人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[夢をみた。
幸せな夢だ。

孤児院で暮らしていた、昔の夢。
皆と再び暮らし始める、未来の幻。

とても幸せな夢だった。
皆、笑ってた。]


[手を伸ばせば、届くと思ってた。


でも、結局届かないまま。
夢から醒めて。
二度と醒めない深い深い眠りへと――。**]


メモを貼った。


[――声が聞こえた。
それは、今は亡き友の声だ。

振り返る獣の双眸に映るのは、
夜刀に貫かれ、既に事切れた二人の亡骸。

背中を預けることの出来た友は、もういないのだと改めて思い知り。
片手で顔を抑え、ああ、――と、息を吐いた。

けれど、背に置かれた手から、ぬくもりが伝わる気がして、
獣の瞳が微かに揺れた]


[たとえこの声が、友の死を悼み、
後悔する己の心が生み出した幻だって構わない] 

 ……違えよ。
 
 お前が役立たずだなんて、そんなこと、あるかよ。

 サミュエルがいてくれたから、
 俺はいつも前だけ向いて、戦えたんだ。

[立ち尽くしたまま、悔しそうに紡がれる言葉に応える]



 ――なあ、前に畑で話したこと覚えてるか?

 あんだけ心配してくれたってのに、
 俺はあの言葉を無碍にしちまうどころか
 お前に全部押し付けた挙句、無様晒しちまった。

 金色野郎にだって、結局手は届かなかったってのによ。

 
 なのに、……今でも、お前は、
 こんな俺を認めて、信じてくれるんだな。
 
 本当にお前は、昔から変わらねえ、お人よしだよ。

[口元が自嘲の笑みに歪んだ]




 そうだな。
 俺も、……楽になりてえよ。

[金色の鬼は斃れた。もう、家族を脅かす敵はいない。
もう、獣の――周の役目は終わったのだ。

だから――]

 ……なあ、サミュエル。
 連れていって、くれないか。

[いなくなってしまった、皆のところへ。
怒りと憎しみに突き動かされずにすむ、その場所へ。

連れていってくれと――疲れ果てた獣は、帰ろうと誘う友の声に希う*] 


メモを貼った。




 周……うん、もちろんだべ。
 おまーもこっぢにくるどいい。

[そう告げてから、
 まるで死霊だと思う。
 でも、周は本当に苦しそうだから、

 それは、為したいと思った。

 リーを殺し、マユミを殺し、そして、今、周も殺す。
 願っていることとは逆のこと、
 でも、都合がいいかもしれないけれど、

 それも、彼らの安らぎならば]

 ん……わがっだ。
 今度こそ、連れていくだ。


[獣の背を手で押して、
 誘う場所は、

 その獣の身体を焼き尽すに十分な油のある場所。
 ガソリンにまみれたあとの身体なら、
 生き残りの兵士が撃ち込む弾丸数発で、それは容易く発火し、爆発を起こすだろう。

 その怪物になった身体は、すべて焼けてしまえばいい。
 周は怪物ではない。
 心臓も脳髄も、すべてが、焼き尽くされればいい。

 心の底からそう思って、
 周を誘う]





[その背後に付き添っているだろうマユミはそれをどう思っただろう。
 でも、もう、周の背を撫ぜる手は、周を死に導くだろう。

 いや、人間に返すのだ。
 もう、きんいろの慰みに、玩具にさせたくはない。

 きんいろでなくても、その他の妖に、もう、周が縛られることがないように]





 おかえりだ。周。



[周が激しい抵抗をしないならば、
 そう告げて、帰ってきた友に手を差し出す。*]


メモを貼った。


【人】 落胤 明之進

 は――、ふ

[意識はぼんやりとしたままだ。

 誰とも見分けのつかない紅に溺れながら
 誘惑に逆らって、きわめて事務的に事を為そうと。
 口を開けた牙。弱く噛みついた。
 自ら地に縫いとめる両手が自制の証]

