといけば村はずれの墓地に近づいていた]

 ――

[幼い頃より墓が増えている。
 それは必然ではあるけれど、戦争が始まってから増えたものが多いのを考えれば納得できるはずもない。
 徴兵された父はまだがんばっているようで――それでも、便りがなくとも生存が絶望視されている人もいるから、数ヶ月に一度、戦地から届く父の短い手紙だけがよりどころでもあった。

 墓地の中、銀灰の髪をした女性>>56が墓石を磨いている姿が、見えた*]

(109) 2012/03/23(Fri) 16時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 16時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

[ベネットとクラリッサの話を聞きつつ、店に目を向けると、集会場で見張りをしていたブローリンの姿が>>105
ベネットが入り口にいたのはこのせいかと察しがついたが]

あ、ブローリンさん、お仕事終わったんですね。
お疲れ様です。

[笑顔で話しかけた。
軍に偏見を持つ者も多い。
…しかし、セレストは誰に対しても分け隔てなく接している。それがセレストにとっては自然な行動である。]

(110) 2012/03/23(Fri) 16時半頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 17時頃


【人】 採集人 ブローリン

[僅かに頭を動かして会釈する。軍が来て仕事…もとい作業が増えた内の一人だろう
良く名を呼び挨拶している姿を見る。よもや一人一人の名をすべて覚えているわけでもなかろうが…
そうなのだろうか。こういう人が居る反面、この本屋の主人や、
村に来て日が浅かった自分に対してのクラリッサなど、
警戒と他の感情が入り混じった様な目を向ける者はいる。]

[自分とて、猟師であり続けていれば、当たり前の生活に聞きなれぬ軍靴の音を鳴らしてやって来る者を歓迎はすまい。
何にせよ、きっかけは徴兵であれど、自ら望んで軍人になった自分には文句の言いようがない]

(111) 2012/03/23(Fri) 17時頃

ブローリンは、会計を急かすつもりはないので、詩集をカウンターに置いて、栞を手に取った

2012/03/23(Fri) 17時頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 17時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[>>79首をかしげてつぶやくクラリッサの言葉に。
かすかな胸の痛みを感じるが。
曖昧にほほ笑む。

悲鳴のような自転車のブレーキ音が響いてから。
控えめに手紙を頼む様子に。頬をふっと緩ませ。]

書くよ……クラリッサのためだけに。

[差し出された小指。
指切りでの約束をしたかったのだろうか。]

(112) 2012/03/23(Fri) 17時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[>>80その指に自分の小指を絡ませようか。
ためらう間に。スッと引っ込められてしまい。
ホッとしたような、残念なような。

下心を警戒されてしまったのかも知れない。

クラリッサから促されて。]

……じゃあ、また。

[と、ナタリアの家へ向った。]

(113) 2012/03/23(Fri) 17時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 17時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 17時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

ーナタリアの家ー

[友人というよりは恩人である老女へ。
いつものように。
旅先で聞いた手紙にまつわる話をする。

"とある戦場で、敵対していた陣営の2人の兵士。
彼らはひょんなことで出会い、意気投合して友人になるが。
敵同士と知り、殺しあうこととなる。
最後にかわした約束は……。"

その結末を伝えると。
ナタリアは、目頭を押さえてしばらく黙った。]

(114) 2012/03/23(Fri) 17時半頃

【人】 本屋 ベネット

[>>106外の寒さに、青年は普段着のままである]

 嗚呼、貴女が謝る事はありませんよ
 新しい仕事をくださったのは、うれしい事でもあるんです。
 それに
 あの本は……大切なものでしょうから
 尚更、丁寧に直させて頂けたらと思いますよ。

[クラリッサの謝罪に青年は首をふり
セレストが軍人に声をかけているのを口元笑み浮かべて見遣る]

 あっ……お会計ですか?

[ふと、その彼が机の前に立ち止まっている事に気づき
あわてて店の中へ向かう。
栞に目を留めている姿に気づいて、自然な笑みが浮かんだ]

 細かな細工が美しいでしょう。
 ご一緒に如何です?

(115) 2012/03/23(Fri) 17時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

すみません、俺そんなつもりじゃ……

[老女の様子に狼狽えていると。

彼女は一通の手紙を見せてくれた。
恐る恐る手にして目を通した後に。

ナタリアはその手紙を書いた人物と。
受け取った人物の話を聞かせてくれた。

村に長くいる者なら、誰でも知っていること。

そして、クラリッサにとって。
手紙というものがいかに重いものなのかと。

だからといって、自惚れてもいけない。
そう自分を戒めて。]

(116) 2012/03/23(Fri) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

あ、そろそろ戻らないと。
ダーラさんが待ってる。

[老女に会釈をすると。急いで店に向かった。]

(117) 2012/03/23(Fri) 18時頃

【人】 病人 エリアス

[墓地の中にまでは入らない。
 それは、幼い頃から体の弱いエリアスが墓地にいくと死に近づきそうだと恐れた母親の言いつけでもある。
 だから墓地を管理しているヨーランダとは、町の中で擦れ違ったときに挨拶をするぐらいだった。

 いまも、墓地の中にいる彼女に声をかけることはなく。
 手伝えない作業をかんばっている姿を見るだけで]

 ――いつか、手伝えるかな……

[健康になれば役場で働いているセレストや、いろんな家に手伝いに行って親しまれているクラリッサのようになれるかもしれない。
 そんな夢のようなことを小さく呟き。
 ヨーランダと視線が合えば軽く会釈をして、あわなければそのまま静かに墓地の傍から離れた]

