人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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視点:


メモを貼った。


【人】 飼育委員 フィリップ

−小ホール−
>>6:288ミッシェルを振り向くこともしない。
 >>6:289闇 色の鳥はオスカーを掠めて。]


         ―― 。

>>6:293呼ばれた名前、大きく 青碧 が見開いて。揺れた。
 差し伸べられた手に 闇 を 手の形を作って伸ばした―― けれど。]

…… センセ 

[彼女の身体を、闇が絡め取って 飲み込んだ。
 伸ばされた手に、触れたのは指先が 掠る程度で。

 いかないで、一瞬だけ子供のような顔で。唇だけ動かした。]

(3) 2010/03/08(Mon) 01時頃

飼育委員 フィリップは、グロリアの消えた場所に 闇色に変わった 青碧を向けて。[17]

2010/03/08(Mon) 01時頃


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――回想 虚ろな少女――

[―――……それでも? と、濃紺は問う]

 それでも 貴方がほしい
 貴方を私のものにしたい

[希い願う虚ろな少女に セシルの叫びなど届かなくて]

 寂しいの
 貴方で私を満たして

[満たされようと一歩近づけば
虚ろな少女を殺そう(壊そう)と 愛しい人の腕が伸ばされる]


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 01時半頃


[その闇を切り裂こうと 振り下ろされた鉱石の腕でさえ
触れられれば甘い痛みが ぽかりと開いた胸の穴を満たす]

 もっと 触れてほしい
 もっと 私を求めて

[もっと 触れて――私を 求めて 虚ろな少女は願う
やがて薄紫の少女の命が摘まれ、世界は暗転した]



  やみ…… 心地いい

           でも

              あのこの こえ  が……                   
                [ きこえてしまう ]


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 01時半頃


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【人】 飼育委員 フィリップ

−小ホール−
[佇む、彼女の消えた場所。
 暫くして、息を吐く。]

あーぁ、かっわいそー。
センセは俺に唆されてただけなのに。

誰も 殺 してないのに


          また 殺 した な?

[ゆっくりと、貌を 黒髪の二人へ向ける。
 わら う。今までと違う、晴れ晴れとした、笑み。]

(6) 2010/03/08(Mon) 01時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

[一つ、人として残された瞳に もう青碧 は 無い。
 あるのは、闇で形成されたからだと、闇色の瞳。]

…… それにしても、人一人、殺せないなんて
            
                   役立たずだなぁ。

[首を傾げて、尋ねるように、二人へ向ける。
 笑い、細めた闇色を。]

―― な、そーおもわねぇ?

(9) 2010/03/08(Mon) 01時半頃

[もの言わぬ蝶が
緋色の指先で静かに羽を震わせれば
蒼い燐粉が光を曳いて、闇の中を流れた]


[蝕む闇、戻ってきた苦痛。
この身に相応しいから、心地いい]

……、――…

[はらはら零れる涙は、痛みのせいではなくて。
流れてゆく慰めのような蒼、淡く瞬く翅を静かに見つめる]


【人】 飼育委員 フィリップ

−小ホール−
>>10返す答えに、ふふ、と笑う。]

そうだよなあ、それでさくっと殺せるもんなあ。
お前のほうが鬼向いてるわ。

な、やらねぇ?
案外お前、ディーンみたいに鬼になれるかも知れねーよ。

[その声は明るい。けれど、瞳に光は もう ない。
 >>12溜息に、首を傾げる。]

どうもこーも
役に立たずに死んだなって話。

お前らもあんまり後悔してないみたいだしなぁ。

[つまんねーの、と、ぼやく。]

(14) 2010/03/08(Mon) 02時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

>>13見据える瞳に返すのは、笑み。
 もう、光も色もない 闇の。]

…… ま、いいや。
考えておけよ、今の話。

[笑いながらそう言うと 闇 は 右眼を包むように してから。
 霧散して 消えた。]**

(16) 2010/03/08(Mon) 02時頃

飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 02時頃


メモを貼った。


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[黒い花、闇の花、ふわり香って顔を上げる。
こえ は 聞こえないのに 沁みるような絶望が]



                   ごめん ごめん ね…


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 わぅん

        わぅん


              わぅん


わぅん


          あぅん


     ばうばう


             わうあう


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………ピッパ?

[気がつくと、視界は全て闇。
 目の玉がどろりと闇に溶けたのか、それとも、ずっと近くにいてくれた彼女が見えなくなったのか、よく分からない]

[ただ、彼女の苦しむ声だけが闇の中から聞こえる気がした]

いるよ。俺はまだ、ここにいるよ。
大丈夫、これはピッパのせいじゃない。
だって、あんたはとても綺麗だ。

[体は徐々に闇に溶けて、探しにいけない。
 多分、その苦しみも寂しさも、彼女のもので自分が立ち入っていいものじゃない。けれど、ピッパは自分の苦痛に、常に共に在ってくれたから。自分を選んだことで苦しんでいる]

おいでよ、ピッパ。手をつなごう。

[もう手の形なんてきっとはっきりとはしていないけど。
 でも、そう彼女の名前を呼んだ]


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[人を愛する感情は、憎むことと似ている]

 ……。
 ケイト。
 ケイト・グリフィズ。
 貴女は彼らが貴女を見つけたとしてもすぐには返さないのではないですか。

[鬼が見つかるまで]

 いえ。
 帰れたとしても。

[思う。「彼ら」は帰ってそのまま生きていけるのだろうか]


[呟く言葉は彼女へ向けてではなく。ただ言葉として発せられただけ。

その魂の中に元々の彼であったものはいくら残っているのか。
いくらも残っていないのか
「教師」であったことしかのこっていないのか

暗い感情は今も残る。それは、闇が侵蝕していてもはっきりと確かに。

憎悪。

相反する気持ちは、侵蝕され続けて、その名を紡ぐことでしか保てない。

――もう

 わすれてしまおう

その気持ちがあるから自分は闇に染まれないのだと、黒く塗られた裡で囁かれる]


[ケイトに問われる言葉。誰を心配していたのか、それももう]

 「生徒」が心配です。
 もちろん、貴女も。

 貴女がどうしてそこまで闇に染まってしまったのか、わかりません。
 今の私には、心配してもどうすることも出来ません。
 できませんが。

 貴女への言葉も届かないのなら。

 今の私は「教師」でもないのでしょう。

[名を、呟くことをやめる。手放したくないと思った想いは、緩やかに散っていく。
今は、想いを留めるための器もなく]


【人】 飼育委員 フィリップ

−回想・小ホール−
>>24小さく窘める様なマーゴの言葉に眉を上げる。]

どして? 役立たずじゃねーか。
 誰も殺せねーまま、ただ殺されちまってさぁ。

[闇 で形成された顔。口角を上げて。]

ああ、でも、いい“先生”だったよ?
こっちが“生徒”の顔すりゃ、心配して あの用務員の奴もさ
                護ろうとかしてくれちゃったわけ。



そんな、いい“先生”を殺しても

     後悔 な ん て しない んだな。

>>26>>28二人の返す言葉を聞いて。光のない、闇色の瞳を向ける。]

(35) 2010/03/08(Mon) 13時頃

 ですから。
 私は貴女の嫌いな「せんせ」ではもうありません。

 詭弁ですけどね。

[「エミール・スティーブンス」であることを、手放すのは、今の彼にとってとても簡単だったのかもしれない。

こちらに来てからはただ、教師であろうとしていただけだったから。

全ての想いが散ったとき、あの異形と同じものに*なりはてるのだろう*]


