人狼議事


184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling

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【人】 墓守 ヨーランダ

[ドナルドの微笑みは何も変わらず優しかった。>>70
だから、疲れのにじむ顔を目の前にして、彼女は何も言えない。
けれど実際、少しは体調も良くなったのかもしれない、と考える。――飢えが満たされたから。]

 ………そう、 …ですか……

[視線をハーブティーに落とす。
茶に浮かぶカモミールの花は、ゆらゆらと浮いて、沈んでを繰り返している。まるで自分の気持ちのようだと彼女は思った。]

(77) 2014/07/12(Sat) 11時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[生きるために喰らうことの、何が罪なのか?

掃除夫の言葉>>3:169を聞いても、それが彼女にはどうしても分からなかった。

人間だって家畜を喰らう。
獣が獲物を喰らうことの、何が罪なのか。
誰がなんのために罪を規定するのか。
誰が罰を与え、誰が赦すのか。

彼女は、納得できる明確な理由が欲しかった。
けれど、そう―――花売りだって言っていた。


『 …理由って、必要なんでしょうか』>>31]

(78) 2014/07/12(Sat) 11時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[ふと、真っ直ぐな視線>>7を感じて顔を上げた。
右目だけの真っ直ぐな視線が、彼女を見ている。
そうして伝えられた言葉に、彼女は悟った。


―――嗚呼。

理由は、ここにあったのか。]

(79) 2014/07/12(Sat) 11時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[嬉しい。そして、悲しい。両方の感情が入り混じって押し寄せて、ぼろぼろと涙が流れ落ちる。
涙を流しながら彼女は微笑んでいた。――決して、視線は外さずに]

 兄様………
 私、…もう、子供ではありません……

[金魚の糞の坊主だと誹られた子供時代とはもう違う。
見た目も、中身も、何もかも。
ただひとつ変わらないものがあるとすれば、その気持一つだけ。]

 だから、私も…… ………いつでも、
 ドナルド兄様の、味方、…です

[涙を拭うハンカチは花売りに渡してしまったことに気づいて、ストールの裾でごしごしと目を拭った。
彼女はひそかに決意を固める。
人からは狂い人と誹られよう、それでも何も構いやしない。
元より似たようなものだった。]

(80) 2014/07/12(Sat) 11時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[彼女の全てはきっと、生まれたその時から狂っていた。**]

(81) 2014/07/12(Sat) 11時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 11時半頃


[高い建物の上で腰を下ろし、ここから広がる景色を見下ろす。

今日は誰が、あの化け物に食べられてしまうのだろうか?
私で終わるのであれば、いいのだが。

ゆらり、ゆらりと足揺らして、白いフードを被ったペラジーは町の様子を眺めている。**]


私は……死んでしまったのか?

[ぐぐぐっ……と力を込めて首をもとの位置に戻す。
はひっ、と一呼吸ついて辺りを見回す。
なんか見慣れた風景の気がするが、視点が違うからか
どこか見知らぬ風景のようにも見える。]

……かね。私の金は…………。

[ぱたぱたと衣服をまさぐるが。
金は彼岸までは持っていけないのが世の常である。]


『……かね。私の金は…………。』
[そんな声が耳にする。
どこからだろう?
きょろきょろ、私は見えるのかな?]

おじさん、何か探し物?
[聞こえてきたヨアヒムの言葉にそう答えて、彼の姿を見つけることは出来ただろうか?
男の声だったから、おじさんって言っちゃたけれど。]


メモを貼った。


【人】 墓守 ヨーランダ

[口にしてから少しだけ不安になった。
ドナルドにとって自分の存在が迷惑にはならないか、と。
けれど彼は嬉しそうに笑った>>92から、つい、彼女も幸せそうに微笑んだのだ。

幸せな時間を断ち切ったのは、ドナルドに声をかけた黒服。]

(100) 2014/07/12(Sat) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[黒服が街を歩いているのは、カジノのオーナーが殺されたからと聞いた。そんなことに彼は関わっているのかと、驚きに目を瞬かせる。
焦っている様子のドナルドを、心配げに見つめる。]

 ………はい、…また。

 お気をつけて… ごきげんよう

[それでも、彼女は少しだけ微笑んでドナルド>>93を見送る。
ただその身の無事だけを祈りながら。]

(101) 2014/07/12(Sat) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 居住区・フェンス側の裏通り ―

[黒服たちが姿を隠しもせず歩きまわり、自警団がそこかしこで目を見張らせている。街はいつもとは違う、不穏な空気に包まれて。
墓地へと続く道を彼女は足早に歩く。自らの静謐な場所へと帰るべく。
けれど、ある街角で、彼女はその足をふと止めた]

