人狼議事


1 とある結社の手記:6

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視点:


─回想・集会場の自室にて─

………お迎えかい。
思ったより信用なかったみたいやね。
村人の面々はどうも余所者から排除したがるらしいのはようわかった。

別に抵抗なんざせんわ。案内してくれんか?

[調合途中だった薬品類はそのままに、心底うんざりした顔をしながらも立ち上がる。]


─結社員宿舎裏手、処刑場─

別に残す言葉もなけりゃ残すモンもないわ。
さっさとしたってくれ。

[何処までもふてぶてしい態度で椅子に座り眠そうに大欠伸をする。]

ま、処刑方法に関しての要望ならある。
クスリで殺られるのは勘弁や。ブラックジョークにもほどがあるしな。

[それっきり。処刑が終わるまで一言も口を開くことはなかった。**]


【人】 本屋 ベネット

─広間:昨夜回想─

[カルヴィンの部屋の前へと本を届けに行った後、>>3:566
様子が気になって広間へと立ち寄る。

幾人かの影。──結社員だ。
紙は人影に紛れて、詳しくは見えない。
だが囁かれるサイラスの名に、顔色は夜目にも青ざめた。]

(2) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

─自室:早朝─

[ごろりと寝返りを打つ。
夜に聞いた、あの名。
自らが投票用紙に書き入れた、あの名が脳裏を離れない。]

───…。

[じっと手を見る。
この手は、紙切れで人を殺した、手だ。]

(3) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

ヤニク、サイラス…。
人狼でも、一緒だ……。

[謝らない。
そう決めていても、僅かに声が震えた。

目を両手で覆う。
どれほどの時間、そうしていただろう。
そっと、ベッドを抜け出した。]

(4) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット


…さすがにまだ、寝てるかな。


[呟きながらも、目指したのは友人の部屋。
どちらへと向かうか少し考えて、フィリップの部屋へと足を向ける。
昨夜のことも気掛かりだった。]

(5) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

─フィリップ自室前:早朝─

[部屋の前。
冷えた廊下の床が、ぎしりと軋む。
何の変哲もないはずなのに、どこか──酷く、冷たい。]

………?

[──コンコン。

ノックの音に、返事がない。
寝ているのだろうかと思っても、酷く静かだ。
アーチの羽ばたきすらも、聞こえない。]

フィリップ…?
寝てるか?おい、俺…ベネットだ。

おい…?

(6) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

本屋 ベネットは、部屋のドアノブに手をかけ──

2010/02/25(Thu) 08時半頃


【人】 本屋 ベネット

[かちゃり。


ドアノブに手を掛けると、ドアは予想に反して、きい。と軽く開いた。
鍵が、開いてる──…?]

おい、どう…

(7) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット


………ッ!

[ほの暗い部屋を冷たい風が吹きぬける。
窓が開いてる。>>3:104
いつも傍らにあるはずの、極彩色が見当たらない。

そして──…]

フィリ……




  [認めたくない、濃密な血の匂い。]

(8) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ぴちゃり。
足元に湿った音が響く。

そして、そこに横たわるのは──、]


フィリップ…!?おい、ど、う……

(9) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

[サイモンの時のような吐き気は覚えない。

そうではない。
そうではなく、ただ夢中に手を伸ばす。
両の手を血が濡らしていく。
抱え上げたのは、最早いのちを失った友人の──骸。]

う…ぁ……

フィリ、ップ…フィリップ、おい、フィリップ!!!!


う……

(10) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

うわああああああああああっ!!!!!



[悲鳴のような叫びは、廊下へと響くか。

他の誰かが駆けつけたとき。
血溜りの中で、呆然として友の亡骸を抱え続ける青年の姿があっただろう**]

(11) 2010/02/25(Thu) 08時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 08時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 13時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 15時頃


【人】 本屋 ベネット

─フィリップの部屋─

[濃厚な血の匂いが、感覚の全てを麻痺させるようだ。
友の亡骸を抱え、自らの叫びは耳に届いてはいなかった。

ただ顔を、最早なにも言わない、笑わない、泣かない友の顔を
見つめて──、]


………ッ!!!

[物音。いや、悲鳴だ。>>21
いつの間にか傍らに来ていたキャサリンに、深緑の瞳を大きく見開く。
キャサリン、と呼んだ名は声にはならなかった。]

(27) 2010/02/25(Thu) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

[伸ばされる、指先。
ほそい指先がフィリップの髪を触るように、つと伸ばされる。>>21

あ……。

[上手く言葉が出ない。
泣き崩れる彼女へと手を伸ばそうとして、自らの赤く濡れた手が視界に入った。
いまや友を抱え込んだ服も、手も、──赤い、赤い。]

(33) 2010/02/25(Thu) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

ドナ、ルド…。

[いくつかの足音がする。
やって来たのは、隻眼の友人。>>24

怒りを込めた拳が、どん!と壁を揺さぶる音が、ひどくリアルに響いた。]


──…ああ。頼む。

[彼女を巡る友人達の想い。
気付かなかったわけではない。

けれど今は彼女をドナルドに託し、自らは腕の中の
もう一人の友へと視線を落とした。]

フィリップ…。

[名を呼ぶ声は、暗い。]

(35) 2010/02/25(Thu) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

あ…、ああ。
ああ……、そう、だな。

[少しの間。

いや、随分な時間だったのだろうか。分からない。
ピッパから声をかけられ、ハッと腕の中の友人を見遣る。>>34
彼女の頬を伝う涙までは気付けず、友を抱えあげた。

──こんなものだったろうか。]

(36) 2010/02/25(Thu) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット


お前、さ…。


……………、くそっ。
ばか。…ばっかやろ。

[勝手な非難を口に、遺骸をベッドへと横たわらせる。
ふわりと白い布をかければ、無残な姿は覆い隠された。

あとは、血に濡れた床と──同じく、赤く染まった男が一人。]

(37) 2010/02/25(Thu) 15時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 16時頃


【人】 本屋 ベネット

…っ、メアリー…マーゴ。

[彼女たちに見せたい光景ではない。
決して、見せたい光景ではなかった。

けれど無残な光景は隠しようもなく、どうにか遺骸を白く覆っても
部屋を満たす赤は変わらない。]


…………。こういう、ことだ。

[酷く疲れたような声だった。
彼女たちの涙を見て、自らは涙を流していなかったことに気付く。
いつものように前髪へと手をやりかけ、血に濡れている手に気付いて息を落とした。]

(42) 2010/02/25(Thu) 16時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 16時頃


【人】 本屋 ベネット

──…メアリー。

[ピッパが歩み寄る様子に、ベッドの傍らから身体を避け>>40
涙を落とす妹へと歩み寄る。
今はいつものように、触れてやることも出来ないけれど。>>39


…ドナルド。

[そうして、入り口へと戻ってきた友へと声を掛けた。>>43

(46) 2010/02/25(Thu) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

あいつら。

あいつらと、あと……あとでいい。
フィリップの、こと。
きちんとしてやらないと、いけないから…。

[手伝ってくれ、と言葉を告げた。
放っておけば結社員がやるのかも知れない。
けれども、任せる気にはなれなかった。]


俺、こいつを流して来ないと。
…このままじゃ、酷いだろ?

[少しだけ笑う。笑みに似た表情が浮かぶものだと、遠く思う。
そうして、自分と同じく涙を見せていない友の瞳を見つめた。]

(49) 2010/02/25(Thu) 16時頃

【人】 本屋 ベネット


……あいつらのこと、頼む。


[妹と、涙を流す彼らのことを。
いまや頼める友は、一人だけだった。

もう一度告げて、自室へと向かう。
血を、洗い流さなくてはいけない。そう思った。]

(50) 2010/02/25(Thu) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

[部屋を出る直前、ピッパと妹からかけられた声には短く頷く。>>51>>52
ドナルドに後を託し、自室へと向かった。]

………。

[手についた血は、乾きつつある。
ごし。と無造作に服で拭って、機械的な動きで着替えを整える。
そうして、シャワー室へと向かったのだが、]

(54) 2010/02/25(Thu) 16時半頃

【人】 本屋 ベネット

───……ッ!!!!

