人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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 …………ああ。

[問われた内容を把握する為の間が空いた。
どうやら彼は自分の名前を覚えていないらしい、と理解して、ディーンは僅かに目を伏せ、彼の問いを肯定する。

それから、彼の前に歩み寄って見上げる顔をま近くに見下ろす位置に立つ。]

 君は、シメオンという名前で……
 僕の、たった一人の  家族、だった。

[言い慣れない言葉に、眉を寄せる。]


 家族に会うのに……理由は、いらない。

[どんな物語でも、芝居でもそうだ。
現実がそうであるかどうかは定かではないが――そうであって欲しいと、思う。]


 ………家族

[声にしてみても実感がわかない。
またひとつ、"記憶"が消えた気がしたけれど
忘れたものがなんなのかなんて、わかるはずもない。

すぐ近くにある瞳を見上げて、
その表情が――読めなくて。
手を伸ばしてみた。
理由はない。
だって、理由なんていらないんでしょう?]


[家族といっても、所詮は他人だ。
ならば他人でも家族になれる。

そう、思っていたこともあった。
思い出して、なくしたもの。

もうきっと、彼の表情は読み取れない]

 名前

[いらない、もの]

 名前、なんていうの

[それでも呼ぶのは、好きだった]


[手が伸びてくる。
これまで、彼に手を貸す以外――つまり、自分の手以外を彼に触らせたことはない。
反射的に逃げそうになって踏みとどまった。
触れられることを厭う理由は、もう無いのだ。

シメオンの指先は頬に触れた。
体温は感じない。
ディーンの眉間に寄った皺が、僅かに緩む。]

 ……ディーン・クロフォード、だ。
 君の名前は、シメオン・クロフォード。

 僕の、弟だ。

[姓なんて必要がないと思っていた。
しかしそれは、家族であるということを示す為の記号だ。]


[頬に届いた指がびく、と震える。
そこでようやく、触れられるとは思っていなかったことに気づく。
少し前、痛みに冷たくなっていた胸の中がふわりと温まって
そのまま頬を引っ張ろうとしてみる。
ちょっとした悪戯心、避けられるだろうと、やはり思いながら]

 ディーン
 ……ディーン、  おにい、ちゃん?

[幼い呼び方。
どっちがおにいちゃんなの――幼い声が過って、消えた]


[まさか、引っ張られるとは予想もしていなかった。
しかし我儘の一つも言わなかったシメオンのことを思えば――そんな彼に甘えていたことを思えば、頬の肉が多少伸びるぐらいは仕方が無い。
それに何より、シメオンの手を引き剥がすことは出来ない。]

 ……呼び捨てで、いい。

[おにいちゃん、はむず痒い。
照れも何もかもをいつも通りの気難しい表情の奥に隠して、ディーンは必要最低限だけを告げる。

シメオンの記憶に欠落があるらしいこと、それ以外は何ら変わらないように思える時間。
――しかし、旅はもう終わった。
いつまでも続く時間は無く、ディーンには帰るべき場所が出来た。]


 シメオン……僕たちは旅をしていた。
 でも、それももう、終わった。

 ……僕は、君を裏切った。
 でも、君のことは今でも、大事だと思っている。
 ――幸せであって欲しいと、願っている。

[果たして、今の彼にこの言葉は届くだろうか。
ディーンには分からない。
しかし、告げるべきことであると思ったのだ。

名前を呼ばれた。
ディーンは静かに背後を振り返り、口元にささやかな笑みを浮かべる。
再びシメオンに向き合った時、ディーンの片目が失せ、ぽっかりと穴が空いていた。]


[たとえもう一度、山小屋での数日間をやり直すことになったとしても、同じ道を選ぶだろう。
ディーンが選ぶのは、連れ添った弟を守って共にいる道では無く、ずっと待ち続けた太陽に身を捧げる道だ。

ディーンの片目は、ここにはない。
いや、片目だけではなく、命も、心も、全部。
残るひとかけらは、残滓だ。
――死に至る間際に一瞬だけ見た、眩しい日の光の名残。]

 …………シメオン。
 君は僕の、大事な弟だった。

[全ては過去形になる。
ディーンからシメオンに手を伸ばすことは、できない。**]


