人狼議事


64 色取月の神隠し

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…ねえ、おじさん。怖くはないの?
ここはもう、ヒトの住む場所ではないのに。

[ことりと首を傾ける。
ざわりざわりとざわめく、妖の気配。
高く低く響く祭りの囃子は、人の子らのものと良く似ている。
なれど里に集うは、人ならざるモノ。妖の里]

───わたしも、ヒトじゃないのに。

[どこか堅い表情で問い掛けた。
大きな大きな黒い目が、探るように仁右衛門を見上げている]


メモを貼った。


  あ、いや…だから、訂正したぞ?

[手鞠を抱いた一つ目童女がむくれる様に戸惑いつつも、真顔で反論する半妖眼鏡。

口を尖らせる仕草は人間の童女となんら変わらない。
大きな瞳が綺麗だなあ、とのんびり考えていれば問い掛けられて。]

  ぬ?怖がったほうが良かったかい?

[問いに問いで返しつつも、堅い表情を見せる童女の様子に気付けば、眼鏡の奥の瞳を穏やかに笑わせた。]

  いや…、怖くはないよ、私は。

  確かにここはヒトの住む場所ではないし、君もヒトではないけれど。
  私は君のことを知っているし。

[書物でだが。]

  あやかしが全て、忌むべき存在だとは思っていないしな。


  それに、私も…

[大きな瞳の中に映る己が悪戯っぽく微笑む。]




  ――――――ヒト、ではないしな。


……。

[じい。と慌てる様子を見上げる童女の口は、への字口。
小さな手毬をお守りのように抱いて、眼鏡の男を見つめた]

 … 、だって。

[ほんの僅か、童女の表情が揺れる。
眼鏡の奥の、優しい瞳の色に気づけば尚のこと、
泣きだすを堪えるような顔になった]


お座敷、いても。姿を見れば、みんな嫌うの。
お友だちも、みんな、逃げるの。

みんな……、  …。


   ……。こわく…、ないの?


[知っていると、男はいう。
書物でなどと思いもしないから、
どこかで似たようなあやかしを男も見たのかも知れない。
彼がまだ、ずうっと子どもの頃に。忘れた昔に。

正体を見せれば厭われる。
正体見せねば忘れられる。

いつもいつも。
子どもたちには、そうして忘れられてきたのだから]


…えっ?

[きょとんと、ひとつの瞳が大きく見開く。
悪戯めいた眼鏡の向こうに、
ぽかんと目と口を開いた、赤い童女の顔がふたつ映った]


 ……  …???


[むつかしい顔で、考え込む]


ヒトじゃない…? ??
でも、あやかし でもない…??


…??


─────おじさん、だあれ?

[ごく素朴な疑問に、おかっぱの頭が傾ぐ。
黒髪に括った狐のお面が、おかしそうに笑っていた]


 だって?

[言葉をなぞって、への字口のひとつ目童女を見つめる。
今にも泣きそうな、けれどそれを必死に我慢している顔。

屈んで、童女が己を見上げなくてもいいように視線を合わせて、ぽそぽそと話される内容に静かに耳を傾けた。]

 ―――…そう、か。
 寂しかったな。

[そっと、頭を撫でる。]


 でも……
 私は皆ではないと思うなあ。

[穏やかな優しい声で童女に告げる。]

 正体……そりゃあ、急に見せられたら驚くヒトが多いだろうが。
 本当に仲良くなって、その絆が本物ならば…

 ―――逃げないよ。

[断言する。]

  そも、見た目や姿形で逃げるような相手なぞ、此方から三行半突き付けてやればいい。な?

[だから、傷つく必要はない。
そして、どうか全てのヒトに絶望しないようにと心の中で願う。]


[己の言葉に大きな瞳が更に大きく見開かれれば。]

 はっはっはっ。

[無意味に胸を張ってみせる半妖眼鏡。

一つ目童女の考え込む姿を楽しげに見守る。
やがて、口にされる問い。]

 私は、秋月仁右衛門。
 それ以上でも以下でもないが。
 まぁ 少なくとも"おじさん"ではない。
 
[ここぞ、とばかりに訂正を試みた。]


メモを貼った。


――回想:隠世への路――

[歩き始めて少しした所で、待ち構えている影に気付いた。]

 解るも何も、これ一本道じゃないか?