[熱いシャワーが、頭から降り注ぐ。
赤く血を含んだ湯が、排水溝へと吸い込まれていく。]


……っの…

[がつ、と強く壁を叩いた音は、水音に紛れて誰にも届くまい。

頬を水が──透明な水が、流れ落ちる。
手の甲で目元を覆う。

暫くの間そうして、水音を聞いていた。
誰もいない空間に響くのは、微かな嗚咽と水の音**]

(55) 2010/02/25(Thu) 16時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 16時半頃


メモを貼った。


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 18時半頃


【人】 本屋 ベネット

─自室─

[シャワーを浴びて、自室へと戻る。
捨てるわけにもいかず持ち帰った、血に汚れた服を、
ぐしゃりと部屋の片隅に追いやる。]

──…は。

[生乾きの髪は、くしゃと落ちていつもの形に収まる。
タオルを頭に載せ、深い息をついた。]


…行かない…と。

[ぐ、と拳を握りこむ。
あげた顔には、疲れたような怒りのような表情が浮かんでいる。
きりと口元を引き結び、そうして自室を後に広間へと向かった。]

 ─→広間─

(70) 2010/02/25(Thu) 18時半頃

【人】 本屋 ベネット

─広間─

[き、き…と微かに軋む階段を降り、広間へと向かう。
そこに集ったのは幾人か、既に結社の女の姿もあった。

虚ろな目をしたきゃサリン、それに添うようなマーゴの姿。
ソファには不安げな妹とカルヴィンの姿も目に入る。
ピッパが、困惑したように立ち尽くしているのが見えた。]

キャサリン…。

[酷く虚ろに見える表情が気にかかって、その名を呼ぶ。
視線を巡らせれば、ピッパに話しかけているローズマリーの声が耳に届いた。>>@28

──…サイラスが、人狼…?

[僅かに深緑の瞳を見開く。
疑ってはいても、その事実を耳にすると眩暈のような驚愕があった。]

(71) 2010/02/25(Thu) 19時頃

本屋 ベネットは、コルクボードへと、こつりと歩み寄る。

2010/02/25(Thu) 19時頃


【人】 本屋 ベネット

───…。


[女の指が、皺になったメモを貼り付ける。>>@30
傍に寄ると、濃く甘ったるい香りが鼻をついた。

──今は、それがありがたい。と思える。
僅かに血の匂いが紛れたような気がする。]


人狼が、…増えている?
まさか、そんな…それじゃ!

──…いつ、終わるっていうんだ…?


[感染しきるか、襲われ尽くすまで出られないのではないか。
危うく口にしかけた言葉を飲み込んで、恐ろしい想像の前に立ち尽くした**]

(73) 2010/02/25(Thu) 19時頃

本屋 ベネットは、病人 キャサリンへと気遣わしげな視線を一度ちらりと向けた**

2010/02/25(Thu) 19時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 19時頃


―回想・キャサリンの部屋―

[一緒に生きよう。その問いかけに、心が痛んだ。]

…ああ、そうだな。

[共に生きる事は無いと諦めていた――思い込んでいた。それがキャサリンを苦しめて居たのだとしたら…。]

ここから出たら、話し合おう…共に生きる為にな。。

[この問いかけに、彼女はどう答えただろうか。暫く抱き合っていると、少しだけ彼女の鼓動が速くなったように感じた。]

はい、今日はここまでだ。

[共に生きると決めたのだから、無理だけはさせたくない――自分の要求を押し付けるように、彼女の膝の後に手を通し、軽い体を抱え上げた。]

そしたら、また明日、な?



[ベッドに寝かせる。マーゴに叩かれた頬を撫でられた。その問いには。]

…痛かったさ。マーゴ、本気で殴りやがった。…明日にでも謝っておかないとな。

[今更ながら、マーゴも傷つけた事実を思い出した。]

あいつらにも謝らないとな。…はは、明日は謝罪行脚だ。

[今日、俺が処刑されなければの話だが――そう考えたが、キャサリンの手前言えなかった。]

…おやすみ。

[そう言ってこちらも頬を撫で、部屋を出た。]


―回想・一階廊下―

さてと…。

[ばたんと音を立てて扉を閉める。]

出しに行くか。

[出すタイミングの見つからなかった投票用紙は、ポケットの中に。書かれた名前は――]

サイラスさん、悪い。あんたの事疑ってるみたいだ。

[今日、彼が処刑される事は無いだろう。そう感じてはいたが、彼以外に疑わしいと思えた者は居なかった。]

――今日が俺の番でも、あいつが。

[ドナルドが、ベネットが…そして、ラルフがその芽を拾ってくれる。そう願いながら広間へと入り、投票を済ませた。]


【人】 本屋 ベネット

[揺れる黒檀がゆるゆると上がって、視線が交わる。>>74
互いの瞳の中に見つけるのは、怯え、驚愕、焦り──痛み。

震える彼女が、友が──友たちが、ずっと大切に想ってきた
彼女の言葉に、深緑の瞳を細めた。]


──サイラスが、人狼。

[確かめるように、その言葉を口にする。>>75
僅かな時間、瞑目した。]

(76) 2010/02/25(Thu) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

──…ローズマリー・ペル。

[可能性をみっつ並べる結社の女に呼びかける。
じっと、静かに視線を向けた。]


ひとつめの、可能性は──あるのか?

…俺たちは、サイモンの話を前提としてここにいるはずだ。
あの男が間違えたなら、すべては…崩れる。
数と、占い師同士の反発の話。

──あんたたち結社の話は、どこまで信用が置ける?

[深緑が、真直ぐに灰味がかった青碧の瞳へと向けられる。
のこり二つの可能性には、黙って短く息をついた。]

(77) 2010/02/25(Thu) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

………。

[事実。

そう告げる女の言葉を、肯定も否定もしない。>>@34
突き放すような物言いにも、反発ではなく沈黙が返った。]


因子もち、か…。

[小さな声に、僅かに驚いたように眉が上がる。>>@36
だが感情を見せたのはそれだけ、真実だろう言葉には小さく頷きを返した。

感謝を告げるでもなく、ちらりと辺りへ視線を向ける。
そうして、手早く女へと小声で告げた。]

(78) 2010/02/25(Thu) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

…午後に、フィリップの遺体を引取りに来てやって欲しい。
村に帰して、弔ってやってくれ。

あと…。
もしも、村にあいつの鳥がいたら、保護するように村の人間に伝えて欲しい。

──頼む。

[簡素で大切な、頼み。
肯定が返ったなら、それには短く礼を述べただろう。

女の返事を目で確認する。
やがて、そのままソファの方へと足を向けた**]

(79) 2010/02/25(Thu) 20時半頃

―廊下→キャサリンの部屋―

[自室へと戻る途中、ふと何か予感めいたことが心にわき上がった。]

…いや、ちょっと待て。

[今日、伝えなければならない。そんな予感に囚われて、キャサリンの部屋に向かう。]

…鍵は。

[この扉を閉じたのは自分で、鍵をかけた覚えは無い。扉は当たり前の様に開き、暗がりに滑り込んだ。]

はは、何を言いたいんだか。

[小声で呟いたのは、キャサリンを起こさない為。かすかに聞こえる呼吸音は規則正しい。]

…キャサリン。

[部屋の鍵は、内側からなら閉められる。それに気付けただけでも、ここに来た甲斐はあった。]


――愛していた。ずっと。

[既に眠りに落ちた彼女には届かない言葉だろう。それでも目的を果たし、自室へと戻るために扉を開けた。]

――さよなら。

[閉める際、何の疑問もなくその言葉を呟いた。二、三度ノブを回して鍵がかかっている事を確かめ、自室へと向かった。――不吉な予感を感じながら。]

―回想・了―


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 20時半頃


………上出来だ。

[さて、その言葉は誰に向けられたものなのか。]


さて。
結社の連中はどの可能性を重くみているのやら。

[広間の壁にもたれかかるような格好で、話を聞く。]

まあサイモンが数を間違えたなんて本気にしちゃいないだろう、が。


…どうでもいいが、ヤニクは何故呼び捨てなんだろうな。
なんかしたか?あいつ。

[不思議そうに首を捻っている。**]


―自室・現在―

う…。

[目を覚ます。いつもより高く感じる天井に疑問を覚えて起き上がった。]

…床?

[昨夜、自室に帰った後。自分は一体何をしていたのか?疑問が一瞬だけ浮き上がり、そして弾けた。]

――ッ!

[部屋を見渡すと、ベッドの上に、鏡越しでしか見られない筈の男の顔があった。目を閉じ、嘆息する。――昨日の予感というのは、こういうことだったのか、と。]

悪い、キャサリン…済まない。みんな、悪かった。

[致命傷に至った一撃よりも鋭い痛みが胸を苛む。]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

─…ウェーズリー。

それは、メアリーかカルヴィンを疑うということか?

