人狼議事


197 獣ノ國

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【人】 奇跡の子 カリュクス


―商店街→住宅街―

[自分よりは背の高い彼の姿を見失わないよう
若干小走りになりながら、商店街を通り抜ける。
その途中、一度だけ本屋の方を振り返り
そこに変わらず人の気配がないことを確認して、
静かに目を閉じ、頭の中の靄を払うように首を振った。

そして、人通りのない住宅街に来れば
歩く速度を落として。]

 蜘蛛さんでしたら。会ったことはないですが。
 お話したことは―――あります。

[すう。と、息を大きく吸い、まっすぐに
あいての口元をみつめる。足は止めずに。]

(259) 2014/10/08(Wed) 18時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―住宅街→自宅―

 人間達にも掲示板のようなものがあると聞きました。
 それと同じように、私達のような獣にも
 会話をするところがあるのです。
 そこに、蜘蛛とおっしゃっていた方がいたのです。

[こくり。息をのみ視線は彼の口からゆるりと瞳へ。
その色を見逃さないように。自分の瞳を見えるように。
隠した視線では何も語れないから。]

 その方は、しばらく離席するといったきり
 きのうからいらしていません―――

[家についた――大きな樹と、薄い色の煉瓦
がらんとした二階建ての家が二人を迎える。]

 つきました。誰もいませんので安心してください。

[扉に手をかけ開くと、手を招いた。]

(260) 2014/10/08(Wed) 18時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 18時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

―自宅―

[ガチャリ。扉のノブを捻りながら後ろを振り返る。
鍵はかけない。取られて困るものなど、元から何もない。

否、あるにはあるけれど
その価値はきっと他人にはわからないだろうから。

そして、家に着く前に彼が洩らした言葉>>262を思い出し、静かに目を伏せる。]

 他愛もないお喋りの場でした。
 蜘蛛さんは物静かで、知的な感じを受けました。

 あとは―――

(268) 2014/10/08(Wed) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[一旦言葉を切り靴を脱ぎ、廊下へと。
一人暮らしなのか。という問いかけには一瞬躊躇ったのち、曖昧に頷いて。

入ってすぐの服かけに白いケープは引っ掛けて、上着を脱ぐようならばそこに。とジャニスにも声をかける。

飛べない白い翼が自由になり、細かな羽毛を散らす。]

 火の粉の一つでも舞ったなら。自分の巣が台無しだ―――と。 
 それと、『いつ燃えるかわからない屋根に怯えて暮らすなら、火の粉を消しに飛んだ方がマシ』と

[そう言っていました。と短く伝え階段へと誘う。

殺風景な家の中、階段の壁には段に合わせるように母と娘の写真が飾られていて、そこだけは彩を持っている。

首も座らぬ赤子と母、小学に満たない年齢の幼児と母。
そして十歳程の子供と赤いカナリアと―――母。

写真はそこでふつりと途切れている。]

(269) 2014/10/08(Wed) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 ですから。蜘蛛さんが火の粉を気にしていたのだとしたら。
 あなたと話すのも、人目につかない、場所がいいと思ったのです。

[掲示板から姿を消す前に蜘蛛が書いた言葉を思い出し、ふるりと体を震わせて。]

 私が知っているのはそれだけ―――です。
 これは話を聞ける仲間なら。皆が知っている事。
 実際に蜘蛛さんと知り合いだったあなたの方が
 知っていることは多いと思います。

[翼から羽根を一本引き抜いて軸を持ち、指先でくるくると回す。
鳥が遊んでいるような行動を取りながら、深く息を吐いて。]

 私が探しているのは。
 通信でもお話したとおり、べネットさん。
 ―――本屋さんです。

(270) 2014/10/08(Wed) 20時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 私の翼は、風切羽を切られているので飛べません。
 本物の鳥ならばいつかは羽根が伸びるのですが。
 与えられた翼では、それも叶うかどうか。

 それならば、自分の足で居場所を探そうと。
 そう思って、雇ってもらおうとした矢先でした。

[力を込め自分の手を握る。
爪が食い込むほどに強く、強く。
もとから血色の悪い肌は、より一層白くなった。]