 ………大丈夫、 …です

 私は… 分かって、います、 …から
 何が、あろうとも、

 …………。

[目を伏せて小さく囁く。
そうして再び、歩き出した。]

(102) 2014/07/12(Sat) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 墓地 ―

[白い百合の花束を持って帰宅した彼女を、墓堀の書き置きが待っていた。
曰く、彼女が外出している間に、新しい穴を掘った。犠牲者は客死で、この土地には家族もいない。教会とともに簡易な埋葬も済ませた ――と。

書き置きを読み終えた彼女は、一度机の上に下ろした花束を再び抱え上げて、小屋を出る。]

 ………フランシスカ…さん?

[小屋を出て間もなく、周囲を見渡している踊り子の姿が見えた。>>90 そこで彼女は、あの路地で殺されたのがペラジーであったことを知る。
目を伏せて。震える息で溜息を吐き。]

 お墓は、…こちら、です

[静かな声でフランシスカを案内する。]

(103) 2014/07/12(Sat) 19時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[フランシスカを案内した先には、土の色の違う区画が三つ並んでいた。
真ん中だけはまだ穴が空いたままで、そこに眠るものの到着を待っている。そして穴をはさんで二つの区画は、まだ墓石も無い、ただ土を埋めただけの簡素なものだ。
彼女はその両方に、白い百合を一輪ずつ置いた]

 ―――安らかに眠り給え。

[静かに祈り、黙祷を捧げた。**]

(105) 2014/07/12(Sat) 19時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 19時半頃


ん。
[ヨアヒムとお話はできたのだろうか?

ふと、フェンスの向こうが騒がしい。
いけるかな?いけるよね?
白いフードの先をひょこりと揺らして移動。
誰も目に止まらないのはいいけれど。

なんだかちょっと寂しい。

様子見にいけば、ネイサンとヘクター
と]

ドナルド…。

[ 怒気を孕んだ声にびりびりする。
おおう、おっさん、怒ってる。怒ってる。
ネイサンと呼ばれた男を見る。
彼は何をしたんだろう?]


【人】 墓守 ヨーランダ

― 墓地 ―
[フランシスカは、ペラジーの墓――と呼ぶにはあまりに簡素すぎるそれに対して、どんな反応をしただろう。
彼女は一歩下がって、その様子を見ていたが。]

 ………っ、

[森がざわめいた。
静謐を乱す複数人の気配に、彼女は振り返る。
自警団の制服を着た男たちが幾人か、彼女の元へとやってきた。

隊長と呼ばれた壮年の男が彼女の前に立った。
男は彼女に挨拶をし、それから一枚の白い便箋を彼女に見せ、その内容を読み上げた。>>2:176

"墓守の女性が犯人に心当たりがあると仄めかしていた"

『これは本当ですか?』と、彼女に質問する。]

(122) 2014/07/12(Sat) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[誰の筆跡かは見ただけでは分からないが、心当たりは掃除夫しかいない――もしくは、その会話を聞いていた誰かか。
墓守はそのことに少しだけ意識を向けた後、フランシスカにちらりと視線を向ける。
踊り手の様子を確かめた後、もう一度自警団に向き直って]

 私は…… 人狼、を、みました。

[掠れる声で、しかし、はっきりと口にした。]

 ここに、眠られている…サイモン氏を…殴りつけて、
 路地に引き摺り込んでいるところを、
 …ここにいる、彼女と一緒に、みました

 刺青をした……この街の者ではない、男……
 名乗った名前は、ヘクター。 …と。
 

(125) 2014/07/12(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[『人狼へと変化するところでも見たのか?』

眉を顰めながら、隊長は彼女へと問いかけた。当然の問いだ。殴りつけているところを見ただけで、人狼などと語るのは狂気の沙汰。
その問に、墓守は首を振って、]

 いいえ…… けれど、
 …………死者の声が、私に教えてくれた、の…です

[後ろに下がっていた若い自警団員の一人が、隊長の元へと歩み寄る。
この女は…と囁く声が聞こえた。
怪訝そうな隊長の眼差し。若い自警団員の蔑む眼差し。視線に語られて、彼女は、震える手をポケットへと入れた]

 それと、 …私の身元は―――。

[ポケットから取り出した銀の懐中時計。
そこには、この街の高名な貴族家の紋章が刻まれている。]

(126) 2014/07/12(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[紋章の示すところの意味を察した、自警団員たちの顔色が変わる。
墓守へと就けられた時叔父から渡されたそれを、彼女は今まで誰に対しても――ドナルドにさえも、見せたことはなかった。その家に連なる者だと、自分から明かしたことは一度もなかった……今の今まで。
彼女は銀時計を隊長に差し出して、]

 どうか、…お願いいたします
 彼を………捕らえてくだ、さい
 そうすれば…… すべて、終わる、…から

[指先がかたかたと震える、けれど感情はあくまで冷静だ。
凛と立ち、覚悟を決めた眼差しでじっと見据える。]

 一度だけで構いません、
 私を、信じていただけません、か……?
 