[近くに寄ってきた郵便屋に振り返って問い掛ける。>>90
くっと、自嘲めいた笑みが口の端に浮かんだ。]


…ピッパの言う通りだ。
今まで人と言われた者、も──…。

[言いかけて、苦い表情を浮かべる。
自分が彼の判定を受けたのは、──あの後の、話だ。]


”占い師”が、人狼になる、なんて…かのう……


[茶番だ。
言いかけて、口元に手を当てる。八つ当たりだろう。]

(95) 2010/02/25(Thu) 22時頃

【人】 本屋 ベネット



───悪い。

[そう、短く謝罪した。]

(96) 2010/02/25(Thu) 22時頃

【人】 本屋 ベネット


───ッ

人狼が、生き延びるために嘘をつかなかったのかも知れない。
単純に、人間を人間を判定し続けただけじゃないのか。

────…。ヤニクが。
あいつが、サイラスを信用するのかと俺に言ったことがある。
信用することでメアリーを、追い込むかも知れないと。

…あれは、こんな時のことを言ったんじゃないのか。
サイラスが人狼であると露見したことで、こんなにも──…


[一気に言葉を継いで、ウェーズリーを睨みつける。>>97
自然と表情が険しくなるのを、抑えることは出来なかった。]


……ああ。何が言いたい。

(101) 2010/02/25(Thu) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット


………、くそ。

[もうひとつの可能性。
真の占い師であるサイラスが、人狼に『変化』したのだとしたら──?

そんな可能性まで考えたくなっている己を自嘲する。
既に、そんな可能性は──昨日の投票で、捨てたというのに。]



……疑心暗鬼、か。

[そうして、少年と連れ立って立ち去る男の後姿を見送った。>>99

(104) 2010/02/25(Thu) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

うん…?

[少し低い位置から名を呼ばれ、視線を下げる>>105
僅かに疑問の色を浮かべ、首を傾いだ。]


話か?

[移動したいのだろうと、マーゴへ声をかける様子を見て思う。
問うように、車椅子の後ろへと手を掛けた。]

(106) 2010/02/25(Thu) 22時半頃

―自室―

…それにしても。

[部屋を見渡す。]

死んだら何も無いと思っていたんだが…。

[それが、自分の生死観だったことを思い出した。――しかし、このように物を見、思考をすることが出来る。]

魂や死後の世界なんざ信じていなかったんだけどなあ。


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 22時半頃


[敬虔な信徒が聞いたなら何と思うだろうか?感覚を一つ一つ確かめていく。鉄格子の外は雪化粧。時計の針の音。――鉄錆の匂い。]

目は…見えてる。耳も…大丈夫。

[顔をしかめる。自分のものとはいえ、血の匂いなど嗅いで楽しいものではない。嗅覚を意識の外へと追いやり、手を握り、開く。それから足踏みをした。]

わからんもんだなあ。

[率直な感想を口に出し、ドアノブを握る――否、握ろうとした。]

うおっと!?

[手はドアノブをすり抜け、驚いて手を引き戻した。]

…参った。掴めないのか。


[暫く指で確かめた後、ドアに頭突きした――痛みはない。視界には無人の廊下。]

外にゃ出られるみたいだが…。

[無意識のうちに広間へと向かおうとしている自分に気付いた。]

…止めだ、止め。

[ベッドに寝かされた自分の死体を見る。床に倒れた筈だった――つまり、誰かが自分をベッドに動かしたという事で、皆既に自分の死を知っているのだろう。当然――。]

…キャサリン。

[彼女がこれを目にしなかった事を願うしかないが、それでも事実は伝わっているはずだ。その上彼女の眼は霊を映す。という事は――。]

…見られる訳にはいかないか。

[今姿を見せても悲しませるだけだ。そう結論付け、部屋へと戻る。そのまま椅子に腰掛けて項垂れた。]


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 22時半頃


【人】 本屋 ベネット

─廊下─

[き、と音を立てて車椅子が止まる。
細い声が問い掛ける。>>110

見えない表情。
その内容は、あまりに──重い。]


───…。
キャサリンはどうしたいんだ?

[逆に返したのは、同じ問い。]

(111) 2010/02/25(Thu) 22時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 22時半頃


【人】 本屋 ベネット

[返る言葉に、は。と短く息をついた。>>113


……俺、さ。
まだ、人狼を…ヤニクやサイラスを、憎い。と思えないんだ。
凄く、悔しいよ。凄く、悔しいさ。でも……。

あいつらの中に、いる。
それをさ、憎くて憎くて引き裂きたい。とは──多分、思えない。
フィリップの奴も、多分そうだろ。

あの馬鹿、そうでもなければあんなメモ考え付きやしない。

[ふと思い出すのは、昨夜のメモ。
車椅子の押し手に手を掛けたまま、苦笑が零れた。]

(119) 2010/02/25(Thu) 23時頃

【人】 本屋 ベネット


──人狼は、排除…する。

けど、なるべく苦しめたくはない。
憎しみで処刑は、したくは、ないんだ。

[甘いと言われるだろうか。
それでも、と言って僅かに苦く笑った。**]

(120) 2010/02/25(Thu) 23時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 23時頃


メモを貼った。


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 00時半頃


【人】 本屋 ベネット

─廊下:回想─

───…、誰であれ?

[静かに問い返す。>>128

車椅子の柄を掴む手に、力が篭る。
白く、指先が白くなった。

その手を、強く。
思いを込めた繊手が、強く掴む。
激しく揺れる黒檀を、沈痛な深緑が見返していた。]

(172) 2010/02/26(Fri) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

………。

[残る人間は、あと幾人であったか。
目前の彼女は違う。郵便屋も違うだろう。

そして、残る人数は。
──あまりに少なく、そして……]

…キャサリン。

[メアリー、マーゴ、ドナルド。
それに年下の少年が二人に、ピッパ。

息が、詰まるような気がした。]

(173) 2010/02/26(Fri) 01時頃

【人】 本屋 ベネット


───…誰でも、か…。

[それでも、命を失った友の顔が脳裏を離れない。
ぐっと、眉間に皺が刻まれた。




──彼女は、一体誰を疑い、誰を憎めるのだろう。]

(174) 2010/02/26(Fri) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

ああ。あいつ……馬鹿だろ?
底抜けに馬鹿だろ?

こんな目にあっても、それでも。

[なんと伝えたら良いのだろう。
友が望んだのは、彼女の復讐では決してあるまい。

恐らくは、ただ。
幸せだけを、ただ願っていたのだろう。]

(176) 2010/02/26(Fri) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

───…ああ、分かった。
約束する。

お前の、この手は汚させない。
俺は─…。

[そうして、力の抜けた彼女の手を握り返す。>>131
せめて気持ちが伝わればいい。
虚ろな哀しみに揺れる黒檀を、思いを込めて見つめた。]

(177) 2010/02/26(Fri) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

せめて、お前を守る。

キャサリン、生きてくれ。
必ず、生きて─…ここを出て。

[幸せに、とは声に出来ずに詰まるように口を閉ざす。
フィリップは、どんな思いで逝ったのだろう。

唇が震えて、声にならない。
これ以上喋ったら、見せたくないものまで晒してしまいそうだった。

ドナルドの足音に気付き、漸く、…は。と息をする。]

(178) 2010/02/26(Fri) 01時頃

【人】 本屋 ベネット



……ドナルド。

[呻くような呟き。
友の肩を、とんと叩いた。>>145

(179) 2010/02/26(Fri) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

ん…、ああ。気をつけて。
何かあったら、呼べよ。

すぐ行く。

[以前、妹に約束した言葉。
同じ言葉をキャサリンに告げ、案ずるように車椅子を見送って広間へと踵を返した。>>148


  ─回想:了─

(180) 2010/02/26(Fri) 01時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 01時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 01時頃


は。
随分思われているみたいだなぁ、フィリップ。

[にやにやと笑う。チェシャ猫の如き笑み。]

それでいてキャサリンにはお前の魂、他のと見分けが付かないんだとさぁ!
とんだお笑い種だ。ははっ。


【人】 本屋 ベネット

─広間─

[広間に戻れば、幾人かが不安げな顔を見せている。
いない人間を目で数えながら、それと自覚すると
自己嫌悪で眉根が寄った。

ソファへと足を向けたのだが、]

あー…、

[ソファには波打つ黒髪。>>185
妹の姿も、まだ近くにはあっただろうか。

車椅子を寄せるキャサリンと目があい、困ったような表情を浮かべた。>>188

がし、と髪を掻き混ぜる。]

(193) 2010/02/26(Fri) 01時半頃

仲良しこよしの村人サン。
今宵は誰を吊り上げるのかなァ?

[広間の周りをぐるぐる歩き回って面々の顔を覗きこみながら、哂う。]


本屋 ベネットは、小悪党 ドナルドがピッパもろとも倒れるのに呆れたような顔を向けた。

2010/02/26(Fri) 01時半頃


【人】 本屋 ベネット


……何やってるんだ、お前ら。

[呆れた風で、手出しもしない。>>194

(198) 2010/02/26(Fri) 01時半頃

本屋 ベネットは、病人 キャサリンの言葉に、小さく「え……っ」と呟いた。

2010/02/26(Fri) 01時半頃


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

見え…?いや、そんなことは。

[僅かにうろたえて、車椅子を見下ろす。
くすくすと娘らしい笑い声に、困ったように息をついた。>>197

……大丈夫か?

