人狼議事


182 【身内】白粉花の村

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……悲しくもないのに泣けるわけがないだろう。
そもそもあんな約束、真に受ける方がどうかしている。

[林檎の刺さったナイフを押し付けてくるその腕を、震える手で押しのけて。それでも思わず出たのは、呆れを含んだ声音だった。彼がまさか、そんなにもあの約束に固執しているとは思っていなかったから。

そもそもあの約束自体、治らないと思っていたからこそした戯れだ。それをいつまでも引きずられても、此方としても対応に困る。……内容も、随分と馬鹿げている事だし]

加虐趣味は構わないが、ぶつける相手を間違っているんじゃないか。

[私は曲がりなりにも患者だぞ、と。そう付け足して、また一歩後ずさる。
目の前に差し出されたナイフが、自分を傷つける目的でないと分かっていても、恐ろしくて仕方なかった。彼の気まぐれ一つで、自分を傷つける事が出来るのだから。

出来ればもっと距離を取りたいところだが、残念ながら後ろはベッドだ。大きなベッドを憎いと思う日がくるとは、思ってもみなかった]


[聞こえた舌打ちに、そして不機嫌さを隠そうともしない彼に対し、不服そうに目を細める。
しかしそれも表面だけの事。内心ではしっかりとほくそ笑みながら。
負の感情とは言えど、こうも真っ直ぐに――愚かな程に素直に感情をぶつけられるのは、実に心地良い]

…いらないんですか?美味しいですよ、林檎。

[震える手で押しのけられた林檎にはそんな一言を投げてよこし、"いらないなら頂きますね"、と自らの口へと運ぶ。
二口程で林檎を胃袋へと送り込み、手にしたナイフを紙皿の上へと放り。また一歩、離れた相手との距離を一歩進んで縮めておいた]

…しかし変なことを言いますね、君も。
患者だから何です。

[付け足された一言に零れたのは、失笑。
何を馬鹿げた事を。医者は患者を大事にするべきだと、患者は医者に丁寧に扱われるべきだと。彼はそう言いたいのだろうか。
嗚呼、まったく。世の人間から疎まれ、押しやられるような病を患った人間が…何ともおこがましい事を考えるではないか。
狭いケージの中でその生を終えるマウスと、あの閉ざされた施設の中で生を終えようとしていた患者と。
そこに一体、何の違いがあると言うのだろう]


[――もう、一歩。
精一杯の力を持って此方を睨み付ける、小さく哀れな鼠へと歩を進めながら]

……別に悲しい時にしか泣けない訳では無いでしょう。
嬉しくても、楽しくても。人は泣きますよ。

[どうしてそうも固執するのか、と。
まるでそう言いたげな視線を、肩を竦めて見つめ返す。
別にただ泣き顔を見たい訳ではない。
彼の事だ、自分に泣けと言われれば、意地でも泣くまいとするだろうから。その上で尚、動くようになった瞳から涙を流すとすれば…きっとその顔は屈辱に歪んでいるのだろう。

焦がれてようやく手に入れたその表情を、一番最初に涙で大きく歪ませるのはーー交わした約束の通り、他ならぬ自分であるべきだ。
――その病が治癒したのならば。その代わりに消えぬ傷を抱え、永遠に自分の影に怯え続けていれば良いのに。

そんな思いを口に出す事は、これからもこの先も決して無いのだろうけれど。
自分の昏く歪んだ独占欲を、態々彼に見せてやる義理など無いのだから]



――勿論、悲しみや…恐怖でも泣きますけどね。

["あの時君が泣いたように"、と。
おどけたような声音で吐いたその言葉と共に、前に立つ彼の肩を手でぐっと押した。あまり体格の良く無い彼は、果たしてその手の力に抗う事が出来ただろうか。
抗えたのであれば、医者は予想外の出来事に目を見開いたかもしれない。

――抗えなかったのであれば、医者は倒れ込んだ相手の上で、シーツへと沈んだその顔の傷を…自分の付けたその傷を、機嫌良さげに目を細めて指先で擽っただろう]


【人】 猫の集会 クシャミ

[自室に向かっていたクシャミだが、階段を登ろうとした所で自身の空腹さに気付いてUターンをする]

…ここでのご飯最後になるかもだよね

[なら、部屋に篭るのは辞めよう。せめて少しの人でも会って自慢ではないが転院出来て生きれるかもしれない希望を話そう。そう考えて食堂へ足を向けた]