【人】 飼育委員 フィリップ

>>25殺すためだったの。
 その言葉に はっとして、眼を見開く。困ったように、眉を寄せて。]

 

      …… 違うよ、本当に心配してたんだ、マーゴさんの事。

[言ってから、にっこり、と笑う。]

(36) 2010/03/08(Mon) 13時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 
って、言って欲しいか?
もっといい人ぶってりゃ、お前らを苦しめられたかね。


ま 人殺 しても後悔なんかしないって
   言い切れちゃうよーな 奴らだからそれはねーか。

[くつくつと、愉しげに肩を揺らし。]

 染みがねぇだけでお前らも
                       ―― 俺と同じ だ。

(37) 2010/03/08(Mon) 13時頃

[手に濡れた感触、闇の中なのにあたたかさを感じる。
その感覚はきっと偽り、幻想なのだと思うのだけれど。]

――……   ……ッ、

[その獣を抱きしめて、目に映る毛並み頬を寄せた。

深い かなしみ に浸されたまま、
ひと時の安堵に感じる 罪悪

あかい こえ が 聞こえない ]


ケイトの声に悲しそうに、*笑みを作った*





 あなたは あの子が見つけてくれる わ
 夜明けのいろ の うすむらさき

 [ひいろ の こえ に 呟いた ]


【人】 飼育委員 フィリップ

−闇の中−
[それは校舎の 闇 か。
 それとも、自身の 闇 か。]


     かわいそーにねぇ。

[後悔しないと言い切った二人を思い出して、くつりと、嗤う。]

そうは言っても
    お前らの中に、闇 は残るんだよ。

[人 を 殺 した 事実は。]

平気なのは   化け物 だ。
平気だって言うなら

[お仲間だ。と、愉しげに、呟いた。]**

(38) 2010/03/08(Mon) 13時頃



 うん、あの子がきっと、
 この ながい ながい 夜を
 終わらせて くれる  ……

 [夜明けの色、かれ が言っていた
 それは 濃紺の夜 を 導く色 ]


[薄紫 を 夜明けの色だ と]
[そう言った少年の いろは ]
[ひかりのない ふかい ふかい 闇へ ]

                      [ 変じて ]

  ―――…あの子 を たすけて

[ 散る涙 ]
[ 冷たい 滴  ]


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[黒い花は緋色の傍らで 寂しいと呟いて]

私を奪ったとき
あんなに嬉しそうに哂ってたよね
満足だよ って言ったよね

だから貴方のものにして
私のものになってよ

みんなを送りたいんでしょ?
私が手伝ってあげるよ

だから 私を求めてよ

[闇色の瞳が 闇を捕らえて 昏く揺れる]


[左腕の約束はいつの間にか消えていた。
隠していた、古い傷跡、いつの間にか開いていて。

命を失った体からは、あかい血ではなく、
闇の欠片が、砂のようにこぼれ落ちていく。

手首から流れる 凍てついた闇は、
            陰鬱に 輝いて。

やみ の中で尚、己の形への執着は強く
女の姿は 煙る月のように 仄白く やみ に浮き上がる

ずっと焦がれていた 世界 にいるというのに



まだ こころ を あちらに 残している]

[ あかい こえ が きこえない ]


[教師である以上、生徒に想いを抱くのは許されない。
口にすることなどあってはならない。

だから。

口にしなかった。
想いに気づかなかった]

 想いを抱いたと言う点においては私とあの生物「教師」は同じなのでしょう。
 このまま闇に落ちたら本当に同じになってしまうでしょうから。

[だから、想いを手放した事で「私」という存在が消えても構わない。

くらい闇にぬれた眼でケイトをみる。

最期まで教師として在りたかったから*]


メモを貼った。


【人】 飼育委員 フィリップ

−校舎内−
>>@11蒼い蝶が舞い 言葉を落す。
 闇を 薄く開けた そこにある 闇 色の瞳を、蝶に向ける。]

なぁんだ、寂しくないように って
 送ってやったのに、さみしい なんて言う の ?

[くつり、わらう。少女の声にも、闇 は何も載せない。]

俺の もの に、ね。
     殺 したのは、俺だけどさぁ――

[頭を掻くような、仕草。
 もう身体は 闇 だけど。]

誰でも良いってワケ?
そうじゃないなら考えてやらんこともねーよ、
                殺 した から な。

[奪ったのは 確かに この手。]

(56) 2010/03/08(Mon) 16時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 

              けど
             そんなの



            嘘 だ ろ 。


       [闇 の瞼。闇 色の 瞳を細く。]

(57) 2010/03/08(Mon) 16時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 

そうか でも
 だから、さみしいってまだ言ってやがんのかな。



                  じゃぁ 殺 そうか

                          ドナルドを――


[そう 伝えたら   あいつは どうするだろうか。
 口元は わらう。]

(58) 2010/03/08(Mon) 16時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

[知っている。
 >>5:375少女の最期の言葉。別れを告げた 名前。

 殺 しても 目の前に居ても
 見 えていない 相手の ものにしろ と

 少女の声 思い出して わらう。]

                    ……ほぅら ね。

(59) 2010/03/08(Mon) 16時半頃

飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 16時半頃


あたしが願ったのは…

フィリップ そんなこと望んでなかった
あなたに 望んだのは闇に囚われない事

鬼でも違っててもどちらでも…
鬼ごっこが終わっても

闇に囚われたままなら 意味はない

ケイトの闇は開くかな
ケイトの扉が開くといい

「寂しい」
「寂しい」
「寂しい」

どこかから聞こえる哀しい声


【人】 飼育委員 フィリップ

>>@20蒼い蝶が、囁く。
 くつ、わらう。闇 は 熱も 色も ない。]

そりゃ、当然でしょ。
   俺は ―― 人 殺しなんだから。

人 を 殺 すのが愉しいのよ。


[手伝ってあげる、その言葉に、闇 が、瞬いてから。
 ゲタゲタと哄笑を上げた。]

あははははははははははははは!!!!!!!!!
   …… ッはは!! おかしー。


 何 勘 違 い してんの?
 

(61) 2010/03/08(Mon) 17時頃


 [ 白 に 込められた願い は
 
                  光  だと、知らぬまま。

 闇 の 中で 淡い 月光を纏う  

                女  は ただ泣いている。]


[蒼い蝶は何も知らず

分かたれた虚ろな少女の言葉を
翅を震わせ告げるだけ]


【人】 飼育委員 フィリップ

 
テメェが寂しいって言うから、ドナルド 殺 して送ってやるんだよ。
俺が さぁ ――



[私を―― 少女の、こえ。]

しつっこいねぇ。
あいつ以外でも いーわけ?


[ケイトのように、見て、と、見つけて、と。
 哭いて、いるのか。]

(62) 2010/03/08(Mon) 17時頃




  ――……ッ だめ、やめて

[聞こえる ひいろ に、俯く面を上げれば、
凍てついた つめたい 滴 が 流れ散る]


貴方がほしい ドナルドもほしい

――寂しいの
――――寂しいの

[人の形をした闇に向かって 希い願うように]


─もう、戻れやしないのだから。
[さざめくは闇。囁くは闇。責めるように、蝕むように。

殺してしまった者。
             壊れてしまった者。

守れなかった者。
             救われなかった者。

変わってしまった者。
             抗えなかった者。

届かなかった者。
             掴めなかった者。

踏み躙った者。
             拒絶された者。]

諦めてしまえばいい。…割れた硝子は元になど戻らない。
[密やかに沁み透る闇は、ざわめく様に笑った。]


だから、このまま身を委ねて。
…堕ちて染まって、その先でひとつになろう?