(118) 2012/03/23(Fri) 18時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 18時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

ーナタリアの家→酒場ー

[店に戻る途中、誰かに会っただろうか。

もし呼び止めされたなら。
簡単なあいさつをかわして。
少し話したかも知れない。

そうでなければ。
そのまま真っ直ぐダーラの待つ店に。
戻っていっただろう。

元々女主人がひとりで切り盛りしていた店だが。
頼りないながらも、自分という男手は。
力仕事や雑用程度には役立っているらしい。**]

(119) 2012/03/23(Fri) 18時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 18時頃


【人】 洗濯婦 セレスト

[微かに会釈するブローリンに微笑む。
彼の態度はいつも変わらないので気にしていなかった。]

その栞、可愛いですね。

[世間話をするように近づき、カウンターに並ぶ栞を手に取る]

綺麗…ミッシェルさんの作かしら?

[細やかな細工を施す職人というとミッシェルがまず思い浮かぶ。
おもわず鳥の形の栞を買い求めた。
クラリッサが何か買うのであればそれを待ち、
ヨーランダの家に向かうことにした。]

(120) 2012/03/23(Fri) 18時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 18時頃


【人】 本屋 ベネット

 有難う御座います、セレストさん
 お察しの通りですよ。

[彼女を交えれば多少は空気も和らぐ。
烏を選んだ彼女に、何故と思わず言葉が出かかったが
頷き、簡単な包装を済ませて渡す]

 ……クラリッサさんも、またお越しくださいね。
 そのときまでには、きっと元のように直しておきますから。

[そんな声をかけて、二人を見送る事にする]

(121) 2012/03/23(Fri) 18時半頃

【人】 病人 エリアス

[墓地から離れてゆっくりと道を歩く。
 のんびりと足を進めていれば、こちらに向かってくるセレスト>>120とクラリッサの姿が見えるだろうか。
 同い年の二人の女性。
 病弱ゆえに幼い頃に遊んだ思い出は少ないけれど、それでもなんやかんやと、一通り幼馴染であるといえるイベントは過ごしてきたはずだ。
 もっとも今は子供の頃とは違い、忙しくしている二人とはあまり時間もあわず。
 散歩の途中だったり、家に手伝いにきてくれたりするときに話す程度だった]

 やあ、セレスト、クラリッサ。
 二人そろってお出かけ?

[挨拶の声をかけてしばしの立ち話。
 ヨーランダの家に向かうところと聞けば、後にしたばかりの墓地のほうを振り向いたりした]

 ヨーランダさんなら、墓地にいるのを見かけたよ。

(122) 2012/03/23(Fri) 19時頃

【人】 本屋 ベネット

[村人二人見送った後で、青年は軍人に向き直った]

 失礼しました、すっかり遅くなってしまって。
 
[栞はどうするのだろうと、ちらと視線を向け]

 ……その、差し支えなければ
 お伺いしても?

[一言断りを入れてブローリンの返事を待った]

(123) 2012/03/23(Fri) 19時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 19時頃


【人】 採集人 ブローリン

[ベネットに頷く。綺麗に出来ていると思う。手に取った栞。
動物、犬を象った物があればそれにしただろうが…
一番落ち着いた色合いのものを一つ、
そして緑と花の様な模様があしらわれたものを一つ選んだ]

[セレストとベネットが話しているのを聞き流しながら、
栞を本の上に置いた。用意しておいた代金と合わせて栞の分も追加しようと、
懐に手を入れる。先ほども会ったクラリッサの姿も認め、髪の奥からじっと見やる]

[会計を済ませ、詩集と栞の入った袋を懐に入れる。
襟を整え、また銃を担ぎなおして通りに出た。兵舎に戻り、
着替えるにはちょうどいい時間かも知れない。
先ほどよりは足早に戻っていった]

(124) 2012/03/23(Fri) 19時半頃

ブローリンは、ベネットに、栞を二つ置いた本を少しだけ押しやった。

2012/03/23(Fri) 19時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

[ヨーランダの家に向かっている途中、出会ったのは病弱な幼馴染>>118]

あらエリアス、今日は調子いいのね。よかった。

[エリアスに話しかけられ、満面の笑みで答える…が]

ヨーランダさんのところに書類を届けに…ね。

[ちょっと表情が曇る。渡す書類が書類だけに、神妙な顔になるのは仕方ない。
本来なら、ウェーズリーに頼むのだが、彼が役場の郵便物を取りに来るのは午前中だ。
しかし、書類が出来上がったのが遅かった。明日にすればいいのだろうが、早く届けたかったのと、ヨーランダに会いたいというのがあり、セレストが自ら届けると言ったのだ。

ともかく、ヨーランダが墓地にいるという話を聞くと]

そっか、ありがと。
あ、そうだ、今日ミッシェルさんが作った栞を本屋で買ったのよ。鳥の栞。

[クスッと笑って栞の包みを見せる。]

(125) 2012/03/23(Fri) 19時半頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 19時半頃


【人】 病人 エリアス

[二人の近くで立ち止まれば、頭一つ分低い彼女たちを見下ろすことになる。
 背だけはそれなりに伸びたのが幸いというもの。
 明るい笑顔を浮かべるセレスト>>125に、一つ頷きを返し]

 きっとこれからましになっていく……はず。
 冬の間寝込んでたりもしたけど――

[これからは大丈夫、と根拠の無いことを呟きつつ。
 セレストの用事を聞けば、薄水色の瞳を伏せた]

 そうなんだ……
 ――おつかれさま。

[役場からの書類、しかもセレストの表情が曇るのを見ればそれがどんなものか理解して。
 セレストを労う言葉をかける。
 話をかえるように、姉の作ったしおりを買ったと聞けばきょとりと瞬き]

(126) 2012/03/23(Fri) 19時半頃

【人】 病人 エリアス



 へえ、姉さん、本屋に置いてもらってたんだ。
 姉さんがつくったやつは試作品しかみたことないからなあ……あとで本屋覗いてみるかな。

 鳥の栞を買ったんだね。クラリッサは何か買ったの?