ニッハハ。ニハハハ

[ポケットに入れたままの髪飾り。外を見てみれば灰色の空と目によろしくない色の葉。これに色が付いたら、と想像すると笑わずには居られなかった]

治ったらディンさんに自慢しに行きたいなー。僕だって生きられるんだって。あの人、今何してるんだろ

[ふと、一悶着あった彼を思い出す。笑わず、人を見下したように見ていた彼の笑顔が見てみたい。物の大きさに恐怖したり、椅子に座るだけで怖がってしまう彼女が今どんな生活をしてるのか]

…想像しただけでも楽しみだにゃー

[転院する先に彼等は居るだろうか。ここを離れるのは寂しいが、その先にあるものを想像出来る喜びを今はただ味わいたかった]

(33) 2014/07/02(Wed) 16時半頃

[彼がナイフを投げ捨てれば、ほう、と。深く息を吐いた。強ばっていた体がやっと解放された様な気がして、力が抜ける。
勿論、安心するのは早いと分かっていたけれど。それでもあの時の痛み以上のものが、そうそうあるようにも思えない]

……医者の風上にもおけん奴だな、あんたは。

[そんなのとうに知っていた事だけれど。こうも簡単に切って捨てられると、まるで自分が間違っているのではないかという気がしてくる。
別に患者という立場に胡座をかくつもりは無いけれど、医者が患者を慮るのは当然だろう。此方は治療の対価をしっかりと払っているのだから。

……とはいえ、今更そんな常識レベルの話が通じる相手とも思えない。彼はきっと、何を言っても自らの尺度に当てはめて返してくるのだろう]

その、見下した目を止めろ。
……反吐が出る。

[一歩ずつ近付いて来る彼に、牽制する様に言葉を投げる。
まあ、それくらいで止まる相手であれば、そもそも部屋に押し掛けて来たりはしないだろうが]


[滔々と語られる言葉に耳を傾けながら、『あんたが居なくなったら嬉し泣きくらいはするかもな』なんて。尚も挑発する様な言葉を落とす。けれどその表情は、追い詰められた小動物そのものだっただろう。

がつ、と。ベッドの淵に足が当たった。
逃げ場が無くなってしまったと、咄嗟に考えて。けれどそんな自分が許せなくて、ぎゅうと唇を噛み締める。ここにきて未だ逃げ出そうと思っているだなんて――情けなくて堪らない]

――は?
おっ、おい、一体どういう了見だ!

[彼の伸ばした腕を、振り払おうとしたのだけど。けれど思いの外強い力で押されたものだから、抵抗する間も無くベッドに倒れ込む。
予想外の事態に思わず声を荒げたが、傷に触れられれば、半ば反射でその手を払った]

さ、触るなと、言っているだろう、
……気持ち悪い、

[震える声で吐き捨てた。目の前にある彼の顔を直視する事が出来なくて、そっと視線を下ろす。
今更取り繕っている余裕など無く。どうやってこの状況から逃げるか、そればかりを考えていた]




[微睡んだ目をゆっくりと持ち上げて。
日が窓から斜めに差し込むのが見えて、ほんのりと紅い光に、おおよその時間を把握する。

まだ怠い。
することも無く、ごろりと寝返りを打ってくしゃくしゃのシーツを掻き寄せた。

小さな繭となって、部屋の中にまで届く会話や足音やカラカラと鳴るタイヤなんかの雑音を聞き流す。
もう一度眠りに付こうかと、また目を閉じた]


…はぁ。
"気持ち悪い"は流石に傷付きますよ。

[視線を逸らし、ポツリと漏れた一言に眉を寄せて睨み付ける。怯え恐れるだけならまだしも、気持ち悪いとは随分ではないか。
いっそ、腹いせにまだ癒えていないその傷を思い切り抉ってやろうか――そんな事を考えた所で、ふと。
頭を擡げた"悪戯心"に従って、彼の顎を軽く掴んで真っ直ぐに目を合わさせた]

…あぁ、そう言えば聞きましたよ。
君、男色家なんですってね。

[掲示板で見た"落書き"を思い返しながら、ついと顔を近付けて。さも驚いたように問うてみる。
あれが単なる悪戯である事など分かり切ってはいたけれど。大方、あの猫耳の青年辺りがやったのだろう、と先日ディーンが着ていたあの可笑しなジャージを思い出しながら。
この堅苦しい彼には到底似合わない、背中に変な文字の書かれたジャージ。あんなものを持っているのもまた、同じ猫耳の青年くらいだ]