[腕の中で感じる気配へ、甘く囁いた。]



 ……――ッ、ぁ…

[足元、そう認識した場所から、絡みつく。
魂を侵す 闇 の 心地よい苦痛。

闇の胎に溶け出そうとする意識、
沈んで より ふかく 落ちても



届かなかった白い糸、
一筋の光のよう]


[砕けた魂の残留思念か、ビー玉に託された思いか]

(お前の手の中にある限り、温めてやる―、だから―)

[希薄な気配は呟きも残せず
 思いを漂わせる]


(なくすなよ)


【人】 飼育委員 フィリップ

>>@22蒼イ 闇ノ中ノ蝶。
 羽ばたく。黒 い 花 が少女を形作り。
 そこにはもう蒼はなく、闇 が。]

あれあれ、随分そっくりになったもんだ。

[ くつくつ、また、わらう。残された、青碧 を覆う 闇。
 けれど、彼女とは絶対的な隔たりが――在る。
 自分も、あの男も欲しいと言われれば。]

俺のものに しろってんじゃない の?

欲張りだなぁ  ……でも、残念でした。
俺は誰のものでもねーの。

[誰のものにもならないし、なれない。
 寂しいから、その理由で、一時だけの止まり木には、もう、なれない。]

俺が見えてねぇテメェの ものには――

(63) 2010/03/08(Mon) 17時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

                   [言葉が、止まる。]






               み ぃ つ け た 。



[口唇が ゆっくり と  弧月を   描いた。]

(64) 2010/03/08(Mon) 18時頃

……そうだね。

割れたガラスの皹は消えない。

けれど、殺したっていいんだ。堕ちたっていいんだ。
変わったっていいんだ。戻らなくたっていいんだ。

綺麗なものを、綺麗だと思えればそれでいいんだ。

[闇のざわめきが聞こえる。
 そのざわめきの中に、ぽつりと呟いた]


楽にはなれないよ
まだ捨てられない、わたしの形

だからきっと沈んでも楽にはなれない…

[ あかい こえ が きこえる から ]

ずっと沈んでしまいたかったのに、

どうして最期になって、
どうしてこんなときに、

気付いてしまうのかな…

[ ひとつひとつは ほんの些細な 想いの欠片に ] 


メモを貼った。


[ あかい こえ が きこえる ]

―――……、……

[冷たい滴は、流れる傍から、氷の粒に変じて、
手首の痕から流れ続ける、黒い砂と混ざり合う。

ざわめきの中の呟きに、
一度だけ目をやった]


こんなことに巻き込んだケイトを許しているか?

 ―― 許せない

自分を殺した鬼を、フィリップを許しているか?

 ―― 許せない

ゲームに乗ったミッシェルや、オスカーたちをどう思う?

 ―― 残念に思う

でも、別にいいんだ。そんなこととは関係ないんだ。
まだ間に合うんだ。
どんなに闇に染まって、絶望にあがいて、醜く汚れたって。きっとその先には綺麗なものが待ってるんだと思う。

 ―― それに気がつけばいいのに

[闇に抗って抗って、何とか最後の形を保つのは、もう一度だけこの世の外の綺麗な光を見たいから]



[最後に渡されたピンクのビー玉の周囲を、闇と同化しつつある腕がぎゅっと握った**]


[人の形をした闇に拒絶されれば ふらふらと]

 ――さみしいの
 ――――さみしいの

 誰でもいいから 私を求めて
 
 貴方がほしい
 私をあげる

[ただ自分の手を取る誰かを求めて その手を伸ばす] 



 わおーん

[眼はグレイのまま、
            遠吠えをした。]


用務員 バーナバスへと手を伸ばし 届けば その獣を 抱き締める**


闇の中に泣く声が聞こえる

『あーん あーん』

あれは…冷たい金属の扉の向こう

『あーん あーん あーん あーん』

赤ん坊の声がする
あれはあたし? それともまた別の子

ゴメンね あたし亡霊だから助けてあげれない

もうすぐ…闇が覆えばきっと怖くないから
闇に溶けてしまえば
     きっと 泣く事もないから…


[抱きしめられると、大人しく、その身を摺り寄せていた。]


あ---っ
[……無骨な指に触れられた気がして]

    少女は口元をほころばせる**


[少年は靴から水色のビー玉を取り出す。
隻眼の男から、涙のようだと思われたとは知らない。

そして、片割れへと囁く。
その声が、届こうと届くまいが構いはしない。]

ミシェ…、ごめんね。
勝手なのは分かってる。

でも。

今はまだ、こっちに来ちゃダメだよ。

[もしミッシェルの影が変じて少年の姿をとるのなら、
少し困ったような笑みを浮かべた姿となるだろう**]


【人】 飼育委員 フィリップ

[わらう。
 そして、携帯を取り出して 闇の手 で操る。
 送り先は―― 鬼 ごっこ に夢中な、あの金髪の。]

送信者:フィリップ
宛先:ヘルメス
題名:まだ遊ぶ?
本文:
キャロライナが
さびしいって言ってるよ

彼女と遊んであげたら?

[送る。電波ではなく 闇 を 媒体として。
 そして、闇 は右眼を包むように纏まって、霧散化した。]

(70) 2010/03/08(Mon) 20時頃

メモを貼った。




  ――………


 
[――………。]




 (先生、ごめんな。)


[なんか謝らなきゃいけない気がした。]


【人】 飼育委員 フィリップ

−ミニ畑−
[畑に生る 白い 腕 。生首。
 びくり、と痙攣するように のたうつ

 それらを 闇 が 喰らい、現れた。]

ほぅら、 ―― 近い。

[ミニ畑。過去 の学校の 畑 の位置でもある。
 ちらり、現れたそこに、一瞥向けて。
 向けた 闇 には 何の感情の色も 熱 も 全て塗りつぶして くらい。]


 木は あっちか。

[ゆうらり、闇 を靡かせる様に、拡げながら。
 飼育小屋の向こう、伝説の木と謳われた、その場所へ。]

(71) 2010/03/08(Mon) 20時頃

理事長の孫 グロリアをぺろぺろ舐めている。


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 20時頃


【人】 飼育委員 フィリップ

−伝説の木−
[緋 色の瞳の少女。蒼 い蝶。
 闇 色がそれを見。近付く。
 >>72同じ様に近付く濃紺が見えれば、おや、と言う表情を、作る。]

よーぅ、ご両人。

[明るい、けれどどこか平淡に。
 わらい かけ、闇 の手を上げた。]

(77) 2010/03/08(Mon) 20時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−伝説の木−
>>80律儀に返されるメール。
 闇 色の瞳を細めると すばやく携帯を操る。]

送信者:フィリップ
宛先:ヘルメス
題名:遊べないなら
本文:
そのままくたばってれば
それとも、お前も鬼に成ればいい

[短文のメールを送り。携帯を閉じる。]

(88) 2010/03/08(Mon) 20時半頃

[ずぶり、ずぶりと思考は塗りつぶされていく。
見上げる葡萄色だけがまるで己の世界の全てのようで。
色が変わったあのビー玉のように、自身の鳶色も葡萄色に染まればいいとすら願い]

ばかかな、わたし
なんかしあわせかも?

