人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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――回想 虚ろな少女――

[―――……それでも? と、濃紺は問う]

 それでも 貴方がほしい
 貴方を私のものにしたい

[希い願う虚ろな少女に セシルの叫びなど届かなくて]

 寂しいの
 貴方で私を満たして

[満たされようと一歩近づけば
虚ろな少女を殺そう(壊そう)と 愛しい人の腕が伸ばされる]


[その闇を切り裂こうと 振り下ろされた鉱石の腕でさえ
触れられれば甘い痛みが ぽかりと開いた胸の穴を満たす]

 もっと 触れてほしい
 もっと 私を求めて

[もっと 触れて――私を 求めて 虚ろな少女は願う
やがて薄紫の少女の命が摘まれ、世界は暗転した]



  やみ…… 心地いい

           でも

              あのこの こえ  が……                   
                [ きこえてしまう ]


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[もの言わぬ蝶が
緋色の指先で静かに羽を震わせれば
蒼い燐粉が光を曳いて、闇の中を流れた]


[蝕む闇、戻ってきた苦痛。
この身に相応しいから、心地いい]

……、――…

[はらはら零れる涙は、痛みのせいではなくて。
流れてゆく慰めのような蒼、淡く瞬く翅を静かに見つめる]


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[黒い花、闇の花、ふわり香って顔を上げる。
こえ は 聞こえないのに 沁みるような絶望が]



                   ごめん ごめん ね…


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 わぅん

        わぅん


              わぅん


わぅん


          あぅん


     ばうばう


             わうあう


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………ピッパ?

[気がつくと、視界は全て闇。
 目の玉がどろりと闇に溶けたのか、それとも、ずっと近くにいてくれた彼女が見えなくなったのか、よく分からない]

[ただ、彼女の苦しむ声だけが闇の中から聞こえる気がした]

いるよ。俺はまだ、ここにいるよ。
大丈夫、これはピッパのせいじゃない。
だって、あんたはとても綺麗だ。

[体は徐々に闇に溶けて、探しにいけない。
 多分、その苦しみも寂しさも、彼女のもので自分が立ち入っていいものじゃない。けれど、ピッパは自分の苦痛に、常に共に在ってくれたから。自分を選んだことで苦しんでいる]

おいでよ、ピッパ。手をつなごう。

[もう手の形なんてきっとはっきりとはしていないけど。
 でも、そう彼女の名前を呼んだ]


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[人を愛する感情は、憎むことと似ている]

 ……。
 ケイト。
 ケイト・グリフィズ。
 貴女は彼らが貴女を見つけたとしてもすぐには返さないのではないですか。

[鬼が見つかるまで]

 いえ。
 帰れたとしても。

[思う。「彼ら」は帰ってそのまま生きていけるのだろうか]


[呟く言葉は彼女へ向けてではなく。ただ言葉として発せられただけ。

その魂の中に元々の彼であったものはいくら残っているのか。
いくらも残っていないのか
「教師」であったことしかのこっていないのか

暗い感情は今も残る。それは、闇が侵蝕していてもはっきりと確かに。

憎悪。

相反する気持ちは、侵蝕され続けて、その名を紡ぐことでしか保てない。

――もう

 わすれてしまおう

その気持ちがあるから自分は闇に染まれないのだと、黒く塗られた裡で囁かれる]


[ケイトに問われる言葉。誰を心配していたのか、それももう]

 「生徒」が心配です。
 もちろん、貴女も。

 貴女がどうしてそこまで闇に染まってしまったのか、わかりません。
 今の私には、心配してもどうすることも出来ません。
 できませんが。

 貴女への言葉も届かないのなら。

 今の私は「教師」でもないのでしょう。

[名を、呟くことをやめる。手放したくないと思った想いは、緩やかに散っていく。
今は、想いを留めるための器もなく]


 ですから。
 私は貴女の嫌いな「せんせ」ではもうありません。

 詭弁ですけどね。

[「エミール・スティーブンス」であることを、手放すのは、今の彼にとってとても簡単だったのかもしれない。

こちらに来てからはただ、教師であろうとしていただけだったから。

全ての想いが散ったとき、あの異形と同じものに*なりはてるのだろう*]


[手に濡れた感触、闇の中なのにあたたかさを感じる。
その感覚はきっと偽り、幻想なのだと思うのだけれど。]

――……   ……ッ、

[その獣を抱きしめて、目に映る毛並み頬を寄せた。

深い かなしみ に浸されたまま、
ひと時の安堵に感じる 罪悪

あかい こえ が 聞こえない ]