[セレストが栞の包みをだせば、なるほどと頷いて。
 クラリッサにも問いかけてみた]

(127) 2012/03/23(Fri) 19時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

─ 村はずれの墓地 ─

[墓地は何日かに一度、丁寧に手入れをする日がある。
 いつもは草をむしり周辺を掃いてゴミを取る程度だけれど、今日はひとつひとつ濡れた布巾で墓石を磨き、土や埃を落として行く。

 身寄りのなくなった人や村を離れて墓を面倒見れなくなった人に変わって墓を管理するのが女の仕事だった。]

(128) 2012/03/23(Fri) 20時頃

【人】 採集人 ブローリン

[兵舎で装備を片付け、身体を拭く。ゆっくりしたつもりだが、
今から酒場に向かっては若干早いだろう。
詩集に一つ栞を差して、カーゴパンツのポケットにいれ、ボタンを留める。
セーターの上、ホルスターに下げた拳銃を隠すようにジャケットを羽織り、ハンチング帽を被ってネックウォーマーをずり上げて外に出た。]

………

[明日は雨か、ともすれば雪か。空を見上げて、村の酒場へと歩き出した。
分隊長を待って共に行ってもいいのだろうが、酒場で待った方が確実だろう…]

(129) 2012/03/23(Fri) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[粗方清掃を済ませてしまってから、女は墓地の隅の緑濃い一角へと足を向けると、優しい緑に囲まれた小さな墓石があった。
 女は木の皮を編んで作った籠から野草の花束を取り出し、『Gillian』と刻まれた文字の横にそっと置いた。]

 養父(とう)さん───、
 今日も無事に仕事が終わったよ。

 さっきエリィが通ったけれど、
 あまり顔色が優れないように見えた。
 こないだ山で滋養の付く貴重な薬草を見付けたから、
 後で薬湯にして飲ませてあげようと思う。

[育ててくれた養父の影響か、男のような口調で訥々と墓石に向かって語る女の声は、女にしてはやや低く掠れている。
 花束の入っていた籠には、裏の山でとれた沢山の薬草も。]

(130) 2012/03/23(Fri) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 養父さんが逝ってしまってから、もう三年。
 生活は楽ではないけれど、役目は何とかこなせているよ。

 一人では任せられないなんて口癖のように言っていたけれど、
 私もそろそろ一人前だと認めるかい?

[女は赤ん坊の時に村はずれで発見されてから、墓守のギリアンの手で男手一つで育てられて来た。
 墓守の仕事以外、女らしい教養も知識も何も身についてはいないが、唯一趣味とする野遊びが高じて、山に生える野草の中から薬効のある物を見分け、煎じて薬にして、身体の弱い青年や年老いた老人等に届けるのが日課となっていた。]

(131) 2012/03/23(Fri) 20時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[これからはマシになるはずというエリアスに>>126]

そうだね、早く春が来ればいいね。

[柔らかい笑みで幼馴染を見る。
その後、クラリッサと話をしているのを聞きつつ、
エリアスと別れて、ヨーランダが居るという墓場へ向かった。]

(132) 2012/03/23(Fri) 20時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 まだ、戦火が途絶える兆しは見えない。

 養父さんみたいに、赤紙に招集されて戦地へ行った人は、
 皆それきり戻っては来ない。

 いずれ私の所にも───…。

[女は一つ嘆息する。]

 一体いつまで続くんだろうね。
 国を守る為だかなんだか知らないが、
 このままでは先に民がいなくなってしまうよ。

[墓碑を見詰める瞳は、物憂げに沈む。]

(133) 2012/03/23(Fri) 20時半頃

【人】 病人 エリアス

 うん、はやく、春が来るといいね。

[セレスト>>132に笑みを返す。

 クラリッサが栞を購入しているのなら話を聞き。
 クラリッサとのやり取りがおわった頃にセレストが墓地へと歩き出す]

 あ、ひきとめて御免ね。
 それじゃあ、また。

[墓地へと向かうセレストと、クラリッサがついていくのならクラリッサをも見送って。
 またゆっくりと散歩にもどる]

(134) 2012/03/23(Fri) 20時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 20時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

― 墓地 ―
[墓地の隅に佇むヨーランダを見つけ声をかける]

ヨーランダさん。こんにちは。

[ヴェズリーに頼むことも多いが、セレストも何度もヨーランダのところに来ている。
セレストが来るということは、誰かが亡くなったことだとはヨーランダには知れるだろう。]

エリアスにここに居ると聞いたので…

[封筒をちょっと掲げて見せた。]

(135) 2012/03/23(Fri) 20時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[やはり早過ぎたようだ。店の中には分隊長は見えない。
店の外、他の出入り客の邪魔にならない位置で、
ポケットから詩集を取り出して立ったまま読む。
誰か通る度に目だけ上げて、やがて分隊長が見えると、
外で待っていたことを気にも止めず、中へ入るよう促した。

任務中にあらず、敬礼はしない]