 ん。ぐ……けほっ

(14) 2014/02/22(Sat) 20時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/22(Sat) 20時頃


メモを貼った。


 ……ああ、行こうか。

[サミュエルの手に背を押され、獣は歩き出す。

誘う声が本当に友のものなのか、
或いは、後悔が生み出した幻に過ぎないのか、もう分からない。

けれど、どちらでも構わないと思った。

斃すべき敵は既に無く。
疲れ果て、ただ安らぎだけが欲しかったから]


[鬼は果て、呪縛は潰えた。

黄金の鬼に運命を歪められても、
彼らは此処まで来れたのだから。

その命尽きるときまで、彼らは彼らのまま、
歩き続けることができる筈だ。

――そう信じて、獣は小さく笑った]


[ひとりでは――

そんな声が聞こえた気がして
一度だけ、生き残った仲間達を振り返り、目を細める]
 
 じゃあな。
 ……お前らは、負けんじゃねえぞ。

[獣の面に浮かぶ色は果たして*]


メモを貼った。


【人】 落胤 明之進

[頭を押さえる手によって半ば無理に掛かる牙が、
 薄い皮膚に刺さって血を流させる。>>15
 舌にのる味は思った通りで、ただ、
 上手く飲み込んで行けない。]

 ――う、んんっ……ゲホッ……

 ぁや、もう、良……大丈夫。だから

[息苦しさを厭う。喉を反らして呼吸を求めた]

(17) 2014/02/22(Sat) 21時頃

メモを貼った。


[――今にして思えば、
黄金の鬼に運命を歪められた子供たちの中で、
周が一番心弱かったのかも知れない。

戦い以外に生きる術を知らなかったから
その理由を失えば、容易く折れてしまうしかなかった]


[だから――誰かに必要とされたかった。
戦う理由が欲しかった。

真弓が言うように、零瑠が自分を必要としていたのなら、
甘さに付け込まれた結果、獣と成り果てたのだととしても、

――それでも良かったのだ]


[仲間達は、手の付けられない暴れ者だった自分を受け入れ
必要とさえしてくれた。

ヒーローを仰ぎ見るような憧憬の眼差し。
子分にしてくれと、慕う言葉。
寂しさを見かね、重ねられた手。

他の家族を裏切ることになっても、
自分を傍に置こうとした哀切。

欲しいものは此処にあった。
充分に与えられた。

――けれど、与えてくれた皆に、
報いることはとうとう出来なかった]


【人】 落胤 明之進

[ひととき視界にあった零瑠の姿は、>>18
 彼自身も満身創痍のまま、始祖の骸を攫って去った。
 恐らく家族の誰よりも多くその血を受けて、
 誰よりも深く仕えた姿に、

 断裂を見る。]

 ……零瑠君――

[重ねたかったものは散り散りで、引き留める事も叶わない]

(30) 2014/02/22(Sat) 22時半頃

[生を擲ち死を選ぶ弱さを、疲れ果てた周は受け入れる。

昔、約束を交わした少女は、
寂しさに声を震わせていたけれど、その弱さを赦してくれた。>>*2

それに、共に在るときは常に自分の背を守り続けてくれた友が。
周が生き延びることを、誰よりも望んでくれた友が、一緒に帰ろうと導いてくれるのだから。

――きっとこれでいいのだ*]


【人】 落胤 明之進

[絢矢の腕から解放されれば、覗き込む目に合わせた。>>25
 朝日はまだ少し低い位置にあって眩しく――
 逆光の影に菫を見る。]

 大丈、夫。

[どうにか口端を上げて笑みを示した。
 だが、その表情が安堵に緩んだ次の瞬間、
 抱きとめられていた背がずるりと滑って、
 血溜まりへと無様に肘をつく。>>26

 つっ……

[傍らに顔を向け、目を瞠る。]

 ――――絢矢!