ケイトの声に悲しそうに、*笑みを作った*





 あなたは あの子が見つけてくれる わ
 夜明けのいろ の うすむらさき

 [ひいろ の こえ に 呟いた ]




 うん、あの子がきっと、
 この ながい ながい 夜を
 終わらせて くれる  ……

 [夜明けの色、かれ が言っていた
 それは 濃紺の夜 を 導く色 ]


[薄紫 を 夜明けの色だ と]
[そう言った少年の いろは ]
[ひかりのない ふかい ふかい 闇へ ]

                      [ 変じて ]

  ―――…あの子 を たすけて

[ 散る涙 ]
[ 冷たい 滴  ]


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[黒い花は緋色の傍らで 寂しいと呟いて]

私を奪ったとき
あんなに嬉しそうに哂ってたよね
満足だよ って言ったよね

だから貴方のものにして
私のものになってよ

みんなを送りたいんでしょ?
私が手伝ってあげるよ

だから 私を求めてよ

[闇色の瞳が 闇を捕らえて 昏く揺れる]


[左腕の約束はいつの間にか消えていた。
隠していた、古い傷跡、いつの間にか開いていて。

命を失った体からは、あかい血ではなく、
闇の欠片が、砂のようにこぼれ落ちていく。

手首から流れる 凍てついた闇は、
            陰鬱に 輝いて。

やみ の中で尚、己の形への執着は強く
女の姿は 煙る月のように 仄白く やみ に浮き上がる

ずっと焦がれていた 世界 にいるというのに



まだ こころ を あちらに 残している]

[ あかい こえ が きこえない ]


[教師である以上、生徒に想いを抱くのは許されない。
口にすることなどあってはならない。

だから。

口にしなかった。
想いに気づかなかった]

 想いを抱いたと言う点においては私とあの生物「教師」は同じなのでしょう。
 このまま闇に落ちたら本当に同じになってしまうでしょうから。

[だから、想いを手放した事で「私」という存在が消えても構わない。

くらい闇にぬれた眼でケイトをみる。

最期まで教師として在りたかったから*]


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あたしが願ったのは…

フィリップ そんなこと望んでなかった
あなたに 望んだのは闇に囚われない事

鬼でも違っててもどちらでも…
鬼ごっこが終わっても

闇に囚われたままなら 意味はない

ケイトの闇は開くかな
ケイトの扉が開くといい

「寂しい」
「寂しい」
「寂しい」

どこかから聞こえる哀しい声



 [ 白 に 込められた願い は
 
                  光  だと、知らぬまま。

 闇 の 中で 淡い 月光を纏う  

                女  は ただ泣いている。]


[蒼い蝶は何も知らず

分かたれた虚ろな少女の言葉を
翅を震わせ告げるだけ]





  ――……ッ だめ、やめて

[聞こえる ひいろ に、俯く面を上げれば、
凍てついた つめたい 滴 が 流れ散る]


貴方がほしい ドナルドもほしい

――寂しいの
――――寂しいの

[人の形をした闇に向かって 希い願うように]


─もう、戻れやしないのだから。
[さざめくは闇。囁くは闇。責めるように、蝕むように。

殺してしまった者。
             壊れてしまった者。

守れなかった者。
             救われなかった者。

変わってしまった者。
             抗えなかった者。

届かなかった者。
             掴めなかった者。

踏み躙った者。
             拒絶された者。]

諦めてしまえばいい。…割れた硝子は元になど戻らない。
[密やかに沁み透る闇は、ざわめく様に笑った。]


だから、このまま身を委ねて。
…堕ちて染まって、その先でひとつになろう?

[腕の中で感じる気配へ、甘く囁いた。]



 ……――ッ、ぁ…

[足元、そう認識した場所から、絡みつく。
魂を侵す 闇 の 心地よい苦痛。

闇の胎に溶け出そうとする意識、
沈んで より ふかく 落ちても



届かなかった白い糸、
一筋の光のよう]


[砕けた魂の残留思念か、ビー玉に託された思いか]

(お前の手の中にある限り、温めてやる―、だから―)

[希薄な気配は呟きも残せず
 思いを漂わせる]


(なくすなよ)


……そうだね。

割れたガラスの皹は消えない。

けれど、殺したっていいんだ。堕ちたっていいんだ。
変わったっていいんだ。戻らなくたっていいんだ。

綺麗なものを、綺麗だと思えればそれでいいんだ。

[闇のざわめきが聞こえる。
 そのざわめきの中に、ぽつりと呟いた]