[おどけて目を細める。笑い声はもう響かない。
どこかで遠吠えが聞こえた、気がした。]


【人】 飼育委員 フィリップ

>>83応じる様に、濃紺の 影 が手を上げる。
 微かな笑みに、こちらは 闇 色に染まるも、場違いな程の爽やかな笑顔で。]

ひどい?
なんだ、ひどいと、思うの。

[くす、ちいさく わらう。]

なぁ、ドナルド。
キャロライナがさみしいって言ってるぜ。


[蒼 い蝶に、一度だけ視線を向けて。]

(89) 2010/03/08(Mon) 20時半頃

メモを貼った。


飼育委員 フィリップは、闇 を 拡散させる。

2010/03/08(Mon) 21時頃


【人】 飼育委員 フィリップ

>>91咄嗟に上がった、声に。
 ゆるり 顔を向けて。 何も篭もらない、闇 色を向ける。]



           …… 邪魔 すんなよ。


[闇 を 拡げる。
 聴こえる 怨嗟 も 糧にして。]

邪魔するなら、テメェから殺してやろうか、セシル。

 

(92) 2010/03/08(Mon) 21時頃

メモを貼った。



 がう?

 [紅い声に、心配気な声をたてる。]


[闇が、残滓が、
 最後の仕事と言わんばかりに中身のない体を動かす
 顛末を見届けさそうと
 感じる魂は砕けて散ってしまったというのに]



(フィリップは)


         (なんであんなに……)


[グロリアにだけ聴こえるだろうか。]


【人】 飼育委員 フィリップ

>>96赤い こえ も 然して変わりはない。
 感情の載せない声は、彼を傷つける。]

何言ってんだ、鬼は

           殺して、送るんだよ――

[彼が 鬼 と言えば、口角を上げ
 侮蔑を込めた声音で告げる。]

探すよりも、殺すのが愉しいって、連中が居てな

[ちらりと、彼らの後ろに増えた人影に、闇に彩られた瞳を向ける。]


        俺と 同類の な。

[傷つけるしか出来ないから、傷つけるしか出来ないのなら。]

お前は探せば良い、俺はそいつを殺す。

(99) 2010/03/08(Mon) 21時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 



     でも、邪魔をするなら、お前からだ。
 

(101) 2010/03/08(Mon) 21時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−伝説の木−
[闇 を 拡げる。
 それは、ここで生まれた 異形 の怨嗟の声も伴って。
 地面に泥濘を作り 生者を 取り込もうと 手を伸ばす。

 それは、伝説の木だけ、何故かぽっかりと無事で。
 闇の身体の中心からじわじわと 拡がっていくだろう。

 いまだ校舎の方までは、拡大してない。]

(105) 2010/03/08(Mon) 21時半頃


 (フィリップは)


           (わざとか?)
 


【人】 飼育委員 フィリップ

−伝説の木−
[足元から、闇 の泥濘を拡げつつ。
 >>102苦笑に、闇 の瞳を向ける。]

ああ、でも、キャロライナがさみしいって言うから。
ドナルドが欲しい、ってうっせーんだよ。

   どうせ死ぬなら、大人しく殺されろよ。


>>103ほっと居ても死ぬ それに返しながら。
 ゆらり 闇の鳥を作り出すと、彼へ向ける、が。
 その彼を庇うように動く、セシルの身体。]


   邪魔するな って  言ったよな。

[闇の瞳は セシルを、捉えた。]

(109) 2010/03/08(Mon) 21時半頃



  (フィリップ)


           (――……)


  [それはどちらも、護りたかった者たちで…。]


[なめる舌、くすぐったげに目を細めれば、
零れ続ける滴が ほんのすこし 減って でも]

[獣の こえ が 届けば]

――……、……

[最期、指先が触れた間際、彼の 唇の動きを思い出した。]

……どうすれば、よかったのかな……


【人】 飼育委員 フィリップ

[ぽっかりあいた、伝説の木の下。
 闇に身を鎖した少年は、気付かない。気付く気もない。

 もし、木の下に埋めたとして。
 それは、卒業間近――。
 こんな告白イベントお誂え向きの場所。
 掘り返した跡があったら。


 ここに 死体を埋めるのは 向いてない、と。]

(111) 2010/03/08(Mon) 21時半頃



  (どうすればよかったか。)


   (そんな答え、わかるわけない。)


 (わからないから、探してる。)


         (じたばたしてた。)


【人】 飼育委員 フィリップ

>>110セシルの薄紫色を捉えて
 届いた 声 言葉(こえ) に。
 闇 の瞳は さらに濃く、深く 隠す。]

―― ッは !
  辛そう? そりゃお前の勝手な思い込みだろ。

[わらう。口元は笑みの容を作って
 闇 の 腕を振り上げて、彼を薙ぐ。]

大体 勘違いしてンだよなぁ

 俺は 鬼じゃなくて
              化物(けもの)なんだよ。


[人 を 殺す。
 愉悦を浮かべて わらう わらう。
 こえ を上げて。]

(117) 2010/03/08(Mon) 21時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

[足元の 闇 はより、深く。
 自らの立っている場所には底が無い様にも。
 けれど、気にする素振りもない。

 一歩、また一歩 セシルへと近付いて。]

そんな身体で 俺をどうにか出来るって思ってんだ?

>>113ドナルドの声に、闇 の瞳を向けて。また わらった。]


ああ、お前にゃ、用務員の奴殺された、借りがあるか。
役立たずな駒だったけど、手駒が減ったのは痛かったなぁ。


[ドナルドに、方向転換しようとして。
 >>118セシルのその言葉に 三日月を 口元と、目元に作った。]

(120) 2010/03/08(Mon) 22時頃

[安易な安寧に縋って、溺れ堕落していくなど…あいつはどう思うだろう?
愚かしいと思う。以前の自分ならば、愚かだとそう切り捨てたに違いない。

けれど、この暗く冷たい闇の底では、共に在る事だけがあまりに甘美でいとおしい。]

 しあわせ だよ。

[囁く言葉は、ゆるぐ事無き本心。
それ以上何も無くても、

絆。

それだけがあれば、他に何もいらない。]


飼育委員 フィリップは、問題児 ドナルドに わらう。と、セシルに向けて歩を進めた。

2010/03/08(Mon) 22時頃


――ちがうよ。

[センセに殺す(そんな)こと、
           されるほうがこわれそうだ、と。]

…あんなこという君が、化物なはずなんてないよ。


[嗚呼、運命が命が魂が、細い細い切れること無き糸で結ばれたのは、

結ばれることが出来なかった、運命に引き離され、命を奪われ、魂を囚われたあの子の、
片恋いのささやかな願望だったのだろうか?

殺され、闇の中に一人閉じ込められたが故に、共に死ねることにすら憧れたのだろうか?

そんなことも、今はもう分からない。
葡萄色の瞳は、日の沈んだ後の空の残滓によく似ている。]


【人】 飼育委員 フィリップ

−伝説の気⇒校舎方面−
[セシルを薙いで、ゆっくり 近付く。
 伝説の木を離れ、校舎方面、だろうか。]


   セシルを殺したほうが お前は苦しみそうだ な?