(35) 2014/02/22(Sat) 23時頃

メモを貼った。


【人】 落胤 明之進

 血……を、止、めないと、 リッキィっ

[手助けを求めて、リカルダを呼ぶ。
 引きちぎられた右手首、血の溢れた左肩。
 押さえつけて止めなければ、人間の身から失われた血は
 吸血鬼よりもずっとずっと取り戻すのが難しい。

 ジャニスの姿はまだその場所にあっただろうか]

 ……助けて……

[あるいは吸血鬼の始祖が潰えた事によって、
 他の守護部隊が残党を狩りに現れるかも知れないが。]

 家族を、助けて下さい……!

[――果たして、鬼の嘆願に耳を傾ける事があるものか?]

(38) 2014/02/22(Sat) 23時頃



[周にとって、なにが一番幸いなのか。
 もしかすると、自分の与えようとしているものは間違っているかもしれない。
 でも、もう、それよりも、なによりも、彼に安らぎを。
 友として、彼になによりのねぎらいを。
 それが、死というものであっても]

 周、おでは…
 絶対おまーはかえっでぐるっで信じてただ。

[周の身体が尽きれば、その魂を引き出すように手を引っ張りだして、その肩を叩き、髪をぐしゃりかき混ぜた*]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 落胤 明之進

 何を、言うの。大丈夫なわけ――

[血混じりの声は余りに危うく、聞き落としそうになる。
 ついさっきまで苦痛に塗れていた絢矢の顔から、
 不意に何かが欠け落ちたのを見て、
 今度はこちらが表情を歪める番だった。]

 …………絢矢。

[左手に身を寄せる。その手には黒い刃があって]

(55) 2014/02/23(Sun) 00時頃

メモを貼った。


【人】 落胤 明之進

 やめて……

[これが。

 ――この流される血が、人に触れることの罪だ。]

 や、めてよ――!

[過ぎた朝焼けは戻らず、足元の海はより紅く、
 最後に望みを砕いたものは、己が寄り添う小さな温*]

(63) 2014/02/23(Sun) 00時半頃

メモを貼った。


[今でも覚えている。

春、皆で摘んだ花のにおいと一緒に作った蓬餅の味。
夏、隙間から入ってきた虫と女の子たちの悲鳴。
秋、集めた落ち葉と焼き芋が焼けるまで待つあの期待。
冬、薄くて硬い布団の中でくっついていた互いの体温。

忘れたことは、一度もない。]


[醒めないで欲しいと思った夢。
取り戻したかった過去。

掴めなかった、未来。**]


メモを貼った。


[サミュエルが周へかける言葉を傍らで感じていた。
そのやりとりも、すべて。聞くつもりなどなくても、
その手は離れないのだから仕方ない。

だから]

……あなたはきっと、強くなれたはずなのに。

[同じ言葉は少しだけ、悲しげに。
少年たちに卑怯者だと言葉を投げつけたあの頃と、
零瑠を糾弾する言葉を投げた今と何の違いもない。

彼は自分がほしいものを持っていた。
“家族”を守る、力。それを行使する自由。

だから歯がゆく、だから悔しい。
当人にそんな様子が見えねば尚]


メモを貼った。


[感じる意識は、
いまある命と消え行く鼓動に向けて。

明乃進とリカルダと零瑠と――絢矢。
他の皆はみな死んでしまったのだろうことを知る。
それでも、自分の願いは姉のくれた刃という形で託せた、それは成就したのだろう。

願うべく幸いはどこにあるのだろう。
鬼とならなかった家族が皆死んでしまっては、
鬼である彼らの幸いが見つからねば、
父を殺したかった意味も、失われたに等しい。

見知らぬ人の安寧など、帝都の平穏など知らない。
――本当は、傍らに感じる彼の存在だって、生きて幸せでいてほしかった]


メモを貼った。


落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/23(Sun) 01時半頃


メモを貼った。


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