楽にはなれないよ
まだ捨てられない、わたしの形

だからきっと沈んでも楽にはなれない…

[ あかい こえ が きこえる から ]

ずっと沈んでしまいたかったのに、

どうして最期になって、
どうしてこんなときに、

気付いてしまうのかな…

[ ひとつひとつは ほんの些細な 想いの欠片に ] 


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[ あかい こえ が きこえる ]

―――……、……

[冷たい滴は、流れる傍から、氷の粒に変じて、
手首の痕から流れ続ける、黒い砂と混ざり合う。

ざわめきの中の呟きに、
一度だけ目をやった]


こんなことに巻き込んだケイトを許しているか?

 ―― 許せない

自分を殺した鬼を、フィリップを許しているか?

 ―― 許せない

ゲームに乗ったミッシェルや、オスカーたちをどう思う?

 ―― 残念に思う

でも、別にいいんだ。そんなこととは関係ないんだ。
まだ間に合うんだ。
どんなに闇に染まって、絶望にあがいて、醜く汚れたって。きっとその先には綺麗なものが待ってるんだと思う。

 ―― それに気がつけばいいのに

[闇に抗って抗って、何とか最後の形を保つのは、もう一度だけこの世の外の綺麗な光を見たいから]



[最後に渡されたピンクのビー玉の周囲を、闇と同化しつつある腕がぎゅっと握った**]


[人の形をした闇に拒絶されれば ふらふらと]

 ――さみしいの
 ――――さみしいの

 誰でもいいから 私を求めて
 
 貴方がほしい
 私をあげる

[ただ自分の手を取る誰かを求めて その手を伸ばす] 



 わおーん

[眼はグレイのまま、
            遠吠えをした。]


用務員 バーナバスへと手を伸ばし 届けば その獣を 抱き締める**


闇の中に泣く声が聞こえる

『あーん あーん』

あれは…冷たい金属の扉の向こう

『あーん あーん あーん あーん』

赤ん坊の声がする
あれはあたし? それともまた別の子

ゴメンね あたし亡霊だから助けてあげれない

もうすぐ…闇が覆えばきっと怖くないから
闇に溶けてしまえば
     きっと 泣く事もないから…


[抱きしめられると、大人しく、その身を摺り寄せていた。]


あ---っ
[……無骨な指に触れられた気がして]

    少女は口元をほころばせる**


[少年は靴から水色のビー玉を取り出す。
隻眼の男から、涙のようだと思われたとは知らない。

そして、片割れへと囁く。
その声が、届こうと届くまいが構いはしない。]

ミシェ…、ごめんね。
勝手なのは分かってる。

でも。

今はまだ、こっちに来ちゃダメだよ。

[もしミッシェルの影が変じて少年の姿をとるのなら、
少し困ったような笑みを浮かべた姿となるだろう**]


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  ――………


 
[――………。]




 (先生、ごめんな。)


[なんか謝らなきゃいけない気がした。]


理事長の孫 グロリアをぺろぺろ舐めている。


[ずぶり、ずぶりと思考は塗りつぶされていく。
見上げる葡萄色だけがまるで己の世界の全てのようで。
色が変わったあのビー玉のように、自身の鳶色も葡萄色に染まればいいとすら願い]

ばかかな、わたし
なんかしあわせかも?

[おどけて目を細める。笑い声はもう響かない。
どこかで遠吠えが聞こえた、気がした。]


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 がう?

 [紅い声に、心配気な声をたてる。]


[闇が、残滓が、
 最後の仕事と言わんばかりに中身のない体を動かす
 顛末を見届けさそうと
 感じる魂は砕けて散ってしまったというのに]



(フィリップは)


         (なんであんなに……)


[グロリアにだけ聴こえるだろうか。]



 (フィリップは)


           (わざとか?)
 