[膝を抱えて丸くなったマーゴに、そう声をかける。]

(200) 2010/02/26(Fri) 01時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 01時半頃


……………面白くない。

[広間の様子を見ながら、大変不機嫌そうな顔で呟いた。**]


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

[ふ、と笑う。

他愛もない会話だ。>>197>>202
けれど、それぞれが必死に恐ろしさから逃げているようにも思える。
フィリップが、アーチがいれば更に賑やかであったことだろう。
抑えた溜息が、ひとつ漏れる。]

……な。
おい、こら!メアリー!!

[脇腹をつつかれ、悪戯っぽい笑みを向けて妹がさっさと
ソファから立ち上がる。>>201
それへとひそひそと抗議を送り、やれやれと額に手を当てた。

ちらりと、傍らのマーゴを見遣る。]

(207) 2010/02/26(Fri) 01時半頃

本屋 ベネットは、けほっと咽た。

2010/02/26(Fri) 01時半頃


―回想・自室―

[開け放たれた窓からの風で、部屋は氷の様に冷たい――どれだけの時間が経ったのだろうか。扉の軋む音と共に空気が動き、暖かい空気が混ざる。]

誰だ…?

[足音はなかった。――それができるのは、一人しか居ない。]

…キャサリン。

[ゆっくりと部屋に入ってくるキャサリンの表情を見る勇気はなく、ハンドリムを繰る彼女の手を見た。それは自分のそばを通過し、真っ直ぐ、壊れた体の方へと向かって行く。]

…っ。

[彼女が自分を呼ぶ声。罪悪感が膨らみ、やりきれなくなる。]

…ごめんな、ごめん。


【人】 本屋 ベネット

え……!?
い、や。見えてない。見えてない。

[目を見開いて、首を振る。
そもそも、そんな心境にもなかったのだ。

向けられた問いに、ぽかんと口を開いてしまってから慌てて否定した。
果たしてマーゴには、どう見えることか。>>211

(215) 2010/02/26(Fri) 02時頃

[謝罪の声はきっと届かない。彼女が自分の体に触れるのを少し遠くで眺める――壊れてしまったのではないか。自分が壊してしまったのではないか。そう思わずには居られず、硬く手を握り強く歯を食いしばる。]

…。

[開け放たれた窓から自分の抜け殻とキャサリンが重なる。後悔と罪悪感から目を背けた。]

――あ。

[視界の端、舞い上がる羽と一枚の紙切れ。死を受け入れた自分が生前酷く悲しませてしまった大事な人に当てた、書置き。これを書いた自分は、今この様を想像していたのか?]

…いや。

[あの時は彼女の気持ちに感付いていたが、応えてはいけないと思っていた。だからこそ自分の気持ちをひた隠し、踏みにじり、独りで静かに消えることが正しいと信じ…彼女から逃げようと必死だった。]


俺もあいつも…手遅れだったんだ。

[自分が鳥使いの道を歩むと決めたあの時から、彼女への想いは諦めるようずっと言い聞かせてきた。だが彼女の激情と自分の熱が、それを内外から焼き尽くした。――止められなかった。愛しい人が、己の書き遺した物を胸に慟哭する様を。ならば。]

ああ、傍に居る。お前がどうなろうと…必要とされている限り…しばらくは遠くに行かない。

[彼女の心の傷が癒えるまで、ささやかな幸せに戻るその日まで、手助けは出来なくとも、せめて見守ろう。そう決意し、彼女の後に立ち、グリップを握る。]

俺はここに居るからな。

[彼女が振り返ることは無くても――気付く事はなくても、こうしていたいと心から願った。]

―回想・了―


―広間―

[キャサリンと共に広間に入る。――見えないとは分かっていても、罪悪感からか心細くなる。]

…ん?

[ただ一つ、確かに視線を感じた。そちらへと、顔を動かす。]

…サイラスさん。

[まだ、信頼する人がこの男を人狼だったと断じた事は知らない。]


【人】 本屋 ベネット

……ああ。

[視線が宙を泳ぐ。>>220
どうも情けない顔になったようで、彷徨った視線が
妹の笑顔にぶつかった。>>217

やれやれ、と更に眉が下がる。
信じる、の言葉にほっと息をついた。]

ん…、そうか。
キツいことが続いてるからさ。
最近、ずっと疲れてるみたいで…気になった。
無理してんじゃ、ないかと思ってさ。

[どうにか、言葉を探すようにぽつぽつと話す。]

(222) 2010/02/26(Fri) 02時頃

[サイラスの言葉に思うことはあった。]

気付かないなら気付かないでいいんすよ。…さくっと忘れてしまえたならこいつも楽になるでしょうし。

[村人の顔を覗き込んで回る姿を見て、きっとサイラスが偽物なんだろうと思い、コルクボードを確認する。]

…ああ、やっぱそうなのか。

[ただ、俺を殺したのはヤニクではない。サイラスでもない。ということは…。]

なあ、サイラスさん。あんた、最初から人狼だったのか?それとも人狼になったのか?

[問いかけてみた。]


[キャサリンの言葉に考え込む。]

カルヴィンとメアリー…どっちも疑いたくないな。
ただ――。

[襲われた時の事を思い出す。]

多分、子供だ。俺を殺したのは…ったく。ドナルドの言ったとおりだ。…あいつ、運が良かったんだな。

[苦笑した。]


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 02時頃


―キッチン―

[共にキッチンに入ると、視界に入ったのは酔いつぶれて寝こけるウェーズリーだった。]

ウェーズリーさん、何やってるんすか、こんな時間から。

[呆れたように声をかけるも、聞こえる筈も無い。]

ったく…。キャサリン、風邪引か無いように何か――。

[言おうとしたその時、傍らの少女は膝のストールを手に取り、酔いつぶれた男にかけた。]

…はは。

[少しだけ嬉しくなり、また寄り添う。]


…教えてやらん。
教える必要が何処にある…?

[にやりと。鮫のように笑った。**]


【人】 本屋 ベネット

あ…、ああ。ありがとう。

[微笑みに一瞬目を瞠り、思わずといった風に微笑む。>>228
緩く崩れてしまった笑みに気付いて、慌てて顔を下げた。
とん、と傍らに腰掛ける。]

…いや。
充分、マーゴは逃げずに頑張ってるだろ。
何も、なんてことはない。

俺?
俺は……。

[少し、言葉を切って苦笑を浮かべた。]

俺は無理をしてもいいんだ。
そうじゃなきゃ、……守れないだろ?

(232) 2010/02/26(Fri) 02時半頃

本屋 ベネットは、長老の孫 マーゴに少し照れたような笑みを見せた。

2010/02/26(Fri) 02時半頃


[薬を飲み終えたキャサリンが、包丁を膝の上に置く。]

料理か?

[そう思うのもつかの間、車椅子はキッチンの出口へと向かう。]

おいおい…?

[一瞬、黒い不安が湧き上りるが、頭を振って打ち消す。]


[の返答に首を振った。]

まあ、必要はないっすね。まあ、会話の取っ掛かりみたいなもんです。
でも、仮にサイラスさんが人狼になったんなら――。

[確か、あの女が言った言葉は――。思い出した。]

はは、やっぱりそれは無いっすね――いや、ほら。人狼になった途端処刑されるとか…なんだ、『人狼は狡猾だ』と言ってたあの女の言葉を忘れてましたよ。


【人】 本屋 ベネット

───…。

[重なる手。>>234
不意に、それを握り返す。

心配そうに見つめる、優しげな瞳。>>234
それをじっと見つめて、一度口を開き──もう一度。
覚悟を決めるように息を吐き出して、言葉を押し出した。]

俺が、守りたいのは─…。
メアリーと、マーゴ。お前だ。

二人だけは、何としてでも助けたいと思う。
お前たちが助かるなら……、

(236) 2010/02/26(Fri) 02時半頃

本屋 ベネットは、ああ。と息をつき──

2010/02/26(Fri) 02時半頃


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット


あと、キャサリンのことも…、な。
見ててやらないと…あいつに、怒られてしまう。

[くっと笑って脳裏に浮かべるのは、亡くなった友の姿。
細めた瞳で、傍らの娘を見つめた。]


お前たちが助けられるなら、……無理なんかじゃない。

(238) 2010/02/26(Fri) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

──ああ。

[恐らく、思いは伝わっていないのだろう。>>239
マーゴの反応に、僅かに苦笑めいた笑みが口の端に過ぎった。]

うん、わがまま…?

[先を促すように、首を傾いだ。]

(241) 2010/02/26(Fri) 03時頃

―キャサリンの部屋―

[窓の明かりで林檎を剥くキャサリンを見て、胸を撫で下ろす。]

…うまいな。

[手際に感心する。自分も一人で生きていた為、包丁は日常的に扱っていたのだが、こうはいかなかった。彼女が林檎が好物だというのを打ち明ければ。]

そうだった…いや、アーチに林檎の味を覚えさせたのはお前だった筈だぞ?

