人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[鬼は果て、呪縛は潰えた。

黄金の鬼に運命を歪められても、
彼らは此処まで来れたのだから。

その命尽きるときまで、彼らは彼らのまま、
歩き続けることができる筈だ。

――そう信じて、獣は小さく笑った]


[ひとりでは――

そんな声が聞こえた気がして
一度だけ、生き残った仲間達を振り返り、目を細める]
 
 じゃあな。
 ……お前らは、負けんじゃねえぞ。

[獣の面に浮かぶ色は果たして*]


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

― 重ねの常磐 ―

[主の躯を浚う零瑠の腕が在った。

 どれ程紅に身を染めても、抱き、誰の手の届かぬ場所に退く。]

……

[浮雲に隠れた月を探して、幼子は屋敷を抜け出した。さ迷い歩き、熱に魘された結果、記憶と言葉を失い孤児院に引き渡された。]

(18) 2014/02/22(Sat) 21時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[父を忘れ、母を忘れ、妹を忘れ、
 家族を忘れ、帰るべき場所を忘れ。

 知らず『父殺し』の罪を背負う。



 そして、今も――また。



 零雨は 止まない。**]

(19) 2014/02/22(Sat) 21時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/22(Sat) 21時半頃


メモを貼った。


[――今にして思えば、
黄金の鬼に運命を歪められた子供たちの中で、
周が一番心弱かったのかも知れない。

戦い以外に生きる術を知らなかったから
その理由を失えば、容易く折れてしまうしかなかった]


[だから――誰かに必要とされたかった。
戦う理由が欲しかった。

真弓が言うように、零瑠が自分を必要としていたのなら、
甘さに付け込まれた結果、獣と成り果てたのだととしても、

――それでも良かったのだ]


[仲間達は、手の付けられない暴れ者だった自分を受け入れ
必要とさえしてくれた。

ヒーローを仰ぎ見るような憧憬の眼差し。
子分にしてくれと、慕う言葉。
寂しさを見かね、重ねられた手。

他の家族を裏切ることになっても、
自分を傍に置こうとした哀切。

欲しいものは此処にあった。
充分に与えられた。

――けれど、与えてくれた皆に、
報いることはとうとう出来なかった]


[生を擲ち死を選ぶ弱さを、疲れ果てた周は受け入れる。

昔、約束を交わした少女は、
寂しさに声を震わせていたけれど、その弱さを赦してくれた。>>*2

それに、共に在るときは常に自分の背を守り続けてくれた友が。
周が生き延びることを、誰よりも望んでくれた友が、一緒に帰ろうと導いてくれるのだから。

――きっとこれでいいのだ*]


【人】 営利政府 トレイル

― 吾の安きを ―

[光は闇獣と化した。

 守るべき『家族』。

 生が苦しみを生むのなら。
 絶望も後悔も懺悔も無い場所へ。]


脅し? 我儘?
このままあなた達の目的を果たしても同じことだと……。
解放を願った行動の先には、安吾さんの言う多くの人の犠牲しかないって……、そう俺は言ってるんだ。

[立場の違いは重々知っている。
 今回の殲滅戦でどれ程の数が減ったのかは知らないが、それでもあの城には人が――家畜が、多い。

 一部の解放なら許可を得られるのではないか。そんな甘い考えが底に在る。]

(32) 2014/02/22(Sat) 23時頃

【人】 営利政府 トレイル

[願う。傍に在りたいと。
 その為に何を捧げても。
 『家族』の、『兄』の命を捧げても。

 
 主のことを想い、その生を願い、そのためになら他の犠牲も―――厭わない。]

(33) 2014/02/22(Sat) 23時頃

【人】 営利政府 トレイル

[広げられた安吾の腕。
 左胸に刺さった刃。間近くで浮かぶ笑みを見上げ。

 頭に触れた手の、懐かしき昔。
 どうしても手離すことが出来なかった学帽。]

あ……

[自ら手離して、しまう。
 壊してしまう。



 最後に『兄』を――…**]

