人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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【人】 さすらい人 ヤニク


 どうした?

[手間取っていれば、
 近づかれようとする気配に肩越し振り返り、
 そのまま、かけられた言葉に一度目を見開いて、
 それからその眼差しを歪めた]

 ――……何言ってる。
 いい加減、目を覚ませって――、

[咎め留めようとする言葉が、咄嗟に続かない。
 そんなふうな言葉を向けられるべき人間ではないのだ、と
 口にすればそれは罪の告白だ。]

(174) 2011/08/08(Mon) 00時頃

[絡まる蔓から流れ込むは、隠されてきた記憶。
それは甘く苦く染み込んできて、色々な事を刻み込んでゆく]


 ……っは。

 先輩。

[壊すのは得意でも、壊れたものを先に見せられた事はあまりなくて。
それでもそっと手を伸ばして硝子を集め抱きしめる]


[ディーンと同室になったのは、アイツらが卒業してからだ。
事情を知らぬ者の視線が側に在るからこそ、
知られぬよう、同情も軽蔑もされぬよう、巧妙に自分を偽って毅然とした先輩を演じていられた。
故意に忘れようとして、忌まわしい記憶に蓋をして来れた。

時折フラッシュバックに耐え切れずに、深夜に部屋を抜け出す時以外は、弱みなんて見せずにいられると思っていたから。

目を背ける。
知られたらもう、繕っても装いきれない。
ただふるふると、首を振った。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[俯かれればゆっくりと手を伸ばした。
 薔薇の枝に触れると同じ、優しいだけの指先で、
 一度だけ、その髪を拭うように撫でる。]


 お前は、俺がどんな人間か知らないんだ。


[あの傷とそれに付随する物語、
 知る者はすでに深い苦痛に満ちた眠りの中。

 声は少し震えたけれどそのまま、
 棚に向き直れば目的のものは見つけられるだろう。
 そして、イアンの傍らを離れようとして、きつく握られた掌にに一度眼差しを落とした]

(182) 2011/08/08(Mon) 00時半頃

[最初はとても器用な先輩だと思っていた。
距離感も装いも、接し方も。

それが彼の努力の上に成り立っているものだとうっすら気づいたのはいつだっただろうか、時折部屋から抜け出しているのだって黙って見送って。

何かあった、それぐらいしか知らなかったけれど。
だったら尚更自分が、と思うほど自信は無くてただぎゅっと抱きしめるだけ。
振り解かれるならその手は簡単に緩むだろう、まだ今なら]


【人】 さすらい人 ヤニク

[教えてください、
 という言葉への返事は、きっと少し間違えた。]

 ……俺も、
  お前がどんな奴か知らないのに?

[平等に、等しく、誰の心にも、踏み込むつもりなどないのに。
 間違えたことに気づかないまま、寝台へと戻ろうとして。

 それから、伸びをする人に一度足を止めた。
 少し困ったような顔で、けれど変わりなさそうな姿に眼差しを和らげる]

 ああ、おはようございます、ノックスさん。
 ベッドで寝ればいいのに、本当なんでそんなとこで……。

[今の話が耳に届いてたことはしらないまま、
 彼の人の眠る寝台のカーテンに手をかけた]

(193) 2011/08/08(Mon) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 01時頃


[あの夜よりも前に、近しくなっていたら…
 そんなふうに思うのは都合のいい幻想。

 例えそうだったとしても結局、巻き込んで辛い目に合わせていただろうから、
 そうじゃなくて良かったのだと、そう思っている。

 結局のところ今だって、自分の浅はかさに巻き込んで、こんなことに…]

…済まない。
[小さな声と共に押し留める手のひらは、
 ディーンの胸へ当たっても、突き放すことまでは出来なかった。]


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[椅子から立ち上がる気配を、引き止めるように振り向いた]

 あ、ノックスさん待って。
 屋上行くなら、ちゃんと日よけになるもの持ってって下さい。

[そして、言葉にふと瞬く]

 ――…って、熱い?
 やっぱりそんなところで寝て、
 また体調崩したんじゃないですか。

[装われることに気づかぬまま、
 いつもどうりの言葉を投げる]

(197) 2011/08/08(Mon) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 01時頃


[自分より背の高い先輩を抱きしめる、どきどきと胸は鳴るが聞こえてしまわなければいい]