[林檎を慎ましやかに齧る音を聞きながら、窓の外を見る。]

ほら、好物はここだ…早く来ないと食っちまうぞ。

[極彩色の相棒を探した。]


【人】 本屋 ベネット

肩、を…?

[目を見開くのと、ほぼ同時。
ふわりと優しい香りがして、柔らかな黒髪が肩にさらりと流れかかる。

その暖かな感触に、ふと微笑んだ。>>242

──…ここにいるよ。

[だから、安心して休めと。
温もりに目を伏せて、口元に笑みを刻む。
久しぶりに、随分穏やかな時間が *流れていた*]

(245) 2010/02/26(Fri) 03時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 03時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 13時頃


【人】 本屋 ベネット

─広間─

─…ありがとな。

[眠るマーゴに、少し笑いかけて小さく呟く。>>242
静かな寝息、安心して凭れかかる様子が嬉しかった。
眠りを妨げないよう、独り言のように呟く。]

…俺は、キャサリンを信じる。
あれは嘘なんかじゃない。

[思い返すのは、ローズマリーの言葉。>>@33
彼女の並べた、みっつの"可能性"

──そのうちの、ひとつを否定する。]

(266) 2010/02/26(Fri) 13時頃

【人】 本屋 ベネット

サイモンは正しい、か…。

[経験による「真実」だと言い切った女の>>@39
信じろという言葉に、あの時は目を細めて沈黙を返しただけだったけど。>>@40

それを信じるなら、残る選択肢は、]

(267) 2010/02/26(Fri) 13時頃

【人】 本屋 ベネット


──…人狼が、増えている…。

[静かに、深く息をつく。
マーゴが自然と目を覚ますまで、ソファを立つつもりはない。
深い緑の瞳を和ませて、彼女を見下ろした。

我儘なものだ、と思う。
もしもメアリーやマーゴが人狼ならば、友人の敵は取れないだろう。
彼女たちが生きたい、と願うなら─…けれど。]

(268) 2010/02/26(Fri) 13時頃

【人】 本屋 ベネット



何が、幸せ。なんだろうな…?


[人狼を思う。彼らのことを、思う。

人間とは相容れない、けれど良く似た生き物のことを思う。
友を殺した存在に尚も、その正体を知るのに怯えに似た気持ちがあることを自覚していた。]

(269) 2010/02/26(Fri) 13時頃

【人】 本屋 ベネット

ん、マーゴ。
良く眠れたか?

…いや、問題ない。

[肩に凭れた彼女の眠りが深まるにつれ、するりと横に倒れこんだ
彼女を、半ば抱え込むような形になっていた。
目覚めて、少し恥らうように礼を述べる彼女へと笑って首を振る。]

(270) 2010/02/26(Fri) 13時頃

【人】 本屋 ベネット


頼ってくれて嬉しかった。
遠慮はいらない。

また、……枕が欲しくなったら言うといい。

[くつりと笑って付加えた口調は、からかう風。
はは、と笑ってソファから立ち上がる。]

悪い、ちょっと用事がある。
また後でな。

[ひらと手を振って、キッチンへと向かう。
酔い潰れたウェーズリーがいれば眉を顰め、けれどその場は
声をかけずにタオルを濡らして目的の部屋へと足を向けた。]

 ─→フィリップの部屋─

(271) 2010/02/26(Fri) 13時頃

―キャサリンの部屋―

[林檎を齧る音が静かな寝息に変わってどのくらい経ったか。]

風邪引くぞ…馬鹿。

[窓を閉めることも毛布をかけてやることもできない。苛立ち頭を掻く。]

――ん?

[ばさりと、聞き馴染んだ音。]

――ああ。

[生きていてくれたか。極彩色の姿は窓に降り立つと、キョロキョロと部屋の中を確認する。]

お前にゃもう見えないんだよな。


[苦笑し、頭を撫でようと近付く――不意に目が合った気がして、驚いた。極彩色の鳥は少しだけ考えるように首を傾げ、林檎を一つ咥えて飛び立った。]

おいおい…。

[呆然とその姿を見送ると、傍らから小さく咳き込む音。]

…起こしてくれたのか?

[窓の外を見ても、既に姿はない。小さく笑ってから、部屋を出て行く車椅子に付き添った。]


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 13時頃


―キッチン―

[咳き込むキャサリンに何もしてやれず、ただ付き添う。すると、馴染みの声が聞こえた。]

ドナルド。

[思わず手を上げて――見えていないことを思い出した。上げた手をどうするか暫し迷い、首の後を掻く事に使う。そこで見たものは、ドナルドを素直に当てにするキャサリンの姿。]

…なんだ。仲いいじゃないか。

[安堵の微笑に混じるものは一抹の寂しさ。]


メモを貼った。


[ドナルドの言葉に頷いた。]

ああ。俺が最期に見た奴の背丈は、小さかった。大人のものじゃない。
――ったく、こんなことなら…。

[お前の言葉を話半分にしとくんじゃなかったな。そう言いかかって、止める。]


[コルクボードに貼られたものに目を通す。丘の上の林檎の木を思い出した。]

あいつ、餌が気に入らなくて逃げた時はいつもあそこにいた…案外、居るのかもな。

[話題は人狼へ――だが、見たはずの顔を思い出せない。]

――たく、出来の悪い頭だよ、本当。

[苛立ちながら考えると、ふと、悲しい言葉が耳に入った。]

…お前が人狼のはずがない。あり得ない…お前だったなら、真っ先に殺すのはサイモンでも俺でもない。――だろ?

[茶化し、頭を撫でる。――届かないのは承知の上で。]


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

─フィリップの部屋─

……さむ。

[扉を開くと、ひやり。と空気が冷えていた。

既に窓は閉じられている。
澱んだような血の匂い、床の血は誰かが拭き取ったのだろう。
今は、どす黒く跡を残しているだけだ。]

(298) 2010/02/26(Fri) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット



───フィリップ。


遅くなった。悪いな。

[物言わぬ友に声をかけ、かけた布を捲る。

顔や手足の血を拭い、衣服を整える。
結社が来る前に、してやりたかった。

ローズマリーには、何をという顔をされてしまったが。>>@46
午後に迎えに来いと、わざわざ付加えたのはそのためだ。]

(299) 2010/02/26(Fri) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

……なあ。
誰が、やったんだ?

[返事のない問いかけ。

時間軸を思い起こす。
あの日、犠牲者が出なかった日の後にウェーズリーから手紙を受けたのは]

俺、と…もうひとり、か。
ウェーズリーに、聞かなきゃなあ…。

[ピッパの判定はあの日の前だ。
変化と考えると、彼女も可能性を捨てるべきではないのだろう。
問い掛けるようにして、ひとつひとつ整理する。]

(300) 2010/02/26(Fri) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

──…お前さ。
良かったと、思うか?

…こんな。

[思い返すのは、疑うことに不安を抱くと言い続けていた友の姿。>>2:464
そうして、貼り付けたあのメモ。>>3:495



──本当に、一番だったと思うか…?

[苦笑が過ぎる。
きっと、本当にそう思っていたんだろう。>>3:537

(301) 2010/02/26(Fri) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

俺、……お前をこんな風にした奴を許したくない。

けどさ。
もし──…もしも、人狼がメアリーやマーゴやドナルドなら。
俺には、疑えない──疑えないんだ。

あいつらが望むなら、…逃がしてしまう。
最後まできっと、逃がしてしまう。

……ごめんな。

[脳裏にキャサリンの、悲鳴のような叫びがある。>>128

それでも。
誰であっても、とは──やはり、言えなかったのだ。

人狼に協力する人間。
いつかのローズマリーの言葉が蘇る。
は。と、自嘲に似た笑みを口元に刻んだ。]

(303) 2010/02/26(Fri) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

あいつらが、もし…互いを狙うなら、俺が身代わりになりたいと願う。
………お前も、身代わりになりたいと願ったのか?
フィリップ。

[答えは返らない。
彼の姿を整え、最後にじっと友の顔を見つめて部屋をあとにする。


広間へ。
もう、この友のことで表情を揺らすのは最後にしよう。
──今は、そう思った。]


 ─→広間─

(304) 2010/02/26(Fri) 15時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 15時半頃


【人】 本屋 ベネット

─キッチン─

[広間へと戻ったところに、キッチンから何やら物音が響く。>>308
どしん!と何かがぶつかるような音がした。]

……?
おい、何暴れて……。

[キッチンを覗き込む。
そこには、先程まで酔い潰れていた様子のウェーズリーの姿があった。]

大丈夫か。

[酒の匂いに、僅かに眉根が寄る。
俯く男に、歩み寄った。]

(313) 2010/02/26(Fri) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

…………。何をやってる。

[呟いた言葉は、帽子を押さえた仕草に対するものではない。
それくらいは伝わるだろう。

溜息をついてコップに水を満たし、傍らに歩み寄る。]



───おい。

[屈みこむと、酒の匂いがきつく鼻をついた。]

(314) 2010/02/26(Fri) 16時頃

本屋 ベネットは、郵便屋 ウェーズリーに強引に水の入ったコップを突きつけ、じっと薄青の瞳を覗き込んだ。

2010/02/26(Fri) 16時頃


【人】 本屋 ベネット


…荒れてるな。


──ウィリアム・ウェストミードゥ。
聞きたいことがある。

今日は、例の手紙をもう誰かに差し出したか…?