 気の所為ならばいいと思っています。
 でも……。不在の店先を見ると。

 一人になった子供の時のことを
 思い出さずにはいられないのです。

(276) 2014/10/08(Wed) 20時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[一気に話し終え、呼吸を落ち着かせようと、深呼吸を繰り返す。
ふと、目尻に涙が溜まっていることに気がつき、慌てて顔を背ける。
気がつかれないことを祈りながら。]

 飲み物と果物を持ってきますね。
 ジャニスさんは、休んでいてください。

[自分の部屋の扉を開け、右手奥にあるソファーを示し

自らは止められなければキッチンへ。と
けれども、もし止められれば、ソファーか床にでも座って、話を続けるだろう。]

(277) 2014/10/08(Wed) 20時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 21時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[果物を持ってこようと動きかけ『長居するつもりはない』と、ぽんぽんとソファーを叩く様子>>285に、動くのを止めた。

そのまま示されるままに隣に腰をかけ、彼の言葉に耳を傾ける。]

 べネットさんは人―――だと
 そう思います。
 姿は見えない通信での会話ですが。
 それらしい方はいなかったので。

[柔らかく髪に触れられれば母親に甘える子供のように体の力を抜き。優しく慈愛を込めて頭を撫でられれば、くすぐったそうに目を細める。

そして思うのは、こうして頭を撫でてくれた人々のこと。
大学の教授、仲間の声を聞くことのない狼、すぐ隣に座る白いコートの彼、そして―――本屋の。

欲しいもの。求めてやまないものの欠片。
それは、自分で探さなくてはならないのだ。と、頷く代わりにゆっくりと瞬き一つ。]

(286) 2014/10/08(Wed) 22時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 待ってるだけでは――――
 ですよね。
 止まる枝は、自分で探さなくては。
 好みの木が生えてくるまで待つのは
 いつになるかわからないですし。

[呟くように言われた言葉と薄い笑みには、くすりと声に出して笑い。
『確かに』と、小さく付け加える。

傍の彼と蜘蛛との関係はわからないが、それでもなぜだか自分と似ているような気がして。]

 火の粉の意味は私もわかりません。
 けれども、いなくなる前に
 もし蜘蛛さんに何かがあって、それで身を隠しているならば
 ジャニスさんは彼が戻ってくるのを待ちますか?
 それとも――――

(287) 2014/10/08(Wed) 22時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[探しに行きますか。
とは、言わずにまっすぐに視線を注ぐ。

『火の粉』が何を指しているのかわからないといった彼>>284
けれども、その火の粉がどんなものであっても、彼を探しに行くのでは――と、そんな気がして。

それと同時に心に決めたのは一つ。

自分がここに居たいと望んだ居場所。
それを探しに、行こう。

心の中ではっきりと、そう決めた。]

(288) 2014/10/08(Wed) 22時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 22時頃


[日もすっかりと沈み、町の喧騒も遠く消えた頃。あのぬるい珈琲を渋々と楽しんだのなら、男は寝室へと向かう。
バスローブから着替え、部屋の小さな灯りを灯し。机の前の椅子に座り、ふう、と息を。
――本当なら、もう少し小さなベッドで良かったのだけれど。
近くに見える、大きなベッドに視線を移せば、小さく、小さく笑い。年甲斐も無く、彼が此処へと来るのを楽しみにしている自分に、少々呆れもするけれど。]

……明日か、明後日か…、来週…来月。

[もしかしたら十年、二十年後かもしれない、と。朝に届いたあの二通のメールをもう一度開きながら、そんな呟きをひとつ。
この文面を見る限り、そう遠くないうちに会えるのだと、ついつい期待はしてしまっているのは事実だけれど。
――嗚呼、一日千秋の思いとは、こう言う事を言うのか、と。浮かんだその考えに、男は部屋で一人、小さく吹き出した。]


……まさかこの歳で、そんな初々しい事を考えさせられるとはな。
俺に責任を取れと言うなら…取ってやるとも。
だが、君にも取って貰うぞ…ヨハン。

[画面に浮かんだその名を、慈しむように指でなぞり。呟いた"恨み言"は、彼には届きようも無いけれど。]