 俺が勝手に着いて来て、勝手に抱きしめたいだけなので。

[拒絶されなければ、背中に回した手でとんとんとリズムを取ってあやす様に優しく叩く。
少しでも落ち着いてくれれば、今はそこから一歩ずつゆっくりで]


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[その低い声にはやはり瞬きを重ねたけれど、
 驚き具合は当の本人よりは、下に見えたかもしれない]

 そうですね、少し無用心に見えましたけど、
 ……好きでとかそんな風には思ってませんよ。

 すみません。

[不快感を与えたことに素直すぎるほど素直に謝罪をする、
 本当は自分が要因で煩わせたくはないのだ、誰も。
 なのに、逆に謝罪は向こうから向けられて――]

(204) 2011/08/08(Mon) 01時半頃

…そんなの、勝手過ぎるだろう…。

[絡みつく荊棘の棘は、今でも痛む。
 けれどその手のひらの優しさは、誰にも言えず圧し殺していた頃に、
 欲しかったもののように思えて。

 心を許せばいつか裏切られる、そう思ってしまうけれど…

 いつしかディーンの腕の中で泣きじゃくっているのは、
 無残に手折られ傷ついたばかりの頃の、小さく頼りなく華奢な姿だった。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[言うなり走り去っていってしまう。
 あんな勢いで駆け出して、体は大丈夫なのかと思ったけれど。]

 ――……、

  あなたが謝ることじゃないでしょう。


[ゆるく首を振る、気まずいだろうから逃げた相手を、
 追いかけ追い詰めるつもりはない。
 いつだって、そうだった。]

(206) 2011/08/08(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[イアンに眼差しを向けられたけれど。
 自分はそのまま、すべきことを為す。

 寝台で彼の人の黒い茨に滲む血を拭う。
 銀の水盆の中の水が、ほのかに赤く濁って――、

 けれどこの呪いのような茨をどうにかしない限り、
 彼は眠りの中でも苦しみ続けるのだろう。
 きっとそれは、自分にはどうしようもできないことで。]

 ――……、

[与えられる罰を望んでいる。

 彼の人の体の清拭を終えれば、自分も医務室を出て行こうと立ち上がる。約束があった、それを交わした時よりもますますそんな場合ではなくなってしまったけれど]

(207) 2011/08/08(Mon) 01時半頃

ヤニクは、医務室を出れば、そのままプール方面に歩いてく

2011/08/08(Mon) 01時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[プールに近づけば、感じているのは水の匂い、
 薔薇の匂いには慣れてしまったのだろうか。]

 誘ってやれば――……、

[よかったかな、と言いかけて。
 多分輪をかけてそんな状態ではないことは自覚する。

 イアンは、ノックスを追いかけていったようだった、
 何の為だろう、あの下級生の行動はよくわからない。
 わからなくても、何も差し障りはないはずだったけれど――]

(216) 2011/08/08(Mon) 02時頃

ヤニクは、服着たまんまで、プールに近づいてった。

2011/08/08(Mon) 02時頃


 勝手ですね、すみません。
 でもね、俺は先輩が好きですから。

[腕の中の先輩が、まだ幼い頃の少年だったのなら。
優しく肩を抱きしめて今はただ溢れる涙が落ち着くのを待つばかり**]


【人】 さすらい人 ヤニク

[ズボンに手をつっこんだまま、
 珍しく真面目そうな顔を見れば、
 プールサイドから少しだけ身を乗り出す]

 ……頼みたいこと?
 って、なんですか。改まって珍しい。

[問われたことも珍しく、
 首を傾ける様相は年相応の顔になった]

(218) 2011/08/08(Mon) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ……忘れてきたんですよ、水着。
 
[プールサイドに腰掛ければ、
 裾を捲り上げて水に足を浸す、
 引っ張られでもしたら即落ちるだろう体制]

 伝染病、ですか。
 ……そんななんですかね、あれはなんか。もっと。

[呪い、そんな言葉が湧き上がるのは、
 あの血の滲む黒い文様を見たからで――けれど、
 そんな発想の幼稚さに、口を噤む。それよりも]

 ……ロビン?なんでロビンなんですか。
 感染してない、ってなんか証拠でも?