(136) 2012/03/23(Fri) 20時半頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 20時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[下草を踏む音と、続いて聞こえた声に女は顔を上げた。]

 ────、

 やぁ、セレスト。

[村の中で聞く彼女の声はいつも明るいが、ここに来た時だけは少し沈んで聞こえるのは女の気のせいだろうか。
 掲げられた封筒を見て]

 今度は誰が──。

[月白の瞳を僅かに伏せて、セレストの方へと近付いた。]

(137) 2012/03/23(Fri) 20時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[役場に務めるセレストは誰よりも早く訃報を知る。
まだ年若い彼女には辛い役目だろうと。

自然、彼女を見る目に労るような色が混じる。]

(138) 2012/03/23(Fri) 20時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

ヴァイオレット…がね――

[告げる名の、声が震える。
一つ年上のヴァイオレットの死はさすがにセレストも辛かった。
他の場所では絶対見せない、泣きそうな顔を見せる。
が、すぐに笑顔になり]

本当は、こんな用事じゃなくて、
普通に遊びに来てヨーランダさんの薬草の話が聞きたいのに…ね。

[おどけたように、取り繕うように言葉を紡ぐ]

(139) 2012/03/23(Fri) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 …────そうか。

[息を詰まらせるセレストの姿に胸が痛む。
 おどけたような笑顔が逆に辛くて]

 それはまた、別の日にゆっくり。
 こないだ新しい薬草をいくつか見付けたんだ。

 それに、ほら。セレストが好みそうな花も。

[そう言ってもう一歩、セレストへと身を寄せて。
 籠から取り出した小さな小さな花を、笑顔を作るセレストの耳の上に挿そうと手を伸ばした。]

(140) 2012/03/23(Fri) 21時頃

【人】 病人 エリアス

[セレストとクラリッサと別れた後。
 のんびりとした足取りでナタリアの家を目指す。

 かの老女が戦地に向かった人たちからの手紙を預かっているという話は知っている。
 それを口にした事はないけれど]

 ナタリアばあちゃん。

[ナタリアの家につけば昔からの呼び方で声をかける。
 「今日は客が多い」というナタリアにそうなんだ、と軽く相槌をうち]

 べつに、用があったわけじゃないよ。
 体動かさないとだめだし、ばあちゃんに最近あってなかったし。
 顔見にきただけだから。

[とりあえずお茶でも、と勧められてマフラーと手袋とコートを脱いで、ナタリアの家でしばしお茶をしている]

(141) 2012/03/23(Fri) 21時頃

【人】 本屋 ベネット

―本屋―

[無言でこちらへ栞二つ乗った本を差し出される。
犬を模したものと、蔦纏う花と
彼の趣味だろうか
つい問おうとして口を開いたのだけれど
>>124銃が目に入り、青年は視線を落とし会計を済ませた]

 ……はあ、疲れた。

[本屋にようやく静寂が戻る。
出しっぱなしの椅子に座り込むと、机の上にはスペースがあった]

 あっという間に売れるなんて、珍しい
 こんな良い事が起きると、明日が怖いな

(142) 2012/03/23(Fri) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[封筒を受け取って、戻すセレストの腕を引く。
 驚かれるかもしれないけれど、構わず柔らかく抱きとめた。

 それはほんの、一瞬の出来事。]

 報せをありがとう。
 あとは私に任せて。

[その間に、それだけ告げて。
 彼女の黒髪を撫ぜてから、手続きの為に、墓地に隣接する仕事用の小屋へと向かった。**]

(143) 2012/03/23(Fri) 21時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 21時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

―回想・本屋―
貸本業もいいけど、ここがなくなるのは困るな?
新しい本がもっと入ればいいんだけど・・しばらくは我慢するしかないか。
もしくは自分で書くか・・なんてね。
あっ、ありがとう。ごめんね?気遣わせちゃって。

[カップのお代わりを受け取り、首をすくめるようにして顔に湯気を当て、両手でちびちびと、温かさを味わいつつ飲みほした。この場所は、不思議だ]

不思議。戦争どころか、外と時間が切り離されてる気すらする。

(144) 2012/03/23(Fri) 21時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[しばらくそうして、外界の事などすっかり忘れたかのように静謐な時間を過ごしていたが、ふと壁の柱時計に目をとめ、立ち上がった]

いけない!もうこんな時間。ちょっと羽休めのつもりが、長くなっちゃった。
ごめんね?私こそお邪魔しちゃって。

そうだ、はいこれ。タダ読みは悪いし。

[思いついたように、ぱらぱらとめくっていた本の一冊を手にとって店主に差し出した。家紋や図章などが全ページにわたって記された、一種のデザイン画集]

こんな分厚いの、貸し借りにも不便だし。
結構根が張る分は・・まあそこの栞が全部売れれば回収できるって事で。

それじゃあね?