  (フィリップ)


           (――……)


  [それはどちらも、護りたかった者たちで…。]


[なめる舌、くすぐったげに目を細めれば、
零れ続ける滴が ほんのすこし 減って でも]

[獣の こえ が 届けば]

――……、……

[最期、指先が触れた間際、彼の 唇の動きを思い出した。]

……どうすれば、よかったのかな……




  (どうすればよかったか。)


   (そんな答え、わかるわけない。)


 (わからないから、探してる。)


         (じたばたしてた。)


[安易な安寧に縋って、溺れ堕落していくなど…あいつはどう思うだろう?
愚かしいと思う。以前の自分ならば、愚かだとそう切り捨てたに違いない。

けれど、この暗く冷たい闇の底では、共に在る事だけがあまりに甘美でいとおしい。]

 しあわせ だよ。

[囁く言葉は、ゆるぐ事無き本心。
それ以上何も無くても、

絆。

それだけがあれば、他に何もいらない。]


――ちがうよ。

[センセに殺す(そんな)こと、
           されるほうがこわれそうだ、と。]

…あんなこという君が、化物なはずなんてないよ。


[嗚呼、運命が命が魂が、細い細い切れること無き糸で結ばれたのは、

結ばれることが出来なかった、運命に引き離され、命を奪われ、魂を囚われたあの子の、
片恋いのささやかな願望だったのだろうか?

殺され、闇の中に一人閉じ込められたが故に、共に死ねることにすら憧れたのだろうか?

そんなことも、今はもう分からない。
葡萄色の瞳は、日の沈んだ後の空の残滓によく似ている。]


[どこからか、ピッパの声が聞こえた気がした]

[常世を写す、ぼんやりとした光を見る。
 否、もしかしたらもうそれは見ているのではないかもしれない]

……大丈夫。きっと扉は開くさ。

[だって、生きてる彼らは綺麗だから。
 闇に犯されても、どんなに染まっていても、ただ生きてるってだけでまぶしい]

[まだケイトのことは許せない。
 他人を引きずりこむ位ならもっと苦しんで、寂しがっていればいい。けれど、彼女がこの闇から抜け出せないなら、きっと自分達も光の場所へはいけないと思う。だから、願う]

なぁ。

[口が動くうちに。声が自分のものであるうちに]

産まれてきてくれてありがとな。
生きていてくれてありがとう。
綺麗なもの見せてくれてありがとう。


一緒にいてくれてありがとう。

[多分、自分は一人でも結構幸せで。きっと人類の唯一の生き残りになってもそれなりに生きていけたと思う。だけど、その上で死後に闇の中で彼女の手をとった]

[それは随分とぼやけて、篭った、黒い声]




  (フィリップ…)


       (おめぇはいい子だぁ)

 


[きろりと闇の中で、眼を動かした。
 伝説の木。何度も何度も、描いたそれ]

……諦めんな、よ………

[いつかと同じ台詞を口にして、それでもその語尾は闇に溶けた]


[寄り添う獣の背を うなづきながら、撫でて]

――その姿、気に入ってらっしゃるんですか?

[小さくぽつり と]




(ん?)


       (いや、別に……)



 (でも、むさくるしいオジサンよりかはいい気もしますな。)


なら、私と一緒に来てよ
一緒にいてよ

さみしいの
あの人も 鬼も 誰も私を求めてくれないの

ミッシェルはずっと一緒にいてくれるよね?
私のものになってくれるよね

[闇色の瞳は友人の姿を見据えて離さない]


(失くしたビー玉)

[それは失くした訳でなく
 渡したからないだけ
 気薄な残滓はそれは思いだせない]

(拾った奴は大事にして欲しい
 大地は冷たくない温かいって事を
 そしてどんな奴らも帰る事を許してくれる事を
 思い出させる大地の色)

[残滓の悲しみと闇の哄笑]


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メモをはがした。


―――……、

[哂う少女の こえ か細い糸は届かない]
[やまない滴は まだ一粒、零れて散った]


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どちらでも、いいですけれど。

[まどろむように体を預ければ、
やまない滴、少しでも こぼれ落ちるのを留めようと、

闇の中、天と認識する場所を見上げた、
夜空を思う、当然、星などなかったけれど。]


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[かさりとポケットから落ちる一枚の絵。お守りにとずっと入れていた老人の絵]

…そうね ジェレミー、あなたの世界でいつも扉は開かれていた
暖かい光に満ちていた

もう自分達には信じて待つしかできないかもしれないけど…闇の中でも祈る

ケイトの世界の扉が開く事を




 (どっちでもいいですか。)


         [ちょっと嬉しい。]


  [でも身を預けられれば、ふさふさのほうがいいのかなぁ、とか、考える。


  滴はぺろぺろ舐めてから……。]


      [向こうの風景をまた眺めた。]


……そか、おなじだね。

[手を伸ばし、顔にかかる金色を梳いた。
彼の姿を確かめるように白い指が顔を、首を滑る。

あの廊下を走って写真を撮った、そのときと代わらぬ姿。
一眼レフは、あのフィルムは、闇の中にはない。
目に焼き付けるよう、鳶色は瞬きをせずに


――カメラを片手に駆け寄った。
彼の胸に飛び込んでも許されるのではないかと思えるほどの勢いで。
シャッターを切った後に、何故か嬉しくて微笑んだ。
その記憶は、褪せない。]