[楽しそうに、尋ねる。
 まるで、学校帰りの買い食いで、何を食べるか、そんな気軽さで。]

(125) 2010/03/08(Mon) 22時頃

[どこからか、ピッパの声が聞こえた気がした]

[常世を写す、ぼんやりとした光を見る。
 否、もしかしたらもうそれは見ているのではないかもしれない]

……大丈夫。きっと扉は開くさ。

[だって、生きてる彼らは綺麗だから。
 闇に犯されても、どんなに染まっていても、ただ生きてるってだけでまぶしい]

[まだケイトのことは許せない。
 他人を引きずりこむ位ならもっと苦しんで、寂しがっていればいい。けれど、彼女がこの闇から抜け出せないなら、きっと自分達も光の場所へはいけないと思う。だから、願う]

なぁ。

[口が動くうちに。声が自分のものであるうちに]

産まれてきてくれてありがとな。
生きていてくれてありがとう。
綺麗なもの見せてくれてありがとう。


一緒にいてくれてありがとう。

[多分、自分は一人でも結構幸せで。きっと人類の唯一の生き残りになってもそれなりに生きていけたと思う。だけど、その上で死後に闇の中で彼女の手をとった]

[それは随分とぼやけて、篭った、黒い声]




  (フィリップ…)


       (おめぇはいい子だぁ)

 


【人】 飼育委員 フィリップ

>>124身を滑らせるように入ってくるドナルド。]

影 ね。
 なら、俺は飲み込んでやるよ。

[影 は光が生み出す存在。
 闇 は光無き世界の存在。]

 怖い?  どうしたら怖いって思える?
言ったろ、俺はさぁ、ケンカがしたいんじゃねぇ
           殺 したい   だけ さぁ。

[そう言って、闇の鳥を作り出して、飛ばす。]

弱いものいじめ ね。
多数で、一人を嬲り殺しにした奴に言われてもなぁ。

(127) 2010/03/08(Mon) 22時頃

[きろりと闇の中で、眼を動かした。
 伝説の木。何度も何度も、描いたそれ]

……諦めんな、よ………

[いつかと同じ台詞を口にして、それでもその語尾は闇に溶けた]


飼育委員 フィリップは、奏者 セシルを一瞬だけ 見た。

2010/03/08(Mon) 22時頃


[寄り添う獣の背を うなづきながら、撫でて]

――その姿、気に入ってらっしゃるんですか?

[小さくぽつり と]




(ん?)


       (いや、別に……)



 (でも、むさくるしいオジサンよりかはいい気もしますな。)


【人】 飼育委員 フィリップ

−外−
>>126セシルの、こえ。名前を呼ぶ むけられる こえ。
 刹那 ほんの 刹那。青碧 が 覗く。
 そして、直ぐに 闇 が覆い隠した。]

それで―― ?

        何が変わるんだよ。

[闇 が 彼との間に 立ち込める。
 >>128ドナルドに託し立ち去る彼の後姿 わらう。]

―― 大丈夫だ


         後ですぐ お前も殺してやる。

(130) 2010/03/08(Mon) 22時頃

なら、私と一緒に来てよ
一緒にいてよ

さみしいの
あの人も 鬼も 誰も私を求めてくれないの

ミッシェルはずっと一緒にいてくれるよね?
私のものになってくれるよね

[闇色の瞳は友人の姿を見据えて離さない]


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 22時頃


(失くしたビー玉)

[それは失くした訳でなく
 渡したからないだけ
 気薄な残滓はそれは思いだせない]

(拾った奴は大事にして欲しい
 大地は冷たくない温かいって事を
 そしてどんな奴らも帰る事を許してくれる事を
 思い出させる大地の色)

[残滓の悲しみと闇の哄笑]


メモを貼った。


メモをはがした。


―――……、

[哂う少女の こえ か細い糸は届かない]
[やまない滴は まだ一粒、零れて散った]


メモを貼った。


メモを貼った。


飼育委員 フィリップは、美術部 ミッシェルの足元に泥濘を辿り着かせていた。

2010/03/08(Mon) 22時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


どちらでも、いいですけれど。

[まどろむように体を預ければ、
やまない滴、少しでも こぼれ落ちるのを留めようと、

闇の中、天と認識する場所を見上げた、
夜空を思う、当然、星などなかったけれど。]


【人】 飼育委員 フィリップ

−外−
>>133微苦笑にも こちらは、晴れやかな、笑み。]

困るの ああ、放って置いても死ぬんだっけ。
なら、あいつもちゃんと殺してやるから、大人しく死ねよ。

向こうにはキャロライナだって待ってンぜ。

[泥濘が辿り着いた場所。
 黒い花から形作られた、闇 の少女。]

安心しろよ 皆 向こうに送ってやるから。


俺を殺せば、このゲームは終わるけど、な。
あいつとは、別々かも知れねぇぜ?

[闇 は、間合いを詰めるその足に纏わりついて、囁く。]

(137) 2010/03/08(Mon) 22時半頃

メモを貼った。


[かさりとポケットから落ちる一枚の絵。お守りにとずっと入れていた老人の絵]

…そうね ジェレミー、あなたの世界でいつも扉は開かれていた
暖かい光に満ちていた

もう自分達には信じて待つしかできないかもしれないけど…闇の中でも祈る

ケイトの世界の扉が開く事を




 (どっちでもいいですか。)


         [ちょっと嬉しい。]


  [でも身を預けられれば、ふさふさのほうがいいのかなぁ、とか、考える。


  滴はぺろぺろ舐めてから……。]


      [向こうの風景をまた眺めた。]


……そか、おなじだね。

[手を伸ばし、顔にかかる金色を梳いた。
彼の姿を確かめるように白い指が顔を、首を滑る。

あの廊下を走って写真を撮った、そのときと代わらぬ姿。
一眼レフは、あのフィルムは、闇の中にはない。
目に焼き付けるよう、鳶色は瞬きをせずに


――カメラを片手に駆け寄った。
彼の胸に飛び込んでも許されるのではないかと思えるほどの勢いで。
シャッターを切った後に、何故か嬉しくて微笑んだ。
その記憶は、褪せない。]


そばにいる…

[そっと闇色に溶けていく手を握る…。]

あたしにはなんにもできない…見ている事しか出来ないけれど

[そばに座り少し考えて]

ねぇ ジェレミー、あたし思うけど・・
あなたが 誰一人本当に愛することなんてないって
---やっぱり間違えだと思う。
だって あなたの描いた絵の中にはいっぱい光が溢れてて、風景も、人もみんな愛に満ちてたもの

[こてりと肩に頭を乗せた]


[肌へと触れる細い指に、微かに吐息を漏らして。

─あの時、走るなと叱り飛ばしたのは、きっと心配の裏返し。
規則を守れという大義名分はあったけれど、
きっと、転びそうなら迷わず抱きとめていたに違いないから。

真っ直ぐ見つめてくる瞳を見下ろす。
全てを奪い尽くしたい衝動に焦がされる胸は、行為に傷ついた軽蔑と嫌悪とで、狂おしいほどに葛藤していた。]


【人】 飼育委員 フィリップ

−外−
>>143ただで死ぬのも、その言葉に淡とした視線。]

じゃあ、泥沼の上で踊って死ねば。

>>141ミッシェルの言葉は闇を伝って聞こえていたが、
 まさか自分も該当者に含まれているとは思わず。少女の最期の言葉から
 推測するのみ。]

しっかり断ればいんじゃねーの。
  あとは 、   突き放せば?

