218 The wonderful world
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− 回想5日目 −
薫さん!?
[ノイズに向かって立ち向かう薫。
放った水の弾丸はかすった程度で外れてしまって。]
うん、強そう…。
[ぎゅっと三脚を握る手に力を込めて。]
…私に?
[え、と目を大きくする。
やっぱり、何かあるのだろう。
今度こそ、話を聞きたい、そのためにも、なんとかこの場を…。]
っ、、腕!?
[そう思っても、叫ぶことしかできない。
サイキックに気付いてもやれることは何も増えない。
無力感に苛まれる。]
でも…それじゃあ。
[そんな時、先に行ってくれ、と。
やっぱり足手まとい、と打ちのめされる。
確かにこのままここにいても何もできない。
でも、ここで先に行ったら薫を見捨てることになるのではないか。
気持ちは揺れて視線は移ろう。]
[もう一度、でも、と思い直す。
今までミッションをクリアしたら次の日に移っていた。
なら、今回もミッションをクリアすればこの場を何とか出来るのではないか。]
ごめんね、薫さん…。
早く見つけてくるから!
[そう言い残して、階段を駆け上がった。]
− 回想5日目:グランドカメラ4階 −
はぁ…はぁ…。
[苦しい胸にムチを打って。
店内を走り回る。]
どれなのよ!
[もう、と置いてあるパソコンや電子機器、一つ一つ確認する。
時間がない、早く、早く、と周りの目も気にせずに。]
あぁ、もう!
[けれど、変わったものはひとつもない。
焦りだけが増す中で、最後の一つを確認する。]
なんで!?
[大きな声を上げるが現実は変わらない。]
[そして、メールをもう一度確認して…青ざめた。]
ここ…じゃない?
1〇1〇…。
[なんで早く気づかなかったのか。
少し前の自分を打ん殴りたい。
また、迷惑をかけて、足を引っ張って。
ここに来なければノイズに襲われることもなかったかもしれない。
腰が砕けて、足の力が抜けそうになる。]
違う、早くしないと!
1〇1〇ならすぐそこじゃん!
[後悔するのは後にしよう。
早くミッションをクリアしないと薫が…。
階段を降りようとフロアを駆け出す。]
あ…。
[が、もう遅かった。
駈け出した足が絡まって床に打ち付けられる。
立ち上がろうと、支えにした手は透けていた。]
あ…あ…。
ごめんね、薫さん。
[間に合わなかった、全部私のせいだ。
もしも、私が戦えたのなら。
もしも、私が間違えなかったら。
もしも、私がもっと早く気付けたら。
もしも、私が…。]
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…。
[薄れゆく意識の中、自らを呪うように呟く。
頬に涙が流れる、私が泣く資格なんていないのに。]
薫さんの夢、奪っちゃいましたね。
私のせいで…。
[いっそ、私が身代わりになれればいいのに。
あんなに良くしてくれたのに、私は何もしてあげられなかった。
生き返れなくなったこと、死んでしまうこと。
それよりも、彼の事が脳裏に浮かぶ。
不思議、と別の自分が呟いて。]
薫さんのパートナーでよかったです。
でも、私は薫さんのパートナーになるべきではありませんでした。
ごめんなさい、薫さん。
[届かない想いを残して、私は霧散した。]
− どこか −
[ふわり、目覚めない意識は漂って。
終わる時まで後悔を続ける。
彼と関わるべきではなかったと。]
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−−−on the stage−−−
[馬鹿でかい照明のせいで、そこは常に眩しい。おまけに暑い。 ただでさえ狭いのに、その上機材やコードでごった返しているもんだから、好きにうろうろすることも出来ない。 煩いのは言うまでもねぇし、埃っぽい。 冷静に眺めると、なかなか酷い環境だ。だが]
『ヤスヒロ!本番本番!』 『何ぼさっとしてんだよ、らしくねぇなー』
[コイツらと全力で遊べるこの場所が。 自分たちの足で駆け上がってきたこの場所が。 世界中のどんな空間よりも、好きだった。*]
(41) 2015/03/16(Mon) 20時半頃
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−−−ソル・イクリプス666−−−
[ゆっくりと瞼を押し上げると、眼に映るのは、数日前に辿り着けなかった"日蝕"の名を冠する場所。 上半身だけを起こして、乱暴に目元を擦る。 手には既にタイマーの違和感が生まれているが、端末を操作する気になれず、呆然と辺りを見渡す。]
あぁもう!くそが!