(36) 2014/02/22(Sat) 23時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/22(Sat) 23時頃


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

―とおく―

[主の傍にはリカルダの。
 表情の細かな処までは見えないが、ひどく苦しげに思えた。

 黒刃の小太刀は彼女のものではない。では誰の?>>8:119

 零瑠の視線の先。在る姿は5つ。]

……待っ

(39) 2014/02/22(Sat) 23時半頃



[周にとって、なにが一番幸いなのか。
 もしかすると、自分の与えようとしているものは間違っているかもしれない。
 でも、もう、それよりも、なによりも、彼に安らぎを。
 友として、彼になによりのねぎらいを。
 それが、死というものであっても]

 周、おでは…
 絶対おまーはかえっでぐるっで信じてただ。

[周の身体が尽きれば、その魂を引き出すように手を引っ張りだして、その肩を叩き、髪をぐしゃりかき混ぜた*]


【人】 営利政府 トレイル

[期待を寄せられて居たのに。
 主の元へと辿り着いたのはジャニスが先で。

 命と引き換えにでも、殺しておけば良かったのか。

 明之進の姿が在る。
 真弓が持っていたはずの、剣を手にしていた。鬼を刺す棘を。


 紅染まった、棘を。]

(42) 2014/02/22(Sat) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

ぁ、

[動かす脚の、なんと遅いことよ。

 何故、自身の刃は『敵』を退けることが出来なかったのだろう。

 振るわれそうになる三日月の、影に一矢。>>3

 真弓から話を聞き、主の元へと向かいながらも探して居た姿に漸く……出逢えた。]


  ぁ ……や

[身を強張らせる。射られた矢の向かう先。刺さってくれるなと手を伸ばしたが――…。]

(43) 2014/02/22(Sat) 23時半頃

メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

―菖蒲―

[瞬間の、見えた菫色は記憶よりも色が濃い様に見えた。

 だから。
 もう冷たい主の身を抱えながら、別の方より近寄り、
 名を呼ぶ。

 桜の枝は、まだ張っているだろうか。

 あの花は、また今年も咲いているだろうか。]

(46) 2014/02/22(Sat) 23時半頃

メモを貼った。


トレイルは、リカルダの抱く少女を見て。

2014/02/23(Sun) 00時頃


トレイルは、明之進に血を与え、彼が助けを求める少女を見て。

2014/02/23(Sun) 00時頃


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

   ―――…菖蒲。

[日に日に大きくなっていく腹を、撫でた。
 鼓動を聞き、誕生祝いにと
 ……あぁ、あれは菊結びだったか。

 右の輪が僅かに膨らんだ……*]

(49) 2014/02/23(Sun) 00時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

[昔ならば、見て即座に倒れていた量の、紅。
 菫色が此方を向く。>>51

 開く唇。

 けれど、言葉は伝わらない。]


 ……明。リッキィ

[二人の名を呼びはすれど。]

(62) 2014/02/23(Sun) 00時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


[今でも覚えている。

春、皆で摘んだ花のにおいと一緒に作った蓬餅の味。
夏、隙間から入ってきた虫と女の子たちの悲鳴。
秋、集めた落ち葉と焼き芋が焼けるまで待つあの期待。
冬、薄くて硬い布団の中でくっついていた互いの体温。

忘れたことは、一度もない。]


[醒めないで欲しいと思った夢。
取り戻したかった過去。

掴めなかった、未来。**]


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

[菖蒲の命を断った刀の銘を。


 知る者は、居ない。


 最期まで手の内に在った『常磐』は、意志を持たぬ武器であるけれど。]

(65) 2014/02/23(Sun) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル

[痛みも苦しみも切望も、長く共に在ったからこそ。


 これで彼女の『罪』が、贖われるのなら―――…と



 頸に刃が滑るのを
 止めやしなかったのだろう。*]

(66) 2014/02/23(Sun) 01時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 01時頃