[嫌われれば いい。向かう気持ちもなくなる。
 今更なんの役に立つのか、そんな恋愛相談。普通に答える。
 影と闇が。異常な光景だ。

 飛んで来る蹴りを まともに受けた 。
 もう、そこにある腹は 闇 で出来た身体。実体も、痛みも ない。
 ―― 霧散化する。
 ただ少し、 他からの力で崩れれば 形成に時間は掛かるか。]

(149) 2010/03/08(Mon) 23時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

  

     間に合うも、何も。
     お前は、殺 されるんだろ?

>>144嗤 いに、笑顔を、返す。
 ゆっくりと、胴の部分を修復させながら。]

おー、麗しきは愛情 ってやつぅ?

        あいつは どう思うか しんねーけど。

[莫迦だろ。誰かが無事なら。
 そんな ばか を 知っていた、から。
 そして、彼が消えた時の、あの薄紫の、こえも。]

(150) 2010/03/08(Mon) 23時頃

ずっと だよ
すっと一緒だよ

もう 離さない
いつまでも 一緒にいようね

そうすれば 寂しくないよ


[少し揺れてるだろう尻尾、そっと触れてみる]

――冷たいでしょう?

[頬を舐める舌、くすぐったい。
涙を拭われるなら、人の姿の方がいいかもしれない]


【人】 飼育委員 フィリップ

−外−
[ゆっくり、ゆっくりと、闇を纏わりつかせる。
 静かに 大蛇 が 頤を ひろげて 飲み込もうとするように。

 それは余裕の表われなのか―― 。

 闇 色の瞳を 細く、ほそく。]

テメェも、もうちょっと実体あれば面白かったのになぁ
キャロライナと同じ様に 首をねじ切るように 殺 してやったら

    …… 歓ぶ かね?

 
[闇 色は ただ わらう。]

(154) 2010/03/08(Mon) 23時頃

[散っていく。教師としての思いも人としての思いもエミール・スティーブンスとしての思いも。

もう抗うことはない。

静かだった。音も声も聞こえない。
後は闇と同じになるのだと、どこかで思った。

黒い目に、少女の姿が映った。

一度だけ瞬いて問う]

 ケイト・グリフィズ。もし鬼がすべていなくなって貴女の姿が見つかったら、皆を返すことは、出来ませんか。

 貴女の姿が見つかれば、貴女もここから開放されるのでは、ないのですか。
 それなら友達も必要なくなるでしょう?

 それとも、皆と一緒なら、ここに居ても構わないのですか。こんなに、暗い場所なのに。


飼育委員 フィリップは、ゆっくり ドナルドの首らしき箇所に 闇 を伸ばす。

2010/03/08(Mon) 23時頃


メモを貼った。


[虚空から漂う声、反応したのは
「鬼が全ていなくなって」その言葉が聞こえたから]

――… ………ップく ん ……

[流れ続ける涙は、一筋の糸のよう]


ずっと すっと一緒…?

[どこからか聞こえてくる哀しい声]

でも闇に溶けたら…何もかも消えてしまうよ
異形に変わって きっと 自分さえもわからずに
何にも無くなってしまうよ

何もかもが意味がない


…欲しい。

けど、穢したく…ないんだ。

[漏れる声は苦々しく。
ここまで連れてきて、自分色に染めてしまって、今更何を言うと自分でも滑稽だけれど。

それでも…あの自分と良く似た金髪の、あの子を殺した狂える教師と同じになってしまいたくはない。]


[彼らは死ぬ必要などなかったのだから。

教師としての、最後の言葉。
それはやはり生徒を思うもの。

帰りたいわけではない。
ただ、帰れないと言っていた生徒のことを、少しだけ、思い出したから。

帰りたい生徒が帰れればいいと、思っただけ]

 この状況では、帰りたいと思っていても帰りたくないと言うかも知れませんけどね。

 わからないなら、帰れるのかもしれないということです。
 鬼も、鬼でない人も。鬼になりきれないものも。


【人】 飼育委員 フィリップ

−外−
>>155踊り甲斐がありそうと笑う男にも。
 向ける 闇 は 何も載せない。蹴りを放った男の様は。]

うまいじゃん。
一人踊り。

[傷の話。]

  さあ、しらね。好きに、すればいーだろ。

[言っておいて、にべもない返答。
 >>156鬼役だったなら。 言葉に また、闇 が 覆い わらう。]

んぁ?  はは。
テメェが手駒ならもっと 殺 せたかも知れねーなぁ。

[返す、昏い笑みを見る。
 闇 色の瞳には 怒りも 何も ない。]

(164) 2010/03/08(Mon) 23時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 

俺は男と踊る趣味はねーよ。

>>160泥濘は 捉まえる対象が減り ドナルドに集まる。
 眉を寄せる姿に 浮かべる、口元の、えみ。]


捩じ切られたい、絞め殺されたい 貫かれたい?
  選べよ、セシルも同じ様に送って、やるからさぁ――


[ぞるり。首がげる様に 動いて、轆轤首の如く伸びる。
 三日月に 描いた 目元 口元を 近付けて わらう。]

(165) 2010/03/08(Mon) 23時半頃

[うつろう虚空、耳を澄ませば やさしい こえ たち]

……ばら色の……

[桜色と薔薇色、同じ闇に落ちていく、
2つのガラス玉をみていた気がする]


 誰かを残せと闇が言うのなら、私が残りましょう。
 私はもう、帰れるのだとしても、帰るつもりはありませんから。

[声、が聞こえた気がした。
侵蝕する闇に、かき消される]

 貴女も、出られるのなら、出たくは、ないのですか。残りたいというなら、止めはしませんが。

 ――私は、教師です。
 貴女が私より本当は年上でも。
 貴女がここの生徒であるなら、貴女も私の生徒ですから。

 生徒を、教師が助けるのは当然のことでしょう。


[肩を触り、そして背中に手を回した。
胸に耳を当てても心音は聞こえない。

零れた声を聞けば、鳶色を伏せた。
それと同時に、酷く甘ったるい幸福感を得る。]

ディーさん、やさし。
だいすき。

[ぐりぐりと額を身体に押し当てる。
ぽんぽん、と回した手で優しく背中を叩いた。]


 ええ、見ていることしか出来ません。ですから、その後の事を、聞いているのですよ。

 ……――。

 私が闇に飲み込まれる前に。
 貴女の身体が見つかることを。

[願っています。それは言葉にならずに闇に溶けた]


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 23時半頃


[緋色が揺らげば 蒼い翅はさざめいて
舞い散る燐粉は 風に散る涙のように闇を彩る]


[半ば以上闇と化した体に、ピッパの手が触れる]

[手のあった場所を握ってくれるその感触。
 隣に座ってくれた気配。
 肩に感じる重み]

[紡がれた彼女の言葉。はらはらと、闇から剥がれ落ちるようにガラス球がいくつか転がり落ちた]

………そう思う?
なら、良かった。それなら、良いんだ。

[この胸にずっとあったあの熱が、何て名前で呼ばれていたのかを知らない。あの人に対して抱いていた感情、そして、友人達へもっていた感情、ピッパへのこの想い]

[これが愛なら、いいんだ。もうそれだけで、いい]

[ころりころりと、滴り落ちるガラス球。
 それはきっと、闇の中ではただただ闇色の。
 闇に一条の光がさしたその時、きっとオレンジ色にきらきら輝く。まるで、真っ赤に染まる夕陽みたいに]

(―― ありがとう)


[ あかい こえ きこえて ]

―――……ッ、

   だめ   だめだ よ……


[子供をあやすような仕草が微笑ましくて。
それだけで何もかもとろけてしまいそうになる。]

…身勝手で済まない。
振り回して引きずり込んで、もう戻れないところまで来てしまったけれど、

それでも、見捨てずにいてくれて、感謝してる。


不意に聞こえてきた音に、埋めていた顔を上げる。



何度も言っていたけど、出ればいんじゃね。

[ヘクターはポツリと一言]


(出たいなら、さっさと出てこいよ)

[もう体は大分闇に溶けて。
 その一部が、彼女の操る闇に少し加わっていた]


[助けて欲しかった、その言葉に、闇の侵蝕が緩まったような気がした。

だからもう一度。

言葉を紡ぐ。言葉が紡げる内はまだ]

 私は、彼ではないから、断定は出来ません。
 ですが、貴女の慕う彼が教師であるのなら。
 同じようなことを。

 いうと、思います。
 
 言わないような教師を慕う貴女では、ないでしょう?