[今の夢で、はっきり悟ってしまった。 いや、最初からわかってて、目を背け続けていたのか。 自分の死や置かれた状況を理解することを拒んで。 虚勢をはることで、脆い部分を守ろうとしていただけだ。 本当は、このふざけたゲームに放り込まれた時から、ずっと…]
(42) 2015/03/16(Mon) 20時半頃
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死にたくなんか、ねぇってんだよ…!
[相方は、近くにいただろうか。 唾を吐くように地に捨てた台詞は、その敏い耳に届いてしまっただろうか。 そんなことに気を回す余裕も、もう尽きかけている。
まだ、死ぬ訳にはいかねぇ。 アイツらを残して、こんなところで死ねねぇ。 だが、この先に、何がある? 7日間のゲームを生き残ったら、生き返れるとでも言うのか? そんな確証は、どこにもありはしない。
ぐしゃり、クセの強い赤髪を乱して。バカな考えを頭から追い出そうとする。 しかし、一度浮かんでしまった最悪の未来は、なかなか脳裏から消えはしない。*]
(44) 2015/03/16(Mon) 20時半頃
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[目を背けても、王の言葉は鼓膜を伝ってすんなり脳に入ってくる。 それは酷く疎ましく、お節介で、しかし同時に本音を引きずり出す柔らかさも含んでいるような気がした。]
…置いてきた奴らがいる ソイツを助けようとして、俺は死んだ
[はじめの一言が落ちてしまえば、あとは一瞬。 溜め込んできた感情の濁流は、容易く体面を決壊させる。]
自惚れてやがると思うなら、それでもいい。何とでも言え けどアイツらは俺がいねぇと駄目だし、俺にもアイツらしかいねぇ そういう風に出来てんだよ、俺たちは
[望む未来を、必ず3人で掴むと誓った。アイツらとなら、それが出来ると信じた。 だがその結束の固さゆえに、自分のせいで、他の2人の"行く先"まで閉ざされるかもしれない。 それだけは、絶対に避けたかった。]
(115) 2015/03/17(Tue) 15時半頃
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俺のせいでアイツらの夢を潰したくねぇ そんな結末、全ッ然笑えねーっての
[相方の手を取ったのも、このふざけたゲームに乗る気になったのも、全ては、ただその一心だった。 しかしその地盤は、今大きく揺らいでいる。]
あぁそうだ、ゲームはもうじき終わる その後、俺たちはどうなる? 何事もなかったみてーに、俺もお前も生き返るなんて そんな都合のいい展開、待ってると思うか?