……君が退院してから、向こうではその話で持ちきりでしたよ。
"まさか君が"、と。

[揶揄るように告げた言葉には、ほんの少しの嘘を乗せて。
実際の所、あの落書きを見た者が何人居たか…その上信じた者が何人居たかは分からなかったが、別にそれは問題ではないからどうだっていい。
今、彼にその真偽確かめる術など無いのだから]

君も案外、好き者だったんですねぇ。
――あぁ。そう言えば毎回、いろんな人の服を着て俺の所へ来ていましたね。

["成る程、そう言う事ですか"、なんて。
白々しく呟くと、眉根を寄せて呆れたように首を振り、盛大に溜息などついてみせてやりながら。

さぁ。果たして彼は、この話にどんな反応を返してくれるだろうか。
常よりもえらく楽しそうに――堪え切れなかった笑いが滲み出ているだけなのだが――払われた手の指を、シーツに広がった相手の髪へと絡ませる。
ペロリ。舌舐めずりをひとつすると、以前に比べると随分と動くようになったその瞳をじっと見つめた]


[無理矢理目線を合わされて、鈍く呻き声をあげる。けれどそれに抗議する間も無く、続いた言葉に目を見開いた。

だ、男色家?
震えるままの声で聞き返す間にも、頭の中に一人の男が思い浮かべられる。
『ディンさんの事ホモだったって言うからね』と。そんな事をのたまっていた輩が、確かに一人居た筈だ。
――あの猫耳は、本当に碌な事をしない。次に会ったら殴る。絶対に殴る。手紙の返事なんて、出してやるものか]

……す、少しばかり、冗談が過ぎるんじゃあないか。

[ポツリと落とした言葉は、目の前の彼に対してか、猫耳の青年に対してか。自分でもよく分からなかったけれど、困惑と苛立ち、そのどちらもが含まれているという事は明白だった]

やめろ!
クソ、普通そんな噂を信じるか!?

――嘘だろ、勘弁してくれ……。

[畳み掛ける様に知らさせる向こうの様子を、混乱した頭では疑う事なんて出来なくて。今こんな事を言ったって無意味だと分かっているのに、叫ばずにはいられない]


[絶望めいた気持ちで顔を覆う。確かにもう会う事は無い奴等かもしれないが、男色家だと思われたままでいられるというのは、非常に不本意だ。
どうにかして誤解を解かなければ。方法など思い付かないけれど、必死にそんな事を考える]

わ、笑えない勘違いをするな!
あれは服が汚れたから借りただけだ!男を抱く趣味は無い!

[叩き付ける様に叫んで、ようやっと自分達の距離の近さに気付く。
髪に絡められた指と舌舐めずりは、ディーンに警戒を促すには十分で。滑稽な勘違いのままに、そろそろと目を逸らした。(深まった笑みの違和感に気付ければ、彼の嘘にも気付いたかもしれないが)]

……わ、たしには、そんな趣味は無い……。

[嗚呼、自分が悪戯をした時、あの猫耳野郎もこんな気分だったのだろうか。そうだとしたら、少しは悪い事をしたと思ってやってもいい。
……男色家の噂を流された事は、決して許すつもりはないけれど]


…冗談?まさか。
キリシマが貼ったんですよ、その君の退院通知。

["あの院長が冗談なんて書くわけ無いでしょう"、なんて。白々しいにも程があるが、きっと今の彼には気付かれまい。
それにあの貼り紙を"貼った"のは紛れもなくキリシマだ――悪戯を"書き加えた"のは、別の人物だったとしても。

――愉快、愉快。
ともすれば笑い転げてしまいそうな気持ちで、相手の狼狽える様を目を細めて見下ろしながら、髪に絡ませた指をあそばせる]

(……もう少し遊んでみましょうか、ね)

[思ったよりもずっと、彼の反応が面白かったので、と。"泣いて"貰うのはもう少し後でもいいだろう――今はそれより、面白い物が見れそうだったから。
恐怖に慄く様も滑稽で愉快だけれど、こういう彼を見るのも悪くは無いかもしれない、なんて]

服が汚れたって…日に二回ですよ?
一体何をしていたんですか、君は…

[呆れたように呟き、見下ろす視線には僅かに軽蔑の色を乗せて。それに気付けば――よりにもよってこの自分に軽蔑されたと彼が知れば。その時の彼の心境を思うと何とも胸が高鳴った]