[己がこうして居られるように、

あの子も、想う相手の所へ行ければいいと、そう思った。]


[ 助けて 少女の こえ ]

[ けれど まだ きこえる ]
  

 
              [ やみいろ の わらい ごえ が]


  フィリップくん… !!!


ケイトが見つかったら
ケイトの闇が消えたら…

夜が明ける…よね。

そしたら あっち側の人はみんな帰れるよね


あはは、見捨てるわけないしょ?
もどれなくてもきえそうでも

[回していた腕を離し、両手を取って己の手に絡める。
遠くでまた聞こえた大きな音>>@40に、身体を震わせた。]


[あっち側の人はみんな帰れるよね]
[虚空から流れてくる声]
[瞳を伏せる、涙はやまない]

[あの ふかい 絶望と狂気の叫び]
[繋ぎ止めたかったのに]


[こわしてしまったのは、きっと―――]


【人】 飼育委員 フィリップ

−外−
[あか に 響く制止のこえ。わらう。
 真逆彼が その言葉を口に出してるとは思わずに。

 >>174じわじわと、ドナルドを捕える闇。
 蛇が蜷局を巻くように 彼の身体を締め上げる。]

俺が狂ってる?
 いいや、違うね―― これが俺の本質だ。

[彼がビー玉の交換を言っても。
 それがどう言う理由か覚りながらも。
 言葉には、出さないまま。]

人 を 殺 すのは 愉しいよ なぁ?

[一つ たった一つ 残った実態の 瞳で わらう。
 そこにはもう 闇 しかない。]

(178) 2010/03/09(Tue) 00時頃

(そうだろうね。
 どうやら、肉体が見つかることにこだわっているから。
 俺たちも、きっともっと良い場所にいける)

[それまでに自分の意思がもつか、闇に飲まれるのが早いか]

[思念が囁く]


けれど、帰れても…
きっと元通りには戻れまい。

[蝕まれた狂気。それは生きていても別け隔てなく。
頼もしかった幼なじみも、穢れて染まって行っただろうか。

もう誰も、元通りの日常へなど戻れない。
狂い、罪を犯し、それでも死ねずに残されて。
何も知らず笑いあう人々の中へ戻ることの方が、どんなに残酷であろうかと。]


---?ジェレミーなにかいった?

[ありがとうそう囁かれた気がして首をかしげる]

ねぇ 恋は冷める…この恋もいつかは終わるのかな
また一人になるのは怖いけど、そうしたら また 泣けばいいね。
わんわん泣いて 昔深夜のテレビで見た古い映画の主人公のようにTomorrow is another dayってかっこよくいうから

[消えていく手をぎゅっと確かめ軽口を続ける]

あたしたちに明日があればだけどね…

[印刷室の床が大きく割れた音を聞いた]


【人】 飼育委員 フィリップ

>>174適当な言葉に。闇 は ひどく、淡とした視線を向けた。
 いっそ、赤 い 音 に載せてしまおうかと思うが 止める。

 馴れ合いは しない。もう。]

あほな事言ってると――

[纏わせた 闇 。濃さを与えて。
 彼の 大腿部分を潰そうと―― ]



            苦しめよ、    なぁ?

(180) 2010/03/09(Tue) 00時頃



  ちがう
     ちがう
             

 ちがうよ

[届きもしない 否定の言葉 ただ重ねて
蝕む闇に崩れても 後悔が この姿に執着する。

やみ に かえる ことも ゆるされない]


飼育委員 フィリップは、それでも厭なものを感じたのか、首を引っ込める。

2010/03/09(Tue) 00時頃


[割れた音が聞こえた]

俺は消えてしまうんだな。
兄貴の小言聞かなくていいから、それはそれでOK。

[明るい呟き、残滓が最期の最期で取り戻した自分の欠片]

渡したビー玉は返してもらわないとな。
もう寒くないなら、会いたい人間の所にいけるんだったら、
正義の味方は去るのみだぜ。

[いつもの笑い]


[闇から届く、声]

 ……ここでの記憶をなくして皆で生きるのと、残したまま生き残ったものだけが戻るのとどちらがよいのでしょうね。

[どちらにしても良いとは思えず。けれど。

彼女の身体が見つからなければ、自分たちがここに来た意味などなくなってしまうから]


そうだね。
色々……ありすぎたもの。

[ふわりと足元の闇を蹴る。]

でも……そうだなぁ
手繋いでさ、ビー玉坂……歩いてみたかったな。
あ、一緒に写真も撮りたかった。
……だめだなぁ、あはは

[思考は飲み込まれていくのに
あの日々のことを思い出しては執着してしまう。
泣きそうな顔で笑って]


終わ……な……もの、価、値……な……

[途切れ途切れの声音。終わりのないものに、きっと価値はない]

(大丈夫、ピッパは格好いいから。
 それに、きっと誰にだってどこにだって明日は来るんだ)

[目の前では、かくれんぼも鬼ごっこも佳境を迎えていて]

[ぎゅっと彼女の周囲の闇の濃度を濃くした。
 ほうぼうから聞こえてくる声。眼を閉じる]

[もう少し、多分、もう少しで光が見える]


ケイトの、ケイトでない声に弾かれたように闇へ目を凝らした


(―― うるさいよ)

[殺人犯の妄念みたいな声。体を覆う闇が濃くなる]


泣き濡れた顔をあげて 闇の虚空を 見上げる


…もっと早く、気付きたかった。
[その言葉は何に向けてだろう。

泣きそうな顔をするから、胸が締め付けられるように痛い。]


[印刷室の入り口に闇が溜まり そこから 虚ろな少女がゆらりと揺れて 現れる
闇色の瞳は ケイトを睥睨して]

 ――……自分一人だけ見つけてもらって、
 ……願いを叶えてもらって、それでおしまい?
 私をこんなにしておいて……私から何もかも奪っておいて……

 満たされないまま、求められないまま
 私は終わるの? 

 ……そんなの赦さない
 
 ケイトはずっと ここにいるんだ
 家になんか帰さない……自分だけ帰るなんて

 ――絶対に赦さない

[ぼそりと呪詛を紡いで ケイトへと近づこうと]


[閉じ込めて置きたい。独り占めしたい。

その感情は理解に値するから。


心底己を嫌悪した。
本質はきっと、アレと同じなのだろうから。]


の声を聞くと反射的に体が動く]

消えかけで役に立てねと思っていたけど、最後に役に立ちそうだ。

[闇の方に駆け出す]


 何故閉じ込める必要があるのです。

 ……そうまでして執着しても、心は手に入ることなどないでしょうに。

[少しだけ。いらついた声]


[あの子を見つけてあげないと。
あの子を探してあげないと。
あかい こえ で 言い続けていた言葉。

やっと闇にとらわれた少女へと手が届く。


伸ばし続けた手が、
届いたのだとしたら]


おねがい、あの子も…
フィリップくんも、助け て… !