[――嗚呼、嗚呼。彼をもしも再び、この腕の中へと迎える事が出来たのならば。
そうしたら、今度こそ。嘘偽り無く、きっと離しはしないのに。
移ろう月のように、この気持ちは決して変わったりはしない。例え彼がここに来るのが十年の後だとしても、百年の後だとしても。
この生ある限りは、焦がれに焦がれながらも彼の姿を待ち続けてやろうと。]

――……我ながら、執念じみている。
だが、余りに来ないようなら…迎えに、行ってしまいそうで怖いよ。

[クツ、と一つ喉を鳴らし、キチリと響いた指からは細い糸がたらりと垂れて。
獲物が巣に掛かるのを待つではなく、待ちきれずに獲物を追い掛けて行くなどと、何とも《蜘蛛》らしくは無いとは思いつつも――それもまた悪くない、と。]

……綺麗な月だ。

[そんな想いを胸に密かに滲ませて、男は部屋の灯りを消す。
窓に見える仄かな月の姿にあの白を重ね、愛おしいあの姿を重ね。
"嗚呼今宵の月は何と美しいのだろう"、と。
――そんな事を、思いながら。]*


ー回想•昨晩、一時過ぎー


[気がついたら銀河鉄道に乗っていた。


(…気がついてみると、さっきから、ごとごとごとごと、ジョバンニの乗っている小さな列車が走りつづけていたのでした。ほんとうにジョバンニは、夜の軽便鉄道の、小さな黄いろの電燈のならんだ車室に、窓から外を見ながら座すわっていたのです。)



ベネットは窓の外を見た。ああほんとうにまるで銀河鉄道の夜みたいに、ジョバンニみたいに、青白く光る銀河の岸に、銀いろのすすきがもうまるでいちめんさらさら さらさらと波を立てていたので、ここは銀河鉄道だった。

銀河ステーションもカムパネルラも、黒曜石でできたりっぱな地図もないけれど、ここは銀河鉄道だった。


銀河鉄道だった。


銀河鉄道ーーー…?



[はた、とベネットはそこで思いとどまった。そうだ自分は、黒髪の少年と、銀色の少女とバイトの話をして、それから…………それから?

うんうんと思い出そうとしても、しろいもやがかかったようで思い出せない。目をつぶれば暗闇にちりばめられた緑や橙や青の光がじゃまをして、なんにもわからないのだった。

ああでも、容姿がほんとうに少女がカムパネルラで、少年がジョバンニのようだ。二人が来たから、もしかしたら二人の今生の幸いのために自分が代わりに連れ去られてしまつたのかもしれない。
なんて、馬鹿馬鹿しいけれど。

不思議と逃げ出したいとは思わなかった。ただただ、放置して来てしまった二人のことが心配だった。困惑しているだろう。嗚呼ヤニクとの約束も、こちらが破ってしまった。性格がよろしいとは言えない彼だから、怒っているかもしれない。本をどれでもひとつもっていっていいから赦してくれないだろうか。伝える機会もないけれど。


メモを貼った。


【人】 奇跡の子 カリュクス

[どれだけの時間、言葉を重ねただろうか。
ぽつり、ぽつりと重ねられた言葉。時計の音。
その二つが合わさって、部屋の空気まで埋め尽くされる。
そんな想像をすれば、物語の中に引き摺り込まれそうで

霧を払うようにふるりと体を震わせる。
時計を見れば、針はもうだいぶ進んでいて
旅立つ時間だと知らせていた。]

 私も。ベネットさんを探すことにします。

 ジャニスさんも………どうか。
 貴方の望む人とともに過ごせますように。

[祈りにも似た言葉を捧げ空を見る。
茜色は紺碧へと徐々に染まって行く。

そして――――
ジャニスが外へと向かうのならば、彼の背を見送って
その姿が見えなくなった頃、自らも旅の支度を始めただろう]*

(310) 2014/10/09(Thu) 00時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 00時頃


汽車のなかに自分はひとりだ。

カムパネルラが姿を現さなければ、ジョバンニはずっと、ずうっと、白鳥の停車場にも、プリオシン海岸にもいけず、北十字も見られず、鳥を捕る人にも会えずにくらい銀河のなかを走り続けてゆかねばならないのかもしれなかった。]