(127) 2014/07/12(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[自警団が墓守の言を信じたかどうかは分からない。兎も角、詳しい話をするために、彼女は連行されることとなった。
静かに付き従おうとして――一度だけ、フランシスカを振り返る。]

 ご迷惑を、 …おかけします
 あなたも、気を、…つけて

[もう二度と会うことはないかもしれない。
そんなことを考えながら、踊り手に向けて深く一礼した。]

 どうか、あなたの……無事を、祈っています……

[自警団とともに森を抜け、墓地を出る*]

(128) 2014/07/12(Sat) 21時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 21時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

― フェンスのこちら側 ―

[フェンスに沿って、居住区を自警団の本部に向かって歩いていると、「あちら側」から男たちのやり合う声がした。
通行人は顔をしかめ足早に歩く。自警団たちも無視する。
それが、この街の裏の日常。――しかし、

『ヘクター。てめえ』>>129

耳に入った大声に、自警団員たちは顔を見合わせた。
一方、墓守は――]

 ………に。

 兄様……っ!

[驚きに目を見開き。
居ても立っても居られず、走り出す。]

(130) 2014/07/12(Sat) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― →「あちら側」へ ―

[自警団員たちと共に駆けて来た女を、こちら側とあちら側の間を守る門番は驚きの顔で見た。
門番に対し何の説明もせず、墓守はあちら側へと走り抜ける。
その後を追う自警団員は隊長ただ一人だ。
自警団員といっても所詮「こちら側」で育った者達。「あちら側」への抵抗が、踏み込むことをためらわせて。]

 ………っ!

[彼女は泥だらけの道を踏みしめて、あばら屋の合間を抜ける。
長いスカートの裾が泥はねで汚れても構わない。
駆けて、向かう。3人の男たちがやり合うその場所へと。]

(131) 2014/07/12(Sat) 22時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 22時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[駆けつけた先。3人を視界に入れ、墓守は荒れた息を整える。
墓守の後ろでは騒がしい声が上がっている。乱闘騒ぎに群がる野次馬たち、興奮した彼らに自警団の制服着た隊長は良い餌だ。押し寄せてくる彼らの対処に追われ、隊長はこちら側に干渉することができない。

彼女は、場の状況を把握するため、ぐるりと見渡して]

 あな、…た、は……

[ひときわ荒れた格好の男と目が合った。>>135

―――誰?と問いかけはしなかった。
どこかで、会ったことがある気がして。]

(136) 2014/07/12(Sat) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[決して聞き違えないその声に、彼女は名を呼ばれ振り向く。]

 ………兄様、 …ごめんなさい

[謝りながらも彼女は透明な笑みを浮かべていた。
視線を絡み合わせるのは一瞬。高笑いを浮かべる、彼女の「敵」へと振り返って。

ストールが肩から舞って、一面に広がる。
鉄棒を振り上げる男の前に。>>140
ドナルドへと凶器を振り落とす男の前に、立ちはだかった。]

(142) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[放り投げたストールが、
ドナルドの姿をヘクターから覆い隠すだろう。]

(144) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[―――――――ゴン!!!]

(145) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 
 ………あっ、  …く!!

[鈍い音とともに響く女の悲鳴。
銀髪が揺れ、身体が地へと崩れ落ちる。]

(146) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[泥だらけの地に伏して、動けないまま、身体を痙攣させている。]

 ………にい、  …さま……っ、

[視界がゆがむ。
獣の声は聞こえども、姿は、見えない]

(155) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[彼女の喉笛がひぅ、と音を立てる。
寒い。寒い。もはや――声は、出ない。
視界が暗くなる。命の灯火消えかけた身体が、外界を認識することをやめようとしている。
なのに、声だけははっきりと彼女の耳に届き続けていた]

 ………ぃ、……ぇ、

[届かない言葉。]

(167) 2014/07/13(Sun) 00時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2014/07/13(Sun) 00時半頃


[それを騒動で片づけられるのだろうか。
ただ、人から狼に変わるのはまさに]

 人狼…。

[ぽつりとそう呟いた。]


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