[去り際に軽く手を振って、長居してしまった本屋を後にした]

(145) 2012/03/23(Fri) 21時頃

ブローリンは、待つ間、犬が足下で丸くなった所を、靴上で顎を撫でてやった**

2012/03/23(Fri) 21時頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 21時頃


【人】 洗濯婦 セレスト

[ヨーランダが籠から花を取り出した花を耳の上に挿してくれた。驚きつつも、封筒を手渡すと、抱きしめられた。>>143
その気持がうれしくて]

ありがとう…

[思わず涙が零れる。小屋に戻るヨーランダを見送り、]

……いつまで、続くのかな…

[ポツリと呟いた。
自分が死ぬことより、愛する人を亡くした家族を見るのが辛い。その気持ちをまるごと受け止められたようで、
しばらく涙が止まらなかった。]

(146) 2012/03/23(Fri) 21時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[しばらく道を歩くか歩かぬうちに、前方から軍服にコートを纏った男が歩いてくる。すれ違い際に軽く会釈した]

・・こんにちは。ご苦労様です。

[顔の奥の目の色や表情はいまひとつわからない。返事が返って来ないことは承知している。弟のエリアスが彼と仲良い事は理解しているから悪い人間でない事は確かだろう。ただ、やはり道で会うと少し萎縮してしまうのは否めなかった]

・・・本屋さんですか?それなら何か買っていってあげてください。ベネットがぼやいてました、本が売れないって。

・・いえ、そういう意味じゃないんです。

(147) 2012/03/23(Fri) 21時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 21時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル


[戦争にかこつけて目の前の彼を非難しているようにとられるか、と思って急いで否定の言葉を口にした]

・・そう言えば、上官さんはお元気ですか?
あのなんだか賑やかな人。あの人にもよろしく言っておいてください。ほら、あの人ってなんだか・・  

[出征した親方に似ている、と。そう言おうとして口ごもった]


ほら、あんまり軍隊の人っぽくないですから。

[くすり、と照れ隠しにそう笑って見送った]

(148) 2012/03/23(Fri) 21時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 21時半頃


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 21時半頃


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 21時半頃


【人】 病人 エリアス

 うん……分かってる。
 ちゃんと体には気をつけてるから。

 ――村にいるのに、ばあちゃんより先にいったりしないよ。

[心配性だなあと小さく笑い。
 のんびりとお茶をしていればいつの間にか時間は過ぎて]

 っと、そろそろ帰らないと。
 うん、また遊びに来るよ。

[ナタリアの言葉にこくりと頷き。

 またしっかりと防寒着を着込んでナタリアの家を後にした]

(149) 2012/03/23(Fri) 21時半頃

ミッシェルは、そのまま道を歩いている*

2012/03/23(Fri) 21時半頃


【人】 本屋 ベネット

―本屋―
[本屋の扉を潜ると異世界に迷い込んだよう。
現実ありえない事ではあるが、もう居ない彼がそう言っていたのを思い出す]

 外と時間が切り離されてる、か

[久しぶりに聞いた。
青年は彼女の言葉を思い出して、ふっと微笑んだ]

(150) 2012/03/23(Fri) 21時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

  − 宿舎 −

[ウェーズリーとのやり取りはどの様なものだったか。
多少時間が掛かったかも知れず。
しかし元来、良くも悪くも規律に厳しくない性分の為、
ウェーズリーに話しかけなくても遅れる可能性が多分にあった]

と、ととと。
ブローリンは真面目だからさっさと着いてるかも知れねえな。

[ベッドに放り投げておきたいが、流石に仕込まれただけは
あって軍服や靴などの整頓はしっかりしている。
手早くカーキー色のセーターの下にエリアスを笑えない程
下着を来てコートを羽織る。
小銃に手を掛け掛けて、鍵付きの引き出しへと入れる。
意識に欠けると言われるかも知れないが、酒を飲む時位は
一般人でいたいと思ったからだ]

(151) 2012/03/23(Fri) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

― 回想 ―

 そういって貰えると、心が軽くなるわ。
 ええ、大事なものなの。

[(>>115)ベネットの応えに、女は柔く笑む。
その後何か言いかけて、けれど軍人の彼が会計と知れば、
言葉の変わりにセレストと共に近づく。]

 じゃあ、私も1つ……。

[ミッシェルの作だという栞のやり取りを聞き、
どれを選ぼうか彷徨う手は、
四葉のクローバーモチーフのものを取った。
上げた視線、会計を待つ間に交わるは、彼の軍人のもの。
じっと見られれば、ことりと首を傾げる。
その後、眉を八の字にするのは、
やはり先ほどのことを気にされているのだろうかと。]

(152) 2012/03/23(Fri) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ええ、よろしくお願いします。

[本屋の主人からの見送りの言葉に、微かに気もそぞろに返し。
結局、軍人の彼に謝ることは、できずに本屋を後に。
どこか後ろ髪を引かれる思いで、セレストの後をつければ、
見えるのは、もう一人の幼馴染の姿。]

 エリアス……。

[散歩に出ているということは、調子が良いのだろうか。
頬をゆるく持ち上げるけれど、続く話題にまた眉尻を下げた。]

 あ、えっと、私はね……四葉のクローバーの。

[そのうち話題は、彼の姉が作った栞に移り、
答えている間にセレストは仕事に向かって行く。
元々、仕事についていくということに、
僅かにひっかかりを覚えていたから。]

(153) 2012/03/23(Fri) 22時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

   − 酒場の前 −

[自分では急いだつもりだが、やはり部下の方が先に着いていた。
しかも律儀に店の前で待っている>>136]

悪いな、寒い中結構待たせちまったか?
中で待っててくれても良かったんだがな。

[気温が緩んだとは言え、仕事以外で外で待たせた事に
ばつが悪そうに頭を掻いた。
そして彼の足元の犬の頭を撫でて促されるままに店へと入る]

よ、ダーラ。今日も美人だな、もうやってるか?
やってたら色男2名様よろしく!