[出てきた名前の唐突に、思わず理由を問うてしまった。
 余計なことだと思ったのは、口に出したあと]

(222) 2011/08/08(Mon) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 はあ、意味わかんないです。

[体躯に似合わぬぼそぼそとした物言いに、
 つい思わず正直な感想を言ってしまった]

 あ、いや……変わりないように見えて、
 ここにいたら感染するかもなんて、大体に当てはまるというか。
 同級生とか、本当意味わかんないです。
 
[フォローするつもりが、面倒そうな態度に、
 つい同じ言葉を2度繰り返してしまった。]

 というか、気になるなら自分が行けばいいんじゃ――…、

[言いかけて何か色々考えたように、言葉が途切れて。
 ヘクターの手が水面を打てば、跳ねた飛沫は裾を濡らした]

(235) 2011/08/08(Mon) 03時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 嫌われるようなこと、したんですか。
 
[問いかけでない言葉をぽつりと挟んで、
 それからひたりと猫の目は見る、
 感染源を調べるとか、何か考えはあるのだろうか、と*]

(236) 2011/08/08(Mon) 03時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 04時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 18時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―プール―
[言葉に今は繋がりの見えない二人の接点を知る。
 以前は今よりももっと人と距離を置いていたから、
 彼のいう 昔 のことなど、自分は知らない]

 ……まあ、俺は昔とか知らないですけど、
  今のあなたもそう悪くないと思いますけどね。

[さらりと告げたところで、見下ろした顔はむっとしていた。
 そっと身をひこうとして]

 同級生なので、関係ありますよ。

[少しからかうように、先ほど彼が口走った言葉を理由にしてやった]

(274) 2011/08/08(Mon) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 信じる信じないとかじゃないです。
 あなたのいうこと、ロビンには言付けてそうするように言おうと思いますけど、

 ――……でも俺は、ここからは、

[俯く視線、落ちた髪にその表情は隠れる。
 ふと考えこんだ瞬間は、大方隙だらけだった]

 って、
  あんた何す―――…ッ、!!

[袖口をひかれれば、そのまま傾れて、
 盛大に水しぶきをあげて、プールに落ちた]

(275) 2011/08/08(Mon) 18時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[白く反転する世界、
 一度水の中に沈めば、いくつもの気泡が昇って行くのが見える。
 水の層を越えた先の白い光が、霞むように揺らめいて、
 一瞬とても綺麗だ、と思い――伸ばそうとした手がもがく様に水を掻いた。

 濡れた衣服の重みに引きずられて、
 沈んでいる時間は、少し不自然に長いかもしれない]

(276) 2011/08/08(Mon) 18時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[冷たい水の中で、たゆたうそれは、
 息苦しいのに、心地よくて光の眩しさに目を閉ざしたくなる。
 こぽり、とまた気泡が一つ浮き上がって。

 ゆっくり沈んでゆこうとする体が、
 唐突に引き上げられた時、少しぼうっとしていて、
 無反応にも見えたかも知れない。

 重たげに濡れたまつげが震えた]

(279) 2011/08/08(Mon) 19時頃

ヤニクは、しばらくしたら、咳き込みだすだろうけれど。

2011/08/08(Mon) 19時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[咳き込みが収まった後、
 ふるふると首を振って水を払った。]

 ―――ッ、は 、はぁ、
   いきなり……溺れたら、どうすんです か……。

[軽く息を切らして、喘ぐくちびる。
 ぽたぽたと雫のおちる前髪の隙間から、
 濡れた濃い目元でちらりと犯人を睨む。

 上下する呼吸が収まるまで、支えられた腕に身を預けて。
 薔薇の香は微かに水の匂いに混ざる、そっと胸を押して離れた]

(285) 2011/08/08(Mon) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それからもう諦めてシャツに手をかける、
 息抜きとする罪悪感と、肌を晒すのに少し躊躇いがあった事実が、忘れたなんて言わせただけで、本当は静かな水の中は好きだった。
 張り付くシャツを絞って放れば、
 傷跡の残る濡れた褐色の肌は曝されて、]

 まあ、……もういいですよね。
 ああ、水泳部と水泳勝負とかは、無理ですよ。

 ヘクターさん、エースとかじゃなかったでしたっけ?
 