[逸らされた視線を追いかけるように。髪を弄んでいた手で顔を覆う手を掴み、横へとそっとどける。
す、と親指の腹で相手の目元をゆっくりとなぞれば、彼はその手をどうしただろうか]

あぁ、成る程。抱く趣味が無いと言う事は…抱かれる方ですか。
確かに君は、其方の方が似合いそうですね。

[尚も盛大な"勘違い"を続けて見せながら。
逸らされた顔はそのままに、代わりに更に顔を近付けて、晒された彼の耳へと唇を寄せる。
耳へとかかる金の髪をかき上げて、クスリ。小さく漏れたその笑みは、きっと彼にも届いただろう]

…………抱いて、あげましょうか。

[耳に触れるか触れないかの距離まで唇を寄せて、低く、微かに掠れた声で囁く。
ほう、と仄かに熱い息でも吐いてやれば、きっと彼は余計に危機感を煽られてくれただろうかと。

ギシリ。重心を僅かに前に移動させ、スプリングを僅かに軋ませる。
この音すらも、彼の焦りを加速させると分かった上での事だけれど]


【人】 猫の集会 クシャミ

[食堂に足を向けていたクシャミだが、途中ある玄関でふと足が止まった。色んな人がここから出て行ったが、それをただ見送るだけで自分が出る事が出来なかった。その境界を自分があと少しで跨ぐ事があるのか、と考えると心躍らずには居られなかった]

…院長が言う事が本当なら、なんだけどね

[どちらにせよここから出れるという事実は有難かった。ついこの間までごく普通の年相応の生活をしていたのに寿命を宣告されてここに軟禁状態となっていたが、親は心配しただろうか]

そういえば…。朝顔ちゃんはお姉ちゃんにも会えなかったんだよね

[自分の家族にすら会う事が出来なかった事。ここに来る時の事は覚えていないが親はどういう反応だっただろうか、それはクシャミにはわからない事だった]

未来の事考えるって楽しいな…なんちゃって。ニハハハ

(44) 2014/07/02(Wed) 22時半頃

……キリシマ院長が?

[落とされる断片的な情報に、眉を寄せて。
まさかあの院長がそんな事をするわけがないだろう。そもそもあの人に対する心当たりは全く無い。
……どちらにしろ、何が噂の発生源だとしても、どうでもいい事だ。そう思われている、という事実が問題なのだから。

あそばれる髪の事は気になって仕方ないけれど、それを振り払っていたらキリが無くなりそうだ。他の何処かに触れられるよりはマシだと割り切る事にする]

なに、って……。
……あんたには関係無いだろう。

[何故服が汚れたかを思い出してみて、これはこれで馬鹿にされる材料になりそうだ。ただでさえ視線に含まれた軽蔑の念に、耐え切れなくなりそうだというのに、これ以上からかいの種を撒く気にもなれない。
自分でインクを零して、とか。人を支えきれなくて葡萄酒を零した、だとか。……改めて考えれば、情けなさ過ぎる。やはり目の前の相手にだけは、絶対に言えない。

こういう痛い所を突かれた時に、上手い言い訳を考えられれば良のだけれど。けれど嘘を吐くのが苦手なディーンが、こんな状況で咄嗟に言い訳が出来るわけも無い]


や、やめろ!気色の悪い事を言うな……!
男に興味は無いと言っているんだ!

[抱かれるのが似合う、だなんて。おおよそ喜べる言葉ではなかった。彼の言う中でも群を抜いて笑えない冗談だ。
叫ぶ様に訴えながらも、彼の顔が近付いてきた事に気付けば、ぴしりとその体を硬直させた。唇を寄せられて、拒絶するのも忘れて目を見開く。
小さく聞こえた笑みには、どういう意味があるのだろうか。混乱しきりのディーンには、そこまで頭が回らない]

――ッ!?

[今にも触れそうな距離で囁かれた声に、声にならない悲鳴をあげる。
その低い声も、熱い息も。相手が乙女やそういう趣味を持った者であれば、腰砕けになっていたかもしれないけれど。当然ながらディーンにそういう趣味は無いので、ただただ青くなるばかりだ。

スプリングの軋む音が、いやに耳に響く。思わず警戒する様に体が揺れた事には、気付かれてしまっただろうか。否、これだけの距離で、気付かれていない方がおかしいのだろうけれど]


要らん!
いい加減詰まらん冗談はやめろ……!