[ヤニクとサイラス。
呟くようなその名に、眉根が寄る。>>310

至極簡単な偽りと気付ける程度のものだと、郵便屋自身は自覚していただろうか。
傍らにドナルドが来ていたなら、ちらりと友の隻眼と視線を交わし、
再びじっと項垂れたように視線を落とす男を、見つめていた**]

(316) 2010/02/26(Fri) 16時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 16時半頃


【人】 本屋 ベネット

───…。

[沈黙して、慟哭する男を見つめる。>>320
深く眉根が寄った。]


…あんたは、確かにヤニクには手紙を届け損ねたと言った。
あんたの手元には、手紙が残っていたはずだ。

あんたは、昨日手紙の届け先に悩んでいた。
──…今日は、配達はしなかった。

そういうことか?

[声が冷える。
いっそ、容赦なく響いただろう。]


あんたの言う、仕事の誇りはその程度のものか。

(324) 2010/02/26(Fri) 16時半頃

【人】 本屋 ベネット

…別に。
少し、話を聞いているだけだ。

[更に増えた人影に、僅かに苦笑して首を振る。>>325

ウェーズリーの口は酷く重い。
今まで仕事の誇りは絶対に失わなかった彼の、あの言葉だ。>>320
容易ならざる物思いなのだろうとは、自ずと知れた。]

(326) 2010/02/26(Fri) 17時頃

【人】 本屋 ベネット

────ああ。



あんたの事情なんて分からない。

──…分かりたくもない。

[男の言葉に、深い緑の瞳が冷えた。>>327
ちり、と疼いた心は拳を握り締めて押し殺す。
白く握りしめた拳、傍からは怒りを堪えるようにも見えただろうか。]

(332) 2010/02/26(Fri) 17時頃

本屋 ベネットは、漂白工 ピッパの問いかけにはちらと視線を流して言葉を継いだ。

2010/02/26(Fri) 17時頃


【人】 本屋 ベネット

…あんたが人狼?
なら、俺も人狼かも知れんな。

あんたの証明には、何一つの効力もなかった。
────だろう?


[微笑んで告げた言葉。
だが、深緑の瞳は笑わない。]





…フザけるな。

 

(334) 2010/02/26(Fri) 17時頃

【人】 本屋 ベネット


それが、──その台詞を、俺が殺したサイラスや
……今朝方死んだフィリップの前で、もう一度吐いてみろ。

俺は、ヤニクを殺した。
ヤニクの言葉から、あんたを信じてサイラスを殺した。


……それを、きさま。

[低い声が、怒りに震えた。
そうして、ウェーズリーの襟首へと手を掛ける。

けれど、]

(335) 2010/02/26(Fri) 17時半頃

本屋 ベネットは、がつ!と一方の拳を壁に叩きつけた。

2010/02/26(Fri) 17時半頃


【人】 本屋 ベネット


────……。

[哀願する口調。>>328
それに、僅かに指の力が弱まる。


ふにゃふにゃと、あとは言葉も意識も混濁していくウェーズリーの様子を、
冷えた──冷え切れずに、僅かに揺れる深緑が見下ろしていた。]

(336) 2010/02/26(Fri) 17時半頃

【人】 本屋 ベネット


──…ウェーズリーは昨日。

カルヴィンを調べたい。
…そう言っていた。

[は。と息をつく。
ちらりと傍らのピッパ、そしてドナルドへと視線を向けた。>>331>>333

ピッパは、ドナルドを希望したんだろう?
…俺は、サイラスを希望した。

(338) 2010/02/26(Fri) 17時半頃

本屋 ベネットは、漂白工 ピッパの沈黙に僅かに物問いたげな視線を向けた。

2010/02/26(Fri) 17時半頃


【人】 本屋 ベネット

──…っ。

[痛み。

壁に乱暴に叩きつけ、赤くなった拳はいずれ痛みを訴え出すのだろう。
けれど、今、心を満たしているのは──…

怒りか。悔しさか。
友の死に顔と、哀願するような憐れなウェーズリーの声がない交ぜになって、
激しく揺さぶられた感情は、何と名付けて良いのか分からなかった。

ひとつ、首を振る。
ウェーズリーの襟首から指を離せば、床に落ちる酔姿を助け起こすこともしない。]

(344) 2010/02/26(Fri) 17時半頃

―回想・自室―

[ドナルドに連れられていくキャサリンを見送り、息をついた。]

――悪いな。

[どうなってもいいと思っていた。形は違うといえ、あの時死を望んだのは間違いなく自分。だが、その結果、大切な者がどうなるか――考えないようにしていたのだが。]

…きっついなぁ。

[彼女の慟哭を目の当たりにし――ドナルドの冷静さに救われた。自分もまた歩き出す。彼女の元へ行く前に少しだけ寄り道をしようと思った。足の向く先は、自室。]

…これで見納めか。

[自分だったものを見下ろす――今の自分は鏡には映らない。己の顔を覚えておこうと思ったのだが。]

やれやれ、鏡くらいまともに見とくべきだった。

[生前には思わなかったこと。…ふと思いついたとしても、実行しなかっただろうが。]


…?誰だ。

[ふと、足音に気付いた。振り返る。扉が開く。]

――ベネット…。

[そこへ現れたのが無二の親友と気付き、顔を伏せた。
そのまま真っ直ぐと自分の方へと向かってくる親友に道を譲る。
己の手では捲る事の出来なかった布はあっさりと剥ぎ取られ、自分の姿をようやく目にすることは叶った。]

こんな顔だったんだな…。

[そこにある顔は何の感情も浮かべておらず、間抜けた寝顔のようにも思えた。そのままベネットの――俺に向かって語られる言葉を盗み聞く。]

…ああ、悪かった。

[死にたくはなかった――こいつらにこんな顔をさせるくらいなら、どんな悪党になっても死ぬべきではなかった。人の情を低く見積もった、自分の愚かさを思い知らされるくらいなら。]

…生きたかった。お前らとも…あいつとも別れるなんてまっぴらだった。


[悲しませたくない奴らの表情を曇らせてしまった。――俺は、天国へは行けないのだろう。]

…ありがとうな、ベネット。

[語り終え、体は再び隠された。背を向けて部屋を出て行く親友の背中に、心からの感謝を。]

身代わりなんて褒められたものじゃない。だけど…お前がお前らしく生きてくれるなら。

[それだけが自分に許された望だろう。散々自分を隠してきた馬鹿が言えたことでもないが――もう一度自分の姿を振り返る。体を覆う布は払えないが、記憶には十分焼き付けた。]

…じゃあな。

[もう見ることもないだろう。見守るべき人の下へ。そう思い、最期を迎えた部屋を後にした。]


【人】 本屋 ベネット

…ああ。

[物思うところがあるのだろう。
ピッパの薄茶の瞳に、思案の色が揺れる。>>342

嘆息に頷きを返し、2人と共に踵を返す。
ちらりと見遣ったウェーズリーの姿は、いつもよりも小さく見えていた。]

(347) 2010/02/26(Fri) 17時半頃

【人】 本屋 ベネット

……ん、そうか。
それじゃ……。

ドナルド、お前の部屋貸せよ。

[自分の部屋に、と言いかけて今朝の衣服がそのまま丸めてあることを思い出す。
咄嗟に言いなおして、友を振り返った。>>348

(350) 2010/02/26(Fri) 18時頃

【人】 本屋 ベネット

─ドナルドの部屋─

[用がある、と告げたピッパに問うことはせず、友と共に階段を上がる。
きい。と、いつものように階段が軋み声をあげた。]


─…それで、話ってなんだ?