[店へ入るなり、女主人に声を掛け指を2本突き出した]

(154) 2012/03/23(Fri) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[暫く、エリアスと話をして別れた直後。
雑貨屋の店主に、少しの間、店番を代わって欲しいと頼まれた。]

― 雑貨屋 ―

 そっか、ティモシーさん
 ヴァイオレットさんのお家の方と仲良かったっけ。

[出かける時の、店主の顔を思い出して、
店番の丸椅子に座り溜め息を吐く。]

 ……いけない、溜め息を吐くと幸せが逃げてしまうわ。

[苦い笑いを浮かべると、クラリッサは、籐の籠の中から
先ほど求めた栞を出して見つめるのだった。]

(155) 2012/03/23(Fri) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

 時が止まってしまえば良いのに――

[台帳に、本二冊、栞四つと売り上げが乗る。
其の横に置いた本を手に取り、さてと立ち上がった]

 とも、言ってられないか。
 補色なんて、出来るかどうか
 ……やってみるかな

[特に用事がなければ、外に出る事など稀
元々出不精の青年は、今日一日は本の修繕に時間を使うと決め
店の机で細々と色を重ね始めた]

(156) 2012/03/23(Fri) 22時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 22時頃


【人】 女主人 ダーラ

[小料理を何品か、メニューをボードに書いて支度は完了
 結い上げていた髪を下ろす、鏡の前で笑顔
 OKダーラ、今夜もアンタは綺麗だよ]

 今日はいつもの兄さんたちくるのかねェ。
 ……ふふっ。

[開店時間までにヤニクは帰ってきただろうか
 そうでなくてもいつもの夕刻には店の前に明かりを灯し
 酒と料理の匂いで訪れる客を持て成すだろう
 これが女のささやかな城の全てだった]

(157) 2012/03/23(Fri) 22時頃

女主人 ダーラは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 22時頃


【人】 病人 エリアス

[自宅に戻る途中。
 酒場の近くを通る。
 村で唯一にぎやかといえる場所に視線を向けて、少し考えるように瞬いた。
 宿を兼ねた酒場に足を踏み入れるのは、母親がつかれきって食事のしたくもままならなくなったときぐらいだった]

 ……ダーラさんやヤニクさんにも会いたいけど……

[雪崩れがあって足止めを食らった旅人の話は知っている。
 それから数ヶ月村にいる彼とは何度も顔をあわせたし話もした。

 村にいることしかできないエリアスにとっては旅というものも憧れの一つで。
 ヤニクが村に居ついてからは、彼の話を聞くためにちょっとだけ酒場に顔を出すこともある]

 今日はばあちゃんとこでお茶飲んだし、また今度にしよう。

[そうそう続けてお茶を飲めるものでもないし。
 今回は諦めることにしてゆっくりと歩く]

(158) 2012/03/23(Fri) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

―本屋―
[細やかな色合いを重ねながら、元の色と混じり合わせる。
月の色を映しきったところで、筆をおいた]

 ……ふぅ
 今夜は一杯欲しい所だけど

[ちら、と店の奥へ視線を移す。
酒はいつも酒場から届けてもらっている。
特別待遇は馴染み故にか
戦争が始まってからは頻度も落ちているけれど]

 今日あたり来てくれれば良いのにな

[無くなった頃合見計らってやってくるから
今日か明日かとあたりをつけた]

(159) 2012/03/23(Fri) 22時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 22時半頃


【人】 病人 エリアス

[散歩も長く続いてちょっと疲れも出始めている。

 本屋にも寄りたいし雑貨屋も覗きたいし。
 やりたいことはいっぱいあるのに相変わらず体力は足りていない]

 ……今日は、もう帰ろう。

[もう一つ、ため息をこぼして、大人しく家に帰っていった**]

(160) 2012/03/23(Fri) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[ダン親方は気のいい人だった。小さな頃に雑貨屋で見た金細工のブローチが忘れられず、16の頃に毎日頼みこんで、やっと仕事を手伝わせてもらえるようになった。
7年経った今でもまだまだ一人前とは言い難い。やればやるほど、自分の未熟を思い知る。それでも安価なアクセサリーや小物の修理、銃器の装飾まで、仕事があれば一通り請け負うぐらいの腕は付いている、と思いたい]

ダン親方にはまだまだだって言われちゃうだろうけど。

[出征してもう大分になるが、死亡届はまだ届いていない。それは父についても同じ。筆不精だから便りのないのが答え、とまではいかなかったが、やはり不安は日ごとに増していた。]

そう言えば、まだよるところがあるんだっけ・・・

(161) 2012/03/23(Fri) 22時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 22時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 22時半頃


村の設定が変更されました。


【人】 女主人 ダーラ

―酒場―

 あらぁ、色男お二人様。
 いらっしゃい、どうぞー。

[早速店に顔を見せる二人を笑顔で招き入れる]

 どうしたのー?この組み合わせ。
 仲良しじゃない。

[珍しい気がする並びに、しかし深くは気にしない]

(162) 2012/03/23(Fri) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―雑貨屋―

こんにちは!あれ・・ティモシーさん。いないんだ。
ああ、でもクラリッサだ。元気?

[店内を見渡して、上がりこんで簡単に挨拶した]

頼まれてたものがあるから、これ。入れとくね。帰ってきたらよろしく伝えといてくれる?