ひとは誰もが、自分だけのカムパネルラを探している


[そう喩えたのは誰だっただろう。自分の暗闇を照らす唯一の光を、照らして手を伸ばしてくれる誰かを探している。

そのカムパネルラが、どこまでもゆこうと言った途端に消えてしまうのだ。銀河鉄道は、そうゆうことを表しているのであり、カムパネルラもまた、人間だったのだ。

賢治のカムパネルラは妹のトシだった。


カムパネルラーーー信仰を一つにするたったひとりのみちづれが消えてしまうそのことに、何度胸を打たれただろう。

黄玉(トパーズ)や青宝玉(サファイア)を散りばめたような賢治の世界が、窓の外に広がっている。



孤独の散乱する、綺麗な空だった。


けれども自分には、カムパネルラはいないのだ。
いつだって、いまだって。



このまま何処へゆくんだろう。


大声で泣いた。少しだけ笑った。

このまま何処かへゆくんだろう。



ことんことんと、振動音だけが響いていく。]


【人】 奇跡の子 カリュクス

―夜・住宅街―

[星がチラチラと瞬く紺碧を見つめ、ゆっくりと歩き出す。
お守りのように空色のタオルを握って。

ケープは家に置いてきたから、翼は剥き出しのまま。
群青色の闇の中、はっきりと見える白い翼。そこにヒヤリとした夜気を感じ、静かに口角を上げる。

この翼を外で広げたのは初めて。
そんなことに今更気がついた。

そして、出かける前にもう一度―――と端末を開き、そこにある名前>>271にふわりと笑った]

(319) 2014/10/09(Thu) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

――――――――――――――
差出人:カリュクス
宛先:ヤニクさん
――――――――――――――
暖かいアップルパイとアイス
20xx年 10月3日
――――――――――――――
ワインですか。お酒はまだ飲んだことがないんです。
鳥だから。そう理由をつければ、果物をたくさん買う言い訳になるでしょう?
果物は実はけっこう高価ですから。

アップルパイ…大好きです。
バニラアイスを添えると、甘酸っぱさと
アイスの冷たい甘さが合わさって、とても楽しいのです。
これが、ヤニクさんのさっきの通信にあった
『好きな物しか選ばない』と似たような現象かもしれませんね。
でも、ごめんなさい。
明日はちょっと、戻って来られないかもしれないです。

(320) 2014/10/09(Thu) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

前にヤニクさんが教えてくれたように
翼がなくても歩けるのなら、自分の足で空に近づいてみようかと。
与えられた翼で飛べない空を眺めるよりも
頼りなくても歩ける足で、空に近づいた方がいい時もあるみたいですから。

私の聴力とヤニクさんの目。
そういえば、狼は夜行性でしたね。
確かにそうすれば、見つかるかもしれないです。
でもその前に出来るだけ、自分の足で―――

そうしないと、飛べないばかりか足まで弱ってしまいますから。
飛べなくて歩けなくなったら、食べられるしかないでしょう?
鶏ならばそれでも役に立てますが…カナリアだと。

(321) 2014/10/09(Thu) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

冬の空を選んだのは、どの季節の物よりも、それが優しいと思ったから。
淋しくて優しい。矛盾していますが、そんな感じがするのです。
飛ぶのにも、地上で見つめるのにも。冬の空が一番優しいと。

夢の中での彼は…幸せだったとは私にはあまり思えないです。
楽しそうに語られたとしても。自分には身に覚えがないのですから…。
それでも幸せだと思えるのは
一年に一度、待ち続けた相手の笑顔が見られるからかもしれません。

とびきりの笑顔のために一年にの孤独に耐えるか、それとも他愛もない話や喧嘩をしながら一年をともに過ごすか…
ヤニクさんならどう思いますか?