営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 01時頃


[サミュエルが周へかける言葉を傍らで感じていた。
そのやりとりも、すべて。聞くつもりなどなくても、
その手は離れないのだから仕方ない。

だから]

……あなたはきっと、強くなれたはずなのに。

[同じ言葉は少しだけ、悲しげに。
少年たちに卑怯者だと言葉を投げつけたあの頃と、
零瑠を糾弾する言葉を投げた今と何の違いもない。

彼は自分がほしいものを持っていた。
“家族”を守る、力。それを行使する自由。

だから歯がゆく、だから悔しい。
当人にそんな様子が見えねば尚]


トレイルは、アヤワスカ(菖蒲)の兄は障子にまだ見ぬ妹の姿を描き残していた。

2014/02/23(Sun) 01時頃


トレイルは、アヤワスカの、『菖蒲』の名と共に。墨の字体の癖は変わらず。**

2014/02/23(Sun) 01時半頃


メモを貼った。


[感じる意識は、
いまある命と消え行く鼓動に向けて。

明乃進とリカルダと零瑠と――絢矢。
他の皆はみな死んでしまったのだろうことを知る。
それでも、自分の願いは姉のくれた刃という形で託せた、それは成就したのだろう。

願うべく幸いはどこにあるのだろう。
鬼とならなかった家族が皆死んでしまっては、
鬼である彼らの幸いが見つからねば、
父を殺したかった意味も、失われたに等しい。

見知らぬ人の安寧など、帝都の平穏など知らない。
――本当は、傍らに感じる彼の存在だって、生きて幸せでいてほしかった]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

―喉を通る紅の味―

[どうせならば、甘い味であれば良かったのに。蜂蜜をかけたような、甘い――…。]

キャロライナ…

[牙を離してそっと表情を窺う。
 なんと虫の良い話だろう。

 安吾の様に。
 彼もまた、微笑み浮かべて居てくれれば良いのに……だなんて。


 問い掛ける。]

 キャロライナにとって……『家族』って、何?

(76) 2014/02/23(Sun) 01時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 02時頃


【人】 営利政府 トレイル

[答えて欲しい唇は、もう動かない。
 命を奪ってしまったから。

 微かに紡いで居た声は、細かった。]

……そう。何の花が良いかな。
桜? 梅?

あぁ、もしかして怪我したこと?
もう忘れてよ。恥ずかしい。

[守護隊に居る『家族』も。鬼の城で共に生きた『家族』も。棄てる覚悟を決めたのに。

 揺らがないようにと、鬼の爪を見詰め。
 散る人参色を、じっと見詰め。
 致命傷を、避けてしまう。]

(79) 2014/02/23(Sun) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル

……うん。

[キャロライナが零瑠の名を呼ぶ。
 居るよと、小さく返す。

 煙の中、髪を鬼に掴まれていた。
 今にも死んで、しまいそうだった。

 他の鬼に殺されるぐらいなら――…

 いっそ。]


………きゃ、ろ

[飲み込んだ紅の味。
 願えば――また『家族』にと叶ったかも知れない。

 けれど、周のようには……したくなくて。]

(81) 2014/02/23(Sun) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル

[零瑠の事を、まだ『家族』だと思ってくれる彼となら。

 鬼と、人と。
 望んだ世界への第一歩が踏めたかも知れないと思ったのは。

 少し離れた倉庫の壁に寄り掛けられた円の躯と、緑色のスカーフを見付けた後のこと。**]

(82) 2014/02/23(Sun) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル

― 桜花 ―

……

[遠目から、少女の衣装に在る桜花を認めた。
 だからもう一度、菖蒲と名を呼ぶ。

 身から流れる紅の筋が糸の束のように見えて。
 絢矢と名を呼ぶ。

 主の躯を支え直し。

 瞼を一度閉じた。散る桜花は朝陽の光で淡く。

 明之進とリカルダの様子を、
 あと少し見守ろうと。**]

(83) 2014/02/23(Sun) 02時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 02時半頃


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