[そう言って、小さな箱を机の上に置いた。中に入っているのは、死亡した村の誰かの婚約者の指輪。彼女が雑貨屋づてで渡した指輪に鎖が通されている]

(163) 2012/03/23(Fri) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル


直接渡したかったんだけど・・・仕方ないか。
ところでエリアス見なかった?
あの子もホント、体力作りはいいけど最近頑張りすぎじゃないのかな・・

[溜息を軽くついて、外の光景を見る。やはり春の訪れなど感じられなかった]

(164) 2012/03/23(Fri) 22時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 22時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

 あっ、いらっしゃいませ。

[ぼぅっと栞を見ていれば、かかる声に
栞を机に置いて、慌てて立ち上がる。]

 ……ミッシェルさん。
 うん、ヴァイオレットさんが亡くなったのが判ったから、
 ティモシーさんお弔いのお手伝いに。

[頼まれごとに頷きながら、答える声は少し力ない。
視線はミッシェルに合わさずに、
中身の見えない箱を見つめた。]

 エリアスちゃんは、さっきそこであったけれど。

[ややあって、幼馴染の話題に、箱からそっと視線を彼女に移した。]

(165) 2012/03/23(Fri) 22時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

  ー 酒場 −

[白い肌に黒い髪と赤い唇が映える女主人に迎えられて
へらっと顔が緩む]

おう、ヤニクみたいな若い男だけじゃなくて、
大人の男の色気も酒場には必要だろうと思ってな。

後、俺寂しがり屋だから1人でこんな場所来れないの。

[珍しい組み合わせにはそうだろうな、と思いつつ
ノリの良い言葉を返す。
戦時中だと言う事を忘れる為に必要な場所。
だからこそ更にいつも以上に陽気に振る舞っていた]

(166) 2012/03/23(Fri) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

ヴァイオレットが・・!?
そう、なんだ。そっか・・・ やっぱり・・

[エリアス達よりはわずかだけ年近い彼女。あまり親しくはなかったが、小さな村だし、会えば世間話くらいはする仲だった]

・・また、悲しむ人が出ちゃうね・・いや、もう出てるか。

[仕事が増えるかどうか、もっとも恋人がいたとしても、とっくに戦地かもしれないが]

エリアスが?そう、さっきそこで?
それならいいんだけど。なんだか最近、外に出る時間が随分長い気がして。まだ寒いから体に毒だって時々言うんだけど・・

[少し困ったように肩をすくめた]

(167) 2012/03/23(Fri) 23時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

俺まだ夕飯まだなんだよな。夕飯とそれに合う酒宜しく。
ブローリンは飯食ったか?

[夕飯も一緒に済ませようとダーラに食事と軽めの酒を頼む。
ブローリンが何か頼むなら興味深々でそれを覗き込むだろう]

(168) 2012/03/23(Fri) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ……春が早く来ればいいって、思ってるからかも。

[さっきあったエリアスの姿を思い出し、
肩を竦める彼の姉に、まるで独り言のように呟く。]

 早く春が来れば、良いですね。

[噛みしめていうのは、ヴァイオレットの件もあり、
季節のことだけではなくて……。]

(169) 2012/03/23(Fri) 23時頃

【人】 女主人 ダーラ

 あはは、そうよね。
 ヤニクもあれで可愛いのよ?

 毎日通ってくれたらアタシが喜ぶの知ってるでしょ。

[酒場は、全てを忘れても良い場所だから
 陽気に振る舞う男に併せてどこまでも軽くあわせる
 張り詰めた空気など、ここには必要ない]

(170) 2012/03/23(Fri) 23時頃

【人】 女主人 ダーラ

[先にアルコールのグラスをホレーショーの前へ
 作りおいた料理からいくつかを皿に盛り
 ブローリンの注文もあれば併せて
 振り返るとテーブルへそれぞれを並べる]

 昨日煮たお肉がとろっとろなの、これが今日の目玉。
 あとはカリカリお芋サラダね。

(171) 2012/03/23(Fri) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

春が?・・・そうだね、春が早く来ればいい。
ついでに、冬と一緒に嫌な事もどこかに飛んでいけばいいなって。
そりゃあ、そう思うよ。・・・思わないわけ、ない。

[実弟と、その幼馴染の心の内を知ってか知らずか、そう呟いた]

本当にここの人達は、余所から来た人も、昔からの人も。いい人ばかりなのに。軍人さんでさえ・・・ 
だけど、きっと村の外はそうじゃないんだね。・・どうしてかな。

[やはり少し独り言のようにも聞こえるか、そう呟いた]

(172) 2012/03/23(Fri) 23時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

「可愛い」扱いされる様じゃヤニクもまだまだだな。

[店内にヤニクの姿はあっただろうか。
ダーラの言葉に笑いながら、彼の姿があればあからさまに
にやにやと見つめるだろう]

毎日通ってあげたいのは山々だけど
俺の懐が冬より厳しい時があるからね。

俺のとこに通ってくれるのなら大歓迎よ?

[心までやり取り出来る御時世でも立場でも無い事は
流石に弁えていてその場限りの言葉遊びを楽しんでいた]

(173) 2012/03/23(Fri) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[春が来ればいいと、同意をくれる声に
机の上に置いた栞を取る。
そこに刻まれているのは、春の象徴のようなシロツメクサ。]

 軍人さん……。
 あの、無口な軍人さんも、栞買ってらしたの。

[軍人の中には、粗暴な人もいるけれど。
1番に思い浮かんだのは、先ほど本屋であった人。]

 詩集とね、犬と植物の栞だったかなぁ。
 見かけによらず、可愛い人よね。

[ふふっと笑みを零しながら、独り言のような言葉に相槌を。
どこか話題を逸らすようなのは、
こんな時だからこそわざとで。]

(174) 2012/03/23(Fri) 23時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

美味そうだね。
やっぱり肉だな。断じて山菜がメインじゃマズイ。

[出されたアルコールを一口口を付けてから、
肉料理に口笛を1つ>>171
エリアスとのやり取りを思い出し、
何が何でも肉か魚は付けて貰おうと関係ない場所で強く思った]

ブローリンは結構飲めるのか?
いつも何飲んでんだ?