[半分は妖怪―――その為か、誘い道ははっきり見えていて。
掛けられた志乃の言葉に苦笑する。]

 送って差し上げ…あの、だな。志乃君。

[彼女は己が意志を誤解している。けれど。]

 ――――…はぁ。

[こうなってしまっては訂正するのも憚られて、一方的に話される内容に耳を傾けつつも小さく溜息を零した。]


 ……そうだなぁ。
 向こうは私の知らないことの方が多いのだろうなあ。

 ああ、勿論父は捜すつもりだよ。 
 その時に、色々相談してみようと思っている。

[馴れ初め話が聞きたいと言われれば。]

 はは。やはり興味を持っていたのか。
 ああ、構わんよ。

 私のは――――…参ったな。

[舌を出して無邪気に微笑む志乃に照れたように頭を掻いた。]


――――いや、よく来てくれたも何もだな。

[芙蓉に会えば、志乃の時と同じように苦笑する。
驚いたかと問われて、初めて芙蓉が妖なのだという思考に思い至った。
半妖眼鏡にとって、誰が妖であるか等はそれ程重要ではないらしい。]

 ああ、そういえば。そうなるのだよなぁ。
   
[呑気に応えつつ、世間知らずな様子だった屋台での芙蓉を思い出して、心の中でひとり納得する。]

 ほうほう、いいところ、なのか。


[一方的に連れて行かれる身としては、そのように言われても複雑なのだが、全く自覚がないらしい志乃と芙蓉を責める気持ちにはなれない。
女子だし。
おそらく、辰次だったりしたら散々だったろう。

後で此方に来るというし、その時に話をしようと今は言葉を呑み込む。]

 生きるということは、人、妖関係なく大変なことだと私は思うな。
 だから、半妖である、ということは関係ない。

 まぁ、私はそれなりに楽しく*生きていたよ*

――回想:了――


─ あやかしの里 ─


 ────……〜〜〜〜


[ぽんと頭に置かれた手が、暖かい
視線を合わせて話しかけてくれる声が、暖かい。
暖かくて、暖かくて、じんわりとした塊が、
喉をせり上がって目からぽろりと零れて落ちる。

ぽろ、ぽろ、ぽろ。
大きな黒い一つ目から、ぽろぽろと雫が零れて落ちた]


……じゃ、ないかなあ。
あさも、逃げないでくれるかなあ。


おだんご…っ、いっしょに食べなさいねって…


[たまこにおまけをしてもらった、お月見団子。
未だ大事に大事に、手の中に抱えてある。
ぎゅうと目をつぶると、一層ぽろぽろ涙が零れた。
朝に貰った大切な狐のお面は、今も黒髪に括っているけれど]


[お里について、はぐれた鏡写しのもうひとり。
鏡写しではなくなってから、恐れて探しに行けずある。
朝顔が心細い思いをしていないかと気がかりだけれど、

───この姿を嫌われるのは、一層怖い]


…っ、えぐ…っ…

おじさん、じゃ、ないの?
あきづきじんえもんは、おじさんじゃ、ないの?

[鼻をすすり上げて、ぐちゃぐちゃになった顔で、
目の前の眼鏡の”あきづきじんえもん”を見た。
真剣な顔に、ほんの少し、小さな笑みが浮かぶ]


……へんなの。


[おじさんに、以上も以下もないのに。
そんな言葉は、盛大にすすり上げた鼻に紛れて*消えた*]


メモを貼った。


メモを貼った。


 うぉ?!
  ど、どうした?
 頭撫でられるの嫌だったのか?!

[童女の大きな目に雫が溢れだすのを見ればあわわと慌てて。
頭に乗せていた己が手を離そうとする。]

 あさ…?

[あの時、一緒に居た子だろうか。]

 その子はヒトなのかい?
 一緒に此処に来たのかい?