[闇にとらわれ、闇に変じた少年、
きこえない こえ が きこえない]


目を閉じて飛び込んで行く。


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/09(Tue) 00時半頃


【人】 飼育委員 フィリップ

−外−
>>190息を吐き、供された言葉に、 闇 の瞳を眇める。]

 さみしい。       …… そうか?

[闇色には 何も 載せない 。
 説明する必要がないと言われれば、口元は、笑みの容を作る。]

説明して理解出来ねぇだろぉよ。
 じゃあお前は、説明すりゃ 殺 さねーの?

[違うだろう、と わらう。
 >>191話さないか、と言われても 闇 を向けるだけ。
 感情の色も 熱も 隠した、瞳。]

…… 今更、何を?

[後退る姿、応じる気はないけれど。
 止めを刺さんと、一歩、一歩近寄る。
 誘き寄せられているのか、知らず。]

(197) 2010/03/09(Tue) 00時半頃

[虚ろな少女の身体は 無数の闇色の茨と化して
そのままケイトを絡めとり、闇に引きずり込もうとする]


[少しだけ闇が薄れた]

ケイト…
もう鬼ごっこはおしまい
ゲーム終了だよね!っ


メモを貼った。


 ……キャロライナ・コールリッジ、おやめなさい。

 あなたが失ったものはたくさんあるでしょう。
 だからといって、闇に引き込んでいいものではありません。

 貴女も闇から、開放されるのを待っていたのではないのですか。
 それとも、闇に囚われたままの方が良いのですか。

[出てきた名前はするりと馴染んで]


[…指が震えて、なかなか…手を離せないでいるけど]

ちょっとだけ 

[ジェレミーの目をじっと見て…]

冷めるまで 付き合うっていったよ…ね


やめあがれ!!

人を巻き込むんじゃねよ。
立ち止まらなければ、未来はあるんだ。

[言葉を言うたびに、動くたびに存在が軋む]


わがままだよね
こんなにしあわせなのに

[僅かに薄くなった闇を見渡す。
手を離さぬまま、鳶色だけを動かした。

声がする。あの少女の声が]

それが答えなの?
あなたの

[誰にともなく投げた言葉は、暗闇に溶ける。]


小柄な少女のほうへ思わず駆け出して

キャロライナ!
待って

ケイトを離して!
一緒にいるのが誰でもいいなら一緒にアタシがいてあげる



 フィリップくん…
      だめ…  だめだ よ 
             もう いいんだよ みつかったんだよ  

 そんなこと しなく て いい から…


[闇を 流れてゆく 風 のような何か が 
冷たい涙を 一筋の光の糸のように さらう。

虚空へ差し伸べる 手は
届かない と しても]


[闇色の茨はスティーブンの呼びかけに応えることもなく
ケイトを闇に引きずり込もうとして

少女の手に握られたビー玉の温もりに触れればパキリと罅が入り]


ゴメン 猫だったけど、約束したから…
寂しかったら抱いててあげるって

あたしでいいならいてあげるから

[思わず駆け出しててキャロライナに手を差し伸べる]


[闇から聞こえる声。声 声。

 まるで


 闇の中に差す

   光のようにも思えた]


俺はよくばりなんだよ。

[ケイトの腕を掴むと反対の手でキャロライナに手を伸ばす]
もう少し持ってくれ、ヘクター。


[そうしていれば、ぎゅっと手をとられる力が強くなり]

[黒く染まりつつある瞳でピッパの視線を合わせると、
 彼女の問いかけに対して大きく頷いた]

……ああ。

[けれど、その呟きが彼女に届くか届かないかの時に]

[解放されようとするケイト。
 それを止めようとするキャロライナ]

[人の形をなんとか保つ闇で動こうとしたけれど、首を振ってやめた]

(誰でもいいなら、誰がいたってさびしいままさ)
(一人で幸せになれないのに、他人がいて幸せにはなれないよ)

[思念を走らせるけれど、声にならない]


[向けられる言葉に、少女の掌から伝わる 大地の色の輝きに 闇の中に差す光に
やがて茨は罅割れ 砕け

黒い花弁となって――舞い上がる]


(自分で、頑張れ。迎えに来てとか思うなよ。
 自分で逃げなよ、自分で扉を開けなよ、ケイト)

(もう肉体はないんだ。
 闇に邪魔されたって、強く思えば自分で光のところに行かれるよ)

[理想論を、語る。ずっと最初から唱えていた夢の音]

(諦めるなよ)


キャロライナの手をとれば
ヘクターも同時で

ふたりでキャロライナを引っ張る形で…


【人】 飼育委員 フィリップ

− ⇒伝説の木−

――別に。
テメェに 俺を 理解してもらおうなんて、思ってない。


>>199じりじりと下がる姿に、じわじわと近付く。
 返す言葉は冷徹に 揺るがない。]

はぁ、何でまた。
そんなに心的外傷刻み付けたかったのか?

[人 を 殺 した事実は。
 刻 みこまれる。]

でも   残念だった な
テメェ は ここで 俺に 殺 される。

[闇 に飲まれた 影。さらに、闇は這い寄る。
 全てを覆いつくそうと 近付く。]

(204) 2010/03/09(Tue) 01時頃

なぁ、キャロライナ。
消える俺の分まで頑張ってくれよ。

[それは懇願]


…何があろうと、俺だけの君で居て。
君だけの俺で在り続けるから。

[それはなんて、歪んで醜い愛なのだろう。
自己嫌悪に心刻まれても、それでも欲しい気持ちは変わらない。

例えその先に、破滅しか無いとしても。]


【人】 飼育委員 フィリップ

>>200>>202 樹に支えられるように
 彼は、在っただろうか。

 彼とは 違う 木に残された想いも―― 支えにはならない
 切望しても叶わない。絶望 だけが 。


 ただ 刹那。一瞬だけ 動きを、止めた。]

(205) 2010/03/09(Tue) 01時頃

[帰りたい、帰れない、帰らない。

引き込まれたものたちの、未来を憂う。

それは未来であるのか。それとも。

「光」を感じて、闇に侵蝕していった魂は、緩やかにもとの色を帯び始めた。

けれども]

 ……この闇が、ケイトが見つかった事によって晴れればいいのですけどね。
 そうしたら。

[帰れなくても安らかに眠れるのだろうか]


全てを確認すると目を閉じて、最期の時を待つ。


[吹き上げられた花弁は 黒い花吹雪のように 舞い散り 踊り はらはらと皆の上に降り注ぎ

ヘクターから ピッパから伸ばされた手を少女の手が掴む]


フィリップくん… !

[ あの やみに とどかない 
   こえ も きこえない ]

―――…ッ、止めて 
       もう、止めてあげて……

[彼が ころす のを 。
差し伸べる 手 届いたなら]


[自分が帰ることを望むものは居るだろうか。
受け入れてくれるものは居るのだろうか?

いなくなって悲しむものは居るのだろうか?


それでも、

永遠を永遠にするために、大切なものと共に壊れてしまえたらと願う。]


あの やみ を 抱きしめて でも とめる のに


キャロ…

[捕まえたと思ったのに…名前を呼ぶ声が宙に浮く]




  フィリップくん……


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