[素っ気無いほどの部屋の風景。
さして荷物が多くない、との友の言葉はそのままだ。>>351
けれど昔から、ドナルドの周辺にはさして物が多かった記憶がない。

その淡白さが、旅にも案外適していたのだろう。
本やら妹の集めてくる雑貨や枯れた花だの、そんなもので
溢れていた自分の身の回りや、常に鳥の羽根をふわふわと
纏わせていたフィリップとは、対照的だった。

ふと、一瞬昔へと思考が飛ぶ。
それを振り払うように首を振って、ピッパを見遣った。]

(355) 2010/02/26(Fri) 18時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 18時半頃


【人】 本屋 ベネット

ん……。

[ピッパの言葉に、深緑の瞳が揺らぐ。>>357

人狼であっても庇いたい人。
それは確かに自分が、先程亡き友に口にしたのではなかったか。
苦い笑みを浮かべた。]


─…カルヴィンが?
……ああ…。

[ピッパの話を聞き、先程のウェーズリーの姿を思う。
ああ、と息を落とす。

ちらりと見遣った、友はどのような表情を浮かべていたか。]

(360) 2010/02/26(Fri) 18時半頃

【人】 本屋 ベネット


……俺は…。

メアリー、ドナルド、……マーゴ。
この3人は疑えない。
だから、そんな前提の半端な話だと思って貰ってもいい。

[そうして口にしたのだ。
ヤニクの言葉、そこから導き出したサイラスへの疑念。]

─…メアリーを追い込む、というのはサイラスが人狼だから。ということだろう。
だからこそ、あいつは違う。

(361) 2010/02/26(Fri) 18時半頃

【人】 本屋 ベネット

3人とウェーズリー、キャサリンを除く。

残りはラルフ、カルヴィン。
……サイラスが2回目に占ったと言ったのは、カルヴィン、だな。

[声が低くなる。

共に遊びたいと笑った少年。
懸命にキャサリンを支えた少年。

痛みを堪えるように、目元に片手を当てた。
──ずきり、と拳が痛む。]

(362) 2010/02/26(Fri) 19時頃

【人】 本屋 ベネット

…は。「それ」なら、辻褄はあう。
あって……しまう、な。

[この手は、ウェーズリーの襟首を締め上げた手。

けれど、あそこに酔い潰れて転がっているのは




   ──もう一人の自分、だ。]

(363) 2010/02/26(Fri) 19時頃

【人】 本屋 ベネット

………なあ。

カルヴィンが人狼、だとして…


[生かす選択肢はない。
それは、生きるための──生かすための、エゴか。]


どう、するのが幸せ……なんだろうな?

[二人の顔を見て、ぽつりとそんなことを*呟いた*]

(364) 2010/02/26(Fri) 19時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 19時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 19時頃


【人】 本屋 ベネット

─ドナルドの部屋─

俺は──…

[友の問いに、言葉を失う。>>368

いつか一方を選ばなくてはならない。
そんな時が来るのだろうか?

沈黙の中、赤くなった左手を右手で握りこむ。
ぐっと口を引き結んだ。]

俺は、メアリーとマーゴを守りたい。
あいつらを残しては逝きたくない。

けど、選ぶなら──俺の命が、2番目だ。

(375) 2010/02/26(Fri) 20時半頃

は。
死者の言葉を代弁した心算か、ベネット。

[ウェーズリーの襟首を掴むベネットに、冷たい視線。]

仕事の誇りだのなんだのなんざ、女といちゃついてたお前が口に出来る台詞か。
………ニンゲンってのは、勝手だよなぁああ?
今朝方親友が死んで嘆き悲しんでたのは演技だったのかぁ?
うひゃひゃひゃ。


本屋 ベネットは、小悪党 ドナルドとピッパの様子にゆるゆると目を瞠って──

2010/02/26(Fri) 20時半頃


【人】 本屋 ベネット


お前……おまえら。

[漸く、二人の顔を交互に見遣る。>>370
昨夜のじゃれあい。そうか、と思った。

ふと、表情が緩む。]

(376) 2010/02/26(Fri) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

ああ、そうだな。
だが…、ドナルド。

頼みがある。
もしも、……「もしも」だ。
俺が先に逝くようなことがあれば、あいつら。
メアリーとマーゴと…出来たら、キャサリンのことを頼む。

守れとまでは言わない。
けど…、気に掛けてやってくれないか。

[そう告げて、ドナルドの問いかけに小さく息を吐いた。>>372

(377) 2010/02/26(Fri) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

───俺は。

もう一度、事実を確認してみる。
間違えないように……でも。

カルヴィンが、人狼なら。
…このままなら。



──俺は、カルヴィンに投票をする。

[一瞬目を伏せ、苦いものを噛み殺す。
けれど、それを呑みこむように一言。

はっきりと、その名を口にする。]

(378) 2010/02/26(Fri) 20時半頃

本屋 ベネットは、小僧 カルヴィンの面影に顔を歪めた**

2010/02/26(Fri) 20時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 20時半頃


あーあ、つまんね。
村人なんざ全員まとめて食っちまう心算だったのによぉ。

[地面を蹴って宙に浮き、ハンモックに腰掛けているような体勢に。]

………墓なんざいらね。
こんな村の墓場に埋められてたまるものか。

[興味を失ったかのように目を閉じ、狸寝入りを始めた。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


―広間―

[広間に差し掛かったとき、大きな――むしろ、自棄のような大あくびを聞いた。]

…サイラスさん。

[人狼と疑われて処刑された男は、宙に浮いたまま眠っている。]

あんたは…あいつを騙したんすよね。

[この男が本当に占い師だったならどれほど良かったのだろう?…首を振った。今更言っても仕方ないことだ。]

俺は…あんたに投票しました。その事について謝る心算はないっす。

[くるりと寝返りを打たれた。会話に応じる気はないという事だろう。ため息をつく。]

ただ…あいつの薬をいつも都合してくれて…ありがとうございました。あんたの薬のお陰で、あいつは救われました。

[深く頭を下げた。この男が例え人狼であっても、彼女を救ったのは間違いなく男が培ってきた技術なのだ。だから、この捨て鉢になっている薬屋を憎む事は…できそうにない。]


…俺はキャサリンの所に居ます。暇に飽きたら…。

[果たして、自分たちは何時までここに留まる事が出来るのだろう?いや、結社というのは魂までも留めておく事が出来るのか?――馬鹿なこと。浮かんだ発想に失笑する。]

暇に飽きたら、罵り合いでもしましょう――人間対人狼、の。負けやしませんよ?

[もう一度頭を下げた。今度こそ寄り道をしないようにと思いながら。]


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 00時頃


【人】 本屋 ベネット

─ドナルドの部屋:少し前の回想─

な……っ?!

[悪友の口から出た拒絶に、思わず口を開きかけたのだが、>>389


……ドナルド。

[肩を叩く悪友に、一瞬泣き笑いのような顔を向けた。
その瞬間、すとんと肩の力が抜けるのを感じる。

大きく息を吐き出した。]

(405) 2010/02/27(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

あーあ…、敵わないな。

[ぼやくように言った口調は、幾分か普段通りのもの。
ドナルドとピッパ。

照れたようにピッパが、頬を掻いていた。>>387
それへと笑いかける。]

(406) 2010/02/27(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット


──…ああ。

全部が掴めないなら、俺は──俺たちは。
護るべきものを、護る。

[それが、残酷な現実を伴うのだとしても。
彼女の言葉にひとつ頷き>>386そうして、共に部屋から歩き出した。]

(407) 2010/02/27(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

─広間─

──…、…。

[ドナルドの選択。
キャサリンの部屋に向かうと言う友を黙って見送り、>>396
自身はピッパと共に広間へと足を向けた。

大切なもの。
護るべきもの。

選択は、既に済んでいる。]

(409) 2010/02/27(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

ピッパ……ラルフ?

[あとから追いつくように入った、集会場の広間。
そこに、掃除夫の少年の姿と黒い封筒を認めて眉を寄せた。

ピッパが問い掛けるのに、口を出さずに黙って二人の様子を見遣る。]

(412) 2010/02/27(Sat) 00時半頃

―キャサリンの部屋―

[ここに戻ってからずっと、窓の外を眺めている――アーチは今何処に居るのだろうか。]

…あいつ、南国の鳥だから…。

[寒さは平気だったが、丸一日外に出したことはない。無事だろうか。それだけを気にして、白銀の世界に鮮やかな色を探していた。]

――ああ、開いてる…。

[声を聞かずとも誰だか分かる――強く低いノック音につい反応してしまった。]

…聞こえる訳ないか。

[ひとりごちてキャサリンを見る。――彼女は肩を震わせていた。]

ああ…わかっていたんだな。

[その人狼が。そして、どうあっても彼女はそいつを憎めない事も。――二度目のノックで予想の通り、親友が姿を現した。]


お前か…ベネットだと思ったんだがな。

[とうとう嫌われ役が板についたか――そんな軽口も叩けず、ドナルドの言葉を聞く。]

――ああ、その通りだ。

[ようやく記憶の霧が晴れる。そう、最期に目にしたのは――。]

…カルヴィン。

[少年の目に灯る、紅い光だった。]

…くそ、サイラスさんといいカルヴィンといい…俺もそうだ。

[ぎりと歯を噛み締める――何故、彼女ばかりがこう、何もかもに奪われ、裏切られなければならないのか。]