そばにいる…

[そっと闇色に溶けていく手を握る…。]

あたしにはなんにもできない…見ている事しか出来ないけれど

[そばに座り少し考えて]

ねぇ ジェレミー、あたし思うけど・・
あなたが 誰一人本当に愛することなんてないって
---やっぱり間違えだと思う。
だって あなたの描いた絵の中にはいっぱい光が溢れてて、風景も、人もみんな愛に満ちてたもの

[こてりと肩に頭を乗せた]


[肌へと触れる細い指に、微かに吐息を漏らして。

─あの時、走るなと叱り飛ばしたのは、きっと心配の裏返し。
規則を守れという大義名分はあったけれど、
きっと、転びそうなら迷わず抱きとめていたに違いないから。

真っ直ぐ見つめてくる瞳を見下ろす。
全てを奪い尽くしたい衝動に焦がされる胸は、行為に傷ついた軽蔑と嫌悪とで、狂おしいほどに葛藤していた。]


ずっと だよ
すっと一緒だよ

もう 離さない
いつまでも 一緒にいようね

そうすれば 寂しくないよ


[少し揺れてるだろう尻尾、そっと触れてみる]

――冷たいでしょう?

[頬を舐める舌、くすぐったい。
涙を拭われるなら、人の姿の方がいいかもしれない]


[散っていく。教師としての思いも人としての思いもエミール・スティーブンスとしての思いも。

もう抗うことはない。

静かだった。音も声も聞こえない。
後は闇と同じになるのだと、どこかで思った。

黒い目に、少女の姿が映った。

一度だけ瞬いて問う]

 ケイト・グリフィズ。もし鬼がすべていなくなって貴女の姿が見つかったら、皆を返すことは、出来ませんか。

 貴女の姿が見つかれば、貴女もここから開放されるのでは、ないのですか。
 それなら友達も必要なくなるでしょう?

 それとも、皆と一緒なら、ここに居ても構わないのですか。こんなに、暗い場所なのに。


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[虚空から漂う声、反応したのは
「鬼が全ていなくなって」その言葉が聞こえたから]

――… ………ップく ん ……

[流れ続ける涙は、一筋の糸のよう]


ずっと すっと一緒…?

[どこからか聞こえてくる哀しい声]

でも闇に溶けたら…何もかも消えてしまうよ
異形に変わって きっと 自分さえもわからずに
何にも無くなってしまうよ

何もかもが意味がない


…欲しい。

けど、穢したく…ないんだ。

[漏れる声は苦々しく。
ここまで連れてきて、自分色に染めてしまって、今更何を言うと自分でも滑稽だけれど。

それでも…あの自分と良く似た金髪の、あの子を殺した狂える教師と同じになってしまいたくはない。]


[彼らは死ぬ必要などなかったのだから。

教師としての、最後の言葉。
それはやはり生徒を思うもの。

帰りたいわけではない。
ただ、帰れないと言っていた生徒のことを、少しだけ、思い出したから。

帰りたい生徒が帰れればいいと、思っただけ]

 この状況では、帰りたいと思っていても帰りたくないと言うかも知れませんけどね。

 わからないなら、帰れるのかもしれないということです。
 鬼も、鬼でない人も。鬼になりきれないものも。


[うつろう虚空、耳を澄ませば やさしい こえ たち]

……ばら色の……

[桜色と薔薇色、同じ闇に落ちていく、
2つのガラス玉をみていた気がする]


 誰かを残せと闇が言うのなら、私が残りましょう。
 私はもう、帰れるのだとしても、帰るつもりはありませんから。

[声、が聞こえた気がした。
侵蝕する闇に、かき消される]

 貴女も、出られるのなら、出たくは、ないのですか。残りたいというなら、止めはしませんが。

 ――私は、教師です。
 貴女が私より本当は年上でも。
 貴女がここの生徒であるなら、貴女も私の生徒ですから。

 生徒を、教師が助けるのは当然のことでしょう。


[肩を触り、そして背中に手を回した。
胸に耳を当てても心音は聞こえない。

零れた声を聞けば、鳶色を伏せた。
それと同時に、酷く甘ったるい幸福感を得る。]

ディーさん、やさし。
だいすき。

[ぐりぐりと額を身体に押し当てる。
ぽんぽん、と回した手で優しく背中を叩いた。]