[掴んだ頬を、笑みの形になるように引っ張って
その似合わなさに声をあげて笑った]

 ディーン  か
 うん、呼び捨てじゃなきゃ変だね

[手を離し、膝の上に戻すと落ちつかない様子で握ったり開いたり。そうしながら続く言葉を、聞いていた]


メモを貼った。


 変なの

[彼の言葉は、悲しいくらい、おかしかった。
死んだ者に、先はない。
少しずつ毀れていく欠片は過去のもので
毀すものすらなくなったら、いつか消えるのだ]

 ……変なの、そんなの
 生きている人に、願ってあげて

[叶いやしない、とは。言わないでおいた。
口にするのは、やはり少し、悲しかったから]


[振り返った彼の顔には、暗い空洞があって
それはきっと、最初からあったもの。
遺してきたことを、少しだけ忘れていたのだろうと
自分に照らし合わせてそう、考えた]

 家族、って言葉憧れてたけどさ

[それは、無条件に愛される証だと
そう、夢見ていたから]

 いいんだ、そんなの
 そんなのもう ……忘れてしまって、いいんだよ

[そうして、笑う。
笑い方を、まだ覚えていて良かった。

早く、この"悲しい"も忘れてしまえたらいいのに]


 ありがとう、   ……ディーン

[それでも、呼んでいるうちは忘れない。
忘れないように、もう一度呼んだ。

名前だけ覚えていて、
そして早く――消えてしまおう**]


メモを貼った。


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 01時頃


トレイルは、ニコラスが閉じた宝石箱を指差した。

2014/11/21(Fri) 01時頃


【人】 営利政府 トレイル

[ラルフを、殺してしまおう
ニコラと一緒に>>398

そう決意していたのは、少しまえ。

今は
気付いてしまった。
問いかけの>>409答え>>460
大好きな二人
今は

変わらないものなんて、あるんだろうか。
>>438何時もの戯れをニコラと共にぼんやり感じつつ
彼は二人に衝動を懐かないのだなと思い違う。

>>457ため息しかでなかった]

(573) 2014/11/21(Fri) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[ニコラの宝石箱。
指さして、開けてみてとねだる。

箱には触れない。
アレの中身は、ただのくすんでいびつな玉だ]

(575) 2014/11/21(Fri) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[ニコラの>>486ひそひそ話。
トレイルは、着替えを手伝わず、ただし見守りながら
大人たちから漏れ聞こえる囁き音を全て拾いあつめていった。
ただ、上手く言葉として認識できない。
故に問いかけには首を振るしか出来なかった。



よすぎる聴力の弊害
音をかき集める際に、どうしても他と混じる。
おまけに、小屋に来てから増えた音にならない音まで拾って。
毛布で芋虫になった程度では防げない。
一日聞かされ続けた音は、夢の中で言葉にかわり
延々とトレイルを苦しめている]

(578) 2014/11/21(Fri) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[上手く笑えない>>518
昔の記憶は断片的にしか残っておらず
気付けばニコラの悪戯は減っていたし
ノックスの過保護は度を越えていた。

酸味の強いオレンジの味を思い出す。
一番、昔の記憶だ。

ノックス、ニコラ
>>552名を覚えて、透明な声で呼びかければ
三度に一度くらいは、聞こえるようになった。


あの時から
トレイルの中で大事なものは、彼らだった。
たとえ疑似家族だったとしても。
でも]

(579) 2014/11/21(Fri) 01時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[食べたいか、と問われれば応えはNOだ。
食べたいわけじゃない。
食べられたい。
残されたいわけじゃない。
消えてしまいたい。

>>569差しのべられた手に顔を上げた。
ニコラの宝石箱は、気になりつつ
頷いて、聞こえた音を並べ直しながら
ゆっくりと立ち上がった]

(581) 2014/11/21(Fri) 01時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 01時半頃


トレイルは、ノックスに包帯代わりの布をあてて貰った手を差し出す。

2014/11/21(Fri) 01時半頃


【人】 営利政府 トレイル

[掴まれてもいたくないのは、
ノックスがトレイルたちを想っているからだろう。

早く大人に――――
ニコラへ向けた音。
少し瞳を伏せる。

そんな日は永遠に来ない。
あの時から、欠陥品になった、トレイルには]