[ぽたり、ぽたりと大粒の滴を零しながらも話される内容に確認を入れる。
双子――ではなかったが、ふたりに出会った時に名前を右から左に流していたからだ。

童女の涙に動揺して、やたら疑問符ばかりになっていることに眼鏡は気付いていない。]

 団子……私も食べたいぞ。

[ぽそり。]


 あ…ああ。 おじさん じゃないぞ。

 あきづきじんえもんは、おじさん じゃない。
 あきづきじんえもんは、永遠におにいさん だ。

[しゃくり上げる童女に対して、何を言っているのか。
まるで洗脳のように、繰り返して念を押している。
どさくさに紛れて、変なことも言っている。

きっと恐らく多分、あたふたしている所為なのだろう。]

 ―――全くもって、へんじゃないぞ?

[童女の顔に笑みが浮かべば、眼鏡の顔も自然と*綻んだ*]


…ううん。

[ふるふると童女がおかっぱの頭を振る。
離れようとした手の、着物の袖を小さな手がぎゅっと掴んだ
そうじゃない。と、頭だけをもう一度振る。
少しの間、そうして袖をぎゅうと掴んだまま俯いていた]


朝はね、朝顔っていうの。
ヒトの子なの。

わたしが、ここに連れて来ちゃったの。
…一緒に、いたかったの。

[だから、と言葉を継ぐ間、仁右衛門の声に顔をあげる]



…?

あきづきじんえもんおじさんも、お団子欲しいの?

[きちんと名前を全部呼んで、ことりと首を傾げる。
ほんの少し考えるようにして、頷いた]

じゃ、朝と一緒に草団子分けてあげる。
だから、一緒に食べよ?


月見団子と一緒にくるんである草団子を仁右衛門に示し、


……。
あきづきじんえもんって言っても、おじさんはおじさんなのに。


 ───やっぱり、へんなのー。


[柔らかな眼鏡の奥の笑みに釣られるように、
童女の笑顔も大きくなった。
涙のあとは残したまま、くすくすと次第に笑い声が広がって*行く*]


メモを貼った。


――あやかしの里――

[離そうとした着物の袖が掴まれる
頭を振り、俯く姿にその意は理解して、再び手を頭にぽふっと置いた。]

 ――――…連れて、きちゃったのか。

[童女の言葉に眼鏡の奥の瞳が揺れる。
互いに全てを話した上ではないことは、短い応えながらも察せられた。]

 あのな――…

[一瞬目を伏せるが、直ぐに向き直り。
真っすぐにそのひとつ目を見つめる。]

 聞いて、呉れるかい?


[一緒に居たかったと言う気持ちが全く理解出来ない訳じゃない。
寂しかったのだろうと先程の話からも。
けれど、此の侭では駄目だと。
相手が童女であっても、きちんと話そうと。
本当の意味でヒトと妖が歩み寄れる切欠になればよいと。
そのお互いを"知り"合う為の種を撒くつもりで口を開いた。]
 
 君が、本当に朝のことを大好きなら――――…

  何も話さずに勝手に連れて来てはいけない。


[瞳の穏やかさは変わらぬまま、ゆっくりゆっくり話を続ける。]
   
 君を、君達をヒトが恐れるのは、彼らがあまりにも君達を"知らない"からだ。
 知らない、と言うことは時に恐怖を生み、あらぬ想像を作り出してしまう。

 例えば今回のように、ヒトを一方的に連れてきたりすれば、残された彼らはまた、そのことに恐怖し、君達を誤解してしまう。
 
 朝にだって、君とは別の朝の世界がある。
 だから、その彼女の世界と一方的に別れさせるというのはいけないことだと、私は思う。
 
 君だって、朝が悲しむ姿は見たくないだろう?


[黒髪を優しく撫でる。]

 先程も言ったが、本当に仲良くなってその絆が本物ならば、その相手は絶対逃げない。
 君がそれ程までに慕う朝なら、きっと君の正体を知っても逃げなかったと思うよ。

 君が朝を信じて全てを話し、その上で二人が此方に来ることを選んだのなら、私は何も言わない。
 そうであれば、おそらく朝も心残りのないように動くだろうから。

[撫でていた手を肩に置く。]

 …私の話していることが解るかい?
 
 本当に相手を想うということは、己の気持ちよりも先に、相手のことを一番に考えるということ。

 だから―――――  

[柔らかく微笑む。]

 朝を見つけたら、きちんと*謝ろうな*  


[その後、童女から共に団子をと言われれば嬉しそうにして。
けれど、己が呼び名から如何しても"おじさん"が消えないことにがっくりと肩を落としたのだった**]


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