 ええ、見ていることしか出来ません。ですから、その後の事を、聞いているのですよ。

 ……――。

 私が闇に飲み込まれる前に。
 貴女の身体が見つかることを。

[願っています。それは言葉にならずに闇に溶けた]


[緋色が揺らげば 蒼い翅はさざめいて
舞い散る燐粉は 風に散る涙のように闇を彩る]


[半ば以上闇と化した体に、ピッパの手が触れる]

[手のあった場所を握ってくれるその感触。
 隣に座ってくれた気配。
 肩に感じる重み]

[紡がれた彼女の言葉。はらはらと、闇から剥がれ落ちるようにガラス球がいくつか転がり落ちた]

………そう思う?
なら、良かった。それなら、良いんだ。

[この胸にずっとあったあの熱が、何て名前で呼ばれていたのかを知らない。あの人に対して抱いていた感情、そして、友人達へもっていた感情、ピッパへのこの想い]

[これが愛なら、いいんだ。もうそれだけで、いい]

[ころりころりと、滴り落ちるガラス球。
 それはきっと、闇の中ではただただ闇色の。
 闇に一条の光がさしたその時、きっとオレンジ色にきらきら輝く。まるで、真っ赤に染まる夕陽みたいに]

(―― ありがとう)


[ あかい こえ きこえて ]

―――……ッ、

   だめ   だめだ よ……


[子供をあやすような仕草が微笑ましくて。
それだけで何もかもとろけてしまいそうになる。]

…身勝手で済まない。
振り回して引きずり込んで、もう戻れないところまで来てしまったけれど、

それでも、見捨てずにいてくれて、感謝してる。


不意に聞こえてきた音に、埋めていた顔を上げる。



何度も言っていたけど、出ればいんじゃね。

[ヘクターはポツリと一言]


(出たいなら、さっさと出てこいよ)

[もう体は大分闇に溶けて。
 その一部が、彼女の操る闇に少し加わっていた]


[助けて欲しかった、その言葉に、闇の侵蝕が緩まったような気がした。

だからもう一度。

言葉を紡ぐ。言葉が紡げる内はまだ]

 私は、彼ではないから、断定は出来ません。
 ですが、貴女の慕う彼が教師であるのなら。
 同じようなことを。

 いうと、思います。
 
 言わないような教師を慕う貴女では、ないでしょう?


[己がこうして居られるように、

あの子も、想う相手の所へ行ければいいと、そう思った。]


[ 助けて 少女の こえ ]

[ けれど まだ きこえる ]
  

 
              [ やみいろ の わらい ごえ が]


  フィリップくん… !!!


ケイトが見つかったら
ケイトの闇が消えたら…

夜が明ける…よね。

そしたら あっち側の人はみんな帰れるよね


あはは、見捨てるわけないしょ?
もどれなくてもきえそうでも

[回していた腕を離し、両手を取って己の手に絡める。
遠くでまた聞こえた大きな音>>@40に、身体を震わせた。]


[あっち側の人はみんな帰れるよね]
[虚空から流れてくる声]
[瞳を伏せる、涙はやまない]

[あの ふかい 絶望と狂気の叫び]
[繋ぎ止めたかったのに]


[こわしてしまったのは、きっと―――]


(そうだろうね。
 どうやら、肉体が見つかることにこだわっているから。
 俺たちも、きっともっと良い場所にいける)

[それまでに自分の意思がもつか、闇に飲まれるのが早いか]

[思念が囁く]


けれど、帰れても…
きっと元通りには戻れまい。

[蝕まれた狂気。それは生きていても別け隔てなく。
頼もしかった幼なじみも、穢れて染まって行っただろうか。

もう誰も、元通りの日常へなど戻れない。
狂い、罪を犯し、それでも死ねずに残されて。
何も知らず笑いあう人々の中へ戻ることの方が、どんなに残酷であろうかと。]


---?ジェレミーなにかいった?