追伸:
巣を作るのにいい場所が見つかったなら連絡しますね。
――――――――――――――――

(322) 2014/10/09(Thu) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[全てを打ち終えると送信を押す。
話が得意でない、人と関わることの苦手な自分。
そんな自分がこんなに長い文章を書いてしまう。
その奇妙さが面白くて。

やがて、実体のない手紙が空を飛んだなら
自らもまた歩き出し]

(323) 2014/10/09(Thu) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 カタタン ゴトトン カタタン ゴトトン

[どのくらい歩いただろう。
群青色の空だけが続き、身体も心もそれに染まったように思えた頃。

汽車のような音が聞こえ、じくじくと痛み始めた足を止めれば

暗闇の苦手な鳥。その瞳にも列車の姿ははっきりと捉えられて。

橙の灯りの灯る窓の中、ぼやりと深い色の髪が視え]

(333) 2014/10/09(Thu) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 やっと、逢えた―――

[飛べないはずの翼を懸命にはためかせれば、ふわりと目眩にもにた感覚。

夢の中で飛ぶのより、もっと心許ないその感覚。
堕ちてしまわないうちに。と、何度も羽ばたきを繰り返し、列車へと――――

 コン コン コン
  コン コン コン

窓を叩くノックの音が、彼には聞こえただろうか]*

(334) 2014/10/09(Thu) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―回想・家を出る直前―

[忘れ物はないか。と辺りを見回した時、目に止まったのは黒い傘。
道すがら返しに行こうかと悩んだけれど、
暗くなった今、明確な『目的地』に辿り着くのは不可能な気がして
代わりに一つ、通信を送る]

(339) 2014/10/09(Thu) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

――――――――――――――
差出人:カリュクス
宛先:シメオンさん
――――――――――――――
昨日はありがとうございました。
20xx年 10月3日
――――――――――――――
昨日は傘を交換してくださって
ありがとうございました。
しばらく急な用事で出かけないといけないので
返しに行くのが遅くなってしまいそうです。

シメオンさんがもしよければ、うちの玄関に
扉を開けてすぐのところにありますので

(340) 2014/10/09(Thu) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

扉の鍵はあいているので、
ご自由にはいっていただければ助かります。

家の場所は地図を送りますね。

勝手なお願いで本当にごめんなさい


  [添付ファイル.地図jpg]
――――――――――――――――――

[手短にメールを打ち終えると
傘立てに傘を置き、住宅街を歩き出した]

―回想・了―

(341) 2014/10/09(Thu) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

――――――――――――――
差出人:カリュクス
宛先:ヤニクさん
――――――――――――――
ありがとう。
20xx年 10月3日
――――――――――――――
少しだけですが
私、飛ぶことができましたよ。

この分ならいつかは
囀れなくても唄えるかもしれません。

そのときには、約束の
私の好きな曲を――――

たくさん練習しておきます。

またいつか、お話できる時まで。

(343) 2014/10/09(Thu) 01時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 01時頃


[月の光の差し込める薄闇の中、ぼんやりと月を眺めてどれ程の時間が経っただろう。
傍に置いた懐中時計の針を見たのなら、思いの外時間が過ぎていて――"とんだ時間泥棒だ"、と月に喩えたかの人へと捧げる恨み言を胸に。
そうして漸く、その月から目を離したのであれば。図ったように、携帯端末が音を立てて震えはしただろうか。]

……、土産か。
それは嬉しい。どんな時計を…贈ってくれる?

[そろそろ見慣れたその名とアドレスに、知らずのうちに顔を綻ばせ。返信の代わりにぽつりと言葉を零しながら、眉を寄せて目を伏せる。
――嗚呼、折角。今宵の月が、恋しさをほんの僅かにだけ慰めてくれたと言うのに。
このタイミングで送って来るとは…これじゃあ本当に、ひと時たりとも彼を浮かべぬ事など出来ないじゃあないか。]



………、あの時は、太陽が昇らなければ良いと思ったものだが。

[あの夢の一夜へと、想いを馳せて。あの時話したささやかな趣味の話を、彼が覚えてくれていた事に歓びを。
彼のくれるという時計は、果たして如何なるものなのだろう。年甲斐も無く踊る心を宥める気など、今はとてもありはしなくて。
全て置いて来たあの時計達も、また集め直さねばなるまい。そしてその最初の一つが…彼からの土産であるのなら。
それは何と、幸せな事だろう。]

……今は、太陽が昇るのが…何よりも、待ち遠しいよ。

[呟いた声に、最早皮肉も余裕もありはしない。只々その身を焦がす恋しさだけを滲ませて、最後にひとつ呟いた名は、月明かりの中へと溶けて行きはしただろうか。]*


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注目:カリュクス 解除する

処刑者 (3人)

カリュクス
7回 (4d) 注目

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