(589) 2014/11/21(Fri) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル

[トレイルだけに聞こえた最後の言葉>>590
ゆっくり目を開けて、歪んだ笑みを浮かべる。

衝動を抑えられる、大人でも
食べたいと思うなら


――――ノックス


トレイルの唇が、彼に向けて音を紡ぐ]

(593) 2014/11/21(Fri) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル

[瞳を細めて、尋ねる。
この声が、もし音を為していたら
きっと外の雪よりももっと、冷たい。


僕らを食べたいと思う?
――――細工師の彼は? ラルフは?


ノックスの首輪は、外せるだろうか。
ニコラは、ラルフを食べるのを、手伝ってくれる。
では、彼の首輪がもし外れたら

喰われた跡
ニコラの宝石箱の中には、ただの肉片]

(597) 2014/11/21(Fri) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[ほんとうは、誰かに食べられたい
音が欲しい
幾多のステージで歌い終わった時の
皆が自分だけに向ける音

きっと、今まで惹かれた音は皆それに似ていた。
幾度も名を呼び単調なリズムの同音を吐いた彼の声も
トレイルだけに向けられていたと思ったからこそ
欲したもの

ただ、あんな醜い塊になるのは、嫌だ
いまはまだ、美意識が邪魔をする]

(601) 2014/11/21(Fri) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[食べられず、生きるなら
トレイルには、二人が必要で

誰かに取られる前に
食べてしまったらどうだろうと
ノックスに対して考えてみても

そのあとを思うとそれも、出来ず。
行き着く先は、衝動よりもたちが悪い

邪魔者の排除、だ]

(602) 2014/11/21(Fri) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[いちばん。
何度聞いたか、忘れてしまった。

ニコラと二人でひとつの扱いが長くて
一番、と言われてもピンとこない]

(604) 2014/11/21(Fri) 03時頃

【人】 営利政府 トレイル

[食べるなら、醜いたまごは残さないで
綺麗に食べて欲しいなと思いつつ。
階段を目の前にして、つと服の裾を引く。
望みを音なく囁いた。
ニコラにも、きっと見える。


気持ちが、あるなら
僕のかわりに
ラルフを、食べて。


ニコラも手伝ってくれる。
きっと、ノックスは大人だから
彼だって何故か懐いていたし
抵抗はし難い筈だから

食べてしまえば、いなくなる。
そうすれば、取られない]

(608) 2014/11/21(Fri) 03時頃

【人】 営利政府 トレイル

[トレイルは気付かずに、階段の先を指差す。
食事をして
静かになったら、

そうしたら]

(616) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

トレイルは、ノックスの問いかけに、瞳を細めて頷いた。昏い悦びを帯びた微笑みを浮かべて。

2014/11/21(Fri) 03時半頃


【人】 営利政府 トレイル

[食べられたい。
自分だけに向けられる音を浴びながら。
でも、醜い姿は晒したくない。
あんな汚いモノになるくらいなら
食べられなくても構わない。
望み、絶望する繰り返しの日々だとしても
二人がいればまだ、生きていられる。

トレイルには
本当の意味での衝動はまだ
訪れていないのかもしれなかった。

ノックスが、ニコラが
ラルフを食べたとしても、そこには意味を感じない。
その先に待つのが、三人での平穏な日常であるなら]

(620) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[親しくなったから、欲しくて食べるのでなく
親しいものの願いを叶えるために食べるのなら

僅かに混じった情など
些末な事]

(621) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[一段、上って
振り返って
ノックスの笑みに、瞬きを二度。

これは可愛いのか。
怒らないのか。

相変わらず、哀れで酔狂なこの大事な家族は
二人を甘やかす事に関して際限がない]

(624) 2014/11/21(Fri) 04時頃

【人】 営利政府 トレイル

[行こう、ノックス、ニコラ

トレイルは、まるでピクニックにでも誘うように
わくわくした様子で誘う。
>>627同じ仕草を、二人へと返して。

望みは
叶わない
希望は
絶望に

繰り返してきたトレイルにとって
初めての成就となったなら――――**]

(628) 2014/11/21(Fri) 04時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 04時半頃


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