[ブローリンの前にもグラスが差し出されれば
珍しそうに覗き込もうと首を伸ばす]

(175) 2012/03/23(Fri) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[クラリッサに目をやると、自分の作った栞を手に取っていた。シロツメクサは、確かに春の花だ]

そうだね、シロツメクサなんか咲く頃には全部好転してるって、信じたいな。

あはは、だけどなんか意外。無口な軍人さんって、あの人でしょ?
・・そっか、本読むんだったね、あの人。エリアスからちょっとだけ聞いてる。

だけど、詩集なんだ。なんか可笑しい。
どちらかっていうと、軍人でもあっちの気さくな上官さんの方が・・・ でもないか。

[彼の笑い方はダン親方に似ている、と。あまり深く話し込んだ事などは別にないのだが、ふとその顔を思いだした]


だけど、あの人達も戦いになったらきっと・・

[やっぱり人を殺すんだよね、とは言えずに。それだけじゃない、出征した父も親方も、命令ならそれに従うしかないんだろう。表情が曇る]

(176) 2012/03/23(Fri) 23時半頃

【人】 女主人 ダーラ

[店内にヤニクの姿があっても無くても
 この年下の青年の事はそれなりに気に入っていて
 且つそれを公言している身
 彼もその扱いにそろそろ慣れただろうか]

 あーらぁ。
 常連割引だってあるじゃない。

 そうして誰と鉢合わせするのかしら?
 やーよ、まだ刺されるのは。

[本気になってはいけないことぐらい弁えている
 店である以上は深くに踏み込まない
 それが自分の仕事だから]

(177) 2012/03/23(Fri) 23時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2012/03/23(Fri) 23時半頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

じょーれんわりびきぃ? そんなん初耳だぜ?
もしかして俺だけ仲間外れとか?

[聞かれてないから言ってないわよ、と返されそうな気がするが、
不満そうに口を尖らせる様子はヤニクやエリアスより
余程子供っぽいだろう。
肉と酒を交互に口に運びながら]

それもう俺条件満たしてる?
他に品行方正とかの条件あったら撃沈すっから、俺。

[芋もパクリと口に含んで]

甘くて美味いな。
ダーラの腕がいいんだろう。
鉢合わせしてくれる人は残念ながらおりませんので。
俺の隣はいつでも空いてますよ。

[ブローリンとは反対側の脇の空間を指して大袈裟に訴える。
勿論ダーラが本気にしていない事を理解した上で]

(178) 2012/03/23(Fri) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

いらっしゃい、へ……じゃなくて。
ホレーショーさん、ブローリンさん。

[酒場に戻って。手伝いをしていると。
常連の客がきていて、ダーラと話を始めて。]

『可愛い』ですか。

[と、しゅんと落ち込む。
昼間のクラリッサの様子を思い出し。
ちらりとブローリンを見るも。
いつものように淡々としていて。]

(179) 2012/03/24(Sat) 00時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 エリアスちゃんと、あの軍人さん仲いいんです?

[それは初めて聞いたかもしれない、と。
栞をくるりと手の裡で回しながら、首を傾げる。]

 気さくな軍人さん……でも、あの人が詩集も
 ちょっと可愛いかもしれない。

[くすくすっと漏れる笑い声。
けれど、それは少しの間。
ミッシェルの表情が曇ったのを見て、クラリッサも眉尻を落とす。]

 あ、そうだ……。

[ごそごそと探るのは、籐の籠の中。
パッチワークで作った香り袋を取り出して、差し出す。]

 試作品なんだけど。良かったら……。

(180) 2012/03/24(Sat) 00時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[涙がすっかり乾いてから墓場を後にした。]

……いつまで…かな…

[帰り道、セレストの気持ちのように重く垂れこめた曇り空を見上げ、ポツリ呟いた]

(181) 2012/03/24(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

―本屋―
[一仕事終えて、立ち上がる。
時刻はすっかり遅く、灯した明かりが小さく揺れるのみ。
あれからはいつもどおり客足も無く
青年は店仕舞いするかと、戸口に向かう]

 ……雲行きが怪しいな。

[見上げた空の色に、少し眉を寄せた。
人前では見せない素顔で]

(182) 2012/03/24(Sat) 00時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[「可愛い」と言われてしゅんとするヤニクの姿>>179
にやにやと笑いながら視線はダーラへ]

あー、確かに可愛いねぇ。
こりゃお姉さんの保護欲が沸くわ。

[扉の前にいた犬の様なマスコット的な印象を持ちつつ
またアルコールを含む]

(183) 2012/03/24(Sat) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

そうみたい。まあでも、あの人無口っていうより、喋ってるの見た事がないからね。 仲がいいのかどうかは知らないけど。

こっそり、本の貸し借りはしてるみたい。ああでも、これはあんまりあちこちに言う事じゃないかも。

ね?意外だけど逆にあの人の方が似合うかも。なんて・・

[そのあと、口をつぐんだのに合わせて少しだけ空気が重くなったと感じた。再び口を開いたのは、何かポプリのような香りがしたから]

なあにこれ?香り袋ね。
ありがとう!大事にするわ。

[そういって笑顔を取り戻し、彼女に笑いかけた]

(184) 2012/03/24(Sat) 00時頃

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