[ありがとうそう囁かれた気がして首をかしげる]

ねぇ 恋は冷める…この恋もいつかは終わるのかな
また一人になるのは怖いけど、そうしたら また 泣けばいいね。
わんわん泣いて 昔深夜のテレビで見た古い映画の主人公のようにTomorrow is another dayってかっこよくいうから

[消えていく手をぎゅっと確かめ軽口を続ける]

あたしたちに明日があればだけどね…

[印刷室の床が大きく割れた音を聞いた]




  ちがう
     ちがう
             

 ちがうよ

[届きもしない 否定の言葉 ただ重ねて
蝕む闇に崩れても 後悔が この姿に執着する。

やみ に かえる ことも ゆるされない]


[割れた音が聞こえた]

俺は消えてしまうんだな。
兄貴の小言聞かなくていいから、それはそれでOK。

[明るい呟き、残滓が最期の最期で取り戻した自分の欠片]

渡したビー玉は返してもらわないとな。
もう寒くないなら、会いたい人間の所にいけるんだったら、
正義の味方は去るのみだぜ。

[いつもの笑い]


[闇から届く、声]

 ……ここでの記憶をなくして皆で生きるのと、残したまま生き残ったものだけが戻るのとどちらがよいのでしょうね。

[どちらにしても良いとは思えず。けれど。

彼女の身体が見つからなければ、自分たちがここに来た意味などなくなってしまうから]


そうだね。
色々……ありすぎたもの。

[ふわりと足元の闇を蹴る。]

でも……そうだなぁ
手繋いでさ、ビー玉坂……歩いてみたかったな。
あ、一緒に写真も撮りたかった。
……だめだなぁ、あはは

[思考は飲み込まれていくのに
あの日々のことを思い出しては執着してしまう。
泣きそうな顔で笑って]


終わ……な……もの、価、値……な……

[途切れ途切れの声音。終わりのないものに、きっと価値はない]

(大丈夫、ピッパは格好いいから。
 それに、きっと誰にだってどこにだって明日は来るんだ)

[目の前では、かくれんぼも鬼ごっこも佳境を迎えていて]

[ぎゅっと彼女の周囲の闇の濃度を濃くした。
 ほうぼうから聞こえてくる声。眼を閉じる]

[もう少し、多分、もう少しで光が見える]


ケイトの、ケイトでない声に弾かれたように闇へ目を凝らした


(―― うるさいよ)

[殺人犯の妄念みたいな声。体を覆う闇が濃くなる]


泣き濡れた顔をあげて 闇の虚空を 見上げる


…もっと早く、気付きたかった。
[その言葉は何に向けてだろう。

泣きそうな顔をするから、胸が締め付けられるように痛い。]


[印刷室の入り口に闇が溜まり そこから 虚ろな少女がゆらりと揺れて 現れる
闇色の瞳は ケイトを睥睨して]

 ――……自分一人だけ見つけてもらって、
 ……願いを叶えてもらって、それでおしまい?
 私をこんなにしておいて……私から何もかも奪っておいて……

 満たされないまま、求められないまま
 私は終わるの? 

 ……そんなの赦さない
 
 ケイトはずっと ここにいるんだ
 家になんか帰さない……自分だけ帰るなんて

 ――絶対に赦さない

[ぼそりと呪詛を紡いで ケイトへと近づこうと]


[閉じ込めて置きたい。独り占めしたい。

その感情は理解に値するから。


心底己を嫌悪した。
本質はきっと、アレと同じなのだろうから。]


の声を聞くと反射的に体が動く]

消えかけで役に立てねと思っていたけど、最後に役に立ちそうだ。

[闇の方に駆け出す]


 何故閉じ込める必要があるのです。

 ……そうまでして執着しても、心は手に入ることなどないでしょうに。

[少しだけ。いらついた声]


[あの子を見つけてあげないと。
あの子を探してあげないと。
あかい こえ で 言い続けていた言葉。

やっと闇にとらわれた少女へと手が届く。


伸ばし続けた手が、
届いたのだとしたら]


おねがい、あの子も…
フィリップくんも、助け て… !


[闇にとらわれ、闇に変じた少年、
きこえない こえ が きこえない]


目を閉じて飛び込んで行く。


[虚ろな少女の身体は 無数の闇色の茨と化して
そのままケイトを絡めとり、闇に引きずり込もうとする]


[少しだけ闇が薄れた]

ケイト…
もう鬼ごっこはおしまい
ゲーム終了だよね!っ


メモを貼った。


 ……キャロライナ・コールリッジ、おやめなさい。

 あなたが失ったものはたくさんあるでしょう。
 だからといって、闇に引き込んでいいものではありません。

 貴女も闇から、開放されるのを待っていたのではないのですか。
 それとも、闇に囚われたままの方が良いのですか。

[出てきた名前はするりと馴染んで]


[…指が震えて、なかなか…手を離せないでいるけど]

ちょっとだけ 

[ジェレミーの目をじっと見て…]

冷めるまで 付き合うっていったよ…ね


やめあがれ!!