[事情に疎い、曖昧な記憶のまま、そんな言葉を口にして、しばし、水に戯れる。
――着替えはなかったけれど、寮の部屋までそう距離はないから濡れたままで戻っても、問題はないだろう*]

(289) 2011/08/08(Mon) 20時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 20時頃


[幾度もしゃくりあげるように泣いて零す涙は、
 いったい何度重ねた夜の分なのだろう。
 誰かの温もりに縋りたくても、縋ることが出来なかった。

 大人に話せば、いらぬ騒ぎを呼んでしまう。
 上級生たちも手引きした彼も罪に問われ、それはきっと自分の身に仕返しとして返ってくる。

 かと言って、友人たちに話すことも出来なかった。
 きっと軽蔑されてしまう。
 男に無理矢理犯されて、はしたなく喘ぎ乱れる淫乱なのだと自覚してしまったから。

 蔑まれ、輪の中からはじき出されるのが怖くて、何も言えなくて。
 それでもこの人ならきっと…と思い詰めて打ち明けた保険医にすら、
 屈辱的な診療中に、無防備な君が悪いのだと叱られて…

 言えぬまま、癒えぬまま、
 ただ心の奥で化膿した傷口から目を逸らして、
 忘れたことにすることで生きてきたのだから。

 やっと表面に見えたそれは、あまりにも深くて酷く痛んだ。]


「…エヴァンス先輩!」

[二人の様子にかけられた悲痛な声は、長い銀髪を揺らしたヨーランディス。]

「ダメです、先輩は僕のなの!
 先輩を僕から取らないで!!!

 毎晩薔薇の木にお願いして、いつか叶うって信じてて、
 やっと願いがかなったんだもん。」

[その姿は薔薇の毒を、薔薇の呪いを、自ら望んで受け入れて、
 長い銀髪の毛先は、燃え上がる恋心に赤く染まった荊棘の蔦。
 頭にも胸元にも艶やかに花を咲かせて、
 まるで…薔薇の精にでもなってしまったかのよう。]


メモを貼った。


メモを貼った。


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 22時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[水に匂う花の香に、支えられる熱に、
 留まる視線に、何か感じていたのかもしれない。
 けれど、単なる思い過ごしだろうという程度には軽く捉えて。
 ヘクターの表情を目にすれば、冗談の一つでも口にするところだったのだけれど]

 ――……、

[安堵と落胆、相反するそれに少しだけ身動きが取れなくなった。
 深い碧に過ぎった一瞬の焦燥は、どうにか常の笑みを戻して、
 視線は刻まれたタトゥーを追っていく。別にそれを確かめて口にしたわけではないのだけど、
 軽口を言うタイミングは悪かったかもしれない]

 まあ、……ものの弾みで反応することもありますよね。

[すこし上の空になったのは、刻まれた刺青があの黒く絡まる蔓薔薇の文様に重なったからで、血滲むそれを思い出して眼差しが伏せられる。ぽたり、と濡れた滴が髪から落ちた]

(312) 2011/08/08(Mon) 23時頃

[幼いままの先輩を抱きしめて、落ち着いてきた頃だろうか。
そっとぎゅっと腕に力を込めて、壊さないように大切に。せめてその傷口を……]

[そんな二人だけの時間を壊す声]

 ヨーランディス。
 ヴェス先輩は「もの」ではない。

 お前は何を言っているんだ。

[そんなに親しい訳ではなかったのでこの後輩がどんなだったか詳しくは知らないけれども。
どこかおかしい言動、ここにも茨に囚われたままの姿が一人]


【人】 さすらい人 ヤニク

[上の空になる思考は、
 ヘクターは口早になったことには気づかない。
 手元で水を遊ばれば、すくった傍から零れてく]

 ……俺、あれ呪いみたいだと思ったんです。

[ぽつり、と零して。
 そして口にした言葉で、ふと何かが浮かんだ。]

 俺、ちょっと調べてきます。
 ヘクターさんの言伝は、ちゃんと伝えますから。

[それから、濡れた衣服が水中で纏わりつくのに、
 脚をとられながら水を掻き分け上がろうと、プールサイドに手をかけた]

(324) 2011/08/08(Mon) 23時半頃

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処刑者 (5人)

ヤニク
50回 (7d) 注目

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