[そもそもお前は私を抱けるのか、と。そんな疑問は湧いたけれど、それを口にする勇気は無かった。肯定されても否定されても気分が悪い。

遂に我慢出来なくなって、彼の肩の辺りを掴んで両手で押し退ける。触れたくないだとか、そんな事も言っていられない。殆ど全力でその体を退かそうとしたのだけど、果たして彼を退かせただろうか]


ー院内・廊下ー

[猫の縫いぐるみを抱きかかえ、ぱたぱたと足音を立てて走り回る。

"走っちゃダメよ"と看護師に言われれば、その都度"ごめんなさい"と軽く頭を下げて。

だってとても楽しいのだから、仕方が無い。]

めがねさんはいいひと。
せわやきさん。

[鼻歌交じりにスキップしながら、廊下を飛び歩く。
ご飯が終わった後、食器を片付けようとしたら、お片づけすることよりも遊ぶことを勧めてくれた
はしゃぎ回る朝顔のことが面倒臭かったのかもしれないけれど、そんなこと幼心にはわからないから、ただ親切な人と捉えていて。]


めがねさんは、いいひと。いいひと。いいひと。
めがねさんは、いいひと。いいひと。いいひと。
めがねさんは、いいひと。やさしーいね。

[メリーさんの羊のリズムに合わせ、替え歌をうたったりしている。

替え歌にされた当の本人が耳にしたら眉を顰めそうなものだけれど、朝顔には悪気があるわけでもなく。]

かっこいいかえうたできたー。
こんどおしえてあーげよ。

[ねー。とぬいぐるみ相手に頷いて廊下をトトト。と小走りする。
自分の病室までもう少しだ。]


猫の集会 クシャミは、メモを貼った。

2014/07/03(Thu) 00時頃


["関係がない"、そう言われれば何処か不服そうに、片眉を軽く持ち上げてみせて。
そのまま言葉を紡ぐ代わりに、眼差しの中の侮蔑の色を強めてやった――"あぁ、本当に好き者なんですね"、とでも言うように]

(…素直、ですねぇ)

[それにしても、問われたのなら適当に誤魔化しでもかければ良いものを――それをそのまま信じてやるかは、また話は別だけれど。
どこまでも素直で愚かしい彼に、いっそ愛おしさすら感じながら。

その耳へと唇を寄せてやれば、ピシリと音が聞こえて来そうなくらいに強張る様子が、警戒に揺れるその体が愉快で愉快で堪らない。
ただただ自分の思惑通りに滑稽に踊ってくれる彼のせいで、零れそうになる失笑を堪えるのには苦労させられる。

――と。
流石に我慢ならなくなったのか、押し当てられた手のせいで僅かに体を離された。
しかしそれでも、上に乗る人間と乗られている人間――体格差までもあるとすれば、その程度の抵抗で何とかなる訳もなく。
まったく無駄な事を、と胸中で呟きながら、押さえつけるように体重をかけてやって]


この状態でまだ"冗談"なんて言っているんですか。
…おめでたい人ですね。

[更に更に、危機感を煽るように。呆れたように呟いて、押しのけて来た手を掴むと脇へと縫い付けるように押さえながら。
――嗚呼、そうだ。どうせならば、ここで"泣いて"貰うのも良いかもしれない。
そう思い立つなり、ニヤリと何とも人の悪い笑みをその顔に乗せた]

――ディーン、選ばせてあげましょうか。

[場違いな程に明るい声音でそう告げると、肘をつき再度ベッドを軋ませて、更に体を近付ける。
胸が触れ合うくらいに近付いたその距離に、彼は一体どんな顔をしただろうか。
少し強めに抑えた手首は、僅かに痛みを伴っていたかもしれないけれど]

痛みに泣きたいですか。

[そっと。掴む手を離し、指先を顔の傷へと触れさせる。
未だ痛みを訴えているであろうそこに指を押し当てて。チクリとした小さな痛みを促す程度の力をこめる。
――それで十分な筈だ。それで十分…思い出す筈だ]


…それとも。

[目を細め、ペロリと自らの唇を舐め。顎に触れる手を滑らせて、手のひらで頬に触れながら、親指の腹をその薄い唇へと軽く押し当てる]

………屈辱に、泣かされたいですか。

[囁く声は、低く、低く。
"どちらも嫌だ、は無しですよ"、と釘を刺すのも忘れずに。

浮かべた笑みはより強く――そしてより昏いものへ。ただ眼差しにだけは、射すくめるように鋭いものを。
そうして吐き出した吐息と共に、押し当てた指の上から――ゆっくりと唇を重ねた]


【人】 猫の集会 クシャミ

[突然かけられた声に特に驚く様子も無く、近付いてくるのが前々からわかってたかの様に振り返ると、色が見えていた頃とは違いそこには白と黒だけで表された少女(>>52)が立っていた
色が見えていた頃はもっと綺麗だった。色が戻れば、きっとその頃よりも…と考えた所で嬉しく、そして今が悲しくなった]

レティやっほー。ニハハ、どしたの?散歩?