人を巻き込むんじゃねよ。
立ち止まらなければ、未来はあるんだ。

[言葉を言うたびに、動くたびに存在が軋む]


わがままだよね
こんなにしあわせなのに

[僅かに薄くなった闇を見渡す。
手を離さぬまま、鳶色だけを動かした。

声がする。あの少女の声が]

それが答えなの?
あなたの

[誰にともなく投げた言葉は、暗闇に溶ける。]


小柄な少女のほうへ思わず駆け出して

キャロライナ!
待って

ケイトを離して!
一緒にいるのが誰でもいいなら一緒にアタシがいてあげる



 フィリップくん…
      だめ…  だめだ よ 
             もう いいんだよ みつかったんだよ  

 そんなこと しなく て いい から…


[闇を 流れてゆく 風 のような何か が 
冷たい涙を 一筋の光の糸のように さらう。

虚空へ差し伸べる 手は
届かない と しても]


[闇色の茨はスティーブンの呼びかけに応えることもなく
ケイトを闇に引きずり込もうとして

少女の手に握られたビー玉の温もりに触れればパキリと罅が入り]


ゴメン 猫だったけど、約束したから…
寂しかったら抱いててあげるって

あたしでいいならいてあげるから

[思わず駆け出しててキャロライナに手を差し伸べる]


[闇から聞こえる声。声 声。

 まるで


 闇の中に差す

   光のようにも思えた]


俺はよくばりなんだよ。

[ケイトの腕を掴むと反対の手でキャロライナに手を伸ばす]
もう少し持ってくれ、ヘクター。


[そうしていれば、ぎゅっと手をとられる力が強くなり]

[黒く染まりつつある瞳でピッパの視線を合わせると、
 彼女の問いかけに対して大きく頷いた]

……ああ。

[けれど、その呟きが彼女に届くか届かないかの時に]

[解放されようとするケイト。
 それを止めようとするキャロライナ]

[人の形をなんとか保つ闇で動こうとしたけれど、首を振ってやめた]

(誰でもいいなら、誰がいたってさびしいままさ)
(一人で幸せになれないのに、他人がいて幸せにはなれないよ)

[思念を走らせるけれど、声にならない]


[向けられる言葉に、少女の掌から伝わる 大地の色の輝きに 闇の中に差す光に
やがて茨は罅割れ 砕け

黒い花弁となって――舞い上がる]


(自分で、頑張れ。迎えに来てとか思うなよ。
 自分で逃げなよ、自分で扉を開けなよ、ケイト)

(もう肉体はないんだ。
 闇に邪魔されたって、強く思えば自分で光のところに行かれるよ)

[理想論を、語る。ずっと最初から唱えていた夢の音]

(諦めるなよ)


キャロライナの手をとれば
ヘクターも同時で

ふたりでキャロライナを引っ張る形で…


なぁ、キャロライナ。
消える俺の分まで頑張ってくれよ。

[それは懇願]


…何があろうと、俺だけの君で居て。
君だけの俺で在り続けるから。

[それはなんて、歪んで醜い愛なのだろう。
自己嫌悪に心刻まれても、それでも欲しい気持ちは変わらない。

例えその先に、破滅しか無いとしても。]


[帰りたい、帰れない、帰らない。

引き込まれたものたちの、未来を憂う。

それは未来であるのか。それとも。

「光」を感じて、闇に侵蝕していった魂は、緩やかにもとの色を帯び始めた。

けれども]

 ……この闇が、ケイトが見つかった事によって晴れればいいのですけどね。
 そうしたら。

[帰れなくても安らかに眠れるのだろうか]


全てを確認すると目を閉じて、最期の時を待つ。


[吹き上げられた花弁は 黒い花吹雪のように 舞い散り 踊り はらはらと皆の上に降り注ぎ

ヘクターから ピッパから伸ばされた手を少女の手が掴む]


フィリップくん… !

[ あの やみに とどかない 
   こえ も きこえない ]

―――…ッ、止めて 
       もう、止めてあげて……

[彼が ころす のを 。
差し伸べる 手 届いたなら]


[自分が帰ることを望むものは居るだろうか。
受け入れてくれるものは居るのだろうか?

いなくなって悲しむものは居るのだろうか?


それでも、

永遠を永遠にするために、大切なものと共に壊れてしまえたらと願う。]


あの やみ を 抱きしめて でも とめる のに


キャロ…

[捕まえたと思ったのに…名前を呼ぶ声が宙に浮く]




  フィリップくん……


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