[もはや、話の脈絡も何も存在しない。頭に浮かんだ不安や焦燥を、順番に並べ立てるだけ。 八つ当たりに近い台詞の奔走に、相方はどんな顔をしているだろう。 正直確かめたくもなかったが、なぜか今は直視しないといけない気がして。 伏せていた視線を上げ、ふたつ並んだ漆黒を見据えて続ける。]
シメオン、お前、何で死んだ どうしてそんなに余裕こいてられんだ 消えるのが、怖くねぇのか
(116) 2015/03/17(Tue) 15時半頃
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[投げつける疑問は、徐々に尻窄みになっていく。 横一文字に引いた唇からは鉄錆の味がして、いつのまにか唇を噛んでいたことに気づいた。 口角に滲む赤を拭って、もう一言だけ付け足すために、薄い口唇が開く。]
…俺は、怖えよ アイツらを残して、消えたくねぇ*
(117) 2015/03/17(Tue) 15時半頃
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誰の為でもねぇ、自分の為だ
[相方の問いかけ>>130に、間をおかず即答する。 あの2人とまた音を繋ぎたいのも、奴らの心配をするのも、全ては俺の我儘と私欲。どんなにていのいい言葉で表を覆っても、根底にあるものはそれだ。 今更取り繕う気もないし、コイツ相手にそんなことをする意味がない。]
…っとに、よくわかんねぇな、お前
[ベンチでいい年の男が踏ん反り返っている>>129というのは、傍目に見ればなかなかな光景だ。 それでもコイツがやると、妙にしっくり来やがる。なんの変哲も無いベンチが、玉座の代わりでもしているように見える程度には。 行き場を無くした思考を吐き終えた俺は、いくらか落ち着きを取り戻していた。感情的になったことを若干後悔してはいるが、それはそれ。 引っくり返ったコップの水は、もう元には戻らない。]
…まぁいい 呆れたか?愛想でも尽きたか? 相方が、こんな意気地なしで
[淡々とした声色と大げさに肩を聳やかす仕草には、自嘲の色が見えるかもしれない。 答え終えた俺は、それ以上語るつもりもなく、ただ王の言葉を待つ。*]
(135) 2015/03/17(Tue) 17時半頃
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[即決で出した答えは、どうやら相方の意に適うものだったらしい。 いつもの調子で機嫌よく、よく通る声を張り。シメオンは言葉をこっちへと向ける。 相変わらずの、古臭くて回りくどい口調だが。今回だけは、奴の言おうとしていることが、一字一句ストンと頭に入ってきた。]
……はっ 全く以って、その通りで
[演説を終えた、尊大にして寛大な王の前で、短く息を吐いて。 根が生えたように重かった腰を、ようやくあげる。 相方にそこまで言わせておいて、それでもひとりで地面に蹲っているなんて、男じゃねぇだろ。]
情けねぇとこ見せたな、悪かった −−二度と、こんな真似はしねぇから
[埃を払いつつ、何気なく立てた宣誓。勘のいいシメオンのことだから、聞き逃すことはないだろう。 男に二言はない。もうコイツの前で、俺が無様に下を向くことはない。**]
(139) 2015/03/17(Tue) 19時頃
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へーへー、説教はもういいっての 考えてみりゃ、余分にチャンスがあるだけマシか
[シメオンが説くのは世界の摂理で、言われるまでもない宿命で。 ただ、それを言い訳に使うべきではないという一点において、たぶん俺とコイツの意見は一致していると思う。 出来ることを放棄した先に、何があるってんだ。 自力で何かを掴もうと動くことでしか、てめぇの道は開けない。結果的にそれが徒労だろうが無駄な抵抗だろうが、ないよりよっぽどマシだ。]
わかってるって、陛下殿
[相方からの指示に短く頷いて、足をまた一歩前へ。 本当は、笑って答えてやりたかったなんて、一瞬頭を過ったのは秘密にしておくことにしようか。]
(172) 2015/03/18(Wed) 00時頃
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…にしても、だ コイツら何なんだか、何処にでもいやがるし
[ぎろり。三白眼を巡らせた先には、黒いシンボルが3つ、何食わぬ顔で浮いている。 カンガルーひとつであれだけ手間取ったのだ。もし複数相手にするとなると、余計に厳しいのは目に見えている。 ま、だからって逃げを打つ気は全くねぇんだが。]
ったく、ミッション確認する時間くらい寄越せっての とっとと散らして、移動しようぜ
[ネックと弦に指を掛け、深呼吸をひとつ。 音もなく滑るシンボルを待ち構え、薄く開いた口から、もう後ろを向く言葉が零れることはない。]
かかってこいよ、この雑音が*
(173) 2015/03/18(Wed) 00時頃
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