…キャサリン。

[取り乱し、泣きじゃくりながらドナルドを止めようとする姿を只眺めるだけ…助けてやる事も、止めてやる事も――抱きしめてやる事もできやしない。
不意に、その動きが止まる。男の拳が彼女の鳩尾を打ち意識を奪った事に気付いたのは、崩れ落ちるキャサリンをドナルドが抱き支えたからだ。]


――ドナルド、済まん。

[怒りはない。ただ、友人にとてつもない汚れ仕事を押し付けたような、後ろめたい気持ちで一杯だった。]

お前は…そうか。そうまでしてでも、護りたいものが出来たんだな。

[ベッドに寝かせてから部屋を出るドナルドに声をかけた。何も聞こえていないよう、扉の向こうへと消える背中。]

行ってこい…頼んだ。

[友の背中は、前見た時よりも一回り大きく見えた。]


本屋 ベネットは、掃除夫 ラルフの叫びに、黙って目を細めた。

2010/02/27(Sat) 01時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 01時頃


【人】 本屋 ベネット

…メアリー。

[心配そうな妹の視線を受け、そちらへと足を向ける。>>420
目を向けているのは、ピッパとラルフの遣り取り。
それらとメアリー、そしてマーゴの間に自らを置くように立つ。

ピッパの追求には口を挟まず、ただ深緑の瞳はごく注意深く
ラルフへと向けられていた。]

(422) 2010/02/27(Sat) 01時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 01時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/02/27(Sat) 01時頃


【人】 本屋 ベネット

…大丈夫だ。

[きゅっと袖を掴んでくる妹を見下ろし、一瞬瞳を和ませる。>>426
けれど視線を返せば、ラルフの顔には苦悩の色が浮かんでいるのが見え>>424
その様子に、ああ、と息を吐いた。]


──…やはり。

[そうなのか、と胸に呟く。]

(429) 2010/02/27(Sat) 01時半頃

【人】 本屋 ベネット

…カルヴィン。

[駆け込んできた少年の名を呟き、視線を向ける。
少年が必死に探したのは、ただひとり。

ずき、と壁に叩きつけた左手が痛んだ。]

(435) 2010/02/27(Sat) 01時半頃

【人】 本屋 ベネット

あとを?


──…ああ。

[ピッパの言葉に瞬き、一瞬ドナルドと視線を交わす。>>434
ちらと苦い表情を口元に刷いて、カルヴィンとラルフの様子を見遣った。

共に暮らした、少年たちだ。
共に語らったこともある、少年たちだ。
──けれど今や、妹達を庇うように間に立つ。]

(437) 2010/02/27(Sat) 01時半頃

―キャサリンの部屋―

[何をする訳でもなく、ベッドの脇に立つ。視界には眠る少女の顔があった。]

…たく、何でお前ばっかり…なあ?

[嘆息する。人狼であったサイラスも、カルヴィンも…彼女が信頼を寄せたものだったに違いない――遠くからでもそのくらいは見抜けた。]

なあ、キャサリン…。

[頬に残る涙の後。この指では消せない事くらい知っていたが、それでもなぞった。]

どうすれば…お前は苦しまなくて済むんだろうな?

[そんな道はないのかもしれない。だが、少しでも苦しみを和らげる道があるなら――。]

俺は…その道を進みたかったな…。

[殺された事への恨みはとうに忘れた。今は只、彼女が目覚めるのを待つだけ。]


【人】 本屋 ベネット

───…。

[妹の、不思議そうな問いかけ。>>438
それにすぐに答えることをせず、二人の少年の様子を見守るように視線を向けた。

カルヴィンの問い掛けに答えるべき人間は、ただひとりだ。
口を挟むことはせず、ちらりと見下ろせば妹の瞳と視線が交わったろう。]

(442) 2010/02/27(Sat) 01時半頃

本屋 ベネットは、小僧 カルヴィンの様子にただ──黙って、一度手を握りしめる。

2010/02/27(Sat) 02時頃


【人】 本屋 ベネット

───…そうか。


[僅かで、永く感じられた少しの間。
時にしたら、随分と短いものであったのだろう。

はっと息を吸い込む音が聞こえたのは、どこからだったか。
少年の告白に、ぎゅっと妹が袖を握りこむのを感じた。
背後に庇う、マーゴの存在も痛いほどに意識する。]

(458) 2010/02/27(Sat) 02時半頃

本屋 ベネットは、小悪党 ドナルドとちらりと視線を送って──

2010/02/27(Sat) 03時頃


【人】 本屋 ベネット


…それで、カルヴィン。
お前は、どうしていたい?


───…結社が来るまでの間、
……しておきたいことが、あるんじゃないのか。

[口をついて出たのは、非難でもなく。
ただ、"最後"の望みを問う言葉。]

(462) 2010/02/27(Sat) 03時頃

【人】 本屋 ベネット


………ッ…。

[少年の言葉が、容赦なく友のいのちを奪ったのは
"今は"ない爪と牙だと、思い起こさせる。>>464

息を呑み、歯をぎり。と、食い縛った。
痛みを堪えるような顔で、表情の乏しい少年の白い頬を見返す。]

(466) 2010/02/27(Sat) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

………。

[ぐ、と拳を握りこむ。
手が震えるのは、怒りなのか怖れなのか悲しみなのか、それとも他の何かのためか。

けれど、少年からの頼みには一度瞬き──
今、この場にいない郵便屋の姿を思い浮かべて頷いた。]

──…構わない。

[好きに、という言葉には何も言葉を返さない。
小さく息を吐いた。]

(471) 2010/02/27(Sat) 03時頃

本屋 ベネットは、小悪党 ドナルドの言葉に目を見開いて

2010/02/27(Sat) 03時頃


【人】 本屋 ベネット


……お前、なあ…。

[僅かに苦笑を返す。>>470
けれど、これも友人の気遣いなのだ。
ひとつ首を振って、カルヴィンへと視線を返した。]

(474) 2010/02/27(Sat) 03時頃

【人】 本屋 ベネット


──…カルヴィン。
キッチンへは一人で「大丈夫だな」?


[ウェーズリーと少年の仲は知っている。
けれど、念を押したのは彼の正体ゆえだ。


──人と、人狼は違う。

黙って視線を合わせてくる少年に、深緑は揺るぐことなく据えられていた。
たとえ、どれほどに苦い色を含むとしても。]

(476) 2010/02/27(Sat) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

───…。

[涙を流す皆を見渡して、一人拳を握る。
握り締めた指の先は、冷たくなって白い。

けれども、少年を見つめる目に涙はなかった。
涙は落とさず、ただ──見届けようと、思う。]


…、分かった。

[少年からの答え。>>483
はっきりと返る言葉に、僅かに深緑の瞳を細めて頷いた。]

(485) 2010/02/27(Sat) 03時半頃

【人】 本屋 ベネット

……ッ…

[マーゴが進み出て、ふわりと少年を抱き締める。>>484
一瞬身体が強張り、息を呑んだ。

その自らの動きに、再び苦さを噛み殺す。]

(487) 2010/02/27(Sat) 03時半頃

【人】 本屋 ベネット

……は。

[息をついて、辺りを見渡す。
巡らせた先に、小さく名を呼ぶ声がして目線を下げた。>>496


────…。

[問うような声に、言葉は返さない。
けれど瞳は、苦味を帯びても揺れることなく自らよりも
更に深い緑の瞳を見返していた。

ほんの僅かな時間、自嘲にも似た笑みが過ぎる。]

(498) 2010/02/27(Sat) 04時頃

【人】 本屋 ベネット

……何故。

どうして、人と人狼が居るんだろうな…?

[ぽつりと零れたのは、そんな問い。]

(502) 2010/02/27(Sat) 04時頃

【人】 本屋 ベネット

──────…神、か…?


[友から返る答え。>>504
立ち去ろうとする二人に、声をかけようかとして躊躇う。
やがて見えなくなる背に、視線は床へと落ちた。]


神、か……。






  ……くそくらえ、だ。


[吐き捨てるような呟きは、誰かに届いただろうか。]

(508) 2010/02/27(Sat) 04時半頃

【人】 本屋 ベネット

[人と、人狼。

似て非なる、相容れない二つの種族。
喰らうものと、狩るもの。]


ああ、カルヴィン。───…"さようなら"


[別れの挨拶。>>506

少年を見送るのは、あまりに…あまりに残酷な、儀式だ。
それでも、深い緑に涙は浮かばない。──けれど、]

(514) 2010/02/27(Sat) 05時頃

【人】 本屋 ベネット


…これが、神の配剤なら。
一生、神なんか信じられるものか………!


[呟きを落とし、ぐしゃりと乱暴に前髪に手をやる。
握りしめた左の拳が、痛みを伝える。

窓の外はまだ暗く、夜明けは未だ見えそうになかった**]

(515) 2010/02/27(Sat) 05時頃

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