[玄関の扉をずっと眺めてる自分を疑問に思ったのだろうか、それとも単純に居たから声を掛けたのだろうか、と的外れな考えをしながらレティに質問を交わしてみる。そんな事より自分は何故?という質問も予測したようで]

ーー僕ね、病気が治るらしいんだ。それでもうすぐ転院する事になっててさ。…死ななくて良いんだって

(54) 2014/07/03(Thu) 01時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[急にこんな話をされても困るだろうが、病気の事を知ってるレティーシャだからこそ話せる事もあった。もう助からないと思っていたのに、生きる道が見つかった喜びを誰よりも聞いてほしかった。それがワガママだと知っていてもレティーシャがそれで生きる希望になれば、と]

ニハハハ、レティの髪がどんな色なのかちゃんと見れるの楽しみだにゃー。なんちゃって

[また軽くニハハと笑うクシャミはレティーシャが気にしているそれをすっかり忘れているようだった]

(55) 2014/07/03(Thu) 01時半頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[良かった、と言ってくれるレティーシャ(>>56)に心底嬉しそうに笑うがレティーシャの髪より先に見なければいけない物と言う問いには本気で考えた]

…んー?んんん、レティの髪より先に見なきゃいけないもの?んーっと…ディンさんの髪の色とか、あの服どうなってんだろうとか、朝顔ちゃんの黒っぽい浴衣は何だったんだろうとか…あとは飴?

[本気で考えた上でもマリーの名前は出てくる事も無く、キョトンとしたようにレティーシャを見ると、特に無いよ?と首を傾げた]

(60) 2014/07/03(Thu) 02時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

[言いにくそうにするレティーシャ(>>61)に心の中で後ろで見ていたのはレティーシャだったのか、と納得しつつそれでも笑顔で不安を与えないように話した]

ニハハ、別にマリーさんとはそういう関係じゃないにゃー
ただちょっと…腕輪の事でね

[嘘は言ってないが全て本当でも無かった。レティーシャの頭をポンポンと叩くと、想像してるような事じゃなくてごめんね。とニヘラと笑って答えた]

(65) 2014/07/03(Thu) 08時頃

【人】 猫の集会 クシャミ

ニハハ、そろそろ時間かにゃー

[扉の向こうでは車が来る音と、数人の迎えが喋る声が聞こえていた。まだ荷物まとめてないや。とか、レティーシャは見送りに来てくれたのか、とか変な事に思考を回しつつも最後にみんなに手紙くらい書けば良かったなって少し後悔をした]

…キリシマ先生、治らなかったらあの世でも殴るからね

[ボソリ、と呟くと開いた玄関から一歩踏み出してモノクロの世界へと出た。相変わらず外は曇天のように見えて、迎えに来た人は皆昔の写真で撮られたかのようだった]

またねー。なんちゃって

[病院の方へ向き、誰が聞いてるかもわからないのにお世話になった病院へお礼を言ってから車に乗り込んだ。この先生きてまたここに居る人に挨拶に来よう。そんな事を考えて]

(66) 2014/07/03(Thu) 09時頃

ー病室ー

ただいまー。

[病室の扉を勢いよく開き、飛び込む。
キョロキョロと周りを見回せば探検に出かけた時と、ものの大きさが何にも、変わっていなかったことに安心したりして。]

う…あれ。なんだろー?

[さっきまでと違うもの、一つだけ見つけた。
それは、テーブルの上にちょこんと置かれている封筒。
クシャミからの手紙だけれども、朝顔はそんなこと知らないから。]

おてがみかな?
だれだろ?

[封筒をひっくり返したり、逆さまにして振ったり。ようやく思いついて、隅っこをビリビリ破ると、中の手紙を取り出す。]

あさがおあてのおてがみ。だよねー。
だれかによんでもらわないと……。


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クシャミ
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